JPH09232907A - 移動体通信機器用複合フィルタ - Google Patents
移動体通信機器用複合フィルタInfo
- Publication number
- JPH09232907A JPH09232907A JP4119396A JP4119396A JPH09232907A JP H09232907 A JPH09232907 A JP H09232907A JP 4119396 A JP4119396 A JP 4119396A JP 4119396 A JP4119396 A JP 4119396A JP H09232907 A JPH09232907 A JP H09232907A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attenuation
- filter
- circuit
- lumped constant
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- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 減衰極の周波数を変化させることができると
ともに、減衰極減衰量を増加させることができ、共振器
形SAWフィルタの特性を移動体通信機器用のフィルタ
として適用可能となり、要求される特性を満足させ得る
移動体通信機器用複合フィルタを提供する。 【解決手段】 受信用共振器形SAWフィルタ21の入
出力端に集中定数回路22,23を縦続接続することに
より、減衰極周波数を変化させ、かつ、減衰域での減衰
極の個数を増加させるようにしたものである。
ともに、減衰極減衰量を増加させることができ、共振器
形SAWフィルタの特性を移動体通信機器用のフィルタ
として適用可能となり、要求される特性を満足させ得る
移動体通信機器用複合フィルタを提供する。 【解決手段】 受信用共振器形SAWフィルタ21の入
出力端に集中定数回路22,23を縦続接続することに
より、減衰極周波数を変化させ、かつ、減衰域での減衰
極の個数を増加させるようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話に用いら
れる共振器形SAWフィルタと電気回路を複合させたフ
ィルタに関するものである。
れる共振器形SAWフィルタと電気回路を複合させたフ
ィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルタの小型化を目的として、
弾性表面波を用いてフィルタを構成する場合、図4に示
すようなトランスバーサル形構成や、図5に示すような
共振器形構成が主に用いられている。図4において、1
は入力端子、2は出力端子、3〜9は弾性表面波を用い
た素子である。
弾性表面波を用いてフィルタを構成する場合、図4に示
すようなトランスバーサル形構成や、図5に示すような
共振器形構成が主に用いられている。図4において、1
は入力端子、2は出力端子、3〜9は弾性表面波を用い
た素子である。
【0003】また、図5において、11は入力端子、1
2は出力端子、13は弾性表面波を用いた素子である。
上記したトランスバーサル形構成と共振器形構成はいず
れも弾性表面波を用いた素子のみで実現されている。そ
して、トランスバーサル形構成の場合は、他のフィルタ
に比較して、小型化が可能である。また、共振器形構成
の場合は、弾性表面波を共振器として用いるもので梯子
形構成でフィルタを実現する。
2は出力端子、13は弾性表面波を用いた素子である。
上記したトランスバーサル形構成と共振器形構成はいず
れも弾性表面波を用いた素子のみで実現されている。そ
して、トランスバーサル形構成の場合は、他のフィルタ
に比較して、小型化が可能である。また、共振器形構成
の場合は、弾性表面波を共振器として用いるもので梯子
形構成でフィルタを実現する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のフィルタ構成では、携帯電話用空中線共用器と
してSAWフィルタを適用する場合、トランスバーサル
形構成では、周波数特性がフィルタの通過帯域、減衰帯
域共に大きなリップルが存在し、保証減衰量が低いこと
が知られている。
た従来のフィルタ構成では、携帯電話用空中線共用器と
してSAWフィルタを適用する場合、トランスバーサル
形構成では、周波数特性がフィルタの通過帯域、減衰帯
域共に大きなリップルが存在し、保証減衰量が低いこと
が知られている。
【0005】また、共振器形構成では、トランスバーサ
ル形構成と比べ、リップルは殆ど認められないが、同様
に保証減衰量が低く、この欠点を克服するために、段数
を多く用いて構成されているが、いずれも要求値を満足
できないという問題点があった。本発明は、上記問題点
を除去し、減衰極の周波数を変化させることができると
ともに、減衰極減衰量を増加させることができ、共振器
形SAWフィルタの特性を移動体通信機器用のフィルタ
として適用可能となり、要求される特性を満足させ得る
移動体通信機器用複合フィルタを提供することを目的と
する。
ル形構成と比べ、リップルは殆ど認められないが、同様
に保証減衰量が低く、この欠点を克服するために、段数
を多く用いて構成されているが、いずれも要求値を満足
できないという問題点があった。本発明は、上記問題点
を除去し、減衰極の周波数を変化させることができると
ともに、減衰極減衰量を増加させることができ、共振器
形SAWフィルタの特性を移動体通信機器用のフィルタ
として適用可能となり、要求される特性を満足させ得る
移動体通信機器用複合フィルタを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)移動体通信機器用複合フィルタにおいて、共振器
形SAWフィルタの入出力端に電気回路を付加すること
により、減衰極周波数を変化させ、かつ、減衰域での減
衰極の個数を増加させるようにしたものである。
成するために、 (1)移動体通信機器用複合フィルタにおいて、共振器
形SAWフィルタの入出力端に電気回路を付加すること
により、減衰極周波数を変化させ、かつ、減衰域での減
衰極の個数を増加させるようにしたものである。
【0007】(2)上記(1)記載の移動体通信機器用
複合フィルタにおいて、前記電気回路は、集中定数素子
と分布定数素子により構成するようにしたものである。 (3)移動体通信機器用複合フィルタにおいて、共振器
形SAWフィルタの入出力端に集中定数回路を縦続接続
することにより、減衰極周波数を変化させ、かつ、減衰
域での減衰極の個数を増加させるようにしたものであ
る。
複合フィルタにおいて、前記電気回路は、集中定数素子
と分布定数素子により構成するようにしたものである。 (3)移動体通信機器用複合フィルタにおいて、共振器
形SAWフィルタの入出力端に集中定数回路を縦続接続
することにより、減衰極周波数を変化させ、かつ、減衰
域での減衰極の個数を増加させるようにしたものであ
る。
【0008】(4)上記(3)記載の移動体通信機器用
複合フィルタにおいて、前記集中定数回路は集中定数素
子と分布定数素子から構成するようにしたものである。
上記のように構成したので、減衰極の周波数を変化させ
ることができる。また、減衰極減衰量を増加させること
ができる。また、共振器形SAWフィルタの特性を携帯
電話用空中線共用器に適用することが可能となり、要求
される特性を満足させることができる。
複合フィルタにおいて、前記集中定数回路は集中定数素
子と分布定数素子から構成するようにしたものである。
上記のように構成したので、減衰極の周波数を変化させ
ることができる。また、減衰極減衰量を増加させること
ができる。また、共振器形SAWフィルタの特性を携帯
電話用空中線共用器に適用することが可能となり、要求
される特性を満足させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施例を示す複合フィルタの回路構成図、図2はその複
合フィルタの等価回路図であり、図1の回路を集中定数
素子LCで実現したものである。図3はその複合フィル
タの回路部分のアドミッタンスを示す図である。
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施例を示す複合フィルタの回路構成図、図2はその複
合フィルタの等価回路図であり、図1の回路を集中定数
素子LCで実現したものである。図3はその複合フィル
タの回路部分のアドミッタンスを示す図である。
【0010】図1に示すように、受信用共振器形SAW
フィルタ21の入力端子bに第1の集中定数回路22を
付加し、受信用共振器形SAWフィルタ21の出力端子
cに第2の集中定数回路23を付加する。また、図2に
おいて、入力端子aにインダクタL1 及びインダクタL
3 が直列に接続され、インダクタL1 及びL3 の間にコ
ンデンサC2 が並列に接続されている。インダクタL3
の他端は、受信用共振器形SAWフィルタ21の入力端
子bに接続され、出力端子cにはL0 ・C0 並列共振回
路、インダクタL5 及びインダクタL7 が直列に接続さ
れている。また、インダクタL7 の両端には、コンデン
サC4 及びC6 が並列に接続されている。
フィルタ21の入力端子bに第1の集中定数回路22を
付加し、受信用共振器形SAWフィルタ21の出力端子
cに第2の集中定数回路23を付加する。また、図2に
おいて、入力端子aにインダクタL1 及びインダクタL
3 が直列に接続され、インダクタL1 及びL3 の間にコ
ンデンサC2 が並列に接続されている。インダクタL3
の他端は、受信用共振器形SAWフィルタ21の入力端
子bに接続され、出力端子cにはL0 ・C0 並列共振回
路、インダクタL5 及びインダクタL7 が直列に接続さ
れている。また、インダクタL7 の両端には、コンデン
サC4 及びC6 が並列に接続されている。
【0011】このように構成された複合フィルタの動作
について説明する。以上のように、携帯電話用受信用フ
ィルタとして、共振器形SAWフィルタ21を使用する
には、減衰域保証減衰量が50dB以上を要求される場
合がある。本発明は、受信用共振器形SAWフィルタ2
1と第1の集中定数回路22及び第2の集中定数回路2
3を複合することにより、要求される保証減衰量を満足
する回路構成を実現させるものである。
について説明する。以上のように、携帯電話用受信用フ
ィルタとして、共振器形SAWフィルタ21を使用する
には、減衰域保証減衰量が50dB以上を要求される場
合がある。本発明は、受信用共振器形SAWフィルタ2
1と第1の集中定数回路22及び第2の集中定数回路2
3を複合することにより、要求される保証減衰量を満足
する回路構成を実現させるものである。
【0012】本発明の適用例をデータにより証明する。
本発明の回路構成として、図2に示すa−b端子間およ
びc−d端子間の回路について述べる。この回路の各素
子の定数と受信用共振器形SAWフィルタ21のフィル
タ特性の各周波数点における減衰量を表1〜表3に示
す。
本発明の回路構成として、図2に示すa−b端子間およ
びc−d端子間の回路について述べる。この回路の各素
子の定数と受信用共振器形SAWフィルタ21のフィル
タ特性の各周波数点における減衰量を表1〜表3に示
す。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【表3】
【0016】上記表1において、回路素子L0 ・L1 ・
L7 及びC0 〜C6 を一定値にし、L3 =23.2(n
H)から25.4(nH)に、L5 =14.1(nH)
から16.6(nH)に変化させた場合の受信用共振器
形SAWフィルタ21の周波数特性・減衰極周波数及び
減衰極減衰量を上記表3に示す。表3において、初期状
態から第1の集中定数回路22を付加することにより、
減衰極周波数(減衰量)f1 MHz(α1 dB)が83
6.5MHz(60dB)から840MHz(65d
B)、f2 MHz(α2 dB)が851MHzで変動せ
ず、減衰量が(51dB)から(55dB)へ、第2の
集中定数回路23を付加することにより、f1 (α1)
が836.5MHz(60dB)から846MHz(6
1dB)、f2 (α2 )が851MHz(51dB)か
ら846MHz(61dB)に変化する。すなわち、f
1 においては、9.5MHz、f2 においては5MHz
の周波数の変化がある。
L7 及びC0 〜C6 を一定値にし、L3 =23.2(n
H)から25.4(nH)に、L5 =14.1(nH)
から16.6(nH)に変化させた場合の受信用共振器
形SAWフィルタ21の周波数特性・減衰極周波数及び
減衰極減衰量を上記表3に示す。表3において、初期状
態から第1の集中定数回路22を付加することにより、
減衰極周波数(減衰量)f1 MHz(α1 dB)が83
6.5MHz(60dB)から840MHz(65d
B)、f2 MHz(α2 dB)が851MHzで変動せ
ず、減衰量が(51dB)から(55dB)へ、第2の
集中定数回路23を付加することにより、f1 (α1)
が836.5MHz(60dB)から846MHz(6
1dB)、f2 (α2 )が851MHz(51dB)か
ら846MHz(61dB)に変化する。すなわち、f
1 においては、9.5MHz、f2 においては5MHz
の周波数の変化がある。
【0017】これを図3の第1の集中定数回路22のア
ドミタンスY1 (22)及び受信用共振器形SAWフィルタ
21の入力アドミタンスYS (11)から考察する。減衰域
減衰極周波数の変動について、この受信用共振器形SA
Wフィルタ21の入力点における反射係数r1 は、
ドミタンスY1 (22)及び受信用共振器形SAWフィルタ
21の入力アドミタンスYS (11)から考察する。減衰域
減衰極周波数の変動について、この受信用共振器形SA
Wフィルタ21の入力点における反射係数r1 は、
【0018】
【数1】
【0019】となり、この反射係数r1 が極Z0 に比較
して、極値になればよい。また、図1に示した本発明の
実施例のように、第1の集中定数回路22と第2の集中
定数回路23の間に特性インピーダンスの異なる受信用
共振器形SAWフィルタ21が接続されている場合、全
体の動作伝達量Θは、
して、極値になればよい。また、図1に示した本発明の
実施例のように、第1の集中定数回路22と第2の集中
定数回路23の間に特性インピーダンスの異なる受信用
共振器形SAWフィルタ21が接続されている場合、全
体の動作伝達量Θは、
【0020】
【数2】
【0021】(ここで、ΘはΘ=αH +jβH で、減衰
量はαH 、位相量は、βH で表す。またθ1 、θ2 、θ
3 は駆動抵抗、終端抵抗共に、標準状態の場合の動作伝
達量である。)となり、これは動作減衰量、動作位相量
がr1 ,r2 により変更が可能であることを表してい
る。このことから、第1の集中定数回路22及び第2の
集中定数回路23を付加し、適切な素子値を設定するこ
とで減衰量を増加させることが可能である。
量はαH 、位相量は、βH で表す。またθ1 、θ2 、θ
3 は駆動抵抗、終端抵抗共に、標準状態の場合の動作伝
達量である。)となり、これは動作減衰量、動作位相量
がr1 ,r2 により変更が可能であることを表してい
る。このことから、第1の集中定数回路22及び第2の
集中定数回路23を付加し、適切な素子値を設定するこ
とで減衰量を増加させることが可能である。
【0022】また、 Y1(22) =R1 +jX1 …(3) Ys(11) =RS +jXS …(4) とすると、Y1 (22)とYs(11) の合成アドミタンスY
は、 Y=Y1(22) +Ys(11) =R1 +jX1 +RS +jXS …(5) となる。ここでY=∞となる条件は、R1 =−RS 、X
1 =−XS 、であり、ここでは、X1 =−XS につい
て、検討する。
は、 Y=Y1(22) +Ys(11) =R1 +jX1 +RS +jXS …(5) となる。ここでY=∞となる条件は、R1 =−RS 、X
1 =−XS 、であり、ここでは、X1 =−XS につい
て、検討する。
【0023】
【表4】
【0024】そこで、この表4より、極周波数f1 にお
いて、X1 =12.6、X2 =−13.9であるので、
X1 ≒−X2 と考えると、式(5)は実数成分のみとな
る。このことより、第1の集中定数回路22と受信用共
振器形SAWフィルタ21の接続端子b点において、L
C共振回路が等価的に構成される。このことから、本発
明の集中定数回路を共振形SAWフィルタの入力及び出
力に付加することにより、減衰極の周波数を変化させる
ことが可能であることが分かる。また、L0 ・C0 並列
共振回路を第2の集中定数回路23に挿入していること
で減衰極減衰量はα1 で4dB、α2 で10dB増加す
る。
いて、X1 =12.6、X2 =−13.9であるので、
X1 ≒−X2 と考えると、式(5)は実数成分のみとな
る。このことより、第1の集中定数回路22と受信用共
振器形SAWフィルタ21の接続端子b点において、L
C共振回路が等価的に構成される。このことから、本発
明の集中定数回路を共振形SAWフィルタの入力及び出
力に付加することにより、減衰極の周波数を変化させる
ことが可能であることが分かる。また、L0 ・C0 並列
共振回路を第2の集中定数回路23に挿入していること
で減衰極減衰量はα1 で4dB、α2 で10dB増加す
る。
【0025】また、上記表2において、第1の集中定数
回路22のa−b端子間及びc−d端子間の回路損失は
869MHzにおいて1.0dB、第2の集中定数回路
23において同様に869MHzにおいて1.4dBで
あるが、フィルタ特性の869MHzにおいては、初期
で3.25dB、第1の集中定数回路22を付加して
3.63dB、第2の集中定数回路23を付加して3.
86dBである。
回路22のa−b端子間及びc−d端子間の回路損失は
869MHzにおいて1.0dB、第2の集中定数回路
23において同様に869MHzにおいて1.4dBで
あるが、フィルタ特性の869MHzにおいては、初期
で3.25dB、第1の集中定数回路22を付加して
3.63dB、第2の集中定数回路23を付加して3.
86dBである。
【0026】このことから、本発明の回路は共振器形S
AWフィルタのインピーダンス整合を行うことが分か
る。上記したように、本発明の等価回路を付加すること
により、共振器形SAWフィルタの特性を携帯電話用空
中線共用器に適用することが可能となり、要求される特
性を満足させる集中定数素子L3 及びL5 の範囲は、2
3.2(nH)<L3<25.4(nH)・14.1
(nH)<L5<16.6(nH)である。
AWフィルタのインピーダンス整合を行うことが分か
る。上記したように、本発明の等価回路を付加すること
により、共振器形SAWフィルタの特性を携帯電話用空
中線共用器に適用することが可能となり、要求される特
性を満足させる集中定数素子L3 及びL5 の範囲は、2
3.2(nH)<L3<25.4(nH)・14.1
(nH)<L5<16.6(nH)である。
【0027】また、本発明における付加回路の効果は、
共振器形SAWフィルタに限らず他のフィルタにも適用
できる。なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であ
り、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
共振器形SAWフィルタに限らず他のフィルタにも適用
できる。なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であ
り、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (A)減衰極の周波数を変化させることができる。ま
た、減衰極減衰量を増加させることができる。
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (A)減衰極の周波数を変化させることができる。ま
た、減衰極減衰量を増加させることができる。
【0029】(B)共振器形SAWフィルタの特性を携
帯電話用空中線共用器に適用することが可能となり、要
求される特性を満足させることができる。
帯電話用空中線共用器に適用することが可能となり、要
求される特性を満足させることができる。
【図1】本発明の実施例を示す複合フィルタの回路構成
図である。
図である。
【図2】本発明の実施例を示す複合フィルタの等価回路
図である。
図である。
【図3】本発明の実施例を示す複合フィルタの回路部分
のアドミッタンスを示す図である。
のアドミッタンスを示す図である。
【図4】従来のトランスバーサル形フィルタを示す図で
ある。
ある。
【図5】従来の共振器形フィルタを示す図である。
21 受信用共振器形SAWフィルタ 22 第1の集中定数回路 23 第2の集中定数回路 a,b 入力端子 c,d 出力端子 L0 ,L1 ,L3 ,L5 ,L7 インダクタ C0 ,C2 ,C4 ,C6 コンデンサ
Claims (4)
- 【請求項1】 共振器形SAWフィルタの入出力端に電
気回路を付加することにより、減衰極周波数を変化さ
せ、かつ、減衰域での減衰極の個数を増加させることを
特徴とする移動体通信機器用複合フィルタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の移動体通信機器用複合フ
ィルタにおいて、前記電気回路は、集中定数素子と分布
定数素子の構成としたことを特徴とする移動体通信機器
用複合フィルタ。 - 【請求項3】 共振器形SAWフィルタの入出力端に集
中定数回路を縦続接続することにより、減衰極周波数を
変化させ、かつ、減衰域での減衰極の個数を増加させる
ことを特徴とする移動体通信機器用複合フィルタ。 - 【請求項4】 請求項3記載の移動体通信機器用複合フ
ィルタにおいて、前記集中定数回路は、集中定数素子と
分布定数素子から構成することを特徴とする移動体通信
機器用複合フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4119396A JPH09232907A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 移動体通信機器用複合フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4119396A JPH09232907A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 移動体通信機器用複合フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09232907A true JPH09232907A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12601596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4119396A Withdrawn JPH09232907A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 移動体通信機器用複合フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09232907A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10931263B2 (en) * | 2017-08-03 | 2021-02-23 | Qorvo Us, Inc. | Filter circuits having a resonator-based filter and a magnetically-coupled filter |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP4119396A patent/JPH09232907A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10931263B2 (en) * | 2017-08-03 | 2021-02-23 | Qorvo Us, Inc. | Filter circuits having a resonator-based filter and a magnetically-coupled filter |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |