JPH09224385A - 超音波モータ駆動装置 - Google Patents
超音波モータ駆動装置Info
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- JPH09224385A JPH09224385A JP8029019A JP2901996A JPH09224385A JP H09224385 A JPH09224385 A JP H09224385A JP 8029019 A JP8029019 A JP 8029019A JP 2901996 A JP2901996 A JP 2901996A JP H09224385 A JPH09224385 A JP H09224385A
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Abstract
度、推力を発揮し得る超音波モータ駆動装置を提供す
る。 【解決手段】 第1の振動モードと第2の振動モードを
励起する超音波振動子10と、この超音波振動子10に
より駆動される摺動板34と、前記超音波振動子10を
摺動板34に対し押圧する押圧部材と、前記超音波振動
子10に含まれる電気機械変換素子に交番電圧を印加す
る電源手段とを少なくとも有する超音波モータ駆動装置
において、前記摺動板34に対し前記超音波振動子10
が所定の力で押圧された状態において、摺動板34が移
動する方向に対し直交する方向に振動する第1の振動モ
ードの共振周波数が、摺動板34が移動する方向に振動
する第2の共振モードの共振周波数より低く設定され、
超音波振動子10は、第1の振動モードの共振周波数と
第2の振動モードの共振周波数の間の周波数で駆動され
るものである。
Description
動装置に関する。
タとして超音波モータが注目されている。
に比べ以下のような利点を有している。(1)ギヤ無し
で低速高推力が得られる。(2)保持力が大きい。
(3)ストロークが長く、高分解能である。(4)静粛
性に富んでいる。(5)磁気的ノイズを発生せず、ま
た、外部からのノイズの影響も受けない。
ニアモータとして、本願出願人による提案である特開平
6−105571号公報に開示したものが知られてい
る。以下、同公報に開示した従来の超音波リニアモータ
について説明する。
振動子の構成について説明する。図9において、50
は、従来の超音波リニアモータの超音波振動子である。
この超音波振動子50は、基本弾性体51の上部におけ
る2次の共振屈曲振動の略腹に対応する部分に2個の積
層型圧電素子53を配置している。そして、保持用弾性
体52により2個の積層型圧電素子53を基本弾性体5
1上に固定する。図示しないが、基本弾性体51には3
箇所にネジのタップが切ってあり、保持用弾性体52は
ビス54により基本弾性体51に固定されるようになっ
ている。
性体52により突き当てて保持される。また、積層型圧
電素子53の保持用弾性体52と接触する部分は、エポ
キシ系の接着剤で固定され、保持用弾性体52と基本弾
性体51の接触する部分もエポキシ系の接着剤により接
合される。
が配置されている面に対して、反対側の面(被駆動体と
接触する側の面)の両端部には、摺動部材55がエポキ
シ系の接着剤を用いて接合される。
ァイバーとマイカを充填材として混入したものである
(カーボンファイバー:20重量%、マイカ30重量
%)。
て説明する。超音波振動子50の寸法を適当に設定する
ことで、1次の共振縦振動、及び2次の共振屈曲振動が
略同一周波数で励起できる。
から取り出されている電気端子をA、GND(A相と称
する)とし、右側の積層型圧電素子53から取り出され
ている電気端子B、GND(B相と称する)とする。
印加する。これにより、積層型圧電素子53に圧縮力
(予圧)を加えることができる。
p の交番電圧を印加し、B相に同一周波数、同振幅で同
位相の交番電圧を印加すると、一次の共振縦振動を励起
できる。次に、A相に周波数Frで振幅10Vp-p の交
番電圧を印加し、B相に同一周波数、同振幅で逆位相の
交番電圧を印加すると、二次の共振屈曲振動を励起でき
る。
10Vp-p の交番電圧を印加し、その位相差を90度又
は−90度とすると、摺動部材55の位置にて時計回り
又は反時計回りの超音波楕円振動を励起できる。
る超音波振動子50に、図示しない被駆動体を一定の力
で押し付けることにより、この被駆動体を右方向、左方
向に駆動することができる。
音波リニアモータは以下のような課題がある。即ち、被
駆動体に対して超音波振動子50を必要とされる所定の
押圧力で押圧したとき、良く動作すものと、良く動作し
ないものが生じていた。そして、その原因及び対策につ
いては未だ明らかにされていないのが実情である。
つ、大きい速度、推力を発揮するように超音波モータを
駆動できる超音波モータ駆動装置を提供することを目的
とするものである。
第1の振動モードと第2の振動モードを励起する超音波
振動子と、この超音波振動子により駆動される被駆動体
と、前記超音波振動子を被駆動体に対し押圧する押圧部
材と、前記超音波振動子に含まれる電気機械変換素子に
交番電圧を印加する電源手段とを少なくとも有する超音
波モータ駆動装置において、前記被駆動体に対し前記超
音波振動子が所定の力で押圧された状態において、被駆
動体が移動する方向に対し直交する方向に振動する第1
の振動モードの共振周波数が、被駆動体が移動する方向
に振動する第2の共振モードの共振周波数より低く設定
されていることを特徴とするものである。
と第2の振動モードを励起する超音波振動子と、この超
音波振動子により駆動される被駆動体と、前記超音波振
動子を被駆動体に対し押圧する押圧部材と、前記超音波
振動子に含まれる電気機械変換素子に交番電圧を印加す
る電源手段とを少なくとも有する超音波モータ駆動装置
において、前記被駆動体に対し前記超音波振動子が所定
の力で押圧された状態において、被駆動体が移動する方
向に対し直交する方向に振動する第1の振動モードの共
振周波数が、被駆動体が移動する方向に振動する第2の
共振モードの共振周波数より低く設定されており、前記
超音波振動子は、第1の振動モードの共振周波数と第2
の振動モードの共振周波数の間の周波数で駆動されるこ
とを特徴とするものである。
動装置によれば、被駆動体が移動する方向に対し直交す
る方向に振動する第1の振動モードの共振周波数が、被
駆動体が移動する方向に振動する第2の共振モードの共
振周波数より低く設定されているので、前記超音波振動
子が被駆動体に対して必要とされる押圧力において、安
定した状態で動作する超音波モータ駆動装置が得られ
る。
動装置によれば、被駆動体が移動する方向に対し直交す
る方向に振動する第1の振動モードの共振周波数が、被
駆動体が移動する方向に振動する第2の共振モードの共
振周波数より低く設定されており、かつ、前記超音波振
動子は、第1の振動モードの共振周波数と第2の振動モ
ードの共振周波数の間の周波数で駆動されるので、安定
して、かつ、大きい速度や推力を発揮し得る状態で動作
する超音波モータ駆動装置が得られる。
細に説明する。
動子10の斜視図を示す。この超音波振動子10は、黄
銅材からなり凸の字型に形成された基本弾性体11と電
気機械変換素子である一対の積層型圧電素子12とを有
している。
を除き、幅30mm、奥行4mmであり、また、高さh
については、7.5mmを中心に何種類か寸法を振った
ものを作成している。
4mm、奥行4mm、高さ2.5mmである。また、基
本弾性体11の幅方向の中心部で、かつ、底面から約5
mmの位置に圧入によって直径2mmのステンレス材か
らなるピン16を打ち込んでいる。
た圧電素子を数十枚から数百枚積層したものであり、本
実施の形態1においては、トーキン(株)の積層型圧電
素子NLA−2×3×9を用いた。その寸法は、2mm
×3.1mm×9mmとなっている。
は、図1には示さないがエポキシ系樹脂により被覆され
てる(被覆厚:約20mm)。
ついて説明する。図1に示すように基本弾性体11の凸
の字部分の両側に各々積層型圧電素子12を配置する。
そして、一対の保持用弾性部材13(幅4mm、奥行4
mm、高さ2.5mm)により各積層型圧電素子12を
各々基本弾性体11上に固定する。
にネジのタップが切ってあり、図1に示すように、一対
の保持用弾性体13を2本のビス14及びエポキシ系の
接着剤により基本弾性体11に各々固定する。
本弾性体11の凸の字部分と保持用弾性体13との間で
圧縮力を加えられた状態で保持固定される。積層型圧電
素子12の両端部は、各々基本弾性体11の凸の字部分
とエポキシ系の接着剤で固定し、保持用弾性体13とも
エポキシ系の接着剤で固定する。
素子12の端面部分は、基本弾性体11に対しやはりエ
ポキシ系の接着剤を用いて接着する。
子12が配置されている面に対して反対側の面(被駆動
体と接触する側の面)の両端部から9mmの位置(共振
屈曲振動の振動振幅が極大値を示す位置)には、矩形状
(寸法:幅3mm、奥行4mm、厚み1mm)の一対の
摺動材としての摩擦子15(砥石材:フェノール樹脂に
アルミナセラミクスの砥粒を分散させたもの)をエポキ
シ系の接着剤を用いて接合する。
振動子10の動作について説明する。上述した寸法形状
によれば、1次の共振縦振動モード、及び2次の共振屈
曲振動モードが略同一の周波数で励起できる。これらの
振動を有限要素法を用いてコンピュータ解析した結果、
図2に示すような共振縦振動姿態、及び図3に示すよう
な共振屈曲振動姿態が予想され、かつ振動測定の結果そ
れが実証された。
12から取り出されている電気端子をA、GND(A相
と称する)とし、右奥側の積層型圧電素子12から取り
出されている電気端子をB、GND(B相と称する)と
する。
振幅10Vp-p の交番電圧を印加し、B相に同一周波
数、同振幅で同位相の交番電圧を印加すると、図2に示
すような一次の共振縦振動が共振周波数f1で励起でき
た。
印加し、B相に同一周波数、同振幅で逆位相の交番電圧
を印加すると、図3に示すような二次の共振屈曲振動が
共振周波数fbで励起できた。
幅と位相の関係を図4に示す。超音波振動子10の単体
時(押圧力がかかっていないとき)には、一次の縦振動
の共振周波数f1は二次の屈曲振動の共振周波数fbよ
り大きくなるように超音波振動子10の寸法が決められ
ている。
5を参照して、上記超音波振動子10を用いた超音波モ
ータ駆動装置20について説明する。
のピン16の部分で2つの保持板21(押圧部材)によ
り両面から保持されている。この保持板21には、ピン
16の直径と略同径の穴が穿設されていてその穴と超音
波振動子10のピン16とが係合するようになってい
る。このように超音波振動子10を保持することで、超
音波振動子10はピン16の回りの回転に対してのみ自
由度を持つことになる。
固定部材22に固定され、また、保持板固定部材22に
は、一対の軸25に嵌装した一対のリニアブッシュ24
が立設され、このリニアブッシュ24は、軸25に沿っ
てリニアに移動するようになっている。
され、軸固定部材26はベース27にビス36を用いて
固定されている。また、軸固定部材26の略中央部に
は、タップが切られており、このタップに押圧ビス28
が螺じ込まれる。そして、軸固定部材26から下方に突
出する押圧ビス28の下端と前記保持板固定部材22と
の間にはバネ29を介在している。
下方に位置してクロスローラーガイドの固定部30が配
置されている。この固定部30は、ベース27に対しビ
ス31を用いて固定されている。クロスローラーガイド
の移動部32には、摺動部材保持部33が図示しないビ
スにより固定され、この摺動部材保持部33にはジルコ
ニアセラミックスにより形成した摺動板34が接着され
ている。このような構成において、押圧ビス28を調整
することで超音波振動子10の摺動板34(被駆動体)
への押圧力を調整することができる。
0において、超音波振動子10を被駆動体(摺動板3
4)へ押圧して行ったときときの、一次の縦振動の共振
周波数f1と二次の屈曲振動の共振周波数fbとの押圧
力に対する変化を図6に示す。
が移動する方向に対し直交する方向に振動する第1の共
振モードが屈曲振動モードであり、被駆動体である摺動
板34が移動する方向に振動する第2の共振モードが縦
振動モードである。
周波数は、共に、その値が大きくなっていくことが明ら
かになった。また、その変化率は、縦振動の共振周波数
f1よりも、二次の屈曲振動の共振周波数fbの方が大
きいことが分かった。それ故に、図6に示すように、押
圧力がFcのとき、共振周波数f1と共振周波数fbと
は略一致する。このときの周波数をfcとする。押圧力
がFcより大きくなると、共振周波数fbの方が共振周
波数f1より大きくなった。
施の形態1の超音波モータ駆動装置20の動作について
説明する。
を測定した。その結果、押圧力を図6に示すように、F
c以上にすると、どのような大きさの周波数に設定して
も超音波モータは動作しなかった。
は、駆動周波数を共振周波数f1、fbの間の周波数f
dに設定することで超音波モータは動作した。
きの縦共振周波数と屈曲共振周波数の値とモータ動作と
の関係について示す、表1を参照してさらに詳しく説明
すると、モータ動作における○印のものは動作したとい
うことであり、×印のものは動作しないか、若しくは動
作するものの速度及び推力がほとんど出ないものであ
る。
きな値が得られたのは、押圧時の縦共振周波数と屈曲共
振周波数の差が1乃至2kHzのものであった。尚、表
1において、試作No(ナンバ)0乃至12の各試料
は、寸法hを各種変化させて試作したものである。ちな
みに、印加電圧は10Vp-p である。
相差を+90度又は−90度に設定することにより、被
駆動体である摺動板34を右方向又は左方向に駆動する
ことができた。
される押圧力を印加したときに、縦振動の共振周波数を
屈曲振動の共振周波数より大きくなるように、超音波振
動子10の寸法を決めれば、安定して動作する超音波モ
ータ駆動装置が得られる。また、駆動周波数を、縦振動
の共振周波数f1と屈曲振動の共振周波数fbとの間の
値とすることで、速度、推力ともに大きな超音波モータ
駆動装置が得られる。
超音波振動子11を図7に示す。図7に示すように、本
実施の形態1が実施の形態1と異なる点は、摩擦子15
を基本弾性体11の側面に配置した超音波振動子10A
を用いる点である。
力がかかっていない時)、1次の縦振動の共振周波数f
1は二次の屈曲振動の共振周波数fbより、小さくなる
ように超音波振動子10Aの寸法が決められている。こ
れ以外の点は、実施の形態1と同様なので、超音波振動
子10Aの構成の詳細については説明を省略する。
は、実施の形態1の超音波振動子10と同様なので、そ
の説明を省略する。さらに、実施の形態2における超音
彼モータ駆動装置の構成についても、超音波振動子10
Aの摩擦子15が図5における摺動板34と接触するよ
うに、この超音波振動子10Aの配置(レイアウト)が
変わる以外は実施の形態1と同様である。
動作について以下に説明する。押圧力を徐々に大きくし
ながらモータ特性を測定した。その結果、押圧力を図8
に示すように、Fc以上にすると、どのような大きさの
周波数に設定しても、超音波モータ駆動装置は動作しな
かった。
きは、駆動周波数を縦振動の共振周波数f1と屈曲振動
の共振周波数fbの間の周波数fdに設定することで超
音波モータ駆動装置は動作した。
の縦振動の共振周波数f1、屈曲振動の共振周波数fb
の値と、モータ動作との関係について示す、表2を参照
してさらに詳しく説明すると、モータ動作における○印
のものは動作したということであり、×印のものは動作
しないか、若しくは動作するものの速度及び推力がほと
んど出ないものである。
きな値が得られたのは、押圧時の縦振動の共振周波数f
1と屈曲振動の共振周波数fbとの差が、1乃至2kH
zのものであった。尚、表2において、試作No(ナン
バ)13乃至25の各試料は、寸法hを各種変化させて
試作したものである。ちなみに、印加電圧は10Vp-p
である。
位相差を+90度又は−90度に設定することにより、
被駆動体である摺動板34を右方向又は左方向に駆動す
ることができた。
される押圧力を印加したときに、屈曲振動の共振周波数
fbを縦振動の共振周波数f1より大きくなるように、
超音波振動子10Aの寸法を決めれば、安定して動作す
る超音波モータ駆動装置を得ることができる。また、駆
動周波数を、縦振動の共振周波数f1と屈曲振動の共振
周波数fbとの間の値とすることで、速度、推力ともに
大きな超音波モータ駆動装置を得ることができる。
縦振動と屈曲振動とを合成して超音波楕円振動を得る例
について述べたが、この他の、例えば、ねじり振動、す
べり振動、呼吸振動、拡がり振動等を組み合わせた場合
も同様に超音波楕円振動を得ることができる。
音波振動子として、積層型圧電素子と基本弾性体とを接
合したを用いたものについて述べたが、圧電板と弾性体
を接合させた振動子、又は、圧電素子だけからなる振動
子についても同様な作用効果を発揮させることができ
る。
リニア型の超音波モータに対する応用例を述べたが、本
実施の形態1、2の超音波振動子10又は10Aを用
い、かつ、移動体を回転体とすれば回転型の超音波モー
タに応用可能である。
を付記することができる。
置において、第1の振動モードが屈曲振動で、第2の振
動モードが縦振動であることを特徴とする超音波モータ
駆動装置。
置において、第1の振動モードが縦振動で、第2の振動
モードが屈曲振動であることを特徴とする超音波モータ
駆動装置。
置において、第1の振動モードが屈曲振動で、第2の振
動モードが縦振動であることを特徴とする超音波モータ
駆動装置。
置において、第1の振動モードが縦振動で、第2の振動
モードが屈曲振動であることを特微とする超音波モータ
駆動装置。
果を奏する。
子が被駆動体に対して必要とされる押圧力で押圧されて
いる状態において、安定して動作する超音波モータ駆動
装置を得ることができる。
対して必要とされる押圧力で押圧されている状態におい
て、安定して、かつ、大きい速度や推力を発揮するよう
に動作する超音波モータ駆動装置を得ることができる。
視図である。
の姿態を示す説明図である。
動の姿態を示す説明図である。
動、屈曲振動の振幅、位相と、共振周波数との関係を示
すグラフである。
を示す正面図である。
の押圧力と縦振動、屈曲振動の共振周波数との関係を示
すグラフである。
視図である。
動、屈曲振動の振幅、位相と、共振周波数との関係を示
すグラフである。
す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の振動モードと第2の振動モードを
励起する超音波振動子と、この超音波振動子により駆動
される被駆動体と、前記超音波振動子を被駆動体に対し
押圧する押圧部材と、前記超音波振動子に含まれる電気
機械変換素子に交番電圧を印加する電源手段とを少なく
とも有する超音波モータ駆動装置において、 前記被駆動体に対し前記超音波振動子が所定の力で押圧
された状態において、被駆動体が移動する方向に対し直
交する方向に振動する第1の振動モードの共振周波数
が、被駆動体が移動する方向に振動する第2の共振モー
ドの共振周波数より低く設定されていることを特徴とす
る超音波モータ駆動装置。 - 【請求項2】 第1の振動モードと第2の振動モードを
励起する超音波振動子と、この超音波振動子により駆動
される被駆動体と、前記超音波振動子を被駆動体に対し
押圧する押圧部材と、前記超音波振動子に含まれる電気
機械変換素子に交番電圧を印加する電源手段とを少なく
とも有する超音波モータ駆動装置において、 前記被駆動体に対し前記超音波振動子が所定の力で押圧
された状態において、被駆動体が移動する方向に対し直
交する方向に振動する第1の振動モードの共振周波数
が、被駆動体が移動する方向に振動する第2の共振モー
ドの共振周波数より低く設定されており、前記超音波振
動子は、第1の振動モードの共振周波数と第2の振動モ
ードの共振周波数の間の周波数で駆動されることを特徴
とする超音波モータ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02901996A JP3477304B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 超音波モータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02901996A JP3477304B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 超音波モータ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09224385A true JPH09224385A (ja) | 1997-08-26 |
JP3477304B2 JP3477304B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=12264709
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JP02901996A Expired - Lifetime JP3477304B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 超音波モータ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3477304B2 (ja) |
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JP2006304425A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Olympus Corp | 超音波モータの運転方法 |
JP2007267482A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Seiko Epson Corp | 圧電アクチュエータ |
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-
1996
- 1996-02-16 JP JP02901996A patent/JP3477304B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3477304B2 (ja) | 2003-12-10 |
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