JPH09230389A - 光学装置及びその駆動方法 - Google Patents

光学装置及びその駆動方法

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JPH09230389A
JPH09230389A JP8061769A JP6176996A JPH09230389A JP H09230389 A JPH09230389 A JP H09230389A JP 8061769 A JP8061769 A JP 8061769A JP 6176996 A JP6176996 A JP 6176996A JP H09230389 A JPH09230389 A JP H09230389A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着色、消色の如き光透過率の変化を十分に行
え、消え残り等のムラや欠陥を大幅に減少させることの
できる光学装置と、その駆動方法を提供すること。 【解決手段】 透明電極3−2間に、これらの電極の駆
動によって光透過量(特に着色、消色の如き色相が変化
するEC材料1が配されている光学装置において、透明
電極3及びこの少なくとも一方の電極、例えば電極3が
1個当たり、前記駆動のための複数種類のリード線(例
えば消色用のリード線27と着色用のリード線37)を有
し、前記光透過量を増大させるときに第1のリード線
(例えば消色用のリード線27)に駆動電圧を印加し、前
記光透過量を減少させるときに第2のリード線(例えば
着色用のリード線37)に駆動電圧を印加する、ECD等
の光学装置とその駆動方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学装置(例え
ば、光透過率の制御が可能な数字若しくは文字又はX−
Yマトリックス表示を行う表示素子又は装置、光学フィ
ルタ)及びその駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロニクス技術の発展と共
に、エレクトロクロミック(以下、ECと称することが
ある。)材料等は、電気的に作動する電圧駆動型の表示
装置に用いられ、例えば時刻を表示するデジタル時計等
に採用されている。
【0003】例えば、エレクトロクロミック表示素子
(以下、ECDと称することがある。)は、非発光型の
表示装置であって、反射光や、透過光による表示である
ために、長時間の観察によっても疲労感が少ないという
利点を有すると共に、比較的駆動電圧が低く、消費電力
が少ないなどの利点を有する。例えば、特開昭59−24
879号公報に開示されているように、液体型ECDと
して可逆的に着色、消色状態を形成する有機分子系のビ
オロゲン分子誘導体をEC材料に用いるものが知られて
いる。
【0004】図13には、従来のECDの一例10が示され
ているが、表示セルを構成する一対の透明基板(例えば
ガラス板)4と5がスペーサ6を介し一定の間隔を置い
て表示窓として配置され、各基板の内面には、着色用電
極又は消色用電極となる透明電極(例えばITO(Indi
um Tin Oxide)電極)2と3とが対向して所定パターン
に設けられている。
【0005】そして、対向電極2−3間には、これらの
電極に接してビオロゲン分子誘導体の如きエレクトロク
ロミック(EC)材料の液1が封入されている。対向電
極2と3のいずれか一方は陽極、他方は陰極とし、それ
らの間に所定時間だけ直流の駆動電圧を印加することに
よって、EC材料1が可逆的に光透過量を変化して着色
又は消色し、目的とする表示パターンを観察することが
できる。
【0006】このようなECD10においては、図14及び
図15に示すように1つの画素PXが構成されていて、例
えば基板5上に成膜された透明電極3への導通は、電極
1つに対して金属(例えば、金、クロム、銅等)からな
る1つのリード線7を接続し、これを外部接続端子へ導
くことにより行うのが一般的である。
【0007】しかし、この場合、1つのリード線7のみ
によって透明電極3への印加電圧の切り換えで着色と消
色とを行うことになるので、その切り換え時に、図15に
仮想線で示すようにリード線7を被覆しているSiO2
等の絶縁膜8と透明電極3との境界付近に着色又は消色
用の電圧が十分に加わらず、このために多くの消え残り
が発生し易い。こうした消え残りの増大によって、表示
部分の視覚的欠陥を招いたり、表示素子そのものの寿命
を大きく縮める要因となっていた。また、着色のムラの
原因ともなっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、着
色、消色の如き光透過量の変化を十分に行え、消え残り
等のムラや欠陥を大幅に減少させることのできる光学装
置と、その駆動方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1発明
は、対向電極(例えば上述の透明電極3と2:以下、同
様)間に、これらの電極の駆動によって光透過量(特に
着色、消色の如き色相:以下、同様)が変化する物質
(例えば上述のEC材料1:以下、同様)が配されてい
る光学装置において、前記対向電極の少なくとも一方の
電極が1個当たり、前記駆動のための複数種類のリード
線(例えば後述の消色用のリード線27と着色用のリード
線37:以下、同様)を有していることを特徴とするEC
D等(以下、同様)の光学装置に係るものである。
【0010】この第1発明による光学装置を駆動するた
め、本発明は第2発明として、前記光透過量を増大させ
るときに第1のリード線(例えば後述の消色用のリード
線27:以下、同様)に駆動電圧を印加し、前記光透過量
を減少させるときに第2のリード線(例えば後述の着色
用のリード線37:以下、同様)に駆動電圧を印加する、
光学装置の駆動方法を提供するものである。
【0011】本発明はまた、第3発明として、対向電極
間に、これらの電極の駆動によって光透過量が変化する
物質が配されている光学装置において、前記対向電極の
少なくとも一方の電極が1個当たり、前記駆動のための
複数のリード線を有し、これらのリード線の一方(例え
ば後述のリード線77:以下、同様)が前記電極の周辺部
に接続され、他方(例えば後述のリード線47:以下、同
様)が前記電極の中央位置又はその近傍に接続されてい
ることを特徴とする光学装置も提供するものである。
【0012】この第3発明による光学装置を駆動するた
めに、本発明は第4発明として、前記一方及び他方のリ
ード線に同時に通電し、前記光透過量を増大若しくは減
少させる、光学装置の駆動方法を提供するものである。
【0013】更に、本発明は、第5発明として、対向電
極間に、これらの電極の駆動によって光透過量が変化す
る物質が配されている光学装置において、前記対向電極
の少なくとも一方の電極が1個当たり、前記駆動のため
の第1のリード線と第2のリード線とを有し、前記第1
のリード線が複数のリード線を有していて、これらのリ
ード線の一方(例えば後述のリード線77:以下、同様)
が前記電極の周辺部に接続され、他方(例えば後述のリ
ード線47:以下、同様)が前記電極の中央位置又はその
近傍に接続されていると共に、前記第2のリード線も複
数のリード線を有していて、これらのリード線の一方
(例えば後述のリード線67:以下、同様)が前記電極の
周辺部に接続され、他方(例えば後述のリード線57:以
下、同様)が前記電極の中央位置又はその近傍に接続さ
れていることを特徴とする光学装置も提供するものであ
る。
【0014】この第5発明による光学装置を駆動するた
め、本発明は第6発明として、前記第1のリード線の前
記一方及び他方のリード線に同時に通電し、前記光透過
量を増大若しくは減少させ、これとは逆に前記光透過量
を減少若しくは増大させるために、前記第2のリード線
の前記一方及び他方のリード線に同時に駆動電圧を印加
する、光学装置の駆動方法を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の上記第1発明、第2発
明、第3発明、第4発明、第5発明及び第6発明におい
ては、具体的には、透明電極(例えば上述の透明電極3
及び2:以下、同様)及びリード線が所定パターンに設
けられた各基板の一対間にスペーサ(例えば上述のスペ
ーサ6:以下、同様)を挟み込み、このスペーサによっ
て保持された前記一対の基板間に前記透明電極の駆動に
よって可逆的に光透過量を調節できる物質が充填された
表示素子として構成され、前記透明電極の一つに対し
て、2種類のリード線(例えば後述のリード線27及び3
7:以下、同様)、又は複数のリード線(例えば後述の
リード線47及び77:以下、同様)、又は第1及び第2の
リード線(例えば後述のリード線47、77及び57、67:以
下、同様)によって導通が取られている。
【0016】また、第1及び第2発明において、電極の
一つに対して第1のリード線(例えば後述のリード線2
7:以下、同様)と第2のリード線(例えば後述のリー
ド線37:以下、同様)とが付設され、前記第1のリード
線が、前記電極の周辺部に被着された環状リード線部と
この環状リード線部から外部接続端子側へ延びるリード
線部とからなり、かつ、前記第2のリード線が、前記環
状リード線部の外側において前記電極に接続されて外部
接続端子側へ延びているのがよい。
【0017】また、第3及び第4発明において、電極が
その一辺側から中央位置にかけて部分的に切り欠かれた
切り欠き部(例えば後述のスリット状切り欠き部50)を
有し、一方のリード線が、前記電極の周辺部に被着され
たほぼ環状のリード線部とこのリード線部から外部接続
端子側へ延びるリード線部とからなり、かつ、他方のリ
ード線が、前記切り欠き部に臨む前記中央位置又はその
近傍において前記電極に接続されて外部接続端子側へ延
びているのがよい。
【0018】また、第5及び第6発明において、電極が
その一辺側及び他辺側から中央位置にかけて部分的に切
り欠かれた第1及び第2の切り欠き部(例えば後述のス
リット状切り欠き部50及び60)を有し、第1のリード線
の一方のリード線が、前記電極の周辺部に被着されたほ
ぼ環状のリード線部とこのリード線部から外部接続端子
側へ延びるリード線部とからなり、かつ、他方のリード
線が、前記第1の切り欠き部に臨む前記中央位置又はそ
の近傍において前記電極に接続されて外部接続端子側へ
延びていると共に、第2のリード線の一方のリード線
が、前記電極の周辺部に被着されたほぼ環状のリード線
部とこのリード線部から外部接続端子側へ延びるリード
線部とからなり、かつ、他方のリード線が、前記第2の
切り欠き部に臨む中央位置又はその近傍において前記電
極に接続されて外部接続端子側へ延びているのがよい。
【0019】また、第1発明、第2発明、第3発明、第
4発明、第5発明及び第6発明においては、第1のリー
ド線及び第2のリード線、又は一方及び他方のリード線
のそれぞれは、共通の金属層のパターニングによって形
成されたものであることがよく、また、リード線が絶縁
層によって被覆されているのがよい。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0021】図1〜図7は、本発明をECD(エレクト
ロクロミック表示素子)に適用した第1の実施例を示す
ものである。
【0022】まず、図1〜図6について、本実施例によ
るECDの構成を説明するが、このECDは透明電極と
その配線を除けば図13に示した従来例と基本的には同様
の構成からなるので、主として異なる部分を説明するこ
とにする。
【0023】即ち、ビオロゲン分子誘導体の如きEC材
料の光透過量を可逆的に調節するために駆動電圧を印加
する例えばITO透明電極3について、1画素PXを構
成する透明電極3の1個当たり複数種類のリード線、即
ち、第1のリード線27と第2のリード線37とが接続され
ている。
【0024】このうち、第1のリード線27は、四角形状
の透明電極3の周辺部に被着された四角形の環状リード
線部27aとこの環状リード線部27aから外部接続端子
(基板5の一端部においてコネクタ等の外部と接続する
接点であるが、図示省略した:以下、同様)側へ延びる
リード線部27bとからなる。また、第2のリード線37
は、上記の環状リード線部27aの外側において透明電極
3の3辺にそれぞれ突設された各接点部3a、3b、3
c上に接続されたリード線部37a、37b、37cと、これ
らのリード線部を連結して外部接続端子側へ延びるリー
ド線部37dとからなっている。
【0025】第1のリード線27及び第2のリード線37は
共に、個々の透明電極3と外部接続端子との導通を取る
ために設けられる(図6参照)が、ここでは、前者のリ
ード線27はEC材料の消色用に、後者のリード線37はE
C材料の着色用にそれぞれ用いられる。
【0026】そして、第1のリード線27及び第2のリー
ド線37のそれぞれは、後述するように金、クロム、銅又
はニッケル等からなる共通の金属層のパターニングによ
って形成されたものである。
【0027】また、各リード線27、37はSiO2 等の絶
縁膜28によって被覆され(図4及び図5の仮想線)、E
C材料(電解液)に曝されないようにしている。
【0028】上記の各接点部3a、3b、3cは透明電
極3の一部をなし、同一の層からなっているが、上記の
リード線部27aも含めて絶縁膜28で完全に覆われている
(図3〜図5参照)。従って、EC材料の消色又は着色
は、絶縁膜28で覆われていない露出した透明電極3(ピ
クセルPX)においてのみ行われることになる。
【0029】図7には、上記の各リード線27及び37を透
明電極3と共に基板5上に形成するプロセスを示してい
る。このプロセスを次に説明する。
【0030】まず、透明ガラス基板5の表面に、(A)
のように真空蒸着法又はスパッタ法によってITO膜43
を成膜し、これを(B)のようにフォトリソグラフィに
よって所定パターン(図1又は図6参照)に加工し、透
明電極3を形成する。
【0031】そして、(C)のように真空蒸着法又はス
パッタ法によって全面に銅等の金属40を堆積させ、これ
を(D)のようにフォトリソグラフィによって所定パタ
ーン(図1又は図6参照)に加工し、各リード線27及び
37をそれぞれ形成する。
【0032】次いで、(E)のようにCVD(化学的気
相成長法)によって全面にSiO2膜48を堆積させ、更
にこれを(F)のようにフォトリソグラフィによって所
定パターンに加工し、各リード線27及び37を被覆し、画
素PXとして透明電極3の表面をEC材料と接するよう
に露出させる絶縁膜28を形成する。
【0033】以上に説明したように、透明基板5上に透
明電極3と各リード線27及び37とを所定パターンに形成
し、例えば図6に示した如きマトリックスパターンのピ
クセルPXの群を形成することができる。なお、これと
同様に、他方の透明基板4上に透明電極2と各リード線
とを所定パターンに形成することができ、図13で述べた
と同様にECDを組み立てることができる(以下、同
様)。
【0034】次に、上記の如くに構成されたECDの駆
動方法について説明する。
【0035】既述した従来技術のように、例えばリード
線37のみの駆動で着色と消色を繰り返し行うと、透明電
極3と絶縁膜28との境界線付近に消え残りが生じたり、
これに起因して材料析出(着色)のムラも生じ易い。ま
た、リード線27(リード線部27a、27b)を用いて着色
と消色の両方を行うと、上記した境界線付近の電流密度
の集中が着色時にも起こるため、結局、消え残りを増や
す原因となってしまう。
【0036】これに対し、本実施例では、着色時は、リ
ード線27(リード線部27a、27b)は駆動停止し、リー
ド線37だけを駆動させ、これに外部から駆動電圧を印加
する。また、消色時は、リード線37を駆動停止し、リー
ド線27(リード線部27a、27b)だけを駆動させ、これ
に外部から駆動電圧を印加する。
【0037】即ち、別々のリード線27と37を消色時と着
色時にそれぞれ選択して駆動し、透明電極3まで低抵抗
な金属を介して各動作時の導通がなされるようにしてい
るため、透明電極3に対して消色又は着色用の高電圧を
効率良くかけることができ、また、透明電極3と絶縁膜
28との境界付近に電流密度が集中するため、その境界線
付近の消え残りを一掃することができる。
【0038】従って、着色時にはリード線37(リード線
部37a、37b、37c、37d)を用い、消色時にはリード
線27(リード線部27a、27b)を用いることは、着色、
消色を十分に行えると共に、消え残りや着色ムラをなく
して、ピクセルPXの表示を向上させ、表示素子として
の寿命も長くする上で、非常に有効である。また、着色
と消色を別々のリード線によって行っているために、そ
れぞれに要する駆動電圧は、着色と消色を1つのリード
線で行う場合に比べて低くてすみ、駆動の低電圧化、低
消費電力化が可能となる。
【0039】なお、リード線37を透明電極3の突設され
た3辺の接点部3a、3b、3cと接するように配した
が、このように接点部を3点設けているので、駆動電圧
を各辺から印加でき、透明電極3における着色又は消色
をできる限り均一に行うことができる。
【0040】なお、着色、消色の駆動法として、電圧駆
動法を適用してよいが、電流駆動法でもよい。いずれの
場合も、着色−消色速度を上げるために、高電圧値又は
高電流値から低電圧値又は低電流値へと矩形に変化する
駆動法を用いることができる。
【0041】図8は、本発明の第2の実施例によるEC
Dの要部を示すものである。
【0042】この実施例では、図1に示した例と比べ
て、透明電極3の接点部3a、3b、3cをなくし、こ
の代わりに透明電極3の面積を大きくし、その周辺部に
おいて各辺に沿って着色用のリード線部37a、37cを引
き廻し、リード線部37dに連設させている。
【0043】このように構成しても、上述した第1の実
施例と同様の効果が得られることは明らかである。そし
て、リード線37のリード線部37a、37cを透明電極3の
周辺部において各辺に沿って接しているので、各辺から
の駆動電圧の印加を更に十分に行え、着色又は消色を一
層均一に行うことができる。
【0044】図9及び図10は、本発明の第3の実施例に
よるECDの要部を示すものである。
【0045】この実施例では、透明電極3がその一辺側
から中央位置にかけて部分的に切り欠かれたスリット状
の切り欠き部50を有し、コ字状に加工され、一方のリー
ド線77が、透明電極3の周辺部に被着されたほぼ環状の
四角形のリード線部77aとこのリード線部77aから外部
接続端子側へ延びるリード線部77bとからなり、かつ、
他方のリード線47が、その半円形の先端部47Aにおい
て、切り欠き部50に臨む電極中央位置又はその近傍にお
いて透明電極3に接続されて外部接続端子側へ延びてい
る。
【0046】通常、上記の如き環状リード部77aによっ
て透明電極3の周辺部において導通を取ると、透明電極
1つの大きさにより差はあるものの、その周辺部よりは
中央部の方において、その距離に比例して透明電極3自
体の抵抗(数十Ω/sq.)による電圧降下が大きくなり、
これによって、着色が薄くなるという着色ムラが生じ易
くなってしまう。
【0047】そこで、本実施例のように、透明電極3の
外周部と中央部とに対して2つのリード線77と47を用い
て同時に通電すれば、外周部及び中央部共に十分な電圧
が印加され、上記の如き電圧降下の問題が生じることは
ないので、着色ムラを低減することができる。これは、
消色時でも同様であり、消え残りをなくすこともでき
る。
【0048】上記の透明電極3の切り欠き部50による画
素面積の減少で表示が視覚的に影響を受けないように、
切り欠き部50の幅を決めることが望ましく、これに対応
してリード線47の幅は 0.1mm程度とするのがよい。
【0049】なお、この実施例でも、リード線77及び47
は共通の金属層(例えば金、クロム、ニッケル又は銅等
の金属層)のパターニングで形成され、透明電極3はI
TO又はSnO2 で形成されてよい。
【0050】図11及び図12は、本発明の第4の実施例に
よるECDの要部を示すものである。
【0051】この実施例では、上述した第3の実施例と
同様に、透明電極3がその一辺側から中央位置にかけて
部分的に切り欠かれたスリット状の切り欠き部50を有
し、リード線77が、透明電極3の周辺部に被着されたほ
ぼ環状の四角形のリード線部77aとこのリード線部77a
から外部接続端子側へ延びるリード線部77bとからな
り、かつ、リード線47が、その半円形の先端部47Aにお
いて、切り欠き部50に臨む電極中央位置又はその近傍に
おいて透明電極3に接続されて外部接続端子側へ延びて
いる。
【0052】そして、透明電極3の他辺側(上記一辺と
対向する辺側)から中央位置にかけて部分的に切り欠か
れたスリット状の切り欠き部60(これは切り欠き部50と
同一形状及びサイズのもの)を有し、リード線67(これ
はリード線47と同一形状及びサイズのもの)が、透明電
極3の周辺部(上記リード線部77aより更に外側)に被
着されたほぼ環状のリード線部67a、67e、67cとこれ
らのリード線部から外部接続端子側へ延びるリード線部
67dとからなり、かつ、リード線57が、その半円形の先
端部57Aにおいて、切り欠き部60に臨む電極中央位置又
はその近傍において上記のリード線部47と対向して透明
電極3に接続され、外部接続端子側へ延びている。
【0053】なお、リード線67(リード線部67a、67
e、67c)及び57は、絶縁層28を介してリード線77及び
47から分離されており、リード線67及び57上は更にSi
2 等の絶縁層78で被覆されている。
【0054】本実施例のように、透明電極3の外周部と
中央部とに対してそれぞれ2つのリード線77と47、及び
67と57を用い、前者のリード線77と47を着色用、後者の
リード線67と57を消色用とし、それぞれに同時に通電す
れば、外周部及び中央部共に十分な電圧が印加され、上
記の如き電圧降下の問題が生じることはない。
【0055】従って、リード線77と47の駆動時の着色ム
ラを低減することができ、また、リード線67と57の駆動
時の消え残りをなくすこともできる。その他、上述した
第3の実施例と同様に構成し、同様の効果を得ることが
できる。
【0056】以上、本発明の実施例を説明したが、上述
の実施例は本発明の技術的思想に基づいて更に変形が可
能である。
【0057】例えば、上述したリード線のパターンや位
置、本数、透明電極との接続構造等は上述したものに限
定されることはなく、種々変更してよい。
【0058】また、透明電極パターンを含む光学素子の
構造をはじめ、各構成部分の材質、更には駆動方法も上
述したものに限定されることはない。例えば、図6に示
した如き電極パターンをストライプ状、格子状等のよう
に種々に変更させてもよいし、各分割電極毎に異なるE
C材料のセルを分割して並置することもできる。
【0059】また、上述したEC材料の種類や濃度等は
種々規定してよく、EC材料以外にも液晶材料も用い、
液晶表示素子として構成し、駆動することもできる。透
明電極の材質もITOに限らず、SnO2 等、様々に選
択できる。
【0060】また、本発明による光学装置は、公知の他
の光学装置(例えば無機系のエレクトロクロミック材、
液晶、エレクトロルミネッセンス材)と組み合わせる等
も可能である。また、本発明は、ディスプレイとしてだ
けでなく、CCDの光学絞り用をはじめ、電気的調光素
子として、各種光学系、更には電子写真複写機や光通信
機器等の光量調節用としても広く適用可能である。
【0061】
【発明の作用効果】本発明は上述した如く、対向電極間
に、これらの電極の駆動によって光透過量が変化する物
質が配されている光学装置において、前記対向電極の少
なくとも一方の電極が1個当たり、前記駆動のための複
数種類のリード線を有し、前記光透過量を増大させると
きに第1のリード線に駆動電圧を印加し、前記光透過量
を減少させるときに第2のリード線に駆動電圧を印加し
ているので、別々のリード線を消色時と着色時にそれぞ
れ選択して駆動し、電極まで低抵抗な金属リード線を各
動作時の導通がなされるようにし、このため、電極に対
して消色又は着色用の高電圧を効率良くかけることがで
き、また、電極と絶縁膜との境界線付近に電流密度が集
中するため、その境界線付近の消え残りを一掃すること
ができる。
【0062】従って、着色時には一方のリード線を用
い、消色時には他方のリード線を用いることは、着色、
消色を十分に行えると共に、消え残りや着色ムラをなく
して、光学素子としての寿命も長くする上で、非常に有
効である。また、着色と消色を別々のリード線によって
行っているために、それぞれに要する駆動電圧は、着色
と消色を1つのリード線で行う場合に比べて低くてす
み、駆動の低電圧化、低消費電力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるECD(エレクト
ロクロミック表示素子)の要部平面図である。
【図2】同要部の斜視図である。
【図3】同要部の一部の平面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図1のV−V線断面図である。
【図6】同ECDの一部分の平面図である。
【図7】同ECの製造プロセスをその要部について示す
各断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例によるECDの要部平面
図である。
【図9】本発明の第3の実施例によるECDの要部平面
図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】本発明の第4の実施例によるECDの要部平面
図である。
【図12】図11の XII−XII 線断面図である。
【図13】ECDの断面図である。
【図14】従来例によるECDの要部平面図である。
【図15】図14のXV−XV線断面図である。
【符号の説明】
1…EC(エレクトロクロミック)材料、2、3…透明
電極、3a、3b、3c…接点部、4、5…透明基板、
6…スペーサ、10…ECD(エレクトロクロミック表示
素子)、27、37、47、57、67、77…リード線、27a、27
b、37a、37b、37c、37d、67a、67c、67d、67
e、77a、77b…リード線部、28、48、78…絶縁膜、5
0、60…切り欠き部、47A、57A…先端部、PX…ピク
セル(画素)

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向電極間に、これらの電極の駆動によ
    って光透過量が変化する物質が配されている光学装置に
    おいて、前記対向電極の少なくとも一方の電極が1個当
    たり、前記駆動のための複数種類のリード線を有してい
    ることを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 透明電極及びリード線が所定パターンに
    設けられた各基板の一対間にスペーサを挟み込み、この
    スペーサによって保持された前記一対の基板間に前記透
    明電極の駆動によって可逆的に光透過量を調節できる物
    質が充填された表示素子として構成され、前記透明電極
    の一つに対して、2種類のリード線によって導通が取ら
    れている、請求項1に記載した光学装置。
  3. 【請求項3】 電極の一つに対して第1のリード線と第
    2のリード線とが付設され、前記第1のリード線が、前
    記電極の周辺部に被着された環状リード線部とこの環状
    リード線部から外部接続端子側へ延びるリード線部とか
    らなり、かつ、前記第2のリード線が、前記環状リード
    線部の外側において前記電極に接続されて外部接続端子
    側へ延びている、請求項1に記載した光学装置。
  4. 【請求項4】 第1のリード線及び第2のリード線のそ
    れぞれは、共通の金属層のパターニングによって形成さ
    れたものである、請求項3に記載した光学装置。
  5. 【請求項5】 リード線が絶縁層によって被覆されてい
    る、請求項1に記載した光学装置。
  6. 【請求項6】 対向電極間に、これらの電極の駆動によ
    って光透過量が変化する物質が配され、前記対向電極の
    少なくとも一方の電極が1個当たり、前記駆動のための
    第1のリード線と第2のリード線を有している光学装置
    を駆動するに際して、前記光透過量を増大させるときに
    前記第1のリード線に駆動電圧を印加し、前記光透過量
    を減少させるときに前記第2のリード線に駆動電圧を印
    加する、光学装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】 透明電極及びリード線が所定パターンに
    設けられた各基板の一対間にスペーサを挟み込み、この
    スペーサによって保持された前記一対の基板間に前記透
    明電極の駆動によって可逆的に光透過量を調節できる物
    質が充填された表示素子として構成され、前記透明電極
    の一つに対して、第1及び第2のリード線によって導通
    が取られている光学装置を駆動する、請求項6に記載し
    た駆動方法。
  8. 【請求項8】 第1のリード線が、電極の周辺部に被着
    された環状リード線部とこの環状リード線部から外部接
    続端子側へ延びるリード線部とからなり、かつ、第2の
    リード線が、前記環状リード線部の外側において前記電
    極に接続されて外部接続端子側へ延びている光学装置を
    駆動する、請求項6に記載した駆動方法。
  9. 【請求項9】 第1のリード線及び第2のリード線のそ
    れぞれは、共通の金属層のパターニングによって形成さ
    れたものである光学装置を駆動する、請求項8に記載し
    た駆動方法。
  10. 【請求項10】 第1及び第2のリード線が絶縁層によっ
    て被覆されている光学装置を駆動する、請求項6に記載
    した駆動方法。
  11. 【請求項11】 対向電極間に、これらの電極の駆動によ
    って光透過量が変化する物質が配されている光学装置に
    おいて、前記対向電極の少なくとも一方の電極が1個当
    たり、前記駆動のための複数のリード線を有し、これら
    のリード線の一方が前記電極の周辺部に接続され、他方
    が前記電極の中央位置又はその近傍に接続されているこ
    とを特徴とする光学装置。
  12. 【請求項12】 透明電極及びリード線が所定パターンに
    設けられた各基板の一対間にスペーサを挟み込み、この
    スペーサによって保持された前記一対の基板間に前記透
    明電極の駆動によって可逆的に光透過量を調節できる物
    質が充填された表示素子として構成され、前記透明電極
    の一つに対して、複数のリード線によって導通が取られ
    ている、請求項11に記載した光学装置。
  13. 【請求項13】 電極がその一辺側から中央位置にかけて
    部分的に切り欠かれた切り欠き部を有し、一方のリード
    線が、前記電極の周辺部に被着されたほぼ環状のリード
    線部とこのリード線部から外部接続端子側へ延びるリー
    ド線部とからなり、かつ、他方のリード線が、前記切り
    欠き部に臨む前記中央位置又はその近傍において前記電
    極に接続されて外部接続端子側へ延びている、請求項11
    に記載した光学装置。
  14. 【請求項14】 一方及び他方のリード線は、共通の金属
    層のパターニングによって形成されたものである、請求
    項13に記載した光学装置。
  15. 【請求項15】 一方及び他方のリード線が絶縁層によっ
    て被覆されている、請求項11に記載した光学装置。
  16. 【請求項16】 対向電極間に、これらの電極の駆動によ
    って光透過量が変化する物質が配され、前記対向電極の
    少なくとも一方の電極が1個当たり、前記駆動のための
    複数のリード線を有し、これらのリード線の一方が前記
    電極の周辺部に接続され、他方が前記電極の中央位置又
    はその近傍に接続された光学装置を駆動するに際して、
    前記一方及び他方のリード線に同時に通電し、前記光透
    過量を増大若しくは減少させる、光学装置の駆動方法。
  17. 【請求項17】 透明電極及びリード線が所定パターンに
    設けられた各基板の一対間にスペーサを挟み込み、この
    スペーサによって保持された前記一対の基板間に前記透
    明電極の駆動によって可逆的に光透過量を調節できる物
    質が充填された表示素子として構成され、前記透明電極
    の一つに対して、複数のリード線によって導通が取られ
    ている光学装置を駆動する、請求項16に記載した駆動方
    法。
  18. 【請求項18】 電極がその一辺側からその中央位置にか
    けて部分的に切り欠かれた切り欠き部を有し、一方のリ
    ード線が、前記電極の周辺部に被着されたほぼ環状のリ
    ード線部とこのリード線部から外部接続端子側へ延びる
    リード線部とからなり、かつ、他方のリード線が、前記
    切り欠き部に臨む前記中央位置又はその近傍において前
    記電極に接続されて外部接続端子側へ延びている光学装
    置を駆動する、請求項16に記載した駆動方法。
  19. 【請求項19】 一方及び他方のリード線は、共通の金属
    層のパターニングによって形成されたものである光学装
    置を駆動する、請求項18に記載した駆動方法。
  20. 【請求項20】 一方及び他方のリード線が絶縁層によっ
    て被覆されている光学装置を駆動する、請求項16に記載
    した駆動方法。
  21. 【請求項21】 対向電極間に、これらの電極の駆動によ
    って光透過量が変化する物質が配されている光学装置に
    おいて、前記対向電極の少なくとも一方の電極が1個当
    たり、前記駆動のための第1のリード線と第2のリード
    線とを有し、前記第1のリード線が複数のリード線を有
    していて、これらのリード線の一方が前記電極の周辺部
    に接続され、他方が前記電極の中央位置又はその近傍に
    接続されていると共に、前記第2のリード線も複数のリ
    ード線を有していて、これらのリード線の一方が前記電
    極の周辺部に接続され、他方が前記電極の中央位置又は
    その近傍に接続されていることを特徴とする光学装置。
  22. 【請求項22】 透明電極及びリード線が所定パターンに
    設けられた各基板の一対間にスペーサを挟み込み、この
    スペーサによって保持された前記一対の基板間に前記透
    明電極の駆動によって可逆的に光透過量を調節できる物
    質が充填された表示素子として構成され、前記透明電極
    の一つに対して、第1及び第2のリード線によって導通
    が取られている、請求項21に記載した光学装置。
  23. 【請求項23】 電極がその一辺側及び他辺側から中央位
    置にかけて部分的に切り欠かれた第1及び第2の切り欠
    き部を有し、第1のリード線の一方のリード線が、前記
    電極の周辺部に被着されたほぼ環状のリード線部とこの
    リード線部から外部接続端子側へ延びるリード線部とか
    らなり、かつ、他方のリード線が、前記第1の切り欠き
    部に臨む前記中央位置又はその近傍において前記電極に
    接続されて外部接続端子側へ延びていると共に、第2の
    リード線の一方のリード線が、前記電極の周辺部に被着
    されたほぼ環状のリード線部とこのリード線部から外部
    接続端子側へ延びるリード線部とからなり、かつ、他方
    のリード線が、前記第2の切り欠き部に臨む前記中央位
    置又はその近傍において前記電極に接続されて外部接続
    端子側へ延びている、請求項21に記載した光学装置。
  24. 【請求項24】 第1及び第2のリード線の一方及び他方
    のリード線は、共通の金属層のパターニングによって形
    成されたものである、請求項23に記載した光学装置。
  25. 【請求項25】 第1及び第2のリード線の一方及び他方
    のリード線が絶縁層によって被覆されている、請求項21
    に記載した光学装置。
  26. 【請求項26】 対向電極間に、これらの電極の駆動によ
    って光透過量が変化する物質が配されている光学装置に
    おいて、前記対向電極の少なくとも一方の電極が1個当
    たり、前記駆動のための第1のリード線と第2のリード
    線とを有し、前記第1のリード線が複数のリード線を有
    していて、これらのリード線の一方が前記電極の周辺部
    に接続され、他方が前記電極の中央位置又はその近傍に
    接続されていると共に、前記第2のリード線も複数のリ
    ード線を有していて、これらのリード線の一方が前記電
    極の周辺部に接続され、他方が前記電極の中央位置又は
    その近傍に接続されている光学装置を駆動するに際し
    て、前記第1のリード線の前記一方及び他方のリード線
    に同時に通電し、前記光透過量を増大若しくは減少さ
    せ、これとは逆に前記光透過量を減少若しくは増大させ
    るために、前記第2のリード線の前記一方及び他方のリ
    ード線に同時に駆動電圧を印加する、光学装置の駆動方
    法。
  27. 【請求項27】 透明電極及びリード線が所定パターンに
    設けられた各基板の一対間にスペーサを挟み込み、この
    スペーサによって保持された前記一対の基板間に前記透
    明電極の駆動によって可逆的に光透過量を調節できる物
    質が充填された表示素子として構成され、前記透明電極
    の一つに対して、第1及び第2のリード線によって導通
    が取られている光学装置を駆動する、請求項26に記載し
    た駆動方法。
  28. 【請求項28】 電極がその一辺側及び他辺側からその中
    央位置にかけて部分的に切り欠かれた第1及び第2の切
    り欠き部を有し、第1のリード線の一方のリード線が、
    前記電極の周辺部に被着されたほぼ環状のリード線部と
    このリード線部から外部接続端子側へ延びるリード線部
    とからなり、かつ、他方のリード線が、前記第1の切り
    欠き部に臨む前記中央位置又はその近傍において前記電
    極に接続されて外部接続端子側へ延びていると共に、第
    2のリード線の一方のリード線が、前記電極の周辺部に
    被着されたほぼ環状のリード線部とこのリード線部から
    外部接続端子側へ延びるリード線部とからなり、かつ、
    他方のリード線が、前記第2の切り欠き部に臨む中央位
    置又はその近傍において前記電極に接続されて外部接続
    端子側へ延びている光学装置を駆動する、請求項26に記
    載した駆動方法。
  29. 【請求項29】 第1及び第2のリード線の一方及び他方
    のリード線は、共通の金属層のパターニングによって形
    成されたものである光学装置を駆動する、請求項28に記
    載した駆動方法。
  30. 【請求項30】 第1及び第2のリード線の一方及び他方
    のリード線が絶縁層によって被覆されている光学装置を
    駆動する、請求項26に記載した駆動方法。
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