JPH0922846A - 電子部品の外部電極形成方法 - Google Patents

電子部品の外部電極形成方法

Info

Publication number
JPH0922846A
JPH0922846A JP7171913A JP17191395A JPH0922846A JP H0922846 A JPH0922846 A JP H0922846A JP 7171913 A JP7171913 A JP 7171913A JP 17191395 A JP17191395 A JP 17191395A JP H0922846 A JPH0922846 A JP H0922846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paste
strip
chip
component
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7171913A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Naganuma
一夫 長沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP7171913A priority Critical patent/JPH0922846A/ja
Publication of JPH0922846A publication Critical patent/JPH0922846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定したペースト付着寸法が得られ、しかも
外部電極形成を効率よく行える電子部品の外部電極形成
方法を提供する。 【構成】 帯体の貫通孔にその一面側からチップ部品を
押し込んでチップ部品の一端部を帯体他面側から突出さ
せる工程と、チップ部品を貫通孔で保持したまま帯体他
面側から突出するチップ部品の一端部に電極ペーストを
付着させる工程と、チップ部品を貫通孔で保持したまま
上記付着ペーストを乾燥させる工程と、ペースト乾燥後
のチップ部品を貫通孔内で移動させてチップ部品の他端
部を帯体一面側から突出させる工程と、チップ部品を貫
通孔で保持したまま帯体一面側から突出するチップ部品
の他端部に電極ペーストを付着させる工程と、チップ部
品を貫通孔で保持したまま付着ペーストを乾燥させる工
程と、ペースト乾燥後のチップ部品を貫通孔から押し出
す工程とを帯体の移動過程で連続して行うことにより、
チップ部品の両端部に外部電極を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ部品に外部電極
を形成する電子部品の外部電極形成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】チップ部品の両端部に外部電極を形成す
る方法としては、弾性体に多数の部品収納孔を形成して
なるプレートを用い、該プレートの各部品収納孔にチッ
プ部品を押し込んでその一端部をプレートから突出さ
せ、部品収納孔に保持されるチップ部品の突出端部をペ
ースト付着台に一括で押し付けて電極ペーストを付着さ
せこれを乾燥させた後、チップ部品を収納孔内で移動さ
せてその他端部をプレートから突出させ、部品収納孔に
保持されるチップ部品の突出端部をペースト付着台に一
括で押し付けて電極ペーストを付着させこれを乾燥させ
る方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の外部電極形
成方法では、チップ部品へのペースト付着がプレート単
位で行われるため、プレートに歪み等があるとその影響
でペースト付着寸法が不安定になり易い。また、チップ
部品へのペースト付着やペースト乾燥等がプレート搬送
ラインから離れた位置で実施されるため、一連の流れの
中で外部電極形成が行えず、効率面で改善の余地が残さ
れている。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、安定したペースト付着寸
法が得られ、しかも外部電極形成を効率よく行える電子
部品の外部電極形成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、チップ部品を弾性的に保持可能
な多数の貫通孔を有する帯体を用いてチップ部品の対向
部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極形成方法
であって、帯体の貫通孔にその一面側からチップ部品を
押し込んでチップ部品の一方の部位を帯体他面側から突
出させる工程と、チップ部品を貫通孔で保持したまま帯
体他面側から突出するチップ部品の一方の部位に電極ペ
ーストを付着させる工程と、チップ部品を貫通孔で保持
したまま上記付着ペーストを乾燥させる工程と、ペース
ト乾燥後のチップ部品を貫通孔内で移動させてチップ部
品の他方の部位を帯体一面側から突出させる工程と、チ
ップ部品を貫通孔で保持したまま帯体一面側から突出す
るチップ部品の他方の部位に電極ペーストを付着させる
工程と、チップ部品を貫通孔で保持したまま付着ペース
トを乾燥させる工程と、ペースト乾燥後のチップ部品を
貫通孔から押し出す工程とを具備し、上記一連の工程を
帯体の移動過程で連続して行う、ことを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、帯体の貫通孔にその一面
側からチップ部品を押し込んでチップ部品の一方の部位
を帯体他面側から突出させ、チップ部品を貫通孔で保持
したまま帯体他面側から突出するチップ部品の一方の部
位に電極ペーストを付着させ、チップ部品を貫通孔で保
持したまま上記付着ペーストを乾燥させた後、ペースト
乾燥後のチップ部品を貫通孔内で移動させてチップ部品
の他方の部位を帯体一面側から突出させ、チップ部品を
貫通孔で保持したまま帯体一面側から突出するチップ部
品の他方の部位に電極ペーストを付着させ、チップ部品
を貫通孔で保持したまま付着ペーストを乾燥させて、ペ
ースト乾燥後のチップ部品を貫通孔から押し出すことに
より、チップ部品の対向部位に対する外部電極形成が帯
体の移動過程で連続して行われる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施に好適な装置概略を示す
もので、同図において1は帯体、2,3は一対のプー
リ、4はホッパー、5はガイドプレート、6は部品押込
機、7は部品押付機、8はペースト塗布台、9は加熱
炉、10は部品移動機、11は帯体支持台、12は部品
押付機、13はペースト塗布台、14は加熱炉、15は
部品押出機、16は帯体支持台、17は収納容器であ
る。
【0008】帯体1は、図2に示すように、金属等から
成る無端状の非弾性ベルトに、複数(図示例のものでは
6個)の貫通孔1aを等間隔で形成したゴム等から成る
弾性体1bを、長さ方向に平行且つ等間隔で配置した構
成を有している。貫通孔1aは、角柱状チップ部品や円
柱状チップ部品を夫々縦向き状態で弾性的に保持可能な
ものであり、これが満足できればその断面形状は円,矩
形の何れでもよく、その長さはチップ部品の長手寸法よ
り長くても短くてもよい。また、帯体1への貫通孔1a
の形成方法としては、図示例のように貫通孔1aを有す
る弾性体1bと帯体1とを別々に形成してから帯体1の
長穴に弾性体1bの周面凹部を嵌合させる方法の他、帯
体に貫通孔に対応する配列でこれよりも大きな孔を形成
しておきこれら孔内壁を弾性材で被覆するようにして貫
通孔を形成するようにしてもよい。
【0009】この帯体1は前後に間隔をおいて配置され
た一対のプーリ2,3に巻き付けられ、モータ駆動のプ
ーリ2,3の回転に伴って所定方向に間欠移動する。両
プーリ2,3は弾性体1b及びチップ部品Cの突出端部
との接触を回避するために周面中央が窪んだ形状をして
いる。また、帯体1と両プーリ2,3には相互の滑りを
防止するための凹部と凸部、或いは孔と突起が移動方向
に等間隔で形成されている。
【0010】以下に、外部電極形成の一連の工程を図3
乃至図7を参照して順に説明する。図3には、帯体1の
貫通孔1aにその上面側からチップ部品Cを押し込んで
チップ部品Cの一端部を帯体下面側から突出させる工程
を示してある。
【0011】同工程にはホッパー4とガイドプレート5
と部品押込機6が用いられる。ホッパー4はチップ部品
Cをばらばらの状態で収納しており、振動等を併用して
収納部品を下端の供給口4bに縦向き姿勢で取り込みこ
れを同姿勢のまま導出する。ガイドプレート5は、ホッ
パー4から導出されたチップ部品Cを受け入れて仮保持
するテーパ付きの案内孔5aを複数(図示例のものでは
3×6配列)備えており、ホッパー4と帯体1との間に
水平動可能に配置され、図示省略の駆動源(例えばシリ
ンダ)により水平方向に往復駆動される。部品押込機6
は、帯体1の上方に配置された固定台6aと、固定台6
aに立設された2本のガイドシャフト6bと、ガイドシ
ャフト6bに上下動可能に配置された可動台6cと、可
動台6cに垂設された複数(図示例のものでは3×6配
列)の押込ピン6dと、可動台6cを上方に付勢するバ
ネ材6eとから構成され、図示省略の駆動源(例えばシ
リンダ)により可動台6cを上下方向に往復駆動され
る。
【0012】同工程では、まず、図3(a)に示すよう
に、ガイドプレート5の案内孔5aをホッパー4の供給
口4bの下側に位置させ、供給口4bから導出されるチ
ップ部品Cを案内孔5aに落とし入れて仮保持させる。
次に、図3(b)に示すように、ガイドプレート5を図
中右方向に移動させて案内孔5aを部品押込機6の各押
込ピン6dの下側に位置させ、ここで押込ピン6dを降
下させて案内孔5aに仮保持されている複数のチップ部
品Cを帯体1の貫通孔1aに一括で押し込み、該チップ
部品Cを貫通孔1a内で移動させてその一端部を帯体下
面側から突出させる。この後は押込ピン6dを上昇復帰
させ、そしてガイドプレート5を図3(a)の位置に復
帰させる。
【0013】上記の部品押込後、帯体1は帯体長さ方向
に所定ピッチだけ前進し、後続の帯体幅方向の貫通孔1
aにも同様にしてチップ部品Cが押し込まれる。チップ
部品Cの突出寸法を規定するには、帯体両側縁或いは弾
性体両側縁を支承する支持台を用いるとよい。
【0014】図4には、チップ部品Cを貫通孔1aで保
持したまま帯体下面側から突出するチップ部品Cの一端
部に電極ペーストPを付着させる工程を示してある。
【0015】同工程には部品押付機7とペースト塗布台
8が用いられる。部品押付機7は上下動可能な押付板7
aとこれを上下方向に往復駆動する駆動源(例えばシリ
ンダ)7bとから構成されている。ペースト塗布台8は
平坦な上面に電極ペーストPを所定厚で塗布されてい
る。
【0016】同工程では、まず、図4(a)に示すよう
に、帯体1に保持されているチップ部品Cがペースト塗
布台8上に位置するように帯体1を移動して停止させ、
次に、図4(b)に示すように、部品押付機7の押付板
7aを降下させて帯体1を押し下げ、貫通孔1aに保持
されているチップ部品Cの突出端部をペースト塗布台8
の上面に一括で押し付けて該突出端部に電極ペーストP
を付着させる。この後は押付板7aを上昇復帰させ、こ
れにより帯体1は自らのテンションによって元の位置に
復帰してチップ部品Cの突出端部はペースト塗布台8か
ら離れる。
【0017】上記のペースト付着後、帯体1は帯体長さ
方向に所定ピッチだけ前進し、後続のチップ部品Cにも
同様にして電極ペーストPが付着される。チップ部品C
へのペースト付着には、上記同様のペースト塗布台をチ
ップ部品Cの突出端部に押し付ける方法を採用してもよ
く、この場合には上記の部品押付機7は不要となる。ま
た、押付板7aにエア吸引孔を設けて帯体1を押付板側
に吸引保持しその位置ずれを防止するようにしてもよ
い。
【0018】図5には、チップ部品Cを貫通孔1aで保
持したまま付着ペーストPを乾燥させる工程を示してあ
る。
【0019】同工程には加熱炉9が用いられる。加熱炉
9は入口と出口を長手方向両側に有しており、また乾燥
熱源として電気ヒータ9aを内蔵している。
【0020】同工程では、図5に示すように、ペースト
付着後のチップ部品Cを保持する帯体1を加熱炉9に通
過させ、該通過過程で付着ペーストPを乾燥させる。加
熱炉9内を乾燥に適した温度に維持し、通過時間を考慮
して加熱炉9の長さを設定しておけば、上記の通過過程
で付着ペーストPを十分に乾燥できる。
【0021】加熱炉9を通過した後の帯体1はプーリ3
によってその向きを上下反転されるため、部品移動機1
0の手前では、電極ペーストPを付着されたチップ部品
Cの一端部は上記とは逆に帯体上面側から突出すること
になる。
【0022】図6には、ペースト乾燥後のチップ部品C
を貫通孔1a内で移動させてチップ部品Cの他端部を帯
体下面側から突出させる工程を示してある。
【0023】同工程には部品移動機10と帯体支持台1
1が用いられる。部品移動機10は、帯体1の上方に配
置された固定台10aと、固定台10aに立設された2
本のガイドシャフト10bと、ガイドシャフト10bに
上下動可能に配置された可動台10cと、可動台10c
に垂設された複数(図示例のものでは3×6配列)の押
圧ピン10dと、可動台10cを上方に付勢するバネ材
10eとから構成され、図示省略の駆動源(例えばシリ
ンダ)により可動台10cを上下方向に往復駆動され
る。帯体支持台11は帯体1の下方に配置されており、
移動部品周辺の帯体両側縁或いは弾性体両側縁を支持す
る。
【0024】同工程では、図6に示すように、帯体1の
貫通孔1aを部品移動機10の押圧ピン10dの下側に
位置させ、帯体1を支持台11で支承しながら、押圧ピ
ン10dを降下させて貫通孔1aに保持されている複数
のチップ部品Cを貫通孔1a内で下方に移動させ、チッ
プ部品Cの他端部を帯体下面側から突出させる。この後
は押圧ピン10dを上昇復帰させる。
【0025】上記の部品移動後、帯体1は帯体長さ方向
に所定ピッチだけ前進し、後続の帯体幅方向のチップ部
品Cも同様にしてその他端部を突出される。
【0026】図7には、チップ部品Cを貫通孔1aで保
持したまま帯体下面側から突出するチップ部品Cの他端
部に電極ペーストPを付着させる工程を示してある。
【0027】同工程には上記と同様の部品押付機12と
ペースト塗布台13が用いられる。部品押付機12は上
下動可能な押付板12aとこれを上下方向に往復駆動す
る駆動源(例えばシリンダ)12bとから構成されてい
る。ペースト塗布台8は平坦な上面に電極ペーストPを
所定厚で塗布されている。
【0028】同工程では、図7に示すように、まず、帯
体1に保持されているチップ部品Cがペースト塗布台1
3上に位置するように帯体1を移動して停止させ、次
に、部品押付機12の押付板12aを降下させて帯体1
を押し下げ、貫通孔1aに保持されているチップ部品C
の突出端部をペースト塗布台13の上面に一括で押し付
けて該突出端部に電極ペーストPを付着させる。この後
は押付板12aを上昇復帰させ、これにより帯体1は自
らのテンションによって元の位置に復帰してチップ部品
Cの突出端部はペースト塗布台13から離れる。
【0029】上記のペースト付着後、帯体1は帯体長さ
方向に所定ピッチだけ前進し、後続のチップ部品Cにも
同様にして電極ペーストPが付着される。チップ部品C
へのペースト付着には、上記同様のペースト塗布台をチ
ップ部品Cの突出端部に押し付ける方法を採用してもよ
く、この場合には上記の部品押付機12は不要となる。
また、押付板12aにエア吸引孔を設けて帯体1を押付
板側に吸引保持しその位置ずれを防止するようにしても
よい。
【0030】図8には チップ部品Cを貫通孔1aで保
持したまま付着ペーストPを乾燥させる工程を示してあ
る。
【0031】同工程には上記と同様の加熱炉14が用い
られる。加熱炉14は入口と出口を長手方向両側に有し
ており、また乾燥熱源として電気ヒータ14aを内蔵し
ている。
【0032】同工程では、図8に示すように、ペースト
付着後のチップ部品Cを保持する帯体1を加熱炉14に
通過させ、該通過過程で付着ペーストPを乾燥させる。
加熱炉14内を乾燥に適した温度に維持し、通過時間を
考慮して加熱炉14の長さを設定しておけば、上記の通
過過程で付着ペーストPを十分に乾燥できる。
【0033】図9には、ペースト乾燥後のチップ部品C
を貫通孔1aから押し出す工程を示してある。
【0034】同工程には部品押出機15と帯体支持台1
6と収納容器17が用いられる。部品押出機15は、帯
体1の上方に配置された固定台15aと、固定台15a
に立設された2本のガイドシャフト15bと、ガイドシ
ャフト15bに上下動可能に配置された可動台15c
と、可動台15cに垂設された複数(図示例のものでは
3×6配列)の押出ピン15dと、可動台15cを上方
に付勢するバネ材15eとから構成され、図示省略の駆
動源(例えばシリンダ)により可動台15cを上下方向
に往復駆動される。帯体支持台16は帯体1の下方に配
置されており、押出部品周囲の帯体両側縁或いは弾性体
両側縁を支持する。
【0035】同工程では、図9に示すように、帯体1の
貫通孔1aを部品押出機15の押出ピン15dの下側に
位置させ、帯体1を支持台16で支承しながら、押出ピ
ン15dを降下させて貫通孔1aに保持されている複数
のチップ部品Cを貫通孔1a内で下方に移動させ、チッ
プ部品Cを貫通孔1aから押し出して収容容器17内に
自重落下させる。この後は押出ピン15dを上昇復帰さ
せる。
【0036】上記の部品押出後、帯体1は帯体長さ方向
に所定ピッチだけ前進し、後続の帯体幅方向のチップ部
品Cも同様にして貫通孔1aから押し出される。収納容
器17に収納された外部電極形成後のチップ部品Cは、
必要に応じて焼き付け処理を施した後に一括でバレル研
摩される。
【0037】このように、上述の外部電極形成方法によ
れば、帯体1によるチップ部品Cの保持,チップ部品C
の各端部へのペースト付着及びペースト乾燥を帯体1の
移動過程で連続的に行うことができるので、一連の流れ
の中で外部電極形成を効率よく行ってコスト低減に貢献
できる。また、従来のようにプレートを多数用意する必
要がなく、付着寸法精度を低下させる要因を排除してペ
ースト付着寸法を安定させることができる。
【0038】尚、部品押し込み,ペースト付着,部品移
動及び部品押し出しの工程を実施する際における作業単
位数(チップ部品数)は適宜増減可能であり、図示例の
ものよりも数を増加させればより高効率で外部電極形成
を行える。また、チップ部品を他の向きで保持させるよ
うにすれば、端部以外の側面等にも同様にして外部電極
を形成できる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、帯体によるチップ部品の保持,チップ部品の各
端部へのペースト付着及びペースト乾燥を帯体の移動過
程で連続的に行うことができるので、一連の流れの中で
外部電極形成を効率よく行ってコスト低減に貢献でき
る。また、従来のようにプレートを多数用意する必要が
なく、付着寸法精度を低下させる要因を排除してペース
ト付着寸法を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に好適な装置概略を示す図
【図2】帯体の部分斜視図とその要部断面図
【図3】帯体の貫通孔にその上面側からチップ部品を押
し込んでチップ部品の一端部を帯体下面側から突出させ
る工程を示す図
【図4】チップ部品を貫通孔で保持したまま帯体下面側
から突出するチップ部品の一端部に電極ペーストを付着
させる工程を示す図
【図5】チップ部品を貫通孔で保持したまま付着ペース
トを乾燥させる工程を示す図
【図6】ペースト乾燥後のチップ部品を貫通孔内で移動
させてチップ部品の他端部を帯体下面側から突出させる
工程を示す図
【図7】チップ部品を貫通孔で保持したまま帯体下面側
から突出するチップ部品の他端部に電極ペーストを付着
させる工程を示す図
【図8】チップ部品を貫通孔で保持したまま付着ペース
トを乾燥させる工程を示す図
【図9】ペースト乾燥後のチップ部品を貫通孔から押し
出す工程を示す図
【符号の説明】
1…帯体、1a…貫通孔、C…チップ部品、2,3…プ
ーリ、4…ホッパー、5…ガイドプレート、6…部品押
込機、7…部品押付機、8…ペースト塗布台、P…電極
ペースト、9…加熱炉、10…部品移動機、11…帯体
支持台、12…部品押付機、13…ペースト塗布台、P
…電極ペースト、14…加熱炉、15…部品押出機、1
6…帯体支持台、17…収納容器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品を弾性的に保持可能な多数の
    貫通孔を有する帯体を用いてチップ部品の対向部位に外
    部電極を形成する電子部品の外部電極形成方法であっ
    て、 帯体の貫通孔にその一面側からチップ部品を押し込んで
    チップ部品の一方の部位を帯体他面側から突出させる工
    程と、 チップ部品を貫通孔で保持したまま帯体他面側から突出
    するチップ部品の一方の部位に電極ペーストを付着させ
    る工程と、 チップ部品を貫通孔で保持したまま上記付着ペーストを
    乾燥させる工程と、 ペースト乾燥後のチップ部品を貫通孔内で移動させてチ
    ップ部品の他方の部位を帯体一面側から突出させる工程
    と、 チップ部品を貫通孔で保持したまま帯体一面側から突出
    するチップ部品の他方の部位に電極ペーストを付着させ
    る工程と、 チップ部品を貫通孔で保持したまま付着ペーストを乾燥
    させる工程と、 ペースト乾燥後のチップ部品を貫通孔から押し出す工程
    とを具備し、 上記一連の工程を帯体の移動過程で連続して行う、 ことを特徴とする電子部品の外部電極形成方法。
JP7171913A 1995-07-07 1995-07-07 電子部品の外部電極形成方法 Pending JPH0922846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7171913A JPH0922846A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 電子部品の外部電極形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7171913A JPH0922846A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 電子部品の外部電極形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0922846A true JPH0922846A (ja) 1997-01-21

Family

ID=15932162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7171913A Pending JPH0922846A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 電子部品の外部電極形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0922846A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007305665A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Sumida Corporation インダクタ
JP2008153310A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Shin Etsu Polymer Co Ltd 保持治具、電極形成装置及び電極形成方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007305665A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Sumida Corporation インダクタ
JP2008153310A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Shin Etsu Polymer Co Ltd 保持治具、電極形成装置及び電極形成方法
JP4662285B2 (ja) * 2006-12-14 2011-03-30 信越ポリマー株式会社 保持治具、電極形成装置及び電極形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210339963A1 (en) Paste coating apparatus
CN114451431B (zh) 一种高效型连续式饼干自动烘焙设备
US6209605B1 (en) Apparatus for applying an image to a spherical surface
JPH0922846A (ja) 電子部品の外部電極形成方法
KR100701205B1 (ko) 적층재 접합방법 및 그 장치
CN114497327A (zh) 一种高亮度色域MiniLED封装结构
JP3077903B2 (ja) 食品生地搬送方法及び装置
JP3049981B2 (ja) チップ部品の電極形成システム
JPH0922843A (ja) 電子部品の外部電極形成方法
US4598821A (en) Holder assembly for miniature electronic components and method of fabrication
CN214975441U (zh) 一种用于摄像头模组贴装的烘烤箱
JPH05136010A (ja) チツプ部品の電極形成装置
CN110918378A (zh) 一种用于led产品制作的点胶装置及其点胶方法
JPS63295242A (ja) タイヤビード部の潤滑剤塗布装置
JPH11258989A (ja) 塗り絵シート状品の製造方法
CN217737798U (zh) 一种豆腐干干燥装置
JPH07130946A (ja) リードフレームのベーク炉
KR200268574Y1 (ko) 비드 도장장치 및 그 도장 방법
JP2860888B2 (ja) 麺干掛け機及び麺の干掛け方法
CN206575758U (zh) 载具凸台
CN216396864U (zh) 一种通信原元件加工用表面涂胶设备
CN215104168U (zh) 一种布料高速涂胶成型装置
JPH0922850A (ja) 電子部品の外部電極形成方法
JP2897726B2 (ja) スタッキングコネクタおよびその製造方法
CN218227863U (zh) 一种uv塑料贴膜固化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020611