JPH09238182A - ハンドフリー式電話変換装置 - Google Patents
ハンドフリー式電話変換装置Info
- Publication number
- JPH09238182A JPH09238182A JP8036135A JP3613596A JPH09238182A JP H09238182 A JPH09238182 A JP H09238182A JP 8036135 A JP8036135 A JP 8036135A JP 3613596 A JP3613596 A JP 3613596A JP H09238182 A JPH09238182 A JP H09238182A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- audio signal
- transmitter
- hands
- voice signal
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/60—Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers
- H04M1/6033—Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers for providing handsfree use or a loudspeaker mode in telephone sets
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/21—Combinations with auxiliary equipment, e.g. with clocks or memoranda pads
- H04M1/215—Combinations with auxiliary equipment, e.g. with clocks or memoranda pads by non-intrusive coupling means, e.g. acoustic couplers
- H04M1/2155—Acoustic coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯可能で着脱が容易であり、電話機と電線
接続する必要がなく、通話の機密性を保持し、ハンドフ
リーを実現する電話変換装置を提供すること。 【解決手段】 受話器に装着する第1付着部材と、送話
器に装着する第2付着部材と、受話器から受信される相
手側の第1音声信号及び自分側の第2音声信号を出力し
て送話器に付与する変換ユニットと、変換ユニットが受
信した相手側の第1音声信号のボリュームおよびトーン
を調整し、セットで使用する通話装置によって、自分側
が受信、発生させ、そこから供給される第2音声信号を
増幅出力して変換ユニットへ伝送する制御ユニットとを
具備している。
接続する必要がなく、通話の機密性を保持し、ハンドフ
リーを実現する電話変換装置を提供すること。 【解決手段】 受話器に装着する第1付着部材と、送話
器に装着する第2付着部材と、受話器から受信される相
手側の第1音声信号及び自分側の第2音声信号を出力し
て送話器に付与する変換ユニットと、変換ユニットが受
信した相手側の第1音声信号のボリュームおよびトーン
を調整し、セットで使用する通話装置によって、自分側
が受信、発生させ、そこから供給される第2音声信号を
増幅出力して変換ユニットへ伝送する制御ユニットとを
具備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンドフリー式
電話変換装置(hands free phone converter)に関し、特
に、携帯可能であって、取り付けが容易であり、しかも
電話機と電線接続する必要がなく、電話機本来の構造に
はなんらの変更も加えることがないハンドフリー式電話
変換装置に関する。
電話変換装置(hands free phone converter)に関し、特
に、携帯可能であって、取り付けが容易であり、しかも
電話機と電線接続する必要がなく、電話機本来の構造に
はなんらの変更も加えることがないハンドフリー式電話
変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般に常用されている音声情報伝
送設備としては、例えば家庭用電話、コードレス電話、
移動電話(車内電話)、携帯電話、ないしは屋外の公衆
電話、インターホンなどがあって、いずれも人類の音声
情報を瞬時に増幅して、世界の各地へと伝送するもので
ある。しかしながら、ほとんどが電話機の通常の使用形
態にとどまっており、例えば、手で送話器および受話器
を持って口元および耳元に近づけるものであって、残さ
れた1本の腕だけでは、仕事もできない状態に陥ってい
た。そこで、以下に、従来使用されてきた各種の電話機
の不便な点を具体例をあげて説明する。
送設備としては、例えば家庭用電話、コードレス電話、
移動電話(車内電話)、携帯電話、ないしは屋外の公衆
電話、インターホンなどがあって、いずれも人類の音声
情報を瞬時に増幅して、世界の各地へと伝送するもので
ある。しかしながら、ほとんどが電話機の通常の使用形
態にとどまっており、例えば、手で送話器および受話器
を持って口元および耳元に近づけるものであって、残さ
れた1本の腕だけでは、仕事もできない状態に陥ってい
た。そこで、以下に、従来使用されてきた各種の電話機
の不便な点を具体例をあげて説明する。
【0003】
1.家庭用または業務用電話:一般の家族構成員が電話
を利用しておしゃべりしたり、あるいは社員が事務室で
客先と電話により商談を行ったりする際には、しばしば
首を傾けて受話器を手に持ち、耳を傾けてしっかりと聞
き取る姿勢を保持するので、長時間に及んだ場合には身
体が疲労してしまう上に、頸脊椎に良くない障害を与え
てしまうことになる。また、両手で動作をしなければな
らない場合、例えば、データを書き写したり、キーボー
ドでコンピューターに入力したり、あるいは物品を探し
たりする時でも、電話中であれば両手を自由にして、こ
のような事柄を処理することができなかった。 2.コードレス電話:一定の固定された範囲内において
電話機を移動しても支障がないものであるけれど、やは
り両手を自由に使って電話で話しながら作業をするとい
う便利さは達成することができなかった。 3.移動電話および携帯電話:携帯電話の急速な普及に
より、街頭において乗用車の運転者が片手に電話機を持
ち、片手でハンドルを握るという危険な光景がしばしば
見掛けられるが、同時に通話内容、例えば電話番号など
を記録しようとする場合には、極めて困難かつ危険なも
のがあった。従って、現在、世界各国では自動車の運転
者が手に携帯電話を持って運転する行為を法律で禁止し
ようとする動きが出ている。 4.屋外の公衆電話:一般に公衆電話を使用する時に
は、外出もしくは急に用事ができたりして、ある場所の
住所を尋ねたいなどの場合がしばしばであり、従って、
もし片手で手帳を開き、片手でデータを書き留めたい時
には、首と肩で受話器を挟むしかないが、多くの人々が
使用する公衆電話は不衛生になりがちであるから、受話
器に耳や頬を貼り付けて通話する行為によって疾病伝染
の危険性があることも無視できないことであった。
を利用しておしゃべりしたり、あるいは社員が事務室で
客先と電話により商談を行ったりする際には、しばしば
首を傾けて受話器を手に持ち、耳を傾けてしっかりと聞
き取る姿勢を保持するので、長時間に及んだ場合には身
体が疲労してしまう上に、頸脊椎に良くない障害を与え
てしまうことになる。また、両手で動作をしなければな
らない場合、例えば、データを書き写したり、キーボー
ドでコンピューターに入力したり、あるいは物品を探し
たりする時でも、電話中であれば両手を自由にして、こ
のような事柄を処理することができなかった。 2.コードレス電話:一定の固定された範囲内において
