JPH09237279A - 変更すべき情報の切り出し方法 - Google Patents
変更すべき情報の切り出し方法Info
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- JPH09237279A JPH09237279A JP8071256A JP7125696A JPH09237279A JP H09237279 A JPH09237279 A JP H09237279A JP 8071256 A JP8071256 A JP 8071256A JP 7125696 A JP7125696 A JP 7125696A JP H09237279 A JPH09237279 A JP H09237279A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】掲載情報の経時的な変化に対応して、新たな掲
載情報を各ページに配置した本を編集するに際し、正確
かつ簡易・迅速に編集する。 【解決手段】記憶手段に記憶させた掲載情報の中、経時
的に変化したものだけを切り出して編集する。このため
に、記憶手段には、掲載情報ごとに、各掲載情報を識別
するための規準データと、掲載情報を記憶手段に新規登
録した時点、内容を更新した時点、記憶手段から削除し
た時点を持つ履歴データを記憶させておく。そして、掲
載情報の経時的な変化に応じてこれらのデータを変更す
る。次に、規準データを参照して掲載すべき掲載情報を
検索する。こうして検索された掲載情報に対応する履歴
データを参照する。前回切り出し時点以後に変更した履
歴を持つ掲載情報を、編集処理の決定をしながら抽出す
る。
載情報を各ページに配置した本を編集するに際し、正確
かつ簡易・迅速に編集する。 【解決手段】記憶手段に記憶させた掲載情報の中、経時
的に変化したものだけを切り出して編集する。このため
に、記憶手段には、掲載情報ごとに、各掲載情報を識別
するための規準データと、掲載情報を記憶手段に新規登
録した時点、内容を更新した時点、記憶手段から削除し
た時点を持つ履歴データを記憶させておく。そして、掲
載情報の経時的な変化に応じてこれらのデータを変更す
る。次に、規準データを参照して掲載すべき掲載情報を
検索する。こうして検索された掲載情報に対応する履歴
データを参照する。前回切り出し時点以後に変更した履
歴を持つ掲載情報を、編集処理の決定をしながら抽出す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報の経時的な
変更に応じて順次最新の情報を、本やCD−ROM等の
記録媒体に配置・編集するための技術に関する。中で
も、記録媒体を再編集する際に、変更すべき情報のみを
切り出す技術に関する。
変更に応じて順次最新の情報を、本やCD−ROM等の
記録媒体に配置・編集するための技術に関する。中で
も、記録媒体を再編集する際に、変更すべき情報のみを
切り出す技術に関する。
【0002】
【発明の背景】情報化時代の現代において、様々な情報
が提供されている。ある特定の情報は、その性質上、内
容が経時的に変更する。このような情報としては、コン
サート、演劇等のチケット発売・上演情報、不動産情
報、就職情報および列車等の時刻表などが挙げられる。
そして、これらの経時的に変更する情報を定期的にある
いは不定期に提供することを目的として、各種の情報を
掲載した雑誌やCD−ROMなどが市販されている。こ
れらの記録媒体に求められるのは、欲しい情報がすぐ見
つかるように紙面や画面が見やすいことと、豊富な情報
量又は最新の情報が記録されていることである。
が提供されている。ある特定の情報は、その性質上、内
容が経時的に変更する。このような情報としては、コン
サート、演劇等のチケット発売・上演情報、不動産情
報、就職情報および列車等の時刻表などが挙げられる。
そして、これらの経時的に変更する情報を定期的にある
いは不定期に提供することを目的として、各種の情報を
掲載した雑誌やCD−ROMなどが市販されている。こ
れらの記録媒体に求められるのは、欲しい情報がすぐ見
つかるように紙面や画面が見やすいことと、豊富な情報
量又は最新の情報が記録されていることである。
【0003】しかし、これらの要望に応えるために、情
報の一部又は全部の変更を行い、これらを特定のレイア
ウトに従い配置・編集するための作業量は莫大である。
従って、オペレータの熟練と人員の確保が課題となる。
そこで、このような情報を配置(掲載)した記録媒体の
編集にコンピュータのデータベース等の記憶手段を活用
し、作業の簡易化・迅速化を図るのが好ましい。そのた
めの方法として、一又は二以上の掲載情報と、それらの
掲載情報の配置等に関するレイアウト関連の情報の多種
類の情報をデータベース等の記憶手段に記憶させ、この
データベースに基づいて版下中間情報を作成し、これを
オペレータがCRT等の画面表示を見ながら修正し、版
下情報を作成する方法である。
報の一部又は全部の変更を行い、これらを特定のレイア
ウトに従い配置・編集するための作業量は莫大である。
従って、オペレータの熟練と人員の確保が課題となる。
そこで、このような情報を配置(掲載)した記録媒体の
編集にコンピュータのデータベース等の記憶手段を活用
し、作業の簡易化・迅速化を図るのが好ましい。そのた
めの方法として、一又は二以上の掲載情報と、それらの
掲載情報の配置等に関するレイアウト関連の情報の多種
類の情報をデータベース等の記憶手段に記憶させ、この
データベースに基づいて版下中間情報を作成し、これを
オペレータがCRT等の画面表示を見ながら修正し、版
下情報を作成する方法である。
【0004】この方法での問題は、掲載情報が経時的に
変更した場合にいかに応じるかである。そうした情報の
変更に応じ記憶手段の記憶内容の変更をする場合、その
変更作業は版下中間情報の段階で行うことになろう。即
ち、オペレータは、記憶手段の記憶内容の変更作業とそ
の配置・編集等の修正といったレイアウト作業を同時に
行わなければならない。従って、オペレータの作業は繁
雑であり間違いも生じ易く、従来と同様に熟練を要する
ことになろう。また、この方法におけるデータの修正
は、オペレータがCRT等の画面表示を見ながら修正個
所を探索し、逐次修正していく。故に、全ページ、全デ
ータについて修正を要するか否かをチェックしなければ
ならない。このような方法では、編集作業の簡易化・迅
速化を実現することは困難である。
変更した場合にいかに応じるかである。そうした情報の
変更に応じ記憶手段の記憶内容の変更をする場合、その
変更作業は版下中間情報の段階で行うことになろう。即
ち、オペレータは、記憶手段の記憶内容の変更作業とそ
の配置・編集等の修正といったレイアウト作業を同時に
行わなければならない。従って、オペレータの作業は繁
雑であり間違いも生じ易く、従来と同様に熟練を要する
ことになろう。また、この方法におけるデータの修正
は、オペレータがCRT等の画面表示を見ながら修正個
所を探索し、逐次修正していく。故に、全ページ、全デ
ータについて修正を要するか否かをチェックしなければ
ならない。このような方法では、編集作業の簡易化・迅
速化を実現することは困難である。
【0005】そこで、この発明は、データベース等の記
憶手段を活用することによって、雑誌やCD−ROM等
の記録媒体の編集を簡易かつ迅速に行う技術を提供する
ことを第一の目的とする。更に、掲載された情報を編集
する際に、情報の内容に誤りを生じ難くする技術を提供
することを第二の目的とする。
憶手段を活用することによって、雑誌やCD−ROM等
の記録媒体の編集を簡易かつ迅速に行う技術を提供する
ことを第一の目的とする。更に、掲載された情報を編集
する際に、情報の内容に誤りを生じ難くする技術を提供
することを第二の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
に従い鋭意研究を進めた結果、編集作業の簡略化・迅速
化を図るには、記録媒体の記録内容を新たに編集する際
に、前回編集した掲載情報と比べて経時的に変更した掲
載情報を中心に編集すればよいことに着目した。更に、
記憶手段に対して各種の情報を記憶させる工程を独立し
て設けることにより、個々の工程における作業及び判断
が容易になり、一連の編集作業が正確になることを見出
した。
に従い鋭意研究を進めた結果、編集作業の簡略化・迅速
化を図るには、記録媒体の記録内容を新たに編集する際
に、前回編集した掲載情報と比べて経時的に変更した掲
載情報を中心に編集すればよいことに着目した。更に、
記憶手段に対して各種の情報を記憶させる工程を独立し
て設けることにより、個々の工程における作業及び判断
が容易になり、一連の編集作業が正確になることを見出
した。
【0007】即ち、この発明は、経時的に変更のあった
掲載情報を記憶手段から切り出す方法に関し、次の
(A)および(B1)の各工程を含むことを特徴とす
る。 (A)前記記憶手段には更に、掲載情報を記憶手段に新
規登録した時点、掲載情報の内容を更新した時点、掲載
情報を記憶手段から削除した時点の時に関する情報を含
む履歴データを予め記憶させておき、前記掲載情報の経
時的な変更に応じて掲載情報および履歴データを変更す
る工程。 (B1)前記掲載情報に対応する前記履歴データを参照
して、前回切り出し時点以後に変更された前記掲載情報
を抽出する工程
掲載情報を記憶手段から切り出す方法に関し、次の
(A)および(B1)の各工程を含むことを特徴とす
る。 (A)前記記憶手段には更に、掲載情報を記憶手段に新
規登録した時点、掲載情報の内容を更新した時点、掲載
情報を記憶手段から削除した時点の時に関する情報を含
む履歴データを予め記憶させておき、前記掲載情報の経
時的な変更に応じて掲載情報および履歴データを変更す
る工程。 (B1)前記掲載情報に対応する前記履歴データを参照
して、前回切り出し時点以後に変更された前記掲載情報
を抽出する工程
【0008】この明細書において、「記録媒体」とは、
第三者が見うるように情報を記録した媒体をいい、特に
は、多数ページを含むものであって、その各ページに多
数の掲載情報が配置されているものをいう。例えば、雑
誌等の本やCD−ROM、フロッピーディスクなどが挙
げられる。なお、「ページ」とは、紙面や画面等の第三
者が一度に見うる単位をいう。また、「切り出す」と
は、記憶手段に記憶させた情報の中から必要な情報を選
択抽出し、それを取り出す意味である。
第三者が見うるように情報を記録した媒体をいい、特に
は、多数ページを含むものであって、その各ページに多
数の掲載情報が配置されているものをいう。例えば、雑
誌等の本やCD−ROM、フロッピーディスクなどが挙
げられる。なお、「ページ」とは、紙面や画面等の第三
者が一度に見うる単位をいう。また、「切り出す」と
は、記憶手段に記憶させた情報の中から必要な情報を選
択抽出し、それを取り出す意味である。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明は、多数のページを含む
記録媒体の各ページに対し、多数の掲載情報を配置する
ように編集する方法の一工程となるべきものである。中
でも、記録媒体に配置しようとする掲載情報が経時的に
変更する性質を有するものであって、前回の記録媒体の
編集時点からの掲載情報の経時的な変更を受けて、新し
い記録媒体を編集する際に適用するのが好ましい。なぜ
なら、この発明により、前回編集時点から追加、更新、
削除といった、内容を変更すべき掲載情報のみを取り出
せるようになり、これらの掲載情報を中心に配置・編集
することができるため、編集作業の簡易化、迅速化が達
成されるからである。
記録媒体の各ページに対し、多数の掲載情報を配置する
ように編集する方法の一工程となるべきものである。中
でも、記録媒体に配置しようとする掲載情報が経時的に
変更する性質を有するものであって、前回の記録媒体の
編集時点からの掲載情報の経時的な変更を受けて、新し
い記録媒体を編集する際に適用するのが好ましい。なぜ
なら、この発明により、前回編集時点から追加、更新、
削除といった、内容を変更すべき掲載情報のみを取り出
せるようになり、これらの掲載情報を中心に配置・編集
することができるため、編集作業の簡易化、迅速化が達
成されるからである。
【0010】掲載情報の経時的な変更の形態には、「新
規登録」、「更新」および「削除」の3種類がある。
「新規登録」とは掲載情報が全く新たに追加される場合
をいい、「更新」とは掲載情報の内容の一部が変更する
場合をいい、「削除」とはその掲載情報が全部削除され
る場合をいう。
規登録」、「更新」および「削除」の3種類がある。
「新規登録」とは掲載情報が全く新たに追加される場合
をいい、「更新」とは掲載情報の内容の一部が変更する
場合をいい、「削除」とはその掲載情報が全部削除され
る場合をいう。
【0011】この発明では、前回のデータの切り出し時
点を基点として、この時点以後に内容に変更のある掲載
情報を記憶手段から切り出す。従って、記憶手段には、
更に掲載情報の変更時点に関する情報を記憶させてお
く。これが履歴データであって、対応する個々の掲載情
報に関連づけて記憶手段に記憶させる。なお、履歴デー
タは、新規登録時点、更新時点、削除時点のそれぞれを
識別せずに単なる変更時点がその情報内容であっても構
わない。しかし、後述するようにこの発明の方法により
切り出した情報を、ページ上に配置するために割り付け
る際の便宜を考えると、それぞれ区別した時の情報であ
る方が好ましい。
点を基点として、この時点以後に内容に変更のある掲載
情報を記憶手段から切り出す。従って、記憶手段には、
更に掲載情報の変更時点に関する情報を記憶させてお
く。これが履歴データであって、対応する個々の掲載情
報に関連づけて記憶手段に記憶させる。なお、履歴デー
タは、新規登録時点、更新時点、削除時点のそれぞれを
識別せずに単なる変更時点がその情報内容であっても構
わない。しかし、後述するようにこの発明の方法により
切り出した情報を、ページ上に配置するために割り付け
る際の便宜を考えると、それぞれ区別した時の情報であ
る方が好ましい。
【0012】この発明の切り出し方法は、まず初めに、
掲載情報の経時的な変更に応じて、記憶手段に記憶され
た上記の掲載情報と履歴データの内容を変更する(工程
(A))。これらのデータは相互に関連づけられている
ので、追加又は更新すべき情報と共に新規登録、更新の
命令を与えてやるか、特定の掲載情報を削除する命令を
与えてやれば、掲載情報および履歴データの変更は同時
に行える。このように、1回の操作で記憶手段に対して
必要な修正を加えることができる。また、この工程で
は、記憶手段に記憶された内容の変更だけを行う。従っ
て、オペレータの作業は簡単であり、迅速に処理を行え
るようになり、注意を集中させることができるので間違
いの発生を防止できる。
掲載情報の経時的な変更に応じて、記憶手段に記憶され
た上記の掲載情報と履歴データの内容を変更する(工程
(A))。これらのデータは相互に関連づけられている
ので、追加又は更新すべき情報と共に新規登録、更新の
命令を与えてやるか、特定の掲載情報を削除する命令を
与えてやれば、掲載情報および履歴データの変更は同時
に行える。このように、1回の操作で記憶手段に対して
必要な修正を加えることができる。また、この工程で
は、記憶手段に記憶された内容の変更だけを行う。従っ
て、オペレータの作業は簡単であり、迅速に処理を行え
るようになり、注意を集中させることができるので間違
いの発生を防止できる。
【0013】そして、掲載情報のそれぞれに対応する履
歴データを参照して、前回切り出し時点以後に変更時点
を持つ掲載情報を切り出す(工程(B1))。この際、
切り出しの基点となる前回切り出し時点に関する情報も
記憶手段に予め記憶させておくことが好ましい。この前
回切り出し時点は、この発明の方法により掲載情報を切
り出す際に今回の時点に自動的に置換するようにするの
がよい。なお、記憶手段に記憶させた掲載情報の全部で
はなく、一部のみを記録媒体に配置する場合、あるいは
後述するように分類セクションごとに切り出しを行う場
合などには、この工程(B1)に先立って、配置すべき
掲載情報を検索する工程(工程(B0))を設ける。つ
まり、情報の一又は二以上を特定することにより、その
情報を含む掲載情報を検索する。この工程において記録
媒体を再編集する際には、掲載情報を検索するためのキ
ーワードは通常同一である。そこで、掲載情報を分類・
検索するための規準となる情報(以下、「規準データ」
という)をも前もって記憶手段に記憶させておくと、編
集時間を短縮することができるので望ましい。こうして
一次検索を行った後に、工程(B1)により変更すべき
掲載情報を実際に切り出す(抽出する)のであるが、上
記前回切り出し時点に関する情報は、この規準データに
含ませることができる。この規準データに基づいて検索
された掲載情報の中から切り出しが行われるからであ
る。
歴データを参照して、前回切り出し時点以後に変更時点
を持つ掲載情報を切り出す(工程(B1))。この際、
切り出しの基点となる前回切り出し時点に関する情報も
記憶手段に予め記憶させておくことが好ましい。この前
回切り出し時点は、この発明の方法により掲載情報を切
り出す際に今回の時点に自動的に置換するようにするの
がよい。なお、記憶手段に記憶させた掲載情報の全部で
はなく、一部のみを記録媒体に配置する場合、あるいは
後述するように分類セクションごとに切り出しを行う場
合などには、この工程(B1)に先立って、配置すべき
掲載情報を検索する工程(工程(B0))を設ける。つ
まり、情報の一又は二以上を特定することにより、その
情報を含む掲載情報を検索する。この工程において記録
媒体を再編集する際には、掲載情報を検索するためのキ
ーワードは通常同一である。そこで、掲載情報を分類・
検索するための規準となる情報(以下、「規準データ」
という)をも前もって記憶手段に記憶させておくと、編
集時間を短縮することができるので望ましい。こうして
一次検索を行った後に、工程(B1)により変更すべき
掲載情報を実際に切り出す(抽出する)のであるが、上
