JPH09244569A - 点灯用通電回路 - Google Patents

点灯用通電回路

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JPH09244569A
JPH09244569A JP5514996A JP5514996A JPH09244569A JP H09244569 A JPH09244569 A JP H09244569A JP 5514996 A JP5514996 A JP 5514996A JP 5514996 A JP5514996 A JP 5514996A JP H09244569 A JPH09244569 A JP H09244569A
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JP
Japan
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lighting
display
unit
mode
energizing
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Application number
JP5514996A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yoshizawa
誠一 吉澤
Akira Sugiyama
章 杉山
Youko Takekawa
容子 嶽川
Satoru Kanbe
哲 神部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で各表示部に適した表示を行うこ
とができる点灯用通電回路を提供する。 【解決手段】 点灯用通電回路90には、オペレータ用
表示部を点灯させるための点灯ユニット85及びメンテ
ナンス用表示部80としての7セグメントユニット80
A〜80Cが設けられている。それぞれのユニットに電
源線96A〜96Dが接続され、スイッチ部によって接
点の切換が行われる。また、メンテナンス用表示部80
の基板82にはモード切換スイッチが設けられている。
自動現像機は、通常、スタティックモードによってオペ
レータ用表示部70への点灯のみを行っているが、サー
ビスマンがモード切換スイッチを操作し、自動現像機の
メンテナンス時にのみダイナミックモードで点灯させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の点灯ユニッ
トを備え、それぞれの点灯ユニットに表示させるために
短い時間で各表示ユニットへ順次切換通電するダイナミ
ックモード仕様の点灯用通電回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動現像機には必要に応じた
情報が表示される、例えばLED等から成る複数の表示
部が設けられている。これには、自動現像機の処理工程
における表示や警告(現像液や定着液の交換等)をオペ
レータに認識させるための表示部と自動現像機のメンテ
ナンス時にサービスマンが異常(修理)箇所を特定する
ための表示を行う表示部等があげられる。
【0003】これらの複数の表示部を同時に点灯させる
ために、各表示部に接続されている電源線を極めて短い
時間で切換通電する点灯用通電回路を備えた自動現像機
が提案されている。この点灯用通電回路は、各電源線を
極めて短い時間で切換通電するので、多くの表示部を擬
似的に連続点灯させることにより、表示を読み取ること
ができる。
【0004】また、各表示部に接続されている電源線を
常時通電する点灯用通電回路を備えた自動現像機も提案
されている。この点灯用通電回路は、常時通電されるの
で複数の表示部を同時に点灯させることができると共
に、鮮明な表示を点灯させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、極めて
短い時間で切換通電する点灯用通電回路を備えた自動現
像機においては、擬似的な連続点灯であるため、実際の
表示画面上に、ちらつきが生じることがあった。特に、
暗所での表示に用いるとオペレータを疲れさせる原因と
なる。
【0006】また、各表示部に接続されている全ての電
源線を常時通電する点灯用通電回路を備えた自動現像機
は、前述した短い時間で切換通電する点灯用通電回路に
おける問題点である表示画面上のちらつきは解消される
が、回路構成が複雑となるという問題が生じていた。
【0007】また、自動現像機内に前述した2種類の点
灯用通電回路を備え、必要に応じて一方のみを選択し、
作動させる構成とした場合には、内部構造が複雑化する
という問題がある。
【0008】本発明は上記事実を考慮して、簡単な構成
で各表示部に適した表示を行うことができる点灯用通電
回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、複数の点灯ユニットを備
え、それぞれの点灯ユニットに表示させるために短い時
間で各表示ユニットへ順次切換通電するダイナミックモ
ード仕様の点灯用通電回路において、選択された点灯ユ
ニットへ常時通電するスタティックモードによる点灯を
可能としたことを特徴としている。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、複数の点
灯ユニットを備えた点灯用通電回路において、それぞれ
の点灯ユニットを極めて短い時間で切換通電するダイナ
ミックモードを備えることによって、全ての点灯ユニッ
トを擬似的に連続点灯させることができる。また、選択
された点灯ユニットへは常時通電するスタティックモー
ドによる点灯を可能にし、このスタティックモードを選
択することによって、所望の表示部に対して鮮明な表示
を行うことができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、複数の点灯ユニ
ットのうち、使用頻度の高い点灯ユニットが選択された
点灯ユニットであることを特徴としている。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、点灯ユニ
ットへ常時通電させるスタティックモードを備え、複数
設けられている点灯ユニットのうちの使用頻度の高い点
灯ユニットを選別しておき、この選別された点灯ユニッ
トのみへの通電時には、常時通電する。これにより、鮮
明な表示を行うことができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、感光材料を複数
の処理槽の中の異なる種類の処理液に順次浸漬して処理
する自動現像機に用いられ、複数の点灯ユニットへ通電
する際に電源線を短い時間で切換通電するダイナミック
モード仕様の点灯用通電回路であって、オペレータが認
識すべき情報が表示される表示部に対応する点灯ユニッ
トへ常時通電するスタティックモードと、自動現像機の
修理箇所を特定するための情報が表示される際に、複数
の点灯ユニットへ切換通電するダイナミックモードと、
を切換えるモード切換手段、を有することを特徴として
いる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、自動現像
機に2つのモードを切り換えるスイッチが設けられてい
る。自動現像機の通常処理時には、スタティックモード
が選択され、オペレータが認識するべき情報が表示部に
点灯する。例えば、自動現像機の故障等により、メンテ
ナンスが必要となったときは、サービスマンがモードの
切換をスイッチによって指示し、ダイナミックモードを
選択することができる。メンテナンス終了後は、再び通
常処理モードであるスタティックモードに切り換えるこ
とによって、それぞれの表示部に対して適切な表示方法
を選択することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0016】図1には、本発明の実施の形態に係る点灯
用通電回路90が適用された自動現像機10の概略構成
図が示されている。
【0017】この自動現像機10は、箱体状のケーシン
グ12の内部にシート状の感光材料であるシートフィル
ム14を搬送しながら複数の処理液に浸漬して処理する
処理液処理部16と、処理液処理部16で処理されたシ
ートフィルム14を乾燥処理する乾燥部18が設けられ
ている。
【0018】処理液処理部16内の処理槽20には、現
像液、定着液及び水洗水を各々貯留している現像槽2
2、定着槽24及び水洗槽26が備えられている。各処
理槽には、複数のローラ対とガイドによってシートフィ
ルム14の搬送路が形成されている。また、各処理槽に
設けられている複数のローラ対の駆動は、図示しない駆
動手段によって駆動されるようになっており、この駆動
手段はコントローラ92によって制御されるようになっ
ている。
【0019】現像槽22の上流側には、挿入ラック28
が設けられている。また、水洗槽26の下流側にはスク
イズ部30が延設されている。
【0020】挿入ラック28によって処理液処理部16
内に引き入れられたシートフィルム14は、現像槽2
2、定着槽24及び水洗槽26を通過して、各処理液に
順次浸漬されて処理され、スクイズ部30で表面に付着
した水分が除去されながら搬送され、乾燥部18へ送り
込まれるようになっている。
【0021】乾燥部18は、処理液処理部16の近傍か
ら上方へ突設され、内部に千鳥状に配置された多数のロ
ーラ群32によりシートフィルム14の搬送路が形成さ
れている。これにより、シートフィルム14はローラ群
32によって上方へ向けて案内搬送されながら乾燥され
るようになっている。このローラ群32の駆動も図示し
ない駆動手段によって指示されるようになっており、こ
の駆動手段はコントローラ92によって制御されてい
る。さらに、乾燥部18においてシートフィルム14が
乾燥される際の温度等もコントローラ92によって制御
されている。
【0022】乾燥処理されたシートフィルム14は、乾
燥部18の上部に設けられたターン部34によって処理
液処理部16の上方側へ向けられて処理液処理部16の
上方の機外へ排出されるようになっている。なお、処理
液処理部16ではシートフィルム14がその感光面(片
面のみ感光面が形成されているとき)が上方へ向けられ
た状態で搬送されて処理されるようになっている。
【0023】ケーシング12には、処理液処理部16の
上部を閉塞する上面側に一体化され、挿入用トレイ36
と排出用トレイ38が2段に重ねられたフィルム収容部
40が配置されており、乾燥部18から排出されたシー
トフィルム14は、上段の排出用トレイ38に載置され
る。
【0024】フィルム収容部40は処理液処理部16の
蓋の役目を兼ねて設けられており、通常、挿入用トレイ
36は排出用トレイ38により覆われているが、排出用
トレイ38を乾燥部18側の端部に設けられた図示しな
いヒンジを軸に回動することにより開放可能となってい
る。
【0025】自動現像機10には、フィルム収容部40
の挿入用トレイ36と処理液処理部16への挿入口の間
に跨がってオートフィーダ部42が設けられている。フ
ィルム収容部40の挿入用トレイ36に収容されたシー
トフィルム14は、先端部がこのオートフィーダ部42
の内部へ挿入された状態となる。
【0026】オートフィーダ部42には、シートフィル
ム14を一枚ずつ持ち上げて移動(枚葉)させる枚葉機
構44と、枚葉機構44により持ち上げられたシートフ
ィルム14をローラ46の駆動力により、U字型に案内
搬送して処理液処理部16へ供給する搬送部48とが配
設されている。このローラ46も図示しない駆動手段に
よって駆動されるようになっている。また、駆動手段は
コントローラ92によって制御されており、シートフィ
ルム14が搬送されるときの速度などもこのコントロー
ラ92で制御している。
【0027】従って、コントローラ92は図示しない駆
動手段の駆動を指示すると共に、乾燥部18における乾
燥温度やシートフィルム14の搬送速度等の制御を行っ
ている。
【0028】また、オートフィーダ部42のハウジング
50内には、挿入用トレイ36の一方の端部を形成して
いる略L字状のフィルム止め52が設けられている。
【0029】このフィルム止め52の上方に枚葉機構4
4が配設され、フィルム止め52の上部近傍(ローラ対
54側)には、前述したローラ46が配設されている。
このローラ46は、ローラ対54〜58と一体となって
回転駆動するようになっている。
【0030】ローラ対54〜58が回転駆動することに
よって、シートフィルム14を自動現像機10の挿入ラ
ック28へ向けて案内搬送可能とし、ガイド60によっ
て、挿入ラック28へ向けて確実に案内するようになっ
ている。
【0031】また、ケーシング12の外側側面、又はリ
モートコントローラには図2に示されるようなオペレー
タ用表示部70が設けられている。このオペレータ用表
示部70は、薄肉の板材71に文字状の部分が設けられ
ており、内部の光源を点灯することにより透過する光に
よって文字が表示される構成となっている。本実施の形
態では、光源としてLED(発光ダイオード)を使用し
ている。
【0032】オペレータ用表示部70は、例えば「運
転」「準備完了」「現像容器交換」・・・「フィードエ
ラー」「ブザーストップ」等の指示が点灯するようにな
っている。
【0033】このオペレータ用表示部70が点灯する際
には自動現像機10内に設けられている図示しないブザ
ーが鳴り、オペレータに表示が点灯されていることを報
知するようになっている。このブザーは、オペレータ用
表示部70の下方に設けられているストップボタン72
を押すことによって解除される。
【0034】こうして、オペレータはオペレータ用表示
部70の点灯内容を確認し、自動現像機10に対する処
置を行うようになっている。
【0035】さらに、ケーシング12の内側側面には図
3に示すようなメンテナンス用表示部80が設けられて
いる。これは、自動現像機10のメンテナンス時にサー
ビスマンが修理箇所を特定するための表示が点灯される
ようになっている。従って、通常処理時にオペレータが
点灯内容を確認することはないため、サービスマンが必
要な時に開いて見ることができるようにケーシング12
の内側側面に設けられている。
【0036】このメンテナンス用表示部80の構成とし
ては、1枚の基板82に3つのLEDの7セグメントユ
ニット80A〜80Cが設けられており、数字及びアル
ファベットの組合せを表示することができるようになっ
ている。また、基板82の一部にモードの切換を行うた
めのモード切換スイッチ86が設けられている。このモ
ード切換スイッチ86によって、ダイナミックモード又
はスタティックモードのいずれかを選択する(すなわ
ち、図3のメンテナンス用表示部80の表示を実行させ
るモードか、実行させないモードかをケーシング12の
内側側面で選択する)ことができるようになっている。
【0037】本実施の形態において、自動現像機10の
通常処理時はスタティックモードが選択されており、サ
ービスマンがメンテナンスを行う際にダイナミックモー
ドに切り換えるようになっている。また、サービスマン
はメンテナンスの終了後に再びスタティックモードに切
り換えるようになっている。
【0038】図4には前述したオペレータ用表示部70
とメンテナンス用表示部80の点灯用通電回路90が示
されている。
【0039】オペレータ用表示部70を点灯させるため
の点灯ユニット85、及びメンテナンス用表示部80と
しての7セグメントユニット80A〜80Cには、それ
ぞれ電源線96A〜96Dが接続されており、スイッチ
部94によって接点の切換が行われるようになってい
る。スイッチ部94は、実際には機械的に切り換わるス
イッチではなく、前述したモード切換スイッチ86を切
り換えることにより、後述するように機能が切り換えら
れるソフト的なスイッチである。また、コントローラ9
2からは7セグメントユニット80A〜80Cのどのユ
ニットのどのセグメントを点灯させるのかを指示するデ
ータが出力されるようになっており、この出力タイミン
グとスイッチ94の接点の切換は同期している。
【0040】モード切換スイッチ86によるスタティッ
クモード選択時において、スイッチ部94は接点98A
に常時接しており、電源線96Aを介して通電され、点
灯ユニット85が点灯するようになっている。このと
き、点灯ユニット85は連続点灯し、ちらつきのない鮮
明な表示がなされる。
【0041】メンテナンス時にサービスマンによってダ
イナミックモードが選択された場合には、スイッチ部9
4は接点98A〜98Dに順次接するようになってお
り、それぞれ電源線を介して通電される。接点の切換
は、スタティックモード選択時と同様にコントローラ9
2によって制御される。また、コントローラ92からデ
ータが出力されるようになっており、この出力タイミン
グと接点の切換は同期している。
【0042】本実施の形態においては、接点の切換とコ
ントローラ92からのデータ出力は図5のタイムチャー
トに示されるように、10msec毎に行われている。
すなわち、4本の電源線96A〜96Dが配設されてい
る点灯用通電回路90においては、10msec間の点
灯の後に30msec間の消灯があり、これが繰り返さ
れる。図5(A)に示すタイムチャートは、オペレータ
用表示部70の点灯ユニット85の点灯状態を示してお
り、図5(B)乃至(D)はそれぞれメンテナンス用表
示部80の7セグメントユニット80A、80B、80
Cの点灯状態を示している。
【0043】モード切換スイッチ86によるダイナミッ
クモード選択時には、極めて短い時間で各ユニット(オ
ペレータ用表示部70の点灯ユニット85及びメンテナ
ンス用表示部80の3つの7セグメントユニット80A
〜80C)の点灯と消灯が繰り返されるので、見かけ上
は連続点灯しているように見える。この場合、表示画面
上にちらつきが生じるが、メンテナンス時にのみサービ
スマンが修理箇所を特定することができればよいので、
問題はない。また、ダイナミックモード選択時は、自動
現像機10における通常処理は中断されるため、オペレ
ータがオペレータ用表示部70の点灯内容を確認するこ
とはないので、オペレータ用表示部70にちらつきが生
じる点を考慮する必要はない。
【0044】次に、本発明の実施の形態の作用を説明す
る。本実施の形態に係る点灯用通電回路90が適用され
た自動現像機10は、通常の処理時、すなわちスタティ
ックモード選択時にはケーシング12の外側側面に設け
られているオペレータ用表示部70に対応している点灯
ユニット85への通電のみを行うようになっており、ス
イッチ部94は接点98Aに常時接している。このと
き、メンテナンス用表示部80の基板82に設けられた
スイッチ86はスタティックモード側に位置している。
スタティックモード選択時は、表示画面上のちらつきが
なく、鮮明な表示がされ、オペレータが読みやすい表示
が点灯される。
【0045】オペレータ用表示部70の点灯が行われた
際には、図示しないブザーが鳴り、オペレータに表示が
点灯していることを報知する。オペレータは表示内容を
確認した後に表示部下方に設けられているストップボタ
ン72を押す。その後、表示内容に対する処理を行う。
例えば、オペレータ用表示部70に現像液パックの交換
を指示する表示が点灯された場合には現像液パックの交
換を行うようになっている。
【0046】一方、自動現像機10の故障等によってメ
ンテナンスが必要となる場合がある。このような場合に
は、サービスマンがメンテナンス用表示部80の基板8
2に設けられているモード切換スイッチ86を操作し、
ダイナミックモードを選択する。これによって、メンテ
ナンス用表示部80には修理箇所を特定するためのコー
ド表示が点灯する。コード表示は、7セグメントユニッ
ト80A〜80Cによる数字とアルファベットの組合せ
によって表される。
【0047】例えば、図3に示されるように「E07」
というコードが表示される。このようなコードと修理箇
所は予め対応して定められているため、修理箇所を特定
することは容易である。従って、この表示内容をサービ
スマンが確認し、自動現像機10の修理を行うことがで
きる。
【0048】ダイナミックモードは、複数の接点(接点
98A〜接点98D)を極めて短い時間で切り換え、電
源線96A〜96Dを順次通電させ、点灯ユニット85
及び7セグメントユニット80A〜80Cを点灯させる
ようになっている。本実施の形態において、各接点の通
電時間は10msec毎になっており、この接点の切換
時間と、コントローラ92から出力されるデータの出力
タイミングは同期している。コントローラ92から出力
されるデータによって、7セグメントユニット80A〜
80Cに点灯される数字又はアルファベットが決定す
る。
【0049】また、ダイナミックモード選択時は、極め
て短い時間で点灯と消灯が繰り返されるので、見かけ上
は連続点灯しているようにみえる。この場合には表示画
面上にちらつきが生じるが、メンテナンスは日常的なも
のではなく、サービスマンが修理箇所を特定することが
できればよいため、多少のちらつきが生じていても問題
はない。
【0050】サービスマンは自動現像機10の修理が終
了した後にモード切換スイッチ86をスタティックモー
ドに切り換えることにより、再びオペレータ用表示部7
0の点灯ユニット85のみに常時通電されるようにな
り、鮮明な表示が点灯されるようになる。
【0051】以上説明したように、点灯用通電回路90
にモード切換スイッチ86を設けることによって簡単な
構成でオペレータ用表示部70とメンテナンス用表示部
80のそれぞれに適した表示を行うことができる。
【0052】なお、本実施の形態においてダイナミック
モードにおける接点の切換を10msec毎に設定して
説明したが、この値に限定されるものではない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明の点灯用通電
回路は、モードを切り換えるためのスイッチを設けるこ
とによって簡単な構成で各表示部に適する表示を行うこ
とができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る点灯用通電回路が適
用された自動現像機の概略構成図である。
【図2】オペレータ用表示部の詳細を示す正面図であ
る。
【図3】メンテナンス用表示部の詳細を示す構成図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に係る点灯用通電回路の構
成を示す回路構成図である。
【図5】ダイナミックモード選択時における複数の点灯
ユニットの点灯及び消灯時間のを示すタイムチャートで
ある。(A)はオペレータ用表示部の点灯ユニットの点
灯状態を示すタイムチャートであり、(B)乃至(D)
はメンテナンス用表示部の7セグメントユニットの点灯
状態を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 自動現像機 70 オペレータ用表示部 80 メンテナンス用表示部 86 モード切換スイッチ(切換手段) 90 点灯用通電回路 92 コントローラ 94 スイッチ部 98 接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神部 哲 神奈川県南足柄市竹松1250番地 富士機器 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の点灯ユニットを備え、それぞれの
    点灯ユニットに表示させるために短い時間で各表示ユニ
    ットへ順次切換通電するダイナミックモード仕様の点灯
    用通電回路において、 選択された点灯ユニットへ常時通電するスタティックモ
    ードによる点灯を可能としたことを特徴とする点灯用通
    電回路。
  2. 【請求項2】 複数の点灯ユニットのうち、使用頻度の
    高い点灯ユニットが選択された点灯ユニットであること
    を特徴とする請求項1記載の点灯用通電回路。
  3. 【請求項3】 感光材料を複数の処理槽の中の異なる種
    類の処理液に順次浸漬して処理する自動現像機に用いら
    れ、複数の点灯ユニットへ通電する際に電源線を短い時
    間で切換通電するダイナミックモード仕様の点灯用通電
    回路であって、 オペレータが認識すべき情報が表示される表示部に対応
    する点灯ユニットへ常時通電するスタティックモード
    と、自動現像機の修理箇所を特定するための情報が表示
    される際に、複数の点灯ユニットへ切換通電するダイナ
    ミックモードと、を切換えるモード切換手段、 を有する点灯用通電回路。
JP5514996A 1996-03-12 1996-03-12 点灯用通電回路 Pending JPH09244569A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232128A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Idec Corp 表示機能付きスイッチ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232128A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Idec Corp 表示機能付きスイッチ装置

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