JPH09237068A - 表示むら抑制装置及び信号駆動装置並びに画像表示システム - Google Patents

表示むら抑制装置及び信号駆動装置並びに画像表示システム

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JPH09237068A
JPH09237068A JP6753396A JP6753396A JPH09237068A JP H09237068 A JPH09237068 A JP H09237068A JP 6753396 A JP6753396 A JP 6753396A JP 6753396 A JP6753396 A JP 6753396A JP H09237068 A JPH09237068 A JP H09237068A
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Yoshiharu Nakajima
義晴 仲島
Hiroyoshi Tsubota
浩嘉 坪田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のデータ信号のチャネルの特性の違いに
よる表示むらの発生を抑制する。 【解決手段】 反転・非反転増幅回路51R,51Gは
それぞれデータ信号RS,GSを増幅する。スイッチ5
6R,56Gと積分回路57R,57Gとは、データ信
号RS,GSのAPLを検出する。比較回路58は、こ
の検出出力に基づいて、データ信号GSのAPLがデー
タ信号RSのAPLに一致するように、可変電源52G
の出力電圧を制御する。これにより、データ信号RS,
GSのAPLが一致するように、反転・非反転増幅回路
51Gの直流特性が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他ドット同時サン
プリング方式の画像表示システムに関する。また、本発
明は、この画像表示システムにおいて、位相の異なる複
数のデータ信号を用いて複数のドットを同時に駆動する
信号駆動装置に関する。さらに、本発明は、上記画像表
示システムにおいて、複数のデータ信号の経路の特性の
違いによる表示むらの発生を抑制する表示むら抑制装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像表示システムとして、液晶表
示システムが用いられることが多くなってきた。この液
晶表示システムにおいては、高精細化に伴い、シフトレ
ジスタの段数やその駆動周波数の増大が問題になってい
る。
【0003】この問題に対処するために、従来、位相の
異なる複数のデータ信号により複数のドットを同時に駆
動する多ドット同時サンプリング方式の液晶表示システ
ムが考えられている。このような構成によれば、同時に
駆動される複数のドットを1つのドットと見ることがで
きるので、シフトレジスタの段数やその駆動周波数を減
らすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、各データ信号の経路(以下「チャネル」
という。)の特性(主に増幅回路の特性(利得特性や直
流特性))が違うと、表示むら(主に縦すじ)が発生す
るという問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、その課題は、チャネルの特性の違いによる表示
むらの発生を抑制することができる表示むら抑制装置及
び信号駆動装置並び画像表示システムを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の表示むら抑制装
置及び信号駆動装置並びに画像表示システムは、複数の
データ信号の信号レベルを各データ信号ごとに検出し、
この検出出力に基づいて、複数のデータ信号の信号レベ
ルが一致するように、予め定めたデータ信号の信号レベ
ルを制御するようにしたものである。
【0007】本発明の表示むら抑制装置及び信号駆動装
置並びに画像表示システムでは、まず、各データ信号ご
とにその信号レベルが検出される。次に、この検出出力
に基いて、複数のデータ信号の信号レベルが一致するよ
うに、予め定めたデータ信号の信号レベルが制御され
る。これにより、複数のチャネルの特性が異なる場合で
あっても、複数のデータ信号の信号レベルを一致させる
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明で
は、本発明を、駆動方式としてアクティブマトリクス方
式を採用する多ドット同時サンプリング方式のカラー液
晶表示システムに適用する場合を代表として説明する。
【0009】[第1の実施の形態] [第1の実施の形態の構成]図1は、本発明に係る表示
むら抑制装置の第1の実施の形態の構成を示す回路図で
ある。ここで、この表示むら抑制装置の構成を説明する
前に、この表示むら抑制装置が設けられる多ドット同時
サンプリング方式のカラー液晶表示システム(上述した
アクティブマトリクス方式を採用した多ドット同時サン
プリング方式のカラー液晶表示システム)の構成の一例
を説明する。
【0010】[カラー液晶表示システムの構成]多ドッ
ト同時サンプリング方式のカラー液晶表示システムは、
機能的にみると、画像表示部と、駆動部とに分けられ
る。画像表示部は、液晶やスイッチング素子等によって
構成され、マトリクス状に配置された複数のドットによ
り画像を表示する機能を有する。スイッチング素子は、
薄膜トランジスタ(TFT)等の能動素子によって構成
されている。
【0011】駆動部は、画像表示部を駆動する機能を有
する。また、この駆動部は、ドット選択部と信号駆動部
とに分けられる。ドット選択部は、画像表示部の複数の
ドットの中から予め定めた数のドットを順次選択する機
能を有する。信号駆動部は、ドット選択部により選択さ
れた複数のドットを位相の異なる複数のデータ信号で同
時に駆動する機能を有する。
【0012】また、この多ドット同時サンプリング方式
のカラー液晶表示システムは、外観的には、液晶パネル
とパネル駆動部とに分けられる。液晶パネルには、上述
した画像表示部が搭載され、パネル駆動部には、上述し
た駆動部が搭載される。しかし、近年の集積回路技術の
進歩により、駆動部の一部が液晶パネルに搭載されるこ
とも多い。例えば、ドット選択部の構成要素であるシフ
トレジスタ等は液晶パネルに搭載されることが多い。
【0013】図2は、シフトレジスタ等が液晶パネルに
搭載された多ドット同時サンプリング方式のカラー液晶
表示システムの構成の一例を示す回路図である。図示の
カラー液晶表示システムは、液晶パネル10と、信号ド
ライバ20と、タイミング発生部30とを有する。
【0014】ここで、液晶パネル10には、画像表示部
等が搭載されている。信号ドライバ20は、データ信号
RS,GS,BSによって、画像表示部を駆動する機能
を有する。ここで、RSは、赤のデータ信号を示し、G
Sは、緑のデータ信号を示し、BSは、青のデータ信号
を示す。
【0015】タイミング発生部30は、複合同期信号等
の同期信号SYNCに基づいて、各種タイミング信号H
ST,HCK,VST,VCK,FRP,SHSを発生
する機能を有する。
【0016】ここで、HSTは、水平方向Hのシフトレ
ジスタのスタートパルス信号を示し、HCKは水平方向
Hのシフトレジスタのクロック信号を示し、VSTは垂
直方向Vのシフトレジスタのスタートパルス信号を示
し、VCKは垂直方向Vのシフトレジスタのクロック信
号を示す。また、FRPは、データ信号RS,GS,B
Sをある直流電圧を中心として交流信号化するための反
転・非反転選択信号を示し、SHSはデータ信号RS,
GS,BSの位相を設定するためのサンプルホールド信
号を示す。
【0017】図3は、液晶パネル10の構成の一例を示
す回路図である。図示の液晶パネル10は、画像表示部
11と、アナログスイッチ部12と、水平方向Hのシフ
トレジスタ13と、垂直方向Vのシフトレジスタ14と
を有する。
【0018】ここで、画像表示部11は、液晶や上述し
たスイッチング素子等によって形成され、マトリクス状
に配置された複数のドットにより画像を表示する機能を
有する。アナログスイッチ部12は、信号ドライバ20
から供給されるデータ信号を画像表示部11に供給する
機能を有する。水平方向Hのシフトレジスタ13は、駆
動すべき列を選択する機能を有する。垂直方向Vのシフ
トレジスタ14は、駆動すべき行を選択する機能を有す
る。
【0019】上記構成においては、信号ドライバ20と
タイミング発生部30の一部(タイミング信号FRP,
SHSを発生する部分)とにより信号駆動部が構成され
る。また、タイミング発生部30の一部(タイミング信
号HST,HCK,VST,VCKを発生する部分)
と、アナログスイッチ部12と、シフトレジスタ13,
14とによりドット選択部が構成される。さらに、信号
ドライバ20とタイミング発生部30の全部とによりパ
ネル駆動部が構成される。
【0020】ところで、図3に示す液晶パネル10は、
ビデオカメラのカラー電子ビューファインダ等として用
いられるカラー液晶パネルである。このカラー液晶パネ
ルの特徴は、1つの基板に3種類のドットRD,GD,
BDが一緒に形成されていることである。ここで、RD
は赤のドットを示し、GDは緑のドットを示し、BDは
青のドットを示す。また、このカラー液晶パネルの特徴
は、1つの画素が1つのドットで形成されていることで
ある。これは、限られた範囲でできるだけ解像度を高め
るためである。
【0021】このような構成の場合、画像表示部11に
は、3種類のドットRD,GD,BDが設けられる。ま
た、この画像表示部11には、3種類のデータ信号R
S,GS,BSとが供給される。図2に示す液晶表示シ
ステムは、これらの点に着目し、3つのデータ信号R
S,GS,BSの位相を1ドット分ずらすことにより、
水平方向Hの連続する3つのドットRD,GD,BDを
同時に駆動するようになっている。
【0022】ここで、この駆動動作を説明する。タイミ
ング発生部30から出力される垂直方向Vのスタートパ
ルス信号VSTとクロック信号VCKは、垂直方向Vの
シフトレジスタ14に供給される。これにより、シフト
レジスタ14は、これらの信号VST,VCKに従っ
て、垂直方向Vの選択パルスを順次シフトする。その結
果、M個の行が1行目から順次1つずつ選択される。こ
こで、Mは、垂直方向Vのドット数を示す。
【0023】また、タイミング発生部30から出力され
る水平方向Hのスタートパルス信号HSTとクロック信
号HCKは、水平方向のシフトレジスタ13に供給され
る。これにより、シフトレジスタ13は、これらの信号
HST,HCKに従って、水平方向Hの選択パルスを順
次シフトする。その結果、N個の列が1列目から順次3
つずつ選択される。ここで、Nは、水平方向Hのドット
数を示す。
【0024】このドット選択動作によって、まず、1行
目の1列目から3列目までの3つのドットが選択され
る。これにより、信号ドライバ20から出力されるデー
タ信号BSは、座標(1,1)に位置する青ドットBD
に供給され、データ信号RSは座標(2,1)に位置す
る赤ドットRDに供給され、データ信号GSは座標
(3,1)に位置する緑ドットGDに供給される。その
結果、座標(1,1)に位置する青ドットBDには、青
データが書き込まれ、座標(2,1)に位置する赤ドッ
トRDには、赤データが書き込まれ、座標(3,1)に
位置する緑ドットGDには、緑データが書き込まれる。
【0025】次に、1行目の4列目から6列目までの3
つのドットが選択される。これにより、座標(4,1)
に位置する青ドットBDには、青データが書き込まれ、
座標(5,1)に位置する赤ドットRDには、赤データ
が書き込まれ、座標(6,1)に位置する緑ドットGD
には、緑データが書き込まれる。以下、同様に、1行目
のN個のドットは順次3個ずつ選択され、データを書き
込まれる。
【0026】1行目のN個のドットに対するデータの書
込みが終了すると、2行目が選択される。これにより、
この2行目において、1行目と同じようにデータの書込
みが行われる。以下、同様に、1行分のデータの書込み
が終了するたびに、次の行が選択される。これにより、
1フィールド分のデータの書込みが行われる。1フィー
ルド分のデータの書込みが終了すると、次のフィールド
においても、同じようにして、データの書込みが行われ
る。
【0027】図4は、信号ドライバ20の構成の一例を
示す回路図である。図示の信号ドライバ20は、サンプ
ルホード回路(S/H)21R,21G,21B,22
R,22G,22Bと、交流信号化回路23R,23
G,23Bとを有する。
【0028】ここで、サンプルホード回路21R,21
G,21B,22R,22G,22Bは、データ信号R
S,GS,BSの位相を相互に1ドット分ずらす機能を
有する。これは、3ドット同時サンプリングを実現する
ためである。この処理は、タイミング発生部30から出
力されるサンプルホールド信号SHS(SHS1,SH
S2,SHS3,SHS4)に基づいて行われる。
【0029】交流信号化回路23R,23G,23B
は、それぞれ対応するデータ信号RS,GS,BSを交
流信号化する機能を有する。これは、液晶に同じ極性の
信号を供給し続けると、液晶が劣化するからである。こ
の処理は、画像表示部11の対向基板に設けられた共通
電極に印加される共通電極電圧に対して、データ信号R
S,GS,BSが交流化されるように、このデータ信号
RS,GS,BSの極性をある直流電圧を中心にして反
転することにより行われる。また、この反転は、例え
ば、水平走査周期で行われる。
【0030】サンプルホード回路を2段設けるのは、画
質の劣化を防止するためである。すなわち、データ信号
RS,GS,BSの位相を調整するためには、サンプル
ホード回路を1段設ければよい。しかしながら、このよ
うにすると、画像表示部11のドットに対して、不安定
なデータが書き込まれるという問題が生じる。
【0031】すなわち、サンプルホールド回路は、概念
的には、図5に示すように、スイッチSWとコンデンサ
Cとにより構成される。スイッチSWは、例えば、サン
プルホールド信号SHSがハイレベルの期間にオン状態
となり、ロウレベルの期間にオフ状態となる。
【0032】スイッチSWがオンすると、入力信号IN
がスイッチSWを介してコンデンサCに供給される。こ
れにより、コンデンサCが充電される。その結果、コン
デンサの両端電圧は、入力信号の電圧と同じ電圧まで変
化する。スイッチSWがオフすると、この電圧が保持さ
れる。
【0033】これにより、出力信号OUTの波形は、図
6に示すようなものとなる。すなわち、スイッチSWが
オンの期間(サンプリング期間)T1は、不安定な波形
となる。これは、この期間は、コンデンサCを充電する
ためである。これに対し、スイッチSWがオフの期間
(サンプリング期間)T2は、安定な波形となる。
【0034】したがって、図7に示すように、サンプル
ホールド回路を1段だけ設ける構成では、3つのデータ
信号RS,GS,BSの波形がともに安定な期間を得る
ことができない。すなわち、3ドット同時サンプリング
においては、サンプルホールド信号SHS1〜SHS3
は、図8に示すように、等間隔で出力される。これは、
液晶表示部11のドットが等間隔で配列されているた
め、それに書き込むデータも等間隔でサンプリングする
必要があるからである。
【0035】これにより、図8に示すように、サンプル
ホールド回21R,21G,21Bから出力されるデー
タ信号RS,GS,BSの安定部(白抜き部分)の位相
及び不安定部(斜線部分)の位相がそれぞれ互いにずれ
てしまう。その結果、3つのデータ信号RS,GS,B
Sの波形がすべて安定となる期間を得ることができな
い。したがって、このデータ信号RS,GS,BSを画
像表示部11に供給すると、不安定部がドットに書き込
まれ、画質が劣化してしまう。
【0036】これに対し、図9に示すように、サンプル
ホールド回路を2段設け、1段目のサンプルホールド回
路21R,21G,21Bで、データ信号RS,GS,
BSの位相を設定し、2段目のサンプルホールド回路2
2R,22G,22Bで、この位相設定の済んだデータ
信号RS,GS,BSを同時にサンプルホールドするこ
とにより、図10に示すように、3つのデータ信号R
S,GS,BSの安定部の位相及び不安定部の位相をそ
れぞれ揃えることができる。
【0037】これにより、このデータ信号RS,GS,
BSを画像表示部11に供給すると、安定部のみをドッ
トに書き込むようにすることができる。その結果、不安
定部がドットに書き込まれることによる画質の劣化を防
止することができる。
【0038】なお、サンプルホールド回路21Gのサン
プルホールド信号SHS2を常にハイレベルに設定する
のは、このサンプルホールド回路21Gのサンプルホー
ルドタイミングが次段のサンプルホールド回路22Gの
サンプルホールドタイミングと同じであるため、サンプ
ルホールド回路21Gを使わなくても、サンプルホール
ド回路21Gを使うだけで、同じ結果が得られるからで
ある。
【0039】また、各データ信号RS,GS,BSごと
に、サンプルホールド回路21R,21G,21Bを設
けるのは、左右反転表示を可能にするためである。すな
わち、図3に示すように、ドットがBD→RD→GDの
順に並んでいる場合は、サンプルホーツド回路をデータ
信号BS,RSについてのみ設けるようにすればよい。
【0040】しかし、このようにすると、画面の左右を
反転して表示する場合に対処することができない。これ
は、この場合は、ドットの並びがGD→RD→BDの順
になるからである。そこで、図4に示す信号ドライバ2
0では、各データ信号RS,GS,BSごとにサンプル
ホールド回路21R,21G,21Bを設けるようにな
っている。
【0041】このような構成によれば、サンプルホール
ド信号SHS3の供給先をサンプルホールド回路21B
からサンプルホールド回路21Gに切り替え、サンプル
ホールド信号SHS2の供給先をサンプルホールド回路
21Gからサンプルホールド回路21Bに切り替えるこ
とにより、左右反転表示に対処することができる。
【0042】以上が多ドット同時サンプリング方式のカ
ラー液晶表示システムの構成である。なお、各データ信
号RS,GS,BSとして、位相の異なる複数の信号を
用意することにより、3ドットの整数倍のドットを同時
に駆動することができる。
【0043】また、白黒の液晶パネルを3枚組合せてカ
ラー液晶表示システムを構成する場合においては、各液
晶パネルに3つのデータ信号RS,GS,BSのうち、
1つのデータ信号が供給されるので、各液晶パネルごと
に、対応するデータ信号として、位相の異なる複数の信
号を用意することにより、複数のドットを同時に駆動す
ることができる。
【0044】[表示むら抑制装置の構成]次に、図1を
参照しながら、本発明の特徴とする表示むら抑制装置の
構成を説明する。
【0045】図示の表示むら抑制装置は、例えば、上述
した信号ドライバ20に組み込まれる。また、この表示
むら抑制装置は、データ信号RS,BS,GSのチャネ
ルの特性の違いによる表示むらの発生を抑制するため
に、データ信号RS,BS,GSの平均映像レベル(A
verage Picture Lebel:APL)
を各データ信号ごとに検出し、この検出出力に基いて、
すべてのデータ信号RS,BS,GSのAPLが一致す
るように、2つのデータ信号、例えば、データ信号G
S,RSのAPLを制御するようになっている。
【0046】なお、図1では、APLを制御される2つ
のデータ信号GS,BSについては、例えば、データ信
号GSのチャネルの構成のみを示す。これは、データ信
号BSのチャネルの構成は、データ信号GSのチャネル
の構成と同じだからである。また、図1では、データ信
号RSのチャネルの構成要素には符号Rを付し、データ
信号GSのチャネルの構成要素には符号Gを付す。
【0047】図示の表示むら抑制装置は、反転・非反転
増幅回路51R,51Gと、可変電源52R,52G
と、選択回路53R,53Gと、増幅回路54R,54
Gと、可変電源55R,55Gと、スイッチ56R,5
6Gと、積分回路57R,57Gと、比較回路58と、
積分回路59R,59Gと、比較回路60とを有する。
【0048】ここで、反転・非反転増幅回路51Rと、
可変電源52Rと、選択回路53Rとは、データ信号R
Sを交流信号化する機能を有する。この場合、反転・非
反転増幅回路51Rは、データ信号RSを増幅するとと
もに、この増幅出力として、入力信号と極性の同じ非反
転増幅出力と、極性の異なる反転増幅出力とを出力する
機能を有する。可変電源52Rは、反転・非反転増幅回
路51Rの直流特性を設定する機能を有する。選択回路
53は、反転・非反転増幅回路51Rの非反転増幅出力
と反転増幅出力とを水平走査周期で交互に選択する機能
を有する。
【0049】増幅回路54Rは、交流信号化されたデー
タ信号RSを増幅する機能を有する。可変電源55R
は、増幅回路54Rの直流特性を制御する機能を有す
る。
【0050】なお、詳細な説明は省略するが、データ信
号GSのチャネルに設けられた反転・非反転増幅回路5
1Gと、可変電源52Gと、選択回路53Gと、増幅回
路54Gと、可変電源55Gもほぼ同じような機能を有
する。
【0051】スイッチ56R,56Gと、積分回路57
R,57Gと、比較回路58とは、増幅回路54Gから
出力されるデータ信号GSのAPLが、増幅回路54R
から出力されるデータ信号RSのAPLに一致するよう
に、可変電源52Gの出力電圧を制御する機能を有す
る。
【0052】この場合、スイッチ56R,56Gは、反
転・非反転選択信号FRPに基づいて、オン、オフを制
御されることにより、反転増幅出力と非反転増幅出力と
のどちらか一方を選択する。積分回路57R,57G
は、対応するスイッチ56R,56Gのオン期間に、対
応する増幅回路54R,54Gの増幅出力を積分する機
能を有する。比較回路58は、2つの積分回路57R,
57Gの積分出力を比較し、両者が一致するように可変
電源52Gの出力電圧を制御する機能を有する。
【0053】積分回路59R,59Gと、比較回路60
とは、データ信号GSの中心レベルがデータ信号RSの
中心レベルに一致するように、可変電源55Gの出力電
圧を制御する機能を有する。この場合、積分回路59
R,59Gは、対応する増幅回路54R,54Gの増幅
出力を積分する機能を有する。比較回路60は、2つの
積分回路59R,59Gの積分出力を比較し、両者が一
致するように可変電源52Gの出力電圧を制御する機能
を有する。
【0054】以上が第1の実施の形態の構成である。な
お、詳細な説明は省略するが、データ信号BSのチャネ
ル側も、データ信号GSのチャネル側と同じように構成
される。
【0055】[第1の実施の形態の動作]上記構成にお
いて、動作を説明する。なお、以下の説明では、表示む
ら抑制装置の動作を中心に説明する。
【0056】反転・非反転増幅回路51Rの直流特性
は、例えば、手動により可変電源52Rの出力電圧を制
御することにより制御される。また、増幅回路54Rの
直流特性は、例えば、手動により可変電源55Rの出力
電圧を制御することにより制御される。これに対し、反
転・非反転増幅回路51Gの直流特性は、データ信号R
S,GSのAPLを検出することにより自動的に制御さ
れる。また、増幅回路54Rの直流特性は、データ信号
RS,GSの中心レベルを検出することにより自動的に
制御される。以下、この自動制御動作を説明する。
【0057】反転・非反転増幅回路51Rには、図11
(a)に示すように、例えば、ピーク・ピーク値が1V
(ボルト)の正極性のデータ信号RSが供給される。こ
のデータ信号RSは、反転・非反転増幅回路51Rと選
択回路53Rとにより交流信号化される。すなわち、反
転・非反転増幅回路51Rに供給されたデータ信号RS
は、まず、この反転・非反転増幅回路51Rにより増幅
される。これにより、図11(b)に示すように、入力
信号と極性の同じ非反転増幅出力と、図11(c)に示
すように、入力信号と極性の異なる反転増幅出力とが得
られる。
【0058】非反転増幅出力と反転増幅出力とのピーク
・ピーク値は、例えば、4Vに設定されている。また、
黒レベルは、可変電源52Rの出力電圧によって規定さ
れる。したがって、反転・非反転増幅回路51Rの直流
特性が正規の特性からずれている場合でも、可変電源5
2Rの出力電圧を適宜設定することにより、黒レベルを
正規のレベルに設定することができる。
【0059】反転・非反転増幅回路51Rの反転増幅出
力と非反転増幅出力は選択回路53Rに供給される。選
択回路53Rは、図11(d)に示す反転・非反転選択
信号FRPのハイレベル期間は、例えば、非反転増幅出
力を選択し、ロウレベル期間は、反転増幅出力を選択す
る。これにより、図11(e)に示すように、交流信号
化されたデータ信号RSが得られる。このデータ信号R
Sの中心レベルCLは、選択回路53R等の特性が正規
の特性からずれていなければ、データ信号RSが共通電
極電圧に対して交流信号化されるように設定される。
【0060】選択回路53Rにより交流信号化されたデ
ータ信号RSは、増幅回路54Rにより増幅される。こ
れにより、データ信号RSの中心レベルは、可変電源5
5Rの出力電圧によって規定される電圧に設定される。
したがって、選択回路53R等の特性が正規の特性から
ずれている場合であっても、可変電源55Rの出力電圧
を適宜調整することにより、データ信号RSの中心レベ
ルCLを、データ信号RSが共通電極電圧に対して交流
信号化されるように設定することができる。
【0061】増幅回路54Rにより増幅された赤のデー
タ信号RSは、液晶パネル10に供給される。これによ
り、画像表示部11上の赤ドットRDに赤データが書き
込まれる。なお、詳細な説明は省略するが、緑のデータ
信号GSも同じように交流信号化されて液晶パネル10
に供給される。
【0062】スイッチ56R,56Gは、例えば、反転
・非反転選択信号FRPのハイレベル期間は、オン状態
に設定され、ロウレベル期間は、オフ状態に設定され
る。これにより、増幅回路54R,54Gの増幅出力
は、反転・非反転選択信号FRPがハイレベルの期間だ
けそれぞれ積分回路57R,58Gにより積分される。
その結果、反転・非反転信号FRPがハイレベルの期間
のデータ信号RS,GSのAPLが検出される。
【0063】検出された2つのAPLは、比較回路58
により比較される。これにより、データ信号GSのAP
Lがデータ信号RSのAPLに一致するように、可変電
源52Gの出力電圧が制御される。その結果、2つのA
PLが一致するように、反転・非反転増幅回路51Rの
直流特性が制御される。これにより、2つのAPLが一
致するように、データ信号GSの黒レベルが制御され
る。その結果、データ信号RS,GSのAPLの違いに
よる表示むらの発生を抑制することができる。
【0064】増幅回路54R,54Gの増幅出力は、さ
らに、それぞれ積分回路59R,59Gにより積分され
る。これにより、交流信号化されたデータ信号RS,G
Sの中心レベルCLが検出される。検出された中心レベ
ルCLは比較回路60により比較される。これにより、
データ信号GSの中心レベルCLがデータ信号RSの中
心レベルCLに一致するように、可変電源55Gの出力
電圧が制御される。その結果、2つの中心レベルCLが
一致するように、増幅回路54Gの直流特性が制御され
る。これにより、2つの中心レベルCLが一致するよう
に、データ信号GSの中心レベルCLが制御される。そ
の結果、データ信号RS,GSの中心レベルCLの違い
による表示むらの発生を抑制することができる。
【0065】以上が第1の実施の形態の動作である。な
お、詳細な説明は省略するが、データ信号BSのチャネ
ル側においても、データ信号GSのチャネル側と同じよ
うな動作が行われる。
【0066】[一実施の形態の効果]以上詳述した本実
施の形態によれば、次のような効果が得られる。
【0067】(1)まず、本実施の形態によれば、3つ
のデータ信号RS,GS,BSのAPLを各データ信号
ごとに検出し、この検出出力に基づいて、3つのデータ
信号RS,GS,BSのAPLが一致するように、2つ
のデータ信号GS,BSのAPLを制御するようにした
ので、3つのデータ信号RS,GS,BSのAPLの違
い(APLのずれ)による表示むらの発生を抑制するこ
とができる。
【0068】(2)また、本実施の形態によれば、AP
Lの制御を自動的に行うようにしたので、同時に駆動す
るドット数が多い場合でも、液晶表示システムの生産性
の低下を招かないようにすることができる。
【0069】すなわち、APLを制御する構成として
は、自動的に制御する構成ではなく、手動によって制御
する構成が考えられる。このような構成では、同時に駆
動するドット数が少ない場合は、制御対象も少ないの
で、液晶表示システムの生産性が低下することはない。
【0070】しかし、同時に駆動するドット数が多くな
ると、制御対象が多くなるので、液晶表示システムの生
産性が低下する。これに対し、本実施の形態では、AP
Lを自動的に制御するようにしたので、同時に駆動する
ドット数が多い場合でも、生産性の低下という問題は生
じない。
【0071】(3)また、本実施の形態によれば、デー
タ信号RS,GS,BSのAPLを検出する場合、交流
信号化されたデータ信号RS,GS,BSのAPLを検
出するようにしたので、中心レベルCLのずれによるA
PLのずれにも対処することができる。
【0072】(4)また、本実施の形態によれば、デー
タ信号GS,BSのAPLを制御する場合、反転・非反
転増幅回路51Gの直流特性を制御することにより制御
するようにしたので、APLのずれをもたらす要因を増
やすことなく、制御することができる。
【0073】すなわち、APLを制御する場合は、例え
ば、反転・非反転増幅回路51Gの前に、新たに制御専
用の増幅回路を設けるようにしてもよい。しかし、この
ようにすると、APLのずれをもたらす要因が増えてし
まう。これは、APLのずれはほとんど増幅回路の特性
によってもたらされるからである。
【0074】これに対し、本実施の形態では、既存の増
幅回路を使ってAPLを制御するようにしたので、AP
Lのずれをもたらす要因を増やすことなく、APLを制
御することができる。これにより、本実施の形態によれ
ば、APLの制御精度を高めることができる。
【0075】(5)また、本実施の形態によれば、デー
タ信号GS,BSのAPLを制御する場合、反転・非反
転増幅回路51Gの直流特性を制御するようにしたの
で、APLの制御構成を簡単にすることができる。
【0076】すなわち、APLのずれは、増幅回路の直
流特性や利得特性のずれによってもたらされる。したが
って、APLの検出出力に基づいて、反転・非反転増幅
回路51Gの特性を制御する場合は、直流特性と利得特
性の両方を制御することが考えられる。
【0077】しかし、APLのずれは、その原因が何で
あろうと、直流特性と利得特性とのいずれか一方を制御
すれば解消することができる。したがって、本実施の形
態のように、APLの検出出力に基づいて、反転・非反
転増幅回路51Gの直流特性を制御する構成では、2つ
の特性を制御する構成より、簡単な構成でAPLを制御
することができる。
【0078】なお、この意味では、直流特性ではなく、
利得特性を制御するようにしても、上述した効果を得る
ことができる。この制御は、例えば、反転・非反転増幅
回路51Gに接続された利得特性制御用の可変電源87
G(図15参照)の出力電圧を制御することにより行う
ことができる。
【0079】(6)また、本実施の形態によれば、デー
タ信号GS,BSのAPLを制御することによって表示
むらの発生を抑制する構成と、交流信号化されたデータ
信号GS,BSの中心レベルCLを制御することによっ
て表示むらの発生を抑制する構成とを併用するようにし
たので、前者の表示むら抑制構成のみを用いる場合より
表示むらの抑制効果を高めることができる。
【0080】(7)また、本実施の形態によれば、デー
タ信号RS,GS,BSのAPLを一致させる場合、デ
ータ信号RSを基準信号として、データ信号GS,BS
のAPLを制御することにより一致させるようにしたの
で、制御用の比較回路の数をデータ信号の数3より1つ
だけ少なくすることができる。
【0081】[第2の実施の形態]先の第1の実施の形
態は、データ信号RS,GS,BSのAPLを検出する
のに、このデータ信号RS,GS,BSを交流信号化し
た後検出する場合を説明した。これに対し、本実施の形
態では、交流信号化する前に検出するようにしたもので
ある。
【0082】図12は、このような本実施の形態の構成
を示すブロック図である。図12において、図1と異な
る点は、スイッチ56R,56Gが削除され、積分回路
57R,57Gの入力端子がそれぞれ例えば反転・非反
転増幅回路51R,51Gの非反転出力端子に接続され
ている点である。そのほかの点は、図1と同じなので、
同一部には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0083】このような構成によれば、中心レベルCL
のずれによるAPLのずれには対処することができない
ものの、スイッチ56R,56Gを設ける必要がないの
で、APLの制御構成を簡単にすることができる。
【0084】[第3の実施の形態]先の第1,第2の実
施の形態では、データ信号RS,GS,DSのAPLを
検出する場合、交流信号化されたデータ信号RS,G
S,DSの一方の極性のAPLのみを検出する場合を説
明した。これに対し、本実施の形態は、例えば、垂直走
査周期でAPLの検出極性を切り替えることにより、2
つの極性のAPLを検出するようにしたものである。
【0085】図13は、このような本実施の形態の構成
を示すブロック図である。図13において、図1と異な
る点は、スイッチ制御回路61が付加されている点であ
る。そのほかの点は、図1とほぼ同じなので、図1とほ
ぼ同じ機能を果たす部分には同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
【0086】スイッチ制御回路61は、垂直方向Vの同
期信号VDに従って、あるフィールドでは、反転・非反
転選択信号FRPがハイレベルの期間に、スイッチ56
R,56Gをオン状態に設定し、次のフィールドでは、
ロウレベルの期間に、スイッチ56R,56Gをオン状
態に設定する。これにより、あるフィールドでは、非反
転増幅出力のAPLが検出され、次のフィールドでは、
反転増幅出力のAPLが検出される。
【0087】このような構成によれば、2つの極性のA
PLの検出出力に基づいてデータ信号RS,GS,BS
のAPLを制御することができるので、一方の極性のA
PLの検出出力に基づいてAPLを制御する場合より、
APLの制御精度を高めることができる。
【0088】[第4の実施の形態]先の第1,第2,第
3の実施の形態では、少なくとも1つのフィールドで
は、一方の極性のAPLを検出する場合を説明した。こ
れに対し、本実施の形態は、どのフィールドでも、2つ
の極性のAPLを検出するようにしたものである。
【0089】図14は、このような本実施の形態の構成
を示すブロック図である。図14において、図1と異な
る点は、スイッチ56R,56Gと、積分回路57R,
57Gの代りに、積分回路71R,71G,72R,7
2Gと、選択回路73,73Gとが設けられている点で
ある。そのほかの点は、図1とほぼ同じなので、図1と
ほぼ同じ機能を果たす部分には同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0090】積分回路71R,72Rはそれぞれ反転・
非反転増幅回路51Rの非反転増幅出力と反転増幅出力
とを積分する。同様に、積分回路71G,72Gはそれ
ぞれ反転・非反転増幅回路51Gの非反転増幅出力と反
転増幅出力とを積分する。
【0091】選択回路73Rは、反転・非反転選択信号
FRPがハイレベルの期間は、積分回路71Rの積分出
力を選択し、ロウレベルの期間は、積分回路72Rの積
分出力を選択する。同様に、選択回路73Gは、反転・
非反転選択信号FRPがハイレベルの期間は、積分回路
71Gの積分出力を選択し、ロウレベルの期間は、積分
回路72Gの積分出力を選択する。
【0092】比較回路58は、選択回路73R,73G
の選択出力に基づいて、可変電源52Gの出力電圧を制
御する。これにより、反転・非反転選択信号FRPがハ
イレベルの期間は、非反転増幅出力のAPLに基づい
て、データ信号GSのAPLが制御され、ロウレベルの
期間は、反転増幅出力のAPLに基づいて、データ信号
GSのAPLが制御される。
【0093】このような構成によれば、常時、2つの極
性のAPLに基づいて、データ信号GS,BSのAPL
を制御することができるので、この制御精度を高めるこ
とができる。
【0094】また、本実施の形態によれば、APLを検
出する場合、交流信号化する前のデータ信号RS,G
S,BSのAPLを検出するようにしたので、APLの
検出構成を簡単にすることができる。すなわち、2つの
極性のAPLは、交流信号化した後のデータ信号RS,
GS,BSからも検出することができる。しかし、この
ような構成では、新たに4つのスイッチが必要となる。
これに対し、本実施の形態では、このスイッチが不要な
ので、構成が簡単となる。
【0095】[第5の実施の形態]先の第1,第2,第
3,第4の実施の形態では、3つのデータ信号RS,G
S,BSのAPLを検出し、この検出出力に基づいて、
3つのデータ信号RS,GS,BSのAPLが一致する
ように、2つのデータ信号GS,BSのAPLを制御す
る場合を説明した。
【0096】これに対し、本実施の形態は、3つのデー
タ信号RS,GS,BSの黒レベルを検出し、この検出
出力に基づいて、3つのデータ信号RS,GS,BSの
黒レベルが一致するように、2つのデータ信号GS,B
Sの黒レベルを制御するようにしたものである。また、
本実施の形態は、3つのデータ信号RS,GS,BSの
白レベルを検出し、この検出出力に基づいて、3つのデ
ータ信号RS,GS,BSの白レベルが一致するよう
に、2つのデータ信号GS,BSの白レベルを制御する
ようにしたものである。
【0097】図15は、このような本実施の形態の構成
を示すブロック図である。図15において、図1と異な
る点は、スイッチ56R,56Gと、積分回路57R,
57Gの代りに、サンプルホールド回路81R,81G
と、比較回路82と、基準信号挿入回路83R,83G
と、サンプルホールド回路84R,84Gと、比較回路
85と、タイミング発生回路86とが設けられている点
である。そのほかの点は、図1とほぼ同じなので、図1
とほぼ同じ機能を有する部分には同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0098】なお、図15において、87Gは、反転・
非反転増幅回路51Gの利得特性を制御するための可変
電源を示す。この可変電源87Gは、もともと反転・非
反転増幅回路51Gに接続されているものであり、本実
施の形態の制御のために新たに付加されたものではな
い。
【0099】サンプルホールド回路81R,81Gは、
それぞれ増幅回路54R,54Gの増幅出力の黒レベル
を検出する。この検出は、タイミング発生回路86から
出力されるサンプルホールド信号SHSa(後述する図
16(d)参照)によって、増幅回路54R,54Gの
増幅出力をサンプルホールドすることにより行われる。
また、この検出は、例えば、水平帰線期間のバックポー
チの所定の期間で行われる。
【0100】比較回路82は、サンプルホールド回路8
1Rの検出レベルがサンプルホールド回路82Gの検出
レベルに一致するように、可変電源52Gの出力電圧を
制御する。これにより、データ信号GSの黒レベルがデ
ータ信号RSの黒レベルに一致するように、反転・非反
転増幅回路51Gの直流特性が制御される。その結果、
この2つの黒レベルが一致するように、データ信号GS
の黒レベルが制御される。これにより、データ信号R
S,GSの黒レベルのずれによる表示むらの発生を抑制
することができる。
【0101】基準信号挿入回路83R,83Gは、反転
・非反転増幅回路51R,51Gに入力されるデータ信
号RS,GSに基準信号RWを挿入する。この様子を図
16に示す。図において、(a)は、基準信号RWを挿
入する前のデータ信号RSまたはGSを示し、(b)
は、基準信号RWを挿入した後のデータ信号RSまたは
GSを示す。図示のごとく、基準信号RWは、水平帰線
期間のバックポーチの所定の位置に挿入される。また、
この基準信号RWのレベルは、白レベルに設定されてい
る。
【0102】なお、図16(c)は、データ信号RS,
GS,BSの黒レベルを検出するためのサンプルホール
ド信号SHSbを示す。また、図16(d)は、基準信
号RWのレベルを検出するためのサンプルホールド信号
SHSbを示す。
【0103】サンプルホールド回路84R,84Gは、
それぞれ増幅回路54R,54Gの増幅出力に含まれる
基準信号RWのレベルを検出する。この検出は、タイミ
ング発生回路86から出力されるサンプルホールド信号
SHSbによって、増幅回路54R,54Gの増幅出力
をサンプリングすることにより行われる。
【0104】比較回路85は、サンプルホールド回路8
4Gの検出レベルがサンプルホールド回路84Rの検出
レベルに一致するように、可変電源87Gの出力電圧を
制御する。これにより、データ信号GSの白レベルがデ
ータ信号RSの白レベルに一致するように、反転・非反
転増幅回路51Gの利得特性が制御される。その結果、
2つの白レベルが一致するように、データ信号GSの白
レベルが制御される。これにより、データ信号RS,G
Sの白レベルのずれによる表示むらの発生を抑制するこ
とができる。
【0105】しかも、この場合、データ信号RS,GS
の白レベルだけでなく、黒レベルから白レベルまでのす
べての輝度レベルを一致させることができる。これは、
白レベルの制御と併せて黒レベルの制御も行っているか
らである。すなわち、このような構成によれば、結果的
に、白レベルと予め定めた基準レベルとの差に基づい
て、反転・非反転増幅回路51Gの利得特性を制御して
いることになるからである。これにより、データ信号R
S,GSの各輝度レベルのずれによる表示むらの発生を
抑制することができる。
【0106】以上詳述したように本実施の形態によれ
ば、データ信号RS,GS,BSの黒レベルを検出し、
この検出出力に基づいて、データ信号RS,GS,BS
の黒レベルが一致するように、データ信号RS,GSの
黒レベルを制御するようにしたので、黒レベルのずれに
よる表示むらの発生を抑制することができる。
【0107】また、この実施の形態によれば、データ信
号RS,GS,BSの白レベルを検出し、この検出出力
に基づいて、データ信号RS,GS,BSの白レベルが
一致するように、データ信号RS,GSの白レベルを制
御するようにしたので、白レベルのずれによる表示むら
の発生を抑制することができる。
【0108】また、本実施の形態によれば、白レベルの
制御と黒レベルの制御とを併用するようにしたので、白
レベルと基準レベルとの差を検出する回路を設けること
なく、黒レベルから白レベルまでのすべての輝度レベル
のずれによる表示むらを抑制することができる。
【0109】また、本実施の形態によれば、データ信号
RS,GS,BSに予め白レベルを有する基準信号RW
を挿入し、データ信号RS,GS,BSの白レベルとし
て、この基準信号RWの白レベルを検出するようにした
ので、データ信号RS,GS,BSに白レベル成分が含
まれない場合でも、データ信号RS,GS,BSの白レ
ベルを検出することができる。
【0110】[その他の実施の形態]以上、本発明の5
つの実施の形態を詳細に説明したが、本発明は、上述し
たような実施の形態に限定されるものではない。
【0111】(1)例えば、先の第1〜第5の実施の形
態では、データ信号RS,GS,BSのAPL等を制御
する場合、1つのデータ信号を基準信号として、他の2
つのデータ信号のAPL等を制御する場合を説明した。
しかし、本発明は、基準となるAPL等を示す信号を別
途用意することにより、すべてのデータ信号RS,G
S,BSのAPL等を制御するようにしてもよい。
【0112】(2)また、先の第5の実施の形態では、
輝度レベルとして、白レベルと黒レベルを検出する場合
を説明した。しかし、本発明は、これら以外の輝度レベ
ルを検出するようにしてもよい。このような構成におい
ては、ある輝度レベルから他の輝度レベルまでのすべて
の輝度レベルを一致させることができる。例えば、輝度
レベルとして、黒レベルと灰色レベルとを検出するよう
にすれば、黒レベルから灰色レベルまでのすべての輝度
レベルを一致させることができる。
【0113】(3)また、先の第5の実施の形態では、
2つの輝度レベルの制御を併用する場合を説明した。し
かし、本発明は、いずれか一方の制御のみを用いるよう
にしてもよい。
【0114】(4)また、先の第5の実施の形態では、
輝度レベルの制御構成をAPLの制御構成とは別に構成
する場合を説明した。しかし、本発明は、これらを併用
するようにしてもよい。
【0115】(5)また、先の第1〜第5の実施の形態
では、本発明をカラー液晶表示システムに適用する場合
を説明した。しかし、本発明は、白黒液晶表示システム
にも適用することができる。また、先の第1〜第5の実
施の形態では、本発明を、アクティブマトリクス方式の
液晶表示システムに適用する場合を説明した。しかし、
本発明は、アクティブマトリクス方式以外の駆動方式、
例えば、単純マトリクス方式の液晶表示システムにも適
用することができる。
【0116】(6)また、先の第1〜第5の実施の形態
では、本発明を、液晶表示システムに適用する場合を説
明した。しかし、本発明は、位相の異なる複数のデータ
信号を用いて複数のドットを同時に駆動する方式の画像
表示システムであれば、液晶表示システム以外の画像表
示システムにも適用することができる。また、このこと
から、本発明は、データ信号を交流信号化しない画像表
示システムにも適用することができる。
【0117】(7)このほかにも、本発明は、その要旨
を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿論
である。
【0118】
【発明の効果】以上詳述した本発明の表示むら抑制装置
及び信号駆動装置並びに画像表示システムによれば、複
数のデータ信号の信号レベルを各データ信号ごとに検出
し、この検出出力に基づいて、複数のデータ信号の信号
レベルが一致するように、予め定めたデータ信号の信号
レベルを制御するようにしたので、各データ信号のチャ
ネルの特性の違いによる表示むらの発生を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明が適用される画像表示システムの構成の
一例を示すブロック図である。
【図3】画像表示システムを構成する液晶パネルの構成
の一例を示すブロック図である。
【図4】画像表示システムを構成する信号駆動回路の構
成の一例を示すブロック図である。
【図5】サンプルホールド回路の構成を示す回路図であ
る。
【図6】サンプルホールド回路の動作を示す信号波形図
である。
【図7】サンプルホールド回路を1段設けた場合の構成
を示すブロック図である。
【図8】サンプルホールド回路を1段設けた場合の動作
を示す信号波形図である。
【図9】サンプルホールド回路を2段設けた場合の構成
を示すブロック図である。
【図10】サンプルホールド回路を1段設けた場合の動
作を示す信号波形図である。
【図11】第1の実施の形態の動作を説明するための信
号波形図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図16】第5の実施の形態の動作を説明するための信
号波形図である。
【符号の説明】
10…液晶パネル、20…信号ドライバ、30…タイミ
ング発生部、11…画像表示部、12…アナログスイッ
チ部、13,14…シフトレジスタ、21R,21G,
21B,22R,22G,22B,81R,81G,8
4R,84G…サンプルホールド回路、23R,23
G,23B…交流信号化部、51R,51G…反転・非
反転増幅回路、52R,52G,55R,87G…可変
電源、53R,53G,73R,73G…選択回路、5
4R,54G…増幅回路、56R,56G…スイッチ、
57R,57G,59R,59G,71R,71G,7
2R,72G…積分回路、58,60,82,85…比
較回路、61…スイッチ制御回路、83R,83G…基
準信号挿入回路。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相の異なる複数のデータ信号を用いて
    複数のドットを同時に駆動する多ドット同時サンプリン
    グ方式の画像表示システムに設けられ、前記複数のデー
    タ信号の経路の特性の違いによる表示むらの発生を抑制
    する表示むら抑制装置において、 前記複数のデータ信号の信号レベルを各データ信号ごと
    に検出する信号レベル検出手段と、 前記信号レベル検出手段の検出出力に基づいて、前記複
    数のデータ信号の信号レベルが一致するように、前記複
    数のデータ信号のうち予め定めたデータ信号の信号レベ
    ルを制御する信号レベル制御手段とを備えたことを特徴
    とする表示むら抑制装置。
  2. 【請求項2】 前記信号レベル検出手段は、前記信号レ
    ベルとして、前記データ信号の平均レベルを検出するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の表
    示むら抑制装置。
  3. 【請求項3】 前記信号レベル検出手段は、前記信号レ
    ベルとして、前記データ信号の輝度レベルを検出するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の表
    示むら抑制装置。
  4. 【請求項4】 前記信号レベル検出手段は、前記輝度レ
    ベルとして、2つの輝度レベルを検出するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の表示むら抑制
    装置。
  5. 【請求項5】 前記信号レベル検出手段は、 前記データ信号の帰線期間に、前記輝度レベルを有する
    基準信号を挿入する基準信号挿入手段と、 この基準信号挿入手段により挿入された前記基準信号の
    レベルを検出する輝度レベル検出手段とを備えたことを
    特徴とする請求項3記載の表示むら抑制装置。
  6. 【請求項6】 前記信号レベル制御手段は、 前記複数のデータ信号を各データ信号ごとに増幅する信
    号増幅手段と、 前記信号レベル検出手段の検出出力に基づいて、前記複
    数のデータ信号の信号レベルが一致するように、前記予
    め定めたデータ信号に関する前記信号増幅手段の特性を
    制御する特性制御手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1記載の表示むら抑制装置。
  7. 【請求項7】 前記データ信号は、所定の周期で所定の
    直流レベルを中心に極性を反転することにより交流信号
    化され、この交流信号化された状態で、前記ドットの駆
    動に使用されることを特徴とする請求項1記載の表示む
    ら抑制装置。
  8. 【請求項8】 前記レベル検出手段は、前記データ信号
    の信号レベルとして、交流信号化された後の信号レベル
    を検出するように構成されていることを特徴とする請求
    項7記載の表示むら抑制装置。
  9. 【請求項9】 前記レベル検出手段は、前記データ信号
    の信号レベルとして、2つの極性の信号レベルを検出す
    るように構成されていることを特徴とする請求項7記載
    の表示むら抑制装置。
  10. 【請求項10】 前記信号レベル制御手段は、 前記複数のデータ信号を各データ信号ごとに増幅すると
    ともに、この増幅出力として、入力信号と極性が同じ非
    反転増幅出力と、極性が異なる反転増幅出力とを出力す
    る反転・非反転増幅手段と、 前記信号レベル検出手段の検出出力に基づいて、前記複
    数のデータ信号の信号レベルが一致するように、前記予
    め定めたデータ信号に関する前記反転・非反転増幅手段
    の特性を制御する特性制御手段とを備えたことを特徴と
    する請求項7記載の表示むら抑制装置。
  11. 【請求項11】 前記交流信号化された複数のデータ信
    号の前記所定の直流レベルを各データ信号ごとに検出す
    る直流レベル検出手段と、 前記直流レベル検出手段の検出出力に基づいて、前記複
    数のデータ信号の前記直流レベルが一致するように、前
    記複数のデータ信号のうち予め定めたデータ信号の直流
    レベルを制御する直流レベル制御手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の表示むら抑制装置。
  12. 【請求項12】 多ドット同時サンプリング方式の画像
    表示システムに設けられ、位相の異なる複数のデータ信
    号を用いて複数のドットを同時に駆動する信号駆動装置
    において、 前記複数のデータ信号の位相を設定する位相設定手段と
    前記複数のデータ信号の経路の特性の違いによる表示む
    らの発生を抑制する表示むら抑制手段とを備え、 前記表示むら抑制手段は、 前記複数のデータ信号のレベルを各データ信号ごとに検
    出する信号レベル検出手段と、 前記信号レベル検出手段の検出出力に基づいて、前記複
    数のデータ信号の信号レベルが一致するように、前記複
    数のデータ信号のうち予め定めたデータ信号の信号レベ
    ルを制御する信号レベル制御手段とを備えたことを特徴
    とする信号駆動装置。
  13. 【請求項13】 多ドット同時サンプリング方式の液晶
    表示システムにおいて、 マトリクス状に配置された複数のドットによって画像を
    表示する画像表示手段と、 前記画像表示手段の複数のドットを予め定めた複数のド
    ット数分ずつ順次選択するドット選択手段と、 前記ドット選択手段で選択された複数のドットを位相の
    異なる複数のデータ信号を用いて同時に駆動する信号駆
    動手段とを備え、 前記信号駆動手段は、 前記複数のデータ信号の位相を設定する位相設定手段
    と、 前記複数の駆動データ信号の経路の特性の違いによる表
    示むらの発生を抑制する表示むら抑制手段とを備え、 前記表示むら抑制手段は、 前記複数のデータ信号のレベルを各データ信号ごとに検
    出する信号レベル検出手段と、 前記信号レベル検出手段の検出出力に基づいて、前記複
    数のデータ信号の信号レベルが一致するように、前記複
    数のデータ信号のうち予め定めたデータ信号の信号レベ
    ルを制御する信号レベル制御手段とを備えたことを特徴
    とする画像表示システム。
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