JPH09240529A - クローラ式走行装置 - Google Patents

クローラ式走行装置

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JPH09240529A
JPH09240529A JP4578896A JP4578896A JPH09240529A JP H09240529 A JPH09240529 A JP H09240529A JP 4578896 A JP4578896 A JP 4578896A JP 4578896 A JP4578896 A JP 4578896A JP H09240529 A JPH09240529 A JP H09240529A
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JP
Japan
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grease cylinder
grease
cylinder
crawler belt
compressive force
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JP4578896A
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English (en)
Inventor
Yuichi Fumino
文野  裕一
Masaya Mizumoto
雅也 水本
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段差部へ乗り上げた際などのクローラベルト
の変形や畦への衝突などによって生じた比較的に大きな
圧縮力によるグリースシリンダやその周辺のフレーム部
の破損を防止できるようにする。 【解決手段】 テンション輪12を前後方向に位置変更
させてクローラベルト13の張り具合を調節するグリー
スシリンダ21をトラックフレーム8に装備するととも
に、該グリースシリンダ21に緩衝用のアキュムレータ
2を連設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テンション輪を前
後方向に位置変更させてクローラベルトの張り具合を調
節するグリースシリンダをトラックフレームに装備して
あるクローラ式走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなクローラ式走行装置
には、段差部へ乗り上げた際のクローラベルトの変形や
畦への衝突などによって生じた前後方向の圧縮力を吸収
する緩衝装置は装備されていなかった。そのため、クロ
ーラ式走行装置に前後方向の圧縮力が生じた場合には、
その圧縮力によりグリースシリンダに充填されたグリー
スが圧縮されてグリースシリンダが収縮作動することに
よって、その圧縮力を吸収するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グリー
スシリンダに充填されるグリースは粘度の高い半固体状
で圧縮率の低いものであることから、比較的に小さい圧
縮力はグリースシリンダで吸収することができるもの
の、畦への衝突などによって比較的に大きな圧縮力が衝
撃的に生じた場合には、グリースの圧縮によるグリース
シリンダの収縮作動だけでは吸収しきれずに、グリース
シリンダの内圧が許容値を超えた異常加圧状態となるこ
とによって、グリースシリンダあるいはその周辺のフレ
ーム部に破損を来す虞があった。
【0004】本発明の目的は、段差部へ乗り上げた際な
どのクローラベルトの変形や畦への衝突などによって生
じた比較的に大きな圧縮力によるグリースシリンダやそ
の周辺のフレーム部の破損を防止できるようにすること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、テンション輪を前後方向に位置変更さ
せてクローラベルトの張り具合を調節するグリースシリ
ンダをトラックフレームに装備するとともに、該グリー
スシリンダに緩衝用のアキュムレータを連設した。
【0006】本発明によると、段差部へ乗り上げた際の
クローラベルトの変形や畦への衝突などによって前後方
向の比較的に大きな圧縮力がクローラ式走行装置に生じ
た場合には、その圧縮力によりグリースシリンダに充填
されたグリースが圧縮されてグリースシリンダが収縮作
動することによって、その圧縮力が吸収されるようにな
る。また、このグリースシリンダの収縮作動によってグ
リースシリンダの内圧が許容値近くまで高まると、その
内圧をグリースシリンダに連設されたアキュムレータが
緩和させるようになる。つまり、段差部へ乗り上げた際
のクローラベルトの変形や畦への衝突などによって比較
的に大きな圧縮力がクローラ式走行装置に生じたとして
も、その圧縮力によってグリースシリンダの内圧が許容
値を超えた異常加圧状態になることをアキュムレータの
作用によって阻止することができ、これによって、グリ
ースシリンダを、段差部へ乗り上げた際のクローラベル
トの変形や畦への衝突などによって生じた比較的に大き
な圧縮力を吸収し得る程度まで充分に収縮作動させるこ
とができるようになる。
【0007】従って、グリースシリンダに緩衝用のアキ
ュムレータを連設するだけの比較的に簡単な改良で、段
差部へ乗り上げた際のクローラベルトの変形や畦への衝
突などによって生じた比較的に大きな圧縮力によるグリ
ースシリンダやその周辺のフレーム部の破損を防止でき
るようになった。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0009】図1には全稈投入型コンバインの全体側面
が、図2には全稈投入型コンバインの全体平面がそれぞ
れ示されており、このコンバインは、左右一対のクロー
ラ式走行装置31を備えた走行機体32、走行機体32
の右前部に配備された操縦部33、操縦部33の後方に
配備された原動部34、走行に伴って植立穀稈を刈り取
るよう走行機体32の前部に昇降自在に連結された刈取
部35、刈取部35により刈り取られた植立穀稈を後方
へ搬送するフィードコンベヤ36、フィードコンベヤ3
6から刈取穀稈を受け取って脱穀処理を施す脱穀装置3
7、脱穀装置37で得られた穀粒を貯留するグレンタン
ク38、グレンタンク38に貯留された穀粒を排出する
アンローダ39などによって構成されている。
【0010】図3および図4に示すように、各クローラ
式走行装置31は、略格子状に形成された機体フレーム
5の左右後端側にそれぞれ軸支された駆動輪6、機体フ
レーム5の左右両側にそれぞれ上下揺動調節機構7を介
して相対上下揺動自在に支持されたトラックフレーム
8、トラックフレーム8の前後各下部に装備された複数
の固定転輪9、トラックフレーム8の中間下部に上下揺
動自在に装備された可動転輪10、トラックフレーム8
の前端上部にスライド調節機構11を介して前後方向に
位置変更自在に装備されたテンション輪12、および、
それらを外囲する状態に駆動輪6とテンション輪12と
に渡って巻き掛けられた無端状のクローラベルト13な
どによって構成されている。図示は省略するが左右の駆
動輪6は、減速機構を介して連動連結された左右の各油
圧モータによって独立駆動されるようになっている。
【0011】各上下揺動調節機構7は、機体フレーム5
の左右両側部にそれぞれ左右向き姿勢で回動自在に枢支
された前後一対の回動軸14、各回動軸14の外側端か
ら前方に向けて延出された揺動アーム15、各揺動アー
ム15の遊端から横外側方に向けて延出された支持軸1
6、各回動軸14の内側端から上方に向けて延出された
操作アーム17、前後の操作アーム17に掛け渡された
連係ロッド18、および、前方の操作アーム17と機体
フレーム5とに掛け渡された油圧シリンダ19などによ
って構成されている。前後の支持軸16は、トラックフ
レーム8に枢支連結されている。
【0012】以上の構成から、油圧シリンダ19を伸縮
作動させて前方の操作アーム17の前後方向への揺動操
作を行うと、前方の操作アーム17に連係ロッド18を
介して連結された後方の操作アーム17も同方向に揺動
操作されるとともに、前後操作アーム17に各回動軸1
4を介して一体揺動可能に連結前後の揺動アーム15が
同時に上下揺動し、これに伴って、前後の揺動アーム1
5に各支持軸16を介して連結されたトラックフレーム
8が機体フレーム5に対して上下方向に平行揺動移動す
るようになっている〔図3の(イ),(ロ)参照〕。つ
まり、各上下揺動調節機構7は、各油圧シリンダ19の
伸縮作動によって、機体フレーム5に対して各トラック
フレーム8を独立して上下方向に平行揺動移動させるこ
とができるように構成されており、このトラックフレー
ム8の上下方向への平行揺動移動によって、走行機体2
