JPH09237028A - 歪み可能な物体内の異常検出方法 - Google Patents
歪み可能な物体内の異常検出方法Info
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- JPH09237028A JPH09237028A JP9005555A JP555597A JPH09237028A JP H09237028 A JPH09237028 A JP H09237028A JP 9005555 A JP9005555 A JP 9005555A JP 555597 A JP555597 A JP 555597A JP H09237028 A JPH09237028 A JP H09237028A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M17/00—Testing of vehicles
- G01M17/007—Wheeled or endless-tracked vehicles
- G01M17/02—Tyres
- G01M17/027—Tyres using light, e.g. infrared, ultraviolet or holographic techniques
Abstract
(57)【要約】
【課題】 歪み可能な物体内の異常部分の検出方法
【解決手段】 光再生技術を使用して歪み可能な物体内
の動的変化を、干渉縞で観察することにより、このよう
な物体内の不均一性を検出することができる。例えば、
補強されたゴム物体20に作用する圧力が変動すると、
物体の弱い部分は周囲の領域よりも余計に膨張する。こ
のような変化を干渉縞で検出し、CCDカメラ等で記録
して分析することができる。
の動的変化を、干渉縞で観察することにより、このよう
な物体内の不均一性を検出することができる。例えば、
補強されたゴム物体20に作用する圧力が変動すると、
物体の弱い部分は周囲の領域よりも余計に膨張する。こ
のような変化を干渉縞で検出し、CCDカメラ等で記録
して分析することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歪み可能な物体内の
異常を検出する方法および装置に関する。
異常を検出する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術で、一般的にシヤログラフィー
(shearography)が知られており、197
2年にY.Y.Yungにより発明されたものである。
シヤログラフィー試験法では、試験表面がコヒーレント
なレーザ光により照明され、反射光が複屈折(2つの光
軸を有する)クリスタルへ通される。光は複屈折クリス
タルを通過した後で分割されて物体から反射され、この
ようにして生成された2つの光路が互いに重ね合わされ
て位相感知情報が生成される。光は単色光であり、光路
は同じ長さではないため、2つの光波の波長が半波長位
相がずれているところでは常に、光波は互いに干渉して
ゼロポイント、すなわち暗領域を作り出す。被照明物体
の寸法の僅かな変化が、反射光の光路に僅かな変化を生
じさせ、前に得られた反射光と照合させると明と暗の干
渉縞が生じる。干渉縞の各環状縞は、その環状縞と反対
の色の隣接環状縞との間の(すなわち、明暗間の)半波
長の差を表す。
(shearography)が知られており、197
2年にY.Y.Yungにより発明されたものである。
シヤログラフィー試験法では、試験表面がコヒーレント
なレーザ光により照明され、反射光が複屈折(2つの光
軸を有する)クリスタルへ通される。光は複屈折クリス
タルを通過した後で分割されて物体から反射され、この
ようにして生成された2つの光路が互いに重ね合わされ
て位相感知情報が生成される。光は単色光であり、光路
は同じ長さではないため、2つの光波の波長が半波長位
相がずれているところでは常に、光波は互いに干渉して
ゼロポイント、すなわち暗領域を作り出す。被照明物体
の寸法の僅かな変化が、反射光の光路に僅かな変化を生
じさせ、前に得られた反射光と照合させると明と暗の干
渉縞が生じる。干渉縞の各環状縞は、その環状縞と反対
の色の隣接環状縞との間の(すなわち、明暗間の)半波
長の差を表す。
【0003】従来技術では、この現象を使用して航空機
のタイヤの内部の静止画像を形成しインナーライナーの
完全性を調べていた。インナーライナーがカーカスに密
着して接着していない場合には、付着力を欠く領域は膨
らみがちであり、この膨らみはその周りに形成される干
渉縞により検出される。
のタイヤの内部の静止画像を形成しインナーライナーの
完全性を調べていた。インナーライナーがカーカスに密
着して接着していない場合には、付着力を欠く領域は膨
らみがちであり、この膨らみはその周りに形成される干
渉縞により検出される。
【0004】同様に、しばしばホログラフィーが物体の
歪みを検出するために使用される。しかしながら、ホロ
グラフィーではビームスプリッターが使用され、分割さ
れた光線の光路長差により物体上に光の干渉縞が生成さ
れる。
歪みを検出するために使用される。しかしながら、ホロ
グラフィーではビームスプリッターが使用され、分割さ
れた光線の光路長差により物体上に光の干渉縞が生成さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のホログ
ラフィーおよびシヤログラフィーに共通していること
は、調査すべき物体上で光線の再生による干渉縞に基づ
いて異常を検出できることであるが、従来の方法では静
止画像により異常を表示するために、異常による応力パ
ターンを動的に検出できないという欠点がある。
ラフィーおよびシヤログラフィーに共通していること
は、調査すべき物体上で光線の再生による干渉縞に基づ
いて異常を検出できることであるが、従来の方法では静
止画像により異常を表示するために、異常による応力パ
ターンを動的に検出できないという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、歪み可能な物体内の異常
を動的に検出して、異常部分の応力パターンを容易に分
析しうる方法を提供することにある。
を動的に検出して、異常部分の応力パターンを容易に分
析しうる方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】歪み可能な物体内の異常
を検出する方法は、(イ)2つ以上の光線に分離された
単一位相の単色光により物体を照明するステップと、
(ロ)圧迫もしくは膨張により物体を歪ませるステップ
と、(ハ)歪む時の物体上の干渉縞を観察するステップ
と、(ニ)干渉縞により示される応力パターンを分析す
るステップとを含んでいる。オペレータは発現するパタ
ーンをCCDカメラを使用してビデオテープ上に記録し
たり、CCD(チャージカップリングデバイス)カメラ
を使用して信号をデジタル化して記録することができ
る。例示した方法では、偏光させたレーザ光を使用して
物体を照明する。この方法には、干渉縞な中の縞の数を
カウントして物体の歪量を測定するステップを含み、歪
みによって発現する各縞は、物体を照明するのに使用す
る単色光の波長の1/2の長さから成る。
を検出する方法は、(イ)2つ以上の光線に分離された
単一位相の単色光により物体を照明するステップと、
(ロ)圧迫もしくは膨張により物体を歪ませるステップ
と、(ハ)歪む時の物体上の干渉縞を観察するステップ
と、(ニ)干渉縞により示される応力パターンを分析す
るステップとを含んでいる。オペレータは発現するパタ
ーンをCCDカメラを使用してビデオテープ上に記録し
たり、CCD(チャージカップリングデバイス)カメラ
を使用して信号をデジタル化して記録することができ
る。例示した方法では、偏光させたレーザ光を使用して
物体を照明する。この方法には、干渉縞な中の縞の数を
カウントして物体の歪量を測定するステップを含み、歪
みによって発現する各縞は、物体を照明するのに使用す
る単色光の波長の1/2の長さから成る。
【0008】本方法の特定の用途として、タイヤ内の異
常を検出することができる。その方法は、(イ)ホイー
ルもしくは分割型リム上にタイヤを搭載するステップ
と、(ロ)タイヤを膨張させるステップと、(ハ)単一
位相の単色光によりタイヤを照明するステップと、
(ニ)タイヤを歪ませるための応力を加えるステップ
と、(ホ)歪んだ時のタイヤ上の干渉縞を観察するステ
ップとを含んでいる。
常を検出することができる。その方法は、(イ)ホイー
ルもしくは分割型リム上にタイヤを搭載するステップ
と、(ロ)タイヤを膨張させるステップと、(ハ)単一
位相の単色光によりタイヤを照明するステップと、
(ニ)タイヤを歪ませるための応力を加えるステップ
と、(ホ)歪んだ時のタイヤ上の干渉縞を観察するステ
ップとを含んでいる。
【0009】ここでも、タイヤ上に現れる動的な干渉縞
を記録することができ、オペレータは干渉縞により示さ
れるタイヤ内の動的な応力パターンを分析することがで
きる。
を記録することができ、オペレータは干渉縞により示さ
れるタイヤ内の動的な応力パターンを分析することがで
きる。
【0010】タイヤをチャンバー内に配置して排気する
ことにより、タイヤに応力を加えることができる。別の
実施例では、力変動機械上の荷重ホイール、又はフラッ
トトラック、ステップ荷重テスト機械、もしくは音響振
動を使用してタイヤへ応力を加えることができる。
ことにより、タイヤに応力を加えることができる。別の
実施例では、力変動機械上の荷重ホイール、又はフラッ
トトラック、ステップ荷重テスト機械、もしくは音響振
動を使用してタイヤへ応力を加えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明により広範な製品に使用で
きる非破壊試験方法が提供されるが、ここでは特に膨張
したタイヤの非均一応力領域の位置を確定して表示する
ことに関連して本発明を説明する。この試験方法は、例
えば、タイヤのサイドウォールの膨らみ、谷および継ぎ
目の異常、コード滅失、タイヤの中のベルトエッジおよ
び折り返しエッジを表示するために動的に使用すること
ができる。
きる非破壊試験方法が提供されるが、ここでは特に膨張
したタイヤの非均一応力領域の位置を確定して表示する
ことに関連して本発明を説明する。この試験方法は、例
えば、タイヤのサイドウォールの膨らみ、谷および継ぎ
目の異常、コード滅失、タイヤの中のベルトエッジおよ
び折り返しエッジを表示するために動的に使用すること
ができる。
【0012】従来技術では、完成されたタイヤ内の構造
部品の剥離や接着不良の層の位置を確定して表示するた
めに、ホログラフィーおよびシヤログラフィーが静的に
使用されていた。
部品の剥離や接着不良の層の位置を確定して表示するた
めに、ホログラフィーおよびシヤログラフィーが静的に
使用されていた。
【0013】本発明の方法では、光再生技術を使用して
被試験すなわち被測定物体上に干渉縞が生成される。
“光再生”とはホログラフィーにおけるように、ビーム
スプリッターを使用して単色光を分割するか、シヤログ
ラフィーにおけるように、複屈折クリスタルにより光線
を分離するか、あるいは当業者には周知の他の手段によ
り光線を分離し、そして分離された光線を同時に特定の
物体へ送出して、物体内の寸法異常個所の周りに干渉縞
を生成させることを意味する。
被試験すなわち被測定物体上に干渉縞が生成される。
“光再生”とはホログラフィーにおけるように、ビーム
スプリッターを使用して単色光を分割するか、シヤログ
ラフィーにおけるように、複屈折クリスタルにより光線
を分離するか、あるいは当業者には周知の他の手段によ
り光線を分離し、そして分離された光線を同時に特定の
物体へ送出して、物体内の寸法異常個所の周りに干渉縞
を生成させることを意味する。
【0014】ここでは一般的に物体の外側の観察につい
て説明を行うが、本方法は物体の内側の観察にも使用す
ることができる。例えば、タイヤの内側の観察に使用す
る場合には、分割型リムが係合された時にタイヤの内側
になるように、レーザおよび検出装置を分割型リム上に
載置する。
て説明を行うが、本方法は物体の内側の観察にも使用す
ることができる。例えば、タイヤの内側の観察に使用す
る場合には、分割型リムが係合された時にタイヤの内側
になるように、レーザおよび検出装置を分割型リム上に
載置する。
【0015】本発明の試験方法を使用すれば、タイヤ内
の動的応力をリアルタイムで観察することができ、そし
てビデオテープ上に保持したり、CCDカメラ等を使用
してデジタルに捕捉して分析することができる。例え
ば、本方法では一般的に標準シヤログラフィー装置を使
用してシヤログラフィー像を生成することができ、シヤ
ログラフィー像はCCD像検出器へ入射される。像はフ
レームグラバーを使用してメモリ内に保存され後で比較
される。
の動的応力をリアルタイムで観察することができ、そし
てビデオテープ上に保持したり、CCDカメラ等を使用
してデジタルに捕捉して分析することができる。例え
ば、本方法では一般的に標準シヤログラフィー装置を使
用してシヤログラフィー像を生成することができ、シヤ
ログラフィー像はCCD像検出器へ入射される。像はフ
レームグラバーを使用してメモリ内に保存され後で比較
される。
【0016】“フレームグラバー”という用語はここで
は一連のデジタル値として像がメモリ内に保存される装
置およびプロセスを示すのに使用される。本発明には動
的プロセスが含まれるため、物体の変化が観察されるビ
デオテープの各フレームは、デジタル化して分析できる
ように意図されている。
は一連のデジタル値として像がメモリ内に保存される装
置およびプロセスを示すのに使用される。本発明には動
的プロセスが含まれるため、物体の変化が観察されるビ
デオテープの各フレームは、デジタル化して分析できる
ように意図されている。
【0017】次に本発明の一実施の形態について図面を
参照して説明する。図1において、異常検出装置10は
タイヤ20を単色光15で照明するレーザ12を具備し
ている。本発明では、タイヤ20はホイール22上に搭
載されて、0.70−19.3kg/cm2(10−2
75psi)の圧力まで膨張され、例えば乗用車タイヤ
については好ましくは2.1−2.46kg/cm
2(30−35psi)の圧力まで膨張される。トラッ
クタイヤや航空機タイヤにはより高い圧力を使用するこ
とができる。すなわち、好ましくは特定のタイヤの通常
のコード応力が観察されるように、正規の膨張近くまで
タイヤが膨張される。シヤログラフィー像はタイヤが安
定位置にある間に得られ、ホイールは軸24上で回転さ
れて、タイヤの個別の区間の像が記録され完成される度
毎に、タイヤは新しい像に対して位置決めされる。この
ようにしてタイヤの周囲全体の像を得ることができる。
像はビデオカメラ14により集められる。
参照して説明する。図1において、異常検出装置10は
タイヤ20を単色光15で照明するレーザ12を具備し
ている。本発明では、タイヤ20はホイール22上に搭
載されて、0.70−19.3kg/cm2(10−2
75psi)の圧力まで膨張され、例えば乗用車タイヤ
については好ましくは2.1−2.46kg/cm
2(30−35psi)の圧力まで膨張される。トラッ
クタイヤや航空機タイヤにはより高い圧力を使用するこ
とができる。すなわち、好ましくは特定のタイヤの通常
のコード応力が観察されるように、正規の膨張近くまで
タイヤが膨張される。シヤログラフィー像はタイヤが安
定位置にある間に得られ、ホイールは軸24上で回転さ
れて、タイヤの個別の区間の像が記録され完成される度
毎に、タイヤは新しい像に対して位置決めされる。この
ようにしてタイヤの周囲全体の像を得ることができる。
像はビデオカメラ14により集められる。
【0018】実施例では、気密シールによりベース18
へ取り付けられた光学的に透明なドーム16の下にタイ
ヤおよびホイールが配置されているが、当業者であれば
レーザ12およびカメラ14をドーム16内部に配置で
きることを理解できるであろう。被試験物体内に歪みを
生成するために、ドーム16が排気され、ドーム内の圧
力が低減するにつれてタイヤ20が膨張する。もしタイ
ヤ内に異常があれば、すなわち、コードが均一でなかっ
たり、積層されたゴムがカーカスに均一に接着されてい
なかったり、補強コードが破断されている場合には、タ
イヤのこのような異常に関連する領域がタイヤのその他
の部分よりも急速に膨張するために、歪量に対応する位
相のずれが異常部分の周りに生じる。一般的に、シヤロ
グラフィーで現れる各干渉縞の環状縞は光の半波長に対
応するため、異常部分のサイズ、すなわち、その高さも
しくは深さは、膨張する時に異常により表示される位相
のずれの数をカウントして測定することができる。さら
に、通常は干渉縞により歪みの輪郭が与えられるため、
干渉縞は異常部分の形状を示すことができ、また試験は
動的に行われるため、異常部分の成長パターンにより異
常部分周りの構造に関する貴重な情報が得られる。した
がって、本方法は、従来より更に多くのいくつかの異常
部分の他に、物体内の応力集中を検出するのに特に有効
である。
へ取り付けられた光学的に透明なドーム16の下にタイ
ヤおよびホイールが配置されているが、当業者であれば
レーザ12およびカメラ14をドーム16内部に配置で
きることを理解できるであろう。被試験物体内に歪みを
生成するために、ドーム16が排気され、ドーム内の圧
力が低減するにつれてタイヤ20が膨張する。もしタイ
ヤ内に異常があれば、すなわち、コードが均一でなかっ
たり、積層されたゴムがカーカスに均一に接着されてい
なかったり、補強コードが破断されている場合には、タ
イヤのこのような異常に関連する領域がタイヤのその他
の部分よりも急速に膨張するために、歪量に対応する位
相のずれが異常部分の周りに生じる。一般的に、シヤロ
グラフィーで現れる各干渉縞の環状縞は光の半波長に対
応するため、異常部分のサイズ、すなわち、その高さも
しくは深さは、膨張する時に異常により表示される位相
のずれの数をカウントして測定することができる。さら
に、通常は干渉縞により歪みの輪郭が与えられるため、
干渉縞は異常部分の形状を示すことができ、また試験は
動的に行われるため、異常部分の成長パターンにより異
常部分周りの構造に関する貴重な情報が得られる。した
がって、本方法は、従来より更に多くのいくつかの異常
部分の他に、物体内の応力集中を検出するのに特に有効
である。
【0019】当業者であれば本方法は、(真空室無し
に)タイヤ内の膨張圧を変化させてさまざまな圧力にお
ける歪みの違いを観察することによっても実現できるこ
とが理解できるであろう。
に)タイヤ内の膨張圧を変化させてさまざまな圧力にお
ける歪みの違いを観察することによっても実現できるこ
とが理解できるであろう。
【0020】もし所望ならば、本方法は完全自動化しか
つコンピュータにプログラムして歪みが予め選定した仕
様を越える時点を検出して、適切な信号を発することが
できる。
つコンピュータにプログラムして歪みが予め選定した仕
様を越える時点を検出して、適切な信号を発することが
できる。
【0021】真空室を使用する場合には、所要の真空度
は被試験物体によって決まる。例えば圧力タンク等の鋼
製物体は、一つの領域を別の領域と較べて有意の膨張差
を検出するのに、タイヤよりも高い真空を必要とする。
本発明は0−1,02kg/cm2(0−14.5ps
i)の減圧下でも使用できるものである。
は被試験物体によって決まる。例えば圧力タンク等の鋼
製物体は、一つの領域を別の領域と較べて有意の膨張差
を検出するのに、タイヤよりも高い真空を必要とする。
本発明は0−1,02kg/cm2(0−14.5ps
i)の減圧下でも使用できるものである。
【0022】タンクを加圧する場合に較べて、本発明の
真空を使用して圧力タンクを試験することの利点は、使
用する圧力が低いために安全性が高まることである。
真空を使用して圧力タンクを試験することの利点は、使
用する圧力が低いために安全性が高まることである。
【0023】被試験物体の歪みは物体に圧力変化を加え
て得られるものとして説明してきたが、当業者であれば
物体に他の形式の応力も加えられることを理解できるで
あろう。例えば、タイヤは音響振動させることができ、
不均一領域はタイヤのその他の部分とは異なる振動をす
る。別の方法では、シヤログラフィーユニットを力変動
機械と共同して使用することができる。タイヤは力変動
機械の、例えば粗面を有する荷重ホイール上で圧迫応力
を加えることができ、このような例では、荷重を加えな
がらタイヤを回転させて転動中に不均一性を調べること
ができる。
て得られるものとして説明してきたが、当業者であれば
物体に他の形式の応力も加えられることを理解できるで
あろう。例えば、タイヤは音響振動させることができ、
不均一領域はタイヤのその他の部分とは異なる振動をす
る。別の方法では、シヤログラフィーユニットを力変動
機械と共同して使用することができる。タイヤは力変動
機械の、例えば粗面を有する荷重ホイール上で圧迫応力
を加えることができ、このような例では、荷重を加えな
がらタイヤを回転させて転動中に不均一性を調べること
ができる。
【0024】次に図2を参照して、タイヤ20上に示す
シヤログラフィー縞26は、シヤログラフィーにおいて
特徴的な明るい縞30および暗い縞28を表している。
実施例では、異常部分32はタイヤを0.98−1.0
2kg/cm2(14−14.5psi)に減圧した場
合に膨らんだタイヤ部分を表す。各縞は1/2波長の寸
法変化を表し、実施例では558nm波長の光を使用す
るため、各縞は279nmの高さの差を表す。異常部分
が尖った高い膨らみであれば、縞は狭くなり、膨らみの
中心の周りに非常に沢山の縞が生じる。なだらかで浅い
膨らみであれば、縞は広幅となり、その数は減少する。
シヤログラフィー縞26は、シヤログラフィーにおいて
特徴的な明るい縞30および暗い縞28を表している。
実施例では、異常部分32はタイヤを0.98−1.0
2kg/cm2(14−14.5psi)に減圧した場
合に膨らんだタイヤ部分を表す。各縞は1/2波長の寸
法変化を表し、実施例では558nm波長の光を使用す
るため、各縞は279nmの高さの差を表す。異常部分
が尖った高い膨らみであれば、縞は狭くなり、膨らみの
中心の周りに非常に沢山の縞が生じる。なだらかで浅い
膨らみであれば、縞は広幅となり、その数は減少する。
【0025】実施例では緑色レーザ光を使用したが、当
業者であれば赤色、青色およびスペクトルの赤外線部分
の光を含む、利用可能な任意の単色レーザ光が、本方法
で使用できることを理解できるであろう。使用する光
は、被検査物体もしくは使用する検出装置に基づいて選
択することができる。例えば、CCD(チャージカップ
リングデバイス)装置を使用してデータがデジタル化さ
れる場合には赤外線が好ましい。
業者であれば赤色、青色およびスペクトルの赤外線部分
の光を含む、利用可能な任意の単色レーザ光が、本方法
で使用できることを理解できるであろう。使用する光
は、被検査物体もしくは使用する検出装置に基づいて選
択することができる。例えば、CCD(チャージカップ
リングデバイス)装置を使用してデータがデジタル化さ
れる場合には赤外線が好ましい。
【0026】特定の膨らみの位置およびサイズは、分析
において考慮される要因である。例えば、サイドウォー
ルのショルダー領域の大きい膨らみは、その領域におけ
るプライコードの剥離を示すことがある。小さい膨らみ
はプライコードの広がり過ぎを示すことがある。当業者
であれば本方法を継続的に使用することにより他の縞模
様およびその意味については自明であろう。
において考慮される要因である。例えば、サイドウォー
ルのショルダー領域の大きい膨らみは、その領域におけ
るプライコードの剥離を示すことがある。小さい膨らみ
はプライコードの広がり過ぎを示すことがある。当業者
であれば本方法を継続的に使用することにより他の縞模
様およびその意味については自明であろう。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、二つ以上
の光線に分離された単一位相の単色光によって物体を照
明し、物体を歪ませたときに発生する干渉縞をCCDカ
メラを使用してビデオテープに記録したり、信号をデジ
タル化して記録するようにしたため、物体の歪み量に対
応する応力パターンを動的に把握して分析することが可
能となるので、従来の静的観察よりも更に多くの異常部
分が検出されるほか、物体内の応力集中を検出するのに
特に効果を奏する。
の光線に分離された単一位相の単色光によって物体を照
明し、物体を歪ませたときに発生する干渉縞をCCDカ
メラを使用してビデオテープに記録したり、信号をデジ
タル化して記録するようにしたため、物体の歪み量に対
応する応力パターンを動的に把握して分析することが可
能となるので、従来の静的観察よりも更に多くの異常部
分が検出されるほか、物体内の応力集中を検出するのに
特に効果を奏する。
【0028】本発明について詳細に図示かつ説明してき
たが、当業者であれば本発明をさまざまに変形して実施
できるであろう。本発明は特許請求の範囲によってのみ
制限される。
たが、当業者であれば本発明をさまざまに変形して実施
できるであろう。本発明は特許請求の範囲によってのみ
制限される。
【図1】本発明の方法を実施するのに使用できる装置の
1実施例を示す図である。
1実施例を示す図である。
【図2】被試験物体からのシヤログラフィー縞を示す図
である。
である。
10 異常検出装置 12 レーザ 14 ビデオカメラ 15 単色光 16 ドーム 18 ベース 20 タイヤ 22 ホイール 24 軸 26 シヤログラフィー縞 28 暗い縞 30 明るい縞 32 異常部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 ジョン マイケル マロニー アメリカ合衆国 44256 オハイオ州 メ ディーナ ロングウッド ドライヴ 3551 (72)発明者 マイケル リン フーパー アメリカ合衆国 44312 オハイオ州 ア クロン コットンウッド サークル 2238 (72)発明者 ウエイン デイヴィッド マース アメリカ合衆国 44321 オハイオ州 コ ープリ ブライアクリフ トレイル 4582
Claims (14)
- 【請求項1】(イ) 少なくとも2つの異なるビームに
分離された単一位相の単色光により物体を照明するステ
ップと、 (ロ) 衝撃、圧迫もしくは膨張により前記物体を歪ま
せるステップと、 (ハ) 前記物体が歪んだ時に、光線の再生により物体
上に生成される干渉縞を観察するステップと、 (ニ) 前記干渉縞により示される応力縞を分析するス
テップとを含む、歪み可能な物体内の異常検出方法。 - 【請求項2】発現する干渉縞をビデオテープ上に記録す
るか、もしくはCCD(チャージカップリングデバイ
ス)カメラおよびフレームグラバーを使用してデジタル
に記録するステップを含む、請求項1記載の歪み可能な
物体内の異常検出方法。 - 【請求項3】558nm波長の光を使用して前記物体を
照明するステップを含む、請求項1記載の歪み可能な物
体内の異常検出方法。 - 【請求項4】干渉縞の中の縞の数をカウントすることに
より前記物体内の歪み量を測定するステップを含み、歪
みを受けたとき現れる各縞が、物体の照明に使用される
単色光の波長の1/2の長さを表す、請求項1記載の歪
み可能な物体内の異常検出方法。 - 【請求項5】さらに異常の成長パターンを分析するステ
ップを含む請求項1記載の歪み可能な物体内の異常検出
方法。 - 【請求項6】(イ) ホイールもしくは分割型リム上に
タイヤを搭載するステップと、 (ロ) 前記タイヤを膨張させるステップと、 (ハ) 単一位相の単色光により前記タイヤを照明する
ステップと、 (ニ) 前記タイヤを歪ませる応力を加えるステップ
と、 (ホ) 歪んだ時にタイヤ上に現れる光の干渉縞の変化
を観察するステップとを含む、タイヤ内の異常検出方
法。 - 【請求項7】発現する干渉縞を記録するステップを含
む、請求項6記載の内タイヤ内の異常検出方法。 - 【請求項8】干渉縞により示されるタイヤ内の応力パタ
ーンを分析するステップを含む、請求項6記載のタイヤ
内の異常検出方法。 - 【請求項9】タイヤに応力を加えるステップが、さらに
タイヤをチャンバー内に配置してチャンバーを排気する
ステップを含む、請求項6記載のタイヤ内の異常検出方
法。 - 【請求項10】力変動機械上の荷重ホイール、フラット
トラック、もしくはステップ荷重機械を使用してタイヤ
に応力を加える、請求項6記載のタイヤ内の異常検出方
法。 - 【請求項11】音響振動を使用してタイヤへ応力を加え
る、請求項6記載のタイヤ内の異常検出方法。 - 【請求項12】558nm波長の光を使用して前記タイ
ヤを照明するステップを含む、請求項6記載のタイヤ内
の異常検出方法。 - 【請求項13】歪みを受けたとき現れる各縞が、物体の
照明に使用される単色光の波長の1/2を表す干渉縞の
中の、縞の数をカウントすることにより前記タイヤ内の
歪み量を測定するステップを含む、請求項6記載のタイ
ヤ内の異常検出方法。 - 【請求項14】さらに異常の動的成長パターンを分析す
るステップを含む、請求項13記載のタイヤ内の異常検
出方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/586,525 US5703680A (en) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | Method for dynamic interference pattern testing |
US08/586525 | 1996-01-16 |
Publications (1)
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---|---|
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JP (1) | JPH09237028A (ja) |
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- 1996-01-16 US US08/586,525 patent/US5703680A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1997-01-07 EP EP97100116A patent/EP0785421A3/en not_active Withdrawn
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- 1997-01-16 JP JP9005555A patent/JPH09237028A/ja active Pending
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EP0785421A3 (en) | 1998-09-09 |
BR9700683A (pt) | 1998-09-01 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071024 |