JPH09245250A - キャッシュドロワ - Google Patents

キャッシュドロワ

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JPH09245250A
JPH09245250A JP5579596A JP5579596A JPH09245250A JP H09245250 A JPH09245250 A JP H09245250A JP 5579596 A JP5579596 A JP 5579596A JP 5579596 A JP5579596 A JP 5579596A JP H09245250 A JPH09245250 A JP H09245250A
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JP
Japan
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control signal
opening
control unit
drawer
data transmission
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Application number
JP5579596A
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English (en)
Inventor
Yasushi Aoki
康 青木
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御ユニット側へレイアウト的不利等を与えず
かつ低コスト化を図る。 【解決手段】ドロワケース11側の直列データ伝送用イ
ンターフェイス35と制御ユニット2側の直列データ伝
送用インターフェイス5とをケーブル36で接続し、直
列データ伝送用インターフェイス35の制御信号用端子
35Sとソレノイド用コイル24Cの正極端側との間に
制御ユニット2から正極(+12V)の制御信号RTS
が入力された場合に駆動電源を生成可能な駆動電源生成
回路34を設け、開閉素子を形成するトランジスタ32
のベースを制御信号用端子35Sに接続するとともにそ
のコレクタを逆流防止用のダイオード33を介して制御
信号用端子35Sに接続し、制御ユニット2から入力さ
れた正極の制御信号RTSで駆動電源を生成しかつ負極
(−12V)の制御信号RTSを開放信号としてキャッ
シュボックス12を突出開放可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御ユニットから
開放信号が入力された場合に駆動電源を利用してキャッ
シュボックスをドロワケースから突出開放可能に構成さ
れたキャッシュドロワに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子キャッシュレジスタ型の商
品販売登録データ処理装置は、商品登録機能,会計処理
機能等々を有し、複雑な商品販売業務を迅速かつ正確に
できる。図5において、かかる電子キャッシュレジスタ
1Pは、制御ユニット2Pと入力部8と出力部9とを具
備してなる。制御ユニット2Pは、専用コンピュータあ
るいは汎用のパーソナルコンピュータ(パソコン)を利
用して構築される。入力部8には、キーボード,スキャ
ナ,カードリーダライター等が含まれるが、スキャナや
カードリーダライターは設ける場合と設けない場合があ
る。出力部9には、表示器,プリンタ等が含まれるが、
例えば表示器はキャッシャー用表示器および顧客用表示
器の双方が設けられる場合と1つをキャッシャーと顧客
とで共用する場合とがある。また、プリンタはジャーナ
ルおよびレシートの双方を印字可能に構築される場合と
レシート印字のみとして構築される場合がある。なお、
3は駆動電源用端子で、4は制御信号用端子である。
【0003】しかし、どのような構成であっても、キャ
ッシュドロワ10は必ず設けられている。しかも、ドロ
ワ自動開放装置(20,30P)を設け、会計処理機能
の実行に際してドロワを自動開放可能に形成されてい
る。
【0004】すなわち、キャッシュドロワ10は、図3
に示す如く、通常、制御ユニット2Pの筐体の下方に配
設されるドロワケース11と,このドロワケース11に
Y方向に2点鎖線で示すように突出開放可能およびその
