JPH09240885A - 検出装置 - Google Patents

検出装置

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JPH09240885A
JPH09240885A JP8051660A JP5166096A JPH09240885A JP H09240885 A JPH09240885 A JP H09240885A JP 8051660 A JP8051660 A JP 8051660A JP 5166096 A JP5166096 A JP 5166096A JP H09240885 A JPH09240885 A JP H09240885A
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paper
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infrared light
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JP8051660A
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Hiroto Shimizu
博人 志水
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペース化が可能で、かつ正確に紙等の位
置検出が可能な検出装置を提供する。 【解決手段】 紙通路部31aを挟んで、発光素子32
及び受光素子33と反射板35とを対向配置し、発光素
子32から発せられた赤外光を結像レンズ34aで集光
してスポット光とし、かかるスポット光を反射板35で
反射し、さらに、反射光を結像レンズ34bで集光した
後、受光素子33で受光して、紙等の位置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等に用い
られる検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙等を検出する検出装置を具
備したプリンタ等が知られており、例えば、図5の如き
検出原理で紙の検出を行う検出装置が知られている。
【0003】図5は、この検出装置に設けられた接触型
紙検出センサ5による紙の検出原理を説明するための模
式図である。図5に示す如く、接触型紙検出センサ5
は、その接触子5aが紙20に接触し、押圧されること
により矢印Bの方向に移動することになり、かかる接触
子aの位置変化を検出して、紙20の有無、或いは、紙
20の先頭位置を検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示されるような、機構的な接触型紙検出センサ5では、
図示の如く、印刷用紙20が反っている場合(カール
等)には、印刷用紙20が矢印A方向に移動し、接触子
5aに接触している状態、即ち用紙20が所定位置に到
達しているにも拘わらず、紙20の到達を検出すること
ができない。換言すれば、印刷用紙20の反り状態によ
り、検出位置に誤差を生じやすいという問題があった。
【0005】そこで、従来、上記問題に鑑み、図6及び
図7に示すような、光学的なセンサ14で紙20の位置
を検知する方法が採用されている。図6は、光学的セン
サ14により反射光を利用して紙20の位置を検出する
検出原理を説明するための模式図である。
【0006】図6において、発光素子15から発せられ
た赤外光の反射光を受光素子16で検出して、紙20の
有無又は位置を判断するものである。具体的には、例え
ば紙20が所定位置に存在する場合は、発光素子15か
ら発せられた赤外光は紙20で反射されて受光素子16
で検出されることになる。一方、紙20が所定位置に存
在しない場合は、紙20による反射光は受光素子16で
検出されない。
【0007】しかしながら、図6に示される如き、紙2
0からの反射光を利用して紙20の位置を検出する方法
では、反射率の低い紙、例えば黒い紙等の場合、その紙
の有無等を検出することができないという問題がある。
【0008】そこで、従来、図7に示すような透過型の
光学的センサ14Aが用いられている。図7は、透過型
の光学的センサ14Aにより紙20の位置を検出する検
出原理を説明するための模式図である。図7において、
発光素子15と受光素子16とが紙20の通路を挟んで
対向配置されており、紙20の有無を、発光素子15か
ら発せられた赤外光を受光素子16で検出して判断する
ものである。
【0009】具体的には、紙20が所定位置にあると
き、即ち、紙20が光路上にある時、発光素子15から
発せられた赤外光は紙20により遮光されて受光素子1
6で検出されないことになる。一方、紙20が光路上に
存在しないときは、発光素子15から発せられた赤外光
は受光素子16で検出され、紙20が所定位置にないこ
とが判別される。
【0010】しかしながら、図7に示すような、発光素
子15と受光素子とを紙20の通路を挟んで対向配置す
る構成では、発光素子15が、印刷機構のキャリッジ1
3や、印字のヘッド等の邪魔となる。そのため、発光素
子15をキャリッジ13等から所定距離離間して配置す
る必要があり、省スペース化が困難となるという問題が
ある。
【0011】本発明は、上記課題を解決すべくなされた
ものであり、省スペース化が可能で、かつ正確に紙の位
置検出が可能な検出装置を提供することをその目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の検出装置
は、赤外光を発する発光手段と、この発光手段から発せ
られた赤外光を受光する受光手段と、前記発光手段及び
前記受光手段の赤外光の通路上に形成された被検出媒体
用の通路部と、この通路部を挟んで、前記発光手段及び
前記受光手段に対して対向配置され、かつ前記発光手段
から発せられた赤外光を反射させ、この反射された赤外
光を前記受光手段に導く反射手段と、前記受光手段の受
光した受光量に基づいて、前記通路部内における被検出
媒体の存否及び検出位置の少なくとも一方を検出する検
出手段と、を備えたことにより上記課題を解決する。
【0013】即ち、請求項1記載の検出装置によれば、
発光手段は赤外光を発し、受光手段はこの発光手段から
発せられた赤外光を受光し、反射手段は、発光手段及び
受光手段の赤外光の通路上に形成された被検出媒体用の
通路部を挟んで、発光手段及び受光手段に対して対向配
置され、かつ前記発光手段から発せられた赤外光を反射
させ、検出手段は受光手段の受光した受光量に基づい
て、通路部内における被検出媒体の存否及び検出位置の
少なくとも一方を検出する。
【0014】従って、省スペース化が可能で、かつ紙等
の種類に拘わらず、正確に紙等の位置検出が可能とな
る。
【0015】請求項2記載の検出装置によれば、赤外光
を発する発光手段と、この発光手段から発せられた赤外
光を受光する受光手段と、前記発光手段から発せられた
赤外光を集光せしめる第1集光手段と、前記発光手段及
び前記受光手段の赤外光の通路上に形成された被検出媒
体用の通路部と、この通路部を挟んで、前記発光手段及
び前記受光手段に対して対向配置され、かつ前記発光手
段から発せられ前記1集光手段により集光された赤外光
を反射させ、この反射された赤外光を前記受光手段に導
く反射手段と、この反射手段により反射された赤外光を
集光せしめて前記受光手段に出射する第2集光手段と、
前記受光手段の受光した受光量に基づいて、前記通路部
内における被検出媒体の存否及び検出位置の少なくとも
一方を検出する検出手段と、を備えたことにより上記課
題を解決する。
【0016】即ち、請求項2記載の検出装置によれば、
発光手段は赤外光を発し、第1集光手段はこの発光手段
から発せられた赤外光を集光し、反射手段は、発光手段
及び受光手段の赤外光の通路上に形成された被検出媒体
用の通路部を挟んで、発光手段及び受光手段に対して対
向配置され、かつ発光手段から発せられて第1集光手段
により集光された赤外光を反射し、そして、第2集光手
段はこの反射手段から反射された赤外光を集光し、受光
手段はこの第2集光手段により集光された赤外光を受光
し、検出手段はこの受光手段の受光した受光量に基づい
て、前記通路内部における被検出媒体の存否及び検出位
置の少なくとも一方を検出する。
【0017】従って、省スペース化が可能で、かつ紙の
種類に拘わらず、正確に紙の位置検出が可能である。ま
た、発光手段により発光された赤外光を集光手段により
集光してスポット光としているので、発光手段と反射手
段の離間距離が大であっても紙の位置を精度良く検出す
ることが可能となる。
【0018】また、この場合、請求項3記載の検出装置
の如く、前記発光手段、前記受光手段、及び前記反射手
段は、1の筐体に配設することが有効である。
【0019】即ち、請求項3記載の検出装置によれば、
前記発光手段、前記受光手段、及び前記反射手段を、1
の筐体に配設する。
【0020】従って、より省ペース化が可能であると共
に、製造コストが易くなる。
【0021】また、この場合、請求項4記載の検出装置
の如く、前記反射手段に対する前記発光手段の赤外光の
入射角θ1と前記反射手段からの前記受光手段への反射
角度θ2とは同じであるが有効である。
【0022】即ち、請求項4記載の検出装置によれば、
反射手段に対する発光手段の赤外光の入射角θ1と反射
手段からの前記受光手段への反射角度θ2とを等しくす
る。
【0023】従って、紙の有無若しくは位置をより正確
に検出することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に基づいて、
本発明の好適な実施の形態を説明する。図1乃至図4
は、本発明に係る検出装置の実施の形態を説明するため
の図である。図2は、本実施の形態の検出装置を備えた
サーマルプリンタの斜視図を示している。
【0025】図2において、1はプリンタ本体、2はフ
レーム(筐体)、3は第1紙送りローラ1、4は第2紙
送りローラ、5は接触型紙検知センサ、6はプラテン、
7は紙送りモータ、8はキャリッジ駆動モータ、9は駆
動プーリ、10は従動プーリ、11は歯付ベルト、12
はリボンカセット、13はキャリッジ台を夫々示してい
る。
【0026】プリンタ本体1には、前面下方に第1紙送
りローラ3と第2紙送りローラ4とが圧接した状態で配
置されており、第2紙送りモータ7は、減速ギア列を介
してローラ軸を回転駆動し、第2紙送りローラ4は、ロ
ーラ軸に担持されて回転運動をおこなう。第1紙送りロ
ーラ3は、第2紙送りローラ4の回転に連動して回転
し、紙送りローラ4と逆方向に回転し、後面側から供給
される紙をこれら紙送りローラ3、4で挟圧して、前面
側に搬送する。
【0027】そして、プリンタ本体1には、内部下面に
左右両方向に亘ってプラテン6が配置されており、かか
るプラテン6の上方に沿って、往復動するキャリッジ1
3が組み付けられている。キャリッジ13の内部には、
例えばサーマルヘッドからなる印字ヘッド(図示せず)
等が配置されている。このキャリッジ13の下部は、歯
付ベルト11と結合している。キャリッジ13には、リ
ボンカセット12が脱着自在に取り付けられている。
【0028】歯付ベルト11は、図示右側端部に配置さ
れた駆動プーリ9と図示左側端部10に掛け渡されて、
テンションを与えられている。更に、図示右側端部に
は、駆動源であるステッピングモータからなる駆動モー
タ8が配置されており、これら、駆動モータ8、駆動プ
ーリ9、従動プーリ10、及び歯付ベルト11は、キャ
リッジ13の駆動手段として作用する。
【0029】駆動モータ8が回転すると、駆動プーリ
9、従動プーリ10、及び歯付ベルト11が回転して、
キャリッジ13は、歯付きベルトに連動して、左右両方
向に亘って往復動する。
【0030】印字領域では、印字ヘッドが、リボンを加
圧してプラテン6とリボンに挟まれる紙を印字する。接
触型紙検出センサ5は、機構的なセンサであり、紙の接
触を検出して、紙の先頭位置等を判断するものである。
【0031】図1は、本発明を適用した検出装置の構成
を示す概略構成図であり、図1(A)はその正面図、図
1(B)はその側面図を夫々示す。本実施の形態で説明
する検出装置は、プリンタ等で紙の位置を検出する必要
のある装置に適用可能である。
【0032】図1(A)、(B)及び図2に示される検
出装置30において、31は、プリンタ1のシャーシ3
1に固定されたフレーム(筐体)を示し、フレーム31
の中部には、紙20が通過する紙通路部31aが設けら
れており、図示しない紙搬送手段により、後面側から挿
入された紙を紙通路部31a上を前面側に搬送する。そ
して、紙通路部31aには、夫々所定角度θ1、θ2を有
する一対の検出溝31b、31cが形成されている。好
ましくは、所定角度θ1とθ2とを等しく形成する。
【0033】そして、かかる一対の検出溝31b、31
cには、所定距離(基線長)bだけ離間して、例えばL
ED等の赤外光を発する発光素子32、赤外光を受光し
て光電流を出力するフォトダイオード等の受光素子33
が夫々配置されている。さらに、かかる発光素子32と
受光素子33の上方には、所定距離(結像距離)a離間
して、赤外光を集光してスポット光とするための、一対
の集光(凸)レンズ34a,34bが夫々配置されてい
る。好ましくは、集光(凸)レンズ34a、34bの光
学特性を等しくする。また、集光されたスポット光は、
スポット径が十分に小さく、不要幅射の少ないものが好
ましい。そして、かかる検出溝31b、31cは、赤外
線のスポット光以外を遮光するフードの役割を担い、検
出精度を向上させる。
【0034】そして、フレーム31の上部の内面には、
紙通路部31aを挟んで、発光素子32及び受光素子3
3と対向する位置に反射板35が配置されている。反射
板35としては、好ましくは、赤外線のスポット性を損
なわない表面境を用いる。また、フレーム31の後面側
の上部には、図1(B)に示すように、所定角度傾斜し
た傾斜部31eが形成されており、後面側(矢印方向)
から紙が挿入される際に、反射板35で紙が引っかかる
のを防止する。
【0035】次に、発光素子32から発せられて、受光
素子33で検出されるまでの光の光路Sを説明する。同
図で光路Sは、一点鎖線で示されている。発光素子32
から発せられた赤外光は、集光レンズ34aで集光され
てスポット光となって、検出溝31bから出射され、そ
して、反射板35で反射された後、検出溝31cに入射
し、集光レンズ34bで集光された後、受光素子33で
受光される。ここで、紙20が紙通路部31aの検出溝
31b、31cを覆う位置に存在する場合、発光素子3
2から発光された赤外光は遮光されて、受光素子33に
到達しないことになり、この場合を紙有り状態と判断す
る。
【0036】尚、反射板35への入射光の入射角度θ1
が小さい程、乱反射を防止することができるので、反射
光の検出精度が高くなる。即ち、反射光の検出精度は、
集光レンズ34a,34b間の距離(基線長)bが長い
程検出精度が高くなる。また、発光素子32、受光素子
33と集光レンズ34a、34bとの距離(結像距離)
aが、長い方がスポット径を小さくすることができるの
で、反射光の検出精度が高くなる。
【0037】従って、検出精度は、集光レンズ34a、
34b間の距離(基線長)bと発光素子32、受光素子
33と集光レンズ34a、34bとの距離(結像距離)
aとの積となる。よって、発光素子と受光素子間の距離
(基線長)を必要な精度に設定することにより、外形の
大きさを自由に変更することができるので、精度に応じ
て形状を自由に変更することが可能となる。
【0038】次に、図1の検出装置の検出原理を図4に
基づいて、詳細に説明する。図4は、図1の検出装置の
検出原理を説明するための模式図である。先ず、図4
(A)に示す如く、用紙が、一点鎖線で示される光路S
上にない場合は、発光素子32から発せられた赤外線
は、光路Sを通って、受光素子33で受光され、紙無し
と判断される。この場合、発光素子32から発せられた
赤外光の反射板35に対する入射角θ1と反射角θ2とは
略一致する。
【0039】次に、図4(B)の如く、用紙20が矢印
方向に移動して、光路S上に紙が存存在する場合は、紙
20からの反射光は、破線Hに示されるような軌跡、ま
たは乱反射状態となり、反射光は受光素子33により検
出されなくなり、受光量は著しく低下すると共に電気信
号レベルも低下し、紙有りと判断される。
【0040】また、用紙20が黒色などの反射率が低い
場合でも、一点鎖線で示す光路Sが、遮られるととも
に、紙に赤外光が吸収されるため、前述と同様に受光素
子33の受光量は著しく低下し、紙有りと判断される。
【0041】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、紙通路部31aを挟んで、発光素子32及び受光
素子33と反射板35とを対向配置し、発光素子32か
ら発せられた赤外光を結像レンズ34aで集光してスポ
ット光とし、かかるスポット光を反射板35で反射し、
さらに、反射光を結像レンズ34bで集光して、受光素
子33で受光して、紙の有無を検出する構成である。
【0042】従って、正確に紙の位置検出を行えるとと
もに、検出対象となる用紙の反射率に依存せず、かつ印
刷機構の邪魔にならないように、光の反射位置を検出す
ることが可能である。さらに、結像レンズ34を介して
いるので、発光素子32と反射板35との距離が大であ
っても紙を精度良く検出することが可能となる。
【0043】また、上記した実施の形態の検出装置30
は、発光素子32、受光素子33、結像レンズ34、及
び反射板35を筐体に一体に設けているので、省スペー
ス化が可能であると共に、製造コストを易くすることが
可能となる。
【0044】尚、上記した実施の形態においては、受光
素子33としてフォトダイオードを用いたが、これに限
定されるものではなく、例えば、フォトトランジスタ等
を用いても良い。尚、上記した実施の形態においては、
発光素子32、受光素子33、結像レンズ34、及び反
射板35を筐体(フレーム)に一体に設けているが、赤
外線が到達する範囲であれば、反射板35のみを他の筐
体に配設する構成とすることも可能である。
【0045】次に、図3に、本発明の検出装置30にお
ける検出回路40の概略ブロック構成図を示す。図3に
おいて、検出回路40は、上記受光素子32等からなる
受光回路41と、増幅回路42と、電流−電圧変換回路
43と、A/D変換回路44と、及びマイコン(CP
U,ROM、RAM等からなる)45とから構成されて
いる。
【0046】先ず、受光回路41では、フォトダイオー
ド等からなる受光素子32が受光した光を微少電流に変
換して、次段の増幅回路42に供給する。増幅回路42
は、受光回路41から供給された微少電流を増幅せしめ
て、電流−電圧変換回路43に供給し、電流−電圧変換
回路43では、受光回路41から供給される増幅電流を
電圧に変換して、次段のA/D変換回路44に供給す
る。
【0047】A/D変換回路44では、マイコンから供
給されるタイミング信号に応じて、アナログ−ディジタ
ル変換を行い、得られる電圧データをマイコン45に供
給する。マイコン45では、A/D変換回路44から供
給される電圧データの値により紙の有無を判断し、紙の
有無に応じて種々の制御を行う。かかる検出回路40に
よれば、簡単な回路構成で、紙の有無を検出することが
できるのである。
【0048】尚、上記検出回路40は、マイコン45等
により受光回路41の受光量に応じて紙の有無を判断す
る構成としたが、これに限定されるものではない。たと
えば、コンパレータ等で紙の有無を2値判断するアナロ
グ回路により構成しても良い。また、本実施の形態で
は、被検出媒体として紙20を用いて説明したが、紙で
はなく代わりに、合成樹脂製等の被印刷媒体でも良い。
尚、上記した実施の形態の紙検出装置は、プリンタ、複
写機、印刷機等に広く適用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の検
出装置によれば、省スペース化が可能で、かつ紙等の種
類に拘わらず、正確に紙等の位置検出が可能となる。
【0050】また、請求項2記載の検出装置によれば、
省スペース化が可能で、かつ紙の種類に拘わらず、正確
に紙の位置検出が可能である。また、発光手段により発
光された赤外光を集光手段により集光してスポット光と
しているので、発光手段と反射手段の離間距離が大であ
っても紙の位置を精度良く検出することが可能となる。
【0051】また、請求項3記載の検出装置によれば、
より省ペース化が可能であると共に、製造コストが易く
なる。
【0052】また、請求項4記載の検出装置によれば、
紙等の有無若しくは位置をより正確に検出することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した検出装置1の構成を示す概略
構成図であり、図1(A)はその正面図、図1(B)は
その側面図である。
【図2】本発明に係る検出装置を備えたサーマルプリン
タの斜視図を示している。
【図3】図1の検出装置の検出回路の概略ブロック図で
ある。
【図4】図1の検出装置の検出原理を示す模式図であ
る。
【図5】従来の検出装置において、接触型紙検出センサ
による紙の検出原理を説明するための模式図である。
【図6】従来の検出装置において、光学的センサにより
反射光を利用して紙を検出する検出原理を説明するため
の模式図である。
【図7】従来の検出装置において、光学的センサにより
透過光を利用して紙を検出する検出原理を説明するため
の模式図である。
【符号の説明】
1 プリンタ本体 2 筐体 3 紙送りローラ1 4 紙送りローラ2 5 接触型紙検出センサ 6、36 プラテン 7 紙送りモータ 8 キャリッジ駆動モータ 9 駆動プーリ 10 従動プーリ 11 歯付ベルト 12 リボンカセット 13 キャリッジ 30 紙検出装置 15、32 発光素子 16、33 受光素子 35 反射板 34 集光レンズ 40 検出回路 41 受光回路 43 増幅回路 44 A/D変換回路 45 マイコン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外光を発する発光手段と、 この発光手段から発せられた赤外光を受光する受光手段
    と、 前記発光手段及び前記受光手段の赤外光の通路上に形成
    された被検出媒体用の通路部と、 この通路部を挟んで、前記発光手段及び前記受光手段に
    対して対向配置され、かつ前記発光手段から発せられた
    赤外光を反射させ、この反射された赤外光を前記受光手
    段に導く反射手段と、 前記受光手段の受光した受光量に基づいて、前記通路部
    内における被検出媒体の存否及び検出位置の少なくとも
    一方を検出する検出手段と、 を備えたことを特徴とする検出装置。
  2. 【請求項2】赤外光を発する発光手段と、 この発光手段から発せられた赤外光を受光する受光手段
    と、 前記発光手段から発せられた赤外光を集光せしめる第1
    集光手段と、 前記発光手段及び前記受光手段の赤外光の通路上に形成
    された被検出媒体用の通路部と、 この通路部を挟んで、前記発光手段及び前記受光手段に
    対して対向配置され、かつ前記発光手段から発せられ前
    記1集光手段により集光された赤外光を反射させ、この
    反射された赤外光を前記受光手段に導く反射手段と、 この反射手段により反射された赤外光を集光せしめて前
    記受光手段に出射する第2集光手段と、 前記受光手段の受光した受光量に基づいて、前記通路部
    内における被検出媒体の存否及び検出位置の少なくとも
    一方を検出する検出手段と、 を備えたことを特徴とする検出装置。
  3. 【請求項3】前記発光手段、前記受光手段、及び前記反
    射手段は、1の筐体に配設されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の検出装置。
  4. 【請求項4】前記反射手段に対する前記発光手段の赤外
    光の入射角θ1と前記反射手段からの前記受光手段への
    反射角度θ2とは同じであることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1に記載の検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019150959A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 キヤノン株式会社 検出装置、制御方法及びプログラム
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