JPH09232037A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH09232037A JPH09232037A JP8055547A JP5554796A JPH09232037A JP H09232037 A JPH09232037 A JP H09232037A JP 8055547 A JP8055547 A JP 8055547A JP 5554796 A JP5554796 A JP 5554796A JP H09232037 A JPH09232037 A JP H09232037A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating housing
- printed circuit
- circuit board
- electric connector
- elastic locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シールドが完全に行えると共に取付フレーム
に確実に係止することができるシールド部材を有し、こ
じりに対して強い構造の電気コネクタを簡単な形状で提
供する。 【解決手段】 電気コネクタ１は、絶縁ハウジング１０
と、絶縁ハウジング１０に配備された端子１１、１２
と、絶縁ハウジング１０の周囲を覆うシールド部材２０
とを具備している。シールド部材２０は、絶縁ハウジン
グ１０の周囲を覆うシールド本体２１の側面から突出す
ると共に略Ｕ字状に折り曲げ形成され、先端側に取付フ
レーム３０に係止される係止突起２３を有する弾性係止
片２２をシールド本体２１と一体的に設けている。
に確実に係止することができるシールド部材を有し、こ
じりに対して強い構造の電気コネクタを簡単な形状で提
供する。 【解決手段】 電気コネクタ１は、絶縁ハウジング１０
と、絶縁ハウジング１０に配備された端子１１、１２
と、絶縁ハウジング１０の周囲を覆うシールド部材２０
とを具備している。シールド部材２０は、絶縁ハウジン
グ１０の周囲を覆うシールド本体２１の側面から突出す
ると共に略Ｕ字状に折り曲げ形成され、先端側に取付フ
レーム３０に係止される係止突起２３を有する弾性係止
片２２をシールド本体２１と一体的に設けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント回路基板と
外部装置とを接続するための電気コネクタ、特にＰＣカ
ードに使用される入出力用の電気コネクタに関するもの
である。
外部装置とを接続するための電気コネクタ、特にＰＣカ
ードに使用される入出力用の電気コネクタに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の電気コネクタとしては、
例えば、図６に示すものが知られている（米国特許第
５，３３０，３６０号公報参照）。この公報において、
ＰＣカード１００は、プリント回路基板１３０と外部装
置との間のデータを入手力するためプリント回路基板１
３０に接続された電気コネクタ１２０と、この電気コネ
クタ１２０が取り付けられる取付フレーム１１０とを具
備している。電気コネクタ１２０には、１対のロック用
タブ１２１がコネクタハウジングの両側面に一体的に設
けられ、取付フレーム１１０にはこのロック用タブ１２
１が嵌合ロックされる１対のタブ受容ポケット１１１が
設けられている。ＰＣカード１００は、ロック用タブ１
２１をタブ受容ポケット１１１に嵌合して電気コネクタ
１２０を取付フレーム１１０に取り付けると、ロック用
タブ１２１がタブ受容ポケット１１１に確実にロックさ
れ、電気コネクタ１２０が取付フレーム１１０と構造上
一体になるものである。なお、図６中符号１４０、１５
０はそれぞれプリント回路基板１３０を封止するための
トップカバー及びボトムカバーであり、１６０は他の外
部装置と接続するための第２の電気コネクタ、１７０は
上述の電気コネクタ１２０に接続される第３の電気コネ
クタである。
例えば、図６に示すものが知られている（米国特許第
５，３３０，３６０号公報参照）。この公報において、
ＰＣカード１００は、プリント回路基板１３０と外部装
置との間のデータを入手力するためプリント回路基板１
３０に接続された電気コネクタ１２０と、この電気コネ
クタ１２０が取り付けられる取付フレーム１１０とを具
備している。電気コネクタ１２０には、１対のロック用
タブ１２１がコネクタハウジングの両側面に一体的に設
けられ、取付フレーム１１０にはこのロック用タブ１２
１が嵌合ロックされる１対のタブ受容ポケット１１１が
設けられている。ＰＣカード１００は、ロック用タブ１
２１をタブ受容ポケット１１１に嵌合して電気コネクタ
１２０を取付フレーム１１０に取り付けると、ロック用
タブ１２１がタブ受容ポケット１１１に確実にロックさ
れ、電気コネクタ１２０が取付フレーム１１０と構造上
一体になるものである。なお、図６中符号１４０、１５
０はそれぞれプリント回路基板１３０を封止するための
トップカバー及びボトムカバーであり、１６０は他の外
部装置と接続するための第２の電気コネクタ、１７０は
上述の電気コネクタ１２０に接続される第３の電気コネ
クタである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の電気コネクタにあっては、電気コネクタ１２０を取
付フレーム１１０に取り付けたときに、ロック用タブ１
２１がタブ受容ポケット１１１に確実に係止され、電気
コネクタ１２０が取付フレーム１１０と構造上一体にな
り、電気コネクタ１２０のこじりに対して強い構造とす
ることができるが、電気コネクタ１２０を覆うシールド
が不十分であるという問題点があった。
来の電気コネクタにあっては、電気コネクタ１２０を取
付フレーム１１０に取り付けたときに、ロック用タブ１
２１がタブ受容ポケット１１１に確実に係止され、電気
コネクタ１２０が取付フレーム１１０と構造上一体にな
り、電気コネクタ１２０のこじりに対して強い構造とす
ることができるが、電気コネクタ１２０を覆うシールド
が不十分であるという問題点があった。
【０００４】従って、本発明の目的は、シールドが完全
に行えると共に取付フレームに確実に係止することがで
きるシールド部材を有し、こじりに対して強い構造の電
気コネクタを簡単な形状で提供しようとするものであ
る。
に行えると共に取付フレームに確実に係止することがで
きるシールド部材を有し、こじりに対して強い構造の電
気コネクタを簡単な形状で提供しようとするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気コネク
タは、絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジングに配備され
た端子と、前記絶縁ハウジングの周囲を覆うシールド部
材とを具備し、前記シールド部材が、前記絶縁ハウジン
グの周囲を覆うシールド本体の側面から突出すると共に
略Ｕ字状に折り曲げ形成され、先端側に取付フレームに
係止される係止突起を有する弾性係止片を前記シールド
本体と一体的に設けていることを特徴とするものであ
る。
タは、絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジングに配備され
た端子と、前記絶縁ハウジングの周囲を覆うシールド部
材とを具備し、前記シールド部材が、前記絶縁ハウジン
グの周囲を覆うシールド本体の側面から突出すると共に
略Ｕ字状に折り曲げ形成され、先端側に取付フレームに
係止される係止突起を有する弾性係止片を前記シールド
本体と一体的に設けていることを特徴とするものであ
る。
【０００６】又、本発明に係る電気コネクタは、絶縁ハ
ウジングと、該絶縁ハウジングの長手方向に沿って配備
され、プリント回路基板に半田接続されるタイン部を有
する複数の端子と、前記絶縁ハウジングの周囲を覆い、
前記プリント回路基板に半田接続される取付足部を有す
るシールド部材とを具備し、前記シールド部材が、前記
絶縁ハウジングの周囲を覆うシールド本体の両側面から
突出すると共に前記プリント回路基板に対し下側に凸の
略Ｕ字状に折り曲げ形成され、先端側に前記プリント回
路基板が載置される取付フレームに係止される係止突起
を有する１対の弾性係止片を前記シールド本体と一体的
に設けていることを特徴とするものである。
ウジングと、該絶縁ハウジングの長手方向に沿って配備
され、プリント回路基板に半田接続されるタイン部を有
する複数の端子と、前記絶縁ハウジングの周囲を覆い、
前記プリント回路基板に半田接続される取付足部を有す
るシールド部材とを具備し、前記シールド部材が、前記
絶縁ハウジングの周囲を覆うシールド本体の両側面から
突出すると共に前記プリント回路基板に対し下側に凸の
略Ｕ字状に折り曲げ形成され、先端側に前記プリント回
路基板が載置される取付フレームに係止される係止突起
を有する１対の弾性係止片を前記シールド本体と一体的
に設けていることを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図１はプリント回路基板に半田接続され
た本発明に係る電気コネクタを取付フレームに取付けた
状態の一部平面図、図２（Ａ）はプリント回路基板に半
田接続された電気コネクタを取付フレームに取付けた状
態の一部平面拡大図、図２（Ｂ）は図１の２Ｂ−２Ｂ線
に沿った一部断面拡大図、図３は図１に示す電気コネク
タの平面図、図４（Ａ）は図３の正面図、図４（Ｂ）は
図３の４Ｂ−４Ｂ線に沿った断面図、図５（Ａ）は取付
フレームの平面図、図５（Ｂ）は図５（Ａ）の５Ｂ−５
Ｂ線に沿った一部断面拡大図である。
して説明する。図１はプリント回路基板に半田接続され
た本発明に係る電気コネクタを取付フレームに取付けた
状態の一部平面図、図２（Ａ）はプリント回路基板に半
田接続された電気コネクタを取付フレームに取付けた状
態の一部平面拡大図、図２（Ｂ）は図１の２Ｂ−２Ｂ線
に沿った一部断面拡大図、図３は図１に示す電気コネク
タの平面図、図４（Ａ）は図３の正面図、図４（Ｂ）は
図３の４Ｂ−４Ｂ線に沿った断面図、図５（Ａ）は取付
フレームの平面図、図５（Ｂ）は図５（Ａ）の５Ｂ−５
Ｂ線に沿った一部断面拡大図である。
【０００８】これらの図において、電気コネクタ１は、
絶縁ハウジング１０と、この絶縁ハウジング１０の長手
方向に沿って交互に配備された複数の端子１１、１２
と、絶縁ハウジング１０の周囲を覆うシールド部材２０
とを具備している。
絶縁ハウジング１０と、この絶縁ハウジング１０の長手
方向に沿って交互に配備された複数の端子１１、１２
と、絶縁ハウジング１０の周囲を覆うシールド部材２０
とを具備している。
【０００９】絶縁ハウジング１０は、図４（Ｂ）に示す
ように、絶縁材からなるハウジング本体１４の上下方向
の略中央部にハウジング本体１４の長手方向に沿って突
出壁１５を設け、この突出壁の周囲に相手コネクタ（図
示せず）を受容する相手コネクタ受容凹部１３を形成し
ている。
ように、絶縁材からなるハウジング本体１４の上下方向
の略中央部にハウジング本体１４の長手方向に沿って突
出壁１５を設け、この突出壁の周囲に相手コネクタ（図
示せず）を受容する相手コネクタ受容凹部１３を形成し
ている。
【００１０】又、端子１１、１２は図２（Ｂ）及び図４
（Ｂ）に示すように、それぞれ前端が相手コネクタ受容
凹部１３に臨んで相手コネクタのコンタクトに接触する
接触部１１ａ、１２ａを、後端がプリント回路基板４０
に上方から半田接続されるタイン部１１ｂ、１２ｂを構
成し、一方の端子１１を絶縁ハウジング１０の突出壁１
５の下面に沿って、他方の端子１２を突出壁１５の上面
に沿って配設している。
（Ｂ）に示すように、それぞれ前端が相手コネクタ受容
凹部１３に臨んで相手コネクタのコンタクトに接触する
接触部１１ａ、１２ａを、後端がプリント回路基板４０
に上方から半田接続されるタイン部１１ｂ、１２ｂを構
成し、一方の端子１１を絶縁ハウジング１０の突出壁１
５の下面に沿って、他方の端子１２を突出壁１５の上面
に沿って配設している。
【００１１】シールド部材２０は、図１乃至図４に示す
ように、絶縁ハウジング２０の周囲、すなわち絶縁ハウ
ジング２０の上下面、前面の一部（相手コネクタ嵌合開
口２９を除く）及び側面の一部（後述する弾性係止片２
２及び取付足部２６に相当する部分を除く）を覆うシー
ルド本体２１を一体的に具えている。又、シールド部材
２０は、シールド本体２１の前面から該シールド本体２
１の両側面に沿って後方へ折り曲げられると共にこの両
側面から外方に向けて突出するように折り曲げられ、更
にプリント回路基板４０に対し下側に凸の略Ｕ字状に後
方側に折り曲げ形成された１対の弾性係止片２２をシー
ルド本体２１と一体的に設けている。この弾性係止片２
２の先端側には、後述する取付フレーム３０に係止され
る係止突起２３が設けられている。又、シールド本体２
１の両側面には、シールド本体２１の上面から折り曲げ
られて両側面から外方に向けて突出し、プリント回路基
板４０に上方から半田接続される１対の第１の取付足部
２４を具えると共にシールド本体２１の後面両端には、
シールド本体２１の上面から折り曲げられて後面から外
方に向けて突出し、プリント回路基板４０に上方から半
田接続される１対の第２の取付足部２５を具えている。
更に、シールド本体２１の両側面後端には、シールド本
体２１を絶縁ハウジング２０に係止するための係止部２
６をシールド本体２１の上下面から折り曲げ形成してあ
る。なお、シールド本体２１の上下面には、それぞれト
ップカバー（図示せず）及びボトムカバー（図示せず）
に係止されるばねタブ２７を外方へ突出形成すると共に
相手コネクタのシールドに接触する接触片２８を内方へ
突出形成してある。
ように、絶縁ハウジング２０の周囲、すなわち絶縁ハウ
ジング２０の上下面、前面の一部（相手コネクタ嵌合開
口２９を除く）及び側面の一部（後述する弾性係止片２
２及び取付足部２６に相当する部分を除く）を覆うシー
ルド本体２１を一体的に具えている。又、シールド部材
２０は、シールド本体２１の前面から該シールド本体２
１の両側面に沿って後方へ折り曲げられると共にこの両
側面から外方に向けて突出するように折り曲げられ、更
にプリント回路基板４０に対し下側に凸の略Ｕ字状に後
方側に折り曲げ形成された１対の弾性係止片２２をシー
ルド本体２１と一体的に設けている。この弾性係止片２
２の先端側には、後述する取付フレーム３０に係止され
る係止突起２３が設けられている。又、シールド本体２
１の両側面には、シールド本体２１の上面から折り曲げ
られて両側面から外方に向けて突出し、プリント回路基
板４０に上方から半田接続される１対の第１の取付足部
２４を具えると共にシールド本体２１の後面両端には、
シールド本体２１の上面から折り曲げられて後面から外
方に向けて突出し、プリント回路基板４０に上方から半
田接続される１対の第２の取付足部２５を具えている。
更に、シールド本体２１の両側面後端には、シールド本
体２１を絶縁ハウジング２０に係止するための係止部２
６をシールド本体２１の上下面から折り曲げ形成してあ
る。なお、シールド本体２１の上下面には、それぞれト
ップカバー（図示せず）及びボトムカバー（図示せず）
に係止されるばねタブ２７を外方へ突出形成すると共に
相手コネクタのシールドに接触する接触片２８を内方へ
突出形成してある。
【００１２】次に、プリント回路基板４０に接続された
電気コネクタ１を取り付けるための取付フレーム３０
は、図５（Ａ）及び図５（Ｂ）に示すように、１対のフ
レーム枠体３１の前端及び後端側をそれぞれプリント回
路基板載置台部３４ａ、３４ｂで連結したものであり、
前端側のプリント回路基板載置台部３４ａの前方には電
気コネクタ１（図１参照）を取り付けるための第１の取
付切欠部３３を、後端側のプリント回路基板載置台部３
４ｂの後方には他の電気コネクタ（図示せず）を取り付
けるための第２の取付部３２を形成してある。プリント
回路基板載置台部３４ａに連続する第１の取付切欠部３
３の両側には、電気コネクタ１を構成するシールド部材
２０の弾性係止片２２が受容される弾性係止片受容凹部
３５を１対設けると共に、これら弾性係止片受容凹部３
５の後側側壁下方には弾性係止片２２に設けられた係止
突起２３が受容される係止突起受容部３６が凹設されて
いる。
電気コネクタ１を取り付けるための取付フレーム３０
は、図５（Ａ）及び図５（Ｂ）に示すように、１対のフ
レーム枠体３１の前端及び後端側をそれぞれプリント回
路基板載置台部３４ａ、３４ｂで連結したものであり、
前端側のプリント回路基板載置台部３４ａの前方には電
気コネクタ１（図１参照）を取り付けるための第１の取
付切欠部３３を、後端側のプリント回路基板載置台部３
４ｂの後方には他の電気コネクタ（図示せず）を取り付
けるための第２の取付部３２を形成してある。プリント
回路基板載置台部３４ａに連続する第１の取付切欠部３
３の両側には、電気コネクタ１を構成するシールド部材
２０の弾性係止片２２が受容される弾性係止片受容凹部
３５を１対設けると共に、これら弾性係止片受容凹部３
５の後側側壁下方には弾性係止片２２に設けられた係止
突起２３が受容される係止突起受容部３６が凹設されて
いる。
【００１３】次に、電気コネクタ１を取付フレーム３０
に取り付ける方法について図１、図２（Ａ）及び図２
（Ｂ）に基づいて説明する。先ず、電気コネクタ１をプ
リント回路基板４０に取り付ける。すなわち、電気コネ
クタ１の端子１１、１２のタイン部１１ｂ、１２ｂをプ
リント回路基板４０の上方からプリント回路基板４０の
上面に形成された導電路に半田接続し、又、電気コネク
タ１を構成するシールド部材２０の第１の取付足部２４
及び第２の取付足部２５をプリント回路基板４０の上方
からプリント回路基板４０に半田接続する。このとき同
時に、第２の取付部３２を介してプリント回路基盤４０
に他の電気コネクタを取り付ける。
に取り付ける方法について図１、図２（Ａ）及び図２
（Ｂ）に基づいて説明する。先ず、電気コネクタ１をプ
リント回路基板４０に取り付ける。すなわち、電気コネ
クタ１の端子１１、１２のタイン部１１ｂ、１２ｂをプ
リント回路基板４０の上方からプリント回路基板４０の
上面に形成された導電路に半田接続し、又、電気コネク
タ１を構成するシールド部材２０の第１の取付足部２４
及び第２の取付足部２５をプリント回路基板４０の上方
からプリント回路基板４０に半田接続する。このとき同
時に、第２の取付部３２を介してプリント回路基盤４０
に他の電気コネクタを取り付ける。
【００１４】次いで、プリント回路基板４０に半田接続
された電気コネクタ１を取付フレーム３０に取り付け
る。すなわち、プリント回路基板４０を取付フレーム３
０の上方からプリント回路基板載置台部３４ａ、３４ｂ
（図５（Ａ）参照）上に載置すると同時に電気コネクタ
１を構成するシールド部材２０の弾性係止片２２を取付
フレーム３０の上方から弾性係止片受容凹部３５に挿入
する。この際に、略Ｕ字状の弾性係止片２２の前側背面
が弾性係止片３５の前側側壁に沿い、後端側に突出して
設けた係止突起２３が弾性係止片３５の後側側壁に沿っ
て前側にたわむことになる。更に、弾性係止片２２を押
し込むと、略Ｕ字状に形成された弾性係止片２２の復元
力で係止突起２３が係止突起受容部３６に受容され、弾
性係止片２２が取付フレーム３０に係止され、電気コネ
クタ１が取付フレーム３０にロックされることになる。
従って、この状態で電気コネクタ１を電気コネクタ１の
前面側からこじったとしても電気コネクタ１はがたつく
ことがない。このため、電気コネクタ１を構成するシー
ルド部材２０の第１の取付足部２４及び第２の取付足部
２５のプリント回路基板４０への半田付部、端子１１、
１２のタイン部１１ｂ、１２ｂのプリント回路基板４０
への半田付部へは電気コネクタ１のこじりによるストレ
スがかかることはない。又、弾性係止片２２は略Ｕ字状
の形状をなし、ばね性を有するので、弾性係止片２２を
取付フレーム３０に係止する際に、クリック感が得られ
る。更に、弾性係止片２２はシールド本体２１と一体的
に形成されているので、部品点数が少ないばかりでな
く、簡単な形状とすることができ、組立工数も削減され
たものとすることができる。なお、電気コネクタ１は絶
縁ハウジング１の周囲を覆うシールド部材２０を具備し
ているので、電気コネクタ１のシールドが完全に行え
る。
された電気コネクタ１を取付フレーム３０に取り付け
る。すなわち、プリント回路基板４０を取付フレーム３
０の上方からプリント回路基板載置台部３４ａ、３４ｂ
（図５（Ａ）参照）上に載置すると同時に電気コネクタ
１を構成するシールド部材２０の弾性係止片２２を取付
フレーム３０の上方から弾性係止片受容凹部３５に挿入
する。この際に、略Ｕ字状の弾性係止片２２の前側背面
が弾性係止片３５の前側側壁に沿い、後端側に突出して
設けた係止突起２３が弾性係止片３５の後側側壁に沿っ
て前側にたわむことになる。更に、弾性係止片２２を押
し込むと、略Ｕ字状に形成された弾性係止片２２の復元
力で係止突起２３が係止突起受容部３６に受容され、弾
性係止片２２が取付フレーム３０に係止され、電気コネ
クタ１が取付フレーム３０にロックされることになる。
従って、この状態で電気コネクタ１を電気コネクタ１の
前面側からこじったとしても電気コネクタ１はがたつく
ことがない。このため、電気コネクタ１を構成するシー
ルド部材２０の第１の取付足部２４及び第２の取付足部
２５のプリント回路基板４０への半田付部、端子１１、
１２のタイン部１１ｂ、１２ｂのプリント回路基板４０
への半田付部へは電気コネクタ１のこじりによるストレ
スがかかることはない。又、弾性係止片２２は略Ｕ字状
の形状をなし、ばね性を有するので、弾性係止片２２を
取付フレーム３０に係止する際に、クリック感が得られ
る。更に、弾性係止片２２はシールド本体２１と一体的
に形成されているので、部品点数が少ないばかりでな
く、簡単な形状とすることができ、組立工数も削減され
たものとすることができる。なお、電気コネクタ１は絶
縁ハウジング１の周囲を覆うシールド部材２０を具備し
ているので、電気コネクタ１のシールドが完全に行え
る。
【００１５】その後、トップカバー（図示せず）及びボ
トムカバー（図示せず）を取付フレーム３１の上下面取
り付けることでＰＣカードは完成する。
トムカバー（図示せず）を取付フレーム３１の上下面取
り付けることでＰＣカードは完成する。
【００１６】
【発明の効果】請求項１に係る発明によれば、絶縁ハウ
ジングの周囲を覆うシールド部材を具備しているので、
電気コネクタのシールドが完全に行えると共に、更に、
このシールド部材はシールド本体の側面から突出すると
共に略Ｕ字状に折り曲げ形成され先端側に取付フレーム
に係止される係止突起を有する弾性係止片を設けている
ので、弾性係止片の係止突起を取付フレームに係止する
ことで電気コネクタは取付フレームにロックされ、電気
コネクタをこじったとしても電気コネクタががたつくこ
とはないものとすることができる。弾性係止片は、略Ｕ
字状に折り曲げ形成されるばね性を有するので、弾性係
止片を取付フレームに係止する際に、クリック感が得ら
れる。更に、弾性係止片はシールド本体と一体的に設け
られているので、部品点数が少ないばかりでなく、簡単
な形状とすることができ、組立工数も削減したものとす
ることができる。
ジングの周囲を覆うシールド部材を具備しているので、
電気コネクタのシールドが完全に行えると共に、更に、
このシールド部材はシールド本体の側面から突出すると
共に略Ｕ字状に折り曲げ形成され先端側に取付フレーム
に係止される係止突起を有する弾性係止片を設けている
ので、弾性係止片の係止突起を取付フレームに係止する
ことで電気コネクタは取付フレームにロックされ、電気
コネクタをこじったとしても電気コネクタががたつくこ
とはないものとすることができる。弾性係止片は、略Ｕ
字状に折り曲げ形成されるばね性を有するので、弾性係
止片を取付フレームに係止する際に、クリック感が得ら
れる。更に、弾性係止片はシールド本体と一体的に設け
られているので、部品点数が少ないばかりでなく、簡単
な形状とすることができ、組立工数も削減したものとす
ることができる。
【００１７】又、請求項２に係る発明によれば、プリン
ト回路基板に半田接続されるタイン部を有する複数の端
子と、プリント回路基板に半田接続される取付足部を有
するシールド部材とを具備し、このシールド部材が絶縁
ハウジングの周囲を覆うシールド本体の両側面から突出
すると共にプリント回路基板に対し下側に凸の略Ｕ字状
に折り曲げ形成され、先端側にプリント回路基板が載置
される取付フレームに係止される係止突起を有する１対
の弾性係止片を設けているので、プリント回路基板に半
田接続された電気コネクタを取付フレームの上方から取
付け、ロックすることができる。
ト回路基板に半田接続されるタイン部を有する複数の端
子と、プリント回路基板に半田接続される取付足部を有
するシールド部材とを具備し、このシールド部材が絶縁
ハウジングの周囲を覆うシールド本体の両側面から突出
すると共にプリント回路基板に対し下側に凸の略Ｕ字状
に折り曲げ形成され、先端側にプリント回路基板が載置
される取付フレームに係止される係止突起を有する１対
の弾性係止片を設けているので、プリント回路基板に半
田接続された電気コネクタを取付フレームの上方から取
付け、ロックすることができる。
【図１】プリント回路基板に半田接続された本発明に係
る電気コネクタを取付フレームに取付けた状態の一部平
面図である。
る電気コネクタを取付フレームに取付けた状態の一部平
面図である。
【図２】（Ａ）はプリント回路基板に半田接続された電
気コネクタを取付フレームに取付けた状態の一部平面拡
大図、（Ｂ）は図１の２Ｂ−２Ｂ線に沿った一部断面拡
大図である。
気コネクタを取付フレームに取付けた状態の一部平面拡
大図、（Ｂ）は図１の２Ｂ−２Ｂ線に沿った一部断面拡
大図である。
【図３】図１に示す電気コネクタの平面図である。
【図４】（Ａ）は図３の正面図、（Ｂ）は図３の４Ｂ−
４Ｂ線に沿った断面図である。
４Ｂ線に沿った断面図である。
【図５】（Ａ）は取付フレームの平面図、（Ｂ）は図５
（Ａ）の５Ｂ−５Ｂ線に沿った一部断面拡大図である。
（Ａ）の５Ｂ−５Ｂ線に沿った一部断面拡大図である。
【図６】従来の電気コネクタを使用したＰＣカードの分
解斜視図である。
解斜視図である。
１ 電気コネクタ １０ 絶縁ハウジング １１、１２ 端子 １１ｂ、１２ｂ タイン部 ２０ シールド部材 ２１ シールド本体 ２２ 弾性係止片 ２３ 係止突起 ２４ 第１の取付足部 ２５ 第２の取付足部 ３０ 取付フレーム ４０ プリント回路基板
Claims (2)
- 【請求項１】 絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジングに
配備された端子と、前記絶縁ハウジングの周囲を覆うシ
ールド部材とを具備し、 前記シールド部材が、前記絶縁ハウジングの周囲を覆う
シールド本体の側面から突出すると共に略Ｕ字状に折り
曲げ形成され、先端側に取付フレームに係止される係止
突起を有する弾性係止片を前記シールド本体と一体的に
設けていることを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項２】 絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジングの
長手方向に沿って配備され、プリント回路基板に半田接
続されるタイン部を有する複数の端子と、前記絶縁ハウ
ジングの周囲を覆い、前記プリント回路基板に半田接続
される取付足部を有するシールド部材とを具備し、 前記シールド部材が、前記絶縁ハウジングの周囲を覆う
シールド本体の両側面から突出すると共に前記プリント
回路基板に対し下側に凸の略Ｕ字状に折り曲げ形成さ
れ、先端側に前記プリント回路基板が載置される取付フ
レームに係止される係止突起を有する１対の弾性係止片
を前記シールド本体と一体的に設けていることを特徴と
する電気コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8055547A JPH09232037A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8055547A JPH09232037A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 電気コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09232037A true JPH09232037A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13001742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8055547A Pending JPH09232037A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09232037A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014515172A (ja) * | 2011-05-17 | 2014-06-26 | エルニ プロダクション ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | プラグコネクタ及び回路基板のアセンブリ |
-
1996
- 1996-02-19 JP JP8055547A patent/JPH09232037A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014515172A (ja) * | 2011-05-17 | 2014-06-26 | エルニ プロダクション ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | プラグコネクタ及び回路基板のアセンブリ |
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