JPH09240535A - 自転車用ダイナモ - Google Patents

自転車用ダイナモ

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JPH09240535A
JPH09240535A JP8071425A JP7142596A JPH09240535A JP H09240535 A JPH09240535 A JP H09240535A JP 8071425 A JP8071425 A JP 8071425A JP 7142596 A JP7142596 A JP 7142596A JP H09240535 A JPH09240535 A JP H09240535A
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JP
Japan
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dynamo
bottom plate
terminal piece
elastic piece
tip
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JP8071425A
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Tsutomu Hashimoto
勤 橋本
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MARUZEN DENKI SANGYO KK
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MARUZEN DENKI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車用ダイナモのケースの裏面に臨出する
端子片に対してリード線を接続するための取付け構造を
簡単化し、部品点数を少なくして組立易くし、比較的に
安価に生産できるようにする。 【解決手段】 プラスチック製の底板2にコ字状の切り
込み溝8を設けて、基端部9を底板に連続させた弾性片
10を底板と一体に成形し、この弾性片の先端部11に
縦に設けた挿通孔12に端子片13を挿通し、弾性片の
先端部を器体内に向けて撓ませつつ、リード線16の裸
線部分15を端子片側の挿通孔17に挿通させるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自転車のホーク
に取り付けられて、タイヤの回転からランプ照灯用の電
力を得るようにした自転車用ダイナモに関し、ダイナモ
ケースの底部裏面に臨出する端子片にリード線を接続す
る場合の取付け構造を簡単化して、製作コストの低減を
図ったことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来のダイナモは、プラスチック製の底
板の一隅に、長方形断面を具えた扁平な角筒形の端子片
挿通部を一体に垂下して、この底板上面に、先端部を鉤
形に折り曲げた板ばね製の端子片の基端を固定してケー
ス内に嵌装される磁極板の裏面に圧接させる一方、鉤形
の先端部を挿通部に挿通させ、
【0003】リード線を端子片に接続する場合に、挿通
部外に臨出している端子片の先端を板ばねの弾性に抗し
て押し込んで、該先端部と角筒形の挿通部の側面とに共
通して設けた挿通孔を一致させつつ、リード線の先端の
裸線部分をこの挿通孔に貫通させた後、端子片の押し込
みを解除することにより、復帰しようとする端子片側の
挿通孔の口縁と、その前後に位置する挿通部側の挿通孔
との間で裸線部分を挿通位置に挟持するとともに、端子
片とリード線を接続するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして端子
片にリード線を接続する従来のダイナモには、磁極板と
別体に板ばね製の端子片を製作するので、部品点数が増
える上に、端子片の基端をダイナモケースの底板上の所
定位置に固定するための構造の付加と、組立手数とを要
する欠点があった。
【0005】また、所定位置に固定した板ばね製の端子
片とダイナモの磁極板部分との接触はリード線の接続後
も完全であるかどうかの保証がないという技術的な問題
があった。以上のことから、端子片にリード線を接続す
る場合の取付け構造を簡単化して、組立を容易にし、製
作コストの低減を図り、かつ、電気的な接続が確実に行
われるようにすることが、この種の自転車用ダイナモに
おいて解決すべき課題となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、プラス
チック製の底板に、切り込み溝をコ字状に設けて、基端
部を底板に連続させて先端部を器体内に向けて弾性的に
撓ませることができるようにしたリード線取付け用の弾
性片を一体成形し、この弾性片の先端部にダイナモの端
子片の挿通孔を貫設することにより、簡単なリード線の
取付け構造を備え、かつ、端子片を固定状態に保ったま
ま、底板に一体成形された弾性片側の撓みを利用してリ
ード線の接続ができるようにした自転車用ダイナモを提
供するものである。
【0007】端子片を撓ませることなくリード線を接続
できるようにして本発明ダイナモは、前記端子片とし
て、ダイナモの磁極板から一体に延設されて下方に向け
て折り曲げられた端子片を備えることにより、ダイナモ
器体とは別体の端子片の使用を省いて部品点数を少なく
し、組立をより容易にした自転車用ダイナモを提供する
ことができる。
【0008】また、本発明ダイナモは、前記弾性片の先
端部裏面に、端子片の挿通孔と十字状に交差するように
したリード線の嵌め込み溝を設けることにより、弾性片
側に挿通孔を設けることなく、リード線の強固な接続保
持ができるとともに、横から貫通孔を成形するための金
型構造を省いたより有利な製作ができる。本発明は以上
のようにして前記の課題を解決したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
について説明する。本発明の最も好ましい実施形態の一
例として図示したダイナモAは、それぞれプラスチック
製のケース本体1とその底面に嵌着した底板2との間
に、磁極板3、コイル4、回転磁石5を内蔵し、ケース
本体1の頂部に、タイヤと接して従動回転するローター
6を回転自在に備え、側方に、ケース本体1に対して回
転可能に取り付けられた取付け板7を有する。
【0010】
【実施例】プラスチック製の底板2は、図3に示すよう
に、一側から中心線と平行に底面中央にかけてコ字形の
切り込み溝8を設けることにより、図示左手の基端部9
を底板2と一体に連続させてほぼ長方形をなす弾性片1
0を一体成形している。
【0010】弾性片10は、図示右手に位置して垂下す
る先端部11に、器体の内外に貫通する縦の挿通孔12
を設けて、磁極板3から一体に延設されて下方に折り曲
げられた端子片13を挿通させており、該弾性片10の
弾性に抗して先端部11を押圧することにより、ケース
本体1の裏側から器体内に向けて弾性的に撓ませること
ができる。また、この先端部11の裏面には、挿通孔1
2を中心として十字形に交差する浅い嵌め込み溝14が
設けられている。
【0011】図1に示すように、先端に裸線部分15を
設けたリード線16を持ち、他方の指先で弾性片10の
先端部11を、プラスチック素材自体の弾性を利用して
押し込むと、先端部11の嵌め込み溝14が端子片13
の先端に横に設けてある挿通孔17と一致するので、図
3に示すように裸線部分15を挿通した後に、押圧して
いた指先を開放すれば、同図に示されるように、裸線部
分15は嵌め込み溝14内に拘束された状態のもとで弾
性片10の復元力により挿通孔17に挟止されて、端子
片13とリード線16の接続状態を強固に保持する。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明ダイナモは、端子片
を撓ませることなく固定位置に置いた状態のままでリー
ド線の接続ができる。そして、リード線を接続する場合
に撓む弾性片は底板と一体に成形されているので、別体
の板ばねを製作することとかその取付け手数が省けて、
ダイナモの組立が容易になりコストダウンができる。
【0013】また、端子片を撓ませることなくリード線
を接続できる本発明によれば、磁極板から直接端子片を
延設することが可能になるので、従来の板ばね使用のも
のに比べて組立がより容易になるとともに、電気回路の
接続の信頼性も向上する。本発明には以上のように優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例を示す一部切欠正面図
【図2】図2は実施例の一部切欠側面図
【図3】図3は実施例の一部切欠平面図である。
【符号の説明】
A ダイナモ 1 ケース本体 2 底板 3 磁極板 4 コイル 5 回転磁石 6 ローター 7 取付け板 8 切り込み溝 9 基端部 10 弾性片 11 先端部 12 挿通孔 13 端子片 14 嵌め込み溝 15 裸線部分 16 リード線 17 挿通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製の底板に、切り込み溝を
    コ字状に設けて、基端部を底板に連続させて先端部を器
    体内に向けて弾性的に撓ませることができるようにした
    リード線取付け用の弾性片を一体成形し、この弾性片の
    先端部にダイナモの端子片の挿通孔を貫設した自転車用
    ダイナモ。
  2. 【請求項2】 前記端子片は、ダイナモの磁極板から一
    体に延設されて下方に向けて折り曲げられた端子片より
    なることを特徴とする請求項1の自転車用ダイナモ。
  3. 【請求項3】 前記弾性片の先端部裏面に、前記挿通孔
    と十字状に交差するようにしたリード線の嵌め込み溝を
    設けたことを特徴とする請求項1の自転車用ダイナモ。
JP8071425A 1996-02-29 1996-02-29 自転車用ダイナモ Expired - Fee Related JP2955744B2 (ja)

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JPH09240535A true JPH09240535A (ja) 1997-09-16
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622918U (ja) * 1985-06-20 1987-01-09
JPH042146U (ja) * 1990-04-19 1992-01-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622918U (ja) * 1985-06-20 1987-01-09
JPH042146U (ja) * 1990-04-19 1992-01-09

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