JPH0233983B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0233983B2
JPH0233983B2 JP55052223A JP5222380A JPH0233983B2 JP H0233983 B2 JPH0233983 B2 JP H0233983B2 JP 55052223 A JP55052223 A JP 55052223A JP 5222380 A JP5222380 A JP 5222380A JP H0233983 B2 JPH0233983 B2 JP H0233983B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
transmitter
receiver
signal
rings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP55052223A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55143436A (en
Inventor
Roorensu Dagaa Doiru
Deiin Ho Morisu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Bandag LLC
Original Assignee
Bandag Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bandag Inc filed Critical Bandag Inc
Publication of JPS55143436A publication Critical patent/JPS55143436A/ja
Publication of JPH0233983B2 publication Critical patent/JPH0233983B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/34Generating the ultrasonic, sonic or infrasonic waves, e.g. electronic circuits specially adapted therefor
    • G01N29/341Generating the ultrasonic, sonic or infrasonic waves, e.g. electronic circuits specially adapted therefor with time characteristics
    • G01N29/343Generating the ultrasonic, sonic or infrasonic waves, e.g. electronic circuits specially adapted therefor with time characteristics pulse waves, e.g. particular sequence of pulses, bursts
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • G01M17/025Tyres using infrasonic, sonic or ultrasonic vibrations
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
    • G01N29/26Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor
    • G01N29/27Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor by moving the material relative to a stationary sensor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一般に、ゴムタイヤの非破壊検査
方法および装置に関する。かかる検査技術はこの
発明に従つて従来技術によるタイヤのバフ磨き作
業と組み合わせることもできる。
従来から、ゴムタイヤのケーシングの廉価かつ
効率的な非破壊検査(NDI)に対する熾烈な要
求があつた。これらの検査技術が効果的かつ迅速
に実施されるならばそれらの技術の安全性の利点
は明瞭なものがある。また潜在的な経済的利点も
ある。たとえば、タイヤの再トレツデイング作業
中において、もし欠陥タイヤが正確、効率的かつ
迅速に検出されることができるならばさらに時間
と出費を無駄にする以前に欠陥タイヤのカーカス
は廃棄されうるわけである。
事実、タイヤ・ケーシングの検査に関する改良
されたNDI方法および装置に対する需要は極め
て大きなものがあり、米国陸軍の資材およびメカ
ニツク研究センター(U.S Army Materials
and Mechanics Research Center)は1973年、
1974年、1976年および1978年にもつぱらこの資材
に係る特別なシンポジウムの開催を行なつたので
ある。これらのシンポジウムの最初の3つのもの
の業績は刊行されていて米国ナシヨナル・テクニ
カル・インフオメーシヨン・サービス(U.S
National Technical Information Servise)か
ら入手可能である。それらの刊行物は超音波利用
のタイヤ検査に関する完全な章および異なるタイ
ヤ検査方法(たとえばホログラフイ、赤外線およ
びX線など)に関する別な章も含まれる。また、
一般に空気タイヤ・ケーシングの非破壊的検査の
ための超音波の使用に関する従来技術の特許があ
る。たとえば: 米国特許第2345679号−リンズ(1944年) 〃 2378237号−モリス(1945年) 〃 3336794号−ウイソザンスキ等
(1967年) 〃 3604249号−ウイルソン(1971年) 〃 3815407号−ラヴエリ(1974年) 〃 3882717号−マコーレイ(1975年) 〃 4059989号−ハルゼー(1977年)。
また各種の形式の非破壊的検査または製造工程
中における空気タイヤ・ケーシングのチヤツク締
その他の物理的取り扱いのための機械的構造に関
する従来技術の特許も数件ある。たとえば: 米国特許第2695520−カーサイ(1954年) 〃 3550443−シヤーキン(1970年) 〃 3948094−ホンリンタ(1976年) 〃 4023407−ヴアンダジー(1977年)。
これらの従来技術の特許に示されているよう
に、過去においてはタイヤに対して広範な種類の
非破壊的超音波検査が実施されてきているが、そ
れらは各々重大な欠陥を経験しているとともに、
商業上の実施においては広く受け入れられること
ができなかつたのである。これら従来技術の方法
の中には、検査されるべきタイヤ壁の片側または
両側に液体カツプリング媒体を必要とするものが
あつた。従来技術の検査手段の中には通常のタイ
ヤ内部構造ならびに異常構造によるかなり複雑な
反響パターンを生じるいわゆる“パルス・エコ
ー”方法を用いるものがある。多くの従来技術は
かなりの低周波(たとえば25kHz)を用いていた
ので、結果として通常の周囲の音源からの強度の
干渉を来たすものであれば、また別な従来技術で
は極めて大きな高周波(たとえば2MHz)を用い、
その結果信号の減衰が急速になるものもあつた。
また、中には、連続超音波を用いるものもあり、
その結果定在波の混迷パターンなどを生じるもの
があり、また他の従来技術では受信された音波に
おけるピークのエンベロープを見守るものもあつ
た。また、他のものの中には、各タイヤ検査個所
に対して別々のパルス音信号を用いるものもあつ
た。これらの中には、受信されたピーク・エンベ
ロープの大きさが最終データの値に到達するよう
に用いられたものもある。また、多くのものは膨
張しないタイヤのカーカス(CARCASS)の検査
を試みているが、中には膨張させたタイヤのカー
カスの検査を試みたものもある(しかし時にはす
べてのトランスデユーサをタイヤの外側に保持す
るために音信号を2つのタイヤ壁を貫通させたの
である)。これらの他に別な技術もあつたわけで
ある。
従来技術のタイヤのチヤツク締機構は一般に検
査されるべきタイヤを迅速に装着して膨張させる
ために軸方向に移動可能なタイヤ装着用のリムを
含んでいた。従来技術のNDI機械は、単に固定
または手動による調節可能な装着用の構成のもの
ではあるが、超音波トランスミツタを回転可能な
膨張させたタイヤ内部に設置していた。他の
NDI機械は、拡開した非膨張テスト・タイヤに
ついて間接結合されたトランスミツタ装着構成体
を含んでいた。しかし、膨張させたテスト・タイ
ヤ壁の周囲に超音波トランスデユーサを迅速に位
置付けると同時に迅速なタイヤの装着/取り外し
手段を容易にしかつこれらのトランスデユーサを
物理的損傷から保護するための商業的に成り立つ
機械的構成はまだ提供されていないのである。
タイヤ・ケーシングの超音波による非破壊的検
査に対するこれらの従来の試みはかなり改良され
ることができるとともにさらに商業的に成り立ち
うるものであることがいまや発見されている。
たとえば、タイヤ内部における定在波または不
用な反響効果を減少するためにパルスまたはバー
スト・トランスミツシヨン(伝達)・モードを用
いても良いことが発見されている。各パルス又は
バーストは単に少数(たとえば100)サイクルの
音信号であつてきわめて低度の総合衝撃係数
(overall duty cycle)および極めて効率の良い
トランスデユーサ作動を与えるものを含む。同時
に、各パルス又はバーストの初期部分または立ち
上がりエツジが受信された後では内部の反響、定
在波、音波の相殺その他無関係な波効果によつて
受信音信号のエンベロープが変更されてしまうこ
とが発見されている。従つて、この発明の好まし
い実施態様においては、受信された音信号は、各
パルス又はバーストの初期部分内における信号の
みが利用されるようにゲート制御・レシーバ回路
を通過させられるわけである。
さらに別な改良点としては、場合によれば、そ
れぞれ異なつた周波数における読み取りを平均し
て起こりうべき何らかの有害の定在波パターンの
影響などを避けるようにすることである。さらに
また、利用可能なデータの回収を助けるために非
直線性のアナログ・デイジタル変換技術を用いて
もよい。
この好ましい実施態様においては回転する膨張
させたタイヤ内に複数個の音トランスミツテイン
グ(送信)トランスデユーサを配置してテスト中
のタイヤの内部表面全体を音によつて照射するも
のである。しかし、1個以上のトランスミツタを
或る時期に駆動するとこれらの発生する音波同志
の特殊な波相殺、定在波パターンないしは同様な
波効果が読み取りを歪曲することがありうること
が発見されている。従つてこの好ましい実施例に
おいては、或る時期に単に1個のトランスデユー
サのみが駆動されることを確実にするためにマル
チプレクシング回路が含まれるわけである。
タイヤの外壁の周囲に複数個の音レシービング
(受信)・トランスデユーサが配置されてタイヤの
内部に配置されているトランスミツテイング・ト
ランスデユーサからタイヤの外壁を貫通して伝達
される音信号を受信するわけである。各レシービ
ング・トランスデユーサは、実際のレシービン
グ・トランスデユーサの感知区域へ向かつて次第
にテーパしている内部の円錐形の表面を有する円
筒形の管をもつていて周囲の空中のインピーダン
スに対してコリメートされかつマツチしているこ
とが好ましい。かかるコリメーシヨンによつて各
レシーバの出力はタイヤの壁の限られた区域を経
由して伝達される音信号をあらわすとともにトレ
ツドのパターンおよび周囲のノイズによる干渉を
拒絶することが容易になる。たとえば、コード層
とゴム層との間または各種のゴム層間における区
分の如きタイヤにおける割れ目のためにそこを通
過する音信号は、音信号がタイヤ壁の通常の断面
を経由して通過する時よりも大幅に減衰すること
になる。
また加圧タイヤにおける漏れ(タイヤ壁を貫通
する空気)は、同じ超音波、レシービング・トラ
ンスデユーサを用いて、超音波のトランスミツタ
が“オフ”になつているときでさえもタイヤ壁の
通常の断面においての通過中に認められる受信信
号のレベルよりもかかる信号のレベルに増大を認
めることによつて検知されうるのである。
それぞれのレシービング・トランスデユーサは
それ自身のプロセツシング・チヤンネルへ接続さ
れるが、複数のレシーバが多重化されて複数の音
のトランスミツタの多重送信と同期して共通の信
号プロセツシング(処理)・チヤンネルを共有す
るようにして以て必要な信号のプロセツシング・
チヤンネルの数を最小限にするようにしてもよ
い。それぞれ異なつた平均的各タイヤ壁の肉厚に
従つて、タイヤ対タイヤからおよびチヤンネル対
チヤンネルからのそれぞれ異なつた平均的信号レ
ベルを補償するように各信号プロセツシング・チ
ヤンネルには比較的長期の自動利得制御(long
term AGC)増幅器が組み込まれる。AGC増幅
が行なわれたあとで、受信された超音波信号は各
バーストの立ち上がりエツジにおけるゲート制御
期間中において整流されかつ積分される。このよ
うに積分された値は検査中のタイヤ壁のそれぞれ
異なる順次の部署の相対的なトランスミツシヨン
能力を正実にあらわすものである。或る例示的な
実施態様においては、それぞれのタイヤ壁の位置
において成される順次の観察の結果が平均されて
いずれかの特種な周波数およびタイヤの断面形状
に対していずれかのレシーバの配置位置において
発生しうる潜在的定在波の0点などを避けるよう
にする。かかる値は欠陥の視認検査および検出の
ためにCRTに表示されてよい。また、別態様と
して、かかる値は、所望のパターンの認識互除法
の表示およびプロセスの少なくとも一方を行なう
以前に、各層間の分離のようなタイヤの異常を自
動的に認知するようにデイジタル・コンピユータ
において(おそらく比較的低い信号強さにおける
有効なS/N比を高揚するために非直線性の指数
法A/D変換プロセスによつて)デジタル化され
てもよい。
音信号が中等度の高周波(たとえばほぼ40kHz
よりも大きく、好ましい実施態様においては75k
Hz)である場合にはより良い作動がもたらされる
ことも発見されている。このような中等度の高音
周波数は通例の周囲の音源によつて惹起される不
要な偽の表示を避ける傾向を有しており、また同
時に比較的短波長(たとえば、タイヤのゴムにお
いてほぼ3.8cm(約1.5インチ))を与え、以て比
較的小さなタイヤ欠陥の解決が改善され、しかも
波長が小さすぎてタイヤ構造の異常によつて信号
が悪影響を受けないことによつて実際の欠陥が示
されないような観察されたトランスミツシヨンの
読み取りの不必要な複雑化がないわけである。
各パルス又はバーストの立上り(LEADING
EDGE)中における数サイクルに亘る受信信号の
平均化によつて、非直線性のA/D変換プロセス
を用いて行なわれるように結果として得られる測
定値のS/N比が改善される。それぞれ異なつた
周波数においてとられたデータを平均化すれば得
られる結果はさらに高揚されるであろう。
好ましい実施態様において、膨張させたタイヤ
を用いることは真の走行・タイヤ表面を維持する
助けになり、以て、もし膨張させたタイヤを用い
なかつた場合に回転中にタイヤ壁の動揺その他相
対的な軸方向の運動によつて起こされるであろう
ところの信号の伝達経路の変化による信号の変化
が避けられることが判明している。膨張させたタ
イヤは通常の使用中にもタイヤ壁を緊張させるご
とく、タイヤ壁を少なくとも局部的に緊張させる
助けになる点においても有用であり、またタイヤ
壁を貫通する漏洩通路を拡開してこれらの通路を
通る空気の超音波による検出によつてそれらの漏
洩通路が検出される点においても有用である。安
定した膨張タイヤ構造を維持するためには単に約
0.35Kg/cm2(約5psi)を用いればよい。しかし、
タイヤがほぼ約1.05〜1.27Kg/cm2(約15〜18psi)
の範囲内で膨張されていれば、改善された信号の
伝達および全体の作業が行なわれることが発見さ
れている。
絶対に必要とはいえないまでも、検査されるタ
イヤの外側のトレツド壁にはまずバフをかけて表
面を均一化し、以て、そうでない場合に、タイヤ
の外側のトレツド壁表面におけるトレツドのパタ
ーンおよび不均一な磨耗点又はパターンの少なく
とも一つによつて惹起されるであろうところの偽
の欠陥表示を最少限に留めるようにすることが好
ましい。この点に関して、超音波の非破壊的検査
方法および装置と組み合わせてタイヤのバフ磨き
装置および方法を用いて均一化された便利かつ効
率のよい全体の作業を行なうことが有利である。
いずれにしても、タイヤの再トレツデイング作業
にはかかるバフ作業が含まれることが必然的であ
るので、タイヤのカーカスが再トレツデイングの
準備のために検査される場合にはかかる組み合わ
せが特に有利である。
この発明の好ましい例示的な実施態様において
は、さらに、音のトランスデユーサを膨張させた
タイヤ壁に関して作動位置の内外へ自動的に移動
させるための特殊な機械的特徴が含まれる。タイ
ヤの装着および取り外し作業中においては、音の
トランスミツタは少なくとも1つのタイヤ装着用
リングまたはフランジに関して半径方向および軸
方向ともに内方へ引つ込ませてタイヤの装着なら
びに取り外し作業をともに容易にするとともに音
のトランスミツタを可能な物理的損傷から保護す
るようになされる。タイヤの膨張中またはその後
において、これらの音のトランスミツタは膨張さ
せたタイヤ内において半径方向および外方に移動
させて内部のタイヤ壁に関して作動位置までもつ
ていく。同時に、音のレシーバの列は所望の作動
位置まで外側の膨張されたタイヤ壁の方向へ半径
方向かつ内方へ移動される。
好ましい例示的な実施態様においては、タイヤ
の装着用フランジまたはリングに関して音のトラ
ンスミツタの相対的な軸方向の移動はタイヤのリ
ングが各音のトランスミツタから軸方向に離隔す
るように移動するようにタイヤのリングにバネ負
荷を与えることによつて達成され、以て、タイヤ
の装着作業中にはそれらを露出させて以後におけ
る膨張されたタイヤカーカス内への半径方向かつ
外方の移動ができるように適正なクリアランスを
与えるわけである。かかるバネ負荷は装着および
膨張作業中においてタイヤのリムを装着用のフラ
ンジまたはリングに適正に座置させる助けにもな
る。
超音波パルス又はバーストとレシーバゲーテイ
ング時期は、最終的な表示または欠陥の表示がタ
イヤ上およびタイヤの装着用フランジなどの上の
少なくとも一つのインデツクス・マークに関して
正確に位置付けされうるように対応する順次の次
第に多くなる位置において発生するように同期化
させることが好ましい。
この発明の上述ならびにその他の目的および利
点は、添付の図面を参照して現在好ましい例示的
実施態様の下記の詳細な記述を読むことによつて
さらに理解されるであろう。
第1図および第2図を参照すると、現在好まし
い例示的なタイヤのバツフアーとNDI機械との
組み合わせの2つの斜視図が示されている。これ
らから明らかなように、所望ならば機械のNDI
特徴部分はタイヤのバフ磨き機能を含ませないで
設けられてもよい。
機械の主要な機械的構成素子は水平軸106沿
いに対向的に整列された固定スピンドル102と
軸方向に移動可能なスピンドル104とを有する
オープン・フレーム100へ装着されている。従
来型の円型のタイヤ装着用リングまたはフランジ
108および110は各スピンドル102および
104の外側の回転可能な端部へ取り付けられて
いてそれらの間に膨張させたタイヤ112を装着
するようになつている。従来型の空気式に作動さ
れるタイヤのリフト機構114はタイヤの装着お
よび取り外し作業中においてリング108および
110の間においてタイヤを適正位置に位置付け
たり適正位置からはずすようにタイヤをリフトし
たり揺動させる際に作業者を助けるように設けら
れることが便利である。
リング108、従つてタイヤ112、は減速ギ
ア118を介して2馬力の直流モータ116によ
つて駆動される。タイヤの表面速度はバフ作業と
しては毎分約183m(600フイート)が好ましく、
またNDI作業としてはそれよりもはるかに低速
の毎分約12.2m(40フイート)が好ましい。スピ
ンドル104、従つてリング110は空気式シリ
ンダ120によつて軸方向に引つ張り出されたり
引つ込めさせられたりする。タイヤの装着作業中
においては、リング110はシリンダ120によ
つて引つ込められてリフト114によつてタイヤ
112がリング108上の適正位置にまで挙揚さ
れる。その後において、リング110はタイヤ1
12の対応するリムに向かつて引つ張り出され
て、スピンドル102の中央部を貫通する圧縮空
気によつてタイヤは所望の設定、点圧にまで膨張
させられる。
第1図に見られるように、従来型の回転式タイ
ヤのバフ磨き用のヤスリ200は機械の裏側に位
置付けられた縦型の台202上に装着されてい
る。このヤスリ200は、空気式シリンダ208
やリード・スクリユーならびに関連する駆動モー
タなどを制御するのに用いられる“ジヨイ・ステ
イツク”(joy stick)すなわち制御棒を含む従来
型の制御機構によつて従来型のパネル204を介
して所望のバフ磨き路206沿いに横方向にかつ
タイヤへ向かう方向およびタイヤから離れる方向
に水平に移動するように制御される。バツフアー
用のヤスリ200は台202上に装着された別個
のモータによつて回転される。このバツフア機構
自体はバンダグ・インコーポレーテツド
(Bandag、Inc.)からたとえばバツフア・モデル
第23A(Buffer model no.23A)として売り出さ
れているごとき従来型のものである。
16個の超音波音レシービング・トランスデユー
サ210の列はタイヤ112の外壁の上側および
周囲に配置される。レシーバ210は、各独立の
トランスデユーサに対する視野をタイヤ壁を横断
して比較的に小さなかつ特定の区域に制限するこ
とを助けるために円錐形上のコリメータおよび焦
点用の管の少なくとも一方を含むことが好まし
い。レシーバ210は個別的にまたはグループに
して発泡ポリウレタンなどの中に埋設してそれら
のレシーバをそれぞれ対応する所望の位置へ機械
的に固定するのを助けるとともにこれらのレシー
バを保護しかつそれらを偽の周囲の音信号から絶
縁することを助けるようにするのが便利であろ
う。レシーバ210の列は、これらレシーバ21
0のための半径方向に引つ張り出された作動位置
を画成するように、連結された液圧式制御シリン
ダを有する空気シリンダ212によつて半径方向
に作動位置へ調節される。
タイヤのバツフア/NDI機械およびその関連
する電気的ならびに空気式回路の組み合わせのブ
ロツク図が第3図に示されている。電気モータお
よび空気式シリンダ制御手段300はすべて従来
型の設計のものであり、従つてこの図にはそれら
の詳細は示されていない。第3図の左方に示され
ている操作者の入力は従来型の電気スイツチ、リ
レー、空気弁および液体制御弁の少なくとも一方
を介して操作者によつて直接的または間接的に作
られる。
作業においては、タイヤはリフト114上に載
置されてリング108および110の間の位置ま
で挙揚される。タイヤにおける所定のインデツク
ス位置はリング108上における物理的なインデ
ツクス位置と整合されていることが好ましい。そ
の後において、リング110をタイヤ112内へ
移動させてタイヤの膨張の準備としてタイヤのビ
ードを一緒にはさむようにチヤツク締め装置を係
合させる。次いで、タイヤは所望のセツト・ポイ
ント圧にまで膨張される。以下にさらに詳細に説
明するように、リング108にはスプリングが負
荷されていて、チヤツクの係合中およびタイヤの
膨張中においては、リング108はバネ負荷へ対
して軸方向かつ外方に(たとえば約3.1cm(2イ
ンチ)だけ)移動させられる。これによつて、タ
イヤの膨張工程が容易にされるとともに、同時に
タイヤの内部に設置されている超音波のトランス
ミツタは比較的に保護された位置から露出させら
れてこのトランスミツタが次いでレシーバ210
の列の下側における作動位置へ引つ張り出される
ようにされる。空気圧およびリング108の物理
的運動の少なくとも一方によつて作動せしめられ
る連動スイツチを用いて、トランスミツタがその
保護された位置から露出させられる以前にこれを
早期に引つ張り出すことを防止するようにしても
よい。バフ磨き作業においては、トランスミツタ
は引つ張り出される必要はない。バフ磨き用のヤ
スリの駆動用モータは(たとえば“ジヨイ・ステ
イツク”および従来型の押ボタン式制御手段を用
いて)従来式の方法によつて作動せしめられかつ
制御されて、所望のようにタイヤのトレツド表面
をバフ磨きするのである。必要条件ではないにし
ても、NDI作業が遂行される以前においてほぼ
均一な外側のトレツド壁表面になるようにタイヤ
をバフすることが現在では好ましい。かかるバフ
磨きはタイヤ表面の周囲における通常のトレツ
ド・パターンおよび不均一な摩耗の少なくとも一
方によつて惹起されることのありうる偽の欠陥表
示を避けるものと考えられている。
操作者がNDIモードの作業を選択する場合に
は、膨張されたタイヤ112の内部に設置されて
いる超音波トランスミツタは、それぞれ組み合わ
された空気シリンダによつて作動位置へ引つ張り
出されるとともにレシーバ210の列は作動位置
までその位置を低くさせられる。バフ磨き作業中
に毎分約183表面m(600表面フイート)でタイヤ
を駆動するところの同じく2馬力の直流モータは
従来型の電気回路によつてそのスピードを減じて
NDIモードの作業中にはタイヤを毎分12.2表面m
(40表面フイート)駆動するようにする。タイヤ
の運動が安定状態に達したあとで、操作者は超音
波NDI回路302への走査要求入力スイツチを
作動させてよい。そのあとで、タイヤ112の壁
はタイヤの1回転以上の回転中に超音波的に検査
されて表示304を作り出すのであるが、それは
タイヤの状態(たとえば、さらにバフがけおよび
再トレツデイングに対して満足すべき状態か、疑
わしい状態かまたは不満足な状態か)をあらわす
ために直接または間接的に人間が解釈できるもの
である。もし疑わしい状態が表示された場合に
は、タイヤは廃棄されてもよく、または追加的に
バフがけおよび再検査を行なつてもよい。
超音波NDI回路302は第4図ないし第10
図にさらに詳細に示されている。第4図に示すよ
うに、16個の超音波レシーバ210からの出力は
第5図にさらに詳細に示されている回路402に
よつて増幅されて8個の信号プロセツシング・チ
ヤンネルA−Hへ多重送信される。各信号プロセ
ツシング・チヤンネルは、その際、信号プロセツ
シング回路404によつてAGC増幅、整流、積
分およびアナログ・デイジタル変換を行なう。か
かるプロセツシング回路の代表的チヤンネルは第
7図にその詳細が示されている。それによつて得
られたデイジタル化された出力は従来型のマイク
ロ・コンピユータCPU(たとえば8080型の8ビツ
トのコンピユータ)408へ相互に接続されてい
る従来型の8ビツト・データ・バス406へ呈示
される。このCPU408はさらに従来型のアド
レス・バス410およびデータ・ブス406を介
してデータ・メモリ412へ、またプログラム可
能なリード・オンリ・メモリ(PROM)414
およびさらに第8図に詳細に示されているインタ
ーフエース回路416へ接続されている。デイス
プレイ・インターフエース418(第10図に詳
細に示されている)はデータ・メモリ群412へ
直接接続されていてCRT形式のオシロスコー
プ・デイスプレイを与える。
システム・インターフエース416は信号プロ
セツシング回路404に対して必要なゲーテイン
グその他の制御信号を与えるとともに、さらにプ
レ・アンプリフアイア回路402ならびに複数の
超音波トランスミツタを駆動するのに用いられる
トランスミツタ駆動手段およびマルチプレクシン
グ回路422へHIGH CHAN(High channel)
マルチプレクシング信号を与える。システム全体
の作動は、タイヤとともに直接駆動されるところ
のロータリ・パルス・ゼネレータ424(たとえ
ば減速ギアにギア接続されている)を介してタイ
ヤ112の回転運動に同期している。このロータ
リ・パルス・ゼネレータ424は端子RPGXに
おいて1回転当り1024パルスを与え、また端子
RPGYにおいて1回転当り1パルスを与える。
第5図に示すように、超音波の音のトランスミ
ツテイング・クリスタル500および502はス
ピンドル102および104へそれぞれ回転可能
に固着されているリング108および110の間
にチヤツク締されている膨張タイヤ112の内部
に配置されている。トランスミツタ500および
502から導かれる電気導線は固定スピンドル1
02からトランスミツタの駆動回路へ導出されて
いる。トランスミツタの引き出しおよび引つ込め
用の空気ラインおよびその他の制御接続の少なく
とも一つがそうであるように膨張用の空気は同様
にスピンドル102の中央部を経て供給される。
例示的な超音波トランスミツタ500および5
02はほぼ90゜の扇形部分をほぼ照射する放射線
場を有する。従つて、これらのトランスミツタ
は、たとえば塩化ポリビニールのプラステイツク
材から形成されたブロツク504上において互い
に対して90゜の角度で装着されている。トランス
ミツタが内部のタイヤ表面に対して接近しすぎて
いたりまたはこれらの表面から離れすぎている場
合には受諾可能な作業がもたらされないことが発
見されている。好ましい例示的実施態様において
は、トランスミツテイング・クリスタル500お
よび502は内部のタイヤ壁表面から約5.1cm
(2インチ)離れているが、この最適な分離距離
はかなりの幅(たとえばプラス・マイナス約2.54
cm(1インチ))をもつて変化されてよい。
配列されたレシービング・トランスデユーサ2
10は一般にタイヤ壁の外側形状に対応する弧を
中心として配置されている。ここでもまた、レシ
ーバが外側のタイヤ壁に接近しすぎていたりまた
は離れすぎていると満足すべき作業はもたらされ
ないことが発見されている。レシーバは好ましく
は外側のタイヤ表面に対してほぼ約2.54cm(1イ
ンチ)より接近せず、対向して配置されたトラン
スミツテイング・クリスタルから約14.0cmないし
21.6cm(5.5ないし8.5インチ)以内に配置される
ことが好ましい。レシービング・トランスデユー
サ210は、第12図に詳細に示すように、円錐
形状のコリメータおよび焦点用の管の少なくとも
一方をそれぞれが用いることが好ましい。これら
の管は塩化ポリビニールのプラステイツク材から
製作されることが好ましく、それらはまた実際の
トランスデユーサのクリスタル表面のインピーダ
ンスをそれを取りまく周囲の空中の音のインピー
ダンスへマツチさせる助けになる。
中等度に高い超音波の周波数が用いられて、周
囲の偽の音信号からの干渉を避けるのに役立た
せ、さらに短かい波長の音信号を用いることによ
つて解像の状態を得るのに役立たせるとともに、
同時に超高周波の音信号ならびにこれに関連する
問題点を避ける助けになるのである。40kHz以上
の周波数が望ましいが、現在好ましい最適周波数
としては75kHzのものが選ばれている。75kHzで
作動する超音波のトランスデユーシング・クリス
タルは容易に入手可能なものである。たとえばレ
シービング・クリスタルは米国マサチユーセツツ
州、ウインドン在のマツサ・コーポレーシヨン
(Massa Corporation)製のMK−111型トランス
デユーサのものが入手でき、これは次の仕様にな
つている: 最大インピーダンスの周波数(fm) 75kHz±3kHz fmにおけるインピーダンス(分) 6K Ohms 受信感度(O.C.) 1V/マイクロバーで最大出力Dbの周波数におけ
るもの −70DB分 トランスミツテイング感度 1ft./10mwで1マイクロバーのDb −12DB分 最大パワー入力 100MW 指向性 総角度90゜最大−10DB 温度安定度 −34.4℃ないし+65.6℃(−30〓な
いし+150〓)において周波数の変
化10% 容 量 120±20%PF 約75kHzに同調された適当なトランスミツテイ
ング・クリスタルはアメリカ カリフオルニア州
のアメテツク/ストラーザ(Ametec/Straza)
から形式第8−6A016853号として入手可能であ
る。
トランスデユーサ210の各々からの電気リー
ド線は同軸ケーブル506を介してそれらトラン
スデユーサのそれぞれに関連するプレ・アンプリ
フアイア508へ接続されていることが好まし
い。16個の増幅器508の各々からの出力は、シ
ステム・インターフエース416によつて与えら
れるHIGH CHANマルチプレクシング信号によ
つて制御されるところのシグネテイクス
(Signetics)SD5000形式の集積回路を含む8極
ダブル投入電子スイツチへ接続されている。得ら
れる8つの多重化された出力チヤンネルはトラン
ジスタ・バツフア増幅器を経て信号プロセツシン
グ・チヤンネルA−Hへ接続される。従つて、
HIGH CHANマルチプレツシング信号のない場
合には、最初の8つのプリ・アンプリフアイア5
08(レシービング・トランスデユーサ0〜7と
夫々接続されている。)からの出力はそれぞれに
対応する信号プロセツシングチヤンネルA−Hへ
連結される。しかし、HIGH CHANマルチプレ
クシング信号が存在している場合には、最後の8
つのプリ・アンプリフアイア508(レシービン
グ・トランスデユーサ8〜15と夫々に接続され
ている。)からの出力はそれぞれに対応する信号
プロセツシング・チヤンネルA−Hへ接続され
る。
各プリ・アンプリフアイア508の回路は第6
図にさらに詳細に示される。この回路はほぼ150
の利得を有する第1のトランジスタ化段とこれに
続くところの約11の利得・係数を有するカスケー
ド接続の集積回路増幅器を含む。
チヤンネルA−Hの各々に対する信号プロセツ
シング回路404は同一なものである。従つて、
チヤンネルAに対する回路のみが第7図に示され
る。第11図に示される波形は第7図における回
路の作動を理解するのに有用であろう。
トランスミツタ500および502を駆動する
ためのパルス化されたまたはバースト化された超
音波波形の発生は後述する。しかし、第11図を
参照すると、1個のRPGXトリガー・パルスが
発生するたびに75kHzの音の出力信号の少なくと
も1つの約50サイクル・バースト(たとえばタイ
ヤの1回の回転ごとに1024回)を与えるように各
トランスミツタは駆動されることがわかるであろ
う。トランスミツタとレシーバとの間の分離およ
び介在する周囲の空気およびタイヤのゴムの特性
によるが、トランスミツシヨン遅延のあとで伝送
された音信号は受信される。受信されかつトラン
スデユーサされた音信号は、トランスミツシヨン
ン通路沿いに起きるところの多重発射、内部反
響、音波の相殺およびその他の特殊な波の少なく
とも一つの影響に依存するが(第11図に示され
るようなふるまいの良好なものと違つて)複雑な
振幅を有することがある。従つて、最良のしかも
最も正確なトランスミツシヨン通路の質(すなわ
ち、それが含むところのタイヤの構造欠陥)の表
示を与えるのは(たとえば振幅エンベロープが初
期に増大する場合)、そのような超音波のパルス
またはバーストの各々の立上りまたは初期の部分
のみである。従つて、第7図に示される信号プロ
セツシング回路は超音波信号の各バーストのその
ような初期または立上り部分のみを効果的に利用
するようになつている。1つの実施例において
は、それぞれのタイヤ測定区域に対するデータは
互いに異なつたそれぞれの音周波数においてとら
れた測定値を平均することによつて得られる。
〃 3882717号に説明されているよう
に、相異なる平均のタイヤ・ケーシング肉厚を補
償するためにスルー・トランスミツシヨン超音波
テスト信号の自動利得制御増幅器を設ける必要が
ある。この先願である特許されたシステムは与え
られたタイヤの横断面の平均タイヤ・ケーシング
の肉厚における差異を補償するために用いられた
AGCを備えた単に1個の信号プロセツシング・
チヤンネルを有していたのである。しかしなが
ら、この発明の複数のテステイング・チヤンネル
のそれぞれにはタイヤ対タイヤからの平均タイ
ヤ・ケーシング肉厚における差異を補償するよう
にそれらテステイング・チヤンネルの各々に自動
利得制御増幅が含まれなければならないことが発
見されている。
従つて、第7図に示すように、チヤンネルA内
に1個のAGC増幅器700(たとえば集積回路
MC1352)が含まれている。このチヤンネルAを
通過する超音波信号はAGC増幅器700のピン
10へフイードバツクされるとともに増幅器70
0のピン9へ接続された比較的に長い時定数(た
とえば10秒)のRC回路702へ入力される。従
つて、(増幅器が可能化されるところの含まれた
期間の間)最後の数秒に亘つてチヤンネルを通過
する信号の平均はピン6に呈示される一定の規準
AGCバイアスと比較されてRC時定数の期間に亘
つてピン7においてほぼ一定の平均出力レベルを
維持する。好ましい例示的実施態様における増幅
器700は1および1000の係数の間において自動
的に変化することのできる利得をもつている。
増幅器704と706とはチヤンネルA内にお
いてカスケード接続されていてそれぞれ約2の利
得係数を与える。さらに、増幅器706は、
FETのゲート712へ呈示されるようなその出
力信号の全波整流を行なうように接続されたダイ
オード708および710を有している。
ここで第11図にもどると、与えられたテス
ト・タイヤの位置に対する最初のトランスミツシ
ヨン遅延時間の間に積分リセツト信号
INTGRSTが発生されてFETのゲート714
(第7図)へ与えられて、以て(ミラー(Miller)
型の積分器を形成する)増幅器718の両端に接
続されている積分コンデンサ716を放電させ
る。さらに、AGC増幅器700は、各テスト・
サイクル中において或る時点でによつて
可能化されて受信された信号をサンプリングす
る。積分器可能化信号は超音波のバー
ストの初期部分または立上りの間においてのみ
(たとえば約130マイクロ・セカンドまたは75kHz
のバーストのほぼ最初の10サイクル)FETスイ
ツチ712を可能化させるように時期が合せられ
ている。所望ならば、それぞれの相異なる周波数
での2またはそれ以上の受信されたバーストがサ
ンプリングされてよく、そしてその結果はともに
積分されて、それぞれ異なつた周波数(従つて、
それぞれ異なつた音の定在波パターンを有するも
の)においてとられた測定値を効果的に平均化す
る。
そのあとで、増幅器718の出力はCPU40
8によつてプログラム制御のもとにデイジタル信
号に変換され、比較器720へ適当なアナログ
DAC入力を発生し、また従来型のデータ・バ
ス・ライン(この場合)の1つとインター
フエースするゲート722へ変換ゲーテイング信
号CONVを発生する。かかるプログラム制御の
アナログ・デイジタル変換は在来式のものであつ
て基準デイジタル信号を基準アナログ・デイジタ
ル信号へのCPUプログラム制御の変換を含み、
それらの信号は次いで順次に比較器720におい
てデータ・バス・ラインおよびゲート722を介
してCPUへ与えられるようになされたかかる比
較の結果と比べられる。相異なる知られた基準信
号と順次比較するプロセスによつて、プログラム
されたCPUは増幅器718からの入力積分アナ
ログ値に対応するデイジタル値を決定することが
できる。
このプロセスは、もちろん、チヤンネルA−H
において同時に繰り返されるとともに、与えられ
たタイヤ壁のテスト個所において発生する超音波
信号の各バーストまたはグループのバーストに対
するそれぞれのチヤンネルで順次繰り返されるの
である。
ここで第8図を参照すると、ロータリ・パル
ス・ゼネレータからのRPGX信号(1回転あた
り1024パルス)およびRPGY信号(1回転あた
り1パルス)は、トライ・ステート(tri−state)
バツフア800を介してCPUによつて与えられ
る3および4アドレツシング信号に呼応して
それぞれデータ・バス・ラインおよびDB1
へ送られる。CPUからの他のアドレツシング出
力は出力デコーダ802へ出力されて適当なプロ
グラム制御のもとに信号320.00ないし
OUT320.70を与える。
走査サイクルの直前においてCPUは繰り返し
データ・バス・ライン2を調べて、
OUT320.60の次の発生の時にフリツプ・フロツ
プ806がセツトされるところの走査要求スイツ
チの操作者による操作によつて発生される走査要
求信号を捜すようにプログラムされ
る。
データ・バス・ライン2を介してCPUによ
つて走査要求のあることが検知されると、CPU
はRPGXおよびRPGY信号を調べ、そしてこれ
らの信号はアドレス・インプツト3および4
によつてデータ・バス・ラインおよび1
へ与えられる。実際の測定サイクルは第2の
RPGY信号が検知されてタイヤがほぼ安定状態
の速度で走行をまともに続けておりかつAGC回
路が適正に作動することが確実になるまでは開始
されない。その後において、CPUによつて検知
されたRPGX信号が発生するために320.10
信号の発生を生じるようにプログラムされる。こ
の320.10信号はワン・シヨツト回路808
および810をトリガーするとともに、ラツチ8
12を可能化してDB4を介してデータ・バス・
ラインに与えられたデイジタル値を受け入
れるようにする。
与えられたタイヤ壁のテスト個所において超音
波の第1のバーストが発生される直前に、CPU
は320.70を発生してこれがリセツト・ワ
ン・シヨツト822をトリガーしてアドレス可能
なフリツプ・フロツプ823およびナンド・ゲー
ト825を介して積分器リセツト信号
INTGRSTを与える。
4ビツト・バイナリ・カウンタ814および8
16はカスケード接続されていてCPU・ボード
からの18.432MHzクロツク信号入力をカウントす
るとともにラツチ812の内容によつて与えられ
る数の係数によつてこれらのクロツク・パルスを
分割する。その結果は約75kHzのクロツク信号で
あり、(74kHzおよび76kHzの周波数はともにこれ
ら2つの結果がともに平均化されて一つの実施態
様において順次に用いられる)そしてこのクロツ
ク信号は調節可能なタイム期間を有するワン・シ
ヨツト818をトリガーするのに用いられ、その
態様はそれの出力がほぼ矩形波の50%デユーテイ
ー・サイクル信号へ調節されうるものである。第
8図に示すようにワン・シヨツト818はアドレ
ス可能なフリツプ・フロツプ819からのパルサ
可能化信号によつて制御される。従つて、所望な
らば(たとえば、漏れを聞きたい場合には、)超
音波トランスミツタはCPUによつて選択的に非
可能化されてよい。
次いで、約75kHz50%デユーテイ・サイクル信
号は増幅器820を介して緩衝されて従来型のト
ランスミツタ駆動増幅器(約200ボルトのピーク
間電気出力を与える)に対して矩形波出力MB
(第11図参照)として与えられ、これらの増幅
器は第11図に示されるようにトランスミツタか
ら一般に正弦型の75kHzの音出力を生じる。
この約75kHz出力MBの発生はワン・シヨツト
808がタイム・アウトするまで(たとえば約1
ミリセカンド)継続する。その間に、超音波の音
信号のバーストがトランスミツテイング・クリス
タルのうちの1つから発生される。
ワン・シヨツト810の期間は各音トランスデ
ユーサ間のトランスミツシヨン遅延にほぼ等しい
がそれよりはやや小さな遅延に調節される。ワ
ン・シヨツト810からの遅延出力はデータ・レ
デイ・フリツプ・フロツプ828をリセツトして
インテグレート・タイミング・ワン・シヨツト8
26をトリガーしてインテグレート可能化信号
INTGENを発生させる。ワン・シヨツト826
からのインテグレート可能化信号の完了に際し
て、データ・レデイ・フリツプ・フロツプ828
はデータ・バス・ライン4を介してCPUへデ
ータ・レデイ信号を提供するようにセツトされ
る。積分器の出力に際して1つ以上のアナログ・
データ値が組み合わされる場合には、CPUは必
要な数の測定サイクルが完了するまではデータ・
レデイ信号を単に無視するようにプログラムされ
る。しかし、究極において、データ・レデイ信号
は積分化アナログ信号のアナログ・デイジタル変
換が今や実施されてよい状態であることをCPU
に対して示す。従来型のプログラム制御のもとに
おいて、CPUは、次いで、アドレツシング信号
OUT320.00によつてデータ・バス・ラインから
ラツチ832へラツチされたデイジタル・データ
の制御のもとにおいて、デイジタル・アナログ変
換器830から各種のアナログ基準信号DACを
発生し始める。同時に、CPUは、アドレツシン
グ入力を介してゲート834,836および83
8に対して適正な変換ゲーテイング信号CONV
を与えるようにプログラムされる。
DACはリニア型08または非リニア・指数型76
または他の公知の非リニア型のDAC回路であつ
てよい。非リニアDAC−76は比較的に低レベル
の信号に対する効果的なS/N比を改善するもの
と考えられている。
CPUは、データ・ラインにその際存在し
ているデータ値に従つてアドレス・ラインAφ−
A2を介してアドレス可能なフリツプ・フロツプ
840をセツトおよびリセツトすることによつて
マルチプレクシングHIGH CHAN出力、
OUT320.30、を通常には発生するようにプログ
ラムされる。しかし、手動のオーバーライド・ス
イツチ842が設けられていて、データ・バス・
ライン6および7へ接続された出力をもつ
てトライ・ステート・バツフア844を介してロ
ウ・チヤンネルφ−7またはハイ・チヤンネル8
−15のいずれかが手動的に強制されるのである。
例示的CPU制御プログラムのフローチヤート
が第16図ないし第17図に示されている。従来
型のパワーアツプ、リセツテイングおよびイニシ
アリゼイシヨンの各ステツプはブロツク1501
に示されている。STARTの投入点のあとで、走
査要求フリツプ・フロツプ806(第8図)はリ
セツトされ、積分器は非可能化され(第8図でフ
リツプ・フロツプ823を経由して)、またデー
タ・メモリ回路はブロツク1503において非可
能化される。そのあとで、ポリング・ループ
(polling loop)1505はエンターされてDB2
のSCANRQが検出されるまでそのままに維持さ
れる。
走査要求が検知されると、指示ランプがテスト
され、積分器は通常の作動に対して可能化され
(フリツプ・フロツプ823を介して)、データ・
メモリはブロツク1507においてCPUによる
アクセスに対して可能化される(そして反対にデ
イスプレイ・インターフエースはデータ・メモリ
へのアクセスから非可能化される)。ハイ/ロ
ウ/ノーマル スイツチ842(第8図)もまた
DB6およびDB7を介してチエツクされる。ロウ
またはノーマル・モードが指示されると、HIGH
CHANマルチプレツクス信号はフリツプ・フロ
ツプ840を介して零に等しく維持される。その
後において、ポリング・ループ1509はエンタ
ーされてRPGY推移に対してテストする。その
後、同様なポリング・ループ1510がエンター
されて測定がとらえる以前に少なくともタイヤの
1回転を発生する。次いで、ソフトウエア・カウ
ンタθcurreotは零にセツトされてLOOP1テステイ
ング・サブルーテイン(第16図)がエンターさ
れる。ここでさらに詳細に説明されるように、
LOOP1内のステツプは1024回実行されて8つの
チヤンネルの各々におけるタイヤの回転の全360゜
に亘つて分布された1024のタイヤ検査個所に対応
する8つのトランスデユーサ・チヤンネルの各々
における1024のデータ値を集めて記録する。
LOOP1のエントリーの後で、DBφのRPGX信
号はループ1600において1からφまでの推移
に対してテストされる。この推移が発生すると、
すべての積分器は(第8図のワン・シヨツト82
2を介して)リセツトされ、ラツチ812は74k
HzMB駆動信号を発生するようにセツトされ、ま
たトランスデユーサはワン・シヨツト808を介
する74kHzMB駆動信号のバーストおよびフリツ
プ・フロツプ819を介するパルサ可能化信号に
よつて駆動される。ワン・シヨツト810もまた
トリガされるので、受信したバーストの立上りは
それぞれのチヤンネルにおいてゲートされて積分
される。
74kHzにおけるこのテストが実施中に、CPUは
ウエイト(wait)ループ1602にある。その
後、ラツチ812はリセツトされて76kHzMB信
号を発生し、そしてトランスミツタは再びパルス
を発生させる。その結果は76kHzにおいて受信さ
れたバーストの立上りの別なゲート制御積分であ
る。この第2の積分が完了されるや否や、DB4
のデータ・レデイ信号はウエイテイング・ループ
1604において検出される。このようにして或
るタイヤ検査個所における2つの異なる周波数に
対してアナログ・データが蓄積されたあとで、
AGC回路は(関連のあるRC時定期間内において
これらの回路にチヤンネル信号を積極的にサンプ
リングさせるように維持するために)キーされ
て、従来式のアナログ・デイジタル変換ルーテイ
ンがエンターされる。このルーテインはそれぞれ
の積分器の出力を6ビツトのデイジタル値に変換
してそれはデータ・メモリ412にストアされ
る。各チヤンネルに対するデータはメモリの別な
セクシヨンにストアされて各チヤンネルに対する
同様なデータ・ポイントは同じ低オーダーのメモ
リ・アドレツシング信号を用いて後でアドレスさ
れうる。
その後、θcurreotソフトウエア・カウンタは1つ
だけ増加されてLOOP1は全ての1024のタイヤ検
査個所におけるデータ測定がすでに取られている
のでなければ再びエンターされる。
LOOP1からの最初の出力のあとで、所望なら
ばパターン認識サブルーテインはブロツク151
3においてエンターされてよい。これらのパター
ン認識の結果は、次いで、1515および151
7においてテストされてステイタス・インジケー
タ・ランプ846(第8図)のいずれが点灯され
るべきかを決定する。また、別態様として、作業
が通常のモードである場合には、点線1518に
よつて示されるようにパターン認識ステツプはス
キツプされてHIGH CHANマルチプレツクス信
号をフリツプしてよい。(スイツチ842によつ
て単にハイまたはロウのチヤンネルテストが強制
されているならば、STARTエントリー点へ今戻
すことができる)その後、今や明らかなように、
8つのチヤンネルのより高度のグループに対して
測定が行なわれる。
第17図におけるLOOP1は74kHzおよび76kHz
における測定が組み合わされるようにさせるが、
もし単一の周波数における測定が望まれる場合に
はブロツク1606はスキツプされてよいことも
明らかであるはずである。同様に、所望ならば、
2つ以上の周波数における測定も組み合わされる
ことができる。さらに、今や明らかなように、複
数のデータ値の組み合わせはアナログ式(例示の
実施態様におけるように)かまたはデイジタル式
で最初に作ることができる。
上述のように、CPUは、所望ならば、全走査
サイクル中においてパターン認識アルゴリズムを
持つて集められたデイジタル化データを自動的に
分析するとともにアドレス・ゼネレーテツド
OUT320.20信号の制御のもとにDB4を介してデ
ータ・バス・ラインから充足されるラツチ
850の内容によつて制御される従来型のランプ
駆動回路848を介してインジケータ・ランプ8
46(たとえば合格、不合格または空気洩れを表
わす)の1つを駆動するようにプログラムされて
よい。空気洩れは、たとえば一方において超音波
トランスミツタを非可能化させるとともに完全な
走査および測定サイクルを行なうことによつて検
出できる。受信された信号における検出された増
大は、次いで、洩れとして検出されるわけであ
る。
第9図に示されるセントラル・プロセシング・
ユニツトは、第8図に示されるシステム・インタ
ーフエースに関してすでに述べたように、従来式
の態様で各種のアドレス・ラインをデコードして
アドレツシング入力を与えるように接続される。
CPU自体はデータ入力および出力ラインDφない
しD7を有する従来型の集積回路8080マイクロプ
ロセツサであり、これらの入力および出力ライン
は従来型の2方向バス駆動回路900を介してデ
ータ・バス・ラインないし7へ接続され
ている。アドレスラインAφないしA9およびA13
もまたバツフア増幅器902を介してシステム・
インターフエース、メモリ回路などへ直接接続さ
れている。アドレスラインA10、A11およびA12
はデコーダ904においてデコードされてアドレ
ツシング出力ないし7を与える。同様に、ア
ドレスラインA14およびA15はデコーダ回路90
6における通常の書き入れおよびデータ・バス入
力信号とともにデコードされてないし3お
よびないし3のアドレツシング出力を
与える。ノーマル・データ・バス入力CPU信号
DBINおよびアドレツシング・ライン814およ
び815もまたゲート908および910を介し
て接続されていて2方向バス・ドライバ900に
対して指向性可能化入力を従来式の態様で与え
る。約18MHzクロツク912もまた従来の態様で
8080CPUへ接続されている。しかし、3G8224の
集積回路のピン12は、第8図に関してすでに述
べたシステム・インターフエースの分周回路に対
して18.432MHzのクロツクを与えるようになされ
る。
データ・メモリ回路は4045型の25の集積回路の
従来式の接続によつて提供されて、データ・スト
レージ能力の8192の8ビツト バイトまたはワー
ドを与える。
プログラム可能なリード・オンリ・メモリは
2708型の3つの集積回路によつて与えられてよ
く、それぞれの回路は1024バイトのプログラム化
されたメモリを与える。読み出し/書き入れメモ
リの256の8ビツト ワードもまたプログラム可
能なメモリ回路の部品としてCPUへ接続される
ことが好ましい。この目的のためには2111−1形
式の集積回路を用いてよい。
CRTデイスプレイ・インターフエースはデー
タ・メモリ・ボードへ直接接続される。全測定サ
イクルが完了(たとえば、走査要求のあとで第3
のRPGY信号が検出されたときに)されると、
16の測定チヤンネルの各々に対しては或るチヤン
ネルに対してレシービング・トランスデユーサに
よつてモニタされる区域内においてタイヤの全周
の周囲における順次のそれぞれ対応する1024の位
置においてタイヤを介して伝送される超音波信号
の相対的大きさを表わす1024のデータ値が得られ
る。このデイジタル・データはCRTに対して従
来式のヴイデオ駆動信号に変換されて第13図お
よび第14図に示されるようにデイスプレイされ
てよい。また、別態様として、8080コンピユータ
は、(たとえばパターン認識アルゴリズムによつ
て)入手可能なデイジタル・データを解析すると
ともに第8図に示されるインジケータ・ランプの
うちの適当なものを駆動するようにプログラムさ
れてよい。
第10図に示されるデイスプレイ・インターフ
エースはメモリ・データ・バス・ライン100
0、メモリ・クオドラント・セレクシヨン・バ
ス・ライン1002、メモリ・アドレス・バス・
ライン1004およびデータ・ラツチ・ストロー
ブ・ライン1006を介して従来の方法によつて
直接にデータ・メモリ412へ接続される。全部
のデイスプレイは第10図に示されるごとく
CPUアドレツシング出力A13、3、3およ
びフリツプ・フロツプ1008および関連するイ
ンバータおよびゲートを介してAφを介してCPU
の制御のもとに所望のように選択的に非可能化ま
たは可能化されうる。好ましい実施態様において
は、システムの他の部分がデータ・メモリ412
へアクセスしている場合にはいつでもデイスプレ
イ・インターフエースは非可能化されてデータ・
メモリ回路のありうべき同時的駆動を防止する。
デイスプレイ・インターフエースは11.445MHz
クロツク1010によつて駆動される。その出力
は、70のフアクタによつてクロツク信号を分割す
るように接続されているカウンタ1012を駆動
する。カウンタ1012の最初の64カウントは比
較器1014によつて用いられるが、この比較器
もまた特定のタイヤ検査個所を貫通して伝送され
る超音波信号の大きさを表わすところの、アドレ
スされたデータ・メモリ・ロケーシヨンからの6
ビツト データ(すなわち64の異なつた数値)を
受ける。このようにして、ライン1016におけ
る比較器1014からの出力はライン1000を
介する入力デイジタル・データの大きさに対応す
るところの64のクロツク期間内における特定のタ
イムにおいて発生することになる。データ・合致
中におけるクロツク・パルスはフリツプ・フロツ
プ1018に対して瞬間的に推移を起こさせて、
ゲート1020を介して、ワン・デイスプレイ・
ドツト・タイム幅を有しかつ記録されたデータの
大きさに従つて対応するそれぞれのチヤンネル・
タイム・スロツト内で離隔されたヴイデオ出力パ
ルスを発生する。フリツプ・フロツプ1022
は、65番目のクロツク・パルスのカウントが行な
われたならばカウンタ1012によつてトリガー
されてゲート1020からインター・チヤンネ
ル・セパレーシヨン・ブランキング・ヴイデオ・
パルスを発生する。その際、カウンタ1012は
それ自体のリセツトの以前にかつ次の隣接するチ
ヤンネルからのデータを用いて別なサイクルを開
始する以前にさらに5つのクロツク・パルスを引
き続きカウントする。
カウンタ1012からの70番目のカウントも3
ビツトのチヤンネル・カウンタ1024を駆動し
て、このカウンタは3から8のデコーダ1026
を介して16の超音波レシーバ・チヤンネルの内の
8つへそれぞれ対応するデータ・メモリの8つの
相異なる部署を順次にアドレスする。さらに高い
またはさらに低い8つのチヤンネルのデイスプレ
イ間の選択はスイツチ1028を介してなされ
る。
全ホリゾンタル・スキヤン・ラインの終端にお
いては、10×70クロツク・パルス(2×70クロツ
ク・パルスはホリゾンタル・リトレイス期間にカ
ウントされる)はカウンタ1012および102
4によつてカウントされてしまつており、そして
桁上げ・パルスは12ビツト・カウンタ1029へ
与えられて次のホリゾンタル・スキヤン・ライン
に対して(デコーダ1030を介して)ライン1
004のアドレスを増大させる。通常のインター
レイスのCRT走査ラスタタ(raster)の場合に
は、1つおきのホリゾンタル・ラインは、実際に
は、スキツプされて、理解されるように2番目の
ホリゾンタル・シーム・ラスタ(seam raster)
の際にピツク・アツプされる。カウンタ1024
および1029の状態は通例のCRTホリゾンタ
ル・シンクロナイゼーシヨン、ヴアーテイカル・
シンクロナイゼーシヨンおよび1032において
ヴアーテイカルおよびホリゾンタルのリトレイ
ス・ブランキング・ヴイデオ信号を従来の対応で
発生するための全ての必要なタイミング情報を与
える。
各種のヴイデオ信号は従来の方法によつてヴイ
デオ増幅器1034内でミツクスされてCRTデ
イスプレイへ出力される。
各チヤンネルには1024のデータ値があるが、通
例のCRTラスタにはホリゾンタル・スキヤン・
ラインはさらにそれよりも数が少ないので、スイ
ツチ1036が設けられて与えられたチヤンネル
におけるデータ値に対する奇数または偶数のアド
レスのみを選択する。このようにして、走査され
たタイヤの表面の全360゜は与えられたチヤンネル
内において上下方向に離隔したホリゾンタル・ス
キヤン・ラインの指定されたタイム・スロツト5
12にデイスプレイされる。
上述したように、或るチヤンネルに対するデー
タ値はCRTデイスプレイの縦のセグメント内に
分布されて記憶されたデータの値に従つて縦のベ
ース・データ・ラインからホリゾンタル感覚で変
位されるであろう。しかし、好ましい実施態様に
おいては、CRT偏向・ヨークは90゜だけ回転され
て或るチヤンネルに対する最終のCRTデイスプ
レイは第13図および第14図に示されるように
ホリゾンタリーに与えられる。
第13図および第14図に示すように、各個の
チヤンネルにおける信号のトレースは上方へ反ら
されて減少した超音波信号の大きさを表わす。従
つて、第13図において、インデツクス・マーカ
ーから約20゜でチヤンネル10および11に欠陥
が発生したことがわかる。同様に、第14図には
約280゜でチヤンネル9,10および11に欠陥が
示されている。
第13図および第14図には示されていない
が、もしリークが存在していた場合には、それは
増大した信号の大きさによつて示されたであろう
し、この大きさは、第13図および第14図の表
示においては、対応するチヤンネルに対する信号
トレースの下方偏向としてもたらされたはずであ
る。
チヤンネルφないし3および12−15に対するト
レーシングはワイヤ・エンド、各種の正常なタイ
ヤ層間の推移およびタイヤのトレツド壁の外側の
エツジの回りにおける残りのタイヤのトレツド構
造の周期的パターンによつて発生される。第13
図および第14図に実際に示されたデータはアナ
ログ・デイジタル変換プロセスにおいて直線
DAC回路を用いて取られたものである。
固定スピンドル102および関連するトランス
ミツタ装着構成のさらに詳細な点は第15図の横
断面図に示されている。トランスミツテイング・
クリスタル500および502はPVC装着ブロ
ツク1500の表面から互いに対して90゜に指向
されている。ブロツク1500は空気式シリンダ
1504のピストンへ接続された引つ込み可能な
棒1502へ取り付けられている。
第15図に示すように、空気式シリンダ150
4はタイヤ装着リング108へ取り付けられた環
状板1506によつて画成された保護区域内へト
ランスミツテイング・クリスタル500および5
02を引つ込ませている。タイヤ装着リング10
8はボール・ベアリング組み立て体1508およ
び1510を介して固定スピンドル102へ回転
可能に装着されている。この回転可能な接続は回
転するシール組み立て体1512によつて気密に
維持されている。スピンドル102の中央は中空
であつて空気式制御ライン1514およびトラン
スミツタの電気リード線がなかを通過しうるよう
になつている。
回転リング108およびそれに接続された組み
立て体は第15図に示すようにバネ1517によ
つてその軸方向に引き出された位置へ来るように
バネ負荷が与えられている。しかし、リング10
8はバネ力に呼応して点線で示された位置まで軸
方向に移動されうる。好ましい例示的実施態様に
おいては、かかる運動は、リング108がそれに
対して加えられる側方向の力が約681Kg(約0.35
Kg/cm2)(約1500ポンド(2psi))であるときに発
生し始める。かかる運動を許す摺動ジヨイントも
また、O−リング1516によつて気密に維持さ
れる。例示的実施態様においては、タイヤが約
1.05〜1.27Kg/cm2(約15〜18psi)まで膨張させら
れているときでさえも、バネの力がさらに行なわ
れる移動に拮抗するのに十分である以前において
は僅かに約5.1cm(約2インチ)だけしか軸方向
の移動が許されないのである。
リング108がバネ1517の力に抗して第1
5図における点線で示される左側の位置に軸方向
に移動させられたときに、トランスミツタ500
および502は露出させられて空気シリンダ15
04は駆動されて作動的測定サイクルのためにト
ランスミツタを第15図における点線によつて示
される位置へ引き出す。膨張したタイヤの内圧お
よびリング108の物理的軸方向の位置の少なく
とも一方によつて駆動される適当な連動スイツチ
を用いて、トランスミツタ500および502が
まだ囲まれていてフランジ1506によつて保護
されたままである場合に空気シリンダ1504が
誤まつて引き出されて損傷を受けないようにする
ことを確実にすることができる。
第18図はAGC増幅器および積分器チヤンネ
ルを生成するための別な回路を示す。この回路
は、プログラム制御のもとで1605において
RPGXパルスからINTG EN、、
INTGRST、およびMBTパルスまたはアドレス
可能なラツチ1608からシミユレートされた
RPGパルスを発生することを可能にする。
RPGシミユレータが可能化されると、5の符
号の付された1608の出力は50%のデユーテ
イ・サイクル・パルス・トレインであつて、これ
はマルチプレクサ1611によつて選択されてワ
ン・シヨツト1612および1613をトリガー
する。ワン・シヨツト1612は1611の出力
の立ち上りエツジによつてトリガーされて300ns
でタイム・アウトする。ワン・シヨツト1613
は1611の立ち下りエツジによつてトリガーさ
れて同じく300nsでタイム・アウトする。
1612および1613の出力は組み合わされ
てDELAYワン・シヨツト1614およびMBワ
ン・シヨツト1615をトリガーする。161
5,1620,1621,1622および162
3による75kHzの発生についてはすでに記述し
た。DELAYワン・シヨツト1614は
INTEGRATEワン・シヨツト1616をトリガ
ーしてDATA READYフリツプ・フロツプ16
17をリセツトする。
フリツプ・フロツプ1617はAGC増幅器/
積分器チヤンネルのアナログ出力がデイジタル化
のための準備ができていることを信号する。フリ
ツプ・フロツプ1617はRPGが高い間のみセ
ツトされる。
フリツプ・フロツプ1617はAGCENフリツ
プ・フロツプ1619をトリガーし、これはレベ
ル・シフトされてAGC増幅器へ送られる。
遅延RPG信号はフリツプ・フロツプ1618
の出力に表われて、それはタイヤの回転へ同期の
ためにソフトウエアによつて用いられる。
シミユレータが非可能化されると、マルチプレ
クサ1611はワン・シヨツト1612および1
613に対して1605の論理出力を送る。16
11への入力源は今やタイヤ回転による発生の
RPGXパルスからくるのであつて、所要の出力、
すなわちINTGEN、の発生はワン・シヨツト1
612および1613に対するパルスを出力する
マルチプレクサ1611を制御することによつて
達成される。
ワン・シヨツトの駆動のシークエンスはRPG
シミユレータが駆動されているときは、前述のと
同じパターンを取る。
1624および1625から成るDACはアナ
ログ電圧を発生して、それは受信された信号の積
分値のアナログ・デイジタル変換のためにCPU
によつて用いられる。
デコーダ1609、フリツプ・フロツプ161
0、レジスタ(register)1627およびランプ
駆動手段1628はすでに述べたそれぞれの機能
を行なう。ラツチ・デコーダ1629およびデイ
スプレイ1630はプログラムの実行中に状態情
報を与える。
空気洩れ検出時に際しては、1608において
ソフトウエアによつて発生されるパルスは低く、
従つてワン・シヨツト1620をクリアすること
によつてパルサへのMB励起パルスを禁止する。
第19図、第20a図および第20b図は、空
気洩れを捜して、次いで2つの8−チヤンネル群
における分離を捜すところのプログラム・シーク
エンスを示す。
ブロツク1631および1632はシステムの
状態をイニシアライズし、1633はRPGシミ
ユレータを選択してワン・シヨツトタイミング素
子をトリガーさせる。RPGシミユレータは、
SCAN RQ フリツプ・フロツプがループ16
34および1635でテスト中に、8msの速度
で高および低に交互に切り換える。RPGシミユ
レータはAGCレベルをリフレツシユし、従つて
SCAN RQが付勢されると、空気洩れに対する
データの監視はただちに開始されうる。
SCAN RQが作動状態になると、RPGユニツ
トは1636において選択されてデータ・メモリ
は1637で可能化される。サブルーテイン
GETDATAは1638でコールされてこれは第
20a図および第20b図に詳細に示される。次
に、PATTERN RECは1639でコールされ
て、何らかの空気洩れが存在しているとこれは検
出されて、AIR LEAKアンプが1640および
1641によつて点灯される。
今や、パルサは1642で駆動される。
HICHAN、LOCHAN(Low Channel)のみの
テストおよび通常の走査は1643,1644お
よび1645においてなされる。
サブルーテインGETDATAおよびPATTERN
RECは1646でコールされる。ブロツク16
47,1648,1649および1650は
REJECT/ACCEPT状態に対するテストを行な
つて、高チヤンネル群を走査し続けるか否かを決
定する。GETDATAおよびPATTERN RECは
再び1651でコールされてタイヤの状態は再び
1652によつてテストされて、プログラムは1
653を介してCONTINUEか、REJECT状態
か、または1654ACCEPT状態かへ戻る。
第20a図および第20b図はサブルーテイン
GETDATAの流れを詳細に示す。ポジシヨン・
カウンタ、θCURRENT、は1655で零にセツ
トされる。タイヤの走査は現在のタイヤの位置す
なわち原点と考えられる位置において開始され
る。ブロツク1656は1回転当り1回の
INDEXパルスの発生に対してテストを行ない、
位置OFFSETにおいてθCURRENTを貯蔵する。
もしINDEXが存在するときは、1657はその
ロケーシヨンをメモリに記憶する。
ブロツク1658はRPGがゼロになるまで待
つ。この状態が満足されると、1659はパルス
の周波数を74kHzにセツトして、1660および
1661においてINDEXテストを繰り返すし、
そしてRPGが1662において1になるまで待
つ。新しいパルス周波数は1663において選択
される。
全RPGサイクルが経過すると、DATA
READYフリツプ・フロツプはセツトされて、1
664はこの状態を待つ。DATA READYが真
実であると、積分器の各々から発生される8つの
定常電圧はブロツク1665によつて変換され
て、生のデータとしてデータ・メモリにストアさ
れる。タイヤの位置は順次進められて1666に
おいて最終のデータ・ポイントに対してテストさ
れる。プログラムは再びエントリー点Bへジヤン
プすることによつてデータを取得し続ける。全て
の点がデイジタル化されてストアされると、デー
タは1667によつてメモリ内で正当化されて
INDEX点に関連するデータはデータ・ブロツク
の開始点にある。
僅かに2、3の例示的実施態様および僅かに
2、3のそれの変化態様について詳述したが、当
業者ならばこの発明の新規かつ有利な特徴から逸
脱することなく多くの態様の変更および変化がな
しうることが理解されるであろう。したがつて、
すべてのかかる態様の変更および変化は添付の特
許請求の範囲によつて画成されるこの発明の範囲
内に含まれるべきものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この発明に従つて構成
されたNDI/バツフアの組み合わせになる機械
の斜視図。第3図は、第1図および第2図に示さ
れたこの発明のブロツク図。第4図は、第1図な
いし第3図のNDI/バツフア機械か、または単
にNDI能力のみを有する機械かに用いられうる
超短波NDI回路のブロツク図。第5図は、タイ
ヤ壁部分、音のトランスミツタおよびレシーバな
らびに第4図に示すプリ・アンプリフアイアおよ
びマルチプレクシング回路の説明図。第6図は、
第5図に示すプリ・アンプリフアイアの詳細な回
路図。第7図は、第4図に示す信号プロセツシン
グ・チヤンネルの代表的なものの詳細な回路図。
第8a図および第8b図は、第4図に示すシステ
ム・インターフエイスの詳細な回路図。第9図
は、第4図に示すCPUまたはセントラル・プロ
セツシング・ユニツトの詳細な回路図。第10図
は、第4図に示すデイスプレイ・インターフエイ
スの詳細な回路図。第11図は、第4図ないし第
10図に示す回路の作動を説明するのに有用ない
くつかの代表的な波形の説明図。第12図は、受
信トランスデユーサの各々に用いられるコリメー
タ/インピーダンス・マツチング・デバイスの横
断面図。第13図および第14図は、この発明に
従つてバフ掛けタイヤのカーカスを非破壊的に検
査して得られるCRT出力のトレイシング。第1
5図は、第1図および第2図に示す実施態様の固
定スピンドルおよびトランスミツタ装着構成体の
1部切断詳細図。第16図および第17図は、第
4図ないし第10図のCPUに用いられる適当な
制御プログラムのフロー・チヤート。第18図
は、AGC増幅器および積分器チヤンネルを生成
するための別な回路図。第19図、第20a図お
よび第20b図は、空気洩れを捜して、2つの8
−チヤンネル群における分離を捜すプログラム・
シークエンスを示すものである。 100……オープン・フレーム;102,10
4……スピンドル;108,110……リング;
112……タイヤ;120,208,212,1
504……空気式シリンダ;210……レシービ
ング・トランスデユーサ;300……空気式シリ
ンダ制御手段;302……超音波NDI回路;4
02,508……プリ・アンプリフアイア回路;
404……信号プロセツシング回路;406……
8ビツト・データ・バス;408……CPU;4
12……データ・メモリ;416……システム・
インターフエイス;424……ロータリ・パル
ス・ゼネレータ;500,502……トランスミ
ツタ;700……AGC増幅器;702……RC回
路;704,706,718,820,902…
…増幅器;806,819,823,828,8
40,1008,1018,1022,161
0,1617,1618……フリツプ・フロツ
プ;812,850,608……ラツチ;814
……バイナリ・カウンタ;808,810,81
8,826,1612,1613,1620……
ワン・シヨツト;842……オーバーライド・ス
イツチ;844……トライ・ステート・バツフ
ア;846……インジケータ・ランプ;848…
…ランプ駆動回路;1000……メモリ・デー
タ・バス・ライン;1002……メモリ・クオド
ラント・セレクシヨン・バス・ライン;1004
……メモリ・アドレス・バス・ライン;1006
……データ・ラツチ・ストローブ・ライン;10
12,1024,1029……カウンタ;102
9……12ビツト・カウンタ;1500……PVC
装着ブロツク;1506……環状板;1512…
…シール組み立て体;1514……空気式制御ラ
イン;1516……O−リング;1609……デ
コーダ;1611……マルチプレクサ;1614
……DELAYワン・シヨツト;1615……MB
ワン・シヨツト;1616……INTEGRATEワ
ン・シヨツト;1619……AGCENフリツプ・
フロツプ;1628……ランプ駆動手段;162
9……ラツチ・デコーダ;1630……デイスプ
レイ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非破壊的タイヤ検査装置であつて、 超音波の音のトランスミツタと、 このトランスミツタから離隔した超音波の音の
    レシーバであつてこれらの間に単一のタイヤ壁の
    通過をゆるし、このレシーバは上記タイヤ壁の所
    定の区域を貫通した後で上記トランスミツタから
    の超音波音信号を受けて対応する超音波の電気信
    号を提供するように作動的に整列されている上記
    レシーバと、上記超音波の音のトランスミツタを
    繰り返し電気的に駆動しかつその上記超音波音信
    号の対応する繰り返しバーストまたはパルスを発
    生させるように接続された電気的パルス発生回路
    と、繰り返しのゲート制御・タイム・インタバル
    中に上記レシーバによつて受信された超音波音信
    号の相対的強さを表わす電気的測定信号を与える
    ように接続されたゲート制御・レシーバ回路であ
    つて、上記インタバルは上記超音波音信号のそれ
    ぞれの受信されたバースト又はパルスの初期部分
    のみを含むように同期されている、上記回路と、 上記電気的測定信号を受けて上記タイヤ壁の状
    態を表わすところの人間が感知できる出力表示を
    与えるように接続されたデイスプレイ手段とを含
    む、上記非破壊的タイヤ検査装置。 2 前記パルス発生回路はそれぞれの順次のバー
    スト又はパルスが、前記タイヤ壁と前記超音波の
    トランスミツタおよびレシーバとの間の相対的運
    動の上記に対応する順次の増大を伴つて発生され
    るタイムを同期化するための手段を含む、特許請
    求の範囲第1項に記載の装置。 3 前記ゲート制御・レシーバ回路は前記ゲート
    制御・タイム・インタバルの各々の期間中におい
    て前記レシーバによつて作られる超音波電気信号
    を増幅し、整流しかつ積分して受信された超音波
    の音信号の連続の相対的強さを表わすそれぞれ対
    応する大きさを有する前記電気的測定信号の連続
    したものを与えるための手段を含む、特許請求の
    範囲第1項に記載の装置。 4 前記増幅するための手段は前記タイヤ壁の同
    一またはその他のほぼ同様な部分の以前の走査中
    に受信された超音波の電気的信号の大きさに従つ
    て利得を自動的に制御するように接続された自動
    利得制御増幅器を含む、特許請求の範囲第3項に
    記載の装置。 5 前記超音波信号は約40kHzよりも高い周波数
    を有する、特許請求の範囲第1項に記載の装置。 6 前記超音波信号は約75kHzの周波数を有す
    る、特許請求の範囲第1項に記載の装置。 7 前記初期の部分は前記受信された超音波信号
    のエンベロープが時間に関してその大きさを増大
    する場合にはそれぞれの受信されたバースト又は
    パルスのほぼ立上りのみを含む、特許請求の範囲
    第1項に記載の装置。 8 前記回路は各タイヤの検査個所を通して複数
    の異つた周波数でバースト又はパルスを伝送する
    とともに得られた電気的測定信号を前記デイスプ
    レイ手段によつて使用される以前に組合せるため
    の手段を含む、特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。 9 特許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれ
    かに記載の非破壊的タイヤ検査装置であつて、さ
    らに 複数個の前記音のレシーバであつて、それらの
    各々は前記ゲート制御・レシーバ回路のそれぞれ
    対応する1つに接続されていて前記タイヤ壁のそ
    れぞれ異なつた対応する所定の区域を通過後に前
    記音信号をモニタするように位置づけられたこれ
    ら複数個の音のレシーバと、 複数個の前記音のトランスミツタであつて、そ
    れらの各々は上記音のレシーバの複数個を同時に
    照射するように方向づけられた上記複数個の音の
    トランスミツタとを含み、 前記パルス発生回路はいずれかの与えられた時
    間においても単に前記トランスミツタのうちの1
    個のみを駆動するように接続されている、上記装
    置。 10 超音波信号の各連続するパルスを相対的な
    タイヤ壁の運動の対応する順次の増大と同期させ
    るための手段をさらに含む、特許請求の範囲第1
    項ないし第8項のいずれかに記載の装置。 11 ゴムタイヤの壁またはケーシングを超音波
    的に検査するための非破壊的タイヤ検査装置であ
    つて、 上記タイヤ壁の両側に装着された超音波の音の
    トランスミツタおよび超音波の音のレシーバと、 上記トランスミツタとレシーバとへ接続されて
    いて順次の検査個所の各々において上記タイヤ壁
    を貫通して異なる周波数の超音波信号を順次発生
    させるとともにそれぞれの検査個所において作ら
    れた受信された超音波信号の測定結果を組み合わ
    せるための電気的回路とを含む、上記装置。 12 前記電気的回路は超音波信号の順次のバー
    ストまたはパルスを発生させる手段とこれらの順
    次のバースト又はパルスが発生されるタイムを前
    記タイヤ壁と超音波のトランスミツタおよびレシ
    ーバとの間の相対的運動の対応する順次の増大と
    同期させるための手段とを含む、特許請求の範囲
    第11項に記載の装置。 13 前記電気的回路は前記ゲート制御・タイ
    ム・インタバルの各々の期間中において前記レシ
    ーバによつて作られる超音波の電気信号を増幅
    し、整流しかつ積分して受信された超音波の音信
    号の連続の相対的強さを表わす対応する大きさを
    有する前記電気的測定信号の連続したものを与え
    るためのゲート制御・レシーバ回路を含む、特許
    請求の範囲第11項に記載の装置。 14 前記ゲート制御・レシーバ回路は前記タイ
    ヤ壁の同一またはその他のほぼ同様な部分の以前
    の走査中に受信された超音波の電気的信号の大き
    さに従つて利得を自動的に制御するように接続さ
    れた自動利得制御増幅器を含む、特許請求の範囲
    第11項に記載の装置。 15 前記超音波信号は約40kHzよりも高い周波
    数を有する、特許請求の範囲第11項に記載の装
    置。 16 前記超音波信号は約75kHzの周波数を有す
    る、特許請求の範囲第11項に記載の装置。 17 前記電気的回路は前記受信された超音波信
    号のエンベロープが時間に関してその大きさを増
    大する場合にはそれぞれの受信されたバースト又
    はパルスのほぼ立上りのみを利用する、特許請求
    の範囲第12項に記載の装置。 18 タイヤ壁の両側に配置された超音波の音の
    トランスミツタと超音波の音のレシーバとを用い
    てしかもこのタイヤ壁はこれらの二者に対して相
    対的に移動するように装着されている型式の非破
    壊的タイヤ検査装置であつて、 互いに向き合つている円形のリングであつて、
    これらの中間に載置された上記タイヤの対応する
    リムに自動的かつ密封的に係合するようになつて
    いる上記リングと、 上記タイヤが上記リングによつて係合されたあ
    と少なくとも約0.35Kg/cm2(少なくとも5psi)に
    このタイヤを自動的に膨張させる膨張手段と、 上記のリングの間に機械的に装着されていてこ
    のタイヤをこれらのリングの間へ装着したりそこ
    から取り外す際には上記トランスミツタを上記円
    形リングの中心に向かつて半径方向に引つ込ませ
    るとともに、測定サイクル中はこのトランスミツ
    タをこれらの円形のリングの中心から離れる方向
    に半径方向にかつタイヤのトレツド壁に向かつて
    引つ張り出すための調節可能なトランスミツタ装
    着手段とを含む、上記装置。 19 前記調節可能なトランスミツタ装着手段
    は、それが半径方向へ引つ込んだ位置にある場合
    には、前記リングのうちの少なくとも一方に関し
    て軸方向に移動されて前記トランスミツタに損傷
    を与えることなくタイヤの装着作業を容易にす
    る、特許請求の範囲第18項に記載の装置。 20 前記装置はさらに、 前記タイヤを前記リングの間に装着したりそこ
    から取り外す際には前記レシーバを前記円形のリ
    ングから離れる方向に半径方向に引つ込ませると
    ともに、測定サイクル中はこのレシーバをこれら
    の円形のリングへ向かつて半径方向に引つ張り出
    すように配置された調節可能なレシーバ装着手段
    を含む、特許請求の範囲第18項に記載の装置。 21 測定サイクル中は、前記トランスミツタは
    内部のタイヤ壁表面から約5.1±2.5cm(約2±1
    インチ)の位置に配置され、また前記レシーバは
    このトランスミツタから約11.4ないし21.6cm(約
    4.5ないし8.5インチ)の位置に配置される、特許
    請求の範囲第20項に記載の装置。 22 前記リングの間に前記タイヤを装着したり
    またこれらリングの間からタイヤを取り外す際に
    は前記レシーバをこれらの円形リングから離れる
    方向に半径方向に引つ込ませるとともに、測定サ
    イクル中はこのレシーバをこれらの円形リングへ
    向かつて半径方向に引き出すように配置された調
    節可能なレシーバ装着手段と、を含む、特許請求
    の範囲第18項、第19項または第21項のいず
    れかに記載の装置。 23 ゴムタイヤの壁又はケーシングを超音波的
    に検査するための非破壊的タイヤ検査装置であつ
    て、 互いに向い合う円形のリングであつて、タイヤ
    がこれらリングの間に載置されるときはこのタイ
    ヤの対応するリムに密封的に係合するようになつ
    ている上記リングと、これらのリングによつて係
    合されたあとでこのタイヤを膨張させるための膨
    張手段と、少なくとも1つの超音波の音トランス
    ミツタと、 上記リングの間に機械的に装着されていてこれ
    らのリングの間へ上記タイヤを装着したりまたこ
    れらのリングの間からこのタイヤを取り外す際に
    はこれら円形のリングの中心に向かつて半径方向
    にトランスミツタを引つ込ませるとともに、検査
    中はこのトランスミツタを上記円形リングの中心
    から離れる方向に半径方向かつ上記タイヤのトレ
    ツド壁に向かつて引き出すための調節可能なトラ
    ンスミツタ装着手段とを含む、上記装置。 24 前記調節可能なトランスミツタ装着手段
    は、それが半径方向に引つ込んだ位置にあるとき
    は、前記リングの少なくとも一方に対して軸方向
    に移動して前記トランスミツタになんらの損傷を
    与えることなくタイヤの装着作業を容易にさせ
    る、特許請求の範囲第23項に記載の装置。 25 タイヤのカーカスにバフ掛けするとともに
    バフ掛けされたタイヤのカーカスを超音波を用い
    て非破壊的に検査するための装置であつて、 上記タイヤの対応するリムに密封的に係合する
    ための互いに向き合つた円形リングと、これらの
    リングによつて係合された後このタイヤを膨張さ
    せるためのタイヤ膨張手段と、 上記膨張させたタイヤを回転するとともにこの
    タイヤの外側のトレツド壁表面をバフ掛けして取
    り去つて得られたタイヤのカーカス上にほぼ均一
    な外側のトレツド壁表面を与えるバブ磨き手段
    と、上記膨張させたタイヤの内側と外側との双方
    に配置されていてこのタイヤが回転する際に上記
    バフ掛けされたトレツド壁の異なるそれぞれの区
    域に貫通して伝送される超音波の音信号の相対的
    強さを測定して以てバフ掛けされたタイヤのカー
    カスを非破壊的に検査するための超音波検査手段
    とを含む、上記装置。 26 前記超音波検査手段は、 少なくとも1つの超音波の音のトランスミツタ
    と、 前記リングの間に機械的に装着されていてこれ
    らのリングの間へ前記タイヤを装着したりこれら
    のリングの間からこのタイヤを取り外す際には前
    記トランスミツタを前記円形リングの中心に向か
    つて半径方向に引つ込ませるとともに、検査中は
    これら円形リングの中心から離れる方向および上
    記タイヤのトレツド壁の方向へ上記トランスミツ
    タを引き出すための調節可能なトランスミツタ装
    着手段、とを含む、特許請求の範囲第25項に記
    載の装置。 27 前記調節可能なトランスミツタ装着手段
    は、それが半径方向に引つ込んだ位置にあるとき
    には、前記リングの少なくとも1つに対して軸方
    向にも移動して以てこのトランスミツタに対して
    損傷を与えることなく上記タイヤの装着作業が容
    易になされる、特許請求の範囲第25項に記載の
    装置。 28 前記装置はさらに、 前記タイヤの外側の横断面形状に一般に従うよ
    うに列をなして相対的に配置された複数の超音波
    の音のレシーバと、前記リングの間へ上記タイヤ
    を装着したりまたこれらリングの間からこのタイ
    ヤを取り外す際には上記レシーバをこれらの円形
    リングから離れる方向に半径方向に自動的に引つ
    込ませるとともに、測定サイクル中はこのレシー
    バを上記円形リングの方へ半径方向に引き出すた
    めの調節可能なレシーバ装着手段とを含む、特許
    請求の範囲第25項に記載の装置。 29 検査中においては、前記トランスミツタは
    内部のタイヤ壁表面から約5.1±2.5cm(約2±1
    インチ)の位置に配置され、また前記レシーバは
    このトランスミツタから約11.4ないし21.6cm(約
    4.5ないし8.5インチ)の位置に配置される、特許
    請求の範囲第25項に記載の装置。 30 前記タイヤ膨張手段は前記タイヤを約1.05
    ないし12.7Kg/cm2(15ないし18psi)の圧力まで
    膨張させる、特許請求の範囲第25項ないし第2
    9項のいずれかに記載の装置。 31 ゴムタイヤの壁またはケーシングを超音波
    的に検査するための非破壊的タイヤ検査装置であ
    つて、 このタイヤを回転可能に装着するためのタイヤ
    装着手段と、 超音波の音信号を伝送するための超音波の音の
    トランスミツタと、 上記超音波の音信号を受けてそれらの信号を対
    応する超音波の電気信号へ変換するための超音波
    の音のレシーバと、 上記トランスミツタおよびレシーバの少なくと
    も一方を、タイヤ装着作業中には、互いから離れ
    るとともに上記タイヤ壁から離れる方向に相対運
    動するとともに、その後においては反対の運動を
    行なつて上記レシーバを単一のタイヤ壁の両側に
    おいて上記トランスミツタから作動的に離隔させ
    て上記タイヤ壁の所定の区域またはタイヤ検査個
    所を貫通した後でこのトランスミツタからの超音
    波の音信号を受信するための移動可能なトランス
    デユーサ装着手段と、 上記超音波の音のトランスミツタを繰り返し電
    気的に駆動するとともに上記超音波の音信号の対
    応する繰り返しのバーストまたはパルスを発生さ
    せるように接続された電気的パルス発生回路と、 繰り返しのゲート制御・タイム・インタバル中
    において上記レシーバによつて受信された超音波
    の音信号の相対的強さを表わす電気的測定信号を
    与えるように接続されたゲート制御・レシーバ回
    路であつて、これらのインタバルは上記超音波の
    音信号の受信された各バースト又はパルスの初期
    部分のみを含むように同期化されている、上記回
    路と、 上記電気的測定信号を受信するとともに上記タ
    イヤ壁の状態を表わす人間に感知可能な出力表示
    を与えるように接続されたデイスプレイ手段と、
    を含む、上記装置。 32 前記パルス発生回路は前記順次のバースト
    又はパルスが発生されるタイムを前記タイヤ壁と
    前記超音波のトランスミツタおよびレシーバとの
    間における相対運動の対応する順次の増大と同期
    させるための手段を含む、特許請求の範囲第31
    項に記載の装置。 33 前記ゲート制御・レシーバ回路は前記ゲー
    ト制御・タイム・インタバルのそれぞれの間にお
    いて前記レシーバによつて作り出された前記超音
    波の電気的信号を増幅し、整流しおよび積分し
    て、以て受信された超音波の音信号の連続の相対
    的な強さを表わすそれぞれ対応する大きさを有す
    る上記電気的測定信号の連続したものを与えるた
    めの手段を含む、特許請求の範囲第31項に記載
    の装置。 34 前記増幅するための手段は自動利得制御増
    幅器を含み、この増幅器は前記タイヤ壁の同一の
    部分または他のほぼ同様な部分の以前に行なわれ
    た走査中に受信された超音波の電気的信号の大き
    さに従つてその利得を自動的に制御するように接
    続された上記増幅器を含む、特許請求の範囲第3
    1項に記載の装置。 35 前記超音波の信号は約40kHzよりも高い周
    波数を有する、特許請求の範囲第31項に記載の
    装置。 36 前記超音波の信号は約75kHzの周波数を有
    する、特許請求の範囲第31項に記載の装置。 37 前記初期部分は前記受信された超音波の信
    号のエンベロープが時間に関してその大きさが増
    大する場合に受信されたそれぞれのバースト又は
    パルスのほぼ立上りのみを含む、特許請求の範囲
    第31項に記載の装置。 38 前記回路はタイヤの各調査個所を貫通して
    複数のそれぞれ異なつた周波数でバースト又はパ
    ルスを伝送するとともに前記デイスプレイ手段に
    よつて使用される以前に得られた電気的測定信号
    を組合わせるための手段を含む、特許請求の範囲
    第31項に記載の装置。 39 前記タイヤ装着手段は、 互いに向き合つている円形のリングであつて、
    これらの中間に載置された上記タイヤの対応する
    リムに自動的かつ密封的に係合するようになつて
    いる上記リングと、 上記タイヤが上記リングによつて係合されたあ
    と少なくとも約0.35Kg/cm2(少なくとも5psi)に
    このタイヤを自動的に膨張させる膨張手段と、 前記移動可能なトランスデユーサ装着手段は前
    記リングの間に機械的に装着されていてこれらの
    リングの間へ上記タイヤを装着したりまたこれら
    のリングの間からこのタイヤを取り外す際には前
    記トランスミツタを上記円形リングの中心の方へ
    半径方向に引つ込ませるとともに、測定サイクル
    中はこれらの円形リングの中心から離れる方向へ
    半径方向にかつ上記タイヤのトレツド壁の方向へ
    このトランスミツタを引き出すための調節可能な
    トランスミツタ装着手段と、を含む、特許請求の
    範囲第31項ないし第38項のいずれかに記載の
    装置。 40 前記調節可能なトランスミツタ装着手段
    は、それが半径方向に引つ込んだ位置にあるとき
    は、前記リングの少なくとも一方に対して軸方向
    にも移動して前記トランスミツタに対して損傷を
    与えることなく前記タイヤの装着作業を容易にす
    る、特許請求の範囲第39項に記載の装置。 41 前記移動可能なトランスデユーサ装着手段
    は、 前記リングの間へ前記タイヤを装着したりまた
    これらのリングからこのタイヤを取り外したりす
    る際には前記レシーバをこれらの円形リングから
    離れる方向に半径方向に引つ込ませるとともに、
    測定サイクル中はこれらの円形リングの方向へ半
    径方向にこのレシーバを引き出すように配置され
    た調節可能なレシーバ装着手段を含む、特許請求
    の範囲第39項に記載の装置。 42 測定サイクル中は、前記トランスミツタは
    内部のタイヤ壁表面から約5.1±2.5cm(約2±1
    インチ)の位置に配置され、また前記レシーバは
    このトランスミツタから約11.4ないし21.6cm(約
    4.5ないし8.5インチ)の位置に配置される、特許
    請求の範囲第41項に記載の装置。 43 前記装置はさらに、 前記タイヤを約1.05〜1.27Kg/cm2(約15〜
    18psi)まで膨張させる手段を含み、また 前記移動可能なトランスデユーサ装着手段はこ
    の膨張させたタイヤ内において前記トランスミツ
    タを作動的に位置付けるための手段を含む、特許
    請求の範囲第31項に記載の装置。 44 前記装置はさらに、 それぞれが前記ゲート制御・レシーバ回路のそ
    れぞれ対応する1つへ接続されるとともに前記タ
    イヤ壁のそれぞれ対応する異なつた所定区域を貫
    通した後で前記音信号をモニタするように位置付
    けられている複数の前記音のレシーバと、 それぞれが上記音のレシーバの複数個を同時に
    照射するように方向づけられている複数の前記音
    のトランスミツタとを含み、 前記パルス発生回路はいずれの与えられた時期
    においても上記トランスミツタのただ1つのみを
    駆動するように接続されている、特許請求の範囲
    第31項ないし第38項または第43項のいずれ
    かに記載の装置。 45 ゴムタイヤの壁またはケーシングを超音波
    的に検査するための非破壊的タイヤ検査方法であ
    つて、 タイヤを回転運動可能に装着すると段階と、 1つのタイヤ壁の両側に、作動的相対位置で、
    超音波の音のトランスミツタと超音波の音のレシ
    ーバとを位置付ける段階と、 上記タイヤ壁へ向けて超音波の音信号の少なく
    とも1つのバースト又はパルスを伝送する段階
    と、 超音波の音信号の上記伝送されたバースト又は
    パルスを受信してそれを対応する超短波の電気信
    号へ変換する段階と、 受信された信号のそれぞれのバースト又はパル
    スの単に初期の部分のみを含むように同期化され
    た繰り返しのゲート制御・タイム・インタバル中
    において上記超音波の電気的信号の相対的強さを
    計測する段階とを含む、上記方法。 46 前記順次のバースト又はパルスは前記タイ
    ヤ壁と前記超音波のトランスミツタおよびレシー
    バとの間における相対運動の対応する順次の増大
    と同期して発生される、特許請求の範囲第45項
    に記載の方法。
JP5222380A 1979-04-19 1980-04-19 Nonndestructive testing of tire and device therefor Granted JPS55143436A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/031,961 US4285235A (en) 1979-04-19 1979-04-19 Method and apparatus for non-destructive inspection of tires

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55143436A JPS55143436A (en) 1980-11-08
JPH0233983B2 true JPH0233983B2 (ja) 1990-07-31

Family

ID=21862337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5222380A Granted JPS55143436A (en) 1979-04-19 1980-04-19 Nonndestructive testing of tire and device therefor

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4285235A (ja)
JP (1) JPS55143436A (ja)
CA (1) CA1152203A (ja)
ZA (1) ZA801122B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2050918B (en) * 1979-06-06 1982-12-15 Rolls Royce Manufacture and inspection of an article
US4327579A (en) * 1979-08-29 1982-05-04 Amf Incorporated Ultrasonic tire testing apparatus
US4469450A (en) * 1982-06-01 1984-09-04 The Firestone Tire & Rubber Company Electroacoustic method for nondestructively monitoring the internal temperature of objects
EP0456845B1 (de) * 1990-05-12 1994-03-23 Wilhelm Hegenscheidt Gesellschaft mbH Verfahren zum Profilieren oder Reprofilieren von Eisenbahnrädern durch zerspanende Bearbeitung
FR2673471A1 (fr) * 1991-02-08 1992-09-04 Renault Procede et dispositif de controle de soupapes.
GB9515454D0 (en) * 1995-07-27 1995-09-27 Sun Electric Uk Ltd Testing vehicle tyres
US6304090B1 (en) 1999-10-22 2001-10-16 Arnold A. Weiss High voltage tire testing apparatus
US6907777B2 (en) * 2002-04-04 2005-06-21 Arnold A. Weiss Apparatus and method for electronic tire testing
US6832513B2 (en) * 2002-04-05 2004-12-21 Arnold A. Weiss Apparatus and method for tire testing
US6837102B2 (en) * 2002-04-05 2005-01-04 Arnold A. Weiss Method and apparatus for tire flaw detection
WO2010117363A1 (en) 2009-04-09 2010-10-14 Michelin Recherche Et Technique, S.A. Tire metallic cable anomaly detection method and apparatus
CL2009001393A1 (es) * 2009-06-10 2011-07-08 Marcelo Alberto Olivares Godoy 31 5% Metodo para inspeccionar neumaticos de grandes dimensiones, que permite detectar in situ la condicion de este, que comprende las etapas de; calibrar un equipo de ultrasonido; determinar el espesor remanente de caucho; ejecutar un barrido ultrasonido sobre el neumatico; y recibir ecos de respuesta para obtener su condicion interna.
CN102043013B (zh) * 2010-11-15 2013-07-03 华中科技大学 轮胎超声波无损检测装置及其检测方法
US20140219058A1 (en) * 2013-02-04 2014-08-07 King Abdulaziz City For Science And Technology Ultrasound imaging tool for rock cores
JP7393892B2 (ja) * 2019-08-02 2023-12-07 Toyo Tire株式会社 非空気圧タイヤおよび状態評価方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2345679A (en) * 1939-08-22 1944-04-04 Harry J Linse Method of testing pneumatic tire casings
US2378237A (en) * 1942-09-02 1945-06-12 Wingfoot Corp Method and apparatus for ultrasonic testing
US2695520A (en) * 1951-09-19 1954-11-30 Us Rubber Co Tire testing machine
US3336794A (en) * 1964-07-30 1967-08-22 Alfred J Wysoczanski Ultrasonic tire tester
US3604249A (en) * 1968-06-21 1971-09-14 Massachusetts Inst Technology Method and apparatus for testing pneumatic tire casings
US3550443A (en) * 1968-11-19 1970-12-29 Morris A Sherkin Method and apparatus for inspecting tires
US3698233A (en) * 1970-02-02 1972-10-17 Goodyear Tire & Rubber Apparatus for processing cured tires
US3948094A (en) * 1971-10-01 1976-04-06 Gebr. Hofmann Receiving fixture for tires of motor vehicle wheels
GB1385738A (en) * 1971-10-06 1975-02-26 Picker Corp Inspection of tyres
US3815407A (en) * 1973-01-22 1974-06-11 Department Of Transportation Resonance tire inspection method and apparatus
US3882717A (en) * 1973-06-20 1975-05-13 James Electronics Inc Self-adjusting ultrasonic tire inspection device
US4023407A (en) * 1976-01-19 1977-05-17 Akron Standard, Division Of Eagle-Picher Industries, Inc. Chuck for tire uniformity machine
US4059989A (en) * 1976-12-10 1977-11-29 The Goodyear Tire & Rubber Company Non-destructive examination of an article particularly a tire, with ultrasonic energy
US4160386A (en) * 1977-06-09 1979-07-10 Southwest Research Institute Ultrasonic inspection system including apparatus and method for tracking and recording the location of an inspection probe

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55143436A (en) 1980-11-08
US4285235A (en) 1981-08-25
ZA801122B (en) 1981-04-29
CA1152203A (en) 1983-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4365514A (en) Method and apparatus for non-destructive inspection of tires
JPH0233983B2 (ja)
US4275589A (en) Method and apparatus for non-destructive inspection of tires
US5095744A (en) Ultrasonic tire testing method and apparatus
US4372366A (en) Method and apparatus for non-destructive inspection of tires
EP0061045B1 (en) Method and apparatus for non-destructive inspection of tyres
US4327579A (en) Ultrasonic tire testing apparatus
CN215053333U (zh) 混凝土管桩质量检测装置
US4266428A (en) Method and apparatus for non-destructive inspection of tires
EP0392859A2 (en) Ultrasonic tire testing method and apparatus
NZ205827A (en) Ultrasonic tyre testing:signals of different frequency at each test site
CA1161154A (en) Method and apparatus for non-destructive inspection of tires
FI72816C (fi) Icke-foerstoerande foerfarande och anordning foer inspektion av daeck.