JPH09228928A - 燃料噴射式内燃機関 - Google Patents

燃料噴射式内燃機関

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JPH09228928A
JPH09228928A JP3445096A JP3445096A JPH09228928A JP H09228928 A JPH09228928 A JP H09228928A JP 3445096 A JP3445096 A JP 3445096A JP 3445096 A JP3445096 A JP 3445096A JP H09228928 A JPH09228928 A JP H09228928A
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JP
Japan
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fuel
injector
injection
needle
nozzle
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Application number
JP3445096A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Kageyama
秀年 影山
Junichi Kako
淳一 加来
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】燃料と空気とを十分に混合させて燃焼を安定さ
せ、性能向上、燃費向上、あるいは安定回転を可能とす
る燃料噴射を可能とする。 【解決手段】インジェクタ264から燃料を噴射する燃
料噴射式内燃機関において、インジェクタ264のノズ
ル部噴射孔内壁の表面に複数の凹部あるいは/及び凸部
を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インジェクタか
ら燃料を噴射する燃料噴射式内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】2サイクルエンジンあるいは4サイクル
エンジンには、インジェクタにより燃料を噴射して空気
と混合させるものがある。このインジェクタを用いるも
のとして、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジン
があり、これらのインジェクタは、そのノズル部を内周
表面が滑らかなが円筒、円錐状で形成したものがある。
【0003】また、ノズル部の円筒状内周表面に螺旋状
の溝を設けたものがある。さらに、ノズル部を内周表面
が滑らかな円筒状壁と、外表面に螺旋状の突起が設けら
れ、円筒状壁に挿人されるニードルとで形成したもの等
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のイン
ジェクタのノズル部が円筒状のものでは、貫徹力が増加
するが、空気との混合気を形成しにくい。また、インジ
ェクタのノズル部が円錐状のものでは、ノズル部からの
噴流が拡がり、円筒状のものより空気との混合気を形成
しやすくなるが、まだ不足する。
【0005】また、後者の円筒状内周表面に螺旋状の溝
を設けたものや円筒状壁に、外表面に螺旋状突起を設け
たニードルが挿人されるものでは、噴流が中空状に拡が
り、前者の円筒状のものより空気との混合気を形成しや
すくなるが、まだ不足する。このように、空気と混合気
を形成しにくいと、失火したり出力低下が発生し、出力
当たりの燃費も低下する。また、失火あるいは出力低下
しないように燃料流量を増加させると燃費が低下する。
また、中空状に拡がることにより中央部の混合気が希薄
になり円滑な燃焼が不能になったりするおそれがある。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、燃料と空気とを十分に混合させて燃焼を安定させ、
性能向上、燃費向上、あるいは安定回転を可能とする燃
料噴射を可能とする燃料噴射式内燃機関を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明の燃料噴射
式内燃機関は、インジェクタから燃料を噴射する燃料噴
射式内燃機関において、前記インジェクタのノズル部噴
射孔内壁の表面に複数の凹部あるいは/及び凸部を設け
たことを特徴としている。インジェクタのノズル部噴射
孔から燃料が噴射されるが、このときノズル部噴射孔の
表面に設けられた複数の凹部あるいは/及び凸部により
噴射流の表面が乱れ、噴流が滴化し易く混合気が形成し
やすいため燃料を十分に空気と混合することができる。
【0008】請求項2記載の発明の燃料噴射式内燃機関
は、インジェクタから燃料を噴射する燃料噴射式内燃機
関において、前記インジェクタのノズル部噴射孔にニー
ドルを挿入し、前記ノズル部噴射孔内壁と、ニードルの
外表面の少なくとも一方の表面に、複数の凹部あるいは
/及び凸部を設けたことを特徴としている。インジェク
タのノズル部噴射孔から燃料が噴射され、このときニー
ドルを挿人することにより燃料が中空状に拡がるが、複
数の凹部あるいは/及び凸部により噴流表面が乱れ、噴
流が滴化し易く混合気が形成しやすいため燃料を十分に
空気と混合することができる。
【0009】請求項3記載の発明の燃料噴射式内燃機関
は、インジェクタから燃料を噴射する燃料噴射式内燃機
関において、前記インジェクタのノズル部噴射孔にニー
ドルを挿入し、前記ノズル部噴射孔内壁と、ニードルの
外表面の少なくとも一方の表面に、複数の円環状の凹部
あるいは/及び凸部を設けたことを特徴としている。イ
ンジェクタのノズル部噴射孔から燃料が噴射され、この
ときニードルを挿人することにより燃料が中空状に拡が
るが、複数の円環状の凹部あるいは/及び凸部により噴
流表面が乱れ、噴流が滴化し易く混合気が形成しやすい
ため燃料を十分に空気と混合することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の燃料噴射式内燃
機関の実施例について説明する。図1乃至図6は燃料噴
射式内燃機関を自動二輪車に搭載した実施例を示し、図
1は燃料噴射式内燃機関を自動二輪車に搭載した実施例
の概略構成図、図2は燃料噴射式内燃機関の縦断面図、
図3は燃料噴射式内燃機関を後方から見た図、図4はシ
リンダ側壁噴射の燃料及び空気のフローチャートであ
る。
【0011】図中符号201は、乗物の一例であって鞍
乗型車両たる自動二輪車であり、矢印Frはその進行方
向の前方を示している。また、後記する左右とは、前記
前方に向っての方向をいうものとする。また、202は
上記自動二輪車1が走行可能な路面である。自動二輪車
20lは乗物本体である車体203を有している。ま
た、車体203は車体静止側である車体フレーム204
を有している。車体フレーム204は、その前端にヘッ
ドパイプ205を有し、このヘッドパイプ205から後
下方に向って左右一対の主フレーム206が延出し、こ
れら各主フレーム206の各延出端から更に後下方に向
ってそれぞれシートピラーチューブ207が延出してい
る。一方、上記各主フレーム206の前部下面からそれ
ぞれ後下方に向ってダウンチューブ208が延出し、こ
れらダウンチューブ208の延出端とシートピラーチュ
ーブ207の延出端とが互いに結合させられている。
【0012】各主フレーム206の後部から後上方に向
ってそれぞれシートレール210が延出し、このシート
レール210は左右一対のバックステー211によって
シートピラーチューブ207に支持されている。各バッ
クステー211とシートピラーチューブ207とが結合
した部分はリヤアームブラケット212とされている。
ヘッドパイプ205にはフロントフォーク214が操向
自在に支承されている。フロントフォーク214の下端
に前輪215が支承され、かつ、この前輪215を上方
から覆うフロントフェンダ216が設けられ、このフロ
ントフェンダ216は同上フロントフォーク214の上
下方向の中途部に固着されている。一方、フロントフォ
ーク214の上端にはハンドル217が取り付けられて
いる。
【0013】リヤアームブラケット212にピボット軸
218によりリヤアーム219が上下揺動自在に枢支さ
れている。リヤアーム219の揺動端に後輪220が支
承され、シートレール210とリヤアーム219との間
に緩衝器221が架設されている。主フレーム206、
シートピラーチューブ207およびダウンチューブ20
8で囲まれた空間に、つまり、車体フレーム204の枠
内に燃料噴射式内燃機関であるエンジン223が設けら
れている。エンジン223は2サイクルエンジンであっ
て、クランクケース224と、このクランクケース22
4から前上方に突出するシリンダ225を有し、車体フ
レーム204に締結具により着脱自在に支持されてい
る。クランクケース224の後面に動力伝達装置226
が連設され、この動力伝達装置226の出力側に、後輪
220がチェーン伝動機構227により連結されてい
る。
【0014】シリンダ225の後面にはリード弁22
8、吸気マニホールド229および吸気サイレンサ23
1がこの順序で連設されている。吸気マニホールド22
9には吸気量を制御するスロットル弁271が配置され
ている。スロットル弁271の軸部271aに設けたス
ロットルプーリ272はスロットルワイヤ273を介し
てスロットルグリップ274に連結され、スロットルグ
リップ274の操作でスロットル弁271が開閉され
る。スロットルグリップ274はハンドル217に設け
られ、またスロットルグリップ274の操作量を検出す
るアクセル位置センサ275が設けられている。
【0015】シリンダ225の前面には排気管233の
一端が連結され、この排気管233の他端側はダウンチ
ューブ208の下側近傍を通って後方に延び、その後端
に排気マフラ234が連結され、排出口234aから排
気される。
【0016】主フレーム206には燃料タンク235が
支持されている。一方、シートレール210には、シー
ト236が支持されている。また、車体203の後部を
その各側方から覆うサイドカバー237が設けられてい
る。エンジン223の駆動により、その動力が動力伝達
装置226とチェーン伝動機構227等を介し、後輪2
20に伝達されれば、自動二輪車201が路面202上
を前方に向って走行可能とされる。
【0017】エンジン223は、第1〜第3気筒261
〜263を有し、エンジン223のクランクケース22
4内のクランク室240にはクランク軸241が収容さ
れ、このクランク軸241はクランクケース224にそ
の軸心回りに回転自在に支承されている。エンジン22
3のシリンダ225は、軸心がほぼ縦向きのシリンダ孔
242を有するシリンダボディ243と、このシリンダ
ボディ243の突出端に取り付けられるシリンダヘッド
244とを有している。シリンダ孔242にピストン2
45が軸方向に摺動自在に嵌入され、このピストン24
5はクランク軸241にコンロッド246により連結さ
れている。
【0018】ピストン245がシリンダヘッド244に
ある程度接近したとき、シリンダ孔242内でシリンダ
ヘッド244とピストン245で囲まれた空間が燃焼室
248となる。シリンダヘッド244には、点火プラグ
249が取り付けられ、この点火プラグ249の放電部
が燃焼室248に臨んでいる。クランクケース224の
後上部には吸気ポート251が形成され、この吸気ポー
ト251にリード弁228が連通している。シリンダ孔
242周りのシリンダボディ243にはクランク室24
0を燃焼室248に連通させる掃気通路252が形成さ
れ、この掃気通路252の内、燃焼室248に向って開
口する部分が掃気ポート252aとなっている。また、
燃焼室248を排気管233の前端である上流端内の排
気通路253に連通させる排気ポート254がシリンダ
ボディ243の前部に形成されている。
【0019】エンジン223は第1〜第3気筒261〜
263に各1個づつ対応する複数(3つ)のインジェク
タ264を有し、これら各インジェクタ264はシリン
ダボディ243のシリンダ側壁243aに着脱自在に取
り付けられている。これらインジェクタ264は、シリ
ンダ側壁243aから燃焼室248内に向って、燃料タ
ンク235から供給される燃料を噴射する。インジェク
タ264の構造、取付位置や噴射方向および噴射タイミ
ングは前記実施例と同様であるから説明を省略する。
【0020】燃料タンク235の下部には燃料コック2
90が設けられ、燃料コック290に燃料フィルタ29
1、燃料供給ポンプ292、燃料配送管293が順に接
続され、燃料配送管293から燃料分配管296を介し
て燃料が各インジェクタ264に供給される。燃料配送
管293にはインジェクタ264に供給される燃料の圧
力を所定圧に調整する調圧器294が設けられ、調圧器
294、戻し燃料通路295により余分の燃料は燃料タ
ンク235に戻る。シリンダボディ243の後方で、吸
気マニホールド229上方と、燃料タンク235の下方
の間の空間Zに、この空間Zを利用して燃料分配管29
6およびインジェクタ264が配置され、小型化でき、
しかも他部材と干渉することが防止され、インジェクタ
264、燃料分配管296の保護が可能である。
【0021】点火プラグ249は電子的な点火回路25
6に電気的に接続され、この点火回路256は電子的な
エンジン制御御装置257に接続されている。また、ク
ランク軸241のクランク角を検出するクランク角検出
センサ258が設けられ、このクランク角検出センサ2
58もエンジン制御装置257に接続されている。
【0022】エンジン223の駆動時に、ピストン24
5がクランク軸241側の下死点位置(図2中二点鎖線
図示)から燃焼室248側に移動すると、ピストン24
5によって掃気ポート252aと排気ポート254とが
この順序で閉じられる。また、ピストン245が燃焼室
248側に移動すると、クランク室240内が負圧にさ
れる。すると、吸気サイレンサ231を通って、空気で
ある外気259が吸入され、これが吸気260とされ
る。
【0023】次に、吸気260が吸気マニホールド22
9とリード弁228とを通ってクランク室240内に吸
入される。これが「吸入行程」である。
【0024】一方、掃気ポート252aと排気ポート2
54とが閉じられた後、更に、ピストン245が燃焼室
248側へ移動すれば、この燃焼室248に既にインジ
ェクタ264で噴射されていたあるいは及び本過程中に
噴射される燃料が気化し空気と混合して形成される混合
気が圧縮される。これが「圧縮行程」である。
【0025】ピストン245が上死点に達する直前で、
クランク角検出センサ258により検出される所望のク
ランク角のときに、つまり、所望の点火時期に、エンジ
ン制御装置257により制御された点火回路256から
の出力信号で、点火プラグ249の放電部が放電する。
すると、混合気が着火、燃焼させられて気体が膨張し、
これにより、ピストン245が上記上死点を越えた後、
クランク室240側に押し戻される。これが「爆発行
程」である。
【0026】ピストン245のクランク室240側への
移動により、クランク室240内に吸入されていた空気
が予圧縮される。リード弁228はこのときのクランク
室240内の圧力で閉弁させられている。
【0027】ピストン245がクランク室240側へ移
動する途中で、まず、排気ポート254が開かれる。す
ると、排気ポート254を通し、混合気の既燃ガスが排
気として排気ポート254を通って燃焼室248から排
出される。これが「排気行程」である。そして、排気は
排気管233内の排気通路253を通って外部に排出さ
れる。
【0028】ピストン245がクランク室240側に移
動して排気ポート254が開かれると、これに続いて掃
気ポート252aが開かれる。すると、クランク室24
0内で予圧縮されていた空気が掃気通路252を通って
燃焼室248に流入させられ、この空気が燃焼室248
に残留している既燃ガスの一部を排気ポート254に押
し出すと共に、空気が燃焼室248に充満する。これが
「掃気行程」である。この「掃気行程」は、ピストン2
45が下死点位置に戻った後、再び上死点位置へ移動
し、掃気ポ−ト252aを閉じる直前まで続く。前記排
気行程の後半期と掃気行程の前半期は重複して同時に実
施されるので、先行程を合わせて「掃排気行程」とも言
われる。「掃気行程」の途中からピストン245が排気
ポート254を閉じる時から始まる「圧縮行程」の初
期、ピストン245がインジェクタ264を閉じるまで
の期間にインジェクタ264から燃料が噴射される。
【0029】前記状態から、ピストン245が再び燃焼
室248側に移動し、以下、各行程が繰り返されて、ク
ランク軸241が回転させられる。このクランク軸24
1を通しエンジン223が動力を出力し、この動力は、
動力伝達装置226やチェーン伝動機構227等を介し
て後輪220に伝えられる。
【0030】燃焼室248から排気ポート254へ排気
を排出させるときの排気タイミングを調整して、エンジ
ン性能を向上させる排気タイミング調整装置279が設
けられている。排気タイミング調整装置279は、排気
ポート254の上部側に設けられる排気タイミング調整
弁390を有している。この排気タイミング調整弁39
0で、排気ポート254の上部開口が開閉され、排気ポ
ート254の上部開口縁の位置が上下方向で可変とされ
る。排気タイミング調整弁390を作動させるのはサー
ボモータ等のアクチュエータ265であって、このアク
チュエータ265はエンジン制御装置257に接続され
ている。
【0031】エンジン223の回転数、つまり、クラン
ク軸241の回転数を検出するエンジン回転数センサ2
67が設けられ、このエンジン回転数センサ267はエ
ンジン制御装置257に接続されている。
【0032】エンジン回転数センサ267の検出信号に
より、エンジン223が高速域であると判断されたとき
には、エンジン制御装置257により制御されたアクチ
ュエータ265の作動により排気タイミング調整弁39
0が開動作させられて、排気ポート254の上部開口縁
が上方に位置させられる。すると、排気タイミングが早
くなり、これによって高速域でのエンジン性能が向上す
る。
【0033】一方、エンジン223が中、低速域である
と判断されたときには、アクチュエータ265が閉動作
させられて、排気ポート254の上部開口縁が下方に位
置させられる。すると、排気タイミングが遅くなり、こ
れによって中、低速域でのエンジン性能が向上する。こ
の低速時、排気タイミングを遅くするが、その分噴射開
始のタイミングを早めることが可能であり、この場合
は、より確実に予混合燃焼を可能とする。即ち、低速時
ピストン速度が遅くなるのに合わせて、燃料が排気ポー
ト254より流出しないように、噴射開始タイミングを
遅らせると、噴射流がピストン頂部に衝突する時、噴流
の拡がりは狭い。しかし、排気ポート254の上部開口
端が下方に移動させられる分、噴射開始のタイミングを
早めても燃料の流出がない、且つ早めることにより、ピ
ストン頂部の広い範囲に噴射燃料が衝突可能であり、ピ
ストン245との熱交換性を向上できる。
【0034】エンジン223には排気弁開度調整装置2
80が備えられ、排気通路253の開度を調整し、低負
荷あるいは及び低速時これを流れる排気の流量を抑制す
る排気弁281を有している。この排気弁281を作動
させるのはサーボモータ等のアクチュエータ282であ
って、このアクチュエータ282は制御装置391と接
続されている。
【0035】また、エンジン223には燃焼室圧力セン
サ300およびノックセンサ301が備えられ、燃焼室
圧力センサ300により燃焼室圧力が所定以上になる
と、点火タイミングを遅らせる。また、ノックセンサ3
01でノッキングが発生すると、振動を検知して点火タ
イミングを遅らせてノッキングの発生を防止し、ノッキ
ングの発生しなくなると元の点火タイミングに戻すよう
に制御する。
【0036】また、エンジン223にはクランク室圧力
センサ302、吸気管圧力センサ303、吸気管温度セ
ンサ304、排気管圧力センサ306、排気管温度セン
サ307が備えられ、これらのセンサからの情報に基づ
きエンジン制御装置257が点火タイミング、噴射タイ
ミング、噴射期間やオイル供給装置308等の制御を行
なう。
【0037】次に、この第1実施例に用いられるインジ
ェクタの構造を説明する。図5はインジェクタの断面
図、図6はインジェクタの先端部の断面図である。
【0038】インジェクタ264はインジェクタハウジ
ング350を有し、このインジェクタハウジング350
の後端部には蓋体351が嵌合され、さらにインジェク
タハウジング350内にはコイル352を備えたコア3
53が配置されている。蓋体351は樹脂性のキャップ
354で覆われ、キャップ354のコネクタ354aに
コア353に接続したリード線355が設けられ、この
リード線355がコネクタ354aで駆動電源側と接続
される。蓋体351にはパイプ356が挿入され、蓋体
351の燃料入口351aから供給された燃料は、パイ
プ356を介してインジェクタハウジング350内の燃
料室357に導かれる。
【0039】インジェクタハウジング350の先端部に
ニードルハウジング358がニードルストッパ359を
介して嵌合され、シール体360でシールされている。
ニードルハウジング358の先端部にはノズル361が
嵌合され、このノズル361には噴射通路361aが形
成され、さらに噴射通路361aに連通して上向き噴射
孔361bと下向き噴射孔361cが形成されている。
上向き噴射孔361bの直径D1より下向き噴射孔36
1cの直径D2が大きく形成され、上向き噴射孔361
bより下向き噴射孔361cからの燃料噴射量が多く設
定される。
【0040】ニードルハウジング358内にはニードル
362が移動可能に配置され、ニードル362には可動
体363が固定されている。ニードル362には切欠に
より燃料通路362aが形成され、ニードルストッパ3
59には切欠により燃料通路359aが形成され、可動
体363にも燃料通路363aが形成されている。蓋体
351と可動体363との間に圧縮スプリング364が
配置され、この圧縮スプリング364で可動体363を
介してニードル362がニードルハウジング358の弁
座358aを常に閉じる方向へ付勢され、噴射通路36
1aを閉じ燃料噴射できない状態になっている。コア3
53に配置されたコイル352に電源を与えると、コイ
ル352による電磁力で可動体363が圧縮スプリング
364に抗して吸引されて弁座を開く方向へ移動し、噴
射通路361aを開き、燃料噴射が行なわれる。このと
きニードル362に形成したストッパフランジ362b
がニードルストッパ359に当接して位置規制される。
【0041】インジェクタ264は、調圧弁にて圧力調
整され、調圧圧力P0が600〜650KPa(キロパ
スカル)に調圧されるので、ニ−ドル362が弁座35
8aを押圧する時、ニ−ドルハウジング358内の燃料
溜まり358bの燃料圧力P1も同じ600〜650K
Pa(キロパスカル)となる。ニ−ドル362が弁座3
58aから離れる程、インジェクタ264内を流れる流
速が増し、圧力降下により燃料溜まり358bの圧力が
低下する。燃料溜まり358bの圧力は、ニ−ドル36
2と弁座358aとの間を通過する時さらに圧力降下す
るので、噴射通路361aの燃料圧力P2は、燃料溜ま
り358bの燃料圧力P1の約1/2程度となる。
【0042】この噴射通路361aの燃料圧力P2は、
インジェクタ264から燃焼室29内に燃料を噴射する
燃料噴射時の噴射孔361b,361cの上流部の圧力
であり、ニ−ドル362が最大開度位置にて圧力P2
を、300KPa〜1000KPaとし、この圧力P2
により噴射速度を、10m/s〜30m/sとすること
が可能である。
【0043】即ち、噴射通路361aの圧力P2と燃焼
室248内圧との差圧に、300KPa〜1000KP
aに基づく流速で燃料が燃焼室248へ噴射される。こ
の時の流速が、10m/s〜30m/s、望ましくは2
0m/s程度になるように各部の圧力降下あるいは調圧
弁が設定される。
【0044】インジェクタ264の燃料噴射部であるノ
ズル361には、噴射孔361b,361cのメス側内
壁の表面に複数の凹部500aが放電加工により設けら
れている。インジェクタ264のノズル361から燃料
が噴射されるが、このとき噴射孔361b,361cの
内壁メス側の表面に設けられた複数の凹部500aによ
り噴射流の表面が乱れ、噴流が滴化し易く混合気が形成
しやすいため燃料を十分に空気と混合することができ
る。
【0045】図7は第2実施例のインジェクタの先端部
の断面図である。この第2実施例では、インジェクタ2
64のニ−ドル362の先端部に対向して、ノズル35
8n(ニードルハウジング358の先端部)に噴射孔3
61dが形成されている。この噴射孔361dの内壁
(メス側)の表面に、前記実施例と同様に複数の凹部5
00aと複数の凸部500b(黒塗り表示)とを形成し
て凹凸500が設けられている。なお、この実施例で
は、凹部500aと凸部500bの両方を配置している
が、いずれか一方のみでも良い。
【0046】図8は第3実施例のインジェクタの先端部
の断面図である。この第3実施例では、インジェクタ2
64のニ−ドル362の先端部に対向して、同様にニ−
ドルハウジング358の先端部であるノズル358nに
噴射孔361dが形成され、この噴射孔361dにニー
ドル362の先端部262kを挿入している。この噴射
孔361dの内壁(メス側)の表面に、前記実施例と同
様に複数の凹部500aが設けられ、ニードル362の
先端部262kの外表面(オス側)には凹凸は設けられ
ていない。インジェクタ262のニ−ドルハウジング3
58の噴射孔361dから燃料が噴射され、このときニ
ードル262の先端部262kを挿入状態を保持するこ
とにより燃料が中空状に拡がり、複数の凹凸500によ
り外側の噴流表面が乱れるので、噴流が滴化し易く混合
気が形成しやすいため燃料を十分に空気と混合すること
ができる。なお、この実施例でも凹部500aの替わり
に複数の凸部を設けても良く、あるいは混ぜて配置して
も良い。
【0047】図9は第4実施例のインジェクタの先端部
の断面図である。この第4実施例は、図8の実施例と同
様に、インジェクタ264のニ−ドル362の先端部に
対向して、同様にニ−ドルハウジング358の先端部で
あるノズル358nに噴射孔361dが形成され、この
噴射孔361dにニードル362の先端部262kを挿
入しているが、この噴射孔361dの内壁(メス側)の
表面には、凹凸を設けないで、ニードル362の先端部
262kに複数の凹み600aと複数の凸部600b
(黒塗り表示)とを放電加工等により形成して凹凸60
0が設けられている。インジェクタ262のニ−ドルハ
ウジング358の噴射孔361dから燃料が噴射され、
このときニードル262の先端部262kを挿入してい
ることにより燃料が中空状に拡がり、複数の凹凸600
により内側の噴流表面が乱れるので、噴流が滴化し易く
混合気が形成しやすいため燃料を十分に空気と混合する
ことができる。この実施例においても、凹部600aあ
るいは凸部600bの内いずれか一方のみをニードル2
62の外表面に配置するようにしても良い。
【0048】図10は第5実施例のインジェクタの先端
部の断面図である。この第5実施例は、噴射孔361d
の内壁の表面には、複数の円環状の凹部500cを形成
して凹凸500が設けられ、ニードル362の先端部2
62kにも同様に複数の円環状の凹部600cを形成し
て凹凸600が設けられている。インジェクタ264の
ニ−ドルハウジング358の噴射孔361dから燃料が
噴射され、このときニードル262の先端部262kを
挿入していることにより燃料が中空状に拡がり、複数の
凹凸500,600により外側及び内側の噴流表面が乱
れるので、噴流がより一層滴化し易く混合気が形成しや
すいため燃料を十分に空気と混合することができる。円
環状の凹部はオスメスの内一方だけでも良い。また、オ
スメスの内一方を複数のスポット状の凹部とし、他方を
円環状の凹部としても良い。また、円環状の凸部あるい
は/及び凸部を設けても良い。また、オスメスの内一方
を円環状の凹部または凸部とし、他方を複数の凹部ある
いは凸部を設けるようにしても良い。
【0049】図11は第6実施例のインジェクタの先端
部の断面図である。この第6実施例は、図10の実施例
と同様に構成されるが、ニードル362の先端部262
kにはスパイラル600bに形成して凹凸600が設け
られている。インジェクタ264の燃料噴射部であるニ
−ドルハウジング358の噴射孔361dから燃料が噴
射され、このときニードル262の先端部262kを挿
人することにより噴射燃料が旋回し、遠心力により燃料
が中空状に拡がり、複数の凹凸500,600により外
側及び内側の噴流表面が乱れるので、噴流がより一層滴
化し易く混合気が形成しやすいため燃料を十分に空気と
混合することができる。この実施例のエンジンは噴流の
中央部の混合気が希薄であっても良いものの例である。
【0050】図12は第7実施例のインジェクタの断面
図である。この第7実施例では、インジェクタ264の
ニ−ドルハウジング800にはキャップ801を取り付
け、このニ−ドルハウジング800にはシリンダ室80
2及び燃料溜まり803が形成されている。キャップ8
01には、エア通路804と燃料通路805が形成され
ており、エア通路804はシリンダ室802に連通し、
燃料通路805は燃料通路806を介して燃料溜まり8
03に連通している。シリンダ室802には、ピストン
807が設けられ、このピストン807にはニードル8
08が取り付けられている。ニードル808は、ニ−ド
ルハウジング800に形成された噴射孔809を開閉可
能に設けられている。シリンダ室802に収納されたス
プリング810は、ピストン807を介してニードル8
08の先端部808aが常に噴射孔809を閉じる方向
に付勢している。噴射孔809は、その先端が円錐形状
に広がるように形成され、噴射孔809のメス側内壁の
表面には、複数の凹み900aを形成して凹凸900が
設けられている。
【0051】ニ−ドルハウジング800に形成された燃
料溜まり803は、燃料通路806,805及び燃料配
管811を介して燃料タンク812に連結され、燃料ポ
ンプ813の駆動で燃料が燃料溜まり803に供給され
る。燃料溜まり803の圧力が上昇し、所定圧力以上に
なるとニ−ドル808がスプリング810に抗して移動
し噴射孔809を開き、燃料が噴射孔809から噴射さ
れる。
【0052】この燃料噴射で燃料溜まり803の圧力が
低下する。このため、スプリング810によりニ−ドル
808が移動し、その先端部808aが噴射孔809を
閉じる。このようにして、インジェクタ264の燃料噴
射部であるニ−ドルハウジング800の噴射孔809か
ら燃料が噴射され、このとき噴射孔809の円錐形状に
広がった形状により燃料が拡がり、複数の凹部あるいは
/及び凸部900により外側の噴流表面が乱れるので、
噴流がより一層滴化し易く混合気が形成しやすいため燃
料を十分に空気と混合することができる。
【0053】従来、インジェクタの燃料噴射部の円筒状
内周表面に螺旋状の溝を設けたもの、あるいは燃料噴射
部を内周表面が滑らかな円筒状壁と、外表面に螺旋状の
突起が設けられ、円筒状壁に挿人されるニードルとで形
成したもの等があり、インジェクタの燃料噴射部が円筒
状のものでは、貫徹力が増加するが、空気との混合気を
形成しにくい。また、インジェクタの燃料噴射部が円錐
状のものでは、燃料噴射部からの噴流が拡がり、円筒状
のものより空気との混合気を形成しやすくなるが、噴流
表面はそれほど乱れることはなく、噴流の滴化も劣り混
合気が形成しにくいが、前記各実施例では複数の凹凸に
より外側及び/または内側の噴流表面が乱れるので、噴
流がより一層滴化し易く混合気が形成しやすいため燃料
を十分に空気と混合することができる。
【0054】なお、インジェクタを用いるものとして、
ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンがあり、さ
らに2サイクルエンジンに限定されず4サイクルエンジ
ンにも同様に適用することができる。また、インジェク
タの取付位置は、シリンダ側壁のみでなくシリンダヘッ
ドであっても良い。また、燃料噴射先を燃焼室とするだ
けでなく、副燃焼室へ噴射するものであっても良い。
【0055】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、インジェクタのノズル部噴射孔から燃料が噴射さ
れ、このときノズル部噴射孔の表面に設けられた複数の
凹部あるいは/及び凸部により噴射流の表面が乱れ、噴
流が滴化し易く混合気が形成しやすいため燃料を十分に
空気と混合することができる。
【0056】請求項2記載の発明は、インジェクタのノ
ズル部噴射孔から燃料が噴射され、このときニードルを
挿人することにより燃料が中空状に拡がるが、複数の凹
部あるいは/及び凸部により噴流表面が乱れ、噴流が滴
化し易く混合気が形成しやすいため燃料を十分に空気と
混合することができる。
【0057】請求項3記載の発明は、インジェクタのノ
ズル部噴射孔から燃料が噴射され、このときニードルを
挿人することにより燃料が中空状に拡がるが、複数の円
環状の凹部あるいは/及び凸部により噴流表面が乱れ、
噴流が滴化し易く混合気が形成しやすいため燃料を十分
に空気と混合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料噴射式内燃機関を自動二輪車に搭載した実
施例の概略構成図である。
【図2】燃料噴射式内燃機関の縦断面図である。
【図3】燃料噴射式内燃機関を後方から見た図である。
【図4】シリンダ側壁噴射の燃料及び空気のフローチャ
ートである。
【図5】第1実施例のインジェクタの断面図である。
【図6】第1実施例のインジェクタの先端部の断面図で
ある。
【図7】第2実施例のインジェクタの先端部の断面図で
ある。
【図8】第3実施例のインジェクタの先端部の断面図で
ある。
【図9】第4実施例のインジェクタの先端部の断面図で
ある。
【図10】第5実施例のインジェクタの先端部の断面図
である。
【図11】第6実施例のインジェクタの先端部の断面図
である。
【図12】第7実施例のインジェクタの断面図である。
【符号の説明】
264 インジェクタ 358 ニ−ドルハウジング 361b,361c 噴射孔 362 ニ−ドル 500 凹凸 500a 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インジェクタから燃料を噴射する燃料噴射
    式内燃機関において、前記インジェクタのノズル部噴射
    孔内壁の表面に複数の凹部あるいは/及び凸部を設けた
    ことを特徴とする燃料噴射式内燃機関。
  2. 【請求項2】インジェクタから燃料を噴射する燃料噴射
    式内燃機関において、前記インジェクタのノズル部噴射
    孔にニードルを挿入し、前記ノズル部噴射孔内壁と、ニ
    ードルの外表面の少なくとも一方の表面に、複数の凹部
    あるいは/及び凸部を設けたことを特徴とする燃料噴射
    式内燃機関。
  3. 【請求項3】インジェクタから燃料を噴射する燃料噴射
    式内燃機関において、前記インジェクタのノズル部噴射
    孔にニードルを挿入し、前記ノズル部噴射孔内壁と、ニ
    ードルの外表面の少なくとも一方の表面に、複数の円環
    状の凹部あるいは/及び凸部を設けたことを特徴とする
    燃料噴射式内燃機関。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105484919A (zh) * 2016-01-14 2016-04-13 江苏大学 一种微扰动外扩型喷孔的喷油嘴
CN105526035A (zh) * 2016-01-14 2016-04-27 江苏大学 一种喷孔内具有微凸起结构的喷油嘴
CN106150818A (zh) * 2016-08-24 2016-11-23 江苏大学 一种带不对称扰动的内燃机椭圆形喷孔喷油器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105484919A (zh) * 2016-01-14 2016-04-13 江苏大学 一种微扰动外扩型喷孔的喷油嘴
CN105526035A (zh) * 2016-01-14 2016-04-27 江苏大学 一种喷孔内具有微凸起结构的喷油嘴
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Effective date: 20040310