JPH09240751A - 混合容器 - Google Patents

混合容器

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JPH09240751A
JPH09240751A JP7305896A JP7305896A JPH09240751A JP H09240751 A JPH09240751 A JP H09240751A JP 7305896 A JP7305896 A JP 7305896A JP 7305896 A JP7305896 A JP 7305896A JP H09240751 A JPH09240751 A JP H09240751A
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潔 竹内
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3294Thermoformed trays or the like with a plurality of recesses for different materials located in different recesses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 混合容器において、構成簡素として低コスト
化を図るとともに、複数種の内容物をつぶすことなく自
由に混合可能とすること。 【解決手段】 混合容器10において、トレー状容器本
体11の収容部12の中間部に仕切りシール13を剥離
可能に設けて該収容部12を複数の収容室12A、12
Bに区分けし、各収容室12A、12Bのそれぞれに内
容物A、Bを収容するとともに、仕切りシール13で区
分けされた各収容室12A、12Bを蓋14により封止
してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレトルト食品等のた
めの混合容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、 2種の物質を混合するための混合
容器として、特開昭55-5372 号公報(従来技術1)、実
開昭55-127067 号公報(従来技術2)がある。
【0003】従来技術1は、チューブ状袋の収容部を係
止部材により 2つの収容室に区分けし、各収容室のそれ
ぞれに別の内容物を収容するとともに、係止部材を外
し、チューブをもむことによって 2つの内容物を混合で
きるようにしたものである。
【0004】従来技術2は、内外 2つの容器のそれぞれ
に別の内容物を収容し、両容器を蓋により封止するとと
もに、蓋に強固に接着された内側容器の底が蓋の剥離と
ともに開口し、両容器の内容物が外側容器内で混合され
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には下記、の問題点がある。 従来技術1は、チューブをもむことによって 2つの内
容物を混合するものであり、柔らかい固形状等の内容物
がもまれてつぶれる虞れがある。
【0006】従来技術2は、 2つの容器を用いること
を必須とするとともに、外側容器内に内側容器を挿入す
る工程が必須となり、コスト高を免れない。
【0007】本発明の課題は、混合容器において、構成
簡素として低コスト化を図るとともに、複数種の内容物
をつぶすことなく自由に混合可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数種の内容物を使用前には隔離し、使用時には混
合可能とする混合容器において、トレー状容器本体の収
容部の中間部に仕切りシールを剥離可能に設けて該収容
部を該仕切りシールにより複数の収容室に区分けし、各
収容室のそれぞれに内容物を収容するとともに、仕切り
シールで区分けされた各収容室を蓋により封止してなる
ものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記仕切りシールが蓋の内面
に結合されてなるものである。
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記容器本体が樹脂シ
ートからなり、収容部の中間部における内面の全長に渡
る凹溝部を備え、前記仕切りシールが樹脂フィルムから
なり、該仕切りシールの外縁部を上記容器本体の凹溝部
に熱融着してなるものである。
【0011】請求項1に記載の本発明によれば下記、
の作用がある。 混合容器の使用時に、蓋及び仕切りシールを容器本体
から剥離すると同時に、各収容室の仕切りがなくなり、
各収容室の内容物は互いに自由に混合し合い、或いはは
し等により十分に混合せしめられて使用に供されるもの
となる。従って、内容物の混合のためにチューブの外か
ら内容物をもむ等がないから、内容物をつぶすことなく
自由に混合できる。
【0012】単一の容器本体に仕切りシールを組み入
れることにて簡易に複数の収容室を形成できるものであ
り、構成簡素として低コスト化を図ることができる。
【0013】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 仕切りシールが蓋の内面に結合されてなるものとした
から、蓋を容器本体から剥離する単一操作で仕切りシー
ルを容器本体から剥離することができ、使用性がよい。
【0014】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 仕切りシールの外縁部を容器本体の凹溝部に熱融着す
ることにて、仕切りシールを容器本体の収容部の中間部
に設けるものとしたから、仕切りシールを容器本体の収
容部内面に簡易且つ強固に設置できる。仕切りシールに
必要十分な仕切り強度を確保できるから、各収容室に内
容物を収容した後の不測の仕切りもれを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の混合容器を
示す模式図、図2は混合容器の製造手順を示す模式図、
図3は混合容器の開封過程を示す模式図、図4は加熱ホ
ーンを示す模式図、図5は第2実施形態の混合容器を示
す模式図、図6は混合容器の製造手順を示す模式図、図
7は混合容器の封止過程を示す模式図、図8は混合容器
の開封過程を示す模式図である。
【0016】(第1実施形態)(図1〜図4) 混合容器10は、 2種の内容物A、Bを使用前には隔離
し、使用時には混合可能とする。
【0017】混合容器10は、図1に示す如く、トレー
状容器本体11の収容部12の中間部に仕切りシール1
3を剥離可能に設けて、該収容部12を該仕切りシール
13により 2つの収容室12A、12Bに区分けし、各
収容室12A、12Bのそれぞれに内容物を収容可能と
する。
【0018】そして、混合容器10は、仕切りシール1
3で区分けされた各収容室12A、12Bを蓋14によ
り封止可能としている。本実施形態では、仕切りシール
13は仕切り部15の両側にインナシール部16A、1
6Bを延在し、これらのインナシール部16A、16B
により各収容室12A、12Bを封止した上で、蓋14
を仕切りシール13の外面に被着することにて各収容室
12A、12Bを二重に封止するものとしている。即
ち、仕切りシール13は蓋14の内面に結合されたもの
となる。
【0019】このとき、容器本体11はバリヤー樹脂シ
ートから成形され、収容部12の外周に仕切りシール1
3のインナシール部16A、16B、蓋14が熱融着さ
れるフランジ部11Aを備えるとともに、収容部12の
中間部における内面の全長に渡って仕切りシール13の
仕切り部15が嵌入せしめられて熱融着される凹溝部1
1Bを備える。尚、容器本体11のバリヤー樹脂シート
は、厚み 350〜 450μm であり、例えばバリヤー層に塩
化ビニリデン、エチレン−ビニルアルコール共重合体も
しくは特殊ナイロンが用いられ、バリヤー層の両側に未
延伸ナイロンもしくは未延伸ポリプロピレンが用いられ
る。
【0020】また、仕切りシール13は樹脂フィルムか
らなり、仕切りシール13の仕切り部15を加熱ホーン
17(図4)により押し込んで該仕切り部15の外縁部
を容器本体11の凹溝部11Bに嵌入して熱融着せしめ
られるとともに、仕切りシール13のインナシール部1
6A、16Bを容器本体11のフランジ部11Aに熱融
着せしめられる。尚、仕切りシール13としては、例え
ばCPP(無延伸ポリプロピレン)もしくはLDPE
(低密度ポリエチレン)の単層が用いられる。
【0021】また、蓋14はPET(ポリエステル)/
PVDC(塩化ビニリデン)、もしくはEVOH(エチ
レン−ビニルアルコール共重合体)/CPP(無延伸ポ
リプロピレン)が用いられる。
【0022】尚、蓋14は剥離用タブ14Aを備えてお
り、蓋14を容器本体11から剥離するとき、仕切りシ
ール13は蓋14に一体となって容器本体11から剥離
せしめられる。
【0023】このとき、混合容器10は、レトルト食品
用であり、一方の収容室12Aに収容される内容物Aを
具(あさり、肉、いか等)、他方の収容室12Bに収容
される内容物Bをソースとしている。混合容器10にあ
っては、具(A)とソース(B)を予め混ぜてしまう
と、具(A)の味がソース(B)でぼかされてしまうの
で、食に供するまでは分離し、食に供するときに初めて
混合できるようにしたものである。
【0024】以下、混合容器10の製造手順について説
明する(図2)。 (1) 加熱ホーン17を用いて、容器本体11の凹溝部1
1Bに仕切りシール13の仕切り部15を嵌入して熱融
着し、収容室12Aと12Bを区画形成する。
【0025】(2) 収容室12Aに内容物Aを装填し、仕
切りシール13のインナシール部16Aを容器本体11
の収容室11Aに熱融着する。
【0026】(3) 収容室12Bに内容物Bを装填し、仕
切りシール13のインナシール部16Bを容器本体11
のフランジ部11Aに熱融着する。
【0027】(4) 蓋14を仕切りシール13の上から容
器本体11のフランジ部11A及び仕切りシール13に
熱融着する。
【0028】(5) 上記の内容物A、Bを封入した混合容
器10を加熱加圧下でレトルト殺菌して製品とする。
【0029】次に、混合容器10の使用方法について説
明する。 (1) 蓋14のタブ14Aを用いて、蓋14を容器本体1
1から剥離する。このとき、仕切りシール13は蓋14
と一体となって容器本体11から剥離され(図3
(A))、仕切りシール13の仕切り部15は容器本体
11の凹溝部11Bから剥離される(図3(B))。こ
れにより、収容室12A内の内容物Aと収容室12B内
の内容物Bは互いに混合可能とされ、食に供し得るもの
となる。
【0030】(2) 尚、上記(1) の開封混合は、(a) 混合
容器10を未だ密封状態で湯煎した後に行う、(b) 混合
容器10を未だ密封もしくはわずかに開封した状態で電
子レンジ加熱した後に行う、もしくは(c) 混合容器1を
電子レンジ加熱する前に行う等ができる。尚、上記(b)
の電子レンジ加熱時には混合容器10をわずかに開封し
ておくことにより、混合容器10内の水蒸気を逃がすこ
とができて好適である。
【0031】従って、本実施形態によれば、下記〜
の作用がある。 混合容器10使用時に、蓋14及び仕切りシール13
を容器本体11から剥離すると同時に、各収容室12
A、12Bの仕切りがなくなり、各収容室12A、12
Bの内容物A、Bは互いに自由に混合し合い、或いはは
し等により十分に混合せしめられて使用に供されるもの
となる。従って、内容物A、Bの混合のためにチューブ
の外から内容物A、Bをもむ等がないから、内容物A、
Bをつぶすことなく自由に混合できる。
【0032】単一の容器本体11に仕切りシール13
を組み入れることにて簡易に複数の収容室12A、12
Bを形成できるものであり、構成簡素として低コスト化
を図ることができる。
【0033】仕切りシール13が蓋14の内面に結合
されてなるものとしたから、蓋14を容器本体11から
剥離する単一操作で仕切りシール13を容器本体11か
ら剥離することができ、使用性がよい。
【0034】仕切りシール13の外縁部を容器本体1
1の凹溝部11Bに熱融着することにて、仕切りシール
13を容器本体11の収容部12の中間部に設けるもの
としたから、仕切りシール13を容器本体11の収容部
12内面に簡易且つ強固に設置できる。仕切りシール1
3に必要十分な仕切り強度を確保できるから、各収容室
12A、12Bに内容物A、Bを収容した後の不測の仕
切りもれを防止できる。
【0035】(第2実施形態)(図5〜図7) 第2実施形態の混合容器20が前記混合容器10と異な
る点は、図5に示す如く、前記仕切りシール13に代わ
る仕切りシール21が容器本体11の凹溝部11Bに嵌
入して熱融着されるのみとし、容器本体11のフランジ
部11Aには熱融着せしめられないものとしたことにあ
る。
【0036】混合容器20を構成する容器本体11、仕
切りシール21、蓋14の材質等は、前記混合容器10
におけると同様である。
【0037】従って、混合容器20の製造手順は以下の
如くである(図6)。 (1) 加熱ホーン17を用いて、容器本体11の凹溝部1
1Bに仕切りシール21を嵌入して熱融着し、収容室1
2Aと12Bを区画形成する(図7(A))。
【0038】(2) 収容室12Aに内容物Aを、収容室1
2Bに内容物Bを装填する。
【0039】(3) 蓋14を仕切りシール21の上から容
器本体11のフランジ部11A及び仕切りシール21に
熱融着する(図7(B))。
【0040】(4) 上記の内容物A、Bを封入した混合容
器20を加熱加圧下でレトルト殺菌して製品とする。
【0041】また、混合容器20の使用方法は以下の如
くである。蓋14のタブ14Aを用いて、蓋14を容器
本体11から剥離する(図8(A))。このとき、仕切
りシール21は蓋14と一体となって容器本体11から
剥離され、容器本体11の凹溝部11Bから除去される
(図8(B))。これにより、収容室12A内の内容物
Aと収容室12B内の内容物Bは互いに混合可能とさ
れ、食に供し得るものとなる。尚、混合容器20は前記
混合容器10と同様に、湯煎もしくは電子レンジ加熱で
きる。
【0042】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の混合容器はレトルト食品用に限らず、他の用途に
も多用できる。
【0043】また、本発明の混合容器は、 2以上の仕切
りシールを備えて 3以上の収容室を区画形成し、各収容
室に収容した 3種以上の内容物を混合可能とするもので
あってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、混合容器
において、構成簡素として低コスト化を図るとともに、
複数種の内容物をつぶすことなく自由に混合可能とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の混合容器を示す模式図で
ある。
【図2】図2は混合容器の製造手順を示す模式図であ
る。
【図3】図3は混合容器の開封過程を示す模式図であ
る。
【図4】図4は加熱ホーンを示す模式図である。
【図5】図5は第2実施形態の混合容器を示す模式図で
ある。
【図6】図6は混合容器の製造手順を示す模式図であ
る。
【図7】図7は混合容器の封止過程を示す模式図であ
る。
【図8】図8は混合容器の開封過程を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
10、20 混合容器 11 容器本体 11A フランジ部 11B 凹溝部 12 収容部 12A、12B 収容室 13、21 仕切りシール 14 蓋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の内容物を使用前には隔離し、使
    用時には混合可能とする混合容器において、 トレー状容器本体の収容部の中間部に仕切りシールを剥
    離可能に設けて該収容部を該仕切りシールにより複数の
    収容室に区分けし、各収容室のそれぞれに内容物を収容
    するとともに、 仕切りシールで区分けされた各収容室を蓋により封止し
    てなることを特徴とする混合容器。
  2. 【請求項2】 前記仕切りシールが蓋の内面に結合され
    てなる請求項1記載の混合容器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体が樹脂シートからなり、収
    容部の中間部における内面の全長に渡る凹溝部を備え、 前記仕切りシールが樹脂フィルムからなり、該仕切りシ
    ールの外縁部を上記容器本体の凹溝部に熱融着してなる
    請求項1又は2記載の混合容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2827843A1 (fr) * 2001-07-27 2003-01-31 Patrick Edouard Wattebled Melangeur de phases solides, liquides ou gazeuses, utilisant la liberation concomitante ou differee de plusieurs operculages solidaires
KR200475545Y1 (ko) * 2013-12-04 2014-12-09 (주)스킨갤러리 일회용 원터치 모델링 팩 세트

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