JPH0924024A - 視線検出装置および視線検出手段を有する機器 - Google Patents

視線検出装置および視線検出手段を有する機器

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JPH0924024A
JPH0924024A JP7174789A JP17478995A JPH0924024A JP H0924024 A JPH0924024 A JP H0924024A JP 7174789 A JP7174789 A JP 7174789A JP 17478995 A JP17478995 A JP 17478995A JP H0924024 A JPH0924024 A JP H0924024A
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line
sight
wink
detecting
user
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JP7174789A
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Inventor
Masao Mizumaki
雅夫 水牧
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Canon Inc
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Publication of JPH0924024A publication Critical patent/JPH0924024A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単、確実、迅速に情報を入力することので
きる視線検出装置および視線検出手段を有する機器を提
供する。 【解決手段】 使用者の視線を検出する視線検出手段
と、該視線検出手段による視線検出結果を記憶する記憶
手段と、使用者のウインクを検出するウインク検出手段
と、該ウインク検出手段が該ウインクを検出したとき
に、該記憶手段が記憶している視線検出結果を出力する
出力手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者の視線を検
出することのできる視線検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、使用者の意志を視線を検出するこ
とにより情報を入力する視線検出装置に関して、特開平
2−32312号公報には視線によって測距エリアを選
択するカメラが開示されている。
【0003】これは、カメラのファインダー内に表示さ
れた測光あるいは測距位置表示又は制御情報表示を注視
する撮影者の視線を検出し、レリーズ前段動作であるレ
リーズボタンの半押しによる信号が入力された時点で、
検出した視線位置を検出結果として固定するものであ
る。
【0004】また、特開平3−87818号公報には視
線で動作モードを選択できる装置が提案されている。
【0005】これはカメラのファインダー内に表示され
た露出制御モード、露出補正モード、オートフォーカス
モード等の各種モード選択の為の指標を注視する撮影者
の視線を検知し、検知したことを撮影者に知らせたの
ち、選択された各モードに移り、外部入力手段による各
数値の設定・変更を可能とするものである。
【0006】一方、本出願人は上記のような視線検出に
加えてまばたきを検出して利用する視線検出装置を特願
平6−111736号公報にて提案した。
【0007】これは、撮影者の意識したまばたき(ウイ
ンク)を検出し、予め設定したカメラの所定ファンクシ
ョンのトリガを行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち、特開平2−32312号公報に開示されて
いる構成では、カメラのレリーズボタンの半押し状態
(レリーズの前段動作)が視線による測距領域の選択を
決定するものであるので、確実性はあるもののレリーズ
ボタンを半押し状態で保持するためには操作に慣れが必
要であるため、初心者等は誤って一度に全押し状態にし
てしまうことがあり、意図に反する測距領域であっても
そのままレリーズしてしまうという欠点があった。
【0009】また、特開平3−87818号公報に開示
されている構成では、所定時間、所望の指標をじっと見
つめることで指標部を点滅させたり、ブザー音を発する
などして、視線による各種動作モードの選択の入力が行
われたことを示す確認動作が行われる。すなわち、確認
動作が行われるまで所定時間視線を指標に向ける必要が
あり、無意識に見ている場合と、意識的に見ている場合
との判別は視線の停留時間で判断している。
【0010】したがって、視線による情報入力が完了す
るまでに所定時間、視線を動かすことができないので使
用者にとってわずらわしく、撮影に集中できずにシャッ
ターチャンスを逃すという欠点があった。
【0011】さらに、上記2つの従来例では、カメラの
撮影モードの選択を視線で行おうとした場合、ファイン
ダー内に撮影モードの種類を全て表示し、そこから所望
