JPH09235360A - 農業用マルチフィルム - Google Patents

農業用マルチフィルム

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JPH09235360A
JPH09235360A JP4326196A JP4326196A JPH09235360A JP H09235360 A JPH09235360 A JP H09235360A JP 4326196 A JP4326196 A JP 4326196A JP 4326196 A JP4326196 A JP 4326196A JP H09235360 A JPH09235360 A JP H09235360A
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健 田代
Mitsuo Yasui
光雄 安井
Kanako Oyama
加奈子 大山
Hiroaki Yamaoka
弘明 山岡
Keiko Miyazaki
景子 宮崎
Nobunari Sugimoto
允成 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱安定性および引張り強度等に優れ、且つ、
マルチフイルムに適した生分解性を有する農業用マルチ
フィルムの提供。 【解決手段】 特定の脂肪族オキシカルボン酸と特定の
脂肪族または脂環式ジオ−ルおよび特定の脂肪族ジカル
ボン酸を重縮合するとこにより得られる高分子量脂肪族
ポリエステル共重合体からなる、厚さが0.01〜0.
1mmである農業用マルチフイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用マルチフイ
ルムに関するものである。更に詳しくは、特定構造の高
分子量脂肪族ポリエステル共重合体樹脂を素材として形
成された、熱安定性および引張り強度に優れ、且つ、自
然環境中で分解する農業用マルチフイルムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、農業分野において、土壌の保温を
主な目的としてマルチフィルムが用いられている。その
使用後のマルチフイルムは、農作物を傷つけないように
地面から剥がして回収した後、廃棄処理するか、あるい
は、そのまま土壌表面に廃棄することが行われてきた。
【0003】ところが、廃棄処理には、人手が必要であ
り、また、回収が不充分な場合、あるいは、そのまま放
置する場合には、従来の農業用フイルム素材では、土壌
中にこれらフイルムが変化せずにその原形をとどめて残
存することになる。そこで、近年、自然環境中で容易に
分解する生分解性を有する農業用マルチフイルムが求め
られていた。
【0004】例えば、特開平3−259935号公報や
特開平3−263441号公報等には、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体10〜90重量%とでんぷん90
〜10重量%を主成分とする組成物からなる天然高分子
を用いた農業用マルチ栽培用フイルムが提案されてい
る。しかし、これらの天然高分子を用いたフィルムで
は、透明性が劣り光線透過率が低下するという問題や、
カビの発生や種々の病害虫の発生を促進するという問題
があった。
【0005】一方、生分解性を有する合成高分子として
は、ポリエステルが知られている。例えば、特公昭59
−8365号公報等には、高分子量ポリカプロラクトン
と高分子量脂肪族ポリアミドとの混合物を、それらの融
点以上で明確な融点降下を示すまで加熱溶融して得たエ
ステル−アミド交換生成物を素材として成形された生分
解性を有する農業用マルチフイルムが提案されている。
しかし、これらのフィルムは、使用中に既に生分解して
しまい実用上役に立たず、しかも、ポリカプロラクトン
の融点が低いため、夏期に使用するには熱安定性が不十
分であるという問題があった。
【0006】また、生分解性を有するポリエステル系樹
脂として、特開平4−189822号公報、特開平4−
189823号公報、特開平5−105736号公報、
特開平5−140284号公報、特開平5−14028
5号公報、特開平5−140286号公報、特開平5−
140287号公報、特開平5−140288号公報等
に提案されているように、数平均分子量が5,000以
上、望ましくは10,000以上で、末端基が実質的に
ヒドロキシル基であるポリエステルジオールに、その融
点以上の溶融状態において、カップリング剤としてのジ
イソシアナートを添加することにより、高分子量のウレ
タン結合を含む脂肪族ポリエステルがある。しかし、こ
のような構造の高分子量のウレタン結合を含む脂肪族ポ
リエステルは、汎用プラスチック成形法で成形する場
合、条件によっては着色したり、ミクロゲルが発生した
りするなどの問題があり、また、イソシアナートが高分
子鎖中にある場合、分解過程で毒性の強いジアミンが生
成し土中に蓄積したりマルチフイルム等の農業資材とし
て用いられた場合に、一部分解したジアミンが農作物を
汚染する恐れがあり、実用化されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、熱安
定性および引張り強度等に優れ、且つ、マルチフイルム
に適した生分解性を有する農業用マルチフィルムを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特定構造
の数平均分子量が1万〜20万である脂肪族ポリエステ
ル共重合体を用いることで上述の課題を解決したもので
ある。しかして本発明の要旨とするところは、下記
(I)式で表される脂肪族オキシカルボン酸単位0.0
2〜30モル%、下記(II)で表される脂肪族または
脂環式ジオ−ル単位35〜49.99モル%、および下
記(III)式で表される脂肪族ジカルボン酸単位35
〜49.99モル%からなり、かつ、数平均分子量が1
万〜20万である脂肪族ポリエステル共重合体からな
る、厚さが0.01〜0.1mmである農業用マルチフイ
ルムに存する。
【0009】(I)−O−R1−CO−(式中、R1
2価の脂肪族炭化水素基) (II)−O−R2−O− (式中、R2 は2価の脂肪族
炭化水素基または2価の脂環式炭化水素基) (III)−OC−R3−CO−(式中、R3 は直接結
合または2価の脂肪族炭化水素基)
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明の農業用マルチフイルムは、上記(I)
式、(II)式および(III)式で示される化合物か
らなる数平均分子量が1万〜20万である脂肪族ポリエ
ステル共重合体からなる。上記(I)式の脂肪族オキシ
カルボン酸単位に相当する脂肪族オキシカルボン酸とし
ては、分子中に1個の水酸基とカルボン酸基を有する脂
肪族化合物であれば特に限定されるものではなく、式、
HO−R1−COOH、 (式中、R1 は2価の脂肪族
炭化水素基)で表されるものをいう。特に、上記(I
V)式の脂肪族オキシカルボン酸単位に相当する式
(V)、
【0011】
【化2】
【0012】(式中、aは0または1〜10、好ましく
は0または1〜5の整数)で示される脂肪族オキシカル
ボン酸が重合反応性向上効果が認められる点で好まし
い。
【0013】脂肪族オキシカルボン酸の具体例として
は、乳酸、グリコール酸、2−ヒドロキシ−n−酪酸、
2−ヒドロキシカプロン酸、2−ヒドロキシ3,3−ジ
メチル酪酸、2−ヒドロキシ−3−メチル酪酸、2−ヒ
ドロキシイソカプロン酸、あるいはこれらの混合物等が
挙げられる。更には、これらの低級アルキルエステル、
分子内エステルであってもよい。これらに光学異性体が
存在する場合には、D体、L体、またはラセミ体のいず
れでもよく、形態としては固体、液体、または水溶液で
あってもよい。これらの中で好ましいのは、乳酸または
グリコール酸であり、特に好ましいのは、使用時の重合
速度の増大が特に顕著で、かつ入手の容易な乳酸であ
る。形態は、30〜95%の水溶液のものが容易に入手
することができるので好ましい。これら脂肪族オキシカ
ルボン酸は単独でも、二種以上の混合物として使用する
こともできる。
【0014】上記(II)式の脂肪族または脂環式ジオ
ール単位に相当するジオールとしては、特に限定されな
いが、式、HO−R2−OH (式中、R2 は、2価の脂
肪族炭化水素基または2価の脂環式炭化水素基)で表さ
れるジオールをいう。好ましい2価の脂肪族炭化水素基
としては、R2 が−(CH2n − (nは2〜10の整
数)で表される脂肪族炭化水素基が挙げられる。中でも
特に好ましいのは、nが2〜6の脂肪族炭化水素基であ
る。好ましい2価の脂肪族炭化水素基としては、上記式
のR2 が炭素数3〜10の脂環式炭化水素基であり、中
でも特に好ましいのは4〜6の2価の脂環式炭化水素基
である。
【0015】上記(II)式で表される脂肪族または脂
環式ジオールの具体例としては、エチレングリコール、
1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、
1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール等が好適に挙げられる。得られる
共重合体の物性の面から、特に1,4−ブタンジオール
であることが好ましい。これらは単独でも、二種以上の
混合物として使用することもできる。
【0016】上記(III)式の脂肪族ジカルボン酸単
位に相当する脂肪族ジカルボン酸またはその誘導体とし
ては、式、HOOC−R3 −COOH、(式中、R3
直接結合または2価の脂肪族炭化水素基で表され、好ま
しくは、−(CH2m −、ただしmは0または1〜1
0の整数、好ましくは0または1〜6の整数)で表され
るもの或いは、それらの炭素数1〜4の低級アルコール
エステル、例えばジメチルエステル等、またはそれらの
酸無水物をいう。
【0017】その具体例としては、シュウ酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカン二
酸、およびそれらの低級アルコールエステル、無水コハ
ク酸、無水アジピン酸等が挙げられる。得られる共重合
体の物性の面から、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸
またはこれらの無水物、及びこれらの低級アルコールエ
ステルが好ましく、特にはコハク酸、無水コハク酸、ま
たはこれらの混合物が好ましい。これらは単独でも2種
以上混合して使用することもできる。
【0018】本発明で使用する脂肪族または脂環式ジオ
ール、脂肪族ジカルボン酸またはその誘導体および少量
の脂肪族オキシカルボン酸とからなる脂肪族ポリエステ
ルの製造は、公知技術で行うことができる。このポリエ
ステルを製造する際の重合反応は、従来から採用されて
いる適切な条件を設定することができ、特に制限されな
い。
【0019】脂肪族または脂環式ジオールの使用量は、
脂肪族ジカルボン酸またはその誘導体100モルに対
し、実質的に等モルであるが、一般には、エステル化中
の留出があることから、1〜50モル%、好ましくは5
〜30モル%である。添加される脂肪族オキシカルボン
酸の量は、脂肪族オキシカルボン酸が少なすぎると添加
効果が表れず、多すぎると、耐熱性、機械的特性などが
不十分である。脂肪族オキシカルボン酸の量は、脂肪族
ジカルボン酸またはその誘導体100モルに対し好まし
くは0.04〜60モル、より好ましくは1〜40モ
ル、特に好ましくは2〜20モルである。
【0020】脂肪族オキシカルボン酸の添加時期・方法
は、重縮合反応以前であれば特に限定されず、例えば
(1)あらかじめ触媒を脂肪族オキシカルボン酸溶液に
溶解させた状態で添加する方法、(2)原料仕込時触媒
を添加すると同時に添加する方法、などが挙げられる。
本発明で使用する脂肪族ポリエステル共重合体は、好ま
しくは上記原料を重合触媒の存在下で製造される。触媒
としては、ゲルマニウム化合物が好適である。ゲルマニ
ウム化合物としては、特に制限されるものではなく、酸
化ゲルマニウム、テトラアルコキシゲルマニウムなどの
有機ゲルマニウム化合物、塩化ゲルマニウムなどの無機
ゲルマニウム化合物が挙げられる。価格や入手の容易さ
などから、酸化ゲルマニウム、テトラエトキシゲルマニ
ウム、テトラブトキシゲルマニウムなどが好ましく、特
には、酸化ゲルマニウムが好適である。また、本発明の
目的を損なわない限り、他の触媒の併用を妨げない。
【0021】触媒の使用量は、使用するモノマー量に対
して0.001〜3重量%、より好ましくは0.005
〜1.5重量%である。触媒の添加時期は、重縮合以前
であれば特に限定されないが、原料仕込み時に添加して
おいてもよく、減圧開始時に添加してもよい。原料仕込
み時に乳酸、グリコール酸等の脂肪族オキシカルボン酸
と同時に添加するか、または脂肪族オキシカルボン酸水
溶液に触媒を溶解して添加する方法が好ましく、特に
は、触媒の保存性が良好となる点で脂肪族オキシカルボ
ン酸水溶液に触媒を溶解して添加する方法が好ましい。
【0022】脂肪族ポリエステル共重合体を製造する際
の温度、時間、圧力などの条件は、温度が150〜26
0℃、好ましくは180〜230℃の範囲で選ぶのがよ
く、重合時間は2時間以上、好ましくは4〜15時間の
範囲で選ぶのがよい。重縮合時の減圧度は10mmHg
以下、より好ましくは2mmHg以下で選ぶのがよい。
本発明で使用する脂肪族ポリエステル共重合体の組成比
は、(II)式の脂肪族または脂環式ジオール単位と
(III)式の脂肪族ジカルボン酸単位のモル比が、実
質的に等しいことが必要である。脂肪族または脂環式ジ
オール単位と脂肪族ジカルボン酸単位とは、各々35〜
49.99モル%の範囲、好ましくは40〜49.75
モル%、より好ましくは45〜49.5モル%の範囲で
選ぶのがよい。また、(I)式の脂肪族オキシカルボン
酸単位は0.02〜30モル%の範囲で選ぶのがよい。
脂肪族オキシカルボン酸が30モル%を超えると結晶性
が失われ、成形上好ましくなく、また0.02モル%未
満だと添加効果が現れない。上記範囲で好ましいのは
0.5〜20モル%、より好ましくは1〜10モル%の
範囲である。
【0023】また、本発明で使用する脂肪族ポリエステ
ル共重合体の数平均分子量は1万〜20万、好ましくは
3万〜20万である。数平均分子量が1万未満では、厚
さが0.01〜0.1mmであるフィルムの成形性に劣
り、また、農業用マルチフイルムとしての充分な熱安定
性および引張り強度が得られない。
【0024】また、本発明の農業用マルチフイルムの効
果を損なわない限り、本発明で使用する脂肪族ポリエス
テル共重合体に、他の共重合成分を導入することができ
る。他の共重合成分としては、ヒドロキシ安息香酸等の
芳香族オキシカルボン酸類、ビスフェノールA等の芳香
族ジオール類、テレフタル酸、イソフタル酸等の芳香族
ジカルボン酸、または3官能以上の多価アルコール、多
価カルボン酸またはその無水物、多価オキシカルボン酸
等が挙げられる。3官能または4官能の多価アルコー
ル、多価カルボン酸またはその無水物、多価オキシカル
ボン酸を使用すると、ポリエステルの溶解粘度を高める
ことができ好ましい。得られる脂肪族ポリエステル共重
合体の物性から、リンゴ酸、トリメチロールプロパン、
グリセリン、ペンタエリスリトールが特に好ましい。多
官能成分の使用割合は、全脂肪族カルボン酸100モル
に対し、0.001モル以上5モル以下、好ましくは
0.01モル以上2.5モル以下、より好ましくは0.
1モル以上1モル以下である。多官能成分が0.001
モルより少ないと添加効果が現れず、5モルより多いと
反応中ゲル化する可能性が増大するので好ましくない。
【0025】本発明の農業用マルチフイルムを製造する
には、上述の脂肪族ポリエステル共重合体をキャスティ
ング法、Tダイ法、カレンダー法、プレス法、インフレ
ーション法、ブロー成形法等の通常の製膜技術を用いて
製膜すればよい。上記の方法で得られたフィルムを、1
軸方向に1〜10倍、好ましくは1〜5倍の延伸を行う
ことが好ましい。延伸は、一軸延伸でも二軸延伸でもよ
い。二軸延伸の場合は、一軸の延伸と二軸の延伸を遂次
行っても、同時に行ってもよい。延伸温度は、室温〜1
20℃であり、必要に応じ選択される。
【0026】本発明の農業用マルチフイルムには、必要
に応じ脂肪族ポリエステル共重合体に、結晶核剤、酸化
防止剤、可塑剤、熱安定剤、滑剤、着色剤、紫外線吸収
剤、離型剤、フィラー等の樹脂用添加剤、あるいは、他
のポリマー等を、添加することができる。添加する方法
としては、ブレンダー等の配合機、混合機を用いる方法
や、脂肪族ポリエステル共重合体を90〜200℃に加
熱溶融されたところに、各種添加剤を添加、配合する方
法が挙げられる。
【0027】本発明の農業用マルチフイルムの厚さは、
0.01〜0.1mmの範囲内、好ましくは、0.02
〜0.05mmであり、その使われる条件等に応じて最
適な厚さを選んで製膜される。0.01mm未満の場合
は、土壌の保温が充分にできず、また、雑草発生の抑制
効果を維持することができない。一方、0.1mmを超
えた場合は、生分解性が不十分で、使用後に容易に土壌
中に鍬等により埋め込みすることができない。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り、これらの実施
例に限定されるものではない。なお、以下の例における
特性値は、次の方法により測定した。 (1)ポリマー組成; 1H−NMR法により、得られた
スペクトルの面積比により組成を計算した。 (2)数平均分子量(Mn);GPC法によって測定し
た。サンプルをクロロホルムに溶解し、東ソー社製GP
C HLC−8020を用いてポリスチレン換算により
測定した。カラムはPLgel−10μ−MIXを使用
した。
【0029】(3)熱的性質;DSC法(昇温速度16
℃/minで窒素下で測定)により融点を求めた。 (4)引張り特性;実施例、比較例で得られたポリエス
テルから、卓上熱プレス法によって厚さ0.1mmのフ
ィルム作成し、このフィルムからJIS K7127に
準拠して2号ダンベルを作成した。このダンベルにつ
き、JIS K7127に準拠し、破断伸度と破断強度
とを測定した。 (5)生分解性試験:得られたポリエステルから、卓上
熱プレス法によって厚さ0.10mmのフィルムを作成
し、これを2cm×2cmに切断しテストピースを作成
した。このテストピースを2ヶ月間、三重県の試験圃場
の土中に埋没させて、目視により生分解性を確認した。
【0030】[実施例1]攪拌装置、窒素導入管、加熱
装置、温度計、助剤添加口を備えた容量150mlの反
応容器に、コハク酸を59.1g、1,4−ブタンジオ
ールを49.6g、90%L−乳酸水溶液を5.0g、
テトラブトキシゲルマニウム180μlを仕込んだ。容
器内容物を攪拌下、窒素ガスを導入し、窒素ガス雰囲気
下185℃に昇温し、この温度で50分間反応させたあ
と、20mmHgの減圧下において1.8時間反応させ
た。引き続いて温度を220℃とし、0.5mmHgの
減圧下において2時間重合を行った。得られたポリエス
テルの 1H−NMRによるポリマー組成は、乳酸単位
4.4モル%、1,4ーブタンジオール単位47.8モ
ル%、コハク酸単位47.8モル%であり、Mnは6
9,000であり、引張り特性は表−1に示した通りで
あった。また、生分解性試験の結果、2ヶ月後のフィル
ムには、多数の虫食い状の穴が見られ、生分解性が確認
された。
【0031】[実施例2]攪拌装置、窒素導入管、加熱
装置、温度計、助剤添加口を備えた容量300mlの反
応容器に、コハク酸を118.1g、1,4−ブタンジ
オールを108.1g、酸化ゲルマニウムをあらかじめ
1重量%溶解させた90%乳酸水溶液6.3gを仕込ん
だ。容器内容物を攪拌下、窒素ガスを導入し、窒素ガス
雰囲気下185℃に昇温し、この温度で0.5時間反応
させたあと、内温を220℃に昇温し、この温度で0.
5時間反応させた。引き続いて、0.5mmHgの減圧
下において4時間重合を行った。得られたポリエステル
1H−NMRによるポリマー組成は、乳酸単位3.0
モル%、1,4ーブタンジオール単位48.9モル%、
コハク酸単位48.1モル%であり、Mnは62,50
0であり、引張り特性は表−1に示した通りであった。
また、実施例1と同程度の生分解性が認められた。
【0032】[実施例3]実施例2で使用したのと同じ
反応容器に、コハク酸を118.1g、1,4−ブタン
ジオールを99.1g、酸化ゲルマニウムをあらかじめ
1重量%溶解させた70%グリコール酸水溶液6.3g
を仕込んだ。容器内容物を攪拌下、窒素ガスを導入し、
窒素ガス雰囲気下185℃に昇温し、この温度で0.5
時間反応させたあと、内温を220℃に昇温し、この温
度で0.5時間反応させた。引き続いて、0.5mmH
gの減圧下において6時間重合を行った。得られたポリ
エステルの 1H−NMRによるポリマー組成は、グリコ
ール酸単位2.4モル%、1,4ーブタンジオール単位
48.8モル%、コハク酸単位48.8モル%であり、
Mnは42,500であった。また、実施例1と同程度
の生分解性が認められた。
【0033】[実施例4]攪拌装置、窒素導入管、加熱
装置、温度計、助剤添加口を備えた容量300mlの反
応容器にコハク酸を100.3g、アジピン酸を21.
9g、1,4−ブタンジオールを103.1g、酸化ゲ
ルマニウムをあらかじめ1重量%溶解させた90%乳酸
水溶液6.3gを仕込んだ。容器内容物を攪拌下、窒素
ガスを導入し、窒素ガス雰囲気下185℃に昇温し、
0.5時間反応させた後、220℃に昇温し、0.5時
間反応した。引き続いて0.5mmHgの減圧下におい
て4時間重合をおこなった。得られたポリエステルのM
nは71,000、融点は95℃であり、引張り特性は
表−1に示した通りであった。また 1H−NMRによる
ポリマー組成は、乳酸単位2.8モル%、1,4ーブタ
ンジオール単位48.9モル%、コハク酸単位40.8
モル%、アジピン酸単位7.5モル%であり、生分解性
試験の結果、2ヶ月後のフィルムは、ボロボロになって
おり、生分解性が確認された。
【0034】[比較例1]実施例1で使用したのと同じ
反応容器に、コハク酸を59.1g、1,4−ブタンジ
オールを47.3g、酸化ゲルマニウムを0.05gを
仕込んだ。容器内容物を攪拌下、窒素ガスを導入し、窒
素ガス雰囲気下185℃に昇温し、この温度で50分間
反応させたあと、20mmHgの減圧下において2時間
反応させた。引き続いて温度を220℃とし、0.5m
mHgの減圧下において4時間重合を行った。得られた
ポリエステルのMnは1,500であり、引張り特性等
は表−1に示した通りであった。
【0035】
【表1】
【0036】[実施例5]攪拌装置、窒素導入管、加熱
装置、温度計、助剤添加口を備えた容量300mlの反
応容器内に、無水コハク酸を100.1g、1,4−ブ
タンジオール100.0g、酸化ゲルマニウムをあらか
じめ1重量%溶解させた90%乳酸水溶液6.3g(無
水コハク酸のモル数に対し、6.3モル%)を仕込み、
窒素雰囲気中185℃にて0.5時間反応させた後、2
20℃に昇温し、0.5時間反応した。引き続いて0.
5mmHgの減圧下において6時間重合を行った。
【0037】得られたポリエステルは白色であり、Mn
は67,600、融点は180℃であった。そのフィル
ムの引張り強度は、破断強度が320kg/cm2、伸
びは330%であった。また 1H−NMRによるポリマ
ー組成は、乳酸単位3.2モル%、コハク酸単位48.
4モル%、1,4ーブタンジオール単位48.4モル%
であった。生分解性試験の結果、2ヶ月後のフィルムに
は多数の虫食い状の穴が見られ生分解性が確認された。
【0038】[実施例6]攪拌装置、窒素導入管、加熱
装置、温度計、助剤添加口を備えた容量300mlの反
応容器内に、無水コハク酸を100.1g、1,4−ブ
タンジオールを99.1g、90%乳酸水溶液10.6
g(無水コハク酸のモル数に対して、10.6モル
%)、テトラブトキシゲルマニウム0.2gを仕込み、
窒素雰囲気中185℃にて0.5時間反応させた後、2
20℃に昇温し、0.5時間反応した。引き続いて0.
5mmHgの減圧下において5時間重合を行なった。
【0039】得たポリエステルは白色であり、Mnは7
0,000、融点は103℃であった。そのフィルムの
引張り強度は、破断強度が470kg/cm2 、伸びは
630%であった。また 1H−NMRによるポリマー組
成は、乳酸単位4.9モル%、コハク酸単位47.6モ
ル%、1,4ーブタンジオール単位47.5モル%であ
った。また、実施例5と同程度の生分解性認められた。
【0040】[実施例7]攪拌装置、窒素導入管、加熱
装置、温度計、助剤添加口を備えた容量300mlの反
応容器内に、無水コハク酸を50.1g、コハク酸を5
9.1g、1,4−ブタンジオールを99.1g、酸化
ゲルマニウムをあらかじめ1重量%溶解させた70%グ
リコール酸水溶液6.3g(無水コハク酸およびコハク
酸の合計モル数に対し、11モル%)を仕込み、窒素雰
囲気中185℃にて0.5時間反応させた後、220℃
に昇温し、0.5時間反応を行った。引き続いて0.5
mmHgの減圧下において5時間重合を行った。
【0041】得たポリエステルは白色であり、Mnは6
0,000であった。そのフィルムの引張り強度は、破
断強度が300kg/cm2 、伸びは310%であっ
た。また 1H−NMRによるポリマー組成は、グリコー
ル酸単位5.0モル%、コハク酸単位47.5モル%、
1,4ーブタンジオール単位47.5モル%であった。
また、実施例5と同程度の生分解性認められた。
【0042】[比較例2]攪拌装置、窒素導入管、加熱
装置、温度計、助剤添加口を備えた容量300mlの反
応容器内に、無水コハク酸を100.1g、1,4−ブ
タンジオールを99.1gを仕込み窒素雰囲気中185
℃にて0.5時間反応させた後、220℃に昇温し、
0.5時間反応した。引き続いてテトラブチルチタネー
ト0.06gを添加し、0.5mmHgの減圧下におい
て4時間重合を行なった。得たポリエステルは灰白色の
ワックス状であり、Mnは7,500であった。得たポ
リエステルを卓上熱プレスでフィルムを作成しようとし
たが、脆く、フィルムは得られなかった。
【0043】[比較例3]攪拌装置、窒素導入管、加熱
装置、温度計、助剤添加口を備えた容量200mlの反
応容器内に、90%L−乳酸水溶液103.5gおよび
酸化ゲルマニウム0.05gを仕込み、窒素雰囲気中1
80℃にて2時間、常圧で攪拌し、その後、1時間かけ
て20mmHgまで減圧し、2時間反応させた。続いて
1時間かけて昇温を行ない 、200℃、2mmHgの
条件で8時間重縮合反応させた。得たポリ乳酸はやや黄
色味を帯びているものの透明であり、Mnは28,00
0であった。得たポリエステルを卓上熱プレスでフィル
ムを作成しようとしたが、脆く、フイルムは得られなか
った。
【0044】[比較例4]実施例2で使用したのと同じ
反応容器に、コハク酸を118.1g、1,4−ブタン
ジオールを99.1g、酸化ゲルマニウムをあらかじめ
1重量%溶解させた70%グリコール酸水溶液6.3g
を仕込んだ。容器内容物を攪拌下、窒素ガスを導入し、
窒素ガス雰囲気下185℃に昇温し、この温度で0.5
時間反応させたあと、内温を220℃に昇温し、この温
度で0.5時間反応させた。引き続いて、0.5mmH
gの減圧下において6時間重合を行った。得られたポリ
エステルの 1H−NMRによるポリマー組成は、グリコ
ール酸単位2.4モル%、1,4ーブタンジオール単位
48.8モル%、コハク酸単位48.8モル%であり、
Mnは42,500であった。得たポリエステルを卓上
熱プレスで厚さ0.35mmのフィルムを作成し、生分
解性を評価したところ、2ヶ月後のフイルムには、一部
分に虫食い状の穴が見られたが生分解性は不十分であっ
た。
【0045】
【発明の効果】本発明は、次のような特別に有利な効果
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。 1.本発明で用いる脂肪族ポリエステル共重合体は、実
用上十分な高分子量を有し、汎用プラスチック成形法で
厚さ0.01〜0.1mmのフイルムに成形可能であり、
得られた農業用マルチフイルムは、優れた熱安定性と、
優れた引張り強度等の物性を有する。 2.本発明に係る脂肪族ポリエステル共重合体からなる
農業用マルチフイルムは、優れた生分解性を有するの
で、使用後廃棄されても廃棄物として自然環境下に蓄積
することがない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 健 愛知県名古屋市中村区岩塚町大池2番地 三菱化学エムケーブイ株式会社名古屋事業 所内 (72)発明者 安井 光雄 愛知県名古屋市中村区岩塚町大池2番地 三菱化学エムケーブイ株式会社名古屋事業 所内 (72)発明者 大山 加奈子 愛知県名古屋市中村区岩塚町大池2番地 三菱化学エムケーブイ株式会社名古屋事業 所内 (72)発明者 山岡 弘明 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 宮崎 景子 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 杉本 允成 東京都中央区銀座一丁目3番9号 三菱化 学フーズ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(I)式で表される脂肪族オキシカ
    ルボン酸単位0.02〜30モル%、下記(II)で表
    される脂肪族または脂環式ジオ−ル単位35〜49.9
    9モル%、および下記(III)式で表される脂肪族ジ
    カルボン酸単位35〜49.99モル%からなり、か
    つ、数平均分子量が1万〜20万である脂肪族ポリエス
    テル共重合体からなる、厚さが0.01〜0.1mmであ
    る農業用マルチフイルム。 (I)−O−R1 −CO−(式中、R1 は2価の脂肪族
    炭化水素基) (II)−O−R2 −O−(式中、R2 は2価の脂肪族
    炭化水素基または2価の脂環式炭化水素基) (III)−OC−R3 −CO−(式中、R3 は直接結
    合または2価の脂肪族炭化水素基)
  2. 【請求項2】(II)式における−R2 −が、−(CH
    2) n − (nは2〜10の整数)で表される脂肪族炭
    化水素基または炭素数3〜10の2価の脂環式炭化水素
    であり、前記 (III)式における−R3 −が、−
    (CH2m−(mは0または1〜10の整数)であ
    る、請求項1に記載の農業用マルチフィルム。
  3. 【請求項3】 (I)式が下記(IV)式で表される脂
    肪族オキシカルボン酸単位である、請求項1または請求
    項2に記載の農業用マルチフィルム。 【化1】 (式中、aは0または1〜10の整数)
  4. 【請求項4】 (I)式が乳酸単位またはグリコール
    酸単位、(II)式が1,4−ブタンジオール単位、
    (III) 式がコハク酸単位である、 請求項1ないし
    請求項3のいずれか1項に記載の農業用マルチフィル
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004052968A1 (ja) * 2002-12-12 2004-06-24 Mitsubishi Polyester Film Corporation 生分解性ポリエステルフィルム及びその製造方法
JP2005162789A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Daicel Chem Ind Ltd 生分解性ポリエステル樹脂組成物、成形物及び農業用マルチフィルム
JP2005329658A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Mitsubishi Polyester Film Copp 二軸延伸脂肪族ポリエステルフィルム

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JP2005162789A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Daicel Chem Ind Ltd 生分解性ポリエステル樹脂組成物、成形物及び農業用マルチフィルム
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