JPH0922502A - 磁気ヘッド装置および磁気媒体処理装置 - Google Patents
磁気ヘッド装置および磁気媒体処理装置Info
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- JPH0922502A JPH0922502A JP19248595A JP19248595A JPH0922502A JP H0922502 A JPH0922502 A JP H0922502A JP 19248595 A JP19248595 A JP 19248595A JP 19248595 A JP19248595 A JP 19248595A JP H0922502 A JPH0922502 A JP H0922502A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】書込み時に読取りコイルと読取り手段(読取り
アンプを含む読取り回路)とを切放すことで、読取りコ
イルに発生する誘導電流の影響をなくすことができ、読
取り手段への入力を完全にしゃ断することができる磁気
ヘッド装置の提供を目的とする。 【構成】単一の磁心16に書込みコイル17と読取りコ
イル18とを独立巻回すると共に、上記各コイル17,
18に対応して書込み手段19、読取り手段20が設け
られた磁気ヘッド装置であって、書込み時に上記読取り
コイル18と上記読取り手段20とを切放す切放し手段
21備えたことを特徴とする。
アンプを含む読取り回路)とを切放すことで、読取りコ
イルに発生する誘導電流の影響をなくすことができ、読
取り手段への入力を完全にしゃ断することができる磁気
ヘッド装置の提供を目的とする。 【構成】単一の磁心16に書込みコイル17と読取りコ
イル18とを独立巻回すると共に、上記各コイル17,
18に対応して書込み手段19、読取り手段20が設け
られた磁気ヘッド装置であって、書込み時に上記読取り
コイル18と上記読取り手段20とを切放す切放し手段
21備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明の単一の磁心に書込みコ
イルと読取りコイルとを独立巻回すると共に、これら各
コイルに対応して書込み手段、読取り手段が設けられた
ような磁気ヘッド装置および磁気媒体処理装置に関す
る。
イルと読取りコイルとを独立巻回すると共に、これら各
コイルに対応して書込み手段、読取り手段が設けられた
ような磁気ヘッド装置および磁気媒体処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の磁気ヘッド装置としては
図9に示すように、ギャップ91を有する磁心92に書
込みコイル93および読取りコイル94を独立巻回する
と共に、書込みコイル93には書込みアンプ95を、ま
た読取りコイル94には読取りアンプ96を接続したも
のがある。
図9に示すように、ギャップ91を有する磁心92に書
込みコイル93および読取りコイル94を独立巻回する
と共に、書込みコイル93には書込みアンプ95を、ま
た読取りコイル94には読取りアンプ96を接続したも
のがある。
【0003】上述の磁気ヘッド97(いわゆるコンビネ
ーションヘッド)において磁気記録媒体98(図11、
図13参照)への書込み時には、書込みコイル93に電
流Iwを流して磁界を発生させるが、この時、読取りア
ンプ96の入力インピーダンスZは有限であるため、上
記電流Iwによって読取りコイル94に誘導電流iwが
発生し、この誘導電流iwは上記電流Iwによる磁界を
打ち消す方向となるため、図10に示すように書込みコ
イル側97wの発生磁界Hwに対して読取りコイル側9
7R の発生磁界HR が弱くなる。
ーションヘッド)において磁気記録媒体98(図11、
図13参照)への書込み時には、書込みコイル93に電
流Iwを流して磁界を発生させるが、この時、読取りア
ンプ96の入力インピーダンスZは有限であるため、上
記電流Iwによって読取りコイル94に誘導電流iwが
発生し、この誘導電流iwは上記電流Iwによる磁界を
打ち消す方向となるため、図10に示すように書込みコ
イル側97wの発生磁界Hwに対して読取りコイル側9
7R の発生磁界HR が弱くなる。
【0004】また磁気記録媒体98(いわゆる磁性体)
(図11参照)に対する書込み時の発生磁界は媒体98
の移動方向を矢印方向とする時、磁界が充分に強い場
合、理論的には同図の如くなり、媒体98の磁化状態は
図12に示すように該媒体98の深さ方向に均一となる
が、実際には、上述の誘導電流iwの影響により読取り
コイル側97R の発生磁界が弱められるので、書込み時
の発生磁界は図13に示す如くなり、媒体98に対する
磁化状態は図14に示す如く該媒体98の深さ方向に不
均一となって、このような磁化状態の媒体98から磁気
データを読取る時に、読取り波形に歪みが生じて、読取
りミスの発生率が増加する問題点があった。このこと
は、高保持力媒体の場合には特に顕著となる。
(図11参照)に対する書込み時の発生磁界は媒体98
の移動方向を矢印方向とする時、磁界が充分に強い場
合、理論的には同図の如くなり、媒体98の磁化状態は
図12に示すように該媒体98の深さ方向に均一となる
が、実際には、上述の誘導電流iwの影響により読取り
コイル側97R の発生磁界が弱められるので、書込み時
の発生磁界は図13に示す如くなり、媒体98に対する
磁化状態は図14に示す如く該媒体98の深さ方向に不
均一となって、このような磁化状態の媒体98から磁気
データを読取る時に、読取り波形に歪みが生じて、読取
りミスの発生率が増加する問題点があった。このこと
は、高保持力媒体の場合には特に顕著となる。
【0005】また図9に示す読取りアンプ96に抵抗を
介設する等の保護回路が必要であるうえ、この読取りア
ンプ96で上述の誘導電流iwが増幅されるので、同ア
ンプ96の無用な消費電流の抑制ができず、電源の小型
化が阻害されるのみならず、次段以降の信号処理に対し
ても悪影響を与える問題点があった。
介設する等の保護回路が必要であるうえ、この読取りア
ンプ96で上述の誘導電流iwが増幅されるので、同ア
ンプ96の無用な消費電流の抑制ができず、電源の小型
化が阻害されるのみならず、次段以降の信号処理に対し
ても悪影響を与える問題点があった。
【0006】さらに図10に示すように上述の誘導電流
iwにより読取りコイル側97R の磁界HR が弱くな
り、このため、磁気記録媒体98に対する書込み時の媒
体搬送方向が一方向に特定されるので、上述の磁気ヘッ
ド装置を磁気媒体処理装置に適用した際に、再書込み時
の搬送経路および媒体処理時間が長くなる問題点があっ
た。
iwにより読取りコイル側97R の磁界HR が弱くな
り、このため、磁気記録媒体98に対する書込み時の媒
体搬送方向が一方向に特定されるので、上述の磁気ヘッ
ド装置を磁気媒体処理装置に適用した際に、再書込み時
の搬送経路および媒体処理時間が長くなる問題点があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、書込み時に読取りコイルと読取り手段(読
取りアンプを含む読取り回路)とを切放すことで、読取
りコイルに発生する誘導電流の影響をなくすことがで
き、読取り手段への入力を完全にしゃ断することができ
る磁気ヘッド装置の提供を目的とする。
載の発明は、書込み時に読取りコイルと読取り手段(読
取りアンプを含む読取り回路)とを切放すことで、読取
りコイルに発生する誘導電流の影響をなくすことがで
き、読取り手段への入力を完全にしゃ断することができ
る磁気ヘッド装置の提供を目的とする。
【0008】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、読取りコイルと読取
り手段とを光学的に切放すことで、切放しに際しての磁
界発生や振動発生がなく、誤動作を確実に防止すること
ができると共に、他回路に対するノイズや誤作動の誘発
を完全に防止して、信頼性の向上を図ることができる磁
気ヘッド装置の提供を目的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、読取りコイルと読取
り手段とを光学的に切放すことで、切放しに際しての磁
界発生や振動発生がなく、誤動作を確実に防止すること
ができると共に、他回路に対するノイズや誤作動の誘発
を完全に防止して、信頼性の向上を図ることができる磁
気ヘッド装置の提供を目的とする。
【0009】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項2記載の発明の目的と併せて、光結合素子により読
取りコイルと読取り手段とを切放すことで、実装および
装置小型化の達成を図ることができる磁気ヘッド装置の
提供を目的とする。
求項2記載の発明の目的と併せて、光結合素子により読
取りコイルと読取り手段とを切放すことで、実装および
装置小型化の達成を図ることができる磁気ヘッド装置の
提供を目的とする。
【0010】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1,2もしくは3記載の発明の目的と併せて、媒体
搬送経路の短縮および媒体処理時間の短縮を図ることが
できる磁気媒体処理装置の提供を目的とする。
求項1,2もしくは3記載の発明の目的と併せて、媒体
搬送経路の短縮および媒体処理時間の短縮を図ることが
できる磁気媒体処理装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、単一の磁心に書込みコイルと読取りコイルと
を独立巻回すると共に、上記各コイルに対応して書込み
手段、読取り手段が設けられた磁気ヘッド装置であっ
て、書込み時に上記読取りコイルと上記読取り手段とを
切放す切放し手段を備えた磁気ヘッド装置であることを
特徴とする。
の発明は、単一の磁心に書込みコイルと読取りコイルと
を独立巻回すると共に、上記各コイルに対応して書込み
手段、読取り手段が設けられた磁気ヘッド装置であっ
て、書込み時に上記読取りコイルと上記読取り手段とを
切放す切放し手段を備えた磁気ヘッド装置であることを
特徴とする。
【0012】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記切放し手段は上
記読取りコイルと上記読取り手段とを光学的に切放す磁
気ヘッド装置であることを特徴とする。
求項1記載の発明の構成と併せて、上記切放し手段は上
記読取りコイルと上記読取り手段とを光学的に切放す磁
気ヘッド装置であることを特徴とする。
【0013】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項2記載の発明の構成と併せて、上記切放し手段を光
結合素子に設定した磁気ヘッド装置であることを特徴と
する。
求項2記載の発明の構成と併せて、上記切放し手段を光
結合素子に設定した磁気ヘッド装置であることを特徴と
