JPH09225047A - 光線治療装置 - Google Patents

光線治療装置

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JPH09225047A
JPH09225047A JP6724596A JP6724596A JPH09225047A JP H09225047 A JPH09225047 A JP H09225047A JP 6724596 A JP6724596 A JP 6724596A JP 6724596 A JP6724596 A JP 6724596A JP H09225047 A JPH09225047 A JP H09225047A
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JP
Japan
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capacitor
flash
temperature
treatment
light
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JP6724596A
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English (en)
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Kenji Tsuji
賢司 辻
Makoto Kamiya
誠 神谷
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光線治療装置において、発光用コンデンサの
温度が一定以上になったときに発光を禁止し、また、コ
ンデンサの熱が放熱され易い構成として、コンデンサが
破裂に至るようなことを未然に防止する。 【解決手段】 発光用の電荷を供給するコンデンサ22
の温度を検出するサーミスタ26を設け、検出されたコ
ンデンサ温度が所定値以上に達したときにキセノン放電
管15を駆動するトリガ回路41のトリガ動作を停止さ
せる。また、コンデンサ22に放熱部材を接触させ、こ
の放熱部材を、治療プローブを人体に装着した状態で人
体に接触可能に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュ閃光を
生体患部に照射して理学療法により治療を行う光線治療
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光線治療器として、キセ
ノン放電管等の光源を一定間隔で瞬間的に発光させて皮
膚の患部に照射し、パルス状の光熱刺激を与え、血流を
良くしたり、炎症を和らげたり、新陳代謝を促進するも
のが知られている。また、このような光熱刺激と共に、
電極を患部に当てて低周波電流を流して低周波刺激を与
える治療器も知られている(例えば、特開昭62−66
867号、特開昭62−66872号公報等参照)。と
ころで、このような従来の光線治療器においては、発光
動作により発光部自身が発熱するが、必要以上に発熱し
た場合には、身体に火傷を起こさないように自動的に発
光を禁止する安全回路が組み込まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な光線治療器には、発光用のコンデンサが備えられ、こ
のコンデンサも治療時に発光部と同等の温度に上昇す
る。しかしながら、発光部の過熱に対しては安全回路が
入っているものの、コンデンサの過熱に対しては、安全
回路が入っておらず、そのため、過熱によってコンデン
サが破裂する恐れがあった。例えば、真夏の締め切った
室内に放置されていた装置を、急遽、最高強度で何人も
が治療したような場合に、そのような事態が起こり得る
という問題がある。本発明は、上述した問題点を解決す
るためになされたものであり、発光用コンデンサの温度
が一定以上になったときに発光を禁止し、また、コンデ
ンサが過熱することを低減でき、コンデンサが破裂に至
るようなことを未然に防止できる光線治療装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、フラッシュ光を生体患部に照射し
て理学療法により治療する光線治療装置において、患部
に装着される治療プローブに設けられた閃光チューブを
持つフラッシュ発光部と、前記閃光チューブに発光用の
電荷を供給するコンデンサと、前記閃光チューブをトリ
ガさせるトリガ手段と、前記コンデンサの温度を検出す
る温度検出手段と、この温度検出手段により検出された
コンデンサの温度が所定値以上に達したときに前記トリ
ガ手段によるトリガを停止させる停止手段とを備えたも
のである。また、請求項2の発明は、フラッシュ光を生
体患部に照射して理学療法により治療する光線治療装置
において、患部に装着される治療プローブに設けられた
閃光チューブを持つフラッシュ発光部と、前記閃光チュ
ーブに発光用の電荷を供給するコンデンサと、前記閃光
チューブをトリガさせるトリガ手段と、前記コンデンサ
に接触する熱抵抗の小さい放熱部材とを備え、前記放熱
部材を、前記治療プローブを身体に装着した状態で身体
に接触可能に配置したものである。
【0005】上記構成を有する請求項1の光線治療装置
においては、フラッシュ発光部の閃光チューブに発光用
の電荷を供給するコンデンサの温度を温度検出手段によ
り検出し、この検出温度が所定値以上に達したとき、停
止手段は、閃光チューブをトリガさせるトリガ手段の動
作を停止させる。このため、フラッシュ発光動作が禁止
され、コンデンサが異常過熱することを防止できる。ま
た、請求項2の光線治療装置においては、治療プローブ
を身体に装着した状態で発光用コンデンサに接触する熱
抵抗の小さい放熱部材が身体に接触可能であるので、コ
ンデンサの熱を放熱部材を通して身体で放熱でき、コン
デンサの過熱を防止できる。また、コンデンサを放熱の
ために直接に外部に露出しないようにできるので、コン
デンサが先端の尖ったものなどで損傷を受けることが防
止される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図1は本実施例による光
線治療装置の外観図である。光線治療装置1は、生体に
フラッシュ光による光熱刺激を与え、又は、この光熱刺
激と共に低周波電流を流して理学療法でもって患部を治
療するものであり、電源回路や制御回路を内蔵し各種設
定を行うための装置本体2と、この装置本体2にコネク
タコード3を介して接続され、かつ患部に装着される治
療プローブ4,4とから構成されている。
【0007】装置本体2は、メインスイッチ5、各種設
定キー(スイッチ)6、スタートスイッチ7、ストップ
スイッチ8、メモリースイッチ9、LCD表示部10、
メモリーカード(ICカード、磁気カード等)11の挿
入口12、治療中表示ランプ13、治療プローブ4又は
導電性粘着パット17が接続される端子14等を有して
いる。治療プローブ4には、その正面(身体接触面)側
に向いて、パルス状のフラッシュ光を発光させ人体に照
射し得るようにキセノン放電管15(閃光チューブ)が
内装され、さらに、この発光部前面に低周波電流(数H
z〜数kHz、十数mA)を人体に流して刺激を与える
ための透明電極パッド16が装着されている。この治療
プローブ4は、通常、1対をセットとして同時に使用さ
れ、両者の透明電極パッド16が低周波電流を人体に流
すための電極となるが、片方つまり1個の治療プローブ
4のみを使用してもよく、その場合は、低周波電流を流
すための他方の電極として導電性粘着パット17を組み
合わせ使用する。
【0008】図2(a)(b)(c)は、治療プローブ
4の構成を示す。治療プローブ4は、外装がプラスチッ
ク成形品等でなる偏平なケース18(筐体)でなり、そ
の内部にはキセノン放電管15の発光光線を反射して光
束を集光させる反射傘19と、回路基板21と、発光用
のメインコンデンサ22とが設けられている。ケース1
8の正面にはキセノン放電管15の発光(紫外線、可視
光線、赤外線領域の光)を透過する石英ガラス等でなる
発光パネル23が設けられ、その前面に上記透明電極パ
ッド16(図2には図示なし)が装着される。透明電極
パッド16は、透明電極の裏面に粘着材層を塗布したも
のであり、粘着材層でもって発光パネル23の表面に着
脱自在に装着される。このように透明電極パッドを着脱
できるタイプでは、本装置1を多人数で共用する場合
に、透明電極パッドを複数個用意しておくことで、各自
専用のものとなる。透明電極は導電部材により治療プロ
ーブ4の内部の回路に電気接続される。
【0009】また、キセノン放電管15は反射傘19に
保持され、反射傘19は熱伝導率の低い、例えばガラス
エポキシ基板等の固定部材(断熱板という)20にネジ
止めにて固定され、この断熱板20がケース18に対し
てスライドして出没自在に設けられた内ケースブロック
18aにネジ止めにて固定される。この内ケースブロッ
ク18aはスプリング25により突出付勢されており、
前記発光パネル23はこの内ケースブロック18aの開
口面に取り付けられている。なお、キセノン放電管15
は反射傘19の長手方向両側面に開けられた穴に嵌合さ
れることにより保持されている。そして、このように、
反射傘19をケース18に直接固定するのではなく、断
熱板20を介して固定することにより、キセノン放電管
15や反射傘19が高温になっても、その熱が直接にケ
ース18に伝わらないので、それらの取り付け部が溶け
て壊れるようなことがなくなる。しかも、従来のよう
に、放熱のためにケース18の形状を大きくしたりする
必要がなく小形にできるので、身体への装着も容易とな
る。
【0010】また、ケース18と内ケースブロック18
aとの間には、治療プローブ4が身体に装着されたこと
を検出するための装着検出スイッチ24が設けられてい
る。治療プローブ4が身体に装着されると、発光パネル
23が押されて内ケースブロック18aが内方にスライ
ドし、装着検出スイッチ24が閉じるようになってい
る。このような装着検出構成を採用することで、治療プ
ローブ4が身体のいずれの部位に装着されたとしても確
実に装着が検出され、治療が可能であり、しかも、身体
に装着されて始めて発光動作するので、誤操作によりフ
ラッシュ光を直接に目で見るようなことが防止される。
【0011】また、メインコンデンサ22の表面には、
サーミスタ等でなる温度センサ26を配置して、この温
度センサ26による検出出力は制御回路に入力され、メ
インコンデンサ22の温度が所定値以上に達した時に、
フラッシュ発光を禁止してメインコンデンサ22の過熱
による破壊を防止するようにしている。さらには、ケー
ス18内に配置されているメインコンデンサ22の外周
を熱抵抗の小さいアルミニウム等でなる放熱部材27で
筒状に包囲し、この放熱部材27の一部をケース18外
部で治療プローブ4の身体接触面側に露出させ、治療プ
ローブ4が人体に装着された時に、身体に接して放熱部
材27を通じて放熱されるようになっている。この構成
によっても、メインコンデンサ22の過熱による破壊を
防止するようにしている。しかも、メインコンデンサ2
2が外部に直接に露出しなくなるので、先端の尖ったも
の等が当たって損傷を受けるようなこともなくなる。
【0012】また、放熱部材27は導電性材でなり2つ
以上の部材に分割されていて、該部材を+,−端子とし
てその間の抵抗を制御回路において検出する構成とし、
放熱部材27が身体に接触することにより、該部材間の
抵抗が所定値以下になったことが検出された時に、治療
プローブ4が身体に装着されていると判断するようにし
てもよい。
【0013】また、ケース18内には、キセノン放電管
15に発光電流が流れている時に振動して音を発生させ
るためのインダクタ28が糊付けにて備えられている。
インダクタ28は、メインコンデンサ22とキセノン放
電管15の間のラインに挿入されており(後述の図8参
照)、フラッシュ発光時に流れる電流によってインダク
タ28が振動し、その振動がケース18に伝達されて音
が発生する。これにより、発光動作が正常に行われてい
ることを使用者は確実に知ることができ、治療の失敗等
がなくなる。また、ケース18の背面側には、治療プロ
ーブ4を人体にベルトを用いて装着するためのベルト通
し29が設けられている。
【0014】図3(a)(b)(c)、図4(a)
(b)は、それぞれ治療プローブ4の他の実施例構成を
示し、装着検出のための構成が上記実施例とは異なる。
すなわち、図3に示すものにおいては、ケース18のベ
ルト通し29の空間に臨むように出没自在な装着検出部
材30が配置され、この装着検出部材30に対向してケ
ース18内に装着検出スイッチ24が設けられている。
キセノン放電管15や反射傘19等は不図示の断熱板を
介して固定の内ケース18bに取り付けられる。身体の
腕や肘等に治療プローブ4を装着して治療を行う時に、
ベルト通し29にベルト31を通して、締め付けること
により、装着検出部材30がベルト31に押されて装着
検出スイッチ24が閉じるようになっている。
【0015】図4(a)(b)に示すものは、装着検出
部材30が発光パネル23の周囲4方向に出没自在に複
数個配置され、これらに対向して装着検出スイッチ24
が設けられている。治療プローブ4が身体に装着される
と、装着検出部材30が押し込まれ、装着検出スイッチ
24が閉じるようになっている。このような装着検出構
成を採用することで、図5(a)(b)に示すように、
治療プローブ4を肩や肘等の平面でない部分に取り付け
たときでも、確実に身体に装着されていることが検出さ
れ、治療が可能となる。
【0016】図6は装置本体2内の制御部の回路ブロッ
ク図である。制御部33は、温熱治療の発光制御や低周
波治療の電流制御を行う制御回路としてのマイクロコン
ピュータ(マイコン)34と、発光部を持つ治療プロー
ブ4内に設けられた発光用メインコンデンサ22を充電
する充電回路としてのAC/DCコンバータ35等を有
する。マイコン34には、各種設定スイッチ36(図1
の6と同等)からの操作信号が入力される。また、マイ
コン34の端子HKからは、治療プローブ4内のトリガ
回路(図8)を駆動してキセノン放電管15を発光させ
るための信号が出力される。また、マイコン34はLC
D表示部10等を駆動する機能や、各種入力を基に計時
を行うタイマー機能や、治療プローブ4の装着検出スイ
ッチ24による装着検出信号を受けて発光動作を制御す
る機能を有する。なお、低周波治療のための構成は図示
を省略している。
【0017】図7(a)(b)はLCD表示部10に表
示される温度上昇カーブ例を示し、(a)は強運転でタ
イマー時間が20分の場合、(b)は弱運転でタイマー
時間が10分の場合の運転開始からの時間経過に対する
標準的な皮膚温度の温度上昇カーブを2次元で表示す
る。時間経過と連動して、同カーブ上に現在温度をカー
ソルのコントラストを上げ、又は点滅位置にて表示す
る。このような表示を行うことにより次のような効果が
期待できる。すなわち、治療開始直後は、身体の熱容量
が大きいために、治療部の温度がなかなか上昇しない。
そのため、使用者は治療開始直後に強度を高く設定して
しまうことがある。ところが、このような設定のままで
一定時間以上経過すると、治療部の温度は本人が思って
いる以上に上昇し、場合によっては火傷をしてしまうこ
とが考えられる。それに対し、上記のように、治療の開
始から設定したタイマーの終了までの治療部の温度上昇
の状態が一目で分かるように温度上昇カーブにて表示
し、併せて、現在の状態をカーソルで表示することによ
り、使用者が誤って必要以上の強度に設定するようなこ
とがなくなる。
【0018】図8は、治療プローブ4内の発光部の回路
図である。発光部40は、発光用メインコンデンサ22
と、同コンデンサ22に並列的に接続された、キセノン
放電管15と、その発光をトリガさせるトリガ回路41
等を有する。トリガ回路41は、トリガ用サイリスタ4
2により駆動され、トリガ用サイリスタ42のゲートに
は、装着検出スイッチ24とメインコンデンサ22の温
度検出用サーミスタ26と抵抗43の直列回路の、サー
ミスタ26と抵抗43の接続点が接続されている。メイ
ンコンデンサ22とキセノン放電管15の間のラインに
は、上述した音発生用のインダクタ28が接続されてい
る。+,−端子は、上述した放熱部材27により構成さ
れている(そのマイコン34への信号ラインは図示を省
略している)。端子HVにはAC/DCコンバータ35
の出力が、端子HKにはマイコン34からの出力がそれ
ぞれ与えられる。
【0019】上記の回路において、治療プローブ4が身
体に装着されて装着検出スイッチ24が閉じ、メインコ
ンデンサ22が充電された状態にて、メインコンデンサ
22の温度が所定値以上に上昇しておらず、サーミスタ
26の抵抗値が低い状態にあって、端子HKが“H”と
なれば、トリガ用サイリスタ42がONし、トリガ回路
41を駆動して、キセノン放電管15をトリガし、メイ
ンコンデンサ22の充電電荷を放電させる。これによ
り、キセノン放電管15はフラッシュ発光し、その光は
発光パネル23を通して患部に照射され、患部を温熱治
療することかできる。運転動作中に、メインコンデンサ
22の温度が所定値以上に上昇した場合は、サーミスタ
26の抵抗値が高くなるため、端子HKが“H”となっ
てもトリガ用サイリスタ42がONしなくなり、発光動
作が停止する。これにより、メインコンデンサ22の加
熱が防止される。また、音発生用のインダクタ28は、
一方向の巻線群からなり、発光電流が流れると、巻線が
互いに反発し合い、全体的に振動する。
【0020】図9は光線治療装置1の他の実施例による
外観図である。この実施例は図1の例の各種設定キー6
等の構成を簡素化したものであり、メインスイッチ5、
スタートスイッチ7の他には、強度切換スイッチ6pと
タイマー設定スイッチ6tとが設けられている。制御部
や発光部の回路構成は上述の図6、図8と同じである。
【0021】上記のように構成された光線治療装置1の
マイコン34による動作を、図10のフローチャートを
参照して説明する。強度切換スイッチ6pとタイマー設
定スイッチ6tの設定信号が入力され(#1)、設定さ
れた強度とタイマーにより決まる温度上昇カーブをLC
D表示部10に表示し(#2)、スタートスイッチ7が
ONされるのを待って(#3でYES)、強度設定に応
じて発光の間隔を制御する(#4)。発光の間隔は、例
えば、強では2秒間隔、弱では5秒間隔とする。次い
で、経過時間から上記温度上昇カーブ上の現在温度を図
7に示したように表示する(#5)。その後、タイマー
がカウントアップするまで、#4,#5の処理を繰り返
し、カウントアップすると(#6でYES)、処理を終
了する。
【0022】図11は、上述の図1に示した光線治療装
置1のLCD表示部10の表示例を示す。LCD表示部
10には、低周波治療A,B(交互に繰り返されるも
の)の周波数・時間・強度、光による温熱治療の発光強
度、設定治療時間のタイマーからなるメニュー、及び時
間経過に対する皮膚温度の温度上昇カーブと現在状態が
表示される。これら各メニューに対応して上記各種設定
キー6(図1)が配置されている。なお、強度を設定す
るキーは、誤操作されないように、他のキーと区別する
ために隆起した凸条部により囲まれている。
【0023】なお、本発明は上記実施例構成に限られず
種々の変形が可能である。例えば、上記実施例では、温
熱治療を行うフラッシュ光として、キセノン放電管15
によるキセノン光を用いており、生体への透過性が良い
点で望ましいものであるが、これに限られず、電流を流
すと発光する希ガスを封入したガラスチューブであれば
よく、また、赤外線ランプ等を用いても構わない。ま
た、発光用のメインコンデンサ22を充電する回路は、
治療プローブ4側に設けてもよく、又は電池で駆動する
ようにしてもよい。また、上記実施例では、温熱治療と
低周波治療の両者を備えたものを示したが、本発明は、
温熱治療のみが行える装置に適用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係る光線
治療装置によれば、治療プローブを患部に装着してフラ
ッシュ発光部を発光させ、患部に光熱刺激を与え治療を
行うに際し、発光用コンデンサの温度を検出し、異常に
温度上昇したことが検出されたとき、フラッシュ発光部
の発光を停止させるようにしたので、いかなる環境下で
使用されたとしても、コンデンサが異常過熱して破裂す
るようなことが防止され、安全に治療を行える。また、
請求項2の光線治療装置によれば、コンデンサの発熱を
放熱部材を通して身体に放熱できるため、コンデンサの
過熱を防止でき、破裂に至ることがなくなる。また、コ
ンデンサが直接に外部に露出しないようにできるので、
コンデンサが損傷することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光線治療装置の外観図
である。
【図2】(a)は治療プローブの断面図、(b)は
(a)のA−A´線断面図、(c)はB−B´線断面図
である。
【図3】(a)(b)(c)は、それぞれ治療プローブ
の他の実施例による背面図、断面図、使用状態を示す斜
視図である。
【図4】(a)(b)は、それぞれ治療プローブのさら
に他の実施例による正面図、部分断面図である。
【図5】(a)(b)は治療プローブの装着状態を示す
図である。
【図6】装置本体内の制御部の回路ブロック図である。
【図7】(a)(b)はLCD表示部に表示される温度
上昇カーブ例を示す図である。
【図8】治療プローブ内の発光部の回路図である。
【図9】光線治療装置の他の実施例による外観図であ
る。
【図10】光線治療装置1の動作のフローチャートであ
る。
【図11】LCD表示部の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 光線治療装置 4 治療プローブ 15 キセノン放電管(閃光チューブ,フラッシュ発光
部) 22 発光用コンデンサ 26 サーミスタ(温度検出手段) 27 放熱部材 34 マイコン(停止手段) 41 トリガ回路(トリガ手段) 42 トリガ用サイリスタ(トリガ手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュ光を生体患部に照射して理学
    療法により治療する光線治療装置において、 患部に装着される治療プローブに設けられた閃光チュー
    ブを持つフラッシュ発光部と、 前記閃光チューブに発光用の電荷を供給するコンデンサ
    と、 前記閃光チューブをトリガさせるトリガ手段と、 前記コンデンサの温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段により検出されたコンデンサの温度が
    所定値以上に達したときに前記トリガ手段によるトリガ
    を停止させる停止手段とを備えたことを特徴とする光線
    治療装置。
  2. 【請求項2】 フラッシュ光を生体患部に照射して理学
    療法により治療する光線治療装置において、 患部に装着される治療プローブに設けられた閃光チュー
    ブを持つフラッシュ発光部と、 前記閃光チューブに発光用の電荷を供給するコンデンサ
    と、 前記閃光チューブをトリガさせるトリガ手段と、 前記コンデンサに接触する熱抵抗の小さい放熱部材とを
    備え、 前記放熱部材を、前記治療プローブを身体に装着した状
    態で身体に接触可能に配置したことを特徴とする光線治
    療装置。
JP6724596A 1996-02-27 1996-02-27 光線治療装置 Withdrawn JPH09225047A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108434606A (zh) * 2018-01-15 2018-08-24 北京燕阳高科医疗技术有限公司 温热光产生装置

Cited By (2)

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CN108434606A (zh) * 2018-01-15 2018-08-24 北京燕阳高科医疗技术有限公司 温热光产生装置
CN108434606B (zh) * 2018-01-15 2024-03-22 北京燕阳高科医疗技术有限公司 温热光产生装置

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