JPH09244717A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH09244717A
JPH09244717A JP5743196A JP5743196A JPH09244717A JP H09244717 A JPH09244717 A JP H09244717A JP 5743196 A JP5743196 A JP 5743196A JP 5743196 A JP5743196 A JP 5743196A JP H09244717 A JPH09244717 A JP H09244717A
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JP
Japan
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program
new
changing
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JP5743196A
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Inventor
Akira Nakajima
晶 仲島
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/10Plc systems
    • G05B2219/13Plc programming
    • G05B2219/13153Modification, change of program in real time

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム格納後、リアルタムにプログラム
を変更でき、かつ、プログラムの変更タイミングおよび
変更条件を任意に指定できる制御装置を提供する。 【解決手段】 サポートツール11からプログラムの書
き替え要求があると、書き替えようとするアドレスXの
新しいメモリ領域6を確保し、アドレスXのメモリ領域
6に新プログラム(2´)をストアする。次に、アドレ
スXのメモリ領域6の最後に変更しようとするプログラ
ム(2)の次のプログラム(3)のアドレスYに基づい
て、アドレスXのメモリ領域6の最後に「JUMP
Y」を書き込む。そして、所定の書き替え条件が成立す
ると、変更箇所であるプログラム(2)のメモリ領域5
−2の先頭を変更されるプログラム(2´)が格納され
たメモリ領域6のアドレスXに基づいて「JUMP
X」に置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動作中のプログラムの変
更を支援する制御装置に関し、特にPLC等で使用され
るユーザープログラム実行中におけるプログラムの変更
を支援する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばPLC(プログラマブル・
ロジック・コントローラ)では、ユーザープログラムの
実行中、その実行中プログラムの一部を変更する、いわ
ゆるオンラインエディットと呼ばれる処理をする必要が
ある場合がある。
【0003】これは、例えばPLCとパソコンをオンラ
インで接続し、パソコンからの指令でオンラインエディ
ットを実現するという手法が取られる。
【0004】いま、これを図4を参照しながら説明する
と、(a)に示すごとく、(1)、(2)、(3)を構
成単位とするユーザープログラム5を実行中、ユーザー
プログラム5中の(2)を(2´)に変更したい場合が
ある。この場合、まず、メモリ22の余白部分に変更し
ようとするプログラム(2´)を格納する。ここで、ユ
ーザープログラム5を実行中、ユーザープログラム5中
の(2)を直接(2´)に変更することはできない。こ
れは、変更しようとする(2´)の大小にもよるが、
(2´)が大きい場合、変更に時間がかかり、一時的に
ユーザープログラムの実行が停止するからである。
【0005】そこで、従来では、ユーザープログラムの
1実行サイクル毎に、同図(b)、(c)、(d)、
(e)、(f)に示すごとき処理を順次実行し、最終的
に同図(f)に示すごとく、ユーザープログラム5中の
(2)を(2´)に変更する。
【0006】すなわち、まず(b)に示す処理では、
(3)を(3−1)、(3−2)、(3−3)に分割
し、(2´)を(2´−1)、(2´−2)に分割し、
(3−2)と(3−3)の間にすきま領域を作る。すき
ま領域を作るのは、変更しようとする(2´)の挿入領
域を確保するためである。
【0007】次に、(c)に示す処理では、(3−2)
