JPH0922591A - カウンタ回路、カウントシーケンス生成方法及びアドレスシーケンス生成方法 - Google Patents

カウンタ回路、カウントシーケンス生成方法及びアドレスシーケンス生成方法

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JPH0922591A
JPH0922591A JP8142310A JP14231096A JPH0922591A JP H0922591 A JPH0922591 A JP H0922591A JP 8142310 A JP8142310 A JP 8142310A JP 14231096 A JP14231096 A JP 14231096A JP H0922591 A JPH0922591 A JP H0922591A
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JP8142310A
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Oscar Frederick Jones Jr
フレデリック ジョーンズ,ジュニア オスカー
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Nippon Steel Semiconductor Corp
United Memories Inc
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーケンシャルデータブロックへのアクセス
速度を向上させる。 【解決手段】 カウンタ回路10は、バイナリカウント
モードとインタリーブカウントモードで、選択的にカウ
ントシーケンスを生成する。カウンタ16は3つのTフ
リップフロップで構成されている。トグル制御信号は、
トグル制御回路20によって供給され、トグル制御回路
20は、モード選択信号Selectの状態に基づいて
有効(イネーブル)もしくは無効(ディスエーブル)に
される論理ゲートを備えている。バイナリモードでは、
上位のカウントステージを切り換えるのに、出力ビット
が使用される。インタリーブモードでは、バイナリトグ
ル制御信号は遮断され、別のカウンタ回路がインタリー
ブシーケンスでトグル制御信号をカウントし、トグル制
御信号はトグル制御回路20によって、メインカウンタ
のトグル入力に送信される。他のカウンタ回路は、ロー
ド許可端子に入力されたリセット信号に応じてリセット
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、例えば、半導体メモリ装
置において、ブロックデータへのアクセス用のアドレス
シーケンスの生成に用いられるカウンタ回路、カウント
シーケンス生成方法及びアドレスシーケンス生成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリ装置は情報の格納に使用さ
れ、多くはマイクロプロセッサあるいは他の制御回路と
共に用いられる。典型的な半導体メモリ装置はメモリセ
ルアレイと、種々の「周辺」回路から構成されている。
各メモリセルは通常1個のデータのみを、一般的に二進
法の“1”または“0”の論理値で記憶する。メモリセ
ルは複数の行と列とからなる格子状に配列されている。
このメモリセルアレイは、複数の構成要素、すなわち各
々が行と列を備えたサブアレイを備えることもある。い
ずれの場合も、メモリセルアレイの各行はワード線に対
応すると共に、ワード線によってアクセス可能であり、
メモリセルアレイの各列はビット線に対応すると共に、
ビット線(多くの場合、一対のビット線)によってアク
セス可能である。メモリセルアレイの各行と各ビット線
対との各交点もしくはその近傍に、各メモリセルが位置
している。特定のメモリセルにおいて書込みや読出しを
行うには、半導体メモリ装置にどのセルにアクセスする
かを伝えなければならない。これは、アドレスを読み出
して、行アドレスと列アドレスにデコードすることによ
って行われる。次に、メモリセルに格納されたデータは
データ線に転送され、半導体メモリ装置によって出力さ
れるか、もしくはデータはビット線を介してアドレス指
定されたセルに書き込まれる。従来の半導体メモリ装置
においては、外部からアクセスされる各メモリセルに以
上の操作が大抵必要とされ、アドレスは最初にロードさ
れなければならない。従って、一連の複数のメモリアク
セスのために、アクセス数に等しい複数のアドレスロー
ドが必要とされる。
【0003】このアドレス指定の方法は、個々のメモリ
セルに対するランダムメモリアクセスには適当である
が、メモリアクセスはバイナリシーケンシャルメモリセ
ルのストリームやブロックに対して行われることが多
い。それに応じて、同期またはバーストモードの半導体
メモリ装置が開発されてきた。これらの半導体メモリ装
置は、メモリ読出しや書込みの後、アクセス中のメモリ
セルのアドレスを自動的に順次インクリメントする。こ
うしたインクリメントは、カウンタを使用して増分を加
え、アドレスシーケンスをつくることで行われる。カウ
ンタは、従来のシーケンス、すなわち1,2,3,4,
5,...で数える(カウント方法が十進法ではなく二
進法の場合を除く。)。“バイナリシーケンシャルモー
ド”とは、二進法で表される数字を用い、従来のシーケ
ンスでカウントすることを指している。各メモリアクセ
スの後に自動的にアドレスをインクリメントするアドレ
ス回路によって、読出しまたは書込みがなされる各メモ
リセルに対し新規のアドレスをロードすることなく、シ
ーケンシャルデータのブロック全体がアクセス可能とな
る。この方法により、アドレスロードの数が大幅に減っ
たため、シーケンシャルメモリセルのブロックに対する
メモリアクセスのスピードが著しく向上した。自動アド
レスインクリメントは一般にカウンタを使用して実現さ
れる。このカウンタは、DRAMメモリ装置におけるオ
ートリフレッシュ用のインクリメントを行うカウンタと
は、区別されるものである。
【0004】ダイナミックランダムアクセスメモリ(D
RAM)はその性質上、物理的記憶機構として、通常キ
ャパシタに蓄えられた電荷を使用するメモリセルから構
成されている。こうしたキャパシタの電荷は漏洩するの
で、メモリセルのリフレッシュが必要となり、通常、あ
る一定の速度で行われる。このリフレッシュは、各メモ
リセルのキャパシタ内の電荷(データに相当する)が漏
洩する前に各メモリセルがリフレッシュされるよう、十
分に速い速度で行う必要がある。メモリセルの全部の行
を、同時にリフレッシュすることができる。メモリのリ
フレッシュ周期中に、各行をアクティブにすることで、
その行のメモリセル全部が、蓄積された電荷をリフレッ
シュされる。
【0005】初期に実装されたDRAMには外部リフレ
ッシュ制御が必要であったが、最近のものの多くは、半
導体メモリ装置自体にこの機能を備えている。
【0006】しかしながら、オートリフレッシュ機能を
行うカウンタは、メモリセルごとではなく、行ごとに、
順次メモリセルアレイを循環する。オートリフレッシュ
カウンタのカウント方法は、一般にバイナリシーケンス
のみである。自己リフレッシュ用のオートリフレッシュ
カウンタは、遅いリフレッシュ速度でインクリメントさ
れるので、高速度で動作する必要がない。
【0007】他の一般的なシーケンシャルメモリアクセ
スには、キャッシュメモリの採用で普及した“インタリ
ーブシーケンス”がある(コンピュータ業界では“イン
テルシーケンス”と呼ばれることもある)。このメモリ
アクセスにおいては、メモリアクセスはインタリーブパ
ターンを用いて最適化される。
【0008】キャッシュメモリはメインのメモリデータ
のコピーの格納に使用され、“ページ”と呼ばれるデー
タのブロックで構成される。キャッシュメモリは通常、
より高速の、従ってより高価格のメモリ装置から構成さ
れている。通常、アクセスされたデータのブロックは、
キャッシュメモリ内で複製されるので、アクセスの頻度
が最も高いメモリ領域において、メモリのアクセスがよ
り高速で行われる。アクセスの頻度が最も高いメモリ領
域は、固定されておらず、変動する。この変動に伴い、
キャッシュメモリは新規のメモリブロック(ページ)を
読み込んで更新を行うので、常に、メモリアクセスが最
も多く行われる領域を取り込もうとしていることにな
る。このため、大量のデータブロックが頻繁にキャッシ
ュメモリとメインメモリ間で転送される。キャッシュメ
モリは、ページというデータブロックとして配列されて
いるという性質上、インタリーブシーケンスはプロセッ
サのチップに実装されている第1レベルのキャッシュメ
モリのローディングの性能を向上させることを目的に開
発された。また、このシーケンスによって、キャッシュ
メモリに現在ロードされていないページの中間部の初期
メモリアドレスで始まるキャッシュをプロセッサが読み
込むことができる。インタリーブシーケンスにより、確
実にページの残りが全てそのままキャッシュメモリにロ
ードされる。従って、メモリアドレス回路が、キャッシ
ュローディングの場合等(プロセッサが使用されてい
る)、インタリーブシーケンシャルモードでカウント可
能なカウンタ回路を備えている場合や、ディスク読出し
の場合等(通常プロセッサは使用されていない)、バイ
ナリモードでカウント可能なカウンタ回路を備えている
場合に有効である。
【0009】図4の従来の半導体メモリ装置140を参
照し、半導体メモリ装置にシーケンシャルアドレス生成
用のカウンタ回路を組み込む方法を説明する。半導体メ
モリ装置140は、ロウデコーダ144と、カラムデコ
ーダ146と、入力バッファ148からの入力を受け取
るメモリセルアレイ142とを備えている。このメモリ
セルアレイ142はセンスアンプ(独立して図示せず)
と協調し、出力バッファ150に与える信号を生成す
る。入力バッファ148と出力バッファ150はメモリ
セルアレイ142に書き込んだり、このアレイ142か
ら読み出したデータを一時的に保持するために用いられ
る。デコーダ144,146は特定の行(ロウ)や列
(カラム)を選択するのに使用される。ロウとカラムの
各組み合わせによって、メモリセルアレイ142内の特
定のメモリセルが指定される。デコーダ144,146
はそれぞれアドレスラッチ152からロウアドレスとカ
ラムアドレスを受け取る。アドレスラッチ回路152に
は、入力バッファ148またはカウンタ回路154から
直接アドレスがロードされる。カウンタ回路154は入
力バッファ148から開始カウント値を受け取る。その
結果、カウンタ回路154のようなカウンタ回路はメモ
リ回路用のアドレス生成に用いることができる。最近の
同期あるいはバーストモードDRAMは同様に構成され
ている。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】
【表3】
【0013】ここに示した表1,2,3は、バイナリモ
ードおよびインタリーブモード双方の1ビット、2ビッ
ト、および3ビットの順次カウントシーケンス(アドレ
スシーケンス)のチャートである。バイナリモードのカ
ウントが従来のカウントシーケンスで進行するのに対
し、インリーブモードのカウントは開始カウント値によ
り大きく異なっている。インタリーブモードでは、第1
ビット(最下位ビット)は毎カウント増加毎に切り換わ
る。第2ビットは2カウント増加毎に切り換わる。すな
わち、2,4,6,8,...番目のカウント毎に切り
換わる。第3ビットは4カウント増加毎に切り換わる。
すなわち、4,8,12,...番目のカウント毎に切
り換わる。第nビットは2n-1 番目のカウント毎に切り
換わる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】産業上の要請により、
より高性能のシステムが求められているが、マイクロプ
ロセッサがより高速になるにつれ、メモリアクセスの速
度が高速化の妨げになるので、メモリアクセス速度の一
層の改善が求められている。
【0015】本発明は、上記の問題点に対処すべくなさ
れたもので、その目的は、半導体メモリ装置内のシーケ
ンシャルデータのブロックへのアクセス速度を向上させ
るために、アドレス線と共に用いられ、バイナリおよび
インタリーブシーケンスの双方で、自動的にアドレスを
インクリメントすることが可能なカウンタ回路、カウン
トシーケンス生成方法及びアドレスシーケンス生成方法
を提供することにある。
【0016】また、本発明は、シーケンシャルブロック
メモリアクセスの2つのモードの即時切換えを実現する
ことにより、アドレス指定の自由度をより一層高めるこ
とが可能なカウンタ回路、カウントシーケンス生成方法
及びアドレスシーケンス生成方法を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の構造的特徴の一
つは、半導体メモリ装置において、ブロックデータへの
アクセス用のアドレスシーケンス生成に用いられるイン
タリーブ/バイナリカウンタ回路である。カウンタ回路
は、バイナリモードとインタリーブモードのいずれでも
カウント可能なカウンタと、次に要求されるアドレス指
定のために適切なカウントシーケンスを選択できるトグ
ル(切換)制御回路とを備えていることが望ましい。こ
れは、例えば高速のブロックメモリアクセスに使用でき
る。従って、継続して新規のアドレスをロードしなくて
も、この回路によって複数のメモリ読出しや書込みが可
能である。前回のモードで最後に使用したアドレスが新
しく使用するモードの開始アドレスである場合、新規の
アドレスをロードしなくてもアクセスモードを変えるこ
ともできる。本発明により100MHz以上のカウンタ
速度が実現可能である。
【0018】本発明の方法面の特徴について言えば、カ
ウントシーケンスはバイナリもしくはインタリーブのシ
ーケンシャルカウントモードから選択することで生成さ
れる。次のカウントは継続して生成され、希望のシーケ
ンス長で出力される。この方法によると、前回のモード
で最後に生成されたカウント値によって、新規のモード
でカウントシーケンスをスタートさせることもできる。
【0019】より具体的に述べると、カウンタ回路は多
数のカウントステージによって実現されており、本発明
の実施の形態においては、複数のフリップフロップによ
り実現されている。このフリップフロップとしては、特
に、トグルフリップフロップ(Tフリップフロップ)が
望ましい。フリップフロップはカウントバスにカウント
ビットを供給する。上位のフリップフロップに送られる
トグル信号は選択可能である。すなわち、カウントがイ
ンタリーブシーケンスとバイナリシーケンスのいずれで
行われるかを回路に指示するのに、モード選択信号が使
用される。トグル制御回路に送られる選択信号の論理状
態は、上位のフリップフロップを切り換えるにはいずれ
の信号が送られるかを決定する。バイナリモードでは、
トグル制御信号は下位フリップフロップの出力信号に基
づいており、インタリーブモードで使用される信号はブ
ロックされている。逆に、インタリーブモードでは、ト
グル制御信号は別の回路で生成され、下位フリップフロ
ップの出力信号は、上位フリップフロップのトグル制御
からブロックされている。
【0020】インタリーブモード用に生成されたトグル
制御信号は、インタリーブ状態制御回路によって供給さ
れる。この回路は複数のフリップフロップを含むことが
望ましい。実施の形態においては、更に2つのTフリッ
プフロップが含まれている。これらはバイナリモードで
カウントするのが望ましく、適当な論理回路と共に、2
つの上位カウンタフリップフロップ用に2つのトグル制
御信号を供給する。特に、インタリーブ状態制御回路の
第1のフリップフロップは、最下位から2番目のカウン
トステージのトグル入力端子に第1のインタリーブトグ
ル制御信号を供給するために、トグル制御回路のロジッ
クによって選択的にブロックされたりパスされたりする
出力を供給する。インタリーブ状態制御回路の第2のフ
リップフロップは、第1のフリップフロップの出力に基
づいて切り換えられ(トグルされ)、第1のフリップフ
ロップの出力と共に、論理積機能をもたらす出力を供給
し、インタリーブカウントの配置方法に従い、合成出力
を生成する。合成出力はトグル制御回路内の論理回路に
よって選択的にブロックされたりパスされたりし、最下
位から3番目のカウントステージ(実施の形態ではカウ
ンタ16の最上位カウントステージ)を切り換えるため
に第2のインタリーブトグル制御信号を供給する。
【0021】インタリーブ状態制御回路はインタリーブ
リセット信号に応答するよう接続されることが望まし
い。実施の形態において、インタリーブリセット信号は
インタリーブフリップフロップのデータ内容をゼロ(ロ
ウ)状態にリセットするのに使われる。
【0022】
【実施の形態】図1は本発明に係るカウンタ回路10の
ブロック図である。カウンタ回路10は、図4のカウン
タ154の代わりに用いることができ、シーケンシャル
アドレス生成をより効率良く行うことができる。カウン
タ回路10には、ロード信号Load、クロック信号C
lock、データ信号Data、モード選択信号Sel
ect、インタリーブリセット信号Iresetの入力
信号が入力される。カウンタ回路10は、多重ビットカ
ウント信号Countを出力する。データ信号Data
により開始カウント値が供給される。ロード信号Loa
dは、カウンタ回路10のカウンタ16に開始データ、
すなわち、開始カウント値をロードするのに使用され
る。モード選択信号Selectはバイナリモードとイ
ンタリーブモード(“スクランブル”モードと称される
こともある)との選択に使用される。クロック信号Cl
ockはカウンタ16の同期に使用される。インタリー
ブリセット信号は、以下に詳述するように、特定の回路
をリセットするのに用いられ、新規のアドレスのロード
なしに、バイナリモードからインタリーブモードへの切
換えを可能にする。
【0023】カウンタ16はロード信号Load、クロ
ック信号Clock、データ信号Dataを受信し、表
1に示すようにバイナリまたはインタリーブ数列により
次のカウント数を生成する。実施の形態のカウンタ16
は多数のTフリップフロップを備えている。実施の形態
において、これらのTフリップフロップのトグル動作は
トグル制御回路20により制御されており、一方、この
トグル制御回路20は、インタリーブ状態制御回路18
により制御されている。インタリーブ状態制御回路18
は、状態の遷移が起こった回数を記録し、インタリーブ
が有効の時、トグル制御回路20とカウンタ16にトグ
ル制御信号を供給する。カウンタ16からの信号はトグ
ル制御回路20に戻され、バイナリモード時、カウンタ
16のトグル時間の決定に使用される。インタリーブ状
態制御回路18もトグル制御回路20に信号を供給し、
インタリーブモード選択時、カウンタ16をいつ切り換
えるかを決定する。トグル制御回路20は選択入力端子
12からモード選択信号Selectも受信する。これ
に対応して、トグル制御回路20はカウンタ16の各カ
ウントステージのトグル状態を選択的に制御し、カウン
タ16はカウント出力バス14に適切なカウント信号C
ountを出力する。
【0024】以上のように、改良型カウンタ回路10は
動作する。この改良型カウンタ回路10によれば、半導
体メモリ装置と共に使用された際、各メモリアクセス用
のアドレスを供給することなしに、シーケンシャルデー
タブロックのメモリデータのアドレス指定用の複数のア
ドレスシーケンスを供給することができる。
【0025】図2は、図1に示すカウンタ回路10の具
体的構成の一例を示す回路図である。図示のカウンタ回
路10は集積回路の一部、特に半導体メモリ装置の一部
であることが望ましい。図2のカウンタ回路10に入力
される信号は、データバス36を介して入力されるデー
タ信号Dataと、入力信号線38を介して与えられる
ロード信号Loadと、入力信号線40を介して与えら
れるクロック信号Clockと、入力信号線42を介し
て与えられるインタリーブリセット信号Iresetで
ある。なお、入力信号線42は入力信号線38に接続す
ることも可能である。このカウンタ回路10から出力さ
れる信号はカウント出力バス14を介して出力されるカ
ウント信号Countである。
【0026】本実施の形態におけるカウンタ回路10は
5個のTフリップフロップ44,46,48,50,5
2を備え、最初の3個(44,46,48)はカウンタ
16として機能し、現在のカウント値を記憶する。最後
の2個(50,52)はインタリーブ制御回路18とし
て機能する。図3は以下に説明するが、好適なTフリッ
プフロップの構成を示す。
【0027】カウンタ16はカウントステージのグルー
プを備えることが望ましい。図2のカウンタ回路10の
一部であるカウンタ16においては、こうしたカウント
ステージが3つ示されている。Tフリップフロップ44
は最下位のカウントステージで、第1ビット、すなわち
最下位桁のカウントビットを供給する。Tフリップフロ
ップ46は最下位より1つ上のカウントステージで、第
2のカウントビットを供給する。Tフリップフロップ4
8は最下位より2つ上のカウントステージで(本実施の
形態では最上位のステージでもある)、第3のカウント
ビット(この場合、最上位桁)を供給する。Tフリップ
フロップ44,46,48は、入力としてデータバス3
6から信号線36A,36B,36C上のデータ信号D
ataを受け取るとともに、ロード信号Loadとクロ
ック信号Clockを受け取る。回路はこれらの信号と
協調して、Tフリップフロップ44,46,48に記憶
される値をデータバス36より受け取る。信号線36A
におけるデータ信号ビットはTフリップフロップ44に
対応する。信号線36Bにおけるデータ信号ビットはT
フリップフロップ46に対応する。そして、信号線36
Cにおけるデータ信号ビットはTフリップフロップ48
に対応する。更に、Tフリップフロップ44,46,4
8は、各々切換え信号Toggleが入力される34
A,34B,34Cを有する。ロード信号Loadがア
クティブでない時、トグル信号Toggleはクロック
信号Clockと共に動作し、いつTフリップフロップ
44,46,48が状態を変えるか(トグルするか)を
制御する。最後に、Tフリップフロップ44,46,4
8は各々カウント出力バス14のカウント信号線14
A,14B,14Cへ現在の状態を示す信号(非反転出
力信号q)を出力する。以下に、図3を参照してTフリ
ップフロップについて詳述する際に、データの読込みと
状態切換えについて具体的に説明する。
【0028】図2のカウンタ回路10には、切換え制御
回路20が実装され、その機能の一つは、バイナリカウ
ントシーケンスを生成するための制御信号の供給であ
る。他の実装例でもバイナリ制御回路は実現できるが、
ここでは便宜上この機能を切換え制御回路20が備える
構成とする。バイナリ数列生成に必要な制御信号は、最
下位桁のビットを除き、同期時に、最下位桁の全ビット
がアクティブな時のみ、ビットは状態を切り換える、す
なわちトグルするというものである。
【0029】入力信号線12で受け取られるモード選択
信号Selectは、トグル制御回路20(カウントモ
ードを選択する)を形成する各種の論理回路に供給され
ている。こうした論理回路には、ゲート54,56,5
8,60,62,64,70が含まれる。モード選択信
号Selectがハイレベルの時(バイナリカウン
ト)、ゲート54,58が有効となり、バイナリカウン
ト開始状態となる。これに対し、モード選択信号Sel
ectがローレベルの時は、ゲート64,70はインバ
ータ62を介して有効となり、ゲート54,58は無効
となる。従って、上位のTフリップフロップ46,48
の切換えは図中下方のTフリップフロップ50,52に
よって制御される。
【0030】以下に、バイナリモード時の実施の形態の
カウンタ16に使用される制御信号について説明する。
このモードでは、モード選択信号Selectはハイレ
ベルである。Tフリップフロップ44の状態は常にクロ
ックパルスが入力されるたびに切り換わるので、バイナ
リモードが選択されていれば、トグル入力用の信号線3
4Aは常にアクティブ状態に設定されている。通常、こ
の信号線34Aは図2に示すようにVCCといった電源供
給電圧が与えられており、“ハイレベル”状態に設定さ
れている。信号線14Aに出力されるカウント信号であ
るTフリップフロップ44の出力(下位桁の唯一のビッ
ト)がアクティブであれば、Tフリップフロップ46の
状態はクロックパルスが入力された時に切り換わる。バ
イナリモード選択時、トグル入力用の信号線34Bは論
理ゲート54,56を介して信号線14Aに接続され
る。すなわち、モード選択信号Selectがハイレベ
ルであれば、ゲート54は有効で、カウントビットを信
号線14Aによってゲート56の2つの入力端子の一方
に転送し、ゲート56の出力はTフリップフロップ46
のトグル入力端子Tに供給される。
【0031】バイナリモードでは、Tフリップフロップ
44,46の出力がアクティブであれば、Tフリップフ
ロップ48の状態はクロックパルス入力時に切り換わ
る。論理ゲート58Aはゲート56の出力信号を受け取
るための入力端子を持ち、また、Tフリップフロップ4
6の非反転出力信号qを受け取るための入力端子を持
つ。従って、ゲート58AはTフリップフロップ44,
46双方の非反転出力信号qを入力信号として受け取
る。両出力がハイレベルの時、ゲート58Aの出力はハ
イレベルである。この出力はナンドゲート58Bの一方
の入力端子に送られる。信号線12上のモード選択信号
Selectはナンドゲート58Bのもう一方の入力端
子に送られる。バイナリモード時はモード選択信号Se
lectはハイレベルなので、Tフリップフロップ4
4,46双方の非反転出力信号qがハイレベルであれ
ば、信号線57上のナンドゲート58Bの出力はハイレ
ベルとなる。この出力は論理ゲート60の一方の入力端
子に送られるが、信号線61上の論理ゲート60の出力
はバイナリトグル制御信号である。Tフリップフロップ
48のトグル入力用の信号線34Cは信号線61に接続
され、バイナリモード選択時にバイナリトグル制御信号
を受け取る。従って、下位のTフリップフロップの非反
転出力信号qがハイレベルの時、各カウンタステージ
(各Tフリップフロップ)の状態は切り換えられ、その
結果(入力されたクロックパルスに制御されて)カウン
ト動作はバイナリモードとなる。
【0032】図2のカウンタ回路10はインタリーブ状
態制御回路18を備え、このインタリーブ状態制御回路
18は、インタリーブモード(“インテル”またはスク
ランブルモード)選択時に、カウンタ16がインタリー
ブカウントシーケンスを発生するようなトグル制御信号
を生成する。これは、モード選択信号Selectがロ
ーレベルの時に動作する。インタリーブ数列の生成条件
は、2n-1 番目のカウント毎に第nのビットが切り換わ
るということである。第1のビット、すなわち、最下位
桁のビットを生成するTフリップフロップ44の状態
は、20 クロックパルス毎に、すなわち毎クロックパル
ス毎に切り換わる。これは、信号線34Aは常にアクテ
ィブ状態に設定されているからである。すなわち、一般
には、電源供給電圧VCCが与えられているからである。
第2のカウントビットを生成するTフリップフロップ4
6の状態は、21 カウント毎に切り換わる。すなわち、
クロックパルスが入力されるとき、2番目のカウントか
ら始まって1カウントおきに切り換わる。第3のカウン
トビットを生成するTフリップフロップ48は、22
ウント毎に切り換わる。すなわち、クロックパルスが入
力されるとき、4番目のカウントから始まって4カウン
ト毎に切り換わる。
【0033】図2の実施の形態はインタリーブ状態制御
回路18も備えている。この中には上記のTフリップフ
ロップ50,52も含まれており、これらは、カウンタ
16で使用されているTフリップフロップ44,46,
48と同タイプである。従って、本実施の形態におい
て、Tフリップフロップ50,52の端子は、データ入
力端子DATAと、クロック入力端子CLKと、トグル
入力端子Tと、ロード許可端子LOADENであり、出
力端子は非反転出力端子Qと反転出力端子/Qである。
これらのTフリップフロップ50,52は、実施の形態
においては、バイナリモードでカウントするように構成
されている。
【0034】Tフリップフロップ50,52のデータ入
力端子DATAには“ローレベル”のデータ状態を受け
取るよう、電源供給電圧VSSが供給されている。本実施
の形態においては、ロード許可入力端子LOADENは
信号線42に接続され、インタリーブリセット信号Ir
esetを受け取る(他の構成としては、信号線42
を、入力用の信号線38で受け取られるロード信号Lo
adを受け取るように、接続することもできる。バイナ
リまたはインタリーブシーケンスのいずれにおいても、
ロードサイクルが常に新規のアドレスシーケンスを開始
するのであれば、ロード制御信号とインタリーブ制御信
号は共に接続でき、同一の制御信号源によって駆動でき
る)。Tフリップフロップ50,52のクロック入力端
子CLKはクロック信号Clockを受け取る信号線4
0に接続されている。Tフリップフロップ44,46,
48に新規のアドレスをロードする場合と、Tフリップ
フロップ50,52をリセットする場合のいずれにおい
ても、クロック信号Clockはローレベルでなければ
ならない。しかし、使用されるマスタースレーブフリッ
プフロップに応じて、クロック信号Clockがハイレ
ベルになるまでは、これらのTフリップフロップ50,
52の出力は変化しない。Tフリップフロップ44,4
6,48に新規の開始アドレスをロードするか、Tフリ
ップフロップ44,46,48に既にロードされている
値を新規の開始位置として使用するかによって、新規の
シーケンスが開始される時は必ずTフリップフロップ5
0,52をリセットしなければならない(インタリーブ
モード時)。バイナリモード時(もしくはインタリーブ
モードからバイナリモードへの切換え時)は、Tフリッ
プフロップ50,52をリセットする必要はないが、T
フリップフロップ50,52がバースト長表示に使用さ
れている場合は例外である(後述)。信号線42のイン
タリーブリセット信号Iresetがアクティブ状態
(ハイレベル)になった時、この信号IresetはT
フリップフロップ50,52に対し、データ入力端子D
ATAにおいて受け取ったデータ状態は何でもロードす
るよう、指令する(ローレベルのデータ状態―VSS)。
新規アドレスがロードされた時(信号線38のロード信
号Loadがハイレベルの時)、もしくはモードがイン
タリーブモードに切り換わる時(信号線12のモード選
択信号Selectがローレベル)のいずれの場合も、
インタリーブリセット信号Iresetはハイレベルと
なる。
【0035】Tフリップフロップ50,52は状態カウ
ンタとして効果的に動作する。Tフリップフロップ50
は各クロックパルスと共に切り換わるよう接続されてい
る。従って、そのトグル入力端子Tにはハイレベルの電
源供給電圧VCCが供給されている。インタリーブリセッ
ト信号Iresetがローレベルの時、信号線40の各
クロックパルスは非反転出力信号qと反転出力信号/q
の双方を変化させる。その結果、これらの信号q,/q
は1カウント周期おきに交互にハイレベルになる信号と
なる。図2の構成においては、非反転出力信号qはカウ
ント信号の第2ビット用のインタリーブトグル制御信号
である。このインタリーブトグル制御信号は、制御回路
20のロジックを介して、フリップフロップ46のトグ
ル入力用の信号線34Bに供給されている(インタリー
ブモード時)。
【0036】Tフリップフロップ52は、Tフリップフ
ロップ50の反転出力信号/qによって状態が切り換え
られるように構成されている。すなわち、Tフリップフ
ロップ52のトグル入力端子Tは、インバータ66の出
力端子に接続されており、インバータ66の入力端子
は、Tフリップフロップ50の反転出力端子/Qに接続
されている。これにより、Tフリップフロップ52の状
態は1クロックパルスおきに切り換わる。Tフリップフ
ロップ52の非反転出力信号qと反転出力信号/qは交
互に、2クロック周期間ハイレベルで、次に2クロック
周期間ローレベルとなる。信号線42上のインタリーブ
リセット信号Iresetがハイレベルになるのに応じ
て、新規アドレスがロードされるまで、これらの出力は
継続してこのパターンを繰り返す。図2の構成におい
て、Tフリップフロップ50,52の状態は、モード選
択信号Select入力とは無関係に切り換わる。この
ため、選択モードがバイナリモードからインタリーブモ
ードへ切り換えられ、カウンタ16に新規の開始アドレ
スがロードされた時(もしくはカウンタ16における現
在のアドレスが新規の開始アドレスとして使用された
時)は必ずインタリーブリセットを実行して、カウンタ
16で使用中の開始アドレスをTフリップフロップ5
0,52(インタリーブ制御カウンタ)と同期させる必
要がある(例外として、インタリーブリセットが必要な
いのは、前回のカウントシーケンスが全て丁度4または
8カウント長の場合である。)。開始アドレスのロード
とTフリップフロップ50,52のリセットとの同期を
とる最も簡単な方法は、インタリーブリセット信号Ir
esetとロード信号Loadとをいっしょにすること
である。新規のバーストシーケンスは全て同時のロード
信号Loadとインタリーブリセット信号Ireset
を受け取ることになる。
【0037】Tフリップフロップ50,52双方の相補
出力の否定論理和をとることで、4番目のカウント毎に
ハイレベルになる信号が生成される。ノアゲート68の
入力端子は、Tフリップフロップ50の反転出力端子/
QとTフリップフロップ52の非反転出力端子Qに接続
されている。ノアゲート68の出力端子は、信号線69
を介して、図2のトグル制御回路20のナンドゲート7
0の一方の入力端子に接続されている。ナンドゲート7
0の他方の入力端子は、インバータ62により反転され
たモード選択信号Selectを受け取るように接続さ
れているので、モード選択信号Selectがローレベ
ルの時(すなわち、インタリーブモード時)、ナンドゲ
ート70は有効となる。ナンドゲート70は、カウンタ
16の第3のカウントビットとして、信号線71にイン
タリーブトグル制御信号を供給する。インタリーブモー
ド時、インタリーブトグル制御信号は、ナンドゲート6
0を介して、Tフリップフロップ48のトグル入力端子
T34Cに供給されている。
【0038】Tフリップフロップ50,52双方に、最
初に論理値“0”をロードすることで、トグル入力用の
信号線34Bに供給されているインタリーブ制御信号
は、2番目のカウントまで、カウンタ16の第2ビット
(すなわち、Tフリップフロップ46)に、トグル開始
の信号を送らなくなる。同様に、論理値“0”のロード
により、トグル入力用の信号線34Cに接続されている
信号線61上のインタリーブ制御信号は、4番目のカウ
ントまで、カウンタ16の第3ビット(すなわち、Tフ
リップフロップ48)に、トグル開始の信号を送らなく
なる。これら2つのトグル開始時間は、正確なインタリ
ーブカウントにとって重要な事項である。
【0039】トグル制御回路20は、標準的な2対1マ
ルチプレクサとすることができる。トグル制御回路20
は、(信号線14A,57上の)バイナリトグル制御信
号および(信号線51,71上の)インタリーブトグル
制御信号を、カウンタ16のトグル入力用の信号線34
B,34Cに選択的に供給する。最下位ビット用のバイ
ナリトグル制御信号は、最下位ビット用のインタリーブ
トグル制御信号と同じである。本実施の形態において
は、これら最下位ビット用のトグル制御信号は双方と
も、常に、電源供給電圧VCCに設定されている。両信号
が同一のものであるため、多重する必要がない。電源供
給電圧VCCはトグル入力用の信号線34Aに直接供給す
ることができる。しかしながら、他の2組のトグル制御
信号は必ずしも同一のものではないので、トグル入力用
の信号線34B,34Cに選択的に供給されなければな
らない。
【0040】上述のように、図2のトグル制御回路20
は、インバータ62および6つのナンドゲート54,5
6,58B,60,64,70を備えている。ナンドゲ
ート58A,58Bは、3入力のナンドゲートとして表
すことができる。更に、図2における記号には、ノット
−オアゲートを表すものがあるが(例えば、ゲート5
6,60)、これらはナンドゲートと等価の機能を持
ち、いずれも使用可能である。インバータ62は、信号
線12上のモード選択信号Selectを供給され、そ
の論理補数を生成する。ナンドゲート54,56,58
B,60,64,70は、それぞれ3つを含む2つのグ
ループに分けられる。第1のグループは、ナンドゲート
54,56,64で構成され、第2のグループは、ナン
ドゲート58B,60,70で構成される。3つのナン
ドゲートを含む各グループは、2つの制御信号のうちの
1つをカウンタ16の各段に選択的に供給する。
【0041】第1のグループのナンドゲート54,5
6,64は、第2の制御信号を選択する。この第2の制
御信号は、カウンタ16のTフリップフロップ46の信
号線34B上の信号を切り換える。ナンドゲート54の
2つの入力端子は、各々(a)信号線14A上の信号
(最下位フリップフロップ、すなわちフリップフロップ
44の出力)と、(b)信号線12上のモード選択信号
Selectを受け取るよう接続されている。信号線1
2上のモード選択信号Selectがハイレベルであれ
ば、ナンドゲート54はバイナリ制御信号14Aの値を
相補的な形で出力するが、これは、バイナリシーケンス
でのカウント用である。従って、信号線14A上の信号
は、最下位のカウント出力ビットであると同時に、バイ
ナリ制御信号(またはその先行信号)でもある。ナンド
ゲート64の2つの入力端子は、各々(a)信号線51
上のインタリーブトグル制御信号(これはTフリップフ
ロップ50の非反転出力信号qである。)と、(b)イ
ンバータ62によって反転されたモード選択信号Sel
ectを受け取るよう接続されている。信号線12上の
モード選択信号Selectがローレベルであれば(す
なわち、モードがインタリーブモードであれば)、ナン
ドゲート64はインタリーブトグル制御信号の値を相補
的な形で出力する。ナンドゲート56への入力信号は、
ナンドゲート54,64の出力信号である。ナンドゲー
ト56は、モード選択信号Selectに従って選択さ
れた制御信号を出力する。ナンドゲート56の出力信号
は、図2において、最下位から2番目のカウンタステー
ジのトグル入力用の信号線34Bに接続されている。
【0042】第2のグループのナンドゲート、すなわ
ち、ナンドゲート58B,60,70は、最下位から2
番目のカウンタステージ(Tフリップフロップ46)か
らの第3のトグル制御信号(カウント出力ビットおよび
バイナリ制御信号として使用される)およびインタリー
ブ状態制御信号を、Tフリップフロップ48のトグル入
力用の信号線34Cに選択的に供給する。ナンドゲート
58Bは信号線57にバイナリトグル制御信号を供給
し、ナンドゲート70は信号線71にインタリーブトグ
ル制御信号を供給する。本実施の形態では、これらのう
ちの一方のみが、一定時間においてアクティブ(ローレ
ベル)となる(モード選択信号Selectは、反転な
しにナンドゲート58Bへ入力されるが、その相補信号
がゲート70に入力されるため。)。すなわち、2つの
ナンドゲート56,60の各々への入力の一つのみが、
ローレベルとなることができる(選択されていないモー
ドに関する他の入力信号は、ハイレベルとなり、ナンド
ゲート56とナンドゲート60の出力信号に何ら影響を
及ぼさない)。
【0043】第1のグループのナンドゲートと同様、ナ
ンドゲート58Bの2つの入力端子は、各々(a)ナン
ドゲート58Aの出力と、(b)信号線12上のモード
選択信号Selectを受け取るように接続されてい
る。ナンドゲート58Aとナンドゲート58Bとを組み
合わせて、単一の3入力ナンドゲートを構成することが
できる。ナンドゲート70の2つの入力端子は、各々
(a)ナンドゲート70の出力と、(b)インバータ6
2によって反転されたモード選択信号Selectを受
け取るように接続されている。ナンドゲート70の出力
信号は、信号線71上のインタリーブトグル制御信号で
ある。インタリーブトグル制御信号とバイナリトグル制
御信号は、各々ナンドゲート60の2つの入力端子に供
給されている。ナンドゲート60の出力信号は、Tフリ
ップフロップ48のトグル入力用の信号線34Cに接続
されている信号線61上のカウンタトグル制御信号であ
る。信号線12上のモード選択信号Selectがハイ
レベルであれば(すなわち、バイナリモードが選択され
ていれば)、カウンタトグル制御信号は、信号線57上
のバイナリトグル制御信号と等価である。しかしなが
ら、モード選択信号Selectがローレベルであれば
(すなわち、インタリーブモードが選択されていれ
ば)、信号線61上のカウンタトグル制御信号は、信号
線69上のインタリーブトグル制御信号と等価である。
【0044】従って、トグル制御回路20は、信号線1
2上で受け取られるモード選択信号Selectの値に
基づき、バイナリおよびインタリーブトグル制御信号
を、カウンタ16のトグルフリップフロップに選択的に
供給し、それによってカウンタ16を動作させ、バイナ
リまたはインタリーブいずれのフォーマットでもカウン
ト数列を生成することができる。
【0045】カウンタ回路10の特徴は、回路のピッチ
に左右されずに、アドレスシーケンス生成を提供できる
ことである。すなわち、この回路は一つの装置につき、
半導体メモリに一つだけ存在すれば十分であり、密集し
たメモリセルアレイ内に配置する必要はない。
【0046】図3は、回路80を表すものであり、図2
で示したTフリップフロップの具体的構成の一例を示す
ブロック図である。回路80は、マスタースレーブTフ
リップフロップを示す。特に、回路80は、Tフリップ
フロップ44,46,48,50,52の、より詳細な
ブロック図である。回路80の説明のため、信号の説明
は、Tフリップフロップ44のものを参照する。
【0047】回路80への入力信号は、信号線34Aに
おけるトグル信号Toggleと、信号線36Aにおけ
るデータ信号Dataと、信号線38におけるロード信
号Loadと、信号線40におけるクロック信号Clo
ckである。回路80は、出力ノード14A,84に非
反転出力信号qと反転出力信号/qとを供給する。(図
2のTフリップフロップ44では、反転出力信号/qは
使用されていない。)
【0048】図3において、インバータ102の入力端
子は信号線36Aに接続され、インバータ102は信号
線36Aを介して入力されるデータ信号Dataの相補
信号を出力する。インバータ116の入力端子はクロッ
ク信号Clockの入力用の信号線40に接続され、ク
ロック信号Clockの相補信号を出力する。
【0049】出力ノード14Aにおける非反転出力信号
qと、出力ノード84における反転出力信号/qは、ラ
ッチを形成する2つのインバータ94,96により、交
差接続される。非反転出力信号qはインバータ94によ
って駆動される。反転出力信号/qはインバータ96に
よって駆動される。安定した状態出力を確実に得るた
め、インバータ94,96は交差接続されている。
【0050】Tフリップフロップは、2つの内部ノード
132,134を備えている。出力ノード14A,84
と同様、内部ノード132,134は、もう一つのラッ
チを形成する2つの交差接続されたインバータ118,
120によって接続されている。
【0051】内部ノード132は、2つの独立した経路
を介して選択的に接地される。第1の経路は、内部ノー
ド132の電荷を接地に放電するように直列に接続され
たnチャネルトランジスタ106,110,114のソ
ース・ドレイン経路で構成される。トランジスタ106
のゲート電極はインバータ102の出力端子へ接続され
ている。インバータ102は、信号線36Aで受け取ら
れるデータ信号Dataを反転させる。トランジスタ1
10のゲートはロード信号Loadが入力される信号線
38に接続されている。トランジスタ114のゲート電
極は、インバータ116の出力端子に接続されている。
インバータ116は、信号線40で受け取られるクロッ
ク信号Clockを反転させる。後述するように、内部
ノード132から接地に至るこの第1の経路は、データ
ロード段階において、内部ノード132に論理値“0”
をロードするのに使用される。
【0052】内部ノード134は、2つの独立した経路
を介して、選択的に接地される。一つの経路は、内部ノ
ード134の電荷を放電するように接続された3つのn
チャネルトランジスタ104,108,112のソース
・ドレイン経路で構成される。これらのトランジスタ1
04,108,112は、トランジスタ106,11
0,114と全く同じ制御信号を受け取るが、トランジ
スタ106は反転されたデータ信号Dataを受け取る
のに対し、トランジスタ104は非反転のデータ信号D
ataを受け取るという点が異なっている。その結果、
他の条件が満たされていれば、データ信号Dataによ
って、一定時間においてこれらの経路のうちのどれが導
通しているかがわかる。従って、トランジスタ104の
ゲートは、信号線36Aからのデータ信号Dataを受
け取るように接続されている。トランジスタ108のゲ
ート電極は、信号線38からのロード信号Loadを受
け取るように接続されている。トランジスタ112のゲ
ート電極は、信号線40からのクロック信号Clock
を反転するインバータ112の出力端子に接続されてい
る。後述するように、この内部ノード134から接地へ
の経路は、データロード段階において、内部ノード13
4に論理値“0”をロードするのに使用される。
【0053】内部ノード132から接地に至る第2の経
路は、3つのnチャネルトランジスタ124,128,
130のソース・ドレイン経路を介して接地されてい
る。トランジスタ124,128,130のソース・ド
レイン電極は、内部ノード132の電荷をこの経路を介
して接地に放電するように直列に接続されている。トラ
ンジスタ124のゲート電極は非反転出力信号qが出力
される出力ノード14Aに接続される。トランジスタ1
28のゲート電極は、ノアゲート126の出力端子に接
続されている。ノアゲート126の入力信号は、入力信
号線38からのロード信号Loadと、入力信号線40
からのクロック信号Clockである。従って、ロード
信号Loadとクロック信号Clockの双方がローレ
ベル、すなわち、アクティブでない時のみ、トランジス
タ128はオンになる。トランジスタ130のゲート
は、トグル信号Toggleの入力用信号線34Aに接
続されている。この接地に至る経路は、出力ノード14
Aにおける非反転出力信号qがハイレベル、すなわち、
アクティブであれば、トグル段階において、論理値
“0”をノード132にロードするのに使用される。
【0054】内部ノード134から接地に至る第2の経
路は、3つの直列接続されたnチャネルトランジスタ1
22,128,130のソース・ドレイン経路を介して
接地されている。トランジスタ128,130は既に説
明されている。トランジスタ122はトランジスタ12
8,130と共に直列に配置されている。従って、これ
ら3つのトランジスタ122,128,130は全て内
部ノード134の電荷をこの経路を経て放電するように
接続されている。この接地へ至る経路は、前述のノード
132の経路と、2つのパストランジスタ128,13
0を共有しているが、第3のトランジスタ122のゲー
ト電極は、ノード84における反転出力信号/qが供給
されるようになっている。この接地に至る経路は、ノー
ド84における反転出力信号/qがハイレベル、すなわ
ち、アクティブであれば、トグル段階において、論理値
“0”をノード134に読み込むのに使用される。
【0055】最後に、内部ノード132はnチャネルト
ランジスタ100を介して選択的に出力ノード14Aに
接続され、内部ノード134はnチャネルトランジスタ
98を介して選択的に出力ノード84に接続されてい
る。トランジスタ98,100のゲート電極は双方と
も、入力用の信号線40からのクロック信号Clock
を受け取るよう接続されており、クロック信号Cloc
kがハイレベル(アクティブ)の時、これに同期して内
部ノード132,134の値を各々出力ノード14A
(非反転出力端子Q)と出力ノード84(反転出力端子
/Q)に導くようになっている。
【0056】データ“0”は、以下に述べるようにし
て、Tフリップフロップ80にロードされる。ロード動
作中、入力用信号線38上のロード信号Loadがアク
ティブになる。入力信号線40上のクロック信号Clo
ckがローレベルの時、出力ノード14A,84はトラ
ンジスタ98,100を介して、内部ノード132,1
34から絶縁されている。入力信号線36A上のデータ
信号Dataがローレベル、すなわち、アクティブでな
い時、データ信号Dataはインバータ102によって
反転され、トランジスタ106をオン状態に設定する。
逆に、トランジスタ104は、ローレベルのデータ信号
Dataによって、オフ状態に設定される。これはロー
ド動作なので、ロード信号Loadはハイレベルであ
り、従ってトランジスタ108,110はオンになる。
クロック信号Clockがローレベルの時、インバータ
116の出力はハイレベルとなり、トランジスタ11
2,114がオン状態になる。従って、内部ノード13
2はトランジスタ106,110,114のソース・ド
レイン経路を介して接地される。これにより、論理値
“0”が、ノード132にロードされる。内部ノード1
34に関しては、データ信号Dataがローレベルの
時、トランジスタ104はオフに設定される。従って、
内部ノード134には、直列接続されたトランジスタ1
04,108,112を介して接地に至る経路はない。
その代わり、内部ノード134は、内部ノード132に
おけるローレベル論理を反転するインバータ120を介
して、ハイレベル論理(“1”)となる。クロック信号
Clockがハイレベルになり、トランジスタ98,1
00をオン状態に設定する時、内部ノード132,13
4におけるこれらの論理レベルは、出力ノード14A,
84にそれぞれ印加される。このように、データ“0”
はTフリップフロップ80にロードされる。
【0057】データ“1”は、以下に述べるようにし
て、Tフリップフロップ80にロードされる。この場合
も、ロード信号Loadはアクティブ(ハイレベル)に
なり、トランジスタ108,110がオンになる。クロ
ック信号Clockがローレベルの時、トランジスタ1
12,114はオンになり、もし、データ信号Data
がハイレベル(アクティブ)なら、トランジスタ104
がオンになり、内部ノード134は、直列接続されたト
ランジスタ104,108,112のソース・ドレイン
経路を介して接地される(“0”をロードする)。ハイ
レベルのデータ信号Dataはインバータ102により
反転され、トランジスタ106のゲートに供給される。
これにより、トランジスタ106がオフ状態に設定され
るので、内部ノード132は第1の経路を介して接地さ
れない。その代わり、ノード134にロードされたロー
レベルの論理信号を反転するインバータ118の動作に
より、内部ノード132はハイレベルとなる(“1”と
なる)。クロック信号Clockがハイレベルになり、
トランジスタ98,100をオン状態に設定する時、内
部ノード132,134に格納された相補データは、各
々出力ノード14A,84にロードされる。このよう
に、データ“1”はTフリップフロップ80にロードさ
れる。
【0058】Tフリップフロップのトグルの仕方を、以
下に説明する。これには、内部ノード132,134か
ら接地への第2の経路が使用される。切換え動作中、入
力用の信号線38におけるロード信号Loadは、ロー
レベルである(従って、トランジスタ108,110を
オフにし、内部ノード132,134から接地への第1
の経路を遮断する。)。入力信号線40におけるクロッ
ク信号Clockもローレベルの時、ノアゲート126
の出力信号はハイレベルであり、トランジスタ128が
オン状態に設定される。入力用信号線34Aにおけるト
グル信号Toggleがハイレベルの時、トランジスタ
130がオンになる。非反転出力信号qと反転出力信号
/qのいずれがハイレベルになるかによって、内部ノー
ド132,134のどちらか一方(両方ではない)が接
地される。従って、非反転出力信号qがハイレベルであ
れば、トランジスタ124、そして、ノード132がオ
ン状態になる。非反転出力信号qと反転出力信号/qと
は相補的な信号であるので、トランジスタ122はオフ
になり、内部ノード134は接地に至る経路を持たな
い。逆に、反転出力信号/qがハイレベルであれば、内
部ノード134は接地され、内部ノード132は接地に
至る経路を持たない。インバータ118,120の交差
接続によりラッチが形成され、接地されていない内部ノ
ードに“1”がロードされる。従って、内部ノード13
2,134における論理状態が変化する。入力用信号線
40におけるクロック信号Clockがハイレベルにな
り、内部ノードがトランジスタ98,100を介して出
力ノード14A,84に接続されたとき、新規の状態が
各々出力ノード14A,84に出力される。以上の動作
によって、非反転出力信号qと反転出力信号/qとの状
態が変化する。
【0059】入力用の信号線34Aにおけるトグル信号
Toggleがローレベルの時はいつでも、内部ノード
132,134はいずれも各々の第2の経路(双方にト
ランジスタ130が含まれる)を介して接地されない。
Tフリップフロップ80は、自動的に状態を変えない、
すなわち切り換えられない。
【0060】一般的に、Tフリップフロップ80は、2
つの機能を持つ。この2つの機能とは、ロードとトグル
である。ロードにより、外部の値がTフリップフロップ
80に記憶される。トグル機能により、Tフリップフロ
ップ80に記憶された論理状態の値が変更される。トグ
ルとは、もし、クロックパルスの前にTフリップフロッ
プ80に記憶された値が論理値“0”なら、クロックパ
ルスの後に記憶された値は、論理値“1”ということを
意味する。逆に、もし、クロックパルスの前にTフリッ
プフロップに記憶された値が論理値“1”なら、クロッ
クパルスの後の状態は、論理値“0”である。Tフリッ
プフロップ80に記憶された値は、出力ノード14Aに
おける非反転出力信号qの値に対応する。データは、入
力用の信号線38におけるロード信号Loadがハイレ
ベルの間、データ入力用の信号線36A上に、ロードす
べき値を置き、かつ、入力用の信号線40上のクロック
信号Clockをパルス化することにより、Tフリップ
フロップ80にロードされる。Tフリップフロップ80
に記憶された値を切り換えるためには、入力用信号線3
8におけるロード信号Loadはローレベル、入力用の
信号線34Aにおけるトグル信号はハイレベルで、入力
用の信号線40におけるクロック信号Clockはパル
ス化されていなければならない。
【0061】本発明のカウンタ回路10は、バイナリと
インタリーブの2つのカウントモードの選択を特徴とし
ているが、本回路は容易に拡張して、他のカウントモー
ドを追加、組み込みすることができる。これは、モード
選択用の回路20を拡張し、より多数のカウント回路間
で多重できるようにすることで実現でき、いかなる新モ
ードにおいても次のカウント値を生成できるよう追加カ
ウント回路を備えることが望ましい。
【0062】実際には、モード選択信号Selectと
ロード信号Loadは、クロック信号Clockと同期
させなければならない。開示された装置の基本機能と動
作方法は明確であるので、このタイミングの関係は単純
明快であり、ここでは説明しない。
【0063】以上のように、開示された装置と方法によ
り、インタリーブシーケンスとバイナリアドレスシーケ
ンス間のプログラマブル選択を提供する。同期DRAM
や、インタリーブ/バイナリ数列を必要とするその他の
タイプのメモリにおいて使用された場合、カウンタによ
るアドレス数列の提供により、回路のピッチに左右され
ずにアドレス生成を行うことができる。本発明の回路
は、100MHzで動作し、モード間のリアルタイム切
換えが可能である。本実施の形態におけるアドレスのバ
ースト長は一体型のサイクルカウンタを構成するTフリ
ップフロップ50,52によりバイナリモードでカウン
トできる。インタリーブ状態制御回路18は、実際はバ
ーストサイクルカウンタである。図示されているカウン
タ16は、8以下の(3つのカウンタフリップフロップ
に基づいた8つの別個のアドレス)バースト長でバース
トアドレス数列をカウントできるが、インタリーブ制御
回路18は4以下のバースト長しか判別できない。バー
ストカウントを8まで行えるようにするには、インタリ
ーブ状態制御回路18に新たなフリップフロップを追加
する必要がある(標準のバースト長は2,4,8である
が、マイクロプロセッサの条件により、4までとなって
いるものが多い。)。バースト長は、インタリーブフリ
ップフロップの出力状態(バイナリカウント)によって
決定される(通常、クロックがローレベルの時モニタさ
れる。)。
【0064】以上、本発明に係る回路の構成と動作を説
明した。本実施の形態により、リアルタイムのモード切
換えが可能であることが注目される。例えば、バイナリ
モードが選択され、カウンタ16が一定の(前もって決
定あるいは選択された、すなわちプログラムされた)値
までバイナリ数列でカウントした場合、単にモード選択
信号Selectの状態を変えることで、インタリーブ
モードに直接変更できる。ほとんどのアプリケーション
では、新規のバースト数列の開始には、新規の開始アド
レスのロードを行う。バイナリカウントの場合、インタ
リーブ状態制御回路はアドレスシーケンスの生成に使用
されない。従って、バーストシーケンスがバイナリな
ら、ロードする必要があるのは開始アドレスのみである
(前回のバースト数列は、バイナリとインタリーブのい
ずれでもよい)。しかしながら、インタリーブカウント
の場合、インタリーブ状態制御回路18はアドレスシー
ケンスの生成に使用される。従って、シーケンスがイン
タリーブとなれば、前回のバーストシーケンスがバイナ
リとインタリーブのいずれでも、新規の開始アドレスと
インタリーブリセット信号Iresetが必要となる
(もしくは、通常は必要である。)。しかし、カウント
アドレスと、インタリーブ状態発生装置が同期されたま
まであれば、インタリーブリセットを実行する必要はな
い。
【0065】以上説明したように、バイナリとインタリ
ーブのいずれのバーストでも、新規のアドレスバースト
が開始されたら、ロード信号Loadを介して、新規の
アドレスをロードしなければならない。バイナリモード
を使用する時は、インタリーブリセットを実行する必要
はないが、インタリーブモードを使用する時は、インタ
リーブリセットを実行する必要がある。インタリーブ状
態制御回路18がアドレスシーケンスの生成に使用され
ている時のみ(インタリーブモード時のみ)、インタリ
ーブリセットを実行する必要があるが、インタリーブリ
セットが開始アドレスと同期され、カウントアドレスが
インタリーブ状態制御回路18と同期されたままの時
は、その必要はない。
【0066】以上の説明では、このカウンタの詳細なタ
イミングの関係については言及していない。本実施の形
態では、クロック信号Clockがローレベルの時開始
アドレスをロードし、クロック信号Clockの立上が
りエッジで、次のアドレスにインクリメントする。これ
は、最初のアドレスの長さは半分のサイクルだが、それ
に続くアドレスは全て完全に1サイクルの継続時間であ
ることを意味する。これは、このカウンタが使用される
特定のアプリケーション用に意図的にそうしている。実
施の際には、カウンタにデータがロードされている間、
第1のアドレスはカラムアドレスラッチ(図4のアドレ
スラッチ152を参照)において同時にラッチされる
が、続くアドレスは全てカウンタから供給され、継続時
間はフルサイクルでなければならない。この使用方法
は、図1に示すようなカウンタの位置により容易であ
る。この方法により、アドレスシーケンスの開始が容易
になり、カウンタのタイミングの制約を削減できる。カ
ウンタにフルサイクルが必要であれば、インタリーブ状
態制御回路18へのデータロードの位相を180°シフ
トさせ、カウンタからフルの開始アドレス間隔を得るよ
うにする必要がある。論理回路について習熟している者
であれば、ロードサイクル中にフルサイクルを得る方法
は自明である。
【0067】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、この説明は本発明を限定する意図でなされ
たものではなく、本発明の範囲におけるいかなる代替手
段も含まれることを意図している。この説明を参照すれ
ば、実施の形態の種々の変更や、他の実施の形態は当業
者に明らかである。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、半
導体メモリ装置内のシーケンシャルデータのブロックへ
のアクセス速度を向上させるために、アドレス線と共に
用いられ、バイナリおよびインタリーブシーケンスの双
方で、自動的にアドレスをインクリメントすることが可
能なカウンタ回路、カウントシーケンス生成方法及びア
ドレスシーケンス生成方法を提供することができる。
【0069】また、本発明によれば、シーケンシャルブ
ロックメモリアクセスの2つのモードの即時切換えを実
現することにより、アドレス指定の自由度をより一層高
めることが可能なカウンタ回路、カウントシーケンス生
成方法及びアドレスシーケンス生成方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体メモリ装置用のカウンタ回
路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すシーケンシャルメモリアドレス生成
用のカウンタ回路の具体的構成の一例を示す回路図であ
る。
【図3】図2に示すTフリップフロップの具体的構成の
一例を示す回路図である。
【図4】アドレス生成用のカウンタ回路を備えた従来の
半導体メモリ装置を表すブロック図である。
【符号の説明】
10…カウンタ回路 14…カウント出力バス 16…カウンタ 18…インタリーブ状態制御回路 20…トグル制御回路 36…データバス 12,34A,34B,34C,36A,36B,36
C,38,40,53,57,61,69,71…信号
線 44,46,48,50,52…Tフリップフロップ 54,56,58,58A,58B,60,64,6
8,70…ナンドゲート 14A,84…出力ノード 98,100,104,106,108,110,11
2,114,122,124,128,130…トラン
ジスタ 62,66,94,96,102,116,118,1
20…インバータ 126…ノアゲート 132,134…内部ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オスカー フレデリック ジョーンズ,ジ ュニア アメリカ合衆国 コロラド州 80919 コ ロラドスプリングス,サンタイド プレイ ス,7235

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モード選択入力に応答するように接続さ
    れたトグル制御回路と、 前記トグル制御回路に接続されたインタリーブ状態制御
    回路と、 前記トグル制御回路に応答するように接続され、前記モ
    ード選択入力に入力される選択信号に対応して一連のカ
    ウント値の数列を供給する第1のカウンタとを備え、 前記トグル制御回路は複数の論理回路を備え、前記選択
    信号に基づいて前記カウンタに制御信号を供給し、 前記インタリーブ状態制御回路は第2のカウンタを備え
    たことを特徴とするシーケンシャルアドレス生成用のカ
    ウンタ回路。
  2. 【請求項2】 前記トグル制御回路はバイナリシーケン
    スの生成に用いる下位のカウント信号を受け取るように
    接続され、 前記インタリーブ状態制御回路はインタリーブ制御信号
    を供給し、 前記トグル制御回路は第1のカウンタが使用するため
    に、下位のカウント信号もしくはインタリーブ制御信号
    に対応した信号を選択的に供給することを特徴とする請
    求項1記載のカウンタ回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のカウンタは、複数のトグルフ
    リップフロップを備え、各トグルフリップフロップはカ
    ウント出力に各々のカウントビットを供給し、各フリッ
    プフロップは各々のトグル入力を持ち、 前記トグル制御回路は、前記トグルフリップフロップの
    少なくとも1つに制御信号を供給することを特徴とする
    請求項2記載のカウンタ回路。
  4. 【請求項4】 前記トグルフリップフロップは、開始カ
    ウントデータを受け取るためのデータ入力端子と、前記
    データのロードを制御するロード制御端子と、クロック
    信号を受け取るためのクロック端子とを備えたことを特
    徴とする請求項3記載のカウンタ回路。
  5. 【請求項5】 前記第2のカウンタは、第1のトグルフ
    リップフロップと第2のトグルフリップフロップとを備
    え、前記第2のトグルフリップフロップは前記第1のト
    グルフリップフロップに応答するよう接続され、 前記第1のトグルフリップフロップと前記第2のトグル
    フリップフロップはトグル信号を供給する前記トグル制
    御回路に接続され、 前記インタリーブ制御回路は更に、前記第1のトグルフ
    リップフロップと前記第2のトグルフリップフロップに
    接続されたインタリーブリセット入力用の端子を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載のカウンタ回路。
  6. 【請求項6】 最下位から最上位の階級を持ち、カウン
    ト出力に出力ビットを供給する複数の制御可能なカウン
    トステージと、 インタリーブシーケンスでのカウント用にインタリーブ
    信号を供給するよう構成されたインタリーブ制御回路
    と、 選択信号を受け取るための選択入力端子と、 少なくとも1つの上位のカウントステージの入力端子
    に、制御可能に接続されるとともに、前記選択入力端子
    に接続され、バイナリカウントもしくはインタリーブカ
    ウント用の制御信号の選択のための前記選択信号に応答
    する第1の制御回路であって、 少なくとも1つの下位のカウントステージの出力を受け
    取るよう接続されるとともに、前記インタリーブ信号を
    受け取るよう接続された第1の制御回路を備え、 前記第1の制御回路は、選択信号の状態に応じて、バイ
    ナリ数列もしくはインタリーブ数列で数値をカウントす
    るように、少なくとも1つの前記カウントステージを制
    御することを特徴とするシーケンシャルアドレス生成用
    のプログラマブルカウンタ回路。
  7. 【請求項7】 前記カウンタ回路は更に、カウント値設
    定用のデータ入力端子を備えたことを特徴とする請求項
    6記載のカウンタ回路。
  8. 【請求項8】 前記カウントステージは複数のラッチを
    備えたことを特徴とする請求項6記載のカウンタ回路。
  9. 【請求項9】 前記複数のラッチは各々トグルフリップ
    フロップを備え、 前記第1の制御回路と前記インタリーブ制御回路はいず
    れも前記トグルフリップフロップに供給されるトグル制
    御信号を出力するように構成されていることを特徴とす
    る請求項8記載のカウンタ回路。
  10. 【請求項10】 前記インタリーブ制御回路はインタリ
    ーブリセット入力端子を備えたことを特徴とする請求項
    6記載のカウンタ回路。
  11. 【請求項11】 前記第1の制御回路はマルチプレクサ
    回路を備えたモード選択回路を備えたことを特徴とする
    請求項6記載のカウンタ回路。
  12. 【請求項12】 前記カウント出力ビットの2つは、バ
    イナリカウント制御信号を供給する第1の制御回路に接
    続されていることを特徴とする請求項6記載のカウンタ
    回路。
  13. 【請求項13】 前記カウンタ回路は半導体メモリ装置
    において使用され、バイナリカウント数列とインタリー
    ブカウント数列のうちの1つでアドレスのストリームを
    生成し、 複数のメモリアクセス用に、単一のアドレスロードによ
    って、複数のデータアクセスが可能なことを特徴とする
    請求項8記載のカウンタ回路。
  14. 【請求項14】 選択入力を受け取り、その選択入力の
    状態に基づいて、バイナリカウントシーケンスとインタ
    リーブカウントシーケンスのうちの1つを選択するステ
    ップと、 選択されたシーケンスでカウント値を生成するように、
    カウントステージを動作させるステップと、 バイナリカウントシーケンスが選択された場合は、上位
    のカウントステージに制御信号を供給するために、少な
    くとも1つの下位のカウントステージの出力を用いて前
    記カウントステージを制御するステップと、 インタリーブカウントシーケンスが選択された場合は、
    カウントステージ用に、別の制御信号を用いてカウント
    ステージを制御するステップとを備えたことを特徴とす
    るバイナリカウントシーケンスもしくはインタリーブカ
    ウントシーケンスを選択的に生成するカウントシーケン
    スの生成方法。
  15. 【請求項15】 前記インタリーブシーケンスのカウン
    トステージを制御するステップは、カウントステージ用
    の制御信号を用いて、更なるカウントシーケンスを生成
    することを含むことを特徴とする請求項14記載のカウ
    ントシーケンス生成方法。
  16. 【請求項16】 前記の更なるカウントシーケンスは、
    バイナリシーケンスであることを特徴とする請求項15
    記載のカウントシーケンス生成方法。
  17. 【請求項17】 データ入力から最初のカウント値を受
    け取り、その最初のカウント値を前記カウントステージ
    にロードすることを含むことを特徴とする請求項14記
    載のカウントシーケンスの生成方法。
  18. 【請求項18】 最初のアドレス値を受け取るステップ
    と、 選択入力を受け取るステップと、 選択入力の状態に基づいて、バイナリカウントシーケン
    スとインタリーブカウントシーケンスのうちの1つを選
    択するステップと、 最下位のカウントステージを切り換え、最下位ビットを
    供給すること等により、選択されたシーケンスでカウン
    トを生成するステップと、 次に、最下位ビットもしくはインタリーブトグル制御信
    号を選択的に用いて、最下位から2番目のビットを生成
    し、最下位から2番目のカウントステージを切り換える
    ステップと、 次に、前記最下位ビットと、前記最下位から2番目のビ
    ットの論理値の組合わせ、もしくはインタリーブトグル
    制御信号を選択的に使用して、最下位から3番目のビッ
    トを生成し、最下位から3番目のカウントステージを切
    り換えるステップとを備えたことを特徴とする半導体メ
    モリ装置用にプログラマブルバイナリ/インタリーブア
    ドレスシーケンスを生成するアドレスシーケンス生成方
    法。
  19. 【請求項19】 インタリーブトグル制御信号を内部で
    生成するために、更なるカウントステージを使用するこ
    とを含むことを特徴とする請求項18記載のアドレスシ
    ーケンス生成方法。
  20. 【請求項20】 前記更なるカウントステージを使用す
    るステップは、インタリーブリセット信号に応じて、そ
    の更なるカウントステージをリセットすることを含むこ
    とを特徴とする請求項19記載のアドレスシーケンス生
    成方法。
  21. 【請求項21】 前記選択的に使用するステップは、前
    記バイナリトグル制御信号もしくは前記インタリーブト
    グル制御信号のいずれかを選択的に送信し、カウントス
    テージを切り換えることを含むことを特徴とする請求項
    19記載のアドレスシーケンス生成方法。
  22. 【請求項22】 前記内部生成のステップは、バイナリ
    シーケンスを内部で生成することを含むことを特徴とす
    る請求項19記載のアドレスシーケンス生成方法。
JP8142310A 1995-05-19 1996-05-14 カウンタ回路、カウントシーケンス生成方法及びアドレスシーケンス生成方法 Pending JPH0922591A (ja)

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