JPH09244211A - ハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランク、ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びその製造方法 - Google Patents

ハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランク、ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びその製造方法

Info

Publication number
JPH09244211A
JPH09244211A JP5311596A JP5311596A JPH09244211A JP H09244211 A JPH09244211 A JP H09244211A JP 5311596 A JP5311596 A JP 5311596A JP 5311596 A JP5311596 A JP 5311596A JP H09244211 A JPH09244211 A JP H09244211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase shift
halftone phase
chromium
layer
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5311596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3664332B2 (ja
Inventor
Takekazu Mikami
三上豪一
Norito Ito
伊藤範人
Hisafumi Yokoyama
横山寿文
Hiroshi Mori
弘 毛利
Hiroyuki Miyashita
宮下裕之
Naoya Hayashi
直也 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP5311596A priority Critical patent/JP3664332B2/ja
Publication of JPH09244211A publication Critical patent/JPH09244211A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3664332B2 publication Critical patent/JP3664332B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショットが重なる部分に遮光帯を容易に形成
でき、パターニング前に十分な導電性を持つハーフトー
ン位相シフトフォトマスク。 【解決手段】 ブランクは、透明基板上504に、少な
くともフッ化クロム化合物を主体とする層を含むハーフ
トーン位相シフト膜705と、クロムを主体とし単層又
は多層からなるフッ素原子を実質的に含まない実質的な
遮光膜706とが積層されてなり、これらをパターニン
グすることにより、ハーフトーン位相シフト膜705は
ハーフトーン位相シフターパターンを構成し、クロムを
主体とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含
まない実質的な遮光膜706はステッパーを用いた転写
時に隣接するショット同士で重ねて露光される領域を遮
光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI、超LSI
等の高密度集積回路の製造に用いられるフォトマスク及
びこのフォトマスクを製造するためのフォトマスクブラ
ンクに関し、特に、微細寸法の投影像が得られるハーフ
トーン位相シフトフォトマスク用ブランク、ハーフトー
ン位相シフトフォトマスク及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】IC、LSI、超LSI等の半導体集積
回路は、フォトマスクを使用したいわゆるリソグラフィ
ー工程を繰り返すことによって製造されるが、特に微細
寸法のパターン形成には、例えば特開昭58−1737
44号、特公昭62−59296号等に示されているよ
うな位相シフトフォトマスクの使用が検討されている。
位相シフトフォトマスクには様々な構成のものが提案さ
れているが、その中でも、例えば特開平4−13685
4号、米国特許第4,890,309号等に示されてい
るようないわゆるハーフトーン位相シフトフォトマスク
が早期実用化の観点から注目を集め、特開平5−225
9号、特開平5−127361号等のように、製造工程
数の減少による歩留まりの向上、コストの低減等が可能
な構成、材料に関していくつかの提案がなされてきてい
る。
【0003】ここで、注目すべき点は、ハーフトーン以
外のタイプの位相シフトリソグラフィーでは、遮光膜と
位相シフター膜とで異なるパターンであるため、2回の
製版工程を必要とするのに対し、ハーフトーン位相シフ
トリソグラフィーでは、パターンが1つであるため、製
版工程は本質的に1回だけでよいという点であり、これ
がハーフトーン位相シフトリソグラフィーの大きな長所
となっている。
【0004】ハーフトーン位相シフトフォトマスクのハ
ーフトーン位相シフト層には、位相反転と透過率調整と
いう2つの機能が要求される。この中、位相反転機能に
ついては、位相シフト部を透過する露光光と開口部を透
過する露光光とで位相が実質的に反転すればよい。ここ
で、ハーフトーン位相シフト層を、例えばM.Bor
n,E.Wolf著『Principles of O
ptics』pp.628〜632に示されている吸収
膜として扱い、多重干渉は無視できるので、垂直透過光
の位相差φは、 により計算され、φがnπ±π/3(nは奇数)の範囲
内に含まれるとき、上述の位相シフト効果が得られる。
ここで、φは基板上に(m−2)層の多層膜が構成され
ているフォトマスクを垂直に透過する光が受ける位相変
化で、χk,k+1 はk番目の層と(k+1)番目の層との
界面で起きる位相変化、uk ,dk はそれぞれk番目の
層を構成する材料の屈折率と膜厚、λは露光光の波長で
ある。ただし、k=1はマスク基板、k=mは空気とす
る。
【0005】一方、ハーフトーン位相シフト効果が得ら
れるためのハーフトーン位相シフト部の露光光透過率
は、転写パターンの寸法、面積、配置、形状等によって
決定され、パターンによって異なる。実質的に上述の効
果を得るためには、ハーフトーン位相シフト部の露光光
透過率をパターンによって決まる最適透過率を中心とし
て、最適透過率±数%の範囲内に含まれるようにしなけ
ればならない。通常、この最適透過率は、転写パターン
によって開口部を100%としたときに1ないし50%
という広い範囲内で大きく変動する。すなわち、あらゆ
るパターンに対応するためには、様々な透過率を有する
ハーフトーン位相シフトマスクが要求される。
【0006】実際には、位相反転機能と透過率調整機能
とは、ハーフトーン位相シフト膜を構成する材料(多層
の場合は、各層を構成する各材料)の複素屈折率(屈折
率と消衰係数)と膜厚とによって決定される。つまり、
ハーフトーン位相シフト膜の膜厚を調整し、式(1)に
より求まる位相差φがnπ±π/3(nは奇数)の範囲
に含まれるように成膜したときの露光光透過率が1ない
し50%の範囲に含まれるような材料が、ハーフトーン
位相シフトフォトマスクのハーフトーン位相シフト層と
して使える。このような材料としては、例えば特開平5
−127361号、特開平7−110572号に示され
るクロム化合物を主体とする膜等が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ハーフトーン
位相シフトフォトマスクに特有の課題として、ステッパ
ーによる転写の際に、隣接するショット(1回の投影範
囲)同士で重ねて露光される領域が、図5に示す通り感
光してしまうという問題があった。これは、従来のクロ
ムマスクの遮光部は露光光をほとんど透過しないのに対
し、ハーフトーン位相シフトフォトマスクのハーフトー
ン位相シフト部は、露光光透過率が上述の通り凡そ1〜
50%であり、1回の露光ではウエハー上のレジストが
感光しなくても、多重露光により感光してしまうからで
ある。これを防ぐため、ショットが重なる部分に遮光帯
と呼ばれる露光光を遮光する領域を設ける必要があった
が、容易に実現する手段がなかった。
【0008】さらに、フォトマスクは、多くの場合、電
子線リソグラフィーによってパターン化されるが、上述
のクロム化合物を主体とする膜は導電率が低く、電子線
照射によって帯電してしまい、所望のパターンが形成で
きなくなってしまう、という問題もあった。一般的に、
電子線により問題なくパターンを形成する場合、ブラン
クのシート抵抗が1×108 Ω/cm2 以下であること
が要求される。
【0009】本発明は従来技術のこのような状況に鑑み
てなされたものであり、その目的は、ショットが重なる
部分に遮光帯を容易に形成でき、パターニング前に十分
な導電性を持つハーフトーン位相シフトフォトマスク及
びそのためのブランクを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題に鑑
み、実用的なハーフトーン位相シフトフォトマスク及び
ハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクを開発
すべく研究の結果、透明基板上に、少なくともフッ化ク
ロム化合物を主体とする層を含むハーフトーン位相シフ
ト膜と、クロムを主体とし単層又は多層からなるフッ素
原子を実質的に含まない実質的な遮光膜とを積層するこ
とにより、遮光帯が容易に形成でき、かつ、電子線描画
時に十分な導電性を持つことを見出し、かかる知見に基
づいて完成したものである。
【0011】本発明のハーフトーン位相シフトフォトマ
スクは、ハーフトーン位相シフト膜として、少なくとも
フッ化クロム化合物を主体とする層を少なくとも1層以
上含む。フッ素原子を含むクロム化合物を主体とする層
は、短波長域の透過率が高いため、g線(436n
m)、i線(365nm)リソグラフィーだけでなく、
より微細なパターン形成が可能なフッ化クリプトンエキ
シマレーザー(248nm)、フッ化アルゴンエキシマ
レーザー(193nm)リソグラフィーにも使用でき
る。この場合、少なくともフッ化クロム化合物を主体と
する層を単層でハーフトーン位相シフト層として用いる
こともできるが、位相反転機能を損なわない範囲内で透
過率を調整する層を積層して、積層型のハーフトーン位
相シフト膜とすることもできる。
【0012】さらに、本発明のハーフトーン位相シフト
フォトマスクは、ハーフトーン位相シフト膜に加え、ク
ロムを主体とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質
的に含まない実質的な遮光膜を有するが、この膜は導電
性を有し、かつ、少なくともフッ化クロム化合物を主体
とする層を含むハーフトーン位相シフト膜と同時に製版
することが可能である。また、さらにその後、少なくと
もフッ化クロム化合物を主体とする層を含むハーフトー
ン位相シフト膜を残したまま、選択的に除去することも
できる。
【0013】一般的に、クロム系化合物のエッチング
は、ドライプロセス、ウェットプロセスの両方が可能で
ある。ドライエッチング法としては、塩素、四塩化炭
素、トリクロロメタン等の塩素源となるガスと、酸素、
炭酸ガス、アルコール、笑気ガス等の酸素源となるガス
との混合ガスのプラズマ化で、揮発性の高い塩化酸化ク
ロムとする。
【0014】ここで、本発明のハーフトーン位相シフト
マスクに使われる、少なくともフッ化クロム化合物を主
体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜と、クロム
を主体とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に
含まない実質的な遮光膜とは、共にこの方法でエッチン
グが可能である。
【0015】また、ウェットエッチング法としては、硝
酸セリウム系のエッチャントが使われるが、クロムを主
体とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含ま
ない実質的な遮光膜がこのエッチャントで加工できるの
に対し、少なくともフッ化クロム化合物を主体とする層
を含むハーフトーン位相シフト膜はエッチングされな
い。
【0016】そこで、まず、ドライエッチング法によ
り、少なくともフッ化クロム化合物を主体とする層を含
むハーフトーン位相シフト膜と、クロムを主体とし単層
又は多層からなるフッ素原子を実質的に含まない実質的
な遮光膜とを一気にパターニングし、次に、マスクをウ
ェットエッチャントに浸すことにより、少なくともフッ
化クロム化合物を主体とする層を含むハーフトーン位相
シフト膜を残したまま、クロムを主体とし単層又は多層
からなるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜
を選択的に除去することができるのである。
【0017】また、この除去工程において、クロムを主
体とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含ま
ない実質的な遮光膜を、例えばステッパーによる転写の
際に隣接するショット同士で重ねて露光される領域にだ
け残し、選択的に除去すれば、いわゆる遮光帯を容易に
形成でき、この領域でのウエハー上のレジストの不必要
な感光を妨げられる。また、この層を、遮光帯にだけで
なく、必要に応じて所望のパターン上に製版することも
できる。このように、クロムを主体とし単層又は多層か
らなるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜を
選択的に除去するには、事前にレジストを塗布し、これ
を常法によりパターニングしておけばよい。
【0018】また、このフッ化クロム化合物は、フッ素
の含有量が増せば導電性が失われるものであり、本発明
のハーフトーン位相シフト層に適する組成に調整した場
合、実質的に絶縁膜となってしまう。上述の通り、ブラ
ンクには導電性が要求されるが、本発明のハーフトーン
位相シフトフォトマスク用ブランクには絶縁性のハーフ
トーン位相シフト層の他に、クロムを主体とし単層又は
多層からなるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮
光膜を有しており、この層の導電性により電子線描画中
の帯電を防ぐことができる。本発明のブランクのシート
抵抗は、このクロムを主体とし単層又は多層からなるフ
ッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜の構成、膜
厚、組成によって異なるが、1×108 Ω/cm2 以下
とすることができる。
【0019】本発明のハーフトーン位相シフトフォトマ
スク用ブランクは、少なくともフッ化クロム化合物を主
体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜、及び、ク
ロムを主体とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質
的に含まない実質的な遮光膜を従来の薄膜形成技術であ
るスパッタリング法、真空蒸着法、イオンプレーティン
グ法等で形成することにより、容易に作製できる。
【0020】また、このブランクは以下の通り簡単にパ
ターニングすることができる。すなわち、初めにブラン
ク上に通常の電子線リソグラフィー法によって所望の電
子線レジストパターンを形成する。ここで、上記の通り
ブランクが十分な導電性を持つため、描画中の帯電は起
こらない。次に、電子線レジストパターンをマスクとし
て、上述のドライエッチングにより、レジストが除去さ
れた領域の少なくともフッ化クロム化合物を主体とする
層を含むハーフトーン位相シフト膜と、クロムを主体と
し単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含まない
実質的な遮光膜とを除去する。次に、レジストを剥膜し
た後、クロムを主体とし単層又は多層からなるフッ素原
子を実質的に含まない実質的な遮光膜を硝酸セリウム系
のクロムエッチャントにより除去する。このエッチャン
トは、フッ素原子を含むクロム化合物を溶かさないの
で、フッ化クロム化合物を主体とする層を含むハーフト
ーン位相シフト膜はエッチングされずに完全に残る。な
お、この際、必要に応じて、クロムを主体とし単層又は
多層からなるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮
光膜を選択的に残すことも可能である。
【0021】すなわち、本発明のハーフトーン位相シフ
トフォトマスク用ブランクは、透明基板上に、少なくと
もフッ化クロム化合物を主体とする層を含むハーフトー
ン位相シフト膜と、クロムを主体とし単層又は多層から
なるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜とが
積層されていることを特徴とするものである。
【0022】この場合、クロムを主体とし単層又は多層
からなるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜
が、導電性を有し、シート抵抗が1×108 Ω/cm2
以下であることが望ましい。
【0023】また、露光光の透過率が透明基板を100
%としたときに、1%以下であることが望ましい。
【0024】また、クロムを主体とし単層又は多層から
なるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜が、
少なくともフッ化クロム化合物を主体とする層を含むハ
ーフトーン位相シフト膜を残し、選択的に除去可能であ
ることが望ましい。
【0025】また、少なくともフッ化クロム化合物を主
体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜の以下の式
により求まる位相差φが、nπ±π/3ラジアン(nは
奇数)の範囲に含まれることが望ましい。 ここで、φは透明基板上に(m−2)層の多層膜が構成
されているフォトマスク用ブランクを垂直に透過する光
が受ける位相変化で、χk,k+1 はk番目の層と(k+
1)番目の層との界面で起きる位相変化、uk ,dk
それぞれk番目の層を構成する材料の屈折率と膜厚、λ
は露光光の波長である。ただし、k=1は透明基板、k
=mは空気とする。
【0026】また、少なくともフッ化クロム化合物を主
体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜の露光光に
対する透過率が、透明基板の露光光に対する透過率を1
00%としたときに、1乃至50%であることが望まし
い。
【0027】本発明のハーフトーン位相シフトフォトマ
スクは、透明基板上に、少なくともフッ化クロム化合物
を主体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜のパタ
ーンが形成されているハーフトーン位相シフトフォトマ
スクにおいて、このパターン上の一部に、クロムを主体
とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含まな
い実質的な遮光膜が積層されていることを特徴とするも
のである。
【0028】この場合、クロムを主体とし単層又は多層
からなるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜
が、ステッパーを用いた転写時に、隣接するショット同
士で重ねて露光される領域を含む領域に少なくとも積層
されていることが望ましい。
【0029】また、クロムを主体とし単層又は多層から
なるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜が積
層されている領域における露光光に対する透過率が、透
明基板の露光光に対する透過率を100%としたとき
に、1%以下であることが望ましい。
【0030】また、クロムを主体とし単層又は多層から
なるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜が積
層されていない領域において、少なくともフッ化クロム
化合物を主体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜
の以下の式により求まる位相差φが、nπ±π/3ラジ
アン(nは奇数)の範囲に含まれることが望ましい。 ここで、φは透明基板上に(m−2)層の多層膜が構成
されているフォトマスクを垂直に透過する光が受ける位
相変化で、χk,k+1 はk番目の層と(k+1)番目の層
との界面で起きる位相変化、uk ,dk はそれぞれk番
目の層を構成する材料の屈折率と膜厚、λは露光光の波
長である。ただし、k=1は透明基板、k=mは空気と
する。
【0031】また、クロムを主体とし単層又は多層から
なるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜が積
層されていない領域において、少なくともフッ化クロム
化合物を主体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜
の露光光に対する透過率が、透明基板の露光光に対する
透過率を100%としたときに、1乃至50%であるこ
とが望ましい。
【0032】本発明のハーフトーン位相シフトフォトマ
スクの製造方法は、上記のようなハーフトーン位相シフ
トフォトマスク用ブランクを用い、少なくともフッ化ク
ロム化合物を主体とする層を含むハーフトーン位相シフ
ト膜と、クロムを主体とし単層又は多層からなるフッ素
原子を実質的に含まない実質的な遮光膜をパターニング
した後、クロムを主体とし単層又は多層からなるフッ素
原子を実質的に含まない実質的な遮光膜を除去すること
を特徴とする方法である。
【0033】本発明のもう1つのハーフトーン位相シフ
トフォトマスクの製造方法は、上記のようなハーフトー
ン位相シフトフォトマスク用ブランクを用い、少なくと
もフッ化クロム化合物を主体とする層を含むハーフトー
ン位相シフト膜と、クロムを主体とし単層又は多層から
なるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜をパ
ターニングした後、クロムを主体とし単層又は多層から
なるフッ素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜を所
望のパターンに加工することを特徴とする方法である。
【0034】本発明の上記ハーフトーン位相シフトフォ
トマスク用ブランク、及び、ハーフトーン位相シフトフ
ォトマスク、並びに、その製造方法は、容易に遮光帯を
形成することが可能であり、また、電子線描画時のチャ
ージアップも問題とならないものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のハーフトーン位
相シフトフォトマスク用ブランク、ハーフトーン位相シ
フトフォトマスク及びその製造方法の実施例について説
明する。 〔実施例1〕本発明のハーフトーン位相シフトフォトマ
スク用ブランクの実施例を、図1に従って説明する。図
1(a)に示すように、鏡面研磨されたシリコンウエハ
ー501上に、スパッタリング法で以下に示す通りの条
件で、クロム化合物膜502を約30nmの厚さに成膜
し、偏光解析用サンプル503を得た。
【0036】成膜装置 :プレーナー型DCマグネ
トロンスパッター装置 ターゲット :金属クロム ガス及び流量 :アルゴンガス76sccm+四フッ化
炭素ガス24sccm スパッター圧力:3ミリトール スパッター電流:6アンペア 市販の分光エリプソメーター(ソプラ社製ES−4G)
で、このサンプル503のKrFエキシマレーザー波長
(248nm)での屈折率u及び消衰係数kを測定した
ところ、それぞれu=1.996、k=0.437であ
った。これを前記M.Born,E.Wolf著『Pr
inciples of Optics』pp.628
〜632に示される金属膜として扱い、フォトマスクの
基板として使われる高純度合成石英上に成膜したとき
に、波長248nmの透過光の位相を180°ずらすた
めに必要な膜厚を計算したところ、130nmであっ
た。
【0037】そこで、図1(b)に示すように、光学研
磨され良く洗浄された高純度合成石英504上に上述の
成膜条件でクロム化合物膜505を約130nm成膜し
たところ、波長248nm光の透過率が凡そ5%であっ
た。このブランクの分光透過率曲線を図4に示す。
【0038】次いで、このブランク上に以下の条件で金
属クロム膜506を約50nm成膜した。 成膜装置 :プレーナー型DCマグネトロンスパッ
ター装置 ターゲット :金属クロム ガス及び流量 :アルゴンガス100sccm スパッター圧力:3ミリトール スパッター電流:6アンペア これによって、分光透過率、導電率共に通常のクロムフ
ォトマスクブランクと同等である本発明のハーフトーン
位相シフトフォトマスク用ブランク507を得た。
【0039】〔実施例2〕本発明のハーフトーン位相シ
フトフォトマスクの実施例を、図2に従って説明する。
実施例1で得たブランク507上に、図2(a)に示す
ように、常法の電子線リソグラフィー法又はフォトリソ
グラフィー法により、有機物を主成分とする所望のレジ
ストパターン702を得た。次に、レジストパターン7
02から露出された金属クロム膜506及びクロム化合
物膜505(図1(a))を、CH2 Cl2 :O2
1:2.5の混合ガス、圧力0.3Torrの条件で、
高周波プラズマ中に曝すことによって選択的にドライエ
ッチングを行い、図2(b)に示すように、所望の金属
クロム膜及びクロム化合物膜のパターン703を得た。
その後、残ったレジスト704を常法により剥離し、図
2(c)に示すように、金属クロム膜パターン706が
積層されたハーフトーン位相シフト膜パターン705を
得た。最後に、必要に応じて欠陥修正を行った後、硝酸
セリウム系のエッチング液に浸漬することによって、金
属クロム膜パターン706を除去して、本発明のハーフ
トーン位相シフトフォトマスク707を得た。なお、こ
のハーフトーン位相シフトフォトマスク707は、除去
された部分の寸法精度、断面形状、膜厚分布、透過率分
布、膜の基板への密着性等、全て実用に供することがで
きるものであった。
【0040】〔実施例3〕本発明のハーフトーン位相シ
フトフォトマスクの別の実施例を、図3に従って説明す
る。図3(a)に示すように、実施例2と同様にして得
られた金属クロム膜パターン706が積層されたハーフ
トーン位相シフト膜パターン705(図2(c))上
に、常法のフォトレジストを塗布して、遮光帯を形成す
る部分にレジストパターン801を製版した。次に、レ
ジストパターン801から露出された金属クロム膜70
6を硝酸セリウム系のエッチング液によって選択的に除
去し、最後に、残ったレジスト801を常法により剥離
することによって、本発明の遮光帯付きのハーフトーン
位相シフトフォトマスク802を得た。
【0041】以上、本発明のハーフトーン位相シフトフ
ォトマスク用ブランク、ハーフトーン位相シフトフォト
マスク及びその製造方法の原理とそれらの実施例につい
て説明してきたが、本発明はこれらに限定されず種々の
変形が可能である。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、ハーフトーン位相シフトフォトマスクのショ
ットが重なる部分に遮光帯を容易に形成することが可能
であり、また、パターニング前に十分な導電性を与えて
電子線描画時のチャージアップも問題とならないハーフ
トーン位相シフトフォトマスク及びそのためのブランク
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハーフトーン位相シフトフォトマスク
用ブランクの製造方法の実施例を説明するための図であ
る。
【図2】本発明のハーフトーン位相シフトフォトマスク
の実施例の製造方法を説明するための図である。
【図3】本発明のハーフトーン位相シフトフォトマスク
の別の実施例の製造方法を説明するための図である。
【図4】図1のクロム化合物膜のみを成膜したブランク
の分光透過率曲線を示す図である。
【図5】ハーフトーン位相シフトフォトマスクのステッ
パーによる転写の際の重ねて露光される領域を模式的に
示す図である。
【符号の説明】
501…シリコンウエハー 502…クロム化合物膜 503…偏光解析用サンプル 504…合成石英 505…クロム化合物膜 506…金属クロム膜 507…ハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブラン
ク 702…レジストパターン 703…金属クロム膜及びクロム化合物膜のパターン 704…残ったレジスト 705…ハーフトーン位相シフト膜パターン 706…金属クロム膜パターン 707…ハーフトーン位相シフトフォトマスク 801…レジストパターン 802…遮光帯付きハーフトーン位相シフトフォトマス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毛利 弘 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号大 日本印刷株式会社内 (72)発明者 宮下裕之 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号大 日本印刷株式会社内 (72)発明者 林 直也 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号大 日本印刷株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に、少なくともフッ化クロム
    化合物を主体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜
    と、クロムを主体とし単層又は多層からなるフッ素原子
    を実質的に含まない実質的な遮光膜とが積層されている
    ことを特徴とするハーフトーン位相シフトフォトマスク
    用ブランク。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記のクロムを主体
    とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含まな
    い実質的な遮光膜が、導電性を有し、シート抵抗が1×
    108 Ω/cm2 以下であることを特徴とするハーフト
    ーン位相シフトフォトマスク用ブランク。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、露光光の透過
    率が前記透明基板を100%としたときに、1%以下で
    あることを特徴とするハーフトーン位相シフトフォトマ
    スク用ブランク。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れか1項において、
    前記のクロムを主体とし単層又は多層からなるフッ素原
    子を実質的に含まない実質的な遮光膜が、前記の少なく
    ともフッ化クロム化合物を主体とする層を含むハーフト
    ーン位相シフト膜を残し、選択的に除去可能であること
    を特徴とするハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブ
    ランク。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項において、
    前記の少なくともフッ化クロム化合物を主体とする層を
    含むハーフトーン位相シフト膜の以下の式により求まる
    位相差φが、nπ±π/3ラジアン(nは奇数)の範囲
    に含まれることを特徴とするハーフトーン位相シフトフ
    ォトマスク用ブランク。 ここで、φは透明基板上に(m−2)層の多層膜が構成
    されているフォトマスク用ブランクを垂直に透過する光
    が受ける位相変化で、χk,k+1 はk番目の層と(k+
    1)番目の層との界面で起きる位相変化、uk ,dk
    それぞれk番目の層を構成する材料の屈折率と膜厚、λ
    は露光光の波長である。ただし、k=1は前記透明基
    板、k=mは空気とする。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れか1項において、
    前記の少なくともフッ化クロム化合物を主体とする層を
    含むハーフトーン位相シフト膜の露光光に対する透過率
    が、前記透明基板の露光光に対する透過率を100%と
    したときに、1乃至50%であることを特徴とするハー
    フトーン位相シフトフォトマスク用ブランク。
  7. 【請求項7】 透明基板上に、少なくともフッ化クロム
    化合物を主体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜
    のパターンが形成されているハーフトーン位相シフトフ
    ォトマスクにおいて、このパターン上の一部に、クロム
    を主体とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に
    含まない実質的な遮光膜が積層されていることを特徴と
    するハーフトーン位相シフトフォトマスク。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記のクロムを主体
    とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含まな
    い実質的な遮光膜が、ステッパーを用いた転写時に、隣
    接するショット同士で重ねて露光される領域を含む領域
    に少なくとも積層されていることを特徴とするハーフト
    ーン位相シフトフォトマスク。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において、前記のクロム
    を主体とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に
    含まない実質的な遮光膜が積層されている領域における
    露光光に対する透過率が、前記透明基板の露光光に対す
    る透過率を100%としたときに、1%以下であること
    を特徴とするハーフトーン位相シフトフォトマスク。
  10. 【請求項10】 請求項7から9の何れか1項におい
    て、前記のクロムを主体とし単層又は多層からなるフッ
    素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜が積層されて
    いない領域において、前記の少なくともフッ化クロム化
    合物を主体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜の
    以下の式により求まる位相差φが、nπ±π/3ラジア
    ン(nは奇数)の範囲に含まれることを特徴とするハー
    フトーン位相シフトフォトマスク。 ここで、φは透明基板上に(m−2)層の多層膜が構成
    されているフォトマスクを垂直に透過する光が受ける位
    相変化で、χk,k+1 はk番目の層と(k+1)番目の層
    との界面で起きる位相変化、uk ,dk はそれぞれk番
    目の層を構成する材料の屈折率と膜厚、λは露光光の波
    長である。ただし、k=1は前記透明基板、k=mは空
    気とする。
  11. 【請求項11】 請求項7から10の何れか1項におい
    て、前記のクロムを主体とし単層又は多層からなるフッ
    素原子を実質的に含まない実質的な遮光膜が積層されて
    いない領域において、前記の少なくともフッ化クロム化
    合物を主体とする層を含むハーフトーン位相シフト膜の
    露光光に対する透過率が、前記透明基板の露光光に対す
    る透過率を100%としたときに、1乃至50%である
    ことを特徴とするハーフトーン位相シフトフォトマス
    ク。
  12. 【請求項12】 請求項1から6の何れか1項のハーフ
    トーン位相シフトフォトマスク用ブランクを用い、前記
    の少なくともフッ化クロム化合物を主体とする層を含む
    ハーフトーン位相シフト膜と、前記のクロムを主体とし
    単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含まない実
    質的な遮光膜をパターニングした後、前記のクロムを主
    体とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含ま
    ない実質的な遮光膜を除去することを特徴とするハーフ
    トーン位相シフトフォトマスクの製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項1から6の何れか1項のハーフ
    トーン位相シフトフォトマスク用ブランクを用い、前記
    の少なくともフッ化クロム化合物を主体とする層を含む
    ハーフトーン位相シフト膜と、前記のクロムを主体とし
    単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含まない実
    質的な遮光膜をパターニングした後、前記のクロムを主
    体とし単層又は多層からなるフッ素原子を実質的に含ま
    ない実質的な遮光膜を所望のパターンに加工することを
    特徴とするハーフトーン位相シフトフォトマスクの製造
    方法。
JP5311596A 1996-03-11 1996-03-11 ハーフトーン位相シフトフォトマスクの製造方法 Expired - Fee Related JP3664332B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5311596A JP3664332B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 ハーフトーン位相シフトフォトマスクの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5311596A JP3664332B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 ハーフトーン位相シフトフォトマスクの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09244211A true JPH09244211A (ja) 1997-09-19
JP3664332B2 JP3664332B2 (ja) 2005-06-22

Family

ID=12933811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5311596A Expired - Fee Related JP3664332B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 ハーフトーン位相シフトフォトマスクの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3664332B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001312043A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Dainippon Printing Co Ltd ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス
JP2004145065A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Toppan Printing Co Ltd ハーフトーン型位相シフトマスク用ブランク及びその位相シフトマスク及びそのマスクを用いた半導体装置の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001312043A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Dainippon Printing Co Ltd ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス
JP4686006B2 (ja) * 2000-04-27 2011-05-18 大日本印刷株式会社 ハーフトーン位相シフトフォトマスクとハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス、及びハーフトーン位相シフトフォトマスクの製造方法
JP2004145065A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Toppan Printing Co Ltd ハーフトーン型位相シフトマスク用ブランク及びその位相シフトマスク及びそのマスクを用いた半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3664332B2 (ja) 2005-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3339649B2 (ja) ハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクスの製造方法、及び、ハーフトーン位相シフトフォトマスクの製造方法
US7195846B2 (en) Methods of manufacturing photomask blank and photomask
JP2001305713A (ja) フォトマスク用ブランクス及びフォトマスク
US9063427B2 (en) Photomask blank and manufacturing method thereof
US7419749B2 (en) Halftone phase shift mask blank, halftone phase shift mask and their preparation
TWI758324B (zh) 光罩基底、相位偏移光罩、相位偏移光罩之製造方法及半導體裝置之製造方法
JP3993005B2 (ja) ハーフトーン型位相シフトマスクブランク、ハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法、並びにパターン転写方法
TW201940961A (zh) 光罩基底、相偏移光罩及半導體裝置之製造方法
JP2001083687A (ja) ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びこれを作製するためのハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス
JP3312702B2 (ja) 位相シフトフォトマスク及び位相シフトフォトマスク用ブランクス
JPH11125896A (ja) フォトマスクブランクス及びフォトマスク
JP3416554B2 (ja) マスク構造体の製造方法
JP3351892B2 (ja) ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス
JPH07152140A (ja) ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法
JP3664332B2 (ja) ハーフトーン位相シフトフォトマスクの製造方法
JP4641086B2 (ja) ハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス、及びハーフトーン位相シフトフォトマスクとその製造方法
Iwasaki et al. High-transmittance rim-type attenuated phase-shift masks for sub-0.2-um hole patterns
JP2002189284A (ja) 位相シフトマスクブランク及び位相シフトマスク並びに位相シフトマスクブランク及び位相シフトマスクの製造方法
JP2001290257A (ja) ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びそのためのハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス並びにこれを用いたパターン形成方法
JPH0950112A (ja) 位相シフトマスク
JP2002287330A (ja) フォトマスク用ブランクス及びフォトマスク
JPH08272074A (ja) ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス
US6348288B1 (en) Resolution enhancement method for deep quarter micron technology
JPH07281414A (ja) 位相シフトマスクブランク及び位相シフトマスクとその製造方法
JPH07152146A (ja) 位相シフトマスクの作製方法

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100408

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110408

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110408

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120408

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130408

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees