JPH09229054A - スラスト軸受装置 - Google Patents

スラスト軸受装置

Info

Publication number
JPH09229054A
JPH09229054A JP6168596A JP6168596A JPH09229054A JP H09229054 A JPH09229054 A JP H09229054A JP 6168596 A JP6168596 A JP 6168596A JP 6168596 A JP6168596 A JP 6168596A JP H09229054 A JPH09229054 A JP H09229054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support ring
bearing device
thrust bearing
damper
thrust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6168596A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitami Kaneko
昭民 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6168596A priority Critical patent/JPH09229054A/ja
Publication of JPH09229054A publication Critical patent/JPH09229054A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸が高速回転域に達しても、また大きな
外乱を受けても、異常振動を発生せず安定した所期の軸
受性能が得られるスラスト軸受装置を提供する。 【解決手段】 軸受ハウジング7に軸支されたピン4に
より微小回動自在に支持された外側支持リング8と、該
外側支持リングに軸支されたピン5により微小回動自在
に支持された内側支持リング9と、該内側支持リングに
軸支されたピン6により微小回動自在に支持された支持
片10よりなるジンバル支持機構と、前記支持片にピボ
ット11によって回動自在に支持された複数枚のパッド
3とを、回転軸1に取付けられたスラストディスク2の
両側に具えたスラスト軸受装置であって、前記軸受ハウ
ジング、外側支持リング、内側支持リング、支持片の各
相互間にそれぞれ高いダンピング能を有する適切な断面
形状のダンパ材を装着したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機、過給機、
循環機、膨張機、ターボ機械等の回転機械に適用される
スラスト軸受装置、さらに詳細にはジンバル支持機構を
有するスラスト軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のジンバル支持機構を有するスラス
ト軸受装置の1例を図5,6に示す。図5は該スラスト
軸受装置の側面図で図6におけるVーV矢視図、図6は
図5におけるVIーVI矢視断面図である。これらの図を参
照してその構成について説明する。回転軸1に取付けら
れたスラストディスク2の両側に、該スラストディスク
2の両面を挟んで複数枚のパッド3を配設し、回転軸1
の回転によってスラストディスク2表面とパッド3との
間に所要厚さの気体膜を形成して、回転軸1を軸方向に
支承する気体軸受方式のスラスト軸受装置であり、何ら
かの外乱によって、回転軸1に取付けられたスラストデ
ィスク2に傾きが発生しても、その傾きにパッド3が追
従できるようにジンバル支持機構でパッド3を支承させ
ている。
【0003】図で示すように、軸受ハウジング7に軸支
されたピン4が、円周上に2箇所配置され、外側支持リ
ング8を回動自在に支承している。なお、外側支持リン
グ8に軸支されたピン5が、前記ピン4と90°位相を
ずらして、円周上に2箇所配置され、内側支持リング9
を回動自在に支承している。さらに、内側支持リング9
に軸支されたピン6が、円周上に3箇所配置され、3個
の支持片10を回動自在に支承している。
【0004】該支持片10に取着されたピボット11に
よってパッド3が回動自在に支持され、それぞれの支持
片10にはピン6を挟んで2枚のパッド3が、回動自在
に支持されている。これらのピン4〜6と、軸受ハウジ
ング7と、外側支持リング8と、内側支持リング9と、
支持片10とによってジンバル支持機構が構成され、支
持片10に取着されたピボット11によってパッド3を
回動自在に支持している。
【0005】次にその作用について説明する。前記のよ
うに構成されたスラスト軸受装置では、回転軸1に取付
けられたスラストディスク2が回転すると、ジンバル支
持機構を介して支承されたパッド3と、スラストディス
ク2表面との間に気体膜を形成し、回転軸1の軸方向位
置を非接触状態で支承するようになっており、何らかの
外乱によって回転軸1に振動が発生し、スラストディス
ク2に傾きが生じたとしても、パッド3がその傾きに追
従できるように、ジンバル支持機構が作動する。
【0006】ジンバル支持機構を介して支承されるパッ
ド3は、複数のピンと支持リングの組合せによって半径
方向面内で回動できるもので、スラストディスク2表面
とパッド3表面との微小隙間を適正間隔で保持し、所期
のスラスト軸受特性が得られるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のスラスト
軸受装置では、回転軸1が高速回転域に達すると、ジン
バル支持機構を有するスラスト軸受装置が構成部品と回
転数との共振現象等により、みそすり運動態様の異常振
動を惹き起こし、この異常振動のために、スラストディ
スク2表面とパッド3表面が接触して、スラスト軸受装
置が損傷することがあった。
【0008】また、スラストディスク2表面とパッド3
表面が接触しない場合でも、その間隔が一定せず気体膜
の形成が不安定となり、所期のスラスト軸受特性が得ら
れなくなるという問題があった。
【0009】本発明は、これらの問題点を解決すべく提
案されたもので、回転軸1が高速回転域に達しても、ま
た、大きな外乱を受けても異常振動を起こさず、安定し
た軸受性能が得られるスラスト軸受装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明(以下第1発明という)に係る
スラスト軸受装置は、軸受ハウジング7に軸支されたピ
ン4を支点に微小回動自在に支持された外側支持リング
8と、該外側支持リングに軸支されたピン5を支点に微
小回動自在に支持された内側支持リング9と、該内側支
持リングに軸支されたピン6を支点に微小回動自在に支
持された支持片10よりなるジンバル支持機構と、該ジ
ンバル支持機構の支持片10にピボット11によって回
動自在に支持された複数枚のパッド3とを、回転軸1に
取着されたスラストディスク2の両側に具えたスラスト
軸受装置であって、前記軸受ハウジング7と、外側支持
リング8と、内側支持リング9と、支持片10との各相
互間にそれぞれダンパ材を装着していることを特徴とし
ている。
【0011】請求項2記載の発明(以下第2発明とい
う)に係るスラスト軸受装置は、前記第1発明のスラス
ト軸受装置において、前記ダンパ材が、ふっ素ゴム、シ
リコンゴム等の高ダンピング能を有するダンパ材料であ
ることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明(以下第3発明とい
う)に係るスラスト軸受装置は、前記第1発明又は第2
発明のスラスト軸受装置において、前記軸受ハウジング
7と、外側支持リング8と、内側支持リング9と、支持
片10との各相互間に、それぞれシート状に成形された
ダンパ材21a〜21cを装着したことを特徴としてい
る。
【0013】請求項4記載の発明(以下第4発明とい
う)に係るスラスト軸受装置は、前記第1発明又は第2
発明のスラスト軸受装置において、前記軸受ハウジング
7と、外側支持リング8と、内側支持リング9と、支持
片10との各対向面をそれぞれV字形溝に形成し、該V
字形溝へ断面が溝形状に適合するダンパ材22a〜22
cを装着したことを特徴としている。
【0014】請求項5記載の発明(以下第5発明とい
う)に係るスラスト軸受装置は、前記第1発明又は第2
発明のスラスト軸受装置において、前記軸受ハウジング
7と、外側支持リング8と、内側支持リング9と、支持
片10との各対向面をそれぞれ凹曲面状溝に形成し、該
凹曲面状溝へ断面がO形状のダンパ材23a〜23cを
装着したことを特徴としている。
【0015】
【作用】本発明のスラスト軸受装置によれば、回転する
スラストディスク2と、該スラストディスク2を挟んで
その両側に配置されたパッド3との間に気体膜を形成し
て、スラストディスク2を浮上させ、回転軸1を軸方向
位置に支承して高速回転する。もし、何らかの外乱によ
って回転軸1が励振されると、その振動振幅は、回転軸
1に取付けられたスラストディスク2表面とパッド3表
面との間に形成された気体膜及びパッド3を介して軸支
されたピンに伝達される。
【0016】該ピンに伝達された振動振幅は、ピンが装
着されているジンバル支持機構に伝達され、該ジンバル
支持機構ではダンパ材による減衰作用を伴って半径方向
面内で前記パッド3が微小回動できるので、スラストデ
ィスク2表面に傾きが発生しても、その傾きにパッド3
が微小回動して追従する。この追従作用により、スラス
トディスク2表面とパッド3表面が常に適正間隔で平行
に維持される。
【0017】また、回転軸1が高速回転域で回転して
も、ジンバル支持機構にダンパ材が介装されているの
で、このダンパ材による減衰作用によって異常振動が抑
えられ、安定して高速回転できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明の第1実施形態に係るス
ラスト軸受装置について図1、2を参照して説明する。
従来技術のスラスト軸受装置について説明した図5、6
と同一部材には同一の符号を付して示している。本発明
の特徴とするところは、ジンバル支持機構を構成する各
部材それぞれの相互間にダンパ材を装着し、ジンバル支
持機構が異常振動を生じかけても、その振動振幅を減衰
させる機能を持たせたもので、その他の構成は従来例と
同様である。
【0019】図1はスラスト軸受装置の部分断面図で、
図2におけるIーI矢視断面図である。図2はスラスト
軸受装置の側面図を示すもので、ピン4は軸受ハウジン
グ7に軸支されて円周上に2箇所配置され、外側支持リ
ング8を微小回動自在に支承している。ピン5は、外側
支持リング8に軸支されて円周上に2箇所配置され、ピ
ン4とは90°位相がずれており、内側支持リング9を
微小回動自在に支承している。
【0020】ピン6は、内側支持リング9に軸支されて
円周上に3箇所配置され、3個の支持片10を回動自在
に支承している。該支持片10に取着されたピボット1
1によってパッド3が微小回動自在に支持され、1個の
支持片10には、ピン6を挟んで2枚のパッド3が微小
回動自在に支持されている。
【0021】これらのピン4〜6と、軸受ハウジング7
と、外側支持リング8と、内側支持リング9と、支持片
10とでジンバル支持機構を構成し、支持片10に取着
されたピボット11によってパッド3が微小回動自在に
支持されている。なお、軸受ハウジング7と、外側支持
リング8と、内側支持リング9と、支持片10との隙間
には、シート状のダンパ材21a、21b、21cが、
それぞれ装着されている。
【0022】図1は、これらのダンパ材の装着状態を示
したもので、軸受ハウジング7と外側支持リング8の隙
間にダンパ材21aが装着され、外側支持リング8と内
側支持リング9の隙間にダンパ材21bが装着され、内
側支持リング9と支持片10の隙間にダンパ材21cが
装着され、それぞれの接触面を接着材で固定している。
回転軸1に取付けられたスラストディスク2の両側に
は、該スラストディスク2を両面から挟んでパッド3が
配置されており、該パッド3は、支持片10に取着され
たピボット11によって回動自在に支持されている。
【0023】前記ダンパ材は、ふっ素ゴム、シリコンゴ
ム等の高ダンピング能を有する材料から出来ていて、シ
ート状に形成されたものを、適宜長さに切って、それぞ
れの隙間に介装して取付け、接着材で固定している。
【0024】上記のように構成されたスラスト軸受装置
の作用と効果について説明する。回転軸1に取付けられ
スラストディスク2が回転すると、ジンバル支持機構に
よって支承されたパッド3と、スラストディスク2表面
との間に気体膜が形成され、回転軸1の軸方向位置を非
接触状態で支承するようになっている。何らかの外乱に
よって回転軸1に振動が発生し、スラストディスク2の
表面に傾きが生じても、複数のピンと支持リングの組合
せによるジンバル機構にダンパ材が介装されていること
によって半径方向面内で微小回動し、その傾きにパッド
3が追従できるようになっており、スラストディスク2
表面とパッド3表面との間を適正間隔で平行に保持し、
所期のスラスト軸受特性が得られる。
【0025】また、回転軸1が高速回転域で回転して
も、ジンバル支持機構にダンパ材が介装されているの
で、このダンパ材による減衰作用によって異常振動が抑
制され、安定して高速回転することができる。
【0026】上記のようにジンバル支持機構にダンパ材
が介装されていることによって、外乱によって大きな振
動が発生したり、回転軸1が高速回転域で回転しても、
ダンパ材によって振動を減衰し、ジンバル支持機構によ
ってスラストディスク2表面とパッド3表面との間を適
正間隔に保持して、所期のスラスト軸受性能が保持され
る効果がある。
【0027】(第2実施形態)本発明の第2実施形態に
係るスラスト軸受装置について図3を参照して説明す
る。図3は該スラスト軸受装置の部分断面図であり、図
1、2に示した第1実施形態と同一部材には同一の符号
を付して示している。なお、前記第1実施形態と同じ部
分については説明を省略する。この第2実施形態では、
前記軸受ハウジング7と、外側支持リング8と、内側支
持リング9と、支持片10との各対向面をそれぞれV字
形溝に形成し、該V字形溝へ断面が溝形状に適合するダ
ンパ材22a〜22cを装着してものである。
【0028】図3には、入手の容易な断面がO形状のダ
ンパ材を適用例として示しているが、ダンパ材の断面形
状はV字形溝に装着可能なものであれば良い。該ダンパ
材を装着するには、ダンパ材を変形させながら隙間から
V字形溝へ押し込み、接触抵抗でV字形溝内に保持され
る。上記ダンパ材は、前記第1実施形態と同等材料のも
ので良く、適宜長さに切ってそれぞれの隙間からV字形
溝に装着される。
【0029】V字形溝内へダンパ材を装着したことによ
り、何らかの外乱によってジンバル支持機構が傾き作動
した場合には、ダンパ材が変形を起こし振動が減衰され
る。このダンパ材は、V字形溝内へ簡単に取付けられ、
組立が容易で、しかも、信頼性が高い。
【0030】(第3実施形態)本発明の第3実施形態に
係るスラスト軸受装置について図4を参照して説明す
る。図4は該スラスト軸受装置の部分断面図であり、図
1、2に示した第1実施形態と同一部材には同一の符号
を付して示している。なお、前記第1実施形態と同じ部
分については説明を省略する。この第3実施形態では、
前記軸受ハウジング7と、外側支持リング8と、内側支
持リング9と、支持片10との各対向面をそれぞれ凹曲
面状溝に形成し、該凹曲面状溝に断面がO形状のダンパ
材23a〜23cを装着したものである。
【0031】該O形状のダンパ材を装着するには、O形
状を変形させながら隙間から凹曲面状溝へ押し込み、凹
曲面状溝内をO形状のダンパ材が圧縮されながら転動で
きるようになっている。上記ダンパ材は、前記第1実施
形態と同等材料のもので良く、適宜長さに切ってそれぞ
れの隙間から凹曲面状溝に装着される。
【0032】凹曲面状溝内へ断面がO形状のダンパ材を
装着したことにより、ジンバル支持機構が傾き作動した
場合には、O形状のダンパ材が転動しながら圧縮変形を
起こし、大きな振動振幅になればなるほど圧縮代が大き
くなってダンピング能が高くなり、減衰作用が大きくな
る。また、このO形状のダンパ材は、凹曲面状溝内へ簡
単に取付けられ、組立が容易で、しかも、大きなダンピ
ング機能を発揮できる。
【0033】
【発明の効果】本発明のスラスト軸受装置によれば次の
ような効果が得られる。 (1) 軸受ハウジング7に軸支されたピン4を支点に
微小回動自在に支持された外側支持リング8と、該外側
支持リングに軸支されたピン5を支点に微小回動自在に
支持された内側支持リング9と、該内側支持リングに軸
支されたピン6を支点に微小回動自在に支持された支持
片10よりなるジンバル支持機構と、該ジンバル支持機
構の支持片10にピボット11によって回動自在に支持
された複数枚のパッド3とを、回転軸1に取着されたス
ラストディスク2の両側に具えたスラスト軸受装置であ
って、前記軸受ハウジング7と、外側支持リング8と、
内側支持リング9と、支持片10との各相互間にそれぞ
れダンパ材を装着して構成したので、外乱によって大き
な振動振幅が発生したり、回転軸1が高速回転域で回転
しても、その振動振幅をダンパ材によって減衰し、ジン
バル支持機構により、スラストディスク2表面とパッド
3表面との間を適正間隔に保持し、所期のスラスト軸受
性能が保持される効果がある。
【0034】(2) 前記ダンパ材が、ふっ素ゴム、シ
リコンゴム等の高ダンピング能を有する材料で構成され
たので、ジンバル支持機構に作用する大きな振動振幅
が、効果的に減衰される。
【0035】(3) 前記軸受ハウジング7と、外側支
持リング8と、内側支持リング9と、支持片10との各
相互間に、それぞれシート状に成形されたダンパ材21
a〜21cを装着したので、構造が簡単で、装着が容易
であり、シート状のダンパ材21a〜21cによって、
ダンピング効果がある。
【0036】(4) 前記軸受ハウジング7と、外側支
持リング8と、内側支持リング9と、支持片10との各
対向面をそれぞれV字形溝に形成し、該V字形溝へ断面
が溝形状に適合するダンパ材22a〜22cを装着した
ので、V字形溝内でダンパ材が変形し振動振幅を減衰す
る効果がある。なお、このダンパ材22a〜22cは、
V字形溝内へ簡単に取付けられ、組立が容易で、しか
も、信頼性が高い。
【0037】(5) 前記軸受ハウジング7と、外側支
持リング8と、内側支持リング9と、支持片10との各
対向面をそれぞれ凹曲面状溝に形成し、該凹曲面状溝へ
断面がO形状のダンパ材23a〜23cを装着したの
で、O形状のダンパ材が転動しながら圧縮変形を起こ
し、大きな振動振幅になればなるほどダンピング能が高
くなり、減衰作用が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るスラスト軸受装置
の部分断面図。
【図2】本発明の第1実施形態に係るスラスト軸受装置
の側面図。
【図3】本発明の第2実施形態に係るスラスト軸受装置
の部分断面図。
【図4】本発明の第3実施形態に係るスラスト軸受装置
の部分断面図。
【図5】従来のスラスト軸受装置の側面図(図6のVー
V矢視図)。
【図6】従来のスラスト軸受装置の断面図(図5のVIー
VI矢視断面図)。
【符号の説明】
1…回転軸、2…スラストディスク、3…パッド、4…
ピン、5…ピン、6…ピン、7…軸受ハウジング、8…
外側支持リング、9…内側支持リング、10…支持片、
11…ピボット、21a,21b,21c…ダンパ材、
22a,22b,22c…ダンパ材、23a,23b,
23c…ダンパ材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受ハウジング(7)に軸支されたピン
    (4)を支点に微小回動自在に支持された外側支持リン
    グ(8)と、該外側支持リングに軸支されたピン(5)
    を支点に微小回動自在に支持された内側支持リング
    (9)と、該内側支持リングに軸支されたピン(6)を
    支点に微小回動自在に支持された支持片(10)よりな
    るジンバル支持機構と、該ジンバル支持機構の支持片
    (10)にピボット(11)によって回動自在に支持さ
    れた複数枚のパッド(3)とを、回転軸(1)に取着さ
    れたスラストディスク(2)の両側に具えたスラスト軸
    受装置であって、前記軸受ハウジング(7)と、外側支
    持リング(8)と、内側支持リング(9)と、支持片
    (10)との各相互間にそれぞれダンパ材を装着したこ
    とを特徴とするスラスト軸受装置。
  2. 【請求項2】 前記ダンパ材が、ふっ素ゴム、シリコン
    ゴム等の高ダンピング能を有するダンパ材料であること
    を特徴とする請求項1記載のスラスト軸受装置。
  3. 【請求項3】 前記軸受ハウジング(7)と、外側支持
    リング(8)と、内側支持リング(9)と、支持片(1
    0)との各相互間に、それぞれシート状に成形されたダ
    ンパ材21a〜21cを装着したことを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のスラスト軸受装置。
  4. 【請求項4】 前記軸受ハウジング(7)と、外側支持
    リング(8)と、内側支持リング(9)と、支持片(1
    0)との各対向面をそれぞれV字形溝に形成し、該V字
    形溝へ断面が溝形状に適合するダンパ材22a〜22c
    を装着したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のスラスト軸受装置。
  5. 【請求項5】 前記軸受ハウジング(7)と、外側支持
    リング(8)と、内側支持リング(9)と、支持片(1
    0)との各対向面をそれぞれ凹曲面状溝に形成し、該凹
    曲面状溝へ断面がO形状のダンパ材23a〜23cを装
    着したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のス
    ラスト軸受装置。
JP6168596A 1996-02-26 1996-02-26 スラスト軸受装置 Withdrawn JPH09229054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6168596A JPH09229054A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 スラスト軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6168596A JPH09229054A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 スラスト軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09229054A true JPH09229054A (ja) 1997-09-02

Family

ID=13178376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6168596A Withdrawn JPH09229054A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 スラスト軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09229054A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100360239B1 (ko) * 1999-12-24 2002-11-08 엘지전자 주식회사 스러스트 베어링 결합구조

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100360239B1 (ko) * 1999-12-24 2002-11-08 엘지전자 주식회사 스러스트 베어링 결합구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3639014A (en) Damped bearing
US3215480A (en) Hydrodynamic foil bearings with bearing foil retaining means
US4099799A (en) Cantilever mounted resilient pad gas bearing
US3874778A (en) Rotary mirror scanner
JPH0560137A (ja) 磁気軸受/回転軸組立体
JPS586089B2 (ja) 軸受組立体
JPH0676806B2 (ja) 回転軸用支持組立体
US5549392A (en) Resilient mount pad journal bearing
JPS6327575B2 (ja)
JPH09229054A (ja) スラスト軸受装置
JPH08338424A (ja) スラスト軸受装置
US5013165A (en) Self-acting air supported thrust bearing
JPS585519A (ja) フオイル・ジャ−ナル軸受
JP7482000B2 (ja) ティルティングパッド式ジャーナル軸受およびそれを備える回転機械
JPS609459Y2 (ja) 傾斜パツド型ガス軸受
JP3127717B2 (ja) ラジアルタービン用シュラウドの芯出し装置
JPS5920059B2 (ja) ガス封止軸封装置
JP2602792Y2 (ja) 気体ジヤーナル軸受
JPS62127508A (ja) テイルテイングパツドジヤ−ナル軸受
JPH10292818A (ja) 高速回転機械
JPH0334701Y2 (ja)
JPH024249Y2 (ja)
JPH0520892Y2 (ja)
JPS63100293A (ja) スクロ−ル圧縮機の旋回スクロ−ル支持構造
JP3522522B2 (ja) トロイダル型無段変速機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030506