JPH09224355A - 振動発電機 - Google Patents

振動発電機

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JPH09224355A
JPH09224355A JP8030555A JP3055596A JPH09224355A JP H09224355 A JPH09224355 A JP H09224355A JP 8030555 A JP8030555 A JP 8030555A JP 3055596 A JP3055596 A JP 3055596A JP H09224355 A JPH09224355 A JP H09224355A
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JP
Japan
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vibration
generator
cylinder
shock absorber
vehicle
Prior art date
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JP8030555A
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English (en)
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Kazuhito Naito
一仁 内藤
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】振動系と伝達系とを油圧もしくは空圧式のショ
ックアブソーバを介して連結することにより、走行中の
振動に伴う振動エネルギーを効率よく発電に利用するこ
とができる振動発電機を提供しようとする。 【解決手段】1)車両の走行中の振動に応じて振動する
振動系と、この振動系の振動に応じて発電機の回転軸を
回転させる伝達系とを油圧もしくは空圧式のショックア
ブソーバを介して連結したことを特徴とする振動発電
機。 2)走行中の振動に伴う車体と車輪との間の相対的な接
離に応じて振動する振動系と、この振動系の振動に応じ
て発電機の回転軸を回転させる伝達系とを油圧もしくは
空圧式のショックアブソーバを介して連結したことを特
徴とする振動発電機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は鉄道車両や路面走
行車両の振動や、鉄道車両や路面走行車両の通過に伴う
橋梁その他の構造物の振動を発電に有効利用するための
振動発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来鉄道車両や路面走行車両の振動を発
電に有効利用するための振動発電機としては、特開昭4
7−30022号公報、特開昭50−42318号公
報、特開昭52−22238号公報、特開平1−899
47号公報、特開平3−5221号公報、特開平6−3
35198号公報、特開平7−46791号公報に示す
ものが知られている。
【0003】ところで上記公知技術において、特開昭5
0−42318号公報、特開平1−89947号公報、
特開平6−335198号公報、特開平7−46791
号公報に記載の各発明は、振動系に磁石を組み込み、電
磁誘導を利用して発電するものである。
【0004】他方、特開昭47−30022号公報、特
開昭52−22238号公報、特開平3−5221号公
報記載の各発明は、走行中の振動に伴う車体と車輪との
間の相対的な接離に応じて振動する振動系と、この振動
系の振動に応じて発電機の回転軸を回転させる伝達系と
を直接、あるいはダンパ等を介して連結してなるもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例において前者のものは、車体と車輪との間の振動系に
磁石を組み込むものであって、車体の下部に設置される
ためにゴミや金属片等が付着しやすく、故障を発生しや
すいという欠点があってほとんど実用化されていない。
【0006】また後者のものは、車体と車輪との間の振
動系と、この振動系の振動に応じて発電機の回転軸を回
転させる伝達系とを連結したものであり、上記振動は細
かい振動が多いために発電機の回転軸を効率よく回転さ
せることが難しいという欠点があった。
【0007】そこでこれを解決するため、振動系と伝達
系とをダンパ等を介して連結することが試みられている
が、ダンパ等では振動系の振動を吸収してしまうだけで
あって、走行中の振動に伴う振動エネルギーを効率よく
発電に利用することができないという問題がある。
【0008】この発明は従来例の上記欠点を解消したも
ので、振動系と伝達系とを油圧もしくは空圧式のショッ
クアブソーバを介して連結することにより、走行中の振
動に伴う振動エネルギーを効率よく発電に利用すること
ができる振動発電機を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の振
動発電機は、車両の走行中の振動に応じて振動する振動
系と、この振動系の振動に応じて発電機の回転軸を回転
させる伝達系とを油圧もしくは空圧式のショックアブソ
ーバを介して連結したことを特徴とするものである。
【0010】またこの発明の振動発電機は、走行中の振
動に伴う車体と車輪との間の相対的な接離に応じて振動
する振動系と、この振動系の振動に応じて発電機の回転
軸を回転させる伝達系とを油圧もしくは空圧式のショッ
クアブソーバを介して連結したことを特徴としている。
【0011】この発明の振動発電機は以上のように構成
したので、振動系の細かい振幅の振動を大きな振幅の振
動に変換することができ、発電機の回転軸をスムーズに
回転させることができるので、走行中の振動に伴う振動
エネルギーを効率よく発電に利用することができるよう
になった。
【0012】また、この発明の振動発電機は振動系の振
動を吸収してしまうことがなく、走行中の振動に伴う振
動エネルギーを効率よく発電に利用することができるよ
うになった。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面に基いて、この発明の振
動発電機の実施の形態につき、詳細に説明する。
【0014】図1において、1は鉄道車両や路面走行車
両の車体である。この車体1には、走行中の振動に応じ
て上下動する振動アーム2の一端が取り付けられてい
る。そしてこの振動アーム2は、車輪の車軸3側に設置
された支点4を経由して支点4の反対側に伸びている。
また振動アーム2の他端は、油圧式ショックアブソーバ
5の第1のシリンダ6内に設けたピストン7に連結され
ている。
【0015】油圧式ショックアブソーバ5の第1のシリ
ンダ6は、連結部8を介して第2のシリンダ9に接続さ
れており、第2のシリンダ9内にはピストン10が設け
られている。そしてこのピストン10には、上記振動ア
ーム2とほぼ同様の構造を備えた伝達アーム11の一端
が連結されている。
【0016】すなわち、上記伝達アーム11も支点12
を経由して支点12の反対側に伸びており、伝達アーム
11の他端は発電機13のクランク軸に連結されてい
る。したがって上記振動の直線運動は回転運動に変わ
り、鉄道車両や路面走行車両の車体の振動エネルギーを
発電機13の回転軸に伝達するようになっている。
【0017】図2はこの発明の振動発電機に使用される
油圧式ショックアブソーバ5の詳細を示すものである。
【0018】例えば、油圧式ショックアブソーバ5の第
2のシリンダ9は、第1のシリンダ6との連結部8に首
振り可能な継手部21を介して接続されている。そして
第2のシリンダ9内のピストン10は、伝達アーム11
の一端に自在継手22を介して連結されており、第1の
シリンダ6内に設けたピストン7が振動アーム2の振動
に応じて移動するに連れて油圧機構を介して移動する。
その際、ピストン10とこれに連結された伝達アーム1
1との角度が変化しても、上記自在継手22がその変化
に応じて首振りするので何ら問題がない。
【0019】また同時に、第2のシリンダ9と油圧式シ
ョックアブソーバ5との角度も変化するが、上記継手部
21がその変化に応じて首振りするので、これも何ら問
題がない。
【0020】上記において振動アーム2は、支点4を挟
んでピストン7側を長くしてあり、伝達アーム11も支
点12を挟んで発電機13側を長くしてあるので、振動
アーム2が走行中の振動に応じて細かい振幅で上下動す
るのを大きい振幅に変えることができる。したがって発
電機13の回転軸をスムーズに回転させることができ、
走行中の振動に伴う振動エネルギーを効率よく発電に利
用することができる。
【0021】図において、油圧式ショックアブソーバ5
の第1のシリンダ6および連結部8、第2のシリンダ9
はそれぞれ同じ断面積に形成した状態を示しているが、
各部にいて断面積を変えることもでき、発電機に伝達さ
れる振幅および負荷を調整することができる。
【0022】図3はこの発明の振動発電機の他の実施例
を示し、31は横揺れ吸収式の鉄道車両の車体である。
この車体31の下部には、走行中の振動に応じて水平方
向に移動する振り子32を収容したシリンダ33が取り
付けられている。
【0023】この振り子32は図5に示すように、振動
アーム34の一端に連結されている。そしてこの振動ア
ーム34は、支点35を経由して支点35の反対側に伸
びている。
【0024】また振動アーム34の他端は、空圧式ショ
ックアブソーバ36の2連の第1および第2のシリンダ
37,38に連結されている。上記第1のシリンダ37
は、走行中の振動に応じて供給される空気によって加圧
され、所定の圧になった際に連結弁39を介して第2の
シリンダ38に空気を送り込む。この第2のシリンダ3
8も所定の圧になった際に弁40から空気を吐出する。
第2のシリンダの弁40から放出される空気は伝達アー
ムの一端を加圧して伝達アームを作動させる。
【0025】そして、伝達アームの他端は発電機のクラ
ンク軸に連結されている。したがって上記振動の直線運
動は回転運動に変わり、鉄道車両や路面走行車両の車体
の振動エネルギーを発電機の回転軸に伝達するようにな
っている(図示せず)。
【0026】図4はこの発明の振動発電機の別の実施例
を示し、41は鉄道や道路の近傍に位置する家屋もしく
は橋梁である。この家屋もしくは橋梁41の下部には、
走行中の振動に応じて家屋もしくは橋梁41を鉛直方向
に移動させるショックアブソーバ42が取り付けられて
いる。
【0027】上記家屋もしくは橋梁41と地盤43との
間には、図5に示すような振動アーム(図示せず)が取
り付けられており、微細な振動を空圧に変換して蓄積
し、蓄積した空圧により伝達アームを駆動して、伝達ア
ームに接続した発電機を作動させるものである。
【0028】もちろん、図5の振動アームの機構は前記
実施例等のみならず、種々の振動伝達系に使用すること
ができる。
【0029】
【発明の効果】この発明の振動発電機は以上のように構
成したので、振動系の細かい振幅の振動を大きな振幅の
振動に変換することができ、発電機の回転軸をスムーズ
に回転させることができるので、走行中の振動に伴う振
動エネルギーを効率よく発電に利用することができるよ
うになった。
【0030】また、この発明の振動発電機は振動系の振
動を吸収してしまうことがなく、走行中の振動に伴う振
動エネルギーを効率よく発電に利用することができるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の振動発電機の一実施例を示す概略図
である。
【図2】その要部拡大図である。
【図3】この発明の振動発電機の他の実施例を示す概略
図である。
【図4】この発明の振動発電機の別の実施例を示す概略
図である。
【図5】その要部拡大図である。
【符号の説明】
1 車体 2 振動アーム 3 車軸 4 支点 5 油圧式ショックアブソーバ 6 第1のシリンダ 7 ピストン 8 連結部 9 第2のシリンダ 10 ピストン 11 伝達アーム 12 支点 13 発電機 21 継手部 22 自在継手 31 車体 32 振り子 33 シリンダ 34 振動アーム 35 支点 36 空圧式ショックアブソーバ 37,38 シリンダ 39 連結弁 40 弁 41 家屋もしくは橋梁 42 ショックアブソーバ 43 地盤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行中の振動に応じて振動する振
    動系と、この振動系の振動に応じて発電機の回転軸を回
    転させる伝達系とを油圧もしくは空圧式のショックアブ
    ソーバを介して連結したことを特徴とする振動発電機。
  2. 【請求項2】 走行中の振動に伴う車体と車輪との間の
    相対的な接離に応じて振動する振動系と、この振動系の
    振動に応じて発電機の回転軸を回転させる伝達系とを油
    圧もしくは空圧式のショックアブソーバを介して連結し
    たことを特徴とする振動発電機。
JP8030555A 1996-02-19 1996-02-19 振動発電機 Pending JPH09224355A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8030555A JPH09224355A (ja) 1996-02-19 1996-02-19 振動発電機

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JP8030555A JPH09224355A (ja) 1996-02-19 1996-02-19 振動発電機

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JPH09224355A true JPH09224355A (ja) 1997-08-26

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ID=12307056

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JP8030555A Pending JPH09224355A (ja) 1996-02-19 1996-02-19 振動発電機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7541684B1 (en) * 2007-11-21 2009-06-02 Valentino Joseph A Systems for generating useful energy from vehicle motion
CN103715827A (zh) * 2013-12-09 2014-04-09 河北工业大学 一种带usb接口的车辆振动发电装置
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CN113482869A (zh) * 2021-07-15 2021-10-08 广东汇通信息科技股份有限公司 适用于持续振动场景的视频监控系统发电装置

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