する。
【0014】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1,2もしくは3記載の磁気ヘッド装置を備えた磁
気媒体処理装置であることを特徴とする。
求項1,2もしくは3記載の磁気ヘッド装置を備えた磁
気媒体処理装置であることを特徴とする。
【0015】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、単一の磁心に書込みコイルと読取りコイルと
が独立巻回され、これら各コイルに対応して書込み手
段、読取り手段が設けられた磁気ヘッド装置において、
書込み時には上述の切放し手段が読取りコイルと読取り
手段とを切放すので、上述の読取りコイルに発生する誘
導電流の影響をなくすことができ、また読取り手段への
入力を完全にしゃ断することができる効果がある。
によれば、単一の磁心に書込みコイルと読取りコイルと
が独立巻回され、これら各コイルに対応して書込み手
段、読取り手段が設けられた磁気ヘッド装置において、
書込み時には上述の切放し手段が読取りコイルと読取り
手段とを切放すので、上述の読取りコイルに発生する誘
導電流の影響をなくすことができ、また読取り手段への
入力を完全にしゃ断することができる効果がある。
【0016】この結果、従来の問題点を全て解消するこ
とができるので、次のような効果がある。すなわち、読
取りアンプの抵抗等の保護回路をなくすことができ、読
取りアンプの消費電流を抑制して、電源の小型化、装置
の小型化を達成することができるうえ、次段以降の信号
処理に対する悪影響もなくなる。また読取りアンプの入
力インピーダンスに制約がなくなり、該読取りアンプの
特性向上およびコストダウンを図ることが可能となる効
果がある。
とができるので、次のような効果がある。すなわち、読
取りアンプの抵抗等の保護回路をなくすことができ、読
取りアンプの消費電流を抑制して、電源の小型化、装置
の小型化を達成することができるうえ、次段以降の信号
処理に対する悪影響もなくなる。また読取りアンプの入
力インピーダンスに制約がなくなり、該読取りアンプの
特性向上およびコストダウンを図ることが可能となる効
果がある。
【0017】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の切放し
手段は読取りコイルと読取り手段とを光学的に切放すの
で、この切放しに際しての磁界発生や振動発生がなく、
誤動作を確実に防止することができると共に、他回路に
対するノイズや誤作動の誘発を完全の防止して、信頼性
の向上を図ることができる効果がある。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の切放し
手段は読取りコイルと読取り手段とを光学的に切放すの
で、この切放しに際しての磁界発生や振動発生がなく、
誤動作を確実に防止することができると共に、他回路に
対するノイズや誤作動の誘発を完全の防止して、信頼性
の向上を図ることができる効果がある。
【0018】因に、電磁リレー(電磁開閉器)等で切放
し手段を構成すると、リレーのON、OFF時にリレー
コイルに対して通電、しゃ断が実行されるので磁界の変
化が発生し、また可動部材の機械的な振動によるノイズ
が発生するのみならず、リレーコイルに対する通電しゃ
断時の逆起電力により、他の回路に対して影響が生ずる
可能性があるが、本発明では光学的に切放すことで、こ
のような課題を解決することができる。
し手段を構成すると、リレーのON、OFF時にリレー
コイルに対して通電、しゃ断が実行されるので磁界の変
化が発生し、また可動部材の機械的な振動によるノイズ
が発生するのみならず、リレーコイルに対する通電しゃ
断時の逆起電力により、他の回路に対して影響が生ずる
可能性があるが、本発明では光学的に切放すことで、こ
のような課題を解決することができる。
【0019】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項2記載の発明の効果と併せて、上記切放し手
段を光結合素子に設定したので、実装の容易化および磁
気ヘッド装置の小型化を達成することができる効果があ
る。
上記請求項2記載の発明の効果と併せて、上記切放し手
段を光結合素子に設定したので、実装の容易化および磁
気ヘッド装置の小型化を達成することができる効果があ
る。
【0020】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1,2もしくは3記載の発明の効果と併せ
て、読取りコイルに発生する誘導電流の影響を受けない
磁気ヘッド装置は、その磁気ヘッドにて双方向の書込み
処理が可能となるので、媒体搬送経路の長さの短縮およ
び媒体処理時間の短縮を図ることができる効果がある。
上記請求項1,2もしくは3記載の発明の効果と併せ
て、読取りコイルに発生する誘導電流の影響を受けない
磁気ヘッド装置は、その磁気ヘッドにて双方向の書込み
処理が可能となるので、媒体搬送経路の長さの短縮およ
び媒体処理時間の短縮を図ることができる効果がある。
【0021】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は磁気ヘッド装置が内蔵された磁気媒体処
理装置としての自動券売機用のカード処理装置を示し、
図1において、このカード処理装置1は装置本体2の前
部に磁気記録媒体としてのプリペイドカード等のカード
