JPH09237514A - 背面照明装置 - Google Patents
背面照明装置Info
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- JPH09237514A JPH09237514A JP8121600A JP12160096A JPH09237514A JP H09237514 A JPH09237514 A JP H09237514A JP 8121600 A JP8121600 A JP 8121600A JP 12160096 A JP12160096 A JP 12160096A JP H09237514 A JPH09237514 A JP H09237514A
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Abstract
ができるとともに、回路基板に実装した状態での厚み寸
法をさらに短縮することができる背面照明装置を提供す
る。 【解決手段】 導光板2と、この導光板の周囲部から内
部に向けて光を照射するための発光装置40とを備えた背
面照明装置であって、上記発光装置40の端子部42は、上
記導光板2の周部においてその底面と同等または略同等
高さ位置において所定長さ水平に延びる水平面実装部8
a,42a を備えている。
Description
装置等、一定の表示面を有しながら自ら発光を行わない
非発光型表示装置の表示の視認性を高めるために、この
表示装置をその背後から照明するために用いる、いわゆ
るバックライトと呼ばれる背面照明装置に関する。
れているために、小型化が要請される電子機器等の各種
表示を行うための装置として多用されている。しかしな
がら、この種の液晶表示装置は、それ自体発光をせず、
したがって、その表示の視認性を高めるために、背面か
ら照明を行う背面照明装置と併用されることが多い。小
型の機器にこのような液晶表示装置を組み込む場合、背
面照明装置を含めた厚みをさらに薄型化することが要請
され、このような要請に応える背面照明装置として、た
とえば、実公平4−14943号公報に提案されたもの
がある。
本願の図16に示す。この背面照明装置1は、透明また
は半透明樹脂で形成された一定厚みの導光板2と、この
導光板2の周部表面に形成された凹陥部3に発光部4a
が嵌合されたLED発光装置4とを備えている。上記発
光部4aは、内向きに開口する樹脂製箱型反射ケース5
の底部に光源としてのLEDチップ6をボンディングす
るとともに、この反射ケース5の内部空間を透明樹脂7
で充填して形成されている。上記反射ケース5の底部に
はまた、電極端子8が配置されており、この電極端子8
は、上記反射ケース5の外壁から下方に延出して外部リ
ード8aを形成している。
状反射ケース5を嵌め込むに適した有底状の凹陥部とな
っており、その底壁には、上記外部リード8aを下方に
延出させるための貫通穴3aが形成されている。
ス5の内面によって反射され、この反射ケースの前面方
向、すなわち、導光板2の内部に向けて照射される。こ
うして導光板2の内部に向けて照射された光は、この導
光板2の底面および表面を全反射しあるいは乱反射を繰
り返すことによって導光板2の全域に及び、この導光板
2の上面全域から外部へ放射される。これにより、一定
の面積を有する導光板2の上面全面が光っているように
見え、照明対象である一定面積を有する液晶表示装置の
表示面全体をその背後から効率的に照明することができ
る。
に、上記従来の背面照明装置1は、組立て状態において
LED発光装置4の外部リード8aが導光板2の下方に
延出している。すなわち、この背面照明装置1は、上記
外部リード8aを図示しない回路基板に設けた挿入穴に
挿入することによって回路基板に実装される。上記外部
リード8aは比較的長状に延びており、かつ導光板2の
下方に隠れているため、回路基板に対する自動実装には
不適であり、このような実装作業は手作業による煩雑な
作業とならざるをえないとういう問題がある。
挿入深さを一定に管理することもまた困難であり、そう
すると、回路基板に実装された状態での背面照明装置1
が、一定の姿勢を有することができず、その結果、照明
対象である表示装置との相互関係もまちまちとなってし
まうという問題も生じうる。また、背面照明装置を含め
た液晶表示装置の表示品位、あるいは背面照明効率が製
品ごとにまちまちとなってしまったり、同一の表示装置
であっても、その表示面の各部位において背面照明光の
明るさが異なってしまうといった問題が生じうる。この
ような問題を解決するためには、背面照明装置と液晶表
示装置との相互関係を規定する他の部材が必要となるな
ど、さらに背面照明装置を含めた表示装置の全体構成が
煩雑となり、部品点数の増加およびコスト上昇を招来す
る。
出されたものであって、回路基板に対する実装作業を著
しく簡略化することができるとともに、回路基板に実装
された状態での姿勢が製品ごとに画一化され、さらに
は、回路基板への実装状態での全体厚みをさらに短縮す
ることができる背面照明装置を提供することをその課題
としている。
は、次の各技術的手段を採用した。
提供される背面照明装置は、透明または半透明の導光板
と、この導光板の周囲部から内部に向けて光を照射する
ための発光装置とを備えた背面照明装置であって、上記
発光装置は、光源を有する発光部と、上記光源に電力を
供給するための端子部とを備えており、上記端子部は、
上記導光板の周部において、その底面と同等または略同
等高さ位置において所定長さ水平に延びる水平面実装部
を備えたものである。
水平に延びる水平面実装部を備えているので、いわゆる
ハンダリフローの手法により、回路基板に対して実装す
ることが可能になる。ハンダリフローによる実装は、回
路基板上の導体パッドにあらかじめクリームハンダを印
刷しておき、この導体パッドに対応するようにして上記
端子部を載置し、加熱炉の熱によって溶融させられたハ
ンダによって基板上の導体パッドと端子部との間を導通
状態で接続をするものである。回路基板上の導体パッド
は一定の面積をもっており、そして上記端子部の水平面
実装部もまた水平に延びる一定の面積をもったものであ
るので、一定の誤差範囲内で上記背面照明装置を回路基
板上に載置することができ、自動実装が可能となる。ま
た、上記端子部における水平面実装部は、導光板の底面
と略同等高さ位置に形成されているので、この背面照明
装置を回路基板に実装した状態において、導光板の姿勢
が画一的に定まる。このことは、この背面照明装置の照
明対象である液晶表示装置との相互関係を画一的に規定
することができることを意味する。
よる背面照明装置によれば、回路基板に対する実装作業
が著しく簡略化され、かつ実装状態での導光板姿勢が製
品ごとに画一化され、表示装置に対する照明効率が製品
ごとに画一化されるとともに表示装置の表示面各部位で
の明るさも一定となる。さらには、回路基板と導光板の
との間の間隔を最小にすることができるので、回路基板
に実装された状態でのこの背面照明装置全体厚みがさら
に縮小され、小型機器の表示装置のための背面照明装置
として好適なものとなる。
は、透明または半透明の導光板とこの導光板の周囲部か
ら内部に向けて光を照射するための発光装置とを備えた
背面照明装置であって、上記発光装置は、光源を有する
発光部と、上記光源に電力を供給するための端子部とを
備えており、上記端子部は、上記導光板の周囲部底面に
沿って延びる水平面実装部と、この水平面実装部と連続
し、導光板の側面に沿って上方に延びる垂直部とを備え
たものである。
は、上記本願発明の第1の側面の構成において説明した
水平面実装部を備えている。したがって、この第2の側
面による背面照明装置もまた、基本的に上記第1の側面
による背面照明装置について説明したのと同様の利点を
有する。
置は、上記端子部は、導光板の周囲部底面に沿って延び
る水平面実装部に加え、この水平面実装部と連続して導
光板の側面に沿って上方に延びる垂直部を形成してい
る。換言すると、この第2の側面による背面照明装置に
おいては、導光板の周囲部底面と、側面とに、L字状に
屈曲して露出する端子部が形成されることになる。上記
端子部にあらかじめハンダメッキを施すなどしてハンダ
に対する濡れ性を高めておくと、上記したようなハンダ
リフローの手法による回路基板に対する実装過程におい
て、溶融ハンダが上記水平面実装部と回路基板上の導体
パッドとの間に介在してこれらを導通接続するのみなら
ず、溶融ハンダが垂直部に沿って所定高さ上昇して固化
する。これにより、端子部におけるハンダに対する接触
面積がさらに拡大され、回路基板に対する導通状態がよ
り確実となるとともに、垂直部に沿って上昇して固化す
るハンダが、特に導光板に対する水平方向の外力に対す
る回路基板への接続強度を高めることができ、回路基板
に対する背面照明装置の機械的接続強度をさらに高める
ことができる。
面照明装置の好ましい実施形態においては、上記発光装
置の発光部は、内向きに開口する反射ケースの底部に光
源をボンディングしたものとなっている。
する光を導光板の周囲から外部へ無駄に逃がすことな
く、効率的な背面照明を達成することができる。
る背面照明装置の好ましい実施形態においてはまた、上
記発光部は、上記導光板を型成形する際にその内部に一
体化されている。
にたとえば空気層が介在するといったことがなくなり、
発光部から導光板への光の伝導効率がさらに高められ、
その結果としてこの背面照明装置の照明効率がさらに高
められる。
装置のさらに他の実施形態においては、上記発光部は、
上記導光板に設けた凹陥部に嵌合保持されている。
更されても、発光装置の発光部を標準化して使用するこ
とができ、同じ発光部をもつ標準化された発光装置を用
いて、種々の形状や大きさをもつ導光板と対応して、使
用目的に合致させた背面照明装置を構成することができ
る。
装置のさらに他の実施形態においては、上記導光板の周
囲部底面には、凹部が形成されており、この凹部内に、
上記端子部の水平面実装部が配置されている。
た水平面実装部の底部面が導光板の底部面と同一平面上
に形成可能となり、上述した背面照明装置の水平面実装
部を備えたことによる効果、例えば回路基板に実装され
た状態での導光板の姿勢を製品ごとに画一化できるとと
もに、回路基板を含めた背面照明装置の厚み寸法を短縮
できるといった効果がより一層高められる。
導光板における上記発光装置の発光部が配置される部位
の厚み寸法に対し、その余の部位の厚み寸法が小さく形
成されている。
記導光板における上記発光装置の発光部が配置される部
位のみが回路基板と接触して実装される。すなわち、背
面照明装置が回路基板上を高架するように実装され、背
面照明装置の上記接触部位以外の部位の底面と回路基板
の上面との間に空間が形成される。このことにより、回
路基板表面に凹凸を形成して実装された電子部品を跨ぐ
ようにして背面照明装置が実装できるので、スペース効
率よく回路基板を含めた背面照明装置の各部品を実装で
き、回路基板を含めた背面照明装置の厚み寸法をより一
層短縮できる。
光板を形成する際に用いる樹脂の使用量が少なくてす
み、背面照明装置の製作コストの低減および背面照明装
置の軽量化が実現する。更に、導光板の厚み寸法を小さ
くした分だけ導光板内の光束の密度が高くなり、導光板
の表面側の明るさを高めることができる。
面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかと
なろう。
ないし図10、および図12ない図15を参照して説明
するが、これらの図において、図11に示した従来例と
同一または同等の部材または部分には、同一の符号を付
してある。
1の実施形態の全体斜視図、図2は、図1のII−II線に
沿う拡大断面図である。
るとともに一定厚みを有する透明または半透明な導光板
2の長手方向両端部には、発光装置40が一体に埋め込
まれている。この発光装置40は、上記導光板2の厚み
方向内部に位置する発光部41と、この発光部内の光源
に電力を供給するための薄板状端子部42とを備えてい
る。すなわち、図3に詳示するように、上記発光部41
は、一面が開口する箱状の反射ケース43の底部に配し
たダイパッド用リード44に光源としてのLEDチップ
6をボンディングするとともに、上記ダイパッド用リー
ド44と隣接するようにしてやはり反射ケース43の底
部に配した内部リード45と上記LEDチップ6との間
がワイヤボンディングされて構成されている。
よりも小寸の上下高さをもっており、かつ適当な長手寸
法をもっている。これに対応させて、上記ダイパッド用
リード44および内部リード45もまた、上記反射ケー
ス43の底部長手方向に延びる短冊状を呈している。上
記ダイパッド用リード44および上記内部リード45に
は、外部リードとなるべき上記端子部42,42がそれ
ぞれ一体に延出させられている。この端子部42は、導
光板2の底面とほぼ同等の上下高さをもつ水平実装部4
2aを備えるように、一定部位で直角に折り曲げられて
いる。
すように、所定のように配置された上記ダイパッド用リ
ード44および上記内部リード45が、それぞれ外部リ
ードとなるべきリード42′,42′およびサポートリ
ード46,46によって左右のサイドフレーム47,4
7に一体化させられた形態をもつ製造用フレーム48を
用いて作製することができる。この製造用フレーム48
は、導体金属薄板を打ち抜くことによって得ることがで
きる。
チ送りしながら、ダイパッド用リード44の所定部位に
LEDチップ6をボンディングするとともに、このLE
Dチップ6の上面端子と上記内部リード45との間をワ
イヤボンディングによって結線する。そして、図5にお
いて仮想線で囲む領域を包み込むようにして上述した反
射ケース43が金型成形装置を用いることによって形成
される。なお、この反射ケース43は、反射効率を高め
るため、白色系の樹脂、たとえばポリブチレンテレフタ
レート(PBT)を用いて形成される。
ケース43の外面部で切断するとともに、端子リード4
2′,42′を所定長さの端子部となるように図5に符
号aで示す線に沿って切断する。そうして、図示しない
フォーミング装置により、上記端子部42,42を、上
記ダイパッド用リード44および内部リード45に対し
て直角に折り曲げる。そうすることによって、図3に示
したような発光装置40が得られる。
水平部42a,42aを形成しているので、導光板2を
型成形するための下金型(図示略)上に容易に設置する
ことができる。このように下金型に所定の位置決め状態
において上記発光装置40を設置した上、上下金型を型
締めして樹脂注入操作を行うことにより、図2に示した
ような背面照明装置10ができあがる。導光板2の材質
としては、たとえばアクリル系樹脂が採用されるが、そ
の他、ポリカーボネイト等、より機械強度に優れた材質
を採用することも可能である。
かる背面照明装置10においては、内向きに開口する反
射ケース43の底部に配置したLEDチップ6が、直接
導光板2を構成する透明または半透明樹脂に接触させら
れる。したがって、LEDチップ6が発する光は、導光
板2の端縁部から無駄に外部に漏れることなく、効率的
に導光板2の内側方向へ照射される。導光板2内に照射
された光は、導光板2の表面側および裏面側の境界で全
反射しながら内部を進み、そしてある時点において導光
板2の表面側から外部に放射される。図2において符号
50は、導光板2の裏面側に貼着した反射拡散シートを
示しており、これによって、導光板2の裏面側から逃げ
る光を抑制して、導光板2の表面側の明るさを高めるこ
とができる。
図1および図2に表れているように、発光装置40から
延びる端子部42,42には、導光板2の底面高さとほ
ぼ対応して水平方向に延びる水平面実装部42a,42
aを備えており、特にこの実施形態では、上記水平部面
実装部42a,42aは、導光板2の縁部からさらに外
方に延出させられている。このように端子部42,42
に水平面実装部42a,42aを設けたことから、図4
に示すように、この背面照明装置10を回路基板60に
対して、いわゆるハンダリフローの手法による面実装す
ることができ、これによって、背面照明装置10の回路
基板に対する実装の自動化を図ることができる。また、
上記水平面実装部42a,42aの上下高さは、導光板
2の底面とほぼ対応させられているので、回路基板60
に実装された状態での導光板2の姿勢を製品ごとに画一
化することができるともに、回路基板60を含めた背面
照明装置10の厚み寸法を短縮して、小型の電子機器の
ための表示装置の背面照明装置として、より好適なもの
とすることができる。なお、上記水平面実装部42a,
42aの上下高さは、正確に導光板2の底面高さと一致
している必要はなく、たとえば端子部42,42の厚み
に相当する分、導光板2の底面から突出していても差し
支えない。
置10の第2の実施形態を示している。本実施形態で
は、水平状のダイパッド44上にLEDチップ6をボン
ディングするとともに、同じく水平状内部リード45と
上記LEDチップ6との間をワイヤボンディングし、こ
の状態において、上記ダイパッド44および内部リード
45を、導光板2内に一体化させている。上記ダイパッ
ド44および内部リード45は、製造用フレームの一部
に形成されるのであり、その製造用フレームの段階で
は、図7に仮想線によって参考的に示すように、上記端
子部42,42は、ダイパッド44および内部リード4
5から一連に延出する水平状となっており、かつこれら
端子部42,42は、サイドフレーム47に一体連結さ
せられている。
板2を成形するための金型に設置した状態において、上
下金型の型締めの後、金型キャビティ内に樹脂を注入
し、上記導光板2を成形する。そして製造用フレーム4
8の不要部分を切除するとともに、上記端子部42,4
2をクランク状にフォーミングして、導光板2の底面高
さとほぼ対応して水平方向に延出する水平面実装部42
a,42aを形成する。この場合も、上記水平面実装部
42a,42aの高さ位置が導光板2の底面高さと正確
に一致している必要がないことは、前述と同様である。
仮想線で示し、かつ図7に符号80で示すように、導光
板2の表面ないし裏面にまたがるようにして、反射被膜
が形成されている。この反射被膜80は、LEDチップ
6から発する光が導光板2の端部付近から無駄に外部に
放射されるのを阻止するためのものであり、たとえば、
白色のシート状のものを貼着してもよいし、白色系の適
