JPH09227537A - シドノンイミン誘導体 - Google Patents
シドノンイミン誘導体Info
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- JPH09227537A JPH09227537A JP32751496A JP32751496A JPH09227537A JP H09227537 A JPH09227537 A JP H09227537A JP 32751496 A JP32751496 A JP 32751496A JP 32751496 A JP32751496 A JP 32751496A JP H09227537 A JPH09227537 A JP H09227537A
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Abstract
ルキルを示す。Aはメチレン基を示し、Xは硫黄原子を
示し、R1はベンゾイル基を示す。R2は、−N
(R3)R4(ここで、R3はメチル基を示し、R4は
置換基を有していてもよいアルキル基等を示す。)また
は一般式(2) {式中、R5、R6は水素原子を示し、Yは一般式
(3) (式中、R4は前記と同じ意味を示す。)を示す。}を
示す。]で示される化合物または医薬として許容される
その塩。 【効果】 上記一般式(1)で示される化合物または医
薬として許容されるその塩は、血管拡張作用、心筋保護
作用、血小板凝集抑制作用等を有し、狭心症治療薬等の
医薬として有用である。
Description
筋保護作用、血小板凝集抑制作用等を示し、医薬として
有用な、新規シドノンイミン誘導体に関するものであ
る。
酸剤が広く用いられている。これらは、一般にNO d
onorと称され、その主要な薬理効果は太い冠動脈の
拡張である。そのメカニズムは生体内で一酸化窒素を発
生し、引き続いて生じるcGMPレベルの上昇により、
血管弛緩作用を発現するものである。
ンイミン誘導体が知られている。例えば、特公昭45−
6265号、特公昭46−10855号、特公昭47−
34701号、特開昭48−32890号、特公昭53
−7433号、特開昭56−25174号、特開昭57
−158768号、特開昭58−59977号、特開昭
59−98076号、特開昭62−73号、特開昭62
−22775号、特開昭63−201177号、特開平
1−106881号、特開平2−32069号、特開平
2−36180号、特開平2−178275号、特開平
3−44391号、特開平3−128367号、特開平
3−178975号、特開平4−226978号、特開
平4−244071号、特開平4−273873号、特
開平4−312581号、特開平6−128156号、
WO93/18767号、欧州特許655450号、米
国特許3833589号、米国特許4371539号、
独国特許1813752号、独国特許1942854
号、スペイン特許547310号、スペイン特許547
311号等の公報には様々なシドノンイミン誘導体が開
示されている。これらの化合物もNO donorであ
る。
小板凝集抑制作用によって、狭心症悪化により生ずる心
筋梗塞発作を予防するとともに、心筋保護作用によっ
て、心筋梗塞発作後の予後を改善し延命率の改善を図る
試みが注目されている。狭心症治療薬であるモルシドミ
ンをはじめとするシドノンイミン誘導体が、心筋保護作
用を有することが報告されている(The Journ
al of Pharmacology and Ex
perimental Therapeutics,2
60(2),668,1992;Journal of
Cardiovascular Pharmacol
ogy,25(3),24,1995、等)。しかしな
がら、その作用は満足出来るものではなく、より強力な
心筋保護作用が求められている。
409が血小板凝集抑制作用を有することが報告されて
いる(British Journal of Pha
rmacology,113,385,1994;Eu
ropean Journal of Pharmac
ology,272,39,1995等)。しかしなが
ら、その作用は満足出来るものではなく、より強力な血
小板凝集抑制作用が求められている。
拡張作用、心筋保護作用、血小板凝集抑制作用等を有す
る、狭心症治療薬等の医薬として有用なシドノンイミン
誘導体を提供することである。
管拡張作用、血小板凝集抑制作用、および心筋保護作用
を有する化合物の開発を目的として鋭意研究を重ねた結
果、一般式(1)で表されるシドノンイミン誘導体が、
当初の目的を達成し、医薬として有用であることを見い
だし、この知見に基づいて本発明を完成させた。
12のアリール基によって、または、アルキル部分が炭
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるア
ルキルカルボニルアミノ基によって置換されていてもよ
い、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキレン基
を示す。Xは、S(O)n(n=0、1または2);ま
たは、直接結合を示す。
び(または)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖または分枝
鎖状のアルキル基によって、および(または)1〜3個
の炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルコキシ基に
よって、および(または)1〜3個のハロゲン原子によ
って、および(または)1または2個のニトロ基によっ
てモノ−、ジ−、トリ−置換されていてもよい、炭素数
6〜12のアリール基;アリール部分が、ハロゲン原子
によって置換されていてもよい1〜3個の炭素数1〜6
の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって、および
(または)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖
状のアルコキシ基によって、および(または)1〜3個
のハロゲン原子によってモノ−、ジ−、トリ−置換され
ていてもよい炭素数6〜12のアリール基である、アリ
ールカルボニル基;アルキル部分が炭素数1〜6の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカルボニル
基;炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;
アリール部分が置換基を有していてもよい炭素数6〜1
2のアリール基であって、アルキレン部分が炭素数1〜
2のアルキレン基である、アラルキルオキシカルボニル
基;シクロアルキル部分が置換基を有していてもよい炭
素数3〜6のシクロアルキル基であるシクロアルキルカ
ルボニル基;アリール部分が置換基を有していてもよい
炭素数6〜12のアリール基であるアリールカルバモイ
ル基;アルキル部分が直鎖または分枝鎖状の炭素数1〜
6のアルキル基であるアルキルカルバモイル基;また
は、−CO−R14、を示す。ここで、R14は、置換
基を有していてもよい単環式ヘテロ環;または、水酸基
によって、及び(または)炭素数1〜6の直鎖または分
枝鎖状のアルキル基によって置換されていてもよい二環
式ヘテロ環、を示す。};置換基を有していてもよい単
環式ヘテロ環;水酸基によって、及び(または)炭素数
1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって置換
されていてもよい二環式ヘテロ環;または、置換基を有
していてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル基、を示
す。
直鎖または分枝鎖状のアルキル基、を示す。R4は、水
素原子;置換基を有していてもよい炭素数1〜6の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよ
い炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖状のアルケニル基;
置換基を有していてもよい炭素数2〜6の直鎖または分
枝鎖状のアルキニル基;置換基を有していてもよい炭素
数6〜12のアリール基;置換基を有していてもよい炭
素数3〜6のシクロアルキル基;または、−CO−
R7、を示す。ここで、R7は、置換基を有していても
よい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;
置換基を有していてもよい炭素数1〜6の直鎖または分
枝鎖状のアルコキシ基;置換基を有していてもよい単環
式ヘテロ環;または、置換基を有していてもよい二環式
ヘテロ環、を示す。);または、一般式(2)
て、水素原子;または、炭素数1〜6の直鎖または分枝
鎖状のアルキル基、を示す。Yは、酸素原子;S(O)
n(n=0、1または2);一般式(3)
ていてもよい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアル
キル基;置換基を有していてもよい炭素数2〜6の直鎖
または分枝鎖状のアルケニル基;置換基を有していても
よい炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキニル
基;置換基を有していてもよい炭素数6〜12のアリー
ル基;置換基を有していてもよい炭素数3〜6のシクロ
アルキル基;または、−CO−R7、を示す。ここで、
R7は、置換基を有していてもよい炭素数1〜6の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよ
い炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルコキシ基;
置換基を有していてもよい単環式ヘテロ環;または、置
換基を有していてもよい二環式ヘテロ環、を示す。);
または、一般式(4)
数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基を示す。R
9は、水素原子;水酸基;チオール基;アルキル部分が
炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基である
アルキルカルボニルチオ基;アルキル部分が炭素数1〜
6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカ
ルボニルオキシ基;アリール部分が炭素数6〜12のア
リール基であるアリールカルボニルチオ基;アリール部
分が炭素数6〜12のアリール基であるアリールカルボ
ニルオキシ基;または、炭素数1〜6の直鎖または分枝
鎖状のアルキル基、を示す。)を示す。}を示す。]で
示される化合物または医薬として許容されるその塩を提
供するものである。
いて、炭素数1〜6の直鎖または分枝状のアルキレン基
としては、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、ジメチルメチレン基、トリメチレン基、テトラメ
チレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、−C
(CH3)2−CH2−基、などが挙げられる。
キル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル
基、s−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n
−ヘキシル基などが挙げられる。
ルケニル基またはアルキニル基としては、例えば、ビニ
ル基、エチニル基、アリル基、i−プロペニル基、2−
プロピニル基などが挙げられる。
コキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ
基、t−ブトキシ基などが挙げられる。
クロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基、を示す。
分枝鎖状のアルキル基である、アルキルカルボニル基ま
たはアルキルカルボニルチオ基またはアルキルカルボニ
ルオキシ基またはアルキルカルボニルアミノ基またはア
ルキルカルバモイル基とは、前記の炭素数1〜6の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基を有する、すべての、アル
キルカルボニル基またはアルキルカルボニルチオ基また
はアルキルカルボニルオキシ基またはアルキルカルボニ
ルアミノ基またはアルキルカルバモイル基を示し、例え
ば、アセチル基、ピバロイル基、アセチルチオ基、アセ
トキシ基、アセチルアミノ基、エチルカルバモイル基、
t−ブチルカルバモイル基などが挙げられる。
ヨウ素原子、フッ素原子を示す。炭素数6〜12のアリ
ール基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基など
が挙げられる。
基である、アリールカルボニル基またはアリールカルボ
ニルチオ基またはアリールカルボニルオキシ基またはア
ラルキルオキシカルボニル基またはアリールカルバモイ
ル基とは、前記の炭素数6〜12のアリール基を有す
る、すべての、アリールカルボニル基またはアリールカ
ルボニルチオ基またはアリールカルボニルオキシ基また
はアラルキルオキシカルボニル基またはアリールカルバ
モイル基を示し、例えば、ベンゾイル基、ベンゾイルチ
オ基、ベンゾイルオキシ基、ベンジルオキシカルボニル
基、フェニルカルバモイル基などが挙げられる。
炭素数6〜12のアリール基における置換基としては、
例えば、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルコキ
シ基などが挙げられる。
直鎖または分枝鎖状の、アルキル基またはアルコキシ
基、または置換基を有していてもよい炭素数3〜6のシ
クロアルキル基、または置換基を有していてもよい炭素
数2〜6の直鎖または分枝鎖状の、アルケニル基または
アルキニル基の、置換基としては、例えば、水酸基、ハ
ロゲン原子、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアル
コキシ基、置換基を有していてもよいアリール基、置換
基を有していてもよい、アリールチオ基またはアリール
オキシ基、アリールカルボニルチオ基、アリールカルボ
ニルオキシ基、アルキルカルボニルチオ基、アルキルカ
ルボニルオキシ基、アリールカルボニル基、アルキルカ
ルボニル基、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアル
キル基で置換されているシロキシ基、テトラヒドロピラ
ニルオキシ基、ベンジルオキシ基、2−(メトキシ)エ
トキシ基、2−(トリメチルシリル)エトキシ基などが
挙げられる。
または置換基を有していてもよい二環式ヘテロ環の、置
換基としては、例えば、水酸基、オキソ基、ニトロ基、
シアノ基、トリフルオロメチル基、置換基を有していて
もよい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル
基、異項原子として酸素原子または硫黄原子を含む複素
環などが挙げられる。
によって、または、アルキル部分が炭素数1〜3の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカルボニル
アミノ基によって置換されていてもよい、炭素数1〜4
の直鎖または分枝鎖状のアルキレン基が好ましく、フェ
ニル基によって、または、アルキル部分が炭素数1〜3
の直鎖状のアルキル基であるアルキルカルボニルアミノ
基によって置換されていてもよい、炭素数1〜4の直鎖
または分枝鎖状のアルキレン基がさらに好ましく、特
に、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、プロピ
レン基、ベンジルエチレン基、アセチルアミノエチレン
基;または、−C(CH3)2−CH2−基が好まし
い。
て、n=0)または直接結合が好ましい。
て、および(または)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖ま
たは分枝鎖状のアルキル基によって、および(または)
1〜3個の炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルコ
キシ基によって、および(または)1〜3個のハロゲン
原子によって、および(または)1または2個のニトロ
基によってモノ−、ジ−、トリ−置換されていてもよ
い、炭素数6〜12のアリール基としては、1〜3個の
水酸基によって、および(または)1〜3個の炭素数1
〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって、およ
び(または)1〜3個の炭素数1〜3の直鎖または分枝
鎖状のアルコキシ基によってモノ−、ジ−、トリ−置換
されていてもよいフェニル基が好ましく、1個の水酸基
によって、および(または)1または2個の炭素数1〜
4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって、および
(または)1〜3個の炭素数1または2のアルコキシ基
によってモノ−、ジ−、トリ−置換されているフェニル
基がさらに好ましく、特に、1個の水酸基によって、お
よび(または)1または2個のt−ブチル基によって、
および(または)1〜3個のメトキシ基によってモノ
−、ジ−、トリ−置換されているフェニル基が好まし
い。
原子で置換されていてもよい1〜3個の炭素数1〜6の
直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって、および(ま
たは)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状の
アルコキシ基によって、および(または)1〜3個のハ
ロゲン原子によってモノ−、ジ−、トリ−置換されてい
てもよい炭素数6〜12のアリール基であるアリールカ
ルボニル基としては、ハロゲン原子によって置換されて
いてもよい1〜3個の炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖
状のアルキル基によって、および(または)1〜3個の
炭素数1〜3の直鎖または分枝鎖状のアルコキシ基によ
って、および(または)1〜3個のハロゲン原子によっ
てモノ−、ジ−、トリ−置換されていてもよいベンゾイ
ル基が好ましく、ハロゲン原子で置換されていてもよい
1または2個の炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のア
ルキル基によって、および(または)1〜3個の炭素数
1または2の直鎖または分枝鎖状のアルコキシ基によっ
て、および(または)1〜3個のハロゲン原子によって
モノ−、ジ−、トリ−置換されていてもよい、ベンゾイ
ル基がさらに好ましく、特に、1または2個のメチル基
によって、および(または)1個のトリフルオロメチル
基によって、および(または)1〜3個のメトキシ基に
よって、および(または)ハロゲン原子によってモノ
−、ジ−、トリ−置換されていてもよいベンゾイル基が
好ましい。
の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカル
ボニル基としては、アルキル部分が炭素数1〜4の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカルボニル
基が好ましく、特に、アセチル基、ピバロイル基が好ま
しい。
分枝鎖状のアルキル基としては、炭素数1〜3の直鎖ま
たは分枝鎖状のアルキル基が好ましく、メチル基、エチ
ル基がさらに好ましく、特に、メチル基が好ましい。
していてもよい炭素数6〜12のアリール基であって、
アルキレン部分が炭素数1〜2のアルキレン基である、
アラルキルオキシカルボニル基としては、アリール部分
が炭素数6〜12のアリール基であって、アルキレン部
分が炭素数1〜2のアルキレン基である、アラルキルオ
キシカルボニル基が好ましく、特に、ベンジルオキシカ
ルボニル基が好ましい。
基を有していてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル基
であるシクロアルキルカルボニル基としては、シクロア
ルキル部分が炭素数3〜6のシクロアルキル基であるシ
クロアルキルカルボニル基が好ましく、特に、シクロヘ
キサンカルボニル基が好ましい。
していてもよい炭素数6〜12のアリール基であるアリ
ールカルバモイル基としては、アリール部分が炭素数6
〜12のアリール基であるアリールカルバモイル基が好
ましく、特に、フェニルカルバモイル基が好ましい。
分枝鎖状の炭素数1〜6のアルキル基であるアルキルカ
ルバモイル基としては、アルキル部分が直鎖または分枝
鎖状の炭素数1〜4のアルキル基であるアルキルカルバ
モイル基が好ましく、特に、エチルカルバモイル基、t
−ブチルカルバモイル基が好ましい。
下のR14の説明から導かれるものが好ましい。
例えば、ピリジン環、ピロール環、ピラン環、フラン
環、チオフェン環、モルホリン環、オキソチアゾリジン
環などが挙げられる。
単環式ヘテロ環の置換基としては、例えば、水酸基、オ
キソ基、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、
置換基を有していてもよい炭素数1〜6の直鎖または分
枝鎖状のアルキル基、異項原子として酸素原子または硫
黄原子を含む複素環などが挙げられる。
例えば、3,4−ジヒドロベンゾピラン環、2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン環、キノリン環、プリン環などが挙
げられる。
(または)炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキ
ル基によって置換されていてもよい二環式ヘテロ環とし
ては、水酸基によって、及び(または)炭素数1〜4の
直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって置換されてい
る二環式ヘテロ環が好ましく、水酸基によって、及び
(または)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキ
ル基によって置換されている、異項原子として酸素原子
を含む二環式ヘテロ環がさらに好ましく、特に、1個の
水酸基によって、および(または)4個のメチル基によ
って置換されている3,4−ジヒドロベンゾピラン環が
好ましい。
4−ヒドロキシフェニル基、3,4,5−トリメトキシ
フェニル基、ベンゾイル基、2,6−ジメチルベンゾイ
ル基、4−フルオロベンゾイル基、4−メトキシベンゾ
イル基、4−トリフルオロメチルベンゾイル基、2,6
−ジクロロベンゾイル基、2,6−ジフルオロベンゾイ
ル基、2,6−ジメトキシベンゾイル基、アセチル基、
ピバロイル基、ベンジルオキシカルボニル基、シクロヘ
キサンカルボニル基、フェニルカルバモイル基、エチル
カルバモイル基、t−ブチルカルバモイル基が好まし
く、特に、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル基、3,4,5−トリメトキシフェニル基、ベン
ゾイル基、2,6−ジメチルベンゾイル基、アセチル
基、ピバロイル基、フェニルカルバモイル基、エチルカ
ルバモイル基が好ましい。
式ヘテロ環(ただし、R14における置換基を有してい
てもよい単環式ヘテロ環を除く。)としては、オキソ基
を有していてもよい、異項原子として窒素原子および
(または)硫黄原子および(または)酸素原子を含む、
単環式ヘテロ5または6員環が好ましく、オキソ基を有
していてもよい、異項原子として窒素原子および(また
は)硫黄原子を含む、単環式ヘテロ5員環がさらに好ま
しく、特に、オキソチアゾリジン環が好ましい。
は)炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基に
よって置換されていてもよい二環式ヘテロ環{ただし、
R14における、水酸基によって、及び(または)炭素
数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって置
換されていてもよい二環式ヘテロ環を除く。}として
は、水酸基によって、および(または)炭素数1〜4の
直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって置換されてい
る、異項原子として酸素を含む二環式ヘテロ環が好まし
く、特に、1個の水酸基によって、および(または)4
個のメチル基によって置換されている3,4−ジヒドロ
ベンゾピラン環が好ましい。
素数3〜6のシクロアルキル基(ただし、R1における
置換基を有していてもよいシクロアルキル基を除く。)
としては、置換基を有していてもよい炭素数4〜6のシ
クロアルキル基が好ましく、炭素数4〜6のシクロアル
キル基がさらに好ましく、特に、シクロヘキシル基が好
ましい。
キル基が好ましく、炭素数1〜3の直鎖のアルキル基が
さらに好ましく、特に、メチル基が好ましい。
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基として
は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖また
は分枝鎖状のアルキル基が好ましく、メチル基、エチル
基、イソプロピル基、ベンジル基、2−ヒドロキシエチ
ル基、2−クロロエチル基、2,2,2−トリフルオロ
エチル基、(3,4,5−トリメトキシフェニル)メチ
ル基、2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エチ
ル基、(3,4−ジメトキシフェニル)メチル基、2−
(アセチルチオ)エチル基、2−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニルチオ)エチル基、2−
(ベンゾイルチオ)エチル基、ベンジル基、(2,3,
4−トリメトキシフェニル)メチル基がさらに好まし
く、特に、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ベン
ジル基、2−ヒドロキシエチル基、2−クロロエチル
基、(3,4,5−トリメトキシフェニル)メチル基、
2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エチル基、
(3,4−ジメトキシフェニル)メチル基、2−(アセ
チルチオ)エチル基、2−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニルチオ)エチル基、2−(ベンゾ
イルチオ)エチル基、(2,3,4−トリメトキシフェ
ニル)メチル基が好ましい。
素数2〜6の直鎖または分枝鎖状の、アルケニル基また
はアルキニル基としては、置換基を有していてもよい炭
素数2〜4の直鎖または分枝鎖状のアルケニル基が好ま
しく、アリル基がさらに好ましい。
素数6〜12のアリール基としては、置換基を有してい
てもよいフェニル基が好ましく、フェニル基、2−メト
キシフェニル基がさらに好ましく、特に、2−メトキシ
フェニル基が好ましい。
素数3〜6のシクロアルキル基としては、炭素数3〜6
のシクロアルキル基が好ましく、炭素数4〜6のシクロ
アルキル基がさらに好ましく、特に、シクロペンチル基
が好ましい。
のR7の説明から導かれるものが好ましい。
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基として
は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖また
は分枝鎖状のアルキル基が好ましく、特に、(3,4,
5−トリメトキシフェニル)メチル基、(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)メチル基、
1−((アセチルチオ)メチル)エチル基、1−((ベ
ンゾイルチオ)メチル)エチル基、(アセチルチオ)メ
チル基、(ベンゾイルチオ)メチル基が好ましい。
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルコキシ基として
は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖また
は分枝鎖状のアルコキシ基が好ましく、ベンジルオキシ
基がさらに好ましい。
環式ヘテロ環としては、オキソチアゾリジン環が好まし
い。
環式ヘテロ環としては、一般式(5)
は異なって、水素原子、炭素数1〜6の直鎖または分枝
鎖状のアルコキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜
6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基、ハロゲン原子、
または一緒になって酸素原子もしくは硫黄原子を含む複
素環を示す。R12はニトロ基、シアノ基、トリフルオ
ロメチル基を示す。)
ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−4−
イル基、6−シアノ−2,2−ジメチル−2H−1−ベ
ンゾピラン−4−イル基が好ましい。
しては、(3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチ
ル基、(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニルチオ)アセチル基、3−(アセチルチオ)イソブチ
リル基、3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル基、(ア
セチルチオ)アセチル基、(ベンゾイルチオ)アセチル
基、2−オキソ−4−チアゾリンカルボニル基、2,2
−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−4
−カルボニル基、6−シアノ−2,2−ジメチル−2H
−1−ベンゾピラン−4−カルボニル基、ベンジルオキ
シカルボニル基が好ましく、特に、(3,4,5−トリ
メトキシフェニル)アセチル基、(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル基、3−
(アセチルチオ)イソブチリル基、3−(ベンゾイルチ
オ)イソブチリル基、(アセチルチオ)アセチル基、
(ベンゾイルチオ)アセチル基が好ましい。
ル基、イソプロピル基、ベンジル基、アリル基、2−ヒ
ドロキシエチル基、2−クロロエチル基、2,2,2−
トリフルオロエチル基、(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル基、2−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)エチル基、(3,4−ジメトキシフェニル)メ
チル基、2−(アセチルチオ)エチル基、2−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)エチ
ル基、2−(ベンゾイルチオ)エチル基、(2,3,4
−トリメトキシフェニル)メチル基、フェニル基、2−
メトキシフェニル基、シクロブチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)アセチル基、(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニルチオ)アセチル基、3−(アセチル
チオ)イソブチリル基、3−(ベンゾイルチオ)イソブ
チリル基、(アセチルチオ)アセチル基、(ベンゾイル
チオ)アセチル基、2−オキソ−4−チアゾリンカルボ
ニル基、2,2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベ
ンゾピラン−4−カルボニル基、6−シアノ−2,2−
ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−4−カルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基が好ましく、メチル
基、エチル基、イソプロピル基、ベンジル基、2,2,
2−トリフルオロエチル基、2−メトキシフェニル基、
シクロペンチル基、(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)アセチル基、(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニルチオ)アセチル基、3−(アセチルチ
オ)イソブチリル基、3−(ベンゾイルチオ)イソブチ
リル基、(アセチルチオ)アセチル基、(ベンゾイルチ
オ)アセチル基がさらに好ましく、特に、メチル基、エ
チル基、イソプロピル基、ベンジル基が好ましい。
炭素数1〜6の直鎖のアルキル基が好ましく、水素原子
または炭素数1〜3の直鎖のアルキル基がさらに好まし
く、特に、水素原子、メチル基が好ましい。
(n=0、1または2)としては、酸素原子または硫黄
原子(すなわち、S(O)nであって、n=0)が好ま
しく、特に、酸素原子が好ましい。
で表されるものとしては、前記のR4の説明から導かれ
るものが好ましい。
す。)で表されるものとしては、以下のR8およびR9
の説明から導かれるものが好ましい。
3の直鎖のアルキル基が好ましく、水素原子またはメチ
ル基がさらに好ましく、特に、水素原子が好ましい。
の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカル
ボニルチオ基としては、アルキル部分が炭素数1〜6の
直鎖のアルキル基であるアルキルカルボニルチオ基が好
ましく、アルキル部分が炭素数1〜3の直鎖のアルキル
基であるアルキルカルボニルチオ基がさらに好ましく、
特に、アセチルチオ基が好ましい。
2のアリール基であるアリールカルボニルチオ基として
は、特に、ベンゾイルチオ基が好ましい。
枝鎖状のアルキル基としては、炭素数1〜3の直鎖のア
ルキル基が好ましく、メチル基がさらに好ましい。
の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカル
ボニルオキシ基としては、アセトキシ基が好ましい。
2のアリール基であるアリールカルボニルオキシ基とし
ては、ベンゾイルオキシ基が好ましい。
チオール基、アセチルチオ基、ベンゾイルチオ基が好ま
しい。
るものとしては、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、
N−アリル−N−メチルアミノ基、N−(3−(アセチ
ルチオ)イソブチリル)−N−メチルアミノ基、N−
(3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−N−メチル
アミノ基、N−((3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)アセチル)−N−メチルアミノ基、N−((3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセ
チル)−N−メチルアミノ基、N−(2−(3,4,5
−トリメトキシフェニル)エチル)−N−メチルアミノ
基が好ましく、ジメチルアミノ基、N−(3−(アセチ
ルチオ)イソブチリル)−N−メチルアミノ基、N−
(3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−N−メチル
アミノ基、N−((3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)アセチル)−N−メチルアミノ基、N−((3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセ
チル)−N−メチルアミノ基がさらに好ましい。
意味を示す。)で表されるものとしては、モルフォリノ
基、2,6−ジメチルピペリジン−1−イル基、4−
(アセチルチオ)ピペリジン−1−イル基、ピペラジン
−1−イル基、4−メチルピペラジン−1−イル基、4
−エチルビペラジン−1−イル基、4−(2,2,2−
トリフロオロエチル)ピペラジン−1−イル基、4−
(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル基、4
−(2−クロロエチル)ピペラジン−1−イル基、4−
ベンジルピペラジン−1−イル基、4−(3,4−ジメ
トキシフェニルメチル)ピペラジン−1−イル基、4−
(2−(アセチルチオ)エチル)ピペラジン−1−イル
基、4−(2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)
エチル)ピペラジン−1−イル基、4−(2−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)エチ
ル)ピペラジン−1−イル基、4−(2−(ベンゾイル
チオ)エチル)ピペラジン−1−イル基、4−(2,
3,4−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジン−1
−イル基、4−(3,4,5−トリメトキシフェニルメ
チル)ピペラジン−1−イル基、4−フェニルピペラジ
ン−1−イル基、4−(2−メトキシフェニル)ピペラ
ジン−1−イル基、4−イソプロピルピペラジン−1−
イル基、4−シクロブチルピペラジン−1−イル基、4
−シクロペンチルピペラジン−1−イル基、4−シクロ
ヘキシルピペラジン−1−イル基、4−ベンジルオキシ
カルボニルピペラジン−1−イル基、4−(2−オキソ
−4−チアゾリジンカルボニル)ピペラジン−1−イル
基、4−(2,2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−
ベンゾピラン−4−カルボニル)ピペラジン−1−イル
基、4−(6−シアノ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−4−カルボニル)ピペラジン−1−イル
基、4−(3−(アセチルチオ)イソブチリル)ピペラ
ジン−1−イル基、4−((アセチルチオ)アセチル)
ピペラジン−1−イル基、4−(3−(ベンゾイルチ
オ)イソブチリル)ピペラジン−1−イル基、4−
((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)ピ
ペラジン−1−イル基、4−((3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)ピペラジ
ン−1−イル基、4−((ベンゾイルチオ)アセチル)
ピペラジン−1−イル基が好ましく、モルフォリノ基、
2,6−ジメチルピペリジン−1−イル基、4−(アセ
チルチオ)ピペリジン−1−イル基、4−メチルピペラ
ジン−1−イル基、4−エチルピペラジン−1−イル
基、4−イソプロピルピペラジン−1−イル基、4−シ
クロペンチルピペラジン−1−イル基、4ー(2,2,
2−トリフロオロエチル)ピペラジン−1−イル基、4
−ベンジルピペラジン−1−イル基、4−(3−(アセ
チルチオ)イソブチリル)ピペラジン−1−イル基、4
−((アセチルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イル
基、4−(3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)ピペ
ラジン−1−イル基、4−((3,4,5−トリメトキ
シフェニル)アセチル)ピペラジン−1−イル基、4−
((3 5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)アセチル)ピペラジン−1−イル基、4−((ベ
ンゾイルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イル基がさ
らに好ましく、特に、モルフォリノ基、4−メチルピペ
ラジン−1−イル基、4−エチルピペラジン−1−イル
基、4−イソプロピルピペラジン−1−イル基、および
4−ベンジルピペラジン−1−イル基が好ましい。
アミノ基、N−アリル−N−メチルアミノ基、N−(3
−(アセチルチオ)イソブチリル)−N−メチルアミノ
基、N−(3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−N
−メチルアミノ基、N−((3,4,5−トリメトキシ
フェニル)アセチル)−N−メチルアミノ基、N−
((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)アセチル)−N−メチルアミノ基、N−(2−
(3,4,5−トリメトキシフェニル)エチル)−N−
メチルアミノ基、モルフォリノ基、2,6−ジメチルピ
ペリジン−1−イル基、4−(アセチルチオ)ピペリジ
ン−1−イル基、ピペラジン−1−イル基、4−メチル
ピペラジン−1−イル基、4−エチルピペラジン−1−
イル基、4−イソプロピルピペラジン−1−イル基、4
−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1
−イル基、4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−
1−イル基、4−(2−クロロエチル)ピペラジン−1
−イル基、4−ベンジルピペラジン−1−イル基、4−
(3,4−ジメトキシフェニルメチル)ピペラジン−1
−イル基、4−(2−(アセチルチオ)エチル)ピペラ
ジン−1−イル基、4−(2−(3,4,5−トリメト
キシフェニル)エチル)ピペラジン−1−イル基、4−
(2−(3 5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニルチオ)エチル)ピペラジン−1−イル基、4−(2
−(ベンゾイルチオ)エチル)ピペラジン−1−イル
基、4−(2,3,4−トリメトキシフェニルメチル)
ピペラジン−1−イル基、4−(3,4,5−トリメト
キシフェニルメチル)ピペラジン−1−イル基、4−フ
ェニルピペラジン−1−イル基、4−(2−メトキシフ
ェニル)ピペラジン−1−イル基、4−シクロブチルピ
ペラジン−1−イル基、4−シクロペンチルピペラジン
−1−イル基、4−シクロヘキシルピペラジン−1−イ
ル基、4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−
イル基、4−(2−オキソ−4−チアゾリジンカルボニ
ル)ピペラジン−1−イル基、4−(2,2−ジメチル
−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−4−カルボニ
ル)ピペラジン−1−イル基、4−(6−シアノ−2,
2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−4−カルボニ
ル)ピペラジン−1−イル基、4−(3−(アセチルチ
オ)イソブチリル)ピペラジン−1−イル基、4−
((アセチルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イル
基、4−(3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)ピペ
ラジン−1−イル基、4−((3,4,5−トリメトキ
シフェニル)アセチル)ピペラジン−1−イル基、4−
((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)アセチル)ピペラジン−1−イル基、4−((ベ
ンゾイルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イル基が好
ましく、ジメチルアミノ基、N−(3−(アセチルチ
オ)イソブチリル)−N−メチルアミノ基、N−(3−
(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−N−メチルアミノ
基、N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチ
ル−N−メチルアミノ基、N−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−N−メチ
ルアミノ基、モルフォリノ基、2,6−ジメチルピペリ
ジン−1−イル基、4−(アセチルチオ)ピペリジン−
1−イル基、4−メチルピペラジン−1−イル基、4−
エチルピペラジン−1−イル基、4−イソプロピルピペ
ラジン−1−イル基、4−(2,2,2−トリフルオロ
エチル)ピペラジン−1−イル基、4−ベンジルピペラ
ジン−1−イル基、4−シクロペンチルピペラジン−1
−イル基、4−(3−(アセチルチオ)イソブチリル)
ピペラジン−1−イル基、4−((アセチルチオ)アセ
チル)ピペラジン−1−イル基、4−(3−(ベンゾイ
ルチオ)イソブチリル)ピペラジン−1−イル基、4−
((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)ピ
ペラジン−1−イル基、4−((3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)ピペラジ
ン−1−イル基、4−((ベンゾイルチオ)アセチル)
ピペラジン−1−イル基がさらに好ましく、特に、モル
フォリノ基、4−メチルピペラジン−1−イル基、4−
エチルピペラジン−1−イル基、4−イソプロピルピペ
ラジン−1−イル基、および4−ベンジルピペラジン−
1−イル基が好ましい。一般式(1)
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)ア
セチル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン、N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)
イソブチリル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−((S)−3−(アセチルチ
オ)イソブチリル)−3−モルホリノシドノンイミン、
N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノン
イミン、N−((ベンゾイルチオ)アセチル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、
N−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチ
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン、N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ
ブチリル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン、N−((S)−3−(ベンゾイルチ
オ)イソブチリル)−3−(4−(2,2,2−トリフ
ルオロエチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン、N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリ
ル)−3−(4−シクロペンチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−((S)−3−(アセチルチ
オ)イソブチリル)−3−(4−メチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミン、N−((S)−3−(アセチ
ルチオ)イソブチリル)−3−(4−エチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミン、N−((S)−3−(ア
セチルチオ)イソブチリル)−3−(4−イソプロピル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン、3−(4−
(アセチルチオ)ピペリジン−1−イル)−N−
((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)シ
ドノンイミン、N−(アセチルチオアセチル)−3−
(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、
N−(アセチルチオアセチル)−3−(4−イソプロピ
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(ベン
ゾイルチオアセチル)−3−(4−イソプロピルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン、N−(ベンゾイルチ
オアセチル)−3−(4−(2,2,2−トリフルオロ
エチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−
(ベンゾイルチオアセチル)−3−(4−シクロペンチ
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(2−
(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(4−ベンジル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−
(アセチルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(ア
セチルチオ)プロピオニル)−3−(4−ベンジルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(アセ
チルチオ)プロピオニル)−3−(4−エチルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(アセチル
チオ)プロピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(ベンゾ
イルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(ベンゾイ
ルチオ)プロピオニル)−3−(4−イソプロピルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(4−(アセ
チルチオ)ブチリル)−3−(4−メチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン、N−(3−(シクロヘキサ
ンカルボニルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−((2,
6−ジメチルベンゾイルチオ)アセチル)−3−(4−
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−
((2,6−ジメチルベンゾイルチオ)アセチル)−3
−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン、N−((2,6−ジメチルベンゾイルチオ)アセチ
ル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン、N−(3−(4−フルオロベンゾイル
チオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン、N−(3−(4−フルオロ
ベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−エチルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(4
−フルオロベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4
−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン、N−(3−(4−メトキシベンゾイルチオ)プロピ
オニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン、N−(3−(2,6−ジメチルベンゾイ
ルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(2,6−ジ
メチルベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−エ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3
−(2,6−ジメチルベンゾイルチオ)プロピオニル)
−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン、N−(3−(2,6−ジクロロベンゾイル
チオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン、N−(3−(2,6−ジフ
ルオロベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3
−(2,6−ジフルオロベンゾイルチオ)プロピオニ
ル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン、N−(3−(2,6−ジフルオロベンゾイル
チオ)プロピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(2,6
−ジメトキシベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、
N−(ピバロイルチオアセチル)−3−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(ピバロイ
ルチオアセチル)−3−(4−エチルピペラジン−1−
イル)シドノンイミン、N−(ピバロイルチオアセチ
ル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン、N−(3−(ピバロイルチオ)プロピ
オニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン、N−(3−(ピバロイルチオ)プロピオ
ニル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン、N−(3−(ピバロイルチオ)プロピオニ
ル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン、N−(ピバロイルチオピバロイル)−
3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン、N−(ピバロイルチオピバロイル)−3−(4−エ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(ピ
バロイルチオピバロイル)−3−(4−イソプロピルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(ベ
ンジルオキシカルボニルチオ)プロピオニル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、
N−(エチルカルバモイルチオアセチル)−3−(4−
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−
(3−(エチルカルバモイルチオ)プロピオニル)−3
−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン、N−(3−(エチルカルバモイルチオ)プロピオニ
ル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン、N−(3−(エチルカルバモイルチオ)プロ
ピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−
イル)シドノンイミン、N−(エチルカルバモイルチオ
ビバロイル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−(エチルカルバモイルチオピ
バロイル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン、N−(エチルカルバモイルチオピバロ
イル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−(3−(t−ブチルカルバモ
イルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(t−ブチ
ルカルバモイルチオ)プロピオニル)−3−(4−エチ
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−
(t−ブチルカルバモイルチオ)プロピオニル)−3−
(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン、N−(3−(フェニルカルバモイルチオ)プロピ
オニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン、N−(3−(フェニルカルバモイルチ
オ)プロピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミン、N−(3−(フェニルカルバ
モイルチオ)プロピオニル)−3−(4−イソプロピル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(4−
(ベンゾイルチオ)ブチリル)−3−(4−メチルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−アセチ
ルチオ−2−ベンジルプロピオニル)−3−(4−メチ
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−
(3, 5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン、N−((R)−2−アセチ
ルアミノ−3−(アセチルチオ)プロピオニル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、
N−((R)−2−アセチルアミノ−3−(アセチルチ
オ)プロピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミン、N−((R)−2−アセチル
アミノ−3−(アセチルチオ)プロピオニル)−3−
(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン、N−((R)−2−アセチルアミノ−3−(ベン
ゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン、N−((R)−2−
アセチルアミノ−3−(4−フルオロベンゾイルチオ)
プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−((R)−2−アセチルアミ
ノ−3−(4−トリフルオロメチルベンゾイルチオ)プ
ロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−((6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カルボニルチ
オ)アセチル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−((6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カルボニルチ
オ)アセチル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−((6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カルボニルチ
オ)アセチル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン、N−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カルボニ
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン、N−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テ
トラメチルクロマン−2−カルボニル)−3−(4−イ
ソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N
−((R)−2−オキソ−4−チアゾリジンカルボニ
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン、が好ましく、N−((3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、
N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン、N−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリ
ル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン、N−(アセチルチオアセチル)−3−
(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、
N−(3−(アセチルチオ)プロピオニル)−3−(4
−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−
((2,6−ジメチルベンゾイルチオ)アセチル)−3
−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン、N−(3−(2,6−ジメチルベンゾイルチオ)プ
ロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−(3−(ピバロイルチオ)プ
ロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−(3−(ピバロイルチオ)プ
ロピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン、N−(3−(エチルカルバモイル
チオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン、N−(3−(エチルカルバ
モイルチオ)プロピオニル)−3−(4−エチルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(エチル
カルバモイルチオ)プロピオニル)−3−(4−イソプ
ロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−
(3−(フェニルカルバモイルチオ)プロピオニル)−
3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン、N−(4−(ベンゾイルチオ)ブチリル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、
N−(3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミン、N−((R)−2
−アセチルアミノ−3−(アセチルチオ)プロピオニ
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン、N−(6−ヒドロキシ−2 5,7,8−テ
トラメチルクロマン−2−カルボニル)−3−(4−イ
ソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、が
特に好ましい。
ば、メチルアミノ基、N−アリル−N−メチルアミノ
基、ピペラジン−1−イル基、4−(2−ヒドロキシエ
チル)ピペラジン−1−イル基、4−(2−クロロエチ
ル)ピペラジン−1−イル基、4−ベンジルピペラジン
−1−イル基、4−ベンジルオキシカルボニルピペラジ
ン−1−イル基等である化合物、または薬学的に許容し
うるその塩は、本発明の化合物の合成中間体としても利
用できる。
は、一般式(11)
るZと同じ定義であり、R15は、置換基を有していて
もよい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル
基;異項原子として酸素原子を含む単環式ヘテロ環;ア
ルキル部分が炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアル
キル基であるアルキルカルボニル基;アルキル部分が置
換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であ
るアルキルオキシカルボニル基;または、アリール部分
が置換基を有していてもよい炭素数6〜12のアリール
基であるアリールカルボニル基、を示す。}で示される
化合物または薬学的に許容しうるその塩;または、一般
式(12)
よい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;
異項原子として酸素原子を含む単環式ヘテロ環;アルキ
ル部分が炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル
基であるアルキルカルボニル基;アリール部分が置換基
を有していてもよい炭素数6〜12のアリール基である
アリールカルボニル基;または、炭素数1〜6の直鎖ま
たは分枝鎖状のアルキル基によって置換されているシリ
ル基、を示す。R17は、置換基を有していてもよい炭
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;また
は、アルキル部分が置換基を有していてもよい炭素数1
〜6のアルキル基であるアルキルオキシカルボニル基、
を示す。)で示される化合物または薬学的に許容しうる
その塩、が利用できる。
い炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基、異
項原子として酸素原子を含む単環式ヘテロ5または6員
覆、アルキル部分が炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状
のアルキル基であるアルキルカルボニル基、アルキル部
分が置換基を有じていてもよい炭素数1〜4の直鎖状の
アルキル基であるアルキルオキシカルボニル基、アリー
ル部分が炭素数6〜12のアリール基であるアリールカ
ルボニル基が好ましく、4−メトキシベンジル基、ベン
ジル基、t−ブチル基、メトキシメチル基、ベンジルオ
キシメチル基、2−テトラヒドロピラン−1−イル基、
アセチル基、t−ブトキシカルボニル基、ベンジルオキ
シカルボニル基、4−メトキシベンジルオキシカルボニ
ル基、ベンゾイル基がさらに好ましく、特に、4−メト
キシベンジル基が好ましい。
い炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基、異
項原子として酸素原子を含む単環式ヘテロ5または6員
環、アルキル部分が炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状
のアルキル基であるアルキルカルボニル基、アリール部
分が炭素数6〜12のアリール基であるアリールカルボ
ニル基、炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル
基によって置換されているシリル基、が好ましく、メト
キシメチル基、(4−メトキシフェノキシ)メチル基、
t−ブトキシメチル基、2−メトキシエトキシメチル
基、2−(トリメチルシリル)エトキシメチル基、ベン
ジル基、1−エトキシエチル基、t−ブチル基、2−テ
トラヒドロピラン−1−イル基、アセチル基、ベンゾイ
ル基、トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル
基がさらに好ましく、特に、メトキシメチル基が好まし
い。
い炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基、ア
ルキル部分が置換基を有していてもよい炭素数1〜4の
アルキル基であるアルキルオキシカルボニル基が好まし
く、特に、ベンジル基、ベンジルオキシカルボニル基が
好ましい。
される塩または薬学的に許容しうる塩とは、例えば、塩
酸、臭化水素酸、燐酸、硫酸等の無機酸の塩、または、
酢酸、シュウ酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸等の有機
酸の塩をいうが、この例示に制限されるものではない。
ようにして製造することが出来る。一般式(6)
るR2と同じ意味を示す。nは1または2を示す。}で
表される化合物をアシル化することにより得られる。
(1)〜(2)が挙げられる。
カルボン酸、好ましくは3−(アセチルチオ)イソ酪
酸、3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸、3−(アセチル
チオ)−2−メチルイソ酪酸、アセチルチオ酢酸、ベン
ゾイルチオ酢酸、2−オキソ−4−チアゾリジンカルボ
ン酸、(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)チオ酢酸、(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)酢酸等のカルボン酸と、N,N’−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、N,N−カルボ
ニルジイミダゾール等の縮合剤との組み合せ。
カルボン酸、好ましくは3−(アセチルチオ)イソ酪
酸、3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸、3−(アセチル
チオ)−2−メチルイソ酪酸、アセチルチオ酢酸、ベン
ゾイルチオ酢酸、2−オキソ−4−チアゾリジンカルボ
ン酸、(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)チオ酢酸、(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)酢酸等のカルボン酸と、クロロ炭酸エチルおよびト
リエチルアミンとの組み合せ。
ノール、エタノール、または不活性溶媒、好ましくはメ
チレンクロリド、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、
水等の溶媒またはそれらの混合溶媒中で、塩基の存在下
または非存在下で行うのが好ましい。使用する塩基とし
ては、無機金属塩基、好ましくは炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム、水素化ナトリウム、または有機金属塩
基、好ましくはナトリウムアルコキシド、カリウムアル
コキシド、アルキルリチウム、または有機塩基、好まし
くはピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルア
ミノピリジンを挙げることができる。
意味を示す。)または一般式(8)
意味を示す。)で表される化合物をアシル化または還元
的アルキル化することによって得られる
(1)〜(4)が挙げられる。
カルボン酸、好ましくは3−(アセチルチオ)イソ酪
酸、3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸、3−(アセチル
チオ)−2−メチルイソ酪酸、アセチルチオ酢酸、ベン
ゾイルチオ酢酸、2−オキソ−4−チアゾリジンカルボ
ン酸、(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)チオ酢酸、(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)酢酸等のカルボン酸と、N,N’−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、N,N−カルボ
ニルジイミダゾール等の縮合剤との組み合せ。
カルボン酸、好ましくは3−(アセチルチオ)イソ酪
酸、3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸、3−(アセチル
チオ)−2−メチルイソ酪酸、アセチルチオ酢酸、ベン
ゾイルチオ酢酸、2−オキソ−4−チアゾリジンカルボ
ン酸、(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)チオ酢酸、(3,4 5−トリメトキシフェニ
ル)酢酸等のカルボン酸と、クロロ炭酸エチルおよびト
リエチルアミンとの組み合せ。
無水物。
塩化ピバロイル等のハロゲン化アシル
ヒド、好ましくはホルマリン、パラホルムアルデヒド、
3,4−ジメトキシベンズアルデヒド、(3,4,5−
トリメトキシフェニル)アセトアルデヒド、(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセト
アルデヒド等と、金属水素錯化合物、好ましくは水素化
ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素カリウム、シアノ水素
化ホウ素ナトリウム等の還元剤との組み合せを挙げるこ
とができる。
ノール、エタノール等、または不活性溶媒、好ましくは
メチレンクロリド、テトラヒドロフラン、N,N−ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサ
ン、水等の溶媒またはそれらの混合溶媒中で、塩基の存
在下または非存在下で行うのが好ましい。使用する塩基
としては、無機金属塩基、好ましくは炭酸カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム等、または有機金
属塩基、好ましくはナトリウムアルコキシド、カリウム
アルコキシド、アルキルリチウム等、または有機塩基、
好ましくはピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメ
チルアミノピリジン等を挙げることができる。
意味を示す。nは1〜4の整数を示す。R13は塩素原
子、臭素原子等のハロゲン原子またはメタンスルホニル
基、p−トルエンスルホニル基等の脱離基を示す)で表
される化合物にアセチルチオカリウム、ベンゾイルチオ
カリウム等のチオールの金属塩を反応させることによっ
て得られる。
同じ意味を示す。)で表される化合物にチオ安息香酸等
のチオカルボン酸をアゾジカルボン酸ジエチルとトリフ
ェニルホスフィンを用いた光延反応することによって得
られる。
る具体的な製造法を応用して得ることも出来る。
例に基づき、さらに詳細に説明するが、本発明はこれら
の例によって何ら制限されるものではない。
に、本発明化合物の代表的化合物の優れた血管拡張作
用、心筋保護作用および血小板凝集抑制作用に関する薬
理試験結果を試験例に示す。表A−1〜A−24に実施
例化合物の化学構造式を示す。
ニルチオ)アセチル)−3−(4−メチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチ
オ)酢酸0.74g、1−エチル−3−(3−ジメチル
アミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩0.57g、1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物0.45gおよ
びN,N−ジメチルホルムアミド20mlの混合物を氷
冷下、1時間撹拌した後、3−(4−メチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミン塩酸塩0.71gおよびピ
リジン1.3mlを加え1時間撹拌し、次いで室温下2
0時間撹拌した。水を加え、エーテルで抽出した。有機
層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(展開液:クロロホルム:メ
タノール:アンモニア水=190:9:1)で精製する
と、融点160−162℃のN−((3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)−3
−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン
0.80gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.40(1
8H,s),2.38(3H,s),2.70−2.7
3(4H,m),3.53−3.57(4H,m),
3.81(2H,s),5.15(1H,s),7.3
2(2H,s),8.00(1H,s) MS m/z:461(M+)
−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を(S)−3−(ベ
ンゾイルチオ)イソ酪酸に代えて、融点139−141
℃のN−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリ
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),2.38(3H,s),2.69−2.73
(4H,m),2.88−2.95(1H,m),3.
30−3.46(2H,m),3.53−3.56(4
H,m),7.38−7.44(2H,m),7.50
−7.56(1H,m),7.94−7.98(2H,
m),8.01(1H,s)
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を(ベンゾイルチ
オ)酢酸に代えて、融点149−151℃のN−((ベ
ンゾイルチオ)アセチル)−3−(4−メチルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.31(3
H,s),2.56−2.77(4H,m),3.37
−3.63(4H,m),4.01(2H,s),7.
17−7.46(3H,m),7.73−7.95(2
H,m),7.88(1H,s)
−3−モルホリノシドノンイミン (S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸0.32g、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩0.31g、1−ヒドロキシベンゾト
リアゾール水和物0.24gおよびN,N−ジメチルホ
ルムアミド10mlの混合物を氷冷下、50分撹拌した
後、3−モルホリノシドノンイミン塩酸塩0.30gお
よびピリジン0.6mlを加え50分撹拌し、次いで室
温下8時間撹拌した。水を加え、エーテルで抽出した。
有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:ジクロロメタ
ン:メタノール=99:1)で精製すると、油状のN−
((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3
−モルホリノシドノンイミン0.42gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.30(3
H,d),2.50−3.18(1H,m),3.18
−3.65(6H,m),3.72−4.07(4H,
m),7.10−7.50(3H,m),7.70−
7.90(2H,m),7.95(1H,s) MS m/z:377(M++1)
−3−ジメチルアミノシドノンイミン (S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸0.31g、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩0.30g、1−ヒドロキシベンゾト
リアゾール水和物0.25gおよびN,N−ジメチルホ
ルムアミド10mlの混合物を氷冷下、50分撹拌した
後、3−ジメチルアミノシドノンイミン塩酸塩0.24
gおよびピリジン0.6mlを加え1時間撹拌し、次い
で室温下14時間撹拌した。水を加え、エーテルで抽出
した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:クロロ
ホルム:メタノール:アンモニア水=190:9:1)
で精製すると、油状のN−((S)−3−(ベンゾイル
チオ)イソブチリル)−3−ジメチルアミノシドノンイ
ミン0.45gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.32(3
H,d),2.60−3.05(1H,m),3.05
−3.44(2H,m),3.17(6H,s),7.
20−7.47(3H,m),7.70−7.84(2
H,m),7.88(1H,s) MS m/z:335(M++1)
3−ジメチルアミノシドノンイミン 実施例5と同様な方法で、出発原料を(S)−3−(ア
セチルチオ)イソ酪酸に代えて、融点72−73℃のN
−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3
−ジメチルアミノシドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.25(3
H,d),2.26(3H,s),2.50−2.93
(1H,m),3.02−3.19(2H,m),3.
20(6H,s),7.88(1H,s)MS m/
z: 273(M++1)
ニルチオ)アセチル)−3−ジメチルアミノシドノンイ
ミン 実施例5と同様な方法で、出発原料を(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)酢酸に代え
て、融点173−174℃のN−((3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)−3
−ジメチルアミノシドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.40(1
8H,s),3.24(6H,s),3.81(2H,
s),5.15(1H,s),7.32(2H,s),
8.00(1H,s) MS m/z:406(M+)
ジメチルアミノシドノンイミン実施例5と同様な方法
で、出発原料を(アセチルチオ)酢酸に代えて、融点9
9−101℃のN−((アセチルチオ)アセチル)−3
−ジメチルアミノシドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.34(3
H,s),3.23(6H,s),3.80(2H,
s),7.91(1H,s)
ミノシドノンイミン 実施例5と同様な方法で、出発原料を(ベンゾイルチ
オ)酢酸に代えて、融点128−129℃のN−((ベ
ンゾイルチオ)アセチル)−3−ジメチルアミノシドノ
ンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:3.20(6
H,s),4.05(2H,s),7.26−7.52
(3H,m),7.81−8.01(2H,m),7.
89(1H,s)
ル)−3−ジメチルアミノシドノンイミン 実施例5と同様な方法で、出発原料を(3,4,5−ト
リメトキシフェニル)酢酸に代えて、融点88−89℃
のN−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチ
ル)−3−ジメチルアミノシドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:3.24(6
H,s),3.65(2H,s),3.74(3H,
s),3,79(6H,s),6.52(2H,s),
7.90(1H,s)
−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1
−イル)シドノンイミン (S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸0.14g、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩0.14g、1−ヒドロキシベンゾト
リアゾール水和物0.11gおよびN,N−ジメチルホ
ルムアミド6mlの混合物を氷冷下、1時間撹拌した
後、3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−
1−イル)シドノンイミン塩酸塩0.23gおよびピリ
ジン0.35mlを加え1時間撹拌し、次いで室温下3
日間撹拌した。水を加え、エーテルで抽出した。有機層
を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開液:クロロホルム:メタ
ノール:アンモニア水=190:9:1)で精製する
と、融点104−106℃のN−((S)−3−(ベン
ゾイルチオ)イソブチリル)−3−(4−(2−メトキ
シフェニル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン
0.10gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.33(3
H,d),2.61−3.10(1H,m),3.10
−3.50(6H,m),3.50−3.80(4H,
m),3.83(3H,s),6.70−7.02(4
H,m),7.20−7.50(3H,m),7.70
−7.90(2H,m),7.94(1H,s)
3−(4−(2−メドキシフェニル)ピペラジン−1−
イル)シドノンイミン 実施例11と同様な方法で、出発原料を(S)−3−
(アセチルチオ)イソ酪酸に代えて、融点91−93℃
のN−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)
−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1
−イル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.25(3
H,d),2.25(3H,s),2.50−3.03
(1H,m),3.03−3.49(6H,m),3.
49−3.80(4H,m),3.83(3H,s),
6.65−7.03(4H,m),7.92(1H,
s)
ニルチオ)アセチル)−3−(2,6−ジメチルピペリ
ジン−1−イル)シドノンイミン (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチ
オ)酢酸0.26g、1−エチル−3−(3−ジメチル
アミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩0.18g、1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物0.15gおよ
びN,N−ジメチルホルムアミド8mlの混合物を氷冷
下、10分撹拌した後、3−(2,6−ジメチルピペリ
ジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩0.2gおよび
ピリジン0.28mlを加え5分間撹拌し、次いで室温
下13時間撹拌した。水を加え、エーテルで抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を留去して得
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
液:ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製すると、融
点175−176℃のN−((3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)−3−
(2,6−ジメチルピペリジン−1−イル)シドノンイ
ミン0.36gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:0.96(6
H,d),1.41(18H,s),1.45−1.6
1(3H,m),1.79−2.05(3H,m),
3.27−3.40(2H,m),3.81(2H,
s),5.19(1H,s),7.38(2H,s),
8.00(1H,s)
−3−(2,6−ジメチルピペリジン−1−イル)シド
ノンイミン 実施例13と同様な方法で、出発原料を(S)−3−
(ベンゾイルチオ)イソ酪酸に代えて、油状のN−
((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3
−(2,6−ジメチルピペリジン−1−イル)シドノン
イミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:0.95(6
H,d),1.36(3H,d),1.46−1.59
(3H,m),1.78−1.94(3H,m),2.
97−3.00(1H,m),3.22−3.50(4
H,m),7.38−7.58(3H,m),7.94
−8.02(2H,m),8.00(1H,s)
ル)−3−(2.6−ジ メチルピペリジン−1−イル)
シドノンイミン 実施例13と同様な方法で、出発原料を3,4,5−ト
リメトキシフェニル酢酸に代えて、油状のN−((3,
4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)−3−
(2,6−ジメチルピペリジン−1−イル)シドノンイ
ミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:0.93(6
H,d),1.40−1.59(3H,m),1.75
−1.94(3H,m),3.21−3.38(2H,
m),3.74(2H,s),3.82(3H,s),
3.86(6H,s),6.60(2H,s),7.9
6(1H,s)
ジメチルピペリジン−1−イル)シドノンイミン 実施例13と同様な方法で、出発原料を(ベンゾイルチ
オ)酢酸に代えて、油状のN−((ベンゾイルチオ)ア
セチル)−3−(2,6−ジメチルピペリジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:0.92(6
H,d),1.40−1.60(3H,m),1.75
−1.92(3H,m),3.25−3.37(2H,
m),4.12(2H,s),7.41−7.59(3
H,m),8.00−8.03(2H,m),8.01
(1H,s)
((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)シ
ドノンイミン (3,4,5−トリメトキシフェニル)酢酸0.32
g、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド塩酸塩0.30g、1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール水和物0.25gおよびN,N−ジメチ
ルホルムアミド10mlの混合物を氷冷下、1.5時間
撹拌した後、3−(4−ベンジルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン塩酸塩0.47gおよびピリジン
0.8mlを加え1時間撹拌し、次いで室温下5時間撹
拌した。水を加え、エーテルで抽出した。有機層を水洗
乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開液:クロロホルム:メタノー
ル:アンモニア水=190:9:1)で精製すると、油
状の3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)−N−
((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)シ
ドノンイミン0.29gを得た 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.50−2.
91(4H,m),3.28−3.56(4H,m),
3.50(2H,s),3.62(2H,s),3.7
1(3H,s),3.75(6H,s),6.45(2
H,s),7.15(5H,brs),7.81(1
H,s)
−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノン
イミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を(S)−3−
(ベンゾイルチオ)イソ酪酸に代えて、融点126−1
27℃のN−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブ
チリル)−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)
シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.32(3
H,d),2.56−2.84(4H,m),2.84
−2.86(1H,m),3.35−3.54(6H,
m),3.54(2H,s),7.18(5H,s),
7.12−7.45(3H,m),7.71−7.96
(2H,m),7.86(1H,s)
−3−(4−ベンジルオシカルボニルピペラジン−1−
イル)シドノンイミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノン
イミン0.57g、炭酸水素ナトリウム1.4gおよび
ベンゼン5mlの混合物に室温下、塩化ベンジルオキシ
カルボニル2.3mlを滴下し2日間撹拌した。水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒
を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開液:ヘキサン:酢酸エチル=1:2)で精製
すると、N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブ
チリル)−3−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン0.49gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.32(3
H,d),2.54−3.01(1H,m),3.22
−3.55(6H,m),3.56−3.87(4H,
m),5.07(2H,s),7.16−7.45(8
H,m),7.71−7.92(2H,m),7.93
(1H,s)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1
−イル)シドノンイミン0.49gおよびジクロロメタ
ン15mlの混合物に氷冷下、33%臭化水素一酢酸溶
液7mlを加え室温下3時間撹拌した。氷冷下エーテル
中に注ぎ、折出したN−((S)−3−(ベンゾイルチ
オ)イソブチリル)−3−(ピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン臭化水素酸塩を濾取した。氷冷下飽和重曹
水でアルカリ性にし、ジクロロメタンで抽出した。有機
層を水洗乾燥後、溶媒を留去すると、N−((S)−3
−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン0.32gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.30(3
H,d),2.62−3.16(5H,m),3.17
−3.51(6H,m),7.15−7.41(3H,
m),7.65−7.83(2H,m),7.83(1
H,s)
−3−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ア
セチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 3,4,5−トリメトキシフェニル酢酸0.07g,N
−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−
3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン0.13
gおよびN,N−ジメチルホルムアミド2mlの混合物
に氷冷下、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド塩酸塩0.06g、1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール水和物0.05gを加え2時間撹
拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水
洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノ
ール=95:5)で精製すると、融点139−140℃
のN−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリ
ル)−3−(4−((3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)アセチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン
0.19gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.31(3
H,d),2.70−3.04(1H,m),3.22
−3.51(6H,m),3.54−3.77(6H,
m),3.77(9H,s),6.30(2H,s),
7.12−7.43(3H,m),7.70−7.85
(2H,m),7.85(1H,s)
ル)ピペラジン−1−イル)−N−((S)−3−(ベ
ンゾイルチオ)イソブチリル)シドノンイミン 実施例19−Cと同様な方法で、出発原料を(S)−3
−(アセチルチオ)イソ酪酸に代えて、油状の3−(4
−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)ピペ
ラジン−1−イル)−N−((S)−3−(ベンゾイル
チオ)イソブチリル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.14−1.
43(6H,m),2.31(3H,s),2.77−
3.07(2H,m),3.26−3.67(8H,
m),3.70−4.07(4H,m),7.19−
7.47(3H,m),7.76−7.96(2H,
m),7.97(1H,s)
−3−(4−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシ−フェニルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン 実施例19−Cと同様な方法で、出発原料を(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)酢酸に
代えて、油状のN−((S)−3−(ベンゾイルチオ)
イソブチリル)−3−(4−((3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),1.42(18H,s),2.85−2.9
8(1H,m),3 29−3.48(6H,m),
3.67(2H,s),3.68−3.78(2H,
m),3.84−3.93(2H,m),5.35(1
H,s),7.30(2H,s),7.38−7.59
(3H,m),7.94−8.00(2H,m),8.
02(1H,s)MS m/z:654(M++1)
ル)−3−(4−(2.2−ジメチル−6−ニトロ−2
H−1−ベンゾピラン−4−カルボニル)ピペラジン−
1−イル)シドノンイミン 実施例19−Cと同様な方法で、出発原料を2,2−ジ
メチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−4−カ
ルボン酸に代えて、油状のN−((S)−3−(ベンゾ
イルチオ)イソブチリル)−3−(4−(2,2−ジメ
チル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−4−カル
ボニル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得
た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.33(3
H,d),1.54(6H,s),2.83−2.96
(1H,m),3.31(1H,dd),3.41(1
H,dd),3.45−4.16(8H,m),5.8
9(1H,s),6.94(1H,d),7.38−
7.54(3H,m),7.93−7.97(3H,
m),8.06(1H,s),8.07−8.13(1
H,m)
−3−(4−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブ
チリル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例19−Cと同様な方法で、出発原料を(S)−3
−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸に代えて、油状のN−
((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3
−(4−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリ
ル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.29(3
H,d),1.34(3H,d),2.85−2.97
(1H,m),3.05−3.16(2H,m),3.
23−3.60(7H,m),3.72−4.20(4
H,m),7.36−7.63(6H,m),7.94
−8.05(4H,m),8.03(1H,s)
3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を(S)−3−
(アセチルチオ)イソ酪酸に代えて、融点45−46℃
のN−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)
−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノン
イミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.23(3
H,d),2.22(3H,s),2.51−2.91
(5H,m),3.01−3.21(2H,m),3.
36−3.60(4H,m),3.60(2H,s),
7.15(5H,s),7.81(1H,s)
3−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−
イル)シドノンイミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−
((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−
(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノンイミン
に代えて、油状のN−((S)−3−(アセチルチオ)
イソブチリル)−3−(4−ベンジルオキシカルボニル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.23(3
H,d),2.23(3H,s),2.49−2.92
(1H,m),2.97−3.21(2H,m),3.
30−3.60(4H,m),3.61−3.92(4
H,m),5.07(2H,s),7.26(5H,
s),7.97(1H,s)
3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩 実施例19−Bと同様な方法で、出発原料をN−
((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−
(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンに代えて、油状のN−((S)−3
−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.21(3
H,d),2.24(3H,s),2.45−2.95
(1H,m),2.95−3.23(6H,m),3.
26−3.56(4H,m),7.83(1H,s) 得られたN−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチ
リル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン
をメタノールで希釈し、氷冷下濃塩酸を加えた後、混合
物を濃縮してN−((S)−3−(アセチルチオ)イソ
ブチリル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン塩酸塩を得た。
3−(4−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチ
オ)酢酸0.12g、およびN,N−ジメチルホルムア
ミド2mlの混合物に氷冷下、1−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩0.0
8g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物0.0
7gを加え30分間撹拌した後、N−((S)−3−
(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジン−
1−イル)シドノンイミン塩酸塩0.15gおよびピリ
ジン0.1mlを氷冷下加え、室温下14時間撹拌し
た。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾
燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノール
=95:5)で精製すると、油状のN−((S)−3−
(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(4−((3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)ア
セチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン0.1
8gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.19−1.
50(21H,m),2.28(3H,s),2.55
−2.90(1H,m),3.04−3.22(2H,
m),3.25−3.91(10H,m),5.27
(1H,brs),7.17(2H,s),7.88
(1H,s)
3−(4−((3,4,5−トリメトキシフェニル)ア
セチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例24−Dと同様な方法で、出発原料を3,4,5
−トリメトキシフェニル酢酸に代えて、融点122−1
23℃のN−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチ
リル)−3−(4−((3,4,5−トリメトキシフェ
ニル)アセチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.23(3
H,d),2.24(3H,s),2.55−2.79
(1H,m),2.98−3.53(6H,m),3.
55−3.85(6H,m),3.73(9H,s),
6.31(2H,s),7.84(1H,s)
3−(4−(2,2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1
−ベンゾピラン−4−カルボニル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン 実施例24−Dと同様な方法で、出発原料を2,2−ジ
メチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−4−カ
ルボン酸に代えて、油状のN−((S)−3−(アセチ
ルチオ)イソブチリル)−3−(4−(2,2−ジメチ
ル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−4−カルボ
ニル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.28(3
H,d),1.57(6H,s),2.31(3H,
s),2.56−2.91(1H,m),3.06−
3.28(2H,m),3.42−4.11(8H,
m),5.87(1H,s),6.88(1H,d),
7.82−8.15(3H,m)
3−(4−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリ
ル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例24−Dと同様な方法で、出発原料を(S)−3
−(アセチルチオ)イソ酪酸に代えて、油状のN−
((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−
(4−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)
ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.11−1.
35(6H,m),2.24(3H,s),2.30
(3H,s),2.51−3.45(6H,m),3.
46−4.05(8H,m),7.90(1H,s)
3−(4−((R)−2−オキソ−4−チアゾリジンカ
ルボニル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例24−Dと同様な方法で、出発原料を(−)−2
−オキソ−4−チアゾリジンカルボン酸に代えて、融点
195−196℃のN−((S)−3−(アセチルチ
オ)イソブチリル)−3−(4−((R)−2−オキソ
−4−チアゾリジンカルボニル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.25(3
H,d),2.31(3H,s),2.73−2.82
(1H,m),3.05−3.23(2H,m),3.
41−4.09(11H,m),4.75−4.82
(1H,m),8.13(1H,s)
3−(4−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチ
リル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例24−Dと同様な方法で、出発原料を(S)−3
−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸に代えて、油状のN−
((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−
(4−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリ
ル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.24−1.
40(6H,m),2.26(3H,s),2.47−
2.97(2H,m),2.98−3.28(4H,
m),3.30−4.06(8H,m),7.16−
7.49(3H,m),7.71−7.89(2H,
m),7.90(1H,s)
ジルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を(ベンゾイルチ
オ)酢酸に代えて、N−((ベンゾイルチオ)アセチ
ル)−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.58−2.
85(4H,m),3.37−3.54(6H,m),
4.04(2H,s),7.18−7.45(8H,
m),7.77−7.98(2H,m),7.85(1
H,s)
ジルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)シドノン
イミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−((ベ
ンゾイルチオ)アセチル)−3−(4−ベンジルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミンに代えて、N−((ベ
ンゾイルチオ)アセチル)−3−(4−ベンジルオキシ
カルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得
た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:3.30−3.
50(4H,m),3.60−3.83(4H,m),
3.95(2H,s),5.01(2H,s),7.1
0−7.44(8H,m),7.74−7.90(2
H,m),7.88(1H,s)
ン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩 実施例24−Cと同様な方法で、出発原料をN−((ベ
ンゾイルチオ)アセチル)−3−(4−ベンジルオキシ
カルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイミンに代
えて、融点158−159.5℃のN−((ベンゾイル
チオ)アセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン塩酸塩を得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:3.38
−3.45(4H,m),3.95−4.03(4H,
m),4.16(2H,s),7.55−7.74(3
H,m),7.94(2H,d),9.04(1H,
s),9.81(1H,brs)
1−イル)−N−((ベンゾイルチオ)アセチル)シド
ノンイミン (アセチルチオ)酢酸0.1g、1−エチル−3−(3
−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩0.
16g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物0.
13gおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlの混
合物を氷冷下、20分撹拌した後、N−((ベンゾイル
チオ)アセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン塩酸塩0.3gおよびピリジン0.13ml
を加え5分間撹拌し、次いで室温下20時間撹拌した。
水を加え、酢酸エチル−エーテルの混合溶媒で抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を留去し
て得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展
開液:酢酸エチル)で精製すると、油状の3−(4−
((アセチルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イル)
−N−((ベンゾイルチオ)アセチル)シドノンイミン
0.18gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.40(3
H,s),3.47−3.62(4H,m),3.81
(2H,s),3.86−4.00(4H,m),4.
08(2H,s),7.44(2H,t),7.56
(1H,t),8.00(2H,d),8.06(1
H,s)
((ベンゾイルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン 実施例30−Dと同様な方法で、出発原料を(ベンゾイ
ルチオ)酢酸に代えて、融点103.5−105℃のN
−((ベンゾイルチオ)アセチル)−3−(4−((ベ
ンゾイルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:3.56(4
H,brd),3.97(4H,t),4.00(2
H,s),4.08(2H,s),7.41−7.68
(6H,m),7.95−8.03(4H,m),8.
05(1H,s)
((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)ピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例30−Dと同様な方法で、出発原料を3,4,5
−トリメトキシフェニル酢酸に代えて、融点191.5
−193℃のN−((ベンゾイルチオ)アセチル)−3
−(4−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセ
チル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:3.31−
3.51(4H,m),3.71(2H,s),3.7
2−3.82(2H,m),3.83(3H,s),
3.84(6H,s),3.90−3.99(2H,
m),4.07(2H,s),6.44(2H,s),
7.41−7.57(3H,m),7.98−8.02
(2H,m),8.00(1H,s)
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチ
オ)アセチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例30−Dと同様な方法で、出発原料を(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)酢酸に
代えて、油状のN−((ベンゾイルチオ)アセチル)−
3−(4−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニルチオ)アセチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.42(1
8H,s),3.44−3.48(4H,m),3.6
7(2H,s),3.70−3.79(2H,m),
3.86−3.93(2H,m),4.08(2H,
s),5.34(1H,s),7.29(2H,s),
7.41−7.62(3H,m),7.99−8.01
(2H,m),8.02(1H,s) MS m/z:625(M+)
イル)−N−((3,4,5−トリメトキシフェニル)
アセチル)シドノンイミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料を3−(4−
ベンジルピペラジン−1−イル)−N−((3,4,5
−トリメトキシフェニル)アセチル)シドノンイミンに
代えて、油状の3−(4−ベンジルオキシカルボニルピ
ペラジン−1−イル)−N−((3,4,5−トリメト
キシフェニル)アセチル)シドノンイミン1.8gを得
た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:3.10−3.
41(4H,m),3.47−3.78(15H,
m),4.99(2H,s),6.40(2H,s),
7.15(5H,m),7.78(1H,s) MS m/s:511(M+)
ル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例19−Bと同様な方法で、出発原料を3−(4−
ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)−N
−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)
シドノンイミンに代えて、油状のN−((3,4,5−
トリメトキシフェニル)アセチル)−3−(ピペラジン
−1−イル)シドノンイミン0.8gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.92−3.
23(4H,m),3.26−3.57(4H,m),
3.67(2H,s),3.77(3H,s),3.8
1(6H,s),6.55(2H,s),7.91(1
H,s)
イル)−N−((3,4,5−トリメトキシフェニル)
アセチル)シドノンイミン (アセチルチオ)酢酸0.03g、1−エチル−3−
(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
0.06g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物
0.05gおよびN,N−ジメチルホルムアミド2ml
の混合物を氷冷下、15分撹拌した後、N−((3,
4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)−3−(ピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン0.1gを加え5
分間撹拌し、次いで室温下20時間撹拌した。水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後乾燥し、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノ
ール=95:5)で精製すると、油状の3−(4−(ア
セチルチオ)アセチルピペラジン−1−イル)−N−
((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)シ
ドノンイミン0.03gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.39(3
H,s),3.42−3.59(4H,m),3.71
(2H,s),3.81(3H,s),3.84(6
H,s),3.82−3.95(6H,m),6.58
(2H,s),8.02(1H,s)
((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)アセチル)シドノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)酢酸に代え
て、3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)−N−
((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)アセチル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.36(18
H,s),2.61−2.81(4H,m),3.40
−3.62(4H,m),3.55(2H,s),3.
73(2H,s),5.05(1H,s),7.21
(7H,m),7.85(1H,s)
ニルチオ)アセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)
シドノンイミン 3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)−N−
((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)アセチル)シドノンイミン4.9g、クロロギ酸
1−クロロエチルエステル1.8ml、ヨウ化ナトリ
ウム2.74gおよびアセトン150mlの混合物を室
温下、50分間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、析
出固体を濾去した。濾液を減圧濃縮して得た残渣、メタ
ノール100mlおよび1,2−ジクロロエタン100
mlの混合物を1.5時間加熱還流した。飽和重曹水を
加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄し乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開液:クロロホルム:メタノ
ール:アンモニア水=100:10:1)で精製する
と、油状のN−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニルチオ)アセチル)−3−(ピペラジン−
1−イル)シドノンイミン1.1gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.39(18
H,s),3.00−3.22(4H,m),3.33
−3.57(4H,m),3.75(2H,s),7.
20(2H,s),7.89(1H,s)
ニルチオ)アセチル)−3−(4−((R)−2−オキ
ソ−4−チアゾリジンカルボニル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン (−)−2−オキソ−4−チアゾリジンカルボン酸10
0mg、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド塩酸塩140mg、1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール水和物110mgおよびN,N−ジ
メチルホルムアミド5mlの混合物を氷冷下、20分撹
拌した後、N−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフエニルチオ)アセチル)−3−(ピペラジン−
1−イル)シドノンイミン0.30g,N,N−ジメチ
ルホルムアミド1mlの混合物を加え3分間撹拌し、次
いで室温下24時間撹拌した。水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を
留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開液:クロロホルム:メタノール:アンモニア水
=100:10:1)で精製すると、油状のN−
((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)アセチル)−3−(4−((R)−2−オキソ−
4−チアゾリジンカルボニル)ピペラジン−1−イル)
シドノンイミン0.16gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.39(1
8H,s),3.48−4.22(10H,m),3.
81(2H,s),4.76−4.81(1H,m),
5.18(1H,s),7.26(2H,s),8.2
0(1H,s)
ル)ピペラジン−1−イル)−N−((3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)シ
ドノンイミン 実施例35−Cと同様な方法で、出発原料を(S)−3
−(アセチルチオ)イソ酪酸に代えて、油状の3−(4
−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)ピペ
ラジン−1−イル)−N−((3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)シドノンイ
ミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.23(3
H,d),1.41(18H,s),2.35(3H,
s),2.83−2.99(2H,m),3.07−
3.21(1H,m),3.41−3.57(4H,
m),3.72−4.13(4H,m),3.81(2
H,s),5.16(1H,s),7.32(2H,
s),8.05(1H,s)
イル)−N−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニルチオ)アセチル)シドノンイミン 実施例35−Cと同様な方法で、出発原料を(アセチル
チオ)酢酸に代えて、油状の3−(4−(アセチルチ
オ)アセチルピペラジン−1−イル)−N−((3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセ
チル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.40(1
8H,s),2.40(3H,s),3.46−3.6
3(4H,m),3.80(2H,s),3.82(2
H,s),3.87−3.98(4H,m),5.16
(1H,s),7.32(2H,s),8.05(1
H,s)
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を(アセチルチ
オ)酢酸に代えて、N−((アセチルチオ)アセチル)
−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノン
イミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.36(3
H,s),2.60−2.85(4H,m),3.40
−3.66(4H,m),3.66(2H,s),3.
87(2H,s),7.27(5H,s),7.89
(1H,s)
ルオキシカルボニルピぺラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−((ア
セチルチオ)アセチル)−3−(4−ベンジルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミンに代えて、N−((アセ
チルチオ)アセチル)−3−(4−ベンジルオキシカル
ボニルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.24(3
H,s),3.30−3.56(4H,m),3.57
−3.84(4H,m),3.75(2H,s),5.
03(2H,s),7.16(5H,s),7.89
(1H,s)
セチルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン N−((アセチルチオ)アセチル)−3−(4−ベンジ
ルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン1.5gおよびジクロロメタン10mlの混合物に
氷冷下、33%臭化水素−酢酸溶液4mlを加え室温下
3時間撹拌した。氷冷下エーテル中に注ぎ、析出した結
晶を濾取し、N−((アセチルチオ)アセチル)−3−
(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン臭化水素酸塩
1.5gを得た。(アセチルチオ)酢酸0.06gおよ
びN,N−ジメチルホルムアミド3mlの混合物に氷冷
下、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド塩酸塩0.09g、1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール水和物0.07gを加え30分間撹拌し
た後、先に得られたN−((アセチルチオ)アセチル)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン臭化水
素酸塩0.15gおよびピリジン0.05mlを氷冷下
加え、室温下18時間撹拌した。水を加え、酢酸エチル
で抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:
ジクロロメタン:メタノール=95:5)で精製する
と、油状のN−((アセチルチオ)アセチル)−3−
(4−((アセチルチオ)アセチル)ピペラジン−1−
イル)シドノンイミン0.08gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.35(3
H,s),2.36(3H,s),3.43−3.73
(4H,m),3.74−4.06(8H,m),7.
99(1H,s)
ンゾイルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン 実施例38−Cと同様な方法で、(アセチルチオ)酢酸
を(ベンゾイルチオ)酢酸に代えて、融点158−15
9℃のN−((アセチルチオ)アセチル)−3−(4−
((ベンゾイルチオ)アセチル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.37(3
H,s),3.51−3.79(4H,m),3.80
−4.17(4H,m),3.86(2H,s),4.
03(2H,s),7.31−7.68(3H,m),
7.87−8.05(2H,m),8.06(1H,
s)
((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチル)ピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例38−Cと同様な方法で、(アセチルチオ)酢酸
を(3,4,5−トリメトキシフェニル)酢酸に代え
て、融点159−161℃のN−((アセチルチオ)ア
セチル)−3−(4−((3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)アセチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.34(3
H,s),3.24−3.60(4H,m),3.62
−4.05(8H,m),3.82(9H,s),6.
43(2H,s),7.99(1H,s)
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例38−Cで得たN−((アセチルチオ)アセチ
ル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン臭
化水素酸塩0.4g、ホルマリン0.38mlおよびメ
タノール5mlの混合物に氷冷下水素化ホウ素ナトリウ
ム0.12gを加え氷冷下1時間撹拌した。水を加え、
酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留
去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開液:クロロホルム:メタノール:アンモニア水=
500:10:1)で精製すると、融点138−139
℃のN−((アセチルチオ)アセチル)−3−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミン0.02g
を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(6
H,s),2.69−2.73(4H,m),3.52
−3.57(4H,m),3.90(2H,s),7.
98(1H,s)
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン 実施例34−Bで得たN−((3,4,5−トリメトキ
シフェニル)アセチル)−3−(ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン0.1g、パラホルムアルデヒド
0.03g、シアノ水素化ホウ素ナトリウム67mgお
よびメタノール5mlの混合物を室温下、2時間撹拌し
た。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を留去して得た残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:クロロホル
ム:メタノール:アンモニア水=100:10:1)で
精製すると、油状のN−((3,4,5−トリメトキシ
フェニル)アセチル)−3−(4−メチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン0.05gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.36(3
H,s),2.69(4H,t),3.52(4H,
t),3.71(2H,s),3.81(3H,s),
3.85(6H,s),6.59(2H,s),7.9
8(1H,s)MS m/z:391(M+)
3−(4−(2−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)エチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン (3,4,5−トリメトキシフェニル)アセトアルデヒ
ド0.6gおよびメタノール10mlの混合物に室温
下、実施例24−Cで得たN−((S)−3−(アセチ
ルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン塩酸塩0.36gを加えた後、シア
ノ水素化ホウ素ナトリウム0.18gを加え、18時間
撹拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタ
ノール=95:5)で精製すると、融点66−67℃の
N−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−
3−(4−(2−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)エチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン
0.33gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.23(3
H,d),2.24(3H,s),2.52−2.94
(9H,m),3.02−3.26(2H,m),3.
36−3.64(4H,m),3.74(3H,s),
3.77(6H,s),6.32(2H,s),7.8
7(1H,s)
3−(4−(2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニルチオ)エチル)ピペラジン−1−イル)
シドノンイミン (1)−78℃に冷却下、(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニルチオ)酢酸エチル1.2gおよ
びトルエン40mlの混合物に水素化ジイソブチルアル
ミニウムトルエン溶液(1.01mol/l)3.7m
lを滴下し、10分間撹拌した。混合物をエーテルで希
釈し、飽和食塩水を加え、室温で1時間撹拌した。有機
層を乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開液:ヘキサン:ジクロロメ
タン=2:1)で精製すると、油状の(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセトアルデ
ヒド0.8gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.33(18
H,s),3.40(2H,d),5.16(1H,
s),7.06(2H,s),9.36(1H,t)
料を(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ルチオ)アセトアルデヒドに代えて、油状のN−
((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−
(4−(2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニルチオ)エチル)ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミンを得た. 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.25(3
H,d),1.50(18H,s),2.28(3H,
s),2.57−3.05(9H,m),3.06−
3.25(2H,m),3.37−3.63(4H,
m),5.24(1H,s),7.18(2H,s),
7.97(1H,s)
−3−(4−(2−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)エチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例43と同様な方法で、シドノイミン誘導体を実施
例19−Bで得たN−((S)−3−(ベンゾイルチ
オ)イソブチリル)−3−(ピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミンに代えて、油状のN−((S)−3−(ベ
ンゾイルチオ)イソブチリル)−3−(4−(2−
(3,4,5−トリメトキシフェニル)エチル)ピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),2.66−2.84(8H,m),2.85
−2.98(1H,m),3.21−3.47(2H,
m),3.51−3.60(4H,m),3.83(3
H,s),3.85(6H,s),6.42(2H,
s),7.33−7.44(2H,m),7.50−
7.53(1H,m),7.95−7.98(2H,
m),8.07(1H,s)
−3−(4−(2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルチオ)エチル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン0.3
8g、(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニルチオ)アセトアルデヒド0.4g、シアノ水素化ホ
ウ素ナトリウム0.09gおよびメタノール10mlの
混合物を室温下、5時間撹拌した。水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶
媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開液:ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精
製すると、油状のN−((S)−3−(ベンゾイルチ
オ)イソブチリル)−3−(4−(2−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)エチル)ピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン0.08gを得
た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),1.43(18H,s),2.69−2.7
8(5H,m),2.85−2.99(4H,m),
3.29−3.54(6H,m),5.25(1H,
s),7.25(2H,s),7.34−7.56(3
H,m),7.94−7.99(2H,m),8.00
(1H,s)
ニルチオ)アセチル)−3−(4−(3,4−ジメトキ
シフェニルメチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例35−Bで得たN−((3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)−3−(ピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン0.34g、3,
4−ジメトキシベンズアルデヒド0.5g、シアノ水素
化ホウ素ナトリウム0.2gおよびメタノール8mlの
混合物を室温下、24時間撹拌した。水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥し、
溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノール=9
5:5)で精製すると、油状のN−((3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)−
3−(4−(3,4−ジメトキシフェニルメチル)ピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミン0.24gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.40(1
8H,s),2.73(4H,t),3.54−3.5
6(4H,m),3.53(2H,s),3.80(2
H,s),3.87(3H,s),3.89(3H,
s),5.17(1H,s),6.82(2H,s),
6.87(1H,s),7.32(2H,s),8.0
2(1H,s)
4,5−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジン−1
−イル)シドノンイミン (1)4−(3,4,5−トリメトキシフェニルメチ
ル)ピペラジン5.84gおよび水70mlの混合物に
氷冷下濃硫酸1.2mlを加えた後、亜硝酸ナトリウム
1.55gおよび水10mlの混合物を加え30分間撹
拌した。混合物に氷冷下飽和重曹水を加え、中和した
後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒
を留去して、油状の1−ニトロソ−4−(3,4,5−
トリメトキシフェニルメチル)ピペラジン6.3gを得
た。得られた1−ニトロソ−4−(3,4,5−トリメ
トキシフェニルメチル)ピペラジン6.3gおよびテト
ラヒドロフラン100mlの混合物に室温下、水素化リ
チウムアルミニウム1.62gを加え1時間撹拌した。
混合物を酢酸エチルで希釈した後飽和食塩水を加え室温
下30分間撹拌した。有機層を乾燥後、溶媒を留去し
て、油状の1−アミノ−4−(3,4,5−トリメトキ
シフェニルメチル)ピペラジン3.7gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.35−2.
84(8H,m),2.98−3.22(2H,m),
3.41(2H,s),3.80(3H,s),3.8
2(6H,s),6.59(2H,s)
リメトキシフェニルメチル)ピペラジン3.7g、ホル
ムアルデヒド重亜硫酸ナトリウム付加物1.8gおよび
水30mlの混合物を室温下30分間撹拌した後、シア
ン化カリウム0.87gを加え、50℃で2時間撹拌し
た。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾燥
後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノール=
98:2)で精製すると、油状の1−(シアノメチルア
ミノ)−4−(3,4,5−トリメトキシフェニルメチ
ル)ピペラジン1.15gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38−2.
95(9H,m),3.40(2H,s),3.67
(2H,d),3.80(3H,s),3.82(6
H,s),6.50(2H,s)
(3,4,5−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジ
ン1.15g、濃塩酸0.6mlおよびエタノール10
mlの混合物に氷冷下15%亜硝酸エチル−エタノール
溶液2.5mlを滴下し1時間撹拌し、室温下5時間撹
拌した。析出した結晶を濾取し、3−(4−(3,4,
5−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン塩酸塩0.6gを得た。(アセチル
チオ)酢酸0.08gおよびN,N−ジメチルホルムア
ミド2mlの混合物に氷冷下、1−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩0.0
6g、および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物
0.05gを加え、15分間撹拌した後、得られた3−
(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルメチル)ピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩0.1gお
よびピリジン0.1mlを加え氷冷下1時間、室温下6
時間撹拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣を再結晶(酢
酸エチル:エーテル)で精製すると、融点136−13
7℃のN−((アセチルチオ)アセチル)−3−(4−
(3,4,5−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン0.07gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(3
H,s),2.73−2.78(4H,m),3.52
(2H,s),3.52−3.60(4H,m),3.
85(3H,s),3.87(6H,s),3.90
(2H,s),6.55(2H,s),7.98(1
H,s)
(3,4,5−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン 実施例48(3)と同様な方法で、(アセチルチオ)酢
酸を(ベンゾイルチオ)酢酸に代えて、融点88−89
℃のN−((ベンゾイルチオ)アセチル)−3−(4−
(3,4,5−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.73−
2.77(4H,m),3.51(2H,s),3.5
1−3.58(4H,m),3.85(3H,s),
3.87(6H,s),4.09(2H,s),6.5
5(2H,s),7.40−7.47(2H,m),
7.50−7.57(1H,m),7.78−8.03
(2H,m),8.01(1H,s)
3,4−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジン−1
−イル)シドノンイミン (アセチルチオ)酢酸0.04g、1−エチル−3−
(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
0.06g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物
0.05gおよびN,N−ジメチルホルムアミド2ml
の混合物を氷冷下、15分間撹拌した後、3−(4−
(2,3,4−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩0.1gおよびピ
リジン0.1mlを加え30分間撹拌し、次いで室温下
3時間撹拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開液:ジクロロメタ
ン:メタノール=97:3)で精製すると、油状のN−
((アセチルチオ)アセチル)−3−(4−(2,3,
4−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン0.06gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.36(3
H,s),2.65−2.94(4H,m),3.41
−3.71(4H,m),3.55(2H,s),3.
80−4.01(2H,m),3.85(9H,s),
6.61(1H,d),6.95(1H,d),7.9
4(1H,s)
(2,3,4−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン 実施例50と同様な方法で、出発原料を(ベンゾイルチ
オ)酢酸に代えて油状のN−((ベンゾイルチオ)アセ
チル)−3−(4−(2,3,4−トリメトキシフェニ
ルメチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得
た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.58−2.
93(4H,m),3.48−3.68(4H,m),
3.52(2H,s),3.84(3H,s),3.8
5(6H,s),4.05(2H,s),6.59(1
H,d),6.92(1H,d),7.28−7.56
(3H,m),7.81−8.05(2H,m),7.
92(1H,s)
−3−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1
−イル)シドノンイミン (S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸0.16gお
よびジメチルスルホキシド4mlの混合物に室温下、
N,N−カルボニルジイミダゾール0.12gを加え1
時間撹拌した後、3−(4−(2−ヒドロキシエチル)
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩0.2g
およびピリジン0.4mlを加え室温下17時間撹拌し
た。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾
燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開液:クロロホルム:メタノール:
アンモニア水=200:10:1)で精製すると、油状
のN−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリ
ル)−3−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン
−1−イル)シドノンイミン0.08gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),2.77−2.98(5H,m),3.24
−3.49(6H,m),3.53−3.60(4H,
m),7.38−7.58(3H,m),7.93−
7.98(2H,m),8.03(1H,s)
−3−(4−(2−( ベンゾイルチオ)エチル)ピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン チオ安息香酸0.06ml、N−((S)−3−(ベン
ゾイルチオ)イソブチリル)−3−(4−(2−ヒドロ
キシエチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン
0.1gおよびテトラヒドロフラン2mlの混合物に氷
冷下トリフェニルホスフィン0.07gおよびアゾジカ
ルボン酸ジエチル0.04mlを加え、氷冷下1時間、
室温下1時間撹拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:2)で精製すると、油状のN−
((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3
−(4−(2−(ベンゾイルチオ)エチル)ピペラジン
−1−イル)シドノンイミン0.03gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),2.74(2H,dd),2.84−2.9
8(5H,m),3.22(2H,dd),3.29−
3.46(2H,m),3.53−3.58(4H,
m),7.37−7.72(6H,m),7.94−
7.99(4H,m),8.01(1H,s)
−クロロエチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン 3−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−
イル)シドノンイミン塩酸塩0.5g、塩化チオニル5
mlおよびピリジン1滴を加え60℃で4時間撹拌し
た。混合物をエーテルで希釈し、結晶を濾取して、3−
(4−(2−クロロエチル)ピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン塩酸塩0.5gを得た。(ベンゾイルチ
オ)酢酸0.34gおよびN,N−ジメチルホルムアミ
ド10mlの混合物に氷冷下、1−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩0.3
4g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物0.2
7gを加え30分間撹拌した後、3−(4−(2−クロ
ロエチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸
塩0.5gおよびピリジン0.6mlを加え、氷冷下3
0分間、室温下15時間撹拌した。水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
液:ジクロロメタン:メタノール=95:5)で精製す
ると、N−((ベンゾイルチオ)アセチル)−3−(4
−(2−クロロエチル)ピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン0.3gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.80−
2.86(6H,m),3.54−3.62(6H,
m),4.09(2H,s),7.40−7.47(2
H,m),7.53−7.60(1H,m),7.98
−8.01(2H,m),8.02(1H,s)
−1−イル)−N−((ベンゾイルチオ)アセチル)シ
ドノンイミン N−((ベンゾイルチオ)アセチル)−3−(4−(2
−クロロエチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン0.07g、チオ酢酸カリウム0.04g、ヨウ化カ
リウム0.03gおよびN,N−ジメチルホルムアミド
1mlの混合物を60℃で4時間撹拌した。水を加え、
酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留
去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開液:ジクロロメタン:メタノール=95:5)で
精製すると、融点106−107℃の3−(4−(2−
(アセチルチオ)エチル)ピペラジン−1−イル)−N
−((ベンゾイルチオ)アセチル)シドノンイミン0.
02gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.35(3
H,s),2.61−2.66(2H,m),2.73
−2.83(4H,m),2.97−3.04(2H,
m),3.47−3.58(4H,m),4.09(2
H,s),7.41−7.56(3H,m),7.98
−8.02(2H,m),8.00(1H,s)
−3−(4−(2−クロロエチル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン 実施例53−Aと同様な方法で、(ベンゾイルチオ)酢
酸を(S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸に代え
て、N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリ
ル)−3−(4−(2−クロロエチル)ピペラジン−1
−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),2.81−2.96(7H,m),3.29
−3.45(2H,m),3.54−3.63(6H,
m),7.38−7.45(2H,m),7.51−
7.57(1H,m),7.94−7.98(2H,
m),8.02(1H,s)
−1−イル)−N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)
イソブチリル)シドノンイミン 実施例53−Bと同様な方法で、出発原料をN−
((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3
−(4−(2−クロロエチル)ピペラジン−1−イル)
シドノンイミンに代えて、油状の3−(4−(2−(ア
セチルチオ)エチル)ピペラジン−1−イル)−N−
((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)シド
ノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),2.35(3H,s),2.63(2H,d
d),2.80−2.99(1H,m),3.02(2
H,dd),3.29−3.46(2H,m),3.5
1−3.56(4H,m),7.38−7.45(2
H,m),7.50−7.57(1H,m),7.94
−7.99(2H,m),8.02(1H,s)
ニルチオ)アセチル)−3−(4−(2−クロロエチ
ル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例53−Aと同様な方法で、(ベンゾイルチオ)酢
酸を(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ルチオ)酢酸に代えて、N−((3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)−3−
(4−(2−クロロエチル)ピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.41(18
H,s),2.70−2.98(8H,m),3.46
−3.75(4H,m),3.78(2H,s),5.
12(1H,s),7.27(2H,s),7.96
(1H,s)
−1−イル)−N−((3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)シドノンイミン 実施例53−Bと同様な方法で、出発原料をN−
((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)アセチル)−3−(4−(2−クロロエチル)ピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミンに代えて、融点1
23−125℃の3−(4−(2−(アセチルチオ)エ
チル)ピペラジン−1−イル)−N−((3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)
シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.40(1
8H,s),2.35(3H,s),2.61−2.6
7(2H,m),2.79−2.83(4H,m),
2.99−3.05(2H,m),3.52−3.56
(4H,m),3.81(2H,s),5.14(1
H,s),7.32(2H,s),8.00(1H,
s)
3−(N’−アリル−N’−メチルアミノ)シドノンイ
ミン (S)−3−(アセチルチオ)イソ酪酸1.5mlおよ
びN,N−ジメチルホルムアミド60mlの混合物に氷
冷下、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド塩酸塩2.1g、1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール水和物1.65gを加え30分間撹拌
した後、3−(N−アリル−N−メチルアミノ)シドノ
ンイミン塩酸塩2gおよびピリジン3.4mlを加え氷
冷下1時間、室温下4時間撹拌した。水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して
得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
液:ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製すると、油
状のN−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリ
ル)−3−(N’−アリル−N’−メチルアミノ)シド
ノンイミン2gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.24(3
H,d),2.24(3H,s),2.50−2.93
(1H,m),3.00−3.31(5H,m),3.
95(2H,d),5.04−6.07(3H,m),
7.82(1H,s)
3−メチルアミノシドノンイミン N−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−
3−(N’−アリル−N’−メチルアミノ)シドノンイ
ミン2gおよびテトラヒドロフラン45mlの混合物に
室温下、チオサリチル酸1.14gおよびトリス(ジベ
ンジリデンアセトン)(クロロホルム)ジパラジウム
0.35g、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブ
タン0.14gおよびテトラヒドロフラン5mlの混合
物を加え、5時間撹拌した。水を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:ジク
ロロメタン:メタノール=97:3)で精製すると、油
状のN−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリ
ル)−3−メチルアミノシドノンイミン1.3gを得
た。60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.27
(3H,d),2.28(3H,s),2.51−2.
97(1H,m),2.99−3.19(2H,m),
3.26(3H,s),7.79(1H,s),9.5
4(1H,brs)
3−(N’−((S)−3−(アセチルチオ)−イソブ
チリル)−N’−メチルアミノ)シドノンイミン (S)−3−(アセチルチオ)イソ酪酸0.06ml,
N−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−
3−メチルアミノシドノンイミン0.1gおよびN,N
−ジメチルホルムアミド3mlの混合物に氷冷下、1−
エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジ
イミド塩酸塩0.09g、1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール水和物0.07gを加え1時間撹拌した後、室温
下12時間撹拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:1)で精製すると、油状のN−
((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−
(N’−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリ
ル)−N’−メチルアミノ)シドノンイミン0.08g
を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.28(6
H,d),2.32(3H,s),2.35(3H,
s),2.52−2.72(1H,m),2.75−
2.86(1H,m),2.96−3.24(4H,
m),3.63(3H,s),8.16(1H,s)
3−(N’−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブ
チリル)−N’−メチルアミノ)シドノンイミン 実施例56−Cと同様な方法で、(S)−3−(アセチ
ルチオ)イソ酪酸を(S)−3−(ベンゾイルチオ)イ
ソ酪酸に代えて、油状のN−((S)−3−(アセチル
チオ)イソブチリル)−3−(N’−((S)−3−
(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−N’−メチルアミ
ノ)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.26(3
H,d),1.35(3H,d),2.31(3H,
s),2.74−2.87(1H,m),3.08−
3.28(2H,m),3.65(3H,s),7.4
3−7.58(2H,m),7.59−7.64(1
H,m),7.90−7.98(2H,m),8.17
(1H,s)
3−(N’−((3,4,5−トリメトキシフェニル)
アセチル)−N’−メチルアミノ)シドノンイミン 実施例56−Cと同様な方法で、(S)−3−(アセチ
ルチオ)イソ酪酸を3,4,5−トリメトキシフェニル
酢酸に代えて、油状のN−((S)−3−(アセチルチ
オ)イソブチリル)−3−(N’−((3,4,5−ト
リメトキシフェニル)アセチル)−N’−メチルアミ
ノ)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.27(3
H,d),2.31(3H,s),2.75−2.86
(1H,m),3.05−3.24(2H,m),3.
60(3H,s),3.66(2H,s),3.83
(9H,s),6.31(2H,s),8.00(1
H,s)
3−(N’−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニルチオ)アセチル)−N’−メチルアミノ)
シドノンイミン 実施例56−Cと同様な方法で、(S)−3−(アセチ
ルチオ)イソ酪酸を(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルチオ)酢酸に代えて、油状のN−
((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−
(N’−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニルチオ)アセチル)−N’−メチルアミノ)シド
ノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.26(3
H,d),1.41(18H,s),2.28(3H,
s),2.72−2.94(1H,m),3.04−
3.22(2H,m),3.57(2H,s),3.5
8(3H,s),5.38(1H,brs),7.17
(2H,s),7.78(1H,s)
((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)シド
ノンイミン 実施例56−Aと同様な方法で、(S)−3−(アセチ
ルチオ)イソ酪酸を(S)−3−(ベンゾイルチオ)イ
ソ酪酸に代えて、3−(N’−アリル−N’−メチルア
ミノ)−N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブ
チリル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.32(3
H,d),2.65−3.09(1H,m),3.14
(3H,s),3.25−3.46(2H,m),3.
98(2H,d),5.10−5.90(3H,m),
7.19−7.51(3H,m),7.78−7.97
(2H,m),7.90(1H,s)
−3−メチルアミノシドノンイミン 実施例56−Bと同様な方法で、出発原料を3−(N’
−アリル−N’−メチルアミノ)−N−((S)−3−
(ベンゾイルチオ)イソブチリル)シドノンイミンに代
えて、N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチ
リル)−3−メチルアミノシドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.30(3
H,d),2.62−3.03(1H,m),3.24
(3H,s),3.24−3.38(2H,m),7.
09−7.44(3H,m),7.66−7.87(2
H,m),7.81(1H,s),8.60−9.40
(1H,m)
リル)−N’−メチルアミノ)−N−((S)−3−
(ベンゾイルチオ)イソブチリル)シドノンイミン 実施例56−Cと同様な方法で、シドノンイミン誘導体
をN−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリ
ル)−3−メチルアミノシドノンイミンに代えて、油状
の3−(N’−((S)−3−(アセチルチオ)イソブ
チリル)−N’−メチルアミノ)−N−((S)−3−
(ベンゾイルチオ)イソブチリル)シドノンイミンを得
た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.26(3
H,d),1.34(3H,d),2.30(3H,
s),2.50−2.89(2H,m),2,89−
3.09(2H,m),3.23−3.44(2H,
m),3.58(3H,s),7.19−7.46 3
H,m),7.72−7.93(2H,m),8.03
(1H,s)
−3−(N’−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ
ブチリル)−N’−メチルアミノ)シドノンイミン (S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸0.07g、
N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−メチルアミノシドノンイミン0.1gおよびN,
N−ジメチルホルムアミド3mlの混合物に氷冷下、1
−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボ
ジイミド塩酸塩0.06g、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール水和物0.05gを加え、室温下48時間撹拌
した。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開液:ヘキサン:酢酸エチル=
2:1)で精製すると、油状のN−((S)−3−(ベ
ンゾイルチオ)イソブチリル)−3−(N’−((S)
−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−N’−メチ
ルアミノ)シドノンイミン0.07gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.30−
1.40(6H,m),2.80−2.96(2H,
m),3.14−3.45(4H,m),3.65(3
H,s),7.38−7.62(6H,m),7.90
−7.98(4H,m),8.21(1H,s)
−3−(N’−((3.4,5−トリメトキシフェニ
ル)アセチル)−N’−メチルアミノ)シドノンイミン 実施例61と同様な方法で、(S)−3−(ベンゾイル
チオ)イソ酪酸を3,4,5−トリメトキシフェニル酢
酸に代えて、油状のN−((S)−3−(ベンゾイルチ
オ)イソブチリル)−3−(N’−((3,4,5−ト
リメトキシフェニル)アセチル)−N’−メチルアミ
ノ)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),2.83−2.99(1H,m),3.26
−3.48(2H,m),3.59(3H,s),3.
65(2H,s),3.82(9H,s),6.30
(2H,s),7.39−7.45(2H,m),7.
51−7.55 (1H,m),7.94−7.98
(2H,m),7.99(1H,s)
(3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチ
オ)アセチル)シドノンイミン 実施例56−Aと同様な方法で、(S)−3−(アセチ
ルチオ)イソ酪酸を(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルチオ)酢酸に代えて、3−(N’−ア
リル−N’−メチルアミノ)−N−((3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)シ
ドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.38 (1
8H,s),3.13(3H,s),3.72(2H,
s),3.97(2H,d),5.04−5.96(4
H,m),7.19(2H,s),7.96(1H,
s)
ニルチオ)アセチル)−3−メチルアミノシドノンイミ
ン 実施例56−Bと同様な方法で、出発原料を3−(N’
−アリル−N’−メチルアミノ)−N−((3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチ
ル)シドノンイミンに代えて、N−((3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)−
3−メチルアミノシドノンイミンを得た。60MHz−
NMR(CDCl3)δ:1.36(18H,s),
3.26(3H,s),3.83(2H,s),5.1
2(1H,brs),7.15(2H,s),8.30
(1H,s),9.80(1H,brs)
リル)−N’−メチルアミノ)−N−((3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)
シドノンイミン 実施例56−Cと同様な方法で、シドノンイミン誘導体
をN−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニルチオ)アセチル)−3−メチルアミノシドノンイ
ミンに代えて、油状の3−(N’−((S)−3−(ア
セチルチオ)イソブチリル)−N’−メチルアミノ)−
N−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニルチオ)アセチル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.24(3
H,d),1.35(18H,s),2.25(3H,
s),2.35−2.77(1H,m),2.82−
3.05(2H,m),3.55(3H,s),3 7
2(2H,s),5.08(1H,s),7.17(2
H,s),8.07(1H,s)
−3−(N’−(2−(3,4,5−トリメトキシフェ
ニル)エチル)−N’−メチルアミノ)シドノンイミン (1)N−(2−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)エチル)−N−メチルアミン0.8gおよび水8m
lの混合物に氷冷下濃塩酸0.5mlを加えた後、亜硝
酸ナトリウム0.3gおよび水2mlの混合物を加え1
時間撹拌した。混合物にジクロロメタン5mlを加え、
室温下30分間撹拌した後、水を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:ジク
ロロメタン:メタノール=97:3)で精製すると、油
状のN−(2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)
エチル)−N−メチル−N−ニトロソアミン0.8gを
得た。得られたN−(2−(3,4,5−トリメトキシ
フェニル)エチル)−N−メチル−N−ニトロソアミン
0.58gおよびテトラヒドロフラン10mlの混合物
に室温下、水素化リチウムアルミニウム0.17gを加
え、3時間加熱還流した。混合物を冷却後、酢酸エチル
で希釈した後飽和食塩水を加え室温下30分間撹拌し
た。有機層を乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:クロロホル
ム:メタノール:アンモニア水=200:10:1)で
精製すると、油状のN−アミノ−N−(2−(3,4,
5−トリメトキシフェニル)エチル)−N−メチルアミ
ン0.33gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.48(3
H,s),2.55−2.80(2H,m),2.84
−3.12(2H,m),3.73(3H,s),3.
74(6H,s),6.31(2H,s)
5−トリメトキシフェニル)エチル)−N−メチルアミ
ン0.52g、ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウム付
加物0.3gおよび水5mlの混合物を室温下30分間
撹拌した後、シアン化カリウム0.15gを加え、18
時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層
を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メ
タノール=99:1)で精製すると、油状のN−(シア
ノメチルアミノ)−N−(2−(3,4,5−トリメト
キシフェニル)エチル)−N−メチルアミン0.32g
を得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:2.48−2.
85(9H,m),3.78(3H,s),3.80
(6H,s),6.39(2H,s)
(2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エチル)
−N−メチルアミン0.32g、濃塩酸0.5mlおよ
びエタノール3mlの混合物に氷冷下15%亜硝酸エチ
ルエタノール溶液0.8mlを滴下し1時間撹拌した。
混合物を濃縮し、3−(N−(2−(3,4,5−トリ
メトキシフェニル)エチル)−N−メチルアミノ)シド
ノンイミン塩酸塩0.41gを得た。得られた3−(N
−(2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エチ
ル)−N−メチルアミノ)シドノンイミン塩酸塩0.2
2g、(S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸0.1
6mgおよびN,N−ジメチルホルムアミド2mlの混
合物に氷冷下、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノ
プロピル)カルボジイミド塩酸塩0.13g、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール水和物0.1gおよびピリジ
ン0.2mlを加え4時間撹拌した。水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して
得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
液:ヘキサン:酢酸エチル=1:4)で精製すると、油
状のN−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリ
ル)−3−(N’−(2−(3,4,5−トリメトキシ
フェニル)エチル)−N’−メチルアミノ)シドノンイ
ミン0.15gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.32(3
H,d),2.57−3.12(3H,m),3.17
(3H,s),3.25−3.46(2H,m),3.
47−3.82(2H,m),3.74(3H,s),
3.76(6H,s),6.30(2H,s),7.2
0−7.47(3H,m),7.72−7.88(2
H,m),7.89(1H,s)
3−(N’−(2−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)エチル)−N’−メチルアミノ)シドノンイミン 実施例64(3)と同様な方法で、(S)−3−(ベン
ゾイルチオ)イソ酪酸を(S)−3−(アセチルチオ)
イソ酪酸に代えて、油状のN−((S)−3−(アセチ
ルチオ)イソブチリル)−3−(N’−(2−(3,
4,5−トリメトキシフェニル)エチル)−N’−メチ
ルアミノ)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.24(3
H,d),2.25(3H,s),2.56−3.16
(5H,m),3.17(3H,s),3.45−3.
76(2H,m),3.75(3H,s),3.76
(6H,s),6.24(2H,s),7.84(1
H,s)
ニルチオ)アセチル)−3−モルホリノシドノンイミン 実施例4と同様な方法で、出発原料を(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)酢酸に代え
て、融点178−180℃のN−((3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル)−3
−モルホリノシドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.36(18
H,s),3.36−3.61(4H,m),3.67
(2H,s),3.67−4.00(4H,m),7.
16(2H,s),8.00(1H,s) MS m/z:449(M++1)
3−モルホリノシドノンイミン 実施例4と同様な方法で、出発原料を(S)−3−(ア
セチルチオ)イソ酪酸に代えて、融点82−83℃のN
−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3
−モルホリノシドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.21(3
H,d),2.27(3H,s),2,49−2.92
(1H,m),3.02−3.24(2H,m),3.
50−3.66(4H,m),3.80−4.06(4
H,m),7.93(1H,s)
−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン0.0
7g、ヨウ化エチル0.02ml、炭酸カリウム26m
gおよびN,N−ジメチルホルムアミド2mlの混合物
を40℃で1.5時間撹拌した。混合物に水を加え、酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥
し、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノール=
95:5)で精製すると、融点120−122℃のN−
((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3
−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン
56.4mgを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),1.34(3H,d),2.51(2H,
q),2.73−2.76(4H,m),2.83−
2.98(1H,m),3.30−3.46(2H,
m),3.54−3.57(4H,m),7.38−
7.44(2H,m),7.51−7.56(1H,
m),7.94−7.98(2H,m),8.01(1
H,s)
−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン0.4
3g、ヨウ化イソプロピル0.16ml、炭酸カリウム
0.29gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10m
lの混合物を40℃で8時間撹拌した。混合物に水を加
え、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後
乾燥し、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノー
ル=95:5)で精製すると、油状のN−((S)−3
−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3−(4−イソ
プロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン0.1
7gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),1.34(3H,d),2.76−2.98
(6H,m),3.32−3.46(2H,m),3.
51−3.55(4H,m),7.38−7.44(2
H,m),7.51−7.56(1H,m),7.94
−7.98(2H,m),8.01(1H,s)
−3−(4−(2,22−トリフルオロエチル)ピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン0.2
g、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタ
ンスルホナート(2,2,2−トリフルオロエタノール
1.1ml、ピリジン1.2mlおよびトリフルオロメ
タンスルホン酸無水物2.5mlから調整)、N,N−
ジイソプロピルエチルアミン0.74mlおよびアセト
ニトリル5mlの混合物を50℃で17時間撹拌した。
混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を乾
燥し、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開液:ヘキサン:酢酸エチル=1:
2)で精製すると、融点107−109℃のN−
((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3
−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン0.12gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),2.85−2.95(1H,m),3.00
−3.03(4H,m),3.07(1H,d),3.
14(1H,d),3.30−3.46(2H,m),
3.54−3.58(4H,m),7.38−7.44
(2H,m),7.51−7.56(1H,m),7.
95−7.97(2H,m),8.01(1H,s)
−3−(4−シクロブチルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩
0.11g、シクロブタノン0.2mlおよびメタノー
ル3mlの混合物に氷冷下、水素化シアノホウ素ナトリ
ウム35mgを加え0℃で1.5時間撹拌した。混合物
に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾燥
後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノール:
アンモニア水=1000:10:1)で精製すると、油
状のN−((S)−3−(べンゾイルチオ)イソブチリ
ル)−3−(4−シクロブチルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン0.1gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),1.67−2.18(6H,m),2.60
−2.63(4H,m),2.80−3.00(2H,
m),3.31−3.48(2H,m),3.52−
3.55(4H,m),7.38−7.44(2H,
m),7.51−7.56(1H,m),7.95−
7.97(2H,m),8.01(1H,s)
−3−(4−シクロペンチルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩
0.2g、シクロペンタノン0.43mlおよびメタノ
ール5mlの混合物に氷冷下、水素化シアノホウ素ナト
リウム61mgを加え0℃で3.5時間撹拌した。混合
物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾
燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノー
ル:アンモニア水=100:2:1)で精製すると、油
状のN−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリ
ル)−3−(4−シクロペンチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン0.16gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),1.57−1.95(10H,m),2.5
8−2.70(1H,m),2.77−2.80(4
H,m),2.90−3.00(1H,m),3.33
−3.48(2H,m),3.53−3.56(4H,
m),7.38−7.44(2H,m),7.51−
7.56(1H,m),7.95−7.97(2H,
m),8.01(1H,s)
−3−(4−シクロヘキシルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩
0.2g、シクロヘキサノン0.5mlおよびメタノー
ル5mlの混合物に氷冷下、水素化シアノホウ素ナトリ
ウム61mgを加え0℃で3.5時間撹拌した。混合物
に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾燥
後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノール:
アンモニア水=100:2:1)で精製すると、融点1
01−102℃のN−((S)−3−(ベンゾイルチ
オ)イソブチリル)−3−(4−シクロヘキシルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン0.12gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.09−
1.33(2H,m),1.34(3H,d),1.6
0−1.94(8H,m),2.31−2.44(1
H,m),2.83−3.00(5H,m),3.31
−3.54(6H,m),7.38−7.44(2H,
m),7.51−7.56(1H,m),7.94−
7.97(2H,m),8.00(1H,s)
−3−(4−フェニルピペラジン−1−イル)シドノン
イミン (S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸0.31g、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩0.3g、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール水和物0.25gおよびN,N−ジメチルホル
ムアミド10mlの混合物を氷冷下、30分間撹拌した
後、3−(4−フェニルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン塩酸塩0.47gおよびピリジン0.8mlを
加え30分間撹拌し、次いで室温下19時間撹拌した。
水を加え、エーテルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、
溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開液:クロロホルム:メタノール:アンモ
ニア水=200:10:1)で精製すると油状のN−
((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3
−(4−フェニルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン0.22gを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(3
H,d),2.68−3.29(1H,m),3.29
−3.87(10H,m),6.70−7.08(3
H,m),7.08−7.69(5H,m),7.80
−7.98(2H,m),8.00(1H,s)
−3−(4−((4−メトキシフェニル)メチルチオ)
ピペリジン−1−イル)シドノンイミン (S)−3−(ベンゾイルチオ)イソ酪酸0.3g、1
−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボ
ジイミド塩酸塩0.28g、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール水和物0.22gおよびN,N−ジメチルホル
ムアミド3mlの混合物を氷冷下、30分間撹拌した
後、3−(4−((4−メトキシフェニル)メチルチ
オ)ピペリジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩0.
52gおよびピリジン0.5mlを加え30分間撹拌
し、次いで室温下48時間撹拌した。水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して
得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
液:ジクロロメタン:メタノール=100:3)で精製
すると油状のN−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イ
ソブチリル)−3−(4−((4−メトキシフェニル)
メチルチオ)ピペリジン−1−イル)シドノンイミン
0.46gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ.1.34(3
H,d),1.85−1.94(2H,m),2.07
−2.19(2H,m),2.73−2.79(1H,
m),2.86−2.95(1H,m),3.24−
3.46(4H,m),3.66−3.80(2H,
m),3.74(2H,s),3.81(3H,s),
6.86(2H,d),7.24(2H,d),7.3
7−7.44(2H,m),7.50−7.58(1
H,m),7.93−7.98(2H,m),7.98
(1H,s)
−3−(4−メルカプトピペリジン−1−イル)シドノ
ンイミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(4−((4−メトキシフェニル)メチルチオ)
ピペリジン−1−イル)シドノンイミン0.46gおよ
びトリフルオロ酢酸5mlの混合物を2時間加熱還流し
た。混合物を濃縮して得た残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノー
ル:酢酸=1000:10:1)で精製すると油状のN
−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−
3−(4−メルカプトピペリジン−1−イル)シドノン
イミン0.3gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.36(3
H,d),1.66−1.78(1H,m),1.86
−2.05(2H,m),2.22−2.37(2H,
m),3.06−3.16(2H,m),3.24−
3.55(4H,m),3.91−3.99(2H,
m),7.39−7.47(2H,m),7.53−
7.60(1H,m),7.90−7.95(2H,
m),8.50(1H,s)
N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
シドノンイミン N−((S)−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)
−3−(4−メルカプトピペリジン−1−イル)シドノ
ンイミン0.15g、ピリジン1mlおよび無水酢酸1
mlの混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮し
て得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展
開液:ジクロロメタン:メタノール=100:3)で精
製すると融点133−134℃の3−(4−(アセチル
チオ)ピペリジン−1−イル)−N−((S)−3−
(ベンゾイルチオ)イソブチリル)シドノンイミン0.
1gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.35(3
H,d),1.89−2.18(2H,m),2.19
−2.37(2H,m),2.36(3H,s),2.
97−3.08(1H,m),3.24−3.55(4
H,m),3.65−3.79(3H,m),7.35
−7.49(2H,m),7.50−7.58(1H,
m),7.92−7.98(2H,m),8.22(1
H,s)
3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン N−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−
3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン臭化水素
酸塩0.2g、ホルマリン0.1mlおよびメタノール
2mlの混合物に室温下水素化シアノホウ素ナトリウム
0.08gを加え15分間撹拌した。混合物に水を加
え、ジクロロメタンで抽出した。有機層を水洗乾燥後、
溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開液:クロロホロム:メタノール:アンモ
ニア水=500:10:1)で精製すると、油状のN−
((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン
0.08gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.26(3
H,d),2.30(3H,s),2.38(3H,
s),2.68−2.84(5H,m),3.08−
3.24(2H,m),3.53−3.58(4H,
m),8.00(1H,s)
3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン 実施例68と同様な方法で、出発原料をN−((S)−
3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩に代えて、油状の
N−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−
3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),1.27(3H,d),2.30(3H,
s),2.51(2H,q),2.71−2.89(5
H,m),3.09−3.24(2H,m),3.52
−3.57(4H,m),7.99(1H,s)
3−(4−イソプロピルピぺラジン−1−イル)シドノ
ンイミン 実施例69と同様な方法で、出発原料をN−((S)−
3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩に代えて、油状の
N−((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−
3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),1.28(3H,d),2.30(3H,
s),2.73−2.96(6H,m),3.09−
3.24(2H,m),3.50−3.55(4H,
m),7.98(1H,s)
ニルチオ)アセチル)−3−(4−((4−メトキシフ
ェニル)メチルチオ)ピペリジン−1−イル)シドノン
イミン 実施例75と同様な方法で、出発原料を(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)酢酸に代え
て、油状のN−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニルチオ)アセチル)−3−(4−((4−
メトキシフェニル)メチルチオ)ピペリジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.40(1
8H,s),1.82−1.97(2H,m),2.1
1−2.18(2H,m),2.73−2.81(1
H,m),3.25−3.35(2H,m),3.68
−3.80(2H,m),3.74(2H,s),3.
80(3H,s),3.80(2H,s),5.15
(1H,s),6.86(2H,d),7.24(2
H,d),7.31(2H,s),7.98(1H,
s)
ニルチオ)アセチル)−3−(4−メルカプトピペリジ
ン−1−イル)シドノンイミン 実施例76と同様な方法で、出発原料をN−((3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセ
チル)−3−(4−((4−メトキシフェニル)メチル
チオ)ピペリジン−1−イル)シドノンイミンに代え
て、油状のN−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニルチオ)アセチル)−3−(4−メルカプ
トピペリジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.40(1
8H,s),1.64−1.72(1H,brd),
1.88−2.03(2H,m),2.28−2.36
(2H,m),3.05−3.19(1H,m),3.
39−3.50(2H,m),3.75−3.97(2
H,m),3.85(2H,s),5.24(1H,b
rs),7.30(2H,s),8.40(1H,s)
((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)アセチル)シドノンイミン 実施例77と同様な方法で、出発原料をN−((3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)アセ
チル)−3−(4−メルカプトピペリジン−1−イル)
シドノンイミンに代えて、融点141−143℃の3−
(4−アセチルチオピペリジン−1−イル)−N−
((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
チオ)アセチル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.40(1
8H,s),1.93−2.04(2H,m),2.2
1−2.33(2H,m),2.36(3H,s),
3.39−3.50(2H,m),3.65−3.79
(3H,m),3.80(2H,s),5.15(1
H,s),7.32(2H,s),8.00(1H,
s)
N−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチ
ル)シドノンイミン 3−(4−((4−メトキシフェニル)メチルチオ)ピ
ペリジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩0.29g
およびトリフルオロ酢酸3mlの混合物を3時間加熱還
流した。混合物を濃縮後、塩化アセチル1mlを加え室
温で3時間撹拌した。混合物を濃縮後、N,N−ジメチ
ルホルムアミド3mlに溶解し、(3,4,5−トリメ
トキシフェニル)酢酸0.19g、ピリジン0.3m
l、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド塩酸塩0.17gおよび1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール水和物0.13gを0℃で加え、室
温下13時間撹拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:ジクロロ
メタン:メタノール=100:2)で精製すると油状の
3−(4−(アセチルチオ)ピペリジン−1−イル)−
N−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチ
ル)シドノンイミン0.1gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.88−
2.08(2H,m),218−2.33(2H,
m),2.35(3H,s),3.36−3.48(2
H,m),3.60−3.75(3H,m),3.71
(2H,s),3.81(3H,s),3.85(6
H,s),6.59(2H,s),7.98(1H,
s)
ラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例68と同様な方法で、出発原料をN−(アセチル
チオアセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン臭化水素酸塩に代えて、融点111−112℃
のN−(アセチルチオアセチル)−3−(4−エチルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),2.38(3H,s),2.51(2H,
q),2.72−2.76(4H,m),3.53−
3.57(4H,m),3.90(2H,s),7.9
7(1H,s)
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例69と同様な方法で、出発原料をN−(アセチル
チオアセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン臭化水素酸塩に代えて、融点111−113℃
のN−(アセチルチオアセチル)−3−(4−イソプロ
ピルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),2.38(3H,s),2.76−2.86
(5H,m),3.51−3.55(4H,m),3.
90(2H,s),7.96(1H,s)
ペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例68と同様な方法で、出発原料をN−(ベンゾイ
ルチオアセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン塩酸塩に代えて、融点143−144℃のN
−(ベンゾイルチオアセチル)−3−(4−エチルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ.1.11(3
H,t),2.51(2H,q),2.72−2.76
(4H,m),3.53−3.57(4H,m),4.
09(2H,s),7.41−7.47(2H,m),
7.53−7.59(1H,m),8.00(1H,
s),8.00−8.03(2H,m)
ピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例69と同様な方法で、出発原料をN−(ベンゾイ
ルチオアセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン塩酸塩に代えて、融点132−134℃のN
−(ベンゾイルチオアセチル)−3−(4−イソプロピ
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.07(6
H,d),2.76−2.87(5H,m),3.51
−3.55(4H,m),4.09(2H,s),7.
41−7.46(2H,m),7.53−7.59(1
H,m),7.99(1H,s),7.99−8.03
(2H,m)
2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)
シドノンイミン 実施例70と同様な方法で、出発原料をN−(ベンゾイ
ルチオアセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン塩酸塩に代えて、融点146−147℃のN
−(ベンゾイルチオアセチル)−3−(4−(2,2,
2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:3.00−
3.03(4H,m),3.07(1H,d),3.1
4(1H,d),3.54−3.58(4H,m),
4.09(2H,s),7.41−7.47(2H,
m),7.53−7.59(1H,m),8.00(1
H,s),7.99−8.02(2H,m)
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例71と同様な方法で、出発原料をN−(ベンゾイ
ルチオアセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン塩酸塩に代えて、融点151−153℃のN
−(ベンゾイルチオアセチル)−3−(4−シクロブチ
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.69−
2.15(6H,m),260−2.63(4H,
m),2.81−2.93(1H,m),3.52−
3.55(4H,m),4.09(2H,s),7.4
1−7.46(2H,m),7.53−7.58(1
H,m),8.00(1H,s),8.00−8.02
(2H,m)
ンチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例72と同様な方法で、出発原料をN−(ベンゾイ
ルチオアセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン塩酸塩に代えて、融点136−138℃のN
−(ベンゾイルチオアセチル)−3−(4−シクロペン
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.35−
1.98(8H,m),2.57−2.69(1H,
m),2.76−2.80(4H,m),3.52−
3.56(4H,m),4.09(2H,s),7.4
1−7.46(2H,m),7.53−7.58(1
H,m),8.00(1H,s),8.00−8.02
(2H,m)
キシルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例73と同様な方法で、出発原料をN−(ベンゾイ
ルチオアセチル)−3−(ピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン塩酸塩に代えて、融点141−143℃のN
−(ベンゾイルチオアセチル)−3−(4−シクロヘキ
シルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.09−
1.93(10H,m),2.32−2.44(1H,
m),2.83−2.87(4H,m),3.50−
3.54(4H,m),4.09(2H,s),7.4
1−7.46(2H,m),7.53−7.58(1
H,m),7.99(1H,s),7.99−8.03
(2H,m)
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例74と同様な方法で、出発原料を(ベンゾイルチ
オ)酢酸に代えて、融点160−162℃のN−(ベン
ゾイルチオアセチル)−3−(4−フェニルピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:3.46−
3.49(4H,m),3.66−3.70(4H,
m),4.10(2H,s),6.95−7.00(3
H,m),7.26−7.60(5H,m),8.00
−8.04(2H,m),8.07(1H,s)
−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を2−(アセチルチ
オ)イソ酪酸に代えて、融点128−130℃のN−
(2−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.66(6
H,s),2.25(3H,s),2.37(3H,
s),2.67−2.75(4H,m),3.49−
3.57(4H,m),7.99(1H,s)
−べンジルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を2−(アセチル
チオ)イソ酪酸に代えて、油状のN−(2−(アセチル
チオ)イソブチリル)−3−(4−ベンジルピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.66(6
H,s),2.23(3H,s),2.59−2.88
(4H,m),3.35−3.66(4H,m),3.
56(2H,s),7.25(5H,s),7.93
(1H,s)
−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−(2−
(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(4−べンジル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミンに代えて、油状
のN−(2−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−
(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.65(6
H,s),2.24(3H,s),3.44−3.50
(4H,m),3.78−3.83(4H,m),5.
17(2H,s),7.37(5H,s),8.00
(1H,s)
ペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩 実施例24−Cと同様な方法で、出発原料をN−(2−
(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(4−ベンジル
オキシカルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンに代えて、アモルファス状のN−(2−(アセチルチ
オ)イソブチリル)−3−(ピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン塩酸塩を得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:1.58
(6H,s),2.24(3H,s),3.34−3.
48(4H,m),3.86−3.97(4H,m),
8.84(1H,s)
−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例68と同様な方法で、出発原料をN−(2−(ア
セチルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジン−1−
イル)シドノンイミン塩酸塩に代えて、油状のN−(2
−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(4−エチル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),1.66(6H,s),2.25(3H,
s),2.51(2H,q),2.71−2.76(4
H,m),3.52−3.56(4H,m),8.00
(1H,s)
−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例69と同様な方法で、出発原料をN−(2−(ア
セチルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジン−1−
イル)シドノンイミン塩酸塩に代えて、油状のN−(2
−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(4−イソプ
ロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),1.66(6H,s),2.25(3H,
s),2.75−2.88(5H,m),3.49−
3.54(4H,m),7.99(1H,s)
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)2−(アセチルチオ)イソ酪酸4g、水酸化ナト
リウム4gおよび水40mlの混合物を窒素雰囲気下0
℃で30分間撹拌した後、塩化ベンゾイル3mlを加
え、さらに30分間撹拌した。氷水を加え塩酸で酸性と
し、生じた結晶を濾取した。ジクロロメタンに溶かし、
有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:クロロホル
ム:メタノール:酢酸=100:2:1)で精製する
と、−2−(べンゾイルチオ)イソ酪酸16gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.74(6
H,s),7.25−7.61(3H,m),7.78
−7.99(2H,m) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を2−(ベン
ゾイルチオ)イソ酪酸に代えて、融点155−157℃
のN−(2−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを
得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.76(6
H,s),2.37(3H,s),2.65−2.74
(4H,m),3.47−3.58(4H,m),7.
35−7.41(2H,m),7.42−7.56(1
H,m),7.86−7.97(2H,m),8.04
(1H,s)
(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を2−(ベンゾイ
ルチオ)イソ酪酸に代えて、油状のN−(2−(ベンゾ
イルチオ)イソブチリル)−3−(4−べンジルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.76(6
H,s),2.68−2.77(4H,m),3.46
−3.55(4H,m),3.58(2H,s),7.
28(5H,s),7.30−7.43(2H,m),
7.44−7.57(1H,m),7.86−7.92
(2H,m),8.02(1H,s)
(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−(2−
(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3−(4−ベンジ
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミンに代えて、油
状のN−(2−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3
−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.75(6
H,s),3.43−349(4H,m),3.78−
3.82(4H,m),5.16(2H,s),7.3
6−7.42(2H,m),7.37(5H,s),
7.45−7.58(1H,m),7.92(2H,d
d),8.05(1H,s)
(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン臭化水素酸塩 実施例19−Bと同様な方法で、出発原料をN−(2−
(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3−(4−ベンジ
ルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミンに代えて、アモルファス状のN−(2−(ベンゾイ
ルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン臭化水素酸塩を得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:1.71
(6H,s),3.48(4H,brs),3.95
(4H,brs),7.54−7.60(2H,m),
7.64−7.72(1H,m),7.88(2H,
d),9.14(1H,s)
(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例68と同様な方法で、出発原料をN−(2−(ベ
ンゾイルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジン−1
−イル)シドノンイミン臭化水素酸塩に代えて、油状の
N−(2−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3−
(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを
得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.11(3
H,t),1.76(6H,s),2.50(2H,
q),2.64−2.77(4H,m),3.49−
3.58(4H,m),7.33−7.42(2H,
m),7.44−7.56(1H,m),7.90−
7.95(2H,m),8.03(1H,s)
(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例69と同様な方法で、出発原料をN−(2−(ベ
ンゾイルチオ)イソブチリル)−3−(ピペラジン−1
−イル)シドノンイミン臭化水素酸塩に代えて、油状の
N−(2−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3−
(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.07(6
H,d),1.77(6H,s),2.74−2.83
(5H,m),3.48−3.54(4H,m),7.
35−7.41(2H,m),7.48−7.54(1
H,m),7.90−7.95(2H,m),8.03
(1H,s)
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を3−アセチルチオ
−2,2−ジメチルプロピオン酸に代えて、油状のN−
(3−アセチルチオ−2,2−ジメチルプロピオニル)
−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.27(6
H,s),2.31(3H,s),2.37(3H,
s),2.68−2.73(4H,m),3.25(2
H,s),3.50−3.56(4H,m),7.97
(1H,s)
ル)−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を3−アセチルチ
オ−2,2−ジメチルプロピオン酸に代えて、油状のN
−(3−アセチルチオ−2,2−ジメチルプロピオニ
ル)−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミンを得た。270MHz−NMR(CDC
l3)δ:1.27(6H,s),2.30(3H,
s),2.72−2.75(4H,m),3.25(2
H,s),3.49−3.55(4H,m),3.60
(2H,s),7.29−7.38(5H,m),7.
97(1H,s)
ル)−3−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン
−1−イル)シドノンイミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−(3−
アセチルチオ−2,2−ジメチルプロピオニル)−3−
(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノンイミン
に代えて、油状のN−(3−アセチルチオ−2,2−ジ
メチルプロピオニル)−3−(4−ベンジルオキシカル
ボニルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.27(6
H,s),2.31(3H,s),3.25(2H,
s),3.43−3.51(4H,m),3.78−
3.84(4H,m),5.17(2H,s),7.3
7(5H,s),7.99(1H,s)
ル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩
酸塩 実施例24−Cと同様な方法で、出発原料をN−(3−
アセチルチオ−2,2−ジメチルプロピオニル)−3−
(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンに代えて、アモルファス状のN−
(3−アセチルチオ−2,2−ジメチルプロピオニル)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩
を得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:1.27
(6H,s),2.50(3H,s),3.33−3.
48(6H,m),3.91−4.05(4H,m),
9.09(1H,brs),9.79(1H,brs)
ル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン 実施例68と同様な方法で、出発原料をN−(3−アセ
チルチオ−2,2−ジメチルプロピオニル)−3−(ピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩に代えて、
油状のN−(3−アセチルチオ−2,2−ジメチルプロ
ピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)
シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),1.27(6H,s),2.31(3H,
s),2.51(2H,q),2.71−2.83(4
H,m),3.25(2H,s),3.51−3.57
(4H,m),7.97(1H,s)
ル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン 実施例69と同様な方法で、出発原料をN−(3−アセ
チルチオ−2,2−ジメチルプロピオニル)−3−(ピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩に代えて、
油状のN−(3−アセチルチオ−2,2−ジメチルプロ
ピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−
イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),1.27(6H,s),2.31(3H,
s),2.76−2.86(4H,m),3.25(2
H,s),3.47−3.55(4H,m),7.98
(1H,s)
ニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を3−ベンゾイルチ
オ−2,2−ジメチルプロピオン酸に代えて、融点10
2−103℃のN−(3−ベンゾイルチオ−2,2−ジ
メチルプロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.37(6
H,s),2.36(3H,s),2.58−2.88
(4H,m),3.38−3.69(4H,m),3.
47(2H,s),7.18−7.60(3H,m),
7.86−8.17(2H,m),7.99(1H,
s)
ニル)−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を3−ベンゾイル
チオ−2,2−ジメチルプロピオン酸に代えて、油状の
N−(3−ベンゾイルチオ−2,2−ジメチルプロピオ
ニル)−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミンを得た。 60MHz−NMR(CDCl3)δ:1.46(6
H,s),2.57−2.92(4H,m),3.47
−3.70(4H,m),3.50(2H,s),3.
58(2H,s),7.16−7.55(3H,m),
7.28(5H,s),7.84−8.17(2H,
m),7.93(1H,s)
ニル)−3−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−(3−
ベンゾイルチオ−2,2−ジメチルプロピオニル)−3
−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンに代えて、油状のN−(3−ベンゾイルチオ−2,2
−ジメチルプロピオニル)−3−(4−ベンジルオキシ
カルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得
た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(6
H,s),3.43−3.50(4H,m),3.47
(2H,s),3.78−3.83(4H,m),5.
17(2H,s),7.37(5H,s),7.36−
7.44(2H,m),7.48−7.57(1H,
m),7.98(2H,d),8.00(1H,s)
ニル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン
臭化水素酸塩 実施例19−Bと同様な方法で、出発原料をN−(3−
ベンゾイルチオ−2,2−ジメチルプロピオニル)−3
−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンに代えて、アモルファス状のN−
(3−ベンゾイルチオ−2,2−ジメチルプロピオニ
ル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン臭
化水素酸塩を得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:1.35
(6H,s),3.47(6H,brs),4.01
(4H,brs),7.52−7.58(2H,m),
7.66−7.72(1H,m),7.90(2H,
d),9.29(1H,s)
ニル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン 実施例68と同様な方法で、出発原料をN−(3−ベン
ゾイルチオ−2,2−ジメチルプロピオニル)−3−
(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン臭化水素酸塩
に代えて、油状のN−(3−べンゾイルチオ−2,2−
ジメチルプロピオニル)−3−(4−エチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.11(3
H,t),1.34(6H,s),2.50(2H,
q),2.70−2.78(4H,m),3.48(2
H,s),3.52−3.57(4H,m),7.32
−7.44(2H,m),7.47−7.57(1H,
m),7.95−8.01(2H,m),7.99(1
H,s)
ニル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン 実施例69と同様な方法で、出発原料をN−(3−ベン
ゾイルチオ−2,2−ジメチルプロピオニル)−3−
(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン臭化水素酸塩
に代えて、油状のN−(3−ベンゾイルチオ−2,2−
ジメチルプロピオニル)−3−(4−イソプロピルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),1.34(6H,s),2.75−2.84
(5H,m),3.48(2H,s),3.49−3.
56(4H,m),7.37−7.45(2H,m),
7.48−7.58(1H,m),7.95−8.01
(2H,m),7.99(1H,s)
−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(アセチルチ
オ)プロピオン酸に代えて、融点134−136℃のN
−(3−(アセチルチオ)プロピオニル)−3−(4−
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.31(3
H,s),2.38(3H,s),2.70−2.73
(4H,m),2.79(2H,t),3.20(2
H,t),3.53−3.56(4H,m),7.98
(1H,s)
−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を3−(アセチル
チオ)プロピオン酸に代えて、融点128℃のN−(3
−(アセチルチオ)プロピオニル)−3−(4−ベンジ
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.30(3
H,s),2.73−2.81(6H,m),3.20
(2H,t),3.52−3.56(4H,m),3.
60(2H,s),7.26−7.40(5H,m),
7.97(1H,s)
−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−(3−
(アセチルチオ)プロピオニル)−3−(4−ベンジル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミンに代えて、N−
(3−(アセチルチオ)プロピオニル)−3−(4−ベ
ンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.31(3
H,s),2.79(2H,t),3.20(2H,
t),3.47−3.50(4H,m),3.80−
3.84(4H,m),5.17(2H,s),7.3
7(5H,m),8.00(1H,s)
ペラジン−1−イル)シドノンイミン臭化水素酸塩 実施例19−Bと同様な方法で、出発原料をN−(3−
(アセチルチオ)プロピオニル)−3−(4−ベンジル
オキシカルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンに代えて、N−(3−(アセチルチオ)プロピオニ
ル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン臭
化水素酸塩2.23gを得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:2.34
(3H,s),2.88(2H,t),3.13(2
H,t),3.43−3.54(4H,m),3.96
−4.06(4H,m),9.18(1H,brs),
9.33(1H,s)
−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例68と同様な方法で、出発原料をN−(3−(ア
セチルチオ)プロピオニル)−3−(ピペラジン−1−
イル)シドノンイミン臭化水素酸塩に代えて、融点10
3. 5−105℃のN−(3−(アセチルチオ)プロ
ピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)
シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),2.31(3H,s),2.51(2H,
q),2.7・0−2.82(6H,m),3.20
(2H,t),3.53−3.57(4H,m),7.
98(1H,s)
−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例69と同様な方法で、出発原料をN−(3−(ア
セチルチオ)プロピオニル)−3−(ピペラジン−1−
イル)シドノンイミン臭化水素酸塩に代えて、融点11
6−118℃のN−(3−(アセチルチオ)プロピオニ
ル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)
シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),2.31 (3H,s),2.77−2.8
7(7H,m),3.21(2H,t), 3.51−
3.55(4H,m),7.97(1H,s)
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(ベンゾイル
チオ)プロピオン酸に代えて、融点128−131℃の
N−(3−(ベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを
得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(3
H,s),2.70−2.73(4H,m),2.90
(2H,t),3.41(2H,t),3.53−3.
57(4H,m),7.39−7.45(2H,m),
7.51−7.57(1H,m),7.94−7.97
(2H,m),8.00(1H,s)
(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を3−(ベンゾイ
ルチオ)プロピオン酸に代えて、融点126−127℃
のN−(3−(ベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−
(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シドノンイミン
を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.74−
2.77(4H,m),2.90(2H,t),3.4
1(2H,t),3.53−3.56(4H,m),
3.61(2H,s),7.29−7.35(5H,
m),7.39−7.44(2H,m),7.51−
7.56(1H,m),7.94−7.97(2H,
m),8.00(1H,s)
(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−(3−
(ベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−ベンジ
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミンに代えて、油
状のN−(3−(ベンゾイルチオ)プロピオニル)−3
−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.88(2
H,t),3.40(2H,t),3.47−3.51
(4H,m),3.78−3.82(4H,m),5.
16(2H,s),7.35−7.43(8H,m),
7.50−7.56(1H,m),7.92−7.96
(2H,m),8.08(1H,s)
(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩 実施例24−Cと同様な方法で、出発原料をN−(3−
(ベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−ベンジ
ルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミンに代えて、N−(3−(ベンゾイルチオ)プロピオ
ニル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン
塩酸塩を得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:2.87
(2H,t),3.33(2H,t),3.37−3.
45(4H,m),3.92−4.00(4H,m),
7.53−7.58(2H,m),7.67−7.72
(1H,m),7.89−7.92(2H,m),8.
94(1H,s),9.77(1H,brs)
(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例68と同様な方法で、出発原料をN−(3−(ベ
ンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(ピペラジン−1
−イル)シドノンイミン塩酸塩に代えて、融点119−
121℃のN−(3−(ベンゾイルチオ)プロピオニ
ル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),2.52(2H,q),2.73−2.76
(4H,m),2.90(2H,t),3.41(2
H,t),3.54−3.58(4H,m),7.39
−7.45(2H,m),7.52−7.57(1H,
m),7.94−7.98(2H,m),8.00(1
H,s)
(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例69と同様な方法で、出発原料をN−(3−(ベ
ンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(ピペラジン−1
−イル)シドノンイミン塩酸塩に代えて、融点128−
130℃のN−(3−(ベンゾイルチオ)プロピオニ
ル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)
シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),2.76−286(5H,m),2.90
(2H,t),3.42(2H,t),3.52−3.
55(4H,m),7.39−7.45(2H,m),
7.52−7.57(1H,m),7.94−7.98
(2H,m),7.99(1H,s)
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を4−(アセチルチ
オ)酪酸に代えて、融点92−93℃のN−(4−(ア
セチルチオ)ブチリル)−3−(4−メチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NN4R(CDCl3)δ:1.90−
2.01(2H,m),2.32(3H,s),2.3
8(3H,s),2.55(2H,t),2.69−
2.74(4H,m),2.96(2H,t),3.5
2−3.57(4H,m),7.96(1H,s)
ニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン (1)3−メルカプトプロピオン酸2g、水酸化ナトリ
ウム1.5gおよび水20mlの混合物に窒素雰囲気下
0℃でシクロヘキサンカルボニルクロリド2.6mlを
加え、室温下4時間撹拌した。塩酸で酸性にした後、酢
酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去
すると3−(シクロヘキサンカルボニルチオ)プロピオ
ン酸1.5gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.16−
1.52(5H,m),163−1.94(5H,
m),2.41−2.54(1H,m),2.68(2
H,t),3.09(2H,t) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(シク
ロヘキサンカルボニルチオ)プロピオン酸に代えて、融
点137−138℃のN−(3−(シクロヘキサンカル
ボニルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270N4Hz−NMR(CDCl3)δ:1.19−
1.38(4H,m),1.39−1.53(2H,
m),1.60−1.94(4H,m),2.38(3
H,s),2.38−2.51(1H,m),2.69
−2.74(4H,m),2.78(2H,t),3.
18(2H,t),3.52−3.57(4H,m),
7.98(1H,s)
−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン (1)2,6−ジメチル安息香酸2.0g、チオニルク
ロリド10mlおよびN,N−ジメチルホルムアミド2
滴の混合物を2時間加熱還流した後、溶媒を留去して残
渣を得た。メルカプト酢酸0.93ml、4−ジメチル
アミノピリジン3.25gおよびクロロホルム14ml
の混合物を氷冷下、5分間撹拌した後、先程の残渣を加
え25分間撹拌し、次いで室温下1.5時間撹拌した。
水を加え、希塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を留去し
て(2,6−ジメチルベンゾイルチオ)酢酸1.48g
を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.33(6
H,s),3.92(2H,s),7.02−7.05
(2H,m),7.18−7.24(1H,m) MS m/z:244 (M+) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(2,6−
ジメチルベンゾイルチオ)酢酸に代えて、融点165−
166℃のN−((2, 6−ジメチルベンゾイルチ
オ)アセチル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(9
H,s),2.69−2.73(4H,m),3.54
−3.58.(4H,m),4.07(2H,s),
7.00−7.03(2H,m),7.14−7.20
(1H,m),8.01(1H,s)
3− 4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン (2,6−ジメチルベンゾイルチオ)酢酸0.17g、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩0.16g、1−ヒドロキシベンゾト
リアゾール0.13gおよびN,N−ジメチルホルムア
ミド8mlの混合物を氷冷下、15分間撹拌した後、3
−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン
塩酸塩0.2gおよびピリジン0.24mlを加え5分
間撹拌し、次いで室温下15時間撹拌した。水および飽
和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥
後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノール=
95:5)で精製すると融点139−140℃のN−
((2,6−ジメチルベンゾイルチオ)アセチル)−3
−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン
98.9mgを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),2.37(6H,s),2.51(2H,
q),2.72−2.76(4H,m),3.54−
3.58(4H,m),4.07(2H,s),6.9
9−7.03(2H,m),7.14−7.20(1
H,m),8.01(1H,s)
−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン (2,6−ジメチルベンゾイルチオ)酢酸0.16g、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩0.15g、1−ヒドロキシベンゾト
リアゾール0.12gおよびN,N−ジメチルホルムア
ミド7mlの混合物を氷冷下、10分間撹拌した後、3
−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノン
イミン塩酸塩0.2gおよびピリジン0.23mlを加
え5分間撹拌し、次いで室温下15時間撹拌した。水お
よび飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開液:ジクロロメタン:メタノ
ール=95:5)で精製すると融点136−138℃の
N−((2,6−ジメチルベンゾイルチオ)アセチル)
−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン168.6mgを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),2.37(6H,s),2.78−2.83
(5H,m),3.52−3.56(4H,m),4.
07(2H,s),6.99−7.03(2H,m),
7.14−7.20(1H,m),8.00(1H,
s)
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン (1)実施例131(1)と同様な方法で、出発原料を
4−フルオロ安息香酸クロリドに代えて、3−(4−フ
ルオロベンゾイルチオ)プロピオン酸を得た。270M
Hz−NMR(CDCl3)δ:2.81(2H,
t),3.32(2H,t),7.09−7.16(2
H,m),7.95−8.01(2H,m) MS m/z:228(M+) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(4−
フルオロベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点
155−156℃のN−(3−(4−フルオロベンゾイ
ルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(3
H,s),2.70−274(4H,m),2.90
(2H,t),3.41(2H,t),3.53−3.
57(4H,m),7.06−7.13(2H,m),
7.95−8.01(2H,m),8.00(1H,
s)
ル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を3−(4−フ
ルオロベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点1
26.5−129℃のN−(3−(4−フルオロベンゾ
イルチオ)プロピオニル)−3−(4−エチルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ−1.12(3
H,t),2.52(2H,q),2.72−2.77
(4H,m),2.90(2H,t),3.41(2
H,t),3.54−3.58(4H,m),7.06
−7.13(2H,m),7.95−8.00(2H,
m),8.00(1H,s)
ル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を3−(4−フ
ルオロベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点1
23−124℃のN−(3−(4−フルオロベンゾイル
チオ)プロピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),2.76−283(5H,m),2.89
(2H,t),3.41(2H,t),3.52−3.
56(4H,m),7.06−7.13(2H,m),
7.95−8.01(2H,m),7.99(1H,
s)
プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン (1)実施例131(1)と同様な方法で、出発原料を
4−トリフルオロメチル安息香酸クロリドに代えて、3
−(4−トリフルオロメチルベンゾイルチオ)プロピオ
ン酸を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.83(2
H,t),3.36(2H,t),7.73(2H,
d),8.06(2H,d) MS m/z:278 (M+) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(4−
トリフルオロメチルベンゾイルチオ)プロピオン酸に代
えて、融点162−163℃のN−(3−(4−トリフ
ルオロメチルベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを
得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(3
H,s),2.70−2.74(4H,m),2.91
(2H,t),3.44(2H,t),3.53−3.
57(4H,m),7.69(2H,d),8.00
(1H,s),8.06(2H,d)
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン (1)実施例131(1)と同様な方法で、出発原料を
4−メトキシ安息香酸クロリドに代えて、3−(4−メ
トキシベンゾイルチオ)プロピオン酸を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.80(2
H,t),3.30(2H,t),3.87(3H,
s),6.92(2H,d),7.93(2H,d)
(2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(4−
メトキシベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点
136−137℃のN−(3−(4−メトキシベンゾイ
ルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(3
H,s),2.69−2.73(4H,m),2.89
(2H,t),3.39(2H,t),3.52−3.
56(4H,m),3.85(3H,s),6.89
(2H,d),7.94(2H,d),8.00(1
H,s)
ル)−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を3−(4−メト
キシベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点14
5−147℃のN−(3−(4−メトキシベンゾイルチ
オ)プロピオニル)−3−(4−ベンジルピペラジン−
1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ;2.72−
2.77(4H,m),2.89(2H,t),3.3
9(2H,t),3.52−3.56(4H,m),
3.60(2H,s),3.85(3H,s),6.8
9(2H,d),7.28−7.38(5H,m),
7.94(2H,d),7.99(1H,s)
オニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン (1)実施例132(1)と同様な方法で、メルカプト
酢酸を3−メルカプトプロピオン酸に代えて、3−
(2,6−ジメチルベンゾイルチオ)プロピオン酸を得
た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.31(6
H,s),2.84(2H,t),3.32(2H,
t),7.00−7.07(2H,m),7.15−
7.21(1H,m) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(2,
6−ジメチルベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、
融点155−157℃のN−(3−(2,6−ジメチル
ベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.30(6
H,s),2.38(3H,s),2.69−2.73
(4H,m),2.92(2H,t),3.40(2
H,t),3.53−3.57(4H,m),6.97
−7.00(2H,m),7.12−7.18(1H,
m),7.98(1H,s)
オニル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シ
ドノンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を3−(2,6
−ジメチルベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、融
点120−121℃のN−(3−(2,6−ジメチルベ
ンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−エチルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),2.31(6H,s),2.52(2H,
q),2.72−2.76(4H,m),2.92(2
H,t),3.40(2H,t),3.53−3.58
(4H,m),6.97−7.00(2H,m),7.
12−7.18(1H,m),7.98(1H,s)
オニル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を3−(2,6
−ジメチルベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、油
状のN−(3−(2,6−ジメチルベンゾイルチオ)プ
ロピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1
−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.07(6
H,d),2.30(6H,s),2.78−2.82
(5H,m),2.92(2H,t),3.40(2
H,t),3.51−3.55(4H,m),6.97
−7.00(2H,m),7.12−7.18(1H,
m),7.99(1H,s)
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン (1)実施例131(1)と同様な方法で、出発原料を
2,6−ジクロロ安息香酸クロリドに代えて、3−
(2,6−ジクロロベンゾイルチオ)プロピオン酸を得
た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.88(2
H,t),3.37(2H,t),7.29−7.36
(3H,m) MS m/z:279 (M+) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(2,
6−ジクロロベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、
融点164−166℃のN−(3−(2,6−ジクロロ
ベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(3
H,s),2.69−2.73(4H,m),2.95
(2H,t),3.46(2H,t),3.53−3.
57(4H,m),7.21−7.32(3H,m),
7.99(1H,s)
ピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン 実施例131(1)と同様な方法で、出発原料を2,6
−ジフルオロ安息香酸クロリドに代えて、3−(2,6
−ジフルオロベンゾイルチオ)プロピオン酸4.6gを
得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.85(2
H,t),3.35(2H,t),6.92−6.99
(2H,m),7.35−7.46(1H,m) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(2,
6−ジフルオロベンゾイルチオ)プロピオン酸に代え
て、融点139−141℃のN−(3−(2,6−ジフ
ルオロベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.37(3
H,s),2.62−2.73(4H,m),2.92
(2H,t),3.44(2H,t),3 52−3.
56(4H,m),6.88−6.95(2H,m),
7.30−7.42(1H,m),7.98(1H,
s)
ピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を3−(2,6
−ジフルオロベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、
融点120−121.5℃のN−(3−(2,6−ジフ
ルオロベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−エ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),2.52(2H,q),2.72−2.76
(4H,m),2.92(2H,t),3.44(2
H,t),3.54−3.58(4H,m),6.89
−6.95(2H,m),7.30−7.42(1H,
m),7.99(1H,s)
ピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−
イル)シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を3−(2,6
−ジフルオロベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、
融点124−125℃のN−(3−(2,6−ジフルオ
ロベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−イソプ
ロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),2.76−2.83(5H,m),2.92
(2H,t),3.44(2H,t),3.51−3.
55(4H,m),6.88−6.95(2H,m),
7.30−7.42(1H,m),7.98(1H,
s)
ピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン (1)3−メルカプトプロピオン酸0.44ml、2,
6−ジメトキシベンゾイルクロリド1gおよびクロロホ
ルム10mlの混合物に窒素雰囲気下4−ジメチルアミ
ノピリジン1.2gを加え、室温下2時間撹拌した。有
機層を水洗乾燥後、溶媒を留去すると、油状の3−
(2,6−ジメトキシベンゾイルチオ)プロピオン酸
0.64gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.82(2
H,t),3.29(2H,t),3.80(6H,
s),6.55(2H,d),7.29(1H,t)
(2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(2,
6−ジメトキシベンゾイルチオ)プロピオン酸に代え
て、油状のN−(3−(2,6−ジメトキシベンゾイル
チオ)ブロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(3
H,s),2.69−2.74(4H,m),2.90
−2.99(2H,m),3.24−3.40(2H,
m),3.52−3.57(4H,m),3.79(6
H,s),6.50−6.56(2H,m),7.20
−7.27(1H,m),7.99(1H,s)
ピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を3−(2,6
−ジメトキシベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、
融点136−138℃のN−(3−(2,6−ジメトキ
シベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−エチル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),2.51(2H,q),2.72−2.76
(4H,m),2.91(2H,t),3.39(2
H,t),3.52−3.57(4H,m),3.79
(6H,s),6.52(2H,d),7.22−7.
28(1H,m),7.98(1H,s)
ピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−
イル)シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を3−(2,6
−ジメトキシベンゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、
融点121−122℃のN−(3−(2,6−ジメトキ
シベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−イソプ
ロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),2.77−2.83(5H,m),2.91
(2H,t),3.39(2H,t),3.50−3.
55(4H,m),3.79(6H,s),6.52
(2H,d),7.21−7.29(1H,m),7.
94(1H,s)
ペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)メルカプト酢酸メチル1.45ml、ピバロイル
クロリド2mlおよびクロロホルム20mlの混合物に
窒素雰囲気下0℃で4−ジメチルアミノピリジン2gを
加え、室温下15時間撹拌した。塩酸で酸性にした後、
クロロホルムで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を
留去すると油状の2−(ピバロイルチオ)酢酸メチル
3.9gを得た。得られた2−(ピバロイルチオ)酢酸
メチルに酢酸8mlおよび濃塩酸4mlを加え、1時間
加熱還流した。水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層
を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開液:クロロホルム:メタ
ノール:酢酸=200:10:1)で精製すると、油状
の(ピバロイルチオ)酢酸2gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.27(9
H,s),3.69(2H,s) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(ピバロイ
ルチオ)酢酸に代えて、融点129−130℃のN−
(ピバロイルチオアセチル)−3−(4−メチルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NNR(CDCl3)δ:1.27(9
H,s),2.38(3H,s),2.69−2.74
(4H,m),3.51−3.57(4H,m),3.
86(2H,s),7.98(1H,s)
ペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を(ピバロイル
チオ)酢酸に代えて、融点111−112℃のN−(ピ
バロイルチオアセチル)−3−(4−エチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),1.27(9H,s),2.51(2H,
q),2.72−2.77(4H,m),3.52−
3.57(4H,m),3.86(2H,s),7.9
8(1H,s)
ピルピペラジン−1− イル)シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を(ピバロイル
チオ)酢酸に代えて、融点107−108℃のN−(ピ
バロイルチオアセチル)−3−(4−イソプロピルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),1.27(9H,s),2.78−2.84
(5H,m),3.51−3.55(4H,m),3.
86(2H,s),7.98(1H,s)
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)実施例131(1)と同様な方法で、出発原料を
ピバロイルクロリドに代えて、油状の3−(ピバロイル
チオ)プロピオン酸を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.23(9
H,s),2.67(2H,t),3.08(2H,
t) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(ピバ
ロイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点136−13
7℃のN−(3−(ピバロイルチオ)プロピオニル)−
3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.22(9
H,s),2.38(3H,s),2.70−2.81
(6H,m),3.17(2H,t),3.53−3.
58(4H,m),7.99(1H,s)
(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を3−(ピバロ
イルチオ)プロピオン酸に代えて、融点98−99℃の
N−(3−(ピバロイルチオ)プロピオニル)−3−
(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを
得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),1.20(9H,s),2.52(2H,
q),2.73−2.81(6H,m),3.17(2
H,t),3.54−3.58(4H,m),8.01
(1H,s)
(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を3−(ピバロ
イルチオ)プロピオン酸に代えて、融点117−118
℃のN−(3−(ピバロイルチオ)プロピオニル)−3
−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノン
イミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.16(6
H,d),1.30(9H,s),2.83−2.93
(7H,m),3.25(2H,t),3.60−3.
64(4H,m),8.08(1H,s)
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)メルカプトピバリン酸1.5g、ピバロイルクロ
リド1.5ml、4−ジメチルアミノピリジン2.74
gおよびクロロホルム11mlの混合物を氷冷下6時間
撹拌した。水を加え、希塩酸で酸性にした後、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を乾燥し、溶媒を留去して(ピバ
ロイルチオ)ピバリン酸0.81gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.24(3
H,s),1.24(9H,s),1.26(3H,
s),3.15(2H,s) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(ピバロイ
ルチオ)ピバリン酸に代えて、融点115−117℃の
N−(ピバロイルチオピバロイル)−3−(4−メチル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.22(9
H,s),1.26(6H,s),2.37(3H,
s),2.68−2.72(4H,m),3.24(2
H,s),3.51−3.55(4H,m),7.98
(1H,s)
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を(ピバロイル
チオ)ピバリン酸に代えて、融点62−65℃のN−
(ピバロイルチオピバロイル)−3−(4−エチルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),1.22(9H,s),1.26(6H,
s),2.51(2H,q),2.71−2.76(4
H,m),3.24(2H,s),3.52−3.56
(4H,m),7.98(1H,s)
ロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を(ピバロイル
チオ)ピバリン酸に代えて、油状のN−(ピバロイルチ
オピバロイル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−
1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),1.22(9H,s),1.26(6H,
s),2.75−2.86(5H,m),3.24(2
H,s),3.50−3.54(4H,m),7.98
(1H,s)
ニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン 3−メルカプトプロピオン酸2g、水酸化ナトリウム
1.51gおよび水20mlの混合物に窒素雰囲気下0
℃でベンジルオキシカルボニルクロリド2.7mlを加
え、0℃で1時間撹拌した。塩酸で酸性にした後、酢酸
エチルで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去す
ると、油状の3−(ベンジルオキシカルボニルチオ)プ
ロピオン酸2gを得た。得られた3−(ベンジルオキシ
カルボニルチオ)プロピオン酸を実施例1と同様な方法
で、出発原料とし、融点125−126℃のN−(3−
(ベンジルオキシカルボニルチオ)プロピオニル)−3
−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン
を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(3
H,s),2.69−274(4H,m),2.87
(2H,t),3.21(2H,t),3.52−3.
57(4H,m),5.23(2H,s),7.35
(5H,s),7.97(1H,s)
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)メルカプト酢酸1.4ml、イソシアン酸エチル
1.6mlおよびクロロホルム20mlの混合物に窒素
雰囲気下0℃でトリエチルアミン2.82mlを加え、
0℃で1時間撹拌した。塩酸で酸性にした後、クロロホ
ルムで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して
得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
液:クロロホルム:メタノール:酢酸=200:10:
1)で精製すると、油状の(エチルカルバモイルチオ)
酢酸1.2gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.19(3
H,t),3.24−3.41(2H,m),3.75
(2H,s),5.62(1H,brs) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(エチルカ
ルバモイルチオ)酢酸に代えて、融点139−140℃
のN−(エチルカルバモイルチオアセチル)−3−(4
−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得
た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.18(3
H,t),2.38(3H,s),2.69−2.74
(4H,m),3.30−3.41(2H,m),3.
52−3.57(4H,m),3.98(2H,s),
5.41(1H,brs),7.97(1H,s)
−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン (1)3−メルカプトプロピオン酸2g、イソシアン酸
エチル1.5mlおよびクロロホルム20mlの混合物
に窒素雰囲気下0℃でトリエチルアミン2.63mlを
加え、室温下13時間撹拌した。塩酸で酸性にした後、
クロロホルムで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を
留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開液:クロロホルム:メタノール:酢酸=100
0:10:1)で精製すると、3−(エチルカルバモイ
ルチオ)プロピオン酸1gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.17(3
H,t),2.76(2H,t),3.14(2H,
t),3.26−3.40(2H,m),5.36(1
H,brs) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(エチ
ルカルバモイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点16
1−162℃のN−(3−(エチルカルバモイルチオ)
プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.15(3
H,t),2.38(3H,s),2.69−2.74
(4H,m),2.84(2H,t),3.24(2
H,t),3.24−3.38(2H,m),3.52
−3.57(4H,m),5.42(1H,brs),
7.99(1H,s)
−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を3−(エチル
カルバモイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点148
−149℃のN−(3−(エチルカルバモイルチオ)プ
ロピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),1.15(3H,t),2.51(2H,
q),2.72−2.77(4H,m),2.85(2
H,t),3.24(2H, t),3.24−3.3
5(2H,m),3.52−3.57(4H,m),
5.34(1H,brs),7.98(1H,s)
−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を3−(エチル
カルバモイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点135
−136℃のN−(3−(エチルカルバモイルチオ)プ
ロピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1
−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.05(6
H,d),1.15(3H,t),2.76−2.89
(6H,m),3.24(2H,t),3.24−3.
35(1H,m),3.51−3.55(4H,m),
5.38(1H,brs),7.98(1H,s)
−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)実施例162(1)と同様な方法で、出発原料を
メルカプトピバリン酸に代えて、(エチルカルバモイル
チオ)ピバリン酸を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.16(3
H,t),1.29(6H,s),3.22(2H,
s),3.28−3.38(2H,m),5.28−
5.38(1H,m) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(エチルカ
ルバモイルチオ)ピバリン酸に代えて、融点117−1
19℃のN−(エチルカルバモイルチオピバロイル)−
3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.14(3
H,t),1.29(6H,s),2.38(3H,
s),2.69−2.73(4H,m),3.29(2
H,s),3.26−3.36(2H,m),3.51
−3.55(4H,m),5.40−5.49(1H,
m),7.98(1H,s)
−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を(エチルカル
バモイルチオ)ピバリン酸に代えて、油状のN−(エチ
ルカルバモイルチオピバロイル)−3−(4−エチルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),1.14(3H,t),1.29(6H,
s),2.51(2H,q),2.72−2.76(4
H,m),3.29(2H,s),3.26−3.36
(2H,m),3.52−3.56(4H,m),5.
5−5.52(1H,m),7.98(1H,s)
−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を(エチルカル
バモイルチオ)ピバリン酸に代えて、融点114−11
6℃のN−(エチルカルバモイルチオピバロイル)−3
−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノン
イミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),1.13(3H,t),1.30(6H,
s),2.76−2.86(5H,m),3.30(2
H,s),3.26−3.36(2H,m),3.50
−3.54(4H,m),5.37−5.45(1H,
m),7.97(1H,s)
ル)−3−(−4−メチルピペラジン−1−イル)シド
ノンイミン (1)3−メルカプトプロピオン酸2.0g、イソシア
ン酸t−ブチル2.2ml、トリエチルアミン2. 8
mlおよびクロロホルム20mlの混合物を氷冷下1時
間撹拌し、次いで室温下22時間撹拌した。水を加え、
希塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。有機層
を乾燥し、溶媒を留去して3−(t−ブチルカルバモイ
ルチオ)プロピオン酸2.25gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.35(9
H,s),2.74(2H,t),3.09(2H,
t),5.17(1H,brs) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(t−
ブチルカルバモイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点
171−172℃のN−(3−(t−ブチルカルバモイ
ルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.34(9
H,s),2.38(3H,s),2.69−2.73
(4H,m),2.83(2H,t),3.19(2
H,t),3.52−3.56(4H,m),5.16
(1H,brs),7.98(1H,s)
ル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を3−(t−ブ
チルカルバモイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点1
38−141℃のN−(3−(t−ブチルカルバモイル
チオ)プロピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),1.34(9H,s),2.52(2H,
q),2.72−2.76(4H,m),2.83(2
H,t),3.19(2H,t),3.16−3.21
(4H,m),5.14(1H,brs),7.98
(1H,s)
ル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を3−(t−ブ
チルカルバモイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点1
72−174℃のN−(3−(t−ブチルカルバモイル
チオ)プロピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),1.34(9H,s),2.76−2.86
(7H,m),3.19(2H,t),3.50−3.
54(4H,m),5.14(1H,brs),7.9
7(1H,s)
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン (1)3−メルカプトプロピオン酸2g、イソシアン酸
フェニル2.1mlおよびクロロホルム20mlの混合
物に窒素雰囲気下0℃でトリエチルアミン2.7mlを
加え、室温下13時間撹拌した。塩酸で酸性にした後、
析出した結晶を濾取し、3−(フェニルカルバモイルチ
オ)プロピオン酸3.6gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.73(2
H,t),3.20(2H,t),5.04(1H,b
rs),7.04−7.11(1H,m),7.25−
7.33(2H,m),7.44−7.50(2H,
m),8.39(1H,brs) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(フェ
ニルカルバモイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点1
54−155℃のN−(3−(フェニルカルバモイルチ
オ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.38(3
H,s),2.68−2.73(4H,m),2.90
(2H,t),3.32(2H,t),3.51−3.
56(4H,m),7.05−7.11(1H,m),
7.23(1H,brs),7.26−7.33(2
H,m),7.39−7.43(2H,m),7.98
(1H,s)
ル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を3−(フェニ
ルカルバモイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点14
3−144℃のN−(3−(フェニルカルバモイルチ
オ)プロピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.11(3
H,t),2.50(2H,q),2.69−2.74
(4H,m),2.89(2H,t),3.30(2
H,t),3.49−3.54(4H,m),7.03
−7.10(1H,m),7.24−7.32(2H,
m),7.42−7.47(2H,m),7.83(1
H,brs),7.98(1H,s)
ル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)
シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を3−(フェニ
ルカルバモイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点14
2−143℃のN−(3−(フェニルカルバモイルチ
オ)プロピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),2.75−2.86(5H,m),2.90
(2H,t),3.31(2H,t),3.49−3.
54(4H,m),7.04−7.11(1H,m),
7.26−7.33(2H,m),7.41−7.46
(3H,m),7.97(1H,s)
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を4−(ベンゾイル
チオ)酪酸に代えて、融点87.5−90℃のN−(4
−(ベンゾイルチオ)ブチリル)−3−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.03−
2.15(2H,m),2.38(3H,s),2.6
3(2H,t),2.72−2.78(4H,m),
3.16(2H,t),3.54−3.60(4H,
m),7.40−7.60(3H,m),7.94−
8.00(2H,m),7.97(1H,s)
エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を4−(ベンゾ
イルチオ)酪酸に代えて、油状のN−(4−(ベンゾイ
ルチオ)ブチリル)−3−(4−エチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.17(3
H,t),2.01−214(2H,m),251−
2.59(2H,m),2.63(2H,t),2.7
8−2.87(4H,m),3.14(2H,dd),
3.56−3.66(4H,m),7.40−7.60
(3H,m),7.86−8.00(2H,m),8.
01(1H,s)
イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を4−(ベンゾ
イルチオ)酪酸に代えて、油状のN−(4−(ベンゾイ
ルチオ)ブチリル)−3−(4−イソプロピルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),2.04−2.16(2H,m),2.63
(2H,t),2.80−2.89(5H,m),3.
16(2H,t),3.59−3.67(4H,m),
7.40−7.60(3H,m),7.94−8.02
(2H,m),7.97(1H,s)
−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を3−アセチルチオ
−2−ベンジルプロピオン酸に代えて、油状のN−(3
−アセチルチオ−2−ベンジルプロピオニル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを
得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.27(3
H,s),2.38(3H,s),2.68−2.73
(4H,m),2.81−2.89(1H,m),3.
01−3.22(4H,m),3.52−3.55(4
H,m),7.14−7.29(5H,m),7.98
(1H,s)
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(メチルチ
オ)プロピオン酸に代えて、融点116−117℃のN
−(3−(メチルチオ)プロピオニル)−3−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.13(3
H,s),2.38(3H,s),2.69−2.89
(8H,m),3.52−3.57(4H,m),7.
99(1H,s)
フェニルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を3−(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)プロピオ
ン酸に代えて、油状のN−(3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニルチオ)プロピオニル)−
3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.45(1
8H,s),2.38(3H,s),2.69−2.7
5(4H,m),2.78(2H,dd),3.15
(2H,dd),3.54−3.57(4H,m),
5.18(1H,s),7.28(2H,s),7.9
8(1H,s)
フェニルチオ)ブチリル)−3−(4−メチルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を4−(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)酪酸に代
えて、油状のN−(4−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニルチオ)ブチリル)−3−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.42(1
8H,s),1.95−2.05(2H,m),2.3
7(3H,s),2.61(2H,t),2.69−
2.73(4H,m),2.90(2H,t),3.5
1−3.56(4H,m),5.16(1H,s),
7.23(2H,s),7.95(1H,s)
オ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミン (1)N−アセチル−L−システイン3.0g、炭酸水
素ナトリウム6.2gおよび水40mlの混合物を氷冷
下、5分間撹拌した後、無水酢酸11mlを加え10分
間撹拌し、次いで室温下1時間撹拌した。水を加え、希
硫酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を
乾燥し、溶媒を留去して(R)−2−アセチルアミノ−
3−(アセチルチオ)プロピオン酸3.24gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.05(3
H,s),2.37(3H,s),3.32(1H,d
d),3.47(1H,dd),4.76−4.83
(1H,m),6.82(1H,brd) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(R)−2
−アセチルアミノ−3−(アセチルチオ)プロピオン酸
に代えて、融点155−157℃のN−((R)−2−
アセチルアミノ−3−(アセチルチオ)プロピオニル)
−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.02(3
H,s),2.31(3H,s),2.38(3H,
s),2.70−2.74(4H,m),3.44(1
H,dd),3.54−3.63(5H,m),4.7
7−4 84(1H,m),6.53(1H,br
d),7.97(1H,s)
オ)プロピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を(R)−2−
アセチルアミノ−3−(アセチルチオ)プロピオン酸に
代えて、融点132−133℃のN−((R)−2−ア
セチルアミノ−3−(アセチルチオ)プロピオニル)−
3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.12(3
H,t),2.02(3H,s),2.31(3H,
s),2.52(2H,q),2.73−2.77(4
H,m),3.44(1H,dd),3.55−3.6
4(5H,m),4.77−4.84(1H,m),
6.53(1H,brd),7.97(1H,s)
オ)プロピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を(R)−2−
アセチルアミノ−3−(アセチルチオ)プロピオン酸に
代えて、融点146−148℃のN−((R)−2−ア
セチルアミノ−3−(アセチルチオ)プロピオニル)−
3−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),2.02(3H,s),2.31(3H,
s),2.77−2.87(5H,m),3.44(1
H,dd),3.53−3.64(5H,m),4.7
7−4.84(1H,m),6.56(1H,br
d),7.97(1H,s)
チオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン (1)実施例181(1)と同様な方法で、無水酢酸を
ベンゾイルクロリドに代えて、(R)−2−アセチルア
ミノ−3−(ベンゾイルチオ)プロピオン酸を得た。 270MHz−NMR(CDCl3+DMSO−d6)
δ:2.00(3H,s),3.54(1H,dd),
3.70(1H,dd),4.80−4.87(1H,
m),6.64(1H,brd),7.42−7.49
(2H,m),7.56−7.62(1H,m),7.
94−7.97(2H,m) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(R)−2
−アセチルアミノ−3−(ベンゾイルチオ)プロピオン
酸に代えて、融点130−132℃のN−((R)−2
−アセチルアミノ−3−(ベンゾイルチオ)プロピオニ
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.01(3
H,s),2.38(3H,s),2.70−2.74
(4H,m),3.54−3.58(4H,m),3.
67(1H,dd),3.82(1H,dd),4.8
8−4.95(1H,m),6.63(1H,br
d),7.38−7.45(2H,m),7.52−
7.58(1H,m),7.92−7.95(2H,
m),7.98(1H,s)
ロベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)実施例181(1)と同様な方法で、無水酢酸を
4−フルオロ安息香酸クロリドに代えて、(R)−2−
アセチルアミノ−3−(4−フルオロベンゾイルチオ)
プロピオン酸を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.00(3
H,s),3.53(1H,dd),3.70(1H,
dd),4.80−4.88(1H,m),6.53
(1H,brd),7.09−7.16(2H,m),
7.96−8.01(2H,m) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(R)−2
−アセチルアミノ−3−(4−フルオロベンゾイルチ
オ)プロピオン酸に代えて、融点132−134℃のN
−((R)−2−アセチルアミノ−3−(4−フルオロ
ベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.01(3
H,s),2.38(3H,s),2.70−2.74
(4H,m),3.54−3.58(4H,m),3.
65(1H,dd),3.82(1H,dd),4.8
7−4.94(1H,m),6.60(1H,br
d),7.05−7.12(2H,m),7.93−
7.99(2H,m),7.98(1H,s)
シベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)4−メトキシベンゾイルクロリド2g、N−アセ
チル−L−システイン1.91gおよびクロロホルム1
2mlの混合物に室温下ピリジン1.1mlおよび4−
ジメチルアミノピリジン70mgを加え、室温で20時
間撹拌した。塩酸で酸性にした後、ジクロロメタンで抽
出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣
を酢酸エチルで洗浄すると、(R)−2−アセチルアミ
ノ−3−(4−メトキシベンゾイルチオ)プロピオン酸
0.54gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.99(3
H,s),3.43−368(2H,m),3.87
(3H,s),4.77−4.86(1H,m),6.
58−6.64(1H,m),6.93(2H,br
d),7.93(2H,brd) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(R)−2
−アセチルアミノ−3−(4−メトキシベンゾイルチ
オ)プロピオン酸に代えて、油状のN−((R)−2−
アセチルアミノ−3−(4−メトキシベンゾイルチオ)
プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.01(3
H,s),2.38(3H,s),2.70−2.74
(4H,m),3.53−3.58(4H,m),3.
59−3.87(2H,m),3.86(3H,s),
4.86−4.94(1H,m),6.62(1H,b
rd),6.89(2H,d),7.92(2H,
d),7.98(1H,s)
メチルベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)2,6−ジメチル安息香酸2g、塩化チオニル5
mlおよびN,N−ジメチルホルムアミド0.5mlの
混合物を2時間加熱還流した。混合物を濃縮後、室温下
N−アセチル−L−システイン2.17g、ピリジン
1.3ml、4−ジメチルアミノピリジン80mgおよ
びクロロホルム15mlを加え、室温で3時間撹拌し
た。塩酸で酸性にした後、ジクロロメタンで抽出した。
有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:クロロホル
ム:メタノール:酢酸=100:5:1)で精製する
と、油状の(R)−2−アセチルアミノ−3−(2,6
−ジメチルベンゾイルチオ)プロピオン酸0.23gを
得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.03(3
H,s),2.30(6H,s),3.51−3.72
(2H,m),4.80−4.88(1H,m),6.
51(1H,brd),7.02(2H,d),7.1
9(1H,t) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(R)−2
−アセチルアミノ−3−(2,6−ジメチルベンゾイル
チオ)プロピオン酸に代えて、融点166−167℃の
N−((R)−2−アセチルアミノ−3−(2,6−ジ
メチルベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.04(3
H,s),2.28(6H,s),2.37(3H,
s),2.68−2.73(4H,m),3.53−
3.58(4H,m),3.62−3.86(2H,
m),4.87−4.94(1H,m),6.74(1
H,brd),6.98(2H,d),7.15(1
H,t),7.99(1H,s)
クロロベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)−シドノンイミン (1)実施例181(1)と同様な方法で、出発原料を
2,6−ジクロロ安息香酸クロリドに代えて、(R)−
2−アセチルアミノ−3−(2,6−ジクロロベンゾイ
ルチオ)プロピオン酸を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.02(3
H,s),3.58(1H,dd),3.81(1H,
dd),4.84−4.91(1H,m),6.65
(1H,brd),7.32−7.38(3H,m) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(R)−2
−アセチルアミノ−3−(2,6−ジクロロベンゾイル
チオ)プロピオン酸に代えて、融点148.5−14
9.5℃のN−((R)−2−アセチルアミノ−3−
(2,6−ジクロロベンゾイルチオ)プロピオニル)−
3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.04(3
H,s),2.38(3H,s),2.70−2.74
(4H,m),3.54−3.58(4H,m),3.
72(1H,dd),3.94(1H,dd),4.9
2−4.99(1H,m),6.66(1H,br
d),7.21−7.32(3H,m),7.98(1
H,s)
フルオロベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)実施例181(1)と同様な方法で、出発原料を
2,6−ジフルオロ安息香酸クロリドに代えて、(R)
−2−アセチルアミノ−3−(2,6−ジフルオロベン
ゾイルチオ)プロピオン酸を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.02(3
H,s),3.58(1H,dd),3.75(1H,
dd),4.83−4.90(1H,m),6.51
(1H,brd),6.93−6.99(2H,m),
7.37−7.48(1H,m) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(R)−2
−アセチルアミノ−3−(2,6−ジフルオロベンゾイ
ルチオ)プロピオン酸に代えて、融点134−136℃
のN−((R)−2−アセチルアミノ−3−(2,6−
ジフルオロベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4
−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得
た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.03(3
H,s),2.38(3H,s),2.70−2.74
(4H,m),3.54−3.58(4H,m),3.
71(1H,dd),3.87(1H,dd),4.8
9−4.96(1H,m),6.64(1H,br
d),6.87−6.95(2H,m),7.31−
7.42(1H,m),7.98(1H,s)
ルオロメチルベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)実施例181(1)と同様な方法で、出発原料を
4−トリフルオロメチル安息香酸クロリドに代えて、
(R)−2−アセチルアミノ−3−(4−トリフルオロ
メチルベンゾイルチオ)プロピオン酸を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.01(3
H,s),3.56(1H,dd),3.76(1H,
dd),4.83−4.90(1H,m),6.54
(1H,brd),7.72(2H,d),8.06
(2H,d) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(R)−2
−アセチルアミノ−3−(4−トリフルオロメチルベン
ゾイルチオ)プロピオン酸に代えて、融点101−10
3℃のN−((R)−2−アセチルアミノ−3−(4−
トリフルオロメチルベンゾイルチオ)プロピオニル)−
3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:2.01(3
H,s),2.38(3H,s),2.70−2.74
(4H,m),3.54−3.58(4H,m),3.
65(1H,dd),3.82(1H,dd),4.8
7−4.94(1H,m),6.61(1H,br
d),7.69(2H,d),7.98(1H,s),
8.04(2H,d)
ルクロマン−2−カルボニルチオ)アセチル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン (1)6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチル
クロマン−2−カルボン酸1.25gおよびクロロホル
ム10mlの混合物に塩化チオニル0.8mlを加え、
2時間加熱還流した。混合物を濃縮後クロロホルム10
mlに溶解し、メルカプト酢酸0.7ml、水酸化ナト
リウム0.8gおよび水10mlの混合物中に室温下加
え、室温で30分間撹拌した。塩酸で酸性にした後、ク
ロロホルムで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留
去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開液:へキサン:酢酸エチル:酢酸=200:10
0:1)で精製すると油状の(6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カルボニルチ
オ)酢酸0.4gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.55(3
H,s),1.80−195(1H,m),2.07
(3H,s),2.19(3H,s),2.25(3
H,s),2.33−2.69(3H,m),3.50
(1H,d),3.66(1H,d),5.30(1
H,s) (2)実施例1と同様な方法で、出発原料を(6−ヒド
ロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−
カルボニルチオ)酢酸に代えて、融点164−165℃
のN−((6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメ
チルクロマン−2−カルボニルチオ)アセチル)−3−
(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを
得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.56(3
H,s),1.77−190(1H,m),2.07
(3H,s),2.17(3H,s),2.26(3
H,s),2.37(3H,s),2.37−2.60
(3H,m),2.61−2.73(4H,m),3.
46−3.55(4H,m),3.67(1H,d),
3.87(1H,d),7.96(1H,s)
ルクロマン−2−カルボニルチオ)アセチル)−3−
(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例133と同様な方法で、出発原料を(6−ヒドロ
キシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カ
ルボニルチオ)酢酸に代えて、融点152−153℃の
N−((6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチ
ルクロマン−2−カルボニルチオ)アセチル)−3−
(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを
得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.11(3
H,t),1.56(3H,s),1.78−1.89
(1H,m),2.07(3H,s),2.18(3
H,s),2.26(3H,s),2.37−2.60
(3H,m),2.51(2H,q),2.71−2.
75(4H,m),3.51−3.55(4H,m),
3.67(1H,d),3.88(1H,d),4.3
1(1H,brs),7.95(1H,s)
ルクロマン−2−カルボニルチオ)アセチル)−3−
(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例134と同様な方法で、出発原料を(6−ヒドロ
キシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カ
ルボニルチオ)酢酸に代えて、融点172−173℃の
N−((6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチ
ルクロマン−2−カルボニルチオ)アセチル)−3−
(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.08(6
H,d),1.56(3H,s),1.77−1.90
(1H,m),2.07(3H,s),2.18(3
H,s),2.26(3H,s),2.39−2.54
(1H,m),2.55−2.63(3H,m),2.
77−2.82(4H,m),3.49−3.54(4
H,m),3.64(1H,d),3.88(1H,
d),4.31(1H,brs),7.95(1H,
s)
クロマン−2−カルボニル)−3−モルホリノシドノン
イミン 6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマ
ン−2−カルボン酸0.5gおよびクロロホルム3ml
の混合物に塩化チオニル0.16mlを加え、3時間加
熱還流した。混合物を濃縮後、ピリジン5mlおよび3
−モルホリノシドノンイミン塩酸塩0.41gを室温下
加え、室温で18時間撹拌した。水を加え、ジクロロメ
タンで抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して
得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
液:ヘキサン:酢酸エチル=1:2)で精製すると融点
139−141℃のN−(6−ヒドロキシ−2,5,
7,8−テトラメチルクロマン−2−カルボニル)−3
−モルホリノシドノンイミン0.19gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.66(3
H,s),1.80−196(1H,m),2.06−
2.11(3H,m),2.16−2.19(3H,
m),2.23(3H,s),2.40−2.69(3
H,m),3.44−3.51(4H,m),3.92
−3.97(4H,m),8.01(1H,s)
クロマン−2−カルボニル)−3−(4−メチルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カルボン
酸に代えて、融点164−166℃のN−(6−ヒドロ
キシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カ
ルボニル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)
シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.65(3
H,s),1.82−1.92(1H,m),2.02
(3H,s),2.15(3H,s),2.26(3
H,s),2.35(3H,s),2.42−2.62
(3H,m),2.65−2.69(4H,m),3.
46−3.50(4H,m),4.20(1H,br
s),8.00(1H,s)
クロマン−2−カルボニル)−3−(4−ベンジルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料を6−ヒドロキシ
−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カルボ
ン酸に代えて、融点99−101℃のN−(6−ヒドロ
キシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カ
ルボニル)−3−(4−ベンジルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.65(3
H,s),1.81−1.95(1H,m),2.02
(3H,s),2.15(3H,s),2.26(3
H,s),2.46−2.71(3H,m),2.66
−2.74(4H,m),3.43−3.52(4H,
m),3.58(2H,s),4.17(1H,s),
7.25−7.34(5H,m),7.99(1H,
s)
トラメチルクロマン−2−カルボニル)−3−(4−ベ
ンジルピペラジン−1−イル)シドノンイミン N−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチル
クロマン−2−カルボニル)−3−(4−ベンジルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミン2.1g、N,N−
ジイソプロピルエチルアミン2mlおよびジクロロメタ
ン20mlの混合物に室温下メトキシメチルクロリド
0.8mlを加え、室温で15時間、40℃で5時間撹
拌した。水を加え、ジクロロメタンで抽出した。有機層
を水洗乾燥後,溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開液:ヘキサン:酢酸エチ
ル=1:1)で精製すると油状のN−(6−メトキシメ
チルオキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−
2−カルボニル)−3−(4−ベンジルピペラジン−1
−イル)シドノンイミン0.88gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.65(3
H,s),1.80−196(1H,m),2.07
(3H,s),2.18(3H,s),2.23(3
H,s),2.39−2.75(3H,m),2.69
−2.77(4H,m),3.45−3.51(4H,
m),3.57(2H,s),3.59(3H,s),
4.79−4.85(2H,m),7.26−7.35
(5H,m),7.99(1H,s)
トラメチルクロマン−2−カルボニル)−3−(4−ベ
ンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−(6−
メトキシメチルオキシ−2,5,7,8−テトラメチル
クロマン−2−カルボニル)−3−(4−ベンジルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミンに代えて、油状のN
−(6−メトキシメチルオキシ−2,5,7,8−テト
ラメチルクロマン−2−カルボニル)−3−(4−ベン
ジルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)シドノン
イミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.65(3
H,s),1.80−192(1H,m),2.07
(3H,s),2.19(3H,s),2.23(3
H,s),2.44−2.66(3H,m),3.39
−3.46(4H,m),3.60(3H,s),3.
75−3.81(4H,m),4.80−485(2
H,m),5.15(2H,s),7.36(5H,
s),8.01(1H,s)
クロマン−2−カルボニル)−3−(ピペラジン−1−
イル)シドノンイミン塩酸塩 実施例24−Cと同様な方法で、出発原料をN−(6−
メトキシメチルオキシ−2,5,7,8−テトラメチル
クロマン−2−カルボニル)−3−(4−ベンジルオキ
シカルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイミンに
代えて、アモルファス状のN−(6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カルボニル)
−3−(ピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩
を得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:1.56
(3H,s),1.76−1.85(1H,m),1.
95(3H,s),2.06(3H,s),2.10
(3H,s),2.29−2.62(3H,m),3.
38(4H,brs),3.92(4H,brs),
8.98(1H,brs),9.71(1H,brs)
クロマン−2−カルボニル)−3−(4−エチルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン 実施例68と同様な方法で、出発原料をN−(6−ヒド
ロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−
カルボニル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノン
イミン塩酸塩に代えて、融点137−138℃のN−
(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロ
マン−2−カルボニル)−3−(4−エチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.10(3
H,t),1.65(3H,s),1.80−1.92
(1H,m),2.01(3H,s),2.13(3
H,s),2.25(3H,s),2.49(2H,
q),2.50−2.71(7H,m),3.46−
3.51(4H,m),4.38(1H,brs),
8.00(1H,s)
クロマン−2−カルボニル)−3−(4−イソプロピル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例69と同様な方法で、出発原料をN−(6−ヒド
ロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−
カルボニル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノン
イミン塩酸塩に代えて、融点180−182℃のN−
(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロ
マン−2−カルボニル)−3−(4−イソプロピルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.06(6
H,d),1.65(3H,s),1.82−1.91
(1H,m),2.01(3H,s),2.13(3
H,s),2.25(3H,s),2.42−2.71
(3H,m),2.73−2.84(5H,m),3.
44−3.49(4H,m),4.36(1H,br
s),7.99(1H,s)
6,7−テトラメチルベンゾフラン−2−カルボニル)
−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を2,3−ジヒドロ
−5−ヒドロキシ−2,4,6,7−テトラメチルベン
ゾフラン−2−カルボン酸に代えて、融点120−12
2℃のN−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2,
4,6,7−テトラメチルベンゾフラン−2−カルボニ
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.76(3
H,s),2.10(3H,s),2.37(3H,
s),2.49(3H,s),2.68−2.72(4
H,m),3.11(1H,d),3.51−3.56
(4H,m),3.72(1H,d),5.30(1
H,s),8.02(1H,s)
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料を(−)−2−オキ
ソ−4−チアゾリジンカルボン酸に代えて、N−
((R)−2−オキソ−4−チアゾリジンカルボニル)
−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3+DM−SO−
d6)δ:2.38(3H,s),2.71−2.75
(4H,m),3.60−3.64(4H,m),3.
69(2H,d),4.54(1H,t),7.04
(1H,brs),8.35(1H,s)
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例1と同様な方法で、出発原料をシクロヘキサンカ
ルボン酸に代えて、融点143−146℃のN−(シク
ロヘキサンカルボニル)−3−(4−メチルピペラジン
−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.25−
1.98(10H,m),2.37(3H,s),2.
36−2.45(1H,m),2.69−2.73(4
H,m),3.51−3.55(4H,m),7.97
(1H,s)
ルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例17と同様な方法で、出発原料をシクロヘキサン
カルボン酸に代えて、融点119−121℃のN−(シ
クロヘキサンカルボニル)−3−(4−ベンジルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.23−
1.98(10H,m),2.35−2.45(1H,
m),2.72−2.76(4H,m),3.50−
3.54(4H,m),3.60(2H,s),7.2
8−7.38(5H,m),7.96(1H,s)
ルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン 実施例19−Aと同様な方法で、出発原料をN−(シク
ロヘキサンカルボニル)−3−(4−ベンジルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミンに代えて、N−(シクロ
ヘキサンカルボニル)−3−(4−ベンジルオキシカル
ボニルピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.25−
1.98(10H,m),2.35−2.45(1H,
m),3.45−3.49(4H,m),3.79−
3.83(4H,m),5.17(2H,s),7.2
9−7.42(5H,m),7.98(1H,s)
−1−イル)シドノンイミン臭化水素酸塩 実施例19−Bと同様な方法で、出発原料をN−(シク
ロヘキサンカルボニル)−3−(4−ベンジルオキシカ
ルボニルピペラジン−1−イル)シドノンイミンに代え
て、N−(シクロヘキサンカルボニル)−3−(ピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン臭化水素酸塩を得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:1.24
−1.91(10H,m),2.50−2.59(1
H,m),3.37−3.49(4H,m),3.98
−4.01(4H,m),9.14(1H,brs),
9.36(1H,s)
チルチオアセチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミン (アセチルチオ)酢酸0.08g、1−エチル−3−
(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
0.12g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール0.0
9gおよびN,N−ジメチルホルムアミド6mlの混合
物を氷冷下、25分間撹拌した後、N−(シクロヘキサ
ンカルボニル)−3−(ピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン臭化水素酸塩0.2gおよびピリジン0.18
mlを加え10分間撹拌し、次いで室温下16時間撹拌
した。水および飽和重曹水を加え、エーテルで抽出し
た。有機層を乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:ジクロロメタ
ン:メタノール=95:5)で精製すると油状のN−
(シクロヘキサンカルボニル)−3−(4−(アセチル
チオアセチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミン
0.12gを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.23−
1.97(10H,m),2.34−2.44(1H,
m),2.40(3H,s),3.48−3.61(4
H,m),3.83(2H,s),3.84−3.90
(4H,m),8.02(1H,s)
ゾイルチオアセチル)ピペラジン−1−イル)シドノン
イミン 実施例208と同様な方法で、出発原料を(ベンゾイル
チオ)酢酸に代えて、融点156−157.5℃のN−
(シクロヘキサンカルボニル)−3−(4−(ベンゾイ
ルチオアセチル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.19−
1.98(10H,m),2.35−2.45(1H,
m),3.49−3.62(4H,m),3.94−
3.99(4H,m),4.01(2H,s),7.4
5−7.51(2H,m),7.59−7.66(1
H,m),7.95−7.99(2H,m),8.01
(1H,s)
4,5−トリメトキシフエニル)アセチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン 実施例208と同様な方法で、出発原料を3,4,5−
トリメトキシフェニル酢酸に代えて、融点214−21
6℃のN−(シクロヘキサンカルボニル)−3−(4−
(3,4,5−トリメトキシフェニル)アセチルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.25−
1.97(10H,m),2.34−2.45(1H,
m),3.32−3.38(2H,m),3.42−
3.50(2H,m),3.70−3.80(2H,
m),3.72(2H,s),3.84(3H,s),
3.85(6H,s),3.91−3.98(2H,
m),6.44(2H,s),7.96(1H,s)
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)ア
セチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン 実施例208と同様な方法で、出発原料を(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)酢酸に代
えて、油状のN−(シクロヘキサンカルボニル)−3−
(4−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニルチオ)アセチルピペラジン−1−イル)シドノンイ
ミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.18−
1.97(10H,m),1.42(18H,s),
2.35−2.45(1H,m),3.42−3.46
(4H,m),3.67(2H,s),3.69−3.
77(2H,m),3.87−3.92(2H,m),
5.35(1H,s),7.30(2H,s),7.9
8(1H,s)
アセチルチオエチル)ピペラジン−1−イル)シドノン
イミン 実施例53−Aと同様な方法で、(ベンゾイルチオ)酢
酸をシクロヘキサンカルボン酸に代えて、N−(シクロ
ヘキサンカルボニル)−3−(4−(2−クロロエチ
ル)ピペラジン−1−イル)シドノンイミンを得、実施
例53−Bと同様な方法で、出発原料をN−(シクロヘ
キサンカルボニル)−3−(4−(2−クロロエチル)
ピペラジン−1−イル)シドノンイミンに代えて、融点
121−122℃のN−(シクロヘキサンカルボニル)
−3−(4−(2−アセチルチオエチル)ピペラジン−
1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.20−
1.57(4H,m),1.58−1.84(4H,
m),1.91−2.01(2H,m),2.35(3
H,s),2.35−2.45(1H,m),2.63
(2H,dd),2.77−2.83(4H,m),
3.02(2H,dd),3.48−3.54(4H,
m),7.96(1H,s)
4,5−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジン−1
−イル)シドノンイミン 実施例48(3)と同様な方法で、(アセチルチオ)酢
酸をシクロヘキサンカルボン酸に代えて、油状のN−
(シクロヘキサンカルボニル)−3−(4−(3,4,
5−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.20−
1.57(4H,m),1.60−1.83(4H,
m),1.91−2.04(2H,m),2.36−
2.48(1H,m),2.72−2.77(4H,
m),3.52(2H,s),3.52−3.57(4
H,m),3.85(3H,s),3.87(6H,
s),6.55(2H,s),7.98(1H,s)
3,4−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジン−1
−イル)シドノンイミン 実施例50と同様な方法で、(アセチルチオ)酢酸をシ
クロヘキサンカルボン酸に代えて、融点163−164
℃のN−(シクロヘキサンカルボニル)−3−(4−
(2,3,4−トリメトキシフェニルメチル)ピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.19−
1.51(4H,m),1.60−1.83(4H,
m),1.93−2.01(2H,m),2.35−
2.45(1H,m),2.73−2.78(4H,
m),3.48−3.53(4H,m),3.56(2
H,s),3.87(3H,s),3.88(3H,
s),3.89(3H,s),6.66(1H,d),
6.96(1H,d),7.95(1H,s)
ル−N’−メチルアミノ)シドノンイミン 実施例56−Aと同様な方法で、出発原料をシクロヘキ
サンカルボン酸に代えて、N−(シクロヘキサンカルボ
ニル)−3−(N’−アリル−N’−メチルアミノ)シ
ドノンイミンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.20−
1.52(4H,m),1.63−1.82(4H,
m),1.93−1.99(2H,m),2.36−
2.47(1H,m),3.17(3H,s),4.0
1(2H,d),5.34−5.41(2H,m),
5.77−5.90(1H,m),7.95(1H,
s)
シドノンイミン 実施例56−Bと同様な方法で、出発原料をN−(シク
ロヘキサンカルボニル)−3−(N’−アリル−N’−
メチルアミノ)シドノンイミンに代えて、N−(シクロ
ヘキサンカルボニル)−3−メチルアミノシドノンイミ
ンを得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.18−
1.50(4H,m),1.51−2.01(6H,
m),2.30−2.43(1H,m),3.22(3
H,s),7.29−7.75(2H,m)
チルチオアセチル−N’−メチルアミノ)シドノンイミ
ン (アセチルチオ)酢酸0.06g、1−エチル−3−
(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
0.09g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物
0.07gおよびテトラヒドロフラン2mlの混合物を
氷冷下、30分間撹拌した後、N−(シクロヘキサンカ
ルボニル)−3−メチルアミノシドノンイミン0.1g
を加え30分間撹拌し、次いで室温下30分間撹拌し
た。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗乾
燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開液:ヘキサン:酢酸エチル=1:
2)で精製すると融点179−180℃のN−(シクロ
ヘキサンカルボニル)−3−(N’−アセチルチオアセ
チル−N’−メチルアミノ)シドノンイミン0.08g
を得た。 270MHz−NMR(CDCl3)δ:1.20−
1.58(4H,m),1.60−1.91(4H,
m),1.92−2.03(2H,m),2.38(3
H,s),2.38−2.52(1H,m),3.66
(5H,s),8.25(1H,s)
イル)シドノンイミン塩酸塩の合成 1−アミノ−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン
2.48g、ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウム付加
物1.69gおよび水23mlの混合物を室温下30分
間撹拌した後、シアン化ナトリウム0.62gを加え、
60℃で5時間撹拌した。混合物をエーテルで抽出し
た。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:1)で精製すると、油状の1−
(シアノメチルアミノ)−4−(2−メトキシフェニ
ル)ピペラジン0.9gを得た。得られた1−(シアノ
メチルアミノ)−4−(2−メトキシフェニル)ピペラ
ジン0.89g、濃硫酸0.82g、亜硝酸ナトリウム
および水4mlの混合物を氷冷下30分間撹拌した。混
合物を2N水酸化ナトリウムで中和した後、エーテルで
抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得られ
た残渣をメタノール10mlで希釈し、濃塩酸1mlを
加えた。混合物を濃縮し、得られた結晶を濾取すると、
3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−
イル)シドノンイミン塩酸塩0.9gを得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:3.24
−3.30(4H,m),3.70−3.77(4H,
m),3.81(3H,s),6.86−7.86(4
H,m),8.30(1H,s),9.49(1H,b
rs)
ミン塩酸塩の合成 1−アミノ−4−ベンジルピペラジン20g、ホルムア
ルデヒド重亜硫酸ナトリウム付加物16gおよび水70
mlの混合物を室温下1時間撹拌した後、シアン化カリ
ウム7gを加えさらに16時間撹拌した。混合物を酢酸
エチルで抽出した有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して
得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
液:クロロホルム:メタノール:アンモニア水=20
0:10:1)で精製すると、油状の4−ベンジル−1
−(シアノメチルアミノ)ピペラジン13gを得た。得
られた4−ベンジル−1−(シアノメチルアミノ)ピペ
ラジン13g、濃塩酸24mlおよびエタノール120
mlの混合物に氷冷下15%亜硝酸エチル−エタノール
溶液35mlを滴下した後、5℃で3日間放置した。混
合物を濃縮後、析出した結晶を濾取すると、3−(4−
ベンジルピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩
15gを得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:3.28
−3.59(4H,m),3.79−4.21(4H,
m),4.40(2H,s),7.39−7.48(3
H,m),7.60−7.74(2H,m),8.36
(1H,s),9.73(1H,brs)
ン塩酸塩の合成 1−アミノ−4−エチルピペラジン3.5g、ホルムア
ルデヒド重亜硫酸ナトリウム付加物3.64gおよび水
20mlの混合物を室温下1時間撹拌した後、シアン化
カリウム1.77gを加え、60℃で5時間撹拌した。
混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥後、
溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開液:クロロホルム:メタノール:アンモ
ニア水=100:10:1)で精製すると、油状の1−
(シアノメチルアミノ)−4−エチルピペラジン1.7
gを得た。得られた1−(シアノメチルアミノ)−4−
エチルピペラジン1.7g、濃塩酸4.3mlおよびエ
タノール18mlの混合物に氷冷下15%亜硝酸エチル
−エタノール溶液7.0mlを滴下した後、室温で1晩
放置した。混合物を濃縮後、析出した結晶を再結晶
(水:エタノール:エーテル)で精製すると、融点21
0−212℃の3−(4−エチルピペラジン−1−イ
ル)シドノンイミン塩酸塩0.45gを得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:1.30
(3H,t),3.13−3.51(4H,m),3.
63−3.94(4H,m),4.12−4.26(2
H,m),8.38(1H,s),9.73(1H,b
rs)
ンイミン塩酸塩の合成 1−アミノ−4−イソプロピルピペラジン6g、ホルム
アルデヒド重亜硫酸ナトリウム付加物6.2gおよび水
40mlの混合物を室温下1時間撹拌した後、シアン化
カリウム2.8gを加え、60℃で2.5時間撹拌し
た。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥後、
溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開液:クロロホルム:メタノール:アンモ
ニア水=100:5:1)で精製すると、油状の1−
(シアノメチルアミノ)−4−イソプロピルピペラジン
2.2gを得た。得られた1−(シアノメチルアミノ)
−4−イソプロピルピペラジン2.2g、濃塩酸5ml
およびエタノール15mlの混合物に氷冷下15%亜硝
酸エチル−エタノール溶液8mlを滴下した後、室温で
15時間撹拌した。混合物を濃縮後、析出した結晶をイ
ソプロパノールで洗浄し濾取すると、3−(4−イソプ
ロピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩
1.7gを得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:1.33
(6H,d),3.22−3.72(5H,m),3.
90−4.01(2H,m),4.18−4.25(2
H,m),8.40(1H,s)
ペリジン−1−イル)シドノンイミン塩酸塩の合成 4−((4−メトキシフェニル)メチルチオ)ピペリジ
ン7g、濃硫酸2mlおよび水30mlの混合物に亜硝
酸ナトリウム2.5gおよび水10mlの混合物を氷冷
下滴下し、0℃で1時間撹拌した。混合物を酢酸エチル
で抽出した。有機層を水洗乾燥後、溶媒を留去して得た
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:
クロロホルム:メタノール=100:1)で精製する
と、油状の4−((4−メトキシフェニル)メチルチ
オ)−N−ニトロソピペリジン6.2gを得た。得られ
た4−((4−メトキシフェニル)メチルチオ)−1−
ニトロソピペリジン6.2gおよびテトラヒドロフラン
100mlの混合物に水素化リチウムアルミニウム1.
8gを氷冷下加え、室温で18時間撹拌し、4時間加熱
還流した。混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和食塩水を
加え1時間撹拌した。有機層を乾燥後、溶媒を留去する
と油状の1−アミノ−4−((4−メトキシフェニル)
メチルチオ)ピペリジン6gを得た。得られた1−アミ
ノ−4−((4−メトキシフェニル)メチルチオ)ピペ
リジン6g、ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウム付加
物5gおよび水25mlの混合物を室温下1時間撹拌し
た後、シアン化カリウム2.3gを加え、60℃で3時
間撹拌した。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を
水洗乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開液:クロロホルム:メタノ
ール:アンモニア水=1000:10:1)で精製する
と、油状の1−(シアノメチルアミノ)−4−((4−
メトキシフェニル)メチルチオ)ピペリジン5.5gを
得た。得られた1−(シアノメチルアミノ)−4−
((4−メトキシフェニル)メチルチオ)ピペリジン
5.5g、濃塩酸1.8mlおよびエタノール20ml
の混合物に氷冷下15%亜硝酸エチル−エタノール溶液
11mlを滴下した後、室温で16時間撹拌した。析出
した結晶を濾取すると、3−(4−((4−メトキシフ
ェニル)メチルチオ)ピペリジン−1−イル)シドノン
イミン塩酸塩2.9gを得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:1.68
−1.80(2H,m),2.07−2.17(2H,
m),2.78−2.86(1H,m),3.30−
3.42(2H,m),3.74(3H,s),3.7
8(2H,s),3.78−3.89(2H,m),
6.88(2H,d),7.26(2H,d),8.2
0(1H,s),9.42(1H,brs)
ミン塩酸塩の合成 1−アミノ−4−フェニルピペラジン13.4g、ホル
ムアルデヒド重亜硫酸ナトリウム付加物10.3gおよ
び水75mlの混合物を室温下1.5時間撹拌した後、
シアン化カリウム5.1gを加え、60℃で5時間撹拌
した。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥
後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開液:クロロホルム:メタノール:ア
ンモニア水=100:5:1)で精製すると、1−(シ
アノメチルアミノ)−4−フェニルピペラジン6.4g
を得た。得られた1−(シアノメチルアミノ)−4−フ
ェニルピペラジン6.4g、濃塩酸12.5mlおよび
エタノール60mlの混合物に氷冷下15%亜硝酸エチ
ル−エタノール溶液16.3mlを滴下した後、室温で
6日間撹拌した。析出した結晶を濾取すると、3−(4
−フェニルピペラジン−1−イル)シドノンイミン塩酸
塩1.7gを得た。 270MHz−NMR(DMSO−d6)δ:3.43
−3.65(4H,m),3.75−3.97(4H,
m),6.87−7.35(5H,m),8.36(1
H,s),9.64(1H,s)
的化合物の優れた血管拡張作用、心筋保護作用および血
小板凝集抑制作用に関する作用活性について説明する。
g−600g)から胸部大動脈を取り出し、2mm幅の
輪状標本とした。この標本を、Krebs−Hense
leit溶液(NaCl:119mM,KCl:4.8
mM,CaCl2・2H2O:2.53mM,KH2P
O4:1.2mM,MgSO4・7H2O:1.2m
M,NaHCO3:24.8mM,グルコース:10m
M,37℃)を10ml含むオルガンバス(Organ
bath)中に、2gの張力下で懸垂させ、95%酸
素、5%二酸化炭素ガスを通気させた。標本の収縮反応
をFDピックアップにて等尺性に記録した。1−1.5
時間の平衡化の後、組織を収縮させるため30mM塩化
カリウムを添加し、塩化カリウムによる持続的な収縮を
弛緩させる試験化合物の活性を化合物の最大弛緩作用に
対しての50%抑制濃度(IC50)を求めることによ
り評価した。試験化合物は、前記実施例により得られた
本発明化合物を用いた。また、対照薬としてモルシドミ
ンの活性本体である、3−モルホリノシドノンイミン塩
酸塩(以下、SIN−1と称す。)を用いた。結果を表
Bに示す。
g−450g)をsodium pentobarbi
tal(50mg/kg,i.p.)により麻酔後、仰
臥位に固定し、気管にカニューレを挿入した。右大腿動
脈に挿入したポリエチレンチューブ(PE50)より圧
トランスデューサー(ライフキット DTS,DX−3
00、日本光電)を介し、観血的に血圧を測定し(AP
−621G、日本光電)、その脈波より心拍数を計測し
た(AT−610G、日本光電)。維持麻酔(sodi
um pentobarbital 20mg/kg/
h)注入用のカニューレ(PE10)を、右大腿静脈よ
り挿入した。腹部を正中切開し、十二指腸に薬物投与用
のカニューレ(PE50に23Gの注射針先端を接続)
を刺入し、外科用アロンアルファで固定した。術後60
−90分の回復期間をおき、薬物を十二指腸内に投与し
た。薬物投与後、平均血圧が投与前値に復するまで血圧
測定を行った。
値の30%降圧をおこす用量を用量反応曲線より算出
し、これを用いた(E−D30)。また、降圧作用持続
時間の指標として、最大降圧の50%まで回復に要する
時間(half duration)を各用量で読み取
り、前記ED30の用量におけるhalf durat
ionを算出し、これを用いた(half durat
ion at ED30)。試験化合物は、前記実施例
により得られた本発明化合物を用いた。結果を表Cに示
す。
g−410g)をsodium pentobarbi
tal(50mg/kg、i.p.)により麻酔後、仰
臥位に固定し、気管にカニューレを挿入した。右大腿動
脈に挿入したポリエチレンチューブ(PE50、Bec
ton Dickinson)より圧トランスデューサ
ー(ライフキット DTS,DX−300、日本光電)
を介し、観血的に血圧を測定し(AP−621G、日本
光電)、その脈波より心拍数を計測した(AT−610
G、日本光電)。維持麻酔(sodium pento
barbital 20mg/kg/h)注入用及び色
素注入用のカニューレ(それぞれPE10、PE50、
以上 Becton Dickinson)を、右頸静
脈より挿入した。また、左頚静脈を採血用に露出した。
開胸は、室内気人工呼吸条件下(Harvard re
spirator、model 683、rate:6
0strokes/min、 tidal volum
e:10ml/kg body weight)、左第
3肋骨より第5肋骨までを正中線より約10mmの位置
で縦方向に切断して行い、開創器により術野を拡大後、
心嚢膜を剥離して心臓を露出させた。血管用糸付弱湾丸
針(8mm、6−0黒ブレードシルク、松田医科工業)
を用いて、左心室に深さ2mm、長さ4−5mmの糸を
留置し、冠動脈結紮用とした。術式終了後、20分以上
放置して血圧及び心拍数の安定を確認して、実験を開始
した。
1)生理食塩水(SIN−1の溶媒)投与群、2) S
IN−1(3μg/kg/min)投与群、3)SIN
−1(10μg/kg/min)投与群、4)1% D
MSO含む生理食塩水、塩酸にてpH5に調整(実施例
1の化合物および実施例2の化合物の溶媒)投与群、
5)実施例1の化合物(10μg/kg/min)投与
群、6)実施例1の化合物(30μg/kg/min)
投与群、7)実施例2の化合物(3μg/kg/mi
n)投与群および8)実施例2の化合物(10μg/k
g/min)投与群の8群である。薬物は冠動脈結紮の
15分前から再潅流終了までの75分間、静脈内に投与
速度0.95ml/hで持続投与した。薬物投与開始1
5分後に冠動脈を結紮し、30分間維持した。冠動脈結
紮は、ポリエチレンチューブ(PE160、Becto
n Dickinson)及び血管用クレンメ(C−1
7溝付き、夏目)を用いたsnare法によって行っ
た。その後30分間再潅流を行い、虚血領域及び壊死領
域の測定をおこなった。
rea,RA)及び壊死領域(necrosis ar
ea,NA)の測定は、Evans blue 及び
triphenyltetrazolium chlo
ride(TTC)の二重染色により以下の通り行っ
た。虚血領域の確定のために、再潅流実験終了後再び冠
動脈を再結紮し、頸静脈より1mlの5% Evans
blue(Sigma)を、次いで1M KCl溶液
を心拍動停止まで注入した。非虚血領域は暗青色に染色
された。拍動停止後速やかに心臓を摘出し、生理食塩水
中で洗浄後左心室を分離し、トリミングブレード(Fe
ather)を用いて3mm幅の輪状横断切片とした。
壊死領域の確定のために、1% TTC を含む0.1
M リン酸緩衝液(81mM Na2HPO4;19m
M NaH2PO4,pH7.4)中、37℃で5分間
インキュベーションした。TTCは生存細胞のみを赤色
に染色し、壊死領域は染色を受けない。TTC染色後各
切片の湿重量を測定し、20%ホルマリンで固定した
後、生理食塩水中に静置しながら写真撮影を行った。イ
メージスキャナー(セイコーエプソン,GT−600
0)により組織断面写真を取込み、コンピュータにより
画像解析ソフト NIH Image 1.41を用い
て左心室(LV)面積、RA面積及びNA面積を計測し
た。その値から断面毎の各領域の面積比(RA/LV及
びNA/RA)を算出し、更に切片両断面の各領域の面
積比の平均値を求めて体積比に換算した。それに各切片
重量(LVweight)を乗じて切片毎の各領域の重
量を算出し、臓器全体の領域重量比を求めた。以下に領
域重量比の算出式を示す。
l採取し、血清分離用チューブ(セパラピットチュー
ブ、積水メディカル)に入れて4℃、1400×gで1
0分間遠心し、血清を分離した。血清は測定まで−80
℃で保存した。creatine kinase(C
K)及び lactate dehydrogenas
e(LDH)の酵素活性はオートアナライザー(COB
AS FARA II)の測定法に従って測定した。
意差検定は分散分析(ANOVA)を用い、群間に有意
差の認められた場合 FischerのPLSD法を用
いて2群間の差を検討し、p<0.05を有意とした。
結果を表Dに示す。
チオペンタール(20mg/kg)で麻酔し、左けい動
脈から血液を3.8%クエン酸溶液入りの容器に採取し
た(9:1v/v)。採取した血液はただちに室温で1
300rpm(230G)で10分間遠心し、多血小板
血漿(PRP)を得た。さらに必要量を3000rpm
(1300G)で15分間遠心し、乏血小板血漿(PP
P)を得た。血小板凝集能に使用するPRPはPPPで
希釈し、血小板数を3×108個に調製した。凝集能の
測定は、血小板凝集能測定装置(TE−500,ERM
A)を使用し、凝集剤はアラキドン酸(500μM)を
用いた。試験化合物をPRPと混合し、3分間プレイン
キュベーションした後、凝集剤を加え、5分間凝集能を
測定し、試験化合物の活性をアラキドン酸による最大凝
集に対しての50%抑制濃度(IC50;μM)を求め
ることにより評価した。試験化合物は、前記の実施例に
より得られた本発明化合物を用いた。対照薬として、血
小板凝集抑制作用を有することが広く知られているアス
ピリンを用いた。結果を表Eに示す。
に対する影響 ラットA−V shuntモデルは梅津らの方法(Th
rombos Haemostas.1978:39:
74−83)を参考にして作製した。SD系雄性ラット
をsodium pentobarbital(50m
g/kg、i.p.)により麻酔し、仰臥位に固定し
た。縫合絹糸の入った太いポリエチレンチューブ(6c
m;Hibiki No.7、Kunii Co.社
製)の両端を別の細いポリエチレンチューブ(10c
m;Hibiki No.4、KuniiCo.社製)
で継ぎ、両端をラットの左総けい動脈と右内けい静脈に
入れて対外血液循環系を作製した(A−V shun
t)。Shunt内に15分間血液を循環させ、太いチ
ューブ、内の縫合絹糸に付着した血液凝塊の重量を測定
した。この操作を連続して3回行って総重量を求め各試
験化合物の活性を評価した。 (1)経口投与による凝集抑制効果 実験はVehicle群(0.3% carboxy
methyl cellulose、以下、CMC、と
いう。;n=6)、実施例2の化合物の群(10mg/
kg;n=6)、および、血液凝塊形成抑制作用が報告
(European Journal of Phar
macology、1995;272−39−43)さ
れているFK−409の群(10mg/kg;n=6)
について、経口投与後1時間15分から2時間までの凝
集抑制効果を検討した。結果を表Fに示す。
および実施例2の化合物の群(0.3、1.0、3.0
mg/kg;それぞれ、n=6)について行った。十二
指腸内投与はA−V shunt作製後、腹部を切開
し、十二指腸に刺入した先端に針を付けたカテーテルに
より行った。試験化合物の投与直後から45分間に生成
した血液凝塊の重量を測定した。結果を表Gに示す。
れるその塩は、血管拡張作用、心筋保護作用、血小板凝
集抑制作用等を有し、狭心症治療薬等の医薬として有用
である。
Claims (20)
- 【請求項1】一般式(1) 【化1】 [式中、Zは、 −A−X−R1 {ここで、Aは、置換基を有していてもよい炭素数6〜
12のアリール基によって、または、アルキル部分が炭
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるア
ルキルカルボニルアミノ基によって置換されていてもよ
い、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキレン基
を示す。Xは、S(O)n(n=0、1または2);ま
たは、直接結合、を示す。R1は、1〜3個の水酸基に
よって、および(または)1〜3個の炭素数1〜6の直
鎖または分枝鎖状のアルキル基によって、および(また
は)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のア
ルコキシ基によって、および(または)1〜3個のハロ
ゲン原子によって、および(または)1または2個のニ
トロ基によってモノ−、ジ−、トリ−置換されていても
よい、炭素数6〜12のアリール基;アリール部分が、
ハロゲン原子によって置換されていてもよい1〜3個の
炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によっ
て、および(または)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖ま
たは分枝鎖状のアルコキシ基によって、および(また
は)1〜3個のハロゲン原子によってモノ−、ジ−、ト
リ−置換されていてもよい炭素数6〜12のアリール基
である、アリールカルボニル基;アルキル部分が炭素数
1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるアルキ
ルカルボニル基;炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状の
アルキル基;アリール部分が置換基を有していてもよい
炭素数6〜12のアリール基であって、アルキレン部分
が炭素数1〜2のアルキレン基である、アラルキルオキ
シカルボニル基;シクロアルキル部分が置換基を有して
いてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル基であるシク
ロアルキルカルボニル基;アリール部分が置換基を有し
ていてもよい炭素数6〜12のアリール基であるアリー
ルカルバモイル基;アルキル部分が直鎖または分枝鎖状
の炭素数1〜6のアルキル基であるアルキルカルバモイ
ル基;または、−CO−R14、を示す。ここで、R
14は、置換基を有していてもよい単環式ヘテロ環;ま
たは、水酸基によって、及び(または)炭素数1〜6の
直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって置換されてい
てもよい二環式ヘテロ環、を示す。};置換基を有して
いてもよい単環式ヘテロ環;水酸基によって、及び(ま
たは)炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基
によっで置換されていてもよい二環式ヘテロ環;また
は、置換基を有していてもよい炭素数3〜6のシクロア
ルキル基、を示す。R2は、 −N(R3)R4 (ここで、R3は、水素原子;または、炭素数1〜6の
直鎖または分枝鎖状のアルキル基、を示す。R4は、水
素原子;置換基を有していてもよい炭素数1〜6の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよ
い炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖状のアルケニル基;
置換基を有していてもよい炭素数2〜6の直鎖または分
枝鎖状のアルキニル基;置換基を有していてもよい炭素
数6〜12のアリール基;置換基を有していてもよい炭
素数3〜6のシクロアルキル基;または、−CO−
R7、を示す。ここで、R7は、置換基を有していても
よい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;
置換基を有していてもよい炭素数1〜6の直鎖または分
枝鎖状のアルコキシ基;置換基を有していてもよい単環
式ヘテロ環;または、置換基を有していてもよい二環式
ヘテロ環、を示す。);または、一般式(2) 【化2】 {式中、R5、R6は、同一または異なって、水素原
子;または、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアル
キル基、を示す。Yは、酸素原子;S(O)n(n=
0、1または2);一般式(3) 【化3】 (式中、R4は、水素原子;置換基を有していてもよい
炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;置換
基を有していてもよい炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖
状のアルケニル基;置換基を有していてもよい炭素数2
〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキニル基;置換基を有
していてもよい炭素数6〜12のアリール基;置換基を
有していてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル基;ま
たは、−CO−R7、を示す。ここで、R7は、置換基
を有していてもよい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状
のアルキル基;置換基を有していてもよい炭素数1〜6
の直鎖または分枝鎖状のアルコキシ基;置換基を有して
いてもよい単環式ヘテロ環;または、置換基を有してい
てもよい二環式ヘテロ環、を示す。);または、一般式
(4) 【化4】 (式中、R8は、水素原子;または、炭素数1〜6の直
鎖または分枝鎖状のアルキル基を示す。R9は、水素原
子;水酸基;チオール基;アルキル部分が炭素数1〜6
の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカル
ボニルチオ基;アルキル部分が炭素数1〜6の直鎖また
は分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカルボニルオキ
シ基;アリール部分が炭素数6〜12のアリール基であ
るアリールカルボニルチオ基;アリール部分が炭素数6
〜12のアリール基であるアリールカルボニルオキシ
基;または、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアル
キル基、を示す。)を示す。}を示す。]で示される化
合物または医薬として許容されるその塩。 - 【請求項2】一般式(1)において、Zが、 −A−X−R1 {ここで、Aは、置換基を有していてもよい炭素数6〜
12のアリール基によって、または、アルキル部分が炭
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるア
ルキルカルボニルアミノ基で置換されていてもよい、炭
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキレン基であ
る。Xは、S(O)n(n=0、1または2);また
は、直接結合、である。R1は、1〜3個の水酸基によ
って、および(または)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基によって、および(また
は)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のア
ルコキシ基によって、および(または)1〜3個のハロ
ゲン原子によって、および(または)1または2個のニ
トロ基によってモノ−、ジ−、トリ−置換されていても
よい、炭素数6〜12のアリール基;アリール部分が、
ハロゲン原子によって置換されていてもよい1〜3個の
炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によっ
て、および(または)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖ま
たは分枝鎖状のアルコキシ基によって、および(また
は)1〜3個のハロゲン原子によってモノ−、ジ−、ト
リ−置換されていてもよい炭素数6〜12のアリール基
であるアリールカルボニル基;アルキル部分が炭素数1
〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるアルキル
カルボニル基;炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のア
ルキル基;アリール部分が置換基を有していてもよい炭
素数6〜12のアリール基であって、アルキレン部分が
炭素数1〜2のアルキレン基である、アラルキルオキシ
カルボニル基;シクロアルキル部分が置換基を有してい
てもよい炭素数3〜6のシクロアルキル基であるシクロ
アルキルカルボニル基;アリール部分が置換基を有して
いてもよい炭素数6〜12のアリール基であるアリール
カルバモイル基;アルキル部分が直鎖または分枝鎖状の
炭素数1〜6のアルキル基であるアルキルカルバモイル
基;または、−CO−R14、である。ここで、R14
は、置換基を有していてもよい単環式ヘテロ環;また
は、水酸基によって、及び(または)炭素数1〜6の直
鎖または分枝鎖状のアルキル基によって置換されていて
もよい二環式ヘテロ環、である。}である請求項1記載
の化合物または医薬として許容されるその塩。 - 【請求項3】一般式(1)において、Zが、 −A−X−R1 {ここで、Aは、炭素数6〜12のアリール基によっ
て、または、アルキル部分が炭素数1〜3の直鎖または
分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカルボニルアミノ
基によって置換されていてもよい、炭素数1〜4の直鎖
または分枝鎖状のアルキレン基である。Xは、S(O)
n(n=0、1または2);または、直接結合、であ
る。R1は、1〜3個の水酸基によって、および(また
は)1〜3個の炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のア
ルキル基によって、および(または)1〜3個の炭素数
1〜3の直鎖または分枝鎖状のアルコキシ基によってモ
ノ−、ジ−、トリ−置換されていてもよいフェニル基;
ハロゲン原子によって置換されていてもよい1〜3個の
炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によっ
て、および(または)1〜3個の炭素数1〜3の直鎖ま
たは分枝鎖状のアルコキシ基によって、および(また
は)1〜3個のハロゲン原子によってモノ−、ジ−、ト
リ−置換されていてもよいベンゾイル基;アルキル部分
が炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であ
るアルキルカルボニル基;炭素数1〜3の直鎖または分
枝鎖状のアルキル基;アリール部分が炭素数6〜12の
アリール基であって、アルキレン部分が炭素数1〜2の
アルキレン基である、アラルキルオキシカルボニル基;
シクロアルキル部分が炭素数3〜6のシクロアルキル基
であるシクロアルキルカルボニル基;アリール部分が置
換基を有していてもよい炭素数6〜12のアリール基で
あるアリールカルバモイル基;アルキル部分が直鎖また
は分枝鎖状の炭素数1〜4のアルキル基であるアルキル
カルバモイル基;または、−CO−R14、である。こ
こで、R14は、水酸基によって、及び(または)炭素
数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって置
換されている二環式ヘテロ環、である。}であり、R2
が、 −N(R3)R4 (ここで、R3は、炭素数1〜6の直鎖状のアルキル
基、である。R4は、水素原子;置換基を有していても
よい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;
置換基を有していてもよい炭素数2〜4の直鎖または分
枝鎖状のアルケニル基;置換基を有していてもよいフェ
ニル基;置換基を有していてもよい炭素数3〜6のシク
ロアルキル基;または、−CO−R7、である。ここ
で、R7は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4の
直鎖または分枝鎖状のアルキル基;置換基を有していて
もよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルコキシ
基;置換基を有していてもよい単環式ヘテロ環;置換基
を有していてもよい二環式ヘテロ環、である。);また
は、一般式(2){式中、R5、R6は、同一または異
なって、水素原子;または、炭素数1〜6の直鎖状のア
ルキル基、である。Yは、酸素原子;硫黄原子;一般式
(3)(式中、R4は、水素原子;置換基を有していて
もよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル
基;置換基を有していてもよい炭素数2〜4の直鎖また
は分枝鎖状のアルケニル基;置換基を有していてもよい
フェニル基;置換基を有していてもよい炭素数3〜6の
シクロアルキル基;または、−CO−R7、である。こ
こで、R7は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4
の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;置換基を有してい
てもよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルコキ
シ基;置換基を有していてもよい単環式ヘテロ環;また
は、置換基を有していてもよい二環式ヘテロ環であ
る。);または、一般式(4)(式中、R8は、水素原
子;または、炭素数1〜3の直鎖状のアルキル基、であ
る。R9は、水素原子;水酸基;チオール基;アルキル
部分が炭素数1〜6の直鎖状のアルキル基であるアルキ
ルカルボニルチオ基;アリール部分が炭素数6〜12の
アリール基であるアリールカルボニルチオ基;炭素数1
〜3の直鎖状のアルキル基;アセトキシ基;または、ベ
ンゾイルオキシ基、である。)である。}である請求項
1記載の化合物または医薬として許容されるその塩。 - 【請求項4】一般式(1)において、Zが、 −A−X−R1 {ここで、Aは、フェニル基によって、または、アルキ
ル部分が炭素数1〜3の直鎖状のアルキル基であるアル
キルカルボニルアミノ基によって置換されていてもよ
い、炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキレン基
である。Xは、硫黄原子;または、直接結合、である。
R1は、1個の水酸基によって、および(または)1ま
たは2個の炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキ
ル基によって、および(または)1〜3個の炭素数1〜
2のアルコキシ基によってモノ−、ジ−、トリ−置換さ
れているフェニル基;ハロゲン原子で置換されていても
よい1または2個の炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状
のアルキル基によって、および(または)1〜3個の炭
素数1〜2の直鎖または分枝鎖状のアルコキシ基によっ
て、および(または)1〜3個のハロゲン原子によって
モノ−、ジ−、トリ−置換されていてもよい、ベンゾイ
ル基;アルキル部分が炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖
状のアルキル基であるアルキルカルボニル基;炭素数1
〜2のアルキル基;アリール部分が炭素数6〜12のア
リール基であって、アルキレン部分が炭素数1〜2のア
ルキレン基である、アラルキルオキシカルボニル基;シ
クロアルキル部分が炭素数3〜6のシクロアルキル基で
あるシクロアルキルカルボニル基;アリール部分が炭素
数6〜12のアリール基であるアリールカルバモイル
基;アルキル部分が直鎖または分枝鎖状の炭素数1〜4
のアルキル基であるアルキルカルバモイル基;または、
−CO−R14、である。ここで、R14は、水酸基に
よって、及び(または)炭素数1〜4の直鎖または分枝
鎖状のアルキル基によって置換されている、異項原子と
して酸素原子を含む二環式ヘテロ環である。}であり、
R2が、 −N(R3)R4 (ここで、R3は、炭素数1〜3の直鎖状のアルキル基
である。R4は、水素原子;置換基を有していてもよい
炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;アリ
ル基;フェニル基;2−メトキシフェニル基;炭素数3
〜6のシクロアルキル基;または、−CO−R7、であ
る。ここで、R7は、置換基を有していてもよい炭素数
1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;ベンジルオ
キシ基;または、置換基を有していてもよい単環式ヘテ
ロ環;または、置換基を有していてもよい二環式ヘテロ
環、である。);または、一般式(2){(式中、
R5、R6は、同一または異なって、水素原子;また
は、炭素数1〜3の直鎖状のアルキル基、である。Y
は、酸素原子;一般式(3)(式中、R4は、水素原
子;置換基を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖また
は分枝鎖状のアルキル基;アリル基;フェニル基;2−
メトキシフェニル基;炭素数3〜6のシクロアルキル
基;または、−CO−R7、である。ここで、R7は、
置換基を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖または分
枝鎖状のアルキル基;ベンジルオキシ基;置換基を有し
ていてもよい単環式ヘテロ環;または、置換基を有して
いてもよい二環式ヘテロ環、である。);または、一般
式(4)(式中、R8は、水素原子;または、メチル基
である。R9は、水素原子;水酸基;チオール基;アル
キル部分が炭素数1〜3の直鎖状のアルキル基であるア
ルキルカルボニルチオ基;アリール部分が炭素数6〜1
2のアリール基であるアリールカルボニルチオ基;また
は、メチル基、である。)である。}である請求項1記
載の化合物または医薬として許容されるその塩。 - 【請求項5】一般式(1)において、Zが、 −A−X−R1 {ここで、Aは、メチレン基;エチレン基;トリメチレ
ン基;プロピレン基;ベンジルエチレン基;アセチルア
ミノエチレン基;または、−C(CH3)2−CH
2−、である。Xは、硫黄原子;または、直接結合、で
ある。R1は、1個の水酸基によって、および(また
は)1または2個のt−ブチル基によって、および(ま
たは)1〜3個のメトキシ基によってモノ−、ジ−、ト
リ−置換されているフェニル基;1または2個のメチル
基によって、および(または)1個のトリフルオロメチ
ル基によって、および(または)1〜3個のメトキシ基
によって、および(または)ハロゲン原子によってモノ
−、ジ−、トリ−置換されていてもよいベンゾイル基;
アセチル基;ピバロイル基;メチル基;ベンジルオキシ
カルボニル基;シクロヘキサンカルボニル基;フェニル
カルバモイル基;エチルカルバモイル基;t−ブチルカ
ルバモイル基;または、−CO−R1 4、である。ここ
で、R14は、1個の水酸基によって、および(また
は)4個のメチル基によって置換されている3,4−ジ
ヒドロベンゾピラン環である。}でありR2が、 −N(R3)R4 (ここで、R3は、メチル基である。R4は、置換基を
有していてもよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状の
アルキル基;または、−CO−R7、である。ここで、
R7は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基である。);または、一般
式(2){式中、R5、R6は、同一または異なって、
水素原子;または、メチル基、である。Yは、酸素原
子;一般式(3)(式中、R4は、置換基を有していて
もよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル
基;2−メトキシフェニル基;炭素数4〜6のシクロア
ルキル基;または、−CO−R7、である。ここで、R
7は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖ま
たは分枝鎖状のアルキル基、である。);または、一般
式(4)(式中、R8は、水素原子である。R9は、水
素原子;水酸基;チオール基;アセチルチオ基;ベンゾ
イルチオ基、である。)である。}である請求項1記載
の化合物または医薬として許容されるその塩。 - 【請求項6】N−((3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルチオ)アセチル)−3−(4−メチル
ピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−((S)
−3−(ベンゾイルチオ)イソブチリル)−3−(4−
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−
((S)−3−(アセチルチオ)イソブチリル)−3−
モルホリノシドノンイミン、N−((S)−3−(ベン
ゾイルチオ)イソブチリル)−3−(4−ベンジルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミン、N−((ベンゾイ
ルチオ)アセチル)−3−(4−メチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミン、N−((3,4,5−トリメ
トキシフェニル)アセチル)−3−(4−メチルピペラ
ジン−1−イル)シドノンイミン、N−((S)−3−
(アセチルチオ)イソブチリル)−3−(4−イソプロ
ピルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−(ア
セチルチオアセチル)−3−(4−エチルピペラジン−
1−イル)シドノンイミン、N−(3−(アセチルチ
オ)プロピオニル)−3−(4−エチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミン、N−((2,6−ジメチルベ
ンゾイルチオ)アセチル)−3−(4−メチルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン、N−(3−(2,6−
ジメチルベンゾイルチオ)プロピオニル)−3−(4−
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−
(3−(ピバロイルチオ)プロピオニル)−3−(4−
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−
(3−(ピバロイルチオ)プロピオニル)−3−(4−
エチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−
(3−(エチルカルバモイルチオ)プロピオニル)−3
−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミ
ン、N−(3−(エチルカルバモイルチオ)プロピオニ
ル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン、N−(3−(エチルカルバモイルチオ)プロ
ピオニル)−3−(4−イソプロピルピペラジン−1−
イル)シドノンイミン、N−(3−(フェニルカルバモ
イルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピペラジ
ン−1−イル)シドノンイミン、N−(4−(ベンゾイ
ルチオ)ブチリル)−3−(4−メチルピペラジン−1
−イル)シドノンイミン、N−(3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニルチオ)プロピオニ
ル)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)シドノ
ンイミン、N−((R)−2−アセチルアミノ−3−
(アセチルチオ)プロピオニル)−3−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)シドノンイミン、からなる化合物
群から選択される請求項1記載の化合物または医薬とし
て許容されるその塩。 - 【請求項7】一般式(1)において、Zが、置換基を有
していてもよい単環式ヘテロ環;水酸基によって、及び
(または)炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキ
ル基によって置換されていてもよい二環式ヘテロ環;ま
たは、置換基を有していてもよい炭素数3〜6のシクロ
アルキル基、である請求項1記載の化合物または医薬と
して許容されるその塩。 - 【請求項8】一般式(1)において、Zが、オキソ基を
有していてもよい、異項原子として窒素原子および(ま
たは)硫黄原子および(または)酸素原子を含む、単環
式ヘテロ5または6員環;水酸基によって、および(ま
たは)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基
によって置換されている、異項原子として酸素を含む二
環式ヘテロ環;または、置換基を有していてもよい炭素
数4〜6のシクロアルキル基、であり、R2が、 −N(R3)R4 (ここで、R3は、炭素数1〜6の直鎖状のアルキル
基、である。R4は、水素原子;置換基を有していても
よい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;
置換基を有していてもよい炭素数2〜4の直鎖または分
枝鎖状のアルケニル基;置換基を有していてもよいフェ
ニル基;置換基を有していてもよい炭素数3〜6のシク
ロアルキル基;または、−CO−R7、である。ここ
で、R7は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4の
直鎖または分枝鎖状のアルキル基;置換基を有していて
もよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルコキシ
基;置換基を有していてもよい単環式ヘテロ環;また
は、置換基を有していてもよい二環式ヘテロ環、であ
る。);または、一般式(2){式中、R5、R6は、
同一または異なって、水素原子;または、炭素数1〜6
の直鎖状のアルキル基、である。Yは、酸素原子;硫黄
原子;一般式(3)(式中、R4は、水素原子;置換基
を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状
のアルキル基;置換基を有していてもよい炭素数2〜4
の直鎖または分枝鎖状のアルケニル基;置換基を有して
いてもよいフェニル基;または、置換基を有していても
よい炭素数3〜6のシクロアルキル基;−CO−R7、
である。ここで、R7は、置換基を有していてもよい炭
素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;置換基
を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状
のアルコキシ基;置換基を有していてもよい単環式ヘテ
ロ環;または、置換基を有していてもよい二環式ヘテロ
環、である。);または、一般式(4)(式中、R
8は、水素原子;または、炭素数1〜3の直鎖状のアル
キル基、である。R9は、水素原子;水酸基;チオール
基;アルキル部分が炭素数1〜6の直鎖状のアルキル基
であるアルキルカルボニルチオ基;アリール部分が炭素
数6〜12のアリール基であるアリールカルボニルチオ
基;炭素数1〜3の直鎖状のアルキル基;アセトキシ
基;または、ベンゾイルオキシ基、である。)であ
る。}である請求項1記載の化合物または医薬として許
容されるその塩。 - 【請求項9】一般式(1)において、Zが、オキソ基を
有していてもよい、異項原子として窒素原子および(ま
たは)硫黄原子を含む、単環式ヘテロ5員環;水酸基に
よって、および(または)炭素数1〜4の直鎖または分
枝鎖状のアルキル基によって置換されている、異項原子
として酸素原子を含む二環式ヘテロ環;または、炭素数
4〜6のシクロアルキル基、であり、R2が−N
(R3)R4(ここで、R3は、炭素数1〜3の直鎖状
のアルキル基である。R4は、水素原子;置換基を有し
ていてもよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアル
キル基;アリル基;フェニル基;2−メトキシフェニル
基;炭素数3〜6のシクロアルキル基;または、−CO
−R7、である。ここで、R7は、置換基を有していて
もよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル
基;ベンジルオキシ基;置換基を有していてもよい単環
式ヘテロ環;または、置換基を有していてもよい二環式
ヘテロ環、である。);または、一般式(2){(式
中、R5、R6は、同一または異なって、水素原子;ま
たは、炭素数1〜3の直鎖状のアルキル基、である。Y
は、酸素原子;一般式(3)(式中、R4は、水素原
子;置換基を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖また
は分枝鎖状のアルキル基;アリル基;フェニル基;2−
メトキシフェニル基;炭素数3〜6のシクロアルキル
基;または、−CO−R7、である。ここで、R7は、
置換基を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖または分
枝鎖状のアルキル基;ベンジルオキシ基;置換基を有し
ていてもよい単環式ヘテロ環;または、置換基を有して
いてもよい二環式ヘテロ環、である。);または、一般
式(4)(式中、R8は、水素原子;または、メチル
基、である。R9は、水素原子;水酸基;チオール基;
アルキル部分が炭素数1〜3の直鎖状のアルキル基であ
るアルキルカルボニルチオ基;アリール部分が炭素数6
〜12のアリール基であるアリールカルボニルチオ基;
または、メチル基、である。)である。}である請求項
1記載の化合物または医薬として許容されるその塩。 - 【請求項10】一般式(1)において、Zが、オキソチ
アゾリジン環;1個の水酸基によって、および(また
は)4個のメチル基によって置換されている3,4−ジ
ヒドロベンゾピラン環;または、シクロヘキシル基、で
あり、R2が、 −N(R3)R4 (ここで、R3は、メチル基である。R4は、置換基を
有していてもよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状の
アルキル基;または、−CO−R7、である。ここで、
R7は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基、である。);または、一
般式(2){式中、R5、R6は、同一または異なっ
て、水素原子;または、メチル基、である。Yは、酸素
原子;一般式(3)(式中、R4は、置換基を有してい
てもよい炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖状のアルキル
基;または、2−メトキシフェニル基;炭素数4〜6の
シクロアルキル基;または、−CO−R7、である。こ
こで、R7は、置換基を有していてもよい炭素数1〜4
の直鎖または分枝鎖状のアルキル基、である。);また
は、一般式(4)(式中、R8は、水素原子である。R
9は、水素原子;水酸基;チオール基;アセチルチオ
基;または、ベンゾイルチオ基、である。)である。}
である請求項1記載の化合物または医薬として許容され
るその塩。 - 【請求項11】N−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8
−テトラメチルクロマン−2−カルボニル)−3−(4
−メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、N−
(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロ
マン−2−カルボニル)−3−(4−イソプロピルピペ
ラジン−1−イル)シドノンイミン、N−((R)−2
−オキソ−4−チアゾリジンカルボニル)−3−(4−
メチルピペラジン−1−イル)シドノンイミン、からな
る化合物群から選択される請求項1記載の化合物または
医薬として許容されるその塩。 - 【請求項12】一般式(11) 【化19】 [式中、Zは、 −A−X−R1 {ここで、Aは、置換基を有していてもよい炭素数6〜
12のアリール基によって、または、アルキル部分が炭
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるア
ルキルカルボニルアミノ基によって置換されていてもよ
い、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキレン基
を示す。Xは、S(O)n(n=0、1または2);ま
たは、直接結合、を示す。R1は、1〜3個の水酸基に
よって、および(または)1〜3個の炭素数1〜6の直
鎖または分枝鎖状のアルキル基によって、および(また
は)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のア
ルコキシ基によって、および(または)1〜3個のハロ
ゲン原子によって、および(または)1または2個のニ
トロ基によってモノ−、ジ−、トリ−置換されていても
よい、炭素数6〜12のアリール基;アリール部分が、
ハロゲン原子によって置換されていてもよい1〜3個の
炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によっ
て、および(または)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖ま
たは分枝鎖状のアルコキシ基によって、および(また
は)1〜3個のハロゲン原子によってモノ−、ジ−、ト
リ−置換されていてもよい炭素数6〜12のアリール基
である、アリールカルボニル基;アルキル部分が炭素数
1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるアルキ
ルカルボニル基;炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状の
アルキル基;アリール部分が置換基を有していてもよい
炭素数6〜12のアリール基であって、アルキレン部分
が炭素数1〜2のアルキレン基である、アラルキルオキ
シカルボニル基;シクロアルキル部分が置換基を有して
いてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル基であるシク
ロアルキルカルボニル基;アリール部分が置換基を有し
ていてもよい炭素数6〜12のアリール基であるアリー
ルカルバモイル基;アルキル部分が直鎖または分枝鎖状
の炭素数1〜6のアルキル基であるアルキルカルバモイ
ル基;または、−CO−R14、を示す。ここで、R
14は、置換基を有していてもよい単環式ヘテロ環;ま
たは、水酸基によって、及び(または)炭素数1〜6の
直鎖または分枝鎖状のアルキル基によって置換されてい
てもよい二環式ヘテロ環、を示す。};置換基を有して
いてもよい単環式ヘテロ環;水酸基によって、及び(ま
たは)炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基
によって置換されていてもよい二環式ヘテロ環;また
は、置換基を有していてもよい炭素数3〜6のシクロア
ルキル基、を示す。R15は、置換基を有していてもよ
い炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;異
項原子として酸素原子を含む単環式ヘテロ環;アルキル
部分が炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基
であるアルキルカルボニル基;アルキル部分が置換基を
有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であるアル
キルオキシカルボニル基;または、アリール部分が置換
基を有していてもよい炭素数6〜12のアリール基であ
るアリールカルボニル基、を示す。]で示される化合物
または薬学的に許容しうるその塩。 - 【請求項13】一般式(11)において、Zが、 −A−X−R1 {ここで、Aは、置換基を有していてもよい炭素数6〜
12のアリール基によって、または、アルキル部分が炭
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるア
ルキルカルボニルアミノ基で置換されていてもよい、炭
素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキレン基であ
る。Xは、S(O)n(n=0、1または2);また
は、直接結合、である。R1は、1〜3個の水酸基によ
って、および(または)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基によって、および(また
は)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のア
ルコキシ基によって、および(または)1〜3個のハロ
ゲン原子によって、および(または)1または2個のニ
トロ基によってモノ−、ジ−、トリ−置換されていても
よい、炭素数6〜12のアリール基;アリール部分が、
ハロゲン原子によって置換されていてもよい1〜3個の
炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基によっ
て、および(または)1〜3個の炭素数1〜6の直鎖ま
たは分枝鎖状のアルコキシ基によって、および(また
は)1〜3個のハロゲン原子によってモノ−、ジ−、ト
リ−置換されていてもよい炭素数6〜12のアリール基
であるアリールカルボニル基;アルキル部分が炭素数1
〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるアルキル
カルボニル基;炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のア
ルキル基;アリール部分が置換基を有していてもよい炭
素数6〜12のアリール基であって、アルキレン部分が
炭素数1〜2のアルキレン基である、アラルキルオキシ
カルボニル基;シクロアルキル部分が置換基を有してい
てもよい炭素数3〜6のシクロアルキル基であるシクロ
アルキルカルボニル基;アリール部分が置換基を有して
いてもよい炭素数6〜12のアリール基であるアリール
カルバモイル基;アルキル部分が直鎖または分枝鎖状の
炭素数1〜6のアルキル基であるアルキルカルバモイル
基;または、−CO−R14、である。ここで、R14
は、置換基を有していてもよい単環式ヘテロ環;また
は、水酸基によって、及び(または)炭素数1〜6の直
鎖または分枝鎖状のアルキル基によって置換されていて
もよい二環式ヘテロ環、である。}であり、R15が、
置換基を有していてもよい炭素数1〜6の直鎖または分
枝鎖状のアルキル基;異項原子として酸素原子を含む単
環式ヘテロ環;アルキル部分が炭素数1〜6の直鎖また
は分枝鎖状のアルキル基であるアルキルカルボニル基;
アルキル部分が置換基を有していてもよい炭素数1〜6
のアルキル基であるアルキルオキシカルボニル基;また
は、アリール部分が置換基を有していてもよい炭素数6
〜12のアリール基であるアリールカルボニル基、であ
る化合物または薬学的に許容しうるその塩。 - 【請求項14】一般式(11)において、Zが、置換基
を有していてもよい単環式ヘテロ環;水酸基によって、
及び(または)炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のア
ルキル基によって置換されていてもよい二環式ヘテロ
環;または、置換基を有していてもよい炭素数3〜6の
シクロアルキル基、であり、R15が、置換基を有して
いてもよい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキ
ル基;異項原子として酸素原子を含む単環式ヘテロ環;
アルキル部分が炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のア
ルキル基であるアルキルカルボニル基;アルキル部分が
置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基で
あるアルキルオキシカルボニル基;または、アリール部
分が置換基を有していてもよい炭素数6〜12のアリー
ル基であるアリールカルボニル基、である化合物または
薬学的に許容しうるその塩。 - 【請求項15】一般式(12) 【化20】 (式中、R16は、置換基を有していてもよい炭素数1
〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基;異項原子とし
て酸素原子を含む単環式ヘテロ環;アルキル部分が炭素
数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基であるアル
キルカルボニル基;アリール部分が置換基を有していて
もよい炭素数6〜12のアリール基であるアリールカル
ボニル基;または、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状
のアルキル基で置換されているシリル基、を示す。R
17は、置換基を有していてもよい炭素数1〜6の直鎖
または分枝鎖状のアルキル基;または、アルキル部分が
炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基である
アルキルオキシカルボニル基、を示す。)で示される化
合物または薬学的に許容しうるその塩。 - 【請求項16】請求項1乃至11記載のいずれかの化合
物または医薬として許容されるその塩を有効成分として
含有することを特徴とする医薬。 - 【請求項17】請求項1乃至11記載のいずれかの化合
物または医薬として許容されるその塩を有効成分として
含有することを特徴とする狭心症治療薬。 - 【請求項18】請求項1乃至11記載のいずれかの化合
物または医薬として許容されるその塩を有効成分として
含有することを特徴とする血管拡張剤。 - 【請求項19】請求項1乃至11記載のいずれかの化合
物または医薬として許容されるその塩を有効成分として
含有することを特徴とする心筋保護剤。 - 【請求項20】請求項1乃至11記載のいずれかの化合
物または医薬として許容されるその塩を有効成分として
含有することを特徴とする血小板凝集抑制剤。
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---|---|---|---|
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---|---|
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JP (1) | JP4199314B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998047896A1 (fr) * | 1997-04-22 | 1998-10-29 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Derives de sydononimine |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP32751496A patent/JP4199314B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO1998047896A1 (fr) * | 1997-04-22 | 1998-10-29 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Derives de sydononimine |
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