(図示せず)を挿入する挿入口3と、カードが挿入され
たことを検出する検出手段としての光学式のセンサ4
と、上述のセンサ4のON時に、プランジャ5を上動し
てカードの挿入を許容するソレノイド6と、装置本体2
の内部に挿入されカードを搬送するため、複数のローラ
7および上下に対接するベルト8,9等からなる搬送経
路10と、上述のカードの所定印字部に必要事項を印字
する印字手段としてのサーマルヘッド11と、上述のカ
ードに対して磁気データを書込み、読取りする磁気ヘッ
ド12と、この磁気ヘッド12のギャップ13(図2参
照)部分にカードを安定保持させるためのパッドローラ
14と、上述の搬送経路10を適宜正逆駆動させる駆動
手段としてのモータ15と、図示しない適宜箇所に配設
されセンサとを備えている。
述する。図面は磁気ヘッド装置が内蔵された磁気媒体処
理装置としての自動券売機用のカード処理装置を示し、
図1において、このカード処理装置1は装置本体2の前
部に磁気記録媒体としてのプリペイドカード等のカード
(図示せず)を挿入する挿入口3と、カードが挿入され
たことを検出する検出手段としての光学式のセンサ4
と、上述のセンサ4のON時に、プランジャ5を上動し
てカードの挿入を許容するソレノイド6と、装置本体2
の内部に挿入されカードを搬送するため、複数のローラ
7および上下に対接するベルト8,9等からなる搬送経
路10と、上述のカードの所定印字部に必要事項を印字
する印字手段としてのサーマルヘッド11と、上述のカ
ードに対して磁気データを書込み、読取りする磁気ヘッ
ド12と、この磁気ヘッド12のギャップ13(図2参
照)部分にカードを安定保持させるためのパッドローラ
14と、上述の搬送経路10を適宜正逆駆動させる駆動
手段としてのモータ15と、図示しない適宜箇所に配設
されセンサとを備えている。
【0022】ここで、上述の磁気ヘッド12は図2に示
すように単一の磁心16に書込みコイル17と読取りコ
イル18とを独立巻回すると共に、上述の書込みコイル
17には書込みアンプ19を、また上述の読取りコイル
18には読取りアンプ20をそれぞれ接続している。但
し、上述の読取りコイル18と読取りアンプ20との間
には、書込み時に読取りコイル18と読取りアンプ20
とを切放す切放し手段としての切放し回路21を介設し
ている。
すように単一の磁心16に書込みコイル17と読取りコ
イル18とを独立巻回すると共に、上述の書込みコイル
17には書込みアンプ19を、また上述の読取りコイル
18には読取りアンプ20をそれぞれ接続している。但
し、上述の読取りコイル18と読取りアンプ20との間
には、書込み時に読取りコイル18と読取りアンプ20
とを切放す切放し手段としての切放し回路21を介設し
ている。
【0023】図2において前述のセンサ4は増幅器22
および入出力装置(Input/Outout Unit )23を介して
CPU30に接続される一方、上述の入出力装置23に
はドライバ24(ドライブ回路のこと)を介して前述の
モータ15およびソレノイド6を接続している。また上
述の入出力装置23に切放し回路21の制御ライン25
を接続する一方、上述の書込み、読取りの各アンプ1
9,20は磁気ヘッドインタフェース26を介してCP
U30に接続している。
および入出力装置(Input/Outout Unit )23を介して
CPU30に接続される一方、上述の入出力装置23に
はドライバ24(ドライブ回路のこと)を介して前述の
モータ15およびソレノイド6を接続している。また上
述の入出力装置23に切放し回路21の制御ライン25
を接続する一方、上述の書込み、読取りの各アンプ1
9,20は磁気ヘッドインタフェース26を介してCP
U30に接続している。
【0024】CPU30は、図示のセンサ4および図示
しない他のセンサからの信号に基づいてROM27に格
納されたプログラムに従って、各要素23,24を介し
てモータ15、ソレノイド6を駆動制御し、また各要素
23,25を介して切放し回路21を駆動制御し、磁気
ヘッドインタフェース26を介して各アンプ19,20
および磁気ヘッド12を駆動制御し、またRAM28は
自動券売機のカード処理に必要な各種磁気データを記憶
する。
しない他のセンサからの信号に基づいてROM27に格
納されたプログラムに従って、各要素23,24を介し
てモータ15、ソレノイド6を駆動制御し、また各要素
23,25を介して切放し回路21を駆動制御し、磁気
ヘッドインタフェース26を介して各アンプ19,20
および磁気ヘッド12を駆動制御し、またRAM28は
自動券売機のカード処理に必要な各種磁気データを記憶
する。
【0025】図3は読取りコイル18、切放し回路2
1、読取りアンプ20の具体的回路構成を示し、読取り
コイル18の両端とオペアンプにより構成された読取り
アンプ20の反転入力端子および非反転入力端子とを結
ぶそれぞれのライン31,32間に、発光ダイオード3
3とMOS FETなどの受光素子34とからなる光結
合素子35(詳しくは半導体光結合素子)をそれぞれ介
設している。
1、読取りアンプ20の具体的回路構成を示し、読取り
コイル18の両端とオペアンプにより構成された読取り
アンプ20の反転入力端子および非反転入力端子とを結
ぶそれぞれのライン31,32間に、発光ダイオード3
3とMOS FETなどの受光素子34とからなる光結
合素子35(詳しくは半導体光結合素子)をそれぞれ介
設している。
【0026】上述の各発光ダイオード33,33はバイ
