JPH092338A - テールゲートギャップカバー - Google Patents
テールゲートギャップカバーInfo
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- JPH092338A JPH092338A JP8142401A JP14240196A JPH092338A JP H092338 A JPH092338 A JP H092338A JP 8142401 A JP8142401 A JP 8142401A JP 14240196 A JP14240196 A JP 14240196A JP H092338 A JPH092338 A JP H092338A
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- JP
- Japan
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- tailgate
- panel
- gap cover
- gap
- floor
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/20—Floors or bottom sub-units
- B62D25/2054—Load carrying floors for commercial vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/01—Liners for load platforms or load compartments
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D33/00—Superstructures for load-carrying vehicles
- B62D33/02—Platforms; Open load compartments
- B62D33/023—Sideboard or tailgate structures
- B62D33/027—Sideboard or tailgate structures movable
- B62D33/0273—Movable tailboards for vehicles comprising non-movable sideboards, e.g. pick-up trucks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 極めて簡単安価に製造でき、車体に容易に装
着でき、テールゲートギャップへの異物の侵入、通過を
確実に防止し、作動によって車体を痛めないテールゲー
トギャップカバーを提供する。 【解決手段】 トラックなどの車両のテールゲートギャ
ップ44を覆うテールゲートギャップカバー30は、荷
床に装着される荷床パネル52、テールゲートに装着さ
れるテールゲートパネル56、荷床パネルとテールゲー
トパネルの中間部の折り疊みパネル54のパネルから構
成され、各パネルは複数のジョイント部64、66を介
して相互に結合され、各ジョイント部を中心にして回動
される。テールゲート40が水平な開位置の場合には、
折り疊みパネル54が非折り疊み状態となり、テールゲ
ート40が垂直な閉位置に回動した場合、折り疊みパネ
ル54が各ジョイント部を中心として回動して折り疊み
状態となる。
着でき、テールゲートギャップへの異物の侵入、通過を
確実に防止し、作動によって車体を痛めないテールゲー
トギャップカバーを提供する。 【解決手段】 トラックなどの車両のテールゲートギャ
ップ44を覆うテールゲートギャップカバー30は、荷
床に装着される荷床パネル52、テールゲートに装着さ
れるテールゲートパネル56、荷床パネルとテールゲー
トパネルの中間部の折り疊みパネル54のパネルから構
成され、各パネルは複数のジョイント部64、66を介
して相互に結合され、各ジョイント部を中心にして回動
される。テールゲート40が水平な開位置の場合には、
折り疊みパネル54が非折り疊み状態となり、テールゲ
ート40が垂直な閉位置に回動した場合、折り疊みパネ
ル54が各ジョイント部を中心として回動して折り疊み
状態となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテールゲートギャッ
プカバーに関し、特にピックアップトラック(無蓋トラ
ック)などの車両に用いられ、車両の開閉可能なテール
ゲート(後尾扉)と荷床間に形成されるギャップ(隙
間)を覆うテールゲートギャップカバーに関するもので
ある。
プカバーに関し、特にピックアップトラック(無蓋トラ
ック)などの車両に用いられ、車両の開閉可能なテール
ゲート(後尾扉)と荷床間に形成されるギャップ(隙
間)を覆うテールゲートギャップカバーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】長年にわたって、ピックアップトラック
のドライバー、及びオーナーは建設、造園、農業などの
分野における砂礫、肥料、岩屑、砂、砂利、土壌などの
車体を摩耗させやすい砂状あるいは礫状の積載物の運搬
に関する問題に直面している。これらの材質はトラック
の荷台内部表面を損傷させやすい。さらに、このような
材質はテールゲートとトラック荷床端部間の隙間(ギャ
ップ)に入り込みやすい。この隙間の掃除を怠ると、テ
ールゲートの正常な動作が妨げられ、トラックの荷床、
テールゲートおよびそのヒンジに損傷を与えることにな
る。
のドライバー、及びオーナーは建設、造園、農業などの
分野における砂礫、肥料、岩屑、砂、砂利、土壌などの
車体を摩耗させやすい砂状あるいは礫状の積載物の運搬
に関する問題に直面している。これらの材質はトラック
の荷台内部表面を損傷させやすい。さらに、このような
材質はテールゲートとトラック荷床端部間の隙間(ギャ
ップ)に入り込みやすい。この隙間の掃除を怠ると、テ
ールゲートの正常な動作が妨げられ、トラックの荷床、
テールゲートおよびそのヒンジに損傷を与えることにな
る。
【0003】この問題を解決するために、長年にわたっ
て荷床ライナー、及びテールゲートライナーが用いられ
ている。通常、このようなライナー(内張り)は、プラ
スチックなどの可塑性材料から形成され荷台の内側表面
に整合される。多くの場合、荷床ライナー、およびテー
ルゲートライナーは別体の部品として製造されている。
たとえば、米国特許第4,161,335号、第4,181,349号、第
4,333,678号、第4,336,963号、第4,341,412号、第4,59
2,583号、第4,752,097号および第4,944,612号などに
は、それぞれ2つの別体の部品として製造される荷床ラ
イナー、およびテールゲートライナーが記載されてい
る。しかし、このような、荷床ライナーおよびテールゲ
ートライナーの2体構造では、砂礫状のゴミ、異物がテ
ールゲートの隙間に入り込むのを防止できない。
て荷床ライナー、及びテールゲートライナーが用いられ
ている。通常、このようなライナー(内張り)は、プラ
スチックなどの可塑性材料から形成され荷台の内側表面
に整合される。多くの場合、荷床ライナー、およびテー
ルゲートライナーは別体の部品として製造されている。
たとえば、米国特許第4,161,335号、第4,181,349号、第
4,333,678号、第4,336,963号、第4,341,412号、第4,59
2,583号、第4,752,097号および第4,944,612号などに
は、それぞれ2つの別体の部品として製造される荷床ラ
イナー、およびテールゲートライナーが記載されてい
る。しかし、このような、荷床ライナーおよびテールゲ
ートライナーの2体構造では、砂礫状のゴミ、異物がテ
ールゲートの隙間に入り込むのを防止できない。
【0004】従来より、砂礫状のゴミ、異物がテールゲ
ートの隙間に入り込む問題は認識されている。たとえば
米国特許第2,258,447号には、テールゲートのヒンジに
隣接して緊密に嵌合する凹部を設けた荷床プレートを有
するダンプトラックの構造が開示されている。この構造
では、ヒンジを異物から守ることができるが、ヒンジと
異物が接触するのを防止することができない。また、米
国特許第2,258,447号に記載の構造は近年のテールゲー
トに隙間を有するピックアップトラックに適用すること
ができない。
ートの隙間に入り込む問題は認識されている。たとえば
米国特許第2,258,447号には、テールゲートのヒンジに
隣接して緊密に嵌合する凹部を設けた荷床プレートを有
するダンプトラックの構造が開示されている。この構造
では、ヒンジを異物から守ることができるが、ヒンジと
異物が接触するのを防止することができない。また、米
国特許第2,258,447号に記載の構造は近年のテールゲー
トに隙間を有するピックアップトラックに適用すること
ができない。
【0005】また、米国特許第3,544,155号には、トラ
ックのテールゲート内面を保護するためのキャンバスな
どのフレキシブル材から成るテールゲートカバー(シー
ラー)が開示されている。この構成では、キャンバスの
両端にロッドが設けられ、一方のロッドは、トラックの
ボディにある側面の支柱と連動し、他方のロッドは、テ
ールゲートがヒンジの軸を中心に回動する際にキャンバ
スを緊張させるための重りとして機能する。このように
して、テールゲートが開または閉位置に回動する際、キ
ャンバスはテールゲートの表面を滑動する。この構造で
は、重りの付いたキャンバスがゆるくテールゲート上に
敷かれるために、高速走行などの場合にロッドやキャン
バスが振動し、トラックを損傷する恐れがある。さら
に、キャンバスがテールゲートの表面を滑るために、キ
ャンバスとテールゲートの間に異物が存在すると同様に
車体を損傷する問題がある。
ックのテールゲート内面を保護するためのキャンバスな
どのフレキシブル材から成るテールゲートカバー(シー
ラー)が開示されている。この構成では、キャンバスの
両端にロッドが設けられ、一方のロッドは、トラックの
ボディにある側面の支柱と連動し、他方のロッドは、テ
ールゲートがヒンジの軸を中心に回動する際にキャンバ
スを緊張させるための重りとして機能する。このように
して、テールゲートが開または閉位置に回動する際、キ
ャンバスはテールゲートの表面を滑動する。この構造で
は、重りの付いたキャンバスがゆるくテールゲート上に
敷かれるために、高速走行などの場合にロッドやキャン
バスが振動し、トラックを損傷する恐れがある。さら
に、キャンバスがテールゲートの表面を滑るために、キ
ャンバスとテールゲートの間に異物が存在すると同様に
車体を損傷する問題がある。
【0006】米国特許第3,544,155号に続く米国特許第
3,881,768号には、薄い材質を配置して結合ウェブを形
成することにより荷床およびテールゲートライナーを一
体に結合した構成が記載されている。この構造では、テ
ールゲートライナーと荷床ライナーが一体になっている
ので、結合ウェブは、テールゲートが上方の閉位置から
下方の開位置に移動する際に伸長できるものでなければ
ならない。したがって、多数回、動作を繰り返すと、ラ
イナーの材質の性能が劣化する可能性がある。さらに、
この構成は、一体のライナー荷床パッケージとしてしか
実現できず、荷床ライナーおよびテールゲートライナー
を既に持つトラックに後付けできないものである。
3,881,768号には、薄い材質を配置して結合ウェブを形
成することにより荷床およびテールゲートライナーを一
体に結合した構成が記載されている。この構造では、テ
ールゲートライナーと荷床ライナーが一体になっている
ので、結合ウェブは、テールゲートが上方の閉位置から
下方の開位置に移動する際に伸長できるものでなければ
ならない。したがって、多数回、動作を繰り返すと、ラ
イナーの材質の性能が劣化する可能性がある。さらに、
この構成は、一体のライナー荷床パッケージとしてしか
実現できず、荷床ライナーおよびテールゲートライナー
を既に持つトラックに後付けできないものである。
【0007】同様に米国特許第4,763,945号には、テー
ルゲートマットが開示されている。上記米国特許第3,88
1,768号の構成と同様に、この特許ではマットのテール
ゲート部分がテールゲートの隙間を覆うようになってい
る。この特許ではテールゲートが開閉されるとき、すな
わちテールゲートが閉じた位置から開いた位置に回動す
るとき、テールゲートに対してマットが滑動できるよう
に、磁石が用いられているが、この構造では、テールゲ
ートが再度、閉位置に戻された場合、マットは自動的に
は所定位置に戻らない。従って、マットがテールゲート
の隙間に入り込んでテールゲートが閉じるのを妨げてし
まう。
ルゲートマットが開示されている。上記米国特許第3,88
1,768号の構成と同様に、この特許ではマットのテール
ゲート部分がテールゲートの隙間を覆うようになってい
る。この特許ではテールゲートが開閉されるとき、すな
わちテールゲートが閉じた位置から開いた位置に回動す
るとき、テールゲートに対してマットが滑動できるよう
に、磁石が用いられているが、この構造では、テールゲ
ートが再度、閉位置に戻された場合、マットは自動的に
は所定位置に戻らない。従って、マットがテールゲート
の隙間に入り込んでテールゲートが閉じるのを妨げてし
まう。
【0008】さらに、このようなマットを装備したトラ
ックで、マットを覆うように積荷を積載すると、テール
ゲートを開位置から閉位置に戻す際にマットが元の位置
に戻るのを妨げてしまう。
ックで、マットを覆うように積荷を積載すると、テール
ゲートを開位置から閉位置に戻す際にマットが元の位置
に戻るのを妨げてしまう。
【0009】米国特許第5,188,415号には、回動可能な
テールゲート接続部材(コネクタ)が開示され、この場
合は、荷床とテールゲートの隙間が堅固な部材により覆
われる。この堅固な部材は、荷床に回動自在に結合さ
れ、テールゲートが下方の開位置から上方の閉位置に回
動する際に上方に回動する。この構成では、テールゲー
トの隙間の上で重量物を転がすことができるが、周知の
特許のテールゲートギャップカバーと同様の問題を内包
している。特に、通常の状態で、テールゲートの開閉を
繰り返すと、上記堅固な部材がテールゲート表面を滑動
することにより発生する摩擦から損傷が発生する。さら
に、粒状物、岩屑などがテールゲートの隙間に落ち込む
ことを防止すべく部品をぴったり装着することは難し
い。
テールゲート接続部材(コネクタ)が開示され、この場
合は、荷床とテールゲートの隙間が堅固な部材により覆
われる。この堅固な部材は、荷床に回動自在に結合さ
れ、テールゲートが下方の開位置から上方の閉位置に回
動する際に上方に回動する。この構成では、テールゲー
トの隙間の上で重量物を転がすことができるが、周知の
特許のテールゲートギャップカバーと同様の問題を内包
している。特に、通常の状態で、テールゲートの開閉を
繰り返すと、上記堅固な部材がテールゲート表面を滑動
することにより発生する摩擦から損傷が発生する。さら
に、粒状物、岩屑などがテールゲートの隙間に落ち込む
ことを防止すべく部品をぴったり装着することは難し
い。
【0010】上述のように、テールゲートギャップカバ
ーはなんらかの形でテールゲートの回動動作に適合させ
なければならない。従来のテールゲートギャップカバー
では、テールゲートとギャップカバー間に滑り運動を可
能にさせるか、あるいはギャップカバーを伸展および伸
縮させるかによってテールゲートの回動を補償するよう
になっている。しかし、このような構造では上述のよう
な問題が発生する。
ーはなんらかの形でテールゲートの回動動作に適合させ
なければならない。従来のテールゲートギャップカバー
では、テールゲートとギャップカバー間に滑り運動を可
能にさせるか、あるいはギャップカバーを伸展および伸
縮させるかによってテールゲートの回動を補償するよう
になっている。しかし、このような構造では上述のよう
な問題が発生する。
【0011】したがって、荷床ライナーおよびテールゲ
ートライナーが既に存在するトラック、あるいはこれら
のライナーが装備されていないトラックであっても容易
に後付け可能な安価なテールゲートギャップカバーが望
まれている。また、このようなテールゲートギャップカ
バーは、装着されたとき、ギャップカバーがテールゲー
トに対してこすれたり伸縮することなく、テールゲート
の回動動作を可能にするものでなければならない。
ートライナーが既に存在するトラック、あるいはこれら
のライナーが装備されていないトラックであっても容易
に後付け可能な安価なテールゲートギャップカバーが望
まれている。また、このようなテールゲートギャップカ
バーは、装着されたとき、ギャップカバーがテールゲー
トに対してこすれたり伸縮することなく、テールゲート
の回動動作を可能にするものでなければならない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の課題
は、この種のテールゲートギャップカバーにおいて、ト
ラックなどの車両の車体の塗装面を保護し、岩屑、砂粒
状物、砂礫状物その他の異物がテールゲートの隙間に溜
ることにより生じる摩耗および損傷から荷床およびテー
ルゲートが摩耗するのを最小限にすることである。
は、この種のテールゲートギャップカバーにおいて、ト
ラックなどの車両の車体の塗装面を保護し、岩屑、砂粒
状物、砂礫状物その他の異物がテールゲートの隙間に溜
ることにより生じる摩耗および損傷から荷床およびテー
ルゲートが摩耗するのを最小限にすることである。
【0013】本発明の第2の課題は、岩屑、砂粒状、あ
るいは砂礫状の積載物の積み上げおよび積み下しの後
に、テールゲートをきちんと閉めることができるように
するために荷床とテールゲート間の隙間の掃除に必要と
される時間を顕著に減少させることである。
るいは砂礫状の積載物の積み上げおよび積み下しの後
に、テールゲートをきちんと閉めることができるように
するために荷床とテールゲート間の隙間の掃除に必要と
される時間を顕著に減少させることである。
【0014】本発明の第3の課題は、テールゲートの隙
間から釘、割れたガラスその他の危険物が作業現場、路
上などに落ちたり散乱するのを防止することである。
間から釘、割れたガラスその他の危険物が作業現場、路
上などに落ちたり散乱するのを防止することである。
【0015】本発明の別の課題は、テールゲートの隙間
を橋渡しし、重量物の積み上げおよび積み下しのための
車両ないし道具の使用を容易にすることにある。
を橋渡しし、重量物の積み上げおよび積み下しのための
車両ないし道具の使用を容易にすることにある。
【0016】本発明のさらに別の課題は、テールゲート
の隙間に異物が溜るのを最小限にできるように設計され
た容易に後付けできる部材を用いて荷床ライナーおよび
テールゲートライナーを既に有するトラックの性能を向
上させることである。
の隙間に異物が溜るのを最小限にできるように設計され
た容易に後付けできる部材を用いて荷床ライナーおよび
テールゲートライナーを既に有するトラックの性能を向
上させることである。
【0017】また、本発明のさらに別の課題は、もとも
と装備されている荷床ライナーおよびテールゲートライ
ナーとともに使用できるようにトラックのメーカーによ
り装着できる装備品となるテールゲートギャップカバー
を提供することにある。
と装備されている荷床ライナーおよびテールゲートライ
ナーとともに使用できるようにトラックのメーカーによ
り装着できる装備品となるテールゲートギャップカバー
を提供することにある。
【0018】また、本発明のさらに別の課題は、テール
ゲートの隙間を介して空気、ほこり、ごみその他の異物
がトラックの荷台に侵入することを防止することにあ
る。
ゲートの隙間を介して空気、ほこり、ごみその他の異物
がトラックの荷台に侵入することを防止することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題は、車両の荷床と開閉可能なテールゲート間の隙間
を覆うために着脱可能に車両に装着されるテールゲート
ギャップカバーにおいて、テールゲートギャップカバー
が、前記荷床に装着される荷床パネルと、前記テールゲ
ートに装着されるテールゲートパネルと、前記荷床パネ
ルとテールゲートパネル間に配置された折り疊みパネル
と、を相互に連結させたパネルから構成され、前記折り
疊みパネルは、前記荷床とテールゲート間の隙間に沿っ
て延びる複数のジョイント部を介して荷床パネルとテー
ルゲートパネルに結合され、前記テールゲートが水平な
開位置から垂直な閉位置に回動した場合、前記折り疊み
パネルが各ジョイント部を中心として荷床パネルとテー
ルゲートパネルに対して回動して折り疊み状態となるこ
とを特徴とするテールゲートギャップカバーにより解決
される。
課題は、車両の荷床と開閉可能なテールゲート間の隙間
を覆うために着脱可能に車両に装着されるテールゲート
ギャップカバーにおいて、テールゲートギャップカバー
が、前記荷床に装着される荷床パネルと、前記テールゲ
ートに装着されるテールゲートパネルと、前記荷床パネ
ルとテールゲートパネル間に配置された折り疊みパネル
と、を相互に連結させたパネルから構成され、前記折り
疊みパネルは、前記荷床とテールゲート間の隙間に沿っ
て延びる複数のジョイント部を介して荷床パネルとテー
ルゲートパネルに結合され、前記テールゲートが水平な
開位置から垂直な閉位置に回動した場合、前記折り疊み
パネルが各ジョイント部を中心として荷床パネルとテー
ルゲートパネルに対して回動して折り疊み状態となるこ
とを特徴とするテールゲートギャップカバーにより解決
される。
【0020】このような構成では、テールゲートギャッ
プカバーは、荷床に装着される荷床パネルと、テールゲ
ートに装着されるテールゲートパネルと、荷床パネルと
テールゲートパネルの中間部に構成された折り疊みパネ
ルとからなる連結パネルから構成される。この連結パネ
ルにより、荷床とテールゲート間の隙間、すなわちテー
ルゲートギャップが覆われるので、テールゲートギャッ
プへの異物の侵入がなくなり、車体表面の消耗、損傷を
最小限にできる。
プカバーは、荷床に装着される荷床パネルと、テールゲ
ートに装着されるテールゲートパネルと、荷床パネルと
テールゲートパネルの中間部に構成された折り疊みパネ
ルとからなる連結パネルから構成される。この連結パネ
ルにより、荷床とテールゲート間の隙間、すなわちテー
ルゲートギャップが覆われるので、テールゲートギャッ
プへの異物の侵入がなくなり、車体表面の消耗、損傷を
最小限にできる。
【0021】さらに、折り疊みパネルは、荷床とテール
ゲート間の隙間に沿って延びる複数のジョイント部を介
して荷床パネルとテールゲートパネルに結合され、テー
