JPH09239639A - Aeを用いた延性モード加工装置 - Google Patents

Aeを用いた延性モード加工装置

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JPH09239639A
JPH09239639A JP4577796A JP4577796A JPH09239639A JP H09239639 A JPH09239639 A JP H09239639A JP 4577796 A JP4577796 A JP 4577796A JP 4577796 A JP4577796 A JP 4577796A JP H09239639 A JPH09239639 A JP H09239639A
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work
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mode
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JP4577796A
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Jiro Otsuka
二郎 大塚
Shigeomi Koshimizu
重臣 越水
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Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの加工面を延性モードで加工具で加工
し、超高精度の加工面を得るAEを用いた延性モード加
工装置を提供する。 【解決手段】 ワーク加工面精度保持手段7によりワー
クの加工面の変動を延性モードの切込み量以下の精度に
抑えると共に、加工時にワーク2から発生するAEをA
Eセンサ14で検出しAEモニタリング装置15および
砥石駆動制御部4aを介し砥石1aの切込み量を延性モ
ードの切込み量内にコントロールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを超精密加
工する延性モード加工装置に係り、特に、AEを用いて
延性モード加工範囲の加工を行なうに保持するに好適な
AEを用いた延性モード加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、平面研削盤やフライス盤等の研
削装置又は切削装置において、テーブル上のワークを精
密に研削、又は切削加工するにはワークを載置するテー
ブルの精度保持や、加工具の性質およびその加工条件を
ワークに見合ったものに正しく設定することが必要であ
る。このため従来より、テーブルの切込み精度保持に関
する各種の技術が開発される他、加工具についても各種
のものが開発され使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】送り時におけるワーク
の加工面の変動をおさえるにはワークを載置するテーブ
ルの変動をおさえることが必要である。このためにはテ
ーブルの支持機構部の高精度化が必要であり、各種のも
のが採用されている。しかし超精密加工に対しては従来
のものは十分のものとは言えない。そこで、テーブルの
変動を一定値以下におさえる手段が従来より工夫されて
いるが本発明では後に説明するワーク加工面精度保持手
段によりテーブル変動を一定値以下に保持するようにし
ている。
【0004】一方、例えば、半導体材料(シリコン
等),ガラス,ファインセラミックス,水晶等の硬脆材
料を高精度,高能率に研削加工するには取り代の大部分
を脆性モードの条件下で研削し、その際に生ずる残留ク
ラック層を延性モードの条件下で加工して除去すること
が望ましい。図3は延性モード加工を示し、図4は脆性
モード加工を夫々示す。図3に示すように、加工具(図
示ではダイヤモンド砥粒)による切込み量Dpが脆性・
延性の切込み量の遷移値Dcに等しいかこれより小さい
場合は連続した切り屑が発生し、加工変質層が少なく、
クラックも発生せず、良好な仕上げ面が得られる。一
方、切込み量Dp′がDpよりも大きい場合には、クラ
ックが生じ、クラックの集積による材料除去が生ずる。
このため仕上げ面は悪く、加工変質層も大きく切削性も
悪い問題点がある。そのため、延性モードによる加工条
件に従って加工を進めることが切削性向上や良好な平坦
面を得るためには必要である。この延性モードと脆性モ
ードとの境界ではAEが生ずるため、AEを検出するこ
とにより両モードの峻別が可能になる。即ち、延性モー
ドではAEの発生はないが、脆性モードではAEが発生
し、且つクラックが生じ残留応力が生ずる。そのため、
特に、高精度加工においては脆性モードと延性モードと
を峻別して加工を進めることが高精度加工面を形成する
には最も有効の手段と言える。
【0005】然し乍ら、延性モードの条件下における加
工具(砥石,あるいはダイヤモンド工具)の切込み量は
極めて微妙なものであり、加工具はこの微妙切込み量の
範囲で自動送りされることが必要であると共に、ワーク
の加工面の変動を少なくとも延性モードの条件下におけ
る切込み量以下の値に保持することが必要になる。
【0006】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
であり、加工時において脆性モードと延性モードとを峻
別し、高精度,高効率の加工を行うAEを用いた延性モ
ード加工装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、移動するテーブル上に載置されるワー
クを延性モード加工可能な微小の切込み量で自動送りさ
れる加工具により加工する延性モード加工装置であっ
て、前記ワークに係合しAE(アコースティックエミシ
ョン)信号を検出するAE検出手段と、該AE検出手段
の検出信号に基づき前記加工具の切込み量を延性モード
加工の範囲に調整する切込み量調整制御手段を設けるA
Eを用いた延性モード加工装置を構成するものである。
更に具体的に、前記ワークおよびテーブル側にはワーク
加工面精度保持手段が係合し、該ワーク加工面精度保持
手段は、前記ワークの加工面の加工方向における変動を
少なくとも前記延性モード加工範囲の切込み量以下の精
度に保持するものであり、前記ワーク加工面精度保持手
段が、前記テーブル側に設けられる超精密基準面と、該
基準面の加工方向の変動を検出する面変動測定手段と、
該測定手段の変動分だけ前記ワークの加工面の変動を補
正する面変動補正手段とからなるAEを用いた延性モー
ド加工装置を構成するものである。また、前記加工具が
砥石又は切削具であり、前記ワークが硬脆材からなるこ
とを特徴とするものである。
【0008】加工時において発生するAE信号はワーク
に係合して設けられているAE検出手段により発見され
る。このため加工具はAE信号を発生しない延性モード
の条件下で自動送り可能になる。ワークを延性モードで
加工するには、加工具の切込み量を延性モードの生ずる
切込み量以下に、例えばシリコンではサブμm以下にす
ることが必要であるが、ワークの加工面の変動が前記切
込み量を越える場合には実際上延性モードの加工が不可
能となる。そこで、ワークはワーク加工面精度保持手段
により延性モードにおける切込み量以下に保持される。
以上により、ワークは最終的に延性モードにより加工さ
れ、高精度の加工面を形成することができる。勿論、加
工具自体も加工性がよく、良好の仕上げ面の得られるも
のを使用することが必要である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳述する。図1は加工具として砥石を用いた
本発明の実施の形態を示し、図2は本発明の基本的構成
を示すものである。
【0010】まず、図2により本発明の延性モード加工
装置の全体構成を説明する。加工具1には加工具1の切
込み量を自動調整する切込み量調整制御手段4が係合し
て設けられる。なお、切込み量調整制御手段4は加工具
1を少なくとも延性モード加工範囲の切込み量およびそ
れ以下で自動送りし得る構造のものからなる(公知技術
で可能)。一方、るワーク2には加工時においてワーク
2から発生するAEを検出するためのAE検出手段5が
係合して設けられる。AE検出手段5は切込み量調整制
御手段4に連結され、加工具1を延性モード範囲で加工
し得るようにしている。ワーク2はテーブル3上に載置
され、テーブル3はテーブル送り手段6により自動送り
される。一方、テーブル3にはワーク加工面精度保持手
段7が係合して配置される。ワーク加工面精度保持手段
7は、例えばテーブル3の下面側に設けられた超精密基
準面8と、超精密基準面8のワーク2の送り移動時にお
ける変動を測定する面変動測定手段9とこれに係合する
面変動補正手段10等とからなる。なお、面変動補正手
段10はワーク2の加工面の変動を延性モード範囲の切
込み量以下の値に補正し得るものである。
【0011】以上の構成により、加工具1によるワーク
2の加工時において、仮にAEが発生したら、加工具1
の切込み量を切込み量調整制御手段4により調整し、延
性モードの切込み量以内に保持するように調整制御す
る。また、ワーク2の加工面はワーク加工面精度保持手
段によりその変動が延性モードの切込み量以下に常時保
持されるため、安定した延性モードによる加工が行なわ
れる。以上によりクラックのない、且つ残留応力の小さ
い高精度の加工面を得ることができる。
【0012】図1(a),(b)は加工具1として砥石
1aを用いた本発明の延性モード加工装置の実施の形態
の詳細構造を示すものである。砥石1aは前記の切込み
量調整制御手段4の1つである砥石駆動制御部4aによ
り自動送りされる。
【0013】シリコンウエハ等のワーク2はテーブル3
上に載置され、テーブル3は弾性ヒンジ11による平行
ばねを有する微少変位台12により支持される。テーブ
ル3にはスチールベルト13が連結され、スチールベル
ト13は図略のモータにより移動し、テーブル3を移動
させる。なお、スチールベルト13および前記モータが
前記テーブル送り手段6の1つを示す。また、テーブル
3の下面には鏡面の超精密基準面8が形成される。
【0014】前記のAE検出手段5はAEセンサ14と
AEモニタリング装置15からなり、AEモニタリング
装置15は砥石駆動制御部4aに連結される。また、A
Eセンサ14はワーク2の加工面の加工度にならない位
置においてワーク2に係合して配置され、AEモニタリ
ング装置15側にAE信号を送る。AEモニタリング装
置15は図1の(b)に示すようにプリアンプ16,デ
ータレコーダ17,AE解折装置18,FFTアナライ
ザ19等からなり、パソコン20につながる。
【0015】次に、本例におけるワーク加工面精度保持
手段7を説明する。微少変位台12は垂直方向(砥石1
aの切込み方向)の微動機構と水平方向(テーブル送り
方向)の送り機構を有するものから、微動機構は弾性ヒ
ンジによる平行ばねを有する側板と圧電素子21からな
る。なお、微少変位台12はリニアローラガイド22を
介してセラミック製のテーブル3を支持する。また、微
少変位台12側の砥石1aの加工点の垂下にはミラー2
3が配送される。レーザヘッド24はミラー23で反射
し、超精密基準面8の下面の測定点を照射しその変動を
測定する。この測定点と砥石1aの加工点が一致するこ
とによりアッベの原理が満足され高精度の測定が行なわ
れる。レーザヘッド24の測定値はパソコン25に入力
され目標位置と比較され、補償器26で補正値が求めら
れる。この値はD/A変換器27,アンプ28を介して
圧電素子21に入力される。圧電素子21は微少変位台
12を垂直方向に移動制御し、テーブル3の変動分を補
正しワーク2の加工面を変動のない水平面に保持する。
【0016】以上の延性モード加工装置による延性モー
ド研削加工方法を説明する。砥石1aを垂直方向に移動
し、水平方向に移動するワーク2の加工面を研削加工す
る。砥石1aの切込み量が大きすぎて延性モードを越え
るとAEセンサ14はワーク2から発生するAE信号を
検出する。この検出信号はAEモニタリング装置15を
介し、砥石駆動制御部4aに伝えられる。そのため、砥
石1aの切込み量が調整され、ワーク2は延性モードで
研削加工される。一方、水平移動中におけるテーブル3
およびそれに伴うワーク2の加工面の変動は、その都
度、超精密基準面8,ミラー23を介しレーザヘッド2
4により測定され、その変動分は圧電素子21により補
正されるためワーク2の加工面は常に変動のない水平状
態に保持される。そのため砥石1a側の押し込み量を延
性モードの押し込み範囲に保持することによりワーク2
は常に延性モードで研削加工される。その結果、高精度
の加工面が得られる。なお、ワーク2の加工代が大きい
場合には、延性モードのみによる研削では研削効率が悪
いため脆性モードによる研削加工が行なわれる。脆性モ
ードはAEセンサ14によるAE信号の発生によって検
知される。なお、脆性モードの研削によって生じたワー
ク2の加工面のクラックは延性モードの研削時に綺麗に
除去されるため問題はない。
【0017】硬脆材料の加工において、延性モードから
脆性モードに変化する延性・脆性遷移領域は材料固有の
値である。その遷移領域の押込み量や押込み荷重の目安
値を事前に知ることは加工条件設定の一助けとなる。図
5は、硬脆材料の延性・脆性領域である押込み量や押込
み荷重の目安値を求めるための試験機の概要構造を示す
ものである。ワークピース2aはAEセンサホルダ29
に支持され、AEセンサ14aはAEセンサホルダ29
に保持される。AEセンサホルダ29を載置するテーブ
ル3aおよびそのテーブル送り手段6aやそのワーク加
工面精度保持手段7aは前記のワーク加工面精度保持手
段7等と同一であり重複説明を省略する。AEセンサ1
4aはAEモニタリング装置15a,アンプ30,A/
D変換器31を介しパソコン32に連結される。また、
レーザヘッド24はレーザインタフェィス33を介しパ
ソコン32に連結される。パソコン32による演算値に
基ずく電気信号はD/A変換器34、アンプ35を介し
圧電素子21に伝達され微少変位台12を介しワークピ
ース2aを垂直方向に移動させる。
【0018】一方、装置不動側36にはダイヤモンド圧
子37がワークピース2aと相対向して垂直方向に沿っ
て固定され、ダイヤモンド圧子37に加わるロードはロ
ードセンサ38により検出される。ロードセンサ38の
検出信号はアンプ39,A/D変換器40を介してパソ
コン32に入力される。以上の構成によりワークピース
2aをダイヤモンド圧子37で押圧し、その時の押し込
み荷重および押し込み深さを測定することができると共
にAEセンサ14aによりAEの発生をそのAEカウン
ト数をカウントすることにより検知することができる。
なお、ダイヤモンド圧子37の先端はテーブル3aの超
精密基準面8の測定点に一致し、所謂アッベの理論が適
用され、正しい測定値を求めることができる。
【0019】図6乃至図8は図5に示した試験機による
押し込み荷重,AEカウント数,押し込み深さを時間の
経過と共に求めた結果を示す線図である。これ等の線図
においてAはロードがダイヤモンド圧子37に生じた押
込み開始位置に相当し、BはAEが発生した位置に相当
し、Cは押込みが解除された押込み終了位置をそれぞれ
示す。図6乃至図8に示すように、AE発生時には大き
な押込み荷重とAEカウント数が生じその発生を確実に
検知することができる。また、その時における押込み深
さは図8におけるAとBとの差により正確に求めること
ができる。
【0020】以上の試験機における実験結果の1つとし
てシリコン材を先端対稜角148°のダイヤモンド圧子
37によって70nm/msの速度で押圧した結果、A
Eが発生したのは押込み荷重40乃至50mNで押込み
深さが0.5乃至0.6μmである結果が求められた。
以上のことから砥石1aによる切込み深さが0.5μm
以下の範囲では延性モードの加工が行なわれるのではな
いかとの1つの推定が求められた。勿論、実際の平面研
削盤やワークの種類に応じて延性モードの押込み深さの
値は異なるが、実験的に夫々のワークの性質や装置の種
類に応じて延性モードの押込み深さを求めることによ
り、このモードで加工を進めることができる。
【0021】以上の説明において、加工具1を砥石1a
としたが、これに限定するものではな切削具でもよい。
また、砥石1aは公知の砥石のすべてが適用可能であ
り、新規の性質を有する砥石も適用可能である。また、
ワーク加工面精度保持手段7の構造やAEモニタリング
装置15の内容やAEセンサ14の取付位置については
適宜のものが適用可能である。
【0022】
【発明の効果】
1)本発明の請求項1に記載のAEを用いた延性モード
加工装置によれば、AE検出手段によりAEの発生が検
出可能のためAEの発生しないように加工具を送ること
が可能となり、延性モード内での加工ができ、加工面の
加工精度を向上させることができる。 2)本発明の請求項2に記載のAEを用いた延性モード
加工装置によれば、ワーク加工面精度保持手段によりワ
ークの加工面の変動を延性モード範囲の切込み量以下に
することが可能となり、延性モードにおける加工が確実
に、且つ安定して行なわれ、加工面の高精度加工ができ
る。 3)本発明の請求項3に記載のAEを用いた延性モード
加工装置によれば、超精密基準面を設け、この変動を測
定してワークの加工面の変動を調整するように形成され
ているため、ワークの変動補正が極めて高精度に行なわ
れる。 4)本発明の請求項4に記載のAEを用いた延性モード
加工装置によれば、硬脆材の研削加工における延性モー
ドが確実に行なわれ、超精密の研削加工面を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】研削加工に適用される本発明のAEを用いた延
性モード加工装置の実施の形態の全体構成を示す構成
図。
【図2】本発明のAEを用いた延性モード加工装置の基
本的構造を示す構成図。
【図3】延性モード加工を示す模式図。
【図4】脆性モード加工を示す模式図。
【図5】延性モードにおける押込み荷重や押込み深さを
求めるための試験機の全体構造を示す構成図。
【図6】図5の試験機におけるAE発生前後における押
込み荷重の変化状態を示す線図。
【図7】図5の試験機におけるAE発生前後におけるA
Eカウント数の変化状態を示す線図。
【図8】図5の試験機におけるAE発生前後における押
込み深さの変化状態を示す線図。
【符号の説明】
1 加工具 1a 砥石 2 ワーク 2a ワークピース 3 テーブル 3a テーブル 4 切込み量調整制御手段 4a 砥石駆動制御部 5 AE検出手段 6 テーブル送り手段 6a テーブル送り手段 7 ワーク加工面精度保持手段 7a ワーク加工面精度保持手段 8 超精密基準面 9 面変動測定手段 10 面変動補正手段 11 弾性ヒンジ 12 微少変位台 13 スチールベルト 14 AEセンサ 14a AEセンサ 15 AEモニタリング装置 15a AEモニタリング装置 16 プリアンプ 17 データレコーダ 18 AE解折装置 19 FFTアナライザ 20 パソコン 21 圧電素子 22 リニアローラガイド 23 ミラー 24 レーザヘッド 25 パソコン 26 補償器 27 D/A変換器 28 アンプ 29 AEセンサホルダ 30 アンプ 31 A/D変換器 32 パソコン 33 レーザインタフェィス 34 D/A変換器 35 アンプ 36 装置不動側 37 ダイヤモンド圧子 38 ロードセンサ 39 アンプ 40 A/D変換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動するテーブル上に載置されるワーク
    を延性モード加工可能な微小な切込み量で自動送りされ
    る加工具により加工する延性モード加工装置であって、
    前記ワークに係合しAE(アコースティックエミショ
    ン)信号を検出するAE検出手段と、該AE検出手段の
    検出信号に基づき前記加工具の切込み量を延性モード加
    工の範囲に調整する切込み量調整制御手段を設けること
    を特徴とするAEを用いた延性モード加工装置。
  2. 【請求項2】 前記ワークおよびテーブル側にはワーク
    加工面精度保持手段が係合し、該ワーク加工面精度保持
    手段は、前記ワークの加工面の加工方向における変動を
    少なくとも前記延性モード加工範囲の切込み量以下の精
    度に保持するものである請求項1に記載のAEを用いた
    延性モード加工装置。
  3. 【請求項3】 前記ワーク加工面精度保持手段が、前記
    テーブル側に設けられる超精密基準面と、該基準面の加
    工方向の変動を検出する面変動測定手段と、該測定手段
    の変動分だけ前記ワークの加工面の変動を補正する面変
    動補正手段とからなる請求項2に記載のAEを用いた延
    性モード加工装置。
  4. 【請求項4】 前記加工具が砥石又は切削具であり、前
    記ワークが硬脆材からなる請求項1乃至3のいずれかに
    記載のAEを用いた延性モード加工装置。
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