JPH09238349A - 画像伝送装置 - Google Patents

画像伝送装置

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JPH09238349A
JPH09238349A JP4450896A JP4450896A JPH09238349A JP H09238349 A JPH09238349 A JP H09238349A JP 4450896 A JP4450896 A JP 4450896A JP 4450896 A JP4450896 A JP 4450896A JP H09238349 A JPH09238349 A JP H09238349A
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JP
Japan
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circuit
data
frame
transmission
motion
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JP4450896A
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English (en)
Inventor
Yuji Arima
祐二 有馬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4450896A priority Critical patent/JPH09238349A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送回路による通信回線の占有が防止される
ことにより多重化データが効率よく伝送される画像伝送
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 動き位置を検出する動き検出回路103
と、フレーム間差分データを算出する動き補償付きフレ
ーム間予測回路104と、DCT回路105と、量子化
回路106と、可変長データ符号化回路107と、音声
符号化回路108と、画像と音声の多重化回路109
と、多重化データを伝送する伝送回路110と、逆量子
化回路112と、IDCT回路113と、フレームメモ
リ114と、動き位置のフレーム毎の絶対値の総和が設
定値を上回る場合には動きを検出したと判定し、通信回
線を接続して多重化したデータの伝送を開始させる動き
画像検出回路115とを有することにより、多重化デー
タが効率よく伝送される画像伝送装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像と音声を符
号化して伝送する画像伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、直交変換と動き補償付きフレーム
間予測とを合わせ持つ動画像の符号化方式により、情報
量の膨大な動画像等の画像データの画質を損なうこと無
く高圧縮することが可能になり、画像データのファイリ
ングや伝送を実現する画像伝送装置、画像伝送システム
が市場に登場してきている。
【0003】従来、画像伝送装置としては、図11に示
すようなものが知られている。図11において、動き検
出回路103は入力された今回フレームの動画像データ
101と後述のフレームメモリ114に格納された前回
フレームの動画像データとに対して16×16画素ブロ
ック毎に動き位置を検出し、動き補償付きフレーム間予
測回路104は動き検出回路103にて検出された動き
位置により今回フレームの動画像データと前回フレーム
の動画像データとの差分データを算出し、DCT回路1
05は動き補償付きフレーム間予測回路104にて算出
された差分データを8×8画素ブロック毎に二次元直交
変換し、量子化回路106はDCT回路105にて二次
元直交変換して得られたデータを量子化し、可変長デー
タ符号化回路107は量子化回路106にて量子化して
得られたデータをハフマン符号化し、音声符号化回路1
08は入力された音声データ102を可変長圧縮データ
に符号化し、多重化回路109は可変長データ符号化回
路107と音声符号化回路108にて符号化された画像
と音声の可変長データを多重化し、伝送回路110は多
重化回路109にて多重化して得られた多重化データ
(フレームデータ)を伝送データ111として伝送し、
逆量子化回路112は量子化回路106の量子化により
得られたデータを逆量子化し、IDCT回路113は逆
量子化回路112にて逆量子化して得られたデータを8
×8画素ブロック毎に二次元で逆直交変換し、フレーム
メモリ114は前回フレームの動画像データを格納す
る。
【0004】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、動画像と音声の符号化、伝送方式を説明する。ま
ず、動き検出回路103は、入力された今回フレームの
動画像データ101とフレームメモリ114に格納され
た前回フレームの動画像データとを16×16画素ブロ
ック毎に比較し、最も重ね合わせ誤差の少ない動き位置
を検出する。動き補償付きフレーム間予測回路104
は、動き検出回路103で検出した動き位置により、フ
レーム間の差分データ(今回フレームの動画像データと
前回フレームの動画像データとの差分データ)を算出す
る。次に、動き補償付きフレーム間予測回路104から
の差分データはDCT回路105により8×8画素ブロ
ック毎に直交変換され、量子化回路106により量子化
された後、可変長データ符号化回路107により可変長
データに変換される。また、入力音声データ102は音
声符号化回路により可変長圧縮データに変換される。次
に、可変長データ符号化回路107から出力される画像
の可変長データと音声符号化回路108から出力される
音声の可変長データとを多重化回路109にて多重化し
た後に、この多重化により得られた多重化データは伝送
回路110により伝送データ111として伝送される。
前回フレームの動画像データを量子化して得られたデー
タは逆量子化回路112により逆量子化され、IDCT
回路113により二次元逆直交変換され、動画像データ
として復元されてフレームメモリ114に格納される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像伝送装置では、画像データと音声データの多重化デ
ータのサイズに関わらず、伝送回路110により通信回
線が占有されてしまうため、通信回線を他の用途に利用
できないという問題点を有し、必ずしも通信回線の能力
を100%使いきっていないという問題点、通信時間が
長くなると運用コストが増大するという問題点を有して
いた。
【0006】この画像伝送装置では、伝送回路による通
信回線の占有が防止され、多重化データが効率よく伝送
されることが要求されている。
【0007】本発明は、伝送回路による通信回線の占有
が防止されることにより多重化データが効率よく伝送さ
れる画像伝送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の画像伝送装置は、今回フレームの動画像デー
タと前回フレームの動画像データとに対して16×16
画素ブロックごとに動き位置を検出する動き検出回路
と、動き検出回路により検出された動き位置により今回
フレームと前回フレームとの差分データを算出する動き
補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付きフレーム
間予測回路にて算出された差分データを8×8画素ブロ
ック毎に二次元直交変換するDCT回路と、DCT回路
における二次元直交変換により得られたデータを量子化
する量子化回路と、量子化回路により得られたデータを
ハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力さ
れた音声データを可変長圧縮データに符号化する音声符
号化回路と、可変長データ符号化回路により符号化され
た画像データと音声符号化回路により符号化された音声
データとを多重化する多重化回路と、多重化回路の多重
化により得られた多重化データを伝送する伝送回路と、
量子化回路により得られたデータを逆量子化する逆量子
化回路と、逆量子化回路により得られたデータを8×8
画素ブロック毎に二次元逆直交変換するIDCT回路
と、IDCT回路から出力される前回フレームの動画像
データを格納するフレームメモリと、動き検出回路にて
検出された動き位置のフレーム毎の絶対値の総和を算出
し、総和が予め設定された値を上回る場合には動きを検
出したと判定し、動きを検出したと判定したときは伝送
回路に通信回線を接続させて画像データと音声データを
多重化したデータの伝送を開始させ、動きを検出しない
と判定する時間が予め設定された一定時間以上となった
ときには伝送回路に通信回線を切断させる動き画像検出
回路とを有するように構成したものである。
【0009】これにより、伝送回路による通信回線の占
有が防止されることにより多重化データが効率よく伝送
される画像伝送装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、今回フレームの動画像データと前回フレームの動画
像データとに対して16×16画素ブロックごとに動き
位置を検出する動き検出回路と、動き検出回路により検
出された動き位置により今回フレームと前回フレームと
の差分データを算出する動き補償付きフレーム間予測回
路と、動き補償付きフレーム間予測回路にて算出された
差分データを8×8画素ブロック毎に二次元直交変換す
るDCT回路と、DCT回路における二次元直交変換に
より得られたデータを量子化する量子化回路と、量子化
回路により得られたデータをハフマン符号化する可変長
データ符号化回路と、入力された音声データを可変長圧
縮データに符号化する音声符号化回路と、可変長データ
符号化回路により符号化された画像データと音声符号化
回路により符号化された音声データとを多重化する多重
化回路と、多重化回路の多重化により得られた多重化デ
ータを伝送する伝送回路と、量子化回路により得られた
データを逆量子化する逆量子化回路と、逆量子化回路に
より得られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆
直交変換するIDCT回路と、IDCT回路から出力さ
れる前回フレームの動画像データを格納するフレームメ
モリと、動き検出回路にて検出された動き位置のフレー
ム毎の絶対値の総和を算出し、総和が予め設定された値
を上回る場合には動きを検出したと判定し、動きを検出
したと判定したときは伝送回路に通信回線を接続させて
画像データと音声データを多重化したデータの伝送を開
始させ、動きを検出しないと判定する時間が予め設定さ
れた一定時間以上となったときには伝送回路に通信回線
を切断させる動き画像検出回路とを有することとしたも
のであり、画像の動きを検出したと判定したときだけ通
信回線を使用するという作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、今回フレームの
動画像データと前回フレームの動画像データとに対して
16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動き
検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置に
より今回フレームと前回フレームとの差分データを算出
する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付き
フレーム間予測回路にて算出された差分データを8×8
画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、D
CT回路における二次元直交変換により得られたデータ
を量子化する量子化回路と、量子化回路により得られた
データをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られた多重化データを伝送する伝
送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子化
する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデー
タを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するID
CT回路と、IDCT回路から出力される前回フレーム
の動画像データを格納するフレームメモリと、動き検出
回路にて検出された動き位置のフレーム毎の絶対値の総
和を算出し、総和が予め設定された値を下回る場合には
動きを検出したと判定し、動きを検出したと判定したと
きは伝送回路に通信回線を接続させて画像データと音声
データを多重化したデータの伝送を開始させ、動きを検
出しないと判定する時間が予め設定された一定時間以上
となったときには伝送回路に通信回線を切断させる動き
画像検出回路とを有することとしたものであり、画像の
動きを検出したと判定したときだけ通信回線を使用する
という作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、今回フレームの
動画像データと前回フレームの動画像データとに対して
16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動き
検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置に
より今回フレームと前回フレームとの差分データを算出
する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付き
フレーム間予測回路にて算出された差分データを8×8
画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、D
CT回路における二次元直交変換により得られたデータ
を量子化する量子化回路と、量子化回路により得られた
データをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られた多重化データを伝送する伝
送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子化
する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデー
タを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するID
CT回路と、IDCT回路から出力される前回フレーム
の動画像データを格納するフレームメモリと、多重化回
路から出力されるフレームデータのフレーム毎のデータ
長を監視し、フレーム毎のデータ長が予め設定された上
限値を上回る場合には画像又は音声の変化を検出したと
判定し、変化を検出したと判定したときには伝送回路に
通信回線を接続させて画像データと音声データを多重化
したデータの伝送を開始させ、変化を検出しない時間が
予め設定された一定時間以上となったときには通信回線
を切断させる変化検出回路とを有することとしたもので
あり、画像又は音声の変化を検出したと判定したときだ
け通信回線を使用するという作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、今回フレームの
動画像データと前回フレームの動画像データとに対して
16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動き
検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置に
より今回フレームと前回フレームとの差分データを算出
する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付き
フレーム間予測回路にて算出された差分データを8×8
画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、D
CT回路における二次元直交変換により得られたデータ
を量子化する量子化回路と、量子化回路により得られた
データをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られた多重化データを伝送する伝
送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子化
する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデー
タを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するID
CT回路と、IDCT回路から出力される前回フレーム
の動画像データを格納するフレームメモリと、多重化回
路から出力されるフレームデータのフレーム毎のデータ
長を監視し、フレーム毎のデータ長が予め設定された下
限値を下回る場合には画像又は音声の変化を検出したと
判定し、変化を検出したと判定したときには伝送回路に
通信回線を接続させて画像データと音声データを多重化
したデータの伝送を開始させ、変化を検出しない時間が
予め設定された一定時間以上となったときには通信回線
を切断させる変化検出回路とを有することとしたもので
あり、画像又は音声の変化を検出したと判定したときだ
け通信回線を使用するという作用を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、今回フレームの
動画像データと前回フレームの動画像データとに対して
16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動き
検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置に
より今回フレームと前回フレームとの差分データを算出
する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付き
フレーム間予測回路にて算出された差分データを8×8
画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、D
CT回路における二次元直交変換により得られたデータ
を量子化する量子化回路と、量子化回路により得られた
データをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られたフレームデータを伝送する
伝送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子
化する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデ
ータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するI
DCT回路と、IDCT回路から出力される前回フレー
ムの動画像データを格納するフレームメモリと、音声符
号化回路から出力されるデータから無音状態と有音状態
とを判別し、無音状態から有音状態に変化した場合には
伝送回路に通信回線を接続させて伝送を開始させ、有音
状態であると判別される時間が予め設定された一定時間
以上となったときは伝送回路に通信回線を切断させる音
声検出回路とを有することとしたものであり、音声状態
が有音状態であると判別したときだけ通信回線を使用す
るという作用を有する。
【0015】請求項6に記載の発明は、今回フレームの
動画像データと前回フレームの動画像データとに対して
16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動き
検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置に
より今回フレームと前回フレームとの差分データを算出
する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付き
フレーム間予測回路にて算出された差分データを8×8
画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、D
CT回路における二次元直交変換により得られたデータ
を量子化する量子化回路と、量子化回路により得られた
データをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られたフレームデータを伝送する
伝送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子
化する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデ
ータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するI
DCT回路と、IDCT回路から出力される前回フレー
ムの動画像データを格納するフレームメモリと、音声符
号化回路から出力されるデータから無音状態と有音状態
とを判別し、有音状態から無音状態に変化した場合には
伝送回路に通信回線を接続させて伝送を開始させ、無音
状態であると判別される時間が予め設定された一定時間
以上となったときは伝送回路に通信回線を切断させる音
声検出回路とを有することとしたものであり、音声状態
が無音状態であると判別したときだけ通信回線を使用す
るという作用を有する。
【0016】請求項7に記載の発明は、今回フレームの
動画像データと前回フレームの動画像データとに対して
16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動き
検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置に
より今回フレームと前回フレームとの差分データを算出
する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付き
フレーム間予測回路にて算出された差分データを8×8
画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、D
CT回路における二次元直交変換により得られたデータ
を量子化する量子化回路と、量子化回路により得られた
データをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られたフレームデータを伝送する
伝送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子
化する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデ
ータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するI
DCT回路と、IDCT回路から出力される前回フレー
ムの動画像データを格納するフレームメモリと、多重化
回路と伝送回路との間に配置され、多重化回路の多重化
により得られたフレームデータを蓄積し、蓄積したフレ
ームデータが予め設定された一定量を上回る場合には蓄
積したフレームデータを伝送回路において伝送効率の最
も良いサイズでパケット化させ、伝送回路に通信回線を
接続させて伝送を開始させ、蓄積したフレームデータが
予め設定された一定量を下回る場合には伝送回路に通信
回線を切断させる蓄積メモリとを有することとしたもの
であり、伝送するフレームデータを伝送効率の最も良い
パケットで伝送し、伝送が必要なときだけ通信回線を使
用するという作用を有する。
【0017】請求項8に記載の発明は、今回フレームの
動画像データと前回フレームの動画像データとに対して
16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動き
検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置に
より今回フレームと前回フレームとの差分データを算出
する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付き
フレーム間予測回路にて算出された差分データを8×8
画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、D
CT回路における二次元直交変換により得られたデータ
を量子化する量子化回路と、量子化回路により得られた
データをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られた多重化データを伝送する伝
送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子化
する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデー
タを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するID
CT回路と、IDCT回路から出力される前回フレーム
の動画像データを格納するフレームメモリと、予め設定
された時間によって伝送回路に伝送開始と伝送終了とを
周期的に通知することにより伝送開始から伝送終了まで
の間のみ伝送回路に通信回線を接続させて多重化データ
を伝送させるタイマ回路とを有することとしたものであ
り、タイマ回路で予め定められた一定周期でデータが伝
送されるという作用を有する。
【0018】請求項9に記載の発明は、今回フレームの
動画像データと前回フレームの動画像データとに対して
16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動き
検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置に
より今回フレームと前回フレームとの差分データを算出
する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付き
フレーム間予測回路にて算出された差分データを8×8
画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、D
CT回路における二次元直交変換により得られたデータ
を量子化する量子化回路と、量子化回路により得られた
データをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られた多重化データを伝送する伝
送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子化
する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデー
タを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するID
CT回路と、IDCT回路から出力される前回フレーム
の動画像データを格納するフレームメモリと、動き検出
回路にて検出された動き位置のフレーム毎の絶対値の総
和を算出し、総和が予め設定された値を上回る場合には
動きを検出したと判定する動き画像検出回路と、多重化
回路と伝送回路との間に配置され、動き画像検出回路に
て動きを検出したと判定したときのみ多重化回路の多重
化により得られたフレームデータを蓄積し、蓄積したフ
レームデータが予め設定された一定量を上回る場合には
蓄積したフレームデータを伝送回路において伝送効率の
最も良いサイズでパケット化させ、伝送回路に通信回線
を接続させて伝送を開始させ、蓄積したフレームデータ
が予め設定された一定量を下回る場合には伝送回路に通
信回線を切断させる蓄積メモリとを有することとしたも
のであり、画像の動きが検出されたときのみ多重化デー
タを蓄積し、蓄積した多重化データが一定量を上回る場
合に蓄積したフレームデータを伝送させるという作用を
有する。
【0019】請求項10に記載の発明は、今回フレーム
の動画像データと前回フレームの動画像データとに対し
て16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動
き検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置
により今回フレームと前回フレームとの差分データを算
出する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付
きフレーム間予測回路にて算出された差分データを8×
8画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、
DCT回路における二次元直交変換により得られたデー
タを量子化する量子化回路と、量子化回路により得られ
たデータをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られた多重化データを伝送する伝
送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子化
する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデー
タを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するID
CT回路と、IDCT回路から出力される前回フレーム
の動画像データを格納するフレームメモリと、動き検出
回路にて検出された動き位置のフレーム毎の絶対値の総
和を算出し、総和が予め設定された値を下回る場合には
動きを検出したと判定する動き画像検出回路と、多重化
回路と伝送回路との間に配置され、動き画像検出回路に
て動きを検出したと判定したときのみ多重化回路の多重
化により得られたフレームデータを蓄積し、蓄積したフ
レームデータが予め設定された一定量を上回る場合には
蓄積したフレームデータを伝送回路において伝送効率の
最も良いサイズでパケット化させ、伝送回路に通信回線
を接続させて伝送を開始させ、蓄積したフレームデータ
が予め設定された一定量を下回る場合には伝送回路に通
信回線を切断させる蓄積メモリとを有することとしたも
のであり、画像の動きが検出されたときのみ多重化デー
タを蓄積し、蓄積した多重化データが一定量を上回る場
合に蓄積したフレームデータを伝送させるという作用を
有する。
【0020】請求項11に記載の発明は、今回フレーム
の動画像データと前回フレームの動画像データとに対し
て16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動
き検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置
により今回フレームと前回フレームとの差分データを算
出する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付
きフレーム間予測回路にて算出された差分データを8×
8画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、
DCT回路における二次元直交変換により得られたデー
タを量子化する量子化回路と、量子化回路により得られ
たデータをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られた多重化データを伝送する伝
送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子化
する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデー
タを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するID
CT回路と、IDCT回路から出力される前回フレーム
の動画像データを格納するフレームメモリと、多重化回
路から出力されるフレームデータのフレーム毎のデータ
長を監視し、フレーム毎のデータ長が予め設定された上
限値を上回る場合には画像又は音声の変化を検出したと
判定する変化検出回路と、多重化回路、変換検出回路と
伝送回路との間に配置され、変化検出回路にて変化を検
出したと判定したときのみ多重化回路の多重化により得
られたフレームデータを蓄積し、蓄積したフレームデー
タが予め設定された一定量を上回る場合には蓄積したフ
レームデータを伝送回路において伝送効率の最も良いサ
イズでパケット化させ、伝送回路に通信回線を接続させ
て伝送を開始させ、蓄積したフレームデータが予め設定
された一定量を下回る場合には伝送回路に通信回線を切
断させる蓄積メモリとを有することとしたものであり、
画像又は音声の変化が検出されたときのみ多重化データ
を蓄積し、蓄積した多重化データが一定量を上回る場合
に蓄積したフレームデータを伝送させるという作用を有
する。
【0021】請求項12に記載の発明は、今回フレーム
の動画像データと前回フレームの動画像データとに対し
て16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動
き検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置
により今回フレームと前回フレームとの差分データを算
出する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付
きフレーム間予測回路にて算出された差分データを8×
8画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、
DCT回路における二次元直交変換により得られたデー
タを量子化する量子化回路と、量子化回路により得られ
たデータをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られた多重化データを伝送する伝
送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子化
する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデー
タを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するID
CT回路と、IDCT回路から出力される前回フレーム
の動画像データを格納するフレームメモリと、多重化回
路から出力されるフレームデータのフレーム毎のデータ
長を監視し、フレーム毎のデータ長が予め設定された下
限値を下回る場合には画像又は音声の変化を検出したと
判定する変化検出回路と、多重化回路、変換検出回路と
伝送回路との間に配置され、変化検出回路にて変化を検
出したと判定したときのみ多重化回路の多重化により得
られたフレームデータを蓄積し、蓄積したフレームデー
タが予め設定された一定量を上回る場合には蓄積したフ
レームデータを伝送回路において伝送効率の最も良いサ
イズでパケット化させ、伝送回路に通信回線を接続させ
て伝送を開始させ、蓄積したフレームデータが予め設定
された一定量を下回る場合には伝送回路に通信回線を切
断させる蓄積メモリとを有することとしたものであり、
画像又は音声の変化が検出されたときのみ多重化データ
を蓄積し、蓄積した多重化データが一定量を上回る場合
に蓄積したフレームデータを伝送させるという作用を有
する。
【0022】請求項13に記載の発明は、今回フレーム
の動画像データと前回フレームの動画像データとに対し
て16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動
き検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置
により今回フレームと前回フレームとの差分データを算
出する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付
きフレーム間予測回路にて算出された差分データを8×
8画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、
DCT回路における二次元直交変換により得られたデー
タを量子化する量子化回路と、量子化回路により得られ
たデータをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られたフレームデータを伝送する
伝送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子
化する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデ
ータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するI
DCT回路と、IDCT回路から出力される前回フレー
ムの動画像データを格納するフレームメモリと、音声符
号化回路から出力されるデータから無音状態と有音状態
とを判別する音声検出回路と、多重化回路、音声検出回
路と伝送回路との間に配置され、音声検出回路にて有音
状態と判別したときのみ多重化回路の多重化により得ら
れたフレームデータを蓄積し、蓄積したフレームデータ
が予め設定された一定量を上回る場合には蓄積したフレ
ームデータを伝送回路において伝送効率の最も良いサイ
ズでパケット化させ、伝送回路に通信回線を接続させて
伝送を開始させ、蓄積したフレームデータが予め設定さ
れた一定量を下回る場合には伝送回路に通信回線を切断
させる蓄積メモリとを有することとしたものであり、有
音状態と判別したときのみ多重化データを蓄積し、蓄積
した多重化データが一定量を上回る場合に蓄積したフレ
ームデータを伝送させるという作用を有する。
【0023】請求項14に記載の発明は、今回フレーム
の動画像データと前回フレームの動画像データとに対し
て16×16画素ブロックごとに動き位置を検出する動
き検出回路と、動き検出回路により検出された動き位置
により今回フレームと前回フレームとの差分データを算
出する動き補償付きフレーム間予測回路と、動き補償付
きフレーム間予測回路にて算出された差分データを8×
8画素ブロック毎に二次元直交変換するDCT回路と、
DCT回路における二次元直交変換により得られたデー
タを量子化する量子化回路と、量子化回路により得られ
たデータをハフマン符号化する可変長データ符号化回路
と、入力された音声データを可変長圧縮データに符号化
する音声符号化回路と、可変長データ符号化回路により
符号化された画像データと音声符号化回路により符号化
された音声データとを多重化する多重化回路と、多重化
回路の多重化により得られたフレームデータを伝送する
伝送回路と、量子化回路により得られたデータを逆量子
化する逆量子化回路と、逆量子化回路により得られたデ
ータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換するI
DCT回路と、IDCT回路から出力される前回フレー
ムの動画像データを格納するフレームメモリと、音声符
号化回路から出力されるデータから無音状態と有音状態
とを判別する音声検出回路と、多重化回路、音声検出回
路と伝送回路との間に配置され、音声検出回路にて有音
状態と判別したときのみ多重化回路の多重化により得ら
れたフレームデータを蓄積し、蓄積したフレームデータ
が予め設定された一定量を上回る場合には蓄積したフレ
ームデータを伝送回路において伝送効率の最も良いサイ
ズでパケット化させ、伝送回路に通信回線を接続させて
伝送を開始させ、蓄積したフレームデータが予め設定さ
れた一定量を下回る場合には伝送回路に通信回線を切断
させる蓄積メモリとを有することとしたものであり、無
音状態と判別したときのみ多重化データを蓄積し、蓄積
した多重化データが一定量を上回る場合に蓄積したフレ
ームデータを伝送させるという作用を有する。
【0024】請求項15に記載の発明は、請求項1、
2、3、4、5又は6に記載の発明において、伝送回路
が、相手画像伝送装置からの要求に応じて多重化回路の
多重化により得られた多重化データを蓄積メモリに蓄積
しておき伝送することとしたものであり、画像の動きを
検出し、又は画像か音声の変化を検出し、あるいは有音
状態であると判別し、且つ相手画像伝送装置から伝送開
始要求があったときに蓄積メモリに蓄積された多重化デ
ータを上記相手画像伝送装置に伝送する。
【0025】請求項16に記載の発明は、請求項1から
6記載の発明において、動き画像検出回路にて動きを検
出したとき、変換検出回路にて画像又は音声の変化を検
出したとき、または、音声検出回路にて音声状態の変化
を検出したときのみ、変化したことを示す変化情報を相
手画像伝送装置に通知する通知回路とを有することとし
たものであり、画像の動きの検出、画像か音声の変化の
検出又は音声状態の変化の検出があったときのみ変化情
報が相手装置に通知されるという作用を有する。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図10を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の一実施の形態による
画像伝送装置を示すブロック図である。図1において、
動き検出回路103、動き補償付きフレーム間予測回路
104、DCT回路105、量子化回路106、可変長
データ符号化回路107、音声符号化回路108、多重
化回路109、伝送回路110、逆量子化回路112、
IDCT回路113、フレームメモリ114は図11と
同様のものなので、説明は省略する。動き画像検出回路
115は、動き検出回路103にて検出された動き位置
のフレーム毎の絶対値の総和を算出する。
【0027】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、その動作を動き画像検出回路115を中心にして
説明する。実施の形態1は画像の動きの変化に着目して
おり、静から動または動から静への変化検出により通信
回線を一定時間接続する。例えば、静から動への変化検
出は動く物が無い部屋への進入者を監視するため、動か
ら静への変化検出は無人工場のライン稼働状況を監視す
るためである。
【0028】まず、動き検出回路103は、入力された
今回フレームの動画像データ101とフレームメモリ1
14に格納された前回フレームの動画像データとの16
×16画素ブロックを比較して最も重ね合わせ誤差の少
ない動き位置を検出する。動き画像検出回路115は上
記動き位置の絶対値のフレーム毎の総和を算出する。ま
た動き補償付きフレーム間予測回路104はフレーム間
の差分を算出し、差分データとして出力する。DCT回
路105、量子化回路106、可変長データ符号化回路
107、音声符号化回路108、逆量子化回路112、
IDCT回路113、フレームメモリ114における動
作は図11の画像伝送装置における動作と同様であるの
で、その説明は省略する。動き画像検出回路115にお
いて、フレーム毎の動き位置の絶対値の総和が予め設定
された値を上回る場合には動きを検出したと判定し、動
きを検出したと判定したときのみ、可変長データ符号化
回路107から出力される画像の可変長データと音声符
号化回路108から出力される音声の可変長データとを
多重化回路109にて多重化して多重化データを得た後
に、その多重化データは伝送回路110により通信回線
を接続して伝送を開始される。すなわち、伝送回路11
0は通信回線の接続を動き画像検出回路115により制
御される。動き画像検出回路115にて予め設定された
一定時間に動きが検出されなかった場合、つまり、動き
を検出しないと判定する時間が動き画像検出回路115
にて予め設定された一定時間以上となったとき、動き画
像検出回路115は伝送回路110に通信回線を切断さ
せる。
【0029】以上のように本実施の形態によれば、動き
画像検出回路115は動きを検出したと判定したときの
み通信回線を接続させ、動きを検出しないと判定する時
間が一定時間以上となったときには通信回線を切断させ
るようにしたので、通信回線の接続時間が短くなり、通
信回線の非占有化が実現でき、これにより、伝送回路に
よる通信回線の占有が防止され、多重化データが効率よ
く伝送される。
【0030】(実施の形態2)図2は、本発明の第2の
実施の形態による画像伝送装置を示すブロック図であ
る。図2において、動き検出回路103、動き補償付き
フレーム間予測回路104、DCT回路105、量子化
回路106、可変長データ符号化回路107、音声符号
化回路108、多重化回路109、伝送回路110、逆
量子化回路112、IDCT回路113、フレームメモ
リ114は図11と同様のものなので、説明は省略す
る。変化検出回路116は多重化回路109からの多重
化データのフレーム毎のデータ長を監視する。
【0031】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、その動作を変化検出回路116を中心にして説明
する。実施の形態2は実施の形態1の動き変化+音声の
変化に着目しており、無音から有音または有音から無音
の変化検出により通信回線を一定時間接続する。例え
ば、無音から有音への変化検出は静かな部屋における進
入者を監視するため、有音から無音への変化検出は無人
工場のライン稼働状況を監視するためである。動き検出
回路103、動き補償付きフレーム間予測回路104、
DCT回路105、量子化回路106、可変長データ符
号化回路107、音声符号化回路108、逆量子化回路
112、IDCT回路113、フレームメモリ114に
おける動作は図1の画像伝送装置における動作と同様で
あるので、その説明は省略する。変化検出回路116
は、多重化データのフレーム毎のデータ長が予め設定し
た上限値を上回る場合又は予め設定した下限値を下回る
場合には画像か音声の変化を検出したと判定し、変化を
検出したと判定したときのみ伝送回路110に通信回線
を接続させて伝送を開始させる。すなわち、伝送回路1
10は通信回線の接続を変化検出回路116により制御
される。変化検出回路116において予め設定された一
定時間に変化が検出されなかった場合、つまり変化検出
回路116が変化を検出しないと判定する時間が予め設
定された一定時間以上になったとき、伝送回路110に
通信回線を切断させる。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、変化
検出回路116は変化を検出したと判定したときのみ通
信回線を接続させ、変化を検出しないと判定する時間が
一定時間以上となったときには通信回線を切断させるよ
うにしたので、通信回線の接続時間が短くなり、通信回
線の非占有化が実現でき、これにより、伝送回路による
通信回線の占有が防止され、多重化データが効率よく伝
送される。
【0033】(実施の形態3)図3は、本発明の第3の
実施の形態による画像伝送装置を示すブロック図であ
る。図3において、動き検出回路103、動き補償付き
フレーム間予測回路104、DCT回路105、量子化
回路106、可変長データ符号化回路107、音声符号
化回路108、多重化回路109、伝送回路110、逆
量子化回路112、IDCT回路113、フレームメモ
リ114は図11と同様のものなので、説明は省略す
る。音声検出回路117は音声符号化回路108から出
力される音声の可変長圧縮データから音声状態を無音状
態と有音状態とに判別する。
【0034】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、その動作を音声検出回路117を中心にして説明
する。実施の形態3は音声の変化に着目しており、無音
から有音または有音から無音の変化検出により通信回線
を一定時間接続する。例えば、無音から有音への変化検
出は静かな部屋における進入者を監視するため、有音か
ら無音への変化検出は無人工場のライン稼働状況を監視
するためである。動き検出回路103、動き補償付きフ
レーム間予測回路104、DCT回路105、量子化回
路106、可変長データ符号化回路107、音声符号化
回路108、逆量子化回路112、IDCT回路11
3、フレームメモリ114における動作は図1の画像伝
送装置における動作と同様であるので、その説明は省略
する。入力された音声データ102は音声符号化回路1
08により可変長圧縮データに変換され、音声検出回路
117により無音状態と有音状態とが判別される。音声
検出回路117は、音声符号化回路108から出力され
るデータから無音状態と有音状態とを判別し、無音状態
から有音状態に変化した場合又は有音状態から無音状態
に変化した場合には、伝送回路110に通信回線を接続
させて伝送を開始させ、有音状態又は無音状態であると
判別される時間が予め設定された一定時間以上となった
ときには伝送回路110に通信回線を切断させる。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、音声
検出回路117は有音状態であると判別したときのみ通
信回線を接続させ、無音状態であると判別する時間が一
定時間以上となったときには通信回線を切断させるよう
にしたので、通信回線の接続時間が短くなり、通信回線
の非占有化が実現でき、これにより、伝送回路による通
信回線の占有が防止され、多重化データが効率よく伝送
される。
【0036】(実施の形態4)図4は、本発明の第4の
実施の形態による画像伝送装置を示すブロック図であ
る。図4において、動き検出回路103、動き補償付き
フレーム間予測回路104、DCT回路105、量子化
回路106、可変長データ符号化回路107、音声符号
化回路108、多重化回路109、伝送回路110、逆
量子化回路112、IDCT回路113、フレームメモ
リ114は図11と同様のものなので、説明は省略す
る。蓄積メモリ118は多重化回路109から出力され
る多重化データを蓄積する。
【0037】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、その動作を蓄積メモリ118を中心にして説明す
る。動き検出回路103、動き補償付きフレーム間予測
回路104、DCT回路105、量子化回路106、可
変長データ符号化回路107、音声符号化回路108、
逆量子化回路112、IDCT回路113、フレームメ
モリ114における動作は図1の画像伝送装置における
動作と同様であるので、その説明は省略する。多重化回
路109から出力される多重化データは蓄積メモリ11
8に蓄積される。蓄積メモリ118に蓄えられた多重化
データが予め設定した一定量を上回る場合にのみ多重化
データは伝送回路110により伝送効率の最も良いサイ
ズでパケット化され、伝送回路110は通信回線を接続
して伝送を開始する。蓄積メモリ118に蓄えられた多
重化データが予め設定した一定量を下回る場合には伝送
回路110に通信回線を切断させる。すなわち、伝送回
路110における通信回線の接続、多重化データの伝送
は蓄積メモリ118により制御される。
【0038】以上のように本実施の形態によれば、蓄積
メモリ118は、多重化データ量が一定量以上のとき
に、伝送回路110に多重化データを伝送効率の最も良
いサイズでパケット化させ、接続通信回線で伝送開始さ
せ、多重化データ量が一定量に達しないときには通信回
線を切断させるようにしたので、通信能力の100%利
用と通信回線の接続時間の短縮が可能になり、効率の良
い伝送と通信回線の非占有化が実現でき、これにより、
伝送回路による通信回線の占有が防止され、多重化デー
タが効率よく伝送される。
【0039】(実施の形態5)図5は、本発明の第5の
実施の形態による画像伝送装置を示すブロック図であ
る。図5において、動き検出回路103、動き補償付き
フレーム間予測回路104、DCT回路105、量子化
回路106、可変長データ符号化回路107、音声符号
化回路108、多重化回路109、伝送回路110、逆
量子化回路112、IDCT回路113、フレームメモ
リ114は図11と同様のものなので、説明は省略す
る。タイマ回路119は予め設定された時間によって伝
送回路110に伝送の開始と終了を周期的に通知する。
【0040】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、その動作をタイマ回路119を中心にして説明す
る。動き検出回路103、動き補償付きフレーム間予測
回路104、DCT回路105、量子化回路106、可
変長データ符号化回路107、音声符号化回路108、
逆量子化回路112、IDCT回路113、フレームメ
モリ114における動作は図1の画像伝送装置における
動作と同様であるので、その説明は省略する。伝送回路
110は、タイマ回路119から通知される伝送開始か
ら伝送終了までの間だけ、通信回線を使用して多重化回
路109からの多重化データを伝送し、伝送終了から次
の伝送開始までの間は通信回線を使用しない。すなわ
ち、伝送回路110は通信タイミングをタイマ回路11
9により制御される。
【0041】以上のように本実施の形態によれば、タイ
マ回路119により伝送回路の通信タイミングを制御す
るようにしたので、多重化データは予め設定した一定周
期で伝送され、通信回線の接続時間も自由に設定され、
通信回線の非占有化が実現され、これにより、伝送回路
による通信回線の占有が防止され、多重化データが効率
よく伝送される。
【0042】(実施の形態6)図6は、本発明の第6の
実施の形態による画像伝送装置を示すブロック図であ
る。図6において、動き検出回路103、動き補償付き
フレーム間予測回路104、DCT回路105、量子化
回路106、可変長データ符号化回路107、音声符号
化回路108、多重化回路109、伝送回路110、逆
量子化回路112、IDCT回路113、フレームメモ
リ114、動き画像検出回路115は図1と同様のもの
なので、また蓄積メモリ118は図4と同様のものなの
で、説明は省略する。すなわち、図6の画像伝送装置は
図1と図4とが合体したような構成となっている。
【0043】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、その動作を動き画像検出回路115および蓄積メ
モリ118を中心にして説明する。動き検出回路10
3、動き補償付きフレーム間予測回路104、DCT回
路105、量子化回路106、可変長データ符号化回路
107、音声符号化回路108、逆量子化回路112、
IDCT回路113、フレームメモリ114における動
作は図1の画像伝送装置における動作と同様であるの
で、その説明は省略する。動き画像検出回路115は第
1の実施の形態の場合と同様、動き検出回路103にて
検出された動き位置のフレーム毎の絶対値の総和を算出
する。この総和が予め設定された値を上回る場合又は予
め設定された値を下回る場合には動きを検出したと判定
し(動きの検出は例えば、静かな部屋における進入者を
監視するため、または無人工場のライン稼働状況を監視
するためである)、動きを検出したと判定したときの
み、多重化回路109からの多重化データが蓄積メモリ
118に蓄積される。そして、蓄積メモリ118に蓄え
られた多重化データが予め設定した一定量を上回る場合
にのみ多重化データは伝送回路110により伝送効率の
最も良いサイズでパケット化され、伝送回路110は通
信回線を接続して伝送を開始する。蓄積メモリ118に
蓄えられた多重化データが予め設定した一定量を下回る
場合には伝送回路110に通信回線を切断させる。すな
わち、伝送回路110における通信回線の接続、多重化
データの伝送は蓄積メモリ118により制御されると共
に蓄積メモリ118における多重化データの蓄積は動き
画像検出回路115により制御される。
【0044】以上のように本実施の形態によれば、動き
画像検出回路115にて動きを検出したと判定したとき
のみ蓄積メモリ118に多重化データを蓄積し、その蓄
積した多重化データが一定量を上回る場合のみ伝送回路
110に通信回線を接続させて伝送開始させるようにし
たので、伝送するデータ量が減少し、通信能力の100
%利用と通信回線の接続時間の短縮が可能になり、効率
の良い伝送と通信回線の非占有化が実現され、これによ
り、伝送回路による通信回線の占有が防止され、多重化
データが効率よく伝送される。
【0045】(実施の形態7)図7は、本発明の第7の
実施の形態による画像伝送装置を示すブロック図であ
る。図7において、動き検出回路103、動き補償付き
フレーム間予測回路104、DCT回路105、量子化
回路106、可変長データ符号化回路107、音声符号
化回路108、多重化回路109、伝送回路110、逆
量子化回路112、IDCT回路113、フレームメモ
リ114、変化検出回路116は図2と同様のものなの
で、また蓄積メモリ118は図4と同様のものなので、
説明は省略する。すなわち、図7の画像伝送装置は図2
と図4とが合体したような構成となっている。
【0046】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、その動作を変化検出回路116および蓄積メモリ
118を中心にして説明する。動き検出回路103、動
き補償付きフレーム間予測回路104、DCT回路10
5、量子化回路106、可変長データ符号化回路10
7、音声符号化回路108、逆量子化回路112、ID
CT回路113、フレームメモリ114における動作は
図1の画像伝送装置における動作と同様であるので、そ
の説明は省略する。変化検出回路116は第2の実施の
形態の場合と同様、多重化回路109からの多重化デー
タのフレーム毎のデータ長が予め設定した上限値を上回
る場合又は予め設定した下限値を下回る場合には画像か
音声の変化を検出したと判定し(画像か音声の変化の検
出は例えば、静かな部屋における進入者を監視するた
め、または無人工場のライン稼働状況を監視するためで
ある)、変化を検出したと判定したときのみ蓄積メモリ
118に多重化データを蓄積させる。そして、蓄積メモ
リ118に蓄えられた多重化データが予め設定した一定
量を上回る場合にのみ多重化データは伝送回路110に
より伝送効率の最も良いサイズでパケット化され、伝送
回路110は通信回線を接続して伝送を開始する。蓄積
メモリ118に蓄えられた多重化データが予め設定した
一定量を下回る場合には伝送回路110に通信回線を切
断させる。すなわち、伝送回路110における通信回線
の接続、多重化データの伝送は蓄積メモリ118により
制御されると共に蓄積メモリ118における多重化デー
タの蓄積は変化検出回路116により制御される。
【0047】以上のように本実施の形態によれば、変化
検出回路116にて変化を検出したと判定したときのみ
蓄積メモリ118に多重化データを蓄積し、その蓄積し
た多重化データが一定量を上回る場合のみ伝送回路11
0に通信回線を接続させて伝送開始させるようにしたの
で、伝送するデータ量が減少し、通信能力の100%利
用と通信回線の接続時間の短縮が可能になり、効率の良
い伝送と通信回線の非占有化が実現され、これにより、
伝送回路による通信回線の占有が防止され、多重化デー
タが効率よく伝送される。
【0048】(実施の形態8)図8は、本発明の第8の
実施の形態による画像伝送装置を示すブロック図であ
る。図8において、動き検出回路103、動き補償付き
フレーム間予測回路104、DCT回路105、量子化
回路106、可変長データ符号化回路107、音声符号
化回路108、多重化回路109、伝送回路110、逆
量子化回路112、IDCT回路113、フレームメモ
リ114、音声検出回路117は図3と同様のものなの
で、また蓄積メモリ118は図4と同様のものなので、
説明は省略する。すなわち、図8の画像伝送装置は図3
と図4とが合体したような構成となっている。
【0049】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、その動作を音声検出回路117および蓄積メモリ
118を中心にして説明する。動き検出回路103、動
き補償付きフレーム間予測回路104、DCT回路10
5、量子化回路106、可変長データ符号化回路10
7、音声符号化回路108、逆量子化回路112、ID
CT回路113、フレームメモリ114における動作は
図1の画像伝送装置における動作と同様であるので、そ
の説明は省略する。入力された音声データ102は音声
符号化回路108により可変長圧縮データに変換され、
音声検出回路117により無音状態と有音状態とが判別
される(無音状態と有音状態との判別は例えば、静かな
部屋における進入者を監視するため、または無人工場の
ライン稼働状況を監視するためである)。音声検出回路
117は、有音状態と判別したときのみ蓄積メモリ11
8に多重化回路109からの多重化データを蓄積させ
る。そして、蓄積メモリ118に蓄えられた多重化デー
タが予め設定した一定量を上回る場合にのみ多重化デー
タは伝送回路110により伝送効率の最も良いサイズで
パケット化され、伝送回路110は通信回線を接続して
伝送を開始する。蓄積メモリ118に蓄えられた多重化
データが予め設定した一定量を下回る場合には伝送回路
110に通信回線を切断させる。すなわち、伝送回路1
10における通信回線の接続、多重化データの伝送は蓄
積メモリ118により制御されると共に蓄積メモリ11
8における多重化データの蓄積は音声検出回路117に
より制御される。
【0050】以上のように本実施の形態によれば、音声
検出回路117にて有音状態であると判別したときのみ
蓄積メモリ118に多重化データを蓄積し、その蓄積し
た多重化データが一定量を上回る場合のみ伝送回路11
0に通信回線を接続させて伝送開始させるようにしたの
で、伝送するデータ量が減少し、通信能力の100%利
用と通信回線の接続時間の短縮が可能になり、効率の良
い伝送と通信回線の非占有化が実現され、これにより、
伝送回路による通信回線の占有が防止され、多重化デー
タが効率よく伝送される。
【0051】(実施の形態9)図9は、本発明の第9の
実施の形態による画像伝送装置を示すブロック図であ
る。図9において、すべての構成は図6と同様であるの
で説明は省略する。図6と異なる点は伝送回路110の
出力側が双方向伝送となっている点である。
【0052】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、その動作を伝送回路110を中心にして説明す
る。伝送回路110は相手画像伝送装置から伝送開始要
求を受信した場合にのみ通信回線を接続して蓄積メモリ
118に蓄積された多重化データの伝送を開始し、相手
画像伝送装置から伝送終了要求を受信した場合には通信
回線を切断する。すなわち、伝送回路110は、動き画
像検出回路115が動きを検出したと判定した場合で且
つ相手画像伝送装置から伝送開始要求を受信した場合に
のみ通信回線を接続して伝送を開始する。
【0053】以上のように本実施の形態によれば、動き
画像検出回路115が動きを検出し且つ相手画像伝送装
置から伝送開始要求を受信した場合にのみ通信回線を接
続して伝送を開始するようにしたので、通信回線の接続
時間が一層短くなり、通信回線の非占有化が実現され、
これにより、伝送回路による通信回線の占有が防止さ
れ、多重化データが効率よく伝送される。
【0054】(実施の形態10)図10は、本発明の第
10の実施の形態による画像伝送装置を示すブロック図
である。図10において、動き検出回路103、動き補
償付きフレーム間予測回路104、DCT回路105、
量子化回路106、可変長データ符号化回路107、音
声符号化回路108、多重化回路109、伝送回路11
0、逆量子化回路112、IDCT回路113、フレー
ムメモリ114、動き画像検出回路115は図1と同様
のものなので、また、変化検出回路116は図2と同様
のもの、音声検出回路117は図3と同様のものなの
で、説明は省略する。すなわち、図10の画像伝送装置
は略、図1、2、3とが合体したような構成となってい
る。図10の画像伝送装置と図1〜図3の画像伝送装置
とが異なる点は、通知回路120が追加されたことと、
伝送回路110が通知回路120からの情報を通信回線
に接続された相手装置に伝送することである。通知回路
120は伝送の必要なときに伝送回路110に通知す
る。
【0055】以上のように構成された画像伝送装置につ
いて、その動作を通知回路120および伝送回路110
を中心にして説明する。通知回路120は、動き画像検
出回路115による画像の動きの判定結果、変化検出回
路116による画像か音声の変化の判定結果、音声検出
回路117による音声状態の判別結果のいずれか1の事
象の発生により通知回路120に通知する。伝送回路1
10は、画像の動きの判定結果、画像か音声の変化の判
定結果または音声状態の判別結果が通知回路120から
通知されたときのみ、通知回路120で受け取った上記
判定・判別結果(変化情報)を通信回線を使用して相手
装置へ通知し、上記変化情報の通知が無いときには通信
回線を切断する。
【0056】以上のように本実施の形態によれば、伝送
回路110は、画像の動きの判定結果、画像か音声の変
化の判定結果または音声状態の判別結果が通知回路12
0から通知されたときのみ、通知回路120で受け取っ
た上記変化情報を通信回線を使用して相手装置へ通知す
るようにしたので、遠隔地で発生した変化をブザーや映
像を用いて通知することができ、変化情報の通信時間の
短縮を図ることができ、また、自動的に音声と映像の変
化の監視が可能な監視装置を実現でき、これにより、伝
送回路による通信回線の占有が防止され、変化情報の多
重化データが効率よく伝送される。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明の画像伝送装置によ
れば、動きを検出したと判定したときのみ、変化を検出
したと判定したときのみ又は無音状態から有音状態への
変化もしくは有音状態から無音状態への変化を検出した
と判定したときのみ通信回線を接続させ、動きを検出し
ないと判定する時間が一定時間以上となったとき、変化
を検出しないと判定する時間が一定時間以上となったと
き又は無音状態であると判別する時間が一定時間以上と
なったときには通信回線を切断させるようにしたので、
通信回線の接続時間が短くなり、通信回線の非占有化が
実現でき、これにより、伝送回路による通信回線の占有
が防止され、多重化データが効率よく伝送されるという
有利な効果が得られる。
【0058】また、蓄積した多重化データ量が一定量以
上となったときにその多重化データを伝送効率の最も良
いサイズでパケット化させ、接続通信回線で伝送開始さ
せ、多重化データ量が一定量に達しないときには通信回
線を切断させるようにしたので、通信能力の100%利
用と通信回線の接続時間の短縮が可能になり、効率の良
い伝送と通信回線の非占有化が実現でき、これにより、
伝送回路による通信回線の占有が防止され、多重化デー
タが効率よく伝送されるという有利な効果が得られる。
【0059】さらに、伝送回路の通信タイミングを制御
するようにしたので、多重化データは予め設定した一定
周期で伝送され、通信回線の接続時間も自由に設定さ
れ、通信回線の非占有化が実現され、これにより、伝送
回路による通信回線の占有が防止され、多重化データが
効率よく伝送されるという有利な効果が得られる。
【0060】さらに、動きを検出したと判定したときの
み、変化を検出したと判定したときのみ又は無音状態か
ら有音状態への変化もしくは有音状態から無音状態への
変化を検出したと判定したときのみ蓄積メモリに多重化
データを蓄積し、その蓄積した多重化データが一定量を
上回る場合のみ伝送回路に通信回線を接続させて伝送開
始させるようにしたので、伝送するデータ量が減少し、
通信能力の100%利用と通信回線の接続時間の短縮が
可能になり、効率の良い伝送と通信回線の非占有化が実
現され、これにより、伝送回路による通信回線の占有が
防止され、多重化データが効率よく伝送されるという有
利な効果が得られる。
【0061】さらに、画像の動きを検出し、画像か音声
の変化を検出し又は無音状態から有音状態への変化もし
くは有音状態から無音状態への変化を検出したと判定し
且つ相手画像伝送装置から伝送開始要求を受信した場合
にのみ通信回線を接続して伝送を開始するようにしたの
で、通信回線の接続時間が一層短くなり、通信回線の非
占有化が実現され、これにより、伝送回路による通信回
線の占有が防止され、多重化データが効率よく伝送され
るという有利な効果が得られる。
【0062】さらに、画像の動きの判定結果、画像か音
声の変化の判定結果または音声状態の判別結果が通知回
路から通知されたときのみ、通知回路で受け取った変化
情報を通信回線を使用して相手装置へ通知するようにし
たので、遠隔地で発生した変化をブザーや映像を用いて
通知することができ、変化情報の通信時間の短縮を図る
ことができ、また、自動的に音声と映像の変化の監視が
可能な監視装置を実現でき、これにより、伝送回路によ
る通信回線の占有が防止され、変化情報の多重化データ
が効率よく伝送されるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による画像伝送装置を示
すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態による画像伝送装置
を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態による画像伝送装置
を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態による画像伝送装置
を示すブロック図
【図5】本発明の第5の実施の形態による画像伝送装置
を示すブロック図
【図6】本発明の第6の実施の形態による画像伝送装置
を示すブロック図
【図7】本発明の第7の実施の形態による画像伝送装置
を示すブロック図
【図8】本発明の第8の実施の形態による画像伝送装置
を示すブロック図
【図9】本発明の第9の実施の形態による画像伝送装置
を示すブロック図
【図10】本発明の第10の実施の形態による画像伝送
装置を示すブロック図
【図11】従来の画像伝送装置を示すブロック図
【符号の説明】
103 動き検出回路 104 動き補償付きフレーム間予測回路 105 DCT回路 106 量子化回路 107 可変長データ符号化回路 108 音声符号化回路 109 多重化回路 110 伝送回路 112 逆量子化回路 113 IDCT回路 114 フレームメモリ 115 動き画像検出回路 116 変化検出回路 117 音声検出回路 118 蓄積メモリ 119 タイマ回路 120 通知回路

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】今回フレームの動画像データと前回フレー
    ムの動画像データとに対して16×16画素ブロックご
    とに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検出
    回路により検出された動き位置により今回フレームと前
    回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフレ
    ーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測回
    路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎に
    二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路にお
    ける二次元直交変換により得られたデータを量子化する
    量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    ハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力さ
    れた音声データを可変長圧縮データに符号化する音声符
    号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号化
    された画像データと前記音声符号化回路により符号化さ
    れた音声データとを多重化する多重化回路と、前記多重
    化回路の多重化により得られた多重化データを伝送する
    伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを逆
    量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により得
    られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変
    換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力され
    る前回フレームの動画像データを格納するフレームメモ
    リと、前記動き検出回路にて検出された動き位置のフレ
    ーム毎の絶対値の総和を算出し、前記総和が予め設定さ
    れた値を上回る場合には動きを検出したと判定し、動き
    を検出したと判定したときは前記伝送回路に通信回線を
    接続させて画像データと音声データを多重化したデータ
    の伝送を開始させ、動きを検出しないと判定する時間が
    予め設定された一定時間以上となったときには前記伝送
    回路に通信回線を切断させる動き画像検出回路とを有す
    る画像伝送装置。
  2. 【請求項2】今回フレームの動画像データと前回フレー
    ムの動画像データとに対して16×16画素ブロックご
    とに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検出
    回路により検出された動き位置により今回フレームと前
    回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフレ
    ーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測回
    路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎に
    二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路にお
    ける二次元直交変換により得られたデータを量子化する
    量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    ハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力さ
    れた音声データを可変長圧縮データに符号化する音声符
    号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号化
    された画像データと前記音声符号化回路により符号化さ
    れた音声データとを多重化する多重化回路と、前記多重
    化回路の多重化により得られた多重化データを伝送する
    伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを逆
    量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により得
    られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変
    換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力され
    る前回フレームの動画像データを格納するフレームメモ
    リと、前記動き検出回路にて検出された動き位置のフレ
    ーム毎の絶対値の総和を算出し、前記総和が予め設定さ
    れた値を下回る場合には動きを検出したと判定し、動き
    を検出したと判定したときは前記伝送回路に通信回線を
    接続させて画像データと音声データを多重化したデータ
    の伝送を開始させ、動きを検出しないと判定する時間が
    予め設定された一定時間以上となったときには前記伝送
    回路に通信回線を切断させる動き画像検出回路とを有す
    る画像伝送装置。
  3. 【請求項3】今回フレームの動画像データと前回フレー
    ムの動画像データとに対して16×16画素ブロックご
    とに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検出
    回路により検出された動き位置により今回フレームと前
    回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフレ
    ーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測回
    路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎に
    二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路にお
    ける二次元直交変換により得られたデータを量子化する
    量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    ハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力さ
    れた音声データを可変長圧縮データに符号化する音声符
    号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号化
    された画像データと前記音声符号化回路により符号化さ
    れた音声データとを多重化する多重化回路と、前記多重
    化回路の多重化により得られた多重化データを伝送する
    伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを逆
    量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により得
    られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変
    換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力され
    る前回フレームの動画像データを格納するフレームメモ
    リと、前記多重化回路から出力されるフレームデータの
    フレーム毎のデータ長を監視し、前記フレーム毎のデー
    タ長が予め設定された上限値を上回る場合には画像又は
    音声の変化を検出したと判定し、変化を検出したと判定
    したときには前記伝送回路に通信回線を接続させて画像
    データと音声データを多重化したデータの伝送を開始さ
    せ、変化を検出しない時間が予め設定された一定時間以
    上となったときには通信回線を切断させる変化検出回路
    とを有する画像伝送装置。
  4. 【請求項4】今回フレームの動画像データと前回フレー
    ムの動画像データとに対して16×16画素ブロックご
    とに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検出
    回路により検出された動き位置により今回フレームと前
    回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフレ
    ーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測回
    路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎に
    二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路にお
    ける二次元直交変換により得られたデータを量子化する
    量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    ハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力さ
    れた音声データを可変長圧縮データに符号化する音声符
    号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号化
    された画像データと前記音声符号化回路により符号化さ
    れた音声データとを多重化する多重化回路と、前記多重
    化回路の多重化により得られた多重化データを伝送する
    伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを逆
    量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により得
    られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変
    換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力され
    る前回フレームの動画像データを格納するフレームメモ
    リと、前記多重化回路から出力されるフレームデータの
    フレーム毎のデータ長を監視し、前記フレーム毎のデー
    タ長が予め設定された下限値を下回る場合には画像又は
    音声の変化を検出したと判定し、変化を検出したと判定
    したときには前記伝送回路に通信回線を接続させて画像
    データと音声データを多重化したデータの伝送を開始さ
    せ、変化を検出しない時間が予め設定された一定時間以
    上となったときには通信回線を切断させる変化検出回路
    とを有する画像伝送装置。
  5. 【請求項5】今回フレームの動画像データと前回フレー
    ムの動画像データとに対して16×16画素ブロックご
    とに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検出
    回路により検出された動き位置により今回フレームと前
    回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフレ
    ーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測回
    路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎に
    二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路にお
    ける二次元直交変換により得られたデータを量子化する
    量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    ハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力さ
    れた音声データを可変長圧縮データに符号化する音声符
    号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号化
    された画像データと前記音声符号化回路により符号化さ
    れた音声データとを多重化する多重化回路と、前記多重
    化回路の多重化により得られたフレームデータを伝送す
    る伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    逆量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により
    得られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交
    変換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力さ
