JPH09223579A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JPH09223579A
JPH09223579A JP2637596A JP2637596A JPH09223579A JP H09223579 A JPH09223579 A JP H09223579A JP 2637596 A JP2637596 A JP 2637596A JP 2637596 A JP2637596 A JP 2637596A JP H09223579 A JPH09223579 A JP H09223579A
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JP
Japan
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induction heating
frequency
temperature
drive
detecting
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Application number
JP2637596A
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English (en)
Inventor
Shinobu Machida
忍 町田
Masaru Kawabe
勝 川邉
Taizou Ogata
大象 緒方
Hiroshi Tominaga
博 富永
Hideki Morozumi
英樹 両角
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導加熱調理器において、誘導加熱部のスイ
ッチング素子の駆動周波数を検知し、その駆動周波数か
ら負荷の種類を判別することができる誘導加熱調理器を
提供することを目的とする。 【解決手段】 誘導加熱部8と、誘導加熱部制御手段1
2と、電圧検知手段9と、温度調節手段13と、温度素
子2と、入力手段10と、表示手段11と、伝送手段1
5と、駆動手段14と、周波数検知手段16を設け、誘
導加熱部8のスイッチング素子6を駆動する駆動手段1
4から出力される駆動パルス信号の数を所定時間数え、
その駆動パルスの数から駆動周波数を判別する構成を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭において使
用される誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の誘導加熱調理器に関する構
成を示したものである。図5において、51は負荷鍋、
52は温度素子、53は商用電源、54は商用電源53
を整流する整流回路、55は加熱コイル、56はIGB
T等で構成されたスイッチング素子、57はインバータ
回路、58は整流回路54と加熱コイル55とスイッチ
ング素子56とインバータ回路57で構成された誘導加
熱部、59は商用電源53の電圧値を検知する電圧検知
手段、60はキー等で構成された入力手段、61は入力
手段60によって決定された状態等を表示する表示手
段、62は誘導加熱部制御手段、63は温度調節手段、
64はスイッチング素子56を駆動するための駆動手段
で、65は伝送手段で加熱コイル55に流れる電流値や
スイッチング素子56の両端電圧を誘導加熱手段62に
伝送する。
【0003】従来の誘導加熱調理器は入力手段60によ
って選択された加熱制御方法、設定温度と温度素子52
で検知した温度に基づき、温度調節手段63が負荷の設
定温度を保つために誘導加熱部制御手段62に信号を伝
送し、誘導加熱部制御手段62が駆動手段64に制御信
号を伝送し、駆動手段64は誘導加熱部制御手段62か
ら伝送された制御信号に基づき誘導加熱部58内のスイ
ッチング素子56をパルス信号にて高速でオンオフ制御
し、その制御とインバータ回路57により加熱コイル5
5に電流を流し、プレート上に載置された負荷鍋51を
誘導加熱していた。
【0004】また伝送手段65は、電圧検知手段59が
商用電源53の電圧値のピークを検知するとコイル55
に流れる電流値やスイッチング素子56の両端電圧を誘
導加熱部制御手段62に伝送する。
【0005】また、誘導加熱部制御手段62は伝送手段
65から伝送されたコイル55に流れる電流値やスイッ
チング素子56の両端電圧と、駆動手段64に伝送して
いる制御信号との関係から制御信号を更に調整してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、プレート上に載置される負荷が変わって
も負荷の種類を判別することができない。
【0007】そこでスイッチング素子を駆動する駆動パ
ルス信号の数を所定時間内数えて駆動周波数を検知する
手段を設け検知した駆動周波数から負荷を判別する場
合、パルスを数える時間が短すぎると不安定な駆動パル
ス信号、雑音等が入力された場合など正しく駆動周波数
判別ができない。
【0008】また、商用電源の電圧0Vに同期してタイ
マー等のカウントを行なっているものでは、スイッチン
グ素子の駆動周波数検知時間が長すぎた場合電圧0Vを
検知できないのでタイマーが狂う問題が生じる。
【0009】更に、駆動周波数検知を新たに設けるとい
うことは経済的でなくなる。そこで、複数の機能を持つ
カウンター一つで商用電源の電圧のピーク値と、スイッ
チング素子の駆動周波数を検知するようにした場合、ス
イッチング素子の駆動周波数検知手段に切り替えた直後
は検知手段に入力される駆動パルス信号が安定しないの
ですぐに検知を行なうことができない。
【0010】本発明は上記問題点を解決するもので、所
定時間内スイッチング素子を駆動する駆動パルス信号を
数えてそのパルスの数から駆動周波数を検知して負荷の
判別を行ない、駆動パルス信号を数える時間も可変可能
とすることにより駆動周波数検知の精度を向上させるこ
とができ、電源電圧のピーク検知と駆動周波数検知を複
数の機能を有するカウンターを用いることで一つの検知
手段で検知可能とし、カウンター機能を駆動周波数検知
に切り替えた直後は駆動パルス信号入力を安定させるた
めに所定時間駆動パルス信号の数を数えることを禁止さ
せ、駆動周波数検知と他の誘導加熱に関する処理に要す
る時間を電源の半周期以内で終わらせる誘導加熱調理器
の制御手段を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、加熱コイルとスイッチング手段を含む誘導
加熱部と、前記加熱コイルの上にプレート等を介して載
置される負荷鍋と、前記負荷鍋の温度を検知する温度素
子と、前記負荷鍋の加熱制御モード等の選択を行なう入
力手段と、前記入力手段により決定された状態等を表示
する表示手段と、前記温度素子による検知温度に応じて
前記負荷鍋の温度を調整する温度調節手段と、前記温度
調節手段の出力に応じて前記誘導加熱部への出力を制御
する誘導加熱部制御手段と、前記誘導加熱部からの情報
を伝送する伝送手段と、前記誘導加熱部制御手段からの
制御信号に応じて前記誘導加熱部内のスイッチング手段
を駆動する駆動手段と、電源電圧値を検知する電圧検知
手段と、前記誘導加熱部内のスイッチング手段の駆動周
波数を検知する周波数検知手段を有し、前記周波数検知
手段の構成において、スイッチング手段をオンオフする
為に前記駆動手段から伝送される駆動パルス信号の数を
所定時間内計測するパルスカウント手段を有する誘導加
熱調理器としているので、スイッチング素子の駆動周波
数が検知できその周波数により負荷の判別を行なうこと
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、加熱コイ
ルとスイッチング手段を含む誘導加熱部と、前記加熱コ
イルの上にプレート等を介して載置される負荷鍋と、前
記負荷鍋の温度を検知する温度素子と、前記負荷鍋の加
熱制御モード等の選択を行なう入力手段と、前記入力手
段により決定された状態等を表示する表示手段と、前記
温度素子による検知温度に応じて前記負荷鍋の温度を調
整する温度調節手段と、前記温度調節手段の出力に応じ
て前記誘導加熱部への出力を制御する誘導加熱部制御手
段と、前記誘導加熱部からの情報を伝送する伝送手段
と、前記誘導加熱部制御手段からの制御信号に応じて前
記誘導加熱部内のスイッチング手段を駆動する駆動手段
と、電源電圧値を検知する電圧検知手段と、前記誘導加
熱部内のスイッチング手段の駆動周波数を検知する周波
数検知手段を有し、前記周波数検知手段の構成におい
て、スイッチング手段をオンオフする為に前記駆動手段
から伝送される駆動パルス信号の数を所定時間内計測す
るパルスカウント手段を有する誘導加熱調理器としたも
ので、この構成により、スイッチング素子の駆動周波数
が検知できその周波数により負荷の判別を行なうことが
できる。
【0013】請求項2記載の発明は、周波数検知手段の
構成として、駆動パルス信号の数を計測する時間を任意
の値に調節することができる計測時間可変手段を有する
ものとしたので、駆動パルス信号を数える時間を可変可
能とすることにより駆動周波数検知の精度が向上し、更
に広範囲の周波数に対して検知を行なえる。
【0014】請求項3記載の発明は、周波数検知手段の
構成として、駆動パルス信号のカウントと電源電圧のピ
ーク検知を機能を複数有するカウンター一つで行なうた
めの、機能切り替え手段を有するので、電源電圧のピー
ク検知とスイッチング素子の駆動周波数検知の二つ処理
を複数の機能を有する一つのカウンターで検知し、駆動
周波数検知手段を新設する必要もなく経済的である。
【0015】請求項4記載の発明は、周波数検知手段の
構成として、機能切り替え手段によりカウンターがパル
スカウント手段用に切り替えられた後所定の時間内は駆
動パルス信号の計測を禁止する切り替え安定待ち手段を
有するので、カウンターをスイッチング素子の駆動周波
数検知用に切り替えた直後は、所定時間駆動パルス信号
のカウントを禁止し、安定した駆動パルス信号をカウン
トするので精度が向上する。
【0016】請求項5記載の発明は、計測時間可変手段
の構成として、加熱に関する一連の処理が電源の半周期
以内で終わるように駆動パルスカウントを行なうように
する計測時間制限手段を有するので、スイッチング素子
の駆動周波数検知の処理と他の加熱に関する処理を電源
の半周期以内で終了させ、タイマー等のカウントにも影
響のない高性能な誘導加熱調理器ができる。
【0017】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第一の実施例について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の誘導加熱調理器
を示す構成図である。同図において、1は負荷鍋、2は
温度素子、3は商用電源、4は商用電源3を整流する整
流回路、5は加熱コイル、6はIGBT等のスイッチン
グ素子、7はインバータ回路、8は整流回路4と加熱コ
イル5とスイッチング素子6とインバータ回路7で構成
された誘導加熱部、9は商用電源3の電圧を検知する電
圧検知手段、10はキー等で構成された入力手段、11
は入力手段10で決定された状態等を表示する表示手
段、12は誘導加熱部制御手段、13は温度調節手段、
14はスイッチング素子6を駆動する駆動手段、15は
コイル5に流れる電流値やスイッチング素子6の両端電
圧を誘導加熱部制御手段12に伝送する伝送手段、16
はスイッチング素子6の駆動周波数を検知する周波数検
知手段である。
【0018】図2は周波数検知手段16がスイッチング
素子6の駆動周波数を検知する工程を示したものであ
る。
【0019】図3は周波数検知手段16に入力されるパ
ルス信号の例である。同図において、(a)は駆動周波
数が20kHzの場合、(b)は駆動周波数が20kH
zより低い場合、(c)は駆動周波数が20kHzより
高い場合を示す。
【0020】図1において、入力手段10によって選択
された加熱制御方法、設定温度と温度素子2で検知した
温度に基づき、温度調節手段13が負荷鍋1の設定温度
を保つために誘導加熱部制御手段12に信号を伝送し、
誘導加熱部制御手段12が駆動手段14に制御信号を伝
送し、駆動手段14は誘導加熱部制御手段12から伝送
された制御信号に基づき誘導加熱部8内のスイッチング
素子6をパルス信号にて高速でオンオフ制御し、その制
御とインバータ回路7により加熱コイル5に電流を流
し、プレート上に載置された負荷鍋1を誘導加熱する。
【0021】伝送手段15は、電圧検知手段9が商用電
源3の電圧値のピークを検知するとコイル5に流れる電
流値やスイッチング素子6の両端電圧を誘導加熱部制御
手段12に伝送する。
【0022】周波数検知手段16は、駆動手段14から
のパルス信号でオンオフしているスイッチング素子6の
駆動周波数を検知してその結果を誘導加熱部制御手段1
2に伝送する。
【0023】誘導加熱部制御手段12は伝送手段15か
ら伝送されたコイル5に流れる電流値やスイッチング素
子6の両端電圧、周波数検知手段16で検知されたスイ
ッチング素子6の駆動周波数から駆動手段14へ最適な
制御信号を伝送する。
【0024】次に図1における周波数検知手段16にマ
イクロコンピュータ(以下マイコンと称す)を用いた場
合について、スイッチング素子6の駆動周波数検知方法
を図2で説明する。
【0025】ステップ1では、駆動手段からマイコンに
入力される駆動パルス信号の立ち上がりエッジをマイコ
ンが検出するとマイコン内で割り込み処理を行なうよう
に割り込み許可し、駆動パルス信号を数えるパルスカウ
ンターを零にする。
【0026】ステップ2では、駆動パルス信号を検知す
るまではステップ3へ移行し、駆動パルス信号を検知す
るとステップ4へ移行する。
【0027】ステップ3では、ステップ1で割り込み許
可されてから予め決められた時間twの間駆動パルス信
号が検知されないかを判別し、時間twが経過していな
いならステップ2へ戻る。もし時間twが経過したら駆
動パルスが入力されていないと判断しステップ10へ移
行し加熱制御が行なわれていないと判断してステップ1
1へ移行する。このステップ3は、駆動パルス信号が入
力されないために無限ループ処理になることを防止する
ために行なう。
【0028】ステップ4では、予め決められた時間Tだ
け待機する。この間マイコンが駆動パルス信号を検知す
るとステップ4−1へ移行する。ステップ4−1では、
ステップ1で零にしたパルスカウンターを1つ増やしそ
の後直ぐにステップ4へ戻る。時間T経過後はステップ
5へ移行する。
【0029】ステップ5では、パルスカウンターの値と
判断値nとの比較を行ない、パルスカウンターの値がn
未満ならステップ6へ、n以上ならステップ8へ移行す
る。
【0030】ステップ6ではパルスカウンターの値がn
未満ということで図3(b)からわかるように現在の駆
動周波数は判定用周波数Fjより低いとみなし、ステッ
プ7で負荷鍋の種類が決定される。
【0031】ステップ8ではパルスカウンターの値がn
以上ということで図3(c)からわかるように現在の駆
動周波数は判定用周波数Fjより高いとみなし、ステッ
プ9で負荷鍋の種類が決定される。
【0032】ステップ11では次の別処理を行なう時に
駆動パルス信号による割り込みがかからないように、割
り込み処理を禁止する。
【0033】尚、ステップ4における待機時間Tは判定
用周波数FjとnからT=(1/Fj)×nで求められ
予めマイコンにプログラムされる。Fjおよびnを変え
ることにより待機時間Tを変えることも可能となる。例
えばnを増やして待機時間Tを長くすることにより多数
の駆動パルス信号を検知できるので周波数検知の精度を
更に向上させることができる。またFjを変えることに
より広範囲にわたる周波数検知にも対応可能となる。
【0034】以上のように本実施例によれば、周波数検
知手段にて駆動手段から出力される駆動パルス信号の数
を数えることによりスイッチング素子の駆動周波数を検
知することができ、その周波数から負荷鍋の種類も判別
することができる。更に待機時間を変えることにより周
波数検知の精度を向上させることができる。更に広範囲
にわたる周波数検知に対応できるのでより使い勝手が良
くなる。
【0035】(実施例2)以下本発明の実施例について
図面を参照しながら説明する。図4は本発明の周波数検
知手段を示す構成図である。同図において、40は商用
電源、41は商用電源40を整流する整流回路、42は
加熱コイル、43はインバータ回路、44はIGBT等
のスイッチング素子、45aは機能切り替え手段、45
bは切り替え安定待ち手段、45cはカウント手段で2
種類の機能があり、第1機能は設定時間が経過する毎に
数を数える機能を持ち、第2機能は外部からのパルス信
号等を数える機能を持っていて、45dは計測時間制限
手段、45は機能切り替え手段45aと切り替え安定待
ち手段45bとカウント手段45cと計測制限手段45
dからなる周波数検知手段である。
【0036】図4における周波数検知手段45にマイコ
ンを用いた場合について説明する。商用電源40の電圧
0Vを検知すると機能切り替え手段45aはカウント手
段45cの第1機能を使い第2機能は使わないように切
り替える。第1機能は設定された時間ti毎に内部のカ
ウンターmを1づつ増やしていき所定値Mになると商用
電源40の電圧値がピークに達したと判断する。尚、カ
ウンターmが所定値Mになる迄は他の加熱に関する処理
を行なう。このMは商用電源40によって決まり、商用
電源40の周波数をFcとするとM=((1/Fc)/
4)/tiで求められる。
【0037】商用電源40の電圧ピーク検知後切り替え
手段45aは、カウント手段45cの第2機能を使い第
1機能は使わないように切り替える。この切り替え直後
カウント手段45cに入力されるスイッチング素子44
の駆動パルス信号は不安定な場合があるので、切り替え
安定待ち手段45bは一定時間カウント手段45cの第
2機能に駆動パルス信号を伝送しないようにする。
【0038】一定時間経過後、切り替え安定待ち手段4
5bはスイッチング素子44の駆動パルス信号の第2機
能への伝送を許可し、第2機能は入力されるスイッチン
グ素子44の駆動パルス信号の数を所定時間Tの間数え
て、検知した駆動パルス信号の数により駆動周波数判別
を行なう。
【0039】スイッチング素子44の駆動パルス信号の
数を数える時間Tが電源の1/4周期を超えると商用電
源40の電圧0V検知が行なわれなくなるので、電圧0
Vを検知する回数を数えて時計等のカウントを行なって
いるものなどは時間が不正確になる。そこで、計測時間
制限手段45dは駆動パルス計測時間を電源の1/4周
期以内で正確に終わらせるように制限する。
【0040】以上のように本実施例によれば、機能切り
替え手段によって使用するカウンターを切り替えること
により、一つのカウント手段で2種類の計測を行なうこ
とができるので新たにカウント手段を設けなくて済むの
で経済的である。
【0041】更に、スイッチング素子の駆動周波数を検
知するカウンターに切り替えた直後は駆動パルス信号の
カウントを行なわないようにすることで不安定な駆動パ
ルス信号を数えることがなくなるので周波数検知の精度
が向上する。
【0042】更に、スイッチング素子の駆動パルス信号
を数える時間を電源の1/4周期以内で終わらせるよう
制限させることにより、時計等が狂うといったことがお
きないので高性能なものとなる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の誘導加熱調理器
は、スイッチング素子の駆動周波数が検知できその周波
数により負荷鍋の判別を行なうことができる。
【0044】更に、駆動パルス信号を数える時間を可変
可能とすることにより駆動周波数検知の精度が向上し、
広範囲の周波数に対しての検知も行なえる。
【0045】更に、電源電圧のピーク検知とスイッチン
グ素子の駆動周波数検知の二つ処理をを一つのカウント
手段で検知することができるので、駆動周波数検知手段
を新設する必要もなく経済的である。
【0046】更に、スイッチング素子の駆動周波数検知
手段に切り替えた後は、所定時間駆動パルス信号のカウ
ントを禁止するので、安定した駆動パルス信号をカウン
トするので精度が向上する。
【0047】更に、スイッチング素子の駆動周波数検知
の処理と他の加熱に関する処理を電源の半周期以内で終
了させるのでタイマー等のカウントにも影響のない高性
能な誘導加熱調理器ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導加熱調理器の構成図
【図2】本発明の第1の実施例における周波数検知の工
程図
【図3】本発明の第1の実施例における周波数検知手段
に入力される波形図
【図4】本発明の第2の実施例における周波数検知手段
の構成図
【図5】従来の誘導加熱調理器の構成図
【符号の説明】
1 負荷鍋 2 温度素子 3 商用電源 4 整流回路 5 加熱コイル 6 スイッチング素子 7 インバータ回路 8 誘導加熱部 9 電圧検知手段 10 入力手段 11 表示手段 12 誘導加熱部制御手段 13 温度調節手段 14 駆動手段 15 伝送手段 16 周波数検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富永 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 両角 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱コイルとスイッチング手段を含む誘
    導加熱部と、前記加熱コイルの上にプレート等を介して
    載置される負荷鍋と、前記負荷鍋の温度を検知する温度
    素子と、前記負荷鍋の加熱制御モード等の選択を行なう
    入力手段と、前記入力手段により決定された状態等を表
    示する表示手段と、前記温度素子による検知温度に応じ
    て前記負荷鍋の温度を調整する温度調節手段と、前記温
    度調節手段の出力に応じて前記誘導加熱部への出力を制
    御する誘導加熱部制御手段と、前記誘導加熱部からの情
    報を伝送する伝送手段と、前記誘導加熱部制御手段から
    の制御信号に応じて前記誘導加熱部内のスイッチング手
    段を駆動する駆動手段と、電源電圧値を検知する電圧検
    知手段と、前記誘導加熱部内のスイッチング手段の駆動
    周波数を検知する周波数検知手段を有し、前記周波数検
    知手段の構成において、スイッチング手段をオンオフす
    る為に前記駆動手段から伝送される駆動パルス信号の数
    を所定時間内計測するパルスカウント手段を有する誘導
    加熱調理器。
  2. 【請求項2】 周波数検知手段の構成として、駆動パル
    ス信号の数を計測する時間を任意の値に調節することが
    できる計測時間可変手段を有する請求項1記載の誘導加
    熱調理器。
  3. 【請求項3】 周波数検知手段の構成として、駆動パル
    ス信号のカウントと電源電圧のピーク検知を機能を複数
    有するカウンター一つで行なうための、機能切り替え手
    段を有する請求項1記載の誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 周波数検知手段の構成として、機能切り
    替え手段によりカウンターがパルスカウント手段用に切
    り替えられた後所定の時間内は駆動パルス信号の計測を
    禁止する切り替え安定待ち手段を有する請求項1記載の
    誘導加熱調理器。
  5. 【請求項5】 計測時間可変手段の構成として、加熱に
    関する一連の処理が電源の半周期以内で終わるように駆
    動パルスカウントを行なうようにする計測時間制限手段
    を有する請求項1記載の誘導加熱調理器。
JP2637596A 1996-02-14 1996-02-14 誘導加熱調理器 Pending JPH09223579A (ja)

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Cited By (4)

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KR100667210B1 (ko) * 2001-12-08 2007-01-12 삼성전자주식회사 전자렌지 및 그 제어방법
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