JPH09238903A - 非磁性近見反応計測方法および装置 - Google Patents

非磁性近見反応計測方法および装置

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JPH09238903A
JPH09238903A JP8050686A JP5068696A JPH09238903A JP H09238903 A JPH09238903 A JP H09238903A JP 8050686 A JP8050686 A JP 8050686A JP 5068696 A JP5068696 A JP 5068696A JP H09238903 A JPH09238903 A JP H09238903A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ノイズの影響を受けることなく、眼の視
覚刺激に対する反応と脳内の反応との同時計測を可能と
する。 【解決手段】 磁気シールド室10内に被検者の脳内の
反応を計測する脳内反応計測装置20を設置し、眼の歪
まない実像を所定距離離れた位置に結像させるリレーレ
ンズ系32が搭載された非磁性部材30の一端を磁気シ
ールド室10内の被検者の眼の位置に、他端を磁気シー
ルド室10外の所定の位置に位置させ、リレーレンズ系
32が搭載された非磁性部材30の他端位置に被検者の
眼に対する調節刺激を与える調節刺激付与装置および眼
反応計測装置50を配置し、調節刺激付与装置50によ
り被検者の眼に対して調節刺激を与えつつ、眼および脳
内反応計測装置で調節刺激に対する眼および脳内反応を
計測するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非磁性近見反応計
測方法および装置に関し、特に、人間の眼の視覚刺激に
対する反応と脳内の反応とを同時に計測することのでき
る非磁性近見反応計測方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるバーチャルリアリティや立
体テレビ等の利用や開発において、視覚刺激に対する眼
の近見反応(例えば、眼の3大機能と呼ばれる焦点調節
機能、眼球運動機能および瞳孔調節機能を遂行するため
の反応)の特性を知ることが、極めて重要であることが
明らかになってきている。その場合、眼の反応を直接計
測することが最も重要であることは云うまでもないが、
例えば、焦点調節を実際に行う、脳内の視覚情報処理過
程を知ることが不可欠であるということも明らかになっ
てきた。かかる視覚情報処理の結果現れる焦点調節等の
制御信号の生成過程等を解明するには、人間の眼の視覚
刺激に対する反応と脳内の反応とを同時に計測すること
が必要である。
【0003】従来、このような人間の眼の視覚刺激に対
する反応を計測する装置としては、例えば、社団法人計
測自動制御学会発行の「計測と制御」(Vol.31, No.8,
1992) に所載の本発明者等による「3次元オプトメータ
III の開発とその応用」に記載のもの等が知られてい
る。
【0004】また、脳内の機能的情報を得る方法として
は、生体電流に起因する磁場変化による脳磁場(これに
より作られる磁界の記録は脳磁図(MEG)と呼ばれ
る)を測定する(計測する装置をMEG計測装置と称
す)ことによる方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のもの、および、方法をそのまま用いても上述の眼
の視覚刺激に対する反応と脳内の反応とを同時に計測す
ることは不可能であった。
【0006】というのも、上述の脳磁場を測定する(以
下、MEG計測と称す)方法は、脳からの磁界が1pT
以下(地磁気の1億分の1程度、外部磁気ノイズの約1
00万分の1)と極めて微弱であるため、磁気ノイズを
できるだけ小さくすべく、高性能な磁気シールド室を用
いて行われなければならないのに対し、眼の視覚刺激に
対する反応を計測する装置は上記MEG計測の障害とな
る磁気ノイズを多量に発生するからである。
【0007】本発明の目的は、かかる従来の問題を解決
し、磁気ノイズの影響を受けることなく、眼の視覚刺激
に対する反応と脳内の反応とを同時に計測することがで
きる非磁性近見反応計測方法および装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の一形態による非磁性近見反応計測方
法は、磁気シールド室内に被検者の脳内の反応を計測す
る脳内反応計測装置を設置し、眼の歪まない実像を所定
距離離れた位置に結像させるリレーレンズ系が搭載され
た非磁性部材の一端を前記磁気シールド室内の被検者の
眼の位置に、他端を前記磁気シールド室外の所定の位置
に位置させ、前記リレーレンズ系が搭載された非磁性部
材の他端位置に前記被検者の眼に対する調節刺激を与え
る調節刺激付与装置および該調節刺激に対する眼の反応
を計測する眼反応計測装置を配置し、前記調節刺激付与
装置により前記被検者の眼に対して調節刺激を与えつ
つ、前記眼および脳内反応計測装置で前記調節刺激に対
する眼および脳内反応を同時に計測することを特徴とす
る。
【0009】また、本発明の他の形態による非磁性近見
反応計測装置は、磁気シールド室内に設置され被検者の
脳内の反応を計測する脳内反応計測装置と、一端が前記
磁気シールド室内の被検者の眼の位置に、他端が前記磁
気シールド室外の所定の位置に位置され、眼の歪まない
実像を所定距離離れた位置に結像させるリレーレンズ系
が搭載された非磁性部材と、前記リレーレンズ系が搭載
された非磁性部材の他端位置に配置され、前記被検者の
眼に対する調節刺激を与える調節刺激付与装置と、前記
リレーレンズ系が搭載された非磁性部材の他端位置に配
置され、前記調節刺激に対する眼の反応を計測する眼反
応計測装置と、前記調節刺激付与装置により前記被検者
の眼に対して調節刺激を与えつつ、前記眼および脳内反
応計測装置で前記調節刺激に対する眼および脳内反応を
同時に計測すべく制御する制御装置と、を備えることを
特徴とする。
【0010】また、本発明の好ましい形態では、前記非
磁性部材は、非磁性の支持台に対し、被検者の眼の位置
に位置する前記一端近傍を回動中心として傾斜可能であ
ることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の好ましい形態では、前記
磁気シールド室にはその入口に、筒状の非磁性体が配置
され、前記非磁性部材および支持台が該筒状の非磁性体
を貫通して配置されていることを特徴とする。
【0012】なお、本発明の好ましい形態は、前記脳内
反応計測装置は、MEG計測装置であることを特徴とす
る。
【0013】本発明の好ましい形態は、前記調節刺激付
与装置および眼反応計測装置は動的屈折力計(ダイナミ
ックリフラクトメータ)であることを特徴とする。
【0014】本発明の好ましい形態は、前記眼反応計測
装置はイリスコーダであることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、磁気シールド室内に置か
れた被検者に対し脳内の反応を計測する脳内反応計測装
置がセットされると共に、被検者の眼の位置にリレーレ
ンズ系が搭載された非磁性部材の一端が位置され、その
他端が前記磁気シールド室外の所定の位置に位置され
る。そして、その他端位置に前記被検者の眼に対する調
節刺激を与える調節刺激付与装置および該調節刺激に対
する眼の反応を計測する眼反応計測装置が配置される。
すると、被検者の歪まない眼の実像がリレーレンズ系に
より磁気シールド室外に結像されるので、この実像に対
し調節刺激付与装置により調節刺激を与えつつ、前記眼
および脳内反応計測装置で前記調節刺激に対する眼およ
び脳内反応が同時に計測される。
【0016】このようにすることにより、調節刺激付与
装置により調節刺激を与えることによる磁気の影響が、
脳内反応計測装置に磁気ノイズとして及ばないので、眼
の視覚刺激に対する反応と脳内の反応とを同時に計測す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】添付の図面に記載された実施例に
基づき、本発明の好ましい実施の形態につき詳細に説明
する。
【0018】まず、本発明による、非磁性近見反応計測
装置の概略を図1を参照しつつ説明する。図において、
10は磁気シールド室であり、その入口には筒状の非磁
性体12が配置されている。この非磁性体としては、磁
気シールド性の観点から、それが大きいパーマロイが好
ましい。
【0019】磁気シールド室10内には、被検者の脳内
の反応を計測する脳内反応計測装置としての、前述のM
EG計測装置20が設置されている。
【0020】そして、30は筒状の非磁性体12を貫通
して一端が前記磁気シールド室10内の被検者の眼の位
置に、他端が前記磁気シールド室10外の所定の位置に
位置され、眼の歪まない実像を所定距離離れた位置に結
像させるリレーレンズ系32が搭載されたベンチ状の非
磁性部材である(以下、ベンチ30と称す)。ベンチ3
0は、木材、プラスチック、FRP、アルミニウム、真
鍮等の、磁場を乱す金属以外のものを用いる。また、ベ
ンチ30の上面には、4つの焦点距離の等しい凸レンズ
32aを共焦点に配置してなるリレーレンズ系32を備
えるレール34が搭載されている。このレール34もベ
ンチ30と同様の非磁性体で形成され、また、ベンチ3
0と一体に形成されてもよい。なお、本実施の形態で
は、リレーレンズ系として4つの焦点距離の等しい凸レ
ンズで構成した例を示したが、眼の歪まない実像を所定
距離離れた位置に結像させることができるのであれば、
その形態は問わない。
【0021】さらに、ベンチ30は、非磁性材料で形成
された支持台36に支持されている。支持台36の下面
には、その移動を容易とすべく、キャスター等が取り付
けられている。そして、ベンチ30は、被検者の眼の位
置に位置する一端近傍において、支持台36から直立さ
れた支持棒36aによってピン36bを回動中心として
回動可能に支持されており、支持台36に対して傾斜可
能である。ベンチ30の他端部は、昇降機構40によ
り、支持台36に対し上下動される。昇降機構40は、
一例として、ベンチ30の他端部に螺合されたリードス
クリュウ41、これに固設された第1の傘歯車42、支
持台36に固設された軸受け43に回転自在に支承され
たクランクハンドル44および第1の傘歯車42に噛合
しクランクハンドル44に連結された第2の傘歯車45
とから構成されている。昇降機構としては、支持台30
を傾斜させるべく、他端部を上下動できるものであれ
ば、その形態は問わない。
【0022】また、50は前記リレーレンズ系32が搭
載された非磁性部材であるベンチ30の他端位置に配置
され、被検者の眼に対する調節刺激を与える調節刺激付
与装置および眼反応計測装置としての動的屈折力計(ダ
イナミックリフラクトメータ)である。
【0023】なお、60はダイナミックリフラクトメー
タ50により被検者の眼に対して調節刺激を与えつつ、
眼の反応を計測し、かつMEG計測装置20でこの調節
刺激に対する脳内反応を計測すべくMEG計測制御装置
70およびダイナミックリフラクトメータ50を制御す
る制御装置としてのコントローラである。コントローラ
60はコンピュータ等により構成される。
【0024】上記構成になる非磁性近見反応計測装置を
用いた計測方法につき説明するに、まず、MEG計測装
置20が設置された磁気シールド室10内に被検者が置
かれ、その頭部に対しMEG計測装置20が最適位置に
セットされる。そして、支持台36に支持されたベンチ
30が、それに搭載されたリレーレンズ系32が被検者
の眼の位置に位置されるように移動されてセットされ
る。なお、ベンチ30は昇降機構40により調節されて
所定の傾斜角度に維持されている。かくて、被検者の眼
の歪まない実像がダイナミックリフラクトメータ50に
関して所定の位置に結像される。
【0025】かかる状態で、ダイナミックリフラクトメ
ータ50がコントローラ60からの指令に基づき作動を
開始し、所定の位置に結像された実像に対し視標(ター
ゲット)を移動させることによる焦点調節刺激を与え、
その刺激に対する眼の反応、すなわち、角膜頂点と視標
の虚像との間のジオプターD(メートル単位の焦点距離
の逆数に負号を付して表される)の変化を測定する。
【0026】一方、MEG計測装置20においては、上
記作動開始に同期して、MEG計測制御装置70が作動
し、被検者の脳内の磁場変化による脳磁場の測定を開始
し記録する。
【0027】このようにして実際に計測された、被検者
の眼のジオプターDの変化の様子と脳の反応の様子とを
図2および図3に示す。
【0028】図2は、焦点調節刺激の付与開始から被検
者の眼のジオプターDの変化の様子を横軸に時間をとっ
て示したものであり、細い破線が刺激に対するそれぞれ
の反応を示し太い破線が64回の反応の平均値を示して
いる。そして、図2(a)は、視標を遠距離から近距離
に移動させた場合を、図2(b)は、逆に、視標を近距
離から遠距離に遠ざけた場合を示している。図2の
(a)および(b)のいずれにしても、焦点調節刺激の
付与開始から約0.3秒(300msec)経過後に調
節が開始されることが理解できる。
【0029】次に、図3は上記被検者の眼のジオプター
Dの変化と共に、MEG計測の結果の脳内の磁束密度の
変化を横軸に時間をとって示したものである。そして、
図3(b)は、上述の視標を移動させない場合を、図3
(a)は、視標を移動させた場合を示している。
【0030】図3(b)から理解できるように、視標の
移動が無いとき、すなわち、焦点調節反応が無いとき
は、脳内の磁束密度Zの変化は+100.0〜−10
0.0femto(10-15 )Teslaの範囲で安定して
いる。一方、これに対し、破線Xで示すように視標を移
動させた場合は、約0.1秒(100msec)と約
0.2秒(200msec)との経過後において磁束密
度Zの変化が大きく現れ、その後、前述のように約0.
3秒(300msec)経過後に被検者の眼のジオプタ
ーD(Yで示す)の変化が開始していることが分かる。
【0031】また、焦点調節刺激に対する反応は、その
刺激の現れる視線の上下方向によって大きく変わるの
で、視線方向を色々変えつつ計測を行うのが望ましい。
そこで、本実施の形態では、ベンチ30を昇降機構40
により調節して所望の傾斜角度に維持することによりこ
の視線方向を変化させている。
【0032】なお、上記の説明は眼の機能の内、焦点調
節機能に関する反応につき行ったが、近見反応の内、例
えば、瞳孔調節反応につき計測を行う場合には、上述の
ダイナミックリフラクトメータ50に換え、同じ位置に
アイリスコーダおよびTVカメラ等を配置し、同じように
視標を移動させるとか光強度を変化させる等の瞳孔調節
刺激を与え、その刺激に対する瞳孔の反応と脳内の反応
とを計測すればよい。
【0033】また、眼球運動についても同様に行いうる
ことは云うまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、磁気ノイズの影響が無く、眼の近見反応と脳
内の反応とを同時に計測することが可能であり、人間の
眼の調節反応を制御する脳内の反応を解明することで、
人間の立体視のメカニズムを明らかにすることに貢献す
ることができる。さらには、人間の特性に合致した立体
テレビやバーチャルリアリティ機器の開発にも貢献する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す概略図である。
【図2】焦点調節刺激の付与開始から被検者の眼のジオ
プターDの変化の様子を横軸に時間をとって示したグラ
フであり、(a)は、視標を遠距離から近距離に移動さ
せた場合を、(b)は、視標を近距離から遠距離に遠ざ
けた場合を示している。
【図3】被検者の眼のジオプターDの変化と共に、ME
G計測の結果の脳内の磁束密度の変化を横軸に時間をと
って示したグラフであり、(a)は視標を移動させた場
合を、(b)は視標を移動させない場合を示している。
【符号の説明】
10 磁気シールド室 12 筒状非磁性体 20 MEG計測装置(脳内反応計測装置) 30 ベンチ(非磁性部材) 32 リレーレンズ系 36 支持台 40 昇降機構 50 ダイナミックリフラクトメータ(調節刺激付与装
置+眼反応計測装置) 60 コントローラ(制御装置)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気シールド室内に被検者の脳内の反応
    を計測する脳内反応計測装置を設置し、 眼の歪まない実像を所定距離離れた位置に結像させるリ
    レーレンズ系が搭載された非磁性部材の一端を前記磁気
    シールド室内の被検者の眼の位置に、他端を前記磁気シ
    ールド室外の所定の位置に位置させ、 前記リレーレンズ系が搭載された非磁性部材の他端位置
    に前記被検者の眼に対する調節刺激を与える調節刺激付
    与装置および該調節刺激に対する眼の反応を計測する眼
    反応計測装置を配置し、 前記調節刺激付与装置により前記被検者の眼に対して調
    節刺激を与えつつ、前記眼および脳内反応計測装置で前
    記調節刺激に対する眼および脳内反応を同時に計測する
    ことを特徴とする非磁性近見反応計測方法。
  2. 【請求項2】 前記脳内反応計測装置は、MEG計測装
    置であることを特徴とする請求項1に記載の非磁性近見
    反応計測方法。
  3. 【請求項3】 前記調節刺激付与装置および眼反応計測
    装置は動的屈折力計(ダイナミックリフラクトメータ)
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の非磁
    性近見反応計測方法。
  4. 【請求項4】 前記眼反応計測装置はイリスコーダであ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の非磁性近
    見反応計測方法。
  5. 【請求項5】 磁気シールド室内に設置され被検者の脳
    内の反応を計測する脳内反応計測装置と、 一端が前記磁気シールド室内の被検者の眼の位置に、他
    端が前記磁気シールド室外の所定の位置に位置され、眼
    の歪まない実像を所定距離離れた位置に結像させるリレ
    ーレンズ系が搭載された非磁性部材と、 前記リレーレンズ系が搭載された非磁性部材の他端位置
    に配置され、前記被検者の眼に対する調節刺激を与える
    調節刺激付与装置と、 前記リレーレンズ系が搭載された非磁性部材の他端位置
    に配置され、前記調節刺激に対する眼の反応を計測する
    眼反応計測装置と、 前記調節刺激付与装置により前記被検者の眼に対して調
    節刺激を与えつつ、前記眼および脳内反応計測装置で前
    記調節刺激に対する眼および脳内反応を同時に計測すべ
    く制御する制御装置と、を備えることを特徴とする非磁
    性近見反応計測装置。
  6. 【請求項6】 前記非磁性部材は、非磁性の支持台に対
    し、被検者の眼の位置に位置する前記一端近傍を回動中
    心として傾斜可能であることを特徴とする請求項5に記
    載の非磁性近見反応計測装置。
  7. 【請求項7】 前記磁気シールド室にはその入口に、筒
    状の非磁性体が配置され、前記非磁性部材および支持台
    が該筒状の非磁性体を貫通して配置されていることを特
    徴とする請求項6に記載の非磁性近見反応計測装置。
  8. 【請求項8】 前記脳内反応計測装置は、MEG計測装
    置であることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか
    に記載の非磁性近見反応計測装置。
  9. 【請求項9】 前記調節刺激付与装置および眼反応計測
    装置は動的屈折力計(ダイナミックリフラクトメータ)
    であることを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに
    記載の非磁性近見反応計測装置。
  10. 【請求項10】 前記眼反応計測装置はイリスコーダで
    あることを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記
    載の非磁性近見反応計測装置。
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