JP2007305665A - インダクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】インダクタの部品点数が増加することなく、簡単な作業でコア部材に端子を形成すること。
【解決手段】末端16a,16bが外周側から引き出されるようなアルファ巻きに巻回された巻線16と、巻線16の外側を囲う外壁を有するコア部材12,14と、を具備する基板実装型のインダクタ10において、両末端16a,16bのそれぞれをコア部材12,14から外側に引き出すための一対の引出溝を、外壁のうちの対向する面に設け、外壁において引出溝が設けられた部位に、両末端16a,16bのそれぞれを実装基板と電気的に接続するための端子部をディップ方式にて電極形成し、端子部に両末端16a,16bをそれぞれ接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話、パソコン、テレビ等の各種電子機器の電気回路に用いられるインダクタに関する。
従来から、コアの収納部に巻線を配置させ、該巻線の末端を該コアの内側から外側に引き出し、該コアの外側に設けられる端子に接続するタイプのインダクタが存在する。このようなタイプのインダクタとしては、例えば、特許文献1に開示されているものが知られている。
特許文献1に開示されているインダクタ80は、図13に示すように、2つのへそ付ポットコア81,81と、アルファ巻きに巻回された空芯コイル82と、接合端子83とから主に構成されている。2つのへそ付POTコア81,81は、その開口部同士が突き合わされ、該突き合わされたへそ付ポットコア81,81の内部空間に空芯コイル82が配置されている。また、へそ付ポットコア81,81が突き合わされ状態で、2つの接合端子83,83がへそ付ポットコア81,81のそれぞれに形成された端子係合凹部84,85に係合されている。そして、接続端子83,83には、へそ付ポットコア81,81の切欠部86,86から引き出された空芯コイルの82の末端87,87が電気的に接続されている。
特開2005−142459(図1、図2)
しかしながら、特許文献1に開示されているインダクタ80では、接合端子83は別部材として構成されている。このため、該接合端子83をへそ付ポットコア81,81の外側に取り付けなければならない。したがって、接合端子83,83をへそ付ポットコア81,81に固定するといった作業が必要とされ、製造工程が増加すると共に、部品点数が増加するといった問題がある。さらに、接合端子83,83がへそ付ポットコア81,81の外側に取り付けられるため、該接合端子83,83の大きさだけインダクタ80が大型化してしまうといった問題もある。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、部品点数が増加することなく、簡単な作業でコア部材に端子を形成することが可能で、小型のインダクタを提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、その両末端が外周側から引き出されるようなアルファ巻きに巻回された巻線と、巻線の外側を囲う外壁を有するコア部材と、を具備する基板実装型のインダクタにおいて、両末端のそれぞれをコア部材から外側に引き出すための一対の引出溝が、外壁のうちの対向する面に設けられ、外壁において引出溝が設けられた部位には、両末端のそれぞれを実装基板と電気的に接続するための端子部がディップ方式にて電極形成されており、端子部に両末端がそれぞれ接続されているものである。
このように構成した場合には、端子部はディップ方式で電極形成されている。このため、コア部材の一部分を銀ペースト等の槽に浸漬させ、乾燥・焼付け後、半田付けが可能な表面処理(メッキ等)を施すことにより端子部を形成することができる。したがって、端子部を別部材として設ける必要がなくなり、部品点数の削減を図ることが可能となる。また、巻線の末端の接合構造が単純化するため、製造工程の削減を図ることが可能となる。また、端子部は、ディップ方式により形成されるため、端子部は薄膜を構成する。したがって、端子部は、大きな体積を占有することがない。その結果、インダクタが大型化するのを防止できる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、コア部材は、外壁と、外壁に囲まれた内部空間の底面側に設けられた底面部と、底面部の略中央部に穿設された巻芯部と、を有する第1のコアと、第1のコアの開口部を塞ぐように配置される第2のコアと、を具備するものである。このように構成した場合には、巻線はコア部材によって覆われるため、巻線によって発生した磁束がコア部材の外部へ漏れるのを防止できる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、端子部のうち少なくとも両末端が接続されている部位には、端子部と両末端との接続を補強するための半田が施されているものである。このように構成した場合には、両末端を端子部に強固に固定することができる。そのため、端子部と両末端との接続をより確実なものとすることができる。