を移動して、(3−1)と(3−2)のあいだにすきま
領域を作る。すきま領域を移動させるのは、(2)の領
域に(2´)を挿入させるためである。
【0008】次に、(d)に示す処理では、(3−1)
を移動して、(2)と(3−1)のあいだにすきま領域
を作る。すきま領域を移動させるのは、(2)の領域に
(2´)を挿入させるためである。
【0009】次に、(e)に示す処理では、(2)を削
除して、(b)の処理で(2´)を(2´−1)と(2
´−2)に分割したもののうち、(2´−1)だけをも
との(2)の位置に挿入する。(2´−2)も含めて一
度に挿入しないのは、時間がかかるからである。
【0010】次に、(f)に示す処理では、(2´−
2)を(2´−1)と(3−1)の間に挿入して、ユー
ザープログラム5中の(2)を(2´)に変更する処理
を終了する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき従来の手法では、PLCのメモリ22上でプログ
ラムの書き替え領域を少しずつずらして段階的に行いな
がら、ユーザープログラム5の変更を行っている。この
ため、以下のごとき問題があった。
【0012】(1)プログラム(2´)の格納後、実際
にプログラムが変更されるまで時間がかかる。
【0013】(2)プログラム(2´)の格納後、実際
にプログラムが変更されるまでの時間が予測しずらい。
【0014】(3)プログラム(2´)の変更タイミン
グを指定できない。
【0015】(4)プログラム(2´)の変更条件を指
定できない。
【0016】この発明は、上記のごとき従来の課題に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、プログ
ラム格納後、リアルタムにプログラムが変更でき、か
つ、プログラムの変更タイミングおよび変更条件も任意
に指定できる制御装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、動作中のプログラムの一部を新
プログラムに変更する制御装置において、上記動作中の
プログラムのメモリ中に新プログラムの格納エリアを設
定する新プログラム格納エリア設定手段と、上記新プロ
グラム格納エリア設定手段によって設定されたエリアに
新プログラムを格納する新プログラム格納手段と、上記
新プログラム格納手段に格納された新プログラムに基づ
いて上記動作中のプログラムの一部を一括して変更する
プログラム変更手段と、を有し、上記プログラム変更手
段は、動作中プログラム変更のための所定のプログラム
変更条件が成立したか否かを判別するプログラム変更条
件成立判別手段を有して、上記プログラム変更条件成立
判別手段でプログラム変更条件が成立したと判別された
場合にのみプログラムを変更することを特徴とする。
【0018】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、上記プログラム変更条件成立判別手段は、プロ
グラム変更のための条件を変更する条件変更手段を有す
ることを特徴とする。
【0019】請求項3の発明は、請求項2記載の発明で
あって、上記条件変更手段で変更される条件には、プロ
グラム変更時の絶対時刻、プログラム変更時までの相対
時間、動作中プログラムに入力される所定の接点入出力
情報が含まれることを特徴とする。
【0020】請求項4の発明は、動作中のプログラムの
一部を新プログラムに変更する制御装置において、上記
動作中のプログラムのメモリ中に新プログラムの格納エ
リアを設定する新プログラム格納エリア設定手段と、上
記新プログラム格納エリア設定手段によって設定された
エリアに新プログラムを格納する新プログラム格納手段
と、上記新プログラム格納手段に格納された新プログラ
ムに基づいて上記動作中のプログラムの一部を一括して
変更するプログラム変更手段と、を有し上記プログラム
変更手段は、上記プログラムのプログラム飛び越し先を
指定するジャンプ先指定手段を有し、上記新プログラム
格納手段によって新プログラム格納エリアに新プログラ
ムが格納されると、新プログラム格納エリアの末尾にジ
ャンプ先アドレスとして変更対象とされる旧プログラム
格納エリアの次のアドレスを書き込む第1のジャンプ先
指定手段と、変更対象とされる旧プログラムの先頭に上
記新プログラムが格納された新プログラム格納エリアの
アドレスを書き込む第2のジャンプ先指定手段と、を有
することを特徴とする。
【0021】この発明では、動作中のプログラムの一部
を新プログラムに変更する際、上記動作中のプログラム
のメモリ中に新プログラムの格納エリアを設定する新プ
ログラム格納エリア設定手段と、上記新プログラム格納
エリア設定手段によって設定されたエリアに新プログラ
ムを格納する新プログラム格納手段と、上記新プログラ
ム格納手段に格納された新プログラムに基づいて上記動
作中のプログラムの一部を一括して変更するプログラム
変更手段と、を具備し、プログラム変更手段では、動作
中プログラム変更のための所定のプログラム変更条件が
成立したか否かを判別するプログラム変更条件成立判別
手段を有して、上記プログラム変更条件成立判別手段で
プログラム変更条件が成立したと判別された場合にのみ
プログラムを変更する。
【0022】また、上記プログラム変更手段は、上記プ
ログラムのプログラム飛び越し先を指定するジャンプ先
指定手段を有し、第1のジャンプ先指定手段で上記新プ
ログラム格納手段によって新プログラム格納エリアに新
プログラムが格納されると、新プログラム格納エリアの
末尾にジャンプ先アドレスとして変更対象とされる旧プ
ログラム格納エリアの次のアドレスを書き込み、第2の
ジャンプ先指定手段で変更対象とされる旧プログラムの
先頭に上記新プログラムが格納された新プログラム格納
エリアのアドレスを書き込む。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る制御装置の実
施の形態を説明する。なお、以下の説明でも、本発明に
係る制御装置でPLCのオンラインエディットを行う場
合について説明する。また、説明の便宜上、上記従来例
で説明したものと同一部分には同一符号を付して説明す
る。
【0024】図1は本発明の実施形態の全体的な構成を
示すブロック図である。図1において、制御装置10は
パソコンより構成され、サポートツール11と表示部1
2を具備し、制御装置10の制御対象となるPLC20
は制御部21とメモリ22を具備している。
【0025】ここで、サポートツール11はCPUを中
心として構成され、入力装置等を含むパソコン本体であ
るが、本実施形態ではPLCのオンラインエディットを
行うため、図2に示す制御プログラムが格納され、さら
に図2に示す制御プログラムを実行するため、プログラ
ムのジャンプ先を指定するジャンプ先指定手段を具備し
ている。
【0026】なお、ジャンプ先指定手段とは、プログラ
ムの飛び越し先を指定する機能で、本実施形態では、後
に詳述するように、このジャンプ先指定の機能を利用し
て、PLCのオンラインエディットを実行するようにし
ている。
【0027】なお、PLCのユーザープログラムでは、
実行中の一部プログラムを飛び越すジャンプ命令があ
り、演算が不要なプログラムを飛ばして必要なプログラ
ムのみを実行させたい場合に使用されるが、本発明で
は、後に詳述するように、このジャンプ機能をサポート
ツール11側から付加して、PLCのオンラインエディ
ットを実行するようにしている。
【0028】表示部12は液晶やCRTより構成される
表示画面で、オペレータは表示部12の画面上で変更し
たい部分のユーザープログラムを編集し、サポートツー
ル11からPLC20のメモリ22にダウンロード、ア
ップロードする。
【0029】制御部21はMPUや専用チップより構成
され、PLC20全体を統括制御する。
【0030】メモリ22はRAMより構成され、サポー
トツール11からのオンラインエディットの対象となる
ユーザープログラムが格納される。
【0031】ところで、本実施形態では、サポートツー
ル11からの指令で、オンラインエディット実行の迅速
性および実行時期の自由度を向上させている。
【0032】以下、サポートツール11で実行されるオ
ンラインエディットの実行処理手順を説明する。なお、
説明の便宜上、以下の説明では、図4に示した場合と同
様、図3の(a)に示すごとき(1)、(2)、(3)
を構成単位とするユーザープログラム5を実行中、ユー
ザープログラム5中の(2)を(2´)に変更る場合に
ついて説明する。
【0033】なお、ここで、ユーザープログラム5はメ
モリ22に格納され、ユーザープログラム5を構成する
プログラム(1)はメモリ領域5−1に格納され、プロ
グラム(2)はメモリ領域5−2に格納され、プログラ
ム(3)はメモリ領域5−3に格納されているものとす
る。
【0034】図2は、サポートツール11で実行される
オンラインエディットの実行処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0035】図2において、サポートツール11からプ
ログラムの書き替え要求があると、書き替えようとする
新しいメモリ領域6をメモリ22上に確保し、メモリ領
域6のアドレスをXとする(ステップ100)。
【0036】次に、アドレスXのメモリ領域6に書き替
えようとする新しいプログラム(2´)をダウンロード
し、アドレスXのメモリ領域6に新プログラム(2´)
をストアする(ステップ102)。
【0037】ここまでの処理は、図4(a)の処理と同
様である。
【0038】次に、変更しようとするプログラム(2)
の次のプログラム(3)の格納領域5−3のアドレスを
Yとすると、図3の(b)に示すごとく、アドレスXの
メモリ領域6の最後に「JUMP Y」(図中△△で示
した)を書き込む(ステップ104)。これは、新プロ
グラム(2´)実行後のジャンプ先を指定するためであ
る。
【0039】次に、書き替え条件成立か否かが調べられ
る(ステップ106)。これは、本実施形態がオンライ
ンエディット実行の迅速性および実行時期の自由度を向
上させるために、さまざまな条件設定を可能としている
ので、設定された条件が成立したか否かが調べられる。
【0040】ここで、条件成立と判定されると(ステッ
プ106でYES)、図3(b)に示すごとく、変更箇
所であるプログラム(2)のメモリ領域5−2の先頭を
変更されるプログラム(2´)が格納されたメモリ領域
6のアドレスXに基づいて「JUMP X」(図中**
で示した)に置き換える(ステップ108)。これは、
プログラム(1)実行後のジャンプ先を指定するためで
ある。
【0041】これにより、プログラム(1)からプログ
ラム(2)に進む際、プログラム(2)の先頭には「J
UMP X」が書き込まれているので、アドレスXのメ
モリ領域6にジャンプしてメモリ領域6に格納されたプ
ログラム(2´)を実行する。また、上記のごとく、ア
ドレスXのメモリ領域6の最後には「JUMP Y」が
書き込まれているので、プログラム(2´)の実行が終
了すると、アドレスYのメモリ領域5−3にジャンプし
てメモリ領域5−3に格納されたプログラム(3)を実
行することになる。
【0042】また、ステップ106で条件成立と判断さ
れない場合には(ステップ106でNO)、次に、設定
した条件に変更があるか否かが調べられ(ステップ11
0)、設定した条件に変更がない場合は(ステップ11
0でNO)、ステップ106に戻って条件成立か否かの
判断を繰り返す。
【0043】次に、設定した条件に変更がある場合は
(ステップ110でYES)、ステップ112以下の条
件変更処理を行う。
【0044】すなわち、まず、絶対時刻指定か否かの判
定が行われる(ステップ112)。これは、何時何分に
プログラムの変更を行うかという、絶対時刻指定による
プログラムの変更を行うか否かの判定で、絶対時刻指定
によるプログラムの変更を行う場合は(ステップ112
でYES)、その絶対時刻を指定するという指定条件の
セットが行われる(ステップ126)。
【0045】絶対時刻指定によるプログラムの変更を行
なわない場合は(ステップ112でNO)、次に、相対
時間指定か否かの判定が行われる(ステップ114)。
これは、例えば、今から何分何秒後にプログラムの変更
を行うかという、相対時間指定によるプログラムの変更
を行うか否かの判定で、相対時間指定によるプログラム
の変更を行う場合は(ステップ114でYES)、その
相対時間を指定するという指定条件のセットが行われる
(ステップ126)。
【0046】相対時間指定によるプログラムの変更を行
なわない場合は(ステップ114でNO)、次に、接点
入出力情報による指定か否かの判定が行われる(ステッ
プ116)。これは、ある接点がONまたはOFFにな
ったらプログラムの変更を行うという指定を行うか否か
の判定で、複数の接点情報による条件指定であってもよ
い。この接点入出力情報による指定は、PLCでは、一
連のプログラムが周期的に動作しているので、ある一周
期が終了した時点でプログラムの変更を行いたい場合が
多く、この場合、特定の接点の接点情報をモニタするこ
とによってある一周期の終了を判定することができ、接
点入出力情報による指定が有効となる。
【0047】ここで、接点入出力情報によるプログラム
の変更を行う場合は(ステップ116でYES)、その
接点入出力情報を指定するという指定条件のセットが行
われる(ステップ126)。
【0048】接点入出力情報によるプログラムの変更を
行なわない場合は(ステップ116でNO)、次に、変
更条件の追加があるか否かの判定が行われる(ステップ
118)。これは、ステップ112、ステップ114、
ステップ116の各指定条件のほかに新たな変更条件の
追加があるか否かの判定で、変更条件の追加によるプロ
グラムの変更を行う場合は(ステップ118でYE
S)、その変更条件を指定するという指定条件のセット
が行われる(ステップ126)。
【0049】変更条件の追加によるプログラムの変更を
行なわない場合は(ステップ118でNO)、次に、A
ND条件による指定か否かの判定が行われる(ステップ
120)。これは、上記絶対時刻指定、相対時間指定、
接点入出力情報による指定のすべての指定条件がそろっ
た場合にプログラムの変更が行われる場合か否かの判定
で、AND条件によるプログラムの変更を行う場合は
(ステップ120でYES)、そのAND条件を指定す
るという指定条件のセットが行われる(ステップ12
6)。
【0050】AND条件指定によるプログラムの変更を
行なわない場合は(ステップ120でNO)、次に、O
R条件による指定か否かの判定が行われる(ステップ1
20)。これは、上記絶対時刻指定、相対時間指定、接
点入出力情報による指定のいずれか一つの指定条件がそ
ろった場合にプログラムの変更が行われる場合か否かの
判定で、OR条件によるプログラムの変更を行う場合は
(ステップ122でYES)、そのOR条件を指定する
という指定条件のセットが行われる(ステップ12
6)。
【0051】一方、OR条件指定によるプログラムの変
更を行なわない場合は(ステップ122でNO)、即実
行をセットし(ステップ124)、ステップ106の判
断に戻るが、即実行がセットされた場合は、変更条件成
立と判断され(ステップ106でYES)、ステップ1
08の処理が実行される。
【0052】また、ステップ126で指定条件がセット
された場合もステップ106の判断に戻るが、この場合
は、再度条件成立か否か判別され、変更条件成立と判断
されだ場合は(ステップ106でYES)、ステップ1
08の処理が実行される。
【0053】このように、本実施形態では、サポートツ
ール11からプログラムの書き替え要求があると、書き
替えようとするアドレスXの新しいメモリ領域6を確保
し、アドレスXのメモリ領域6に新プログラム(2´)
をストアする。次に、アドレスXのメモリ領域6の最後
に変更しようとするプログラム(2)の次のプログラム
(3)のアドレスYに基づいて、アドレスXのメモリ領
域6の最後に「JUMP Y」を書き込む。そして、書
き替え条件が成立すると、変更箇所であるプログラム
(2)のメモリ領域5−2の先頭を変更されるプログラ
ム(2´)が格納されたメモリ領域6のアドレスXに基
づいて「JUMP X」に置き換える。
【0054】従って、、プログラム(1)からプログラ
ム(2)に進む際、プログラム(2)の先頭には「JU
MP X」が書き込まれているので、スムースにアドレ
スXのプログラム(2´)を実行し、プログラム(2
´)の実行が終了すると、アドレスYのメモリ領域5−
3にジャンプして、メモリ領域5−3に格納されたプロ
グラム(3)を実行することになる。
【0055】従って、本実施形態ではオンラインエディ
ットの迅速性が保証されることになる。
【0056】また、オンラインエディットの実行時期に
は、絶対時刻指定、相対時間指定、接点入出力情報によ
る指定、条件追加指定、AND条件指定、OR条件指定
等、様々な条件を指定して、これらの指定条件が成立し
た時点でオンラインエディットを実行することができる
ようにしたので、オンラインエディットの実行時期の自
由度を向上させることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、動作
中のプログラムの一部を新プログラムに変更する際、上
記動作中のプログラムのメモリ中に新プログラムの格納
エリアを設定する新プログラム格納エリア設定手段と、
上記新プログラム格納エリア設定手段によって設定され
たエリアに新プログラムを格納する新プログラム格納手
段と、上記新プログラム格納手段に格納された新プログ
ラムに基づいて上記動作中のプログラムの一部を一括し
て変更するプログラム変更手段と、を具備し、プログラ
ム変更手段では、動作中プログラム変更のための所定の
プログラム変更条件が成立したか否かを判別するプログ
ラム変更条件成立判別手段を有して、上記プログラム変
更条件成立判別手段でプログラム変更条件が成立したと
判別された場合にのみプログラムを変更するようにした
ので、オンラインエディットを迅速に行うことができ
る。
【0058】また、動作中プログラム変更のための所定
のプログラム変更条件が成立したか否かを判別するプロ
グラム変更条件成立判別手段を有し、上記プログラム変
更条件成立判別手段でプログラム変更条件が成立したと
判別された場合にのみプログラムを変更するので、オン
ラインエディットの実行時期の自由度を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された実施形態の全体的な構成を
示すブロック図。
【図2】図1に示した実施形態の動作を説明するフロー
チャート。
【図3】図1に示した実施形態でジャンプ命令を利用し
たオンラインエディットを行う場合の作用説明図。
【図4】PLCのユーザプログラム実行中、オンライン
エディットを行う場合の従来例の説明図。
【符号の説明】
5 ユーザープログラム 10 制御装置 11 サポートツール 12 表示部 20 PLC 21 制御部 22 メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作中のプログラムの一部を新プログラ
    ムに変更する制御装置において、 上記動作中のプログラムのメモリ中に新プログラムの格
    納エリアを設定する新プログラム格納エリア設定手段
    と、 上記新プログラム格納エリア設定手段によって設定され
    たエリアに新プログラムを格納する新プログラム格納手
    段と、 上記新プログラム格納手段に格納された新プログラムに
    基づいて上記動作中のプログラムの一部を一括して変更
    するプログラム変更手段と、 を有し、 上記プログラム変更手段は、 動作中プログラム変更のための所定のプログラム変更条
    件が成立したか否かを判別するプログラム変更条件成立
    判別手段を有して、上記プログラム変更条件成立判別手
    段でプログラム変更条件が成立したと判別された場合に
    のみプログラムを変更することを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 上記プログラム変更条件成立判別手段
    は、 プログラム変更のための条件を変更する条件変更手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記条件変更手段で変更される条件に
    は、 プログラム変更時の絶対時刻、プログラム変更時までの
    相対時間、動作中プログラムに入力される所定の接点入
    出力情報が含まれることを特徴とする請求項2に記載の
    制御装置。
  4. 【請求項4】 動作中のプログラムの一部を新プログラ
    ムに変更する制御装置において、 上記動作中のプログラムのメモリ中に新プログラムの格
    納エリアを設定する新プログラム格納エリア設定手段
    と、 上記新プログラム格納エリア設定手段によって設定され
    たエリアに新プログラムを格納する新プログラム格納手
    段と、 上記新プログラム格納手段に格納された新プログラムに
    基づいて上記動作中のプログラムの一部を一括して変更
    するプログラム変更手段と、 を有し 上記プログラム変更手段は、 上記プログラムのプログラム飛び越し先を指定するジャ
    ンプ先指定手段を有し、 上記新プログラム格納手段によって新プログラム格納エ
    リアに新プログラムが格納されると、新プログラム格納
    エリアの末尾にジャンプ先アドレスとして変更対象とさ
    れる旧プログラム格納エリアの次のアドレスを書き込む
    第1のジャンプ先指定手段と、 変更対象とされる旧プログラムの先頭に上記新プログラ
    ムが格納された新プログラム格納エリアのアドレスを書
    き込む第2のジャンプ先指定手段と、 を有することを特徴とする制御装置。
JP5743196A 1996-03-14 1996-03-14 制御装置 Withdrawn JPH09244717A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7568198B2 (en) * 2006-01-10 2009-07-28 National Instruments Corporation Control of tasks in a programmable logic controller
JP2015125713A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 富士電機株式会社 プログラマブルコントローラ・システム、その支援装置、プログラマブルコントローラ、プログラム
US9407972B2 (en) 1998-08-28 2016-08-02 Canon Kabushiki Kaisha Data processor, program updating method and storage medium

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