JPH092340A - 連結車両の連結装置 - Google Patents

連結車両の連結装置

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JPH092340A
JPH092340A JP15205795A JP15205795A JPH092340A JP H092340 A JPH092340 A JP H092340A JP 15205795 A JP15205795 A JP 15205795A JP 15205795 A JP15205795 A JP 15205795A JP H092340 A JPH092340 A JP H092340A
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JP
Japan
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tractor
vehicle
coupler
moving
trailer
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JP15205795A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Kiuchi
達雄 木内
Hirota Susuki
裕太 須々木
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、連結車両の連結装置に関し、セミ
トレーラ,フルトレーラ等の連結車両とトラクタ間の連
結間隙を調整可能にし、該トラクタの旋回時等に上記連
結間隙を広げ、該旋回を容易になるように制御すること
を目的とする。 【構成】 トラクタに設けられたカプラにより連結され
るセミトレーラ,フルトレーラ等の連結車両において、
トラクタと連結車両との連結角θを検出する連結角検出
手段Kを設け、連結角検出手段Kの出力信号を連結車両
移動装置Rに入力することにより、上記トラクタに対し
て連結車両を該トラクタの前後方向に移動せしめ、上記
連結間隙を制御できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセミトレーラ,フルトレ
ーラ等の連結車両とトラクタ間の連結間隙を調整可能に
し、該トラクタの旋回時等の上記連結間隙を広げ、該ト
ラクタの旋回を容易になるように制御する連結車両の連
結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、連結車両であるセミトレ
ーラ,フルトレーラ(以下、単にトレーラと称す)等
は、各種の物品を出来るだけ早く、或いは出来るだけ遠
くに、出来るだけ多数の場所に、且つ出来るだけ沢山の
量を運搬できることが、特に物流の業界では必須の要件
になっている。
【0003】又、これらの車両を運転するドライバの不
足もあり、物流業界においては該連結車両は増加してい
る。一方、従来のトラクタとトレーラとの間にはかなり
の連結間隙があるので、走行風が上記の間隙のトラクタ
のキャブの背面下方に流れ込みカルマン渦等が発生する
ため、該車両の走行抵抗が増加し該車両の走行効率や燃
費を低減せしめている。
【0004】又、上記間隙分だけ該トレーラの積載容積
が少なくなっている。このような環境から、上記連結車
両の連結装置は種々の提案がなされている。従来例とし
て、例えば特開平5−162663号公報がある。同公
報記載の技術は、図7,8に示したように二又連結索引
部材1と、前記二又連結索引部材1を取付ける一対のト
ラニオン2と、前記連結牽引部材1を取付ける一対のス
ライドブラケット3と、互いに平行な、左右間隔を保
つ、前後方に細長い一対のベースプレート4と、前記ス
ライドブラケット3を前記ベースプレート4上に摺動自
在に支持したこと、前記ベースプレート4に取付けら
れ、上方に張出して前記スライドブラケット3の一部に
重なることで前記スライドブラケット3の側外方及び上
方への移動を阻止することにより前記スライドブラケッ
ト3を前記ベースプレート4上に固定する一対の細長い
カールプレート5と、前記ベースプレート4間を横断
し、その両端を前記ベースプレート4に固定された前方
タイバー6と、前記ベースプレート4間を横断し、その
両端を前記ベースプレート4に固定された後方タイバー
と、前記前方及び後方タイバーが前記ベースプレート4
を互いに間隔を保って平行な関係に固定すること、前記
それぞれのベースプレート4に固定された一対の細長い
ラックバー8と、前記連結牽引部材1に可動的に取付け
られた伸張自在なラツク咬合シュー部材9とを備え、シ
リンダ10が作動しロッド11が左右に突出せしめてス
プリング12の付勢力に抗して前記シュー部材9を移動
させて前記ラックバー8との咬合から解放することによ
り前記連結牽引部材1の摺動調整を可能にする一方、シ
リンダ10の油圧を排出してロッド11をスプリング1
2の付勢力と相まって縮小せしめ、前記シュー部材9を
移動させて前記ラックバー8と咬合させることにより前
記連結牽引部材1を調整位置にロックするように形成さ
れたスライダー形連結牽引装置である。
【0005】又、その他の従来例として、特開平2−6
3983号公報がある。同公報記載の技術は、図9に示
したように軸線を進行方向に対して直交方向に向けてて
ホイルベースに固着したスライドシャフトにサドルを移
動可能に設け、トラクタ旋回に応動してサドルを反対方
向に移動して、トラクタとトレーラの内輪差を小さくす
るようにしたものである。
【0006】その構造は、トラクタのホイルベースの0
10上に設けられたカブラ013には、トレーラの前側
荷重を受けるサドル016と、軸線をトラクタ進行方向
の左右に向けてスライドシャフト018がブラケット0
17に架設される。そしてサドル016に固着され、ス
ライドシャフト018に移動可能な支持部材019が設
けられている。
【0007】支持部材019には一対のピストンロッド
025,026が固着されている。カプラ制御弁032
及びコントロールバブル040はステアリングホイル0
38の切る方向により切換えられ、ピストンロッド02
5,026の油圧が作動されて、サドル016は、左,
右折方向と反対方向に移動される。従って、上記のトレ
ーラとトラクタとの内輪差が小さくなり、小回りできる
ようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−162663号公報記載の技術では、上記のト
ラクタとトレーラとの連結間隙を設定することができる
が、上記連結牽引部材1であるカプラには該トレーラの
かなりの荷重がかかるもので、カプラ1全体を移動する
と、該車両の前後輪の車軸の重量配分が変わってしまう
ため、その運動特性が変わってしまうことになる。
【0009】即ち、該トレーラはカプラ1にかかる荷重
がかなり大きくて上記のトラクタとトレーとの間に相対
的なピッチングが発生するので、上記のように該カプラ
の位置が変わると該ピッチングを起こす支点の位置が変
わってしまい、元の該カプラ位置で該ピッチングに対し
て乗心地のよいようにセッティングしても、これが変わ
り該乗心地が悪くなる。
【0010】例えば、上記元の該カプラ位置で、図示し
ない上記トラクタのシャシフレームに装着されているサ
スペンションをセッティングしても、該カプラ位置が変
わることにより、力のバランスが崩れるので乗心地が悪
くなるものである。又、上記従来例の特開平2−639
83号公報記載の技術では、上記ホイルベースに固着し
たスライドシャフト018にサドル016を移動できる
ように設け、該トラクタの旋回に応動して、該サドルを
反対方向に、即ち該車両の車巾方向に移動せしめて、上
記のトラクタとトレーラの内輪差を小さくして該車両の
回転の操縦操作を容易にしようとしたものであり、前記
連結車両の連結間隙の存在による走行中の空気抵抗の増
大による空気力学上の不利や燃費の悪化については考慮
されていない。
【0011】本発明は上記の課題に鑑み創案されたもの
で、トラクタに設けられたカプラにより連結されるセミ
トレーラ,フルトレーラ等の連結車両において、上記の
トラクタと連結車両との連結角を検出する連結角検出手
段を設け、連結角検出手段の出力信号を連結車両移動装
置に入力することにより、上記のトラクタにたいして連
結車両をトラクタの前後方向に移動せしめ、上記連結間
隙を調整可能にすると共に、該トラクタの旋回時等には
上記連結間隙を広げて上記旋回を容易になるように制御
せしめることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の連結車両の連結装置は、トラクタに設けられ
たカプラにより連結されるセミトレーラ,フルトレーラ
等の連結車両において、上記のトラクタと連結車両の連
結角を検出する連結角検出手段と、該連結角検出手段か
らの信号により上記のトラクタに対して連結車両を該ト
ラクタの前後方向に移動せしめる連結車両移動装置とを
備えたことを特徴としている。
【0013】請求項2記載の本発明の連結車両の連結装
置は、請求項1記載の構成において、上記連結車両移動
装置は該連結角検出手段からの信号の入力により該連結
車両の移動量の信号を出力する制御装置と、該制御装置
からの信号により上記の連結車両をトラクタの前後方向
に移動せしめる移動手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0014】請求項3記載の本発明の連結車両の連結装
置は、請求項2記載の構成において、上記移動手段は、
該トラクタに対して上記カプラを該トラクタの前後方向
に移動できるように構成するか或いは上記のカプラのジ
ョーを該カプラのカプラサドルに対して上記前後方向に
移動できるように構成したことを特徴としている。請求
項4記載の本発明の連結車両の連結装置は、請求項1又
は2記載の構成において、上記連結角検出手段は機械
的,光学的,電気的,電磁的等のセンサで構成されるポ
テンションメータ等で形成されていることを特徴として
いる。
【0015】請求項5記載の本発明の連結車両の連結装
置は、請求項1,2,4のいずれかに記載の構成におい
て、上記の連結角検出手段が検出する連結角は、該連結
車両のキングピンを中心に回転した時に生じる、上記ト
ラクタ又は連結車両が旋回する前後の、上記トラクタ又
は連結車両の前後方向に延びる上記トラクタ又は連結車
両の、中心軸線がなす角度に設定したことを特徴として
いる。
【0016】請求項6記載の本発明の連結車両の連結装
置は、請求項1,2,4,5のいずれかに記載の構成に
おいて、上記連結車両移動装置は該連結角検出手段から
の信号の入力により該連結車両の移動量に対応する信号
を出力する制御装置を有し、該連結角検出手段で検出さ
れた上記連結角θが入力され上記制御装置で制御されて
出力される上記連結車両の移動量ΔLの信号はΔL≒
(W/2)・tanθにより制御されることを特徴とし
ている。
【0017】請求項7記載の本発明の連結車両の連結装
置は、請求項1,2,3,6のいずれかに記載の構成に
おいて、上記連結車両移動装置の移動手段の上記のカプ
ラ又はカプラのジョーを移動するための駆動軸に伝達さ
れる駆動手段が上記制御装置からの出力信号の入力によ
り作動するように形成されたことを特徴としている。
【0018】
【作用】上述の請求項1記載の本発明の連結車両の連結
装置では、トラクタに設けられたカプラにより連結され
るセミトレーラ,フルトレーラ等の連結車両において、
上記のトラクタと連結車両の連結角を検出する連結角検
出手段と、該連結角検出手段からの信号により上記のト
ラクタに対して連結車両を該トラクタの前後方向に移動
せしめる連結車両移動装置とを備えているので、略直線
路の走行時には、上記のトラクタと連結車両の連結間隙
を出来るだけ少ない状態で走行し、走行路のカーブや左
折、右折等の該トラクタの旋回走行時は、上記連結角検
出手段が検出した該連結角に対応した出力信号が上記連
結車両移動装置に入力される。
【0019】該連結車両移動装置では該連結角検出手段
からの入力信号により制御された出力信号で上記連結車
両が該トラクタの後方に移動されるので、該トラクタの
旋回が容易に行うことができる。上記トラクタが直線走
行になると、上記の連結検角出手段が上記連結角を検出
して、上記とは逆方向に作動して上記の連結車両をトラ
クタの前方に移動させ走行することができる。
【0020】請求項2記載の本発明の連結車両の連結装
置では、上記連結車両移動装置は該連結角検出手段から
の信号の入力により該連結車両の移動量に対応する信号
を出力する制御装置と、該制御装置からの信号により上
記の連結車両をトラクタの前後方向に移動せしめる移動
手段とを備えているので、上記連結角検出手段からの連
結角に対応した出力信号が上記制御装置に入力され、更
に制御された出力信号が上記移動手段に入力され、的確
に上記連結車両を該トラクタの前後方向に移動すること
ができる。
【0021】請求項3記載の本発明の連結車両の連結装
置では、上記移動手段は、該トラクタに対して上記カプ
ラを該トラクタの前後方向に移動できるように構成する
か或いは上記のカプラのジョーを該カプラのカプラサド
ルに対して上記前後方向に移動できるように構成したの
で、上記カプラ又はカプラのジョーを該トラクタの前後
方向に簡単に移動することができるものである。
【0022】請求項4記載の本発明の連結車両の連結装
置では、上記連結角検出手段は機械的,光学的,電気
的,電磁的等のセンサで構成されるポテンションメータ
等で形成されているので、簡単に上記連結角を検出する
ことができる。請求項5記載の本発明の連結車両の連結
装置では、上記の連結角検出手段が検出する連結角は、
該連結車両のキングピンを中心に回転した時に生じる、
上記トラクタ又は連結車両が旋回する前後の、上記トラ
クタ又は連結車両の前後方向に延びる上記トラクタ又は
連結車両の、各中心軸線がなす角度に設定したので、素
早く容易に検出することができる。
【0023】請求項6記載の本発明の連結車両の連結装
置では、上記連結車両移動装置は該連結角検出手段から
の信号の入力により該連結車両に対応する信号を出力す
る制御装置を有し、該連結角検出手段で検出された上記
連結角θが入力され上記制御装置で制御されて出力され
る上記連結車両の移動量ΔLの信号はΔL≒(W/2)
・tanθにより制御されるように構成されているの
で、上記制御装置で上記で検出された連結角に対応する
上記連結車両の近似的な移動量ΔLを容易に得ることが
できる。
【0024】請求項7記載の本発明の連結車両の連結装
置では、上記連結車両移動装置の移動手段の上記のカプ
ラ又はカプラのジョーを移動するための駆動軸に伝達さ
れた駆動手段が上記制御装置からの出力信号の入力によ
り作動するように形成されているので、上記移動量に対
応する出力信号により上記カプラ又はカプラのジョーを
簡単に的確に移動することができる。
【0025】
【実施例】以下の図面について、本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の連結車両の連結装置をトラクタ及
びトレーラに適用した場合の実施例であって、(a)は
上記トラクタに対してトレーラを従来装置のように間隙
をおいて上記連結装置を取付た状態を示す概略説明図、
(b)は上記連結装置のカプラのジョーを前進させて、
上記トラクタに対してトレーラを前進させた状態を示す
概略説明図である。
【0026】図2は本発明の連結車両の連結装置をトラ
クタ及びトレーラに適用した場合の実施例を示すもので
あって、該トラクタ旋回時の該トラクタキャブの旋回位
置の状態を示す模式図、図3は図2のトラクタキャブの
旋回した変位位置を近似的に算出する方法を示す模式
図、図4は図3の作動回路を模式的に示した概略説明
図、図5は図1の上記連結装置のカプラのジョーの該カ
プラサドルに対する移動構成を示す概略斜視説明図、図
6は図5の6A−6A線沿う概略縦断面図である。
【0027】先ず、トラクタ20は、図1に示すよう
に、トラクタ20のシャシフフレーム22に設けられた
本発明連結車両の連結装置であるカプラ24を介してト
レーラ26が連結されている。上記トラクタ20が、例
えば旋回すると上記カプラ24に枢支された該トレーラ
キングピンを回転中心Oとして、上記トラクタ20及び
トレーラ26は相対的な変位をする。
【0028】上記相対的変位を解析するために、図2に
示したように、上記のトレーラ26を固定してトラクタ
20の上記変位を検討する。上記トラクタ20が旋回す
ると図2に二点鎖線で示す状態に変位する。上記では、
トレーラ26を固定して検討したが、該トラクタ20を
固定してトレーラ26が変位すると考えても上記と同様
になる。
【0029】上記トラクタ20の旋回をトレーラ26か
ら観察すると、トレーラ26に対しては後述する図6に
示す、トレーラキングピン55を回転中心Oとしてトラ
クタ20が旋回したことになる。上記のように、トラク
タ20がトレーラキングピン55を中心として回転した
ときの傾斜角は、上記トラクタ20の旋回前の該トラク
タの前後方向に延びる中心軸線23と、上記旋回後の該
トラクタの前後方向に延びる中心軸線23aとのなす角
度θである。
【0030】従って、トラクタ20がトレーラキングピ
ン55を中心Oに上記傾斜角θ旋回した時、トラクタ2
0のキャブ背面21が図2に二点鎖線及び斜線で示した
領域分だけ上記旋回後のキャブ背面21aのようにトラ
クタ20の後方へΔl張出すことになる。上記のよう
に、旋回時には上記トラクタ20の旋回を容易に円滑に
行うためには、図2に一点鎖線で示した車巾Wを有する
トレーラ26をトラクタ20の後方へ略Δl以上移動し
ておけばよい。
【0031】しかしながら、この張出長さΔlは走行中
瞬時変化しているものであり、図2に示す張出長さΔl
は算出しにくい。そこで、上記張出長さΔlを、図3に
示す実用に供せられる近似的な張出長さΔLを見出した
ものである。即ち、図3に示したように、上記連結角θ
は、トラクタ20の上記旋回後のキャブ背面21aと、
トレーラ26の車巾方向の側面25との交点27を通り
上記旋回前のトラクタ20の中心軸線23と略直交する
直交線31との、なす角度θと略同一であることは明ら
かである。
【0032】従って、図3に示した上記トラクタ20の
上記旋回前の車両中心線軸線23上のΔLは ΔL=
(W/2)・tanθ(但し、W/2はトレーラ26の
車巾の1/2の長さを示す)である。上記で算出したΔ
Lを上記の近似的な張出長さΔLに設定するものである
が、図3に示したようにΔL=Δl+Δl1 であり、Δ
L>Δlであるから上記トラクタ20のキャブ背面21
の張出長さを略ΔLと同等又はΔL以上に設定すればト
ラクタ26の旋回を容易に行うことができる。
【0033】従って、上記式の張出長さΔLの変数は連
結角θのみであるから、該変数の連結角θを、図3,4
に示した上記のトラクタ20又はトレーラ26の少なく
ともいずれか一方に設けられた連結角検出手段Kで上記
傾斜角θを検出し、連結車両移動装置Rに入力するよう
にしたものである。連結車両移動装置Rは制御装置Cと
移動手段Gとから形成されている。連結角検出手段Kか
らの検出された連結角θに対応する出力信号が入力され
ると制御装置Cで、上記ΔL≒W/2・tanθにより
上記のトレーラ26の移動量に対応する信号を出力する
御装置Cからの出力信号が入力されると、上記移動手段
Rが作動し、トレーラ26が上記張出長さΔLだけ該ト
ラクタ20に対して該車両の後方へ後退させるので、ト
ラクタ20は容易に旋回することができる。
【0034】次に、トレーラ26の移動手段Gについて
説明する。上記のトレーラ26の該車両の前後方向の移
動手段Gは、図示しないがトラクタ20のフレーム22
に取付られるカプラ24を、フレーム22に対してカプ
ラ24をトラクタ20の前後方向に移動するように構成
されたものでもよく、或いは、図5に示すように上記の
カプラ24のカプラサドル34に対してカプラ24のジ
ョー40のみが上記前後方向に移動するように構成され
たものでもよく、要するにトレーラ26を上記前後方向
に移動できるものであれば、いずれの手段であっても同
様の作用効果が奏せられる。
【0035】本実施例の場合は、カプラ24のジョー4
0を移動する場合について、図5,6により説明する。
カプラ24は、図5,6に示したように上記のトラクタ
20のシャシフレーム22にボルト28により固定され
る架台30と、この架台30の枢支軸32に上下方向に
揺動可能にに枢支されるカプラサドル34から構成され
ている。
【0036】このカプラサドル34は互いに間隔を存し
て後方に延び、その間に間隙36を形成する傾斜ランプ
38を有している。この間隙36には、後述するジョー
40のクランク状断面を有するジョーベース42がトラ
クタ20の前後方向に移動可能に配設されている。上記
のジョーベース42の下方に延びる垂下部44にナット
部材46が設けられている。
【0037】ナット部材46は、図6に示すようにカプ
ラサドル34の前端部から下方に延設されたボス部48
に螺合するねじ軸50に螺合しており、このねじ軸50
の端部には可逆回転モータが52が接続されている。上
記可逆モータ52は、図示しないがラックとピニオン等
の構成で流体圧応動機構や電気,電磁で作動させるもの
でもよく、上記ねじ軸等上記のカプラ,カプラジョーの
駆動軸に動力が伝達される駆動手段であればよい。
【0038】この可逆回転モータ52の作動でねじ軸5
0の回転すると上記のナット部材46がねじ軸50上
を、該トラクタの前後方向に移動すので、ジョーベース
42も上記のカプラサドル34の間隙36を該トラクタ
の前後方向に移動することができるように形成されてい
る。又、ジョーベース42の上面に設けられた一対のジ
ョーピン54には、トレーラ26側のトレーラキングピ
ン55を回転自在に枢支する一対のジョー40が配設さ
れている。
【0039】この一対のジョー40は、図5に示すよう
にジョーピン54を中心に上記のトレーラキングピン5
5を開放する方向に付勢するジョー40の端部に取付ら
れた弾性部材56が設けられている。図5に示したよう
に、上記のジョーベース42上に設けられた一対のガイ
ド58に沿って該トラクタの前後方向に摺動し、一対の
ジョー40を弾性部材56の付勢力に抗して閉塞方向に
移動せしめると共に、上記のトラクタ26のトレーラキ
ングピン55を回転自在に維持するコ字状のヨーク60
が設けられている。
【0040】又、一端がヨーク60に結合され、他端が
弾性部材62を介して、ジョーベース42の前端のフラ
ンジ64の取付孔に摺動可能にナット66により取付ら
れたヨークシャフト68が配設されている。更に、一端
が上記のヨーク60側のヨークシャフト68の係合部7
0に揺動自在に係合し、他端がジョーベース42に設け
られたブラケット72に揺動自在に支持されているレバ
ー74が配設され、このレバー74は、ヨーク60が一
対のジョー40の閉塞位置を維持する方向に付勢せしめ
る弾性部材76を有している。
【0041】又、カプラサドル34はスプリング90を
介してフレーム22に係合されている。上記のレバー7
4は、弾性部材76の付勢力に抗して時計回転方向に回
転せしめヨーク60を二点鎖線の位置に移動したジョー
40の開放状態を維持させるように、ジョーベース42
に設けられたストッパ78に係合せしめられるものであ
る。
【0042】又、上記移動手段Gは、上記のように構成
されているので、図5,6に示したように上記のトラク
タ20にトレーラー26を連結する場合は、先ず上記の
トラクタ20とトレーラ26との間隔を所望にせしめる
ため、上記の可逆回転モータ52を作動し、ねじ軸50
を回転して、ジョーベース42をナット46を介してし
てねじ軸50上を移動してジョー40の位置決めを行
う。
【0043】次に、上記レバー74を弾性部材76の付
勢力に抗して時計回転方向に回転せしめヨーク60を二
点鎖線の位置に移動したジョーベース42に設けられた
ストッパ78に係合させ、ジョー40の開放状態に維持
させトレーラ26の前端下部に設けられている連結用の
トレーラキングピン55を導入する方向に、トラクタ2
0を移動する。
【0044】上記のように、開放されている一対のジョ
ー40の中にトレーラキングピン55が導入せしめる
と、レバー74をストッパ78の係合から外し、図5に
示す二点鎖線の位置から実線の位置に移動すると、ヨー
ク60も、図5に実線で示す位置に移動せしめられ、一
対のジョー40の閉塞状態が維持できるので、トレーラ
26を連結したトラクタ20を運転することが可能にな
る。
【0045】上記実施例は、上記のように構成されてい
るので、通常走行中は、図1(b)に示すように、上記
走行風により空気抵抗をできるだけ低減できるように、
該トラクタ20のキャブとトレーラ26との間隙をでき
るだけ小さくなるように、調整し連結して走行する。該
トラクタ20が走行中に、道路のカーブや左折,右折が
必要になった時、ドライバがステアリングシャフトを回
転して、トラクタ20を旋回する。
【0046】トラクタ20が旋回すると、上記連結角検
出手段Kが上記連結角θを検出し、該連結角θに対応し
た出力信号が制御装置Cに入力されとW/2・tanθ
により上記移動量ΔLが制御信号として出力される。こ
の制御信号が移動手段Gに入力されと本実施例では、上
記の 可逆回転モータ52が作動し、ねじ軸50が回転
するので、ジョーベース42がナット部46を介してね
じ軸50上をトラクタ20の前後方向に、カプラサドル
34に対して、ジョー40と共に、後退する。
【0047】従って、トレーラ26がΔL分だけ後退す
るので、トラクタ20の旋回を円滑に行うことができ
る。又、上記のように、トラクタ20が旋回が完了し、
略直線走行の状態になると、上記連結角検出手段Kが上
記連結角θを検出し、検出した新たな連結角θに対応し
た出力信号を制御装置Cに入力し、この制御装置Cで制
御された上記移動量ΔLの出力信号が移動手段Gに入力
されると、図5に示す可逆回転モータ52が上記とは逆
方向にねじ軸50を回転するので、ジョーベース42が
ジョー40と共にカプラサドル34に対しトラクタ20
の前方向に移動し任意に設定した初期の出来るだけ上記
連結間隙の少ない位置まで、トレーラ26を前進させる
ものである。
【0048】その後、トレーラ26を連結したトラクタ
20は走行効率と燃費を向上させながら走行することが
できる。本実施例は、従来から使用されている上記カプ
ラ24の基本構造をあまり変更することなく、構造が簡
単で、且つコストが廉価に形成することができるもので
ある。
【0049】従って、本実施例は、図5に示したように
上記のジョー40のみの移動でトレーラ26の連結部を
該移動可能にしたので、トラクタ20とトレーラ26と
の間隙を最少限にすることができ、走行風による空気抵
抗を減少させることができると共に、トレーラ26が上
記の間隙をなくすため前進させた分だけ、トレーラ26
の長さを増大せしめ積載容量を増加させることができ
る。
【0050】又、本実施例では、カプラサドル34が架
台30の枢支軸32に固定した位置に支持されているの
で、該車両の運動特性への影響が少ない。又、上記のヨ
ーク60のヨーク作動手段Yはレバー74により形成さ
れているが、これに限られるものではなく、図示しない
が、ねじ軸50端部に可逆回転モータ52を設けて動力
で行ってもよく、又従来から周知のカムプレートとレバ
によって行うものであっても同様の作用効果を奏するこ
とができる。
【0051】上記実施例の連結角は上記連結角θを検出
して利用したが、その他のトラクタと連結車両との連結
角を検出するようにしても、上記実施例と同様の作用効
果を奏することができる。
【0052】
【発明の効果】上述の請求項1記載の本発明の連結車両
の連結装置によれば、トラクタに設けられたカプラによ
り連結されるセミトレーラ,フルトレーラ等の連結車両
において、上記のトラクタと連結車両の連結角を検出す
る連結角検出手段と、該連結角検出手段からの信号によ
り上記のトラクタに対して連結車両を該トラクタの前後
方向に移動せしめる連結車両移動装置とを備えているの
で、略直線路の走行時には、上記のトラクタと連結車両
の連結間隙を出来るだけ少ない状態で走行し、走行路の
カーブや左折、右折等の該トラクタの旋回走行時は、上
記連結角検出手段が検出した該連結角に対応した出力信
号が上記連結車両移動装置に入力される。
【0053】該連結車両移動装置では該連結角検出手段
からの入力信号により制御された出力信号で上記連結車
両が該トラクタの後方に移動されるので、該トラクタの
旋回を容易に行うことができる。上記トラクタが直線走
行になると、上記の連結検出手段が上記連結角を検出し
て、上記とは逆方向に作動して上記の連結車両をトラク
タの前方に移動させ走行することができる。
【0054】従って、上記トラクタの旋回時に、上記連
結角の大きさにより、上記連結車両移動装置が作動し該
連結車両を後退させるので、該トラクタの上記旋回を容
易に行うことができる。又、直線路の走行では上記のト
ラクタと連結車両の上記連結間隙をできるだけ小さくし
て走行できるので、該走行風が該トラクタの前方より後
方に向かって円滑に流れるため、該トラクタの走行抵抗
が低減されるので、走行効率,燃費を向上することがで
きる。
【0055】請求項2記載の本発明の連結車両の連結装
置によれば、請求項1記載の構成において、上記連結車
両移動装置は該連結角検出手段からの信号の入力により
該連結車両の移動量に対応する信号を出力する制御装置
と、該制御装置からの信号により上記の連結車両を該ト
ラクタの前後方向に移動せしめる移動手段とを備えてい
るので、上記の連結角検出手段からの連結角に対応した
出力信号が上記制御装置に入力され、更に制御された出
力信号が上記移動手段に入力され、的確に上記連結車両
を該トラクタの前後方向に移動することができる。
【0056】従って、該トラクタの旋回時に、上記連結
角に対応した信号が上記移動手段に入力されるので、該
連結車両を的確に、後退させることができ、該トラクタ
の上記旋回を容易に行うことがでいる。請求項3記載の
本発明の連結車両の連結装置によれば、請求項2記載の
構成において、上記移動手段は、該トラクタに対して上
記カプラを該トラクタの前後方向に移動できるように構
成するか或いは上記のカプラのジョーを該カプラのカプ
ラサドルに対して上記前後方向に移動できるように構成
したので、上記カプラ又は該カプラのジョーを該トラク
タの前後方向に簡単に移動することができるものであ
る。
【0057】従って、従来のカプラの基本構造を大幅に
変更することなく、簡単に形成することができ、コスト
を廉価に形成することができる。請求項4記載の本発明
の連結車両の連結装置によれば、請求項1又は2記載の
構成において、上記連結角検出手段は機械的,光学的,
電気的,電磁的等のセンサで構成されるポテンションメ
ータ等で形成されているので、簡単に上記連結角を検出
することができる。
【0058】従って、上記連結角の信号が敏速に上記連
結車両移動装置に伝達することができる。請求項5記載
の本発明の連結車両の連結装置によれば、請求項1,
2,4のいずれかに記載の構成において、上記の連結角
検出手段が検出する連結角は、該連結車両のキングピン
を中心に回転した時に生じる、上記トラクタ又は連結車
両が旋回する前後の、上記トラクタ又は連結車両の前後
方向に延びる上記トラクタ又は連結車両の、各中心軸線
がなす角度に設定したので、素早く容易に検出すること
ができる。
【0059】従って、上記で検出された連結角の出力信
号を上記連結車両移動装置に敏速に入力することができ
るので、上記連結車両の移動を効果的に行うことができ
る。請求項6記載の本発明の連結車両の連結装置によれ
ば、請求項1,2,4,5のいずれかに記載の構成にお
いて、上記連結車両移動装置は該連結角検出手段からの
信号の入力により該連結車両に対応する移動量の信号を
出力する制御装置を有し、該連結角検出手段で検出され
た上記連結角θが入力され上記制御装置で制御されて出
力される上記連結車両の移動量ΔLの信号はΔL≒(W
/2)・tanθにより制御されるように構成されてい
るので、上記の制御装置で検出された連結角に対応する
上記連結車両の近似的な移動量ΔLを容易に得ることが
できる。
【0060】従って、上記の検出された連結角θから近
似的な連結車両の上記移動量ΔLを得ることができるの
で、該連結車両の移動を簡単に行うことができる。請求
項7記載の本発明の連結車両の連結装置によれば、請求
項1,2,3,6のいずれかに記載の構成において、上
記連結車両移動装置の移動手段の上記のカプラ又はカプ
ラのジョーを移動するための駆動軸に設けられた駆動手
段が上記制御装置からの出力信号の入力により作動する
ように形成されているので、上記移動量に対応する出力
信号により上記カプラ又はカプラのジョーを簡単に的確
に移動することができる。
【0061】従って、上記の検出された連結角に対応し
た信号を上記制御装置で制御され自動的に上記連結車両
移動装置へ伝達されので、該トラクタの走行中にも該連
結車両の移動を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を模式的に示した説明図であ
り、(a)はトレーラを連結したトラクタの概略側面
図、(b)は上記連結装置のカプラのジョーを前進さ
せ、上記トラクタに対してトレーラを前進させた状態を
示す概略説明図である。
【図2】図1のトラクタ旋回時の該トラクタのキャブの
旋回位置の状態を示す模式図である。
【図3】図2のトラクタキャブの旋回した変位位置を近
似的に算出する方法を示す模式図である。
【図4】図3の作動回路を模式的に示した概略説明図で
ある。
【図5】図1の上記連結装置のカプラのジョーの該カプ
ラドルに対する移動構成を示す概略斜視説明図である。
【図6】図5の6A−6A線沿う概略縦断面図である。
【図7】従来例のトラクタの連結装置を示す概略平面図
である。
【図8】図7の右側面を示す側面図である。
【図9】その他の従来例を示す概略説明図である。
【符号の説明】
20 トラクタ 21 トラクタキャブの背面 21a トラクタ旋回後のトラクタキャブの背面 22 フレーム 23 トラクタ旋回前の前後方向に延びる中心軸線 23a トラクタ旋回後のトラクタの前後方向に延び
る中心軸線 24 連結装置(カプラ) 26 トレーラ 27 交点 28 ボルト 30 架台 31 直交線 32 軸 34 カプラサドル 36 間隙 38 傾斜ランプ 40 ジョー 42 ジョーベース 44 垂下部 46 ナット部材 48 ボス部 50 ねじ軸 52 可逆回転モータ 54 ジョーピン 55 キングピン 56 弾性部材 58 ガイド 60 ヨーク 62 弾性部材 64 フランジ 66 ナット 68 ヨークシャフト 70 ン孔 72 ブラケット 74 レバー 76 弾性部材 90 スプリング C 制御装置 G 移動手段 O 連結車両(トレーラ)のキングピン回転中心 R 連結車両移動装置 W トレーラの車巾 J ジョー移動手段 K 連結角検出手段 Y ヨーク作動手段 θ 連結角 Δl トラクタ旋回後のトラクタキャブの張出長さ ΔL トラクタ旋回後のトラクタキャブの近似的な
張出長さ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタに設けられたカプラにより連結
    されるセミトレーラ,フルトレーラ等の連結車両におい
    て、 上記のトラクタと連結車両の連結角を検出する連結角検
    出手段と、 該連結角検出手段からの信号により上記のトラクタに対
    して連結車両を該トラクタの前後方向に移動せしめる連
    結車両移動装置とを備えたことを特徴とする、連結車両
    の連結装置。
  2. 【請求項2】 上記連結車両移動装置は該連結角検出手
    段からの信号の入力により該連結車両の移動量に対応す
    る信号を出力する制御装置と、該制御装置からの信号に
    より上記の連結車両をトラクタの前後方向に移動せしめ
    る移動手段とを備えたことを特徴とする、請求項1記載
    の連結車両の連結装置。
  3. 【請求項3】 上記移動手段は、該トラクタに対して上
    記カプラを該トラクタの前後方向に移動できるように構
    成するか或いは上記のカプラのジョーを該カプラのカプ
    ラサドルに対して上記前後方向に移動できるように構成
    したことを特徴とする、請求項2記載の連結車両の連結
    装置。
  4. 【請求項4】 上記連結角検出手段は機械的,光学的,
    電気的,電磁的等のセンサで構成されるポテンションメ
    ータ等で形成されていることを特徴とする、請求項1又
    は2記載の連結車両の連結装置。
  5. 【請求項5】 上記の連結角検出手段が検出する連結角
    は、該連結車両のキングピンを中心に回転した時に生じ
    る、上記トラクタ又は連結車両が旋回する前後の、上記
    のトラクタ又は連結車両の前後方向に延びる上記トラク
    タ又は連結両の、各中心軸線がなす角度に設定したこと
    を特徴とする、請求項1,2,4のいずれかに記載の連
    結車両の連結装置。
  6. 【請求項6】 上記連結車両移動装置は該連結角検出手
    段からの信号の入力により該連結車両の移動量に対応す
    る信号を出力する制御装置を有し、該連結角検出手段で
    検出された上記連結角θが入力され上記制御装置で制御
    されて出力される上記連結車両の移動量ΔLの信号はΔ
    L≒(W/2)・tanθにより制御されることを特徴
    とする、請求項1,2,4,5のいずれかに記載の連結
    車両の連結装置。
  7. 【請求項7】 上記連結車両移動装置の移動手段の上記
    のカプラ又はカプラのジョーを移動するための駆動軸に
    伝達される駆動手段が上記制御装置からの出力信号の入
    力により作動するように形成されたことを特徴とする、
    請求項1,2,3,6のいずれかに記載の連結車両の連
    結装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012523343A (ja) * 2009-04-09 2012-10-04 ヨスト−ベルケ・ゲーエムベーハー 牽引車両およびトレーラの曲がった位置の検出機能を有する、第5輪のスライダのための方法および制御システム
KR101290759B1 (ko) * 2008-12-02 2013-07-26 스카니아 씨브이 악티에볼라그 제5 휠의 직선 위치를 조절하는 방법 및 시스템
CN114174155A (zh) * 2019-07-24 2022-03-11 沃尔沃卡车集团 牵引座释放装置

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