アス電圧端子36とバイアス電圧制御ポイント37との
間に順方向に並列接続され、上述のバイアス電圧制御ポ
イント37とアース38との間にはnpn形トランジス
タ39を介設している。
アス電圧端子36とバイアス電圧制御ポイント37との
間に順方向に並列接続され、上述のバイアス電圧制御ポ
イント37とアース38との間にはnpn形トランジス
タ39を介設している。
【0027】而して、この半導体スイッチング素子とし
てのnpn形トランジスタ39のベース電極には抵抗4
0および反転回路としてのインバータ41を介して前述
の制御ライン25を接続し、磁気ヘッド12の書込み時
に制御ライン25にハイレベル信号(いわゆるH信号)
を印加し、このハイレベル信号を上述のインバータ41
で反転させてローベル信号(いわゆるL信号)と成し
て、npn形トランジスタ39を非導通とし、これによ
り光結合素子35おけるダイオード33,33へのバイ
アス電圧の印加をしゃ断して、これら2つの各光結合素
子35を介して読取りコイル18と読取りアンプ20と
の接続をコイル18両側にて切放すように構成してい
る。
てのnpn形トランジスタ39のベース電極には抵抗4
0および反転回路としてのインバータ41を介して前述
の制御ライン25を接続し、磁気ヘッド12の書込み時
に制御ライン25にハイレベル信号(いわゆるH信号)
を印加し、このハイレベル信号を上述のインバータ41
で反転させてローベル信号(いわゆるL信号)と成し
て、npn形トランジスタ39を非導通とし、これによ
り光結合素子35おけるダイオード33,33へのバイ
アス電圧の印加をしゃ断して、これら2つの各光結合素
子35を介して読取りコイル18と読取りアンプ20と
の接続をコイル18両側にて切放すように構成してい
る。
【0028】一方、上述の読取りアンプ20の反転入力
ライン42には抵抗43を介設し、非反転入力ライン4
4にも抵抗45を介設している。また、上述の読取りア
ンプ20の出力端子と反転入力端子との間を、帰還抵抗
46を有するライン47で接続し、さらに上述の読取り
アンプ20の非反転入力端子とアース38との間を抵抗
48を有するライン49で接続している。
ライン42には抵抗43を介設し、非反転入力ライン4
4にも抵抗45を介設している。また、上述の読取りア
ンプ20の出力端子と反転入力端子との間を、帰還抵抗
46を有するライン47で接続し、さらに上述の読取り
アンプ20の非反転入力端子とアース38との間を抵抗
48を有するライン49で接続している。
【0029】このように構成したカード処理装置の作用
を以下に詳述する。図1に示す挿入口3からプリペイド
カード等のカード(磁気記録媒体)が挿入されると、こ
のカードの挿入端がセンサ4により検出されるので、C
PU30はソレノイド6を駆動して、そのプランジャ5
を上動させて、カードの挿入を許容する。
を以下に詳述する。図1に示す挿入口3からプリペイド
カード等のカード(磁気記録媒体)が挿入されると、こ
のカードの挿入端がセンサ4により検出されるので、C
PU30はソレノイド6を駆動して、そのプランジャ5
を上動させて、カードの挿入を許容する。
【0030】次に、CPU30はモータ15を介して搬
送経路10をカード取込み方向に駆動する。この搬送経
路10がカード取込み方向に駆動されると、カードは装
置内部に取込まれ、磁気ヘッド12配設部に至る。図4
に示すフローチャートの第1ステップS1で、CPU3
0は書込み処理か否かを判定し、読取り処理時には次の
第2ステップS2に移行し、書込み処理時には別の第4
ステップS4に移行する。
送経路10をカード取込み方向に駆動する。この搬送経
路10がカード取込み方向に駆動されると、カードは装
置内部に取込まれ、磁気ヘッド12配設部に至る。図4
に示すフローチャートの第1ステップS1で、CPU3
0は書込み処理か否かを判定し、読取り処理時には次の
第2ステップS2に移行し、書込み処理時には別の第4
ステップS4に移行する。
【0031】上述の第2ステップS2で、CPU30は
読取り処理に対応して読取りコイル18を読取りアンプ
20に対して接続または接続維持し、次の第3ステップ
S3で、CPU30は磁気ヘッド12による読取りを実
行する。このようにして、挿入口3から挿入されたカー
ドの磁気情報が磁気ヘッド12により読取られ、適正な
カードの受付けが許容される一方、不適性なカードは上
述の挿入口3から返却処理される。
読取り処理に対応して読取りコイル18を読取りアンプ
20に対して接続または接続維持し、次の第3ステップ
S3で、CPU30は磁気ヘッド12による読取りを実
行する。このようにして、挿入口3から挿入されたカー
ドの磁気情報が磁気ヘッド12により読取られ、適正な
カードの受付けが許容される一方、不適性なカードは上
述の挿入口3から返却処理される。
【0032】利用者の乗車券等の購入処理により上述の
カードに対して更新データ等を書込むような場合には、
図4に示すフローチャートの第1ステップS1で書込み
処理であると判定されるので、上述の第4ステップS4
に移行する。
カードに対して更新データ等を書込むような場合には、
図4に示すフローチャートの第1ステップS1で書込み
処理であると判定されるので、上述の第4ステップS4
に移行する。
【0033】この第4ステップS4で、CPU30は入
出力装置23を介して制御ライン25にハイレベル信号
を印加する。既述したように、このハイレベル信号はイ
ンバータ41により反転されてローレベル信号となり、
トランジスタ39を非導通(いわゆるOFF)と成すの
で、発光ダイオード33に対するバイアス電圧の印加が
しゃ断され、かつ該発光ダイオード33のインジェクシ
ョン発光が停止されるので、光結合素子35により読取
りコイル18の両端と読取りアンプ20との間に完全に
切放される。
出力装置23を介して制御ライン25にハイレベル信号
を印加する。既述したように、このハイレベル信号はイ
ンバータ41により反転されてローレベル信号となり、
トランジスタ39を非導通(いわゆるOFF)と成すの
で、発光ダイオード33に対するバイアス電圧の印加が
しゃ断され、かつ該発光ダイオード33のインジェクシ
ョン発光が停止されるので、光結合素子35により読取
りコイル18の両端と読取りアンプ20との間に完全に
切放される。
【0034】次に第5ステップS5で、CPU30は磁
気ヘッド12による更新データ等の書込みを実行する。
このように、単一の磁心16に書込みコイル17読取り
コイル18とが独立巻回され、これら各コイル17,1
8に対応して書込み回路、読取り回路が設けられた磁気
ヘッド装置において、書込み時には上述の切放し手段
(切放し回路21参照)が読取りコイル18と読取り回
路(読取りアンプ20参照)とを切放すので、上述の読
取りコイル18に発生する誘導電流iw(図9参照)の
影響をなくすことができ、また読取り回路(読取りアン
プ20参照)への入力を完全にしゃ断することができる
効果がある。
気ヘッド12による更新データ等の書込みを実行する。
このように、単一の磁心16に書込みコイル17読取り
コイル18とが独立巻回され、これら各コイル17,1
8に対応して書込み回路、読取り回路が設けられた磁気
ヘッド装置において、書込み時には上述の切放し手段
(切放し回路21参照)が読取りコイル18と読取り回
路(読取りアンプ20参照)とを切放すので、上述の読
取りコイル18に発生する誘導電流iw(図9参照)の
影響をなくすことができ、また読取り回路(読取りアン
プ20参照)への入力を完全にしゃ断することができる
効果がある。
【0035】この結果、従来の問題点を全て解消するこ
とができるので、次のような効果がある。すなわち、読
取りアンプ20の抵抗等の保護回路をなくすことがで
き、読取りアンプ20の消費電流を抑制して、電源の小
型化、装置の小型化を達成することができるうえ、次段
以降の信号処理に対する悪影響もなくなる。また読取り
アンプ20の入力インピーダンスに制約がなくなり、該
読取りアンプ20の特性向上およびコストダウンを図る
ことが可能となる効果がある。
とができるので、次のような効果がある。すなわち、読
取りアンプ20の抵抗等の保護回路をなくすことがで
き、読取りアンプ20の消費電流を抑制して、電源の小
型化、装置の小型化を達成することができるうえ、次段
以降の信号処理に対する悪影響もなくなる。また読取り
アンプ20の入力インピーダンスに制約がなくなり、該
読取りアンプ20の特性向上およびコストダウンを図る
ことが可能となる効果がある。
【0036】また、上述の切放し手段(切放し回路21
参照)は読取りコイル18と読取り回路(読取りアンプ
20参照)とを光学的に切放すので、この切放しに際し
ての磁界発生や振動発生がなく、誤動作を確実に防止す
ることができると共に、他回路に対するノイズや誤作動
の誘発を完全に防止して、信頼性の向上を図ることがで
きる効果がある。
参照)は読取りコイル18と読取り回路(読取りアンプ
20参照)とを光学的に切放すので、この切放しに際し
ての磁界発生や振動発生がなく、誤動作を確実に防止す
ることができると共に、他回路に対するノイズや誤作動
の誘発を完全に防止して、信頼性の向上を図ることがで
きる効果がある。
【0037】因に、電磁リレー等で切放し手段を構成す
ると、リレーのON、OFF時の磁界の変化や機械的な
振動によるノイズの発生、リレーコイルに対する通電し
ゃ断時の逆起電力により、他の回路に対して影響が生ず
る可能性があるが、実施例では光学的に切放すことで、
このような課題を解決することができる。
ると、リレーのON、OFF時の磁界の変化や機械的な
振動によるノイズの発生、リレーコイルに対する通電し
ゃ断時の逆起電力により、他の回路に対して影響が生ず
る可能性があるが、実施例では光学的に切放すことで、
このような課題を解決することができる。
【0038】さらに、上記切放し手段を光結合素子35
に設定したので、実装の容易化および磁気ヘッド装置の
小型化を達成することができる効果がある。しかも、読
取りコイル18に発生する誘導電流の影響を受けない磁
気ヘッド装置は、その磁気ヘッド12にて双方向の書込
み処理が可能となるので、カード処理装置などの磁気媒
体処理装置に適用すると、媒体搬送経路の長さの短縮お
よび媒体処理時間の短縮を図ることができる効果があ
る。
に設定したので、実装の容易化および磁気ヘッド装置の
小型化を達成することができる効果がある。しかも、読
取りコイル18に発生する誘導電流の影響を受けない磁
気ヘッド装置は、その磁気ヘッド12にて双方向の書込
み処理が可能となるので、カード処理装置などの磁気媒
体処理装置に適用すると、媒体搬送経路の長さの短縮お
よび媒体処理時間の短縮を図ることができる効果があ
る。
【0039】図5は上述の光結合素子35を読取りコイ
ル18と読取りアンプ20との間に介設する介設構造の
他の実施例を示し、図3に示す先の実施例では2つの光
結合素子35,35を読取りコイル18の両端と読取り
アンプ20との間にそれぞれ介設したが、この図5に示
す実施例では読取りコイル18の片側と読取りアンプ2
0の反転入力側との間に1つの光結合素子35を介設し
て、回路構成の簡略化および低コスト化を達成したもの
である。
ル18と読取りアンプ20との間に介設する介設構造の
他の実施例を示し、図3に示す先の実施例では2つの光
結合素子35,35を読取りコイル18の両端と読取り
アンプ20との間にそれぞれ介設したが、この図5に示
す実施例では読取りコイル18の片側と読取りアンプ2
0の反転入力側との間に1つの光結合素子35を介設し
て、回路構成の簡略化および低コスト化を達成したもの
である。
【0040】ここで、上述の光結合素子35により読取
りアンプ20の反転入力側を切放した場合に、読取りコ
イル18影響が増幅されないという理論について以下に
付記する。図6は読取りコイル18、切放し回路21、
オペアンプからなる読取りアンプ20の等価回路を示
し、配線などの浮遊容量Cを有する。なお各抵抗の低抗
値をそれぞれR1、R2とする(但し、R1はR2より
も極めて小さい)。
りアンプ20の反転入力側を切放した場合に、読取りコ
イル18影響が増幅されないという理論について以下に
付記する。図6は読取りコイル18、切放し回路21、
オペアンプからなる読取りアンプ20の等価回路を示
し、配線などの浮遊容量Cを有する。なお各抵抗の低抗
値をそれぞれR1、R2とする(但し、R1はR2より
も極めて小さい)。
【0041】そこで図7に示すように反転入力側を切放
すと、浮遊容量Cに起因する電圧Viが読取りアンプ2
0で増幅され、次に[数1]で示す出力がアンプ出力端
に現われるが、この出力は略零となるので、読取りコイ
ル18の影響は増幅されないことになる。
すと、浮遊容量Cに起因する電圧Viが読取りアンプ2
0で増幅され、次に[数1]で示す出力がアンプ出力端
に現われるが、この出力は略零となるので、読取りコイ
ル18の影響は増幅されないことになる。
【0042】
【数1】
【0043】逆に図8に示すように非反転入力側を切放
すと、浮遊容量Cに起因する電圧Viが読取りアンプ2
0で増幅され、次に[数2]で示す出力がアンプ出力に
現われ、この出力は低抗値R1、R2の大小関係により
正の値となり、読取りコイル18の影響が増幅されるこ
とになる。
すと、浮遊容量Cに起因する電圧Viが読取りアンプ2
0で増幅され、次に[数2]で示す出力がアンプ出力に
現われ、この出力は低抗値R1、R2の大小関係により
正の値となり、読取りコイル18の影響が増幅されるこ
とになる。
【0044】
【数2】
【0045】したがって、図5で示したように1つの光
結合素子35で読取りコイル18の片側と読取りアンプ
20の反転入力側とを切放すように構成することで、回
路構成の簡略化および低コスト化を図りつつ、先の実施
例とほぼ同様の作用、効果を得ることができる。なお、
図5において図3と同一の部分には同一符号を付して、
その詳しい説明を省略する。
結合素子35で読取りコイル18の片側と読取りアンプ
20の反転入力側とを切放すように構成することで、回
路構成の簡略化および低コスト化を図りつつ、先の実施
例とほぼ同様の作用、効果を得ることができる。なお、
図5において図3と同一の部分には同一符号を付して、
その詳しい説明を省略する。
【0046】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の書込み手段は、実施例の書込みア
ンプ19に対応し、以下同様に、読取り手段は、読取り
アンプ20に対応し、切放し手段は、切放し回路21、
光結合素子35に対応し、磁気媒体処理装置は、自動券
売機用のカード処理装置に対応するも、この発明は、上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
において、この発明の書込み手段は、実施例の書込みア
ンプ19に対応し、以下同様に、読取り手段は、読取り
アンプ20に対応し、切放し手段は、切放し回路21、
光結合素子35に対応し、磁気媒体処理装置は、自動券
売機用のカード処理装置に対応するも、この発明は、上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0047】例えば上述の磁気ヘッド装置を自動改札
機、自動貯金支払機(ATM)などの磁気ヘッドを有す
る他の磁気媒体処理装置に適用してもよいことは勿論で
あり、また自動改札機等で用いられるコンビネーション
ヘッドにおいてヘッド出力端子がヘッド横面に突設され
たものに適用する場合、上記実施例の磁気ヘッド装置に
あっては両搬送方向に対して書込みが可能となるので、
表用ヘッドと裏用ヘッドとが共用でき、ヘッド出力端子
への配線レイアウトに阻害されない構成とすることがで
きるので、表用ヘッドとをそれぞれ別々に設計する必要
がなくなり、コストダウンを図ることができる。さらに
上記実施例で示した光結合素子に代えて、発光ダイオー
ドとフォトトランジスタ、発光ダイオードとフォトIC
等の他の光結合素子を用いてもよい。
機、自動貯金支払機(ATM)などの磁気ヘッドを有す
る他の磁気媒体処理装置に適用してもよいことは勿論で
あり、また自動改札機等で用いられるコンビネーション
ヘッドにおいてヘッド出力端子がヘッド横面に突設され
たものに適用する場合、上記実施例の磁気ヘッド装置に
あっては両搬送方向に対して書込みが可能となるので、
表用ヘッドと裏用ヘッドとが共用でき、ヘッド出力端子
への配線レイアウトに阻害されない構成とすることがで
きるので、表用ヘッドとをそれぞれ別々に設計する必要
がなくなり、コストダウンを図ることができる。さらに
上記実施例で示した光結合素子に代えて、発光ダイオー
ドとフォトトランジスタ、発光ダイオードとフォトIC
等の他の光結合素子を用いてもよい。
【図1】本発明の磁気ヘッド装置を備えた磁気媒体処理
装置の一例を示す内部側面図。
装置の一例を示す内部側面図。
【図2】同装置の制御回路ブロック図。
【図3】切放し回路の具体例を示す電気回路図。
【図4】切放し処理を示すフローチャート。
【図5】切放し回路の他の実施例を示す電気回路図。
【図6】等価回路。
【図7】反転入力側を切放した時の説明図。
【図8】非反転入力側を切放した時の説明図。
【図9】従来の磁気ヘッド装置を示す概略構成図。
【図10】誘導電流による磁界の変化を示す説明図。
【図11】磁界が充分強い場合の発生磁界の説明図。
【図12】磁界が充分強い場合の磁化状態の説明図。
【図13】磁界が弱い場合の発生磁界の説明図。
【図14】磁界が弱い場合の磁化状態の説明図。
【符号の説明】 12…磁気ヘッド 16…磁心 17…書込みコイル 18…読取りコイル 19…書込みアンプ 20…読取りアンプ 21…切放し回路 35…光結合素子
Claims (4)
- 【請求項1】単一の磁心に書込みコイルと読取りコイル
とを独立巻回すると共に、上記各コイルに対応して書込
み手段、読取り手段が設けられた磁気ヘッド装置であっ
て、書込み時に上記読取りコイルと上記読取り手段とを
切放す切放し手段を備えた磁気ヘッド装置。 - 【請求項2】上記切放し手段は上記読取りコイルと上記
読取り手段とを光学的に切放す請求項1記載の磁気ヘッ
ド装置。 - 【請求項3】上記切放し手段を光結合素子に設定した請
求項2記載の磁気ヘッド装置。 - 【請求項4】上記請求項1,2もしくは3記載の磁気ヘ
ッド装置を備えた磁気媒体処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19248595A JPH0922502A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 磁気ヘッド装置および磁気媒体処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19248595A JPH0922502A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 磁気ヘッド装置および磁気媒体処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0922502A true JPH0922502A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16292088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19248595A Pending JPH0922502A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 磁気ヘッド装置および磁気媒体処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0922502A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010100904A1 (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-10 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダおよびカードリーダの制御方法 |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP19248595A patent/JPH0922502A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010100904A1 (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-10 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダおよびカードリーダの制御方法 |
JP2011070746A (ja) * | 2009-03-05 | 2011-04-07 | Nidec Sankyo Corp | カードリーダおよびカードリーダの制御方法 |
US8824073B2 (en) | 2009-03-05 | 2014-09-02 | Nidec Sankyo Corporation | Card reader and control method of card reader |
US9552501B2 (en) | 2009-03-05 | 2017-01-24 | Nidec Sankyo Corporation | Card reader and control method of card reader |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040830 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050208 |