JP2005507299A - 光学系の動的挙動測定方法、装置およびシステム - Google Patents

光学系の動的挙動測定方法、装置およびシステム Download PDF

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Abstract

光学系の動的挙動を測定する方法において、光学系の動的挙動を客観的に記録可能にするために、測定される光学系は、刺激によって反応が促され、当該反応がウェーブフロント分析により記録される。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系の動的挙動測定方法、装置およびシステムに関する。
【0002】
画像システムおよびレーザシステムの光学的なウェーブフロントの分析の重要性が増大している。これは、これらのシステムの質の向上の原点となるものである。商用のシャックハートマンセンサ(例えば、WavefrontSciences社製、SCLAシリーズ、http://wavefrontsciences.com)の利用に伴い、収差は、異なるオーダのゼルニケ多項式または補助表示の形式で非常に正確に記録され、分類される。
【0003】
チュルニング方式による他の収差分析機、アッベまたはトレーシー収差分析機(光線追跡)または検影方式によるシステムもまた、より高い収差を記録するのに適用される。
【0004】
例えば、光学的に関連する情報を記憶するためにCCDチップを具備するシャックハートマンセンサのようなシステムは、実行されるビデオ画像周波数を有するデータの獲得を可能にし、それゆえ、動的過程が十分に早く記録される。
【0005】
また、サイデルまたはゼルニケ分類より3オーダ高い収差も補正すべく画像誤りの標準球面および円筒形の補正を凌ぐ方法が知られている。このために、例えば、反射変形ミラーまたは伝達のための液晶光学として働くアダプション光学器が用いられている。これらのアダプション光学器は、技術的にコストがかかり、現在すべての結果について未だ完全ではない。それらは現時点で、典型的に数平方ミリメートルの二次元分解能を達成しており、ウェーブフロント測定およびアダプション部材の間のフィードバック工程においてウェーブフロントに影響を与えるために、実験室条件下ですでに用いられている(Fernadez, E.J., Iglesias, I., Artal, P. "Closed Loop Adaptive Optics in the Human Eye", Optics Letters, Vol.26, No.10, May 15, 2001 参照)。これらのシステムは、様々な視力の状態において収差を単に補正することを凌ぐ現実の動的研究を実行するようには未だ用いられていない。
【0006】
特に、目の光学系に変形させる理想値のウェーブフロントに補正する眼科のアプリケーションが実証されており、より高いオーダの収差を考慮することが不可欠である(Optics Letters, Vol.25 No.4/February 15, 2000, 236-238, AWACS-Asclepion Wavefront Aberration Correction Simulator - 2000年9月ブリュッセルのESCR社および2000年10月ダラスのAAO社発表の社報 参照)
【発明の開示】
【0007】
それゆえ、本発明の目的は、光学系の動的挙動を客観的に記録可能とする方法、装置およびシステムを提供することである。
【0008】
この問題は、測定される光学系に刺激による反応を促し、当該反応をウェーブフロント分析によって記録するという、光学系の動的挙動を測定する方法により解決される。
【0009】
光学系の動的挙動は、特に視覚状態変化への適応過程におけるものであり、例えば、遠近調節やダイヤフラム調整(アダプション)である。光学系は、目とすることが可能であり、例えば、人間の目、義眼、または他の人工装置である。刺激は、基本的にあらゆる性質のものが適用可能である。反応は、刺激に伴う光学系の動的挙動である。ウェーブフロント分析は、例えば、収差分析機、特に、シャックハートマンセンサだけでなく、チュルニング方式による収差分析機、アッベによる光線追跡収差分析機または検影方式によるシステムを用いて実行される。遠近調節の場合において、それぞれの場合の光学系における流動焦点および時間経過によるその挙動が特に記録される。同様に、異なるダイヤフラム調整が時間経過によるその挙動に関連して記録される。また、動的挙動は、薬物の影響下においても検査可能である。
【0010】
本方法の一具体例において、前記刺激は、光学的、機械的、電気的、および/または化学的刺激によってもたらされる。可変する光学的刺激は、例えば、積極的に制御可能な光源、照明された表示等の形態によりもたらされる。特に、画像のシャープネスおよび/または対象との距離、その焦点、および/または工学的刺激の強度は、特に光学系の遠近調節またはダイヤフラム調整(アダプション)を引き起こすために変更可能である。より高いオーダの収差であっても光学的刺激は、例えば、適切に「可変する」対象のウェーブフロントの形態で用いられ得る。可変する機械的刺激は、例えば、ファンの風力として生じさせる。可変する化学的刺激は、例えば、煙または液体、ガスまたは煙霧質の導入によって実現可能である。薬物として投与することも可能である。可変する電気的刺激は、目や目の周囲に適用された電極または誘導性や容量性の結合した電気信号により直接的に適用可能である。指定された刺激は、いずれの場合においても独立して適用可能であり、いずれの方法を一緒に用いてもよく、途中で切り替えたり連続して適用したりしてもよい。
【0011】
本方法の一具体例において、測定される光学系として人間の目を適用可能である。本方法の狙いは、それぞれの目または視覚過程間の目のシステムについてのシミュレーションにおいて、目標とされる励起および目のパラメータに付随する影響をもたらすことである。それらは、目における画像特性を直接的に変化させる影響が想定され、例えば、励起に同期してトリガされるウェーブフロント測定を通じて利用可能な目のパラメータに変化させる。この方法の助力によって、様々に異なる効果が検査され、測定される。例示すると、時間依存および遠近調節の速度および遠近調節の能力、順応および順応能力、または例えば、収差、照明、薬物または物理的影響のような影響下にある目の速度が検査される。例えばコンタクトレンズのような滑るもの等の動的な短期間または長期間の挙動は、コンタクトレンズを着用することにより生じる収差の変化として検査可能である。人工水晶体(IOL)、遠近調節可能な人工水晶体および人工水晶体上の残留毛様体の相互作用、適合性、移動、光学的に誘導された収差の動的挙動が記録可能である。さらに、物理的視覚および脳の活動についての結合が可能であり、所定の状況が過労によって生じる頭痛のような兆候に関して客観的な結論を明らかにすることの手助けとすることができる。このように、例えば、眩惑効果および時間によって変化する他の影響は、自動車の運転時の疲労現象に関連付けて測定される。光学的な動的補正は、例えば、所定の視覚能力を要する職業のグループに関して検査される。
【0012】
本発明の一実施形態において、測定される目の刺激は、収差分析機と同期される。この方法において、直接的に該当する刺激を目にして測定された適応過程およびその経過時間における挙動の結果とすることが可能である。同期は、例えば、時間に比例し、または、該当する刺激と収差測定との間の強度に比例する。
【0013】
本方法を実行する際、1つまたは双方の人間の目は、刺激による反応を促され、同様に、1つまたは双方の人間の目が測定され得る。得られた刺激による動的測定の結果に基づいて、ウェーブフロントの静的な補正による最適化/平均化された値が、それぞれの場合に測定された特別な目について引き出される。最適なウェーブフロント補正は、目における特別な動きのスペクトルとして提供される。また、最適解はも特別な視覚過程として提供される。名前が付けられている例としては、暗視、速度最適化遠近調節、または近視/遠視がある。
【0014】
初めに説明した問題も、刺激ユニットおよび収差分析機を具備し、光学系、特に、人間の目についての動的挙動を測定する装置によって解決される。検査対象の光学系に外部刺激を与えるための刺激ユニット適応過程では、目標の態様でトリガを行う。このため、刺激ユニットは、光学系上に外部刺激を行うべく設計される。光学系の適用反応を生じるすべての物理的または化学的効果または手段は、原則として外部刺激として考慮される。刺激ユニットは、光学系上を迅速におよび/または連続して動き、測定される前の光学系か測定された光学系かに配置される。ここで、収差分析機は、ウェーブフロント測定または収差測定の装置を一般的に意味する。これらは、双方とも電子データを得る創始であり、手動で指示可能な装置である。
【0015】
特に、単純かつより自動的な光学データの評価は、収差分析機がウェーブフロント分析装置を具備している場合に達成される。ウェーブフロント分析装置は、例えば、光学的に関連する情報を記憶するためのCCDチップを備えたシャックハートマンセンサであってもよい。測定の結果および動的適応過程の結果は、ソフトウェアアプリケーションへのデータ変換手段によって画像的に可視化される。
【0016】
刺激ユニットが光学的、機械的、電気的、および/または化学的刺激をトリガする場合、特に有益である。特に、光学的刺激により光学系の遠近調節またはダイヤフラム調整が行われるように設計することができる。この方法において、異なる刺激が目に作用し、例えば、風力や煙等によりトリガされる化学的刺激のような日常の刺激もシミュレートすることができる。
【0017】
刺激ユニットは、目の見ている前方で収差分析機の後方に配置され、あるいは、例えば、刺激ユニットの光路が収差分析機に反射されることとしてもよい。第1の装置において検査されない目は、刺激により刺激され、第2の装置において検査される目は、外部刺激により直接的に刺激される。
【0018】
あるいは、刺激ユニットは、収差分析機に統合されていてもよい。この場合、刺激ユニットの光路は、共通のハウジング内において収差分析機の光路に直接取り付けられる。これにより、非常にコンパクトに構成することができる。
【0019】
本装置は、単眼または双眼のいずれにも設計され得る。同様に、刺激ユニットは、1または双方の目に影響を及ぼすことが可能である。目の測定および目の刺激についてのいずれの組み合わせであっても実現可能である。例えば、一方の目を刺激し、他方の目を測定したり、一方の目を刺激し、同じ目を測定したり、一方の目を刺激し、双方の目を測定したり、双方の目を刺激し、一方の目または双方の目を測定する。
【0020】
より好ましい具体例において、刺激ユニットは、固定目標を具備するように構成される。これは、定義された目の焦点合わせを達成するために、目標を固定する。固定目標は、絵による表示がされており、対象または所定の光の範囲に容易に認識可能である。例えば、色による段階表示等、より詳しい構成画像または複数の要素が構成された光源を用いることが好ましい。
【0021】
固定目標が光の刺激を発する場合、光の強度および/または焦点を変更可能に構成することが有益である。固定目標上で焦点となる目は、この方法で直接的に刺激される。強度の変更は、例えば、光源の場合においては明度を変化させたり、照明グラフのような受動的な部材の場合においては照度を変化させることによって実現可能である。焦点距離の変更は、例えば、固定目標自身による方法や付加レンズの変更によって可能である。
【0022】
固定目標は、照明される絵であることが好ましい。対象を容易かつ確実に認識かつ固定することができ、加えて、容易に実現することができる。
【0023】
本装置は、少なくとも1つの位相板を具備しており、刺激ユニットおよび/または収差分析機の光路に導入される。位相板のセットを用いて、テストレンズのような階段状の振幅に応じて異なるゼルニケ多項式に従って記憶すべく、既知の検眼器(phoropter)の場合に検査されるべきシステムの前に配置されてもよい。例えば、ガラスまたはプラスチックのシートは、位相板として用いられ、その表面は、通過する光波の定義された収差が例えば、単一のゼルニケ項に表現させるのに十分な構造を持つ。異なる振幅を有するゼルニケ係数の1オーダの位相板は、可変装置に配置されることが好ましく、カルーセルであることが好ましい。いくつかのこのような可変装置の1つを他の後ろ側で中心に配置することを通して、異なる位相板を検査される光学系の画像における光学軸を中心に旋回させることが可能である。これにより、より高いオーダの画像誤りについて詳細な段階的組み合わせが検査される光学系の画像の光学軸上に導入される。このシステムによれば、特に、より高い収差上にある画像誤りが例えば、人間の目の静的状態を適用することによって、主観的に評価可能となる。この評価は、例えば、タイムスケール、例えば、適用後数秒間行われる。
【0024】
異なる刺激による目の動的測定データを評価するために、本装置は、ウェーブフロントの最適値または平均値を提供するソフトウェアを有し、既知の補正過程(めがね、CL、IOL、LASIK、PRK等)における光学画像誤りの静的な補正に用いられる。
【0025】
初めに示した問題もまた、収差分析機および刺激ユニットを具備する、光学系、好ましくは目の動的挙動を測定するためのシステムにより解決される。このシステムにおいて、予め実現している部材についても装置のフレームワーク内に一緒に分けられている。それゆえ、自発的な刺激ユニットを有する目の収差を測定する従来の装置は、ここでも用いられる。初めに示した問題は、光学系の動的挙動を測定する装置について示された請求項の1つに示される装置を用いることによっても解決される。
【0026】
本発明の好適な具体例を図面とともに以下に説明する。
【0027】
初めに、図1を参照する。図1は、目15における収差測定の動的刺激および動的測定のために構成される装置または方法の順序を示す概略図である。個々の構成部材の動作関係が示されている。本装置は、目15のウェーブフロント測定/収差測定のための装置を含んでおり、両目が同時に測定されるか、時間をずらして片方ずつ測定される。後者の場合、測定されない同一の目は、光学的に装置の後方で自由に見ていてもよいし、装置を覗き込むこととしてもよい。簡単のために、以下、目についてのウェーブフロント測定/収差測定のための装置は、収差分析機1と称する。測定光16は、収差分析機1から目15に向けて照射され、目15は信号光17を反射する。測定光16および信号光17は、図1の矢印で示されている。また、本装置は、収差分析機1から得られたそのままのデータ19を受信する動的データ取得装置2も具備している。これらは、測定値を取得するための共通の電子デバイスでもよい。このデバイスは、例えば、ソフトウェア、特に、実時間において連続する測定系を得ることのできるソフトウェアに沿ってプログラム制御されるコンピュータでもよい。このため、例えば、制御コンピュータの揮発性または不揮発性メモリに、中間データ記憶装置が必要となるかもしれない。また、本デバイスは、ウェーブフロントの決定パラメータ(例えば、ゼルニケ、テイラー係数)を計算するために、取得したデータまたはデータの集合を分析することができる分析ソフトウェアも備えている。測定結果およびこのような動的な適応過程の結果は、ソフトウェアアプリケーションによって、画像的に可視化される。決定されたデータを転送するために、分析モジュール3が用いられる。動的データ取得装置2および分析モジュール3の能力を組み合わせて、連続する実時間の測定、ハードウェアへの適合および取得率の光学的還元が同じ分析で生じるべくすることも可能である。また、例えば、収差、光の影響、対象の距離等のような、突然のおよび/または連続的に変化する光学的効果のための刺激ユニット4も有し、測定していない目15の前または測定する目15の前のいずれかに配置され、動的データ取得装置2と同期される。目15における刺激は、図1の矢印18により示される。同期ユニット5は、刺激ユニット4および収差分析機1間の同期のために備わる。同期ユニット5は、図1の破線矢印で示される同期パルス20を収差分析機1および/または動的データ取得装置2に伝達する。
【0028】
また、目における刺激は、画像チャート等を解して実行されてもよく、この場合、同期は必要でない。この際、刺激ユニット4と収差分析機1および/または動的データ取得装置2との間の結合は、不要となる。収差分析機1、動的データ取得装置2、分析モジュール3および刺激ユニット4は、1ユニットおよび一体の構成部材として実現可能である。
【0029】
刺激ユニット4は、自律した、分離された装置として、実現かつ使用することも可能である。本装置は、例えば、対象が様々な他の画像パラメータを用いてまたは用いずに位相板補正を判断する、刺激検眼器の一種として表される。このとき、同期ユニット5は必要ではない。
【0030】
図2および3は、本装置の実施形態を示すものである。図示される第1レンズ6、第2レンズ7および第3レンズ8を通過する光線跡は、幾何学的な視覚を示す線で表されており、現実の光線跡とは正確には一致しないが、単に例示するためのものに過ぎない。実際の光学的コンセプトの実現は、患者の鼻が障害にならないように行われる。図2および図3において、光学的構造は、位相板9が角膜表面またはめがね補正表面に対して結合される平面に配置されるように表されている。図示しない積算機構によって、例えば、位相板変更ホイール等の形態で、位相板9は自動的に可変し、異なる収差について測定系の間で好適に実行可能である。第1ダイヤフラム10および第2ダイヤフラム11はともに固定目標12上にあって、光学軸を決定する。さらに、目標装置は、例えば、二次元の十字により提供される。また、芯は、ビデオ画像を介してモニタされ、例えば、ビームスプリッタにより図2および3の装置の内部に読み込まれる。可変の遠近調節状態は、移動路13に沿って固定目標12、またはその代わりに、例えば、第3レンズ8を動かすことによって刺激される。この適用は、光源14からの固定目標12の発光の設定に影響を与える。加えて、または、代わりに、現行の光および/または周囲の光の明るさを直接的に設定することも可能である。この可能性は、簡単のため、示されていない。個々の構成部材は、電気的に、すなわち、電力モータにより制御され駆動されることができる。測定およびデータ取得におけるこれらの構成部材の同期は、例えば、プログラマブルインターフェイスによるスキャニングを介して一般的に実施される。
【0031】
図2に係る装置において、一方の目15が測定され、他方の目15は、刺激される。図3に係る装置において、測定される目15が刺激される目と一致する場合でも同じである。まず、図2における結合構造について説明する。本装置は、収差分析機1を具備する。これは、目15の光学系によるウェーブフロント変化を測定するための装置であり、より高いオーダの画像誤りも含む目15の画像誤りを決定し分類するための装置である。収差分析機1は、動的データ取得装置2に取り付けられる。これは、収差分析機1を駆動するためのモジュールである。このモジュールは、ウェーブフロント測定過程のきっかけを作る。
【0032】
同様に、得られた測定データは、中間的に記憶され、これをもとにウェーブフロントが測定され、測定データから再構築される。この過程では、例えば、センサのビデオ画像におけるそのままのデータや例えば、ゼルニケ係数のような、十分に評価されたウェーブフロントパラメータも記憶される。測定、可能な評価および記憶は、検査の適応過程よりも速いクロック速度で行われる。クロック速度は、例えば、10から100Hzの範囲である。
【0033】
動的データ取得装置2は、分析モジュール3に取り付けられる。分析モジュール3は、センサデータの評価および測定され記憶されたウェーブフロントの光学的再構築および画像的可視化を行うものであり、大部分はソフトウェアにより実現可能である。さらに、ウェーブフロントのパラメータ化は、例えば、ゼルニケ多項式に従う開発や帯状再構築によって実行される。分析過程は、動的データ取得装置2の近くに取り付けられ、中間記憶に部分的にまたは十分に先立って分析過程を実行する。
【0034】
刺激ユニット4は、基本的に検査される目15または画像目標に固定される構成を有し、目標の構造に焦点を合わせるために目15を動かす自由な目15についての光学系より構成される。刺激ユニット4は、例えば、レンズや位相板のような、光学部材を具備し、目15に入る前に画像目標からのウェーブフロントを変化させる。この結果、画像目標のシャープな画像を得るための目15は、光学系の適用反応に刺激される。好ましくは、刺激ユニット4の画像特性は、目15の動的反応を引き起こすために、所定のタイミングで変化させることが可能である。刺激ユニット4は、ウェーブフロント測定に伴って同期ユニット5に対し瞬間の状態についての情報を送信することができる。
【0035】
同期ユニット5は、動的データ取得装置2の刺激ユニット4において動的変化についての同期のためのモジュールである。この狙いは、測定されたウェーブフロントデータと同期ユニット5のそれぞれの状態とを相関させることにある。
【0036】
収差分析機1として図2および3に示された解決手段は、動的刺激収差測定と称することができる。ここでは、測定されない目には目線が制限される必要なく、自由に見ることができるように光学的概念が実行されることに注意する。この単純化された変形例として、刺激ユニット4と収差分析機1および動的データ取得装置2との同期は、必要とされない。さらなる変形例は、例えば、刺激のための一体化された固定目標距離変化および/または位相板検眼器のための固定のまたは移動可能な画像チャートを用いる。
【0037】
また、図3に示された実施形態において、刺激ユニット4は、単純な位相板検眼器の改良として表されており、異なる変化例において、例えば、収差補正や固定目標としての単純な画像チャート等、独立した装置として設計されてもよい。
【0038】
目標ウェーブフロントの収差における目標印象のために、図2および3に示す位相板および/または画像光学器の代わりに、アダプション光学部材もまた補助的に導入され得る。目15の画像特性における刺激による動的変化は、アダプション光学部材による画像特性の変化に同期された時系列ベースの収差分析機1によって動的に記録される。例えば、液晶位相変調装置のような、伝送ベースの適用部材は、例えば、位相板の代わりに、図2および3に係るシステムに同様の方法で組み込むことができる。
【0039】
アダプション光学部材の使用は、よりコストがかかるけれども、アダプション光学部材の電子駆動が付加的に必要となるので、刺激可能性は、位相板を有する装置において許容し難い、または許容できない。アダプション光学部材の駆動率に依存して、目標ウェーブフロントの収差は、動的に変化され、目標の態様に適用される。
【0040】
刺激ユニット4は、後ろを自由に見る目15の前に設置されるか、収差分析機1によって測定される目15の光線路に反射されるかのいずれかの光学システムとして設計され、図3に示されるように、刺激ユニット4は、収差分析機1に組み込まれる。また、後者の場合、2つの変化例が再び考えられ、刺激ユニット4は、測定される目または両目15に作用させるか、測定しない目15に作用させることができる。
【0041】
刺激ユニット自身は、固定目標が測定される、測定されないまたは自由に見る目もしくは両目の前に位置され、該当する目が検査の間見て、焦点を合わせる中心となる光学装置である。刺激の間の光学的効果は、断続または連続的に変調され、例えば、固定目標の距離や輝度等を変えることによって、および/または位相板の取り付けによって、達成することができる。すべての光学的に効果的な変更は、適宜組み込まれる。光学的効果を収差分析機1によって目15の動的測定と例えば、時間同期または輝度同期により同期させる場合、図2および3に一致する装置が得られる。この効果は、同期を必要としない。目の動的反応についての情報は、非同期に測定されてもよい。この結果、時間ベースで分割した測定値は、例えば、知られている動的データ取得装置2のデータ取得周波数を介して実行され、例えば、データキャリアのような電子記憶の場合においてタイムスタンプが与えられる。動的データ取得装置2はおよび分析モジュール3は、動的データ取得だけでなく、当該データの高速分析を同時に行うべく結合されてもよい。
【0042】
固定目標12は、例えば、十分に明確な構造を有する照明された絵によって実現可能であるが、簡単に、画像チャートと離れた位置にあってもよい。
【0043】
固定目標12の画像は、レンズのような光学部材の回転によって達成することができ、ビデオシステムを介して付加的にモニタすることができる。予めセットされた映像方向の中心は、ダイアフラムシステムにより最適化される。自動的位置合わせは、例えば、光学部材および/または固定目標間の距離のバリエーションを通して許容され、目標とされる方法における所定の遠近調節状態とすることができる。固定目標および/または設置光の好適な照明設定により、可変し続けたり、付加的な測定パラメータを形成するような定義された適用設定を得ることができる。
【0044】
刺激ユニット4および/または収差分析機1の光線路への所定の表面地形を有する特別に準備された位相板を導入することにより、本装置は、目15上の収差について目標とされる適用を受けることができる。これにより、位相板は、ここでは示さないカルーセルに配置され刺激ユニット4および/または収差分析機1の光線路に、単独または組み合わせて導入することができる。
【0045】
先に示した実現可能な装置および方法により、実際の目または人工の目15について目標とする画像刺激が得られ、ウェーブフロントの収差の測定を通じて光学的画像装置において付随する動的適応過程が記録される。好適な装置によってもたらされる画像刺激により、目15の結像特性における影響を得て、同時にウェーブフロント分析システムまたは収差分析機1を用いて実時間における刺激と時間同期して測定することができる。これにより、完全に新しい診断の可能性が生まれ、目15の適応過程における動学が利用できるようになる。この結果、目標距離および明るさのような画像状態が変化したり、特に、同時に決定された収差が目標の態様に補正および/または導入される。このように、例えば、遠近調節能力についての所定の収差項目における影響が研究され、または、移植可能な眼内レンズが残留毛様体により遠近調節可能か否かを調査することができ、適用可能なら、どのようにすれば最適に開発できるかを調査することができる。本発明の利点は、対象による動的画像過程の評価の間、主観的な印象を物理的に目標測定データを用いて補正することができることにある。
【0046】
本装置および本方法によれば、目の画像特性における動的変化を刺激し、その挙動を時間を追って記録することができる。光学部材によるシステムの助けにより、存在する画像誤りは、高いオーダでさえも、目標の態様に補正され、他の画像誤りは、目15における光学系の動学上の影響を記録するために、刺激が選択的に導入される。このように、例えば、ウェーブフロント収差の発達における画像またはフィルムの系列における遠近調節またはアダプションのような、異なる動的過程が記録される。これらにより、動的パラメータは、例えば、遠近調節や適用等の間における適用範囲、時間、速度、または加速度であるように、推論される。このように、眼レンズの弾性のような解剖学パラメータに関する結果が、客観的に測定可能になる。これは、例えば、眼レンズおよび角膜の変形における相互作用および眼内レンズの動学の問題または眼の初期反応能力に結び付けられる。薬物効果または例えば、頭痛、疲労、過労等のような症状の因果関係における基本的結合を発見することができる。
【0047】
以上説明した本発明によれば、予め設定された境界条件下において選択的に刺激される適応過程において、眼の画像特性を客観的かつ動的に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本方法を実行するための装置の概略図である。
【図2】本発明に係る装置の第1実施形態を示す概略図である。
【図3】本発明に係る装置の第2実施形態を示す概略図である。
【符号の説明】
【0049】
1 収差分析機
2 動的データ取得装置
3 分析モジュール
4 刺激ユニット
5 同期ユニット
6 第1レンズ
7 第2レンズ
8 第3レンズ
9 位相板
10 第1ダイヤフラム
11 第2ダイヤフラム
12 固定目標
13 移動路
14 光源
15 目
16 測定光
17 信号光
18 刺激
19 そのままのデータ
20 同期パルス

Claims (18)

  1. 光学系の動的挙動を測定する方法であって、
    測定される前記光学系に、刺激による反応を促し、当該反応をウェーブフロント分析により記録することを特徴とする測定方法。
  2. 前記刺激は、光学的、機械的、電気的、および/または、化学的刺激であることを特徴とする請求項1記載の測定方法。
  3. 測定される前記光学系は、人間の目(15)であることを特徴とする請求項1または2記載の測定方法。
  4. 前記刺激は、ウェーブフロント分析装置と同期されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の測定方法。
  5. 1または双方の人間の目(15)に、刺激による反応を促し、前記1または双方の人間の目(15)における当該反応を測定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の測定方法。
  6. 光学系、特に、人間の目(15)の動的挙動を測定する装置であって、
    刺激ユニット(4)および収差分析機(1)を具備することを特徴とする測定装置。
  7. 前記収差分析機(1)は、ウェーブフロント分析装置を具備することを特徴とする請求項6記載の測定装置。
  8. 前記刺激ユニット(4)は、光学的、機械的、電気的、および/または化学的刺激をトリガすることを特徴とする請求項6または7記載の測定装置。
  9. 1または双方の人間の目(15)が刺激により反応させることができるとともに、1または双方の人間の目(15)における当該反応が測定可能に構成されることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の測定装置。
  10. 前記刺激ユニット(4)は、前記収差分析機(1)の後ろを見る前記目(15)の前に配置されることを特徴とする請求項9記載の測定装置。
  11. 前記刺激ユニット(4)の光線路は、反射して前記収差分析機(1)に入ることを特徴とする請求項9記載の測定装置。
  12. 前記刺激ユニット(4)は、前記収差分析機(1)に統合されることを特徴とする請求項9記載の測定装置。
  13. 前記刺激ユニット(4)は、固定目標(12)を具備することを特徴とする請求項6〜12のいずれかに記載の測定装置。
  14. 前記固定目標(12)は、強度および/または焦点が変化可能な光による刺激を発することを特徴とする請求項6〜13のいずれかに記載の測定装置。
  15. 前記固定目標(12)は、照明される絵であることを特徴とする請求項6〜14のいずれかに記載の測定装置。
  16. 前記刺激ユニット(4)および/または前記収差分析機(1)の前記光線路に導入可能な、少なくとも1つの位相板を具備することを特徴とする請求項6〜15のいずれかに記載の測定装置。
  17. 光学系の動的挙動を測定するシステムであって、
    収差分析機(1)および刺激ユニット(4)を具備することを特徴とするシステム。
  18. 光学系の動的挙動を測定するために、請求項6〜16のいずれかに記載の装置を使用することを特徴とする使用方法。
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