逆方向に点線で示すように没入閉鎖可能に装着されたキ
ャッシュボックス12とからなる。このキャッシュボッ
クス12には、複数の札収容マネーケースとコイン収容
ケースが設けられている。
【0005】ドロワ自動開放装置は、ドロワケース11
内に設けられた図4に示す機構部20および図3,図5
に示す開放制御回路30Pから形成されている。すなわ
ち、機構部20は、レバー22をピン21を中心に図4
で時計回転方向に回動させると、その先端が2点鎖線で
示すようにキャッシュボックス12の後端側に一体的に
形成された係止部13から外れる。すると、スプリング
27の付勢力が働き、キャッシュボックス12をY方向
に自動的に突出開放できる。なお、キャッシュボックス
12の先端側からY方向と逆方向へ外力を加えることに
より、係止部13が実線で示す位置にあるレバー22の
先端に係合され、没入閉鎖状態を保持できる。
【0006】ソレノイド24はドロワケース11の後端
側内面に固定され、ロッド25の先端はピン26を介し
てレバー22の後端に設けられた長孔23に嵌挿連結さ
れている。図5に示すソレノイド用コイル24Cを励磁
してロッド25を2点鎖線で示す方向に引張ることによ
り、レバー22の先端を2点鎖線で示す方向に回動させ
ることができる。
【0007】ここに、開放制御回路30Pは、図5に示
す如く、ソレノイド用コイル24Cと開閉素子(トラン
ジスタ)31とを制御ユニット2P側の駆動電源用端子
(駆動電源)3に直列接続し、そのベースを抵抗R1を
介して制御ユニット2P側の制御信号用端子4に接続し
てなる。
【0008】したがって、会計処理機能を実行する際の
適時に、制御ユニット2P側から開放信号Sを出力(H
レベル)すれば、トランジスタ(31)がONとなり、
このON状態によりソレノイドコイル24Cを励磁つま
りソレノイド24を動作させることができる。これによ
り、キャッシュボックス12をドロワケース11から図
3,図4でY方向に突出開放させることができるわけで
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のドロ
ワ自動開放装置(20,30P)は、開放信号Sの場合
と同様に、ソレノイド24(コイル24C)を励磁する
ための駆動電源も当然に制御ユニット2Pからドロワケ
ース11内の開放制御回路30Pへ供給されるものとし
て構築されている。
【0010】しかるに、商品販売登録データ処理装置の
構成は一層の普及拡大に伴い千差万別化している。特
に、制御ユニット2Pを汎用パソコンを利用して構築す
る場合も多い。しかし、汎用パソコンを利用して構築す
る場合は、パソコン(2P)側にドロワ10のための駆
動電源を設ける改変をしなければならず、レイアウト
的、コスト的に大きな負担となっている。最悪的には、
独立装置としての駆動電源を別個に設けなければ,ドロ
ワ10を自動開放できない場合も発生している。もとよ
り、専用コンピュータから構築する場合も、専用コンピ
ュータ内から駆動電源を一掃できるなら一層の小型軽量
化および低コスト化を図れる。
【0011】本発明の目的は、制御ユニット側へレイア
ウト的不利等を与えずかつ低コストのキャッシュドロワ
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャッシュボ
ックスの突出開放は会計処理の実行の際にかつ一時的に
行われる。つまり、他の機器(表示器,プリンタ等)と
異なり常時的にかつ長時間に渡って突出開放可能なスタ
ンバイ状態を確立維持しておく必要性がないというドロ
ワの固有的技術事項に着目し、キャッシュボックスを突
出開放させるための開放信号の極性と反転させた非開放
信号を利用しかつドロワケース側でその駆動電源を生成
可能にしたものである。
【0013】すなわち、請求項1の発明は、制御ユニッ
トから開放信号が入力された場合に駆動電源を利用して
キャッシュボックスをドロワケースから突出開放可能に
構成されたキャッシュドロワにおいて、前記制御ユニッ
トを前記開放信号を出力しない場合に前記開放信号の極
性を反転させた非開放信号を出力可能に構成するととも
に、前記ドロワケース側で入力された非開放信号を利用
して前記駆動電源を生成可能に構成した、ことを特徴と
する。
【0014】かかる構成の発明では、例えば商品登録処
理中に制御ユニットは、開放信号を出力しなくともよい
