JPH09225429A - 生ゴミの処理方法及び装置 - Google Patents

生ゴミの処理方法及び装置

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JPH09225429A
JPH09225429A JP6180196A JP6180196A JPH09225429A JP H09225429 A JPH09225429 A JP H09225429A JP 6180196 A JP6180196 A JP 6180196A JP 6180196 A JP6180196 A JP 6180196A JP H09225429 A JPH09225429 A JP H09225429A
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container
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garbage
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JP6180196A
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Takahiro Oga
隆裕 大賀
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Japan Gore Tex Inc
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    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05FORGANIC FERTILISERS NOT COVERED BY SUBCLASSES C05B, C05C, e.g. FERTILISERS FROM WASTE OR REFUSE
    • C05F17/00Preparation of fertilisers characterised by biological or biochemical treatment steps, e.g. composting or fermentation
    • C05F17/90Apparatus therefor
    • C05F17/907Small-scale devices without mechanical means for feeding or discharging material, e.g. garden compost bins
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 生ゴミから水分を除去する水分除去機能を有
する生ゴミ処理装置を提供する。 【解決手段】 生ゴミを脱水処理又は微生物処理する方
法において、接触する器壁を防水透湿性器壁に形成する
とともに、防水透湿性器壁の外面を包囲する空気案内部
材を配設して外面と空気案内部材との間に間隙部を形成
し、間隙部に空気を流通させることを特徴とする生ゴミ
の処理方法。生ゴミが接触する器壁が防水透湿性器壁に
形成されている内容器と、内容器を包囲する外容器を備
え、外容器壁には、内容器と外容器との間の間隙部に空
気を導入する入口と、排出する出口が配設されている生
ゴミ処理装置。生ゴミが接触する器壁の一部又は全体が
防水透湿性器壁に形成されている容器を備え、防水透湿
性器壁は、防水透湿性材料からなる密閉封筒体からな
り、封筒体には空気を導入する入口と、排出する出口を
有する生ゴミ処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミ処理方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭や、レストラン、ホテル等において
は、いわゆる生ゴミが生成される。このような生ゴミ
は、多量の水分を含む上、不快臭を生じていることか
ら、取扱い性の非常に悪いものであり、これを廃棄のた
めにそのまま道路輸送するには大きな困難が伴う。この
ような理由から、生ゴミは、家庭やレストラン等の生ゴ
ミ発生現場において、脱水処理したり、微生物処理する
方法等が提案されている。このような生ゴミの処理にお
いては、処理効率の点から、生ゴミから、それに含まれ
る水分を迅速かつ経済的に除去することが要望される
が、従来の生ゴミ処理においては、このような要望を満
足する方法は未だ提案されていない。従来の方法では、
生ゴミを加熱し、それに含まれる水分を生ゴミの上方の
空間部に蒸発除去する方法が一般的であるが、このよう
な加熱方法では、その水分の除去速度が未だ十分ではな
い。特開平5−32301号公報には、多水分の可燃性
廃棄物を、少なくとも一部が多孔質フィルムで形成され
た容器又は袋内に密封し、保管及び輸送に際して内部の
水分をその多孔質フィルムを介して外部へ除去する方法
が示されている。このような方法は簡易に水分の除去を
行うことができるものの、その水分の除去速度は遅い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、生ゴミを脱
水処理又は微生物処理する方法において、生ゴミからそ
れに含まれる水分を迅速かつ経済的に除去する方法を提
供するとともに、そのような迅速な水分除去機能を有す
る生ゴミ処理装置を提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、生ゴミを容器内にお
いて脱水処理又は微生物処理する方法において、該生ゴ
ミが接触する器壁の少なくとも一部又は容器壁の全部を
防水透湿性器壁に形成するとともに、該容器壁の外側に
少なくとも該防水透湿性器壁の外面を包囲する空気案内
部材を配設して該容器壁の外面と空気案内部材との間に
間隙部を形成し、この間隙部に空気を流通させることを
特徴とする生ゴミの処理方法が提供される。また、本発
明によれば、生ゴミを脱水処理又は微生物処理するため
の生ゴミ処理装置であって、生ゴミを収容し、該生ゴミ
が接触する器壁の少なくとも一部又は容器壁全体が防水
透湿性器壁に形成されている内容器と、その内容器を包
囲する外容器を備え、該外容器壁には、該内容器と外容
器との間の間隙部に空気を導入する入口と、該間隙部に
導入された空気を排出する出口が配設されていることを
特徴とする生ゴミ処理装置が提供される。さらに、本発
明によれば、生ゴミを脱水処理又は微生物処理するため
の生ゴミ処理装置であって、生ゴミを収容し、該生ゴミ
が接触する器壁の少なくとも一部又は容器壁全体が防水
透湿性器壁に形成されている容器を備え、該防水透湿性
器壁は、その少なくとも一部が防水透湿性材料からなる
密閉封筒体からなり、該封筒体には空気を導入する入口
と、封筒体内に導入された空気を排出する出口を有する
ことを特徴とする生ゴミ処理装置が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本明細書で言う生ゴミには、家庭
やレストラン、ホテル等において生じる炭水化物やタン
パク質等の食品残渣を主に含むゴミの他、その生ゴミを
微生物処理する際に生じる微生物処理過程にある生ゴミ
及びこれらの生ゴミを含む混合物(例えば、生ゴミの微
生物処理物及び生ゴミを菌床中で微生物処理する際の処
理物等)が包含される。また、生ゴミの脱水処理には、
前記した各種生ゴミ中に含まれる水分を除去する方法が
包含される。さらに、生ゴミの微生物処理には、生ゴミ
を微生物又は微生物を含む菌床の存在下で消化又はコン
ポスト化(堆肥化)する方法等が包含される。本明細書
で言う防水透湿性材料とは、水の透過は実質的に阻止す
るが、水蒸気を透過させる材料を意味する。この材料の
形態は特に制約されず、フィルム、シート、板体、容器
等の形態であることができ、その材料の使用条件に応じ
て適宜選定される。
【0006】本発明で用いる容器は、生ゴミが接触する
器壁の少なくとも一部又は容器壁の全部が防水透湿性器
壁に形成されているものである。このような防水透湿性
器壁は防水透湿性材料から形成されるが、このような材
料としては、従来各種のものが知られている。以下、こ
れらの防水透湿性材料について述べる。 (1)疎水性高分子の多孔質体 この場合の疎水性高分子としては、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂や、ポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂等
が挙げられる。多孔質体における細孔の大きさは、平均
細孔径で、通常、0.01〜30μm、好ましくは0.
01〜10μmである。腐敗菌やカビ胞子などの外部か
らの細菌の侵入を阻止するには、1μm以下が好まし
い。その厚さは少なくとも5μm、好ましくは10〜2
00μmである。 (2)高分子多孔質体の表面部に疎水性高分子を付着さ
せたもの この場合の高分子多孔質体において、その細孔の大きさ
は、平均細孔径で、0.01〜30μm、好ましくは
0.01〜10μmであるが、外部からの細菌の侵入を
完全阻止するには1μm以下にするのがよい。高分子多
孔質体の空孔率は10〜95%、好ましくは70〜95
%である。その厚さは少なくとも5μm、好ましくは1
0〜200μmである。高分子多孔質体における高分子
の種類は特に制約されず、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン等の炭化水素系高分子;ポリテトラフ
ルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライド等の含フ
ッ素高分子;ポリビニルアルコール等の親水性高分子の
他、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル等であ
ることができる。高分子多孔質体の細孔を含む表面部に
撥水性高分子を付着させるには、撥水性高分子を含む溶
液や、マイクロエマルジョンを、浸漬法や、塗布法等に
より高分子多孔質体の表面部に付着させた後、加熱乾燥
すればよい。 (3)その他の多孔質体の表面部に撥水製高分子を付着
させたもの この場合の多孔質体には、前記した高分子多孔質体以外
の各種の多孔質体が包含される。このようなものとして
は、例えば、金属多孔質体、金属焼結体、織布、不織
布、ガラスクロス等が挙げられる。これらの多孔質体に
撥水性高分子を付着させるには、撥水性高分子を含む溶
液やマイクロエマルジョンを浸漬法や、塗布法等により
その多孔質体の表面部に付着させた後、加熱乾燥すれば
よい。
【0007】撥水性高分子としては、そのフィルムの撥
水性を測定したときに、その接触角(水の接触角)が9
5°以上、好ましくは108°以上のものが用いられ
る。このような撥水性高分子としては、以下に示す構造
式で表わされるような含フッ素高分子を用いることがで
きる。
【0008】(i)下記一般式(1)及び/又は(2)
で表わされる環状構造を繰返し単位として含む高分子。
【化1】
【化2】 (前記式中、nは1又は2を示す)
【0009】(ii)下記一般式(3)及び/又は(4)
で表わされる環状構造を含む高分子。
【化3】
【化4】 (前記式中、R1、R2及びRはF又はCF3を示し、p
は0〜5、mは0〜4、nは0〜1の数を示すが、p+
m+nは1〜6の範囲の数である)
【0010】(iii)下記一般式(5)で表わされる環
状構造を繰返し単位に含む高分子。
【化5】 (前記式中、r、s及びtはいずれも0〜5の数を示す
が、r+s+tは1〜6の範囲の数である)
【0011】前記した撥水性含フッ素高分子は、フロリ
ナート(3M社製)等の不活性有機溶剤に溶解して溶液
剤として用いられる。この溶液を多孔質体に適用し、乾
燥することにより、その細孔内に撥水性含フッ素高分子
が薄膜状で付着される。
【0012】また、本発明においては、含フッ素基を側
鎖として有する重合性化合物から誘導される重合体を撥
水性高分子として用いることができる。このようなもの
としては、例えば、側鎖に含フッ素基を有するアクリレ
ートやメタクリレートの重合体を挙げることができ、特
に、下記式(6)で表わされるアクリレートを挙げるこ
とができる。 CF3(CF2)n−C24−OCOCR=CH2 (6) (式中、RはH又はCH3を示し、nは3〜13の数を
示す)
【0013】さらに、本発明では、テトラフルオロエチ
レン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体等のテトラフ
ルオロエチレンを含む共重合体を撥水性高分子として用
いることができる。このような撥水性含フッ素高分子
は、出願番号PCT/US94/10075に詳述され
ている。
【0014】前記した撥水性高分子は、いずれも、水性
エマルジョン(エマルジョン粒子の平均粒径:0.00
1〜0.1μm)として用いられる。このような水性エ
マルジョンは、そのエマルジョン粒子が小さいために、
含浸法や、スプレー法等により基体としての多孔質体に
適用することができる。そして、その適用後、加熱する
ことにより、その撥水性高分子を溶融させ、多孔質体の
細孔内に薄膜状で付着させることができる。
【0015】多孔質体が撥水性のポリテトラフルオロエ
チレンの延伸多孔質体であっても、その多孔質体の細孔
内表面に撥水性含フッ素高分子を付着させることによ
り、より高められた撥水性を有するものとすることがで
きる。多孔質体表面に撥水性高分子を付着させたもの
は、防水性を有し、水の透過は実質上阻止するが、通気
性を有し、酸素や二酸化炭素、水蒸気等のガス状物を透
過させる。前記した防水透湿性材料は、合成高分子繊
維、カーボン繊維、ガラス繊維等の繊維を用いて形成し
た織布、不織布及びネット;パンチングメタルや金属ネ
ット;多孔プラスチックフィルム等の補強層材料の上面
及び/又は下面に支持させることもできる。また、防水
透湿性材料を補強層の間にはさむこともできる。補強層
に支持させる方法としては、熱融着法や接着剤を用いる
接着法等の従来公知の接着法を採用することができる。
この場合の接着法は、水蒸気の透過性を妨げないよう
に、部分的接着法を採用する。接着剤としては、ウレタ
ン系やシリコーン系の接着剤が好ましく使用される。
【0016】(4)透湿性高分子 この場合の透湿性高分子としては、その被膜の水蒸気透
過度が JIS L1099−B により測定して、4
00g/m2・d以上、好ましくは5,000g/m2
d以上を示すものが用いられる。このような透湿性高分
子としては、その分子中に水酸基、カルボキシル基、ス
ルホン酸基、アミノ基等の親水基を有し、水膨潤性でか
つ水不溶性のものが一般的に用いられる。例えば、次の
ような高分子を示すことができる。
【0017】(i)ケイ素樹脂 ケイ素樹脂は、オルガノポリシロキサンからなるもの
で、シリコーンレジンを一般的に用いることができる。 (ii)ポリウレタン ポリウレタンとしては、従来公知のもの、例えば、ウレ
タンフォーム、ウレタンエラストマー、塗料用ウレタン
樹脂、ウレタン樹脂接着剤等が挙げられる。 (iii)熱可塑性イオン交換樹脂 この樹脂は、スルホン酸基やカルボキシル基を分子中に
含有する高分子であり、その好ましいものとして、下記
式(7)で表わされる繰返し単位を有するものを挙げる
ことができる。 (式中、XはSO3H又はCOOHを示し、mは0又は
1の数を示し、nは1〜5の数を示す) (iv)その他、少なくとも一部が架橋されたポリビニル
アルコール、酢酸セルロース、硝酸セルロース、ポリア
ミノ酸等の親水性高分子、親水性含フッ素樹脂等。
【0018】透湿性高分子材料は、補強層材料としての
通気性支持体上に支持させて用いることができる。この
ような補強層を有する透湿性高分子材料は、あらかじめ
作製した透湿性高分子シートをその支持体表面に積層接
着させる方法や、支持体表面に、透湿性高分子を含む溶
液又はエマルジョンを塗布し、乾燥する方法等の従来公
知の方法を採用して得ることができる。
【0019】次に、本発明を図面により詳細に説明す
る。図1は、本発明の生ゴミ処理装置の1例についての
模式図を示す。この図において、1は生ゴミ処理装置、
2は外容器、3は蓋体、4は空気導入口、5は空気排出
口、6は内容器、7は防水非透湿性容器部、8は防水透
湿性容器部、9は空気通路、Gは生ゴミ充填層を示す。
図1の装置において、外容器2、蓋体3及び防水非透湿
性容器部7はいずれも剛性のプラスチックや金属板等か
ら構成される。防水透湿性容器部8は前記した防水性透
湿性材料から構成される。この容器状に形成された防水
透湿性材料からなる容器部8は、防水性非透湿性材料
(プラスチックや金属板)からなる容器部7の下端部に
接合され、全体として内容器6を形成する。
【0020】図1に示した生ゴミ処理装置を用いて生ゴ
ミを脱水処理するには、生ゴミを内容器6内に充填し、
空気導入口4から空気を導入し、空気排出口5から空気
を排出する。この空気の導入及び排出は、送気ファンや
吸気ファンを用いて行うことができる。空気導入口4か
ら導入された空気は、内容器外面とこれを包囲する空気
案内部材としての外容器との間に形成された空気通路9
を流通し、空気排出出口5から排出される。このように
して空気を空気通路9を流通させるときには、生ゴミG
に含まれる水分は、防水透湿性容器部8を介して空気通
路9内に水蒸気として蒸発し、この水蒸気はその空気通
路9内を流通する空気とともに装置外へ排出される。図
1に示した装置においては、生ゴミから空気通路内へ蒸
発した水分(水蒸気)は、流通空気とともに、円滑に外
部へ排出されることから、生ゴミからの迅速な水分除去
が行われる。
【0021】図1に示した装置においては、その生ゴミ
を撹拌するための撹拌機や、生ゴミを加熱するためのヒ
ータを配設することができる。生ゴミを撹拌したり、加
熱することにより、生ゴミからの水分の除去速度をより
一層高めることができる。生ゴミを加熱する場合、その
温度は30〜50℃程度で十分である。また、空気通路
9内を流通させる空気も加熱することができ、この場合
の加熱温度は30〜150℃、好ましくは50〜80℃
である。空気の流通速度は、線速度で、3cm/分以
上、好ましくは0.1〜1.5m/分程度である。さら
に、必要に応じ、蓋体3にも空気導入口及び空気排出口
を配設することができる。これにより、生ゴミ処理装置
内の空間部Aにおける水蒸気も外部へ排出することがで
きる。また、図1においては、防水透湿性容器部8は、
その全体が防水透湿性材料から形成されているが、必ず
しもこのような構成にする必要はなく、プラスチックや
金属からなる防水非透湿性材料の容器に多数の細孔を穿
設し、この多数の細孔を穿設した容器内面に防水透湿性
材料を接着させることもできる。このような構成とする
ことにより、その防水透湿性容器の機械的強度を向上さ
せることができる。さらに、防水透湿性容器部8の防水
非透湿性容器部7の下端部への接合は着脱自在とし、こ
れにより、必要に応じ、その防水透湿性容器部8を容易
に交換することができる。
【0022】図2は本発明のゴミ処理装置の他の例につ
いての模式図を示す。この図において、1は生ゴミ処理
装置、3は蓋体、4は空気導入口、5は空気排出口、1
1は容器、12は防水非透湿性容器部、13は防水透湿
性容器部、14、15は防水透湿性材料、16は空気通
路、17は容器支持体を示す。図2の装置において、蓋
体3、防水性非透湿性容器部12及び容器支持体17は
いずれも剛性のプラスチックや金属板等から構成され
る。防水透湿性容器部13は、シート状の防水透湿性材
料からなる密閉封筒体を容器状に成形したものである。
図2において、14は内側の防水透湿性材料を示し、1
5は外側の防水透湿性材料を示す。16は、それらの防
水透湿性材料14と15との間に形成される空隙部(空
気流通路)を示す。また、外側の防水透湿性材料15
は、空気案内部材として作用し、このものには、空気導
入口4及び空気排出口5が配設されている。なお、前記
外側の防水透湿性材料15は、内側の防水透湿性材料1
4とは異なり、防水性非透湿材料で構成することも可能
である。空隙部16の上下間隔は、0.2〜10mm、
好ましくは1〜5mmである。この空隙部の間隔を保持
するには、防水透湿性材料14及び15の一方の内面
に、空気の流通を妨げないように、その空気の流通方向
と同じ方向に、所定直径のプラスチックの複数の線状体
をスペーサとして接着させればよい。また、その空隙部
内にネットを挿入したり、通気性の織布や不織布等の不
帛の両面に各防水透湿性材料14、15を部分接着法や
部分融着法によりラミネートしてもよい。容器支持体1
7は、容器11の転倒を防ぐもので、円筒状や棒体状、
板体状等の各種の形状であることができる。
【0023】図2に示した生ゴミ処理装置を用いて生ゴ
ミを脱水処理するには、生ゴミを容器11内に充填し、
空気導入口4から空気を導入し、空気排出口5から空気
を排出する。この空気の導入及び排出は、送気ファンや
吸気ファンを用いて行うことができる。空気導入口4か
ら導入された空気は、空気通路16を流通し、空気排出
口5から排出される。このようにして空気を空気通路1
6を流通させるときには、生ゴミGに含まれる水分は、
防水透湿性容器部13における内側の防水透湿性材料1
4を介して空気通路16内に水蒸気として蒸発し、この
水蒸気はその空気通路16内を流通する空気とともに装
置外へ排出される。図2に示した装置においては、生ゴ
ミから空気通路16内へ蒸発した水分(水蒸気)は、流
通空気とともに、円滑に外部へ排出されることから、生
ゴミ内の迅速な水分除去が行われる。
【0024】図1及び図2に示した装置は、生ゴミの脱
水処理装置として好適のものであるが、生ゴミの微生物
処理装置として用いることもできる。生ゴミの微生物処
理装置として用いる場合には、容器内に充填した生ゴミ
に微生物を添加混合するか、容器内にあらかじめ微生物
を含む菌床を充填しておき、その菌床の上に生ゴミを充
填し、撹拌すればよい。この場合も、生ゴミ中の水分及
び生ゴミの微生物処理により生じた水分を迅速に装置外
部へ排出することができる。また、生ゴミの微生物処理
により生じた炭酸ガスやアンモニア、アミン等の蒸気
も、同様にして装置外部へ排出することができる。微生
物処理する場合には、生ゴミを充填した後、微生物を添
加し、撹拌するか、又は微生物を含む菌床をあらかじめ
充填しておき、この菌床充填層の上に生ゴミを充填し、
微生物処理する。また、前記のようにして空気通路9又
は16内に空気を流通させることにより、微生物処理に
必要な酸素を供給することができる。
【0025】図3に、生ゴミの微生物処理に適した装置
の構造説明図を示す。図4に、図3に示した装置の側面
図を示す。図5に、図3に示した装置の背面図を示す。
図6に、図3に示した装置の脱水機構の説明図を示す。
これらの図において、19は内容器、21は外容器、2
2は蓋体、23は空気導入口、24は空気排出口、25
は内容器における防水非透湿性容器部、26は内容器に
おける防水透湿性容器部、27は撹拌機、28はモー
タ、29はファン、30は結露水受け皿、31は空気ダ
クト、32は空気吸引口、33は脱臭器を示す。
【0026】図3に示された装置において、防水非透湿
性容器部25と防水透湿性容器部26からなる内容器1
9の上端は、外容器21の内壁上端に付設された支持板
20に吊設されている。防水透湿性容器部26は、多数
の透孔を有するプラスチック製容器の内壁面に防水透湿
性フィルムを接着して形成したものである。この装置に
おいて、ファン29を回転させると、空気導入口23か
ら外の空気が装置内へ導入され、この空気は、防水透湿
性容器部26の外周面と外容器21の周壁内面との間の
空隙部及び容器部26の底部の外面と結露水受け皿30
との間の空隙部を流通した後、空気吸引口32を通して
空気ダクト31内に入り、空気排出口24から装置外へ
排出される。
【0027】図3の装置を用いて生ゴミを微生物処理す
るには、防水透湿性容器部26内に微生物を含む菌床を
充填し、この菌床の上に生ゴミを充填する。次に、蓋体
22を閉め、ファン29及びモータ28を駆動させる。
これによって、外部空気が空気導入口23から装置内に
導入され、空気排出口24から排出されるとともに、生
ゴミと菌床とが撹拌器27により撹拌混合され、生ゴミ
の微生物処理が行われる。
【0028】生ゴミ中の水分及び生ゴミの微生物分解に
よって生じた水分は、防水透湿性容器部26の器壁を介
して容器外へ蒸散する。この容器外へ蒸散した水分(水
蒸気)は、空気導入口23から装置内に導入された空気
ととも移動し、空気排出口24から外部へ排出される。
また、生ゴミの微生物分解で生じた炭酸ガスや、アンモ
ニア、アミン等のガス状物も、前記水分の場合と同様
に、容器部26外へ放散され、空気とともに空気排出口
24から外部へ排出される。生ゴミ処理に用いる微生物
としては好気性菌を用いるのが、悪臭発生防止の面から
望ましい。仮に、菌床が部分的に嫌気条件となってアン
モニアやアミン等の悪臭が発生した場合、その悪臭は、
空気ダクト内に付設されている脱臭器33により除去さ
れる。なお、脱臭器33は、通気性容器内にアンモニア
やアミンに対して除去作用を示す脱臭剤を充填したもの
である。脱臭剤としては従来公知の各種のもの、例え
ば、活性炭、ゼオライト等が挙げられる。
【0029】前記のようにして生ゴミを微生物処理する
ときには、生ゴミに含まれる水分、生ゴミの微生物分解
により生じた水分及びその他の成分(炭酸ガス、アンモ
ニア及びアミン等)は、容器内から迅速に装置外部へ除
去され、これによって円滑な生ゴミの微生物処理が達成
される。
【0030】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。
【0031】参考例1 反応器に、脱イオン水1000g、フルオロアクリレー
ト(Zonyl TA−N,duPont)70g及び
界面活性剤としてペルフルオロオクタン酸アンモニウム
(Fluororad FC−143,3M)130g
を加えた。混合物は50℃において透明なマイクロエマ
ルジョンであり、これを約1200rpmで撹拌した。
次に反応器を真空とし、テトラフルオロエチレンガスで
3回パージして、混合物の酸素含量を30ppm未満と
した。次に、混合物の温度を上げて、約90℃に保持し
た。反応器にテトラフルオロエチレンとヘキサフルオロ
プロピレンとのガス混合物を導入して、反応器内の圧力
を約1500kPaとした。このときテトラフルオロエ
チレン対ヘキサフルオロプロピレンのモル比は約70:
30であった。次に水40gに溶解した過硫酸アンモニ
ウム0.4gを反応器にポンプ送入して反応を開始させ
た。反応は約234分間継続して、終了させた。反応の
終わりに、反応器の圧力は約600kPaであった。
【0032】上記反応で生成したコロイド混合物は、透
明な分散液であり、含フッ素固体ポリマー(テトラフル
オロエチレン/ヘキサフルオロプロピレンフルオロアク
リレート共重合体)の含量は約8.4重量%であった。
ポリマーの平均粒径は約445nm(0.045μm)
であった。熱重量分析の結果、ポリマー粒子が約70重
量%のフルオロアクリレートに富む部分と、約30重量
%のテトラフルオロエチレンに富む部分を含むことを示
した。これは、ポリフルオロアクリレートの典型的な分
解温度である温度323〜460℃で分解したポリマー
が70重量%であり、ポリテトラフルオロエチレンの典
型的な分解温度である温度460〜710℃で分解した
ポリマーが30重量%であったことに基づく。示差走査
熱量分析の結果、ポリマーが3つの主要な吸熱ピーク1
24℃、235℃及び305℃を示した。
【0033】実施例1〜2 プラスチック製の密閉蓋付の角形容器(内容積:20
L、縦:200mm、横:400mm、高さ:250m
m)の底面に160×260mmの開口部を設け、この
開口部に封筒状の防水透湿性材料Aを接着させてその開
口部を密閉した。前記封筒状防水透湿性材料Aは、次の
ようにして作製されたものである。細孔径0.2μm、
厚さ40μm、空孔率80%の延伸多孔質ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)フィルムを、参考例1で得
た水性ラテックスを蒸留水で3倍希釈した液中に浸漬し
た後、これを引上げ、余剰液体を滴下除去し、225℃
のオーブン中で3分間加熱した。この加熱処理により、
フィルムに付着した水と界面活性剤が除去されるととも
に、フィルムに付着した含フッ素固体ポリマーは溶融
し、フィルムの細孔内に薄膜状で付着される。次に、前
記のようにして得られた含フッ素ポリマー(テトラフル
オロエチレン/ヘキサフルオロプロピレンフルオロアク
リレート共重合体)を付着させた延伸多孔質PTFEフ
ィルムを不織布にラミネートしたシートの2枚を、不織
布面を内面にして重ね、その周端部において融着して密
閉封筒状体に形成し、その空気案内部材としての下側の
シート(容器の外側に面するシート)の一端に透孔を作
り、この透孔に内径4mm、外径6mmの塩化ビニル製
チューブを接合して空気導入口とし、そのシートの反対
側の端部に直径6mmの透孔を作り、空気排出口とし
た。また、前記空気導入口として形成したチューブに
は、ダイアフラム式エアーポンプを接続した。
【0034】次に、前記の容器内に8Lの水を入れ、そ
の水中にセラミックスヒータを投入した後、蓋をかぶ
せ、30℃、40℃又は50℃に加熱するとともに、エ
アーポンプで1L/分又は5L/分の流量で空気を封筒
状防水透湿性材料Aの内部を流通させ、各温度における
水分蒸散量を調べた。その結果を表1に示す。
【0035】比較例1 実施例において、空気流量をゼロとした以外は同様にし
て実験を行った。その結果を表1に示す。
【0036】比較例2 実施例1において、底面に開口部を有しない容器を用
い、蓋体として、160×260mmの開口部を形成
し、この開口部に前記1枚の防水透湿性シートを接着し
てその開口部を密閉したものを用いた以外は同様にして
実験を行った。その結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、容器内に存在する水分
を迅速に容器外へ水蒸気として蒸散除去することができ
る。従って、この場合の水分除去速度は、少なくとも1
50g/m2・hrであり、通常、200〜700g/
2・hrである。本発明によれば、生ゴミの脱水処理
において、生ゴミに付着している水分を迅速に除去する
ことができる。また、本発明によれば、生ゴミの微生物
処理において、容器内に存在する余剰の水分を迅速に容
器外へ除去をすることができる。さらに、生ゴミの微生
物処理に必要な酸素を、その防水透湿性容器部の器壁を
介して円滑に容器内に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ゴミ処理装置の1例について模式図
を示す。
【図2】本発明の生ゴミ処理装置の他の例について模式
図を示す。
【図3】本発明の生ゴミ処理装置のさらに他の例につい
て構造説明図を示す。
【図4】図3に示した装置の側面図を示す。
【図5】図3に示した装置の背面図を示す。
【図6】図3に示した装置の脱水機構の説明図を示す。
【符号の説明】
1、41 生ゴミ処理装置 2、21 外容器 3、22 蓋体 4、23 空気導入口 5、24 空気排出口 6、19 内容器 7、12、25 防水非透湿性容器部 8、13、26 防水透湿性容器部 9、16、35 空気通路 14、15 防水透湿性材料 27 撹拌器 28 モータ 29 ファン 31 空気ダクト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミを容器内において脱水処理又は微
    生物処理する方法において、該生ゴミが接触する器壁の
    少なくとも一部又は容器壁の全部を防水透湿性器壁に形
    成するとともに、該容器壁の外側に少なくとも該防水透
    湿性器壁の外面を包囲する空気案内部材を配設して該容
    器壁の外面と空気案内部材との間に間隙部を形成し、こ
    の間隙部に空気を流通させることを特徴とする生ゴミの
    処理方法。
  2. 【請求項2】 該空気案内部材として、中空容器を用い
    る請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 該空気案内部材として、防水透湿性材料
    又は防水非透湿性材料を用いる請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 該生ゴミを収容する容器が、防水透湿性
    材料からなる中空容器である請求項1〜3のいずれかの
    方法。
  5. 【請求項5】 生ゴミを脱水処理又は微生物処理するた
    めの生ゴミ処理装置であって、生ゴミを収容し、該生ゴ
    ミが接触する器壁の少なくとも一部又は容器壁全体が防
    水透湿性器壁に形成されている内容器と、その内容器を
    包囲する外容器を備え、該外容器壁には、該内容器と外
    容器との間の間隙部に空気を導入する入口と、該間隙部
    に導入された空気を排出する出口が配設されていること
    を特徴とする生ゴミ処理装置。
  6. 【請求項6】 生ゴミを脱水処理又は微生物処理するた
    めの生ゴミ処理装置であって、生ゴミを収容し、該生ゴ
    ミが接触する器壁の少なくとも一部又は容器壁全体が防
    水透湿性器壁に形成されている容器を備え、該防水透湿
    性器壁は、その少なくとも一部が防水透湿性材料からな
    る密閉封筒体からなり、該封筒体には空気を導入する入
    口と、封筒体内に導入された空気を排出する出口を有す
    ることを特徴とする生ゴミ処理装置。
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