電話機を移動しても支障がないものであるけれど、やは
り両手を自由に使って電話で話しながら作業をするとい
う便利さは達成することができなかった。 3.移動電話および携帯電話:携帯電話の急速な普及に
より、街頭において乗用車の運転者が片手に電話機を持
ち、片手でハンドルを握るという危険な光景がしばしば
見掛けられるが、同時に通話内容、例えば電話番号など
を記録しようとする場合には、極めて困難かつ危険なも
のがあった。従って、現在、世界各国では自動車の運転
者が手に携帯電話を持って運転する行為を法律で禁止し
ようとする動きが出ている。 4.屋外の公衆電話:一般に公衆電話を使用する時に
は、外出もしくは急に用事ができたりして、ある場所の
住所を尋ねたいなどの場合がしばしばであり、従って、
もし片手で手帳を開き、片手でデータを書き留めたい時
には、首と肩で受話器を挟むしかないが、多くの人々が
使用する公衆電話は不衛生になりがちであるから、受話
器に耳や頬を貼り付けて通話する行為によって疾病伝染
の危険性があることも無視できないことであった。
【0004】また、上記した電話機には、いずれも特殊
な機能が付加されていないので、聴覚障害がある人の場
合には、若し補助器具を携帯していなければ、ボリュー
ムやトーンを調整して使用することができなかった。
な機能が付加されていないので、聴覚障害がある人の場
合には、若し補助器具を携帯していなければ、ボリュー
ムやトーンを調整して使用することができなかった。
【0005】上記したような欠点に基づいて、従来にお
いて課題を解決しようとしたものとしては、現在、市販
されている受話器を持ち上げなくても良いハンドフリー
式の電話機があり、それはスピーカーを利用して音声情
報を伝達するものであって、受話器を手で保持する不便
さは解消されたものの、通話の機密性が失われてしまう
ことになっていた。すなわち、通話内容が一つ残らず増
幅された音声となって鳴り響き、しかも他人にとっては
迷惑なものとなっていた。また、周囲の雑音もそのまま
相手に伝送してしまうので、通話の品質にも影響を与え
ていた。
いて課題を解決しようとしたものとしては、現在、市販
されている受話器を持ち上げなくても良いハンドフリー
式の電話機があり、それはスピーカーを利用して音声情
報を伝達するものであって、受話器を手で保持する不便
さは解消されたものの、通話の機密性が失われてしまう
ことになっていた。すなわち、通話内容が一つ残らず増
幅された音声となって鳴り響き、しかも他人にとっては
迷惑なものとなっていた。また、周囲の雑音もそのまま
相手に伝送してしまうので、通話の品質にも影響を与え
ていた。
【0006】その他に、従来技術を改良しようとしたも
のとしては、電話機の構造を変更しようとするものがあ
って、差込みを設けて、ウォークマン(登録商標)のよ
うな変換器を当該電話機に電線接続して、変換器によっ
て通話目的を達成しようとするものであったが、電話機
との電線接続は、各国の電話行政主管部門、例えばアメ
リカのF.C.CまたはドイツのF.T.Gなどの認可
があって初めて実施できるため(電話通信システムへの
悪影響を回避するため)、余分なコストが掛かってしま
うことになっていた。
のとしては、電話機の構造を変更しようとするものがあ
って、差込みを設けて、ウォークマン(登録商標)のよ
うな変換器を当該電話機に電線接続して、変換器によっ
て通話目的を達成しようとするものであったが、電話機
との電線接続は、各国の電話行政主管部門、例えばアメ
リカのF.C.CまたはドイツのF.T.Gなどの認可
があって初めて実施できるため(電話通信システムへの
悪影響を回避するため)、余分なコストが掛かってしま
うことになっていた。
【0007】そこで、この発明の主要な目的は、前記の
課題を解決するハンドフリー式電話変換装置を提供する
ことである。この発明の別な目的は、自由に移動可能な
付着部材を提供して、そのハンドフリー式電話変換装置
をあらゆる型式の電話機に取り付け可能なものとするこ
とである。この発明の次の目的は、そのハンドフリー式
電話変換装置によって、セットで使用する通話装置を利
用して通話の機密性を保持するとともに、受話器を持つ
必要のないハンドフリー機能を実現することである。こ
の発明のさらに次の目的は、そのハンドフリー式電話変
換装置に内蔵する制御ユニットによって、ボリュームお
よびトーンの調整を行うことにより、聴覚障害者が電話
を利用して通話できるようにすることである。
課題を解決するハンドフリー式電話変換装置を提供する
ことである。この発明の別な目的は、自由に移動可能な
付着部材を提供して、そのハンドフリー式電話変換装置
をあらゆる型式の電話機に取り付け可能なものとするこ
とである。この発明の次の目的は、そのハンドフリー式
電話変換装置によって、セットで使用する通話装置を利
用して通話の機密性を保持するとともに、受話器を持つ
必要のないハンドフリー機能を実現することである。こ
の発明のさらに次の目的は、そのハンドフリー式電話変
換装置に内蔵する制御ユニットによって、ボリュームお
よびトーンの調整を行うことにより、聴覚障害者が電話
を利用して通話できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、そのハンド
フリー式電話変換装置がコンパクトな軽薄短小タイプに
属するものであり、調整可能なコードを備えて、携帯、
取り外し、移動が便利なものであることを主要な特徴と
する。上記のような目的を達成するために、この発明の
ハンドフリー式電話変換装置は、セットで使用する通話
装置と接続し、通常の電話機に備えられている、相手側
からの第1音声信号を出力可能な受話器および自分側が
発生させる第2音声信号を受信可能な送話器において、
前記受話器に取り付けられる第1付着部材と、前記送話
器に取り付けられる第2付着部材と、前記した第1付着
部材および第2付着部材に接続され、それぞれ前記受話
器から受信される相手側の第1音声信号、ならびに自分
側の第2音声信号を出力して送話器に付与する変換ユニ
ットと、前記した変換ユニットが受信した相手側の第1
音声信号に基づいて、そのボリュームおよびトーンを調
整し、セットで使用する通話装置によって自分側が受信
するとともに、自分側が発生させ、セットで使用する通
話装置から供給される第2音声信号を増幅出力して前記
変換ユニットへ伝送する制御ユニットと、を具備したも
のである。
フリー式電話変換装置がコンパクトな軽薄短小タイプに
属するものであり、調整可能なコードを備えて、携帯、
取り外し、移動が便利なものであることを主要な特徴と
する。上記のような目的を達成するために、この発明の
ハンドフリー式電話変換装置は、セットで使用する通話
装置と接続し、通常の電話機に備えられている、相手側
からの第1音声信号を出力可能な受話器および自分側が
発生させる第2音声信号を受信可能な送話器において、
前記受話器に取り付けられる第1付着部材と、前記送話
器に取り付けられる第2付着部材と、前記した第1付着
部材および第2付着部材に接続され、それぞれ前記受話
器から受信される相手側の第1音声信号、ならびに自分
側の第2音声信号を出力して送話器に付与する変換ユニ
ットと、前記した変換ユニットが受信した相手側の第1
音声信号に基づいて、そのボリュームおよびトーンを調
整し、セットで使用する通話装置によって自分側が受信
するとともに、自分側が発生させ、セットで使用する通
話装置から供給される第2音声信号を増幅出力して前記
変換ユニットへ伝送する制御ユニットと、を具備したも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1から図5において、特に図1
を中心にして、この発明にかかわるハンドフリー式電話
変換装置10の作用を説明する。図1はこの発明のハン
ドフリ−式電話変換装置の好適な1実施形態を示す側面
図である。図1において、使用者が携帯可能であり、ど
のような場所おいても使用に際しては、まず第1付着部
材3および第2付着部材4の第1ループテープ31およ
び第2ループテープ41を電話機9の受話器1および送
話器2にそれぞれ取り付け、次に採音器5aおよび送音
器5bに取り付けた第1フックテープ32および第2フ
ックテープ42によって、受話器1および採音器5aと
送話器2および送音器5bを付着結合させる。この時、
第1付着部材3および第2付着部材4が中空の形状とな
っているので、第1音声信号C1および第2音声信号C
2を妨げることがない。また、それぞれ制御ユニット6
に接続される第1コード51および第2コード52は、
別個に採音器5aおよび送音器5bの側面に接続されて
いるので、電話機9の受話器1および送話器2の距離に
応じて間隔が自由に調整できるとともに、電話機9を受
け台に置いても接触不良のような不都合が発生しない。
そして、最後には、セットで使用する通話装置7のプラ
グ71を制御ユニット6の差込み6aに差し込むだけで
使用可能となる。
を中心にして、この発明にかかわるハンドフリー式電話
変換装置10の作用を説明する。図1はこの発明のハン
ドフリ−式電話変換装置の好適な1実施形態を示す側面
図である。図1において、使用者が携帯可能であり、ど
のような場所おいても使用に際しては、まず第1付着部
材3および第2付着部材4の第1ループテープ31およ
び第2ループテープ41を電話機9の受話器1および送
話器2にそれぞれ取り付け、次に採音器5aおよび送音
器5bに取り付けた第1フックテープ32および第2フ
ックテープ42によって、受話器1および採音器5aと
送話器2および送音器5bを付着結合させる。この時、
第1付着部材3および第2付着部材4が中空の形状とな
っているので、第1音声信号C1および第2音声信号C
2を妨げることがない。また、それぞれ制御ユニット6
に接続される第1コード51および第2コード52は、
別個に採音器5aおよび送音器5bの側面に接続されて
いるので、電話機9の受話器1および送話器2の距離に
応じて間隔が自由に調整できるとともに、電話機9を受
け台に置いても接触不良のような不都合が発生しない。
そして、最後には、セットで使用する通話装置7のプラ
グ71を制御ユニット6の差込み6aに差し込むだけで
使用可能となる。
【0010】使用者が電話をかける時または相手側が電
話をかけてきた時、セットで使用する通話装置7のイヤ
ホーン73を耳孔に挿入して、受話器を外す、あるいは
オンフックボタンを押すと、マイクロホン72を介して
相手側と通話できる。
話をかけてきた時、セットで使用する通話装置7のイヤ
ホーン73を耳孔に挿入して、受話器を外す、あるいは
オンフックボタンを押すと、マイクロホン72を介して
相手側と通話できる。
【0011】もしも相手側の第2音声信号C2の音量や
音調を調整したい場合には、制御ユニット6のボリュー
ム調整つまみ61およびトーン調整つまみ62を回し
て、明瞭な通話状態とすることができるとともに、聴覚
障害者にとっても有益なものとなる。
音調を調整したい場合には、制御ユニット6のボリュー
ム調整つまみ61およびトーン調整つまみ62を回し
て、明瞭な通話状態とすることができるとともに、聴覚
障害者にとっても有益なものとなる。
【0012】もし相手側との通話内容を録音したい場合
には、録音用差込み6cにレコーダを接続して録音し、
長距離電話での多人数通話においては、スピーカ用差込
み6bにスピーカを接続すれば、多人数が交替で発言で
きるようになる。
には、録音用差込み6cにレコーダを接続して録音し、
長距離電話での多人数通話においては、スピーカ用差込
み6bにスピーカを接続すれば、多人数が交替で発言で
きるようになる。
【0013】従って、使用者がセットで使用する通話装
置7を装着するだけで通話が可能となり、ハンドフリー
で、しかも機密性が保持された通話が行われるようにな
るために、通話しながら両手を動かして他の仕事ができ
て、仕事の効率や快適性を向上させることができる。さ
らに、片方の耳では周囲の音声や他人の会話を聞くこと
ができるため、臨機応変に対応する能力も向上させるこ
とができる。
置7を装着するだけで通話が可能となり、ハンドフリー
で、しかも機密性が保持された通話が行われるようにな
るために、通話しながら両手を動かして他の仕事ができ
て、仕事の効率や快適性を向上させることができる。さ
らに、片方の耳では周囲の音声や他人の会話を聞くこと
ができるため、臨機応変に対応する能力も向上させるこ
とができる。
【0014】以下、この発明にかかわる好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。図2は、この発明のハンド
フリー式電話変換装置の基本構成を示すブロック図であ
り、この図2において、通常の電話機は、いずれも受話
器1により、相手側の第1音声信号C1を出力し、ま
た、送話器2により、使用者が伝達したい自分側の第2
音声信号C2を受信するようになっているものであっ
て、受話器1および送話器2を1つの共通したベース上
に固定することもでき、また、分離させたセパレート設
計を採用することもできる。また、セットで使用する通
話装置7は使用者の身体に着装するもので、例えば、ヘ
ッドホーン式通話機(head-set)またはイヤホーンおよ
びマクロホンを備えた通話装置であって、それぞれ前記
した電話に対する変換装置10から相手側の第1音声信
号C1を受信したり、使用者が伝達したい自分側の第2
音声信号C2を出力し、前記変換装置10を介すること
により、送話器2から相手側へ伝送したりするのであ
る。
を図面に基づいて説明する。図2は、この発明のハンド
フリー式電話変換装置の基本構成を示すブロック図であ
り、この図2において、通常の電話機は、いずれも受話
器1により、相手側の第1音声信号C1を出力し、ま
た、送話器2により、使用者が伝達したい自分側の第2
音声信号C2を受信するようになっているものであっ
て、受話器1および送話器2を1つの共通したベース上
に固定することもでき、また、分離させたセパレート設
計を採用することもできる。また、セットで使用する通
話装置7は使用者の身体に着装するもので、例えば、ヘ
ッドホーン式通話機(head-set)またはイヤホーンおよ
びマクロホンを備えた通話装置であって、それぞれ前記
した電話に対する変換装置10から相手側の第1音声信
号C1を受信したり、使用者が伝達したい自分側の第2
音声信号C2を出力し、前記変換装置10を介すること
により、送話器2から相手側へ伝送したりするのであ
る。
【0015】ハンドフリー式電話変換装置10の構成を
以下に説明する。まず、前記受話器1上に取り付けられ
る第1付着部材3と、前記送話器2上に取り付けられる
第2付着部材4とを備え、これらの第1付着部材3およ
び第2付着部材4が第1音声信号C1および第2音声信
号C2の伝送をさまたげないように配慮している(後述
部分を参照)。そして、第1付着部材3および第2付着
部材4に接続される変換ユニット5が、同時に、それぞ
れ受話器1からの第1音声信号C1を受信、ならびに第
2音声信号C2を送話器2に伝送する。制御ユニット6
は、第1音声信号C1を増幅したり、変換ユニット5か
らの第1音声信号C1をボリュームやトーンをあらかじ
め調整してからセットで使用する通話装置7へ伝送して
使用者が受信できるようするとともに、セットで使用す
る通話装置7からの使用者が発生させる自分側の第2音
声信号C2を増幅して変換ユニット5へ伝送する。
以下に説明する。まず、前記受話器1上に取り付けられ
る第1付着部材3と、前記送話器2上に取り付けられる
第2付着部材4とを備え、これらの第1付着部材3およ
び第2付着部材4が第1音声信号C1および第2音声信
号C2の伝送をさまたげないように配慮している(後述
部分を参照)。そして、第1付着部材3および第2付着
部材4に接続される変換ユニット5が、同時に、それぞ
れ受話器1からの第1音声信号C1を受信、ならびに第
2音声信号C2を送話器2に伝送する。制御ユニット6
は、第1音声信号C1を増幅したり、変換ユニット5か
らの第1音声信号C1をボリュームやトーンをあらかじ
め調整してからセットで使用する通話装置7へ伝送して
使用者が受信できるようするとともに、セットで使用す
る通話装置7からの使用者が発生させる自分側の第2音
声信号C2を増幅して変換ユニット5へ伝送する。
【0016】図1は、図2で説明したハンドフリー式電
話変換装置の基本構成を示すブロック図に基づいて、好
適な実施形態を開示したものであり、以下に順を追って
説明するものであるが、図中、同一機能を有する構成要
素については同一符号を使用しているとともに、この実
施形態で特定されている構成素子は、好適な事例を提示
しているに過ぎず、この発明を限定するものではないこ
とを強調しておくものである。
話変換装置の基本構成を示すブロック図に基づいて、好
適な実施形態を開示したものであり、以下に順を追って
説明するものであるが、図中、同一機能を有する構成要
素については同一符号を使用しているとともに、この実
施形態で特定されている構成素子は、好適な事例を提示
しているに過ぎず、この発明を限定するものではないこ
とを強調しておくものである。
【0017】通常使用されている電話機9は、受話器1
と送話器2とを備え、例えば、携帯電話またはコードレ
ス電話も電話機本体に受話器1と送話器2とを設けたも
のとなっているが、受話器1と送話器2と距離はメーカ
ーが生産している電話機本体の長さによって異なってい
るので、変換装置10の取り付けも受話器1と送話器2
と距離に応じて調整できる弾力性が必要となる。
と送話器2とを備え、例えば、携帯電話またはコードレ
ス電話も電話機本体に受話器1と送話器2とを設けたも
のとなっているが、受話器1と送話器2と距離はメーカ
ーが生産している電話機本体の長さによって異なってい
るので、変換装置10の取り付けも受話器1と送話器2
と距離に応じて調整できる弾力性が必要となる。
【0018】変換ユニット5は、受話器1からの第1音
声信号C1を受信する採音器5aと、使用者が伝達した
い自分側の第2音声信号C2を送話器2へ伝送する送音
器5bと、採音器5aからの第1音声信号C1を伝送す
る単一電線である第1コード51と、第2音声信号C2
を送音器5bへ伝送する単一電線である第2コード52
と、これら第1コード51および第2コード52を合併
する結束手段53と、第1音声信号C1および第2音声
信号C2を伝送する並列状の第3コード54とから構成
されている。それぞれ別個な単一電線である第1コード
51および第2コード52によって自由調整が可能とな
るので、採音器5aと送音器5bとの間隔が受話器1と
送話器2との距離の応じて調整できる。
声信号C1を受信する採音器5aと、使用者が伝達した
い自分側の第2音声信号C2を送話器2へ伝送する送音
器5bと、採音器5aからの第1音声信号C1を伝送す
る単一電線である第1コード51と、第2音声信号C2
を送音器5bへ伝送する単一電線である第2コード52
と、これら第1コード51および第2コード52を合併
する結束手段53と、第1音声信号C1および第2音声
信号C2を伝送する並列状の第3コード54とから構成
されている。それぞれ別個な単一電線である第1コード
51および第2コード52によって自由調整が可能とな
るので、採音器5aと送音器5bとの間隔が受話器1と
送話器2との距離の応じて調整できる。
【0019】第1付着部材3と第2付着部材4との実施
形態においては、一般にマジックテープ(登録商標)ま
たはベルクロ(登録商標)と呼ばれる面ファスナー2片
を組み合わせるものとすることができる。すなわち、容
易に取り外すことができる第1ループテープ31および
第2ループテープ41と、第2フックテープ32および
第2フックテープ42とによって構成されるものであ
る。第1ループテープ31および第2ループテープ41
は、それぞれ受話器1および送話器2の表面に取り付け
られ、第2フックテープ32および第2フックテープ4
2は、それぞれ採音器5aおよび送音器5bの表面(図
2左側)に取り付け固定される。そして、第1ループテ
ープ31と第2フックテープ32とを付着させ、第2ル
ープテープ41と第2フックテープ42とを付着させれ
ば、変換ユニット5が前記電話機9に結合できることに
なる。
形態においては、一般にマジックテープ(登録商標)ま
たはベルクロ(登録商標)と呼ばれる面ファスナー2片
を組み合わせるものとすることができる。すなわち、容
易に取り外すことができる第1ループテープ31および
第2ループテープ41と、第2フックテープ32および
第2フックテープ42とによって構成されるものであ
る。第1ループテープ31および第2ループテープ41
は、それぞれ受話器1および送話器2の表面に取り付け
られ、第2フックテープ32および第2フックテープ4
2は、それぞれ採音器5aおよび送音器5bの表面(図
2左側)に取り付け固定される。そして、第1ループテ
ープ31と第2フックテープ32とを付着させ、第2ル
ープテープ41と第2フックテープ42とを付着させれ
ば、変換ユニット5が前記電話機9に結合できることに
なる。
【0020】図4及び図5はこの発明のハンドフリ−式
電話変換装置の第1付着部材のうち、第1ル−プテ−プ
と第1フックテ−プの付着面と取付面を示す平面図であ
る。図4及び図5において、第1付着部材3を例にあげ
て説明すれば、図1の第1ループテープ31は、付着面
31aと取付面31bとを備え、同じく第2フックテー
プ32は、付着面32aと取付面32bとを備えてい
る。そして、この第1ループテープ31は、中空な(中
央部分が円形に切り取られた)リングプレート状の構造
となっており、その取付面31bに両面テープを用いて
受話器1表面に取り付けることで、容易に粘着または取
り外しができるものとなる。また、その付着面31aに
はパイルによる柔軟な特性があるので、電話機9を直接
使用して通話する際にも耳や頬に接触する部分が柔軟性
を備えていることになり、不快感を与えることがない。
第2フックテープ32については、同様にリングプレー
ト状となっていて、その取付面32bを両面テープある
いは接着剤によって採音器5aの表面に取り付け、その
付着面32aには多数個のフック321があるので、結
合時には付着面31aに付着させ、分離したい時には簡
単に分離することができるものである。
電話変換装置の第1付着部材のうち、第1ル−プテ−プ
と第1フックテ−プの付着面と取付面を示す平面図であ
る。図4及び図5において、第1付着部材3を例にあげ
て説明すれば、図1の第1ループテープ31は、付着面
31aと取付面31bとを備え、同じく第2フックテー
プ32は、付着面32aと取付面32bとを備えてい
る。そして、この第1ループテープ31は、中空な(中
央部分が円形に切り取られた)リングプレート状の構造
となっており、その取付面31bに両面テープを用いて
受話器1表面に取り付けることで、容易に粘着または取
り外しができるものとなる。また、その付着面31aに
はパイルによる柔軟な特性があるので、電話機9を直接
使用して通話する際にも耳や頬に接触する部分が柔軟性
を備えていることになり、不快感を与えることがない。
第2フックテープ32については、同様にリングプレー
ト状となっていて、その取付面32bを両面テープある
いは接着剤によって採音器5aの表面に取り付け、その
付着面32aには多数個のフック321があるので、結
合時には付着面31aに付着させ、分離したい時には簡
単に分離することができるものである。
【0021】第1付着部材3と第2付着部材4とがリン
グプレート形状の構造となっているのは、第1音声信号
C1および第2音声信号C2の伝達を妨げないようにす
るためであると同時に、第1付着部材3と第2付着部材
4とによって、変換ユニット5を前記電話機9に結合し
た際にも、採音器5aおよび送音器5bをそれぞれぴっ
たりと密着させ、かつ第1コード51および第2コード
52をそれぞれ採音器5aおよび送音器5bの側面から
引き出すようにすることで、受け台を有する一般的なな
電話機を使用する時でも、受話器および送話器がきちん
と受け台に収まって接触不良を起こすことがないように
したものである。
グプレート形状の構造となっているのは、第1音声信号
C1および第2音声信号C2の伝達を妨げないようにす
るためであると同時に、第1付着部材3と第2付着部材
4とによって、変換ユニット5を前記電話機9に結合し
た際にも、採音器5aおよび送音器5bをそれぞれぴっ
たりと密着させ、かつ第1コード51および第2コード
52をそれぞれ採音器5aおよび送音器5bの側面から
引き出すようにすることで、受け台を有する一般的なな
電話機を使用する時でも、受話器および送話器がきちん
と受け台に収まって接触不良を起こすことがないように
したものである。
【0022】本実施形態は、第1付着部材3および第2
付着部材4としてリングプレート形状を開示している
が、もちろん、この発明を限定するものではなく、例え
ば、その他の形状の付着部材であっても良く、第1音声
信号C1および第2音声信号C2の伝達を妨げないもの
であれば、いずれも採用可能なものである。
付着部材4としてリングプレート形状を開示している
が、もちろん、この発明を限定するものではなく、例え
ば、その他の形状の付着部材であっても良く、第1音声
信号C1および第2音声信号C2の伝達を妨げないもの
であれば、いずれも採用可能なものである。
【0023】制御ユニット6の実施例においては、図1
に示すように、ケース体66を設けるとともに、その表
面の第1所定位置にボリューム調整つまみ61を、同じ
く第2所定位置にトーン調整つまみ62を配置している
が、ケース体66の容積を極めて小さいものとすること
ができるので、一般家庭用の固定式電話に結合する場合
には、適当な場所に粘着、つまり電話機に両面テープで
貼りつけるなど便利な場所に置くと良いし、外出時に携
帯する場合には、ポケット等に入れておいて電話を使用
する時に取り出して使用すれば良い。
に示すように、ケース体66を設けるとともに、その表
面の第1所定位置にボリューム調整つまみ61を、同じ
く第2所定位置にトーン調整つまみ62を配置している
が、ケース体66の容積を極めて小さいものとすること
ができるので、一般家庭用の固定式電話に結合する場合
には、適当な場所に粘着、つまり電話機に両面テープで
貼りつけるなど便利な場所に置くと良いし、外出時に携
帯する場合には、ポケット等に入れておいて電話を使用
する時に取り出して使用すれば良い。
【0024】図3は、制御ユニット6の内部電気回路構
成を示すブロック図である。図3および図1において、
制御ユニット6は、第3コード54を介して採音器5a
からの第1音声信号C1を受信、または第2音声信号C
2を送音器5bへ伝送するが、制御ユニット6の電気回
路には、第1音声信号C1を増幅する第1増幅器63
と、第2音声信号C2を増幅する第2増幅器65と、こ
れらに電圧を供給する電源64を備えている。また、第
1音声信号C1が入力される部分には、前記第1増幅器
63を利用して増幅するばかりではなく、ボリューム調
整つまみ61およびトーン調整つまみ62と一体のもの
である第1可変抵抗器61ならびに第1可変抵抗器62
を介して音量と音調を調整できるように構成しているの
で、このように第1音声信号C1を調整することによ
り、セットで使用する通話装置7のイヤホーン73に提
供される際に最適な音質状態とすることができる。
成を示すブロック図である。図3および図1において、
制御ユニット6は、第3コード54を介して採音器5a
からの第1音声信号C1を受信、または第2音声信号C
2を送音器5bへ伝送するが、制御ユニット6の電気回
路には、第1音声信号C1を増幅する第1増幅器63
と、第2音声信号C2を増幅する第2増幅器65と、こ
れらに電圧を供給する電源64を備えている。また、第
1音声信号C1が入力される部分には、前記第1増幅器
63を利用して増幅するばかりではなく、ボリューム調
整つまみ61およびトーン調整つまみ62と一体のもの
である第1可変抵抗器61ならびに第1可変抵抗器62
を介して音量と音調を調整できるように構成しているの
で、このように第1音声信号C1を調整することによ
り、セットで使用する通話装置7のイヤホーン73に提
供される際に最適な音質状態とすることができる。
【0025】なお、この発明のハンドフリー式電話変換
装置は、低パワー装置であるため、多くの電気エネルギ
ーを消費することはないので、制御ユニット6の電源6
4についても、低パワーの電池を使用するだけで十分で
ある。従って、コストを抑制することができるととも
に、ケース体66も軽薄短小のコンパクト化を達成でき
るものである。
装置は、低パワー装置であるため、多くの電気エネルギ
ーを消費することはないので、制御ユニット6の電源6
4についても、低パワーの電池を使用するだけで十分で
ある。従って、コストを抑制することができるととも
に、ケース体66も軽薄短小のコンパクト化を達成でき
るものである。
【0026】また、この制御ユニット6は、ケース体6
6に差込み6aを設けて、セットで使用する通話装置7
のプラグ71を挿着できるようにして、第1音声信号C
1および第2音声信号C2を伝送できる構成となってい
る。さらに、制御ユニット6にマルチ機能を発揮させる
ためには、ケース体66にスピーカ用差込み6bを設け
て、1対多数の通話(会議)を実施する際にスピーカ
(図示せず)を接続すれば、相手側の第1音声信号C2
を第3者にも聞こえるようにすることができる。さら
に、ケース体66に録音用差込み6c設けて、録音して
も差支えがないことを前提にした上で、レコーダ(図示
せず)を接続し、相手側の通話内容または第1音声信号
C1中の重要部分を録音することができる。
6に差込み6aを設けて、セットで使用する通話装置7
のプラグ71を挿着できるようにして、第1音声信号C
1および第2音声信号C2を伝送できる構成となってい
る。さらに、制御ユニット6にマルチ機能を発揮させる
ためには、ケース体66にスピーカ用差込み6bを設け
て、1対多数の通話(会議)を実施する際にスピーカ
(図示せず)を接続すれば、相手側の第1音声信号C2
を第3者にも聞こえるようにすることができる。さら
に、ケース体66に録音用差込み6c設けて、録音して
も差支えがないことを前提にした上で、レコーダ(図示
せず)を接続し、相手側の通話内容または第1音声信号
C1中の重要部分を録音することができる。
【0027】セットで使用する通話装置7は、プラグ7
1と、マイクロホン72と、イヤホーン73と、並列コ
ード74と、単一コード75とから構成されている。プ
ラグ71は、前記制御ユニット6の差込み6aに挿着さ
れ、並列コード74を介することにより、第1音声信号
C1および第2音声信号C2を伝送することができる。
マイクロホン72は、一般的なインライン(in-line)
マイクロホンとし、使用者の音声をマイクロホン72か
ら第2音声信号C2として入力し、制御ユニット6を介
して調整されるが、反対に、相手側からの第1音声信号
C1は、単一コード75を経てイヤホーン73、例えば
耳孔型イヤホーン(ear piece)に入力されて使用者が
はっきりと聞き取れるようにする。
1と、マイクロホン72と、イヤホーン73と、並列コ
ード74と、単一コード75とから構成されている。プ
ラグ71は、前記制御ユニット6の差込み6aに挿着さ
れ、並列コード74を介することにより、第1音声信号
C1および第2音声信号C2を伝送することができる。
マイクロホン72は、一般的なインライン(in-line)
マイクロホンとし、使用者の音声をマイクロホン72か
ら第2音声信号C2として入力し、制御ユニット6を介
して調整されるが、反対に、相手側からの第1音声信号
C1は、単一コード75を経てイヤホーン73、例えば
耳孔型イヤホーン(ear piece)に入力されて使用者が
はっきりと聞き取れるようにする。
【0028】上述の通り、この発明を好適な実施形態に
よって開示したものであるが、しかしながら、それは決
して、この発明を限定するために使用されるものであっ
てはならないものである。通常の当業者であれば、この
発明の技術思想に基づいて変更および付加することが可
能であることは当然なことであるから、この発明が保護
されるべき範囲は、特許請求の範囲に記載した内容をも
って、その基準としなければならない。
よって開示したものであるが、しかしながら、それは決
して、この発明を限定するために使用されるものであっ
てはならないものである。通常の当業者であれば、この
発明の技術思想に基づいて変更および付加することが可
能であることは当然なことであるから、この発明が保護
されるべき範囲は、特許請求の範囲に記載した内容をも
って、その基準としなければならない。
【0029】
【発明の効果】上記したように、この発明によって、従
来の電話機における様々な課題を解決するにあたって、
少なくとの下記の効果があげられる。 1.いかなる型式のコード付またはコードレス電話にも
使用できること。従って、使用者が携帯し、付着部材を
用いることで、公衆電話ボックスであっても、この発明
の電話変換装置によりセットで使用する通話装置を介し
て通話することで、不衛生さを回避することができると
ともに、通話が終了すれば取り外して持ち去れば良いの
であるから、たいへん便利なものとなる。 2.着脱が簡単で、しかも電話機と電線接続する必要が
ないこと。この発明は付着部材によって取り付けられる
ので、取換えが簡単であるとともに、電話機本来の構造
を変更する必要がなく、しかも電線接続する必要がない
から、各国の電話行政主管部門の認可を必要としない。 3.完全なハンドフリーであり、仕事の安全と効率が保
証できること。この発明のハンドフリー式電話変換装置
によって、使用者はセットで使用する通話装置を利用し
て通話を行うことができるので、自動車を運転する時に
片手に携帯電話を持つ必要がなくなって、交通事故を回
避することができ、家族もコードレス電話をポケットに
入れておいてセットで使用する通話装置によりで通話を
行えば、家事をしながらの通話が可能となる。会社員は
肩で受話器を挟みながらメモを取る必要がなくなる。 4.通話の機密性が保持できること。この発明のハンド
フリー式電話変換装置は、セットで使用する通話装置の
イヤホーンとマイクロホンを利用して通話するのであ
り、従来のスピーカによってハンドフリーを実現する装
置を利用する必要がなくなるから、相手側の通話内容の
機密性を保持することができると同時に、他人への迷惑
となることもない。 5.音質明瞭であること。この発明のハンドフリー式電
話変換装置は、セットで使用する通話装置のイヤホーン
とマイクロホンを利用して通話するのであるから、周囲
の雑音が混入することがなく、明瞭な音質を保証するこ
とができる。 6.聴覚障害者にとって医療補助器材となること。一般
的に、聴覚障害を有する人々については、その家庭内で
は補聴器などの助けを借りることができるであろうが、
絶対多数である家庭以外の場所においては、補聴器の提
供を受けられる機会はまずない。従って、この発明のハ
ンドフリー式電話変換装置を携帯していれば、いかなる
電話機にも取り付けることができ、ボリュームおよびト
ーン調整つまみによって、聴覚障害者が十分に聞き取れ
る音声情報にまで調整すれば、通話が可能なものとな
る。
来の電話機における様々な課題を解決するにあたって、
少なくとの下記の効果があげられる。 1.いかなる型式のコード付またはコードレス電話にも
使用できること。従って、使用者が携帯し、付着部材を
用いることで、公衆電話ボックスであっても、この発明
の電話変換装置によりセットで使用する通話装置を介し
て通話することで、不衛生さを回避することができると
ともに、通話が終了すれば取り外して持ち去れば良いの
であるから、たいへん便利なものとなる。 2.着脱が簡単で、しかも電話機と電線接続する必要が
ないこと。この発明は付着部材によって取り付けられる
ので、取換えが簡単であるとともに、電話機本来の構造
を変更する必要がなく、しかも電線接続する必要がない
から、各国の電話行政主管部門の認可を必要としない。 3.完全なハンドフリーであり、仕事の安全と効率が保
証できること。この発明のハンドフリー式電話変換装置
によって、使用者はセットで使用する通話装置を利用し
て通話を行うことができるので、自動車を運転する時に
片手に携帯電話を持つ必要がなくなって、交通事故を回
避することができ、家族もコードレス電話をポケットに
入れておいてセットで使用する通話装置によりで通話を
行えば、家事をしながらの通話が可能となる。会社員は
肩で受話器を挟みながらメモを取る必要がなくなる。 4.通話の機密性が保持できること。この発明のハンド
フリー式電話変換装置は、セットで使用する通話装置の
イヤホーンとマイクロホンを利用して通話するのであ
り、従来のスピーカによってハンドフリーを実現する装
置を利用する必要がなくなるから、相手側の通話内容の
機密性を保持することができると同時に、他人への迷惑
となることもない。 5.音質明瞭であること。この発明のハンドフリー式電
話変換装置は、セットで使用する通話装置のイヤホーン
とマイクロホンを利用して通話するのであるから、周囲
の雑音が混入することがなく、明瞭な音質を保証するこ
とができる。 6.聴覚障害者にとって医療補助器材となること。一般
的に、聴覚障害を有する人々については、その家庭内で
は補聴器などの助けを借りることができるであろうが、
絶対多数である家庭以外の場所においては、補聴器の提
供を受けられる機会はまずない。従って、この発明のハ
ンドフリー式電話変換装置を携帯していれば、いかなる
電話機にも取り付けることができ、ボリュームおよびト
ーン調整つまみによって、聴覚障害者が十分に聞き取れ
る音声情報にまで調整すれば、通話が可能なものとな
る。
【図1】この発明のハンドフリー式電話変換装置の好適
な1実施形態を示す側面図。
な1実施形態を示す側面図。
【図2】この発明のハンドフリー式電話変換装置を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図3】この発明のハンドフリー式電話変換装置の制御
ユニット内部の電気回路構成を示すブロック図。
ユニット内部の電気回路構成を示すブロック図。
【図4】この発明のハンドフリー式電話変換装置の第1
付着部材のうち、第1ループテープの付着面と取付面を
示す平面図。
付着部材のうち、第1ループテープの付着面と取付面を
示す平面図。
【図5】この発明のハンドフリー式電話変換装置の第1
付着部材のうち、第1フックテープの付着面と取付面を
示す平面図。
付着部材のうち、第1フックテープの付着面と取付面を
示す平面図。
1 受話器 2 送話器 3 第1付着部材 4 第2付着部材 5 変換ユニット 6 制御ユニット 7 セットで使用する通話装置 9 電話機 10 電話変換装置 C1 第1音声信号 C2 第2音声信号 31 第1ループテープ 32 第1フックテープ 41 第2ループテープ 42 第2フックテープ 5a 採音器 5b 送音器 51 第1コード 52 第2コード 53 結束手段 54 第3コード 61 ボリューム調整つまみ(第1可変抵抗器) 62 トーン調整つまみ(第2可変抵抗器) 63 第1増幅器 64 電源 65 第2増幅器 66 ケース体 6a 差込み 6b スピーカ用差込み 6c レコーダ用差込み 71 プラグ 72 マイクロホン 73 イヤホーン 74 並列コード 75 単一コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596025032 7F.,No.5−1,Nanking W.Road,Taipei City, Taiwan,R.O.C.
