JPH09224290A - 操作手順学習機能付きリモコン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作手順学習機能を備え、利便性に優れたリ
モコン装置を提供すること。 【解決手段】 リモコン装置は、ＴＶ用操作キーの他に
ユーザ登録キー（登録操作キー）を備え、ユーザは、ユ
ーザ登録キーで、複数のＴＶ用の操作コマンドおよび学
習記憶した操作コマンドを登録する。そして、ユーザ登
録キーを押して実行を指示すると、ユーザが登録した操
作コマンドが登録順に順次出力され、簡単な操作で、Ｔ
Ｖ受像機をユーザの指定した状態に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン（以
下、ＴＶと記す）受像機などのＡＶ（オーディオ・ビジ
ュアル）機器のリモコン装置に係り、特に、ユーザによ
って複数のＴＶ用操作コマンドなどを任意に選択して登
録することを可能とする、操作手順学習機能付きのリモ
コン装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】ＴＶ受像機のリモコン装置は、操作キー
を押すことで、チャネル選択や音量調整などの操作が簡
単に実現でき、現在では不可欠な装置となっている。

【０００３】一方では、ＴＶ受像機の多機能化（例え
ば、２画面，マルチ画面，ＰＩＰ(Picture In Pictur
e)，ＰＯＰ(Picture Out Picture )などの表示）や、放
送メディアの多様化（例えば文字多重放送，ＢＳ放送，
ＣＳ放送など）が進展している。そして、今後のＴＶ受
像機は、放送系や通信系の各種メディアとの交信がで
き、家庭内情報端末の機能も備えたものになることが予
測される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従って、リモコン操作
についても、今後ますます複雑になることが予測され
る。このため、簡単な操作でユーザの望む状態に設定で
きる機能を備えたリモコン装置の開発が、極めて重要な
課題になる。

【０００５】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、操作手順学習機能を備
え、利便性に優れたリモコン装置を提供することにあ
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
の目的を達成するため、以下に述べる技術的手段を採用
する。マイコン部と、操作キー部と、操作コマンド記憶
部と、登録コマンド記憶部と、リモコン出力部とで構成
し、操作キー部には登録操作キーを設ける。そして、こ
の登録操作キーを使用して、ユーザの望む状態の操作手
順のコマンドの登録や実行を行う。すなわち、登録操作
においては、操作コマンド記憶部に記憶した操作手順の
任意のコマンドを登録コマンド記憶部に登録し、実行操
作においては、登録コマンド記憶部に登録した操作手順
のコマンドの状態に設定する動作を行う。この技術的手
段で、簡単にユーザが望む状態を設定できる。

【０００７】また、登録操作においては、ＴＶ画面上や
リモコン装置の表示部上に操作の手順を表示し、登録動
作を対話型形式で行う。このユーザインタフェースの技
術的手段で、極めて容易に登録操作ができる。

【０００８】さらに、登録操作には、視聴状態における
操作手順のコマンドを登録コマンド記憶部に登録する動
作を行うモードや、リモコン装置のクロックで検出する
視聴時間帯の情報も併せて登録する動作を行うモードを
設ける。この技術的手段で、ユーザは視聴時間帯別に希
望の状態を設定できるので、利便性が向上できる。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。まず、本発明の第１の実施例を、図１〜図４を用
いて説明する。本実施例は、ＴＶ画面上に操作の手順を
表示し、登録動作を対話型形式で行うものである。

【００１０】図１は、本実施例のリモコン装置のブロッ
ク構成図で、同図において、１はマイコン部、２は操作
キー部、３はＴＶ操作キー、４は登録操作キー、５は操
作コマンド記憶部、６は登録コマンド記憶部、７はリモ
コン出力部である。

【００１１】操作キー部２のＴＶ操作キー３（３−１〜
３−Ｎ）は、従来と同様、通常のＴＶ操作の各種のコマ
ンドを設定する。一方、登録操作キー４は、本発明によ
る操作手順の登録および実行に使用する。

【００１２】操作コマンド記憶部５は、図２に示すよう
に、ＲＡＭ部８とＲＯＭ部９とで構成し、前者にはユー
ザが必要に応じて書込むことができるコマンド情報（図
中のコマンド１〜コマンドＭ）を記憶し、後者にはＴＶ
操作の標準的なコマンド情報（図中のＴＶコマンド１〜
ＴＶコマンドＮ）をあらかじめ記憶する。

【００１３】登録コマンド記憶部６は、登録動作や実行
動作でユーザが指定する操作手順のコマンド情報の記憶
や再生を行う。

【００１４】マイコン部１は、各種命令の実行や、動作
の制御などの処理を行う。そして、この出力信号は、リ
モコン出力部７で赤外線などの信号に変換して出力す
る。

【００１５】登録操作キー４による操作手順の登録およ
び実行の動作概略を図３に示す。図３の（ａ）は登録時
の動作手順である。始めに、登録操作キー４を例えば連
続２回押すと登録モードとなる。以下、リモコン出力部
７の信号で、ＴＶ画面上に表示する操作の手順に従って
登録動作を行う。まず、ＴＶ画面上には、操作コマンド
記憶部５のＴＶコマンドとコマンドの内容が表示され
る。ユーザは、設定したいコマンドの番号（図では、Ｔ
Ｖコマンド１，２およびコマンド１）をＴＶ操作キー３
で入力する。ＴＶ画面上にはこの設定コマンドが表示さ
れる。ユーザはコマンドを確認し、ＯＫの場合は登録番
号Ｋ（図では、Ｋ＝１）をＴＶ操作キー３で入力し、登
録操作キー４を押す。そして、登録コマンド記憶部６の
番号Ｋのファイルに、このコマンドを記録して登録動作
を完了する。図３の（ａ）の例では、番号１のファイル
に、文字多重放送のニュースを２画面表示する操作手順
が記憶される。一方、ＮＯの場合は、ＴＶ操作キー３の
繰り返しキーを押し、再度、コマンド入力の操作を行
う。

【００１６】図３の（ｂ）は実行時の動作手順である。
登録操作キー４を押すと実行モードとなり、始めに登録
番号１の操作手順が実行される。そして、登録操作キー
４を押す毎に、登録番号順に、操作手順を順次実行す
る。

【００１７】なお、登録動作の方法は、この他にも種々
のものが考えられる。この１例を図４に示す。始めに、
登録操作キー４を例えば連続２回押すと、登録モードと
なる。以下、リモコン出力部７の信号で、ＴＶ画面上に
表示する操作の手順に従って登録動作を行う。まず、始
めの画面上には各種の設定内容が表示される。ユーザ
は、これら設定内容のうちの指定したい形態の番号（図
では、表示は、サブ画像は、内容はの番号）をＴ
Ｖ操作キー３で入力する。次の画面上には、この設定コ
マンドが表示される。ユーザはコマンドを確認し、ＯＫ
の場合は登録番号Ｋ（図では、Ｋ＝１）をＴＶ操作キー
３で入力し、登録操作キー４を押す。そして、登録コマ
ンド記憶部６の番号Ｋのファイルに、このコマンドを記
録して登録動作を完了する。図４の例では、番号１のフ
ァイルに文字多重放送のニュースを２画面表示する操作
手順が記憶される。

【００１８】実行時の動作手順は図３と同様であり、登
録操作キー４を押すと実行モードとなり、始めに登録番
号１の操作手順が実行される。そして、登録操作キー４
を押す毎に、登録番号順に、操作手順を順次実行する。

【００１９】以上に述べた如く、本実施例によれば、簡
単な操作でユーザの希望する状態に設定することが可能
な、操作手順学習機能付きのリモコン装置が実現でき
る。

【００２０】次に、本発明の第２の実施例を、図５を用
いて説明する。本実施例は、リモコン装置の表示部上に
操作の手順を表示し、登録動作を対話型形式で行うもの
である。

【００２１】図５は、本実施例のリモコン装置のブロッ
ク構成図で、同図において、１はマイコン部、２は操作
キー部、３はＴＶ操作キー、４は登録操作キー、５は操
作コマンド記憶部、６は登録コマンド記憶部、７はリモ
コン出力部、１０は表示部である。

【００２２】操作キー部２のＴＶ操作キー３（３−１〜
３−Ｎ）は、従来と同様、通常のＴＶ操作の各種のコマ
ンドを設定する。一方、登録操作キー４は、本発明によ
る操作手順の登録および実行に使用する。

【００２３】操作コマンド記憶部５は、前述の図２と同
様の構成で、ＲＡＭ部８にはユーザが必要に応じて書込
むことができるコマンド情報（図中のコマンド１〜コマ
ンドＭ）を記憶し、ＲＯＭ部９にはＴＶ操作の標準的な
コマンド情報（図中のＴＶコマンド１〜ＴＶコマンド
Ｎ）をあらかじめ記憶する。

【００２４】登録コマンド記憶部６は、登録動作や実行
動作でユーザが指定する操作手順のコマンド情報の記憶
や再生を行う。

【００２５】マイコン部１は、各種命令の実行や、動作
の制御などの処理を行う。そして、この出力信号は、リ
モコン出力部７で赤外線などの信号に変換して出力す
る。

【００２６】また、表示部１０は、ＬＣＤなどで構成
し、登録動作の手順や各種コマンドの設定状況などを表
示する。

【００２７】登録操作キー４による操作手順の登録およ
び実行は、前述の図３，図４と同様である。すなわち、
登録時には、始めに、登録操作キー４を例えば連続２回
押して登録モードにする。そして、表示部１０の画面上
に表示する操作の手順に従って、登録動作を行う。ま
た、実行時には、登録操作キー４を押す毎に、登録番号
順に、操作手順を順次実行する。

【００２８】以上に述べた如く、本実施例によれば、簡
単な操作でユーザの希望する状態に設定することが可能
な、操作手順学習機能付きのリモコン装置が実現でき
る。

【００２９】次に、本発明の第３の実施例を、図６，図
７を用いて説明する。本実施例は、視聴状態を登録コマ
ンド記憶部に登録する動作を行うモードを持ち、ＴＶ画
面上に操作の手順を表示して、登録動作を対話型形式で
行うものである。

【００３０】図６は、本実施例のリモコン装置の構成図
で、同図において、１はマイコン部、２は操作キー部、
３はＴＶ操作キー、４は登録操作キー、１１は操作コマ
ンド記憶部、６は登録コマンド記憶部、７はリモコン出
力部である。

【００３１】操作キー部２のＴＶ操作キー３（３−１〜
３−Ｎ）は、従来と同様、通常のＴＶ操作の各種のコマ
ンドを設定する。一方、登録操作キー４は、本発明によ
る操作手順の登録および実行に使用する。

【００３２】操作コマンド記憶部１１は、前述の図２と
同様の構成で、ＲＡＭ部８にはユーザが必要に応じて書
込むことができるコマンド情報（図中のコマンド１〜コ
マンドＭ）を記憶し、ＲＯＭ部９にはＴＶ操作の標準的
なコマンド情報（図中のＴＶコマンド１〜ＴＶコマンド
Ｎ）をあらかじめ記憶する。

【００３３】登録コマンド記憶部６は、登録動作や実行
動作でユーザが指定する操作手順のコマンド情報の記憶
や再生を行う。

【００３４】マイコン部１は、各種命令の実行や、動作
の制御などの処理を行う。そして、この出力信号は、リ
モコン出力部７で赤外線などの信号に変換して出力す
る。

【００３５】図７は登録操作の動作概略図である。図７
の（ａ）は、前述の図３の（ａ）と同様の動作で登録を
行う。すなわち、登録操作キー４を例えば連続２回押し
て第１の登録モードにする。そして、ＴＶ画面上に表示
する操作の手順に従って、登録動作を行う。

【００３６】一方、図７の（ｂ）は、視聴状態を登録コ
マンド記憶部６に登録する動作手順である。すなわち、
登録操作キー４を例えば連続３回以上押して、第２の登
録モードにする。そして、登録番号ＫをＴＶ操作キー３
で入力し、登録操作キー４を押す。これにより、登録コ
マンド記憶部６の番号Ｋのファイルに、視聴している状
態のコマンドを記録して、登録動作を完了する。例え
ば、文字多重放送のニュースを２画面で視聴していれ
ば、番号ＫのファイルにはＴＶコマンド１，２とコマン
ド１とが記録される。

【００３７】従って、ユーザは、図７の（ａ）に示した
第１の登録モードと、図７の（ｂ）に示した第２の登録
モードの双方で、登録動作を行うことができる。なお、
実行時には、登録操作キー４を押す毎に、登録番号順
に、操作手順を順次実行する。

【００３８】以上に述べた如く、本実施例によれば、簡
単な操作でユーザの希望する状態や視聴状況に設定する
ことが可能な、操作手順学習機能付きのリモコン装置が
実現できる。

【００３９】次に、本発明の第４の実施例を、図８を用
いて説明する。本実施例は、視聴状態を登録コマンド記
憶部に登録する動作を行うモードを持ち、リモコン装置
の表示部上に操作の手順を表示して、登録動作を対話型
形式で行うものである。

【００４０】図８は、本実施例のリモコン装置のブロッ
ク構成図で、同図において、１はマイコン部、２は操作
キー部、３はＴＶ操作キー、４は登録操作キー、１１は
操作コマンド記憶部、６は登録コマンド記憶部、７はリ
モコン出力部、１０は表示部である。

【００４１】操作キー部２のＴＶ操作キー３（３−１〜
３−Ｎ）は、従来と同様、通常のＴＶ操作の各種のコマ
ンドを設定する。一方、登録操作キー４は、本発明によ
る操作手順の登録および実行に使用する。

【００４２】操作コマンド記憶部１１は、前述の図２と
同様の構成で、ＲＡＭ部８にはユーザが必要に応じて書
込むことができるコマンド情報（図中のコマンド１〜コ
マンドＭ）を記憶し、ＲＯＭ部９にはＴＶ操作の標準的
なコマンド情報（図中のＴＶコマンド１〜ＴＶコマンド
Ｎ）をあらかじめ記憶する。

【００４３】登録コマンド記憶部６は、登録動作や実行
動作でユーザが指定する操作手順のコマンド情報の記憶
や再生を行う。

【００４４】マイコン部１は、各種命令の実行や、動作
の制御などの処理を行う。そして、この出力信号は、リ
モコン出力部７で赤外線などの信号に変換して出力す
る。

【００４５】また、表示部１０は、ＬＣＤなどで構成
し、登録動作の手順や各種コマンドの設定状況などを表
示する。

【００４６】登録操作キー４による操作手順の登録およ
び実行は、前述の第３の実施例と同様である。すなわ
ち、登録操作キー４を例えば連続２回押して、第１の登
録モードにする。そして、表示部１０に表示する操作の
手順に従って登録動作を行う。また、登録操作キー４を
例えば連続３回以上押して、第２の登録モードにする。
そして、登録番号ＫをＴＶ操作キー３で入力し、登録操
作キー４を押す。これにより、登録コマンド記憶部６の
番号Ｋのファイルに、視聴している状態のコマンドを記
録して、登録動作を完了する。例えば、文字多重放送の
ニュースを２画面で視聴していれば、番号Ｋのファイル
にはＴＶコマンド１，２とコマンド１とが記録される。

【００４７】従って、ユーザは、第１の登録モードと第
２の登録モードの双方で登録動作を行うことができる。
なお、実行時には、登録操作キー４を押す毎に、登録番
号順に、操作手順を順次実行する。

【００４８】以上に述べた如く、本実施例によれば、簡
単な操作でユーザの希望する状態や視聴状況に設定する
ことが可能な、操作手順学習機能付きのリモコン装置が
実現できる。

【００４９】次に、本発明の第５の実施例を、図９，図
１０用いて説明する。本実施例は、視聴状態と視聴時間
帯の情報も併せて登録する動作を行うモードを持ち、リ
モコン装置の表示部上に操作の手順を表示して、登録動
作を対話型形式で行うものである。

【００５０】図９は、本実施例のリモコン装置のブロッ
ク構成図で、同図において、１はマイコン部、２は操作
キー部、３はＴＶ操作キー、４は登録操作キー、１１は
操作コマンド記憶部、６は登録コマンド記憶部、７はリ
モコン出力部、１０は表示部、１２はクロックである。

【００５１】操作キー部２のＴＶ操作キー３（３−１〜
３−Ｎ）は、従来と同様、通常のＴＶ操作の各種のコマ
ンドを設定する。一方、登録操作キー４は、本発明によ
る操作手順の登録および実行に使用する。

【００５２】操作コマンド記憶部１１は、前述の図２と
同様の構成で、ＲＡＭ部８にはユーザが必要に応じて書
込むことができるコマンド情報（図中のコマンド１〜コ
マンドＭ）を記憶し、ＲＯＭ部９にはＴＶ操作の標準的
なコマンド情報（図中のＴＶコマンド１〜ＴＶコマンド
Ｎ）をあらかじめ記憶する。

【００５３】登録コマンド記憶部６は、登録動作や実行
動作でユーザが指定する操作手順のコマンド情報の記憶
や再生を行う。

【００５４】マイコン部１は、各種命令の実行や、動作
の制御などの処理を行う。そして、この出力信号は、リ
モコン出力部７で赤外線などの信号に変換して出力す
る。

【００５５】表示部１０は、ＬＣＤなどで構成し、登録
動作の手順や各種コマンドの設定状況などを表示する。
また、クロック１２は、時刻の情報を発生する。この情
報は、時間帯毎にそれぞれ合致した状態の設定に使用す
る。

【００５６】図１０は、登録操作と実行操作の動作概略
図である。図１０の（ａ）は登録時の動作手順で、前述
の図３の（ａ）と同様の動作で登録を行う。すなわち、
登録操作キー４を例えば連続２回押して、第１の登録モ
ードにする。そして、表示部１０上に表示する操作の手
順に従って、コマンド（図ではＴＶコマンド１，２とコ
マンド１）、および、動作時間帯と登録番号Ｋ（図で
は、朝，Ｋ＝１）の登録動作を行う。そして、朝の時間
帯に文字多重放送のニュースを２画面に表示する状態が
登録される。

【００５７】一方、図１０の（ｂ）は、視聴状態を登録
コマンド記憶部６に登録する動作手順を示す。すなわ
ち、登録操作キー４を例えば連続３回以上押して、第２
の登録モードにする。そして、登録番号ＫをＴＶ操作キ
ー３で入力し、登録操作キー４を押す。これにより、登
録コマンド記憶部６の番号Ｋのファイルに、視聴してい
る時間帯の情報と視聴状態のコマンドの情報を記録し
て、登録動作を完了する。例えば、朝に文字多重放送の
ニュースを２画面で視聴していれば、番号Ｋのファイル
には、ＴＶコマンド１，２と、コマンド１と、時間帯が
朝の情報とが記録される。

【００５８】従って、ユーザは、図１０の（ａ）の第１
の登録モードと、図１０の（ｂ）の第２の登録モードの
双方で、登録動作を行うことができる。

【００５９】また、図１０の（ｃ）は、実行時の動作手
順を示す。登録操作キー４を押す毎に、その時間帯に該
当した登録情報を、登録番号順に順次実行する。

【００６０】以上に述べた如く、本実施例によれば、簡
単な操作でユーザの希望する状態や視聴状況を時間帯毎
に設定することが可能な、操作手順学習機能付きのリモ
コン装置が実現できる。

【００６１】なお、以上に述べた実施例では、登録操作
や実行操作は、もっぱらＴＶ受像機を操作対象としたも
ので説明した。しかしながら、本発明のリモコン装置
は、ＴＶ受像機に限らず、他のＡＶ機器（例えばＶＴＲ
やＣＤプレーヤなど）の操作手順の登録にも使用するこ
とができる。すなわち、リモコン装置の操作コマンド記
憶部のＲＡＭ部に、これらの機器の操作に必要なコマン
ドの情報を記憶させ、実施例に示した登録操作キーによ
る登録操作の動作で、登録を行うことができる。

【００６２】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な操
作で、ＴＶ受像機などのＡＶ機器をユーザの希望する状
態に設定可能なリモコン装置が実現できる。このため、
利便性の向上やユーザインタフェースの向上に顕著な効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例に係るリモコン装置のブ
ロック構成図である。

【図２】図１中の操作コマンド記憶部の構成の１例を示
す説明図である。

【図３】本発明の第１の実施例における、登録操作キー
による動作概略の説明図である。

【図４】本発明の第１の実施例における、登録操作キー
による他の登録操作の動作概略の説明図である。

【図５】本発明の第２の実施例に係るリモコン装置のブ
ロック構成図である。

【図６】本発明の第３の実施例に係るリモコン装置のブ
ロック構成図である。

【図７】本発明の第３の実施例における、登録操作の動
作概略の説明図である。

【図８】本発明の第４の実施例に係るリモコン装置のブ
ロック構成図である。

【図９】本発明の第５の実施例に係るリモコン装置のブ
ロック構成図である。

【図１０】本発明の第５の実施例における、登録操作キ
ーによる動作概略の説明図である。

【符号の説明】

１ マイコン部 ２ 操作キー部 ３ ＴＶ操作キー ４ 登録操作キー ５，１１ 操作コマンド記憶部 ６ 登録コマンド記憶部 ７ リモコン出力部 ８ ＲＡＭ部 ９ ＲＯＭ部 １０ 表示部 １２ クロック

フロントページの続き (72)発明者 高橋 聰 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 (72)発明者 中垣 宣文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 (72)発明者 小島 昇 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 杉山 雅人 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 寺西 謙太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 平野 裕弘 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＡＶ（オーディオ・ビジュアル）機器の
   リモコン装置であって、マイコン部と、操作キー部と、
   操作コマンド記憶部と、登録コマンド記憶部と、リモコ
   ン出力部とを備え、 上記操作キー部に登録操作キーを設けて、該登録操作キ
   ーによる登録操作においては、上記操作コマンド記憶部
   に記憶した操作手順の任意のコマンドを上記登録コマン
   ド記憶部に登録する動作を行い、上記登録操作キーによ
   る実行操作においては、上記登録コマンド記憶部に登録
   した操作手順のコマンドの状態に設定する動作を行うこ
   とを特徴とする操作手順学習機能付きリモコン装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載において、 前記登録操作においては、操作の手順をテレビジョン画
   面上に表示して、登録動作を対話型形式で行うことを特
   徴とする操作手順学習機能付きリモコン装置。
3. 【請求項３】 請求項１記載において、 前記リモコン装置に表示部を設け、前記登録操作におい
   ては、操作の手順を上記表示部の画面上に表示して、登
   録動作を対話型形式で行うことを特徴とする操作手順学
   習機能付きリモコン装置。
4. 【請求項４】 請求項１乃至３の何れか１つに記載にお
   いて、 前記登録操作には、視聴状態における操作手順のコマン
   ドを前記登録コマンド記憶部に登録する動作を行うモー
   ドを備えたことを特徴とする操作手順学習機能付きリモ
   コン装置。
5. 【請求項５】 請求項１乃至４の何れか１つに記載にお
   いて、 前記リモコン装置にクロックを設け、前記登録操作に
   は、操作手順のコマンドと、上記クロックで検出する視
   聴時間帯の情報とを、前記登録コマンド記憶部に登録す
   る動作を行うモードを備え、前記実行操作においては、
   上記クロックで視聴時間帯を検出し、この検出した時間
   帯に該当する前記登録コマンド記憶部に登録した操作手
   順のコマンドの状態に設定する動作を行うことを特徴と
   する操作手順学習機能付きリモコン装置。