JPH09223325A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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Publication number
JPH09223325A
JPH09223325A JP8028979A JP2897996A JPH09223325A JP H09223325 A JPH09223325 A JP H09223325A JP 8028979 A JP8028979 A JP 8028979A JP 2897996 A JP2897996 A JP 2897996A JP H09223325 A JPH09223325 A JP H09223325A
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JP
Japan
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light
receiving sensor
optical
recording medium
light receiving
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Application number
JP8028979A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tanigawa
浩 谷川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で薄型の集積型光ピックアップ装置に適
した光集積素子を提供することにある。 【解決手段】 光を射出する発光素子1と、前記射出さ
れた光が光記録媒体50で反射されて得られる反射光を
受光し、第1ないし第4の光検出部からなる受光センサ
3と、前記発光素子1から照射された光を反射させる第
1反射部13と、前記第1反射部13からの光を略平行
光もしくは収束光に変換して反射する第2反射部12
と、前記第2反射部12からの光を光記録媒体50上に
集光させるとともに光記録媒体50からの反射光を前記
第2反射部12へ導く集光部11と、前記第2反射部1
2から再び前記第1反射部13へ戻された光を回折さ
せ、この回折した+1次光を前記受光センサ3の第1な
いし第4の光検出部上に導く回折素子13a、13bと
を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体にレー
ザ光を微小スポットに集光して光学的に情報を再生する
光集積素子及び光ピックアップ装置に係り、特に読み出
し専用コンパクトディスク(CD−ROM)等に適した
光集積素子よび光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】読出し専用コンパクトディスクメモリ
(CD−ROM)等のディスク面上の信号の読み出しに
使用される光ピックアップは、発光素子として半導体レ
ーザを使用し、半導体レーザにより射出されたレーザ光
を集光レンズ等によってディスク面上に微小スポットに
集光させ、ディスク面からの反射光をプリズム等によっ
て受光センサに導いた光信号を電気信号に変換してデー
タを再生することにより情報の読み出しを行っている。
【0003】これらと並行してデータを安定して読み出
すために、ディスクの面振れや偏心等の変動に対してス
ポット微小に保つためのフォーカス機能とスポットをデ
ータトラックに追従させるためのトラッキング機能が搭
載されている。
【0004】このような光ピックアップを用いた光情報
再生装置は、データ転送速度の向上や携帯型のパソコン
等に搭載を可能にするために薄型化、低消費電力化等が
要望されている。
【0005】小型、軽量化を狙った新しい光ピックアッ
プ装置として、特開平05−012706号公報に記載
のものが提案されている。
【0006】図6、図7を用いて、本従来例の光ピック
アップ装置を説明する。図6は従来の光ピックアップ装
置の斜視図である。
【0007】図6において光学材料により形成された透
明基板110の一面である面aの一端には非球面対物レ
ンズ115が形成され、非球面対物レンズ115が形成
された面の対向面である面bにはホログラムコリメート
レンズ114が形成されている。
【0008】また、透明基板110の非球面対物レンズ
115が形成された面a側には、2種類のホログラムビ
ームスプリッタ113が形成されており、ホログラムコ
リメートレンズ114が形成された面側には、3ビーム
発生用回折格子112とミラー116が隣接して形成さ
れている。
【0009】さらに、非球面対物レンズ115が形成さ
れた一端とは異なる一端側の端面には傾斜面120が形
成されており、この傾斜面120には、シリコン基板1
18を介して半導体レーザ素子111が固定されるとと
もに、多分割受光センサ117が固定されている。
【0010】透明基板110の面c側には、フォーカス
用コイル170が固定されており、フォーカス用コイル
170の側面にはトラッキング用コイル171が固定さ
れている。
【0011】上記従来の光学素子の動作を図7を用いて
説明する。図7は従来の光学素子内の伝搬光の光路を示
す図である。なお、図7において、フォーカス用コイル
170及びトラッキング用コイル171の図示は省略し
ている。
【0012】半導体レーザ111から透明基板110の
内部に向けて射出されたレーザ光は3ビーム発生用回折
格子112によって0次光と±1次光の3つの回折光に
振り分けられ、ホログラムビームスプリッタ113側に
反射される。
【0013】これらの回折光は、ホログラムビームスプ
リッタ113に反射され、さらにホログラムコリメート
レンズ114により反射され、非球面対物レンズ115
を透過する。
【0014】これによりレーザ光の回折光は透明基板1
10の上方に位置する光記録媒体50に集光される。
【0015】光記録媒体50により反射された光は往路
と逆経路で伝搬し、非球面対物レンズ115を透過して
透明基板110内に入射し、ホログラムコリメートレン
ズ114により反射される。
【0016】ホログラムコリメートレンズ114により
反射された光のうち、ホログラムビームスプリッタ11
3によって回折された+1次光のみがミラー116によ
り反射され、多分割受光センサ117によりデータ信
号、フォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号として
検出される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光学素子では、3ビーム発生用回折格子112、ホ
ログラムビームスプリッタ113、ホログラムコリメー
トレンズ114の3つの反射面でジグザグの光路が形成
されるので、光学基板が長さ方向(図7中、左右方向)
に長くなってしまうという不具合があった。
【0018】また、ホログラムコリメートレンズ114
に入射する光の方向と反射する光の方向とのなす角度が
大きいために波長変動に弱く、環境温度の変化などによ
って半導体レーザの波長が変動すると、色収差が大きく
なり過ぎ、ジッタ特性が劣化してデータを読み出す際に
エラーが発生する可能性があるという不具合があった。
【0019】さらに、データ信号、フォーカス誤差信
号、トラッキング誤差信号の検出にはホログラムビーム
スプリッタ113による回折光の内、0次光及び±1次
光のうち+1次光のみを用いるため、多分割受光センサ
117上での光量が減少してしまうので、特にデータ信
号出力が低下することにより、十分な特性が得られない
可能性があるという不具合があった。
【0020】そこで、本発明第1の目的は、再生出力信
号が十分得られ、温度変化等による発光素子の波長変動
にも強く、長さ方向の寸法も小さくでき、小型で薄型の
集積型光ピックアップ装置に適した光集積素子を提供す
ることにある。
【0021】また、本発明の第2の目的は、小型化およ
び薄型化が図れると共に、信頼性が高く、組立易い、光
ディスク装置に適した集積型光ピックアップ装置を提供
することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ピックア
ップ装置は、光を射出する発光素子と、前記射出された
光が光記録媒体で反射されて得られる反射光を受光し、
第1ないし第4の光検出部からなる受光センサと、前記
発光素子から照射された光を反射させる第1の反射部
と、前記第1の反射部からの光を略平行光もしくは収束
光に変換して反射する第2の反射部と、前記第2の反射
部からの光を光記録媒体上に集光させるとともに光記録
媒体からの反射光を前記第2の反射部へ導く集光部と、
前記第2の反射部から再び前記第1の反射部へ戻された
光を回折させ、この回折した+1次光を前記受光センサ
の第1ないし第4の光検出部上に導く回折素子とを備え
たものである。この本発明によれば、光ピックアップ装
置の光学系に必要な発光素子や受光センサや偏向ミラー
や対物レンズ等のほとんど全ての部品を集積化すること
ができ、小型薄型で量産性にすぐれた光集積素子を提供
できる。さらに、光学部材に入射されて伝搬する球面波
は第2反射部、具体的には球面あるいは回転楕円体によ
って、略平面波あるいは収束する球面波に変換された
後、集光部、具体的には回折格子レンズによって集光さ
れる。このように、第2反射部が、コリメータレンズと
して作用し、また回折格子レンズはほぼ軸対称であるの
で、波長変動に対して強い構成が実現できる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
回折素子は、0次の回折方向と+1次の回折方向を含む
面と回折素子が形成された面とが交差する方向で第1お
よび第2の領域に分割されると共に、前記集光部により
集光された光が光記録媒体の記録面上において合焦とな
る時に、前記第1領域で回折された+1次光が前記受光
センサより先側で焦点を結ぶように形成され、前記第2
領域で回折された+1次光は受光センサの手前側で焦点
を結ぶよう形成され、前記受光センサは、前記回折素子
の分割方向とほぼ平行な方向と、ほぼ垂直な方向とに配
置された少なくとも第1から第4の光検出部を備え、前
記集光部により集光された光が光記録媒体の記録面上に
おいて合焦となる時に、前記第1領域で回折された+1
次光が前記受光センサの第1および第2の光検出部にス
ポットを形成し、かつ、第1および第2の光検出部の出
力信号がほぼ等しくなるように第1と第2の光検出部の
境界が設定されると共に、前記第2領域で回折された+
1次光が前記受光センサの第3および第4の光検出部に
前記回折素子の第1領域によるスポットとほぼ同一サイ
ズのスポットを形成するようにし、かつ、第3および第
4の光検出部の出力信号がほぼ等しくなるように第3と
第4の光検出部の境界が設定されるものである。このよ
うに本発明は、発光素子からの出射光が入射平面から入
射されて、第1反射部で反射されて第2反射部に伝搬さ
れ、第2反射部でほぼ平行な光あるいは収束する光に変
換されて、集光部に伝搬され光記録媒体に集光され、光
記録媒体からの反射光が回折素子で偏向されて受光セン
サへ導かれる。このように光ピックアップ装置の光学系
に必要な発光素子や受光センサや偏向ミラーや対物レン
ズ等のほとんど全ての部品を集積化することができ、小
型薄型で量産性にすぐれた光集積素子を提供できる。さ
らに、光学部材に入射されて伝搬する球面波は第2反射
部、具体的には球面あるいは回転楕円体によって、略平
面波あるいは収束する球面波に変換された後、集光部、
具体的には回折格子レンズによって集光される。このよ
うに、第2反射部が、コリメータレンズとして作用し、
また回折格子レンズはほぼ軸対称であるので、波長変動
に対して強い構成が実現できる。
【0024】本発明の請求項2記載の発明は、受光セン
サにおける第1および第4光検出部の出力信号の和と第
2および第3光検出部の出力信号の和との比較により、
フォーカス誤差信号の検出を行うフォーカス誤差信号検
出手段を備えるものである。このように本発明によれ
ば、回折素子の第1の領域で回折された部分が受光セン
サの第1および第2の光検出部に結ぶスポットと、回折
素子の第2の領域で回折された部分が受光センサの第3
および第4の光検出部に結ぶスポットのサイズが、フォ
ーカスの状態で変化することにより、第1および第4の
光検出部の信号の和と第2および第3光検出部の出力信
号の和との比較により、フォーカス誤差信号の検出を行
うことができる。
【0025】本発明の請求項3記載の発明は、回折素子
は、0次の回折方向と+1次の回折方向を含む面と回折
素子が形成された面とが交差する方向で第1および第2
の領域に分割されると共に、前記集光部により集光され
た光が光記録媒体の記録面上において合焦となる時に、
前記第1領域で回折された+1次光が前記受光センサよ
り先側で焦点を結ぶように形成され、前記第2領域で回
折された+1次光は受光センサの手前側で焦点を結ぶよ
う形成され、前記受光センサは、前記回折素子の分割方
向とほぼ平行な方向と、ほぼ垂直な方向とに配置された
少なくとも第1から第4の光検出部と、−1次の回折方
向に第5および第6の光検出部を備え、前記集光部によ
り集光された光が光記録媒体の記録面上において合焦と
なる時に、前記第1領域で回折された+1次光が前記受
光センサの第1および第2の光検出部にスポットを形成
し、かつ、第1および第2の光検出部の出力信号がほぼ
等しくなるように第1と第2の光検出部の境界が設定さ
れ、前記第2領域で回折された+1次光が受光センサの
第3および第4の光検出部に前記回折素子の第1領域に
よるスポットとほぼ同一サイズのスポットを形成するよ
うにし、かつ、第3および第4の光検出部の出力信号が
ほぼ等しくなるように第3と第4の光検出部の境界が設
定され、さらに、前記回折素子の第1および第2の領域
で回折された−1次光が、前記受光センサ面上に照射さ
れる位置に第5および第6の光検出部が配置されてお
り、受光センサにおける第1から第6の光検出部の出力
信号の和を検出し、記録信号の再生出力信号として検出
する手段を備えたものである。このように本発明によれ
ば、前記請求項1の場合と同様に、小型薄型で量産性に
すぐれた光集積素子の提供、波長変動に対して強い構成
の実現、といった作用を有する。さらに受光センサに第
5および第6の光検出部を加え、回折素子の第1および
第2の領域で回折された−1次光を検出することによ
り、回折素子による光利用効率の低下を補い、記録信号
を効率的に検出する作用を有する。
【0026】次に図面を参照して本発明の好適な実施形
態を説明する。図1は本発明の実施の形態による光ピッ
クアップ装置の斜視図、図2は同光ピックアップ装置の
光伝播光路を示す図である。
【0027】光ピックアップ装置は、図1及び図2に示
すように、発光手段としての半導体レーザ1と、半導体
レーザ1から射出されたレーザ光を導くための立上ミラ
ー2と、受光手段としての受光センサ3を備えて構成さ
れている。この場合において、半導体レーザ1は、受光
センサ3に固定され、立上ミラー2は、受光センサ3に
固定されている。さらに受光センサ3はFPC4に固定
され、半導体レーザ1、受光センサ3と電気的に接続さ
れ、外部回路に接続される。
【0028】ところで、半導体レーザ1の出力は、温度
等によって変動するため、照射される光をモニタして駆
動電流を制御する方法が一般に用いられている。本実施
の形態の場合には、立上ミラー2の立上ミラーの面2a
から僅かに立上ミラー2内に透過し、対向する立上ミラ
ーの面2bにより、受光センサ3方向へ反射された光
を、立上ミラー2の下面の受光センサ3上に形成された
モニタ用センサ3hにより検出し、半導体レーザ1から
出射される光出力が一定になるように制御している。
【0029】立上ミラー2の立上ミラーの面2aは取付
面に対して45度よりも大きい角度になるように形成さ
れている。
【0030】ここで、図5を参照して受光センサ3につ
いて詳細に説明する。受光センサ3は、図5(A)、
(B)、(E)に示すように、受光センサ3には後述す
る回折素子13a又は13bの分割方向とほぼ平行な方
向と垂直な方向とに分割された第1〜第4受光部として
の第1〜第4光検出部3a、3b、3c、3dと、第
5、第6受光部としての第5光検出部3g及び第6光検
出部3g'と、トラッキング誤差信号を生成するため副
ビーム検出用(3ビーム法)の光検出部3e、3e'、
3f、3f'と、モニタ用センサ3hが半導体プロセス
等によって形成されている。
【0031】また、受光センサ3には、必要に応じ、半
導体プロセス等によって光検出部3a〜3gの光電流を
電圧に変換する電流−電圧変換回路を形成してもよい。
【0032】さらに光ピックアップ装置は、光透過率の
高い光学用樹脂を用いて一体成型された光学部材10を
備えている。
【0033】光学部材10は、光記録媒体50と対向す
る面に形成された集光部11と、集光部11が形成され
た面に対して対向する面に形成された第2反射部12
と、回折素子であり、反射膜がコーティングされている
第1反射部13と、集光部11が形成された面に対して
所定角度傾斜した面に形成されている入射部14と、入
射部14に設けられ、3ビームを発生する3ビーム発生
用回折格子15と、を備えて構成されている。
【0034】本実施の形態においては、集光部11とし
て回折格子型レンズが形成されており、この回折格子型
レンズは略軸対称で、外周の方がピッチが短くなるよう
なパターンとなっており、その断面形状は矩形形状をな
している。
【0035】第2反射部12は、球面形状を有し、反射
膜がコーティングされている。第1反射部13は、第1
回折部として機能する回折素子13aが形成されている
第1領域と、回折素子13aとは異なる第2回折部とし
て機能する回折素子13bが形成されている第2領域
と、の2つの領域に分けられる。その分割方向は図1に
示すように、0次の回折方向と+1次の回折方向とを含
む面と回折素子が形成された面とが交差する方向にほぼ
平行に設定されている。さらに集光部11により集光さ
れた3ビームの光が光記録媒体50の記録面上において
合焦となる時に、回折素子13aが形成された第1領域
で回折された+1次光が受光センサ3より先側で焦点を
結び、回折素子13bが形成された第2領域で回折され
た+1次光は受光センサの手前側で焦点を結び、かつ、
両者の受光センサ3上でのスポットサイズがほぼ等しく
なるよう回折素子13a、13bが形成されている。
【0036】この場合において第1反射部13の+1次
の回折方向は往路の光軸を含む面内で、光学部材10の
ほぼ幅方向(Y方向;図1参照)に設定され、第1反射
部13における回折素子13a及び回折素子13bの分
割方向は、0次の回折方向と+1次の回折方向とを含む
面と回折素子が形成された面とが交差する方向にほぼ平
行であるから、Y方向にほぼ平行となる。
【0037】次に光ピックアップ装置の動作を説明す
る。まず、半導体レーザ1から出射された光(以下、出
射レーザ光という。)がディスク50の記録面に集光さ
れるまでの光路、すなわち往路の光路について図2を用
いて説明する。
【0038】出射レーザ光は、光路20のように伝搬
し、立上ミラー2の立上ミラーの面2aで反射される。
【0039】そして、さらに出射レーザ光は、光路21
のように伝搬し、光学部材10の入射部14に導かれ
る。
【0040】出射レーザ光は、3ビーム発生用回折格子
15を通過する際に回折し、0次光及び±1次光の3本
のビーム(以下、3ビーム光という。)が生成され、光
路22のように伝搬する。
【0041】本実施の形態では光記録媒体のトラッキン
グ方向をX方向としており、副ビームの回折方向がX方
向になるよう、3ビーム発生用回折格子15を配置して
いる。
【0042】第1反射部13に到達した3ビーム光は反
射されて光路23のように伝搬し第2反射部12に導か
れる。
【0043】第2反射部12に導かれた3ビーム光は、
第2反射部12によって略平行光に変換されて、光路2
4のように伝搬して集光部11に導かれる。
【0044】3ビーム光は、集光部11としての回折格
子型レンズによって、光路25のように光記録媒体50
の記録面に集光される。
【0045】集光部11に導かれた3ビーム光は、集光
部11で集光されると、光記録媒体50の記録面には、
3つの光スポットが形成される。この場合において、3
ビーム光全体としての光軸と集光部11で集光された0
次光の光軸とはほぼ一致している。
【0046】図3に本発明の実施の形態による光ピック
アップ装置における光記録媒体面上の集光スポット状態
を説明する図を示す。
【0047】図3において、光記録媒体50上に形成さ
れたデータトラック51の近傍には、光記録媒体上の主
ビームのスポット(0次光)30a及び光記録媒体上の
副ビームのスポット(±1次光)30b、30cが形成
されている。
【0048】そして光記録媒体上の副ビームのスポット
30b、30cがデータトラック51を挟むように制御
することによりトラッキング制御を行うことができるの
である。
【0049】次に、光記録媒体50からの反射光が受光
センサ3の光検出部3a、3b、3c、3d、3e、3
e'、3f、3f'、3g、3g'に導かれるまでの光
路、すなわち復路の光路について、図4を参照して説明
する。
【0050】図4は本発明の実施の形態による光集積素
子内の伝搬光の光路を示す図である。
【0051】光記録媒体50で反射した3ビーム光は、
往路の光路とほぼ同じ光路をたどって回折素子13aか
13bに到達する。
【0052】この場合において、回折素子13aか13
bに到達した3ビーム光は、集光部11により集光され
た3ビーム光が光記録媒体50の記録面上において合焦
となる時に、回折素子13aが形成された第1領域で回
折された+1次光が受光センサ3より先側で焦点を結び
(光路26a)、回折素子13bが形成された第2領域
で回折された+1次光は受光センサの手前側で焦点を結
び(光路26b)、かつ、両者の受光センサ3上でのス
ポットサイズがほぼ等しくなるようになっている。
【0053】回折素子13a、13bに到達した光は2
つの収束光に分離され、光路26aおよび光路26bを
たどり、3ビーム発生用回折格子15を避けて入射部1
4を透過した後に、受光センサ3面上の光検出部3a、
3b、3c、3dに照射される。
【0054】この場合において、光検出部3a、3b、
3c、3dは、回折素子13a、13bの分割方向とほ
ぼ平行な方向と、ほぼ垂直な方向とに配置されており、
集光部11により集光された光が光記録媒体50の記録
面上において合焦となる時に、回折素子13aで回折さ
れた+1次光のスポットによる光検出部3a、3bの出
力信号がほぼ等しくなるように光検出部3a、3bの境
界が設定され、一方、回折素子13bで回折された+1
次光のスポットによる光検出部3c、3dの出力信号が
ほぼ等しくなるように光検出部3c、3dの境界が設定
されている。
【0055】また、第1反射部13で回折された−1次
光は受光センサ3の手前側で焦点を結び、往路の光軸に
対して光検出部3a、3b、3c、3dとほぼ対称な位
置にある光検出部3g、3g'、に照射される(光路2
6a'、26b')。
【0056】更に、3ビーム発生用回折格子15により
生成された光記録媒体上の副ビームのスポット30b、
30cは、第1反射部13で回折され、光路26aおよ
び光路26bとほぼ同じ経路をたどって光検出部3a、
3b、3c、3dに隣接する光検出部3e、3e'、3
f、3f'に照射される。
【0057】次に、光検出部3a、3b、3c、3d、
3e、3e、3f、3f'、3g、3g'におけるフォー
カス誤差信号、トラッキング誤差信号および記録データ
信号の検出方法について、図5(A)〜(E)を参照し
て説明する。
【0058】図5(A)は本発明の実施の形態による光
集積素子の受光センサを示す平面図であり、図5(B)
〜(E)は、同光集積素子の受光センサと受光スポット
との関係を示す平面図である。
【0059】光検出部の具体的寸法としては例えば、光
検出部3a、3b、3c、3dの幅(X方向)が20μ
m、長さ(Y方向)は160μmとする。
【0060】また、光検出部3aと光検出部3b、ある
いは、光検出部3cと光検出部3dの境界が5μm、光
検出部3aと光検出部3c、あるいは、光検出部3bと
光検出部3dの境界は40μmとする。
【0061】さらに、光検出部3e、3e'、3f、3
f'の幅が60μm、長さが160μmとする。
【0062】光検出部3eと光検出部3a、光検出部3
e’と光検出部3c、光検出部3fと光検出部と光検出
部3b、あるいは、光検出部3f’と光検出部3dとの
境界は10μmとする。
【0063】さらにまた光検出部3g、3g'は幅40
μm、長さ200μmとし、Y軸に対して数度の傾きを
持つように配置する。
【0064】図5(A)〜(D)において、SP1、S
P2は、光記録媒体50で反射し回折素子13で+1次
側に回折されて戻ってきた主ビームの受光スポットであ
り、SP1e、SP2e、SP1f、SP2fはそれぞ
れ副ビームの受光スポットである。
【0065】また、SP1g、SP2gは回折素子13
で−1次側に回折されて戻ってきた主ビームの受光スポ
ットである。
【0066】まず、フォーカス誤差信号の検出法につい
て説明する。図5(B)に集光部11により集光された
光が光記録媒体で合焦した時の受光センサ面上の受光ス
ポットを示す。
【0067】この時、光検出部3a、3b、3c、3d
で検出される光量は等しくなる。図5(C)は光記録媒
体が合焦点の位置より光集積素子10から遠ざかる方向
(far方向)にずれた場合を示しており、光検出部3
a、3b上の受光スポットSP1は合焦した場合(図5
(B))よりもスポットが小さくなり、逆に光検出部3
c、3d上の受光スポットSP2は大きくなっている。
このため、光検出部3a、3dに照射される光量が減少
し、逆に光検出部3b、3cに照射される光量は増加す
る。
【0068】一方、図5(D)は光記録媒体が合焦点の
位置より光集積素子10から近づく方向(near方
向)にずれた場合を示しており、図5(C)の場合とは
逆に光検出部3a、3b上の受光スポットSP1の方が
大きくなり、光検出部3c、3d上の受光スポットSP
2が小さくなる。このため、光検出部3a、3dに照射
される光量が増加し、逆に光検出部3b、3cに照射さ
れる光量は減少する。
【0069】従ってフォーカス誤差信号は光検出部3
a、3dの出力信号と光検出部3b、3cの出力信号と
の差信号をとることによって検出することができる。
【0070】次に、トラッキング誤差信号の検出方法に
ついて図3および図5(B)を用いて説明する。
【0071】トラッキング誤差信号は、一般的な方法で
ある3ビーム検出法を用いている。図3はデータトラッ
ク51に光記録媒体上の主ビームのスポット30aがオ
ントラックしている状態であり、光記録媒体上の副ビー
ムのスポット30b及び光記録媒体上の副ビームのスポ
ット30cはデータトラック51にほぼ同じ面積だけ重
なっている。
【0072】光記録媒体上の副ビームのスポット30b
は受光スポットSP1e及び受光スポットSP2eに対
応しており、光記録媒体上の副ビームのスポット30c
は受光スポットSP1f及び受光スポットSP2fに対
応している。
【0073】もし仮に光記録媒体上の主ビームのスポッ
ト30aがデータトラック51から光記録媒体上の副ビ
ームのスポット30bの方向側にずれると、光記録媒体
上の副ビームのスポット30cとデータトラック51の
重なる面積は、光記録媒体上の副ビームのスポット30
bの重なる面積よりも大きくなり、受光スポットSP1
fと受光スポットSP2fの光量の和は、受光スポット
SP1eと受光スポットSP2eの光量の和よりも大き
くなる。
【0074】逆に光記録媒体上の主ビームのスポット3
0aが反対方向にずれると、光記録媒体上の副ビームの
スポット30bとデータトラック51の重なる面積が、
光記録媒体上の副ビームのスポット30cの重なる面積
よりも大きくなり、受光スポットSP1eと受光スポッ
トSP2eの光量の和が、受光スポットSP1fと受光
スポットSP2fの光量の和よりも大きくなる。
【0075】従って、光検出部3e、3e'の出力信号
と、光検出部3f、3f'の出力信号との差信号をとる
ことによって、トラッキング誤差信号を検出することが
できる。
【0076】データ信号は光記録媒体上の主ビームのス
ポット30aの反射光を受光して検出すればよいので、
光検出部3a、3b、3c、3dの受光量の和信号をと
ることによって検出することができるが、更に本実施の
形態においては、第1反射部13により回折された−1
次回折光も、図5(E)に示したように、光検出部3
g、3g'により受光できるため、光検出部3a、3
b、3c、3dの受光量と光検出部3g、3g'の受光
量の和信号とることによって検出することができる。
【0077】この結果、回折素子を光路中に設けたこと
による光量損失を補うことができ、より良好な信号再生
が可能である。
【0078】上記実施の形態においては、球面形状を有
する第2反射部12を用いているが、第2反射部12に
回転楕円体面の一部をなす面形状を形成しても良い。
【0079】この時、第2反射部12で反射された光2
2を収束光(ほぼ球面波)になるようにその形状を選ぶ
ことによって、集光部11を形成している回折格子型レ
ンズの格子ピッチを大きくすることができるので、さら
に波長変動に強くすることができる。
【0080】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、発光素子
からの出射光が、入射平面から入射されて、第1反射部
で反射されて第2反射部に伝搬され、第2反射部でほぼ
平行な光あるいは収束する光に変換されて、集光部に伝
搬され光記録媒体に集光され、光記録媒体からの反射光
が、回折素子で偏向されて受光センサへ導かれることか
ら、光ピックアップ装置の光学系に必要な発光素子や受
光センサや偏向ミラーや対物レンズ等のほとんど全ての
部品を集積化することができ、小型薄型で量産性にすぐ
れた光集積素子を提供できる。さらに、光学部材に入射
されて伝搬する球面波は第2反射部、具体的には球面あ
るいは回転楕円体によって、略平面波あるいは収束する
球面波に変換された後、集光部、具体的には回折格子レ
ンズによって集光される。このように、第2反射部が、
コリメータレンズとして作用し、また回折格子レンズは
ほぼ軸対称であるので、波長変動に対して強い構成が実
現できるという効果を有する。
【0081】請求項2記載の発明によれば、回折素子の
第1の領域で回折された部分が受光センサの第1および
第2の光検出部に結ぶスポットと、回折素子の第2の領
域で回折された部分が受光センサの第3および第4の光
検出部に結ぶスポットのサイズが、フォーカスの状態で
変化することにより、第1および第4の光検出部の信号
の和と第2および第3光検出部の出力信号の和との比較
により、フォーカス誤差信号の検出を行うことができる
という効果を有する。
【0082】請求項3記載の発明によれば、前記請求項
1の場合と同様に、小型薄型で量産性にすぐれた光集積
素子の提供、波長変動に対して強い構成の実現、といっ
た作用を有する。さらに受光センサに第5および第6の
光検出部を加え、回折素子の第1および第2の領域で回
折された−1次光を検出することにより、回折素子によ
る光利用効率の低下を補い、記録信号を効率的に検出す
る作用を有するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による光ピックアップ装置
の斜視図
【図2】本発明の実施の形態による光ピックアップ装置
の光伝播光路を示す図
【図3】本発明の実施の形態による光ピックアップ装置
における光記録媒体面上の集光スポット状態を説明する
【図4】本発明の実施の形態による光集積素子内の伝搬
光の光路を示す図
【図5】(A)本発明の実施の形態による光集積素子の
受光センサを示す平面図 (B)本発明の実施の形態による光集積素子の受光セン
サと受光スポットの関係を示す平面図 (C)本発明の実施の形態による光集積素子の受光セン
サと受光スポットの関係を示す平面図 (D)本発明の実施の形態による光集積素子の受光セン
サと受光スポットの関係を示す平面図 (E)本発明の実施の形態による光集積素子の受光セン
サと受光スポットの関係を示す平面図
【図6】従来の光ピックアップ装置の斜視図
【図7】従来の光学素子内の伝搬光の光路を示す図
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 立上ミラー 2a、2b 立上ミラーの面 3 受光センサ 3a、3b、3c、3d 光検出部 3e、3e、3f、3f' 光検出部 3g、3g 光検出部 3h モニタ用センサ 4 FPC 10 光学部材 11 集光部 12 第2反射部 13 第1反射部 13a、13b 回折素子 14 入射部 15 3ビーム発生用回折格子 20、21、22 光路(往路) 23、24、25 光路(往復路) 26a、26a'、26b、26b' 光路(復路) 30a 光記録媒体上の主ビームのスポット 30b、30c 光記録媒体上の副ビームのスポット 50 光記録媒体 51 データトラック 110 透明基板 111 半導体レーザ素子 112 3ビーム発生用回折格子 113 ホログラムビームスプリッタ 114 ホログラムコリメートレンズ 115 非球面対物レンズ 116 ミラー 117 多分割受光センサ 118 受光センサ 170 フォーカス用コイル 171 トラッキング用コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を射出する発光素子と、前記射出された
    光が光記録媒体で反射されて得られる反射光を受光する
    受光センサと、前記発光素子から照射された光を反射さ
    せる第1の反射部と、前記第1の反射部からの光を略平
    行光もしくは収束光に変換して反射する第2の反射部
    と、前記第2の反射部からの光を光記録媒体上に集光さ
    せるとともに光記録媒体からの反射光を前記第2の反射
    部へ導く集光部と、前記第2の反射部から再び前記第1
    の反射部へ戻された光を前記受光センサ上に導く回折素
    子とを備えた光ピックアップ装置において、前記回折素
    子は、0次の回折方向と+1次の回折方向を含む面と回
    折素子が形成された面とが交差する方向で第1および第
    2の領域に分割されると共に、前記集光部により集光さ
    れた光が光記録媒体の記録面上において合焦となる時
    に、前記第1領域で回折された+1次光が前記受光セン
    サより先側で焦点を結ぶように形成され、前記第2領域
    で回折された+1次光は受光センサの手前側で焦点を結
    ぶよう形成され、前記受光センサは、前記回折素子の分
    割方向とほぼ平行な方向と、ほぼ垂直な方向とに配置さ
    れた少なくとも第1から第4の光検出部を備え、前記集
    光部により集光された光が光記録媒体の記録面上におい
    て合焦となる時に、前記第1領域で回折された+1次光
    が前記受光センサの第1および第2の光検出部にスポッ
    トを形成し、かつ、第1および第2の光検出部の出力信
    号がほぼ等しくなるように第1と第2の光検出部の境界
    が設定されると共に、前記第2領域で回折された+1次
    光が前記受光センサの第3および第4の光検出部に前記
    回折素子の第1領域によるスポットとほぼ同一サイズの
    スポットを形成するようにし、かつ、第3および第4の
    光検出部の出力信号がほぼ等しくなるように第3と第4
    の光検出部の境界が設定されることを特徴とする光ピッ
    クアップ装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の光ピックアップ装置
    において、前記受光センサにおける第1および第4光検
    出部の出力信号の和と第2および第3光検出部の出力信
    号の和との比較により、フォーカス誤差信号の検出を行
    うフォーカス誤差信号検出手段を備えることを特徴とす
    る光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】光を射出する発光素子と、前記射出された
    光が光記録媒体で反射されて得られる反射光を受光する
    受光センサと、前記発光素子から照射された光を反射さ
    せる第1の反射部と、前記第1の反射部からの光を略平
    行光もしくは収束光に変換して反射する第2の反射部
    と、前記第2の反射部からの光を光記録媒体上に集光さ
    せるとともに光記録媒体からの反射光を前記第2の反射
    部へ導く集光部と、前記第2の反射部から再び前記第1
    の反射部へ戻された光を前記受光センサ上に導く回折素
    子とを備えた光ピックアップ装置において、前記回折素
    子は、0次の回折方向と+1次の回折方向を含む面と回
    折素子が形成された面とが交差する方向で第1および第
    2の領域に分割されると共に、前記集光部により集光さ
    れた光が光記録媒体の記録面上において合焦となる時
    に、前記第1領域で回折された+1次光が前記受光セン
    サより先側で焦点を結ぶように形成され、前記第2領域
    で回折された+1次光は受光センサの手前側で焦点を結
    ぶよう形成され、前記受光センサは、前記回折素子の分
    割方向とほぼ平行な方向と、ほぼ垂直な方向とに配置さ
    れた少なくとも第1から第4の光検出部と、−1次の回
    折方向に第5および第6の光検出部を備え、前記集光部
    により集光された光が光記録媒体の記録面上において合
    焦となる時に、前記第1領域で回折された+1次光が前
    記受光センサの第1および第2の光検出部にスポットを
    形成し、かつ、第1および第2の光検出部の出力信号が
    ほぼ等しくなるように第1と第2の光検出部の境界が設
    定され、前記第2領域で回折された+1次光が受光セン
    サの第3および第4の光検出部に前記回折素子の第1領
    域によるスポットとほぼ同一サイズのスポットを形成す
    るようにし、かつ、第3および第4の光検出部の出力信
    号がほぼ等しくなるように第3と第4の光検出部の境界
    が設定され、さらに、前記回折素子の第1および第2の
    領域で回折された−1次光が、前記受光センサ面上に照
    射される位置に第5および第6の光検出部が配置されて
    おり、受光センサにおける第1から第6の光検出部の出
    力信号の和を検出し、記録信号の再生出力信号として検
    出する手段を備えたことを特徴とする光ピックアップ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413087B1 (ko) * 2001-06-30 2003-12-31 (주)월드텔레콤 광픽업장치를 위한 광디바이스

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