ので、この開放信号の極性を反転させた非開放信号を出
力する。ドロワケース側では、入力された非開放信号を
利用して駆動電源を生成する。かくして、会計処理機能
の実行の際に、制御ユニットが開放信号を出力すると、
それまでに生成された駆動電源を用いてキャッシュボッ
クスを突出開放させられる。
【0015】したがって、制御ユニット側に専用の駆動
電源を内装させなくともよくかつドロワケース側との間
を駆動電源用ケーブルで接続しなくともよくなるので、
制御ユニット側にレイアウト的不利を与えずかつ低コス
ト化できる。
【0016】また、請求項2の発明は、駆動電源に直列
接続されたソレノイド用コイルと開閉素子とを含み、こ
の開閉素子が制御ユニットから入力された開放信号でO
N可能かつ開閉素子のON状態でソレノイドを動作させ
てキャッシュボックスをドロワケースから突出開放可能
に構成されたキャッシュドロワにおいて、前記開放信号
が前記制御ユニットからその直列データ伝送インターフ
ェイスおよび前記ドロワケース側の直列データ伝送イン
ターフェイスを介して入力された制御信号から形成され
かつこの制御信号の極性が反転された状態で前記駆動電
源を生成可能に形成した、ことを特徴とする。
【0017】かかる構成の発明では、例えば商品登録中
に制御ユニットは、開放信号を形成する制御信号の極性
を反転させた制御信号(非開放信号)を直列データ伝送
インターフェイスを介してドロワケース側に出力する。
ドロワケース側では、この制御信号(非開放信号)を利
用して駆動電源を生成する。一方、会計処理機能の実行
の際には、制御ユニットからドロワケース側に制御信号
(開放信号)が入力されると、それまでに生成された駆
動電源を用いてキャッシュボックスを突出開放する。
【0018】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏し得る他、さらに直列データ伝送インタ
ーフェイスを介して入力される制御信号を利用して駆動
電源を生成するものと形成されているので、制御ユニッ
トを汎用パソコンからかつ改変を加えることなく構築す
ることが容易となる。
【0019】また、請求項3の発明は、駆動電源に直列
接続されたソレノイド用コイルと開閉素子とを含み、こ
の開閉素子が制御ユニットから入力された開放信号でO
N可能かつ開閉素子のON状態でソレノイドを動作させ
てキャッシュボックスをドロワケースから突出開放可能
に構成されたキャッシュドロワにおいて、前記ドロワケ
ース側の直列データ伝送用インターフェイスと前記制御
ユニット側の直列データ伝送用インターフェイスとをケ
ーブルで接続し、前記ドロワケース側の直列データ伝送
用インターフェイスの制御信号用端子と前記ソレノイド
用コイルの正極端側との間に前記制御ユニットから正極
の制御信号が入力された場合に前記駆動電源を生成可能
なコンデンサを含む駆動電源生成回路を設け、前記開閉
素子を形成するトランジスタのベースを制御信号用端子
に接続するとともにそのコレクタを逆流防止用のダイオ
ードを介して制御信号用端子に接続し、前記制御ユニッ
トから入力された正極の制御信号で前記駆動電源を生成
しかつ負極の制御信号を前記開放信号としてキャッシュ
ボックスを突出開放可能に構成した、ことを特徴とす
る。
【0020】かかる構成の発明では、ドロワケース側の
駆動電源生成回路は、制御ユニットから直列データ伝送
用インターフェイス,ケーブル,直列データ伝送用イン
ターフェイスを介して正極の制御信号が入力されている
間に、駆動電源を生成する。一方、正極の制御信号を極
性反転した負極の制御信号が入力されると、これを開放
信号として開閉素子を形成するトランジスタがON状態
となる。したがって、駆動電源生成回路からソレノイド
用コイルの正極端側に駆動電源電圧が印加されるので、
ソレノイド用コイルおよびトランジスタに電流が流れ、
ソレノイドを動作させられる。つまり、キャッシュボッ
クスを突出開放できる。
【0021】よって、請求項1の発明の場合と同様な作
用効果を奏し得る他、さらに駆動電源生成回路が生成し
た駆動電源をコンデンサで保持可能に形成されているの
で、安定した突出開放を行える。
【0022】請求項4の発明は、駆動電源に直列接続さ
れたソレノイド用コイルと開閉素子とを含み、この開閉
素子が制御ユニットから入力された開放信号でON可能
かつ開閉素子のON状態でソレノイドを動作させてキャ