Claims (10)
- 【請求項1】 受話器に取り付けられる第1付着部材
と、 送話器に取り付けられる第2付着部材と、 前記第1付着部材および第2付着部材に接続され、それ
ぞれ前記受話器から受信される相手側の第1音声信号、
ならびに自分側の第2音声信号を出力して前記送話器に
付与する変換ユニットと、 前記変換ユニットが受信した前記第1音声信号を増幅出
力するとともに、自分側が発生させる前記第2音声信号
を受信し、かつ増幅出力して前記変換ユニットへ伝送す
る制御ユニットとを具備したことを特徴とするハンドフ
リー式電話変換装置。 - 【請求項2】 前記第1付着部材および第2付着部材
が、中空構造であるとともに、 1つの付着面、ならびに前記受話器および送話器に取り
付けられる取付面を有するループテープと、 前記ループテープの付着面に付着されるフックを有する
付着面、ならびに前記変換ユニットに取り付けられる取
付面を有するフックテープとを具備したことを特徴とす
る請求項1記載のハンドフリー式電話変換装置。 - 【請求項3】 前記変換ユニットが、前記第1付着部材
と結合され、前記第1音声信号を受信する採音器と、 前記第2付着部材と結合され、前記第2音声信号を前記
送話器へと伝送する送音器と、 前記採音器により受信される前記第1音声信号を前記制
御ユニットに伝送する第1コードと、 前記第1コードとは別個に前記制御ユニットから前記第
2音声信号を前記送音器に伝送する第2コードと、 前記第1コードおよび第2コードを合併するとともに、
前記制御ユニットへと接続する第3コードとを具備した
ことを特徴とする請求項1または2記載のハンドフリー
式電話変換装置。 - 【請求項4】 前記第1コードが、前記採音器の側面に
接続されるものであることを特徴とする請求項3記載の
ハンドフリー式電話変換装置。 - 【請求項5】 前記第2コードが、前記送音器の側面に
接続されるものであることを特徴とする請求項3記載の
ハンドフリー式電話変換装置。 - 【請求項6】 前記変換ユニットが、さらに結束手段を
備えて、前記第3コードの一端において前記第1コード
および第2コードを合併することを特徴とする請求項3
記載のハンドフリー式電話変換装置。 - 【請求項7】 セットで使用する通話装置と、 前記電話機の受話器に取り付けられる第1付着部材と、 前記電話機の送話器に取り付けられる第2付着部材と、 前記第1付着部材と結合され、前記受話器により相手側
からの第1音声信号を受信する採音器と、 前記第2付着部材と結合され、自分側の第2音声信号を
前記送話器へと伝送する送音器と、 前記採音器が受信する前記第1音声信号を増幅出力し
て、前記通話装置を介して自分側が受信するとともに、
前記通話装置からの前記第2音声信号を増幅出力して前
記送音器へ伝送する制御ユニットとを具備したことを特
徴とするハンドフリー式電話変換装置。 - 【請求項8】 前記制御ユニットが、外部構造を備えた
ものであって、 前記通話装置を接続し、前記第1音声信号および第2音
声信号を伝送する差込みを設けたケース体と、 前記ケース体の第1所定位置に取り付けられ、前記採音
器からの前記第1音声信号の音量を調整するボリューム
調整つまみと、 前記ケース体の第2所定位置に取り付けられ、前記採音
器からの前記第1音声信号の音調を調整するトーン調整
つまみとを具備したことを特徴とする請求項7記載のハ
ンドフリー式電話変換装置。 - 【請求項9】 前記通話装置が、使用者の耳に挿入し、
前記制御ユニットから出力される前記第1音声信号を受
信するイヤホーンと、 使用者の口の近くに配置され、使用者が発生させる前記
第2音声信号を受信するとともに、前記制御ユニットへ
向けて出力するマイクロホンとを具備したことを特徴と
する請求項7または8に記載のハンドフリー式電話変換
装置。 - 【請求項10】 前記制御ユニットが、内部に電気回路
を備えるものであって、前記採音器からの前記第1音声
信号を増幅するとともに、前記イヤホーンへ向けて出力
する第1増幅器と、 前記マイクロホンからの前記第2音声信号を増幅すると
ともに、前記送音器へ向けて出力する第2増幅器と、 前記第1増幅器ならびに第2増幅器に電源電圧を供給す
る電源と、 前記第1増幅器に接続され、前記ボリューム調整つまみ
によって、電気抵抗値を変化させ、前記第1音声信号の
音量を変化させる第1可変抵抗器と、 前記第2増幅器に接続され、前記トーン調整つまみによ
って、電気抵抗値を変化させ、前記第1音声信号の音調
を変化させる第2可変抵抗器とを具備したことを特徴と
する請求項7〜9いずれか1項に記載のハンドフリー式
電話変換装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CA002169907A CA2169907C (en) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | Hands-free phone converter |
US08/604,054 US5850439A (en) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | Hands-free phone converter |
AU45661/96A AU711033B2 (en) | 1996-02-20 | 1996-02-21 | A hands-free phone converter |
JP3613596A JP2944925B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-23 | ハンドフリー式電話変換装置 |
DK96103170T DK0793372T3 (da) | 1996-02-20 | 1996-03-01 | Håndfri telefonkonverter |
DE69619095T DE69619095T2 (de) | 1996-02-20 | 1996-03-01 | Vorrichtung zur Umwandlung eines Telefons in ein Freisprechgerät |
EP96103170A EP0793372B1 (en) | 1996-02-20 | 1996-03-01 | A hands-free phone converter |
AT96103170T ATE213110T1 (de) | 1996-02-20 | 1996-03-01 | Vorrichtung zur umwandlung eines telefons in ein freisprechgerät |
ES96103170T ES2170817T3 (es) | 1996-02-20 | 1996-03-01 | Convertidor telefonico de manos libres. |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CA002169907A CA2169907C (en) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | Hands-free phone converter |
US08/604,054 US5850439A (en) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | Hands-free phone converter |
AU45661/96A AU711033B2 (en) | 1996-02-20 | 1996-02-21 | A hands-free phone converter |
JP3613596A JP2944925B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-23 | ハンドフリー式電話変換装置 |
EP96103170A EP0793372B1 (en) | 1996-02-20 | 1996-03-01 | A hands-free phone converter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09238182A true JPH09238182A (ja) | 1997-09-09 |
JP2944925B2 JP2944925B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=27506929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3613596A Expired - Fee Related JP2944925B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-23 | ハンドフリー式電話変換装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5850439A (ja) |
EP (1) | EP0793372B1 (ja) |
JP (1) | JP2944925B2 (ja) |
AT (1) | ATE213110T1 (ja) |
AU (1) | AU711033B2 (ja) |
CA (1) | CA2169907C (ja) |
DE (1) | DE69619095T2 (ja) |
DK (1) | DK0793372T3 (ja) |
ES (1) | ES2170817T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009087204A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両用電話通話判定装置 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6236969B1 (en) * | 1998-07-31 | 2001-05-22 | Jonathan P. Ruppert | Wearable telecommunications apparatus with voice/speech control features |
US7365766B1 (en) | 2000-08-21 | 2008-04-29 | Marie Lapalme | Video-assisted apparatus for hearing impaired persons |
US6453044B1 (en) | 2000-10-26 | 2002-09-17 | Orrin Klitzner | User interface for a portable communication device |
US20040125979A1 (en) * | 2001-08-07 | 2004-07-01 | Josef Elidan | Earphone for a cellular phone |
US6748060B2 (en) | 2002-04-08 | 2004-06-08 | Plantronics, Inc. | Apparatus and method for providing voice telephone instructions |
KR100619829B1 (ko) * | 2004-02-23 | 2006-09-13 | 엘지전자 주식회사 | 휴대단말기의 핸드프리부 제어장치 및 방법 |
CA2483439A1 (en) * | 2004-11-01 | 2006-05-01 | Steven M. Gullickson | Earphone/microphone adapter |
GB201214573D0 (en) * | 2012-08-15 | 2012-09-26 | Britton Colin | Audio amplification apparatus |
US9491532B2 (en) | 2013-10-03 | 2016-11-08 | Mobile Research Labs Ltd. | Adapter device to allow the monitoring of media exposure on consumer devices |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5056802A (ja) * | 1973-09-14 | 1975-05-17 | ||
JPH0140949B2 (ja) * | 1981-04-24 | 1989-09-01 | Horiba Ltd | |
JPH0492542A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-25 | Ietatsu Ono | 携帯式電話器 |
JPH0591584A (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-09 | Toshiba Corp | イヤホン |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US299300A (en) * | 1884-05-27 | Telephone-support | ||
US1052162A (en) * | 1912-05-08 | 1913-02-04 | John Mccausland | Sanitary telephone-mouthpiece. |
US2503846A (en) * | 1946-12-27 | 1950-04-11 | Bell Telephone Labor Inc | Telephone set |
US3667569A (en) * | 1971-01-11 | 1972-06-06 | Acoustifone Corp | Sound tube headset |
US3887771A (en) * | 1974-03-04 | 1975-06-03 | Spanel Abram Nathaniel | Telephone adapter |
US4090042A (en) * | 1975-03-24 | 1978-05-16 | Kayce, Inc. | Acoustical communications headset |
US4246444A (en) * | 1978-11-30 | 1981-01-20 | Anderson Jacobson, Inc. | Telephone handset acoustic coupling cup |
US4754484A (en) * | 1986-08-21 | 1988-06-28 | Acs Communications, Inc. | Convertible handset/headset for telephone |
US4907266A (en) * | 1988-05-24 | 1990-03-06 | Chen Ping Huang | Headphone-convertible telephone hand set |
JPH02153660A (ja) * | 1988-06-07 | 1990-06-13 | Boosei Internatl Kk | 自動車用電話機及び一般電話機用ハンズフリー送受話装置 |
DE3831112A1 (de) * | 1988-09-13 | 1990-03-22 | Jun Christoph Chilla | Hoer-sprecheinrichtung fuer fernsprechanlagen |
JPH03247146A (ja) * | 1990-02-26 | 1991-11-05 | Tokyo Electric Co Ltd | 音響カプラ |
US5191602A (en) * | 1991-01-09 | 1993-03-02 | Plantronics, Inc. | Cellular telephone headset |
GB2259428A (en) * | 1991-09-04 | 1993-03-10 | Ramsur Dev Limited | Communication device |
DE4207507A1 (de) * | 1992-03-10 | 1993-09-16 | Philips Patentverwaltung | Nachrichtentechnisches geraet mit einer freisprecheinrichtung |
US5407113A (en) * | 1994-02-04 | 1995-04-18 | Clayton R. Golliher | Over the head hands-free phone holder |
US5528689A (en) * | 1994-11-07 | 1996-06-18 | Chan; Alex Y. | Telephone headset adaptor including a hearing sound tube, a speaking sound tube, a headset, a telephone ear cup and a telephone mouth cup |
-
1996
- 1996-02-20 CA CA002169907A patent/CA2169907C/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-02-20 US US08/604,054 patent/US5850439A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-02-21 AU AU45661/96A patent/AU711033B2/en not_active Ceased
- 1996-02-23 JP JP3613596A patent/JP2944925B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-01 DK DK96103170T patent/DK0793372T3/da active
- 1996-03-01 EP EP96103170A patent/EP0793372B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-01 ES ES96103170T patent/ES2170817T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-01 AT AT96103170T patent/ATE213110T1/de not_active IP Right Cessation
- 1996-03-01 DE DE69619095T patent/DE69619095T2/de not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5056802A (ja) * | 1973-09-14 | 1975-05-17 | ||
JPH0140949B2 (ja) * | 1981-04-24 | 1989-09-01 | Horiba Ltd | |
JPH0492542A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-25 | Ietatsu Ono | 携帯式電話器 |
JPH0591584A (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-09 | Toshiba Corp | イヤホン |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009087204A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両用電話通話判定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69619095T2 (de) | 2002-06-27 |
ATE213110T1 (de) | 2002-02-15 |
EP0793372B1 (en) | 2002-02-06 |
DE69619095D1 (de) | 2002-03-21 |
CA2169907A1 (en) | 1997-08-21 |
AU4566196A (en) | 1997-08-28 |
EP0793372A1 (en) | 1997-09-03 |
DK0793372T3 (da) | 2002-03-18 |
JP2944925B2 (ja) | 1999-09-06 |
AU711033B2 (en) | 1999-10-07 |
US5850439A (en) | 1998-12-15 |
CA2169907C (en) | 1999-08-03 |
ES2170817T3 (es) | 2002-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7548617B2 (en) | Bluetooth earphone | |
US7072476B2 (en) | Audio headset | |
US5113428A (en) | Cordless telephone headset | |
US7117021B2 (en) | Bluetooth cassette-like device for a hands-free cell-phone kit | |
US5099519A (en) | Headphones | |
JPH09187060A (ja) | ワイヤレスイヤホン付き携帯電話機 | |
CN102164327A (zh) | 通讯用头戴式耳机系统 | |
US20050288067A1 (en) | Incoming call alert adapter for mobile devices | |
EP0789474A3 (en) | A hands-free arrangement for mobile communication device | |
US20050107130A1 (en) | Telephone silent conversing (TSC) system | |
JP2944925B2 (ja) | ハンドフリー式電話変換装置 | |
JP2007259276A (ja) | 無線通信通話ユニット | |
EP1223682B1 (en) | An electronic device for a mobile radio station | |
JP2000236382A (ja) | 電話変換受信装置 | |
US20030053650A1 (en) | Earphone device for motorcycle rider and passenger | |
NL1011712C2 (nl) | Communicatiesysteem voor telefoons. | |
KR100197390B1 (ko) | 핸즈-프리 전화 변환기 | |
JPH0591016A (ja) | カセツトプレーヤ一体型携帯電話機 | |
CN215300880U (zh) | 一种助听器耳机 | |
JP2003125496A (ja) | 補聴装置及び音声再生装置 | |
JPH04200045A (ja) | 携帯電話装置 | |
TW319936B (en) | Hands free phone converter | |
CN1055185C (zh) | 免手持式电话机转换装置 | |
JP2000278396A (ja) | 携帯電話用マイクスピーカ | |
KR20060004042A (ko) | 핸즈 프리 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |