JPH0923208A - 信号伝送方式 - Google Patents

信号伝送方式

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Publication number
JPH0923208A
JPH0923208A JP7169887A JP16988795A JPH0923208A JP H0923208 A JPH0923208 A JP H0923208A JP 7169887 A JP7169887 A JP 7169887A JP 16988795 A JP16988795 A JP 16988795A JP H0923208 A JPH0923208 A JP H0923208A
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JP
Japan
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station
signal
optical
conversion circuit
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP7169887A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Arai
浩昭 荒井
Hiroyuki Otsuka
裕幸 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光伝送路を用いて送信局から受信局へ無線信
号を伝送する方式において、送信局の低消費電力化を図
る。 【解決手段】 送信局の電気光変換回路に入力する複数
の無線信号の周波数を互いに相互変調歪や高調波歪の干
渉を受けない周波数間隔に設定し、電気光変調回路で光
信号に変換して受信局へ伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送路を用いて
主局の無線信号を従局に伝送してアンテナから放射し、
さらにアンテナで受信した無線信号を従局から主局に伝
送する通信システム、例えば移動通信網の無線基地局と
集中基地局との間の通信システムに用いられる。本発明
は、特に、光伝送路の反射雑音特性を考慮した装置設計
を行った構成に係る。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の上り回線(従局から主局へ
の信号伝送)の伝送方式の構成図を示す。無線基地局で
ある従局Aと、集中基地局である主局Bとは、光伝送路
である光ファイバ6により接続されている。従局Aは、
この従局Aがカバーするセル(無線ゾーン)内の移動端
末C−1〜C−nとの間で無線回線を構成する。従局A
は、アンテナ1と、増幅器4と、電気光変換回路5とを
備え、電気光変換回路5は光ファイバ6に接続されてい
る。また、主局Bは、光ファイバ6に接続される光電気
変換回路7と、復調器8と、インタフェース9とを備え
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従局Aは、受信した複
数の無線信号を、それらの搬送周波数を制御することな
く、一括して増幅し、電気光変換回路5に入力してお
り、光伝送路中に光反射点が存在している場合、光伝送
路の雑音特性が劣化するため、従局Aの電気光変換回路
5の入力側に位置する増幅器4の利得を大きく設定する
必要があり、従局の消費電力を増加させる問題点があっ
た。
【0004】これを図6を用いて説明する。図6は反射
雑音が発生するメカニズムを説明するための図であり、
従局の電気光変換回路5から主局の光電気変換回路7と
の間の光ファイバ6に光コネクタ等が存在すると、反射
雑音は、直接光と光コネクタ等の反射点で反射を繰り返
した反射光が同時に光電気変換回路7に入射することに
より発生する。
【0005】したがって、このような反射雑音が存在す
る場合は、従局の増幅器4の利得を大きく設定する必要
がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、反射雑音のピークおよび電気信号間の高調波歪を
避けるように搬送波周波数を配置し、その搬送波周波数
における雑音量に応じて従局の電気光変換回路の入力側
に位置する増幅器の利得を設定するようにして、従局の
低消費電力化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、送信局と受
信局とが光伝送路で接続された信号伝送方式において、
送信局の電気光変換回路に入力する複数の電気信号の搬
送波周波数を相互変調歪や高調波歪の干渉を受けないよ
うに倍数関係にならない搬送波周波数に設定することを
特徴とする。
【0008】反射雑音は搬送波周波数の整数倍の周波数
位置にピークをもつため、複数の搬送波周波数が整数倍
の関係にないと、反射雑音のピークを避けることができ
る。これにより、反射雑音を小さくできるため、送信局
の増幅器の利得を小さく設定することができ、送信局の
低消費電力化をはかることができる。
【0009】また、受信局の光電気変換回路の出力で電
気信号の搬送波周波数における雑音量を測定し、その雑
音量に応じて送信局の電気光変換回路の入力側に位置す
る増幅器の利得を設定することにより、送信局の低消費
電力化を図ることができる。
【0010】本発明によれば、送信局の電気光変換回路
の入力側に位置する増幅器の利得を小さく設定すること
ができ、送信局の消費電力を低減することが可能とな
る。また、電気光変換回路に入力される信号電力が低下
することにより、電気光変換回路で発生する相互変調歪
(IM3)も低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の態様を説明する。
【0012】図1は、本発明の一の実施の形態を示す構
成図である。この実施の形態は、送信局である従局Aと
受信局である主局Bとが光伝送路の光ファイバ6で接続
され、この従局Aに複数の搬送周波数の電気信号を光信
号に変換する電気光変換回路5を備え、主局Bに、光フ
ァイバ6で伝送された光信号を電気信号に変換する光電
気変換回路7を備えた信号伝送方式において、この実施
の形態の特徴として、従局Aに、電気光変換回路5に入
力する複数の電気信号の搬送周波数を相互に倍数関係に
ならない搬送周波数に設定する周波数設定回路2を備え
ている。また、この実施の形態は、従局Aは、周波数設
定回路2から出力された電気信号の振幅レベルを調節す
る増幅器4を備え、主局Bは、その光電気変換回路7の
出力の雑音周波数特性を測定する雑音測定手段として雑
音測定器10を備え、この雑音測定器10の測定結果に
より従局Aの増幅器4の利得を雑音測定器10の測定結
果により制御する手段として利得制御回路11を備え
る。
【0013】なお、この実施の形態は、従局Aは、移動
端末C−1〜C−nとの間で無線回線を構成する無線基
地局であり、主局Bは、集中基地局である移動無線方式
に適用した例である。
【0014】次に、この実施の形態の動作を説明する。
移動端末C−1〜C−nと従局Aとの間は無線回線によ
り、従局Aと主局Bとの間は光ファイバ6により信号の
伝送が行われる。従局Aでは、移動端末C−1〜C−n
からの信号をアンテナ1により受信する。この受信信号
は周波数設定回路2により、互いに相互変調歪や高調波
歪の干渉を受けない周波数に設定される。この周波数の
設定された信号は合成回路3により合成され、増幅器4
に入力される。増幅器4により増幅された信号は電気光
変換回路5により光信号に変換され、光ファイバ6によ
り主局Bへ伝送される。主局Bでは、光電気変換回路7
で光信号を電気信号に変換した後、雑音測定器10によ
り雑音の周波数特性を測定し、受信信号の搬送波周波数
における雑音量から従局Aの増幅器4の利得を設定す
る。ここで、従局Aと主局Bとを信号線により接続し
て、増幅器4の利得制御回路11により適応制御を行
う。また従局Aと主局Bとの設定時に試験により雑音測
定により増幅器4の利得を半固定的に設定することもで
きる。
【0015】図2は、周波数設定回路の構成例を示す図
である。この周波数設定回路は、複数の搬送周波数を変
換して、相互変調歪や高調波歪の干渉が生ずるような整
数倍の関係にならないように設定するものであり、入力
周波数ごとに、ミキサ12−1〜12−nと、これに対
応するシンセサイザ14−1〜14−nと、ミキサ12
−1〜12−nに対応してバンドパスフィルタ13−1
〜13−nとを備えたものである。
【0016】その動作を説明する。各ミキサ12−1〜
12−nには周波数多重された受信信号および各シンセ
サイザ14−1〜14−nからのローカル信号が入力さ
れる。各シンセサイザ14−1〜14−nの発振周波数
は、各ミキサ12−1〜12−nから出力される受信信
号のうちの相異なる1変調波の周波数が各バンドパスフ
ィルタ13−1〜13−nの中心周波数とそれぞれ一致
するように制御される。各バンドパスフィルタ13−1
〜13−nの通過信号帯域は1変調波分であるので各バ
ンドパスフィルタ13−1〜13−nからは周波数多重
された受信信号のうちの相異なる1変調波のみが出力さ
れる。また、各バンドパスフィルタ13−1〜13−n
の中心周波数は、互いに相互変調歪、高調波歪、反射雑
音のピークを避けるように選ばれているので、各バンド
パスフィルタ13−1〜13−nから出力される受信信
号は互いに相互変調歪、高調波歪、反射雑音のピークを
避ける周波数配置をとることになる。
【0017】図3に、電気光変換回路の入力電力(受信
電力に比例する)と反射雑音の関係を示す。この図3に
示すように、反射雑音の劣化は電気光変換回路の入力電
力に依存するので、電気光変換回路の入力電力(増幅器
4の出力)を小さくすれば雑音を小さくすることができ
る。
【0018】また図4に反射雑音の周波数特性を示す。
反射雑音は図4に示すように搬送波周波数の整数倍の周
波数位置に大きなピークをもっている。例えば、受信電
力の大きいf1 によりf1 の整数倍の位置f1 、2
1 、・・・による反射雑音のピークが生じる。従来の
構成ではこのf1 と同時にf2 の受信信号があるとf1
による反射雑音の影響によりf2 の受信特性は劣化す
る。本発明では、周波数設定回路2によりf2 をf2
に周波数配置を変換するため、f1 による反射雑音の影
響を軽減することができる。
【0019】例えば、f1 が1MHzの場合に、f2
として、1.7MHzとか、2.3MHzとかの周波数
にする。この関係は、f1 <f2 ′<2f1 あるいは、
2f1 <f2 ′<3f1 等である。なお、この関係は、
他のf1 、f2 ・・・fn についても同様である。
【0020】従来の方法では、反射雑音の大きな周波数
位置に他の受信信号が重なるため、従局の電気光変換回
路の入力側に位置する増幅器の利得を大きく設定してい
た。本発明では反射雑音の大きな周波数位置を避けるこ
とにより、増幅器の利得を小さく設定することができ、
従来の方法と比べて従来の消費電力を低減することがで
きる。
【0021】さらに、主局で伝送されてきた信号の雑音
の周波数特性に基づいて従局の増幅器の利得を利得制御
回路11を設定し制御することができるため、最適な利
得に設定することができ、従局の低消費電力化を図るこ
とができる。また、雑音量に応じて従局の増幅度を設定
でき、電気光変換回路への入力電力を小さくして反射雑
音を小さくすることができる。
【0022】なお、主局から従局への下り伝送路につい
ても、上述と同じく、その搬送波周波数を相互歪や高調
波歪の干渉を受けない周波数に設定することができる。
この場合は主局側においてもその増幅器の利得を小さく
設定でき、低消費電力化を図ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、従局
の電気光変換回路の入力側に位置する増幅器の利得を小
さく設定でき、従局の消費電力を低減することが可能と
なる。また、電気光変換回路に入力される信号電力が低
下することにより、電気光変換回路で発生する相互変調
歪(IM3)も低減することができる。移動無線方式の
無線基地局と集中基地局との間の通信システムとして利
用するときの効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態を示す構成図。
【図2】周波数設定回路の構成例を示す図。
【図3】電気光変換回路の入力電力と反射雑音の関係を
示す図。
【図4】反射雑音の周波数特性を示す図。
【図5】従来の構成を示す図。
【図6】反射雑音のメカニズムを示す図。
【符号の説明】
A 従局(無線基地局) B 主局(集中基地局) C−1〜C−n 移動端末 D セル 1 アンテナ 2 周波数設定回路 3 合成回路 4 増幅器 5 電気光変換回路 6 光ファイバ 7 光電気変換回路 8 復調器 9 インタフェース 10 雑音測定器 11 利得制御回路 12−1〜12−n ミキサ 13−1〜13−n バンドパスフィルタ(BPF) 14−1〜14−n シンセサイザ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信局と受信局とが光伝送路で接続さ
    れ、 この送信局に複数の搬送周波数の電気信号を光信号に変
    換する電気光変換回路を備え、 前記受信局に前記光伝送路を伝送された光信号を電気信
    号に変換する光電気変換回路を備えた信号伝送方式にお
    いて、 前記送信局に、前記電気光変換回路に入力する複数の電
    気信号の搬送周波数を相互に倍数関係にならない搬送周
    波数に設定する周波数設定回路を備えることを特徴とす
    る信号伝送方式。
  2. 【請求項2】 送信局は、前記周波数設定回路から出力
    された電気信号の振幅レベルを調節する増幅器を備え、 受信局は、前記光電気変換回路の出力の雑音周波数特性
    を測定する雑音測定手段を備え、 前記送信局の増幅器の利得を前記雑音測定手段の測定結
    果により制御する手段を備える請求項1記載の信号伝送
    方式。
  3. 【請求項3】 送信局は、移動端末との間で無線回線を
    構成する移動無線方式の無線基地局であり、受信局は集
    中基地局であり、両者が光ファイバで接続された請求項
    1または2記載の信号伝送方式。
JP7169887A 1995-07-05 1995-07-05 信号伝送方式 Pending JPH0923208A (ja)

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JP7169887A JPH0923208A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 信号伝送方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164871A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kyocera Corp コネクタユニット及び基地局

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008164871A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kyocera Corp コネクタユニット及び基地局

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