JPH09224786A - リサイクル可能なベッドマット - Google Patents

リサイクル可能なベッドマット

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JPH09224786A
JPH09224786A JP3491996A JP3491996A JPH09224786A JP H09224786 A JPH09224786 A JP H09224786A JP 3491996 A JP3491996 A JP 3491996A JP 3491996 A JP3491996 A JP 3491996A JP H09224786 A JPH09224786 A JP H09224786A
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JP
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fibers
fiber
bed mat
mat
recyclable
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JP3491996A
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Masuki Fujimoto
倍己 藤本
Tomoshige Sugino
知重 杉野
Noriyoshi Shintaku
知徳 新宅
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Toray Industries Inc
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リサイクルが可能で、速乾性や屈曲性に優れ、
通気性や透湿性のある快適な使用感を有するベッドマッ
トを提供する。 【解決手段】ベッドマットを構成するマット中材、マッ
トのカバー、カバーの縫糸がいずれも同一系のポリマか
らなる繊維で構成され、ベッドマット中材が2種以上の
繊維で構成された繊維成形体であって、該繊維成形体は
融点が他の繊維より低い熱可塑性重合体R1からなる繊
維Cを含み、繊維C相互間および繊維Cと他の繊維との
接触点の一部が接着し、さらに構成繊維の少くとも一部
が繊維表面にシリコン系樹脂を付与されてなることを特
徴とするリサイクル可能なベッドマット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクルが可能
で、水洗いによる乾燥性や屈曲性が優れた医療用や寝装
用などのベッドマットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球の環境保護と資源の効率的利
用の2つのニーズから、産業廃棄物や一般家庭廃棄物の
処理、再利用の問題は益々その重要性が高まってきてお
り、多くの分野、多くの人々が関心を示している。しか
し、ベッドマットの分野ではこれまでほとんどの使用済
みベッドマットを焼却や埋め立て処分しており、リサイ
クル技術はいまだ開発段階にある。
【0003】従来繊維製品の提案されているリサイクル
技術を大別すると次の3つになる。第1はサーマルリサ
イクルである。製品を適当な形態に切断し、燃焼させ、
自家発電や各種の熱エネルギーとして再利用する方法で
ある。しかし、この方法は資源の再利用の観点からは好
ましくない。
【0004】第2はマテリアルリサイクルである。この
方法は次のケミカルリサイクルと異なり、物理的・機械
的にペレット化する。この再生ペレットを再利用する場
合、2つのケースに分けられる。1つは多種の素材が混
合していることを是として新規素材として商品開発する
ケースで、花壇や盆栽用の鉢、歩道の装飾用杭などがあ
る。もう1つは、特開平5−211935号公報、特開
平6−123052号公報のように100%同一素材で
構成して、回収、ペレット化、溶融して再利用するケー
スである。
【0005】第3はケミカルリサイクルである。リサイ
クルの基本概念に最も合致しているのは、商品を回収
し、分解して元の素原料に戻すケミカルリサイクルであ
る。しかし、繊維製品は一般に単一素材で製品化されて
いるものは少なく、その素材構成が多種多様であるた
め、経済的な解重合システムの開発にはしばらく時間が
必要である。この課題を解決するための手段が、例えば
カーペット商品の場合、特開平5−117441号公報
である。解重合の効率を向上するための補助手段とし
て、カーペットを小片化し、セパレーターでパイル素材