ルゲートが水平な開位置から垂直な閉位置に回動した場
合、折り疊みパネルが各ジョイント部を中心として荷床
パネルとテールゲートパネルに対して回動して折り疊み
状態となるので、テールゲートギャップカバーそのもの
が作動時に車体にこすれて車体表面を損傷させる問題が
なくなる。
ゲート間の隙間に沿って延びる複数のジョイント部を介
して荷床パネルとテールゲートパネルに結合され、テー
ルゲートが水平な開位置から垂直な閉位置に回動した場
合、折り疊みパネルが各ジョイント部を中心として荷床
パネルとテールゲートパネルに対して回動して折り疊み
状態となるので、テールゲートギャップカバーそのもの
が作動時に車体にこすれて車体表面を損傷させる問題が
なくなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
の形態を説明する。
【0023】各図において、符号30で示されるもの
は、本発明によるテールゲートギャップカバーである。
このテールゲートギャップカバー30は、対向する2つ
の側壁34、36、前方壁38、テールゲート(後尾
扉)40、および荷床42から成る荷台33を有するタ
イプの標準的なトラック(ピックアップトラック)32
などの車両に後付けできるように構成されたものであ
る。テールゲートギャップカバー30は荷床42および
テールゲート40の間に形成されるテールゲートギャッ
プ(隙間)44を覆うように構成される。これにより
砂、土壌砂礫状物など(不図示)がテールゲートギャッ
プ44内に入り込んだり、通過するのが防止され、テー
ルゲートギャップ44に隣接するトラックの構成部品あ
るいはその表面の損傷が防止される。
は、本発明によるテールゲートギャップカバーである。
このテールゲートギャップカバー30は、対向する2つ
の側壁34、36、前方壁38、テールゲート(後尾
扉)40、および荷床42から成る荷台33を有するタ
イプの標準的なトラック(ピックアップトラック)32
などの車両に後付けできるように構成されたものであ
る。テールゲートギャップカバー30は荷床42および
テールゲート40の間に形成されるテールゲートギャッ
プ(隙間)44を覆うように構成される。これにより
砂、土壌砂礫状物など(不図示)がテールゲートギャッ
プ44内に入り込んだり、通過するのが防止され、テー
ルゲートギャップ44に隣接するトラックの構成部品あ
るいはその表面の損傷が防止される。
【0024】テールゲートギャップカバー30は、テー
ルゲートギャップ44に平行に、互いに平行に離間して
隣接して配置された複数の相互に連結されたパネルから
構成される。具体的には、互いに連結されたパネルは、
一方の側壁34から他方の側壁36に渡ってテールゲー
トギャップ44に平行に延びている。後述するように、
この構成により、テールゲート40が開あるいは閉位置
にヒンジ45を中心に回動しても、テールゲートギャッ
プカバー30の各部は、トラックの隣接した面上で伸縮
したりスライドすることなく作動することが可能にな
る。
ルゲートギャップ44に平行に、互いに平行に離間して
隣接して配置された複数の相互に連結されたパネルから
構成される。具体的には、互いに連結されたパネルは、
一方の側壁34から他方の側壁36に渡ってテールゲー
トギャップ44に平行に延びている。後述するように、
この構成により、テールゲート40が開あるいは閉位置
にヒンジ45を中心に回動しても、テールゲートギャッ
プカバー30の各部は、トラックの隣接した面上で伸縮
したりスライドすることなく作動することが可能にな
る。
【0025】図1〜図4には、既に荷床ライナー46と
テールゲートライナー48が存在するトラック32に後
付け可能なテールゲートギャップカバー30の好適な実
施形態が開示されている。好ましい実施形態では、テー
ルゲートギャップカバー30は、荷床パネル52、折り
疊みパネル54、およびテールゲートパネル56の相互
に連結された3つの基本構成部材から成る。製造を容易
にするためにこれらのパネル部材は、ポリエチレン、テ
フロン(登録商標)などの材質から真空成型される。こ
のような製法により、一体型のテールゲートギャップカ
バー30を製造できる。即ち、テールゲートギャップカ
バー30は、連続しており、分断された部分を持たず、
各パネルは一体的に結合される。ただし、好適な実施例
においては、後述のように、テールゲートギャップカバ
ー30は分離した2つの独立した「ワンピース」部分を
有する。
テールゲートライナー48が存在するトラック32に後
付け可能なテールゲートギャップカバー30の好適な実
施形態が開示されている。好ましい実施形態では、テー
ルゲートギャップカバー30は、荷床パネル52、折り
疊みパネル54、およびテールゲートパネル56の相互
に連結された3つの基本構成部材から成る。製造を容易
にするためにこれらのパネル部材は、ポリエチレン、テ
フロン(登録商標)などの材質から真空成型される。こ
のような製法により、一体型のテールゲートギャップカ
バー30を製造できる。即ち、テールゲートギャップカ
バー30は、連続しており、分断された部分を持たず、
各パネルは一体的に結合される。ただし、好適な実施例
においては、後述のように、テールゲートギャップカバ
ー30は分離した2つの独立した「ワンピース」部分を
有する。
【0026】テールゲートギャップカバー30を装着す
るには、通常、荷床パネル52を荷床42に装着し、テ
ールゲートパネル56をテールゲート40に装着する。
このようにして、荷床パネル52およびテールゲートパ
ネル56の間に配置されこれらと一体的に取り付けられ
る折り疊みパネル54によりテールゲートギャップ44
を効率良く覆うことができる。普通、荷床パネル52お
よびテールゲートパネル56は、それぞれ荷床42およ
びテールゲート40に一般的な金属固定具58〜60
(ビス、リベットなど)を用いて取り付けられる。1枚
のパネルの取り付けに必要な固定具の数は、トラック3
2の大きさ、パネルの構造などにより異なるが、普通は
4本以上の固定具が用いられる。
るには、通常、荷床パネル52を荷床42に装着し、テ
ールゲートパネル56をテールゲート40に装着する。
このようにして、荷床パネル52およびテールゲートパ
ネル56の間に配置されこれらと一体的に取り付けられ
る折り疊みパネル54によりテールゲートギャップ44
を効率良く覆うことができる。普通、荷床パネル52お
よびテールゲートパネル56は、それぞれ荷床42およ
びテールゲート40に一般的な金属固定具58〜60
(ビス、リベットなど)を用いて取り付けられる。1枚
のパネルの取り付けに必要な固定具の数は、トラック3
2の大きさ、パネルの構造などにより異なるが、普通は
4本以上の固定具が用いられる。
【0027】上述のテールゲートギャップカバー30の
構造をより詳細に考察すれば、好ましい実施形態では、
中間の折り疊みパネル54は、互いに離れた位置に形成
された一対の折り畳み用ジョイント64、66を有す
る。各折り畳み用ジョイント64、66はテールゲート
ギャップカバー30の全長に渡ってテールゲートギャッ
プ44と平行に伸長している。このようにして、折り畳
み用ジョイント64、66は、ピアノの蓋のヒンジのよ
うな長いヒンジとして作用する。この構成では、各折り
畳み用ジョイント64、66により、それぞれ折り疊み
軸が形成される。すなわち、折り畳み用ジョイント64
により折り疊み軸74が、また折り畳み用ジョイント6
6により折り疊み軸76が形成される。矢印80、82
で示すようにテールゲート40を開あるいは閉位置に回
動すると、折り疊みパネル54は回動して図3に示すよ
うにテールゲートギャップ44内に入り込むか、または
図6に示すようにテールゲートギャップ44の上部に跳
ね上げられる。
構造をより詳細に考察すれば、好ましい実施形態では、
中間の折り疊みパネル54は、互いに離れた位置に形成
された一対の折り畳み用ジョイント64、66を有す
る。各折り畳み用ジョイント64、66はテールゲート
ギャップカバー30の全長に渡ってテールゲートギャッ
プ44と平行に伸長している。このようにして、折り畳
み用ジョイント64、66は、ピアノの蓋のヒンジのよ
うな長いヒンジとして作用する。この構成では、各折り
畳み用ジョイント64、66により、それぞれ折り疊み
軸が形成される。すなわち、折り畳み用ジョイント64
により折り疊み軸74が、また折り畳み用ジョイント6
6により折り疊み軸76が形成される。矢印80、82
で示すようにテールゲート40を開あるいは閉位置に回
動すると、折り疊みパネル54は回動して図3に示すよ
うにテールゲートギャップ44内に入り込むか、または
図6に示すようにテールゲートギャップ44の上部に跳
ね上げられる。
【0028】上記したように、好ましい実施形態では、
テールゲートギャップカバー30は真空あるいは押し出
し成型され、その結果、折り疊み用ジョイント64、6
6は荷床パネル52、折り疊みパネル54、およびテー
ルゲートパネル56と一体的に形成される。このように
して、折り畳み用ジョイント64、66は、それ自身に
形状が記憶されるように、つまり、所定に自然に折り畳
まれるような性質を持つように、成形、モールドあるい
は押し出し成形される。別の言い方をすれば、テールゲ
ートギャップカバー30は、図3に示すように自然に折
り畳まれた形状となるように成型される。これにより、
テールゲートギャップカバー30は、装着後もテールゲ
ート40が水平な開位置から垂直な閉位置に回動された
際に、折り疊まれた形状に戻るような復元力を保持す
る。
テールゲートギャップカバー30は真空あるいは押し出
し成型され、その結果、折り疊み用ジョイント64、6
6は荷床パネル52、折り疊みパネル54、およびテー
ルゲートパネル56と一体的に形成される。このように
して、折り畳み用ジョイント64、66は、それ自身に
形状が記憶されるように、つまり、所定に自然に折り畳
まれるような性質を持つように、成形、モールドあるい
は押し出し成形される。別の言い方をすれば、テールゲ
ートギャップカバー30は、図3に示すように自然に折
り畳まれた形状となるように成型される。これにより、
テールゲートギャップカバー30は、装着後もテールゲ
ート40が水平な開位置から垂直な閉位置に回動された
際に、折り疊まれた形状に戻るような復元力を保持す
る。
【0029】図2に示すように、折り畳み用ジョイント
64、66は、テールゲート40が水平な開位置にある
場合に互いに逆方向に突き出した溝71、72により形
成される。この時溝71は図の上方に、また溝72は下
方に突出する。図2に示すように、溝71は荷床42の
後縁68に隣接して配置されている。このような構造に
より、テールゲート40が垂直な閉位置に移動した際
に、折り疊みパネル54は荷床42の後縁68に緊密に
合わされそれと整合する。同様に溝72はテールゲート
40の前縁70に隣接して配置される。このような構造
により、テールゲート40が垂直な閉位置に回動した際
に、折り畳み用ジョイント66はテールゲートギャップ
44に落ち込む。その結果、折り疊みパネル54の中心
部は、テールゲート40が開または閉位置へ回動する
際、溝71、72で回動する。
64、66は、テールゲート40が水平な開位置にある
場合に互いに逆方向に突き出した溝71、72により形
成される。この時溝71は図の上方に、また溝72は下
方に突出する。図2に示すように、溝71は荷床42の
後縁68に隣接して配置されている。このような構造に
より、テールゲート40が垂直な閉位置に移動した際
に、折り疊みパネル54は荷床42の後縁68に緊密に
合わされそれと整合する。同様に溝72はテールゲート
40の前縁70に隣接して配置される。このような構造
により、テールゲート40が垂直な閉位置に回動した際
に、折り畳み用ジョイント66はテールゲートギャップ
44に落ち込む。その結果、折り疊みパネル54の中心
部は、テールゲート40が開または閉位置へ回動する
際、溝71、72で回動する。
【0030】図4においては、テールゲートギャップカ
バー30が2つの同様に構成された部分、すなわち左側
(運転席側)部分88と、右側部分(助手席)90の組
合せから構成されている。このようにテールゲートギャ
ップカバー30を2分割にしたのは2つの理由による。
まず、第1の理由は、テールゲートギャップカバー30
をトラック32に緊密にしかも正確に取り付け、テール
ゲートギャップカバー30とトラック32の間に生じる
隙間が最小になるように、テールゲートギャップカバー
30を取り付けなければならない、ことである。これ
で、ギャップ内の岩屑、その他の積載物が脱落すること
がほぼ防止される。第2の理由は、製造、運搬、販売な
どのビジネス上の理由であり、テールゲートギャップカ
バー30をほぼ同サイズの2つの部品に分割しておけ
ば、運送のため梱包するとき場所を取らないからであ
る。
バー30が2つの同様に構成された部分、すなわち左側
(運転席側)部分88と、右側部分(助手席)90の組
合せから構成されている。このようにテールゲートギャ
ップカバー30を2分割にしたのは2つの理由による。
まず、第1の理由は、テールゲートギャップカバー30
をトラック32に緊密にしかも正確に取り付け、テール
ゲートギャップカバー30とトラック32の間に生じる
隙間が最小になるように、テールゲートギャップカバー
30を取り付けなければならない、ことである。これ
で、ギャップ内の岩屑、その他の積載物が脱落すること
がほぼ防止される。第2の理由は、製造、運搬、販売な
どのビジネス上の理由であり、テールゲートギャップカ
バー30をほぼ同サイズの2つの部品に分割しておけ
ば、運送のため梱包するとき場所を取らないからであ
る。
【0031】また、図4の構造では、切り欠き75がテ
ールゲートギャップカバー30の溝64の運転席側と助
手席側の端部にそれぞれ設けられている。この切り欠き
75により、荷床パネル52は支柱94に対して正接す
るようになり、また折り畳みパネル54とテールゲート
パネル56は、支柱94に対して所定のクリアランスを
もって離間される。この切り欠き75は無くても良い
が、その場合はトラック車体の一部であるテールゲート
シールを加工しなければならないが、多くの場合これは
望ましくない。また、図4において符号77は他の切り
欠きを示し、同様にテールゲートギャップカバー30の
溝66の運転席側と助手席側の端部にそれぞれ設けられ
る。これらの切り欠きは、テールゲート40を閉成した
際にテールゲートギャップ44内に入り込む部分であ
り、水抜き、あるいは清掃のための開口部として機能す
る。
ールゲートギャップカバー30の溝64の運転席側と助
手席側の端部にそれぞれ設けられている。この切り欠き
75により、荷床パネル52は支柱94に対して正接す
るようになり、また折り畳みパネル54とテールゲート
パネル56は、支柱94に対して所定のクリアランスを
もって離間される。この切り欠き75は無くても良い
が、その場合はトラック車体の一部であるテールゲート
シールを加工しなければならないが、多くの場合これは
望ましくない。また、図4において符号77は他の切り
欠きを示し、同様にテールゲートギャップカバー30の
溝66の運転席側と助手席側の端部にそれぞれ設けられ
る。これらの切り欠きは、テールゲート40を閉成した
際にテールゲートギャップ44内に入り込む部分であ
り、水抜き、あるいは清掃のための開口部として機能す
る。
【0032】2つの部分からなるテールゲートギャップ
カバー30の取り付けは大略次のようにして行なう。ま
ず、左側(運転席側)部分88を対応するトラックの荷
床の支柱94と当接するように位置決めする。次に、そ
れと合わさる右側部分(助手席)90を対応する荷床の
支柱96に当接するように位置決めする。そして、通
常、左右の部分88、90はオーバラップするに充分な
大きさなので、一方の部分の一部を正確に切り落とし、
左右の部分88、90が荷床42のほぼ中央で隣接しあ
うようにする。最後に、2つの部分88、90が前述の
ようにしてトラックの表面に固定される。
カバー30の取り付けは大略次のようにして行なう。ま
ず、左側(運転席側)部分88を対応するトラックの荷
床の支柱94と当接するように位置決めする。次に、そ
れと合わさる右側部分(助手席)90を対応する荷床の
支柱96に当接するように位置決めする。そして、通
常、左右の部分88、90はオーバラップするに充分な
大きさなので、一方の部分の一部を正確に切り落とし、
左右の部分88、90が荷床42のほぼ中央で隣接しあ
うようにする。最後に、2つの部分88、90が前述の
ようにしてトラックの表面に固定される。
【0033】通常、テールゲートギャップカバー30は
荷床ライナー46およびテールゲートライナー48が存
在するトラック32に後付けできるように構成されてい
る(図2、図3)。この場合、荷床パネル52は、荷床
ライナー46の下部に差し込み、荷床42に対して固定
する。一方、テールゲートパネル56はテールゲートラ
イナー48の上から固定する。このような構成によれ
ば、テールゲート40を開放して、岩屑、砂礫状の積載
物を容易にトラック後方から掃き出し、またシャベルな
どで掻き出すことができる。
荷床ライナー46およびテールゲートライナー48が存
在するトラック32に後付けできるように構成されてい
る(図2、図3)。この場合、荷床パネル52は、荷床
ライナー46の下部に差し込み、荷床42に対して固定
する。一方、テールゲートパネル56はテールゲートラ
イナー48の上から固定する。このような構成によれ
ば、テールゲート40を開放して、岩屑、砂礫状の積載
物を容易にトラック後方から掃き出し、またシャベルな
どで掻き出すことができる。
【0034】ただし、テールゲートギャップカバー30
は図7、図8に示すように構成することも考えられる。
図7、図8のテールゲートギャップカバー30において
は、テールゲートパネル56の部分が、前述のテールゲ
ートライナー48と同様、テールゲート40のほぼ全体
を覆うような形状、サイズに構成されている。この構成
では、テールゲートパネル56に舌部98が設けられ、
この舌部98がテールゲート40の尾縁102に係合す
ることにより、テールゲートパネル56が確実に正規の
位置に位置決めされる。同様に、荷床パネル52を充分
な大きさ、形状にし、これにより別体の荷床ライナー4
6を省略することもできる。
は図7、図8に示すように構成することも考えられる。
図7、図8のテールゲートギャップカバー30において
は、テールゲートパネル56の部分が、前述のテールゲ
ートライナー48と同様、テールゲート40のほぼ全体
を覆うような形状、サイズに構成されている。この構成
では、テールゲートパネル56に舌部98が設けられ、
この舌部98がテールゲート40の尾縁102に係合す
ることにより、テールゲートパネル56が確実に正規の
位置に位置決めされる。同様に、荷床パネル52を充分
な大きさ、形状にし、これにより別体の荷床ライナー4
6を省略することもできる。
【0035】図5、図6には、テールゲート40が垂直
な閉位置に回動する際、折り疊みパネル54が矢印10
4の方向、つまりテールゲート40と隣接する位置に上
方に折り疊まれるように作動するテールゲートギャップ
カバー30が図示されている。この構成では、図5から
明らかなように、折り畳み用ジョイント64は荷床42
の後縁68から離れた位置に配置される。一方、折り畳
み用ジョイント66はテールゲート下端部70に近い位
置に形成される。このような構成は、テールゲートギャ
ップ44が折り疊みパネル54を収容するには狭すぎる
場合に有用である。
な閉位置に回動する際、折り疊みパネル54が矢印10
4の方向、つまりテールゲート40と隣接する位置に上
方に折り疊まれるように作動するテールゲートギャップ
カバー30が図示されている。この構成では、図5から
明らかなように、折り畳み用ジョイント64は荷床42
の後縁68から離れた位置に配置される。一方、折り畳
み用ジョイント66はテールゲート下端部70に近い位
置に形成される。このような構成は、テールゲートギャ
ップ44が折り疊みパネル54を収容するには狭すぎる
場合に有用である。
【0036】図9、図10の構造では、テールゲートギ
ャップカバー30は2つのパネル部分、つまり荷床パネ
ル52、テールゲートパネル56から構成されている。
この場合、荷床パネル52が折り畳みパネル54を兼用
している。この構成では、荷床パネル52に折り畳み用
ジョイント66が形成される。動作を説明すると、テー
ルゲート40が垂直な閉位置に向って回動するとき、荷
床パネル52は下方のテールゲートギャップ44内へと
折り込まれる。したがって、荷床パネル52は荷床42
の後縁68に沿って後縁68の形状に一致するように変
形する。
ャップカバー30は2つのパネル部分、つまり荷床パネ
ル52、テールゲートパネル56から構成されている。
この場合、荷床パネル52が折り畳みパネル54を兼用
している。この構成では、荷床パネル52に折り畳み用
ジョイント66が形成される。動作を説明すると、テー
ルゲート40が垂直な閉位置に向って回動するとき、荷
床パネル52は下方のテールゲートギャップ44内へと
折り込まれる。したがって、荷床パネル52は荷床42
の後縁68に沿って後縁68の形状に一致するように変
形する。
【0037】さらに異なるテールゲートギャップカバー
30の構成を図11〜図15に示す。図11、図12の
構造では、テールゲートギャップカバー30は荷床パネ
ル52、折り疊みパネル54およびテールゲートパネル
56の3つの部分から構成され、荷床パネル52の部分
にはテールゲートギャップカバー30の全長に渡ってテ
ールゲートギャップ44と平行に延びる複数の波型部分
108が設けられている。この波型部分108は、テー
ルゲートギャップカバー30が硬質プラスチックや、ば
ね鋼の薄板などから構成される場合に必要となる応力軽
減手段として設けられる。また、応力を軽減、吸収する
他に、波型部分108によりテールゲート40の開閉に
ともなう疲労および衝撃を最小限にすることができる。
30の構成を図11〜図15に示す。図11、図12の
構造では、テールゲートギャップカバー30は荷床パネ
ル52、折り疊みパネル54およびテールゲートパネル
56の3つの部分から構成され、荷床パネル52の部分
にはテールゲートギャップカバー30の全長に渡ってテ
ールゲートギャップ44と平行に延びる複数の波型部分
108が設けられている。この波型部分108は、テー
ルゲートギャップカバー30が硬質プラスチックや、ば
ね鋼の薄板などから構成される場合に必要となる応力軽
減手段として設けられる。また、応力を軽減、吸収する
他に、波型部分108によりテールゲート40の開閉に
ともなう疲労および衝撃を最小限にすることができる。
【0038】図13、14は、特殊な構造のテールゲー
ト40を持つトラックに装着されるテールゲートギャッ
プカバー30の構造を示したものである。この構造で
は、テールゲートギャップ44(テールゲート下端)が
一方向に向かって傾斜しており、テールゲートギャップ
カバー30はこの同じ方向に案内される。図13、14
から明らかなように、折り畳み用ジョイント64は丁度
テールゲートギャップ44の中央位置に配置される。
ト40を持つトラックに装着されるテールゲートギャッ
プカバー30の構造を示したものである。この構造で
は、テールゲートギャップ44(テールゲート下端)が
一方向に向かって傾斜しており、テールゲートギャップ
カバー30はこの同じ方向に案内される。図13、14
から明らかなように、折り畳み用ジョイント64は丁度
テールゲートギャップ44の中央位置に配置される。
【0039】図15は、3つのパネルを連結させた他の
テールゲートギャップカバー30の構成を示す。この場
合、荷床パネル52は水平方向にそれぞれ離間した複数
の結合タブ118を有している。この結合タブ118
は、荷床42の後縁68と、荷床42の補強リブ124
との間に充分な装着スペースが無いトラックにテールゲ
ートギャップカバー30を装着するのを容易にするため
に設けられる。通常、テールゲートギャップカバー30
の荷床パネル52は、荷床42の後縁68と補強リブ1
24間に配置されたほぼ平坦な板状領域において荷床4
2に固定される。しかし、ある種のトラックではこの装
着スペースが著しく狭い場合がある。したがって、この
ような場合には、テールゲートギャップカバー30を変
形させることが必要になる。図15から明らかなよう
に、各結合タブ118は補強リブ124間で荷床42に
取り付けられるように間隔をおいて設けられる。このよ
うに、結合タブ118は岩屑や砂礫、粒状の積載物を荷
台から取り除いたりあるいは掻き出したりするのが容易
になるように配置される。
テールゲートギャップカバー30の構成を示す。この場
合、荷床パネル52は水平方向にそれぞれ離間した複数
の結合タブ118を有している。この結合タブ118
は、荷床42の後縁68と、荷床42の補強リブ124
との間に充分な装着スペースが無いトラックにテールゲ
ートギャップカバー30を装着するのを容易にするため
に設けられる。通常、テールゲートギャップカバー30
の荷床パネル52は、荷床42の後縁68と補強リブ1
24間に配置されたほぼ平坦な板状領域において荷床4
2に固定される。しかし、ある種のトラックではこの装
着スペースが著しく狭い場合がある。したがって、この
ような場合には、テールゲートギャップカバー30を変
形させることが必要になる。図15から明らかなよう
に、各結合タブ118は補強リブ124間で荷床42に
取り付けられるように間隔をおいて設けられる。このよ
うに、結合タブ118は岩屑や砂礫、粒状の積載物を荷
台から取り除いたりあるいは掻き出したりするのが容易
になるように配置される。
【0040】以上に示した実施形態は、あくまでも本発
明の一例に過ぎないものであり、本発明はその技術思想
の範囲内において当業者が適宜変更可能なものであるの
はいうまでもない。以上に図示した実施形態は、基本構
造そのものが矛盾しない限りそれぞれ任意に相互に組合
せることができるもので、たとえば図11、図12に示
した波型部分108は、図5、図6に示した構造におい
ても実施可能なものである。また、図15の結合タブ1
18は、他の図におけるテールゲートギャップカバー3
0のいずれにおいても実施可能なものである。
明の一例に過ぎないものであり、本発明はその技術思想
の範囲内において当業者が適宜変更可能なものであるの
はいうまでもない。以上に図示した実施形態は、基本構
造そのものが矛盾しない限りそれぞれ任意に相互に組合
せることができるもので、たとえば図11、図12に示
した波型部分108は、図5、図6に示した構造におい
ても実施可能なものである。また、図15の結合タブ1
18は、他の図におけるテールゲートギャップカバー3
0のいずれにおいても実施可能なものである。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、テールゲートギャップカバーは、荷床に装着
される荷床パネルと、テールゲートに装着されるテール
ゲートパネルと、荷床パネルとテールゲートパネルの中
間部に形成された折り疊みパネルとを相互に連結したパ
ネルから構成される。
によれば、テールゲートギャップカバーは、荷床に装着
される荷床パネルと、テールゲートに装着されるテール
ゲートパネルと、荷床パネルとテールゲートパネルの中
間部に形成された折り疊みパネルとを相互に連結したパ
ネルから構成される。
【0042】そして、荷床パネル、折り疊みパネル、な
いしテールゲートパネルにより荷床とテールゲート間の
隙間、すなわちテールゲートギャップが覆われる構造で
あり、テールゲートギャップへの砂礫、肥料、岩屑、
砂、砂利、土壌などの車体を摩耗させやすい砂状あるい
は礫状の積載物、ゴミ、異物の侵入、また、これに起因
する車体表面の消耗、損傷を最小限にでき、また、清掃
の手間が軽減され、路上への危険物の脱落が防止される
とともに、さらに、荷床とテールゲートの間の隙間を橋
渡しし、重量物の積み下しが容易になる。
いしテールゲートパネルにより荷床とテールゲート間の
隙間、すなわちテールゲートギャップが覆われる構造で
あり、テールゲートギャップへの砂礫、肥料、岩屑、
砂、砂利、土壌などの車体を摩耗させやすい砂状あるい
は礫状の積載物、ゴミ、異物の侵入、また、これに起因
する車体表面の消耗、損傷を最小限にでき、また、清掃
の手間が軽減され、路上への危険物の脱落が防止される
とともに、さらに、荷床とテールゲートの間の隙間を橋
渡しし、重量物の積み下しが容易になる。
【0043】さらに、折り疊みパネルは荷床と前記テー
ルゲート間の隙間に沿って延びる複数のジョイント部を
介して荷床パネルとテールゲートパネルと結合され、テ
ールゲートの開閉に伴ない、テールゲートが水平な開位
置をとる場合、折り疊みパネルが非折り疊み状態とな
り、一方テールゲートが垂直な閉位置に移動する場合、
折り疊みパネルが折り疊み状態となるよう折り疊みパネ
ルが各ジョイント部を中心として回動する構造であるた
め、テールゲートギャップカバーそのものが作動時に車
体にこすれて車体表面を損傷させる問題が無い。
ルゲート間の隙間に沿って延びる複数のジョイント部を
介して荷床パネルとテールゲートパネルと結合され、テ
ールゲートの開閉に伴ない、テールゲートが水平な開位
置をとる場合、折り疊みパネルが非折り疊み状態とな
り、一方テールゲートが垂直な閉位置に移動する場合、
折り疊みパネルが折り疊み状態となるよう折り疊みパネ
ルが各ジョイント部を中心として回動する構造であるた
め、テールゲートギャップカバーそのものが作動時に車
体にこすれて車体表面を損傷させる問題が無い。
【0044】さらに、本発明のテールゲートギャップカ
バーは、荷床に装着される荷床パネルと、テールゲート
に装着されるテールゲートパネルと、荷床パネルとテー
ルゲートパネルの中間部に形成された折り疊みパネルか
ら成る簡単な構造であり、極めて簡単安価に製造でき、
荷床ライナーやテールゲートライナーが既に装着された
車体にも容易に装着できる。
バーは、荷床に装着される荷床パネルと、テールゲート
に装着されるテールゲートパネルと、荷床パネルとテー
ルゲートパネルの中間部に形成された折り疊みパネルか
ら成る簡単な構造であり、極めて簡単安価に製造でき、
荷床ライナーやテールゲートライナーが既に装着された
車体にも容易に装着できる。
【図1】本発明によるテールゲートギャップカバーを装
着したトラックの後方からの斜視図である。
着したトラックの後方からの斜視図である。
【図2】本発明によるテールゲートギャップカバーを既
に荷床ライナーおよびテールゲートライナーが装着され
たトラックに後付けした際の要部の構成を示した部分断
面図である。
に荷床ライナーおよびテールゲートライナーが装着され
たトラックに後付けした際の要部の構成を示した部分断
面図である。
【図3】図2の構成でテールゲートを閉成した状態を示
した部分断面図である。
した部分断面図である。
【図4】本発明によるテールゲートギャップカバーの分
割構造を示した荷床およびテールゲート部分の上面図で
ある。
割構造を示した荷床およびテールゲート部分の上面図で
ある。
【図5】本発明による異なるテールゲートギャップカバ
ーの構造を示した部分断面図である。
ーの構造を示した部分断面図である。
【図6】図5の構成でテールゲートを閉成した状態を示
した部分断面図である。
した部分断面図である。
【図7】本発明による異なるテールゲートギャップカバ
ーの構造であり、テールゲートギャップカバーがテール
ゲートライナーを兼ねる構造を示した部分断面図であ
る。
ーの構造であり、テールゲートギャップカバーがテール
ゲートライナーを兼ねる構造を示した部分断面図であ
る。
【図8】図7の構成でテールゲートを開放した状態を示
した部分断面図である。
した部分断面図である。
【図9】本発明による異なるテールゲートギャップカバ
ーの構造であり、折り疊みパネルが荷床パネルと連続的
に構成される構造を示した部分断面図である。
ーの構造であり、折り疊みパネルが荷床パネルと連続的
に構成される構造を示した部分断面図である。
【図10】図9の構成でテールゲートを閉成した状態を
示した部分断面図である。
示した部分断面図である。
【図11】本発明による異なるテールゲートギャップカ
バーの構造であり、荷床パネル部分に波型部分を設けた
構造を示した部分断面図である。
バーの構造であり、荷床パネル部分に波型部分を設けた
構造を示した部分断面図である。
【図12】図11の構成でテールゲートを閉成した状態
を示した部分断面図である。
を示した部分断面図である。
【図13】本発明による異なるテールゲートギャップカ
バーの構造であり、下端が傾斜したテールゲートととも
に用いられるテールゲートギャップカバーの構造を示し
た部分断面図である。
バーの構造であり、下端が傾斜したテールゲートととも
に用いられるテールゲートギャップカバーの構造を示し
た部分断面図である。
【図14】図13の構成でテールゲートを閉成した状態
を示した部分断面図である。
を示した部分断面図である。
【図15】本発明によるテールゲートギャップカバーに
おいて荷床パネルに補強リブに適合した結合タブを設け
る構造を示した上面図である。
おいて荷床パネルに補強リブに適合した結合タブを設け
る構造を示した上面図である。
30 テールゲートギャップカバー 32 トラック 33 荷台 34 側壁 36 側壁 38 前方壁 40 テールゲート 42 荷床 44 テールゲートギャップ 45 ヒンジ 46 荷床ライナー 48 テールゲートライナー 52 荷床パネル 54 折り疊みパネル 56 テールゲートパネル 64 ジョイント 66 ジョイント 71 溝 72 溝 75 切り欠き 94 支柱 96 支柱 98 舌部 102 尾縁 108 波型部分 118 結合タブ 124 補強リブ
Claims (9)
- 【請求項1】 車両の荷床と開閉可能なテールゲート間
の隙間を覆うために着脱可能に車両に装着されるテール
ゲートギャップカバーにおいて、 テールゲートギャップカバーが、 前記荷床に装着される荷床パネルと、 前記テールゲートに装着されるテールゲートパネルと、 前記荷床パネルとテールゲートパネル間に配置された折
り疊みパネルと、 を相互に連結させたパネルから構成され、 前記折り疊みパネルは、前記荷床とテールゲート間の隙
間に沿って延びる複数のジョイント部を介して荷床パネ
ルとテールゲートパネルに結合され、 前記テールゲートが水平な開位置から垂直な閉位置に回
動した場合、前記折り疊みパネルが各ジョイント部を中
心として荷床パネルとテールゲートパネルに対して回動
して折り疊み状態となることを特徴とするテールゲート
ギャップカバー。 - 【請求項2】 前記折り疊みパネルの複数のジョイント
部がテールゲートギャップカバーに形成された第1と第
2の溝から構成され、 このうち第1の溝が前記荷床の後縁近傍位置において上
方に向かって突出して形成されるとともに、 第2の溝がテールゲート下端近傍位置において下方に向
かって突出して形成され、前記テールゲートが水平な開
位置から垂直な閉位置に回動する際、前記折り疊みパネ
ルが下方に向かって折り疊まれ、前記荷床と前記テール
ゲート間の隙間に折り込まれることを特徴とする請求項
1に記載のテールゲートギャップカバー。 - 【請求項3】 前記折り疊みパネルの複数のジョイント
部がテールゲートギャップカバーに形成された第1と第
2の溝から構成され、 このうち第1の溝が前記荷床の後縁から離れた前記荷床
と前記テールゲート間の隙間上の位置において上方に向
かって突出して形成されるとともに、 第2の溝がテールゲート下端近傍位置において下方に向
かって突出して形成され、前記テールゲートが水平な開
位置から垂直な閉位置に回動する際、前記折り疊みパネ
ルが上方に向かって折り疊まれることを特徴とする請求
項1に記載のテールゲートギャップカバー。 - 【請求項4】 前記折り疊みパネルの複数のジョイント
部がテールゲートギャップカバーに形成された第1と第
2の溝から構成され、 このうち第1の溝が前記荷床の後縁から離れた前記荷床
と前記テールゲート間の隙間上の位置において下方に向
かって突出して形成されるとともに、 第2の溝がテールゲート下端近傍位置において上方に向
かって突出して形成され、前記テールゲートが水平な開
位置から垂直な閉位置に回動する際、前記折り疊みパネ
ルが下方に向かって折り疊まれ、前記荷床と前記テール
ゲート間の隙間に折り込まれることを特徴とする請求項
1に記載のテールゲートギャップカバー。 - 【請求項5】 前記荷床パネルが、前記折り疊みパネル
のジョイント部として形成された溝と隣接して、これに
連続するよう形成された複数の波型部分を有することを
特徴とする請求項1に記載のテールゲートギャップカバ
ー。 - 【請求項6】 テールゲートギャップカバーを構成する
荷床パネル、折り疊みパネル、およびテールゲートパネ
ルが車体の左および右半部に相当する少なくとも2つの
部分に分割されていることを特徴とする請求項1に記載
のテールゲートギャップカバー。 - 【請求項7】 前記荷床パネルは、車体の長手方向に沿
って形成された補強リブの間隔に対応した形状を有する
複数の結合タブを有し、この複数の結合タブを介して前
記荷床パネルが荷床に装着されることを特徴とする請求
項1に記載のテールゲートギャップカバー。 - 【請求項8】 前記テールゲートパネルが前記テールゲ
ート全体を覆う形状に構成されることを特徴とする請求
項1に記載のテールゲートギャップカバー。 - 【請求項9】 前記荷床パネルが荷床に装着された荷床
ライナーの下部に差し込まれた上、荷床に装着されるこ
とを特徴とする請求項1に記載のテールゲートギャップ
カバー。
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US08/472190 | 1995-06-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |