JPH09228870A - 車両用加速時スリップ防止装置 - Google Patents
車両用加速時スリップ防止装置Info
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- JPH09228870A JPH09228870A JP8033782A JP3378296A JPH09228870A JP H09228870 A JPH09228870 A JP H09228870A JP 8033782 A JP8033782 A JP 8033782A JP 3378296 A JP3378296 A JP 3378296A JP H09228870 A JPH09228870 A JP H09228870A
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- temperature
- catalyst
- engine
- catalyst temperature
- intake air
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】触媒の温度検出遅れによる燃料遮断禁止制御の
遅れを防止し、これにより、触媒コンバータ等の排気系
部品の異常過熱による排ガス浄化性能低下や損傷を防止
すること。 【解決手段】エンジントルク低減手段bによる燃料供給
カット量と吸入空気量検出手段cで検出された吸入空気
量から、その状態にて到達する最大触媒温度を予測的に
算出し、これに長短2種類の遅れ時定数による遅れ補正
をかけて触媒温度推定値を算出する触媒温度算出手段d
と、加速スリップ状態検出手段aで駆動輪の加速スリッ
プ状態が検出されると、触媒温度算出手段dで算出され
た触媒温度推定値が所定の触媒保護温度未満であればエ
ンジントルク低減手段bにより燃料供給をカットするト
ルク低減制御を行ない、触媒温度推定値が所定の触媒保
護温度以上であればエンジントルク低減手段bによる燃
料供給カット量を減少補正する触媒保護補正制御を行な
う加速スリップ制御手段eとを備える。
遅れを防止し、これにより、触媒コンバータ等の排気系
部品の異常過熱による排ガス浄化性能低下や損傷を防止
すること。 【解決手段】エンジントルク低減手段bによる燃料供給
カット量と吸入空気量検出手段cで検出された吸入空気
量から、その状態にて到達する最大触媒温度を予測的に
算出し、これに長短2種類の遅れ時定数による遅れ補正
をかけて触媒温度推定値を算出する触媒温度算出手段d
と、加速スリップ状態検出手段aで駆動輪の加速スリッ
プ状態が検出されると、触媒温度算出手段dで算出され
た触媒温度推定値が所定の触媒保護温度未満であればエ
ンジントルク低減手段bにより燃料供給をカットするト
ルク低減制御を行ない、触媒温度推定値が所定の触媒保
護温度以上であればエンジントルク低減手段bによる燃
料供給カット量を減少補正する触媒保護補正制御を行な
う加速スリップ制御手段eとを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速時における駆
動輪のスリップを防止する車両用加速時スリップ防止装
置に関する。
動輪のスリップを防止する車両用加速時スリップ防止装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用加速時スリップ防止装置と
しては、例えば、特開昭60−151131号公報に記
載されたものが知られている。この従来装置は、従動輪
の回転速度を検出する従動輪回転速度センサと、駆動輪
の回転速度を検出する駆動輪回転速度センサと、エンジ
ンの発生トルクを制御するトルク制御手段と、従動輪と
駆動輪との回転速度差が所定値以上の時は、前記トルク
制御手段を制御してスリップ防止制御を行なうスリップ
防止制御手段とを備えた車両用加速時スリップ防止装置
において、エンジンの排気管に設けられた触媒コンバー
タの触媒温度を検出する触媒温度検出手段と、触媒温度
が所定値以上である時はスリップ制御を禁止する手段と
を備えたものであった。即ち、トルク制御手段である燃
料の遮断や減量制御、または点火時期の遅角制御が繰り
返し行なわれることで、排気系に未燃HC成分が排出さ
れ、この未燃HC成分が触媒コンバータ内で酸化反応を
起こして発熱し、これにより、触媒コンバータ等の排気
系部品の異常過熱による性能低下や損傷をきたすため、
この従来装置では、触媒本体の昇温により熱せられた排
気温度を温度センサで検出することで触媒温度を間接的
に測定し、この触媒温度が所定値以上になると、燃料遮
断によるスリップ防止制御(トルク制御)を禁止するこ
とで、未燃HC成分の排出を停止させ、これにより、触
媒コンバータ等の排気系部品の異常過熱による排ガス浄
化性能低下や損傷を防止するようにしたものであった。
しては、例えば、特開昭60−151131号公報に記
載されたものが知られている。この従来装置は、従動輪
の回転速度を検出する従動輪回転速度センサと、駆動輪
の回転速度を検出する駆動輪回転速度センサと、エンジ
ンの発生トルクを制御するトルク制御手段と、従動輪と
駆動輪との回転速度差が所定値以上の時は、前記トルク
制御手段を制御してスリップ防止制御を行なうスリップ
防止制御手段とを備えた車両用加速時スリップ防止装置
において、エンジンの排気管に設けられた触媒コンバー
タの触媒温度を検出する触媒温度検出手段と、触媒温度
が所定値以上である時はスリップ制御を禁止する手段と
を備えたものであった。即ち、トルク制御手段である燃
料の遮断や減量制御、または点火時期の遅角制御が繰り
返し行なわれることで、排気系に未燃HC成分が排出さ
れ、この未燃HC成分が触媒コンバータ内で酸化反応を
起こして発熱し、これにより、触媒コンバータ等の排気
系部品の異常過熱による性能低下や損傷をきたすため、
この従来装置では、触媒本体の昇温により熱せられた排
気温度を温度センサで検出することで触媒温度を間接的
に測定し、この触媒温度が所定値以上になると、燃料遮
断によるスリップ防止制御(トルク制御)を禁止するこ
とで、未燃HC成分の排出を停止させ、これにより、触
媒コンバータ等の排気系部品の異常過熱による排ガス浄
化性能低下や損傷を防止するようにしたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置にあっては、上述のように、排気温度を温度センサで
検出することで触媒温度を間接的に測定するようにした
ものであったため、エンジンの高回転、高負荷時等、燃
料カットによる単位時間当たり温度上昇が大きい状態に
おいては、センサ自体の熱容量による温度検出遅れが大
きくなり、燃料供給遮断禁止制御にも遅れが生じること
から、触媒コンバータ等の排気系部品の異常過熱による
排ガス浄化性能低下や損傷を防止できなくなる恐れがあ
るという問題点があった。
置にあっては、上述のように、排気温度を温度センサで
検出することで触媒温度を間接的に測定するようにした
ものであったため、エンジンの高回転、高負荷時等、燃
料カットによる単位時間当たり温度上昇が大きい状態に
おいては、センサ自体の熱容量による温度検出遅れが大
きくなり、燃料供給遮断禁止制御にも遅れが生じること
から、触媒コンバータ等の排気系部品の異常過熱による
排ガス浄化性能低下や損傷を防止できなくなる恐れがあ
るという問題点があった。
【0004】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、触媒の温度検出遅れによる燃料遮断禁
止制御の遅れを防止し、これにより、触媒コンバータ等
の排気系部品の異常過熱による排ガス浄化性能低下や損
傷を防止することができる車両用加速時スリップ防止装
置を提供することを目的とするものである。
なされたもので、触媒の温度検出遅れによる燃料遮断禁
止制御の遅れを防止し、これにより、触媒コンバータ等
の排気系部品の異常過熱による排ガス浄化性能低下や損
傷を防止することができる車両用加速時スリップ防止装
置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明請求項1記載の車両用加速時スリップ防止装
置は、図1のクレーム対応図に示すように、駆動輪の加
速スリップ状態を検出する加速スリップ状態検出手段a
と、エンジンの各気筒に対する燃料供給をカットするこ
とによりエンジントルクを低減させるエンジントルク低
減手段bと、エンジンの吸入空気量を検出する吸入空気
量検出手段cと、エンジンの排気系に設けられていて排
気を浄化するための触媒と、前記エンジントルク低減手
段bによる燃料供給カット量と前記吸入空気量検出手段
cで検出された吸入空気量から、その状態にて到達する
最大触媒温度を予測的に算出し、これに長短2種類の遅
れ時定数による遅れ補正をかけることにより触媒温度推
定値を算出する触媒温度算出手段dと、前記加速スリッ
プ状態検出手段aで駆動輪の加速スリップ状態が検出さ
れると、前記触媒温度算出手段dで算出された触媒温度
推定値が所定の触媒保護温度未満であれば前記エンジン
トルク低減手段bにより燃料供給をカットするトルク低
減制御を行ない、前記触媒温度推定値が所定の触媒保護
温度以上であれば前記エンジントルク低減手段bによる
燃料供給カット量を減少補正する触媒保護補正制御を行
なう加速スリップ制御手段eと、を備えている手段とし
た。また、本発明請求項2記載の車両用加速時スリップ
防止装置は、駆動輪の加速スリップ状態を検出する加速
スリップ状態検出手段aと、エンジンの各気筒に対する
燃料供給をカットすることによりエンジントルクを低減
させるエンジントルク低減手段bと、エンジンの吸入空
気量を検出する吸入空気量検出手段cと、エンジンの排
気系に設けられていて排気を浄化するための触媒と、該
触媒より下流側の排気系に設けられていてエンジンの排
気温度を検出する排気温度検出手段fと、前記エンジン
トルク低減手段bによる燃料供給カット量と前記吸入空
気量検出手段cで検出された吸入空気量から、その状態
にて到達する最大触媒温度を予測的に算出し、この予測
触媒温度と前記排気温度検出手段fで検出された排気温
度との差から進み時定数を求め、この進み時定数により
排気温度に進み補正をかけることにより触媒温度推定値
を算出する触媒温度算出手段dと、前記加速スリップ状
態検出手段で駆動輪の加速スリップ状態が検出される
と、前記触媒温度算出手段dで算出された触媒温度推定
値が所定の触媒保護温度未満であれば前記エンジントル
ク低減手段bにより燃料供給をカットするトルク低減制
御を行ない、前記触媒温度推定値が所定の触媒保護温度
以上であれば前記エンジントルク低減手段bによる燃料
供給カット量を減少補正する触媒保護補正制御を行なう
加速スリップ制御手段eと、を備えている手段とした。
めに本発明請求項1記載の車両用加速時スリップ防止装
置は、図1のクレーム対応図に示すように、駆動輪の加
速スリップ状態を検出する加速スリップ状態検出手段a
と、エンジンの各気筒に対する燃料供給をカットするこ
とによりエンジントルクを低減させるエンジントルク低
減手段bと、エンジンの吸入空気量を検出する吸入空気
量検出手段cと、エンジンの排気系に設けられていて排
気を浄化するための触媒と、前記エンジントルク低減手
段bによる燃料供給カット量と前記吸入空気量検出手段
cで検出された吸入空気量から、その状態にて到達する
最大触媒温度を予測的に算出し、これに長短2種類の遅
れ時定数による遅れ補正をかけることにより触媒温度推
定値を算出する触媒温度算出手段dと、前記加速スリッ
プ状態検出手段aで駆動輪の加速スリップ状態が検出さ
れると、前記触媒温度算出手段dで算出された触媒温度
推定値が所定の触媒保護温度未満であれば前記エンジン
トルク低減手段bにより燃料供給をカットするトルク低
減制御を行ない、前記触媒温度推定値が所定の触媒保護
温度以上であれば前記エンジントルク低減手段bによる
燃料供給カット量を減少補正する触媒保護補正制御を行
なう加速スリップ制御手段eと、を備えている手段とし
た。また、本発明請求項2記載の車両用加速時スリップ
防止装置は、駆動輪の加速スリップ状態を検出する加速
スリップ状態検出手段aと、エンジンの各気筒に対する
燃料供給をカットすることによりエンジントルクを低減
させるエンジントルク低減手段bと、エンジンの吸入空
気量を検出する吸入空気量検出手段cと、エンジンの排
気系に設けられていて排気を浄化するための触媒と、該
触媒より下流側の排気系に設けられていてエンジンの排
気温度を検出する排気温度検出手段fと、前記エンジン
トルク低減手段bによる燃料供給カット量と前記吸入空
気量検出手段cで検出された吸入空気量から、その状態
にて到達する最大触媒温度を予測的に算出し、この予測
触媒温度と前記排気温度検出手段fで検出された排気温
度との差から進み時定数を求め、この進み時定数により
排気温度に進み補正をかけることにより触媒温度推定値
を算出する触媒温度算出手段dと、前記加速スリップ状
態検出手段で駆動輪の加速スリップ状態が検出される
と、前記触媒温度算出手段dで算出された触媒温度推定
値が所定の触媒保護温度未満であれば前記エンジントル
ク低減手段bにより燃料供給をカットするトルク低減制
御を行ない、前記触媒温度推定値が所定の触媒保護温度
以上であれば前記エンジントルク低減手段bによる燃料
供給カット量を減少補正する触媒保護補正制御を行なう
加速スリップ制御手段eと、を備えている手段とした。
【0006】
【作用】本発明請求項1記載の車両用加速時スリップ防
止装置では、触媒温度算出手段dにおいて、エンジント
ルク低減手段bによる燃料供給カット量と吸入空気量検
出手段cで検出された吸入空気量から、その状態にて到
達する最大触媒温度を予測的に算出すると共に、この最
大触媒温度に長短2種類の遅れ時定数による遅れ補正を
かけることにより、遅れ時間のない触媒温度推定値を算
出することができるもので、これにより、触媒の温度検
出遅れによる燃料遮断禁止制御の遅れが防止され、触媒
コンバータ等の排気系部品の異常過熱による排ガス浄化
性能低下や損傷が防止される。
止装置では、触媒温度算出手段dにおいて、エンジント
ルク低減手段bによる燃料供給カット量と吸入空気量検
出手段cで検出された吸入空気量から、その状態にて到
達する最大触媒温度を予測的に算出すると共に、この最
大触媒温度に長短2種類の遅れ時定数による遅れ補正を
かけることにより、遅れ時間のない触媒温度推定値を算
出することができるもので、これにより、触媒の温度検
出遅れによる燃料遮断禁止制御の遅れが防止され、触媒
コンバータ等の排気系部品の異常過熱による排ガス浄化
性能低下や損傷が防止される。
【0007】また、本発明請求項2記載の車両用加速時
スリップ防止装置では、触媒温度算出手段dにおいて、
エンジントルク低減手段bによる燃料供給カット量と吸
入空気量検出手段cで検出された吸入空気量から、その
状態にて到達する最大触媒温度を予測的に算出すると共
に、この予測触媒温度と排気温度検出手段fで検出され
た排気温度との差から進み時定数を求め、この進み時定
数により排気温度に進み補正をかけることにより、遅れ
時間のない触媒温度推定値を算出することができるもの
で、これにより、触媒の温度検出遅れによる燃料遮断禁
止制御の遅れが防止され、触媒コンバータ等の排気系部
品の異常過熱による排ガス浄化性能低下や損傷が防止さ
れる。
スリップ防止装置では、触媒温度算出手段dにおいて、
エンジントルク低減手段bによる燃料供給カット量と吸
入空気量検出手段cで検出された吸入空気量から、その
状態にて到達する最大触媒温度を予測的に算出すると共
に、この予測触媒温度と排気温度検出手段fで検出され
た排気温度との差から進み時定数を求め、この進み時定
数により排気温度に進み補正をかけることにより、遅れ
時間のない触媒温度推定値を算出することができるもの
で、これにより、触媒の温度検出遅れによる燃料遮断禁
止制御の遅れが防止され、触媒コンバータ等の排気系部
品の異常過熱による排ガス浄化性能低下や損傷が防止さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図2は、請求項1記載の発明の実施の形
態1を示す車両用加速時スリップ防止装置の構成説明図
であって、図において、1F は従動輪2F の回転速度を
検出する従動輪回転速度センサ、1R は駆動輪2R の回
転速度を検出する駆動輪回転速度センサであり、それぞ
れ、ピックアップコイルを使用した電磁式回転センサが
使用され、各車輪の回転数に応じた周波数信号を出力す
る。
いて説明する。図2は、請求項1記載の発明の実施の形
態1を示す車両用加速時スリップ防止装置の構成説明図
であって、図において、1F は従動輪2F の回転速度を
検出する従動輪回転速度センサ、1R は駆動輪2R の回
転速度を検出する駆動輪回転速度センサであり、それぞ
れ、ピックアップコイルを使用した電磁式回転センサが
使用され、各車輪の回転数に応じた周波数信号を出力す
る。
【0009】また、3はエンジン、4はインテークマニ
ホールド、5は吸気管、6は排気管、7は触媒コンバー
タであり、前記エンジン3のクランク軸にはエンジン3
の回転数Ne を検出するエンジン回転数センサ8が設け
られ、また、前記吸気管5の空気吸入部には、吸入空気
量Qa を検出する吸入空気量センサ9が設けられてい
る。
ホールド、5は吸気管、6は排気管、7は触媒コンバー
タであり、前記エンジン3のクランク軸にはエンジン3
の回転数Ne を検出するエンジン回転数センサ8が設け
られ、また、前記吸気管5の空気吸入部には、吸入空気
量Qa を検出する吸入空気量センサ9が設けられてい
る。
【0010】そして、前記インテークマニホールド4に
は、エンジン3の各気筒に対する燃料噴射を行なう燃料
噴射弁10が設けられている。また、前記吸気管5の入
り口には、スロットルバルブ11の開度を検出するスロ
ットルバルブ開度センサ12が設けられている。
は、エンジン3の各気筒に対する燃料噴射を行なう燃料
噴射弁10が設けられている。また、前記吸気管5の入
り口には、スロットルバルブ11の開度を検出するスロ
ットルバルブ開度センサ12が設けられている。
【0011】13はスリップ制御回路であり、このスリ
ップ制御回路13には、前記従動輪回転速度センサ1
F 、及び、駆動輪回転速度センサ1R からの出力信号が
入力されると共に、駆動輪2R の回転速度と従動輪2F
の回転速度との回転速度差に応じて加速スリップ状態が
検出され、この加速スリップ状態に応じた燃料カット量
(燃料カット気筒数nC )が算出される。
ップ制御回路13には、前記従動輪回転速度センサ1
F 、及び、駆動輪回転速度センサ1R からの出力信号が
入力されると共に、駆動輪2R の回転速度と従動輪2F
の回転速度との回転速度差に応じて加速スリップ状態が
検出され、この加速スリップ状態に応じた燃料カット量
(燃料カット気筒数nC )が算出される。
【0012】14は燃料噴射制御回路であり、この燃料
噴射制御回路14には、前記エンジン回転数センサ8、
吸入空気量センサ9及びスロットルバルブ開度センサ1
2からの各出力信号及び前記スリップ制御回路13から
の出力信号としての燃料カット信号(燃料カット気筒数
nC )が入力される。
噴射制御回路14には、前記エンジン回転数センサ8、
吸入空気量センサ9及びスロットルバルブ開度センサ1
2からの各出力信号及び前記スリップ制御回路13から
の出力信号としての燃料カット信号(燃料カット気筒数
nC )が入力される。
【0013】次に、前記スリップ制御回路13における
制御作動を、図3のフローチャートに基づいて説明す
る。ステップ201では、駆動輪回転速度センサ1R か
らの出力信号に基づいて、駆動輪速VWR が算出され、ま
た、ステップ202では、従動輪回転速度センサ1F か
らの出力信号に基づいて、従動輪速VWF が算出される。
制御作動を、図3のフローチャートに基づいて説明す
る。ステップ201では、駆動輪回転速度センサ1R か
らの出力信号に基づいて、駆動輪速VWR が算出され、ま
た、ステップ202では、従動輪回転速度センサ1F か
らの出力信号に基づいて、従動輪速VWF が算出される。
【0014】続くステップ203では、従動輪速VWF に
予め定められた定数K1 を掛けることにより、駆動輪2
R のスリップ判定に用いるスリップ量目標値VWS (=VW
F ×K1 )を演算する。
予め定められた定数K1 を掛けることにより、駆動輪2
R のスリップ判定に用いるスリップ量目標値VWS (=VW
F ×K1 )を演算する。
【0015】続くステップ204では、駆動輪速VWR が
前記スリップ量目標値VWS を越えているか否かを判定
し、YES(VWR > VWS)である時は、ステップ205
に進み、駆動輪速VWR とスリップ量目標値VWS との差に
変換値K2 を掛けた値を燃料カット気筒数nC (=K
2(VWR −VWS))とし、続くステップ207で、燃料噴射
制御回路14に対し燃料カット気筒数nC を出力する。
また、NO(VWR ≦ VWS)である時は、ステップ206
に進み、燃料カット気筒数nC を0とし、この燃料カッ
ト気筒数nC (=0)を出力する前記ステップ207に
進む。
前記スリップ量目標値VWS を越えているか否かを判定
し、YES(VWR > VWS)である時は、ステップ205
に進み、駆動輪速VWR とスリップ量目標値VWS との差に
変換値K2 を掛けた値を燃料カット気筒数nC (=K
2(VWR −VWS))とし、続くステップ207で、燃料噴射
制御回路14に対し燃料カット気筒数nC を出力する。
また、NO(VWR ≦ VWS)である時は、ステップ206
に進み、燃料カット気筒数nC を0とし、この燃料カッ
ト気筒数nC (=0)を出力する前記ステップ207に
進む。
【0016】以上で一回のフローを終了し、以後は以上
のフローを繰り返すものである。
のフローを繰り返すものである。
【0017】以上のように、駆動輪速VWR のスリップ状
態に応じた気筒数の燃料カットを行なうことでエンジン
トルクが低減され、これにより、駆動輪速VWR の加速ス
リップが防止される。
態に応じた気筒数の燃料カットを行なうことでエンジン
トルクが低減され、これにより、駆動輪速VWR の加速ス
リップが防止される。
【0018】次に、前記スリップ制御回路13からの出
力を受けた燃料噴射制御回路14における制御作動を、
図4,5のフローチャートに基づいて説明する。まず、
図4のステップ301では、吸入空気量センサ9からの
出力信号に基づき、吸入空気量Qa を算出し、続くステ
ップ302では、エンジン回転数センサ8からの出力信
号に基づき、エンジン回転数Ne を算出する。
力を受けた燃料噴射制御回路14における制御作動を、
図4,5のフローチャートに基づいて説明する。まず、
図4のステップ301では、吸入空気量センサ9からの
出力信号に基づき、吸入空気量Qa を算出し、続くステ
ップ302では、エンジン回転数センサ8からの出力信
号に基づき、エンジン回転数Ne を算出する。
【0019】続くステップ303では、吸入空気量Qa
とエンジン回転数Ne の値から、エンジン負荷を代表す
る基本噴射パルス幅Tp (=K×Qa /Ne )を算出す
る。続くステップ304では、エンジン回転数Ne と基
本噴射パルス幅Tp により割り付けされたマップに基づ
き、空燃比補正値KMR を算出する。
とエンジン回転数Ne の値から、エンジン負荷を代表す
る基本噴射パルス幅Tp (=K×Qa /Ne )を算出す
る。続くステップ304では、エンジン回転数Ne と基
本噴射パルス幅Tp により割り付けされたマップに基づ
き、空燃比補正値KMR を算出する。
【0020】続くステップ305では、基本噴射パルス
幅Tp 、空燃比補正値KMR 及び予め定めた無効パルス幅
Ts の値から、噴射パルス幅Ti (=Tp ×KMR +Ts
)を算出する。
幅Tp 、空燃比補正値KMR 及び予め定めた無効パルス幅
Ts の値から、噴射パルス幅Ti (=Tp ×KMR +Ts
)を算出する。
【0021】続くステップ306では、前回制御時の燃
料カット気筒数NCUT-1をnとし、図6のように設定され
た吸入空気量Qa −触媒温度算出テーブルを参照し、こ
の参照値を最大触媒温度ETMPMXとする。
料カット気筒数NCUT-1をnとし、図6のように設定され
た吸入空気量Qa −触媒温度算出テーブルを参照し、こ
の参照値を最大触媒温度ETMPMXとする。
【0022】続くステップ307では、前回算出の触媒
温度推定値TE-1、TE-2、前回算出の最大触媒温度ETMPMX
-1、ETMPMX-2、及び、予め定めた長短2種類の時定数遅
れを与えるフィルタ係数KF1、KF2、KF3から、次式
(1) に基づいて今回触媒温度推定値TEを算出する。
温度推定値TE-1、TE-2、前回算出の最大触媒温度ETMPMX
-1、ETMPMX-2、及び、予め定めた長短2種類の時定数遅
れを与えるフィルタ係数KF1、KF2、KF3から、次式
(1) に基づいて今回触媒温度推定値TEを算出する。
【0023】 TE=KF1(ETMPMX+2×ETMPMX-1+ ETMPMX-2)-KF2×TE-1 -KF3×TE-2・・・(1) 続くステップ308では、算出された今回触媒温度推定
値TEが予め定めた触媒保護制御開始温度LIMTE 1 以上で
あるか否かが判定され、YES(TE≧LIMTE 1)である
時は、触媒保護開始の必要有りとしてステップ309に
進む。即ち、ステップ309〜314では、触媒を保護
するために必要なカット下限気筒数NCUTMNを算出するた
めの繰り返し演算が行なわれる。
値TEが予め定めた触媒保護制御開始温度LIMTE 1 以上で
あるか否かが判定され、YES(TE≧LIMTE 1)である
時は、触媒保護開始の必要有りとしてステップ309に
進む。即ち、ステップ309〜314では、触媒を保護
するために必要なカット下限気筒数NCUTMNを算出するた
めの繰り返し演算が行なわれる。
【0024】まず、ステップ309では、演算カウンタ
CNT1を0にクリアした後、ステップ310では、演算カ
ウンタCNT1がカウンタ最大値(6気筒エンジンの場合)
6であるか否かを判定し、YES(CNT1=6)であれば
ステップ314に進み、演算カウンタCNT1の値6をカッ
ト下限気筒数NCUTMNとして設定する。また、NO(CNT1
<6)である時は、ステップ311に進む。
CNT1を0にクリアした後、ステップ310では、演算カ
ウンタCNT1がカウンタ最大値(6気筒エンジンの場合)
6であるか否かを判定し、YES(CNT1=6)であれば
ステップ314に進み、演算カウンタCNT1の値6をカッ
ト下限気筒数NCUTMNとして設定する。また、NO(CNT1
<6)である時は、ステップ311に進む。
【0025】このステップ311では、演算カウンタCN
T1をnとし、前記ステップ306で用いた図6の吸入空
気量Qa −触媒温度算出テーブルを参照し、この参照値
を触媒温度推定値TEB とする。
T1をnとし、前記ステップ306で用いた図6の吸入空
気量Qa −触媒温度算出テーブルを参照し、この参照値
を触媒温度推定値TEB とする。
【0026】続くステップ312では、前記触媒温度推
定値TEB がカット時目標触媒温度CUTTMPを越えているか
否かを判定し、YES(TEB <CUTTMP)である時は、演
算カウンタCNT1以上の気筒数をカットすれば触媒温度が
減少すると判断し、前記ステップ314に進んで演算カ
ウンタCNT1の値6をカット下限気筒数NCUTMNとして設定
する。また、NO(TEB ≧CUTTMP)である時は、触媒温
度は減少しないと判断し、ステップ313に進んで演算
カウンタCNT1をインクリメント(TEB =CNT1+1)した
後、前記ステップ310に戻り、該ステップ310の条
件(CNT1=6)を満足するか、または、前記ステップ3
12の条件(TEB <CUTTMP)を満足するまで演算を繰り
返す。
定値TEB がカット時目標触媒温度CUTTMPを越えているか
否かを判定し、YES(TEB <CUTTMP)である時は、演
算カウンタCNT1以上の気筒数をカットすれば触媒温度が
減少すると判断し、前記ステップ314に進んで演算カ
ウンタCNT1の値6をカット下限気筒数NCUTMNとして設定
する。また、NO(TEB ≧CUTTMP)である時は、触媒温
度は減少しないと判断し、ステップ313に進んで演算
カウンタCNT1をインクリメント(TEB =CNT1+1)した
後、前記ステップ310に戻り、該ステップ310の条
件(CNT1=6)を満足するか、または、前記ステップ3
12の条件(TEB <CUTTMP)を満足するまで演算を繰り
返す。
【0027】一方、前記ステップ308でNO(TE<LI
MTE 1 )と判定された場合は、触媒温度が低いと判断
し、ステップ315に進む。そして、このステップ31
5では、現在の触媒温度推定値TEが触媒保護制御解除温
度LIMTE 2 未満であるか否かを判定し、YES(TE<LI
MTE 2 )である時は、ステップ316に進み、触媒保護
制御解除としてカット下限気筒数NCUTMN、カット気筒数
下限リミッタLIMCYL、演算カウンタCNT2を0にリセット
した後、図5に示すフローチャートのステップ317に
進み、また、NO(TE≧LIMTE 2 )である時は、カット
下限気筒数NCUTMN、カット気筒数下限リミッタLIMCYL、
演算カウンタCNT2の値を前回の設定値に維持させた状態
のままで、図5に示すフローチャートのステップ317
に進む。
MTE 1 )と判定された場合は、触媒温度が低いと判断
し、ステップ315に進む。そして、このステップ31
5では、現在の触媒温度推定値TEが触媒保護制御解除温
度LIMTE 2 未満であるか否かを判定し、YES(TE<LI
MTE 2 )である時は、ステップ316に進み、触媒保護
制御解除としてカット下限気筒数NCUTMN、カット気筒数
下限リミッタLIMCYL、演算カウンタCNT2を0にリセット
した後、図5に示すフローチャートのステップ317に
進み、また、NO(TE≧LIMTE 2 )である時は、カット
下限気筒数NCUTMN、カット気筒数下限リミッタLIMCYL、
演算カウンタCNT2の値を前回の設定値に維持させた状態
のままで、図5に示すフローチャートのステップ317
に進む。
【0028】図5のフローチャートに移り、そのステッ
プ317〜321では、カット下限気筒数NCUTMNに単位
時間当たり変化リミッタ処理が行なわれる。
プ317〜321では、カット下限気筒数NCUTMNに単位
時間当たり変化リミッタ処理が行なわれる。
【0029】まず、ステップ317では、最新のカット
下限気筒数NCUTMNが現在のカット気筒数下限リミッタLI
MCYLを越えているか否かを判定し、YES(NCUTMN>LI
MCYL)である時は、カット気筒数増加要求中と判断し、
ステップ318に進む。そして、このステップ318で
は、演算カウンタCNT2が予め定めたカット気筒数増加時
間TMLIM 以上であるか否かを判定し、YES(CNT2≧TM
LIM )であれば、カット気筒数増加許可と判断し、ステ
ップ319に進んで、カット気筒数下限リミッタLIMCYL
をインクリメント(LIMCYL=LIMCYL+1)した後、ステ
ップ320に進み、演算カウンタCNT2を0にリセット
し、その後ステップ322に進む。
下限気筒数NCUTMNが現在のカット気筒数下限リミッタLI
MCYLを越えているか否かを判定し、YES(NCUTMN>LI
MCYL)である時は、カット気筒数増加要求中と判断し、
ステップ318に進む。そして、このステップ318で
は、演算カウンタCNT2が予め定めたカット気筒数増加時
間TMLIM 以上であるか否かを判定し、YES(CNT2≧TM
LIM )であれば、カット気筒数増加許可と判断し、ステ
ップ319に進んで、カット気筒数下限リミッタLIMCYL
をインクリメント(LIMCYL=LIMCYL+1)した後、ステ
ップ320に進み、演算カウンタCNT2を0にリセット
し、その後ステップ322に進む。
【0030】一方、前記ステップ317でNO(NCUTMN
≦LIMCYL)と判定された時は、そのままステップ322
に進む。また、前記ステップ318でNO(CNT2<TMLI
M )と判定された時は、まだ、カット気筒数増加タイミ
ングではないため、ステップ321に進み、演算カウン
タCNT2をインクリメント(CNT2=CNT2+1)した後、ス
テップ322に進む。
≦LIMCYL)と判定された時は、そのままステップ322
に進む。また、前記ステップ318でNO(CNT2<TMLI
M )と判定された時は、まだ、カット気筒数増加タイミ
ングではないため、ステップ321に進み、演算カウン
タCNT2をインクリメント(CNT2=CNT2+1)した後、ス
テップ322に進む。
【0031】このステップ322では、前記スリップ制
御回路13から出力される燃料カット信号としての燃料
カット気筒数nC を受信した後、ステップ323に進
む。
御回路13から出力される燃料カット信号としての燃料
カット気筒数nC を受信した後、ステップ323に進
む。
【0032】ステップ323では、前記スリップ制御回
路13から出力される燃料カット気筒数nC がカット気
筒数下限リミッタLIMCYL未満であるか否かを判定し、Y
ES(nC <LIMCYL)である時は、ステップ324に進
み、燃料カット気筒数NCUTをカット気筒数下限リミッタ
LIMCYLの数に設定し、また、NO(nC ≧LIMCYL)であ
る時は、ステップ325に進み、燃料カット気筒数NCUT
を前記スリップ制御回路13から出力される燃料カット
気筒数nC に設定し、その後ステップ326に進む。
路13から出力される燃料カット気筒数nC がカット気
筒数下限リミッタLIMCYL未満であるか否かを判定し、Y
ES(nC <LIMCYL)である時は、ステップ324に進
み、燃料カット気筒数NCUTをカット気筒数下限リミッタ
LIMCYLの数に設定し、また、NO(nC ≧LIMCYL)であ
る時は、ステップ325に進み、燃料カット気筒数NCUT
を前記スリップ制御回路13から出力される燃料カット
気筒数nC に設定し、その後ステップ326に進む。
【0033】このステップ326では、燃料カット気筒
数NCUTがカット気筒数上限値(6気筒エンジンの場合)
6を越えているか否かを判定し、YES(NCUT>6)で
ある時は、ステップ327に進んで、燃料カット気筒数
NCUTをカット気筒数上限値である6に設定した後、ステ
ップ328に進み、また、NO(NCUT≦6)である時
は、そのままステップ328に進む。
数NCUTがカット気筒数上限値(6気筒エンジンの場合)
6を越えているか否かを判定し、YES(NCUT>6)で
ある時は、ステップ327に進んで、燃料カット気筒数
NCUTをカット気筒数上限値である6に設定した後、ステ
ップ328に進み、また、NO(NCUT≦6)である時
は、そのままステップ328に進む。
【0034】このステップ328では、図7のカットパ
ターンに基づき、前記燃料カット気筒数NCUTに対応した
燃料カット気筒のパターンを選択した後、ステップ32
9に進む。
ターンに基づき、前記燃料カット気筒数NCUTに対応した
燃料カット気筒のパターンを選択した後、ステップ32
9に進む。
【0035】このステップ329では、各気筒毎に現在
噴射タイミングにある気筒が燃料カット気筒であるか否
かを判定し、YES(燃料カット気筒)である時は、ス
テップ330に進んで該気筒の燃料をカットし、また、
NO(燃料噴射気筒)である時は、ステップ331に進
み、該気筒に対し前記ステップ305で算出した噴射パ
ルス幅Ti の燃料噴射を行なった後、ステップ332に
進む。
噴射タイミングにある気筒が燃料カット気筒であるか否
かを判定し、YES(燃料カット気筒)である時は、ス
テップ330に進んで該気筒の燃料をカットし、また、
NO(燃料噴射気筒)である時は、ステップ331に進
み、該気筒に対し前記ステップ305で算出した噴射パ
ルス幅Ti の燃料噴射を行なった後、ステップ332に
進む。
【0036】この最後のステップ332では、今回用い
られた燃料カット気筒数NCUT、触媒温度推定値TE、T
E-1、最大触媒温度ETMPMX、ETMPMX-1を、次回演算で用
いるためにそれぞれ燃料カット気筒数NCUT-1、触媒温度
推定値TE-1、TE-2、最大触媒温度ETMPMX-1、ETMPMX-2と
してメモリする。以上で一回の制御フローを終了し、以
後は図4のステップ201に戻って以上のフローを繰り
返すものである。
られた燃料カット気筒数NCUT、触媒温度推定値TE、T
E-1、最大触媒温度ETMPMX、ETMPMX-1を、次回演算で用
いるためにそれぞれ燃料カット気筒数NCUT-1、触媒温度
推定値TE-1、TE-2、最大触媒温度ETMPMX-1、ETMPMX-2と
してメモリする。以上で一回の制御フローを終了し、以
後は図4のステップ201に戻って以上のフローを繰り
返すものである。
【0037】即ち、図4のフローチャートでは、そのス
テップ301〜305にて、吸入空気量Qa 及びエンジ
ン回転数Ne より、ベースとなる燃料の噴射パルス幅T
i を決定し、図3のフローチャート(ステップ201〜
207)にて駆動輪速VWR と従動輪速VWR の速度差より
スリップ量を算出すると共に、この値に応じて燃料カッ
ト気筒数nC を決定し、図4のステップ306にて吸入
空気量Qa 及び燃料カット気筒数nC より最大触媒温度
ETMPMXを算出し、ステップ307にて触媒温度推定値ET
を算出し、ステップ308〜316にて触媒を保護する
ために必要なカット下限気筒数NCUTMNを算出する。
テップ301〜305にて、吸入空気量Qa 及びエンジ
ン回転数Ne より、ベースとなる燃料の噴射パルス幅T
i を決定し、図3のフローチャート(ステップ201〜
207)にて駆動輪速VWR と従動輪速VWR の速度差より
スリップ量を算出すると共に、この値に応じて燃料カッ
ト気筒数nC を決定し、図4のステップ306にて吸入
空気量Qa 及び燃料カット気筒数nC より最大触媒温度
ETMPMXを算出し、ステップ307にて触媒温度推定値ET
を算出し、ステップ308〜316にて触媒を保護する
ために必要なカット下限気筒数NCUTMNを算出する。
【0038】また、図5のフローチャートでは、そのス
テップ317〜327にて、触媒温度推定値ETが予め定
めた触媒保護制御開始温度LIMTE 1 以上ならば、カット
下限気筒数NCUTMNより燃料カット気筒数nC が小さくな
らないように燃料カット気筒数nC にカット気筒数下限
リミッタLIMCYLを設けることにより、触媒温度上昇を抑
え、これにより、排ガス浄化性能の低下や損傷を防ぐよ
うにしたものである。そして、この時、触媒温度推定値
ETを触媒内にて直接燃焼し過熱される短い時定数遅れと
触媒伝熱による長い時定数遅れを用いて算出することに
より、触媒温度推定値ETの算出精度を高めることができ
る。
テップ317〜327にて、触媒温度推定値ETが予め定
めた触媒保護制御開始温度LIMTE 1 以上ならば、カット
下限気筒数NCUTMNより燃料カット気筒数nC が小さくな
らないように燃料カット気筒数nC にカット気筒数下限
リミッタLIMCYLを設けることにより、触媒温度上昇を抑
え、これにより、排ガス浄化性能の低下や損傷を防ぐよ
うにしたものである。そして、この時、触媒温度推定値
ETを触媒内にて直接燃焼し過熱される短い時定数遅れと
触媒伝熱による長い時定数遅れを用いて算出することに
より、触媒温度推定値ETの算出精度を高めることができ
る。
【0039】即ち、この実施の形態1の車両用加速時ス
リップ防止装置では、前記エンジントルク低減手段によ
る燃料カット気筒数nC と吸入空気量Qa から、その状
態にて到達する最大触媒温度ETMPMXを予測的に算出し、
これに長短2種類の遅れ時定数を乗じることにより遅れ
時間のない触媒温度推定値ETを算出するようにしたもの
である。
リップ防止装置では、前記エンジントルク低減手段によ
る燃料カット気筒数nC と吸入空気量Qa から、その状
態にて到達する最大触媒温度ETMPMXを予測的に算出し、
これに長短2種類の遅れ時定数を乗じることにより遅れ
時間のない触媒温度推定値ETを算出するようにしたもの
である。
【0040】以上説明したように、この実施の形態1の
車両用加速時スリップ防止装置によると、触媒の温度検
出遅れによる燃料遮断禁止制御の遅れを防止し、これに
より、触媒コンバータ等の排気系部品の異常過熱による
排ガス浄化性能低下や損傷を防止することができるよう
になるという効果が得られる。
車両用加速時スリップ防止装置によると、触媒の温度検
出遅れによる燃料遮断禁止制御の遅れを防止し、これに
より、触媒コンバータ等の排気系部品の異常過熱による
排ガス浄化性能低下や損傷を防止することができるよう
になるという効果が得られる。
【0041】次に、請求項2記載の発明の実施の形態2
である車両用加速時スリップ防止装置について説明す
る。なお、この発明の実施の形態2の説明に当たり、前
記発明の実施の形態1と同一の構成部分には同一の符号
を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明す
る。
である車両用加速時スリップ防止装置について説明す
る。なお、この発明の実施の形態2の説明に当たり、前
記発明の実施の形態1と同一の構成部分には同一の符号
を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明す
る。
【0042】図8は、請求項2記載の発明の実施の形態
2を示す車両用加速時スリップ防止装置の構成説明図で
あり、この図に示すように、触媒温度を検出するための
排気温度センサ15を備えている点が前記実施の形態1
と相違している。
2を示す車両用加速時スリップ防止装置の構成説明図で
あり、この図に示すように、触媒温度を検出するための
排気温度センサ15を備えている点が前記実施の形態1
と相違している。
【0043】また、前記実施の形態1の燃料噴射制御回
路13における制御作動を示す図4のフローチャートの
うち、そのステップ307の内容を異にするもので、そ
の具体的内容を図9のフローチャート(ステップ307
a〜307d)に基づいて説明する。
路13における制御作動を示す図4のフローチャートの
うち、そのステップ307の内容を異にするもので、そ
の具体的内容を図9のフローチャート(ステップ307
a〜307d)に基づいて説明する。
【0044】まず、ステップ307aでは、排気温度セ
ンサ15からの検出信号に基づき、触媒検出温度TEN を
算出する。続くステップ307bでは、最大触媒温度ET
MPMXと触媒検出温度TEN との温度差TED (ETMPMX−TDN
)を算出する。
ンサ15からの検出信号に基づき、触媒検出温度TEN を
算出する。続くステップ307bでは、最大触媒温度ET
MPMXと触媒検出温度TEN との温度差TED (ETMPMX−TDN
)を算出する。
【0045】続くステップ307cでは、図10に示す
ように設定された、温度差TED −時定数算出テーブルを
参照して進み時定数KED を求める。続くステップ307
dでは、前回算出の触媒検出温度TEN-1 および触媒温度
推定値TE-1より、次式(2) に基づいて、進み補正を行な
い、今回触媒温度推定値TEを算出する。
ように設定された、温度差TED −時定数算出テーブルを
参照して進み時定数KED を求める。続くステップ307
dでは、前回算出の触媒検出温度TEN-1 および触媒温度
推定値TE-1より、次式(2) に基づいて、進み補正を行な
い、今回触媒温度推定値TEを算出する。
【0046】 TE=(1+KED )×TEN +(1−KED )×TEN-1 −TE-1・・・・・・・・・・・・(2) 即ち、この実施の形態2では、燃料カット気筒数nC と
吸入空気量Qa から予測的に算出された最大触媒温度ET
MPMXと排気温度センサ15で検出された触媒検出温度TE
N との差から進み時定数を求め、この進み時定数により
前記触媒検出温度TEN に進み補正をかけることにより、
排気温度センサ15で検出した触媒検出温度TEN の検出
遅れ分を補正した触媒温度推定値TEを算出するようにし
たものである。
吸入空気量Qa から予測的に算出された最大触媒温度ET
MPMXと排気温度センサ15で検出された触媒検出温度TE
N との差から進み時定数を求め、この進み時定数により
前記触媒検出温度TEN に進み補正をかけることにより、
排気温度センサ15で検出した触媒検出温度TEN の検出
遅れ分を補正した触媒温度推定値TEを算出するようにし
たものである。
【0047】以上説明したように、この発明の実施の形
態2の車両用加速時スリップ防止装置によると、前記発
明の実施の形態1と同様の効果が得られる。次に、請求
項2記載の発明の実施の形態3である車両用加速時スリ
ップ防止装置について説明する。
態2の車両用加速時スリップ防止装置によると、前記発
明の実施の形態1と同様の効果が得られる。次に、請求
項2記載の発明の実施の形態3である車両用加速時スリ
ップ防止装置について説明する。
【0048】この発明の実施の形態3は、前記発明の実
施の形態2のステップ307cにおける進み時定数KED
の求め方を異にするものである。即ち、図11に示すよ
うに設定された、温度差TED 及び吸入空気量Qa −時定
数算出テーブルを参照して進み時定数KED を求めるよう
にしたものである。従って、この発明の実施の形態3に
よると、時定数の算出精度を高めることができる。
施の形態2のステップ307cにおける進み時定数KED
の求め方を異にするものである。即ち、図11に示すよ
うに設定された、温度差TED 及び吸入空気量Qa −時定
数算出テーブルを参照して進み時定数KED を求めるよう
にしたものである。従って、この発明の実施の形態3に
よると、時定数の算出精度を高めることができる。
【0049】以上、発明の実施の形態について説明して
きたが具体的な構成はこの実施の形態に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。
きたが具体的な構成はこの実施の形態に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項1
記載の車両用加速時スリップ防止装置は、エンジントル
ク低減手段による燃料供給カット量と吸入空気量検出手
段で検出された吸入空気量から、その状態にて到達する
最大触媒温度を予測的に算出し、これに長短2種類の遅
れ時定数による遅れ補正をかけることにより触媒温度推
定値を算出する触媒温度算出手段を備えたことで、触媒
の温度検出遅れによる燃給遮断禁止制御の遅れを防止
し、これにより、触媒コンバータ等の排気系部品の異常
過熱による排ガス浄化性能低下や損傷を防止することが
できるようになるという効果が得られる。
記載の車両用加速時スリップ防止装置は、エンジントル
ク低減手段による燃料供給カット量と吸入空気量検出手
段で検出された吸入空気量から、その状態にて到達する
最大触媒温度を予測的に算出し、これに長短2種類の遅
れ時定数による遅れ補正をかけることにより触媒温度推
定値を算出する触媒温度算出手段を備えたことで、触媒
の温度検出遅れによる燃給遮断禁止制御の遅れを防止
し、これにより、触媒コンバータ等の排気系部品の異常
過熱による排ガス浄化性能低下や損傷を防止することが
できるようになるという効果が得られる。
【0051】また、本発明請求項2記載の車両用加速時
スリップ防止装置は、エンジントルク低減手段による燃
料供給カット量と吸入空気量検出手段で検出された吸入
空気量から、その状態にて到達する最大触媒温度を予測
的に算出し、この予測触媒温度と排気温度検出手段で検
出された排気温度との差から進み時定数を求め、この進
み時定数により排気温度に進み補正をかけることにより
触媒温度推定値を算出する触媒温度算出手段を備えたこ
とで、触媒の温度検出遅れによる燃料遮断禁止制御の遅
れを防止し、これにより、触媒コンバータ等の排気系部
品の異常過熱による排ガス浄化性能低下や損傷を防止す
ることができるようになるという効果が得られる。
スリップ防止装置は、エンジントルク低減手段による燃
料供給カット量と吸入空気量検出手段で検出された吸入
空気量から、その状態にて到達する最大触媒温度を予測
的に算出し、この予測触媒温度と排気温度検出手段で検
出された排気温度との差から進み時定数を求め、この進
み時定数により排気温度に進み補正をかけることにより
触媒温度推定値を算出する触媒温度算出手段を備えたこ
とで、触媒の温度検出遅れによる燃料遮断禁止制御の遅
れを防止し、これにより、触媒コンバータ等の排気系部
品の異常過熱による排ガス浄化性能低下や損傷を防止す
ることができるようになるという効果が得られる。
【図1】本発明の車両用加速時スリップ防止装置を示す
クレーム対応図である。
クレーム対応図である。
【図2】本発明請求項1記載の発明の実施の態様1を示
す車両用加速時スリップ防止装置の構成説明図である。
す車両用加速時スリップ防止装置の構成説明図である。
【図3】発明の実施の形態1におけるスリップ制御回路
の制御作動を示すフローチャートである。
の制御作動を示すフローチャートである。
【図4】発明の実施の形態1における燃料噴射制御回路
の制御作動を示すフローチャートである。
の制御作動を示すフローチャートである。
【図5】発明の実施の形態1における燃料噴射制御回路
の制御作動を示すフローチャートである。
の制御作動を示すフローチャートである。
【図6】発明の実施の形態1における吸入空気量−触媒
温度算出テーブルである。
温度算出テーブルである。
【図7】発明の実施の形態1における燃料カット気筒数
に対応する燃料カット気筒のパターンを示す図である。
に対応する燃料カット気筒のパターンを示す図である。
【図8】請求項2記載の発明の実施の形態2を示す車両
用加速時スリップ防止装置の構成説明図である。
用加速時スリップ防止装置の構成説明図である。
【図9】発明の実施の形態2における燃料噴射制御回路
の制御作動を示すフローチャートのうち、前記発明の実
施の形態1との相違部分のフローチャートである。
の制御作動を示すフローチャートのうち、前記発明の実
施の形態1との相違部分のフローチャートである。
【図10】発明の実施の形態2における温度差−時定数
算出テーブルである。
算出テーブルである。
【図11】発明の実施の形態3における温度差−時定数
算出テーブルである。
算出テーブルである。
a 加速スリップ状態検出手段 b エンジントルク低減手段 c 吸入空気量検出手段 d 触媒温度算出手段 e 加速スリップ制御手段 f 排気温度検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 312 F02D 45/00 312E 312R 360 360C
Claims (2)
- 【請求項1】駆動輪の加速スリップ状態を検出する加速
スリップ状態検出手段と、 エンジンの各気筒に対する燃料供給をカットすることに
よりエンジントルクを低減させるエンジントルク低減手
段と、 エンジンの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段
と、 エンジンの排気系に設けられていて排気を浄化するため
の触媒と、 前記エンジントルク低減手段による燃料供給カット量と
前記吸入空気量検出手段で検出された吸入空気量から、
その状態にて到達する最大触媒温度を予測的に算出し、
これに長短2種類の遅れ時定数による遅れ補正をかける
ことにより触媒温度推定値を算出する触媒温度算出手段
と、 前記加速スリップ状態検出手段で駆動輪の加速スリップ
状態が検出されると、前記触媒温度算出手段で算出され
た触媒温度推定値が所定の触媒保護温度未満であれば前
記エンジントルク低減手段により燃料供給をカットする
トルク低減制御を行ない、前記触媒温度推定値が所定の
触媒保護温度以上であれば前記エンジントルク低減手段
による燃料供給カット量を減少補正する触媒保護補正制
御を行なう加速スリップ制御手段と、を備えていること
を特徴とする車両用加速時スリップ防止装置。 - 【請求項2】駆動輪の加速スリップ状態を検出する加速
スリップ状態検出手段と、 エンジンの各気筒に対する燃料供給をカットすることに
よりエンジントルクを低減させるエンジントルク低減手
段と、 エンジンの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段
と、 エンジンの排気系に設けられていて排気を浄化するため
の触媒と、 該触媒より下流側の排気系に設けられていてエンジンの
排気温度を検出する排気温度検出手段と、 前記エンジントルク低減手段による燃料供給カット量と
前記吸入空気量検出手段で検出された吸入空気量から、
その状態にて到達する最大触媒温度を予測的に算出し、
この予測触媒温度と前記排気温度検出手段で検出された
排気温度との差から進み時定数を求め、この進み時定数
により排気温度に進み補正をかけることにより触媒温度
推定値を算出する触媒温度算出手段と、 前記加速スリップ状態検出手段で駆動輪の加速スリップ
状態が検出されると、前記触媒温度算出手段で算出され
た触媒温度推定値が所定の触媒保護温度未満であれば前
記エンジントルク低減手段により燃料供給をカットする
トルク低減制御を行ない、前記触媒温度推定値が所定の
触媒保護温度以上であれば前記エンジントルク低減手段
による燃料供給カット量を減少補正する触媒保護補正制
御を行なう加速スリップ制御手段と、を備えていること
を特徴とする車両用加速時スリップ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8033782A JPH09228870A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 車両用加速時スリップ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8033782A JPH09228870A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 車両用加速時スリップ防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09228870A true JPH09228870A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12396045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8033782A Pending JPH09228870A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 車両用加速時スリップ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09228870A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7230393B2 (en) | 2002-08-29 | 2007-06-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Motor control apparatus and motor control method |
DE10346029B4 (de) * | 2002-10-03 | 2014-05-15 | Denso Corporation | Abgasreinigungssystem für eine Brennkraftmaschine |
CN115217657A (zh) * | 2021-04-20 | 2022-10-21 | 丰田自动车株式会社 | 用于内燃机的控制设备 |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP8033782A patent/JPH09228870A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7230393B2 (en) | 2002-08-29 | 2007-06-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Motor control apparatus and motor control method |
DE10346029B4 (de) * | 2002-10-03 | 2014-05-15 | Denso Corporation | Abgasreinigungssystem für eine Brennkraftmaschine |
CN115217657A (zh) * | 2021-04-20 | 2022-10-21 | 丰田自动车株式会社 | 用于内燃机的控制设备 |
CN115217657B (zh) * | 2021-04-20 | 2024-03-12 | 丰田自动车株式会社 | 用于内燃机的控制设备 |
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