    れる前回フレームの動画像データを格納するフレームメ
    モリと、前記音声符号化回路から出力されるデータから
    無音状態と有音状態とを判別し、無音状態から有音状態
    に変化した場合には前記伝送回路に通信回線を接続させ
    て伝送を開始させ、有音状態であると判別される時間が
    予め設定された一定時間以上となったときは前記伝送回
    路に通信回線を切断させる音声検出回路とを有する画像
    伝送装置。
  6. 【請求項6】今回フレームの動画像データと前回フレー
    ムの動画像データとに対して16×16画素ブロックご
    とに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検出
    回路により検出された動き位置により今回フレームと前
    回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフレ
    ーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測回
    路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎に
    二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路にお
    ける二次元直交変換により得られたデータを量子化する
    量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    ハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力さ
    れた音声データを可変長圧縮データに符号化する音声符
    号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号化
    された画像データと前記音声符号化回路により符号化さ
    れた音声データとを多重化する多重化回路と、前記多重
    化回路の多重化により得られたフレームデータを伝送す
    る伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    逆量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により
    得られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交
    変換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力さ
    れる前回フレームの動画像データを格納するフレームメ
    モリと、前記音声符号化回路から出力されるデータから
    無音状態と有音状態とを判別し、有音状態から無音状態
    に変化した場合には前記伝送回路に通信回線を接続させ
    て伝送を開始させ、無音状態であると判別される時間が
    予め設定された一定時間以上となったときは前記伝送回
    路に通信回線を切断させる音声検出回路とを有する画像
    伝送装置。
  7. 【請求項7】今回フレームの動画像データと前回フレー
    ムの動画像データとに対して16×16画素ブロックご
    とに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検出
    回路により検出された動き位置により今回フレームと前
    回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフレ
    ーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測回
    路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎に
    二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路にお
    ける二次元直交変換により得られたデータを量子化する
    量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    ハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力さ
    れた音声データを可変長圧縮データに符号化する音声符
    号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号化
    された画像データと前記音声符号化回路により符号化さ
    れた音声データとを多重化する多重化回路と、前記多重
    化回路の多重化により得られたフレームデータを伝送す
    る伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    逆量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により
    得られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交
    変換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力さ
    れる前回フレームの動画像データを格納するフレームメ
    モリと、前記多重化回路と前記伝送回路との間に配置さ
    れ、前記多重化回路の多重化により得られたフレームデ
    ータを蓄積し、前記蓄積したフレームデータが予め設定
    された一定量を上回る場合には前記蓄積したフレームデ
    ータを前記伝送回路において伝送効率の最も良いサイズ
    でパケット化させ、前記伝送回路に通信回線を接続させ
    て伝送を開始させ、前記蓄積したフレームデータが前記
    予め設定された一定量を下回る場合には前記伝送回路に
    通信回線を切断させる蓄積メモリとを有する画像伝送装
    置。
  8. 【請求項8】今回フレームの動画像データと前回フレー
    ムの動画像データとに対して16×16画素ブロックご
    とに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検出
    回路により検出された動き位置により今回フレームと前
    回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフレ
    ーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測回
    路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎に
    二次元直交変換するDCT回路と、前記DCTにおける
    二次元直交変換により得られたデータを量子化する量子
    化回路と、前記量子化回路により得られたデータをハフ
    マン符号化する可変長データ符号化回路と、入力された
    音声データを可変長圧縮データに符号化する音声符号化
    回路と、前記可変長データ符号化回路により符号化され
    た画像データと前記音声符号化回路により符号化された
    音声データとを多重化する多重化回路と、前記多重化回
    路の多重化により得られた多重化データを伝送する伝送
    回路と、前記量子化回路により得られたデータを逆量子
    化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により得られ
    たデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変換す
    るIDCT回路と、前記IDCT回路から出力される前
    回フレームの動画像データを格納するフレームメモリ
    と、予め設定された時間によって前記伝送回路に伝送開
    始と伝送終了とを周期的に通知することにより前記伝送
    開始から伝送終了までの間のみ前記伝送回路に通信回線
    を接続させて前記多重化データを伝送させるタイマ回路
    とを有する画像伝送装置。
  9. 【請求項9】今回フレームの動画像データと前回フレー
    ムの動画像データとに対して16×16画素ブロックご
    とに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検出
    回路により検出された動き位置により今回フレームと前
    回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフレ
    ーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測回
    路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎に
    二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路にお
    ける二次元直交変換により得られたデータを量子化する
    量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    ハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力さ
    れた音声データを可変長圧縮データに符号化する音声符
    号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号化
    された画像データと前記音声符号化回路により符号化さ
    れた音声データとを多重化する多重化回路と、前記多重
    化回路の多重化により得られた多重化データを伝送する
    伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを逆
    量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により得
    られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交変
    換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力され
    る前回フレームの動画像データを格納するフレームメモ
    リと、前記動き検出回路にて検出された動き位置のフレ
    ーム毎の絶対値の総和を算出し、前記総和が予め設定さ
    れた値を上回る場合には動きを検出したと判定する動き
    画像検出回路と、前記多重化回路と前記伝送回路との間
    に配置され、前記画像検出回路にて動きを検出したと判
    定したときのみ前記多重化回路の多重化により得られた
    フレームデータを蓄積し、前記蓄積したフレームデータ
    が予め設定された一定量を上回る場合には前記蓄積した
    フレームデータを前記伝送回路において伝送効率の最も
    良いサイズでパケット化させ、前記伝送回路に通信回線
    を接続させて伝送を開始させ、前記蓄積したフレームデ
    ータが前記予め設定された一定量を下回る場合には前記
    伝送回路に通信回線を切断させる蓄積メモリとを有する
    画像伝送装置。
  10. 【請求項10】今回フレームの動画像データと前回フレ
    ームの動画像データとに対して16×16画素ブロック
    ごとに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検
    出回路により検出された動き位置により今回フレームと
    前回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフ
    レーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測
    回路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎
    に二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路に
    おける二次元直交変換により得られたデータを量子化す
    る量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータ
    をハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力
    された音声データを可変長圧縮データに符号化する音声
    符号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号
    化された画像データと前記音声符号化回路により符号化
    された音声データとを多重化する多重化回路と、前記多
    重化回路の多重化により得られた多重化データを伝送す
    る伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    逆量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により
    得られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交
    変換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力さ
    れる前回フレームの動画像データを格納するフレームメ
    モリと、前記動き検出回路にて検出された動き位置のフ
    レーム毎の絶対値の総和を算出し、前記総和が予め設定
    された値を下回る場合には動きを検出したと判定する動
    き画像検出回路と、前記多重化回路と前記伝送回路との
    間に配置され、前記画像検出回路にて動きを検出したと
    判定したときのみ前記多重化回路の多重化により得られ
    たフレームデータを蓄積し、前記蓄積したフレームデー
    タが予め設定された一定量を上回る場合には前記蓄積し
    たフレームデータを前記伝送回路において伝送効率の最
    も良いサイズでパケット化させ、前記伝送回路に通信回
    線を接続させて伝送を開始させ、前記蓄積したフレーム
    データが前記予め設定された一定量を下回る場合には前
    記伝送回路に通信回線を切断させる蓄積メモリとを有す
    る画像伝送装置。
  11. 【請求項11】今回フレームの動画像データと前回フレ
    ームの動画像データとに対して16×16画素ブロック
    ごとに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検
    出回路により検出された動き位置により今回フレームと
    前回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフ
    レーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測
    回路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎
    に二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路に
    おける二次元直交変換により得られたデータを量子化す
    る量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータ
    をハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力
    された音声データを可変長圧縮データに符号化する音声
    符号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号
    化された画像データと前記音声符号化回路により符号化
    された音声データとを多重化する多重化回路と、前記多
    重化回路の多重化により得られた多重化データを伝送す
    る伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    逆量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により
    得られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交
    変換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力さ
    れる前回フレームの動画像データを格納するフレームメ
    モリと、前記多重化回路から出力されるフレームデータ
    のフレーム毎のデータ長を監視し、前記フレーム毎のデ
    ータ長が予め設定された上限値を上回る場合には画像又
    は音声の変化を検出したと判定する変化検出回路と、前
    記多重化回路、前記変化検出回路と前記伝送回路との間
    に配置され、前記変化検出回路にて変化を検出したと判
    定したときのみ前記多重化回路の多重化により得られた
    フレームデータを蓄積し、前記蓄積したフレームデータ
    が予め設定された一定量を上回る場合には前記蓄積した
    フレームデータを前記伝送回路において伝送効率の最も
    良いサイズでパケット化させ、前記伝送回路に通信回線
    を接続させて伝送を開始させ、前記蓄積したフレームデ
    ータが前記予め設定された一定量を下回る場合には前記
    伝送回路に通信回線を切断させる蓄積メモリとを有する
    画像伝送装置。
  12. 【請求項12】今回フレームの動画像データと前回フレ
    ームの動画像データとに対して16×16画素ブロック
    ごとに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検
    出回路により検出された動き位置により今回フレームと
    前回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフ
    レーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測
    回路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎
    に二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路に
    おける二次元直交変換により得られたデータを量子化す
    る量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータ
    をハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力
    された音声データを可変長圧縮データに符号化する音声
    符号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号
    化された画像データと前記音声符号化回路により符号化
    された音声データとを多重化する多重化回路と、前記多
    重化回路の多重化により得られた多重化データを伝送す
    る伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータを
    逆量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路により
    得られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直交
    変換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力さ
    れる前回フレームの動画像データを格納するフレームメ
    モリと、前記多重化回路から出力されるフレームデータ
    のフレーム毎のデータ長を監視し、前記フレーム毎のデ
    ータ長が予め設定された下限値を下回る場合には画像又
    は音声の変化を検出したと判定する変化検出回路と、前
    記多重化回路、前記変化検出回路と前記伝送回路との間
    に配置され、前記変化検出回路にて変化を検出したと判
    定したときのみ前記多重化回路の多重化により得られた
    フレームデータを蓄積し、前記蓄積したフレームデータ
    が予め設定された一定量を上回る場合には前記蓄積した
    フレームデータを前記伝送回路において伝送効率の最も
    良いサイズでパケット化させ、前記伝送回路に通信回線
    を接続させて伝送を開始させ、前記蓄積したフレームデ
    ータが前記予め設定された一定量を下回る場合には前記
    伝送回路に通信回線を切断させる蓄積メモリとを有する
    画像伝送装置。
  13. 【請求項13】今回フレームの動画像データと前回フレ
    ームの動画像データとに対して16×16画素ブロック
    ごとに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検
    出回路により検出された動き位置により今回フレームと
    前回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフ
    レーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測
    回路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎
    に二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路に
    おける二次元直交変換により得られたデータを量子化す
    る量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータ
    をハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力
    された音声データを可変長圧縮データに符号化する音声
    符号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号
    化された画像データと前記音声符号化回路により符号化
    された音声データとを多重化する多重化回路と、前記多
    重化回路の多重化により得られたフレームデータを伝送
    する伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータ
    を逆量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路によ
    り得られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直
    交変換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力
    される前回フレームの動画像データを格納するフレーム
    メモリと、前記音声符号化回路から出力されるデータか
    ら有音状態を判別する音声検出回路と、前記多重化回
    路、前記音声検出回路と前記伝送回路との間に配置さ
    れ、前記音声検出回路にて有音状態であると判別したと
    きのみ前記多重化回路の多重化により得られたフレーム
    データを蓄積し、前記蓄積したフレームデータが予め設
    定された一定量を上回る場合には前記蓄積したフレーム
    データを前記伝送回路において伝送効率の最も良いサイ
    ズでパケット化させ、前記伝送回路に通信回線を接続さ
    せて伝送を開始させ、前記蓄積したフレームデータが前
    記予め設定された一定量を下回る場合には前記伝送回路
    に通信回線を切断させる蓄積メモリとを有する画像伝送
    装置。
  14. 【請求項14】今回フレームの動画像データと前回フレ
    ームの動画像データとに対して16×16画素ブロック
    ごとに動き位置を検出する動き検出回路と、前記動き検
    出回路により検出された動き位置により今回フレームと
    前回フレームとの差分データを算出する動き補償付きフ
    レーム間予測回路と、前記動き補償付きフレーム間予測
    回路にて算出された差分データを8×8画素ブロック毎
    に二次元直交変換するDCT回路と、前記DCT回路に
    おける二次元直交変換により得られたデータを量子化す
    る量子化回路と、前記量子化回路により得られたデータ
    をハフマン符号化する可変長データ符号化回路と、入力
    された音声データを可変長圧縮データに符号化する音声
    符号化回路と、前記可変長データ符号化回路により符号
    化された画像データと前記音声符号化回路により符号化
    された音声データとを多重化する多重化回路と、前記多
    重化回路の多重化により得られたフレームデータを伝送
    する伝送回路と、前記量子化回路により得られたデータ
    を逆量子化する逆量子化回路と、前記逆量子化回路によ
    り得られたデータを8×8画素ブロック毎に二次元逆直
    交変換するIDCT回路と、前記IDCT回路から出力
    される前回フレームの動画像データを格納するフレーム
    メモリと、前記音声符号化回路から出力されるデータか
    ら無音状態を判別する音声検出回路と、前記多重化回
    路、前記音声検出回路と前記伝送回路との間に配置さ
    れ、前記音声検出回路にて無音状態であると判別したと
    きのみ前記多重化回路の多重化により得られたフレーム
    データを蓄積し、前記蓄積したフレームデータが予め設
    定された一定量を上回る場合には前記蓄積したフレーム
    データを前記伝送回路において伝送効率の最も良いサイ
    ズでパケット化させ、前記伝送回路に通信回線を接続さ
    せて伝送を開始させ、前記蓄積したフレームデータが前
    記予め設定された一定量を下回る場合には前記伝送回路
    に通信回線を切断させる蓄積メモリとを有する画像伝送
    装置。
  15. 【請求項15】前記伝送回路は、相手画像伝送装置から
    の要求に応じて前記多重化回路の多重化により得られた
    多重化データを蓄積メモリに蓄積しておき伝送する請求
    項1、2、3、4、5又は6記載の画像伝送装置。
  16. 【請求項16】前記動き画像検出回路にて動きを検出し
    たとき、前記変化検出回路にて画像又は音声の変化を検
    出したとき、前記音声検出回路にて前記音声状態の変化
    を検出したときのいずれか1の事象により、変化したこ
    とを示す変化情報を相手画像伝送装置に通知する通知回
    路とを有することを特徴とする請求項1から6記載の画
    像伝送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007096470A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Nec Corp 監視機能付き移動携帯端末およびその制御方法
CN103067718A (zh) * 2013-01-30 2013-04-24 上海交通大学 适用于数字视频编解码的一维离散余弦逆变换模块电路

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JP2007096470A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Nec Corp 監視機能付き移動携帯端末およびその制御方法
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