JPH0923958A - 折畳み式立体写真立て - Google Patents

折畳み式立体写真立て

Info

Publication number
JPH0923958A
JPH0923958A JP19814695A JP19814695A JPH0923958A JP H0923958 A JPH0923958 A JP H0923958A JP 19814695 A JP19814695 A JP 19814695A JP 19814695 A JP19814695 A JP 19814695A JP H0923958 A JPH0923958 A JP H0923958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face plates
plate
support face
photograph
window hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19814695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Miki
珍治 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP19814695A priority Critical patent/JPH0923958A/ja
Publication of JPH0923958A publication Critical patent/JPH0923958A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立状態と折り畳み状態との間の形態の変更
操作をより簡単にして且つ組立状態を確実に保持できる
ようにする。 【解決手段】 窓穴が開設された表面パネルと、この裏
面側で窓穴の上下の開口縁部に基部が折り曲げ可能に連
結されて後方へ突出する上下の支持面板と、表面パネル
の裏面側で窓穴の左右の開口縁部に設けられた係止手段
に基部が着脱可能に係止されて後方へ突出する左右の支
持面板と、この左右の支持面板の後端間に左右両端が折
り曲げ可能に連結された裏面板と、上下両端部が上下の
支持面板に中間部が裏面板の背面側中央にそれぞれ連結
されて該裏面板を前方へ凸面状に湾曲されるように規制
する支持部材とで構成され、左右の支持面板並びに裏面
板が窓穴を通って表面パネルの前面側へ移動可能なよう
に左右の支持面板並びに裏面板の縦寸法を窓穴の縦寸法
より僅かに短尺に形成するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板な写真を挿入
すると凸面状に保形されて遠近差によって立体感が得ら
れると共に、不使用時には容易に偏平状に折畳むことが
できるようにした折畳み式立体写真立てに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般の写真立ては、写真が平板状のまま
で収納されているために立体感に乏しく、奥行きや広が
りを得ることができなかった。そこで、本件出願人は先
に実開平5−58079号公報で開示された立体写真立
てを始めとして、その後にも各種の立体写真立ての提案
を行ってきた。これらの立体写真立ては、平板状の写真
を保形具によって凸面状に保形させて立体感が得られる
ようにしたものである。また、このような立体写真立て
の場合には一般の写真立てに比べて奥行き寸法を必要と
するので、不使用時には偏平状に折り畳むことができる
と運送や保管などの取り扱いが便利であり、そのための
折畳み式立体写真立てに関する提案も特願平6−102
060号で本件出願人によって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明による折畳み式
立体写真立ては、上記提案と一連を成すものであるが、
特に組立状態と折畳み状態の間で形態を変更する際の操
作が多少複雑であったり、使用状態を安定に保持させる
ことに多少難点があった点と、構成部材の組合せが複雑
で大量生産には不向きであった点を改善し、形態の変更
操作をより簡単にして且つ組立状態を確実に保持できる
ようにすると共に、少ない構成部材で容易に大量生産が
可能な構造にすることを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、写真を表示する方形状の窓穴が開設された
