JP2003161673A - せん断グラフィック画像機械 - Google Patents

せん断グラフィック画像機械

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JP2003161673A JP2002205892A JP2002205892A JP2003161673A JP 2003161673 A JP2003161673 A JP 2003161673A JP 2002205892 A JP2002205892 A JP 2002205892A JP 2002205892 A JP2002205892 A JP 2002205892A JP 2003161673 A JP2003161673 A JP 2003161673A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 試験物、特にタイヤ又はトレッド再生したタ
イヤにて電子せん断グラフィを行う装置を提供する。 【解決手段】該装置は試験物を照射するため、レーザ光
源10を使用する。電磁波が試験物から反射されたとき
に通る光学要素35は透過し且つ無作為の干渉像を形成
する。この無作為の干渉像は電子的に処理して試験物2
5における応力効果のビデオ動画を提供し得るように電
子的に処理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【関連出願の相互参照】本出願は、1999年6月16
日付けで出願され、米国特許第6,219,143号と
して発行された米国特許出願第09/334,311号
の一部継続出願である、2001年4月16日付けで出
願された出願係属中の米国特許出願第09/835,5
98号の一部継続出願である。
【0003】本発明は、全体として、非破壊検査の分野
に関する。より具体的には、本発明は、電子せん断グラ
フィ法(shearography)の技術に関する。
【0004】
【従来の技術】せん断干渉計測技術、すなわち、せん断
グラフィ法は、干渉像を形成し得るように同一物体の横
方向に変位した2つの像を干渉させることを伴う。従来
のせん断グラフィック方法は、物体が非応力状態又は第
一の応力状態にある間に、第一の干渉像(すなわち基準
像)が得られ、物体が第二の応力状態にある間に、別の
干渉像が得られることを必要とする。これら2つの干渉
像を比較すること(好ましくは、像の減少法により)
は、歪みの集中、従って、せん断グラムと称される、単
一の像面内にて物体の一体性に関する情報を明らかにす
る。特に、せん断グラフィ法は、歪みの集中、従って、
車のタイヤ、特に、トレッド再生した車のタイヤにおけ
る欠点を検知するのに有用であることが判明している。
【0005】従来の電子せん断グラフィ法において、干
渉像はコンピュータの記憶装置に保存し、また、単一の
静止せん断グラムを形成すべく電子的に比較する。全て
のデータが電子的に処理されるため、この分析結果は、
「実時間」にて見ることができる。従来技術で使用する
「実時間」とは、第二の干渉像が得られた後、せん断グ
ラムを略瞬間的に見ることができることを意味する。
【0006】電子せん断グラフィ法を行うための装置及
び方法は、ハング(Hung)に対して発行された米国
特許第4,887,899号に記載されている。引用し
た特許に記載された装置は、試験物から反射された光を
複屈折材料及び偏光器に通すことにより干渉像を形成す
る。方解石結晶とすることのできる複屈折材料は、物体
から反射された光線を2つの光線に分割し、偏光器が一
対の点から反射された光線が互いに干渉することを可能
にする。このように、物体の各点は、2つの光線を発生
させ、その結果、同一物体の横方向に変位した2つの像
の光学的干渉によって形成される1つの干渉像となる。
【0007】ハングの特許に開示された開発前、せん断
グラフィック分析により発生された干渉像の空間的周波
数は比較的大きく、有用な干渉像を記録するため高解像
度の写真フィルムを使用する必要があった。ハングの特
許に開示された開発は、干渉光線間の有効角度が小さい
ため、空間的周波数が比較的小さい干渉像を発生させ
る。このため、通常、高密度又は高分解能写真フィルム
よりも分解能が遥かに小さいビデオカメラによって干渉
像を記録することができる。物体の干渉像をその最初の
非応力状態にて保存し、また、コンピュータにより、実
質的に瞬間的に、干渉像を異なる応力レベルにて得られ
た別の干渉像と比較することにより、物体上にて生じる
歪みの「実時間」像又はせん断グラムを観察することが
できる。実際の干渉像における各点は、物体における別
個の一対の点から発する光の干渉によって発生される。
このため、ビデオカメラの各画素は、これら2つの点か
ら反射された光により照射される。全体の照射が一定の
ままであるならば、干渉像の画素の強さの変化は、光の
2つの点の位相関係の変化にのみ起因する。
【0008】干渉像の最初のビデオ像が保存されるなら
ば、上述したように、各画素に対する最初の強さが記録
される。物体内で異なる変形が生ずるならば、かかる変
形は、その後の干渉像に変化を生じさせる。特に、所定
の画素の強さは、物体上の2つの点から反射した、画素
を照射する2つの光線間の位相関係の変化に従って変化
する。この位相差は、画素がより明るくなる正の変化、
又は画素がより暗くなる負の変化の何れかとすることが
できる。画素が明るくなるか又は暗くなるかは、最初の
位相関係、及び位相変化の方向に依存する。物体の変形
が連続的に増大するとき、位相干渉の周期的な性質のた
め、所定の画素における強さは、完全なサイクルを経る
ことができる。すなわち、画素の強さは、最大(正)差
まで増大し、その後、最初の強さに戻り、次に、最大
(負)差となる等々と続いていく。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のシステムに
おいて、2つの異なる応力レベルにて得られた2つの単
一の静止干渉像から単一のせん断グラムが得られる。次
に、分析操作者は、その単一のせん断グラムを見て、も
し多数のせん断グラムが得られているならば、一時に1
つずつせん断グラムを分析する。このように、完全な応
力分析を行うために必要とされる操作者の付添い時間は
相当なものとなる。更に、単一のせん断グラムは、欠点
のように見える光の特徴を偽って表示する可能性がある
(「偽の陽性」と称される)。これらの「偽の陽性」
は、試験物の表面における反射特性の差に起因し、ま
た、静止せん断グラムを見るとき欠点として現れる。更
に、静止せん断グラムにおいて、(特に大きい)応力レ
ベルのとき、幾つかの実際の欠点が「洗い流され」、従
って、見ることができない(「偽の陰性」と称され
る)。これらの「洗い流し」効果は、視覚的に識別する
のに十分に空間的に分離されず、従って、試験物におけ
る実際の欠点ではなく、非点収差による光効果であろう
せん断グラフィのフリンジ線に起因する。このため、単
一の静止せん断グラムは、実際に存在する欠点に関して
不正確な情報を含む可能性がある。更に、極めて多数の
せん断グラムを分析しなければならない操作者は、非常
に長い操作者の付添い時間を必要とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、タイヤのよう
な試験物にて電子せん断グラフィ法を行う装置に関す
る。本発明のせん断グラフィ試験装置は、タイヤに荷重
を加え且つタイヤをせん断グラフィカメラに自動的に心
合わせするタイヤの取り扱いシステムを含むことができ
る。このタイヤの取り扱いシステムは、また、タイヤへ
の荷重の付与を容易にし且つ必要とされる床スペースを
最小限にする枢動可能な荷重付与動作を利用する。
【0011】本発明のせん断グラフィ試験装置は、ま
た、試験サイクル中、真空チャンバ内部の相対湿度を低
下させることのできる空気取り扱いシステムを有する真
空チャンバを備えることもできる。このことは、せん断
グラフィカメラによって撮られた干渉像の質を顕著に低
下させる可能性のある霧状態が真空チャンバ内に形成さ
れるのを防止することができる。
【0012】本発明の別の特徴は、後の時点にて検討す
ることができるように、せん断グラフィ試験中に形成さ
れる動画化した像をアーカイブするシステム及び方法を
備えることができる。次に、像の質を顕著に劣化させる
ことなく試験結果をより効率的に保存することを許容し
得るような仕方にてこの動画化した像のデータをアーカ
イブ媒質に保存する前に圧縮する。このように、試験結
果の精度の損失という犠牲を払うことなく、より経済的
な仕方にてデータをアーカイブすることができる。
【0013】本発明の上記及びその他の有利な点、並び
に更なる発明上の特徴は、本明細書に含めた本発明の説
明から明らかになるであろう。本発明は、電子せん断グ
ラフィ法の基本的概念を利用するものである。電子せん
断グラフィ法のより詳細な説明は、その開示内容を参考
として引用し、本明細書に含めた、米国特許第4,88
7,899号にも記載されている。
【0014】
【発明の実施の形態】色々な図面にて同様の要素を同様
の参照番号で表示する、添付図面を参照して本発明を以
下に説明する。
【0015】まず、図1を参照すると、電子せん断グラ
フィ法を行うための1つの構成の概略図的なブロック図
が図示されている。コヒーレントな電磁放射線又はコヒ
ーレントな光は、レーザ装置10によって発生され、こ
のレーザ光は、光ファイバケーブル15を通じてビーム
拡張器又は照射器20に向けられる(又はこれと代替的
に、ミラー又は一連のミラーによって向け又は直接、提
供してもよい)。ビーム拡張器20は、コヒーレントな
光を試験物25に向ける。試験物25の表面は照射され
且つ光をせん断グラフィカメラ30内に反射する。せん
断グラフィカメラ30は、光学要素35と、光を収束す
るレンズ40と、検出器45とを有している。光学要素
35は、複屈折材料及び偏光器とすることができ、複屈
折材料はウォールスティン(Wallstein)プリ
ズムのような方解石材料とする。しかし、光学要素は複
屈折材料及び偏光器にのみ限定されず、回折格子、ミッ
ケルソン(Mickelson)ミラー又は適宜な波長
板のようなその他の要素が使用可能である。更に、光学
要素35は、非限定的に、4分の1波長板のような、そ
の他の光学素子を含むことができる。検出器45は、従
来のビデオカメラ、デジタルビデオカメラ、電荷結合素
子(CCD)、又はその他の感光型検出装置とすること
ができる。
【0016】検出器45の出力は、コンピュータ50の
ような動画装置に結合される。コンピュータ50は、ビ
デオ取込み回路55と、中央処理装置60と、記憶装置
65とを有している。これと代替的に、コンピュータ5
0は、所定の仕方にて記憶装置からせん断グラフィック
像を抽出する形態とされた論理抽出器を備えることがで
きる。論理抽出器は、ハードウエア内にて具体化し又は
これと代替的に、コンピュータ50内部のソフトウエア
内で具体化してもよい。ビデオ取込み回路55は、専用
のビデオカードとし、又は毎秒当たり少なくとも15コ
マの速度にてビデオ像の全体を取込むことができること
が好ましいコマグラバーとすることができる。しかし、
ビデオ取込み回路55は、任意の適宜な速度にてビデオ
像を取込むことができよう。中央処理装置60は、任意
の数の従来のマイクロプロセッサ又は専用のマイクロプ
ロセッサ装置とすることができる。検出器45は、中央
処理装置60に結合され、中央処理装置60は、ビデオ
取込み回路55及び記憶装置65に結合される。中央処
理装置60は、CRT(陰極線管)ディスプレイ、LC
D(液晶ディスプレイ)等とすることのできる、ディス
プレイ装置70に更に結合される。
【0017】作動時、ビーム拡張器20から発するコヒ
ーレントな光は、試験物25から反射される。光学要素
35が物体25から反射された光を集めて干渉像が形成
されるようにする。干渉像は、レンズ40を通じて検出
器45上に合焦される。従来、試験物25が第一の応力
状態にある間に、第一の干渉像が得られ、物体25が第
二の応力状態にあるとき、第二の干渉像が得られる。次
に、一方の像を他方にから差別する過程によりこれら2
つの干渉像を比較し、せん断グラムを形成し且つそれを
モニタ上に表示する。
【0018】本発明において、試験物25に対し、一連
の又は連続的に変化する応力レベルを作用させる。検出
器45は、応力サイクル中、光学要素35から干渉像を
連続的に取込み且つその干渉像をコンピュータ50に連
絡する。取込み回路55は、毎秒当たり少なくとも15
コマの速度にて干渉像の全体を電子的に取込む。取込み
回路55は、干渉像を中央処理装置60に連絡する。中
央処理装置60は、1つの干渉像を基準干渉像から差別
する方法により、非応力状態又は略非応力状態(又はこ
れと代替的に、任意の選んだ応力状態)にてその干渉像
を物体の基準干渉像と比較し、これによりせん断グラム
を作成する。せん断グラム像の各々は、ディスプレイ装
置70上に表示され且つこれと同時に記憶装置65に保
存される。一連の変化する応力レベルが完了した後、マ
イクロプロセッサ60(又はこれと代替的に、論理抽出
器)がビデオ取込み回路55により取込まれた一連のせ
ん断グラム像を呼び出し、その像を順次にディスプレイ
装置70上で再操作する。これらせん断グラム像を順次
に、毎秒当たり少なくとも15コマの速度にて、表示す
ることは、試験物25に応力を加える間、又は応力を加
えた後に発生されたせん断グラムのせん断グラフィック
動画を生じさせることになる。
【0019】試験物25は、図2に図示するように、タ
イヤ200のような比較的大きい物とすることができ
る。タイヤ200のビード202内にて回転可能なせん
断グラフィックカメラ230が図2に図示されている
(これと代替的に、タイヤ200を回転させ、カメラ2
30は静止しているようにしてもよい)。せん断グラフ
ィカメラ230は、タイヤ200の内部を調査するコヒ
ーレントな光ビームを発生させるレーザ装置235を備
えている。せん断グラフィカメラック235は、ディス
プレイ245を有するコンピュータ240に更に結合さ
れており、コンピュータ240及びディスプレイ245
は、データを取込み且つ形成させるせん断グラフィック
像を動画化するために使用される。
【0020】タイヤ又はトレッド再生したタイヤの欠点
を検出するために使用されるとき、せん断グラフィック
画像カメラ230は、図3に位置Aとして示したタイヤ
の内部に配置し、又は図3に位置Bとして示したタイヤ
の外側に配置することができる。せん断グラフィカメラ
230を位置Aに配置することは、タイヤ200のトレ
ッド領域の欠点を検出することを可能にする。せん断グ
ラフィカメラ230を位置Bに配置することは、タイヤ
200のトレッド領域及びサイドウォール領域を検査す
ることを可能にする。
【0021】図2を再度参照すると、作動時、せん断グ
ラフィカメラ230及びタイヤ200は、膨れ部分25
0を処理させるタイヤ200内の空隙内で正圧力(真空
チャンバ内の圧力に比して)を発生させることにより、
タイヤ200に応力を発生させる真空圧をタイヤ200
に加えることのできる、真空チャンバ内に配置すること
ができる。図4を参照すると、膨れ部分は、非限定的
に、タイヤの2つの層の層剥離、又は成形した材料内の
空隙であろう欠点260に起因する。真空圧を受けたと
き、結合部の空隙空間内の正圧力のため膨れ部分250
が生じる。図4のグラフは、線270により膨れ部分2
50の勾配を示す。図4のグラフは、せん断グラフィッ
クカメラ230により発生された2つの干渉像を差別す
ることにより発生された、リングの群280、290を
含む、フリンジパターンを更に示す。せん断グラム像の
フリンジパターン280、290は、コンピュータ24
0により発生され(差別化法により又はその他の任意の
像分解技術により)、膨れ部分250の勾配270に相
応する一組みの略同心状、略円形のフリンジ線として現
れる。フリンジパターン280、290は、膨れ部分2
50の勾配270の絶対値を輪郭マッピングしたもので
ある。このため、膨れ部分250は、略同心状であるた
め、フリンジパターン280、290は互いに鏡像とし
て現れる。
【0022】図2を再度参照すると、作動時、せん断グ
ラフィックカメラ230は、タイヤ200に変化する真
空圧又は応力サイクルが作用する間、コンピュータ24
0に連絡される一連の干渉像を撮る。1つの好ましい実
施の形態において、タイヤ200は、減圧サイクルの作
用を受け、次に、加圧サイクルの作用を受けてタイヤを
非応力状態に戻す。せん断グラフィックカメラ230の
視野は、光学要素の視野及びタイヤの寸法により制限さ
れるため、タイヤは、4つ乃至12又はより多くの多数
のセクターに分割しなければならない。一例としての実
施の形態において、タイヤ200を9つの異なるセクタ
ーに分割する。このため、せん断グラフィックカメラ2
30は、タイヤ200の40°の円弧に相当する領域を
見る。減圧及び加圧サイクル後、カメラ230は、次の
セクターに回転させ、このセクターにて減圧及び加圧サ
イクルが繰り返される。コンピュータ240は、データ
の採取を続け、1つの好ましい実施の形態において、9
つのセクターサイクルの全体に亙って、データを同時に
ディスプレイ245上に表示する。せん断グラムが作成
され且つ動画化されるであろうような速度にて表示され
る。
【0023】次に、図5を参照すると、ディスプレイ3
00が図示されており、該ディスプレイは、9つの異な
るセクターに分割され、そのセクター310の各々は、
タイヤの内部の約40°の円弧に相応する。しかし、こ
れと代替的に、セクター310の各々は、せん断グラフ
ィックカメラ230のような、せん断グラフィックカメ
ラ用のタイヤの任意の特定の視野に相応するものとして
もよい。ディスプレイ300に接続することのできる、
図2に図示したようなコンピュータ240は、図5に示
したように、複数の動画を同時に表示することができ
る。図5には、1つの典型的なディスプレイの静止スク
リーンショットが図示されているが、ディスプレイ30
0は、実際に、動画化の効果を提供する速度にて且つ1
つの好ましい実施の形態において、毎秒当たり30コマ
の速度にて、コンピュータ240により発生されたせん
断グラム像の動画又は一連の像を表示する。多数の動画
ウィンドウ又はスクリーンセクターを有するディスプレ
イは、操作者が欠点に起因する変形の表示の発現を探す
と同時に、動画を観察することができるという明確に有
利な点をもたらす。この同時的観察は、操作者の付添い
時間を少なくすることを許容し、このため、精度を顕著
に失うことなく時間を大幅に節約することになる。好ま
しくは、毎秒当たり30コマ(又は、これと代替的に、
任意の適宜な動画速度にて)像を取込み且つ動画を提供
することは、操作者にとって有用な、十分に平滑な動画
を提供することとなる。
【0024】一連の像を動画化する有利な点は、動画が
欠点の検知の精度を向上させることである。静止せん断
グラムにて「偽の陽性」として現れるであろう光効果
は、動画により見掛けの動作が発生されないため、動画
化したとき、欠点として現われない。実際の欠点に起因
するフリンジパターンは、「成長し」又は「収縮し」勝
ちとなり、試験物における作用応力が連続的に変化する
ため、動画化する間、フリンジ線の強さは繰り返すであ
ろう。更に、静止せん断グラムにて又は多数のせん断グ
ラフム像を一体化した場合でさえ、「洗い流される」可
能性のある実際の欠点は、せん断グラフィック像の動画
によって明確となる。
【0025】せん断グラフィック像を動画化すること
は、多数の応力状態にて欠点を視覚化することを許容
し、応力状態の幾つかは、「洗い流し」効果を生ぜず、
更に、像の動画化に起因する見掛けの動作は、光効果の
場合と相違して、真の欠点を明らかにする。せん断グラ
ムの動画は、実質的に連続的な応力状態を通じて行わ
れ、このため、2つの選んだ応力状態では存在しないで
あろう欠点は、動画中で明らかになる。せん断グラフィ
ック像の動画化のこれらの有利な点は、欠点を検出する
ときの精度を向上させ且つ操作者による分析時間を短縮
することを可能にする。
【0026】非限定的に、ファジー論理、中立ネットワ
ーク、人工知能及びパターンの認識技術を使用するよう
な、多数の信号処理技術が自動的な欠点の識別のために
適用可能であることは認識されている。しかし、このよ
うなシステムは、性質上、複雑となり且つ著しくコスト
高になり勝ちである。このため、人間の操作者を必要と
するが、操作者に対し多数の同時的な動画を提供するこ
とにより操作者に必要とされる付添い時間を削減するこ
とは、顕著なコスト節減効果をもたらすことになる。
【0027】せん断グラフィック像の動画化は、毎秒当
たり少なくとも15コマの速度であることが好ましい
が、毎秒当たり15コマ以下というコマ速度も有効に使
用することもでき、しかしこの場合、毎秒当たり少なく
とも15コマにて動く動画と比較して動画の信頼性は劣
るものと思われることを認識すべきである。更に、毎秒
当たり30コマ以上のコマ速度は、特定の適用例にて好
ましく、また、マイクロプロセッサ及びビデオカセット
技術の進歩に伴い、より簡単に具体化可能であろうこと
も認識すべきである。
【0028】せん断グラフィックの各々を形成するため
の差別化アプローチ法について上述したが、開示した方
法及び装置は、非限定的に、連続的一体化を含む異なる
像分解技術に適用することができることを理解すべきで
ある。連続的な一体化は、第一の干渉像を得て、また、
第二の干渉像を差別化して第一のせん断グラムを作成す
る過程を経る。第三の干渉像を得て且つ第一のせん断グ
ラムから除去し、第二のせん断グラムを形成する。次
に、第四の干渉像を得て且つ第二のせん断グラフィック
から除去し、第三のせん断グラムを形成する。この順序
は、試験サイクルの全体に亙って続行する。連続的な一
体化技術及び当該技術の当業者に既知のその他の技術
は、上記に開示した動画技術に適応され、また、本発明
の精神及び範囲から逸脱せずに、その技術に適用するこ
とができる。
【0029】上述した方法及び装置は、特に、トレッド
再生したタイヤの欠点を試験するため適用されるとき、
(但し、この適用例のみ限定されるものではないことは
明らかである)せん断グラフィック画像化と関係する多
数の競合因子を最適化することを理解すべきである。こ
れらの競合因子は、非限定的に、データを最大にするこ
と、精度を最大にすること、操作者の関与時間、利用可
能な光の波長、物の寸法、装置のコスト及び光学視野を
最小にすることを含む。ディスプレイスクリーン上にて
複数のセクター内のせん断グラムを動画化することによ
り、多数のこれら競合因子は最適化される。
【0030】採取したせん断グラム像のデータは、せん
断グラフィ試験中、タイヤを評価するため操作者が使用
したものと同一タイヤの像のデータをその後日に再検討
することを可能にする。像データをアーカイブすること
ができることは、保証事項について検査するときのよう
に、後日、再検討すべき特定のタイヤに欠点が存在する
か否かを決定することを許容することを含む、幾つかの
有利な点をもたらすことができる。更に、タイヤが多数
回試験される時間に亙って、特定のタイヤの状態を評価
するためアーカイブしたタイヤのデータを使用すること
ができる。
【0031】タイヤを最初に評価する間、一連の像を動
画化することに関係した有利な点はアーカイブした像デ
ータを検討する場合にも等しく当て嵌まる。更に、例え
ば、保証状況下にて、特定のタイヤに対する決定を公平
に且つ正確に再評価するためには、アーカイブしたデー
タは、最初の評価時に検討したデータと略同一でなけれ
ばならない。このため、像の動画化は、アーカイブした
記録の一部分であることが好ましい。
【0032】しかし、動画化した像を保存するために
は、莫大な量の記憶スペースを必要とする。例えば、本
発明の1つの実施の形態において、タイヤの各々に対し
て採取された未処理のデータは、所定の保存媒体上に保
存することのできる試験結果の数を顕著に制限する動画
化した絵の形態にて、約250MBの情報から成るもの
とすることができる。従って、本発明において、アーカ
イビング特徴は、保存する前に、試験結果をより効率的
に保存することを許容し得るようにデータが圧縮される
ようにすることができる。例えば、一例としての実施の
形態において、試験中、発生されたせん断グラム像デー
タの全ては、コンピュータRAMの如きせん断コンピュ
ータの記憶装置に保存する。上述したように、操作者が
欠点について試験物を分析することを許容し得るよう
に、このデータは、動画の形態にて表示することができ
る。このデータは、また、データを長時間に亙って保存
することのできるハードディスク、CD−ROM又は磁
気テープのようなアーカイブ記憶装置に搬送することが
できる。かかる長時間の保存前に、所定の保存媒体に著
しく多数の試験結果を保存することができるようにデー
タを圧縮する。このように、データを保存するコスト及
び保存したデータを呼び出すコストは削減される。以下
に説明するように、像の質を顕著に劣化させずに、試験
結果を効率的に保存することができるような仕方にてデ
ータを圧縮し、これにより、欠点を検出するときの精度
を失うことなく、後の時点にて試験結果を再検討するこ
とを許容する。
【0033】一例としての実施の形態において、データ
のアーカイブを具体化するため、例えば、図6に図示す
るような平行なケーブル等を介してせん断コンピュータ
と連絡したアーカイブコンピュータ340が提供され
る。更に、例えば、ブートソフトウエア及びハードウエ
ア支持ソフトウエアのような、せん断コンピュータにお
けるソフトウエアを改変して、アーカイブコンピュータ
へのデータの搬送を支える。一度びデータの全てがせん
断コンピュータによって集められたならば、アーカイブ
過程を開始することができる。アーカイブ過程にて行う
べく、一例としての一連の工程を示すフローチャートが
図7に図示されており、これについて以下に説明する。
理解し得るように、これらの工程は図示した順序で行う
必要はない。更に、個々の工程は、せん断グラフィック
コンピュータ240、アーカイブコンピュータ340、
又は任意のその他の適宜なプロセッサによって行うこと
ができる。例えば、像の処理及び圧縮とデータの保持と
の双方を単一のコンピュータ又はプロセッサによって行
うことができる。上述したように、データがアーカイブ
される記憶装置は、例えば、せん断グラフィックコンピ
ュータ、アーカイブコンピュータ又はその他のコンピュ
ータのハードディスクドライブ、せん断グラフィックコ
ンピュータ、アーカイブコンピュータ又はその他のコン
ピュータと関係した外部のフロッピー(登録商標)ディ
スクドライブに装填されたフロッピー(登録商標)ディ
スク、又はせん断グラフィックコンピュータ、アーカイ
ブコンピュータ又はその他のコンピュータと関係したC
D−ROMドライブに装填されたCD−ROM、又は、
せん断グラフィックコンピュータ、アーカイブコンピュ
ータ又はその他のコンピュータと関係したテープドライ
ブに装填された磁気テープを含む、データを保存可能で
ある任意の適宜な記憶装置とすることができる。
【0034】試験したタイヤ(又はその他の試験物)を
アーカイブデータベース内のその相応する特定の試験結
果と関係付けるため、一度びデータの全てがせん断コン
ピュータ240によって集められたならば、独特の識別
子を入力することができる。一例としての実施の形態に
おいて、このことは、アーカイブコンピュータ340に
よって作動されるオペレータインターフェースにディス
プレイスクリーンを切換えることで行われる。操作者
は、インターフェースを通じて試験したタイヤに対する
独特の識別子を入力する旨の指令を受ける。操作者が独
特の識別子を入力することを確実にするため、識別子が
入力される迄、1つのタイヤに対して集められた試験結
果が表示されないようなインターフェースプログラムと
することができる。換言すれば、オペレータインターフ
ェースは、タイヤに対して適宜な識別子が入力される
迄、ディスプレイの上に止まる。一度び、1つのタイヤ
の識別子が入力されたならば、その直前に完了した試験
サイクルから動画化したせん断グラム像を表示するた
め、ディスプレイをせん断コンピュータに切換えて戻す
ことができる。タイヤ識別子は、例えば、キーボード又
はバーコード読取り装置を含む、任意の適宜な入力装置
を介して入力することができる。
【0035】オペレータインターフェースプログラム
は、例えば、顧客の識別又は注記のようなタイヤに関す
るその他の情報の入力も許容することができる。その他
の情報の入力は、選択可能とし、タイヤの識別子の入力
がデータのアーカイブ過程を具体化するのに必要な唯一
の操作者の工程であるようにすることができる。オペレ
ータインターフェースはまた、例えば、アーカイブした
ファイルのリスト及び使用された保存能力の量の状況の
ような、アーカイブ過程に関するその他の情報を表示す
ることもできる。
【0036】データをアーカイブコンピュータ340に
搬送する前に、アーカイブコンピュータに搬送しなけれ
ばならない像の数を減少させ得るように、未処理の像デ
ータを呼び出すことが有意義である。特に、当該出願人
達は、1回の試験サイクル中に極めて多数のせん断グラ
ム像が集められるとき、動画過程からの唯一の選んだ像
を比較的遅い速度にて操作するならば、動画の品質は感
知し得る程に失われないことが分かった。例えば、本発
明の1つの実施の形態において、タイヤの各部分に対す
る28個のせん断グラム像が集められる。操作者が分析
する間、これらの像は毎秒当たり約60コマの速度にて
操作する。しかし、毎秒当たり約20コマの速度にて2
8個の一連の像の僅か1/3の像のみが表示されるなら
ば、動画の質に何ら感知し得る程度の差は生じない。こ
のように、その特定の部分に対し28個の像のうち、僅
か10個の像のみを保存すれば、試験の正確な記録を生
じさせることができる。
【0037】アーカイビングコンピュータに搬送すべき
像が一度び選ばれたならば、最初の圧縮順序をこの場合
せん断コンピュータ240によって行うことができる。
この最初の圧縮順序において、アーカイブコンピュータ
340に搬送すべき一連の動画の情報の個々の像寸法を
縮小させることができる。1つの実施の形態において、
せん断コンピュータ内に保存された像のビットマップ
は、512画素幅、480画素高さであり、1つの画素
当たり8つのビットを有する。アーカイブコンピュータ
340に搬送すべき各像のビットマップは、ビットマッ
プの各第三の縦列及び各第三の横列からのデータを使用
して9対1の寸法に縮小し、172画素幅及び160画
素高さとすることができる。アーカイブした像が可能な
限り当初の像のように見えるようにすることを保証する
のに役立つように、像の寸法を縮小すべく画素の平均化
技術を使用することができる。画素の平均化技術によ
り、最初の像にて当初の画素及び当初の画素を取り巻く
8つの画素の平均値である単一の画素が形成される。ビ
ットマップの端縁における画素の場合、当初の画素及び
5つの取り巻く画素の平均値を使用する。このことは、
データを平滑化して像のノイズを減少させる効果があ
る。像を縮小した後、ヘッダを像に加えて、像を見る人
に対し像を表示する方法を教示することができる。
【0038】せん断コンピュータ240からアーカイビ
ングコンピュータ340への縮小した像の搬送を開始す
るため、その2つのコンピュータの間に連絡状態を確立
する。このことは、適宜なソフトウエアによって具体化
することができる。一例としての実施の形態において、
データの採取過程の終了時、せん断コンピュータ240
はアーカイビングコンピュータ340に対し像データに
対するファイル名称を保持するメッセージを送る。選択
的に、このメッセージは、またタイヤと関係したアーカ
イブしたデータ内のクラウンビューにグリッドを形成す
るスケールを含むこともできる。一度びファイル名称メ
ッセージを受け取ったならば、アーカイビングコンピュ
ータ340は、搬送された像が配置されるであろうドラ
イブのルート部分に作業ディレクトリを形成する。次
に、ファイル名称を記載した単一の線によってそのディ
レクトリ内に文書ファイルを形成する。次に、アーカイ
ビングコンピュータ340は、せん断コンピュータによ
り最初に送られた同一のファイル名称にてせん断コンピ
ュータ240に応答する。この応答は、せん断コンピュ
ータ240に対し縮小した像を保持するファイルを搬送
する旨の信号を送る。この搬送過程は、アーカイビング
コンピュータ340が適宜なファイル名称の応答を送る
迄、開始されない。ファイルの各々が搬送されると、該
ファイルはアーカイビングコンピュータ340により形
成された作業ディレクトリ内に保存される。縮小した像
は「BMP」フォーマット内にてアーカイビングコンピ
ュータに搬送することができる。
【0039】全ての像ファイルがアーカイビングコンピ
ュータ340に搬送された後、アーカイビングコンピュ
ータは、データを更に圧縮する。このことは、タイヤ部
分の各々に対する一連の像を、例えば、GIFファイル
のような動画化したグラフィックファイルに変換するこ
とにより、行うことができる。この標準的なGIF圧縮
は、色の1つを透明にすることのできる内蔵した透明作
用部分を含んでいる。動画を表現する際に、動画のコマ
の画素がその前のコマのものと同一であるとき、透明な
色が使用される。このように動画化したGIFファイル
の第一のコマは完全な像データを有している。しかし、
後続のコマは、表示される画素の色を変化させないよう
にディスプレイプログラムに命令する透明ビットを使用
することができる。このことは、より反復的なパターン
を形成することにより圧縮比を顕著に増大させることに
なる。GIFファイル及び圧縮に関する更なる詳細は、
1990年7月31日付けにて、コンピュサーブ・イン
コーポレーテッド(CompuSurve Inc.)
から出版されたグラフィック・インターチェンジ・フォ
ーム・プログラミングリファレンス本に見ることができ
る。
【0040】標準的なGIF圧縮により提供される圧縮
度は、損失性圧縮を生じさせ得るように透明作用部分を
改変することにより更に向上させることができる。具体
的には、当該出願人は、せん断グラフィにおいて、1つ
のコマと次のコマとで強さに比較的僅かな程度しか差が
ない画素値を判別することが困難であることが分かっ
た。このように、これら画素は動画の質を何ら顕著に劣
化させずに透明な色に割り当てることができる。具体的
には、圧縮エンジンに供給する入力流れにおいて、表示
される画素は、後続のコマ内にて置換しようとする画素
と連続的に比較し、透明な画素が発生されるようにする
ことができる。本発明の1つの特徴によれば、同一の画
素のみの場合と相違して、それ以前のコマから所定のレ
ベル以上、位置を変化させない動画をコマ内の画素に対
し透明色を割り当てることにより、透明画素の形成が変
化する。このように、透明画素が形成される可能性が遥
かに大きくなる。
【0041】GIF圧縮は、より長い繰り返す一連のバ
イトを表わす「トークン」を形成するLZW圧縮技術を
使用する。これらトークンは、圧縮が行われるときに形
成される。透明な画素の形成に関してある許容公差を使
用することは、トークン内のストリングをより長くし、
これによりより大きく圧縮する可能性を増す。動画に対
するデコーダプログラムは、透明値を有する画素を簡単
に飛び越して同一のカラーが表示されたままであるよう
にする。
【0042】例えば、0乃至255の明暗スケールを使
用するとき、明るさレベルが表示された明るさから8カ
ウント以上変化しない値に透明画素を割り当てるトリガ
ーを設定することができる。かかるトリガーによれば、
動画の第一のコマから表示された画素が10の明るさレ
ベルを有し、第二のコマ内の相応する画素が17明るさ
レベルを有するならば、透明画素値(例えば、252)
が第二のコマ内のその画素に割り当てられる。第三のコ
マにおいて、相応する画素は24の明るさレベルを有す
るならば、透明画素値は割り当てられず、新たな画素値
24は保存されて後で表示される。0乃至225の明暗
スケールを使用すれば、当該出願人達は、16レベル以
下の明るさの変化は人間の眼で視覚的に識別することが
難しいことが分かった。このように、本発明の圧縮アル
ゴリズムは、例えば、圧縮中、画素値を割り当てるトリ
ガーとして6以下の任意の明るさレベルを利用すること
ができる。理解し得るように、その他のスケールが画素
値に対して使用されるならば、本発明に従って人間の眼
で識別できない変化を反映するトリガーを選択する必要
がある。このように、圧縮アルゴリズムは、透明画素値
を割り当てる任意の特定のトリガー値に限定されず、人
間の眼で識別することが困難な像の変化を表わす任意の
値を包含することができる。
【0043】アーカイビングコンピュータ340にて行
われた圧縮過程の終了時、その各々が試験されたタイヤ
(又はその他の試験物)の特定の部分に相応することが
できる一連の動画化したGIFファイルを特定のファイ
ル名称に相応するディレクトリ又はサブディレクトリ内
でアーカイブ保存媒体に保存する。動画化したGIFフ
ァイルを表示することを許容するため、GIFファイル
を任意のインターネットブラウザにて表示することを許
容するHTML文書が形成される。HTML文書は、ま
たタイヤの識別子、顧客名、操作者が入力した全ての注
釈、日付け及び時間を含むこともできる。このHTML
文書はまたファイル名称を使用して保存し且つGIFフ
ァイルと共にアーカイブ保存媒体に配置することができ
る。索引HTML文書は、また試験結果の探知を許容し
得るようにファイル名称、タイヤ識別子及び任意のその
他の所望の情報にて更新される。例えば、探知機能はオ
ペレータインターフェースを通じて提供してもよい。一
度びこれが為されたならば、せん断コンピュータから搬
送された最初のファイルを保持する作業ディレクトリを
除去することができる。
【0044】次に、添付図面の図8乃至図20を参照す
ると、車のタイヤに対しせん断グラフィ試験を行う一例
としての装置410が図示されている。図示したせん断
グラフィ試験装置410は、タイヤの動画化したせん断
グラフィ像を発生させるために使用することができる
が、この装置は、動画を形成する試験を行うことにのみ
限定されないことが理解されよう。その代わり、せん断
グラフィ試験装置410は、任意の所望のせん断グラフ
ィ試験方法を行い得る形態とすることができる。図8乃
至図13に図示するように、せん断グラフィ試験装置4
10は、タイヤを装填し且つ真空試験サイクル(すなわ
ち減圧及び加圧)を行うことのできる真空チャンバ41
2を有している。図示した実施の形態において、真空チ
ャンバ412は上方及び下方部分414、416に分割
されるほぼ円筒状の形態をしている。図8及び図11に
最も良く図示するように、上方及び下方部分414、4
16は、真空チャンバ410の後側部分418に沿って
共に枢動可能に接続されており、このため、この場合、
上方部分414は開放位置と閉塞位置との間にて下方部
分416に対して可動である。真空チャンバ412を上
方及び下方部分414、416に分割することは、真空
チャンバのベース部分421に対してある角度に沿って
行われる。具体的には、真空チャンバ412は真空チャ
ンバの後側418から前側420まで伸びるとき、下方
に角度を成す平面に沿って上方及び下方部分414、4
16に分割される。従って、上方部分414が開放位置
にあるとき、上方及び下方部分414、416は、比較
的低い前側リップ部422を有する開放した入口を画成
する。この低い前側リップ部422は、以下に説明知る
ように、タイヤの装填及び除去を容易にする。
【0045】真空サイクル中、タイヤの干渉像を得るた
め、せん断グラフィカメラ組立体が提供される。図2に
概略図的に図示したカメラ組立体は、せん断グラフィッ
クカメラ230と、タイヤをコヒーレントな光ビームに
て照射するレーザ装置235とを有している。せん断グ
ラフィックカメラ230は真空チャンバ412に対して
心合わせした関係に配置されるマスト233上に支持さ
れている。該マスト233は、真空チャンバ412の中
心軸に沿って伸長し、カメラ230をトレッド領域を検
査し得るようにタイヤの内部に配置し且つタイヤのビー
ド及びサイドウォールを検査し得るようにタイヤの外側
に配置することを許容する。更に、マスト233は、タ
イヤの異なる部分又はセクターを見ることができるよう
にカメラ230を配置し得るように回転可能である。上
述したように、真空サイクルの各々の後、カメラ230
は次のタイヤセクターを見得るように回転させ、また、
真空サイクルを繰り返す。
【0046】図示したせん断グラフィ試験装置410
は、真空チャンバ412内にタイヤを装填し且つタイヤ
をチャンバに対し且つせん断グラフィカメラに対して自
動的に心合わせするタイヤの取り扱いシステムを更に備
えている。具体的には、タイヤの取り扱いシステムは、
操作者による何らの調節を必要とせずに、直径の異なる
タイヤを確実に且つ正確に心合わせする簡単な機械的心
合わせ機構を提供する。更に、タイヤの取り扱いシステ
ムは、装填/除去工程のための床スペースの必要量を最
小限にし、また、タイヤをほぼ垂直位置にて装填し且つ
除去することを許容することにより、装填/除去工程を
著しく容易にする枢動可能な装填組立体424を使用す
る。この目的のため、枢動可能な装填組立体424は、
真空チャンバ412が開放位置にあるとき、装填位置と
検査位置との間にて可動であるタイヤの支持板426を
有している。装填位置において、タイヤの支持板426
は真空チャンバ412の実質的に外側に且つ前側に配置
されている。更に、タイヤの支持板426は、垂直から
真空チャンバ412の後部418に向けて僅かな角度に
て伸びており、支持板の下端446は、図8乃至図10
に図示した真空チャンバの入口の下方前側リップ部42
2のほぼ前側に配置されている。検査位置において、タ
イヤの支持板426は、真空チャンバ412内で水平に
配置され且つ図11乃至図13に図示するように、チャ
ンバに対し(及びせん断グラフィカメラに対し)心合わ
せされている。支持板426は、その中央部分が実質的
に開放しており、このため、板が検査位置にあるとき、
何ら追加的なタイヤの取り扱いを必要とせずにカメラが
支持されたタイヤの底部ビードを見ることができるよう
な形態とされている。
【0047】タイヤの取り扱いシステムの一例としての
実施の形態が図14乃至図19により詳細に図示されて
いる。一例としての実施の形態において、タイヤの支持
板426はキャリッジ428上に取り付けられる一方、
該キャリッジ428は、図16乃至図18に図示した一
対のアーム432を介して枢動フレーム430に接続さ
れている。この場合、キャリッジ428(例えば、図1
4及び図15参照)は、その両端部に隣接して支持部材
の間を伸びる一対の横方向に伸びる支え材436により
相互に接続された一対の平行な支持部材434を備えて
いる。支持板426が装填位置にあるとき、支持部材4
34は、図8及び図10に図示するように、垂直方向へ
の直立位置から僅かに後方に角度が付けられている。支
持部材434は水平であり且つ支持板426が検査位置
にあるとき、真空チャンバ412の前側から後側への関
係にて伸びている。アーム432の各々は、支持部材4
34のそれぞれ1つに接続され且つキャリッジを軸43
8に接続し(図15、図16及び図19)、該軸は枢動
フレーム430によって回転可能に支持され、また、ア
ーム432及びキャリッジ428がその周りで回転する
枢動点を画成する。軸438は、図19に図示するよう
に、枢動フレーム430の前端に隣接して配置された一
対の脚部440の間を横方向に伸びている。
【0048】枢動可能な装填組立体424は、また一端
にて枢動フレーム430に及び他端にてアーム432の
一方に枢動可能に接続された(例えば、図17及び図1
9参照)線形アクチュエータ442も有している。この
ように、線形アクチュエータ442の伸長及び引込み
は、軸438及びアーム432を枢動フレーム430に
対して回転させ、これにより、キャリッジ428及び支
持板426を装填位置と検査位置との間にて枢動させる
ことになる。真空チャンバ412の下方前側リップ部4
22は、キャリッジ及び支持板が越えなければならない
最小高さのバリアを提供することにより、キャリッジ4
28及び支持板426の枢動動作を容易にする。キャリ
ッジ428及び支持板426は、装填位置にあるとき、
実質的に垂直であるため、これらは水平コンベア型式の
装填システムと特に比較したとき、比較的小さい床スペ
ースを占める。この必要な床スペースは、タイヤが同一
位置にて真空チャンバ412内に装填され且つ真空チャ
ンバ412から除去されるということによっても最小限
とされる。
【0049】タイヤが板上に装填されるとき、タイヤを
支持するため、支持板426は横方向に隔てた一対のポ
スト444を有している。ポスト444は、支持板42
6の下端446に隣接して配置され且つ直径の異なるタ
イヤを支持するのに十分な距離だけ隔てられている。支
持板426は装填位置にてほぼ垂直に配置され、又、ポ
スト444は板の下端446にあるため、タイヤを支持
板に装填するとき、タイヤは短い距離だけ持ち上げるだ
けでよい。
【0050】タイヤの取り扱いシステムは、タイヤの円
形の形態の有利な点を活用することにより、タイヤを真
空チャンバ412に対し及びこれにより、せん断グラフ
ィカメラに対して自動的に心合わせする。横方向又は軸
に対して、支持板426におけるポスト444は心合わ
せ機構として作用可能である。特に、ポスト444は支
持板426上に支持されており、このため、板が検査位
置にあるとき、ポスト444は圧力チャンバ412の中
心の両側部に配置され且つ該中心から等距離だけ隔てら
れている。従って、如何なる直径のタイヤがポスト44
に配置されるかを問わず、支持板426が検査位置に枢
動されるとき、タイヤはチャンバ及びカメラに対し横方
向に心合わせされることになる。
【0051】タイヤを前後方向又は真空チャンバの軸方
向に心合わせすることは、この間にタイヤをクランプ止
めし得るように互いの方向に可動であるタイヤの支持板
426及びタイヤの検知アーム448を介して行われ
る。図示するように、例えば、図14、図16、図18
において、心合わせ/装填工程を開始する前に、検知ア
ーム448は、タイヤの支持ポスト444の1つと横方
向に整合した状態でキャリッジ428の上端450に隣
接する位置に配置される。更に、検知アーム448及び
ポスト444はキャリッジ428の中心から等距離だけ
隔てられている。検知アーム448は、支持アーム43
4の一方に設けられたレール452(図14)上をキャ
リッジ428に沿って長手方向に摺動可能である。同様
に、支持板426は、支持部材434に設けられた相応
するレール454(図15)上をキャリッジ428に沿
って長手方向に摺動可能である。
【0052】この場合、支持板426及び検知アーム4
48は、ねじ駆動機構を介してキャリッジ428に沿っ
て駆動される。駆動機構のリードねじ458はレールに
対し平行にキャリッジ428に対して長手方向に伸び且
つ図14に図示するように適宜なベアリングによってキ
ャリッジの一端に支持されている。リードねじ458を
回転させ得るようにモータ460がキャリッジ428の
上端に配置されている。支持板426はナットを介して
リードねじ458の下側部分463に結合される一方、
検知アーム448はナットを介してリードねじの上側部
分465に結合されている。リードねじ458の下側及
び上側部分463、465は、反対方向に同一のねじが
形成されている。このように、リードねじ458の回転
は、支持板426及び検知アーム448を同一速度にて
反対方向に動かすことになる。
【0053】タイヤの装填工程中、モータ460がリー
ドねじ458を回転させ、このため、検知アーム448
が下端に向けて移動する間、タイヤの支持板426はキ
ャリッジ428の上端に向けて移動し、支持ポスト44
4に休止するタイヤが最終的に支持ポストと検知アーム
との間にてクランプ止めされる状態となる。検知アーム
448は枢動可能に支持されており、このため、検知ア
ームがタイヤの外面に接触すると、該アームは心合わせ
した位置を経て押し出される。この検知アーム448の
枢動動作は、ねじ駆動モータ460を遮断するリミット
スイッチを作動させる。支持板426及び検知アーム4
48はキャリッジ428に沿って等しい距離だけ移動
し、また、これらは横方向に整合され且つキャリッジの
中心から等距離だけ隔てられた状態でこの手順を開始し
ているため、検知アーム448がタイヤに接触すると
き、タイヤはキャリッジに対して心合わせした位置にあ
る。このように、キャリッジが検査位置まで枢動すると
き、真空チャンバ414に対して心合わせされるような
キャリッジ428の形態とすることにより、タイヤはま
たカメラに対しても心合わせされる。
【0054】理解し得るように、心合わせ手順は、検査
サイクルを開始する前の任意の時点で行うことができ
る。例えば、装填工程に必要な時間を短縮するため、キ
ャリッジが装填位置から検査位置まで枢動すると同時に
心合わせ手順を行うことができる。しかし、心合わせ手
順は、キャリッジが枢動するか又は枢動した後の何れか
にて行うことができる。
【0055】タイヤ又はその他の試験物に対し真空サイ
クル(すなわち減圧及び加圧)を行うため、図示したせ
ん断グラフィ試験装置410は空気取り扱いシステム4
46を有する。該空気取り扱いシステム446は、この
場合、図20に図示するように、真空チャンバ412の
壁の出口470を通じて空気を吸引する真空ポンプ46
8を有している。また、吸気弁472も真空チャンバ4
12の壁に設けられている。真空サイクルの減圧部分の
間、吸気弁472は閉じられ、真空ポンプ468は空気
を真空チャンバ412外に吸引する。真空チャンバ41
2が閉じられると、このことは、真空チャンバ内の圧力
を降下させ且つタイヤに応力を加えることになる。タイ
ヤに応力が加えられる間、せん断グラフィカメラ230
がタイヤの一連の干渉像を撮る。一度び所望の数の干渉
像を撮ったならば、真空サイクルの加圧部分が開始す
る。チャンバを加圧する間、真空ポンプ468は運転を
続行するが、吸気弁472は開放している。このよう
に、空気は空気入口及び出口を通って閉じられた真空チ
ャンバ412内を循環する。このことは、真空チャンバ
を通常の雰囲気圧力に戻し且つタイヤを非応力状態に戻
す。次に、カメラ230を次のタイヤセクターまで回転
させ、真空サイクルを繰り返すことができる。
【0056】好ましくは、試験物とせん断グラフィカメ
ラとの間の空気は真空応力作用サイクルの間、均一で且
つ一定の密度を有するようにする。当該出願人達は、装
填サイクル中、相対湿度が高いならば、真空チャンバ4
12内に霧状雰囲気状態が生じることが分かった。この
ことは、せん断グラフィック過程にて使用した光を屈折
及び反射させ、せん断グラフィカメラ230が撮影する
干渉像の質を実質的に低下させることになる。真空サイ
クル中、真空チャンバ412内の雰囲気圧力を降下させ
ることは、空気及び空気中に懸濁状態で保持された全て
の水分の雰囲気温度をこれに相応して降下させることに
なる。空気及び水の温度が降下すると、水は懸濁状態か
ら脱して霧を生じさせる。
【0057】霧状状態の発生を防止するため、本発明の
せん断グラフィ試験装置410は、真空チャンバ412
の内部と連通し、真空サイクル中、真空チャンバ内の相
対湿度を低下させることのできる機構を備えることがで
きる。例えば、空気取り扱いシステム446は、吸気弁
472を通じて真空チャンバ412内に吸引された空気
を加熱し、これにより、真空チャンバ内の空気を暖める
ことが可能であるようにすることができる。このこと
は、圧力降下の効果として除去される熱に反作用し、空
気がより多くの水分を保持することを許容する。このよ
うに、相対湿度が低下し、水蒸気は懸濁状態に止まる。
図20に図示するように、このことを実現可能にする1
つの方法は、真空チャンバ412への空気入口に加熱要
素474を設けることである。入口を通って真空チャン
バ412内に吸引された空気は加熱要素474上を通り
且つこれにより加熱される。
【0058】空気の加熱は、真空ポンプ468の作動に
よって発生された熱を使用するとき、より効率的に行う
ことができる。特に、空気を真空ポンプの作動によって
加熱される真空ポンプ468の排気側から取り、その空
気を加熱要素474の上方に向ける管路を提供すること
できる。加熱された空気は、次に、吸気弁472を通じ
て真空チャンバ412に戻される。加熱要素474は高
湿度状態のときに望ましいように、作動させることがで
きるよう手操作で作動可能である。更に、相対湿度が所
定の値を超えるとき、加熱要素を作動させるセンサに加
熱要素474を接続することができる。過熱を防止する
のに役立ち得るように、真空ポンプ468が作動してい
ないとき、加熱要素474は、遮断し得るようにするこ
とができる。真空チャンバ412への入口にある加熱要
素474が開示されているが、加熱要素が真空チャンバ
自体の内部のような真空チャンバ412内の空気を加熱
することを可能にする任意の適宜な位置に該加熱要素を
配置することもできることが理解されよう。更に、任意
の適宜な型式の加熱機構を使用することができる。
【0059】これと代替的に、加熱要素を使用すること
に代えて、空気取り扱いシステム466は水蒸気を真空
チャンバ内の空気から除去する除湿器を含むこともでき
る。除湿器は、真空サイクルの加圧部分の間、空気が循
環するとき、その空気を冷却する冷却板を備えている。
このことは、水蒸気が冷却板上で懸濁状態から脱するよ
うにする。次に、空気は暖められてより低い相対湿度を
生じさせ且つ真空チャンバ412内に吸引して戻すこと
ができる。
【0060】特許、特許出願及び出版物を含む、本明細
書にて引用した全ての参考例は、その内容の全体を引用
し本明細書に含めてある。好ましい実施の形態に特に重
点をおいて本発明を説明したが、好ましい実施の形態の
変形例は使用可能であり、本発明は、本明細書に特に記
載した以外の形態で可能であることを意味するものであ
る。従って、本発明は、特許請求の範囲により既定され
た本発明の精神及び範囲に包含される全ての改変例を含
むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】せん断グラフィック画像システムの概略ブロッ
ク図である。
【図2】試験物としてのタイヤの断面を示すせん断グラ
フィック画像システムの概略図である。
【図3】タイヤに対する2つの異なる方位におけるせん
断グラフィックカメラの概略図である。
【図4】発生されたせん断グラフィックフリンジパター
ンを示す、試験物の変形状態のグラフ図である。
【図5】複数のせん断グラフィック動画を同時に示す一
例としてのディスプレイの概略図である。
【図6】本発明の1つの特徴に従って試験データをアー
カイブし得るようにされた一例としてのせん断グラフィ
ック画像システムの概略図である。
【図7】本発明の1つの特徴に従った一例としてのアー
カイブ過程のフローチャートである。
【図8】真空チャンバが開放位置にあり、タイヤの取り
扱いシステムが装填位置にある本発明の別の特徴による
一例としてのせん断グラフィ試験装置の斜視図である。
【図9】真空チャンバが開放位置にあり、タイヤの取り
扱いシステムが装填位置にある、図8のせん断グラフィ
試験装置の正面立面図である。
【図10】真空チャンバが開放位置にあり、タイヤの取
り扱いシステムが装填位置にある、図8のせん断グラフ
ィ試験装置の側面図である。
【図11】真空チャンバが開放位置にあり、タイヤの取
り扱いシステムが検査位置にある、図8のせん断グラフ
ィ試験装置の斜視図である。
【図12】真空チャンバが開放位置にあり、タイヤの取
り扱いシステムが検査位置にある、図8のせん断グラフ
ィ試験装置の正面立面図である。
【図13】真空チャンバが開放位置にあり、タイヤの取
り扱いシステムが検査位置にある、図8のせん断グラフ
ィ試験装置の側面図である。
【図14】検査位置にある、図8のせん断グラフィ試験
装置用のタイヤの取り扱いシステムの一例としての実施
の形態の頂面図である。
【図15】検査位置にある、図14のタイヤの取り扱い
システムの正面立面図である。
【図16】図15の線16−16に沿った図14のタイ
ヤの取り扱いシステムの断面図である。
【図17】図15の線17−17に沿った図14のタイ
ヤの取り扱いシステムの断面図である。
【図18】図15の線18−18に沿った図14のタイ
ヤの取り扱いシステムの断面図である。
【図19】図18の線19−19に沿った図14のタイ
ヤの取り扱いシステムの断面図である。
【図20】図8のせん断グラフィ試験装置用の一例とし
ての空気取り扱いシステムの概略図である。
【符号の説明】 10 レーザ装置 15 光ファイバ
ケーブル 20 照射器/ビーム拡張器 25 試験物 30 せん断グラフィカメラ 35 光学要素 40 レンズ 45 検出器 50 コンピュータ 55 ビデオ取込
み回路 60 中央処理装置 65 記憶装置 70 ディスプレイ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・リンドセイ アメリカ合衆国アイオワ州52761,マスカ タイン,シーダー・ビュー・ドライブ 1455 (72)発明者 ジェイソン・グリッドリー アメリカ合衆国アイオワ州52773,ワルコ ット,ピー・オー・ボックス 784 (72)発明者 マーレ・マイアー アメリカ合衆国アイオワ州52761,マスカ タイン,ワンハンドレッド・アンド・トゥ エンティース・アベニュー・ウエスト 27423 (72)発明者 アンディ・ターナー アメリカ合衆国アイオワ州52240,アイオ ワ・シティ,バーンズ・アベニュー 1317 Fターム(参考) 2F065 AA65 BB05 CC13 FF51 GG04 JJ03 JJ26 LL02 LL04 LL12 LL34 LL42 UU05 2G051 AA88 AB02 AB07 AB20 AC15 AC21 BA10 BB09 BB11 BB17 CA04 CB01 CC20 DA05 EA12 EA14 FA01

Claims (74)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤにて電子的せん断グラフィ法を行
    う装置において、 開放位置と閉塞位置との間を移動自在なドアを有する圧
    力チャンバと、 該圧力チャンバ内の雰囲気圧力を変化させ得るように該
    圧力チャンバの内部と連通する空気取り扱いシステムで
    あって、圧力チャンバの内部と連通し且つ圧力チャンバ
    の内部の相対湿度を低下させるように選択的に作用可能
    な湿度低下機構を有する前記空気取り扱いシステムと、 タイヤの干渉像を撮り得るように圧力チャンバ内に配置
    されたせん断グラフィカメラと、 せん断グラフィカメラに結合された像プロセッサであっ
    て、せん断グラフィカメラから複数の一連の干渉像を受
    け取り、干渉像からタイヤの一組みの複数の一連のせん
    断グラム像を発生させると共に、一組みの一連のせん断
    グラム像から動画を発生させ、タイヤにおける動的に変
    化する応力状態を表現し得るようにされた前記像プロセ
    ッサと、 像プロセッサが受け取った動画に相応するデータを保持
    するアーカイブ記憶装置であって、保持された動画デー
    タが一組みの一連のせん断グラム像から予め選んだ個々
    のせん断グラムのみを含み、予め選んだ個別のせん断グ
    ラム像の各々と関係した像データの全てより少ない像を
    含むような仕方にて保持された動画データが圧縮される
    前記アーカイブ記憶装置と、 圧力チャンバのドアを通じてタイヤを圧力チャンバ内に
    装填するタイヤの装填システムであって、タイヤの支持
    板が圧力チャンバの実質的に外側のほぼ垂直位置にてタ
    イヤを支持し得るようにされた装填位置と、支持板が圧
    力チャンバの内部のほぼ水平位置にてタイヤを支持し得
    るようにされた検査位置との間にて枢動可能であるタイ
    ヤ支持板を備え、該支持板が、支持板上に支持されたタ
    イヤをせん断グラフィカメラに自動的に心合わせし得る
    ようにされたキャリッジに沿って可動である、前記タイ
    ヤの装填システムとを備える、タイヤにて電子的せん断
    グラフィ法を行う装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、予め選
    んだ個別のせん断グラム像が一組みの一連のせん断グラ
    ム像から予め選んだ規則的な間隔にて撮ったせん断グラ
    ム像を備える、装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、保持さ
    れた動画内の予め選んだ個別のせん断グラム像の寸法が
    画素平均化技術を使用して縮小される、装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、せん断
    グラム像の各々が複数の個別の像データ片を備え、一組
    みの一連のせん断グラム像内のそれ以前のせん断グラム
    像から所定の程度以上変化した個別の像データ片のみを
    含むような仕方にて、保持されたデータが圧縮される、
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置において、タイヤ
    の支持板が実質的に開いた中央部分を有する、装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の装置において、タイヤ
    の装填システムが、圧力チャンバ内に配置された枢動フ
    レームと、枢動フレームとキャリッジとの間を伸びる枢
    動アームとを備える、装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、圧力チ
    ャンバのドアが、圧力チャンバの下側部分に枢動可能に
    取り付けられた圧力チャンバの上方部分により画成さ
    れ、継手が圧力チャンバの上方部分及び下方部分を分離
    し、該継手が装填位置にてタイヤの支持板が隣接して配
    置される圧力チャンバの前側部分から上方に角度を成し
    て圧力チャンバの反対側の後方部分に向けて伸びる、装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の装置において、タイヤ
    の支持板が、支持板の下端に隣接し且つキャリッジの下
    端に隣接して配置された一対の隔たった支持ポストを含
    む、装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、タイヤ
    の装填システムが、支持ポストと反対側のキャリッジの
    上端に隣接して配置された検知アームと、心合わせ駆動
    機構とを備え、該心合わせ駆動機構が、検知アーム及び
    支持ポストを等速度にて等距離だけキャリッジに沿って
    反対方向に移動させる作用可能であり、検知アームが、
    該検知アームが支持板上に支持されたタイヤに接触する
    とき、駆動機構の作動を停止させ得るように作用可能で
    ある、装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の装置において、湿度
    低下機構が圧力チャンバの内部に加熱された空気を提供
    する作用可能な加熱要素を備える、装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の装置において、加
    熱要素が圧力チャンバの入口に隣接して圧力チャンバの
    外側に配置され、該入口を通じて空気取り扱いシステム
    が空気を圧力チャンバの内部に供給する、装置。
  12. 【請求項12】 試験物にて電子的せん断グラフィ法を
    行う装置において、 試験物の干渉像を撮るせん断グラフィカメラと、 せん断グラフィカメラに結合された像プロセッサであっ
    て、せん断グラフィカメラから複数の一連の干渉像を受
    け取り、干渉像からタイヤの一組みの複数の一連のせん
    断グラム像を発生させると共に、一組みの一連のせん断
    グラム像から動画を発生させ、試験物における動的に変
    化する応力状態を表現し得るようにされた前記像プロセ
    ッサと、 一組みの一連のせん断グラム像の動画の視覚化を可能に
    し得るように像プロセッサに結合されたディスプレイ
    と、 動画に相応するデータを保持するアーカイブ記憶装置で
    あって、保持された動画データが一組みの一連のせん断
    グラム像から予め選んだ個々のせん断グラムのみを含
    み、予め選んだ個別のせん断グラム像の各々と関係した
    像データの全てより少ない像を含むような仕方にて保持
    された動画データが圧縮される前記アーカイブ記憶装置
    とを備える、装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、予
    め選んだ個別のせん断グラム像が一組みの一連のせん断
    グラム像から予め選んだ規則的な間隔にて撮ったせん断
    グラム像を備える、装置。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の装置において、保
    持された動画内の予め選んだ個別のせん断グラム像の寸
    法が画素平均化技術を使用して縮小される、装置。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の装置において、せ
    ん断グラム像の各々が複数の個別の像データ片を備え、
    一組みの一連のせん断グラム像内のそれ以前のせん断グ
    ラム像から所定の程度以上変化した個別の像データ片の
    みを含むような仕方にて保持されたデータが圧縮され
    る、装置。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の装置において、保
    持された動画データを圧縮するようにされたデータプロ
    セッサを更に備える、装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の装置において、デ
    ータプロセッサがコンピュータである、装置。
  18. 【請求項18】 請求項12に記載の装置において、像
    プロセッサが複数の一組みの一連のせん断グラム像を発
    生させ且つ各組みの一連のせん断グラム像から動画を発
    生させ、各組みの一連のせん断グラム像が試験物の実質
    的に相違する部分を表わす、装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の装置において、ア
    ーカイブ記憶装置が動画の各々に相応するデータを保持
    するようにされた、装置。
  20. 【請求項20】 請求項12に記載の装置において、保
    持された動画データが識別子を含む、装置。
  21. 【請求項21】 請求項12に記載の装置において、保
    持された動画データが、保持された動画データを識別子
    と関係させる索引を含む、装置。
  22. 【請求項22】 請求項12に記載の装置において、保
    持された動画データが動画化したグラフィックファイル
    の形態である、装置。
  23. 【請求項23】 請求項12に記載の装置において、開
    放位置と閉塞位置との間を可動のドアを有する圧力チャ
    ンバを更に備え、せん断グラフィカメラが該圧力チャン
    バ内に配置される、装置。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の装置において、タ
    イヤを圧力チャンバのドアを通じて圧力チャンバ内に装
    填するタイヤの装填システムを更に備え、該タイヤの装
    填システムが、タイヤの支持板が圧力チャンバの実質的
    に外側のほぼ垂直位置にてタイヤを支持し得るように配
    置される装填位置と、支持板が圧力チャンバの内部のほ
    ぼ水平位置にてタイヤを支持し得るように配置された検
    査位置との間で可動であるタイヤの支持板を備え、該支
    持板が、支持板上に支持されたタイヤをせん断グラフィ
    カメラに自動的に心合わせし得るようにされたキャリッ
    ジに沿って可動である、装置。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の装置において、タ
    イヤの支持板が実質的に開放した中央部分を有する、装
    置。
  26. 【請求項26】 請求項24に記載の装置において、タ
    イヤの装填システムが、圧力チャンバ内に配置された枢
    動フレームと、該枢動フレームとキャリッジの間を伸び
    る枢動アームとを備える、装置。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の装置において、圧
    力チャンバのドアが、圧力チャンバの下側部分に枢動可
    能に取り付けられた圧力チャンバの上方部分により画成
    され、継手が圧力チャンバの上方部分及び下方部分を分
    離し、該継手が、装填位置にてタイヤの支持板が隣接し
    て配置される圧力チャンバの前側部分から上方に角度を
    成して圧力チャンバの反対側の後方部分に向けて伸び
    る、装置。
  28. 【請求項28】 請求項24に記載の装置において、タ
    イヤの支持板が、支持板の下端に隣接し且つキャリッジ
    の下端に隣接して配置された一対の隔たった支持ポスト
    を含む、装置。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の装置において、タ
    イヤの装填システムが、支持ポストと反対側のキャリッ
    ジの上端に隣接して配置された検知アームと、心合わせ
    駆動機構とを備え、該心合わせ駆動機構が、検知アーム
    及び支持ポストを等速度にて等距離だけキャリッジに沿
    って反対方向に移動させる作用可能であり、検知アーム
    が、該検知アームが支持板上に支持されたタイヤに接触
    するとき、駆動機構の作動を停止させ得るように作用可
    能である、装置。
  30. 【請求項30】 請求項23に記載の装置において、該
    圧力チャンバ内の雰囲気圧力を変化させ得るように該圧
    力チャンバの内部と連通する空気取り扱いシステムであ
    って、圧力チャンバの内部と連通し且つ圧力チャンバの
    内部の相対湿度を低下させるように選択的に作用可能な
    湿度低下機構を有する前記空気取り扱いシステムを更に
    備える、装置。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の装置において、湿
    度低下機構が圧力チャンバの内部に加熱された空気を提
    供する作用可能な加熱要素を備える、装置。
  32. 【請求項32】 試験物にて電子的せん断グラフィ法を
    行う装置において、 試験物の干渉像を撮るせん断グラフィカメラと、 せん断グラフィカメラに結合された像プロセッサであっ
    て、せん断グラフィカメラから複数の一連の干渉像を受
    け取り、干渉像からタイヤの一組みの複数の一連のせん
    断グラム像を発生させ、該せん断グラム像の各々が、複
    数の個別の像データ片を備えるようにすると共に、一組
    みの一連のせん断グラム像から動画を発生させ、試験物
    における動的に変化する応力状態を表現し得るようにさ
    れた前記像プロセッサと、 一組みの一連のせん断グラム像の動画の視覚化を可能に
    し得るように像プロセッサに結合されたディスプレイ
    と、 動画に相応するデータを保持するアーカイブ記憶装置で
    あって、保持された動画データが一組みの一連のせん断
    グラム像内のそれ以前のせん断グラム像から所定の程度
    以上変化した個別の像データ片のみを含むような仕方に
    て保持された動画データが圧縮される前記アーカイブ記
    憶装置とを備える、装置。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の装置において、個
    別の像データ片が画素値を備える、装置。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の装置において、所
    定の量が、動画内で人間の眼で識別できない画素値の変
    化である、装置。
  35. 【請求項35】 請求項32に記載の装置において、保
    持された動画データを圧縮し得るようにされたデータプ
    ロセッサを更に備える、装置。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載の装置において、デ
    ータプロセッサがコンピュータである、装置。
  37. 【請求項37】 請求項32に記載の装置において、像
    プロセッサが、複数の一組みの一連のせん断グラム像を
    発生させると共に、各組みの一連のせん断グラム像から
    動画を発生させ得るようにされ、各組みの一連のせん断
    グラム像が試験物の実質的に異なる部分を表わす、装
    置。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載の装置において、ア
    ーカイブ記憶装置が動画の各々に相応するデータを保持
    し得るようにされた、装置。
  39. 【請求項39】 請求項32に記載の装置において、保
    持された動画データが識別子を含む、装置。
  40. 【請求項40】 請求項32に記載の装置において、保
    持された動画データが、保持された動画データを識別子
    と関係させる索引を含む、装置。
  41. 【請求項41】 請求項32に記載の装置において、保
    持された動画データが動画化したグラフィックファイル
    の形態である、装置。
  42. 【請求項42】 請求項32に記載の装置において、保
    持された動画データがLZW圧縮技術を使用して圧縮さ
    れる、装置。
  43. 【請求項43】 請求項32に記載の装置において、開
    放位置と閉塞位置との間にて可動であるドアを有する圧
    縮チャンバと、該圧縮チャンバ内に配置されたせん断グ
    ラフィカメラとを更に備える、装置。
  44. 【請求項44】 請求項43に記載の装置において、タ
    イヤを圧力チャンバのドアを通じて圧力チャンバ内に装
    填するタイヤの装填システムを更に備え、該タイヤの装
    填システムが、タイヤの支持板が圧力チャンバの実質的
    に外側のほぼ垂直位置にてタイヤを支持し得るように配
    置される装填位置と、支持板が圧力チャンバの内部のほ
    ぼ水平位置にてタイヤを支持し得るように配置された検
    査位置との間で可動であるタイヤの支持板を備え、該支
    持板が、支持板上に支持されたタイヤをせん断グラフィ
    カメラに自動的に心合わせし得るようにされたキャリッ
    ジに沿って可動である、装置。
  45. 【請求項45】 請求項44に記載の装置において、タ
    イヤの支持板が実質的に開放した中央部分を有する、装
    置。
  46. 【請求項46】 請求項44に記載の装置において、タ
    イヤの装填システムが、圧力チャンバ内に配置された枢
    動フレームと、枢動フレームとキャリッジとの間を伸び
    る枢動アームとを備える、装置。
  47. 【請求項47】 請求項44に記載の装置において、圧
    力チャンバのドアが、圧力チャンバの下側部分に枢動可
    能に取り付けられた圧力チャンバの上方部分により画成
    され、継手が圧力チャンバの上方部分及び下方部分を分
    離し、該継手が装填位置にてタイヤの支持板が隣接して
    配置される圧力チャンバの前側部分から上方に角度を成
    して圧力チャンバの反対側の後方部分に向けて伸びる、
    装置。
  48. 【請求項48】 請求項43に記載の装置において、タ
    イヤの支持板が、支持板の下端に隣接し且つキャリッジ
    の下端に隣接して配置された一対の隔たった支持ポスト
    を含む、装置。
  49. 【請求項49】 請求項48に記載の装置において、タ
    イヤの装填システムが、支持ポストと反対側のキャリッ
    ジの上端に隣接して配置された検知アームと、心合わせ
    駆動機構とを備え、該心合わせ駆動機構が、検知アーム
    及び支持ポストを等速度にて等距離だけキャリッジに沿
    って反対方向に移動させる作用可能であり、検知アーム
    が、該検知アームが支持板上に支持されたタイヤに接触
    するとき、駆動機構の作動を停止させ得るように作用可
    能である、装置。
  50. 【請求項50】 請求項43に記載の装置において、該
    圧力チャンバ内の雰囲気圧力を変化させ得るように該圧
    力チャンバの内部と連通する空気取り扱いシステムであ
    って、圧力チャンバの内部と連通し且つ圧力チャンバの
    内部の相対湿度を低下させるように選択的に作用可能な
    湿度低下機構を有する前記空気取り扱いシステムを更に
    備える、装置。
  51. 【請求項51】 請求項50に記載の装置において、湿
    度低下機構が圧力チャンバの内部に加熱された空気を提
    供する作用可能な加熱要素を備える、装置。
  52. 【請求項52】 試験物にて電子的せん断グラフィ法を
    行う装置において、 試験物を内部に支持することのできる圧力チャンバと、 試験物の干渉像を撮り得るように圧力チャンバ内に配置
    されたせん断グラフィカメラと、 該圧力チャンバ内の雰囲気圧力を変化させ得るように該
    圧力チャンバの内部と連通する空気取り扱いシステムで
    あって、圧力チャンバの内部と連通し且つ圧力チャンバ
    の内部の相対湿度を低下させるように選択的に作用可能
    な湿度低下機構を有する前記空気取り扱いシステムとを
    備える、装置。
  53. 【請求項53】 請求項52に記載の装置において、湿
    度低下機構が圧力チャンバの内部に加熱された空気を提
    供する作用可能な加熱要素を備える、装置。
  54. 【請求項54】 請求項53に記載の装置において、加
    熱要素が圧力チャンバの入口に隣接して圧力チャンバの
    外側に配置され、該入口を通じて空気取り扱いシステム
    が空気を圧力チャンバの内部に供給する、装置。
  55. 【請求項55】 請求項54に記載の装置において、空
    気取り扱いシステムが、圧力チャンバの内部と連通した
    真空ポンプを備え、該真空ポンプが、出口を通じて圧力
    チャンバから空気を吸引し且つ入口を通じて圧力チャン
    バ内に空気を吸引するように作動可能である、装置。
  56. 【請求項56】 請求項55に記載の装置において、加
    熱装置が、入口を通じて圧力チャンバ内に吸引された、
    真空ポンプの出口側からの空気を加熱し得るように配置
    される、装置。
  57. 【請求項57】 請求項52に記載の装置において、タ
    イヤを圧力チャンバのドアを通じて圧力チャンバ内に装
    填するタイヤの装填システムを更に備え、該タイヤの装
    填システムが、タイヤの支持板が圧力チャンバの実質的
    に外側のほぼ垂直位置にてタイヤを支持し得るように配
    置される装填位置と、支持板が圧力チャンバの内部のほ
    ぼ水平位置にてタイヤを支持し得るように配置された検
    査位置との間で可動であるタイヤの支持板を備え、該支
    持板が、支持板上に支持されたタイヤをせん断グラフィ
    カメラに自動的に心合わせし得るようにされたキャリッ
    ジに沿って可動である、装置。
  58. 【請求項58】 請求項57に記載の装置において、タ
    イヤの支持板が実質的に開いた中央部分を有する、装
    置。
  59. 【請求項59】 請求項57に記載の装置において、タ
    イヤの装填システムが、圧力チャンバ内に配置された枢
    動フレームと、枢動フレームとキャリッジとの間を伸び
    る枢動アームとを備える、装置。
  60. 【請求項60】 請求項59に記載の装置において、圧
    力チャンバのドアが、圧力チャンバの下側部分に枢動可
    能に取り付けられた圧力チャンバの上方部分により画成
    され、継手が圧力チャンバの上方部分及び下方部分を分
    離し、該継手が装填位置にてタイヤの支持板が隣接して
    配置される圧力チャンバの前側部分から上方に角度を成
    して圧力チャンバの反対側の後方部分に向けて伸びる、
    装置。
  61. 【請求項61】 請求項57に記載の装置において、タ
    イヤの支持板が、支持板の下端に隣接し且つキャリッジ
    の下端に隣接して配置された一対の隔たった支持ポスト
    を含む、装置。
  62. 【請求項62】 請求項61に記載の装置において、タ
    イヤの装填システムが、支持ポストと反対側のキャリッ
    ジの上端に隣接して配置された検知アームと、心合わせ
    駆動機構とを備え、該心合わせ駆動機構が、検知アーム
    及び支持ポストを等速度にて等距離だけキャリッジに沿
    って反対方向に移動させる作用可能であり、検知アーム
    が、該検知アームが支持板上に支持されたタイヤに接触
    するとき、駆動機構の作動を停止させ得るように作用可
    能である、装置。
  63. 【請求項63】 請求項52に記載の装置において、せ
    ん断グラフィカメラに結合された像プロセッサであっ
    て、せん断グラフィカメラから複数の一連の干渉像を受
    け取り、干渉像からタイヤの一組みの複数の一連のせん
    断グラム像を発生させると共に、一組みの一連のせん断
    グラム像から動画を発生させ、試験物における動的に変
    化する応力状態を表現し得るようにされた前記像プロセ
    ッサを更に含む、装置。
  64. 【請求項64】 請求項63に記載の装置において、動
    画に相応するデータを保持するアーカイブ記憶装置であ
    って、保持された動画データが一組みの一連のせん断グ
    ラム像から予め選んだ個々のせん断グラムのみを含み、
    予め選んだ個別のせん断グラム像の各々と関係した像デ
    ータの全てより少ない像を含むような仕方にて、保持さ
    れた動画データが圧縮される前記アーカイブ記憶装置を
    更に含む、装置。
  65. 【請求項65】 試験物を分析する方法において、 (a)試験物の干渉像を撮ることと、 (b)干渉像を基準干渉像と比較してせん断グラム像を
    形成することと、 (c)一組みの複数の一連のせん断グラム像を発生させ
    得るように異なる応力レベルにて工程(a)及び(b)
    を繰り返すことと、 (d)一組みの一連のせん断グラム像から個別のせん断
    グラム像を選び、アーカイブ組みの一連のせん断グラム
    像を発生させ、選んだせん断グラム像の各々が一組みの
    個別の画像データ片を備えるようにすることと、 (e)選んだ個別の像の各々と関係した像データを圧縮
    し、動画化したグラフィックファイルを発生させ、アー
    カイブ組みの一連のせん断グラム像内のそれ以前のせん
    断グラム像から所定の程度以下だけ変化した個別の画像
    データ片が廃棄されるような仕方にて、動画化したグラ
    フィックファイルが圧縮されるようにすることと、 (f)動画化したグラフィックファイルを保存すること
    とを備える、方法。
  66. 【請求項66】 請求項65に記載の方法において、個
    別の像データ片が画素値を備える、方法。
  67. 【請求項67】 請求項66に記載の方法において、所
    定の量が、動画内で人間の眼で識別できない画素値の変
    化である、方法。
  68. 【請求項68】 請求項65に記載の方法において、1
    つの識別子を試験物に割り当てる工程を更に備える、方
    法。
  69. 【請求項69】 請求項68に記載の方法において、試
    験物の識別子を動画化したグラフィックファイルと関係
    させる索引ファイルを形成する工程を更に備える、方
    法。
  70. 【請求項70】 請求項65に記載の方法において、ア
    ーカイブ組みの一連のせん断グラム像に対し個別のせん
    断グラム像を選ぶ工程が、組みの一連のせん断グラム像
    から予め選んだ規則的な間隔にてせん断グラム像を撮る
    ことにより行なわれる、方法。
  71. 【請求項71】 請求項65に記載の方法において、像
    データを圧縮する前に、選んだせん断グラム像の各々の
    寸法を縮小させる工程を更に備える、方法。
  72. 【請求項72】 請求項65に記載の方法において、試
    験物における動的に変化する応力状態を表わす動画を発
    生させるのに十分に速いコマ速度にて動画化したグラフ
    ィックファイルを表示する工程を更に備える、方法。
  73. 【請求項73】 請求項72に記載の方法において、試
    験物における動的に変化する応力状態を表わす動画を発
    生させるのに十分に速いコマ速度にて一組みの複数の一
    連のせん断グラム像を表示する工程を更に備える、方
    法。
  74. 【請求項74】 請求項73に記載の方法において、一
    組みの複数の一連のせん断グラム像が動画化したグラフ
    ィックファイルよりも速いコマ速度にて表示される、方
    法。
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