の撮影モードを視線選択するというものとなり、表示部
の領域が大きくなってしまう。
【0012】一方、本出願人による特願平6−1117
36号公報ではカメラに対する情報入力を意識したまば
たき(ウインク)によって行うものであるが、ウインク
でトリガされるファンクションは所定の機能あるいは外
部入力手段によりあらかじめ設定したファンクションの
みに限られる構成である。
【0013】本発明は上述の欠点を解消するもので、視
線検出とウインク検出とを組合せることによって簡単、
確実、迅速に視線による情報入力することができる。
【0014】本発明は簡単、確実、迅速に情報を入力す
ることのできる視線検出装置および視線検出手段を有す
る機器を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本出願の請求項1に記載の発明は使用者の視線を検
出する視線検出手段と、使用者のウインクを検出するウ
インク検出手段と、該ウインク検出手段が該ウインクを
検出することに応じて該視線検出手段の視線検出結果を
固定する視線固定手段とを有することを特徴として、使
用者がウインクをすることで視線検出結果を固定できる
ので、使用者は視線によっても簡単な方法で使用者の意
志に沿った視線情報を出力することができる。
【0016】本出願の請求項3に記載の発明は所定のフ
ァンクションを実行するための指標が設けられる画面
と、該画面内の使用者の視線位置を検出する視線検出手
段と、使用者のウインクを検出するウインク検出手段
と、該使用者の視線位置が該指標に対応する領域と一致
し、且つ、該ウインクが検出されることで該所定のファ
ンクションを実行する制御手段とを有することを特徴と
して、使用者は視線を所定の指標を見て、ウインクする
という簡単な動作で所定のファンクションを迅速に実行
できる。
【0017】本出願の請求項4に記載の発明は使用者の
視線を検出する視線検出手段と、該視線検出手段による
視線検出結果を記憶する記憶手段と、使用者のウインク
を検出するウインク検出手段と、該ウインク検出手段が
該ウインクを検出したときに、該記憶手段が記憶してい
る視線検出結果を出力する出力手段とを有する事を特徴
として、使用者がウインクしたときの視線検出結果を記
憶手段から出力するだけなので、使用者の簡単な動作に
より、迅速に、且つ使用者の意志に沿った視線情報を出
力できる。
【0018】本出願の請求項7に記載の発明は設定され
た複数の動作モードを所定の順番で切り換える動作モー
ド切換手段と、該動作モードを変更するための指標が設
けられる画面と、該画面内の使用者の視線位置を検出す
る視線検出手段と、使用者のウインクを検出するウイン
ク検出手段とを有するものであって、該使用者の視線位
置が該指標に対応する領域と一致し、且つ、該ウインク
が検出される度に該動作モード切換手段は所定の順番で
動作モードを切り換えることを特徴として、使用者は視
線を所定の指標を見て、ウインクするという簡単な動作
で該動作モードが所定の順番で変更され、選択可能な動
作モードを全て表示することをしなくとも簡単に所望の
動作モードを選択することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例であ
るカメラの回路構成ブロック図であり、マイクロコンピ
ュータの中央処理装置(CPU)である1には視線検出
装置の回路2、ファインダー表示回路3、自動焦点調節
(AF)回路4、測光回路5、レリーズ回路6、視線位
置記憶回路36が接続されている。
【0020】視線検出回路2は撮影者がファインダー内
のどこに視線位置があるかを検出する視線位置検出手段
と、故意のまばたきであるウインク状態を検出するウイ
ンク検出手段とから成る検出方法は後述する。
【0021】ファインダー表示回路3は撮影者が視線と
ウインクにより選択した指標をLEDを液晶等により点
灯表示して、選択結果を示す確認動作を行う。
【0022】AF回路4は撮影画面内にある被写体まで
の距離を測距し、得られた測距情報から撮影レンズを駆
動制御する。
【0023】測光回路5は撮影画面内にある被写体の輝
度を測光する。
【0024】レリーズ回路6は測光回路5により求めら
れた露出値から、シャッター開閉や絞りを制御する。
【0025】視線位置記憶回路36は視線検出回路2の
視線位置検出手段により連続的に検出される撮影者の視
線位置情報を記憶するもので、撮影者の視線位置の変化
に伴いその最新情報をその都度更新し記憶する。
【0026】図2は第1の実施例のカメラのファインダ
ー視野を示した図であり、7は該カメラの撮影画面枠で
あり、8〜10は測距位置を表示する測距マークであ
る。
【0027】図2の(A)は視線による情報入力前の状
態であり、(B)は測距マーク10を視線選択した場合
の表示例であり該測距マーク10が点灯状態となる。
【0028】次に以上説明した図をもとに本実施例のカ
メラの動作を図3のフローチャートによって説明する。
【0029】[#101]メインスイッチがオンされる
とCPU1が動作を開始する。
【0030】[#102]視線検出回路2が作動し、撮
影者の視線位置及びウインクの検出を開始する。同時に
視線位置記憶回路36が作動して、撮影者の視線位置情
報の記憶を開始する。
【0031】撮影者の視線位置及びウインクを検出する
方法としては (1)角膜反射像(プルキンエ第1像)と瞳孔中心の座
標を用いる方法 (2)強膜と虹彩の反射率差を利用する方法などがあ
る。
【0032】(1)の方法は撮影者の眼球に平行光(も
しくは発散光)を照射すると、この光が角膜前面で反射
し、発行ダイオードの虚像(プルキンエ像)が生じる。
このプルキンエ像の位置、瞳孔中心の位置、さらにその
間隔をイメージセンサー上の画像信号より算出して、眼
球の回転角、そして撮影者の視線位置を検出するという
方法である。
【0033】また、イメージセンサー上の画像信号がプ
ルキンエ像及び瞳孔の消失を検出し、かつ所定の周波数
成分を含み、さらに該信号の継続時間が所定時間以上で
ある場合、撮影者がウインクをしたと判断する。
【0034】(2)の方法は虹彩(黒目の部分)が強膜
(白目の部分)より反射率が低く、両者の境界の検出が
比較的容易な点を利用しており、まず光源(赤外発光ダ
イオード等)で虹彩輪部(虹彩と強膜の境界部)の水平
両側をスポット状または短冊状に照明し、その反射光を
2個の受光素子(赤外フォトダイオード等)で受光し、
その差分信号から水平方向の眼球運動量(回転角)を検
出し、また2個の受光素子の和信号により垂直方向の眼
球運動量を検出する方法である。
【0035】また、受光素子が検出した反射光が2個と
も所定量以上変化し、かつ変化スピードが所定値以上で
あって、さらに変化継続時間が所定時間以上である場
合、撮影者がウインクをしたと判断する。
【0036】本実施例における視線検出装置は上記どち
らの方法でも成り立つものである。
【0037】撮影者の視線位置及びウインクを検出する
方法が(1)角膜反射像と瞳孔中心の座標を用いる方法
の場合の視線検出装置を含む光学ブロック図を図4に示
す。
【0038】LEDなどの赤外発光素子11、12は眼
球18に向かって平行光(もしくは発散光)を照射す
る。眼球18の像は接眼レンズ13を介してファインダ
ーレンズ系17の手前にあるビームスプリッタ14で反
射し、受光レンズ15を介してイメージセンサー16上
に結像する。
【0039】撮影者の視線位置及びウインクを検出する
方法が(2)強膜と虹彩の反射率差を利用する方法の場
合の視線検出装置の概略図を図5に示す。
【0040】LED等の赤外発光素子で撮影者の斜め下
方向から虹彩と強膜の境界部、即ち虹彩輪部を照明し、
水平両側における反射光を2個の光電変換素子TR1,
TR2で受光可能な配置となっている。
【0041】[#103]撮影者のウインクを検出す
る。ウインクが検出されたなら#104へ進み、ウイン
クが検出されない場合#108へ進む。
【0042】[#104]ウインクが検出された時点で
視線位置記憶回路36に記憶されていた視線位置が測距
マーク8〜10のいずれかと対応するかどうかを判別す
る。視線位置が該測距マーク8〜10のいずれかに対応
するエリア内にある場合#105へ進み、それ以外の場
合#108へ進む。
【0043】[#105]視線位置記憶回路36が記憶
していた視線位置に対応する測距マークに測距位置が固
定される。
【0044】[#106]ファインダー表示回路が作動
し、#105で選択された測距マークを点灯させる。例
えば測距マーク10が選択されたなら図2(B)のよう
に該測距マーク10を点灯させることにより、視線によ
り選択した測距マークを表示して確認動作が行われる。
【0045】[#107]AF回路が作動し、#105
で固定された測距位置における被写体の距離を測定し、
撮影レンズを駆動させる。また、測光回路が作動し、#
105で固定された測距位置を中心とした被写体の輝度
を測定する。
【0046】[#108]レリーズスイッチの状態を判
別する。レリーズスイッチがオンされたなら#109へ
進み、オフであれば再び#102へと戻り視線検出が続
行される。よって一度固定された測距位置を変更する際
は再び上記の操作を繰り返せばよい。
【0047】[#109]すでに測距位置が固定されて
いるかどうかを判別する。測距位置が固定されていなけ
れば#110へ進み、すでに測距位置が固定されていれ
ば#111へ進む。
【0048】[#110]AF回路が作動し、該測距マ
ーク8〜10における被写体距離をそれぞれ測定して最
も主被写体の確率が高いものを自動判別し、その被写体
距離に撮影レンズを駆動させる。また、測光回路が作動
し、主被写体自動判別により選択された測距マークを中
心とした被写体の輝度を測定する。よって測距マークを
視線によって選択しないでレリーズした場合、測距位置
は自動選択される。
【0049】[#111]レリーズ回路が作動し、#1
07或いは#110で測定した被写体輝度とカメラに装
填されているフイルムの感度により露出値が演算され、
演算結果から決められた絞り値及びシャッター速度によ
りフイルムへの露光が行われる。
【0050】図6は本発明の第2の実施例であるカメラ
の回路構成ブロック図であり、マイクロコンピュータの
中央処理装置(CPU)である1には視線検出装置の回
路2、ファインダー表示回路3、自動焦点調節(AF)
回路4、測光回路5、レリーズ回路6、ズーム回路1
9、視線位置記憶回路36が接続されている。
【0051】視線検出回路2は撮影者がファインダー内
のどこに注視しているかを検出する視線位置検出手段
と、故意のまばたきであるウインク状態を検出するウイ
ンク検出手段とから成る。検出方法は前記第1の実施例
と同様であるので省略する。
【0052】ファインダー表示回路3は撮影者が視線と
ウインクにより選択した指標をLEDや液晶等により点
灯表示させるもので、選択結果を示す確認動作を行う。
【0053】AF回路4は撮影画面内にある被写体まで
の距離を測距し、得られた測距情報から撮影レンズを駆
動制御する。
【0054】測光回路5は撮影画面内にある被写体の輝
度を測光する。
【0055】レリーズ回路6は測光回路5により求めら
れた露出値から、シャッター開閉や絞りを制御する。
【0056】ズーム回路19は撮影レンズをズーム駆動
する。
【0057】視線位置記憶回路36は視線検出回路2の
視線位置検出手段により連続的に検出される撮影者の視
線位置情報を記憶するもので、撮影者の視線位置の変化
に伴いその最新情報をその都度更新し記憶する。
【0058】図7は本発明の第2の実施例であるカメラ
のファインダー視野を示した図であり、7は該カメラの
撮影画面枠であり、20は被写体であり、21はズーム
指標部であり、21a及び21iはそれぞれワイド及び
テレを表すマークであり、21b〜21hは撮影レンズ
に対応したズーム位置を表示するズーム位置表示部であ
り、該ズーム位置表示部の左端(21b)がワイド端で
右端(21h)がテレ端となる。
【0059】図7の(A)はカメラのメインスイッチが
オンされてすぐの状態であり、撮影レンズ位置はワイド
端位置となり、該ズーム位置表示部21bが点灯表示さ
れる。(B)は該ズーム位置表示部21eを視線選択し
た場合の表示例であり、撮影レンズ位置はミドル位置
(ワイド端とテレ端の中間位置)となり、該ズーム位置
表示部21eが点灯表示され、該被写体20は(A)に
対して拡大される。
【0060】次に以上説明した図をもとに本実施例のカ
メラの動作を図8のフローチャートによって説明する。
【0061】[#201]メインスイッチがオンされる
とCPU1が動作を開始する。
【0062】[#202]視線検出回路2が作動し、撮
影者の視線位置及びウインクの検出を開始する。同時に
視線位置記憶回路36が作動して、撮影者の視線位置情
報の記憶を開始する。
【0063】[#203]撮影者のウインク状態を判別
する。ウインク状態が検出されたなら#204へ進み、
ウインク状態が検出されない場合#207へ進む。
【0064】[#204]ウインクが検出された時点で
視線位置記憶回路36に記憶されていた視線位置がズー
ム指標部21のいずれかと対応するかどうかを判別す
る。視線位置が該ズーム位置表示部21b〜21hのい
ずれかに対応するエリア内にある場合#205へ進み、
それ以外の場合#207へ進む。
【0065】[#205]ズーム回路が作動し、視線位
置記憶回路36が記憶していた視線位置に対応するいず
れかのズーム位置表示部に対応した位置に撮影レンズを
ズーム駆動させる。
【0066】[#206]ファインダー表示回路が作動
し、#205で選択された該ズーム位置表示部を点灯さ
せる。例えばズーム位置表示部21eが選択されたなら
図7(B)のように該ズーム位置表示部21eを点灯さ
せることにより、視線により選択した測距マークを表示
して確認動作となり、同時に現在のズーム位置がわか
る。
【0067】[#207]レリーズスイッチの状態を判
別する。レリーズスイッチがオンされたなら#208へ
進み、オフであれば再び#202へと戻り視線検出が続
行される。よってズーム位置を変更する際は再び上記の
操作を繰り返せばよい。
【0068】[#208]AF回路が作動し、撮影画面
内にある被写体までの距離を測定し、撮影レンズを駆動
させる。また、測光回路が作動し、撮影画面内にある被
写体の輝度を測定する。
【0069】[#209]レリーズ回路が作動し、#2
08で測定した被写体輝度とカメラに装填されているフ
イルムの感度により露出値が演算され、演算結果から決
められた絞り値及びシャッター速度によりフイルムへの
露光が行われる。
【0070】図9は本発明の第3の実施例であるカメラ
の回路構成ブロック図であり、マイクロコンピュータの
中央処理装置(CPU)である1には視線検出装置の回
路2、ファインダー表示回路3、自動焦点調節(AF)
回路4、測光回路5、レリーズ回路6、ストロボ回路2
2、パノラマ駆動回路23、タイマー回路24、注視位
置記憶回路36が接続されている。
【0071】視線検出回路2は撮影者がファインダー内
のどこに視線位置があるかを検出する視線位置検出手段
と、故意のまばたきであるウインク状態を検出するウイ
ンク検出手段とから成る。検出方法は前記実施例と同様
であるので省略する。
【0072】ファインダー表示回路3は撮影者が視線と
ウインクにより選択した指標をLEDや液晶等により点
灯表示させるもので、選択結果を示す確認動作を行う。
【0073】AF回路4は撮影画面内にある被写体まで
の距離を測距し、得られた測距情報から撮影レンズを駆
動制御する。
【0074】測光回路5は撮影画面内にある被写体の輝
度を測光する。
【0075】レリーズ回路6は測光回路5により求めら
れた露出値から、シャッター開閉や絞りを制御する。
【0076】ストロボ回路22はストロボ発光の制御を
行う。
【0077】パノラマ駆動回路23はアパーチャーの一
部を遮光するための遮光部材を駆動し、またファインダ
ー内の撮影画面の一部を遮光部材で遮光する。
【0078】タイマー回路24は所定の時間だけレリー
ズ回路の作動を遅延させる。
【0079】視線位置記憶回路36は視線検出回路2の
視線位置検出手段により連続的に検出される撮影者の視
線位置情報を記憶するもので、撮影者の視線位置の変化
に伴いその最新情報をその都度更新し記憶する。
【0080】図10は本発明の第3の実施例であるカメ
ラのファインダー視野を示した図であり、7は該カメラ
の撮影画面枠であり、25はストロボ指標部、26はパ
ノラマ指標部、27はセルフタイマー指標部であり、2
8は25がストロボ指標部であることを表すストロボマ
ーク、29は26がパノラマ指標部であることを表すパ
ノラママーク、30は27がセルフタイマー指標部であ
ることを表すセルフタイマーマークであり、31はパノ
ラマ遮光部材である。
【0081】図10の(A)は初期状態であり、(B)
はパノラマ撮影モードが選択された場合の表示例であ
る。このときに該パノラマ指標部26が点灯状態となる
とともに該パノラマ遮光部材31が該撮影画面枠7内の
一部を覆う。
【0082】次に以上説明した図をもとに本実施例のカ
メラの動作を図11のフローチャートによって説明す
る。
【0083】[#301]メインスイッチがオンされる
とCPU1が動作を開始する。
【0084】[#302]視線検出回路2が作動し、撮
影者の視線位置及びウインクの検出を開始する。同時に
視線位置記憶回路36が作動して、撮影者の視線位置情
報の記憶を開始する。
【0085】[#303]撮影者のウインク状態を判別
する。ウインク状態が検出されたなら#304へ進み、
ウインク状態が検出されない場合#307へ進む。
【0086】[#304]ウインクが検出された時点で
視線位置記憶回路36に記憶されていた視線位置が視線
指標部25〜27のいずれかと対応するかどうかを判別
する。視線位置が該視線指標部25〜27のいずれかに
対応するエリア内にある場合#305へ進み、それ以外
の場合#307へ進む。
【0087】[#305]ファインダー表示回路が作動
し、#303で選択された該視線指標部を点灯させる。
例えばパノラマ指標部26が選択されたなら図10
(B)の様に該パノラマ指標部26を点灯させることに
より、視線選択完了の確認動作が行われる。
【0088】[#306]選択したファンクションの回
路を作動させる。例えばパノラマ指標部26を注視して
いたならパノラマ駆動回路が作動し、アパーチャーの一
部を遮光部材が遮光するとともに図10(B)の様にパ
ノラマ遮光部材31がファインダー内にある撮影画面枠
7内の一部を覆う。
【0089】[#307]レリーズスイッチの状態を判
別する。レリーズスイッチがオンされたなら#308へ
進み、オフであれば再び#302へと戻り視線検出が続
行される。よって他のファンクションを作動させる際は
再び上記の操作を繰り返せばよいし、解除する際も同様
に上記操作を繰り返せばよい。
【0090】[#308]AF回路が作動し、撮影画面
内にある被写体までの距離を測定し、撮影レンズを駆動
させる。また、測光回路が作動し、撮影画面内にある被
写体の輝度を測定する。
【0091】[#309]レリーズ回路が作動し、#3
08で測定した被写体輝度とカメラに装填されているフ
イルムの感度により露出値が演算され、演算結果から決
められた絞り値及びシャッター速度によりフイルムへの
露光が行われる。
【0092】図12は本発明の第4の実施例であるカメ
ラの回路構成ブロック図であり、マイクロコンピュータ
の中央処理装置(CPU)である1には視線検出装置の
回路2、ファインダー表示回路3、自動焦点調節(A
F)回路4、測光回路5、レリーズ回路6、外部入力手
段32が接続されている。
【0093】視線検出回路2は撮影者がファインダー内
のどこに視線位置があるかを検出する視線位置検出手段
と、故意のまばたきであるウインク状態を検出するウイ
ンク検出手段とから成る。検出方法は前記実施例と同様
であるので省略する。
【0094】ファインダー表示回路3は現在設定されて
いる撮影モードやシャッター速度、絞り値等を液晶等に
よりファインダー内に表示する。
【0095】AF回路4は撮影画面内にある被写体まで
の距離を測距し、得られた測距情報から撮影レンズを駆
動制御する。
【0096】測光回路5は撮影画面内にある被写体の輝
度を測光する。
【0097】レリーズ回路6は測光回路5及び外部入力
手段により決められた露出値から、シャッター開閉や絞
りを制御する。
【0098】外部入力手段は露出値の設定や変更をする
ためのもので、例えば撮影モードが絞り優先AEモード
の場合に所望の絞り値を電子ダイヤル等により設定す
る。
【0099】図13は本発明の第4の実施例であるカメ
ラのファインダー視野を示した図であり、7は該カメラ
の撮影画面枠であり、33は撮影モード表示部であり、
34はシャッター速度表示部で1/125秒の場合であ
り、35は絞り値表示部でF5.6の場合である。
【0100】尚、本発明のカメラの撮影モードは、被
写体輝度とフイルム感度に応じてシャッター速度と絞り
値の組み合わせがプログラムに従って決定されるプログ
ラムモード 撮影者が所望の絞り値を入力すると被写
体輝度とフイルム感度からシャッター速度が演算され露
出値が決定される絞り優先AEモード 撮影者が所望
のシャッター速度を入力すると被写体輝度とフイルム感
度から絞り値が演算され露出値が決定されるシャッター
速度優先AEモード 撮影者が所望のシャッター速度
と絞り値を入力して露出を決定するマニュアルモードの
四つの撮影モードを備える。
【0101】図13の(A)は撮影モードがプログラム
モードの場合の表示例であり撮影モード表示部33には
キャラクター“P”が表示されている。(B)は(A)
の状態で該撮影モード表示部33を見て、ウインクした
場合の表示例であり、撮影モードは絞り優先AEモード
に変更され該撮影モード表示部33にはキャラクター
“Av”が表示される。
【0102】次に以上説明した図をもとに本実施例のカ
メラの動作を図14のフローチャートによって説明す
る。
【0103】[#401]メインスイッチがオンされる
とCPU1が動作を開始する。
【0104】[#402]視線検出回路2が作動し、撮
影者の視線位置及びウインクの検出を行う。
【0105】[#403]撮影者の視線位置が撮影モー
ド表示部33に対応するエリア内にあるかどうかを判別
する。視線位置が該撮影モード表示部33に対応するエ
リア内にある場合#404へ進み、それ以外の場合#4
06へ進む。
【0106】[#404]撮影者のウインク状態を判別
する。ウインク状態が検出されたなら#405へ進み、
ウインク状態が検出されない場合#406へ進む。
【0107】[#405]ファインダー表示回路が作動
し、#403で該撮影モード表示部33に表示されてい
た撮影モードを変更し表示する。例えば#403で該撮
影モード表示部33に表示されていた撮影モードがプロ
グラムモードなら、図10(B)の様に撮影モード絞り
優先AEモードに変更して該撮影モード表示部33にキ
ャラクター“Av”を表示する。このように該撮影モー
ド表示部33を見て、ウインクすることにより、撮影モ
ードはプログラムモード→絞り優先AEモード→シャッ
ター速度優先AEモード→マニュアルモード→プログラ
ムモード→絞り優先AEモードという様に所定の順番で
ロータリーに変更可能になっており、その際撮影モード
表示部33のキャラクター表示は、P→Av→Tv→M
→P→Avというように変化する。
【0108】[#406]レリーズスイッチの状態を判
別する。レリーズボタンが半押しされレリーズスイッチ
SW1がオンされたなら#407へ進み、オフであれば
再び#402へと戻り視線検出が続行される。よって他
の撮影モードに変更する際は再び上記の操作を繰り返せ
ばよい。
【0109】[#407]AF回路が作動し、撮影画面
内にある被写体までの距離を測定し、撮影レンズを駆動
させる。また、測光回路が作動し、撮影画面内にある被
写体の輝度を測定する。
【0110】[#408]ファインダー表示回路が作動
し、#407で測定し被写体輝度とカメラに装填されて
いるフイルムの感度により露出値が演算され、演算結果
から決められたシャッター速度及び絞り値をそれぞれシ
ャッター速度表示部34及び絞り値表示部35に表示す
る。
【0111】[#409]外部入力手段による露出値の
変更入力を判別する。露出値の変更入力がされたなら#
410へ進み、変更入力がなければ#411へ進む。例
えば設定されている撮影モードがシャッター速度優先A
Eモードであれば、電子ダイアル等の外部入力手段の操
作により所望のシャッター速度を設定できる。
【0112】[#410]ファインダー表示回路が作動
し、#408で表示したシャッター速度及び絞り値を#
409で設定した数値に変更表示する。
【0113】[#411]レリーズスイッチの状態を判
別する。レリーズボタンが半押しされレリーズスイッチ
SW1がオンされたなら#412へ進み、オフであれば
再び#402へと戻り視線検出が続行される。
【0114】[#412]レリーズスイッチの状態を判
別する。レリーズボタンが全押しされレリーズスイッチ
SW2がオンされたなら#413へ進み、オフであれば
再び#411へ戻りレリーズスイッチの状態判別が続行
される。
【0115】[#413]レリーズ回路が作動し、#4
07或いは#409で設定されたシャッター速度及び絞
り値によりフイルムへの露光が行われる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の請求項1
に記載の発明は使用者の視線を検出する視線検出手段
と、使用者のウインクを検出するウインク検出手段と、
該ウインク検出手段が該ウインクを検出することに応じ
て該視線検出手段の視線検出結果を固定する視線固定手
段とを有することを特徴として、使用者がウインクをす
ることで視線検出結果を固定できるので、従来、検出結
果を固定するために必要であった操作部材を必要とせず
に使用者は視線によっても簡単、且つ使用者の意志に沿
った視線情報を出力することができる。
【0117】本出願の請求項2に記載の発明は使用者の
視線を検出する視線検出手段と、使用者のウインクを検
出するウインク検出手段とを有するものであって、該視
線検出手段は該ウインク検出手段が該ウインクを検出し
たときの該視線検出手段による視線検出結果を出力する
ことを特徴とするので、使用者は自分の意志に沿った視
線情報だけを出力することができる。
【0118】本出願の請求項3に記載の発明は所定のフ
ァンクションを実行するための指標が設けられる画面
と、該画面内の使用者の視線位置を検出する視線検出手
段と、使用者のウインクを検出するウインク検出手段
と、該使用者の視線位置が該指標に対応する領域と一致
し、且つ、該ウインクが検出されることで該所定のファ
ンクションを実行する制御手段とを有することを特徴と
して、使用者は視線を所定の指標を見て、ウインクする
という簡単な動作で所定のファンクションを迅速に実行
できる。
【0119】本出願の請求項4に記載の発明は使用者の
視線を検出する視線検出手段と、該視線検出手段による
視線検出結果を記憶する記憶手段と、使用者のウインク
を検出するウインク検出手段と、該ウインク検出手段が
該ウインクを検出したときに、該記憶手段が記憶してい
る視線検出結果を出力する出力手段とを有することを特
徴として、使用者がウインクしたときの視線検出結果を
記憶手段から出力するだけなので、簡単な動作で使用者
の希望する視線情報を迅速に出力できる。
【0120】本出願の請求項5に記載の発明は使用者の
視線を検出する視線検出手段と、該視線検出手段による
視線検出結果を記憶する記憶手段と、使用者のウインク
を検出するウインク検出手段と、該ウインク検出手段が
該ウインクを検出したときに、該記憶手段が記憶してい
る視線検出結果に基づいて所定のファンクションを実行
する制御手段とを有することを特徴として、使用者は視
線を所定の指標を見て、ウインクするという簡単な動作
で所定のファンクションを迅速に実行できる。
【0121】本出願の請求項7に記載の発明は設定され
た複数の動作モードを所定の順番で切り換える動作モー
ド切換手段と、該動作モードを変更するための指標が設
けられる画面と、該画面内の使用者の視線位置を検出す
る視線検出手段と、使用者のウインクを検出するウイン
ク検出手段とを有するものであって、該使用者の視線位
置が該指標に対応する領域と一致し、且つ、該ウインク
が検出される度に該動作モード切換手段は所定の順番で
動作モードを切り換えることを特徴として、使用者は視
線を所定の指標を見て、ウインクするという簡単な動作
で該動作モードが所定の順番で変更され、選択可能な動
作モードを全て表示することをしなくとも簡単に所望の
動作モードを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係る第1の発明の一実施例におけるカ
メラの回路構成ブロック図。
【図2】第1の発明のカメラのファインダー視野を示し
た図。
【図3】第1の発明のカメラの動作のフローチャート。
【図4】角膜反射像と瞳孔中心の座標を用いる方法の場
合の視線検出装置を含む光学ブロック図。
【図5】強膜と虹彩の反射率差を利用する方法の場合の
視線検出装置概略図。
【図6】第1の発明の別の実施例におけるカメラの回路
構成ブロック図。
【図7】第1の発明の別の実施例におけるカメラのファ
インダー視野を示した図。
【図8】第1の発明の別の実施例におけるカメラの動作
のフローチャート。
【図9】第2の発明の一実施例におけるカメラの回路構
成ブロック図。
【図10】第2の発明の一実施例におけるカメラのファ
インダー視野を示した図。
【図11】第2の発明の一実施例におけるカメラの動作
のフローチャート。
【図12】第3の発明の一実施例におけるカメラの回路
構成ブロック図。
【図13】第3の発明の一実施例におけるカメラのファ
インダー視野を示した図。
【図14】第3の発明の一実施例におけるカメラの動作
のフローチャート。
【符号の説明】 1 CPU 2 視線検出回路 3 ファインダー表示回路 4 AF回路 5 測光回路 6 レリーズ回路 7 撮影画面枠 8,9,10 測距マーク 11,12 赤外発光素子 13 接眼レンズ 14 ビームスプリッタ 15 受光レンズ 16 イメージセンサー 17 ファインダーレンズ系 18 眼球 19 ズーム回路 20 被写体 21 ズーム指標部 22 ストロボ回路 23 パノラマ駆動回路 24 タイマー回路 25 ストロボ指標部 26 パノラマ指標部 27 セルフタイマー指標部 28 ストロボマーク 29 パノラママーク 30 セルフタイマーマーク 31 パノラマ遮光部材 32 外部入力部材 33 撮影モード表示部 34 シャッター速度表示部 35 絞り値表示部 36 注視位置記憶回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の視線を検出する視線検出手段
    と、 使用者のウインクを検出するウインク検出手段と、 該ウインク検出手段が該ウインクを検出することに応じ
    て該視線検出手段の視線検出結果を固定する視線固定手
    段とを有することを特徴とする視線検出装置。
  2. 【請求項2】 使用者の視線を検出する視線検出手段
    と、 使用者のウインクを検出するウインク検出手段とを有す
    るものであって、 該視線検出手段は該ウインク検出手段が該ウインクを検
    出したときの該視線検出手段による視線検出結果を出力
    することを特徴とする視線検出装置。
  3. 【請求項3】 所定のファンクションを実行するための
    指標が設けられる画面と、 該画面内の使用者の視線位置を検出する視線検出手段
    と、 使用者のウインクを検出するウインク検出手段と、 該使用者の視線位置が該指標に対応する領域と一致し、
    且つ、該ウインクが検出されることで該所定のファンク
    ションを実行する制御手段とを有する視線検出装置。
  4. 【請求項4】 使用者の視線を検出する視線検出手段
    と、 該視線検出手段による視線検出結果を記憶する記憶手段
    と、 使用者のウインクを検出するウインク検出手段と、 該ウインク検出手段が該ウインクを検出したときに、該
    記憶手段が記憶している視線検出結果を出力する出力手
    段とを有することを特徴とする視線検出装置。
  5. 【請求項5】 使用者の視線を検出する視線検出手段
    と、 該視線検出手段による視線検出結果を記憶する記憶手段
    と、 使用者のウインクを検出するウインク検出手段と、 該ウインク検出手段が該ウインクを検出したときに、該
    記憶手段が記憶している視線検出結果に基づいて所定の
    ファンクションを実行する制御手段とを有することを特
    徴とする視線検出装置。
  6. 【請求項6】 所定のファンクションを実行するための
    指標が設けられる画面と、 該画面内の使用者の視線位置を検出する視線検出手段
    と、 使用者のウインクを検出するウインク検出手段と、 該使用者の視線位置が該指標に対応する領域と一致し、
    且つ、該ウインクが検出されることで該所定のファンク
    ションを実行する制御手段とを有する視線検出手段を有
    する機器。
  7. 【請求項7】 前記視線検出手段を有する機器は複数の
    焦点検出領域を有する焦点検出手段を有し、前記制御手
    段によって実行される所定のファンクションは該複数の
    焦点検出領域から少なくとも1つの焦点検出領域を選択
    する動作であることを特徴とする請求項6記載の視線検
    出手段を有する機器。
  8. 【請求項8】 前記視線検出手段を有する機器はレンズ
    光学系を有し、前記制御手段によって実行される所定の
    ファンクションは該レンズ光学系の焦点距離を変化させ
    る動作であることを特徴とする請求項6記載の視線検出
    手段を有する機器。
  9. 【請求項9】 設定された複数の動作モードを所定の順
    番で切り換える動作モード切換手段と、 該動作モードを変更するための指標が設けられる画面
    と、 該画面内の使用者の視線位置を検出する視線検出手段
    と、 使用者のウインクを検出するウインク検出手段とを有す
    るものであって、該使用者の視線位置が該指標に対応す
    る領域と一致し、且つ、該ウインクが検出される度に該
    動作モード切換手段は所定の順番で動作モードを切り換
    えることを特徴とする視線検出手段を有する機器。
  10. 【請求項10】 前記視線検出手段は使用者の眼球像を
    検出することで使用者の視線を検出するものであって、
    前記ウインク検出手段は該視線検出手段が眼球像を検出
    できない状態が所定時間続いたときに使用者のウインク
    を検出することを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8または9記載の視線検出装置または視線
    検出手段を有する機器。
JP7174789A 1995-07-11 1995-07-11 視線検出装置および視線検出手段を有する機器 Withdrawn JPH0924024A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010194687A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Yaskawa Electric Corp 透過型視線検出装置及び移動型ロボットシステム
WO2020179351A1 (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 株式会社ファインデックス 視標視認判定システム及び視野検査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010194687A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Yaskawa Electric Corp 透過型視線検出装置及び移動型ロボットシステム
WO2020179351A1 (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 株式会社ファインデックス 視標視認判定システム及び視野検査装置
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