JPH09238490A - 電動機制御装置 - Google Patents

電動機制御装置

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JPH09238490A
JPH09238490A JP8044519A JP4451996A JPH09238490A JP H09238490 A JPH09238490 A JP H09238490A JP 8044519 A JP8044519 A JP 8044519A JP 4451996 A JP4451996 A JP 4451996A JP H09238490 A JPH09238490 A JP H09238490A
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Takashi Nakatsuka
隆 中塚
Atsusane Hashimoto
敦実 橋本
Hisashi Kinoshita
久 木下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、歯車に遊びのある機械でも、加減
速時間を長くすることなく、常に速度制御系の応答周波
数を一定にして、外乱が発生しても安定に駆動でき、高
精度な位置制御を実現することを目的とする。 【解決手段】 電動機と、その電動機の位置を検出する
手段と、その検出された位置と位置指令とから上記電動
機の位置を制御する位置制御手段と、前記電動機の速度
を検出する手段と、その検出された速度と位置制御手段
より出力される速度指令より電動機の速度を制御し、電
動機の位置と位置指令との偏差の積分値と位置指令双方
が基準以下になると、制御応答性を変化させる速度制御
手段を備えた電動機制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックラッシュを
持つ工作機械を安定に制御する電動機制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図10に従来の電動機制御装置のブロッ
ク図を示す。負荷9が付加されている電動機1の制御
は、位置制御手段7でエンコーダ(位置検出手段)8で
検出される実位置と、位置指令との位置偏差より積分器
71で積分し、ゲインKPを増幅器72で掛けて速度指
令を算出する。
【0003】また、電動機1の実速度は、速度制御手段
2で速度検出手段4で検出され、速度指令との速度偏差
により、電流指令を算出する。このとき速度制御手段2
では、速度偏差を速度比例ゲインKSPを持つ比例項2
1、速度積分ゲインKSIを持つ積分項22、速度微分
ゲインKSDを持つ微分項23の加算することにより電
流指令を算出している。さらに、この電流指令と電流検
出手段5により検出される電動機電流より、電動機1の
トルクを電流制御器3で制御している。
【0004】しかし、実際の工作機械での負荷9は、動
力系にギアが含まれ、歯車と歯車との間に遊びがある。
このため、電動機1が回転しているときは、歯車が噛み
合っているために、負荷の慣性モーメントが電動機1の
軸端に発生する。しかし、電動機1が停止しているとき
は、無負荷、負荷のいずれの慣性モーメントが電動機1
の軸端に発生するかわからないため、電動機1の軸端に
発生する慣性モーメントが大きく変化する。
【0005】このとき、速度制御系での応答周波数fc
は、負荷9の慣性モーメントJL、電動機1の慣性モー
メントJM、速度比例ゲインKSP、速度積分ゲインK
SI、速度微分ゲインKSD、比例定数g、p1、p2
とすると、経験的に数式(1)の関係
【0006】
【数1】
【0007】があり、負荷の慣性モーメントJLに最適
な速度ゲインを設定しても、ギアに遊びがあるために、
慣性モーメントJLが小さくなることがあり、そのとき
速度制御系の応答周波数が高くなり、電動機1のハンチ
ングの原因となっていた。
【0008】このような電動機1のハンチングを防ぐた
めに、従来の電動機制御装置では、あらかじめ電動機1
と負荷9との慣性モーメント(JM+JL)に最適な速
度ゲインよりも低い速度ゲインを設定して、速度制御系
の応答周波数を下げたり、電動機1の慣性モーメントJ
Mを大きくし、負荷の慣性モーメントJLと電動機1の
慣性モーメントJMとの比率を小さくして慣性モーメン
ト変動を抑えたり、あるいは、小さな慣性モーメント変
動の場合であれば、特開昭63−214372号公報に
記載のとおり、位置偏差値の基準値以下のとき速度積分
ゲインKSIを調節することでハンチングを防止してい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように図10に示
す従来の電動機制御装置では、あらかじめ電動機1と負
荷9との慣性モーメント(JM+JL)に最適な速度ゲ
インよりも低い速度ゲインを設定して、速度制御系の応
答周波数fcを下げているため、高精度な位置制御を実
現することはできなかった。また、電動機1の慣性モー
メントJMを大きくし、負荷の慣性モーメントJLと電
動機1の慣性モーメントJMとの比率を小さくすること
で慣性モーメント変動を抑えるために、加減速時間が長
くなりタクトタイムに悪影響を及ぼしていた。さらに、
位置偏差値が基準値以下のときに、速度積分ゲインKS
Iを調節するのみでは、対応できる慣性モーメントの変
動に限界があり、加えて位置偏差値で判定しているため
に、電動機1の回転時にも、速度積分ゲインKSIを変
化させることがあり、制御性能に悪影響を及ぼしてい
た。
【0010】本発明は、このような課題を解決するもの
で、歯車の遊びを持つことで、電動機1の軸端に発生す
る慣性モーメントが大きく変化する工作機械でも、加減
速時間を長くすることなく、電動機1の軸端に発生する
慣性モーメントに最適な速度ゲインよりも小さな速度ゲ
インを設定することなく、常に速度制御系の応答周波数
を一定に保つことで高精度な位置制御を実現することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に関わる発明において、電動機に流れる電
流と電動機の実速度により慣性モーメントを推定して、
その慣性モーメントにより速度制御の応答周波数が一定
になるような速度ゲインに切替えられる速度制御手段を
備えたものである。
【0012】加えて、請求項2に関わる発明において、
速度指令が基準値以下のときのみ、推定した慣性モーメ
ントにより速度制御系の応答周波数が一定になるような
速度ゲインに切替えられる速度制御手段を備えたもので
ある。
【0013】また、請求項3に関わる発明において、位
置指令が基準値以下のときのみ、推定した慣性モーメン
トにより速度制御系の応答周波数が一定になるような速
度ゲインに切替えられる速度制御手段を備えたものであ
る。
【0014】また、請求項4に関わる発明において、位
置偏差値の積分値が基準値以下のときのみ、推定した慣
性モーメントにより速度制御の応答周波数が一定になる
ような速度ゲインに切替えられる速度制御手段を備えた
ものである。
【0015】また請求項5に関わる発明において、位置
指令と位置偏差値の積分値が基準値以下のときのみ、推
定した慣性モーメントにより速度制御系の応答周波数が
一定になるような速度ゲインを切替えられる速度制御手
段を備えたものである。
【0016】さらに、請求項6に関わる発明において、
位置指令値が基準値以下のとき、最小の慣性モーメント
に対して負荷慣性モーメントの速度制御系の応答周波数
と同一になるような速度ゲインに切替えられる速度制御
手段を備えたものである。
【0017】また、請求項7に関わる発明において、位
置偏差値の積分値が基準値以下のとき、最小の慣性モー
メントに対して負荷慣性モーメントの速度制御系の応答
周波数と同一になるような速度ゲインに切替えられる速
度制御手段を備えたものである。
【0018】また、請求項8に関わる発明において、位
置指令と位置偏差値の積分値が基準値以下のとき、最小
の慣性モーメントに対して負荷慣性モーメントの速度制
御系の応答周波数と同一になるような速度ゲインに切替
えられる速度制御手段を備えたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】請求項1に関わる発明の構成によ
り、電動機と負荷との慣性モーメントを推定することが
でき、その推定した慣性モーメントを用いて、常に一定
の速度制御系の応答周波数が得られる速度ゲインを設定
する作用を有する。
【0020】また、請求項2に関わる発明の構成によ
り、速度指令の判定で慣性モーメントの推定を有効また
は無効に切り替え、その推定した慣性モーメントを用い
ることで、常に一定の速度制御系の応答周波数が得られ
る速度ゲインを設定する作用を有する。
【0021】また、請求項3に関わる発明の構成によ
り、位置指令の判定で慣性モーメントの推定を有効また
は無効に切替え、その推定した慣性モーメントを用いる
ことで、常に一定の速度制御系の応答周波数が得られる
速度ゲインを設定する作用を有する。
【0022】また、請求項4に関わる発明の構成によ
り、位置偏差値の積分値の判定で慣性モーメントの推定
を有効または無効に切替え、その推定した慣性モーメン
トを用いることで、常に一定の速度制御系の応答周波数
が得られる速度ゲインを設定する作用を有する。
【0023】また、請求項5に関わる発明の構成によ
り、位置偏差値の積分値と位置指令双方の判定で慣性モ
ーメントの推定を有効または無効に切替え、その推定し
た慣性モーメントを用いることで、常に一定の速度制御
系の応答周波数が得られる速度ゲインを設定する作用を
有する。
【0024】また、請求項6に関わる発明の構成によ
り、位置指令の判定により速度ゲインを切替えること
で、一定の速度制御系の応答周波数が得られる速度ゲイ
ンを設定する作用を有する。
【0025】また、請求項7に関わる発明の構成によ
り、位置偏差値の積分値の判定により速度ゲインを切替
えることで、一定の速度制御系の応答周波数が得られる
速度ゲインを設定する作用を有する。
【0026】また、請求項8に関わる発明の構成によ
り、位置偏差値の積分値と位置指令双方の判定により速
度ゲインを切替えることで、一定の速度制御系の応答周
波数が得られる速度ゲインを設定する作用を有する。
【0027】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1につき、図1に沿って説明する。
【0028】負荷9が付加されている電動機1の速度制
御は、電動機1の実速度を、速度検出手段4で検出し、
速度指令との速度偏差により、速度制御手段2で電流指
令を算出する。このとき速度制御手段2では、速度偏差
を速度比例ゲインKSPを持つ比例項21、速度積分ゲ
インKSIを持つ積分項22、速度微分ゲインKSDを
持つ微分項23の加算することにより電流指令を算出し
ている。さらに、この電流指令と電流検出手段5により
検出される電動機電流より、電動機1のトルクを電流制
御手段3で制御している。
【0029】しかし、実際の工作機械での負荷9は、動
力系にギアが含まれ、歯車と歯車との間に遊びがある。
このため、電動機1が回転しているときは、歯車が噛み
合っているために、負荷の慣性モーメントが電動機1の
軸端に発生する。しかし、電動機1が停止しているとき
は、無負荷、負荷のいずれの慣性モーメントが電動機1
の軸端に発生したかわからないため、電動機1の軸端に
発生する慣性モーメントが大きく変化する。
【0030】このとき、速度制御系での応答周波数fc
は、負荷9の慣性モーメントJL、電動機1の慣性モー
メントJM、速度比例ゲインKSP、速度積分ゲインK
SI、速度微分ゲインKSD、比例定数g、p1、p2
とすると、経験的に前記数式(1)に示す関係がある。
【0031】ところで、電動機1の軸端に発生する慣性
モーメントは、慣性モーメント推定手段6で推定し、常
に電動機1と負荷9を含めて速度制御系の応答周波数f
cを一定に保つような速度比例ゲイン、速度積分ゲイ
ン、速度微分ゲインを設定する。
【0032】具体的には、図2に電動機1と負荷9との
等価ブロック図を示すように、電動機1に流れる電流
I、電動機1の実速度V、外乱トルクTL、負荷9の慣
性モーメントJL、電動機1の慣性モーメントJMとす
ると、数式(2)の関係がある。
【0033】
【数2】
【0034】この数式(2)において、電動機1の軸端
に発生する慣性モーメントJは、数式(3)
【0035】
【数3】
【0036】となる。この慣性モーメントJは、外乱ト
ルクTLを無視することにより、慣性モーメント推定手
段6で電流検出手段5より得られる電動機1に流れる電
流と、速度検出手段4より得られる電動機1の実速度と
から推定を行うことができる。つぎに、速度制御手段2
は、慣性モーメントJがdj変化しても、数式(1)に
示すように、速度比例ゲインKSP、速度積分ゲインK
SI、速度微分ゲインKSDをそれぞれ(J+dj)/
J倍にすることで、速度制御系の応答周波数fcを一定
に保つことができる。
【0037】(実施の形態2)つぎに、本発明の実施の
形態2につき、図3に沿って説明する。上記で説明した
慣性モーメント推定手段6を備えた電動機制御装置に、
切替判定手段10を加えて、速度ゲイン切替えを有効ま
たは無効にしている。
【0038】まず、慣性モーメント推定手段6では、外
乱トルクTLを無視することで慣性モーメントJを推定
している。このため、外乱トルクTLが発生するとき
は、正確な慣性モーメントJが推定できない。また、外
乱トルクTLは、電動機1が回転しているときに発生す
る。
【0039】一方で、慣性モーメントJは、電動機1が
一定方向に回転しているときは、歯車が噛み合うために
負荷の慣性モーメントが電動機1の軸端に発生し、電動
機1が停止しているときに、無負荷と負荷のいずれの慣
性モーメントが電動機1の軸端に発生しているかわから
ない。
【0040】このため、切替判定手段10により、速度
指令が基準値以下のときは、慣性モーメント推定手段6
で慣性モーメントJを推定して、それぞれの速度ゲイン
(KSP+KSI+KSD)は慣性モーメントに適した
速度ゲイン(KSP+KSI+KSD)に変更し、速度
指令が基準値以上つまり回転時のときは、あらかじめ設
定していた速度ゲイン(KSP+KSI+KSD)に設
定する。このことで、速度制御系の応答周波数fcを一
定に保つことができる。
【0041】(実施の形態3)つぎに、本発明の実施の
形態3を、図4に沿って説明する。実施の形態3では、
エンコーダ(位置検出手段)8で検出される実位置と位
置指令との位置偏差より積分器71で積分し、ゲインK
Pを増幅器72で掛け速度指令を位置制御手段7で算出
する。この位置制御手段7より算出された速度指令によ
り、上記で説明した慣性モーメント推定手段6を備えた
電動機制御装置に入力する。
【0042】このとき、切替判定手段10は、位置指令
により速度ゲインの切替えを行う。具体的には、位置指
令が基準値以下のときは、電動機1を停止させようとし
ている状態であることを知ることができ、慣性モーメン
ト推定手段6で慣性モーメントJLを推定して、それぞ
れの速度ゲインは慣性モーメントに適した速度ゲインに
変更する。つぎに、位置指令が基準値以上のときは、回
転しようとする状態であることを知ることができ、あら
かじめ設定していた負荷慣性モーメントJに適した速度
ゲインに設定する。このことで、速度制御系の応答周波
数fcを一定に保つことができる。
【0043】(実施の形態4)つぎに、本発明の実施の
形態4を、図5に沿って説明する。実施の形態4では、
エンコーダ(位置検出手段)8で検出される実位置と位
置指令との位置偏差より積分器71で積分し、ゲインK
Pを増幅器72で掛け速度指令を位置制御手段7で算出
する。この位置制御手段7より算出された速度指令によ
り、上記で説明した慣性モーメント推定手段6を備えた
電動機制御装置に入力する。
【0044】このとき、切替判定手段10は、位置偏差
の積分値により速度ゲインの切替えを行う。具体的に
は、位置偏差の積分値が基準値以下のときは、追従性よ
く電動機1の位置制御の行われている状態であることを
知ることができ、慣性モーメント推定手段6で慣性モー
メントJLを推定して、それぞれの速度ゲインは慣性モ
ーメントに適した速度ゲイン(KSP+KSI+KS
D)に変更する。つぎに、位置偏差値の積分値が基準値
以上のときは、電動機1の位置制御の追従性が遅れてい
る状態であることを知ることができ、あらかじめ設定し
ていた負荷慣性モーメントJに適した速度ゲインに設定
する。このことで、速度制御系の応答周波数fcを一定
に保つことができる。
【0045】(実施の形態5)つぎに、本発明の実施の
形態5を、図6に沿って説明する。実施の形態5では、
エンコーダ(位置検出手段)8で検出される実位置と位
置指令との位置偏差より積分器71で積分し、ゲインK
Pを増幅器72で掛け速度指令を位置制御手段7で算出
する。この位置制御手段7より算出された速度指令によ
り、上記で説明した慣性モーメント推定手段6を備えた
電動機制御装置に入力する。
【0046】このとき、切替判定手段10は、位置偏差
の積分値と位置指令双方により速度ゲイン(KSP+K
SI+KSD)の切替えを行う。具体的には、位置偏差
の積分値が基準値以下のときは、工作機械が停止中であ
ることを知ることができ、慣性モーメント推定手段6で
慣性モーメントJLを推定して、それぞれの速度ゲイン
(KSP+KSI+KSD)は慣性モーメントに適した
速度ゲインに変更する。つぎに、位置偏差の積分値が基
準値以上のときは、工作機械が運転中であることを知る
ことができ、あらかじめ設定していた負荷慣性モーメン
トJに適した速度ゲイン(KSP+KSI+KSD)に
設定する。このことで、速度制御系の応答周波数fcを
一定に保つことができる。
【0047】(実施の形態6)つぎに、本発明の実施の
形態6を、図7に沿って説明する。実施の形態6では、
負荷9が付加されている電動機1の制御は、エンコーダ
(位置検出手段)8で検出される実位置と位置指令との
位置偏差より積分器71で積分し、ゲインKPを増幅器
72で掛け速度指令を位置制御手段7で算出する。
【0048】また、電動機1の実速度は、速度検出手段
4で検出され、速度指令との速度偏差により、速度制御
手段2で電流指令を算出する。このとき速度制御手段2
では、速度偏差を速度比例ゲインKSPを持つ速度制御
比例項21、速度積分ゲインKSIを持つ速度制御積分
項22、速度微分ゲインKSDを持つ速度制御微分項2
3を加算することにより電流指令を算出している。さら
に、この電流指令と電流検出手段5により検出される電
動機電流より、電動機のトルクを電流制御器3で制御し
ている。
【0049】しかし、歯車の遊びによる慣性モーメント
Jの変動は、電動機1が一定方向に回転しているとき
は、歯車が噛み合うために負荷の慣性モーメントが電動
機1の軸端に発生している。しかし、電動機1が停止し
ているときに、無負荷と負荷のいずれの慣性モーメント
が電動機1の軸端に発生しているかわからない。また、
停止時は高い速度制御の応答性は必要ない。
【0050】さらに、切替判定手段10は、電動機1が
回転させようとしているときは、負荷慣性モーメントに
適した速度ゲイン(KSP+KSI+KSD)に設定
し、停止させようとしているときは、無負荷時の速度ゲ
イン(KSP+KSI+KSD)を設定するための切替
えを行う。具体的には、位置指令が基準値以下のとき
は、速度ゲイン(KSP+KSI+KSD)を負荷がな
い状態での慣性モーメントに適した速度ゲイン(KSP
+KSI+KSD)に変更し、位置指令が基準値以上の
ときは、負荷がある状態での慣性モーメントに適した速
度ゲイン(KSP+KSI+KSD)に設定する。
【0051】このとき、速度ゲイン(KSP+KSI+
KSD)は、負荷時と無負荷時での電動機1の速度制御
応答周波数fcが変わらないように設定している。この
ような切替え設定により、速度制御系の応答周波数fc
を一定に保つことができる。
【0052】(実施の形態7)つぎに、本発明の実施の
形態7を、図8に沿って説明する。実施の形態7では、
負荷9が付加されている電動機1の制御は、エンコーダ
(位置検出手段)8で検出される実位置と位置指令との
位置偏差より積分器71で積分し、ゲインKPを増幅器
72で掛け速度指令を位置制御手段7で算出する。ま
た、電動機1の実速度は、速度検出手段4で検出され、
速度指令との速度偏差により、速度制御手段2で電流指
令を算出する。このとき速度制御手段2では、速度偏差
を速度比例ゲインKSPを持つ比例項21、速度積分ゲ
インKSIを持つ積分項22、速度微分ゲインKSDを
持つ微分項23を加算することにより電流指令を算出し
ている。さらに、この電流指令と電流検出手段5により
検出される電動機電流より、電動機のトルクを電流制御
手段3で制御している。
【0053】このため、切替判定手段10は、電動機1
が位置指令に対し遅れが大きいときは、負荷慣性モーメ
ントに適した速度ゲイン(KSP+KSI+KSD)に
設定し、位置指令に対し追従しているときは、無負荷時
の速度ゲイン(KSP+KSI+KSD)を設定するた
めの切替えを行う。具体的には、位置偏差の積分値が基
準値以下のときは、速度ゲイン(KSP+KSI+KS
D)を負荷がない状態での慣性モーメントに適した速度
ゲイン(KSP+KSI+KSD)に変更し、位置偏差
の積分値が基準値以上のときは、負荷がある状態での慣
性モーメントに適した速度ゲイン(KSP+KSI+K
SD)に設定する。
【0054】このとき、速度ゲイン(KSP+KSI+
KSD)は、負荷時は無負荷時での電動機1の速度制御
系の応答周波数fcが変わらないように設定している。
このような切替設定により、速度制御系の応答周波数f
cを一定に保つことができる。
【0055】(実施の形態8)つぎに、本発明の実施の
形態8を、図9に沿って説明する。実施の形態8では、
負荷9が付加されている電動機1の制御は、エンコーダ
(位置検出手段)8で検出される実位置と位置指令との
位置偏差より積分器71で積分し、ゲインKPを増幅器
72で掛け速度指令を位置制御手段7で算出する。ま
た、電動機1の実速度は、速度検出手段4で検出され、
速度指令との速度偏差により、速度制御手段2で電流指
令を算出する。このとき速度制御手段2では、速度偏差
を速度比例ゲインKSPを持つ速度制御比例項21、速
度積分ゲインKSIを持つ速度制御積分項22、速度微
分ゲインKSDを持つ速度制御微分項23を加算するこ
とにより電流指令を算出している。さらに、この電流指
令と電流検出手段5により検出される電動機電流より、
電動機のトルクを電流制御器3で制御している。
【0056】また、位置指令が0でも、制御系の遅れに
より偏差の積分値が0でなく、電動機1が回転すること
もあり、逆に、反転動作などのように偏差の積分値が0
でも、位置指令は0でなく、電動機1が回転することも
ある。このため、電動機1が確実に停止状態であること
を判断するのは、位置指令と位置偏差の積分値双方が0
のときである。
【0057】このため、切替判定手段10は、工作機械
が運転をしているときは、負荷慣性モーメントに適した
速度ゲイン(KSP+KSI+KSD)に設定し、工作
機械が停止しているときは、無負荷時の速度ゲイン(K
SP+KSI+KSD)を設定するための切替えを行
う。具体的には、位置偏差の積分値と位置指令双方が基
準以下のときは、速度ゲイン(KSP+KSI+KS
D)を負荷がない状態での慣性モーメントに適した速度
ゲイン(KSP+KSI+KSD)に変更し、位置偏差
の積分値と位置指令双方が基準値以上のときは、負荷が
ある状態での慣性モーメントに適した速度ゲイン(KS
P+KSI+KSD)に設定する。
【0058】このとき、速度ゲイン(KSP+KSI+
KSD)は、負荷時は無負荷時での電動機1の速度制御
系の応答周波数fcが変わらないように設定している。
このような切替設定により、速度制御系の応答周波数f
cを一定に保つことができるものである。
【0059】
【発明の効果】以上のように、請求項1に関する本発明
の電動機制御装置は、歯車に遊びのある機械でも、加減
速時間を長くすることなく、電動機に付加されている負
荷の慣性モーメントの変動にも速度制御系の応答周波数
を常に一定に制御でき、安定に駆動できるものである。
【0060】また、請求項2に関する本発明の電動機制
御装置は、歯車に遊びのある機械でも、電動機に付加さ
れている負荷の慣性モーメントの変動にも速度制御系の
応答周波数を常に一定に制御でき、外乱が発生しても安
定に駆動できるものである。
【0061】また、請求項3に関する本発明の電動機制
御装置は、歯車に遊びのある機械でも、加減速時間を長
くすることなく、電動機に付加されている負荷の慣性モ
ーメントの変動にも速度制御の応答周波数を常に一定に
制御でき、外乱が発生しても安定に駆動でき、かつ高精
度な位置制御を実現できるものである。
【0062】また、請求項4に関する本発明の電動機制
御装置は、歯車に遊びのある機械でも、加減速時間を長
くすることなく、電動機に付加されている負荷の慣性モ
ーメントの変動にも速度制御の応答周波数を常に一定に
制御でき、外乱が発生しても安定に駆動でき、かつ高精
度な位置制御を実現できるものである。
【0063】また、請求項5に関する本発明の電動機制
御装置は、歯車に遊びのある機械でも、加減速時間を長
くすることなく、電動機に付加されている負荷の慣性モ
ーメントの変動にも速度制御の応答周波数を常に一定に
制御でき、外乱が発生しても安定に駆動でき、精度な位
置制御を実現できるものである。
【0064】また、請求項6に関する本発明の電動機制
御装置は、簡単な構成で、歯車に遊びのある機械でも、
電動機に付加されている負荷の慣性モーメントの変動に
も速度制御系の応答周波数を常に一定に制御でき、外乱
が発生しても安定に駆動でき、かつ高精度な位置制御を
実現できるものである。
【0065】また、請求項7に関する本発明の電動機制
御装置は、簡単な構成で、歯車に遊びのある機械でも、
加減速時間を長くすることなく、電動機に付加されてい
る負荷の慣性モーメントの変動にも速度制御の応答周波
数を常に一定に制御でき、外乱が発生しても安定に駆動
でき、かつ高精度な位置制御を実現できるものである。
【0066】また、請求項8に関する本発明の電動機制
御装置は、簡単な構成で、歯車に遊びのある機械でも加
減速時間を長くすることなく、電動機に付加されている
負荷の慣性モーメントの変動にも速度制御系の応答周波
数を常に一定に制御でき、外乱が発生しても安定に駆動
でき、かつ高精度な位置制御を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電動機制御装置
を示すブロック図
【図2】同実施の形態1の電動機の等価ブロック図
【図3】同実施の形態2における電動機制御装置を示す
ブロック図
【図4】同実施の形態3における電動機制御装置を示す
ブロック図
【図5】同実施の形態4における電動機制御装置を示す
ブロック図
【図6】同実施の形態5における電動機制御装置を示す
ブロック図
【図7】同実施の形態6における電動機制御装置を示す
ブロック図
【図8】同実施の形態7における電動機制御装置を示す
ブロック図
【図9】同実施の形態8における電動機制御装置を示す
ブロック図
【図10】従来のデジタルACサーボ装置の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1 電動機 2 速度制御器 3 電流制御器 4 速度検出手段 5 電流検出手段 6 慣性モーメント推定手段 7 位置制御器 8 エンコーダ(位置検出手段) 9 負荷 10 切替判定手段 21 速度制御比例項 22 速度制御積分項 23 速度制御微分項 71 積分項 72 増幅器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機と、前記電動機のトルクを制御す
    るための電流制御手段と、前記電動機に流れる電流を検
    出する電流検出手段と、上記電動機の速度を検出する速
    度検出手段と、前記電流検出手段と速度検出手段より得
    られる電流値と速度値より前記電動機に付加されている
    負荷の慣性を推定するための慣性モーメント推定手段
    と、前記慣性モーメント推定手段により推定した慣性に
    より制御応答性を変化させて速度を制御する速度制御手
    段を備えた電動機制御装置。
  2. 【請求項2】 基準速度以下になると電動機に付加され
    ている負荷の慣性を推定し、その慣性により制御応答性
    を変化させて速度を制御する速度制御手段を有効にする
    切替判定手段を有する請求項1記載の電動機制御装置。
  3. 【請求項3】 電動機の位置を検出する位置検出手段
    と、前記位置検出手段により検出された位置と位置指令
    とから前記電動機の位置を制御する位置制御手段と、位
    置指令が基準以下になると、電動機に付加されている負
    荷の慣性を推定し、その慣性により制御応答性を変化さ
    せて速度を制御する速度制御手段を有効にする切替判定
    手段を有する請求項1記載の電動機制御装置。
  4. 【請求項4】 電動機の位置を検出する位置検出手段
    と、前記位置検出手段により検出された位置と位置指令
    とから前記電動機の位置を制御する位置制御手段と、電
    動機の位置と位置指令との偏差の積分値が基準以下にな
    ると、電動機に付加されている負荷の慣性を推定し、そ
    の慣性により制御応答性を変化させて速度を制御する速
    度制御手段を有効にする切替判定手段を有する請求項1
    記載の電動機制御装置。
  5. 【請求項5】 電動機の位置を検出する位置検出手段
    と、前記位置検出手段により検出された位置と位置指令
    とから前記電動機の位置を制御する位置制御手段と、電
    動機の位置と位置指令との偏差の積分値と位置指令双方
    が基準以下になると、電動機に付加されている負荷の慣
    性を推定し、その慣性により制御応答性を変化させて速
    度を制御する速度制御手段を有効にする切替判定手段を
    有する請求項1記載の電動機制御装置。
  6. 【請求項6】 電動機と、前記電動機の位置を検出する
    位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された位
    置と位置指令とから前記電動機の位置を制御する位置制
    御手段と、前記電動機の速度を検出する速度検出手段
    と、前記速度検出手段により検出された速度と位置制御
    手段より出力される速度指令より電動機の速度を制御
    し、基準位置指令以下になると、制御応答性を変化させ
    る速度制御手段を備えた電動機制御装置。
  7. 【請求項7】 電動機と、前記電動機の位置を検出する
    位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された位
    置と位置指令とから前記電動機の位置を制御する位置制
    御手段と、上記電動機の速度を検出する速度検出手段
    と、前記速度検出手段により検出された速度と位置制御
    手段より出力される速度指令より電動機の速度を制御
    し、電動機の位置と位置指令との偏差の積分値が基準以
    下になると、制御応答性を変化させる速度制御手段とを
    備えた電動機制御装置。
  8. 【請求項8】 電動機と、前記電動機の位置を検出する
    位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された位
    置と位置指令とから上記電動機の位置を制御する位置制
    御手段と、前記電動機の速度を検出する速度検出手段
    と、前記速度検出手段により検出された速度と位置制御
    手段より出力される速度指令より電動機の速度を制御
    し、電動機の位置と位置指令との偏差の積分値と位置指
    令双方が基準以下になると、制御応答性を変化させる速
    度制御手段とを備えた電動機制御装置。
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