JPH09244772A - ディジーチェーン接続装置及びその方法 - Google Patents

ディジーチェーン接続装置及びその方法

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JPH09244772A
JPH09244772A JP8087031A JP8703196A JPH09244772A JP H09244772 A JPH09244772 A JP H09244772A JP 8087031 A JP8087031 A JP 8087031A JP 8703196 A JP8703196 A JP 8703196A JP H09244772 A JPH09244772 A JP H09244772A
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JP
Japan
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module
controller
signal
modules
daisy chain
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JP8087031A
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Inventor
Ryota Okada
良太 岡田
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Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディジーチェーン接続された複数モジュールの
うち、指定モジュールもしくは機能不能モジュールのみ
を、接続状態にある他のモジュールに影響を与えず、接
続ライン上から切り離す機能及び接続ライン上に組み込
む機能を有するディジーチェーン接続装置及びその方法
を提供すること。 【解決手段】従来のディジーチェーン接続する各々のモ
ジュールに、制御信号切り換え手段もしくは制御信号バ
イパス手段を付加する事により、接続された複数モジュ
ールのうち、指定モジュールもしくは機能不能モジュー
ルのみを、接続状態にある他のモジュールに影響を与え
ず、接続ライン上から切り離し及び接続ライン上に組み
込む事ができるディジーチェーン接続装置及びその方法
である。更に、信号切り換え手段の構成を3つの切り換
えスイッチとすることにより、接続ラインから切り離し
かつ自モジュールの制御を独自に行う事ができるディジ
ーチェーン接続装置及びその方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジーチェーン
接続された複数モジュールのうち、指定モジュールもし
くは、機能不能モジュールのみを他のモジュールに影響
を与えず、接続ライン上から切り離す機能及び接続ライ
ン上に組み込む機能を有するディジーチェーン接続装置
及びその方法に関する。
【従来の技術】従来、モジュールのディジーチェーン接
続は図5に示すように行われており、コントローラ41
本体から制御信号伝送路42を介して信号が伝送される
と、モジュール43に信号が伝送され、モジュール43
から同じくモジュール44、モジュール44からモジュ
ール45に伝送されていた。この様に最後のモジュール
4Nまで信号が伝送されると、コントローラ41本体に
信号が返送され、正常に全てのモジュール(43,4
4,45...4N)に信号が伝送された事を確認する
事ができた。しかし、この様なディジーチェーン接続で
は、例えばモジュール44に故障が発生した場合、もし
くは電源断が発生した場合は、モジュール45以降に接
続されている全ての正常なモジュールに対し信号が伝送
できなくなるという問題点があった。またコントローラ
本体41においても、どのモジュールまで正常に信号が
伝送されているかが確認できないという問題点があっ
た。また、モジュール44に故障が発生し、取り替えな
どの復旧作業を行う際は、図6に示す様に、一旦モジュ
ール44をディジーチェーン接続から切り離し、ケーブ
ル51とケーブル52をジョイントコネクタ53等で接
続し直さなければならなかった。この為、ある特定のモ
ジュールを切り離す際には、保守員が到着する迄ディジ
ーチェーン接続された全モジュール(43,44,4
5...4N)は、機能を停止しなければならなかっ
た。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決するもので、ディジーチェーン接続された複数
モジュールのうち、指定モジュールもしくは機能不能モ
ジュールのみを、接続状態にある他のモジュールに影響
を与えず、接続ライン上から切り離す機能及び接続ライ
ン上に組み込む機能を有するディジーチェーン接続装置
及びその方法を提供する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】請求項1は、コントロー
ラ及び複数のモジュールを制御信号伝送路を介して接続
し、前記コントローラからの信号を接続されている全モ
ジュールに順次伝送するディジーチェーン接続装置にお
いて、前記コントローラもしくは接続されている前のモ
ジュールからの制御信号を前記モジュール内制御回路に
取り込んでオペレート状態にするか、あるいは、前記モ
ジュール内制御回路に取り込まず、そのままバイパスす
るかのいづれかに切り換える事ができる制御信号切り換
え手段を有する事を特徴とするディジーチェーン接続装
置である。請求項2は、請求項1に示す制御信号切り換
え手段が、前記コントローラもしくは接続されている前
のモジュールからの制御信号を前記モジュール内制御回
路に取り込んでオペレート状態にするか、あるいは前記
モジュール内制御回路に取り込まず、そのままバイパス
し、かつ自モジュールを単独でON状態にするか、ある
いは前記モジュール内制御回路に取り込まず、そのまま
バイパスし、かつ自モジュールを単独でOFF状態にす
るかに切り換える事ができる事を特徴とする請求項1に
記載のディジーチェーン接続装置である。請求項3は、
コントローラ及び複数のモジュールを制御信号伝送路を
介して接続し、前記コントローラからの信号を接続され
ている全モジュールに順次伝送するディジーチェーン接
続装置において、前記1つもしくは複数のモジュールに
電源断が発生した際、前記コントローラもしくは前記モ
ジュールの前に接続されているモジュールからの制御信
号を、前記モジュール内制御回路に取り込まず、そのま
まバイパスして後続のモジュールに信号を伝送する制御
信号バイパス手段を有する事を特徴とするディジーチェ
ーン接続装置である。請求項4は、コントローラ及び複
数のモジュールを制御信号伝送路を介して接続し、前記
コントローラからの信号を接続されている全モジュール
に順次伝送するディジーチェーン接続方法において、前
記1つもしくは複数のモジュール側で、切り換えを行う
事により、前記制御信号伝送路を介して受信した信号を
モジュール内の制御回路に送らずバイパスして後続のモ
ジュールに伝送するディジーチェーン接続方法である。
請求項5は、コントローラ及び複数のモジュールを制御
信号伝送路を介して接続し、前記コントローラからの信
号を接続されている全モジュールに順次伝送するディジ
ーチェーン接続方法において、前記1つもしくは複数の
モジュール側で電源断が発生した際に、前期モジュール
内制御回路に送らずバイパスして後続のモジュールに直
接信号を伝送するディジーチェーン接続方法である。本
発明は、従来のディジーチェーン接続する各々のモジュ
ールに、制御信号切り換え手段もしくは制御信号バイパ
ス手段を付加する事により、接続された複数モジュール
のうち、指定モジュールもしくは機能不能モジュールの
みを、接続状態にある他のモジュールに影響を与えず、
接続ライン上から切り離し及び接続ライン上に組み込む
事ができるディジーチェーン接続装置及びその方法であ
る。更に信号切り換え手段の構成を3つの切り換えスイ
ッチとすることにより、接続ラインから切り離しかつ自
モジュールの制御を独自に行う事ができるディジーチェ
ーン接続装置及びその方法である。
【発明の実施形態】以下に、複数のコンセントボックス
をディジーチェーン接続した自動電源制御装置を例に本
発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1
は、自動電源制御装置のハードウエア構成図である。1
1はコントローラ、12は制御信号伝送路、13〜1N
は、コンセントボックスである。コンセントボックス1
3〜1Nには、図示しない主電源に接続された複数のコ
ンセントが設置されている。このコンセントの先に例え
ばワークステーションコンピュータ等を接続し、コント
ローラ11からON信号を伝送すると、ディジーチェー
ン接続されているコンセントボックス13〜1Nは、全
てこのON信号を受けてON状態となる様に構成され
る。この自動電源制御装置を利用すると、例えば、複数
のフロアに分散して設置されたワークステーションコン
ピュータ用のコンセントボックスを制御する場合、月曜
のAM9:00にコントローラ11からON信号を伝送
する事により、全フロアのコンセントボックスの電源を
ONにする事ができる。また、同様にして金曜のPM
5:00に全フロアのコンセントボックスにOFF信号
を伝送することにより全フロアのコンセントボックスの
電源をOFFにする事ができる。図2は、制御信号切り
換え手段を有するコンセントボックスの構造例(1)で
ある。21及び22は制御信号伝送路であり、21は、
コントローラ11もしくはディジーチェーン接続された
前接続のコンセントボックスからの信号を受信するIN
側、22は、後接続のコンセントボックスもしくは自己
が最終のコンセントボックスの場合、コントローラ11
に信号を送信するOUT側である。23は、モード切り
換えスイッチであり、23A接点をオペレート側23B
かバイパス側23Cのいずれかへの切り換えを指定す
る。24は、切り換え用2接点電磁リレーであり、24
Aは電磁コイル、24Bは第一接点、24Cは第二接点
であり、各々モード切り換えスイッチ23が例えばオペ
レート側23Bである場合、第一接点24Bは24E側
に、第二接点24Cは24G側に接続される。25は、
AC出力部(コンセント)26の制御回路であり、コン
セント27のAC出力部を制御する。本実施例ではAC
入力のラッシュ電流増大を回避する為に、時間差を設け
て順次コンセントのAC出力をONにする様、構成する
ものである。図3は、制御信号切り換え手段を有するコ
ンセントボックスの構造例(2)である。図2と相違す
るところは、モード切り換えスイッチ23部分であり、
切り換え用3接点スイッチで構成する。接点23Dをオ
ペレート側23Fか、あるいは接続ラインからバイパス
状態でかつ自モジュールをON状態にする側23Hか、
あるいは接続ラインからバイパス状態でかつ自モジュー
ルをOFF状態にする側23Jか、いづれかへの切り換
えを指定する。この接点23Dの動きに連動し、接点2
3Eもオペレート側23G、あるいは接続ラインからバ
イパス状態でかつ自モジュールをON状態にする側23
Iか、あるいは接続ラインからバイパス状態でかつ自モ
ジュールをOFF状態にする側23Kに設定される。図
4は、制御信号バイパス手段を有するコンセントボック
スの構造の例である。31及び32は制御信号伝送路で
あり、31は、コントローラ11もしくはディジーチェ
ーン接続された前接続のコンセントボックスからの信号
を受信するIN側、32は、後接続のコンセントボック
スもしくは自己が最終のコンセントボックスの場合、コ
ントローラ11に信号を送信するOUT側である。33
は、DC電源37の状態によってバイパス側に切り換え
る為の1接点電磁リレーであり、33Aは電磁コイル、
33Bは第一接点であり、DC電源37が電源断の場合
はバイパス側(33C)に接続されており、電源が供給
されている場合は、オペレート側(33D)に接続され
る。34は、AC出力部(コンセント)35の制御回路
であり、コンセント36のAC出力部を制御する。本実
施例ではAC入力のラッシュ電流増大を回避する為に、
時間差を設けて順次コンセントのAC出力をONにする
様構成するものである。次に、図2「制御信号切り換え
手段を有するコンセントボックスの構造例(1)」を用
いて、正常にコントローラ11からディジーチェーン接
続された全コンセントボックスに対し、ON信号の伝送
処理が行われる場合について説明する。第一にディジー
チェーン接続された全コンセントボックスの切り換えス
イッチ23を、全てオペレート側(23B)に設定して
おく。このモード切り換えスイッチ23の状態により、
2接点電磁リレーの第一接点24Bは24E側、第二接
点24Cは24G側にセットされる。この状態で、コン
トローラ11もしくは前に接続されているコンセントボ
ックスからのON信号をIN側21から受信すると、第
一接点24Bから24Eを通ってコンセントボックスの
制御回路25から、3つのコンセント27をON状態に
し、第二接点24Cから24gを通ってOUT側22に
信号が流れ、後接続のコンセントボックスもしくはコン
トローラ11に信号を伝送する。コントローラ11から
OFF信号が伝送された場合も、同様に伝送される。次
に、例えば特定のコンセントボックスに傷害が発生した
為、モード切り換えスイッチにより指定のコンセントボ
ックスの切り離し処理を行う場合について説明する。第
一に、切り離したいコンセントボックスのモード切り換
えスイッチ23のスイッチ23Aをバイパス側23Cに
設定する。このモード切り換えスイッチ23の状態によ
り、2接点電磁リレーの第一接点24Bは24D側、第
二接点24Cは24F側にセットされる。この状態で、
コントローラ11もしくは、前に接続されているコンセ
ントボックスからのON信号をIN側21から受信する
と、コンセントボックスの制御回路25を通らず24B
から24Dを通ってOUT側22に信号が流れ、後接続
のコンセントボックスもしくはコントローラ11にON
信号を伝送する。コントローラ11からOFF信号が伝
送された場合も、同様に伝送される。次に、切り離しを
行ったコンセントボックスの組み込み処理を行う場合に
ついて説明する。まず第一に、組み込みたいコンセント
ボックスのモード切り換えスイッチ23のスイッチ23
Aをオペレート側(23B)に設定する。このモード切
り換えスイッチ23の状態により、2接点電磁リレーの
第一点24Bは24E側、第二接点24Cは24G側に
セットされる。この状態で、コントローラ11もしく
は、前接続のコンセントからのON信号を、制御伝送路
のIN側21から受信すると、コンセントボックスの制
御回路25からコンセントボックスのコンセント27を
ON状態にした後、24Cから24Gを通ってOUT側
22に信号が流れ、後接続のコンセントボックスもしく
はコントローラ11に信号を伝送する。コントローラ1
1からOFF信号が伝送された場合も、同様に伝送され
る。なお、本構成で自コンセントボックスのDC電源2
8の電源断が発生し、電流供給が不能状態であると、バ
イパス側に切り換える為の2接点電磁リレー24の電磁
コイル24Aが作用しない為、第一接点24Bは24D
側、第二接点24Cは24F側にセットされるたままの
状態となる。この為、コントローラ11もしくは、前に
接続されているコンセントボックスからのON信号をI
N側21から受信しても、コンセントボックスの制御回
路25を通らず24Bから24Dを通ってOUT側22
にバイパスし、後接続のコンセントボックスもしくはコ
ントローラ11にON信号を伝送する事が可能である。
この様に構成することにより、ディジーチェーン接続さ
れた複数のコンセントボックスの内、指定するコンセン
トボックスを後続のコンセントボックスに影響なく、切
り換えスイッチの操作一つで切り離し・組み込みを容易
に行う事ができる。次に、図3「制御信号切り換え手段
を有するコンセントボックスの構造例(2)」を用い
て、正常にコントローラ11からディジーチェーン接続
された全コンセントボックスに対し、ON信号の伝送処
理が行われる場合について説明する。第一にディジーチ
ェーン接続された全コンセントボックスの切り換えスイ
ッチ23の接点23Dをペレート側23Fに設定してお
く。接点23Dに連動して接点23Eが23Gに設定さ
れる。このモード切り換えスイッチ23の状態により、
2接点電磁リレーの第一接点24Bは24E側、第二接
点24Cは24G側にセットされる。この状態で、コン
トローラ11もしくは前に接続されているコンセントボ
ックスからのON信号をIN側21から受信すると、第
一接点24Bから24Eを通ってコンセントボックスの
制御回路25から、3つのコンセント27をON状態に
し、第二接点24Cから24Gを通ってOUT側22に
信号が流れ、後接続のコンセントボックスもしくはコン
トローラ11に信号を伝送する。コントローラ11から
OFF信号が伝送された場合も、同様に伝送される。次
に、特定のコンセントボックスを切り離し、独自にON
状態にする場合について説明する。第一に、切り離して
独自にON状態としたいコンセントボックスのモード切
り換えスイッチ23の接点23DをバイパスかつON状
態側23Hに設定する。接点23Dに連動して接点23
Eが23Iに設定される。このモード切り換えスイッチ
23の状態により、2接点電磁リレーの第一接点24B
は24D側、第二接点24Cは24F側にセットされ
る。この状態で、コントローラ11もしくは、前に接続
されているコンセントボックスからのON信号をIN側
21から受信すると、コンセントボックスの制御回路2
5を通らず24Bから24Dを通ってOUT側22に信
号が流れ、後接続のコンセントボックスもしくはコント
ローラ11にON信号を伝送する。この時、モード切り
換えスイッチ23の接点23Dが23H側、それに連動
する接点23Eが23I側になっているので、電磁コイ
ル24Aからの電流が接点23Eから23Iを通ってコ
ンセントボックスの制御回路25から、3つのコンセン
ト27をON状態にする。コントローラ11からOFF
信号が伝送された場合も、同様に伝送される。次に、特
定のコンセントボックスを切り離し、独自にOFF状態
にする場合について説明する。まず第一に、切り離して
独自にOFF状態としたいコンセントボックスのモード
切り換えスイッチ23の接点23DをバイパスかつOF
F状態側23Jに設定する。接点23Dに連動し接点2
3Eが23Kに設定される。このモード切り換えスイッ
チ23の状態により、2接点電磁リレーの第一点24B
は24D側、第二接点24Cは24F側にセットされ
る。この状態で、コントローラ11もしくは、前接続の
コンセントからのON信号を、制御伝送路のIN側21
から受信すると、コンセントボックスの制御回路25を
通らず24Bから24Dを通ってOUT側22に信号が
流れ、後接続のコンセントボックスもしくはコントロー
ラ11にON信号を伝送する。この時、モード切り換え
スイッチ23の接点23Dが23J側、それに連動する
接点23Eが23K側になっているので、コンセントボ
ックスの制御回路25に信号が流れず、3つのコンセン
ト27はOFF状態となる。コントローラ11からOF
F信号が伝送された場合も、同様に伝送される。次に、
切り離しを行ったコンセントボックスの組み込み処理を
行う場合について説明する。まず第一に、組み込みたい
コンセントボックスのモード切り換えスイッチ23の接
点23Dをオペレート側23Fに設定する。接点23D
に連動し、接点23Eは23Gに設定される。このモー
ド切り換えスイッチ23の状態により、2接点電磁リレ
ーの第一点24Bは24E側、第二接点24Cは24G
側にセットされる。この状態で、コントローラ11もし
くは、前接続のコンセントからのON信号を、制御伝送
路のIN側21から受信すると、コンセントボックスの
制御回路25からコンセントボックスのコンセント27
をON状態にした後、24Cから24Gを通ってOUT
側22に信号が流れ、後接続のコンセントボックスもし
くはコントローラ11に信号を伝送する。コントローラ
11からOFF信号が伝送された場合も、同様に伝送さ
れる。なお、図2同様、本構成で自コンセントボックス
のDC電源28の電源断が発生し、電流供給が不能状態
であると、バイパス側に切り換える為の2接点電磁リレ
ー24の電磁コイル24Aが作用しない為、第一接点2
4Bは24D側、第二接点24Cは24F側にセットさ
れるたままの状態となる。この為、コントローラ11も
しくは、前に接続されているコンセントボックスからの
ON信号をIN側21から受信しても、コンセントボッ
クスの制御回路25を通らず24Bから24Dを通って
OUT側22にバイパスし、後接続のコンセントボック
スもしくはコントローラ11にON信号を伝送する事が
可能である。この様に構成することにより、ディジーチ
ェーン接続された複数のコンセントボックスの内、指定
するコンセントボックスを後続のコンセントボックスに
影響なく、切り換えスイッチの操作一つで切り離し、か
つ独自にON状態あるいはOFF状態の設定、及び組み
込み設定を容易に行う事ができる。次に、図4を用い
て、正常にコントローラ11からディジーチェーン接続
された全コンセントボックスに対し、ON信号の伝送処
理が行われる場合について説明する。ディジーチェーン
接続された全コンセントボックスの各々のAC電源37
が全て電流供給可能状態であると、バイパス側に切り換
える為の1接点電磁リレー33の電磁コイル33Aによ
り、第一接点33Bは33D側にセットされる。この状
態で、コントローラ11もしくは前に接続されているコ
ンセントボックスからのON信号をIN側31から受信
すると、第一接点33Bから33Dを通って制御回路3
4から、3つのコンセント36をON状態にし、OUT
側32に信号が流れ、後接続のコンセントボックスもし
くはコントローラ11に信号を伝送する。コントローラ
11からOFF信号が伝送された場合も、同様に伝送さ
れる。次に、コンセントボックスに供給しているAC断
が発生した場合の、処理について説明する。コンセント
ボックスの主電源37に電源断が発生し、電流供給が不
能状態であると、バイパス側に切り換える為の1接点電
磁リレー33の電磁コイル33Aが作用しない為、第一
接点33Bは33C側にセットされたままの状態とな
る。この状態で、コントローラ11もしくは前に接続さ
れているコンセントボックスからのON信号をIN側3
1から受信すると、制御回路34を通らず、第一接点3
3Bから33Cを通ってOUT側32に信号が流れ、後
接続のコンセントボックスもしくはコントローラ11に
信号を伝送する。コントローラ11からOFF信号が伝
送された場合も、同様に伝送される。この様に構成する
ことにより、ディジーチェーン接続された複数のコンセ
ントボックスに供給しているAC断が発生した際に、後
続のコンセントボックスには影響なく自動的に接続ライ
ン上から切り離しを行う事ができ、又電源復帰した際に
も、自動的に接続ライン上に組み込みを行う事ができ
る。本実施例においては、モジュールとしてコンセント
ボックスを例に説明したが、一般的なディジーチェーン
接続に於けるモジュール例えば、パソコン相互のLAN
接続等、全てに応用可能である。また、切り換え回路素
子に電磁リレーを用いて説明したが、信号伝送路を切り
換えられる素子、例えば、ソリッドステートリレーやフ
ォトモスリレー等であれば、全て対応可能である。
【発明の効果】本発明によると、ディジーチェーン接続
をケーブルの繋ぎ換え等の必要がなく、指定するモジュ
ールの接続ライン上からの切り離し及び接続ライン上へ
の組み込みを行う事ができる。また、特定のモジュール
のみを、接続されている他のモジュールに影響なく、独
自にON状態・OFF状態に制御することが可能であ
る。また、特定のモジュールに電源断が発生した際も、
接続されている他のモジュールに影響なく、自動的に電
源断の発生したモジュールのみを接続ライン上から切り
離し、また電源が回復した際にも、自動的に接続ライン
上に組み込む事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動電源制御装置のハ
ードウェア構成図である。
【図2】制御信号切り換え手段を有するコンセントボッ
クスの構造図(1)である。
【図3】制御信号切り換え手段を有するコンセントボッ
クスの構造図(2)である。
【図4】制御信号バイパス手段を有するコンセントボッ
クスの構造図である。
【図5】従来のディジーチェーン接続図。
【図6】従来のディジーチェーン接続のモジュール切り
離し図。
【符号の説明】
11 ・・・コントローラ、 12 ・・・制御信号伝送路、 13〜1N・・・コンセントボックス、 21,31・・・制御信号伝送路(IN側)、 22,32・・・制御信号伝送路(OUT側)、 23 ・・・モード切り換えスイッチ、 24 ・・・2接点電磁リレー、 25,34・・・制御回路、 26,35・・・AC出力部(コンセント)、 27,36・・・コンセント、 28,37・・・DC電源、 33 ・・・1接点電磁リレー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コントローラ及び複数のモジュールを制御
    信号伝送路を介して接続し、前記コントローラからの信
    号を接続されている全モジュールに順次伝送するディジ
    ーチェーン接続装置において、 前記コントローラもしくは接続されている前のモジュー
    ルからの制御信号を前記モジュール内制御回路に取り込
    んでオペレート状態にするか、あるいは、前記モジュー
    ル内制御回路に取り込まず、そのままバイパスするかの
    いづれかに切り換える事ができる制御信号切り換え手段
    を有する事を特徴とするディジーチェーン接続装置。
  2. 【請求項2】前記制御信号切り換え手段は、前記コント
    ローラもしくは接続されている前のモジュールからの制
    御信号を前記モジュール内制御回路に取り込んでオペレ
    ート状態にするか、あるいは前記モジュール内制御回路
    に取り込まず、そのままバイパスし、かつ自モジュール
    を単独でON状態にするか、あるいは前記モジュール内
    制御回路に取り込まず、そのままバイパスし、かつ自モ
    ジュールを単独でOFF状態にするかに切り換える事が
    できる事を特徴とする請求項1に記載のディジーチェー
    ン接続装置。
  3. 【請求項3】コントローラ及び複数のモジュールを制御
    信号伝送路を介して接続し、前記コントローラからの信
    号を接続されている全モジュールに順次伝送するディジ
    ーチェーン接続装置において、 前記1つもしくは複数のモジュールに電源断が発生した
    際、前記コントローラもしくは前記モジュールの前に接
    続されているモジュールからの制御信号を、前記モジュ
    ール内制御回路に取り込まず、そのままバイパスして後
    続のモジュールに信号を伝送する制御信号バイパス手段
    を有する事を特徴とするディジーチェーン接続装置。
  4. 【請求項4】コントローラ及び複数のモジュールを制御
    信号伝送路を介して接続し、前記コントローラからの信
    号を接続されている全モジュールに順次伝送するディジ
    ーチェーン接続方法において、 前記1つもしくは複数のモジュール側で、切り換えを行
    う事により、前記制御信号伝送路を介して受信した信号
    をモジュール内の制御回路に送らずバイパスして後続の
    モジュールに伝送するディジーチェーン接続方法。
  5. 【請求項5】コントローラ及び複数のモジュールを制御
    信号伝送路を介して接続し、前記コントローラからの信
    号を接続されている全モジュールに順次伝送するディジ
    ーチェーン接続方法において、 前記1つもしくは複数のモジュール側で電源断が発生し
    た際に、前期モジュール内制御回路に送らずバイパスし
    て後続のモジュールに直接信号を伝送するディジーチェ
    ーン接続方法。
JP8087031A 1996-03-05 1996-03-05 ディジーチェーン接続装置及びその方法 Withdrawn JPH09244772A (ja)

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