表面パネルと、該表面パネルの裏面側で前記窓穴の上下
の開口縁部に基部がぞれぞれ折り曲げ可能に連結されて
後方へ突出する上下の支持面板と、前記表面パネルの裏
面側で前記窓穴の左右の開口縁部にそれぞれ設けられた
係止手段に基部が着脱可能に係止されて前記上下の支持
面板間で内向き斜め後方へ突出する左右の支持面板と、
該左右の支持面板の後端間に左右両端がそれぞれ折り曲
げ可能に連結された裏面板と、上下両端部が前記上下の
支持面板に、中間部が前記裏面板の背面側中央にそれぞ
れ連結されて該裏面板を前方へ凸面状に湾曲されるよう
に規制する支持部材とで構成され、前記左右の支持面板
並びに裏面板の縦寸法を前記窓穴の縦寸法より僅かに短
尺に形成すると共に、該左右の支持面板並びに裏面板の
少なくともいずれか一方に該裏面板の前面側で平板な写
真を凸面状に湾曲した状態で保持する写真保持手段を設
け、前記左右の支持面板の基部を前記表面パネルの係止
手段から離脱した際に前記左右の支持面板並びに裏面板
が前記窓穴を通って前記表面パネルの前面側へ移動して
扁平状に折り畳み可能にしたことを特徴とする折畳み式
立体写真立てを提供することにより達成される。
【0005】特に、前記係止手段が、前記窓穴の開口縁
部の背面側を凹設して形成された角隅部であると好まし
い。その上、前記写真保持手段は、前記裏面板に沿って
前記左右の支持面板の後端間に架設された透明板であ
り、該透明板と前記裏面板との間に写真が嵌挿されると
良い。
【0006】
【作用】このような構成にすれば、上下の支持面板間に
挿設された左右の支持面板によって上下の支持面板の内
向き変位が規制されると共に、支持部材によって上下の
支持面板の外向き変位が規制される。一方、互いに連結
された左右の支持面板と裏面板とは、左右の支持面板の
前端が表面パネルの係止手段でそれぞれ係止されると共
に、裏面板の背面中央部が支持部材に連結されて左右方
向に変位できない。このとき、支持部材によって裏面板
の背面側が確実に規制されているため、この裏面板と左
右の支持面板とは前後方向にも変位でない。このように
して、本折り畳み式立体写真立ては、少ない構成部材で
効果的に組立状態に強固に保持される。
【0007】また、左右の支持面板の前端を共に係止手
段から離脱すると、左右の支持面板並びに裏面板は前方
に移動可能となる。このとき、裏面板には支持部材が連
結されているが、その背面の中間部でのみ連結されてい
るため、裏面板が前方に移動するにつれて支持部材が撓
みながら上下の支持面板を内向きに回動させることにな
り、裏面板は前方にスムーズに移動することができ、左
右の支持面板を伴って窓穴を通して表面パネルの前面側
に抜き出される。そして、上下の支持面板を表面パネル
に沿うように折畳み、かつ左右の支持面板並びに裏面板
を平板状にすると、写真立ては全体として扁平に折り畳
まれる。
【0008】特に、左右の支持面板の係止手段として開
口縁部の背面側に角隅部を形成すると、左右の支持面板
の前端縁がこの角隅部に当接して外向き変位が規制さ
れ、左右の支持面板と表面パネルとが確実に係止され
る。このとき、弾性を有する材料にて形成された裏面板
或いはその前面側の写真や透明板が、背面側の支持部材
に規制されて凸面状に湾曲変形することで、左右の支持
面板が前方に弾発付勢されていると、その前端縁が角隅
部に圧接することになり、左右の支持面板と表面パネル
とがより一層強固に結合される。このような角隅部は、
厚紙等の板材にて容易に形成することができ、製造コス
トを抑えることができる。しかも、写真立てを組み立て
る際には、左右の支持面板を表面パネルに対してやや起
立した状態で窓穴から表面パネルの背面側に押し込む
と、左右の支持面板の前端縁が、窓穴を通り抜け出たと
ころで弾発的に外向きに回動して、自動的に角隅部に滑
り込んで係止されるようになり、写真立ての組立操作を
簡略化し得る。
【0009】さらに、写真保持手段として透明板を設け
るようにすると、写真を収容したままで折り畳んだり、
或いは組み立てたりすることができ、形態変更操作で写
真が支障になることがない。しかも、写真が容易に離脱
しないため、折畳み操作時或いは折り畳み状態での運搬
時の取り扱いが容易となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された実施
形態に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0011】図1乃至図4は、本発明に基づき構成され
た折畳み式立体写真立てを示している。この写真立て1
は、写真を表示する方形状の窓穴2が開設された表面パ
ネル3の背面に、この窓穴2の上下の開口縁から表面パ
ネル3に対して略直角にそれぞれ突出する上下の支持面
板4・5と、窓穴2の左右の開口縁部からそれぞれ内向
き斜め後方へ突出する左右の支持面板6・7と、この左
右の支持面板6・7の後端間に架設され前面側に透明板
8を備えて写真Aを保持する裏面板9と、この裏面板9
の背面に一部固着され、上下の支持面板4・5同士を連
絡する支持部材10とが設けられてなっている。
【0012】上下の各支持面板4・5の前端は、表面パ
ネル3にそれぞれ折り曲げ自在に連結されており、この
両支持面板4・5の間に左右の支持面板6・7と裏面板
9とが挟み込まれている。左右の支持面板6・7並びに
裏面板9は、互いに同一の縦寸法に形成されており、そ
の上下の端縁が上下の支持面板4・5の内面に一様に当
接しており、上下の支持面板4・5の内向きの変位を規
制している。
【0013】左右の支持面板6・7と裏面板9とはそれ
ぞれ折り曲げ自在に連結されており、左右の支持面板6
・7の前端は、表面パネル3の窓穴2の左右の開口縁に
沿って凹設して形成された左右の角隅部11・12にそ
れぞれ係止されている(図3参照)。このため、左右の
支持面板6・7の前端を角隅部11・12から共に離脱
すると、左右の支持面板6・7並びに裏面板9は、これ
らの縦寸法より僅かに短尺に形成された窓穴2を通っ
て、表面パネル3の前面側に抜け出ることができるよう
になっている。
【0014】裏面板9は、左右方向中間部で背面側を支
持部材10で規制されて凸面状に湾曲した状態に保持さ
れており、その前面に沿って配設されると共に左右両端
縁を左右の支持面板6・7にそれぞれ固着された透明板
8との間に平板な写真Aを挿入すると、写真Aが凸面状
に湾曲した状態に保形される。このため、写真Aを窓穴
2を介して正面から見ると、湾曲面から生じる遠近差に
よって平板な写真では得られない奥行きのある立体的な
写真として鑑賞することができる。
【0015】また、この上下の支持面板4・5並びに左
右の支持面板6・7の内面には、反射シートが貼付され
ており、ここに写真Aの上下・左右の周辺部がそれぞれ
映し出されるので、広がりのある写真として鑑賞するこ
とができる。
【0016】裏面板9の背面側に設けられた支持部材1
0は、裏面板9の背面中央部に固着された貼着部13
と、その上下の端縁からそれぞれ上下に延出した帯部1
4・15とからなっており、この帯部14・15の先端
がそれぞれ上下の支持面板4・5に開設された長孔に嵌
挿され、先端の抜け止め14a・15aで係止されてい
る(図4参照)。このため、上下の支持面板4・5の間
に裏面板9並びに左右の支持面板6・7が挿設されてい
ると、支持部材10が緊張して裏面板9の背面側を確実
に規制すると同時に、上下の支持面板4・5の外向きの
変位が規制される。
【0017】一方、左右の支持面板6・7の前端を角隅
部11・12から共に離脱すると、裏面板9の背面側を
押圧することで、支持部材10の帯部14・15を介し
て裏面板9に連結された上下の支持面板4・5が、裏面
板9に応動して内向きに回動するため、裏面板9を前方
にスムーズに移動させることができる。このため、左右
の支持面板6・7並びに裏面板9を、窓穴2を通して表
面パネル3の前面側に抜き出すことができ、しかも自動
的に上下の支持面板4・5が内向きに折り曲げられるた
め、折畳み操作を容易に行うことができる。なお、この
貼着部13は必ずしも必要ではなく、帯部14・15の
基端が裏面板9に固着されていればよい。
【0018】また、支持部材10で背面側を規制されて
凸面状に湾曲した裏面板9並びに透明板8は、表面パネ
ル3の前面側に抜け出た際に平板状に復元可能な可撓性
を有する板材でできており、両者のうちの少なくとも一
方は、弾性を有する材料で形成されている。このため、
これら裏面板9並びに透明板8が凸面状に湾曲変形する
ことで弾発付勢された左右の支持面板6・7の前端縁が
角隅部11・12に圧接し、左右の支持面板6・7が表
面パネル3に強固に結合されると共に、裏面板9並びに
透明板8が凸面状に湾曲した状態に保持される。
【0019】下側の支持面板5の下面側には、写真立て
1を机上等に載置したときに所望の角度に保持するため
の支持具16が設けられている。この支持具16は、下
側の支持面板5の下面中央部に固着された差込み片17
と、表面パネル3の背面に固着された掛止片18とから
なっている。差込み片17を撓めて、その先端を掛止片
18に開設された複数のスリットのいずれかに嵌挿する
と、両者が弾発的に係合して結合され、嵌挿するスリッ
トを変えることで、写真立て1の載置角度を数段階に調
整できる。
【0020】上述したように、左右の支持面板6・7の
前端縁を角隅部から離脱すると、左右の支持面板6・7
並びに裏面板9は、窓穴2から表面パネル3の前面側に
移動させることができる。すると、上下の支持面板4・
5の内側変位を規制するものがなくなり、内向きに折畳
むことができる(図5参照)。左右の支持面板6・7並
びに裏面板9も平板状にでき、写真立て1は全体として
扁平に折り畳まれる。
【0021】このとき、左右の支持面板6・7と裏面板
9との連結部が弾性変形して折り曲げられるように形成
しておくと、左右の支持面板6・7の前端縁を角隅部1
1・12から離脱して後方から窓穴2に挿入して、裏面
板9の背面側を軽く押圧するだけで、弾発的に拡開しよ
うとする左右の支持面板6・7に連動して、左右の支持
面板6・7並びに裏面板9全体が自動的に窓穴2から表
面パネル3の前面側に抜け出し、これと同時に全体が平
板状になる。このようにして、折畳み操作が格段に簡略
化される。
【0022】また、このように左右の支持面板6・7並
びに裏面板9を窓穴2から表面パネル3の前面側に抜き
出すことで、写真Aを入れ替えることが可能となる。こ
のとき、透明板8並びに裏面板9は平板状になっている
ため、写真Aを平板なままで挿入することができる。こ
のため、取付に際して凸面状に湾曲するように写真Aを
撓めるといった操作が不要であり、写真の取付操作が極
めて容易である。
【0023】一方、このようにして折り畳まれた写真立
て1は、左右の支持面板6・7を表面パネル3に対して
やや起立した状態にして後端を窓穴2に挿入した上でそ
の前端縁を指で後方に押し込むといった操作で簡単に組
み立てられる。こうすると、左右の支持面板6・7は裏
面板9を伴って窓穴2から表面パネル3の背面側に移動
して、上下の支持面板4・5を押し広げながら、左右の
支持面板6・7が窓穴2を通り抜け出たところで、弾発
的に外向きに回動して自動的に角隅部11・12に滑り
込んで係止される。以上のような折畳み状態と組立状態
との間の形態変更操作において、写真立て1に収容され
た写真Aは何ら支障になることはない。
【0024】なお、本実施形態においては、裏面板の前
面側で写真を凸面状に湾曲した状態で保持する写真保持
手段として透明板8を用いたが、本発明における写真保
持手段はこれに限定されるものではなく、例えば、図8
乃至図10に示されるように構成しても良い。すなわ
ち、図8では、左右の支持面板6・7の内面側に段部3
1・32をそれぞれ形成し、この左右の段部31・32
の各後端に写真Aの左右各端縁をそれぞれ係止すると共
に、写真Aの背面中央部を裏面板9の凸面で規制するこ
とで、写真Aを凸面状に湾曲保形している。
【0025】また、図9では、裏面板9の左右両端部の
前面側に上下方向の突条33・34を左右に一対形成
し、この左右の突条33・34の内端に写真Aの左右各
端縁をそれぞれ係止することで、写真Aを凸面状に湾曲
した状態で保持している。図10では、写真A自体、或
いは写真Aに重合接着した透明シートの左右両端縁部に
外向きの差し込み片を凸設し、これを左右の支持面板6
・7に形成された上下方向のスリット35・36に挿入
することで写真Aの左右両端を保持するようにしてい
る。
【0026】
【実施例】このようにしてなる写真立て1は、数種の厚
さの厚紙から形成することができる。図6・7はその一
例を示している。なお、図6・7に図示しない写真立て
1の右側部分並びに上側部分も、以下に説明する左側部
分並びに下側部分と同様に形成されている。
【0027】図6に示されるように、左側の支持面板6
と裏面板9とは、1枚の厚紙を折り曲げて形成されてお
り、この支持面板6をなす厚紙部分21の内面には、さ
らに厚紙22が貼着され、湾曲変形した裏面板9の弾発
力で支持面板6が撓まないようになっている。また、透
明板8をなす透明シートが、裏面板9をなす厚紙部分の
前面側に配設されており、この透明シートの左右両端は
支持面板6をなす厚紙22の前面に回り込んでこれに貼
着されている。このため、支持面板6の内面に貼付すべ
き反射シートは、透明シート部分23の前面側、或いは
背面側に貼着されるようになる。
【0028】一方、表面パネル3は、3枚の厚紙を貼合
してなっており、窓穴2が開設された前面側の厚紙24
と、窓穴2より横寸法を大きくとった孔25aが開設さ
れた中央の厚紙25とで角隅部11が形成される。前面
側の厚紙24には、写真を引き立てるために必要であれ
ば、表面に所望の色彩や図柄を付したものが使用され
る。後側の厚紙26は、図7に示されるように、窓穴2
の下側の開口縁部付近で後方に折り曲げられて支持面板
5の一部を構成している。この支持面板5の厚紙部分2
7には、さらに厚紙28が貼着されて支持面板5が形成
される。この厚紙28の内面には反射シートが貼付され
ている。また、この支持面板5が内向きに回動する際
に、この厚紙28の内端が表面パネル3をなす厚紙25
と干渉しないように、厚紙25の孔25aの開口縁が窓
穴2の開口縁から縮退して形成されている。
【0029】支持部材10は1枚の厚紙で貼着部13と
帯部15とが一体的に形成されており、帯部15の先端
の抜け止め15aは、厚紙をコ字形状に折り曲げて帯板
15に固着されている。なお、上述のように貼着部13
を設けない場合は、帯部15を比較的撓みやすい布片等
で形成し、その一端を裏面板9の背面に、他端を支持面
板5の内面にそれぞれ固着するようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】このように本発明によれば、写真を凸面
状に保形する組立状態と偏平状にする折り畳み状態の間
で容易に形態を変更することができ且つ強固に組立状態
を安定保持することができる。従って、使い勝手が良い
状態でこの額縁に写真を装着して凸面による遠近差で平
板状の写真では得られない奥行きのある立体写真を鑑賞
することができると共に、包装や運搬あるいは保管など
の際の取扱いも容易になる。
【0031】その上、構成部材が少なく且つ製作が容易
で安価に大量生産が可能な構造を有しており、折り畳み
式立体写真立てを安価に提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づいて構成された折畳み式立体写真
立てを示す斜視図。
【図2】図1に示される写真立ての背面側を示す斜視
図。
【図3】図1に示される写真立ての横断面図。
【図4】図1に示される写真立ての縦断面図。
【図5】図1に示される写真立ての折畳み状態を示す縦
断面図。
【図6】厚紙にて形成された写真立ての左側部分を示す
横断面図。
【図7】図6に示される写真立ての下側部分を示す縦断
面図。
【図8】本発明による写真立ての他の実施形態を示す横
断面図。
【図9】本発明による写真立ての他の実施形態を示す横
断面図。
【図10】本発明による写真立ての他の実施形態を示す
横断面図。
【符号の説明】
1 写真立て 2 窓穴 3 表面パネル 4・5 上下の支持面板 6・7 左右の支持面板 8 透明板 9 裏面板 10 支持部材 11・12 角隅部 13 貼着部 14・15 帯部 16 支持具 17 差込片 18 掛止片 21〜28 厚紙 25a 孔 31・32 段部 33・34 突条 35・36 スリット A 写真

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真を表示する方形状の窓穴が開設さ
    れた表面パネルと、該表面パネルの裏面側で前記窓穴の
    上下の開口縁部に基部がぞれぞれ折り曲げ可能に連結さ
    れて後方へ突出する上下の支持面板と、前記表面パネル
    の裏面側で前記窓穴の左右の開口縁部にそれぞれ設けら
    れた係止手段に基部が着脱可能に係止されて前記上下の
    支持面板間で内向き斜め後方へ突出する左右の支持面板
    と、該左右の支持面板の後端間に左右両端がそれぞれ折
    り曲げ可能に連結された裏面板と、上下両端部が前記上
    下の支持面板に、中間部が前記裏面板の背面側中央にそ
    れぞれ連結されて該裏面板を前方へ凸面状に湾曲される
    ように規制する支持部材とで構成され、前記左右の支持
    面板並びに裏面板の縦寸法を前記窓穴の縦寸法より僅か
    に短尺に形成すると共に、該左右の支持面板並びに裏面
    板の少なくともいずれか一方に該裏面板の前面側で平板
    な写真を凸面状に湾曲した状態で保持する写真保持手段
    を設け、前記左右の支持面板の基部を前記表面パネルの
    係止手段から離脱した際に前記左右の支持面板並びに裏
    面板が前記窓穴を通って前記表面パネルの前面側へ移動
    して扁平状に折り畳み可能にしたことを特徴とする折畳
    み式立体写真立て。
  2. 【請求項2】 前記係止手段が、前記窓穴の開口縁部
    の背面側を凹設して形成された角隅部であることを特徴
    とする請求項1に記載の折畳み式立体写真立て。
  3. 【請求項3】 前記写真保持手段は、前記裏面板に沿
    って前記左右の支持面板の後端間に架設された透明板で
    あり、該透明板と前記裏面板との間に写真が嵌挿される
    ことを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の折
    畳み式立体写真立て。
JP19814695A 1995-07-10 1995-07-10 折畳み式立体写真立て Pending JPH0923958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19814695A JPH0923958A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 折畳み式立体写真立て

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19814695A JPH0923958A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 折畳み式立体写真立て

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0923958A true JPH0923958A (ja) 1997-01-28

Family

ID=16386234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19814695A Pending JPH0923958A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 折畳み式立体写真立て

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0923958A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04221515A (ja) ポスター類用の額縁
JP4712891B2 (ja) 携帯式卓上スクリーン及びプロジェクタユニット
US4782611A (en) One-piece foldable frame assembly
US4819354A (en) One-piece foldable frame assembly
US5713148A (en) Frame with picture holder
US4773173A (en) Picture frame
US4296561A (en) Picture frame having integral latching means
JPH0923958A (ja) 折畳み式立体写真立て
JP2918482B2 (ja) 立体写真立て
GB2220854A (en) Picture frames
JPH10243858A (ja) 立体写真立て
JP2920093B2 (ja) 立体写真立て
JP2000132099A (ja) 組立ポップ
JP3241014B2 (ja) 折畳式掲示具
JPH10243857A (ja) 立体写真立て
JP3034054U (ja) 簡易額縁
JP3139622U (ja) 折り畳み式広告体
JP3246430U (ja) 支持台
JPH10243856A (ja) 折畳み式立体写真立て
JPH08266383A (ja) 折畳み式立体写真立て
JPH08275852A (ja) 折畳み式立体写真立て
JPH10243860A (ja) 折畳み式立体写真立て
JPH07204065A (ja) 組立式立体写真立て
JPH08266384A (ja) 折畳み式立体写真立て
JP2920099B2 (ja) 折畳み式写真立て