JPH09232444A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH09232444A
JPH09232444A JP8037599A JP3759996A JPH09232444A JP H09232444 A JPH09232444 A JP H09232444A JP 8037599 A JP8037599 A JP 8037599A JP 3759996 A JP3759996 A JP 3759996A JP H09232444 A JPH09232444 A JP H09232444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
film
type
semiconductor
gate electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8037599A
Other languages
English (en)
Inventor
Morio Nakamura
守男 中村
Fumio Otsuka
文雄 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8037599A priority Critical patent/JPH09232444A/ja
Publication of JPH09232444A publication Critical patent/JPH09232444A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MISFETを有する半導体集積回路装置の
高速化を実現する。 【解決手段】 n- 型半導体領域9の下部にp型ポケッ
ト領域10を形成し、同様に、p- 型半導体領域11の
下部にn型ポケット領域12を形成することにより、短
チャネル効果が抑制されて、nチャネル型MISFET
1 およびpチャネル型MISFETQ2 の微細化が可
能となる。また、n+ 型半導体領域14の下部にn型カ
ウンタ領域15を形成し、同様に、p+ 型半導体領域1
6の下部にp型カウンタ領域17を形成することによ
り、nチャネル型MISFETQ1 およびpチャネル型
MISFETQ2 のソース領域、ドレイン領域に寄生す
る接合容量が低減できる。また、ゲート電極8およびn
+ 型半導体領域14、p+ 型半導体領域16の表面に、
シリサイド膜を形成することにより、ゲート電極8およ
びソース領域、ドレイン領域の低抵抗化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造方法に関し、特に、LDD(Lightly Doped Dr
ain)構造のMISFET(Metal Insulator Semiconduc
tor Field EffectTransisitor)を有する半導体集積回
路装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の高集積化に伴った
MISFETの微細化が進むにつれ、MISFETの短
チャネル効果は顕著となり、ソース領域とドレイン領域
間の耐圧の低下が大きな問題となっている。
【0003】すなわち、ゲート電極のチャネル長が短く
なるとドレイン空乏層がソース領域に近づき、ドレイン
空乏層とソース空乏層がつながってしまう。この状態で
はドレイン電界がソース領域側にまで影響を及ぼし、ソ
ース領域近傍の拡散電位を下げるため、チャネルが形成
されていなくてもソース領域とドレイン領域間に電流が
流れるようになる。これはパンチスルーと呼ばれる現象
であり、パンチスルーが起こり始めると、ドレイン電流
はドレイン電圧の増加とともに急増し、飽和電流が流れ
なくなる。
【0004】そこで、例えば、nチャネル型MISFE
Tにおいては、低濃度n型半導体領域(n- 型半導体領
域)および高濃度n型半導体領域(n+ 型半導体領域)
から構成されるLDD構造のソース領域およびドレイン
領域が採用され、さらに、ソース領域およびドレイン領
域の下部に、p型不純物を導入してなる半導体領域(p
型ポケット領域)を形成することによって、ドレイン空
乏層およびソース空乏層の広がりを抑えて上記パンチス
ルーを抑制している。
【0005】なお、ポケット領域を有するMISFET
については、アイ・イー・ディー・エム(Internationa
l Electron Device Meetings. "Halo Doping Effects i
n Submicron DI-LDD Device Design" PP. 230 〜PP. 23
3 、1985)に記載されている。
【0006】しかしながら、前記ポケット領域を有する
nチャネル型MISFETでは、ソース領域とp型ポケ
ット領域間およびドレイン領域とp型ポケット領域間に
寄生する接合容量が増加し、MISFETの高速動作を
阻害するという問題が生じる。
【0007】そこで、n- 型半導体領域およびn+ 型半
導体領域によって構成されるソース領域、ドレイン領域
のうちn+ 型半導体領域の下部にp型ポケット領域と反
対の導電型のn型不純物を導入してなる半導体領域(n
型カウンタ領域)を設けて、n+ 型半導体領域の下部に
位置するp型ポケット領域の不純物濃度を相殺し、ソー
ス領域とp型ポケット領域間およびドレイン領域とp型
ポケット領域間の寄生接合容量を低減している。
【0008】なお、カウンタ領域を有するMISFET
については、 1995 Symposium on VLSI Technology Dig
est of Technical Papers. "A Self-Aligned Counter W
ell-Doping Technology Utilizing Channeling Ion Inp
lantation and Its Application to 0.25μm CMOS Pro
cess pp67-68 に記載されている。
【0009】次に、上記nチャネル型MISFETの製
造方法を示す。
【0010】まず、半導体基板の主面上に周知の方法で
p型ウエル、フィールド絶縁膜およびチャネル領域を形
成した後、半導体基板の表面にゲート絶縁膜を形成し、
次いで、リンを拡散した多結晶シリコン膜でゲート電極
を形成する。
【0011】次に、ゲート電極をマスクにしてp型ウエ
ルにn型不純物を導入し、低濃度のソース領域、ドレイ
ン領域であるn- 型半導体領域を形成する。次いで、ゲ
ート電極をマスクにしてp型ウエルにp型不純物をイオ
ン打ち込み法によって注入し、上記n- 型半導体領域の
下部にp型ポケット領域を形成する。
【0012】次に、ゲート電極の側壁に酸化シリコン膜
でサイドウォールスペーサを形成した後、ゲート電極と
サイドウォールスペーサをマスクにしてp型ウエルにn
型不純物を導入し、高濃度のソース領域、ドレイン領域
であるn+ 型半導体領域を形成する。
【0013】次に、ゲート電極およびサイドウォールス
ペーサをマスクにしてp型ウエルにn型不純物をイオン
打ち込み法によって注入し、上記n+ 型半導体領域の下
部にn型カウンタ領域を形成することによって、nチャ
ネル型MISFETが完成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記M
ISFETの製造方法では、以下の問題点があることを
本発明者は見いだした。
【0015】すなわち、ポケット領域およびカウンタ領
域は、MISFETのソース領域、ドレイン領域を構成
する半導体領域よりも深い位置に形成する必要があるた
め、ポケット領域およびカウンタ領域を形成するために
半導体基板に導入される不純物は100keV以上の高
エネルギーでイオン打ち込み法によって注入されなけれ
ばならない。
【0016】しかし、高エネルギーで上記不純物をイオ
ン注入すると、マスクとして用いられるゲート電極を不
純物が貫通し、ゲート電極下の半導体基板のチャネル領
域にも不純物が導入されてMISFETの動作特性を変
動させてしまう。特に、ゲート電極を構成する多結晶シ
リコン膜の膜厚にバラツキが生じていると、MISFE
Tの動作特性の変動は顕著に現れる。
【0017】この対策として、ゲート電極を構成する多
結晶シリコン膜の厚さを厚くする方法が検討されたが、
高低差の大きい段差が生じるため、ゲート電極上および
ソース領域、ドレイン領域を構成する半導体領域上に設
けられる微細な配線層の加工が困難となり、MISFE
Tの微細化が難しくなる。
【0018】本発明の目的は、MISFETを有する半
導体集積回路装置の動作速度の高速化を実現することが
可能な技術を提供することにある。
【0019】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0020】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、 (1)本発明の半導体集積回路装置は、LDD構造のソ
ース領域、ドレイン領域の一部を構成する低濃度半導体
領域の下部に、低濃度半導体領域と反対の導電型の不純
物を導入してなるポケット領域が形成され、さらに、L
DD構造のソース領域、ドレイン領域の他の一部を構成
する高濃度半導体領域の下部に、上記ポケット領域と反
対の導電型の不純物を導入してなるカウンタ領域が形成
され、さらに、ゲート電極の表面およびソース領域、ド
レイン領域の表面に高融点金属膜のシリサイド化膜が形
成されたMISFETを有している。
【0021】(2)また、本発明の半導体集積回路装置
の製造方法は、まず、フィールド絶縁膜およびゲート絶
縁膜が形成された半導体基板上に多結晶シリコン膜およ
び絶縁膜を順次堆積した後、上記絶縁膜をパターニング
し、続いて、上記多結晶シリコン膜をパターニングして
多結晶シリコン膜からなるゲート電極を形成する。次
に、パターニングされた絶縁膜およびゲート電極をマス
クにして、半導体基板に不純物を導入してソース領域、
ドレイン領域の一部を構成する低濃度半導体領域を形成
し、続いて、半導体基板に上記低濃度半導体領域と反対
の導電型の不純物をイオン打ち込み法によって注入する
ことにより、低濃度半導体領域の下部にポケット領域を
形成する。次に、ゲート電極の側壁にサイドウォールを
形成した後、パターニングされた絶縁膜、ゲート電極お
よびサイドウォールスペーサをマスクにして、半導体基
板に不純物を導入してソース領域、ドレイン領域の他の
一部を構成する高濃度半導体領域を形成し、続いて、半
導体基板に上記ポケット領域と反対の導電型の不純物を
イオン打ち込み法によって注入することにより、高濃度
半導体領域の下部にカウンタ領域を形成する。次に、ゲ
ート電極上に位置するパターニングされた絶縁膜を除去
した後、ゲート電極の表面およびソース領域、ドレイン
領域の表面にシリサイド膜を設けてMISFETを形成
するものである。
【0022】上記した手段によれば、ゲート電極とゲー
ト電極上に形成された絶縁膜をマスクとして、ポケット
領域形成のための不純物をイオン打ち込み法によって注
入している。これによって、イオン打ち込み時のエネル
ギーを高くしても、ゲート電極下のチャネル領域へ上記
不純物を導入させることなく、ソース領域、ドレイン領
域の一部を構成する低濃度半導体領域の下部のみに確実
に不純物を導入させて、ポケット領域を形成することが
できる。従って、MISFETにおける動作特性の変動
を起こすことなく、上記ポケット領域によってソース空
乏層とドレイン空乏層の広がりが抑えられて、ソース領
域とドレイン領域間のパンチスルーを抑制することがで
きる。
【0023】また、ゲート電極とゲート電極上に形成さ
れた絶縁膜をマスクとして、カウンタ領域形成のための
不純物をイオン打ち込み法によって注入している。これ
によって、イオン打ち込み時のエネルギーを高くして
も、ゲート電極下のチャネル領域へ上記不純物を導入さ
せることなく、ソース領域、ドレイン領域の他の一部を
構成する高濃度半導体領域の下部に位置するポケット領
域とほぼ同じ深さの領域のみに確実に不純物を導入させ
て、カウンタ領域を形成することができる。従って、上
記カウンタ領域によって高濃度半導体領域の下部に位置
するポケット領域の不純物濃度を相殺し、MISFET
における動作特性の変動を起こすことなく、ソース領域
とポケット領域間およびドレイン領域とポケット領域間
に寄生する接合容量を低減することができる。
【0024】また、ポケット領域およびカウンタ領域を
形成するための不純物のイオン打ち込み時にマスクの一
部として用いられるゲート電極上の絶縁膜を、上記イオ
ン打ち込みを行った後に除去することによって、配線層
下のMISFETが有する段差が低くなり、微細な配線
層の加工が容易となる。
【0025】また、シリサイド膜をゲート電極の表面お
よびソース領域、ドレイン領域の表面に形成することに
よって、ゲート電極およびソース領域、ドレイン領域の
抵抗を低くすることができ、電気信号の伝達速度を速く
することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明の一実施の形態であるCM
OSデバイスを示す半導体基板の要部断面図である。な
お、実施の形態を説明するための全図において同一機能
を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明
は省略する。
【0028】図1において、Q1 はnチャネル型MIS
FET、Q2 はpチャネル型MISFETである。
【0029】nチャネル型MISFETQ1 は、半導体
基板1上に形成されたp型ウエル2上に形成され、この
p型ウエル2の表面には、一対のn- 型半導体領域9お
よび一対のn+ 型半導体領域14によってソース領域、
ドレイン領域が構成されている。上記n- 型半導体領域
9の下部にはp型の不純物を導入してなるp型ポケット
領域10が形成され、さらに、上記n+ 型半導体領域1
4の下部にはn型の不純物を導入してなるn型カウンタ
領域15が形成されている。
【0030】また、上記一対のn- 型半導体領域9の間
のp型ウエル2の表面には、しきい値電圧制御層5が形
成されている。このしきい値電圧制御層5の上には、酸
化シリコン膜でゲート絶縁膜6が構成され、さらに、そ
の上にはn型の多結晶シリコン膜でゲート電極8が構成
されている。このゲート電極8の表面およびソース領
域、ドレイン領域の表面には低抵抗チタンシリサイド膜
20が形成されている。
【0031】pチャネル型MISFETQ2 は、半導体
基板1上に形成されたn型ウエル3上に形成され、この
n型ウエル3の表面には、一対のp- 型半導体領域11
および一対のp+ 型半導体領域16によってソース領
域、ドレイン領域が構成されている。上記p- 型半導体
領域11の下部にはn型の不純物を導入してなるn型ポ
ケット領域12が形成され、さらに、上記p+ 型半導体
領域16の下部にはp型の不純物を導入してなるp型カ
ウンタ領域17が形成されている。
【0032】また、上記一対のp- 型半導体領域11の
間のn型ウエル3の表面には、しきい値電圧制御層5が
形成されている。このしきい値電圧制御層5の上には、
酸化シリコン膜でゲート絶縁膜6が構成され、さらに、
その上にはn型の多結晶シリコン膜でゲート電極8が構
成されている。このゲート電極8の表面およびソース領
域、ドレイン領域の表面には低抵抗チタンシリサイド膜
20が形成されている。
【0033】このように、本実施の形態のCMOSデバ
イスでは、nチャネル型MISFETQ1 のソース領
域、ドレイン領域の一部を構成するn- 型半導体領域の
下部には、n- 型半導体領域9と反対の導電型であるp
型ポケット領域10が設けられている。また、同様に、
pチャネル型MISFETQ2 のソース領域、ドレイン
領域の一部を構成するp- 型半導体領域11の下部に
は、p- 型半導体領域11と反対の導電型であるn型ポ
ケット領域12が設けられている。従って、nチャネル
型MISFETQ1 では上記p型ポケット領域10によ
って、また、pチャネル型MISFETQ2 では上記n
型ポケット領域12によって、ソース空乏層とドレイン
空乏層の広がりがそれぞれ抑えられて、ソース領域とド
レイン領域間のパンチスルーを抑制することができる。
【0034】さらに、nチャネル型MISFETQ1
ソース領域、ドレイン領域の他の一部を構成するn+
半導体領域14の下部に、p型ポケット領域10と反対
の導電型であるn型カウンタ領域15を設けている。こ
れによって、n+ 型半導体領域14とp型ポケット領域
10間に寄生する接合容量を低減することができる。ま
た、同様に、pチャネル型MISFETQ2 のソース領
域、ドレイン領域の他の一部を構成するp+ 型半導体領
域16の下部に、n型ポケット領域12と反対の導電型
であるp型カウンタ領域17を設けている。これによっ
て、p+ 型半導体領域16とn型ポケット領域12間に
寄生する接合容量を低減することができる。
【0035】さらに、nチャネル型MISFETQ1
ゲート電極8の表面およびソース領域、ドレイン領域の
他の一部を構成するn+ 型半導体領域14の表面、なら
びにpチャネル型MISFETQ2 のゲート電極8の表
面およびソース領域、ドレイン領域の他の一部を構成す
るp+ 型半導体領域16の表面に低抵抗チタンシリサイ
ド膜20をそれぞれ形成することにより、nチャネル型
MISFETQ1 およびpチャネル型MISFETQ2
のゲート電極8とソース領域、ドレイン領域の抵抗を低
くすることができ、電気信号の伝達速度を速くすること
ができる。
【0036】図1に示した本発明の一実施の形態である
CMOSデバイスの製造方法を図2〜図7を用いて説明
する。
【0037】まず、図2に示すように、n型シリコン単
結晶で構成された半導体基板1の主面上に自己整合法で
p型ウエル2とn型ウエル3を形成した後、p型ウエル
2とn型ウエル3の表面に素子分離用の厚さ約400n
mのフィールド絶縁膜4を形成する。次いで、p型ウエ
ル2およびn型ウエル3のそれぞれのチャネル領域へp
型不純物(例えば、ボロン(B))を導入して、しきい
値電圧制御層5を形成する。
【0038】次に、半導体基板1の表面にゲート絶縁膜
6を約6.5nmの厚さで形成した後、半導体基板1上に
CVD(Chemical Vapor Deposition)法でリン(P)を
添加した多結晶シリコン膜(図示せず)および窒化シリ
コン膜7を順次堆積する。これら多結晶シリコン膜およ
び窒化シリコン膜7の厚さは、例えば、それぞれ300
nmおよび150nmである。次いで、窒化シリコン膜
7および多結晶シリコン膜を順次エッチングして、多結
晶シリコン膜から構成されるゲート電極8を形成する。
【0039】次に、図3に示すように、窒化シリコン膜
7およびゲート電極8をマスクにしてp型ウエル2にn
型不純物(例えば、砒素(As))を導入し、nチャネ
ル型MISFETQ1 のソース領域、ドレイン領域の一
部を構成する低濃度のn- 型半導体領域9を形成する。
続いて、窒化シリコン膜7およびゲート電極8をマスク
にして、p型ウエル2にp型不純物(例えば、B)を例
えば100keVのエネルギーでイオン打ち込み法によ
って注入し、n- 型半導体領域9の下部にパンチスルー
制御用のp型ポケット領域10を形成する。n- 型半導
体領域9は例えば1020/cm3 の不純物濃度で形成さ
れ、p型ポケット領域10は例えば1018/cm3 の不
純物濃度で形成される。
【0040】同様に、窒化シリコン膜7およびゲート電
極8をマスクにしてn型ウエル3にp型不純物(例え
ば、フッ化ボロン(BF2)) を導入し、pチャネル型M
ISFETQ2 のソース領域、ドレイン領域の一部を構
成する低濃度のp- 型半導体領域11を形成する。
【0041】続いて、窒化シリコン膜7およびゲート電
極8をマスクにして、n型ウエル3にn型不純物(例え
ば、P)を例えば100keVのエネルギーでイオン打
ち込み法によって注入し、p- 型半導体領域11の下部
にパンチスルー制御用のn型ポケット領域12を形成す
る。
【0042】次に、図4に示すように、半導体基板1上
にCVD法で堆積した酸化シリコン膜(図示せず)をR
IE(Reactive Ion Etching)法でエッチングして、ゲ
ート電極8の側壁にサイドウォールスペーサ13を形成
する。
【0043】次に、図5に示すように、窒化シリコン膜
7、ゲート電極8およびサイドウォールスペーサ13を
マスクにしてp型ウエル2にn型不純物(例えば、P)
を導入し、nチャネル型MISFETQ1 のソース領
域、ドレイン領域の他の一部を構成する高濃度のn+
半導体領域14を形成する。
【0044】続いて、窒化シリコン膜7、ゲート電極8
およびサイドウォールスペーサ13をマスクにして、p
型ウエル2にn型不純物(例えば、P)をイオン打ち込
み法によって注入し、n+ 型半導体領域14の下部に位
置するp型ポケット領域10を包囲するようにn型カウ
ンタ領域15を形成する。このn型カウンタ領域15に
よって、n+ 型半導体領域14の下部に位置するp型ポ
ケット領域10の不純物濃度を相殺する。
【0045】同様に、窒化シリコン膜7、ゲート電極8
およびサイドウォールスペーサ13をマスクにしてn型
ウエル3にp型不純物(例えば、BF2)を導入し、pチ
ャネル型MISFETQ2 のソース領域、ドレイン領域
の他の一部を構成する高濃度のp+ 型半導体領域16を
形成する。なお、n+ 型半導体領域14およびp+ 型半
導体領域16は例えば1021/cm3 の不純物濃度で形
成される。
【0046】続いて、窒化シリコン膜7、ゲート電極8
およびサイドウォールスペーサ13をマスクにして、n
型ウエル3にp型不純物(例えば、B)をイオン打ち込
み法によって注入し、p+ 型半導体領域16の下部に位
置するn型ポケット領域12を包囲するようにp型カウ
ンタ領域17を形成する。このp型カウンタ領域17に
よって、p+ 型半導体領域16の下部に位置するn型ポ
ケット領域12の不純物濃度を相殺する。
【0047】次に、図6に示すように、窒化シリコン膜
7を除去した後、厚さ30〜50nmのチタン膜18を
スパッタリング法またはCVD法によって半導体基板1
上に堆積する。その後、窒素雰囲気中で600〜700
℃の温度でRTA(Rapid Thermal Annealing)法により
熱処理(第1アニール)を行なう。
【0048】この第1アニールによって、ゲート電極8
を構成する多結晶シリコン膜とチタン膜18、nチャネ
ル型MISFETQ1 のn+ 型半導体領域14を構成す
るシリコン単結晶とチタン膜18、およびpチャネル型
MISFETQ2 のp+ 型半導体領域16を構成するシ
リコン単結晶とチタン膜18をそれぞれ反応させ、高抵
抗チタンシリサイド膜(TiSiX ( 0<x<2))1
9をnチャネル型MISFETQ1 のゲート電極8の表
面およびn+ 型半導体領域14の表面、ならびにpチャ
ネル型MISFETQ2 のゲート電極8の表面およびp
+ 型半導体領域16の表面に形成する。
【0049】次に、図7に示すように、未反応のチタン
膜18をH2 2 :NH4 OH:H2 O液で除去した
後、窒素雰囲気中で800〜900℃の温度でRTA法
により熱処理(第2アニール)を行ない、上記高抵抗チ
タンシリサイド膜(TiSiX(0<x<2))19を
低抵抗チタンシリサイド膜(TiSi2)20に変える。
【0050】その後、半導体基板1上に層間絶縁膜21
を堆積し、この層間絶縁膜21をエッチングしてコンタ
クトホール22を開孔した後、層間絶縁膜21上に堆積
した金属膜(図示せず)をエッチングして配線層23を
形成することにより、前記図1に示した本実施の形態の
CMOSデバイスが完成する。
【0051】このように、本実施の形態によれば、nチ
ャネル型MISFETQ1 のp型ポケット領域10およ
びn型カウンタ領域15、ならびにpチャネル型MIS
FETQ2 のn型ポケット領域12およびp型カウンタ
領域17を形成する際に、不純物を高エネルギーでイオ
ン打ち込み法により注入しても、ゲート電極8上に窒化
シリコン膜7が形成されているので、ゲート電極8下の
しきい値電圧制御層5に上記不純物が注入されることは
ない。
【0052】従って、nチャネル型MISFETQ1
は、n- 型半導体領域9よりも深い位置にp型ポケット
領域10が確実に形成でき、また、n+ 型半導体領域1
4の下部に位置するp型ポケット領域10を包囲してn
型カウンタ領域15が確実に形成できる。また、同様
に、pチャネル型MISFETQ2 では、p- 型半導体
領域11よりも深い位置にn型ポケット領域12が確実
に形成でき、また、p+型半導体領域16の下部に位置
するn型ポケット領域12を包囲してp型カウンタ領域
17が確実に形成できる。
【0053】また、nチャネル型MISFETQ1 のp
型ポケット領域10およびn型カウンタ領域15、pチ
ャネル型MISFETQ2 のn型ポケット領域12およ
びp型カウンタ領域17を形成するための不純物のイオ
ン打ち込み時にマスクとして用いられるゲート電極8上
の窒化シリコン膜7は、上記イオン打ち込みを行った後
に除去されるので、配線層23の下に位置するnチャネ
ル型MISFETQ1およびpチャネル型MISFET
2 が有する段差が低くなり、微細な配線層23の加工
が容易となる。
【0054】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0055】例えば、前記実施の形態では、低濃度半導
体領域および高濃度半導体領域によって構成されるLD
D構造のソース領域、ドレイン領域を用いたが、低濃度
半導体領域のみによって構成されるLDD構造のソース
領域、ドレイン領域を用いてもよい。
【0056】また、前記実施の形態では、高エネルギー
による不純物のイオン打ち込み時のマスクとしてゲート
電極上に設けられる絶縁膜に窒化シリコン膜を用いた
が、これに限るものではなく、酸化シリコン膜とエッチ
ング速度の異なる膜、例えば、PSG(Phosphorous Si
licate Glass)膜などを用いてもよい。
【0057】また、前記実施の形態では、高融点金属膜
にチタン膜を用いて、nチャネル型MISFETQ1
ゲート電極の表面およびソース領域、ドレイン領域の表
面、ならびにpチャネル型MISFETQ2 のゲート電
極の表面およびソース領域、ドレイン領域の表面にシリ
サイド膜を形成したが、コバルト膜、ニッケル膜、白金
膜またはモリブデン膜を用いてシリサイド膜を形成して
もよく、チタン膜を用いた場合と同様な効果が得られ
る。
【0058】また、前記実施の形態では、CMOSデバ
イスおよびその製造方法を説明したが、MISFETか
らなるデバイス全般およびその製造方法に適用可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0060】本発明によれば、MISFETのソース領
域、ドレイン領域の一部を構成する低濃度半導体領域の
下部に低濃度半導体領域の導電型と反対の不純物を導入
してなるポケット領域を形成することにより、ソース領
域とドレイン領域間のパンチスルーが抑制できるので、
MISFETの短チャネル効果を抑えることができ、さ
らに、配線層の下に位置するMISFETが有する段差
を低くできるので、ゲート電極上およびソース領域、ド
レイン領域上に設けられる配線層の加工が容易となり、
MISFETの微細化が可能となる。
【0061】また、MISFETのソース領域、ドレイ
ン領域の他の一部を構成する高濃度半導体領域の下部に
上記ポケット領域の導電型と反対の不純物を導入してな
るカウンタ領域を形成することにより、ソース領域、ド
レイン領域に寄生する接合容量が低減できる。
【0062】また、MISFETのゲート電極の表面お
よびソース領域、ドレイン領域の表面に高融点金属膜の
シリサイド化膜を形成することにより、ゲート電極およ
びソース領域、ドレイン領域の低抵抗化が可能となる。
【0063】これらにより、MISFETの動作速度は
速くなり、半導体集積回路装置の高速化を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるCMOSデバイス
を示す半導体基板の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるCMOSデバイス
の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるCMOSデバイス
の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるCMOSデバイス
の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるCMOSデバイス
の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるCMOSデバイス
の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるCMOSデバイス
の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 p型ウエル 3 n型ウエル 4 フィールド絶縁膜 5 しきい値電圧制御層 6 ゲート絶縁膜 7 窒化シリコン膜 8 ゲート電極 9 n- 型半導体領域 10 p型ポケット領域 11 p- 型半導体領域 12 n型ポケット領域 13 サイドウォールスペーサ 14 n+ 型半導体領域 15 n型カウンタ領域 16 p+ 型半導体領域 17 p型カウンタ領域 18 チタン膜 19 高抵抗チタンシリサイド膜(TiSiX (0<x
<2)) 20 低抵抗チタンシリサイド膜(TiSi2) 21 層間絶縁膜 22 コンタクトホール 23 配線層 Q1 nチャネル型MISFET Q2 pチャネル型MISFET

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低濃度半導体領域および高濃度半導体領
    域によって構成されるソース領域、ドレイン領域からな
    るLDD構造のMISFETを有する半導体集積回路装
    置であって、前記LDD構造の前記MISFETの前記
    ソース領域、ドレイン領域の一部を構成する前記低濃度
    半導体領域の下部に、前記低濃度半導体領域と反対の導
    電型の不純物を導入してなるポケット領域が形成され、
    前記ソース領域、ドレイン領域の他の一部を構成する前
    記高濃度半導体領域の下部に、前記ポケット領域と反対
    の導電型の不純物を導入してなるカウンタ領域が形成さ
    れ、前記MISFETのゲート電極の表面および前記ソ
    ース領域、ドレイン領域の表面に高融点金属膜のシリサ
    イド化膜が形成されていることを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
    造方法であって、フィールド絶縁膜およびゲート絶縁膜
    が形成された半導体基板上に多結晶シリコン膜および絶
    縁膜を順次堆積する工程、前記絶縁膜および前記多結晶
    シリコン膜を順次パターニングして前記多結晶シリコン
    膜からなるゲート電極を形成した後、前記半導体基板に
    不純物を導入してソース領域、ドレイン領域の一部を構
    成する低濃度半導体領域を形成し、次いで、前記半導体
    基板に前記低濃度半導体領域と反対の導電型の不純物を
    イオン打ち込み法によって注入して、前記低濃度半導体
    領域の下部にポケット領域を形成する工程、前記ゲート
    電極の側壁にサイドウォールスペーサを形成した後、前
    記半導体基板に不純物を導入してソース領域、ドレイン
    領域の他の一部を構成する高濃度半導体領域を形成し、
    次いで、前記半導体基板に前記ポケット領域と反対の導
    電型の不純物をイオン打ち込み法によって注入して、前
    記高濃度半導体領域の下部にカウンタ領域を形成する工
    程、前記ゲート電極上の前記絶縁膜を除去した後、前記
    ゲート電極の表面および前記ソース領域、ドレイン領域
    の表面にシリサイド膜を形成する工程を有することを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 低濃度半導体領域によって構成されるソ