本発明によると、インダクタの部品点数が増加することなく、簡単な作業でコア部材に端子を形成することができ、加えてインダクタの小型化を図ることができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係るインダクタ10について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るインダクタ10の構成を示す分解斜視図であり、面実装されない面を上方にした状態を示す図である。図2は、第1のコアであるへそ付POTコア12の構成を示す斜視図である。図3は、へそ付POTコア12の平面図である。図4は、図3におけるへそ付POTコア12を矢示A方向から見た図である。なお、以下の説明において、図1〜図7、図11および図12に示す矢示X1方向を前方、矢示X2方向を後方、矢示Y1方向を左側、矢示Y2方向を右側、矢示Z1方向を上方および矢示Z2方向を下方とそれぞれ規定する。
インダクタ10は、面実装タイプのインダクタであり、図1に示すように、へそ付POTコア12と、第2のコアであるI型コア14と、アルファ巻きに巻回されたコイル16と、から主に構成されている。
図2および図3に示すように、へそ付POTコア12は、平板状の底面部17と、底面部17の前方および後方にそれぞれ立設される前方外壁18と後方外壁19と、底面部17の略中央に穿設される巻芯部26と、を有している。また、前方外壁18および後方外壁19の左右方向における略中央には、前方溝部20および後方溝部21がそれぞれ設けられている。前方溝部20および後方溝部21は、それぞれ対向するように設けられている。また、前方溝部20および後方溝部21の上下方向の深さは、底面部17の上面17aまで達している。そのため、前方外壁18は、前方溝部20によって、左側および右側に位置する2つの左前外壁22および右前外壁23に分割される。また、後方外壁19は、後方溝部21によって、左側および右側に位置する2つの左後外壁24および右後外壁25に分割される。へそ付POTコア12は、Ni−Zn系のフェライト等の磁性材から成る。ただし、へそ付POTコア12の材料として、例えば、パーマロイ、センダスト、鉄またはカルボニル等の磁性材を用いても良い。
底面部17は、上述したように、略長方形の平板状を有している。前方溝部20の存在により、底面部17の左斜め前方および右斜め前方の隅部近傍からは、それぞれ左前外壁22および右前外壁23が立設される形となっている。また、後方溝部21の存在により、底面部17の左斜め後方および右斜め後方の隅部近傍からは、それぞれ左後外壁24および右後外壁25が立設される形となっている。図3に示すように、左前外壁22および右前外壁23の左前端面28および右前端面29は、それぞれ底面部17の前底端面27よりやや前方に突出している。左後外壁24および右後外壁25の左後端面30および右後端面31は、それぞれ底面部17の後底端面32よりやや後方に突出している。右前外壁23の左斜め前方の角部には、右前端面29から前底端面27に至るよう上下方向に向かって逆L字状に切り欠かれた前切欠部33が形成されている。また、右後外壁25の左斜め後方の角部には、右後端面31から後底端面32に至るよう上下方向に向かって逆L字状に切り欠かれた後切欠部34が形成されている。左前外壁22および左後外壁24のそれぞれの左側の側面となる左前側面35および左後側面36は、それぞれ底面部17の左底端面37と同一平面上に形成されている。また、右前外壁23および右後外壁25のそれぞれの右側の側面となる右前側面39および右後側面40は、それぞれ底面部17の右底端面42と同一平面上に形成されている。
図3に示すように、各外壁22,23,24,25の内壁面44,46,48,50は、それぞれ底面部17の略中央を中心とする円と接するように、円弧状に湾曲した曲面形状を有している。左前外壁22の上端面51は、異なる高さを有する2つの平面である高端面51aと低端面51bを有している。高端面51aは、低端面51bよりも高い位置に形成されている。また、低端面51bは、高端面51aよりも前方側に形成されている。高端面51aと低端面51bとの境界には、それら51a,51bを連接するテーパ51cが形成されている。右前外壁23の上端面52は左前外壁22の上端面51と同様の構成をしており、高端面52a、低端面52bおよびテーパ52cを有する。左後外壁24の上端面53も、異なる高さを有する2つの平面である高端面53aと低端面53bを有している。高端面53aは、低端面53bよりも高い位置に形成されている。また、低端面53bは、高端面53aよりも後方側に形成されている。高端面53aと低端面53bとの境界には、それら53a,53bを連接するテーパ53cが形成されている。右後外壁25の上端面54は左後外壁24の上端面53と同様の構成をしており、高端面54a、低端面54bおよびテーパ54cを有する。