ッシュボックスをドロワケースから突出開放可能に構成
されたキャッシュドロワにおいて、前記ドロワケース側
の直列データ伝送用インターフェイスと前記制御ユニッ
ト側の直列データ伝送用インターフェイスとをケーブル
で接続し、前記ドロワケース側の直列データ伝送用イン
ターフェイスの制御信号用端子と前記ソレノイド用コイ
ルの負極端側との間に前記制御ユニットから負極の制御
信号が入力された場合に前記駆動電源を生成可能な駆動
電源生成回路を設け、前記開閉素子を形成するトランジ
スタのベースを制御信号用端子に接続するとともにその
コレクタを逆流防止用のダイオードを介して制御信号用
端子に接続し、前記制御ユニットから入力された負極の
制御信号で前記駆動電源を生成しかつ正極の制御信号を
前記開放信号としてキャッシュボックスを突出開放可能
に構成した、ことを特徴とする。
【0023】かかる構成の発明では、請求項3の発明の
場合と比較して、駆動電源生成回路は、正極の制御信号
を開放信号としてソレノイドを動作させ、極性反転され
た負極の制御信号で駆動電源を生成する。したがって、
開放信号の極性が請求項3の発明の場合と異なるが、請
求項3の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)本キャッシュドロワ10は、基本的
構成(11,12,20)が従来例(図3,図4)の場
合と同様とされているが、図1に示す如く、ドロワケー
ス11側の直列データ伝送用インターフェイス35と制
御ユニット2側の直列データ伝送用インターフェイス5
とをケーブル36で接続し、直列データ伝送用インター
フェイス35の制御信号用端子35Sとソレノイド用コ
イル24Cの正極端側との間に制御ユニット2から正極
(+12V)の制御信号RTSが入力された場合に駆動
電源を生成可能な駆動電源生成回路34を設け、開閉素
子を形成するトランジスタ32のベースを制御信号用端
子35Sに接続するとともにそのコレクタを逆流防止用
のダイオード33を介して制御信号用端子35Sに接続
し、制御ユニット2から入力された正極の制御信号RT
Sで駆動電源を生成しかつ負極(−12V)の制御信号
RTSを開放信号としてキャッシュボックス12を突出
開放可能に構成されている。
【0025】図1において、電子キャッシュレジスタ
(図示省略)の制御ユニット2は、汎用パソコンから形
成され、商品登録機能,会計処理機能等を実行可能であ
る。会計処理機能の実行に際し、標準装備された直列デ
ータ伝送用インターフェイス(例えば、RS−232
C)5の9ピンD−subコネクタの制御信号用端子
(ピン7)5Sから+6〜+12V(この実施形態では
+12V)の制御信号〔RTS(Request To
Send)〕を出力する。この際、のグランド用端子
(ピン5)5Gの信号GNDはグランドレベルである。
すなわち、正極(+12V)の制御信号RTSを開放信
号として出力する。この出力時間は、ソレノイド24を
動作させるに十分な時間であるが、一時期かつ短時間で
ある。
【0026】この短時間を除き、制御ユニット2は、負
極の制御信号(非開放信号)RTSを出力するものと形
成されている。すなわち、制御信号用端子5Sを−12
Vとしかつグランド用端子5Gはグランドレベルのまま
とする。
【0027】ドロワケース11内に収納された開放制御
回路30は、RS−232C方式の直列データ伝送用イ
ンターフェイス35(制御信号用端子35S,グランド
用端子35G)を介して接続された駆動電源生成回路3
4を具備する。
【0028】この駆動電源生成回路34は、制御信号用
端子35Sとソレノイド用コイル24Cの正極端側との
間に直列接続されたダイオードDおよび抵抗Rと、この
抵抗Rとソレノイド用コイル24Cの正極端側との間と
グランド用端子35Gとに接続されたコンデンサCとか
らなる。
【0029】開閉素子を形成するトランジス32は、エ
ミッタがソレノイド用コイル24Cの負極端側に接続さ
れ、コレクタは逆流防止用のダイオード33を介して制
御信号用端子35Sに接続されている。また、ベースも
抵抗R2を介して制御信号用端子35Cに接続されてい
る。
【0030】かかる構成の第1の実施形態では、会計処
理機能を実行する際の一時期を除き、制御ユニット2は
正極(+12V)の制御信号RTSを出力している。ド
ロワケース11側の駆動電源生成回路34は、ダイオー
ドD,抵抗Rを介しコンデンサCに充電しつつ駆動電源
を生成しかつそれを保持する。
【0031】この際、トランジスタ32はOFFであ
り、さらに逆流防止用ダイオード33が働くので、駆動
電源は保持されたままとなりかつソレノイド用コイル2
4Cは励磁されない。つまり、キャッシュボックス12
は没入閉鎖状態にある。
【0032】会計処理機能の実行に際し、制御ユニット
2から負極(−12V)の制御信号RTSが出力される
と、トランジスタ32がONとなる。この際、ダイオー
ドDが逆流防止するので、コンデンサCに充電された駆
動電源からソレノイド用コイル24C,トランジスタ3
2,ダイオード33に電流が流れる。
【0033】ソレノイド用コイル24Cに電流が流れる
とソレノイド24が動作し、図4に示すレバー22の先
端が係止部13から外れるとともにスプリング27の付
勢力が働く。したがって、キャッシュボックス12をY
方向に突出開放できる。この時点頃までには、制御信号
RTSは正極(+12V)側に極性反転されている。し
たがって、駆動電源生成回路34は充電を再開する。
【0034】しかして、この第1の実施形態によれば、
ドロワケース11側の直列データ伝送用インターフェイ
ス35と制御ユニット2側の直列データ伝送用インター
フェイス5とをケーブル36で接続し、直列データ伝送
用インターフェイス35の制御信号用端子35Sとソレ
ノイド用コイル24Cの正極端側との間に制御ユニット
2から正極(+12V)の制御信号RTSが入力された
場合に駆動電源を生成可能な駆動電源生成回路34を設
け、開閉素子を形成するトランジスタ32のベースを制
御信号用端子35Sに接続するとともにそのコレクタを
逆流防止用のダイオード33を介して制御信号用端子3
5Sに接続し、制御ユニット2から入力された正極の制
御信号RTSで駆動電源を生成しかつ負極(−12V)
の制御信号RTSを開放信号としてキャッシュボックス
12を突出開放可能に構成されているので、制御ユニッ
ト2側へレイアウト的不利等を与えずかつ大幅な低コス
ト化を図れる。
【0035】また、駆動電源生成回路34が生成した駆
動電源をコンデンサで保持可能に形成されているので、
安定した突出開放を行える。
【0036】また、開放信号がRS−232C方式イン
ターフェイス5の標準である負極(−12V)の制御信
号RTS利用するものとされているので、開放信号およ
び非開放信号の生成出力に関しても制御ユニット(パソ
コン)2側にいささかの改変を加えなくともよくかつコ
スト高を招かない。しかも、汎用パソコンのメーカー,
型式に制限されずに広く適用できる。
【0037】(第2の実施形態)本キャッシュドロワ1
0は、基本的構成(11,12,20)が従来例(図
3,図4)の場合と同様とされているが、図2に示す如
く、ドロワケース11側の直列データ伝送用インターフ
ェイス35と制御ユニット21側の直列データ伝送用イ
ンターフェイス5とをケーブル36で接続し、直列デー
タ伝送用インターフェイス35の制御信号用端子35S
とソレノイド用コイル24Cの負極端側との間に制御ユ
ニット2から負極(−12V)の制御信号RTSが入力
された場合に駆動電源を生成可能な駆動電源生成回路3
4を設け、開閉素子を形成するトランジスタ32のベー
スを制御信号用端子35Sに接続するとともにそのコレ
クタを逆流防止用のダイオード33を介して制御信号用
端子35Sに接続し、制御ユニット2から入力された負
極の制御信号RTSで駆動電源を生成しかつ正極(+1
2V)の制御信号RTSを開放信号としてキャッシュボ
ックス12を突出開放可能に構成されている。
【0038】すなわち、第1の実施形態とは異なり、開
放信号が正極(+12V)の制御信号RTSとされかつ
駆動電源生成回路34は負極(−12V)の制御信号
(非開放信号)RTSで駆動電源を生成可能に形成され
ている。したがて、両ダイオードD,33の向きが逆と
され、開閉素子を形成するトランジスタ32は正極の制
御信号RTSでONする。コンデンサCには電荷極性が
反転されて充電される。
【0039】しかして、この第2の実施形態によれば、
第1の実施形態の場合と同様な作用効果を奏し得る。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、制御ユニット
を開放信号を出力しない場合に開放信号の極性を反転さ
せた非開放信号を出力可能に構成するとともに、ドロワ
ケース側で入力された非開放信号を利用して駆動電源を
生成可能に構成されているので、制御ユニット側に専用
の駆動電源を内装させなくともよくかつドロワケース側
との間を駆動電源用ケーブルで接続しなくともよくなる
ので、制御ユニット側にレイアウト的不利を与えずかつ
大幅に低コスト化できる。
【0041】また、請求項2の発明によれば、開放信号
が制御ユニットからその直列データ伝送インターフェイ
スおよびドロワケース側の直列データ伝送インターフェ
イスを介して入力された制御信号から形成されかつこの
制御信号の極性が反転された状態で駆動電源を生成可能
に形成されているので、請求項1の発明の場合と同様な
効果を奏し得る他、さらに直列データ伝送インターフェ
イスを介して出入力される制御信号を利用して駆動電源
を生成するものと形成されているので、制御ユニットを
汎用パソコンからかつ改変を加えることなく構築するこ
とが容易となる。
【0042】また、請求項3の発明によれば、ドロワケ
ース側の直列データ伝送用インターフェイスと制御ユニ
ット側の直列データ伝送用インターフェイスとをケーブ
ルで接続し、ドロワケース側の直列データ伝送用インタ
ーフェイスの制御信号用端子とソレノイド用コイルの正
極端側との間に制御ユニットから正極の制御信号が入力
された場合に駆動電源を生成可能なコンデンサを含む駆
動電源生成回路を設け、開閉素子を形成するトランジス
タのベースを制御信号用端子に接続するとともにそのコ
レクタを逆流防止用のダイオードを介して制御信号用端
子に接続し、制御ユニットから入力された正極の制御信
号で駆動電源を生成しかつ負極の制御信号を開放信号と
してキャッシュボックスを突出開放可能に構成されてい
るので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る
他、さらに駆動電源生成回路が生成した駆動電源をコン
デンサで保持可能に形成されているので、安定した突出
開放を行える。
【0043】さらに、請求項4の発明によれば、ドロワ
ケース側の直列データ伝送用インターフェイスと制御ユ
ニット側の直列データ伝送用インターフェイスとをケー
ブルで接続し、ドロワケース側の直列データ伝送用イン
ターフェイスの制御信号用端子とソレノイド用コイルの
負極端側との間に制御ユニットから負極の制御信号が入
力された場合に駆動電源を生成可能な駆動電源生成回路
を設け、開閉素子を形成するトランジスタのベースを制
御信号用端子に接続するとともにそのコレクタを逆流防
止用のダイオードを介して制御信号用端子に接続し、制
御ユニットから入力された負極の制御信号で駆動電源を
生成しかつ正極の制御信号を開放信号としてキャッシュ
ボックスを突出開放可能に構成されているので、開放信
号の極性が請求項3の発明の場合と異なるが、請求項3
の発明の場合と同様な効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を説明するための回路
図である。
【図2】同じく、第2の実施形態を説明するための回路
図である。
【図3】従来例のキャッシュドロワを説明するための図
である。
【図4】同じく、機構部を説明するための図である。
【図5】同じく、開放制御回路を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 電子キャッシュレジスタ 5 直列データ伝送方式インターフェイス 5S 制御信号用端子 5G グランド用端子 8 入力部 9 出力部 10 キャッシュドロワ 11 ドロワケース 12 キャッシュボックス 20 機構部 22 レバー 24 ソレノイド 24C ソレノイド用コイル 27 スプリング 30 開放制御回路 32 トランジスタ(開閉素子) R 抵抗 33 ダイオード 34 駆動電源生成回路 D ダイオード R 抵抗 C コンデンサ 35 直列データ伝送方式インターフェイス 35S 制御信号用端子 35G グランド用端子 36 ケーブル RTS 制御信号(開放信号,非開放信号)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ユニットから開放信号が入力された
    場合に駆動電源を利用してキャッシュボックスをドロワ
    ケースから突出開放可能に構成されたキャッシュドロワ
    において、 前記制御ユニットを前記開放信号を出力しない場合に前
    記開放信号の極性を反転させた非開放信号を出力可能に
    構成するとともに、前記ドロワケース側で入力された非
    開放信号を利用して前記駆動電源を生成可能に構成し
    た、ことを特徴とするキャッシュドロワ。
  2. 【請求項2】 駆動電源に直列接続されたソレノイド用
    コイルと開閉素子とを含み、この開閉素子が制御ユニッ
    トから入力された開放信号でON可能かつ開閉素子のO
    N状態でソレノイドを動作させてキャッシュボックスを
    ドロワケースから突出開放可能に構成されたキャッシュ
    ドロワにおいて、 前記開放信号が前記制御ユニットからその直列データ伝
    送インターフェイスおよび前記ドロワケース側の直列デ
    ータ伝送インターフェイスを介して入力された制御信号
    から形成されかつこの制御信号の極性が反転された状態
    で前記駆動電源を生成可能に形成した、ことを特徴とす
    るキャッシュドロワ。
  3. 【請求項3】 駆動電源に直列接続されたソレノイド用
    コイルと開閉素子とを含み、この開閉素子が制御ユニッ
    トから入力された開放信号でON可能かつ開閉素子のO
    N状態でソレノイドを動作させてキャッシュボックスを
    ドロワケースから突出開放可能に構成されたキャッシュ
    ドロワにおいて、 前記ドロワケース側の直列データ伝送用インターフェイ
    スと前記制御ユニット側の直列データ伝送用インターフ
    ェイスとをケーブルで接続し、前記ドロワケース側の直
    列データ伝送用インターフェイスの制御信号用端子と前
    記ソレノイド用コイルの正極端側との間に前記制御ユニ
    ットから正極の制御信号が入力された場合に前記駆動電
    源を生成可能なコンデンサを含む駆動電源生成回路を設
    け、前記開閉素子を形成するトランジスタのベースを制
    御信号用端子に接続するとともにそのコレクタを逆流防
    止用のダイオードを介して制御信号用端子に接続し、前
    記制御ユニットから入力された正極の制御信号で前記駆
    動電源を生成しかつ負極の制御信号を前記開放信号とし
    てキャッシュボックスを突出開放可能に構成した、こと
    を特徴とするキャッシュドロワ。
  4. 【請求項4】 駆動電源に直列接続されたソレノイド用
    コイルと開閉素子とを含み、この開閉素子が制御ユニッ
    トから入力された開放信号でON可能かつ開閉素子のO
    N状態でソレノイドを動作させてキャッシュボックスを
    ドロワケースから突出開放可能に構成されたキャッシュ
    ドロワにおいて、 前記ドロワケース側の直列データ伝送用インターフェイ
    スと前記制御ユニット側の直列データ伝送用インターフ
    ェイスとをケーブルで接続し、前記ドロワケース側の直
    列データ伝送用インターフェイスの制御信号用端子と前
    記ソレノイド用コイルの負極端側との間に前記制御ユニ
    ットから負極の制御信号が入力された場合に前記駆動電
    源を生成可能な駆動電源生成回路を設け、前記開閉素子
    を形成するトランジスタのベースを制御信号用端子に接
    続するとともにそのコレクタを逆流防止用のダイオード
    を介して制御信号用端子に接続し、前記制御ユニットか
    ら入力された負極の制御信号で前記駆動電源を生成しか
    つ正極の制御信号を前記開放信号としてキャッシュボッ
    クスを突出開放可能に構成した、ことを特徴とするキャ
    ッシュドロワ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8502690B2 (en) 2009-01-05 2013-08-06 Seiko Epson Corporation Printer, cash drawer drive device, control method for a cash drawer drive device, and a control program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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