の高さ調節および左右傾斜の修正を行えるようになって
いる。
【0013】図3〜8に示すように、スライド調節機構
11は、トラックフレーム8に沿う前後向き姿勢でトラ
ックフレーム8の前上部に配設されるとともに前端部に
テンション輪12が装着された支持フレーム20、支持
フレーム20を前後方向にスライド駆動するグリースシ
リンダ21、グリースシリンダ21の基端部を受け止め
支持する支持壁22、および、支持フレーム20を前後
方向にスライド移動自在に案内支持する案内部材23な
どによって構成されている。支持フレーム20は、テン
ション輪12を軸支する左右一対のブラケット20Aを
角パイプ20Bの前端部に連結することによって構成さ
れている。グリースシリンダ21は、そのシリンダチュ
ーブ21Aの基端部側にグリース注入用のグリースニッ
プル21aが備えられており、このグリースニップル2
1aからシリンダチューブ21A内にグリースを注入す
ることによって伸張作動し、シリンダチューブ21A内
のグリースを抜き取ることによって収縮作動するように
なっている。グリースシリンダ21は、トラックフレー
ム8にボルト連結されるU字状のバンド24によってト
ラックフレーム8上に着脱自在に固定されるようになっ
ている。支持壁22は、トラックフレーム8の略中間上
部に固着されている。支持フレーム20とグリースシリ
ンダ21と支持壁22とは、前後方向に互いの反力を受
け止めて支持し合うよう直列配備されるとともに、対向
する支持フレーム20とグリースシリンダ21の端部同
士間には、支持フレーム20とグリースシリンダ21と
を連結する連結ピース25が着脱自在に係合されてい
る。
【0014】つまり、スライド調節機構11は、グリー
スシリンダ21を伸縮作動させて支持フレーム20を前
後方向にスライド駆動させることによって、テンション
輪12の前後方向への位置変更を行えるように構成され
ており、このテンション輪12の前後方向への位置変更
によって、クローラベルト13の張り具合を調節できる
ようになっている。
【0015】図6、図8および図9に示すように、連結
ピース25の前端部には、支持フレーム20における角
パイプ20Bの後端に内嵌する左右一対の嵌合凸部25
Aが形成されている。また、連結ピース25の後端部に
は、グリースシリンダ21のピストンロッド21Bの先
端に外嵌する嵌合凹部25Bが形成されている。つま
り、支持フレーム20とグリースシリンダ21との連結
は、連結ピース25を介した嵌合で行われるようになっ
ており、支持フレーム20とグリースシリンダ21との
連結および連結解除を容易に行えるように構成されてい
る。図6、図8および図10に示すように、案内部材2
3は、トラックフレーム8の前内側部に立設固定された
内壁部材23Aと、この内壁部材23Aとトラックフレ
ーム8の前外側部とに掛け渡される外壁部材23Bとに
よって構成されている。内壁部材23Aには外壁部材2
3Bとの連結用の左右方向に長い長孔23aが穿設さ
れ、また、外壁部材23Bには内壁部材23Aとの連結
用のナット23bが溶接されており、ボルト26を長孔
23aに挿通するとともにナット23bに螺合させるこ
とによって、内壁部材23Aに外壁部材23Bを連結で
きるようになっている。一方、外壁部材23Bにはトラ
ックフレーム8との連結用の慣通孔23cが穿設され、
また、トラックフレーム8には外壁部材23Bとの連結
用のナット8aが溶接されており、ボルト27を慣通孔
23cに挿通するとともにナット8aに螺合させること
によって、トラックフレーム8に外壁部材23Bを連結
できるようになっている。つまり、案内部材23は、外
壁部材23Bの着脱によって横外側方を開閉できて、支
持フレーム20を開放した案内部材23に対して横外側
方から容易に着脱できるように構成されており、もっ
て、支持フレーム20をトラックフレーム8の前上部に
横外側方から容易に着脱できるようになっている。
【0016】以上の構成から、例えば、スライド調節機
構11の辺りやそれ自体のメンテナンスなどのためにク
ローラベルト13を巻き掛けた状態でトラックフレーム
8から支持フレーム20およびグリースシリンダ21を
取り外す必要が生じた場合には、グリースシリンダ21
のグリースニップル21aからグリースを抜き取ってグ
リースシリンダ21を収縮作動させた後、バールなどを
用いて支持フレーム20をクローラベルト13の張力に