である6−ナイロンを含む小片とそれ以外の小片に分離
し、6−ナイロンを含む小片を解重合システムへ供給し
て素原料のε−カプロラクタムを回収する方法である。
しかし、繊維製品を小片化し機械的手段で、例えばサイ
クロンによる比重差などで分離しても、効率よくリサイ
クルすることは困難であった。
【0006】一方、ベッドマットのマット中材として
は、一般にポリウレタンなどの樹脂発泡体が主に使用さ
れてきた。しかし、樹脂発泡体は発泡時にフロンガスま
たはその代替ガスを使用し、燃焼時には有毒ガスを発生
するなど、環境面で問題があった。また、通気性や透湿
性が低く蒸れやすいうえに、水や尿などの溶液がかかる
と透水性が低いために、マットに溜まり、乾燥し難く、
不快感を与えることがあった。
【0007】これらの問題を解消するマット中材として
クッション材(繊維詰め物材)が、例えば特公昭62−
2155号公報、特公平1−18183号公報、特公平
4−33478号公報、特開平3−140185号公報
などに提案されている。これらのクッション材は、熱接
着性の繊維として低融点の繊維を使用したり、高融点の
熱可塑性樹脂を芯部とし、低融点の熱可塑性樹脂を鞘部
とする、芯鞘構造の複合繊維を使用することにより、あ
る程度の成果をもたらしはしたが、さらに向上が望まれ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、リサ
イクルが可能で、速乾性や屈曲性に優れ、通気性や透湿
性のある快適な使用感を有するベッドマットを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のリサイクル可能
なベッドマットは、前記の課題を解決するために、次の
構成を有する。
【0010】すなわち、ベッドマットを構成するマット
中材、マットのカバー、カバーの縫糸がいずれも同一系
のポリマからなる繊維で構成され、ベッドマット中材が
2種以上の繊維で構成された繊維成形体であって、該繊
維成形体は融点が他の繊維より低い熱可塑性重合体R1
からなる繊維Cを含み、繊維C相互間および繊維Cと他
の繊維との接触点の一部が接着し、さらに構成繊維の少
くとも一部が繊維表面にシリコン系樹脂を付与されてな
ることを特徴とするリサイクル可能なベッドマットであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリサイクル可能な
ベッドマットについて図面を参照しつつ、実施態様例を
挙げながら詳細に説明する。
【0012】本発明はリサイクル容易なベッドマットで
ある。前記したように一般的なベッドマットはポリウレ
タン等の樹脂発泡体をベッドマットの中材として使用
し、この芯材を木綿あるいはポリエステル等のカバーで
包んだ構造になっている。さらにカバーについても木綿
あるいはポリエステル等の布帛を異なる化学組成の縫
糸、ファスナーおよび品質表示ラベルで構成している。
これら種々の素材から構成されたベッドマットのリサイ
クルは容易ではないが、本発明のベッドマットはベッド
マット本来の要求品質を保持しながら、リサイクル容易
なベッドマットを得るものである。
【0013】本発明のリサイクル可能なベッドマット
は、ベッドマット中材を繊維成形体とし、さらにベッド
マットのカバーを構成する布帛、縫糸をすべて同一系の
ポリマからなる繊維で構成してリサイクル容易なベッド
マットとしたものである。なお、必要に応じて、ファス
ナーおよび品質表示ラベルなどの付属品についても同一
系のポリマからなる繊維で構成されたものであることが
好ましい。
【0014】本発明のベッドマットは、マテリアルリサ
イクル、ケミカルリサイクルおよびサーマルリサイクル
のいずれのリサイクル方法も可能である。また、前記ベ
ッドマット中材、ベッドマットのカバーを構成する布
帛、縫糸、ファスナー、品質表示ラベルなどの付属品の
同一系のポリマからなる繊維をポリエステル繊維とする
と、圧縮特性(圧縮回復性)、熱接着固定性に優れ、燃
焼ガスの毒性が低く、回収ベッドマットを裁断、開繊
し、溶融ペレット化して再利用するマテリアルリサイク
ルが容易なため好ましい。さらに好ましくは、ベッドマ
ット中材、ベッドマットのカバーを構成する布帛、縫
糸、ファスナー、品質表示ラベルなどの付属品をナイロ
ン6繊維とすると、回収ベッドマットを裁断、開繊し、
例えば特公昭42−18476号公報、特願平6−12
7468号公報等の方法で解重合・精製し、ε−カプロ
ラクタムとして回収して、再び6−ナイロンの素原料と
して再利用することである。
【0015】一般的にベッドマットはマット中材によっ
てその品質が大きく左右される。本発明のベッドマット
は、ベッドマットを構成するマット中材が2種以上の繊
維で構成された繊維成形体であって、融点が他の繊維よ
り低い熱可塑性重合体R1からなる繊維Cを含み、繊維
C相互間および繊維Cと他の繊維との接触点の一部が接
着したものでる。
【0016】熱可塑性重合体R1としては、例えばポリ
エステル系の場合、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレンプロピレン共重合体、エチレンブテン共重合体、
エチレン酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィンあるい
はオレフィン共重合体、ポリヘキサメチレンテレフタレ
ート、ポリヘキサメチレンブチレンテレフタレート、ポ
リヘキサメチレンテレフタレートイソフタレート等のポ
リエステルあるいは共重合ポリエステル等の熱可塑性ポ
リマーから選ばれる、少なくとも一種類のポリマーを挙
げることができる。
【0017】これら熱可塑性重合体R1の融点は、繊維
成形体の製造において熱処理を施して熱融着するため、
繊維間の十分な熱接着性を得ることや必要以上に高温熱
処理を施すことを避けるために、その他の繊維に比べて
20℃以上低く、80〜170℃の成分が好ましい。
【0018】また、繊維Cは、繊維成形体使用時の圧縮
や揉み作用によって微粉末化を避けるために熱可塑性重
合体R1を表面側にして、R1より融点が20℃以上高
い熱可塑性重合体R2が芯側に複合された複合繊維が好
ましく、繊維間の十分な熱接着性を得ることや繊維成形
体の圧縮性、圧縮回復性、ソフト感を得るためにR1/
R2で表される重量比が20/80〜60/40の範囲
の複合繊維(以下、複合繊維Cという)が好ましい。
【0019】熱可塑性重合体R2は、特に限定されない
が、例えば、テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸あるいはそれらのエステルを主たるジカルボン酸
成分とし、エチレングリコールもしくはテトラメチレン
グリコールを主たるグリコール成分とするポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレートあるい
は、ポリエチレン2,6−ナフタレートなどの線状ポリ
エステルがあげられる。このうちポリエチレンテレフタ
レート(通常のポリエステル)が好ましい。
【0020】また、複合繊維Cがナイロン系の場合は、
例えば熱可塑性重合体R2がナイロン6で熱可塑性重合
体R1が6−ナイロンに66−ナイロンを共重合して融
点を低くしたもの等も使用可能である。
【0021】さらに、複合繊維Cには、この他必要に応
じてR1,R2以外の重合体成分や、酸化チタン、カー
ボンブラック等の顔料のほか、従来公知の抗酸化剤、着
色防止剤、耐光剤、帯電防止剤等が、本来の機能を喪失
しないかぎり、複合や混合などにより添加することがで
きる。このような複合繊維は、複合紡糸によって製造す
ることができる。
【0022】繊維Cとしては、繊度が1〜30デニー
ル、繊維長が10〜100mmの短繊維が好ましく用い
られる。1デニールより細い場合は、繊維と繊維の接触
点において、低融点成分である熱可塑性重合体R1の量
が相対的に少なくなり、熱接着による形態安定性が悪く
なることがある。30デニールを越えると、融点の高い
その他の繊維と繊維Cとの接触点および繊維Cの繊維間
接触点が相対的に減少し、熱接着むらにより均質な繊維
成形体が得られ難くなることがある。また、繊維長が1
0mmより短いと、繊維間の絡合性が悪くなり、繊維成
形体を薄くした場合に形状を保持し難くなることがあ
り、100mmより長いと繊維が絡み合い過ぎて開繊・
混綿性が悪くなり、均一な密度の繊維成形体が得られに
くいことがある。
【0023】繊維Cの捲縮は、繊維成形体の用途によっ
て適宜選択すればよく、嵩高性、ソフト感、圧縮に対す
る回復性をよくするためには、捲縮数が3〜10山/2
5mm、捲縮度が5〜30%の範囲であることが好まし
い。
【0024】また、繊維成形体は、構成繊維の少なくと
も一部の繊維表面にシリコン系樹脂が付与されている。
【0025】繊維Aは複合繊維Cの表面にシリコン系樹
脂を付与されたものであってもよいが、一般的に繊維の
表面にシリコン系樹脂を付与されたものは熱による接着
性が低いため、好ましい繊維構成はシリコン系樹脂を付
与された繊維Aとシリコン系樹脂を付与されていない繊
維Cあるいはシリコン系樹脂を付与された繊維Aとシリ
コン系樹脂を付与されていない繊維Cおよびシリコン系
樹脂を付与されていない繊維Bの組み合わせである。
【0026】繊維Aや繊維Bは熱可塑性重合体R1の融
点より20℃以上高くて、同一系のポリマでれば特に限
定されない。ポリエステルの他にも、例えば、6−ナイ
ロン、66−ナイロン、610−ナイロン、109−ナ
イロン、11−ナイロン、12−ナイロン等のポリアミ
ドを挙げることができるが、なかでもリサイクルが容易
な点でポリエステルが望ましく、解重合・精製し、ε−
カプロラクタムとして回収して、再びナイロン6の素原
料にすることが容易な6−ナイロンはさらに好ましい。
【0027】繊維Aやその他の繊維Bとしては、繊度が
2〜30デニール、繊維長が10〜100mmの短繊維
が好ましく用いられる。2デニールより細いと、繊維の
嵩が低くなったり、繊維成形体の密度のわりに圧縮に対
する抵抗が低くなり、かつ圧縮回復性も低下することが
ある。また、30デニールより太くなると、触感が粗硬
になることがある。また、繊維長が10mmより短い
と、繊維間の絡合性が悪くなり、繊維成形体を薄くした
場合に形状を保持し難くなることがあり、100mmよ
り長いと、開繊・混綿性が悪くなり、均一な密度の繊維
成形体を得難くなることがある。
【0028】繊維Aやその他の繊維Bの捲縮は、繊維成
形体の用途によって適宜選択すればよく、嵩高性、ソフ
ト感、圧縮に対する回復性をよくするためには、捲縮数
が3〜10山/25mm、捲縮度が5〜30%の範囲で
あることが好ましい。
【0029】本発明の一つの目的である水洗いによる速
乾性の面では、ベッドマットのマット中材繊維成形体は
後記する含水率が350%以下であることが好ましい。
350%を越えるとベッドマットの水洗い時に取扱性が
悪くなると同時に、乾燥速度が遅いため水切れ性が悪
く、水洗いコストが高くなって好ましくない。含水率を
350%以下にするためには繊維成形体の構成繊維に少
なくともシリコン系樹脂を付与され繊維Aを15重量%
以上、より好ましくは30重量%以上含ませることであ
る。
【0030】前記繊維表面にシリコン系樹脂を付与する
方法としては、繊維Cとその他の繊維の混合物を熱処理
し、繊維C相互間および繊維Cとその他の繊維間を融着
して繊維成形体とした後、シリコン系の樹脂を付与し、
熱処理して固着させることもできるし、繊維A製造時に
シリコン系の樹脂を付与し熱処理して固着させた繊維A
を繊維成形体構成として使用し、繊維C相互間および繊
維Cとその他の繊維間を融着して繊維成形体とすること
もできる。後者は加工コストとして安くなるためより好
ましい方法である。
【0031】シリコン系樹脂付与量としては、水濡れに
よる水切れ性や水洗いによる速乾性およびコストの観点
から、たとえばジメチルポリシロキサンを主成分とする
シリコン樹脂を0.1〜2%owf程度付着させるのが
好ましい。
【0032】本発明に使用する繊維成形体は、前記の繊
維Cを20〜60重量%と、繊維Aまたは繊維Aとその
他の繊維Bの合計を80〜40重量%とすることが好ま
しい。繊維Cが20重量%未満であると、繊維C相互間
および繊維Cとその他の繊維AおよびBとの熱接着点が
少なくなって形態安定性が悪くなることがあり、60重
量%以上では、繊維成形体のソフト感が低下し、触感が
粗硬になることがある。
【0033】繊維成形体を構成する繊維に前記シリコン
系樹脂が付与された繊維Aが含まれると、ベッドマット
使用時の圧縮弾性や圧縮回復性を高める効果も期待でき
る。本発明のベッドマットのマット中材繊維成形体は、
2種以上の繊維で構成された繊維成形体であって、後述
する特性評価法で測定した撓み量が5〜20cmである
ことが好ましい。5cm未満では屈曲性不良で繊維成形
体をベッドマット中材として使用した場合、ベッドの変
形に追従し難いためマットが浮いたり皺が入る等の外観
や機能を損なうことがあり、20cmを越えると洗濯等
でベッドマットを移動させる場合の取扱い性が悪くなる
ことがある。
【0034】図1は、本発明の繊維成形体の繊維配列の
一例を示す斜視図である。撓み量が5〜20cmの範囲
の繊維成形体とするためには、例えば繊維成形体の構成
繊維の多くが繊維成形体のある一方向断面(bdef)
に対してのみ繊維軸方向を略平行に配列して、該断面内
(bdef)でランダムな方向に配列させることによっ
て得られる。この様な繊維成形体はベッドマット中材と
して使用する場合の厚み方向、即ち圧縮作用を受ける方
向に対して略平行に配列した繊維が多くなるように裁断
・成形して使用すると、例えばab線の方向をベッドマ
ット中材の長尺方向とすれば、就寝位から座位にベッド
を変化させた時にベッドマットも同様な変形をする、つ
まり屈曲性の良好な繊維成形体が得られるのである。
【0035】さらに、構成繊維の多くが、繊維成形体の
厚み方向の断面(bdef)に対し繊維軸方向を略平行
に配列し、かつ繊維成形体の厚み方向の断面内(bde
f)でランダムな方向に配列するようにすることによ
り、屈曲性が良好であるにもかかわらず洗濯や使用によ
る耐久性が高く、透湿性や透水性が高くて、使用快適感
の高い繊維成形体が得られ、圧縮作用を受ける方向に対
して平行に配列した繊維が多くなることになり、圧縮回
復性や反発力を高める構造となる。
【0036】ここで、厚み方向の断面は、例えば図1の
ae線に沿った角度の面やab線に沿った角度の面等多
数あるが、繊維が略平行に配列した厚み方向の断面(b
def)はbe線に沿った角度の面のみで、この角度の
面に繊維が略平行に配列しているため、繊維成形体を引
張ったり、歪曲させると他の角度の面に比べて比較的剥
離しやすい角度の面のことである。
【0037】繊維成形体の屈曲性を高める繊維成形体構
造としては前記の繊維配列をもつものが好ましいが、そ
の他にも使用繊維を混綿・開繊し、カードでさらに混綿
・開繊してウエッブ状とし、製綿成形機で積層ウエッブ
とした後、該ウエッブを波状に折り畳んで、波の波高方
向がベッドマットの使用用途の厚みになるようにして使
用繊維内の低融点繊維で固定することによっても得られ
る。
【0038】次に、本発明のリサイクル可能なベッドマ
ットに使用する繊維成形体の好ましい製造方法例につい
て説明する。
【0039】図2は、本発明のリサイクル可能なベッド
マットに使用する繊維成形体製造の一例に用いられる装
置の金型の縦断面図である。
【0040】前記繊維Aと繊維C、または繊維Aと、そ
の他の繊維Bおよび繊維Cとを、通常の紡績工程で使用
する給綿機、混綿機、開繊機によって、十分に混綿、開
繊し、目的に応じた形状の通気性型枠に送綿ファンによ
る空気流などの気体と共に吹き込んで充填する。
【0041】吹き込んで充填するためには、型枠が適度
の通気性を有するものを使用する。例えば、JIS L
1079−1966フラジール型通気性試験機により
測定した際においては、通気性は5〜200cc/cm
2 ・secの範囲が好ましい。
【0042】このような型枠としては、例えば、図2に
示すパンチング金属板を用いた金型1、2を用いること
ができる。通気性型枠内に吹込み口3から吹込まれた繊
維混合物4は、タテ、ヨコ、厚み方向にランダムに配列
した状態となる。
【0043】次に、充填した繊維混合物を圧縮して、適
当な密度にする。密度は、0.025〜0.055g/
cm3 であることが好ましい。密度が0.025g/c
3未満では、繊維成形体がソフトすぎて形態安定性が
悪くなり、希望の形状に裁断、成形し難くなることがあ
る。0.055g/cm3 を越えると、繊維成形体のソ
フト感が低下することがある。また、前記圧縮処理は本
発明の繊維成形体の繊維軸方向を使用する繊維成形体の
厚み方向の断面(bdef)に対し略平行に配列させ
て、狙いの屈曲性を高める作用もある。
【0044】圧縮した充填物を熱処理して、繊維C相互
間および繊維Cと繊維Aやその他の繊維Bとの接触点の
一部を接着して形態を固定する。熱処理の温度は繊維C
のR1が溶融接着する温度であればよく、一般的には、
80〜200℃が好ましい。さらに、本発明は、繊維C
の熱可塑性重合体R1の融点未満の温度下で、前記吹き
込み充填後の圧縮方向に対し垂直な2方向の内2方向ま
たは2方向の内1方向に5〜80%の範囲で1回以上仕
上げ2次圧縮処理して本発明の繊維成形体とすことも望
ましい。本発明の繊維成形体は、圧縮弾力性、屈曲性、
透湿性、透水性の優れたものとするため、使用される用
途の例えば着座位や就寝位で圧縮作用を受ける方向の面
に構成繊維の多くの繊維軸方向を平行に配列する。その
ためには、前記繊維成形体製造時の2次圧縮処理方向が
使用される用途の、例えば着座位や就寝位で圧縮作用を
受ける方向、つまりその用途の厚み方向とする。この場
合、2次圧縮処理によって、繊維AのR1で溶融接着し
た不必要な接着点をあらかじめ除去し、繊維成型体使用
時のソフト感や圧縮回復性を良好にする作用がある。
【0045】
【実施例】次に本発明を実施例および比較例を挙げてさ
らに具体的に説明する。本発明に記述した諸特性の測定
法は次の通りである。
【0046】(1)含水率 厚み7cm、幅80cm、長さ50cmの長方形の繊維
成形体試験片を2個準備し、まず自然状態(20℃×6
5%RH)で24時間放置後の重量(Wo)を測定す
る。その後水槽内に30分間浸漬し、幅方向が垂直方向
になるようにして取り出した状態で3分間後の重量
(W)を測定し、次式で含水率求めて2回の平均で表わ
した。
【0047】 含水率(%)=[(W−Wo)/W]×100 (2)撓み量 厚み5cm、幅10cm、長さ50cmの長方形の繊維
成形体試験片を3個準備し、水平な台上にのせ、試験片
をすべらせて台の端から長さ30cmだした状態で1分
間放置後、台の上面と試験片の先端の下面の高さの差
(撓み量mm)をスケールで読とり、3回の平均値で表
わした。
【0048】(3)繊度 JIS L1015−7−51Aの方法に準じて測定し
た。
【0049】(4)平均繊維長(カット長) JIS L1015A法(ステープルダイヤグラム法)
に準じて測定した。
【0050】(5)巻縮数および巻縮度 巻縮数および巻縮度はJIS L1015−7−12−
1およびJIS L1015−7−12−2の方法に準
じて測定した。
【0051】(6)充填密度 試験片(タテ:20cm、ヨコ:20cm、厚さ:20
cm)を20℃×65%RHの雰囲気中に24時間放置
した後の重量(w)を測定し、次式で求めた。 密度(g/cm3 )=w/8000 実施例1 ベッドマット中材用繊維として、まず熱可塑性重合体R
1用にイソフタル酸40モル%共重合したポリエチレン
テレフタレート系ポリエステル(融点約110℃)を用
い、熱可塑性重合体R2用に通常のポリエチレンテレフ
タレート(融点約255℃)を用いて、重量比R1/R
2を50/50とし、R1を鞘、R2を芯とする芯鞘複
合繊維を紡糸した。
【0052】次いで、該未延伸糸を延伸し、クリンパで
機械捲縮を付与した。さらに、70℃の熱セッターで乾
燥した後、仕上げ油剤を付与して、カット長51mmに
切断して、繊度4デニール、表面層の融点が約110℃
の複合短繊維Cを得た。
【0053】これとは別に、通常のポリエチレンテレフ
タレート(融点約255℃)を用い、紡糸口金直下で非
対象冷却しながら紡糸し、延伸、機械巻縮を付与した後
市販のジメチルポリシロキサンを主成分とするシリコン
樹脂液を噴霧器で均一に付着させ、熱処理、固着させて
シリコン樹脂を付与された繊維Aとした。得られた繊維
Aはカット長51mm、繊度約6デニールの中空(中空
率30%)丸断面、巻縮数4.6山/25mm、巻縮度
25.2%で、シリコン樹脂の付着量は繊維重量当たり
(owf)約0.7%であった。
【0054】また、シリコン樹脂を付与されていない繊
維Bとしては、繊維A製造時にシリコン樹脂液を噴霧し
ないでカット長51mm、繊度約6デニールの中空(中
空率30%)丸断面、巻縮数4.1山/25mm、巻縮
度22.2の短繊維を製造した。
【0055】得られた繊維Aを30重量%、繊維Bを3
0重量%、繊維Cを40重量%混綿し、ローラカードで
さらに混綿・開繊し、繊維混合物を得た。この繊維混合
物を、図1のような各面にパンチングが施された、内面
の幅×長さ×深さが100×100mm100cmの下
金型1に、空気流と共に吹き込んだ後、各面にパンチン
グが施された上金型2で吹き込まれた繊維混合物4を圧
縮して、深さ50cmの目標の密度まで圧縮し固定し
た。金型に圧縮固定した繊維混合物4を、通常、紡績糸
のセットに使用するヒートセッターを用いて、蒸熱13
0℃×30分間熱セットし、複合繊維Cと繊維AやBと
の接触点および複合繊維C間の接触点で熱接着した繊維
成形体を得た。得られた繊維成形体の含水率は186%
で良好な速乾性を示した。
【0056】前記繊維成形体を上金型で圧縮した方向、
つまり深さ方向をベッドマット中材の上面または下面と
して厚さ7cmにスライスし、接着、裁断して長さ×幅
×厚さが192×84×7cmのベッドマット中材とし
た。このマット中材の撓み量は6.9cmであった。
【0057】さらに、ベッドマットのカバーとしてはポ
リエステル75デニールの仮撚加工糸を用いた両面丸編
地(ブルーの無地染め)をポリエステルのスパン縫糸で
縫製し、品質や取扱表示ラベルにはポリエステルの不織
布を使用してベッドマットとした。このベッドマットを
医療用のギャジベッドつまり、電動によって頭部が起き
たり、脚部が下がる仕掛けになって、就寝位から座位に
容易にベッドの形を変化させることができるベッドに装
着してベッドの変化に対するベッドマットの追従性を調
べた結果、良好な追従性を示した。
【0058】このベッドマットを1年間使用した後、カ
バーや縫糸、品質や取扱表示ラベルおよびベッドマット
中材ごと反毛機にかけて開繊し、この開繊繊維を溶融ペ
レット化し、再度溶融紡糸・延伸して、6デニール、5
1mmのポリエステルステープルとした。得られたステ
ープルはやや灰色がかったポリエステルステープルで、
市販の通常ポリエステルステープルに比べてやや強度が
低いものの、詰綿として十分使用可能なものであった。
【0059】実施例2 ベッドマット中材用繊維として、まず熱可塑性重合体R
1用に通常の6−ナイロン(融点約215℃)を用い、
熱可塑性重合体R2用に6−ナイロンに66−ナイロン
を共重合ポリマ(融点約105℃)を用いて、重量比R
1/R2を50/50とし、R1を鞘、R2を芯とする
芯鞘複合繊維を紡糸した。
【0060】次いで、該未延伸糸を延伸し、クリンパで
機械捲縮を付与した。さらに、70℃の熱セッターで乾
燥した後、仕上げ油剤を付与して、カット長51mmに
切断して、繊度4デニール、表面層の融点が約105℃
の複合短繊維Cを得た。
【0061】これとは別に、通常の6−ナイロン(融点
約215℃)を用い、紡糸、延伸、機械巻縮を付与した
後市販のジメチルポリシロキサンを主成分とするシリコ
ン樹脂液を噴霧器で均一に付着させ、熱処理、固着させ
てシリコン樹脂を付与された繊維Aとした。得られた繊
維Aはカット長51mm、繊度約8デニールの中空(中
空率16%)丸断面、巻縮数4.9山/25mm、巻縮
度16.2%で、シリコン樹脂の付着量は繊維重量当た
り(owf)約0.7%であった。
【0062】また、シリコン樹脂を付与されていない繊
維Bとしては、繊維A製造時にシリコン樹脂液を噴霧し
ないでカット長51mm、繊度約8デニールの中空(中
空率16%)丸断面、巻縮数4.5山/25mm、巻縮
度15.9の短繊維を製造した。
【0063】さらに、上記繊維Aを25重量%、繊維B
を35重量%、繊維Cを40重量%の割合で混綿し、ロ
ーラカードでさらに混綿・開繊して、この繊維混合物を
図1のような各面にパンチングが施された内面の幅×長
さ×深さが100×100×100cmの下金型に金型
の吹込口から空気流と共に吹き込んで充填した。吹き込
まれた繊維混合物を各面にパンチングが施された上金型
で圧縮し、充填密度0.04g/cm3 、厚さ50cm
で固定した。金型に充填圧縮した繊維混合物を、紡績糸
のセットに使用するヒートセッターを用いて、蒸熱12
5℃×20分間熱セットし、繊維成形体とした。
【0064】前記繊維成形体を上金型で圧縮した方向、
つまり深さ方向をベッドマット中材の上面または下面と
して厚さ7cmにスライスし、接着、裁断して長さ×幅
×厚さが192×84×7cmのベッドマット中材とし
た後、ベッドマット中材の厚さ方向に圧縮率50%で5
回仕上げ圧縮処理した。
【0065】さらに、ベッドマットのカバー(外側地)
としては、6−ナイロンの70デニールの仮撚加工糸を
用いた両面丸編地を6−ナイロンの仮撚加工糸縫糸で縫
製し、品質や取扱表示ラベルには6−ナイロンのタフタ
織物を使用してベッドマットとした。なお、マット中材
の含水率は241%、撓み量が18.6cmであった。
また、このベッドマットを医療用のギャジベッドに装着
してベッドの変化に対するベッドマットの追従性を調べ
た結果、良好な追従性を示した。
【0066】このベッドマットを1年間使用したとこ
ろ、洗濯等での取扱性も良好であって、洗濯での水切れ
性に優れ、透湿性、透水性が良好で快適な使用感を有す
るものであった。さらに、使用後のベッドマットをカバ
ーや縫糸、品質や取扱表示ラベルおよびベッドマット中
材ごと反毛機にかけて開繊した後、解繊繊維を特公昭4
2−18476号公報に記載の方法で解重合・精製して
ε−カプロラクタムに回収したところ、特に問題はなか
った。
【0067】比較例1 実施例1で、繊維Aを使用しないで、繊維B60重量
%、繊維C40重量%混綿するほかは実施例2と同様に
してベッドマットとしたところ、マット中材の含水率は
387%、撓み量が4.8cmで、洗濯等での取扱性や
透湿性は良好なものの、洗濯での水切れ性や速乾性およ
びギャッジベッドに必要な屈曲性の面で劣るものであっ
た。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、リサイクルが可能で、
水洗いに対する速乾性や屈曲性に優れ、通気性や透湿性
が高くて快適な使用感を有するベッドマットを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマット中材に用いるブロック形状繊維
成形体の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明のマット中材に用いる繊維成形体の製造
装置の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1:下金型 2:上金型 3:気体の吹込み口 4:繊維混合物

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッドマットを構成するマット中材、マッ
    トのカバー、カバーの縫糸がいずれも同一系のポリマか
    らなる繊維で構成され、ベッドマット中材が2種以上の
    繊維で構成された繊維成形体であって、該繊維成形体は
    融点が他の繊維より低い熱可塑性重合体R1からなる繊
    維Cを含み、繊維C相互間および繊維Cと他の繊維との
    接触点の一部が接着し、さらに構成繊維の少くとも一部
    が繊維表面にシリコン系樹脂を付与されてなることを特
    徴とするリサイクル可能なベッドマット。
  2. 【請求項2】マット中材は、本文中に記載する方法によ
    り測定した含水率が350%以下であることを特徴とす
    る請求項1に記載のリサイクル可能なベッドマット。
  3. 【請求項3】熱可塑性重合体R1の融点が、他の繊維の
    融点より20℃以上低く、かつ80〜170℃であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のリサイクル可
    能なベッドマット。
  4. 【請求項4】繊維Cが、熱可塑性重合体R1を表面側に
    して、R1より融点が20℃以上高い熱可塑性重合体R
    2が芯側に複合され、かつ、R1/R2で表される重量
    比が20/80〜60/40の範囲の複合繊維であっ
    て、該複合繊維を20〜60重量%含んでいることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のリサイクル可
    能なベッドマット。
  5. 【請求項5】マット中材の繊維成形体の構成繊維の多く
    が繊維成形体の一断面方向(bdef)に対し繊維軸方
    向を略平行に配列し、該断面内でラダムな方向に配列し
    た繊維成形体であって、該繊維成形体は本文中に記載す
    る方法により測定した撓み量が5〜20cmであること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のリサイク
    ル可能なベッドマット。
  6. 【請求項6】シリコン系樹脂が、ジメチルポリシロキサ
    ンを主成分とするものであることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載のリサイクル可能なベッドマッ
    ト。
  7. 【請求項7】シリコン系樹脂の付着量が、0.1〜2%
    owfであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載のリサイクル可能なベッドマット。
  8. 【請求項8】マット中材の構成繊維の繊度が2〜30デ
    ニールであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載のリサイクル可能なベッドマット。
  9. 【請求項9】構成繊維がいずれもポリエステル系繊維で
    あることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の
    リサイクル可能なベッドマット。
  10. 【請求項10】構成繊維がいずれも6−ナイロン系繊維
    であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載
    のリサイクル可能なベッドマット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202302A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Toray Ind Inc 詰め綿用混合原綿及び詰め綿

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JP2011202302A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Toray Ind Inc 詰め綿用混合原綿及び詰め綿

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