前後方向における左前外壁22と左後外壁24との間には、各外壁22,23,24,25によって囲まれる内部空間56から左側に向かって開口する左開口部57が形成されている。また、前後方向における右前外壁23と右後外壁25との間には、内部空間56から右側に向かって開口する右開口部58が形成されている。前方溝部20および後方溝部21は、それぞれ内部空間56からへそ付POTコア12の前方外側および後方外側に連通している。また、底面部17の略中央部には、上方に向かって突出する円柱形状を有する巻芯部26が設けられている。高端面51a,52a,53a,54aのそれぞれと巻芯部26の高さは同じ高さとなるように形成されている。また、前方溝部20および後方溝部21を中心とする一定の領域(図2〜図4の斜線部分)には、導電可能な薄膜からなる端子部64,65が形成されている。具体的には、端子部64は、それぞれへそ付POTコア12の左前端面28および右前端面29から低端面51b,52bとテーパ51c,52cとのそれぞれの境界部51d,52dにかけて該へそ付POTコア12の外周面に形成されている。また、端子部65は、左後端面30および右後端面31から低端面53b,54bとテーパ53c,54cとのそれぞれの境界部53d,54dにかけて該へそ付POTコア12の外周面に形成されている。
図1に示すように、I型コア14は、略長方形の平板状を有するコア部材である。また、I型コア14は、Ni−Zn系のフェライト等の磁性材からなる。ただし、I型コア14の材料として、例えば、パーマロイ、センダスト、鉄またはカルボニル等の磁性材を用いても良い。
図1に示すように、コイル16は、エナメル等の絶縁皮膜で覆われた導電性を有する平角線を幅広の面が内側を向くように、2層に渡ってアルファ巻きに巻回されている。この平角線の材料としては、銅のような導電性に優れた金属が好ましいが、ステンレス、鉄またはアルミニウム等の金属としても良い。コイル16の巻回方法は、一方の末端16aから内側に向かって時計回り方向に巻回し、ある程度巻回したら他方の末端16bを下層に移動させ、内側から外側に向かって時計回り方向に巻回する。すると、末端16aが、上層の巻回部分の外周から外側に向かって引き出されると共に、末端16bが、下層の巻回部分の外周から外側に向かって引き出された状態となる。図1に示すように、末端16a,16bは、共に右方に向かって折り曲げられている。また、末端16a,16bは、絶縁被膜に覆われておらず、外部と導電可能な状態となっている。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係るインダクタ10からI型コア14を外した状態を示す斜視図であり、面実装されない面を上方にした状態を示す図である。図6は、本発明の第1の実施の形態に係るインダクタ10の構成を示す斜視図であり、面実装されない面を上方にした状態を示す図である。図7は、図6におけるインダクタ10をB−B線で切断した断面を示す図である。
図5に示すように、空芯コイルとなるコイル16は、巻芯部26に挿入され、底面部17の上面17aに当接するように内部空間56内に配置される。末端16aは、後方溝部21を介して内部空間56からへそ付POTコア12の外側に引き出され、端子部65ともなる後切欠部34に接続される。末端16bは、前方溝部20を介して内部空間56からへそ付POTコア12の外側に引き出され、端子部64ともなる前切欠部33に接続される。末端16aは、コイル16の上層から引き出されているため、後方溝部21の溝の深さ方向における浅い位置(低端面53b,54b付近)から引き出される。一方、末端16bは、コイル16の下層から引き出されているため、前方溝部20の溝の深さ方向における深い位置(底面部17の上面17a付近)から引き出される。末端16aおよび末端16bのそれぞれは、後切欠部34の後方側の端面となる後切欠面34aおよび前切欠部33の前方側の端面となる前切欠面33aのそれぞれに熱圧着、溶接または半田等によって電気的に接続される。
図6に示すように、へそ付POTコア12の内部空間56にコイル16が配置された状態で、その上にI型コア14が配置される。I型コア14がへそ付POTコア12の上方に配置された状態では、I型コア14の下側の面は、巻芯部26の上端面26aおよび高端面51a,52a,53a,54aと接触する。なお、I型コア14は、上端面26aおよび高端面51a,52a,53a,54aとI型コア14の下側の面との間に接着剤を介在させて、へそ付POTコア12に固定される。また、I型コア14がへそ付POTコア12に固定された状態では、低端面51b,52b,53b,54bとI型コア14の下側の面との間にそれぞれ隙間が形成される。
図6において図示を省略したが、図7に示すように、後切欠部34および前切欠部33にそれぞれ接続された末端16aおよび末端16bの外側には、末端16aおよび末端16bの接続強度を増すための半田66a,66bが施されている。本実施の形態では、後切欠部34および前切欠部33の外側のみに半田66a,66bが施されているが、これに限定されることなく、後方溝部21および前方溝部20の内部から後切欠部34および前切欠部33の外側にかけて半田66a,66bを施すようにしても良い。また、このように半田66a,66bを施す場合、後方溝部21および前方溝部20を完全に埋めるように該半田66a,66bを施すようにしても良い。
次に、インダクタ10の製造方法について説明する。
図8は、へそ付POTコア12に端子部64,65を形成するための工程を説明するための概略図であり、(a)は、配置工程後の状態を示す図であり、(b)は、落とし工程を説明するための図であり、(c)は、第1の押し下げ工程を説明するための図である。図9は、へそ付POTコア12に端子部64,65を形成するための工程を説明するための概略図であり、(a)は、浸漬工程を説明するための図であり、(b)は、浸漬工程後のへそ付きPOTコア12を銀ペースト槽70lから取り出し、上下を逆さにした状態を示す図であり、(c)は、第2の押し下げ工程を説明するための図である。図10は、端子部64,65の構成を説明するための図である。
まず、へそ付POTコア12に端子部64および端子部65を形成する。これら端子部64,65を形成するために、まず、へそ付POTコア12を内部に配置させた箱状の箱型プレート70aの上方に金属製のメタルプレート70bを配置させ、さらに、その上方にシリコン製のシリコンプレート70cを配置させる(配置工程(図8(a)参照))。そして、配置工程により配置された、箱型プレート70a、メタルプレート70bおよびシリコンプレート70cを上下逆さにする(逆さ工程(図8(b)参照))。図8(b)に示すように、へそ付きPOTコア12は、その縦幅tの寸法が、横幅wの寸法より大きくなるように形成されている。メタルプレート70bには、箱型プレート70aに配置されるへそ付きPOTコア12の個数(図8中では3個)と対応する数の貫通孔70dが設けられている。貫通孔70dは、メタルプレート70bを貫通するように形成されており、該貫通孔70dの横幅は、へそ付きPOTコア12の横幅wよりもやや大きい。また、貫通孔70dの一方の開口部にはテーパが形成されている。シリコンプレート70cには、箱型プレート70aに配置されるへそ付きPOTコア12の個数(図8中では3個)と対応する数の貫通孔70eが設けられている。貫通孔70eは、シリコンプレート70cを貫通するように形成されており、該貫通孔70eの横幅は、へそ付きPOTコア12の横幅wよりも小さい。図8(b)の状態で、箱型プレート70a、メタルプレート70bおよびシリコンプレート70cの全体を横方向に振動させて、へそ付きPOTコア12を、長手方向に沿って貫通孔70dの内部に落とし込む(落とし工程)。貫通孔70dに形成されているテーパにより、へそ付きPOTコア12は貫通孔70dの内部に落ち易くなっている。貫通孔70eの横幅は、へそ付きPOTコア12の横幅wよりも小さいため、へそ付きPOTコア12は、シリコンプレート70cによって係止される。そのため、へそ付きPOTコア12は、貫通孔70dの内部に納まる。なお、へそ付きPOTコア12の縦幅tと横幅wの寸法を異なる大きさとしたのは、へそ付きPOTコア12を貫通孔70dに長手方向に沿って落とすためである。
へそ付きPOTコア12が貫通孔70dの内部へ落とし込まれた後、箱型プレート70aをメタルプレート70bおよびシリコンプレート70cから取り外し、メタルプレート70bの上方にピンプレス機70fを配置させる(図8(c)参照)。そして、ピンプレス機70fをメタルプレート70bの上面70gの上方から押し当てる。すると、ピンプレス機70fに設けられたピン70hが、ピンプレス機70fから下方に向かって突出し、メタルプレート70bにおける貫通孔70dの内部に落とし込まれたへそ付きPOTコア12が下方に向かって押し下げられる。へそ付きPOTコア12が押し下げられると、該へそ付きPOTコア12は、シリコンプレート70cの内部に圧入する。そして、へそ付きPOTコア12の下端70jがシリコンプレート70cの下面70kより下方に突出するまでピンプレス機70fを押し当てる(第1の押し下げ工程)。
ピンプレス機70fによって、へそ付きPOTコア12を押し下げた後、へそ付きPOTコア12の下端70jを銀ペースト槽70lに浸漬させる。具体的には、図9(a)に示すように、へそ付きPOTコア12が圧入しているシリコンプレート70cを、その下面70k側から銀ペースト槽70lに浸漬させる(浸漬工程)。なお、該浸漬工程では、へそ付POTコア12の前方側を、左前端面28および右前端面29から境界部51d,52dにかけて銀ペースト槽70lに浸漬させる。その後、へそ付きPOTコア12をシリコンプレート70cと共に銀ペースト槽70lから取り出し、上下を逆さにする。そして、へそ付きPOTコア12がシリコンプレート70cに圧入している状態で、下端70jに付着した銀ペーストを乾燥させる(乾燥工程(図9(b)参照))。なお、へそ付きPOTコア12をシリコンプレート70cから取り出し後、銀ペースト槽70lの内部には、次に行われる浸漬に備えて銀ペーストが補充される。
次に、シリコンプレート70cの上方に再度ピンプレス機70fを配置させ、シリコンプレート70cの上方側から該ピンプレス機70fを押し当てる。すると、シリコンプレート70cに圧入しているへそ付きPOTコア12が下方に向かって押し下げられ、シリコンプレート70cの上面70mから下方に突出する(第2の押し下げ工程)。その後、上述した浸漬工程および乾燥工程により、へそ付きPOTコア12の上面70mから突出した部分に銀ペーストを付着させる。なお、該浸漬工程では、へそ付POTコア12の後方側を、左後端面30および右後端面31から境界部53d,54dにかけて銀ペースト槽70に浸漬させる。
以上のような工程を経て、へそ付POTコア12の前方側および後方側の浸漬された部分に、銀層72が形成される(図10参照)。へそ付きPOTコア12には、境界部51d,52d,53d,54dが形成されているので、銀ペースト槽70に浸漬する位置が明確であり、作業効率を高めることができる。銀ペースト槽70における銀ペースト溶液の濃度は、へそ付POTコア12に銀ペーストが付着した際、前方溝部20および後方溝部21が銀層72で埋まらない程度の濃度に設定する。
次に、銀層72が形成されたへそ付POTコア12を焼成させる(焼成工程)。すると、銀層72の強度が増す。次に、へそ付POTコア12において銀層72が形成された部分を、ニッケルイオンを含むニッケルメッキ槽に浸漬させ、銀層72の表面にニッケル層73を形成させる(ニッケル層形成工程(図10参照))。該ニッケル層73は、端子部64,65に耐熱性を持たせ、該端子部64,65の電気的特性が劣化するのを抑制するために形成される。次に、へそ付POTコア12においてニッケル層73が形成された部分を、スズイオンを含むスズメッキ槽に浸漬させ、ニッケル層73の表面にスズ層74を形成させる(スズ層形成工程(図10参照))。該スズ層74は、半田接合の信頼性を表す濡れ性を向上させるために形成される。以上のような工程を経て端子部64,65がへそ付POTコア12に形成される(図10参照)。なお、銀層72を銀に限定されることなく、例えば、鉄等の密着強度を有する他の金属から形成するようにしても良い。また、ニッケル層73を、ニッケルに限定することなく、端子部64,65に耐熱性を持たせることが可能な他の金属から形成するようにしても良い。さらに、スズ層74を、スズに限定することなく、濡れ性を確保できる他の金属から形成するようにしても良い。
次に、コイル16を巻芯部26に挿入させて内部空間56内に配置させる。そして、コイル16の末端16aを、後方溝部21を介して内部空間56からへそ付POTコア12の外側に引き出すと共に、末端16bを、前方溝部20を介して内部空間56からへそ付POTコア12の外側に引き出す。そして、引き出された末端16a,16bを熱圧着、溶接または半田等によって、後切欠部34および前切欠部33に形成された端子部65,64に接続させる。
次に、I型コア14を、へそ付POTコア12の上方に、接着剤を介在させて固定する。そして、後切欠部34および前切欠部33にそれぞれ接続された末端16aおよび末端16bの外側に半田66a,66bを施す。半田66a,66bを施す方法は、特に限定されることはなく、鉛フリーをリフローしても良いし、クリーム半田を塗布するようにしても良い。
以上のように構成されたインダクタ10では、端子部64,65はへそ付POTコア12を銀ペースト槽70lに浸漬させるというディップ方式によって電極形成されている。このため、へそ付POTコア12には、浸漬工程、乾燥工程および焼成工程等の各工程後、ニッケル層形成工程およびスズ層形成工程を経ることで半田付けが可能な薄膜として端子部64,65を形成することができる。したがって、端子部を別部材として設ける必要がなくなり、部品点数を削減することが可能となる。さらに、端子部64,65は、薄膜の形態であるため、コイル16の末端16a,16bを半田に限らず熱圧着、溶接等によって接合することが可能となる。そのため、末端16a,16bの接合構造が単純化され、接続作業を容易、かつ迅速に行うことが可能となり、その結果、製造工程の削減を図ることができる。また、端子部64,65は薄膜の形態であるため、端子部64,65は、大きな体積を占有することがない。その結果、インダクタ10が大型化するのを防止できる。
また、インダクタ10では、I型コア14は、へそ付POTコア12の開口部を塞ぐように配置されている。このため、へそ付POTコア12と、巻芯部26と、I型コア14との間に閉磁路が形成される。したがって、コイル16によって発生した磁束がインダクタ10の外部へ漏れるのを防止できる。
また、インダクタ10では、後切欠部34および前切欠部33にそれぞれ接続された末端16aおよび末端16bの外側には、半田66a,66bが施されている。そのため、末端16a,16bを端子部65,64により強固に固定することができる。したがって、端子部65,64と末端16a,16bとの接続をより確実なものとすることができる。また、末端16a,16bの接続後に、半田66a,66bをさらに施すことができるため、末端16a,16bの接続を半田によって行う場合、接続のために初めに施す半田と補強用の半田66a,66bの量や粘性を互いに調節することによって、末端16a,16bの接続強度を段階的に調節することが可能となる。また、半田66a,66bの量を少なくすることによってコイル16の抵抗値を下げることも可能となる。
また、インダクタ10では、平角線をアルファ巻きに巻回されたコイル16が採用されているため、末端16a,16bをコイル16の外側に容易に引き出すことが可能となる。また、コイル16は平角線により構成されているため、丸線に比べて断面積が大きくなり、同じスペース内での占積率が向上する。その結果、コイル16の抵抗値を下げることが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係るインダクタ76について、図面を参照しながら説明する。なお、第2の実施の形態に係るインダクタ76において、第1の実施の形態と共通する部分については、同一の符号を付すと共にその説明を省略または簡略化する。
図11は、本発明の第2の実施の形態に係るインダクタ76の構成を示す分解斜視図であり、面実装されない面を上方にした状態を示す図である。図12は、本発明の第2の実施の形態に係るインダクタ76を、図6におけるB−B線と同様の線で切断した断面を示す図である。
インダクタ76は、面実装タイプのインダクタであり、図11に示すように、へそ付POTコア12と、I型コア14と、丸線をアルファ巻きに巻回したコイル77と、から主に構成されている。
図11に示すように、コイル77は、エナメル等の絶縁皮膜で覆われた導電性を有する丸線が、多層に渡ってアルファ巻きに巻回されている。この丸線の材料としては、銅のような導電性に優れた金属が好ましいが、ステンレス、鉄またはアルミニウム等の金属としても良い。コイル77の巻回方法は、一方の末端77aから内側に向かって時計回り方向に巻回し、ある程度巻回したら他方の末端77bを下層に移動させ、内側から外側に向かって時計回り方向に巻回する。さらに、末端77bを外側まで巻回した後、末端77bを下層に移動させ、外側から内側に向かって時計回り方向に巻回する。このような巻回を多層に渡って繰り返す。すると、末端77aが、上層の巻回部分の外周から外側に向かって引き出されると共に、末端77bが、下層の巻回部分の外周から外側に向かって引き出された状態となる。図11に示すように、末端77a,77bは、共に右方に向かって折り曲げられている。また、末端77a,77bは、絶縁被膜に覆われておらず、外部と導電可能な状態となっている。
アルファ巻きに巻回された空芯コイルとなるコイル77は、巻芯部26に挿入され、底面部17の上面17aに当接するように内部空間56内に配置される。末端77aは、後方溝部21を介して内部空間56からへそ付POTコア12の外側に引き出され、端子部65ともなる後切欠部34に接続される。末端77bは、前方溝部20を介して内部空間56からへそ付POTコア12の外側に引き出され、端子部64ともなる前切欠部33に接続される。末端77aは、コイル77の上層から引き出されているため、後方溝部21の溝の深さ方向における浅い位置から引き出される。一方、末端77bは、コイル77の下層から引き出されているため、前方溝部20の溝の深さ方向における深い位置から引き出される。末端77aおよび末端77bのそれぞれは、後切欠部34の後方側の端面となる後切欠面34aおよび前切欠部33の前方側の端面となる前切欠面33aのそれぞれに熱圧着、溶接または半田等によって電気的に接続される。また、へそ付POTコア12の内部空間56にコイル77が配置された状態で、その上にI型コア14が配置される。なお、I型コア14は、接着剤を介在させることにより、へそ付POTコア12に固定される。
図12に示すように、後切欠部34および前切欠部33にそれぞれ接続された末端77aおよび末端77bの外側には、末端77aおよび末端77bの接続強度を増すための半田78a,78bが施されている。本実施の形態では、後切欠部34および前切欠部33の外側のみに半田78a,78bが施されているが、これに限定されることなく、後方溝部21および前方溝部20の内部から後切欠部34および前切欠部33の外側にかけて半田78a,78bを施すようにしても良い。また、このように半田78a,78bを施す場合、後方溝部21および前方溝部20を完全に埋めるように該半田78a,78bを施すようにしても良い。
以上のように構成されたインダクタ76では、端子部64,65はへそ付POTコア12を銀ペースト槽70lに浸漬させるというディップ方式によって電極形成されている。このため、端子部64,65をへそ付POTコア12に半田付けが可能な薄膜として形成することができる。したがって、端子部を別部材として設ける必要がなくなり、部品点数を削減することが可能となる。さらに、端子部64,65は、薄膜の形態であるため、コイル77の末端77a,77bを半田に限らず熱圧着、溶接等によって接合することが可能となる。そのため、末端77a,77bの接合構造が単純化され、接続作業を容易、かつ迅速に行うことが可能となり、その結果、製造工程の削減を図ることができる。また、端子部64,65は薄膜の形態であるため、端子部64,65は、大きな体積を占有することがない。その結果、インダクタ76が大型化するのを防止できる。
また、インダクタ76では、後切欠部34および前切欠部33にそれぞれ接続された末端77aおよび末端77bの外側には、半田78a,78bが施されている。そのため、末端77a,77bを端子部65,64により強固に固定することができる。したがって、端子部65,64と末端77a,77bとの接続をより確実なものとすることができる。また、末端77a,77bの接続後に、半田78a,78bをさらに施すことができるため、末端77a,77bの接続を半田によって行う場合、接続のために初めに施す半田と補強用の半田78a,78bの量や粘性を互いに調節することによって、末端77a,77bの接続強度を段階的に調節することが可能となる。また、半田78a,78bの量を少なくすることによってコイル77の抵抗値を下げることも可能となる。
また、インダクタ76では、丸線をアルファ巻きに巻回されたコイル77が採用されているため、末端77a,77bをコイル77の外側に容易に引き出すことが可能となる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上述の形態に限定されることなく、種々変形した形態にて実施可能である。
上述の各実施の形態では、へそ付POTコア12の下面75は水平な面となっているが、これに限定されることなく、例えば、下面75において各外壁22,23,24,25と相対する位置に下方に突出する段部を設け、該段部を端子部64,65の一部としても良い。このようにすることで、へそ付POTコア12と実装基板との電気的な接続を確実に行うことができる。
また、上述の各実施の形態では、へそ付POTコア12の外形は、平面が略長方形の略直方体の形状を有しているが、この形状に限定されることなく、その平面形状を六角形や八角形等の他の形状としても良い。この場合、I型コア14の平面形状をこれらの平面形状と対応させるのが好ましい。なお、ディップ方式を採用していることを考慮すると、製造上、へそ付POTコア12の外形の縦横比が1:1のものは除かれる。
また、上述の各実施の形態では、左前外壁22と左後外壁24との間および右前外壁23と右後外壁25との間には、それぞれ左開口部57および右開口部58が設けられているが、これらの開口部57,58を設けなくても良い。
また、上述の各実施の形態では、前方溝部20と後方溝部21の深さは同じ深さとされているが、これらの深さを末端16a,16b,77a,77bの引き出し位置と対応させるような異なる深さとしても良い。
また、上述の各実施の形態では、コア部材は、へそ付POTコア12とI型コア14とから構成されているが、これに限定されることなく、ドラム型コアとリングコア、またはPOTコアとT型コア等の他の形状を有するコアを組み合わせることにより構成するようにしても良い。
また、上述の各実施の形態では、コイル16,77は、外側から内側に向かって時計回り方向に巻回されているが、これらを外側から内側に向かって反時計回り方向に巻回するようにしても良い。
また、上述の各実施の形態では、端子部64,65は、図2〜図4の斜線部分に示す領域に形成されているが、これらの領域に限定されることはなく、例えば、右前外壁23および右後外壁25の所定の領域等、末端16a,16b,77a,77bが実装基板と導電可能となるような他の領域に形成するようにしても良い。
本発明のインダクタは、携帯電話、パソコン、テレビ等の各種電気機器において利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るインダクタの構成を示す分解斜視図であり、面実装されない面を上方にした状態を示す図である。 図1中のへそ付POTコアの構成を示す斜視図である。 図1中のへそ付POTコアの平面図である。 図3におけるへそ付POTコアを矢示A方向から見た図である。 本発明の第1の実施の形態に係るインダクタからI型コアを外した状態を示す斜視図であり、面実装されない面を上方にした状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るインダクタの構成を示す斜視図であり、面実装されない面を上方にした状態を示す図である。 図6におけるインダクタをB−B線で切断した断面を示す図である。 へそ付POTコアに端子部を形成するための工程を説明するための概略図であり、(a)は、配置工程後の状態を示す図であり、(b)は、落とし工程を説明するための図であり、(c)は、第1の押し下げ工程を説明するための図である。 へそ付POTコアに端子部を形成するための工程を説明するための概略図であり、(a)は、浸漬工程を説明するための図であり、(b)は、浸漬工程後のへそ付きPOTコアを銀ペースト槽から取り出し、上下を逆さにした状態を示す図であり、(c)は、第2の押し下げ工程を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係るインダクタにおける端子部の構成を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインダクタの構成を示す分解斜視図であり、面実装されない面を上方にした状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインダクタを、図6のB−B線と同様の線で切断した断面を示す図である。 従来のインダクタの構成を示す図である。
符号の説明
10,76…インダクタ
12…へそ付POTコア(第1のコア部材、コア部材の一部)
14…I型コア(第2のコア部材、コア部材の一部)
16,77…コイル(巻線に相当)
16a,77a…末端
16b,77b…末端
17…底面部
18…前方外壁(外壁の一部)
19…後方外壁(外壁の一部)
20…前方溝部(引出溝に相当)
21…後方溝部(引出溝に相当)
26…巻芯部
56…内部空間
64…端子部
65…端子部
66a,78a…半田
66b,78b…半田

Claims (3)

  1. その両末端が外周側から引き出されるようなアルファ巻きに巻回された巻線と、
    上記巻線の外側を囲う外壁を有するコア部材と、
    を具備する基板実装型のインダクタにおいて、
    上記両末端のそれぞれを上記コア部材から外側に引き出すための一対の引出溝が、上記外壁のうちの対向する面に設けられ、
    上記外壁において上記引出溝が設けられた部位には、上記両末端のそれぞれを実装基板と電気的に接続するための端子部がディップ方式にて電極形成されており、上記端子部に上記両末端がそれぞれ接続されていることを特徴とするインダクタ。
  2. 前記コア部材は、
    前記外壁と、前記外壁に囲まれた内部空間の底面側に設けられた底面部と、上記底面部の略中央部に穿設された巻芯部と、を有する第1のコアと、
    上記第1のコアの開口部を塞ぐように配置される第2のコアと、
    を具備することを特徴とする請求項1記載のインダクタ。
  3. 前記端子部のうち少なくとも前記両末端が接続されている部位には、前記端子部と前記両末端との接続を補強するための半田が施されていることを特徴とする請求項1または2記載のインダクタ。
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