よる連結方向への押圧力に抗して連結解除方向に移動操
作して、支持フレーム20とグリースシリンダ21の端
部同士間に係合されている連結ピース25を取り除き、
その後、案内部材23の外壁部材23Bを取り外して開
放された案内部材23の横外側方から支持フレーム20
をトラックフレーム8から取り外すのである。また、支
持フレーム20を取り外すことによってグリースシリン
ダ21の前方が開放されるようになることから、この開
放部からグリースシリンダ21を固定しているバンド2
4とトラックフレーム8の連結を解除して、グリースシ
リンダ21をトラックフレーム8から取り外すのであ
る。
【0017】また逆に、クローラベルト13を巻き掛け
た状態でトラックフレーム8に支持フレーム20および
グリースシリンダ21を取り付ける場合には、開放され
た案内部材23の横外側方からクローラベルト13と支
持壁22との間に支持フレーム20と収縮させたグリー
スシリンダ21とを前後方向から接当する直列配備状態
でトラックフレーム8上に取り付けた後、案内部材23
の外壁部材23Bを取り付けて横外側方を閉塞し、その
後、バールなどを用いて支持フレーム20をクローラベ
ルト13の張力による連結方向への押圧力に抗して連結
解除方向に移動操作して、支持フレーム20とグリース
シリンダ21の端部同士間に連結ピース25を係合させ
て支持フレーム20とグリースシリンダ21とを連結し
た後、グリースシリンダ21のグリースニップル21a
からグリースを注入してグリースシリンダ21を伸張作
動させるのである。そして、このときのグリース注入量
を調節することによってクローラベルト13の張り具合
を調節することができるのである。
【0018】また、長期の使用によりクローラベルト1
3に比較的大きい伸びが生じた場合には、図9において
二点鎖線で示すように、支持フレーム20とグリースシ
リンダ21の端部同士間に係合する連結ピース25の個
数を増やす、あるいは、前後方向長さの長い連結ピース
25と交換することによって、クローラベルト13の張
り具合を調節できるようになっている。一方、案内部材
23による支持フレーム20のスライド移動案内が円滑
に行われない場合には、図10において二点鎖線で示す
ように、トラックフレーム8と案内部材23の外壁部材
23Bとの間にシム28を介装することによって、案内
部材23の支持フレーム20に対するクリアランス調整
を行えるようになっている。尚、図中の符号28aはボ
ルト27が挿通される連結用の慣通孔である。
【0019】図3、図4、図6および図8に示すよう
に、グリースシリンダ21には、そのシリンダチューブ
21Aの基端部側に連設装備されたニップル21bおよ
びT字管継手1を介して緩衝用のアキュムレータ2が連
通接続されている。これによって、例えば、固定転輪9
とクローラベルト13との間に大きな石の塊が噛み込ん
だときやクローラ式走行装置31が段差部へ乗り上げた
ときのクローラベルト13の変形、あるいは、クローラ
式走行装置31の畦への衝突などによって、クローラ式
走行装置31に前後方向の比較的に大きな圧縮力が生じ
た場合には、その圧縮力によりグリースシリンダ21に
充填されたグリースが圧縮されてグリースシリンダ21
が収縮作動し、このグリースシリンダ21の収縮作動に
よってグリースシリンダ21の内圧が許容値近くまで高
まると、その内圧をグリースシリンダ21に連通接続さ
れたアキュムレータ2が緩和させるようになる。つま
り、クローラ式走行装置31に比較的に大きな圧縮力が
生じたとしても、その圧縮力によってグリースシリンダ
21の内圧が許容値を超えた異常加圧状態になることを
アキュムレータ2の作用によって阻止することができ、
これによって、グリースシリンダ21を、その比較的に
大きな圧縮力を吸収し得る程度まで充分に収縮作動させ
ることができ、もって、その比較的に大きな圧縮力によ
るグリースシリンダ21やその周辺のフレーム部である
支持フレーム20や支持壁22などの破損を防止できる
のである。
【0020】ちなみに、グリースシリンダ21に対して
グリースを注入する際には、図8において二点鎖線で示
すようにT字管継手1に圧力計3を接続して内圧を計測
するようにすれば、グリースシリンダ21の内圧が過圧
気味になることを防止できるようになる。
【0021】図11および図12に示すように、原動部
34におけるエンジン41の上方には冷却ケース42が
配備されている。冷却ケース42の外側面部には防塵網
43が装備され、また、冷却ケース42の内側面部に
は、油圧モータ44にて駆動される冷却ファン45を背
部に備えたラジエータ46が装備されている。油圧モー
タ44は、エンジン41からの動力によって駆動される
油圧ポンプ47から作動油が供給されることによって駆
動されるとともに、油圧モータ44と油圧ポンプ47と
の間に介装された二位置切り換え式の電磁切換弁48の
切り換え操作により、油圧モータ44に対する作動油の
流動方向が切り換えられることによって、回転方向が切
り換えられるようになっている。電磁切換弁48の切り
換え操作は、アンローダ39の作動状態を切り換えるア
ンローダクラッチ(図示せず)のオン・オフ操作に連動
して行われるようになっており、電磁切換弁48は、ア
ンローダクラッチのオフ操作(アンローダ39の作動停
止)に伴って、冷却ファン45により外気を防塵網43
側から取り入れてラジエータ46側から排出させる状態
に油圧モータ44を正転駆動させる正転駆動状態に切り
換え操作されるとともに、アンローダクラッチのオン操
作(アンローダ39の作動)に伴って、冷却ファン45
により外気をラジエータ46側から取り入れて防塵網4
3側から排出させる状態に油圧モータ44を逆転駆動さ
せる逆転駆動状態に切り換え操作されるようになってい
る。
【0022】つまり、アンローダ39が作動停止してい
る刈り取り作業時には、油圧モータ44を正転駆動させ
て冷却ファン45により外気を防塵網43側から取り入
れるとともにラジエータ46側から排出させることによ
って、防塵網43により刈り取り作業に伴って飛散する
切れワラなどの塵埃が取り除かれた外気でラジエータ4
6を冷却することができるとともに、ラジエータ46を
通過した冷却排風によって冷却ファン45の背部に配備
されたマフラー49および排気管50を冷却することが
できるようになっている。また、アンローダ39が作動
している穀粒排出時(刈り取り作業停止時)には、油圧
モータ44を逆転駆動させて冷却ファン45により外気
をラジエータ46側から取り入れるとともに防塵網43
側から排出させることによって、外気でラジエータ46
を冷却することができるとともに、ラジエータ46を通
過した冷却排風によって刈り取り作業時に防塵網43の
外側面に付着した切れワラなどの塵埃を取り除くことが
できるようになっている。
【0023】〔別実施形態〕上記実施形態においては、
クローラ式走行装置1が装備される作業車として全稈投
入型コンバインを例示したが、自脱型コンバインなどで
あってもよい。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全稈投入型コンバインの全体側面図
【図2】全稈投入型コンバインの全体平面図
【図3】クローラ式走行装置の構成を示す側面図
【図4】スライド調節機構の構成を示すクローラ式走行
装置の部分平面図
【図5】案内部材の構成を示すクローラ式走行装置の縦
断正面図
【図6】スライド調節機構の構成を示すクローラ式走行
装置の部分側面図
【図7】バンドによるグリースシリンダの支持状態を示
すトラックフレームの部分縦断正面図
【図8】連結ピースおよび支持フレームの着脱状態を示
すクローラ式走行装置の部分平面図
【図9】連結ピースの形状を示す斜視図
【図10】案内部材の構成を示す分解斜視図
【図11】ラジエータ冷却部の構成を示す原動部の背面
【図12】ラジエータ冷却部の構成および冷却ファン駆
動用の油圧回路を示す概略図
【符号の説明】
2 アキュムレータ 8 トラックフレーム 12 テンション輪 13 クローラベルト 21 グリースシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンション輪(12)を前後方向に位置
    変更させてクローラベルト(13)の張り具合を調節す
    るグリースシリンダ(21)をトラックフレーム(8)
    に装備するとともに、該グリースシリンダ(21)に緩
    衝用のアキュムレータ(2)を連設してあるクローラ式
    走行装置。
JP4578896A 1996-03-04 1996-03-04 クローラ式走行装置 Pending JPH09240529A (ja)

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