記前回切り出し時点に関する情報は、この規準データに
含ませることができる。この規準データに基づいて検索
された掲載情報の中から切り出しが行われるからであ
る。
【0014】こうして切り出された掲載情報は、その
後、別に記憶されている前回編集ファイルに対して削
除、更新、新規登録のいずれか一の処理をしながら取り
込まれる。つまり、削除処理とは、前回の編集ファイル
から削除すべき掲載情報を削除する処理であり、更新処
理とは、このファイルの対応する掲載情報をいま切り出
した掲載情報に置換する処理であり、新規登録処理と
は、追加すべき掲載情報を適当な場所に挿入する処理で
ある。そこで、履歴データは、新規登録時点、更新時
点、削除時点というように、変更時点の種別を識別した
情報とし、その種別に応じて、上記の処理のいずれを行
うかを決定しながら切り出すのが好ましい。そうする
と、その後の編集処理が上記決定に従い速やかに行われ
るため、更に編集の迅速化が図れるからである。この工
程(B1)における掲載情報の抽出、および処理の決定
は例えば次のようにして行われる。工程(B1)におい
て検索された掲載情報の各々について、対応する履歴デ
ータを参照する。そして、図5(a)に示されるよう
に、前回切り出し時点より新規登録時点が新しい場合に
は、その掲載情報を切り出すと同時に「新規登録処理」
の決定をする。また、図5(b)に示されるように、前
回切り出し時点より新規登録時点が古く、しかも最新更
新日時が新しい場合には、その掲載情報を切り出すと同
時に「更新処理」の決定をする。また、図5(c)に示
されるように、前回切り出し時点より削除時点が新しい
場合には、その掲載情報を切り出すと同時に「削除処
理」の決定をする。また、図5(d)に示されるよう
に、新規登録時点および最新更新時点、削除時点のいず
れもが前回切り出し時点より古い場合には、その掲載情
報は切り出さない。
後、別に記憶されている前回編集ファイルに対して削
除、更新、新規登録のいずれか一の処理をしながら取り
込まれる。つまり、削除処理とは、前回の編集ファイル
から削除すべき掲載情報を削除する処理であり、更新処
理とは、このファイルの対応する掲載情報をいま切り出
した掲載情報に置換する処理であり、新規登録処理と
は、追加すべき掲載情報を適当な場所に挿入する処理で
ある。そこで、履歴データは、新規登録時点、更新時
点、削除時点というように、変更時点の種別を識別した
情報とし、その種別に応じて、上記の処理のいずれを行
うかを決定しながら切り出すのが好ましい。そうする
と、その後の編集処理が上記決定に従い速やかに行われ
るため、更に編集の迅速化が図れるからである。この工
程(B1)における掲載情報の抽出、および処理の決定
は例えば次のようにして行われる。工程(B1)におい
て検索された掲載情報の各々について、対応する履歴デ
ータを参照する。そして、図5(a)に示されるよう
に、前回切り出し時点より新規登録時点が新しい場合に
は、その掲載情報を切り出すと同時に「新規登録処理」
の決定をする。また、図5(b)に示されるように、前
回切り出し時点より新規登録時点が古く、しかも最新更
新日時が新しい場合には、その掲載情報を切り出すと同
時に「更新処理」の決定をする。また、図5(c)に示
されるように、前回切り出し時点より削除時点が新しい
場合には、その掲載情報を切り出すと同時に「削除処
理」の決定をする。また、図5(d)に示されるよう
に、新規登録時点および最新更新時点、削除時点のいず
れもが前回切り出し時点より古い場合には、その掲載情
報は切り出さない。
【0015】ところで、このような多数の掲載情報を配
置する記録媒体は、第三者の便宜を考えて、その情報内
容に応じて掲載情報を一以上に分類し、その分類別に配
置するのが一般的である。従って、この発明により切り
出した掲載情報を、その後にページ上に配置・編集する
ことを考慮すると、その分類ごとに作業を行う方が掲載
情報の整理が容易であり、迅速に処理できる。即ち、前
記掲載情報を配置するために少なくとも一以上の分類セ
クションを設定し、その分類セクションを一単位とし
て、前記工程(B0)および工程(B1)を複数回に分
けて行うのである。例えば、掲載情報が就職情報である
場合には職種や地域別に、公演情報では公演の種類や上
演日別にといったようにである。
置する記録媒体は、第三者の便宜を考えて、その情報内
容に応じて掲載情報を一以上に分類し、その分類別に配
置するのが一般的である。従って、この発明により切り
出した掲載情報を、その後にページ上に配置・編集する
ことを考慮すると、その分類ごとに作業を行う方が掲載
情報の整理が容易であり、迅速に処理できる。即ち、前
記掲載情報を配置するために少なくとも一以上の分類セ
クションを設定し、その分類セクションを一単位とし
て、前記工程(B0)および工程(B1)を複数回に分
けて行うのである。例えば、掲載情報が就職情報である
場合には職種や地域別に、公演情報では公演の種類や上
演日別にといったようにである。
【0016】このとき、掲載情報の種類によっては情報
量が多く、複数の分類セクションに属する情報を併せ持
つものもある。この場合には、その掲載情報を検索する
ための規準データが複数あることになる。例えば、掲載
情報が会社ごとの就職情報を一とする場合に、同じ会社
が複数職種に亘って募集する情報は、一の掲載情報とな
る。この場合に、分類セクションを職種別に設定すると
きは、その掲載情報は、その会社が募集する職種の数の
規準データによって検索されることになる。そして、職
種別に作成した規準データの一を指定することにより、
その掲載情報の中の該当する職種の部分の情報が検索さ
れる。別にいえば、一の掲載情報の情報量が多くなる場
合であっても、掲載情報を分割して記憶させる必要がな
い。
量が多く、複数の分類セクションに属する情報を併せ持
つものもある。この場合には、その掲載情報を検索する
ための規準データが複数あることになる。例えば、掲載
情報が会社ごとの就職情報を一とする場合に、同じ会社
が複数職種に亘って募集する情報は、一の掲載情報とな
る。この場合に、分類セクションを職種別に設定すると
きは、その掲載情報は、その会社が募集する職種の数の
規準データによって検索されることになる。そして、職
種別に作成した規準データの一を指定することにより、
その掲載情報の中の該当する職種の部分の情報が検索さ
れる。別にいえば、一の掲載情報の情報量が多くなる場
合であっても、掲載情報を分割して記憶させる必要がな
い。
【0017】この発明は、一群の掲載情報からレイアウ
トの異なる複数の記録媒体を編集する際により大きな効
果を発揮する。記憶手段に記憶させる掲載情報の群を一
つで済ますことができるからであり、記憶手段の有効利
用が図れるからである。このような場合とは、例えば年
齢別、性別などのように対象とする需要者層が異なる記
録媒体を編集する場合、また、記録媒体が本の形態をと
る場合であって、できるだけ多くの情報を載せた本と、
内容を厳選してコンパクトにし、携帯の利便性を図った
本とを編集する場合などが挙げられる。これらの場合に
は、それぞれの記録媒体に応じたレイアウト管理情報を
予め記憶手段に記憶させておく。また、記録媒体が異な
れば同一の掲載情報を検索するためのキーワード、前回
切り出し時点も異なる場合が多く、規準データの群はそ
のレイアウト管理情報に対応させて相当数作成する。但
し、履歴データは一つでよい。
トの異なる複数の記録媒体を編集する際により大きな効
果を発揮する。記憶手段に記憶させる掲載情報の群を一
つで済ますことができるからであり、記憶手段の有効利
用が図れるからである。このような場合とは、例えば年
齢別、性別などのように対象とする需要者層が異なる記
録媒体を編集する場合、また、記録媒体が本の形態をと
る場合であって、できるだけ多くの情報を載せた本と、
内容を厳選してコンパクトにし、携帯の利便性を図った
本とを編集する場合などが挙げられる。これらの場合に
は、それぞれの記録媒体に応じたレイアウト管理情報を
予め記憶手段に記憶させておく。また、記録媒体が異な
れば同一の掲載情報を検索するためのキーワード、前回
切り出し時点も異なる場合が多く、規準データの群はそ
のレイアウト管理情報に対応させて相当数作成する。但
し、履歴データは一つでよい。
【0018】なお、この発明は、前述の通り、前回編集
した記録媒体に掲載された情報の経時的な変更に対応し
て新たに記録媒体を編集することを前提とする。しか
し、全く新たに編集する場合にも、全ての掲載情報を新
規登録されたものとしてこの発明が適用できることは、
当業者であれば自明であろう。
した記録媒体に掲載された情報の経時的な変更に対応し
て新たに記録媒体を編集することを前提とする。しか
し、全く新たに編集する場合にも、全ての掲載情報を新
規登録されたものとしてこの発明が適用できることは、
当業者であれば自明であろう。
【0019】
【実施例】以下、この発明について実施例を挙げながら
更に説明する。なお、この実施例では特許の経過情報を
挙げているが、この発明の掲載情報としては、上述した
ように、コンサート或いは演劇等のチケット発売および
上演情報、不動産情報、就職情報、列車等の時刻表など
種々の情報を適用することができる。
更に説明する。なお、この実施例では特許の経過情報を
挙げているが、この発明の掲載情報としては、上述した
ように、コンサート或いは演劇等のチケット発売および
上演情報、不動産情報、就職情報、列車等の時刻表など
種々の情報を適用することができる。
【0020】これは、ウォッチング等のための特許の経
過情報を配置した記録媒体の編集に関する実施例であ
る。掲載情報は、特許出願および特許の経過情報であ
り、特許出願ごとに一つの経過情報とする。この掲載情
報を大きくはIPC別に分類し、更に、審査経過情報お
よびいわゆる拒絶査定不服審判の経過情報、特許後の経
過情報に分類して、配置した記録媒体を編集する。但
し、審査経過情報については、更に審査請求の有無によ
って区別する。また、特許後の経過情報については、更
に特許異議の経過情報とその他の特許後の経過情報に区
別する。
過情報を配置した記録媒体の編集に関する実施例であ
る。掲載情報は、特許出願および特許の経過情報であ
り、特許出願ごとに一つの経過情報とする。この掲載情
報を大きくはIPC別に分類し、更に、審査経過情報お
よびいわゆる拒絶査定不服審判の経過情報、特許後の経
過情報に分類して、配置した記録媒体を編集する。但
し、審査経過情報については、更に審査請求の有無によ
って区別する。また、特許後の経過情報については、更
に特許異議の経過情報とその他の特許後の経過情報に区
別する。
【0021】履歴データは、更新履歴データと削除履歴
データとに分け、更新履歴データは上記掲載情報の新規
登録日時と最新更新日時を持つ情報であり、削除履歴デ
ータは上記掲載情報の削除日時を持つ情報である。ま
た、規準データは、上記の分類に対応させて、掲載情報
のIPCと、審査請求の有無、拒絶査定不服審判請求の
有無、付与後特許異議申立の有無、経過情報の種別およ
び前回切り出し日時とを持つ情報であって、例えば図3
に示すようなテーブルを作成する。その記録媒体に配置
すべき掲載情報の全ては、これらの規準データに基づい
て分類ごとに検索される。なお、図3において「全部」
とは、その項目の種別を問わないこと意味する。また、
レイアウトの異なる記録媒体を別個に編集する場合に
は、このような規準データの群をそのレイアウトに従っ
た分類に対応して作成する。
データとに分け、更新履歴データは上記掲載情報の新規
登録日時と最新更新日時を持つ情報であり、削除履歴デ
ータは上記掲載情報の削除日時を持つ情報である。ま
た、規準データは、上記の分類に対応させて、掲載情報
のIPCと、審査請求の有無、拒絶査定不服審判請求の
有無、付与後特許異議申立の有無、経過情報の種別およ
び前回切り出し日時とを持つ情報であって、例えば図3
に示すようなテーブルを作成する。その記録媒体に配置
すべき掲載情報の全ては、これらの規準データに基づい
て分類ごとに検索される。なお、図3において「全部」
とは、その項目の種別を問わないこと意味する。また、
レイアウトの異なる記録媒体を別個に編集する場合に
は、このような規準データの群をそのレイアウトに従っ
た分類に対応して作成する。
【0022】以上の掲載情報、更新履歴データ、削除履
歴データ、規準データは、各々ファイルを構成し、ハー
ドディスクからなる磁気ディスク等に前もって記憶させ
ておき、特許データベースとして管理できるようにす
る。この際、掲載情報とこれに対応する更新履歴データ
あるいは削除履歴データとは、出願番号等のIDにより
相互に関連づけておく。また、このデータベースには、
掲載情報を記録媒体に配置する際のレイアウトに関する
1又は2以上のファイルも記憶させておく。
歴データ、規準データは、各々ファイルを構成し、ハー
ドディスクからなる磁気ディスク等に前もって記憶させ
ておき、特許データベースとして管理できるようにす
る。この際、掲載情報とこれに対応する更新履歴データ
あるいは削除履歴データとは、出願番号等のIDにより
相互に関連づけておく。また、このデータベースには、
掲載情報を記録媒体に配置する際のレイアウトに関する
1又は2以上のファイルも記憶させておく。
【0023】図1はこの実施例のためのシステムの一例
を表す概要図である。ブロックXでは個々の掲載情報の
配置・編集を行い、ブロックYでは、ブロックXにより
編集された掲載情報について、IPC、出願番号、出願
公開番号、出願人等の見出しや欄外情報を配置したりす
る編集作業、およびこれらと上記の掲載情報を組み合わ
せてページごとに全体の配置・編集を整える作業を行
う。
を表す概要図である。ブロックXでは個々の掲載情報の
配置・編集を行い、ブロックYでは、ブロックXにより
編集された掲載情報について、IPC、出願番号、出願
公開番号、出願人等の見出しや欄外情報を配置したりす
る編集作業、およびこれらと上記の掲載情報を組み合わ
せてページごとに全体の配置・編集を整える作業を行
う。
【0024】図2を参照して、特許データベース10へ
のデータの入力および変更はメンテナンス部20で行
う。メンテナンス部20は、データ内容を表示するため
のCRT画面、液晶画面等の表示部とキーボード等の入
力部を有するもの、例えばパーソナルコンピュータによ
り構成することができる。
のデータの入力および変更はメンテナンス部20で行
う。メンテナンス部20は、データ内容を表示するため
のCRT画面、液晶画面等の表示部とキーボード等の入
力部を有するもの、例えばパーソナルコンピュータによ
り構成することができる。
【0025】また、記憶手段には、特許データベース1
0とは別に、特許情報に関する前回の編集内容を記憶し
ている特許情報編集ファイル40がある。ブロックXで
は、次のようにして特許情報の編集を行う。データ切り
出し部30において、この発明の方法により特許データ
ベース10から変更すべき掲載情報を切り出す。次い
で、データ割付け部50において、データ切り出し部3
0で切り出されたデータに基づいて特許情報編集ファイ
ル40の内容を変更・修正する。即ち、データ割付け部
50では、切り出した掲載情報のそれぞれに対して新規
登録処理、更新処理、削除処理のいずれかを行い、処理
後のデータを再び特許情報編集ファイル40に格納す
る。更に修正作業が必要な場合には、パーソナルコンピ
ュータなどから構成される特許情報編集部60にて画面
表示を見ながら修正する。また、必要に応じて編集結果
を出力して校正することもできる。
0とは別に、特許情報に関する前回の編集内容を記憶し
ている特許情報編集ファイル40がある。ブロックXで
は、次のようにして特許情報の編集を行う。データ切り
出し部30において、この発明の方法により特許データ
ベース10から変更すべき掲載情報を切り出す。次い
で、データ割付け部50において、データ切り出し部3
0で切り出されたデータに基づいて特許情報編集ファイ
ル40の内容を変更・修正する。即ち、データ割付け部
50では、切り出した掲載情報のそれぞれに対して新規
登録処理、更新処理、削除処理のいずれかを行い、処理
後のデータを再び特許情報編集ファイル40に格納す
る。更に修正作業が必要な場合には、パーソナルコンピ
ュータなどから構成される特許情報編集部60にて画面
表示を見ながら修正する。また、必要に応じて編集結果
を出力して校正することもできる。
【0026】次いで、ブロックYの説明に移る。レイア
ウト管理部70において、特許データベース10からレ
イアウト管理情報を読み込む。レイアウト管理部70
は、パーソナルコンピュータなどで構成することがで
き、画面表示を見ながら修正を加えることができるよう
にしてもよい。このレイアウト管理情報は各ページごと
に分割してページアップファイル80として別に格納す
る。ページ編集部90は、やはりパーソナルコンピュー
タなどにより構成し、ページアップファイル80と特許
情報編集ファイル40とを読み込む。ここでは、画面に
実際のページと同じようなレイアウトイメージを表示さ
せ、これを見ながら各ページごとにレイアウトの修正を
行う。このページ編集部90での編集作業を終えたら、
最終的な見出し等のレイアウトに関するデータをページ
アップファイル80に格納する。なお、ページ編集部9
0では掲載情報のデータ自体を書き換えることができな
い。よって、オペレータの操作ミスによりデータが変わ
るのを防ぐことができる。こうして編集作業の終了した
特許情報編集ファイル40およびページアップファイル
80をデータ変換部100に転送し、これらのファイル
データを変換パラメータによりデータ変換すると、版下
情報が出来上がる。
ウト管理部70において、特許データベース10からレ
イアウト管理情報を読み込む。レイアウト管理部70
は、パーソナルコンピュータなどで構成することがで
き、画面表示を見ながら修正を加えることができるよう
にしてもよい。このレイアウト管理情報は各ページごと
に分割してページアップファイル80として別に格納す
る。ページ編集部90は、やはりパーソナルコンピュー
タなどにより構成し、ページアップファイル80と特許
情報編集ファイル40とを読み込む。ここでは、画面に
実際のページと同じようなレイアウトイメージを表示さ
せ、これを見ながら各ページごとにレイアウトの修正を
行う。このページ編集部90での編集作業を終えたら、
最終的な見出し等のレイアウトに関するデータをページ
アップファイル80に格納する。なお、ページ編集部9
0では掲載情報のデータ自体を書き換えることができな
い。よって、オペレータの操作ミスによりデータが変わ
るのを防ぐことができる。こうして編集作業の終了した
特許情報編集ファイル40およびページアップファイル
80をデータ変換部100に転送し、これらのファイル
データを変換パラメータによりデータ変換すると、版下
情報が出来上がる。
【0027】それでは、この発明に関するデータ切り出
し部30で行われる切り出し方法について詳しく説明す
る。図2は、データ切り出し部30におけるデータ切り
出しの手順を表すフローチャート図である。まず、メン
テナンス部20から特許データベース10に記憶され
た、掲載情報、更新履歴データ、削除履歴データに対
し、必要なデータの変更を行う(ステップ101)。後
述する他の工程は特許データベース10からデータを取
り出すのに対し、この工程は特許データベース10にデ
ータを書き込む工程であり、データの変更があった時点
で行うことができる。即ち、次工程に先だってこの工程
が行われるのなら、必ずしも編集の際に行わなくてもよ
いことから、図1では、メンテナンス部20としてデー
タ切り出し部30とは別に示してある。
し部30で行われる切り出し方法について詳しく説明す
る。図2は、データ切り出し部30におけるデータ切り
出しの手順を表すフローチャート図である。まず、メン
テナンス部20から特許データベース10に記憶され
た、掲載情報、更新履歴データ、削除履歴データに対
し、必要なデータの変更を行う(ステップ101)。後
述する他の工程は特許データベース10からデータを取
り出すのに対し、この工程は特許データベース10にデ
ータを書き込む工程であり、データの変更があった時点
で行うことができる。即ち、次工程に先だってこの工程
が行われるのなら、必ずしも編集の際に行わなくてもよ
いことから、図1では、メンテナンス部20としてデー
タ切り出し部30とは別に示してある。
【0028】次に、規準データ群の一を指定して、これ
に該当する掲載情報を検索する(ステップ102)。こ
こで、例えば図3に示す規準データのA−2に基づいて
検索を行うとき、その一つの掲載情報が図4に示すもの
であった場合には、この掲載情報のうち、A−2に該当
する部分が検索される。また、規準データA−3に基づ
いて検索を行うときは、掲載情報のA−3に該当する部
分が検索される。このように、一つの掲載情報であって
も複数の規準データに該当することもあり得る。こうし
て、特許データベース10に記憶させた掲載情報群の中
から指定した基準データに該当する情報を有する掲載情
報が検索される
に該当する掲載情報を検索する(ステップ102)。こ
こで、例えば図3に示す規準データのA−2に基づいて
検索を行うとき、その一つの掲載情報が図4に示すもの
であった場合には、この掲載情報のうち、A−2に該当
する部分が検索される。また、規準データA−3に基づ
いて検索を行うときは、掲載情報のA−3に該当する部
分が検索される。このように、一つの掲載情報であって
も複数の規準データに該当することもあり得る。こうし
て、特許データベース10に記憶させた掲載情報群の中
から指定した基準データに該当する情報を有する掲載情
報が検索される
【0029】そして、上記工程で検索された掲載情報に
ついて更新履歴データおよび削除履歴データを参照し
て、前回切り出し日時より新しい日時に新規登録日時、
最新更新日時、削除日時を持つものを処理の決定をしな
がら抽出する(ステップ103)。言い換えると、前回
切り出し日時より上記の変更日時が新しいか否かをチェ
ックし、図5(a)〜(d)に示すように、その変更時
点の性質に応じてデータ割付け部50で行う処理を決定
しながら、変更すべき掲載情報を実際に切り出してい
く。
ついて更新履歴データおよび削除履歴データを参照し
て、前回切り出し日時より新しい日時に新規登録日時、
最新更新日時、削除日時を持つものを処理の決定をしな
がら抽出する(ステップ103)。言い換えると、前回
切り出し日時より上記の変更日時が新しいか否かをチェ
ックし、図5(a)〜(d)に示すように、その変更時
点の性質に応じてデータ割付け部50で行う処理を決定
しながら、変更すべき掲載情報を実際に切り出してい
く。
【0030】そして、他の規準データがあれば(ステッ
プ104)、それを順次指定して上記のステップ102
およびステップ103を繰り返す。その記録媒体の編集
に必要な一連の規準データ群についてこれらの作業を繰
り返したら、切り出し作業は終了する(ステップ10
5)。ここで、ステップ103により切り出された掲載
情報は、データ割付け部50にて特許情報編集ファイル
40に対して割り付けを行ってから、ステップ102に
戻ってもよいし、切り出された掲載情報を一旦ファイル
等に格納し、全ての切り出しが終了してから、このファ
イルごとに割り付けを行ってもよい。
プ104)、それを順次指定して上記のステップ102
およびステップ103を繰り返す。その記録媒体の編集
に必要な一連の規準データ群についてこれらの作業を繰
り返したら、切り出し作業は終了する(ステップ10
5)。ここで、ステップ103により切り出された掲載
情報は、データ割付け部50にて特許情報編集ファイル
40に対して割り付けを行ってから、ステップ102に
戻ってもよいし、切り出された掲載情報を一旦ファイル
等に格納し、全ての切り出しが終了してから、このファ
イルごとに割り付けを行ってもよい。
【図1】この発明を実施する際のシステムの一例を表す
概要図である。
概要図である。
【図2】この発明の一実施態様の手順を表すフローチャ
ート図である。
ート図である。
【図3】この発明の方法に使用する規準データの作成例
の一を示すテーブルである。
の一を示すテーブルである。
【図4】この発明の方法が適用される掲載情報の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】この発明において、切り出しの際に行う処理の
決定法を説明する図である。
決定法を説明する図である。
10 特許データベース 20 メンテナンス部 30 データ切り出し部 40 特許情報編集ファイル 50 データ割付け部 60 特許情報編集部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/62 321D (72)発明者 下垣 弘行 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 多数のページを含む記録媒体の各ページ
に対し、記憶手段に記憶された掲載情報およびその掲載
情報の配置・編集に関するレイアウト管理情報に基づい
て、多数の掲載情報を配置するよう編集するに際し、前
記掲載情報の経時的な変更に応じて記録媒体を新たに編
集するために、追加又は更新又は削除する掲載情報を前
記記憶手段から切り出す方法であって、次の工程を含む
ことを特徴とする方法。 (A)前記記憶手段には更に、前記掲載情報を記憶手段
に新規登録した時点、前記掲載情報の内容を更新した時
点、前記掲載情報を記憶手段から削除した時点の時に関
する情報を含む履歴データを予め記憶させておき、前記
掲載情報の経時的な変更に応じて掲載情報および履歴デ
ータを変更する工程。 (B1)前記掲載情報に対応する前記履歴データを参照
して、前回切り出し時点以後に変更された掲載情報を抽
出する工程 - 【請求項2】 前記工程(B1)において、前記掲載情
報を抽出する際に各掲載情報に対応する履歴データに基
づいて、次のt1、t2又はt3のいずれか一の処理を
行うかを決定する、請求項1記載の方法。 t1:前記履歴データの新規登録時点が前記前回切り出
し時点より新しいときには、その掲載情報を新規登録処
理する。 t2:前記履歴データの新規登録時点が前記前回切り出
し時点より古く、かつ、更新時点が新しいときには、そ
の掲載情報を更新処理する。 t3:前記履歴データの削除時点が前記前回切り出し時
点より新しいとき、その掲載情報を削除処理する。 - 【請求項3】 前記工程(A)および(B1)の間に、
次の工程(B0)がある、請求項1又は2記載の方法。 (B0)配置すべき前記掲載情報を検索する工程 - 【請求項4】 前記掲載情報を配置するための分類セク
ションを少なくとも一以上設定し、その分類セクション
を一単位として、前記工程(B0)および前記工程(B
1)を複数回行なう、請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 前記工程(B0)において前記掲載情報
を検索するための情報(以下「規準データ」という)を
前もって記憶手段に記憶させておき、前記工程(B0)
では、その規準データに基づいて前記掲載情報の検索を
行う、請求項3又は4記載の方法。 - 【請求項6】 前記規準データは、前回切り出し時点に
関する情報を更に含む、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 記憶手段に記憶させた前記掲載情報をレ
イアウトを変えて複数の記録媒体に配置・編集する場合
に、その数のレイアウト管理情報を前記記憶手段に記憶
させ、前記レイアウト管理情報の一に対応する前記規準
データの群を一群として、前記レイアウト管理情報の数
に相当する前記規準データの群を前記記憶手段に記憶さ
せる、請求項5又は6記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8071256A JPH09237279A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 変更すべき情報の切り出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8071256A JPH09237279A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 変更すべき情報の切り出し方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09237279A true JPH09237279A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=13455461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8071256A Pending JPH09237279A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 変更すべき情報の切り出し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09237279A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6505186B1 (en) * | 1998-04-27 | 2003-01-07 | Hitachi, Ltd. | Method of managing feature data |
-
1996
- 1996-03-01 JP JP8071256A patent/JPH09237279A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6505186B1 (en) * | 1998-04-27 | 2003-01-07 | Hitachi, Ltd. | Method of managing feature data |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040617 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |