JPH09227052A - エキストラデッキを有するエレベータシャトル - Google Patents

エキストラデッキを有するエレベータシャトル

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JPH09227052A
JPH09227052A JP9007671A JP767197A JPH09227052A JP H09227052 A JPH09227052 A JP H09227052A JP 9007671 A JP9007671 A JP 9007671A JP 767197 A JP767197 A JP 767197A JP H09227052 A JPH09227052 A JP H09227052A
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JP
Japan
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car
deck
hoistway
frames
hoistways
Prior art date
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Withdrawn
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JP9007671A
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English (en)
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Joseph Bittar
ビター ジョセフ
Paul Bennett
ベネット ポール
Gilbert W Wierschke
ウェイン ヴィアシュケ ギルバート
Samuel C Wan
シー.ワン サミュエル
A Powell Bruce
エイ.パウエル ブルース
H Barker Frederick
エイチ.バーカー フレデリック
Richard Charles Mccarthy
チャールズ マッカーシー リチャード
Cooney Anthony
クーニー アンソニー
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エキストラデッキエレベータシャトルシステ
ムを提供する。 【解決手段】 エレベータシャトルは、互いに重なり合
った複数のエレベータ昇降路(14,19,24)と、
それぞれの昇降路内を移動し、かご室用の2つのデッキ
を有する複数のエレベータかご枠(13,21,25)
と、を有し、かつ、最も低い昇降路(14)及び最も高
い昇降路(24)以外のかご枠(20)は、一つだけ余
分なデッキを有している。この様にすることによって、
すべてのかご室(C)は、3つ以上の昇降路において同
時にかご室(A,B)を通過させながら上方向へと移動
することができるとともに、同時にこれらの昇降路内を
下方向へと移動することができる。上記複数のかご室
は、上記昇降路内で乗降させても良く、昇降路に設けら
れた乗降エリアで乗降するようにされているものでも良
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータかご枠
の上部デッキと下部デッキの間において、水平に可動な
エレベータかご室を移動させることに関するものであ
り、さらに詳細にはエキストラデッキにより、上方向に
移動しているかご室を、下方向に向かうかご室へと渡せ
るようにされている昇降路を3つ以上有しているエレベ
ータシャトルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビルディングの上層階へと向かう乗客の
すべては、そのビルディングの下層階を通過して行かね
ばならず、極めて高層のビルディングでは、エレベータ
昇降路を有効利用する必要がある(以下、“コア”とし
て引用する)。1995年11月29日付の共通の出願
譲受人による米国特許出願(アトーニードケット番号OT
-2322、米国特許出願番号第8/564,703号)で
は、エレベータシャトルは、互いに重なり合った昇降路
を有しており、それぞれの昇降路は、ダブルデッキかご
枠を内部に有している。ある一方向(上下いずれでも良
い)へと移動しているかご室は、一つの下部デッキのエ
レベータかご枠から別のかご枠の下部デッキへと移動さ
れ、同時に反対方向では、その別のかご枠の上側デッキ
からもう一つのかご枠の上側デッキへとかご室を移動さ
せるようにされている。しかしながら、いつでも互いに
重なり合った2つの昇降路内をかご室が互いに移動する
システムでは、複数のかご室について同時に3つ以上の
昇降路内を運動させることは不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記出願にお
ける3昇降路システムでは、3つの昇降路のうちの最上
部又は最下部の昇降路には、かご室を待機している空の
かご枠が存在してしまうことになる。言い換えると、上
記3つの昇降路のうちの2つの昇降路しか、いかなる時
でも乗客を運んでいないこととなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、互いに
重なり合った昇降路内のかご枠の複数のデッキの間を、
複数のエレベータかご室が移動することができるように
してエレベータ昇降路の利便性を向上させることを目的
としている。
【0005】本発明によれば、エレベータシャトルシス
テムは、3つ以上の互いに重なり合った昇降路を有して
おり、このシャトルシステムは、エレベータかご室用の
2つのデッキを有する複数のかご枠を用いるものであっ
て、上記かご枠は、いかなる時でも所定の昇降路におい
て可動とされているとともに、上記最上部の昇降路及び
上記最下部の昇降路を除き、すべての昇降路は、エクス
トラデッキを有しており上記すべての昇降路の間におい
てかごを移動させることができるようにされているもの
である。このようにすることによって、上方向に向かう
かご室は、下方向へ向かうかご室と別々に運動させるこ
とができる。本発明の1態様によれば、エレベータシャ
トルは、上記最上部と上記最下部の昇降路においてダブ
ルデッキエレベータかご枠を用いている3つの昇降路を
使用しており、そのうちの中間の昇降路ではトリプルデ
ッキ(3−デッキ)エレベータかご枠を有しており、そ
れぞれの上記昇降路において同時にかごを移動させるこ
とができる。本発明による互いに重なり合った4つの昇
降路を有する態様においては、上記最上部昇降路と上記
最下部昇降路において4−デッキエレベータかご枠が用
いられ、残りの2つの中間の昇降路においては、5−デ
ッキエレベータかご枠を使用する。本発明は、このよう
に、かごのためのデッキが2つである場合には、上記し
たような中間の昇降路がそれら昇降路のすべてについ
て、さらに1つのエキストラデッキを配設させること
で、互いに重なり合う昇降路がいくつの場合でも拡張す
ることができる。
【0006】本発明では、通常のように、これらのかご
室が、昇降路内にあるときに乗客が複数のエレベータか
ご室から乗降できるようになった実施例か、又は、かご
室が、乗客が昇降路外で乗降するように移動されるよう
な実施例で使用することができる。
【0007】すなわち、本発明は、昇降路のほぼ倍数だ
け所定のシャトルにおける乗客輸送数を増加させること
ができる。言い換えれば、本発明の3つの昇降路システ
ムでは、単一の昇降路を使用するシャトルの3倍の乗客
を輸送させることができ、4つの昇降路システムでは、
単一の昇降路シャトルのほぼ4倍の乗客を輸送すること
ができることになる。
【0008】本発明の他の目的、特徴及び効果について
は、後述する代表的な実施例における詳細な説明と、添
付の図面と、をもってより詳細に説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1(a)を参照すると、ボトム
エレベータかご13(BOTとする)は、ビルディング
内のグラウンドレベル15(GND)と第2のレベル1
6(2nd)の間で昇降路内を運動するようにされてい
る。昇降路14は、昇降路19と、互いに重なり合って
いる。また、中間エレベータ(20)(MIDとする)
は、上記第2のレベル16と第3のレベル(3rd)2
1の間で運動するようになっている。上記昇降路19
は、昇降路24と互いに重なり合っており、トップエレ
ベータ25(TOPとする)は、上記第3のレベル21
とスカイ(SKY)レベル26の間を運動している。上
記ボトムエレベータ13と上記トップエレベータ25
は、それぞれ2つのデッキを有するエレベータかご枠を
有しており、それぞれのデッキは、かご室を運搬するこ
とができ、例えばこれらの乗客かご室を(A,B,C)
とする。上記中間エレベータ20は、3つのデッキを有
するかご枠を有しており、それぞれがかご室を運搬でき
るようにされている。
【0010】この実施例では、上記中間レベルエレベー
タ20は、第3のレベルにある所定の目標フロアと上記
第2のレベルにある所定の目標フロアの間をそれぞれ移
動している。一方では、上記ボトムエレベータと上記ト
ップエレベータは、対応するそれらの昇降路のターミナ
ルレベルであるロー位置又はハイ位置の間で移動するこ
とができるようにされている。例えば、図1(a)に示
すように上記ボトムエレベータ13は、その目標フロア
としてグラウンドローフロア(GND LO)を有して
いるか、又は、図1(e)及び図1(f)で示すように
グランドハイフロア(GND HI)をそれぞれ有して
いる。上記ボトムエレベータ13は、図(c)及び図
(d)に示されるように第2のレベルのローフロア(2
nd LO)、又は、図1(g)又は図1(h)に示さ
れるような第2ハイフロア(2ndHI)へと移動する
ことができる。同様に、上記トップエレベータ25は、
図1(a)及び図1(b)に示されるように第3のレベ
ルのローフロア(3rdLO)へと、又は、図1(e)
及び図1(f)に示されるような第3のレベルのハイフ
ロア(3rd HI)へと、さらにまた、図1(c)及
び図1(d)に示されるようなスカイレベルのローフロ
ア(SKY LO)及び図1(g)及び図1(h)に示
されるようなスカイレベルのハイフロア(SKY H
I)へと移動することができる。上記ボトムエレベータ
13と上記トップエレベータ25は、上記グランドレベ
ル15及び上記スカイレベル26においてそれらの上記
乗客かごが、ランディング27,28にそれぞれ整列す
るようにされており、また、上記中間エレベータへとそ
の下部デッキ又は上部デッキのいずれかから、かご室を
渡すことができるようようになっているとともに、上記
中間エレベータの中央デッキからかご室を受け取るよう
になっている。これは、本発明の本質的な特徴となって
おり、この特徴によって上方向に運動するかご室と下方
に移動するかご室が、互いに妨害せずに受け渡すことが
でき、昇降路を3つ以上有するシステムにおいてかご室
が同時にすべての昇降路内を同時に移動できることとな
る。他方では、もちろんのことながら、上記中間かご
は、上記第2のレベル及び上記第3のレベルにおける上
部フロア又は下部フロアのいずれかの間を移動してお
り、上記第3のレベルのフロアか、第2のレベルのフロ
アへと常に移動できるようになっている。
【0011】図1(a)〜(h)は、それぞれのエレベ
ータかご枠のそれぞれが、それぞれ対応する昇降路長さ
を移動する間隔を示したものである。それぞれのエレベ
ータかご枠が対応する目標フロアへと到達すると、その
エレベータについてのランコマンドは通常の方法により
停止される。運転における次の間隔では特に、図1
(b)と、図1(d)と、図1(f)と、図1(h)
と、に示されている上記移動間隔では、かご室が、上記
中間エレベータから上記トップエレベータ又は上記ボト
ムエレベータのいずれかへと移動されている。
【0012】上記かご枠の間で上記かご室を移動させる
ための手段は、ラックアンドピニオン水平駆動手段であ
り、これについては、1995年11月29日に出願し
た共通の出願譲受人に係わる米国特許出願(アトーニー
ドケット番号OT-2320、米国特許出願番号第8/56
4,704号)に詳細に開示されている。上記装置は、
その一部を図2に具体的に示すが、上記かご室B(図1
(a)〜図1(h))は、上記トップエレベータフレー
ム25の下部デッキ30上に配設されているのが示され
ているとともに、上記中間かご枠20の下部デッキ31
に移動されようとしているところが示されている。上記
かご室Bの底部は、固定されたメインラック32を有し
ており、これは上記かごの前部と上記かご室の後部の間
(図2の右から左に向かって)に延び、かつ、スライデ
ィングラック33は、向かって右側又は左側へと外側に
向かってスライドできるようにされているのが示されて
いる。モータ駆動される2つのピニオンは、それぞれか
ご枠プラットホーム30,31に配設されている。ま
ず、補助的なモータ駆動ピニオン35は、時計回りに回
転してスライディング補助ラック33を上記かごBの下
部から図示されている位置へと引き出す。このラック3
3は、上記プラットフォーム31上の補助モータ駆動ピ
ニオン36へと結合され、このピニオン36は、上記ラ
ックのスライドを制御している。その後、補助モータ駆
動されたピニオン36は、時計回りに回転して、上記補
助ラック33を引き出し(今度はこのラック33は、そ
の限界にまで延ばされている)、従って、上記かごB全
体が図2に向かって、上記メインラック32の端部37
がメインモータ駆動ピニオン(図示せず)に連結される
まで右側に引き出される。なお、上記メインモータ駆動
ピニオンは、図2においては上記補助モータ駆動ピニオ
ン36のちょうど後ろ側となっている。その後、上記メ
インモータ駆動ピニオンは、上記かごB全体を、上記メ
インラック32手段によって完全に上記プラットフォー
ム31上に引き出し、その後スプリング(図示せず)
は、上記スライド可能の補助ラック33を上記かご室B
の下側へと引き込ませる。
【0013】上記かごBを上記プラットホーム31から
上記プラットホーム30へと戻すためには、上記補助ピ
ニオン36は、反時計回りに駆動されて、上記スライド
可能補助ラック33をその左端38が上記補助ピニオン
35に連結されるまで向かって左側へと外側に引き出
す。その後、上記補助ピニオン35は、反時計回りに回
転して、上記補助ラック33及び上記かご室Bを上記メ
インラック32の左端39がメインモータ駆動ピニオン
(図示せず)に連結されるまで向かって左側へと引き出
す。なお、上記メインモータ駆動ピニオン(図示せず)
は、上記補助モータ駆動ピニオン(図示せず)35の後
ろ側にあるとともに、上記かごBが完全に上記フレーム
30に乗せられるまで向かって左側に上記かごB全体を
引き出す。
【0014】上記トップフレーム25は、もう一つのプ
ラットホーム(図示せず)を上記プラットホーム30上
に有しており、中間プラットホーム20は、2つの別々
のプラットホーム(図示せず)を上記プラットホーム3
1の上に有している。後述する説明においては、補助ピ
ニオン35は、“AUX(TOP LOWR RT)”
として引用し、その後ろ側にある上記メインピニオン
は、“MAIN(TOPLOWR RT)”として参照
する。上記補助ピニオン36は、今後“AUX(MID
LOWR LFT)”として参照し、その後ろ側の上
記メインピニオンは、以後”MAIN (MID LO
WR LFT)”として参照する。昇降路のそれぞれの
位置において、かご室が、一つのかご室から別のかご室
へと移動する場所には、敷居40があり、この敷居40
は、上記2つの昇降路の間に延びており、その敷居40
の上を上記かご室が移動するようになっている。また、
その敷居40に、上記かごフレームがかご/フロアロッ
ク(図示せず)によってロックされることになるが、こ
れについては、1995年11月29日に出願された共
通の出願譲受人による同時係属中の米国特許出願(アト
ーニードケット番号第OT-2286、米国特許出願第8/5
65,648号)にも記載されている。上記かご室Bと
言ったそれぞれのかご室は、かご室/かごロック手段
(図示せず)によってプラットホーム30等、どのプラ
ットホームにおいてもロックでき、これらについては、
1995年11月29日に出願された共通の出願譲受人
による同時係属中の米国特許出願(アトーニードケット
番号第OT-2284、米国特許出願番号8/565,658
号)にも記載されている。
【0015】図1(a)〜図1(h)は、本発明による
シャトルの運転の種々の状況すべてを示しているもので
あり、3つのかご室は、3つの昇降路内を同時に移動し
ている。図1(a)では、これをサイクル1とするが、
上記トップかご室と上記ボトムかご室は、それらのそれ
ぞれの昇降路内の最下部に達しており、上記中間かご室
は、その昇降路内の最上部に達している。その後、図1
(b)では、これをサイクル2とするが、上記トップか
ご枠と上記中間かご枠とがかご室B及びかご室Cを互い
に交換し、同時にかご室Aは、上記グラウンドランディ
ングにおいて乗客を乗降させている。サイクル3では、
上記トップかご枠と、上記ボトムかご枠と、がそれぞれ
の昇降路の2番目に高い位置へと移動し、これらの位置
は、それぞれ上記ボトムかご枠13については2nd
LOであり、上記トップかご枠25についてはSKY
LOとして引用している。その後サイクル4、これを図
1(d)で示すが、上記中間かご枠と上記底部かご枠と
は、かご室Aと、かご室Bと、を互いに交換し、乗客
は、上記トップかご枠においてかご室Cから出入りして
いる。サイクル5(図1(e))では、上記ボトムかご
枠と上記トップかご枠とは、双方ともそれぞれの昇降路
内の2番目に低い位置へと移動し、これらの位置をそれ
ぞれ上記ボトムかご枠13についてはグラウンドハイ
(GND HI)とし、上記トップかご枠25について
は、サードハイ(3rd HI)として引用している。
サイクル6(図1(f))では、上記中間部かごと上記
トップかごは、かご室Aと、かご室Cと、をそれぞれ交
換し、乗客は、グラウンドランディング27において、
かご室Bを乗降するようになっている。サイクル7(図
1(g))では、上記ボトムかご枠及び上記トップかご
枠の双方は、それぞれの昇降路において最も高いフロア
へと移動し、これらを上記ボトムかご枠13については
セコンドハイ(2nd HI)とし、上記トップかご枠
25についてはSKYHIとして引用する。サイクル8
では(図1(h))、かご室Aの乗客は、スカイ(SK
Y)ランディング28において乗降しており、かご室B
とかご室Cは、互いに上記中間かご枠と上記ボトムかご
枠とが交換されている。本実施例では、通常のエレベー
タにおいて使用されている通常のドア開及びドア閉シー
ケンスが、上記それぞれのかご室がそれぞれのランディ
ングにいる場合に使用されるものとしている。
【0016】以下に説明する説明においては、奇数番目
のサイクルは、“ラン(run)”サイクルであり、偶
数番目のサイクルは“移動”サイクルを表す。上記サイ
クル1の終わりには、サイクル2で移動させるかご室の
条件と、サイクル3での上記かご枠の移動方向がセット
される。図1(c)においては、上記3つのかご枠は、
それぞれの昇降路(図1(a)〜(h)内を移動してお
り、上記ランルーチンには、エントリポイント44を通
って何度も到達する。第1のテスト45(TRNSFR
FLG)では、移動フラッグがすでに設定されている
か、偶数番目のサイクルのためのセットアップがすでに
セットされているか、を決定する。最初は、設定されて
いないのでテスト45の否定的結果(N)は、テスト4
6(RUN FLG)へと送られて、奇数番目のサイク
ルの開始を示すランフラッグが設定されているか否かを
判断する。最初は、セットされていないので、テスト4
6の否定的結果(N)は、3つのテスト47〜49へと
達し、上記3つのエレベータのいずれかがまだ運転され
ているか否かについて判断する(RUN(BOT),R
UN(MID),RUN(TOP))。上記エレベータ
のうちのいずれか(ボトム、中間、トップ)がまだ運転
されていれば、これに関連したテストは、コントローラ
の別のプログラムへと、リターンポイント50を通して
戻される。上記3つのすべてのかご枠が休止している場
合には、上記3つのテスト47〜49の否定的な結果
(N)は、ステップ53へと送られ(SET TRNS
FR FLG)、上記移動フラッグを設定し、以下に述
べる2つのサイクルのための条件が設定される。一度移
動フラッグが設定されると、別のプログラムへと上記リ
ターンポイント50を通って分岐する。図3の上記ラン
ルーチンを通るこれに続くパスでは、テスト45は肯定
的(Y)となるので、図3の残りのルーチンは迂回され
る。
【0017】図4に記載の移動ルーチンは、トランスフ
ァーポイント56(TRNSFR)を通して周期的にコ
ントローラによってループされる。上記エレベータが、
運転されている場合にはいつでも、上記移動フラッグ
(TRNSFR FLG)は、セットされておらず、第
一のテスト57は、否定的(N)となり、リターンポイ
ント58を通して別のプログラムへと分岐する。しかし
ながら、一旦3つのすべてのかご枠が休止し、かつ、上
記移動フラッグが設定されると、テスト57の肯定的結
果(Y)は、列となったテスト58〜61へと送られ
て、対応するサイクルのフラッグが設定されているか否
かを判断する(CYC 6 FLG, CYC 8 F
LG,CYC 2 FLG,CYC 4 FLG)。最
初、上記移動フラッグがセットされた後の第一のパスで
は、上記サイクルフラッグのいずれもがセットされてい
ないので、上記4つのテスト58〜61の否定的な結果
(N)は、ステップ62(SET CAR/FLR L
OCKS(ALL))へと送られて、上記3つのかご枠
のすべてについて上記かごフロアロックをセットする
が、これについてはすでに説明した。その後、テスト6
3(POS(BOT)=GND LO)では、上記ボト
ムかご枠の位置が上記グラウンドロー位置(図1(a)
及び図2(b))であるか否かを決定する。グラウンド
ロー位置にない場合には、テスト64(POS(BO
T)=2ND LO))は、上記ボトムかご枠の位置
は、セコンドロー位置(図1(c)及び図1(d))に
あるものと判断する。この場合でないときは、テスト6
5(POS(BOT)=GND HI)は、上記ボトム
かご枠の位置は、グラウンドハイ位置(図1(e)及び
図1(f))にあるものと判断する。この場合でないと
きは、上記ボトムかご枠の位置は、2nd HI位置で
あるとされる(図1(g)及び図1(h))。上記テス
ト63〜65のテストのうちの一つの結果が肯定的
(Y)となると、関連したステップ66〜68(SET
CYC 2 FLG,SET CYC 4 FLG,
SET CYC 6 FLG,SET CYC 8 F
LG)において対応するサイクルフラッグをセットす
る。上記3つのテストがすべて否定的(N)であるとき
は、ステップ69は、上記サイクル8フラッグをセット
する(SET CYC8 FLG)。図1(a)の開始
時点では、上記複数のかごは、休止しており、テスト6
3は、肯定的(Y)となるので、ステップ66へと達し
て上記サイクル2フラッグをセットするので、プログラ
ムは、移動ポイント72を通して図5(A),(B)に
示すサイクル2サブルーチンへと進行する。図4の上記
移動ルーチンを通るこれに続いたパスでは、テスト57
(TRNSFR FLG)は肯定的となり(Y)、テス
ト58(CYC 6 FLG)は、否定的となり
(N)、テスト59(CYC 8 FLG)は否定的と
なり(N)、テスト60(CYC 2 FLG)は、肯
定的(Y)となって上記移動ポイント72へと達する。
【0018】図5(A),(B)においては、サイクル
2サブルーチンは、第1のテスト73を有しており、こ
のテスト73(MAIN FLG)は、メインフラッグ
(上記メインモータ駆動ピニオンが一つのかご枠から別
のかご枠へとかご室を運動させているか否かを示すもの
である)が、セットされているか否か判断する。図5の
第1のパスでは、これは設定されていないので、第2の
テスト74は、補助フラッグ(上記受け取り側プラット
ホームの上記補助ピニオンが、運転されていることを示
す)が、セットされているか否かを判断する。図5の第
1のパスでは、これは設定されていないので、第2のテ
スト74(AUX FLG)は、補助フラッグ(上記受
け取り側プラットホームの上記補助ピニオンが運動され
いることを示す)がセットされているか否かを判断す
る。最初には、これはセットされていないので、テスト
75(EXTND FLG)へと進んで、上記補助ラッ
クが図2で示したように延長されていることを示すイク
ステンドフラッグがセットされているか否かを判断す
る。最初には、これはセットされていないので、ステッ
プ77(B−RST CAB/CAR LCKS(TO
P))に達し、かご室Bについて、上記トップかご枠の
上記かご室/かごロックをリセットし、その後、ステッ
プ78(C−RST CAB/CAR LCKS(MI
D))では、上記かご室Cについて、上記中間かご枠の
上記かご室/かごロックがリセットされる。このことに
よって複数の上記かご室が一つのかご枠から別のかご枠
へと移動する準備ができる。その後、テスト79(CA
R/FLR LOKS(ALL)LOCKD)では、上
記かご室/フロアロックすべてがロックされたか否か
を、スイッチと言った位置検出器等で判断することにな
るが、これについては上述した米国特許出願(アトーニ
ードケット番号OT-2286、米国特許出願番号第8/56
5,648号)にも詳細を記載している。上記かご枠が
ロックされていない場合には、テスト79の否定的な結
果(N)により、リターンポイント80を通して上記コ
ントローラ内の別のプログラムへと分岐する。しかしな
がら、上記複数のロックがロックされている場合には、
テスト81(CAB/CAR LOCKS(MID,T
OP) UNLOKD)は、上記中間かご枠と上記トッ
プかごわくのかご室かごロックはすべて、スイッチなど
の位置検出器等によって示されるようにアンロックされ
たか否かが判断されるが、これについては、例えば詳細
には上述の同時係属中の米国特許出願(アトーニードケ
ット番号OT-2284、米国特許出願番号第8/565,6
58号)に開示されている。テスト79とテスト81の
双方の結果が肯定的である場合には、上記複数のかご室
は、移動準備が完了していることになる。これらの肯定
的結果によりプログラムは、ステップ84へと進行し
(B−SET RUN AUX C.W.(TOP 1
RT))、かご室Bに対して向かって右側の上記トッ
プかご枠第1デッキ上に位置決めされている上記補助ピ
ニオンを時計回りに運動させる。これは、図2に示す上
記補助ピニオン35である。その後、ステップ85(C
−SET RUN AUX C.C.W.(MID 2
LFT))では、上記かご室Cに対して、向かって左
側の第2デッキの上記中間かご枠の上記補助ピニオンを
反時計回りに回転させる。その後、ステップ86(SE
T EXTND FLG)では、上記イクステンドフラ
ッグをセットして図5に示すルーチンを通る爾後のパス
の操作を変えるようにさせ、かつ、別のプログラムへと
リターンポイント80を通じて分岐されることになる。
【0019】図5を通る次のパスでは、テスト73とテ
スト74とは、否定的(N)であり、テスト75(EX
TND FLG)が、肯定的となり、対となったテスト
89(AUX RACK EXTEN’D(TOP 1
RT)B),90(AUXRACK EXTEN’D
(MID 2 LFT)C)へと達して、上記かご室B
を最初に運動させる際に、上記トップかご枠の第1デッ
キ上の上記補助ラックが、向かって右へと延ばされてい
るか(それに取り付けられているスイッチによって示さ
れる)否か及び上記中間かご枠の第2デッキ上の補助ラ
ックが、上記かご室Cを最初に運動させる際に向かって
左へと延ばされているか否かについて判断する。上記コ
ントローラは、上記補助ラックが延ばされる前におそら
く図5を数回通ることとなるが、この際テスト89又は
テスト90のいずれか否定的な結果(N)により、上記
リターンポイント80を通じて別のプログラムへと送ら
れる。しかしながら、双方のラックが延長されている場
合には、テスト89,90の双方の肯定的結果(Y)
は、対となったステップ91(B−SET RUNAU
X C.W.(MID 1 LFT)),92(C−S
ET RUN AUX C.C.W.(TOP 2 R
T))に達して、上記中間エレベータの第1デッキの向
かって左側と、上記トップエレベータの第2デッキの右
側の補助ピニオンそれぞれ時計回り及び反時計回りの信
号をそれぞれセットし、上記かご室Bと、上記かご室C
と、を上記中間かご枠及び上記トップかご枠それぞれへ
と、引き出しを継続させる。その後対となったステップ
93(B−SET RUNAUX C.W.(TOP
1 RT)),94(C−SET RUN AUXC.
C.W.(MID 2 LFT))では、ステップ84
及びステップ85でセットされた上記補助コマンド信号
をリセットする。対となったステップ95(B−SET
RUN MAIN(MID 1 LFT)),96
(C−SETRUN MAIN(TOP 2 RT))
は、ランメイン信号を、上記中間エレベータの第1デッ
キの上記左側上の上記メインピニオン及び上記トップエ
レベータの上記第2デッキの上記右側の上記メインピニ
オンに対してセットして、上記かご室Bと上記かご室C
を、それぞれ上記中間かご枠と上記トップかご枠へと引
き出す様にしている。その後、ステップ97(RST
EXTND FLG)は、上記イクステンドフラッグを
リセットし、ステップ98(SET AUXFLG)で
は、上記補助フラッグをリセットする。
【0020】図5のサブルーチンのこれに続くパスで
は、テスト73は、否定的(N)であるが、テスト74
は、肯定的(Y)となって、テスト101(MAIN
ENGAGD(MID 1 LFT)B)へ達して上記
かご室Bの上記メインラックが、上記中間かご枠の上記
第1デッキの向かって左側の上記メインピニオンに結合
したか否か、を判断し、テスト102(MAIN EN
GAGD(TOP 2RT)C)では、上記かご室Cの
メインラックが、上記トップエレベータの上記第2デッ
キの向かって右側の上記メインピニオンに結合している
か否か、を判断する。上記テストは、互いに別のかご枠
上に取り付けられた複数のスイッチからの複数の信号に
依存して行われることになる。すなわち、上記トップか
ご室の上記第2デッキにあるスイッチは、上記かご室が
上記中間かご枠の上記第1のデッキとのメインラックの
連結が充分となる程度に移動しており、また、上記中間
かご枠の第2デッキにあるスイッチが、上記かごCが、
十分に移動してそのメインラックが上記トップかご枠の
上記第2デッキにある上記メインピニオンと連結してい
ることを示す信号を与えるようになっている。これらの
ことについては、より詳細には上述した同時家俗中の米
国特許出願(アトーニードケット番号OT-2320、米国特
許出願8/564,704号)に開示されている。上記
かご室Bと上記かご室Cが、充分メインラックに連結さ
れるように運動すると、テスト101とテスト102の
肯定的結果(Y)は、ステップ103(B−RST R
UNAUX C.W.(MID 1 LFT))に送ら
れ、上記かご室Bに対して上記中間かごわく上の上記第
1のデッキの左にある補助ピニオンをリセットし、ステ
ップ104(C−RST RUN AUX C.C.
W.(TOP 2 RT))で上記かご室Cに対して上
記トップかご枠の上記第2デッキの向かって右側の補助
ピニオンをリセットする。その後、ステップ105(R
ST AUX FLG)では、上記補助フラッグをリセ
ットし、ステップ106(SET MAIN FLG)
では、上記メインフラッグをセットして図5をさらに通
るパスを制御し、上記リターンポイント80を通って上
記コントローラの他のプログラムへと分岐する。
【0021】図5のサブルーチンを通るこれに続いたパ
スでは、テスト73は、肯定的となって(Y)、テスト
110((CAB IN MID 1)B)へと達し、
かご室Bに対して上記かご室Bが、上記中間かご枠の上
記第1のデッキへと完全に移動したかについて判断さ
れ、ステップ111((CAB IN TOP 2)
C)では、上記かご室Cが、上記トップかご枠の上記第
2デッキへと完全に移動したかについて判断される。上
記メインフラッグがセットされた後に図5の上記サブル
ーチンを通る最初の数パスでは、上記複数のかご室のそ
れぞれのかご枠への移動が完全には終了していないの
で、テスト110及び又はテスト111の否定的な結果
(N)により、上記リターンポイント80を通って別の
プログラムへと分岐される。実際に、双方のかご室が設
置されると、テスト110とテスト111の肯定的な結
果(Y)は、対となったステップ112(B−SET
RUNMAIN (MID 1 LFT)),113
(C−SET RUN MAIN(TOP 2 R
T))へと達し、対となったステップ112,113に
おいて複数の上記メインピニオンに対し複数の上記ラン
シグナルをリセットさせる。対となったステップ114
(SET DIR BOT=UP)と115(TRGT
FLR BOT=2ND LO)は、上記ボトムかご
の方向を上向きにセットし(この方向は、サイクル3、
すなわち図1(c)の上記ボトムかごを運動させる方向
である)、また、上記ボトムかごの目標フロアをローフ
ロアである上記第2レベルに設定する。その後、ステッ
プ116(SET DIR MID=DN)では、上記
中間かご枠の方向を下向きに設定するが、これは、サイ
クル3の間に運動させるためである。対となったステッ
プ117(SET DIR TOP=UP),118
(TRGT FLR UP=SKY LO)では、上記
トップエレベータの方向を上方向へと設定し、この方向
は、サイクル3における運動方向であり、この目標フロ
アは、図1(c)に示されているように上記スカイレベ
ルの上記ローフロア(SKY LO)に等しく設定され
ている。その後、ステップ119(RST MAIN
FLG)では、上記メインフラッグをリセットし、ステ
ップ121(RST TRNSFR FLG)では、上
記移動フラッグをリセットし、ステップ122では、上
記ランフラッグをセットし(SET RUN FL
G)、これらによって図3のプログラムをさらに制御す
るようになっている。
【0022】図3には、上記ランルーチンを通った次の
パスでは、上記移動フラッグがリセットされ、テスト4
5の否定的な結果(N)が、テスト46に達してその結
果が肯定的(Y)となるので、ステップ126(SET
CAB/CAR LOKS(ALL))に達して上記
かご室/かごロックを上記かご枠のすべてのデッキにつ
いてセットする。これは、上記それぞれのかご室A,
B,Cをそれぞれ対応するデッキへと順次かご室Aを堅
固にロックするものであり、かごAはサイクル2におい
てアンロックされてはおらず、上記かご枠の空のデッキ
には何も影響を及ぼさない様になっている。その後、テ
スト127(CAB/CAR LOKS(ALL) L
OKD)では、上記かご室/かごロックが、上記かご枠
のすべてについてロックされたか否かを判断する。これ
は、本出願の関連出願である上述の出願においても説明
してあるように、スイッチなどの位置センサから信号に
よって判断されるようになっている。テスト128(D
FC(ALL))は、ドアが、上記すべてのかご室につ
いて完全に閉じたか否かを判断する。上記複数のテスト
のうちのいずれかが否定的(N)であれば、リターンポ
イント50を通して別のプログラムへと分岐する。しか
し、上記すべてのドアが、閉ざされており(特にかご室
Aのドア)、上記すべてのかご室がその位置にロックさ
れると(特にかご室Bとかご室C)、テスト127,1
28の肯定的な結果は、プリトルク及びアンロックサブ
ルーチン129(PRE−TORQ&UNLOK CA
R/FLR LOKS(ALL))へと達し、上記エレ
ベータモータのすべてを駆動させて上記かご/フロアロ
ックからすべての応力を取り去り、これらのロックを引
き込ませるようにするが、これについては1995年1
1月29日に出願した同時係属中の共通の出願譲受人に
係わる米国特許出願(アトーニードケット番号OT-228
5、米国特許出願第564,028号)において、より
詳細に開示されている。このようにプリトルクを与え、
アンロックさせると、上記サブルーチン129は、上記
リターンポイント50を通って別のプログラムへと分岐
するポイントへと達する。上記プロセスが完了すると、
図3の上記ルーチンはテスト130(CAR/FLR
LOKS(ALL) UNLKD)へと進んで、上記か
ごフロアロックがすべてアンロックされたか否かを判断
する。アンロックされていない場合には、上記リターン
ポイント50を通って別のプログラムへと達する。上記
ロックがすべてアンロックされると、ステップ131
(SET RUN (ALL))では、上記エレベータ
すべてについて運転、すなわちランコマンドをセット
し、これにより、エレベータを当業界において良く知ら
れている型の運動コントローラ(図示せず)に応答させ
つつ上記昇降路内を運動させるようになっている。その
後、ステップ132は、上記ランフラッグをリセットし
(RST RUNLO)、リターンポイント50を通し
て別のプログラムへと分岐させる。
【0023】図3のルーチンにおけるこれに続いたパス
では、テスト45とテスト46は、否定的(N)となっ
て、テスト47〜49へと達して、上記かごのうちのい
ずれかが依然として運動しているか否かについて判断す
る。上記かごがそれぞれの昇降路内を横に運動している
時間の間には、上記テスト47〜49は、肯定的(Y)
となるので、上記リターンポイント50に達する。サイ
クル3の終わりには、上記の3つのテストは否定的
(N)となり、上記ステップ53において再度上記移動
フラッグをセットする。図4の上記移動ルーチンにおい
ては、上記サイクル3の終わりにおいて、テスト64
は、肯定的(Y)となり、サイクル4フラッグをセット
し、これによってサイクル4サブルーチンへと、トラン
スファーポイント133を通って達する。上記サイクル
4サブルーチンは(サイクル6サブルーチンと上記サイ
クル8サブルーチンにおいても同様である)、すべての
テスト及びすべてのステップが、上記かご室を対となっ
た異なったデッキの間を運動させるようになっている点
を除き、図1(a)〜図1(h)にも示されている様な
方法について明らかにされているように、図5に記載し
ているものと同様なので、従ってここではさらに詳しく
説明しない。
【0024】図1(a)から図1(h)を参照すると、
本発明は、ターミナル昇降路でない昇降路内において
(ここでは、上記中間昇降路である)エキストラデッキ
を使用し、上方向に運動するかごが、それぞれの場合に
おいて上記中間かご枠の中心デッキを使用することがで
きるようにしている。同時に、これとは別に上記下向き
に移動するかごは、上記中間かご枠(図1(a)及び図
1(b)の)かご室Bの上記最下部のデッキを使用し、
かつ、前記交互運動の中間部において上記中間かご枠
(図1(e)及び図1(f)におけるかご室C)の上記
最上部デッキを使用することを可能にさせている。しか
しながら、異なった複数のデッキ上の図1(a)の上記
かごから始まって順次、上記中間かご枠の上記中心デッ
キは、下側に向かって移動するかご室のために使用で
き、上記中間かご枠の上記上部デッキと上記下部デッキ
とは、交互に上方向に移動するかご室に対しても使用で
きる。
【0025】本発明は、図1〜図5に示される実施例の
ように3つの昇降路についてのみ使用できるものではな
く、いかなる数の昇降路に対しても最上部昇降路と最下
部昇降路以外に上記中心昇降路を備えており、かつ、そ
の内部にエキストラデッキエレベータかご枠があるもの
であれば、すべて同様の方法で利用することができる。
これが図6(a)〜図(h)に記載されている。これら
の制御については、図1(a)〜図1(h)までの説明
により明らかであろう。
【0026】本発明は、またそれぞれの昇降路内におい
て同時に1つ以上のかご室を同期移動させることもで
き、これについては図7(a)〜図7(g)に記載して
いる。この際には、3つの昇降路の場合を示しており、
上記中間昇降路は、5−デッキかご枠を有している。こ
れ以外の昇降路内においては、4−デッキかご枠を有し
ている。また本発明は、上記最上部昇降路と上記最下部
昇降路は、エレベータについて2つのデッキを有してお
り、これとは別の昇降路は、エレベータかごあたり3つ
以上のデッキを有しているものであっても機能する。図
7(a)〜図7(g)に示した実施例では、上記かご室
は、上記かご枠上の互いに隣接したデッキ内にはない
が、この理由のため上記ランディングは、フルデッキ分
だけ分離されている必要がある。
【0027】本発明は、また、上記かご室がランディン
グにある際に乗客が乗降するものであっても良く、ま
た、図8(a)〜図8(h)に示してあるように昇降路
外で乗客が乗降するシステムであっても良い。図8
(a)〜図8(h)の実施例は、別の複数のかごが上記
昇降路内を運動し、かつ、かご枠を交換して乗降を昇降
路外で行う4つ以上のかご室を有していることを除き、
図7(a)〜図7(g)の実施例と同一である。かご枠
からランディングへとかご室を移動させ、また、ランデ
ィングから上記かご枠へとかご室を移動させるのは、1
995年11月29日に出願した共通の出願譲受人に係
わる同時係属中の米国特許出願(アトーニードケット番
号第OT-2297、米国特許出願番号第8/565,606
号)に開示されている。上記移動を行わせるには、上記
ランディングは、図9に記載するようなモータ駆動され
たピニオンが、図8(e)に示すかご室Cとかご室Gと
に備えられていることが必要である。ここにおいて、そ
のための装置は、上記ボトムかご枠110が(図8
(a)における上部かご枠111の様に)補助ピニオン
35a、36bをそれぞれのデッキの両側においてメイ
ンピニオン(図示せず)のためデッキの左右両側に備え
ている点を除き、図2に示した装置と類似のものであ
る。それぞれのランディングは、また、上記補助ピニオ
ン35b,36aのためのメインピニオンを必要とす
る。この際、図9の上記かごCの上記補助ラック33b
は、延ばされていてかご枠30aの上記補助ピニオン3
6bと連結しており、同時にかご室Gの上記補助ラック
33aは、グラウンドライト下側ランディングに連結す
るように延ばされている。
【0028】図8(a)〜図8(h)における実施例で
は、サイクル2(図8(b))とサイクル6(図8
(f))において、複数のかご室が上記トップかご枠と
上記中間かご枠の間を横に移動するように、複数のかご
室は、また、上記ボトムかご枠と上記中間かご枠の間を
横に移動している。さらに、上記複数のかご室が上記ボ
トムかご枠と上記グラウンドレベルランディングの間で
横に移動している。サイクル4(図8(d))とサイク
ル8(図8(h))におけるように、上記複数のかごが
上記ボトムかご枠と上記中間かご枠の間で横に移動して
いる場合には、複数のかご室はまた、上記トップかご枠
と上記スカイレベルランディングとの間で横に移動して
いる。いくつかのかご室が上記昇降路内を運動している
間は、上記それぞれのランディングにある上記複数のか
ご室は、乗客を降車させ、又、別の乗客を上記かご室内
に搭乗させるようになっている。
【0029】図8(a)〜図8(h)の実施例における
制御装置は、図3のランルーチンと、図4の移動ルーチ
ンと、を用いるものである。しかしながら、上記サイク
ルのサブルーチンは、図5のサイクル2において示した
と類似のものであるが、ランディングから、又はランデ
ィングへと複数のかご室を運動させるため、より複雑に
なっている。図8(a)〜図8(h)の実施例に使用す
るサイクル2サブルーチンは、複数のかご枠と複数のラ
ンディングの間で移動させるステップと、複数のかご枠
の間において2つのかご室を横に移動させるステップ
と、を含んでいる。それにもかかわらず、図10及び図
11のサイクル2サブルーチンは、図5において示した
論理を単に延長したものに過ぎず、機能が相違している
点を一つだけ説明することを除いて本発明中ではさらに
詳しくは述べない。上記複数のかご室が、完全に移動し
た場合には、上記サイクル2フラグは、上記ランディン
グにあるすべてのかご室についてドア開手続が行われる
まではリセットされない。従って、サイクル2の移動ル
ーチンの終わりには、図11に記載されているように、
ランディングフラッグがステップ135において図5の
ステップ120での上記サイクル2フラッグのかわりに
セットされる。上記かご室のすべてが移動するとすぐ
に、上述したように上記ランフラッグは上記かごの次の
運転を準備するためにセットされる。その時点で、ステ
ップ135(図11)において上記ランディングフラッ
グがセットされる。
【0030】図12においては、ランディングルーチン
は、周期的に上記コントローラが実行している通常ルー
チンの途中に組み込まれている。上記ルーチンには、エ
ントリポイント138を通って達し、その第2のステッ
プ139(LNDNG FLG)において上記ランディ
ングフラッグがセットされているか否かについて判断す
る。これがセットされていなければ(N)、図12の上
記ルーチンの上側半分は迂回される。しかしながら、一
度上記ランディングフラッグがセットされると、ステッ
プ140〜143の列になったステップでは、上記サイ
クルフラッグがセットされているか否かについて判断す
る。上記各サイクル2フラッグがセットされているもの
とすると、テスト140の肯定的結果(Y)は、ステッ
プ146(D−RT DO(GND RT UPPR)
へと達し、図8(b)及び図8(c)でのかご室Dに対
して右側ドア開コマンドを、上記グラウンドレベルの右
側上部ランディングにあるどのかご室に対しても送る。
その後、ステップ147(C−LFT DO (GND
LFT LOWR))は、図8(b)及び図8(c)
におけるかご室Cに対して、左側下部グラウンドレベル
ランディングにあるどのかご室にも左側ドア開コマンド
を与えるようになっている。ステップ148(INIT
DR TIMR(GND))では、その後サイクル2
のためのドアタイマが開始される。この実施例では、別
々のタイマが必要とされるが、これは、複数の上記グラ
ウンドランディングのドアが(サイクル3の終わり付近
で閉じられる)上記スカイランディングにおけるドアの
開時間と互いに重なり合っているためである。一度タイ
マが開始されると、ステップ149(SET TIME
R FLG(GND))は、タイマフラッグをリセット
し、ステップ150(RST LNDNG FLG)
は、上記ランディングフラッグをリセットし、ステップ
151は、上記サイクル2フラッグをリセット(RST
CYC 2 FLG)する。図12の上記ルーチンを
通るこれに続いたパスでは、テスト139は、否定的
(N)であるのですべてのテストとステップ140〜1
51を迂回してテスト155(TIMR FLG (G
ND))へと達し、上記グラウンドランディングの上記
タイマフラッグがセットされているか否かについて判断
する。ステップ149においてタイマはセットされてい
るので、テスト155の肯定的な結果(Y)はテスト1
56(DR TIMR(GND) TIMOUT)へと
送られて、上記グラウンドドアタイマがタイムアウトし
ているか否かを判断する。最初これはタイムアウトして
いないので、テスト156の否定的結果(N)は、リタ
ーンポイント157を通して他のプログラムへと分岐す
る。図12のルーチンを次に通るパスでは、テスト13
9は、否定的(N)とされ、テスト155は、肯定的
(Y)とされるので、テスト156(DR TIMER
(GND)TIMOUT)は、上記タイマ時間が終了
するまでは否定的結果(N)を与える。その後、テスト
156の肯定的結果(Y)により、対となったサブルー
チン158(RT DC(GND RT UPP
R)),159(LFT DC(GND LFT LO
WR))に達し、これらのステップで上記下部ランディ
ングにある上記かご室のドアを閉じさせる(図8(c)
〜図8(e)のかご室C、かご室Dのそれぞれのド
ア)。複数の上記ドアタイマは、上記エレベータがそれ
ぞれの対応するラウンドトリップ運転をするに要する時
間より僅かに短くされた時間間隔でタイムアウトするよ
うになっている。その後、ステップ160(RSTTI
MR FLG(GND))では、上記グランドタイマフ
ラッグをリセットする。図12の上記ルーチンを通るこ
れに続いたパスでは、テスト139と、テスト155
と、テスト161(TIMR FLG (SKY))
は、すべて否定的(N)であるので、上記ランディング
ルーチンの上記機能すべては迂回され、上記リターンポ
イント157を通して別のプログラムへと分岐される。
上記ルーチンの図12の部分には、テスト121〜テス
ト123及びテスト141(図示せず)の肯定的結果
(Y)により達するが、上述した機能と類似しているた
め本願中においてはこれ以上は説明しない。上記グラン
ドタイマは、サイクル6においても使用され、スカイタ
イマは、サイクル4とサイクル8において使用される。
【0031】図8(a)〜図8(h)では、スカイレベ
ルの上記2つのかご室(J,K)は、上記昇降路の同一
の側にあっても良く(右又は左)、これは、上記グラウ
ンドレベルにおいても2つのかご室があっても良く、さ
らに上記スカイレベルにあるかかご室と上記グラウンド
レベルにあるかご室は、同一の側にあっても良く、又、
互いに反対の側にあっても良い。上記スカイかご枠と上
記グラウンドかご枠とは、それぞれそのフロアに達した
ときにリセットされ、互いに2つのロビーにおいて一方
は乗客を乗せ、他方は降車させる等、乗客を交換するこ
とができる。これは本発明においては特に問題とはなら
ない。また、上記特許出願は、本願中においても引用す
ることができる。
【0032】これまで、本発明を代表的な実施例をもっ
て説明を行ってきたが、当業者によれば、従来行われて
いた種々の又はこれらとは別の変更、除外、付加を本発
明の趣旨及び範囲内において行うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のエキストラデッキを有するシ
ャトルエレベータの8つの連続したサイクルを示した側
面立面概略図である。
【図2】図2は、本発明に使用する水平移動手段を有し
たかご室及びかご枠の側面立面概略図である。
【図3】図3は、本発明の“ラン”ルーチンの論理フロ
ーダイアグラムを示した図である。
【図4】図4は、本発明の“移動”ルーチンを示した論
路フローダイアグラムを示した図である。
【図5】図5は、(A),(B)それぞれ図4で用いる
“サイクル2”サブルーチンの論理フローダイアグラム
を示した図である。
【図6】図6は、本発明による4昇降路を用いるエキス
トラデッキエレベータの側面立面概略図である。
【図7】図7は、常にそれぞれの昇降路内を2つのかご
室が運動している3昇降路エレベータシステムの連続す
る7つのサイクルを示した立面側面概略図である。
【図8】図8は、3昇降路を用い、昇降路当たり2つの
かご室が用いられる本発明のエレベータシャトルシステ
ムの8つの連なったサイクルを示した側面立面概略図で
ある。
【図9】図9は、2つのランディングの間において、上
記かご室が移動しているところを示した側面立面図であ
る。
【図10】図10は、図4で示した“サイクル2”サブ
ルーチンを、図8の実施例に適用する際の論理フローダ
イアグラムである。
【図11】図11は、図4で示した“サイクル2”サブ
ルーチンを、図8の実施例に適用する際の論理フローダ
イアグラムである。
【図12】図12は、本発明の図8の実施例に用いるコ
ントローラで使用される“ランディング”ルーチンの論
理フローダイアグラムを示した図である。
【符号の説明】
13…ボトムエレベータ 14…昇降路 15…グラウンドレベル 16…第2のレベル 19…昇降路 20…中間エレベータ 21…第3のレベル 24…昇降路 25…トップエレベータ 26…スカイレベル 27…ランディング 28…ランディング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール ベネット アメリカ合衆国,コネチカット,ウォータ ーベリー,ファーミントン アベニュー 501 (72)発明者 ギルバート ウェイン ヴィアシュケ アメリカ合衆国,コネチカット,ウエスト シムズベリー,ニムロッド ロード 7 (72)発明者 サミュエル シー.ワン アメリカ合衆国,コネチカット,シムズベ リー,カー ファーム ロード 6 (72)発明者 ブルース エイ.パウエル アメリカ合衆国,コネチカット,キャント ン,モルガンロード 71 (72)発明者 フレデリック エイチ.バーカー アメリカ合衆国,コネチカット,ブリスト ル,ブルースター ロード 288 (72)発明者 リチャード チャールズ マッカーシー アメリカ合衆国,コネチカット,シムズベ リー,アルダー ロード 28 (72)発明者 アンソニー クーニー アメリカ合衆国,コネチカット,ユニオン ヴィル,コッパーマイン ロード 211

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレベルを有するビルディングのた
    めのエレベータシャトルシステムであって、このエレベ
    ータシャトルシステムは、 少なくとも互いに重なり合った3つのエレベータ昇降路
    を有し、それぞれの昇降路は、それぞれ対応する前記昇
    降路の下側端から上側端まで運動可能なマルチデッキエ
    レベータかご枠を有しており、前記システムにおける前
    記昇降路のうちの最も低い昇降路を除くそれぞれの昇降
    路の前記下側端は、前記複数の昇降路のうちの別の昇降
    路の前記上側端に隣接し、かつ、同一の中間ビルディン
    グレベルにあり、前記システムにおける前記昇降路のう
    ちの最も高い昇降路を除くそれぞれの昇降路の前記上側
    端は、前記複数の昇降路うちの別の昇降路の前記下側端
    に隣接し、かつ、同一の中間ビルディングレベルにある
    ものであって、 それぞれの前記かご枠は、かご室が数Nである複数のエ
    レベータかご室を有し、これらのかご室が前記複数のか
    ご枠の間を水平に運動するようにされており、 対となった複数のかご枠を有し、これらのかご枠のうち
    の一つか、前記最も低い昇降路内を運動可能とされてお
    り、別の一つが最も高い前記昇降路内を運動可能とさ
    れ、それぞれ前記かご枠当たりのかご室数である前記数
    Nの2倍のデッキを有していて、前記システムにおける
    前記対となったかご枠以外に、(2N+1)個のデッキ
    を有した中間かご枠を有しており、 前記それぞれのかご枠についてかご運動手段が配設され
    ており、それぞれのかご運動手段は、それぞれ対応する
    前記昇降路内に沿って2つの方向のうちの一方へと対応
    する前記かご枠を連続的に走行させており、前記複数の
    かご枠は、交互的な走行の所定の中間位置であり、か
    つ、前記対となったかご枠の前記複数のデッキの所定の
    方向への交互的な走行におけるそれらの終端部におい
    て、互いに隣接する対応した昇降路内の対となるかご枠
    の最も低い2N個のデッキと整列し、かつ、それぞれの
    走行における対となる最も高い位置にあるかご枠の2N
    個のデッキと整列するように運動されており、 前記複数のかご枠のうちの一つのかご枠の第1のデッキ
    からこのデッキと互いに整列された隣接するかご枠の第
    2のデッキへと前記複数のかご室のうちの一つを水平移
    動させ、かつ、前記複数のかご室のうちの別のかご室
    を、整列された前記かご枠のうちの第3のデッキから、
    このデッキと整列された前記かご枠のうちの第4のデッ
    キへと水平移動させるための手段と、を有していること
    を特徴とするエレベータシャトルシステム。
  2. 【請求項2】 前記数Nは、1であり、前記対となった
    かご枠は、それぞれ2つのデッキを有し、前記システム
    の前記中間かご枠は、3つのデッキを有しており、 前記かご運動手段は、前記対となったかご枠のうちの一
    つについて、前記2方向のうちの1つの方向に移動して
    いる複数のかご室が、前記3−デッキ(トリプルデッ
    キ)かご枠の中央デッキと整列するように前記複数の昇
    降路内の前記複数のかご枠を運動させることを特徴とす
    る請求項1に記載のエレベータシャトルシステム。
  3. 【請求項3】 前記かご運動手段は、前記複数の昇降路
    内における前記複数のかご枠について、前記3デッキか
    ご枠の複数のかご室と整列させるような方法で運動させ
    るとともに、互いに別々の2方向へと運動している前記
    対になったかご枠のうちの一つのデッキを空として運動
    させていることを特徴とする請求項2に記載のエレベー
    タシステム。
  4. 【請求項4】 前記数Nは、2であり、前記対となった
    かご枠は、それぞれ4つのデッキを有しており、かつ、
    前記システムの前記中間かご枠は、5−デッキを有して
    おり、 前記かご運動手段は、前記対となったかご枠のうちの一
    つについて、前記2方向のうちの1つの方向に移動して
    いる複数のかご室を、前記5−デッキかご枠の第2デッ
    キ及び第4デッキと整列するように前記複数の昇降路内
    の前記複数のかご枠を運動させるようになっていること
    を特徴とする請求項1に記載のエレベータシャトルシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記かご運動手段は、前記複数の昇降路
    内の複数の前記かご枠を、5−デッキかご枠の対となっ
    たかご室と整列させるような方法で運転させているとと
    もに、前記対になったかご枠のうちの一つのデッキを、
    対となった空デッキとしたまま互いに別々の前記2方向
    へと運動させるようになっていることを特徴とする請求
    項4に記載のエレベータシステム。
  6. 【請求項6】 前記シャトルシステムは、3つの昇降路
    を有しており、かつ、一つのかご枠は、(2N+1)個
    のデッキを有していることを特徴とする請求項1に記載
    のエレベータシステム。
  7. 【請求項7】 N=1であり、かつ、前記対となるかご
    枠は、それぞれ2つのデッキを有することを特徴とする
    請求項6に記載のエレベータシステム。
  8. 【請求項8】 N=2であり、前記対となったかご枠
    は、それぞれ4−デッキを有していることを特徴とする
    請求項6に記載のエレベータシステム。
  9. 【請求項9】 前記シャトルシステムは、4つの昇降路
    を有しており、かつ、2つのかご枠は、(2N+1)個
    のデッキを有していることを特徴とする請求項1に記載
    のエレベータシステム。
  10. 【請求項10】 N=1であり、かつ、2つのかご枠
    は、それぞれ2つのデッキを有していて、これとは別の
    2つのかご枠は互いに3つのデッキを有していることを
    特徴とする請求項9に記載のエレベータシステム。
  11. 【請求項11】 少なくとも互いに重なり合った3つの
    エレベータ昇降路を備えたビルディング内において上方
    向と下方向に複数のエレベータかご室を同期運動させる
    ための方法であって、前記システムにおける前記昇降路
    のうちの最も低い昇降路を除くそれぞれの昇降路の下側
    端は、前記複数の昇降路のうちの別の昇降路の上側端に
    隣接し、かつ、同一中間ビルディングレベルにあり、前
    記システムにおける前記昇降路のうちの最も高い昇降路
    を除くそれぞれの昇降路の上側端は、前記複数の昇降路
    うちの別の昇降路の下側端に隣接した同一の中間ビルデ
    ィングレベルにあるものであって、 a)それぞれの昇降路について対応する昇降路の前記下
    側端から対応する昇降路の前記上側端にまで運動可能な
    マルチデッキかご枠を与えるステップと、 b)それぞれの前記かご枠につき、前記複数のかご枠の
    間において水平移動させうるN個の複数のエレベータか
    ご室を与えるステップと、 c)前記複数のかご枠の交互運転の間において、前記か
    ご枠のうちの第1のかご枠から、これとは別の第2のか
    ご枠の所定のデッキへと第1の方向へと運動するように
    継続的に複数のかご室を水平移動させると同時に、第1
    のかご枠の前記デッキへと、前記第2の所定デッキ上部
    の別のかご枠のデッキから第2の方向に運動するように
    複数のかご室を継続的に水平方向に運動させ、前記第1
    のかご枠のデッキへと前記第2の所定デッキ下部の別の
    かご枠のデッキから第2の方向に運動するように複数の
    かご室を継続的に水平方向に運動させるステップと、を
    有していることを特徴とする複数のエレベータかご室を
    同期運動させるための方法。
  12. 【請求項12】 前記ステップa)はさらに、 d)最も低い前記昇降路に前記数Nの2倍のデッキを有
    するかご枠を与え、最も高い前記昇降路に前記数Nの2
    倍のデッキを有するかご枠を与えるとともに、前記中間
    かご枠には、(2N+1)個のデッキを有するかご枠を
    与えるステップを有することを特徴とする請求項11に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記ステップb)はさらに、 e) 昇降路当たり1つのかご室を与えるステップであ
    り、さらに前記ステップa)が、 f) 前記中間昇降路に3−デッキかご枠を与えるステ
    ップであり、かつ、前記ステップc)が、さらに、 g) 前記複数のかご枠の前記別の中間デッキへと、第
    1の方向に少なくとも1つのかご室を水平移動させるス
    テップであることを特徴とする請求項12に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記ビルディングは、前記昇降路を3
    つ有しており、かつ、前記ステップd)は、さらに、 h)2つのダブルデッキかご枠と、1つのトリプルデッ
    キかご枠と、を与えるステップであることを特徴とする
    請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記ビルディングは、前記昇降路を4
    つ有しており、前記ステップd)はさらに、 i)2つのダブルデッキかご枠と2つのトリプルデッキ
    かご枠と、を与えるステップであることを特徴とする請
    求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ステップb)はさらに、 e) 昇降路当たり2つのかご室を与えるステップを有
    し、さらに前記ステップa)が、 f) 前記中間昇降路に5−デッキかご枠を与えるステ
    ップであり、かつ、前記ステップc)が、さらに、 g) 前記複数のかご枠のうちの1つの前記別の第2及
    びデッキと第4のデッキへと第1の方向に複数のかご室
    を水平移動させるステップであることを特徴とする請求
    項12に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記ビルディングは、前記昇降路を3
    つ有し、かつ、前記ステップd)はさらに、 k) 2つの4−デッキかご枠と、1つの5−デッキか
    ご枠と、を与えるステップであることを特徴とする請求
    項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記ビルディングは、前記昇降路を4
    つ有し、かつ、前記ステップd)はさらに、 l)2つの4−デッキかご枠と、2つの5−デッキかご
    枠と、を与えるステップであることを特徴とする請求項
    16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記ステップc)はさらに、 m) 前記システムにおいて前記中間かご枠のそれぞれ
    の運動端において前記中間かご枠から、対となった前記
    かご枠のうちの1つへと水平方向にかご室を移動させ、
    かつ、対となった前記かご枠から前記中間かご枠へとか
    ご室を水平運動させるステップを有することを特徴とす
    る請求項11記載の方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも互いに重なり合った3つの
    エレベータ昇降路を備えたビルディング内において上方
    向と下方向に複数のエレベータかご室を同期運動させる
    ための方法であって、前記システムにおける前記昇降路
    のうちの最も低い昇降路を除くそれぞれの昇降路の下側
    端は、前記複数の昇降路のうちの別の昇降路の上側端に
    隣接し、かつ、同一の中間ビルディングレベルにあり、
    前記システムにおける前記昇降路のうちの最も高い昇降
    路を除くそれぞれの昇降路の前記上側端は、前記複数の
    昇降路うちの別の昇降路の前記下側端に隣接し、かつ、
    同一の中間ビルディングレベルにあるものであって、 a) それぞれの昇降路について対応する昇降路の前記
    下側端から対応する昇降路の前記上側端にまで運動可能
    なマルチデッキかご枠を与えるステップと、 b) それぞれの前記かご枠について前記複数のかご枠
    の間で水平移動させうる少なくとも1つのエレベータか
    ご室を与えるステップと、 c) 前記システム内における前記中間かご枠のそれぞ
    れの移動端において、第1のかご室を前記中間かご枠か
    ら前記対となった前記かご枠のうちの一つへと水平に移
    動させ、かつ、第2のかご室を、対となった前記かご枠
    から前記中間かご枠へと水平移動させるステップと、を
    有していることを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 前記ステップb)はさらに、 d) 昇降路当たり1つのかご室を与えるステップであ
    り、さらに前記ステップa)が、 e) 前記共用昇降路に3−デッキかご枠を与えるステ
    ップであり、かつ、前記ステップc)が、さらに、 f) 前記複数のかご枠のうちの別のかご枠中間デッキ
    へと、第1の方向に複数のかご室を水平移動させるステ
    ップであることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記ステップb)はさらに、 d) 昇降路当たり2つのかご室を与えるステップであ
    り、さらに前記ステップa)が、 e) 前記中間昇降路に5−デッキかご枠を与えるステ
    ップであり、かつ、前記ステップc)が、さらに、 f) 前記複数のかご枠の前記別の第2のデッキ及び第
    4のデッキへと、第1の方向に複数のかご室を水平移動
    させるステップであることを特徴とする請求項20に記
    載の方法。
JP9007671A 1996-01-18 1997-01-20 エキストラデッキを有するエレベータシャトル Withdrawn JPH09227052A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/588,577 US5749441A (en) 1996-01-18 1996-01-18 Extra deck elevator shuttle
US08/588577 1996-01-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09227052A true JPH09227052A (ja) 1997-09-02

Family

ID=24354425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9007671A Withdrawn JPH09227052A (ja) 1996-01-18 1997-01-20 エキストラデッキを有するエレベータシャトル

Country Status (7)

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US (1) US5749441A (ja)
EP (1) EP0785160A1 (ja)
JP (1) JPH09227052A (ja)
KR (1) KR970059064A (ja)
AU (1) AU1017997A (ja)
CA (1) CA2195378A1 (ja)
ZA (1) ZA97365B (ja)

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KR970059064A (ko) 1997-08-12
US5749441A (en) 1998-05-12
ZA97365B (en) 1998-07-02
EP0785160A1 (en) 1997-07-23
AU1017997A (en) 1997-07-24
CA2195378A1 (en) 1997-07-19

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