当な塗料によって印刷してもよい。このような第2の実
施形態によっても、上記端子部2に導光板2の底面とほ
ぼ同等の高さ位置において延出する水平面実装部42
a,42aを形成していることから、上述した第1の実
施形態と同様の作用効果を奏することができるととも
に、LEDチップ6から発する光が、無駄となることな
く導光板2の内部に向けて放射され、その結果、導光板
2の表面の明るさが高められる。
3の実施形態の要部断面を示している。
における発光装置40と同様、反射ケース43内に光源
としてのLEDチップ6をボンディングした形態をもつ
発光部41を導光板2の端縁部に一体化させている。そ
して、反射ケース43の下面から露出する端子部42に
は、いったん反射ケース43または導光板2の底面に沿
うように折り曲げて水平面実装部42aが形成されると
ともに、上記反射ケース43または導光板2の側面に沿
うように起立する垂直部42bが形成される。この実施
形態においても、上記端子部42には、導光板2の底面
高さとほぼ対応して水平方向に延びる水平面実装部42
aが形成されているので、上述した第1および第2の実
施形態について述べたのと同様の作用効果を奏すること
ができる。そして、本実施形態においては、上記水平面
実装部42aに連続して起立する垂直部42bがさらに
設けられているので、次のような格別な作用効果を奏す
ることができる。
ローの手法によってこの背面照明装置10を回路基板6
0に実装するに際し、加熱炉内で溶融させられたハンダ
Hが、上記水平部42aと回路基板60上に介在するの
みならず、上記端子部42の垂直部42bに沿って上昇
する。このような状態で固化したハンダHは、上記端子
部42に対してより長い延長長さにおいて接触するた
め、回路基板60と端子部42との間の電気的導通をさ
らに確実なものとすることができるとともに、回路基板
60に対する背面照明装置10の取付け機械強度がさら
に高められる。より具体的には、上記端子部42の垂直
部42bに沿って立ち上がって固化するハンダHは、背
面照明装置10に対して水平方向に与えられる外力ない
しは振動に対し、この背面照明装置10が回路基板60
に対して水平方向に移動することをより確実に阻止する
ことができるのある。
4の実施形態の要部断面を示している。この実施形態
は、上記図6および図7を参照して説明した第2の実施
形態を基本とし、導光板2の側面から延出する端子部4
2をいったん直角に折り曲げて導光板2の側面に沿う垂
直部42bを形成するとともに、この垂直部42bの下
端からさらに導光板2の下面に沿って延びるように折り
曲げて水平面実装部42aを形成している。本実施形態
においても、上記端子部42には、導光板2の底面の上
下高さとほぼ対応する水平面実装部42aが形成されて
いるために、前述した第1ないし第3の実装形態にかか
る背面照明装置について述べたのと同様の基本的作用効
果を奏するとともに、端子部42に垂直部42bが形成
されていることから、図8を参照して説明した本願発明
の第3の実施形態と同様の作用効果を奏することができ
る。
第5の実施形態の要部断面を示している。この実施形態
にかかる発光装置40は、図11に示した従来例と同
様、反射ケース43内にLEDチップ6を設置し、かつ
この反射ケース5の内部を透明樹脂で充填した形態をも
つ発光部4aを、導光板2の縁部上面に形成した凹陥部
3内に嵌合保持させた形態をもっている。図11に示し
た従来例と相違する点は、導光板2の下面に延出する端
子部8を、導光板2の底面に沿って延びる水平面実装部
8a′と、この水平面実装部8a′に連続して上記導光
板2の側面に沿って延びる垂直部8bを有するように折
り曲げた点である。
は、水平面実装部8a′および垂直部8bを備えている
ので、図8および図9を参照してそれぞれ説明した第3
および第4の実施形態にかかる背面照明装置と同様の作
用効果を奏することができる。
にかかる背面照明装置10によれば、基本的に発光装置
40を導光板2とは別に形成しているので、発光装置4
0を標準化し、種々の形状および大きさをもつ導光板2
にこの標準化された発光装置40を嵌合保持させること
により、使用目的に対応させた大きさおよび形状の背面
照明装置をより簡便に提供することができるという効果
を奏することができる。
明装置10の第6の実施形態の全体斜視図および要部断
面を示している。本実施形態に係る発光装置40は、図
10に示した第5の実施形態と同様、反射ケース43内
にLEDチップ6を設置し、かつこの反射ケース5の内
部を透明樹脂で充填した形態をもつ発光部4aを、導光
板2の縁部上面に形成した凹陥部3内に嵌合保持させた
形態をもっている。本実施形態においては、上記導光板
2は、導光板2の周囲部底面には凹部3bが形成されて
おり、この凹部3b内に上記端子部8の水平面実装部8
a′が配置されている。
ように、水平面実装部8a′が配置可能なようにその深
さが端子部8の厚み寸法に相当する深さあるいはそれ以
上の深さに形成されており、図11によく表れているよ
うにその幅が端子部8の幅寸法に相当する幅あるいはそ
れ以上の幅に形成されている。
は、水平面実装部8a′を備えているので、図1から図
5、および図6と図7を参照してそれぞれ説明した第
1、および第2の実施形態にかかる背面照明装置と同様
の作用効果を奏することができる。さらに、基本的に発
光装置40を導光板2とは別に形成しているので、図1
0を参照して説明した第5の実施形態にかかる背面照明
装置と同様の作用効果を奏することができる。
6の実施形態にかかる背面照明装置10によれば、端子
部8の水平面実装部8a′の底部面が導光板2の底部面
と同一平面上に形成可能となり、第1の実施形態にかか
る背面照明装置の効果、例えば回路基板60に実装され
た状態での導光板2の姿勢を製品ごとに画一化できると
ともに、回路基板60を含めた背面照明装置の厚み寸法
を短縮できるといった効果がより一層高められる。
第7の実施形態の要部断面を示している。本実施形態に
係る発光装置40は、図11および図12に示した第6
の実施形態と同様、反射ケース43内にLEDチップ6
を設置し、かつこの反射ケース5の内部を透明樹脂で充
填した形態をもつ発光部4aを、導光板2の縁部上面に
形成した凹陥部3内に嵌合保持させた形態をもち、導光
板2の周囲部底面には凹部3bが形成されており、この
凹部3b内に上記端子部8の水平面実装部8a′が配置
されている。本実施形態においては、上記反射ケース4
3または導光板2の側面に沿うようにして起立する垂直
部8bが形成されている。
は、水平面部8a′および垂直部8bを備えているの
で、図8および図9を参照してそれぞれ説明した第3お
よび第4の実施形態にかかる背面照明装置と同様の作用
効果を奏することができる。また、基本的に発光装置4
0を導光板2とは別に形成しているので、図10を参照
して説明した第5の実施形態にかかる背面照明装置と同
様の作用効果を奏することができる。さらに、本実施形
態においても端子部8の水平面実装部8a′の底部面が
導光板2の底部面と同一平面上に形成可能となり、第6
の実施形態にかかる背面照明装置と同様の作用効果を奏
することができる。
明装置10の第8の実施形態の全体斜視図および要部断
面を示している。本実施形態に係る発光装置40は、図
11および図12に示した第6の実施形態と同様、反射
ケース43内にLEDチップ6を設置し、かつこの反射
ケース5の内部を透明樹脂で充填した形態をもつ発光部
4aを、導光板2の縁部上面に形成した凹陥部3内に嵌
合保持させた形態をもっている。本実施形態において
は、上記導光板2は、上記導光板2における上記発光装
置40の発光部41が配置される部位の厚み寸法に対
し、その余の部位の厚み寸法が小さく形成されている。
は、水平部8a′を備えているので、図1から図5、お
よび図6と図7を参照してそれぞれ説明した第1、およ
び第2の実施形態にかかる背面照明装置と同様の作用効
果を奏することができる。さらに、基本的に発光装置4
0を導光板2とは別に形成しているので、図10を参照
して説明した第5の実施形態にかかる背面照明装置と同
様の作用効果を奏することができる。さらにまた、端子
部8の水平部8a′の底部面が導光板2の底部面と同一
平面上に形成可能となり、第6の実施形態にかかる背面
照明装置と同様の作用効果を奏することができる。
8の実施形態にかかる背面照明装置10によれば、上記
背面照明装置が上記導光板2における上記発光装置の発
光部41が配置される部位のみが回路基板60と接触し
て実装される。すなわち、背面照明装置が回路基板60
上を高架するように実装され、背面照明装置の上記接触
部位以外の部位の底面と回路基板60の上面との間に空
間が形成される。このことにより、回路基板60表面に
凹凸を形成して実装された電子部品を跨ぐようにして背
面照明装置が実装できるので、スペース効率よく回路基
板60を含めた背面照明装置の各部品を実装でき、回路
基板60を含めた背面照明装置の厚み寸法をより一層短
縮できる。
導光板2を形成する際に用いる樹脂の使用量が少なくて
すみ、背面照明装置の製作コストの低減および背面照明
装置の軽量化が実現する。更に、導光板2の厚み寸法を
小さくした分だけ導光板2内の光束の密度が高くなり、
導光板2の表面側の明るさを高めることができる。
施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲各項
に記載した要件の範囲内での変更はすべて本願発明の範
囲に含まれる。
ても、第6および第7の実施形態と同様に導光板2の周
囲部底面に凹部3aを一体形成し、前記凹部3aに水平
実装部42aを配置してもよく、また、第8の実施形態
と同様に導光板2における発光装置40の発光部41が
配置される部位の厚み寸法に対して、その余の部位の厚
み寸法を小さく形成してもよいのはいうまでもない。
々設計変更可能である。また、発光装置40の発光部の
形態もまた、上述した実施形態の他、種々変更が可能で
ある。
の全体斜視図である。
明斜視図である。
の透視斜視図である。
の要部断面図である。
の要部断面図である。
置の要部断面図である。
置の全体斜視図である。
る。
置の要部断面図である。
置の全体斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 透明または半透明の導光板と、この導光
板の周囲部から内部に向けて光を照射するための発光装
置とを備えた背面照明装置であって、 上記発光装置は、光源を有する発光部と、上記光源に電
力を供給するための端子部とを備えており、 上記端子部は、上記導光板の周部において、その底面と
同等または略同等高さ位置において所定長さ水平に延び
る水平面実装部を備えていることを特徴とする、背面照
明装置。 - 【請求項2】 透明または半透明の導光板と、この導光
板の周囲部から内部に向けて光を照射するための発光装
置とを備えた背面照明装置であって、 上記発光装置は、光源を有する発光部と、上記光源に電
力を供給するための端子部とを備えており、 上記端子部は、上記導光板の周囲部底面に沿って延びる
水平面実装部と、この水平面実装部と連続し、導光板の
側面に沿って上方に延びる垂直部とを備えていることを
特徴とする、背面照明装置。 - 【請求項3】 上記発光装置の発光部は、内向きに開口
する反射ケースの底部に光源をボンディングしたもので
ある、請求項1または2に記載の背面照明装置。 - 【請求項4】 上記発光部は、上記導光板を型成形する
際にその内部に一体化されている、請求項3に記載の背
面照明装置。 - 【請求項5】 上記発光部は、上記導光板に設けた凹陥
部に嵌合保持されている、請求項3に記載の背面照明装
置。 - 【請求項6】 上記導光板の周囲部底面には、凹部が形
成されており、この凹部内に、上記端子部の水平面実装
部が配置されている、請求項3に記載の背面照明装置。 - 【請求項7】 上記導光板における上記発光装置の発光
部が配置される部位の厚み寸法に対し、その余の部位の
厚み寸法が小さく形成されている、請求項1ないし6の
いずれかに記載の背面照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8121600A JPH09237514A (ja) | 1995-12-28 | 1996-05-16 | 背面照明装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34233895 | 1995-12-28 | ||
JP7-342338 | 1995-12-28 | ||
JP8121600A JPH09237514A (ja) | 1995-12-28 | 1996-05-16 | 背面照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09237514A true JPH09237514A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=26458912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8121600A Pending JPH09237514A (ja) | 1995-12-28 | 1996-05-16 | 背面照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09237514A (ja) |
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- 1996-05-16 JP JP8121600A patent/JPH09237514A/ja active Pending
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