    ース領域、ドレイン領域からなるLDD構造のMISF
    ETを有する半導体集積回路装置であって、前記LDD
    構造の前記MISFETの前記ソース領域、ドレイン領
    域を構成する前記低濃度半導体領域の下部に、前記低濃
    度半導体領域と反対の導電型の不純物を導入してなるポ
    ケット領域が形成され、少なくともゲート電極の下部に
    位置しない前記低濃度半導体領域および前記ポケット領
    域をすべて包囲して、前記ポケット領域と反対の導電型
    の不純物を導入してなるカウンタ領域が形成され、前記
    MISFETの前記ゲート電極の表面および前記ソース
    領域、ドレイン領域の表面に高融点金属膜のシリサイド
    化膜が形成されていることを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積回路装置の製
    造方法であって、フィールド絶縁膜およびゲート絶縁膜
    が形成された半導体基板上に多結晶シリコン膜および絶
    縁膜を順次堆積する工程、前記絶縁膜および前記多結晶
    シリコン膜を順次パターニングして前記多結晶シリコン
    膜からなるゲート電極を形成した後、前記半導体基板に
    不純物を導入してソース領域、ドレイン領域を構成する
    低濃度半導体領域を形成し、次いで、前記半導体基板に
    前記低濃度半導体領域と反対の導電型の不純物をイオン
    打ち込み法によって注入して、前記低濃度半導体領域の
    下部にポケット領域を形成する工程、前記ゲート電極の
    側壁にサイドウォールスペーサを形成した後、前記半導
    体基板に前記ポケット領域と反対の導電型の不純物をイ
    オン打ち込み法によって注入してカウンタ領域を形成す
    る工程、前記ゲート電極上の前記絶縁膜を除去した後、
    前記ゲート電極の表面および前記ソース領域、ドレイン
    領域の表面にシリサイド膜を形成する工程を有すること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記カウンタ領域が、前記ソース領域、ドレイン
    領域の他の一部を形成する前記高濃度半導体領域の下部
    に位置する前記ポケット領域をすべて包囲していること
    を特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または3記載の半導体集積回路
    装置であって、前記高融点金属膜はチタン膜、コバルト
    膜、白金膜またはモリブデン膜であることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項2または4記載の半導体集積回路
    装置の製造方法であって、前記絶縁膜は窒化シリコン膜
    またはPSG膜であることを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。
JP8037599A 1996-02-26 1996-02-26 半導体集積回路装置およびその製造方法 Pending JPH09232444A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8037599A JPH09232444A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 半導体集積回路装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8037599A JPH09232444A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 半導体集積回路装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09232444A true JPH09232444A (ja) 1997-09-05

Family

ID=12502044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8037599A Pending JPH09232444A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 半導体集積回路装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09232444A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040006493A (ko) * 2002-07-12 2004-01-24 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 제조방법
US6849890B2 (en) 2002-07-15 2005-02-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and manufacturing method thereof
US7417285B2 (en) 2002-07-15 2008-08-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device having a trench capacitor and a MOSFET connected by a diffusion layer and manufacturing method thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040006493A (ko) * 2002-07-12 2004-01-24 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 제조방법
US6849890B2 (en) 2002-07-15 2005-02-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and manufacturing method thereof
US7417285B2 (en) 2002-07-15 2008-08-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device having a trench capacitor and a MOSFET connected by a diffusion layer and manufacturing method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5849616A (en) Method of manufacturing a semiconductor device
US5424572A (en) Spacer formation in a semiconductor structure
US5254490A (en) Self-aligned method of fabricating an LDD MOSFET device
US6184097B1 (en) Process for forming ultra-shallow source/drain extensions
US5691225A (en) Method for fabricating semiconductor device having CMOS structure
KR100223992B1 (ko) 상보형 mos 전계효과 트랜지스터 및 그 제조방법
JPS63239856A (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
KR100279390B1 (ko) Bicmos 반도체소자의 제조방법
US5389553A (en) Methods for fabrication of transistors
EP0187260B1 (en) Process for fabricating a semiconductor integrated circuit device having misfets
US6162694A (en) Method of forming a metal gate electrode using replaced polysilicon structure
US5504024A (en) Method for fabricating MOS transistors
JP3638313B2 (ja) 併合された装置を支援するBiCMOS処理工程
KR100749373B1 (ko) 샬로우 접합부 반도체 디바이스의 제조 방법
JPH09232444A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
US6638829B1 (en) Semiconductor structure having a metal gate electrode and elevated salicided source/drain regions and a method for manufacture
JPH05198804A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0738095A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH08255903A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US6674135B1 (en) Semiconductor structure having elevated salicided source/drain regions and metal gate electrode on nitride/oxide dielectric
KR100267398B1 (ko) 실리사이드 형성 방법 및 이를 이용한 반도체소자 제조 방법
KR100415191B1 (ko) 비대칭형 씨모스 트랜지스터의 제조 방법
JPH11330473A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
KR100288686B1 (ko) 반도체 소자 제조 방법
JP2002009283A (ja) 半導体素子及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060502

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060905