JPH09223279A - 煙センサ - Google Patents

煙センサ

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JPH09223279A
JPH09223279A JP2828296A JP2828296A JPH09223279A JP H09223279 A JPH09223279 A JP H09223279A JP 2828296 A JP2828296 A JP 2828296A JP 2828296 A JP2828296 A JP 2828296A JP H09223279 A JPH09223279 A JP H09223279A
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signal
light emitting
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smoke
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Masanori Hayashi
雅則 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意の時間に煙濃度の測定を可能とする。 【解決手段】測定空間に光を照射する発光部1と、発光
部1から照射された光が測定空間内の煙により散乱され
た散乱光を受光して電気信号に変換する光電変換部2
と、光電変換部2から出力される電気信号に基づいて煙
濃度に応じたアナログ信号を出力するアナログ出力部3
と、発光部1並びに光電変換部2を間欠駆動するタイミ
ング制御部4とを備えている。タイミング制御部4には
外部から制御信号Trが入力される。この制御信号Tr
が入力されたときに、タイミング制御部4は発光部1、
光電変換部2及びアナログ出力部3を各々駆動するため
の信号を出力する。よって、外部から制御信号Trを与
えたときに煙濃度の測定が行われるから、任意の時間に
煙濃度の測定が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙による散乱光を
検出することで煙濃度の測定を行う煙センサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の煙センサを示す概略回路
図であり、測定空間に光を照射する発光回路30と、発
光回路30から照射された光が上記測定空間内の煙によ
り散乱された散乱光を受光して電気信号に変換する光電
変換回路31と、光電変換回路31の出力信号をサンプ
ルホールドするサンプルホールド回路32と、サンプル
ホールドされた信号をアナログ出力信号に変換する出力
回路33と、発光回路30を間欠的に駆動するためのタ
イミング制御回路34とを備えている。このような煙セ
ンサは、例えば防災システムにおける煙感知器等に利用
され、煙感知器の匡体内等に形成された測定空間に侵入
した煙の濃度を測定するものである。
【0003】図12に示すように、発光回路30はタイ
ミング制御回路34からの信号がHレベルの時に定電流
を発生させる制御回路35と、トランジスタQ8 〜Q11
並びに抵抗素子R11〜R13等で構成されて制御回路35
から出力される定電流により定電圧を発生させる所謂バ
ンドギャップリファレンス回路(以下、「BGR回路」
と略す。)36と、BGR回路36の定電圧によりオン
するスイッチング素子Q7 と、スイッチング素子Q7
より駆動される発光素子37と、発光素子37の駆動電
流を制限する抵抗素子R14とからなり、制御回路35か
らの信号がHレベルの時にBGR回路36の定電圧に応
じた駆動電流で発光素子37を駆動するように構成され
いる。また、BGR回路36は抵抗素子R11〜R13の抵
抗比により任意の温度特性を持った定電圧を発生させる
ように構成されているので、発光素子37の温度特性を
任意に調整することができる。
【0004】タイミング制御回路34では、発光回路3
0を間欠駆動するために発振回路38により出力される
クロック信号に基づき、タイミング回路39において一
定周期の間欠駆動信号を作成している。煙感知器の匡体
内等の測定空間に煙が侵入すると、発光回路30から照
射された光がその煙により散乱されて光電変換回路31
により受光される。光電変換回路31は、フォトダイオ
ードのような受光素子40、基準電圧源41、オぺアン
プOP8 〜OP10、抵抗素子R15〜R19及びコンデンサ
4 より構成されている。受光素子40に光が照射され
ると受光素子40には微弱な光電流が流れる。この光電
流はオペアンプOP8 と電流電圧変換用の抵抗R15によ
って電圧信号に変換され、オペアンプOP9 、OP10
より直流増幅される。オペアンプOP9 の増幅率は入力
抵抗R18と帰還抵抗R16の比率で決定され、オペアンプ
OP10の増幅率は入力抵抗R19と帰還抵抗R17の比率で
決定される。オヘアンプOP10から出力される電圧信号
はコンデンサC4 及びアナログスイッチSW3 により直
流分がカットされ、サンプルホールド回路32に入力さ
れる。入力された信号電圧はサンプルホールド回路32
により一定時間保持されて出力回路33に入力される。
出力回路33は定電圧源42とオペアンプOP11、およ
び抵抗素子R20,R21から成り、サンプルホールド回路
32から出力される信号電圧を定電圧源42の電圧値
と、抵抗素子R20,R21の抵抗比率とオペアンプOP11
により、任意のオフセット電圧とゲインを加えてアナロ
グ出力として出力回路33から出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では発光素子37が発光する一定周期で煙濃度の測定を
行っていたため、任意の時間における煙濃度の測定がで
きないという問題があった。本発明は上記問題点の解決
を目的とするものであり、任意の時間の煙濃度の測定が
可能な煙センサを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、測定空間に光を照射する発光
手段と、該発光手段から照射された光が上記測定空間内
の煙により散乱された散乱光を受光して電気信号に変換
する光電変換手段と、上記電気信号に基づいて煙濃度に
応じたアナログ信号を出力するアナログ出力手段と、上
記発光手段並びに光電変換手段を間欠駆動するタイミン
グ制御手段と、外部からの制御信号を受けたときに一定
時間だけ上記アナログ信号を出力させる外部制御手段と
を備えたものであり、外部からの制御信号に応じて外部
制御手段が煙濃度に応じたアナログ信号を出力させるた
め、任意の時間における煙濃度の測定が可能となる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記外部制御手段が、外部からの制御信号を受けた
ときに一定時間だけ上記アナログ出力手段を間欠動作さ
せるものであり、外部からの制御信号を受けたときだけ
アナログ出力手段が間欠動作するため、任意の時間にお
ける煙濃度の測定が可能となるとともに、煙濃度測定時
のアナログ出力手段における消費電流の低減が図れる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記外部制御手段が、外部からの制御信号を受けた
ときに上記発光手段並びに光電変換手段を間欠駆動させ
る間欠駆動信号を一定時間だけ上記タイミング制御手段
から出力させるものであり、外部からの制御信号を受け
たときだけタイミング制御手段が間欠駆動信号を出力す
るため、任意の時間における煙濃度の測定が可能となる
とともに、煙濃度測定時のタイミング制御手段における
消費電流の低減が図れる。
【0009】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記発光手段並びに光電変換手段を間欠駆動させる
間欠駆動信号を生成するタイミング回路と、該タイミン
グ回路にクロック信号を供給する発振回路とを上記タイ
ミング制御手段に具備するとともに、上記外部からの制
御信号に基づいて上記発振回路の動作をオン/オフする
上記外部制御手段を備えたものであり、外部からの制御
信号を受けたときだけ発振回路がオンすることにより、
任意の時間における煙濃度の測定が可能となるととも
に、煙濃度測定時の発振回路における消費電流の低減が
図れる。
【0010】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、外部から入力される外部クロック信号に応じたクロ
ック信号を出力する外部発振モードと、所定のクロック
信号を出力する内部発振モードとを切り換える切換手段
を上記発振回路に設けたものであり、外部発振モードに
おいては外部クロック信号に同期して煙濃度の測定を行
うことができ、他の装置やシステムに組み込む際の発振
回路の回路構成の変更が不要となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は本実施形態における煙
センサの回路ブロック図を示し、測定空間に光を照射す
る発光手段たる発光部1と、発光部1から照射された光
が測定空間内の煙により散乱された散乱光を受光して電
気信号に変換する光電変換手段たる光電変換部2と、光
電変換部2から出力される電気信号に基づいて煙濃度に
応じたアナログ信号を出力するアナログ出力手段たるア
ナログ出力部3と、発光部1、光電変換部2並びにアナ
ログ出力部3を間欠駆動するタイミング制御手段たるタ
イミング制御部4とを備えている。
【0012】図2は発光部1の具体回路構成を示し、発
光ダイオードのような発光素子5と、発光素子5を駆動
する発光駆動回路6とを備えている。この発光駆動回路
6は、2つの定電圧回路71 ,72 と、発光素子5に直
列接続されたスイッチング素子Q1 とを備え、一方の定
電圧回路71 はスイッチング素子Q2 、オペアンプOP
1 、抵抗R1 〜R3 及びダイオードD1 ,D2 等で構成
されるバンドギャップリファレンス回路から成り、他方
の定電圧回路72 はスイッチング素子Q3 〜Q 5 、オペ
アンプOP2 及び抵抗R4 ,R5 等から構成されるとと
もに定電圧回路71 の出力側に接続され、後述するタイ
ミング制御部4からの間欠駆動信号LED(実際には間
欠駆動信号LEDを反転した信号LED’)によってス
イッチング素子Q1 をオン/オフするようになってい
る。すなわち、間欠駆動信号LED’がLレベルのとき
には定電圧回路72 のスイッチング素子Q4 がオン、ス
イッチング素子Q5 がオフとなることから、スイッチン
グ素子Q1 がオンとなって発光素子5に駆動電流が流れ
て発光素子5が発光し、反対に間欠駆動信号LED’が
Hレベルのときにはスイッチング素子Q4 がオフ、スイ
ッチング素子Q5 がオンとなることから、スイッチング
素子Q1 はオフとなって発光素子5には駆動電流は流れ
ないので発光素子5は発光しない。
【0013】図3は光電変換部2の具体回路構成を示
し、散乱光を受光するホトダイオードのような受光素子
8と、受光素子8で光電変換されて得られる微弱な出力
電流を電圧信号に変換し且つ増幅する受光回路9とを備
えている。この受光回路9は、基準電圧Vref を発生す
る基準電圧回路10と、オペアンプOP3 を具備して受
光素子8の出力電流を電圧信号に変換する電流電圧変換
回路11と、オペアンプOP4 ,OP5 を用いた反転増
幅器から成る増幅回路12と、電流電圧変換回路11と
増幅回路12との間に挿入されたオペアンプOP6 から
成るバッファ回路13と、後述するタイミング制御部4
からの初期バイアス信号CHGによりオン/オフされる
アナログスイッチSW1 とを備え、各オペアンプOP3
〜OP6 の非反転入力端に基準電圧Vref が入力される
とともに、電流電圧変換回路11の出力端にはアナログ
スイッチSW1 並びにバッファ回路13が接続してあ
る。
【0014】ここで、初期バイアス信号CHGがHレベ
ルのときにアナログスイッチSW1がオンとなり、各オ
ペアンプOP3 〜OP6 が基準電圧Vref にバイアスさ
れる。一方、オペアンプOP3 の出力は、受光素子8の
暗電流i1 による帰還抵抗Rfでの電圧降下i1 ×Rf
と基準電圧Vref の差分Vref −i1 ×Rfとなる。こ
の状態で初期バイアス信号CHGがLレベルとなってア
ナログスイッチSW1がオフすれば回路の電圧は変化し
ないが、オペアンプOP3 の非反転入力端がハイインピ
ーダンスであることから、コンデンサC1 の充電電荷
(i1 ×Rf×C 1 )はアナログスイッチSW1 がオフ
している間変化しない。このとき、受光素子8で散乱光
を受光すると光電流i2 が帰還抵抗Rfに流れ、オペア
ンプOP3の出力電圧はVref −(i1 +i2 )×Rf
となるが、コンデンサC1 の充電電荷は変化しないの
で、バッファ回路13の入力電圧並びに出力電圧はV
ref −i 2 ×Rfとなる。この出力電圧が増幅回路12
にて増幅され、煙濃度に応じた電圧信号としてアナログ
出力部3へ出力される。
【0015】図4はアナログ出力部3の具体回路構成を
示し、光電変換部2から出力される煙濃度に応じた電圧
信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路14
と、オペアンプOP8 を用いた反転増幅器を具備する出
力回路15と、後述するタイミング制御部4からの間欠
駆動信号OUTによってオン/オフされるスイッチング
素子Q6 を具備してオペアンプOP8 の非反転入力端に
基準電圧を出力する基準電圧発生回路16とを備えてい
る。このサンプルホールド回路14は、タイミング制御
部4からのサンプルホールド信号S/Hによってオン/
オフされるアナログスイッチSW2 と、アナログスイッ
チSW2 を介して光電変換部2からの電圧信号が非反転
入力端に入力されるオペアンプOP7 と、入力された電
圧信号を保持するためのコンデンサC2 とを備えてい
る。なお、オペアンプOP7 はバッファアンプとして機
能している。
【0016】一方、出力回路15は、オペアンプOP8
を用いた反転増幅器として構成されており、基準電圧発
生回路16からオペアンプOP8 の非反転入力端に与え
られる電圧を基準にサンプルホールド回路14の出力電
圧を反転増幅する。なお、出力回路15における増幅率
は抵抗R6 ,R7 の抵抗値比によって決定される。ここ
で、図5はサンプルホールド回路14のオペアンプOP
7 及び出力回路15のオペアンプOP8 の具体回路構成
を示し、PMOSトランジスタP11,P12,P5
6 ,P9 ,P1 ,P2 ,P7 と、NMOSトランジス
タN13,N3 ,N4 ,N14,N10,N8 と、コンデンサ
Cx及び抵抗Rxを備え、タイミング制御部4からの間
欠駆動信号OUT1がHレベルで間欠駆動信号OUT2
がLレベルのときには、入力端子V1 ,V2 の入力電圧
を差動増幅した電圧Voが出力端子に得られるものであ
る。また、間欠駆動信号OUT2がHレベルで間欠駆動
信号OUTlがLレベルのときには、NMOSトランジ
スタN14がオン、PMOSトランジスタP7 ,P9 がオ
ンとなり、出力電圧VoはHレベルとなる。なお、間欠
駆動信号OUT2は間欠駆動信号OUT1をインバータ
等で反転して得られる。
【0017】また、基準電圧発生回路16は、MOSF
ETから成るスイッチング素子Q6と、このスイッチン
グ素子Q6 のドレインに直列接続された分圧抵抗R8
9とを備え、間欠駆動信号OUT1によってスイッチ
ング素子Q6 がオンとなったときに、電源電圧を分圧抵
抗R8 ,R9 とスイッチング素子Q6 のオン抵抗とで分
圧して基準電圧を発生するものである。
【0018】図6はタイミング制御部4のブロック図を
示し、基準のクロック信号を発生する発振回路17と、
外部からの制御信号が入力されたときに発振回路17の
クロック信号に基づいて、間欠駆動信号LED、初期バ
イアス信号CHG、サンプルホールド信号S/H及び間
欠駆動信号OUTを出力することで発光部1、光電変換
部2及びアナログ出力部3を間欠駆動させるタイミング
回路18とを備えている。また、タイミング回路18は
外部からの制御信号を取り込む外部信号入力手段19
と、制御信号により発振回路17からのクロック信号を
所定段だけ分周するとともにシフトレジストし、さらに
論理演算を行って各部を間欠駆動させるための上記各信
号を生成する制御手段20と、外部信号入力手段19及
び制御手段20にリセット信号を出力するリセット手段
21とを備えている。
【0019】図7はタイミング回路18の具体回路構成
を示し、外部からの制御信号によってセットされるとと
もに分周回路23の最終段の出力信号Dnによってリセ
ットされるRSラッチ回路22と、発振回路17からの
クロック信号を分周するために立ち上がりエッジ検出の
フリップフロップが所定の段数だけ接続されて成る分周
回路23と、この分周回路23の各段の出力を所定のク
ロック分だけ遅延させるシフトレジスタ24と、分周回
路23の各段の出力とシフトレジスタ24の出力との論
理和や論理積の演算を行って間欠駆動信号LED、初期
バイアス信号CHG、サンプルホールド信号S/H及び
間欠駆動信号OUTを生成する論理回路ブロック25と
を備えており、分周回路23及びシフトレジスタ24は
RSラッチ回路22から出力される信号によってリセッ
トされるものであり、RSラッチ回路22が外部信号入
力手段19とリセット手段20に該当し、また、分周回
路23、シフトレジスタ24及び論理回路ブロック25
の回路群が制御手段20に該当する。
【0020】図8は発振回路17の具体回路構成を示
し、一方の入力にRSラッチ回路22の出力信号が入力
されたNAND回路26と、NAND回路26の出力を
反転するインバータ27と、このインバータ27の出力
をさらに反転するインバータ28と、インバータ27の
出力端とNAND回路26の他方の入力端との間に接続
されたコンデンサC3 と、インバータ28の出力端とN
AND回路26のコンデンサC3 の一端が接続された方
の入力端との間に接続された抵抗R10とを備え、抵抗R
10の抵抗値とコンデンサC3 の容量値とでクロック信号
の周期が決定される。ここで、RSラッチ回路22の出
力(以下、「リセット信号」と呼ぶ。)がLレベルにな
ると、インバータ27の出力端(以下、「a端子」と呼
ぶ。)の電位はLレベル、インバータ28の出力端(以
下、「b端子」と呼ぶ。)の電位はHレベル、またNA
ND回路26の入力端に接続された抵抗R10の一端(以
下、「c端子」と呼ぶ。)の電位はHレベルとなり、こ
の状態が保持される。一方、リセット信号がHレベルに
なると、コンデンサC3 には電荷が充電されているため
にNAND回路26の出力はLレベルとなり、a端子の
電位はHレベル、b端子の電位はLレベルになる。する
と、コンデンサC3 の充電電荷が抵抗R10を介して放電
されるためにc端子の電位が低下し、やがてNAND回
路26の出力はHレベルに反転する。さらに、NAND
回路26の出力が反転すればコンデンサC3 が充電され
てc端子の電位が上昇して再度NAND回路26の出力
が反転し、以降リセット信号がHレベルにある限り上記
動作を繰り返すことになる。すなわち、リセット信号が
Hレベルにある間は、a端子には抵抗R10の抵抗値とコ
ンデンサC3 の容量値との積で決まる時定数に応じた周
期のクロック信号が出力されるのである(内部発振モー
ド)。
【0021】ところで、NAND回路26及びインバー
タ27,28は集積回路として構成され、抵抗R10及び
コンデンサC3 はそれに外付けされる外付け部品となっ
ている。このため、抵抗R10及びコンデンサC3 を取り
外し、c端子より外部のクロック信号を入力すれば、a
端子には、リセット信号がHレベルにある間だけc端子
に入力されたクロック信号と同じ周期のクロック信号が
出力されることになる(外部発振モード)。したがっ
て、集積化された回路構成を変更することなく、抵抗R
10の抵抗値とコンデンサC3 の容量値とを適宜選択する
ことで任意の周期のクロック信号を発振回路17から出
力させることができるとともに、抵抗R10及びコンデン
サC3 をa〜c端子から切り離し且つ外部からクロック
信号を与えることにより、内部発振モードから外部発振
モードへと切り換えることができる。すなわち、従来は
一定のクロックを有するマイコン等を有するシステムに
煙センサを組み込む場合に、マイコン等のクロック信号
を利用することができず、余分な回路構成が必要となっ
ていたが、本実施形態によれば、発振器を具備するシス
テムに組み込む時も、あるいは発振器を具備しないシス
テムに組み込む時でも、集積化された回路構成に何ら変
更を加えることなくそのまま用いることができるのであ
る。
【0022】次に、本実施形態の煙センサの動作を図9
及び図10のタイムチャートに基づいて説明する。な
お、図9はタイミング制御部4の動作を説明するための
タイムチャートであり、(a)は発振回路17から出力
されるクロック信号、(b)〜(d)は分周回路23の
各段の分周信号D1 〜Dn(一部省略)、(e)は発光
部1を間欠駆動するための間欠駆動信号LED、(f)
はサンプルホールド回路14のアナログスイッチSW2
をオン/オフするためのサンプルホールド信号S/H、
(g)は光電変換部2を間欠的に動作させるための初期
バイアス信号CHG、(h)はアナログ出力部3を間欠
駆動するための間欠駆動信号OUT、(i)は外部から
タイミング制御部4に与えられる制御信号Tr、(j)
は制御信号Trによって反転するRSラッチ回路22の
出力信号を示している。また、図10は煙センサの全体
動作を説明するためのタイムチャートであり、(a)は
制御信号Tr、(b)は間欠駆動信号LED、(c)は
サンプルホールド信号S/H、(d)は初期バイアス信
号CHG、(e)は間欠駆動信号OUT、(f)は光電
変換部2の出力信号、(g)はサンプルホールド回路1
4の出力信号、(h)は煙濃度に応じた最終的なアナロ
グ出力を示している。
【0023】まず、タイミング制御部4の動作を図9に
基づいて説明する。外部からの制御信号Trが入力され
てHレベルになると(同図(i)参照)、RSラッチ回
路22がセットされ(同図(j)参照)、発振回路17
からクロック信号が出力されるとともに、分周回路23
がクロック信号を分周して各段から順次分周信号D1
Dnが出力される(同図(a)〜(d)参照)。各分周
信号D1 〜Dnは直接且つシフトレジスタ24を介して
論理回路ブロック25に入力され、論理回路ブロック2
5における論理演算によって間欠駆動信号LED、サン
プルホールド信号S/H、初期バイアス信号CHG、間
欠駆動信号OUTが生成されて各部に出力される(同図
(e)〜(h)参照)。そして、最終段の分周信号Dn
の立ち上がりによってRSラッチ回路22がリセットさ
れるため、RSラッチ回路22の出力はLレベルとな
り、それによって分周回路23及びシフトレジスタ24
がリセット状態となってその動作を停止する(同図
(b)〜(h)参照)。また、発振回路17もその発振
動作を停止する(同図(a)参照)。なお、この状態は
次に外部からの制御信号Trが入力されるまで保持され
る。
【0024】次に、煙センサの全体動作を図10に基づ
いて説明する。外部からの制御信号Trの入力によって
初期バイアス信号CHGがHレベルからLレベルに、ま
た、間欠駆動信号OUTがLレベルからHレベルに変わ
ると(同図(a),(d),(e)参照)、既に説明し
たように光電変換部2の受光回路9が所定の値にバイア
スされるとともにアナログ出力部3が駆動され、光電変
換部2の出力が立ち上がる(同図(f)参照)。そし
て、初期バイアス信号CHGが一旦オフとなった後、間
欠駆動信号LEDが発光駆動回路6に出力され(同図
(b)参照)、発光素子5が発光する。発光素子5から
測定空間(例えば、煙感知器のような煙センサの場合に
は感知器匡体の内部)に照射された光が煙の粒子により
散乱され、その散乱光が光電変換部2の受光素子8にて
受光される。その結果、光電変換部2の出力が受光素子
8における受光レベルに応じて低下し、既に間欠駆動さ
れているアナログ出力部3に入力される(同図(f)参
照)。
【0025】一方、アナログ出力部3では、間欠駆動信
号OUT1がHレベル(間欠駆動信号OUT2がLレベ
ル)になると基準電圧発生回路16のスイッチング素子
6がオンとなって出力回路15のオペアンプOP8
基準電圧が出力され、出力回路15が既に説明したよう
な反転増幅動作を行う。また、サンプルホールド回路1
4では、サンプルホールド信号S/HがHレベルに立ち
上がっている期間だけ光電変換部2の出力をサンプリン
グし且つサンプルホールド信号S/HがLレベルになれ
ばその値をホールドする(同図(g)参照)。そして、
サンプルホールド回路14でホールドされた信号が出力
回路15において適宜所定の電圧レベルに変換され、測
定空間内の煙濃度に応じた最終的なアナログ出力として
得ることができる(同図(h)参照)。
【0026】上述のように、本実施形態では、外部から
制御信号Trが入力された時にタイミング制御部4がそ
の動作を開始し、各部に間欠駆動信号等を供給し終える
とその動作を停止するため、制御信号Trを与えること
で任意の時間に煙濃度の測定を行うことが可能となる。
つまり、本実施形態ではタイミング制御部4が外部制御
手段となる。さらに、測定動作中以外ではタイミング制
御部4が動作を停止するため、測定動作中以外の消費電
流はほぼゼロとなる。すなわち、タイミング制御部4の
動作時間をtON、動作時の消費電流をiONとしたとき、
単位時間内の消費電流はiON×tON÷単位時間となり、
定常的に動作させた場合に比較して平均消費電流の低減
を図ることができる。
【0027】また、本実施形態においては、間欠駆動信
号OUT1がLレベル(間欠駆動信号OUT2がHレベ
ル)のときにはアナログ出力部3の基準電圧発生回路1
6のスイッチング素子Q6 がオフとなり、出力回路15
のオペアンプOP8 には電流は流れず、さらに抵抗
8 ,R9 にも電流が流れないため、出力回路15及び
基準電圧発生回路16における消費電流をほぼゼロとす
ることができる。したがって、煙センサのアナログ出力
が一定のタイミングで他のシステムに取り込まれるよう
な場合でも、その取り込まれるタイミングに同期させて
アナログ出力部3に間欠動作を行わせることにより、回
路の消費電流を減少させることができるという利点があ
る。
【0028】さらに、本実施形態では、タイミング制御
部4の発振回路17がタイミング制御部4からのリセッ
ト信号がLレベルのときにはクロック信号の出力を停止
するので、内部発振モードあるいは外部発振モードの何
れであっても発振回路の消費電流の低減が図れるという
利点がある。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、測定空間に光を照射
する発光手段と、該発光手段から照射された光が上記測
定空間内の煙により散乱された散乱光を受光して電気信
号に変換する光電変換手段と、上記電気信号に基づいて
煙濃度に応じたアナログ信号を出力するアナログ出力手
段と、上記発光手段並びに光電変換手段を間欠駆動する
タイミング制御手段と、外部からの制御信号を受けたと
きに一定時間だけ上記アナログ信号を出力させる外部制
御手段とを備えたので、外部からの制御信号に応じて外
部制御手段が煙濃度に応じたアナログ信号を出力させる
ため、任意の時間における煙濃度の測定が可能となると
いう効果がある。
【0030】請求項2の発明は、上記外部制御手段が、
外部からの制御信号を受けたときに一定時間だけ上記ア
ナログ出力手段を間欠動作させるので、外部からの制御
信号を受けたときだけアナログ出力手段が間欠動作する
ため、任意の時間における煙濃度の測定が可能となると
ともに、煙濃度測定時のアナログ出力手段における消費
電流の低減が図れるという効果がある。
【0031】請求項3の発明は、上記外部制御手段が、
外部からの制御信号を受けたときに上記発光手段並びに
光電変換手段を間欠駆動させる間欠駆動信号を一定時間
だけ上記タイミング制御手段から出力させるので、外部
からの制御信号を受けたときだけタイミング制御手段が
間欠駆動信号を出力するため、任意の時間における煙濃
度の測定が可能となるとともに、煙濃度測定時のタイミ
ング制御手段における消費電流の低減が図れるという効
果がある。
【0032】請求項4の発明は、上記発光手段並びに光
電変換手段を間欠駆動させる間欠駆動信号を生成するタ
イミング回路と、該タイミング回路にクロック信号を供
給する発振回路とを上記タイミング制御手段に具備する
とともに、上記外部からの制御信号に基づいて上記発振
回路の動作をオン/オフする上記外部制御手段を備えた
ので、外部からの制御信号を受けたときだけ発振回路が
オンすることにより、任意の時間における煙濃度の測定
が可能となるとともに、煙濃度測定時の発振回路におけ
る消費電流の低減が図れるという効果がある。
【0033】請求項5の発明は、外部から入力される外
部クロック信号に応じたクロック信号を出力する外部発
振モードと、所定のクロック信号を出力する内部発振モ
ードとを切り換える切換手段を上記発振回路に設けたの
で、外部発振モードにおいては外部クロック信号に同期
して煙濃度の測定を行うことができ、他の装置やシステ
ムに組み込む際の発振回路の回路構成の変更が不要とな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上の発光部を示す具体回路図である。
【図3】同上の光電変換部を示す具体回路図である。
【図4】同上のアナログ出力部を示す具体回路図であ
る。
【図5】同上のオペアンプを示す具体回路図である。
【図6】同上のタイミング制御部を示すブロック図であ
る。
【図7】同上のタイミング制御部を示す具体回路図であ
る。
【図8】同上の発振回路を示す具体回路図である。
【図9】同上のタイミング制御部の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図10】同上の動作を説明するためのタイムチャート
である。
【図11】従来例を示す回路ブロック図である。
【図12】同上の発光回路を示す具体回路図である。
【符号の説明】
1 発光部 2 光電変換部 3 アナログ出力部 4 タイミング制御部 5 発光素子 6 発光駆動回路 8 受光素子 9 受光回路 17 発振回路 18 タイミング回路 Tr 外部からの制御信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定空間に光を照射する発光手段と、該
    発光手段から照射された光が上記測定空間内の煙により
    散乱された散乱光を受光して電気信号に変換する光電変
    換手段と、上記電気信号に基づいて煙濃度に応じたアナ
    ログ信号を出力するアナログ出力手段と、上記発光手段
    並びに光電変換手段を間欠駆動するタイミング制御手段
    と、外部からの制御信号を受けたときに一定時間だけ上
    記アナログ信号を出力させる外部制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする煙センサ。
  2. 【請求項2】 上記外部制御手段は、外部からの制御信
    号を受けたときに一定時間だけ上記アナログ出力手段を
    間欠動作させることを特徴とする請求項1記載の煙セン
    サ。
  3. 【請求項3】 上記外部制御手段は、外部からの制御信
    号を受けたときに上記発光手段並びに光電変換手段を間
    欠駆動させる間欠駆動信号を一定時間だけ上記タイミン
    グ制御手段から出力させることを特徴とする請求項1記
    載の煙センサ。
  4. 【請求項4】 上記発光手段並びに光電変換手段を間欠
    駆動させる間欠駆動信号を生成するタイミング回路と、
    該タイミング回路にクロック信号を供給する発振回路と
    を上記タイミング制御手段に具備するとともに、上記外
    部からの制御信号に基づいて上記発振回路の動作をオン
    /オフする上記外部制御手段を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の煙センサ。
  5. 【請求項5】 外部から入力される外部クロック信号に
    応じたクロック信号を出力する外部発振モードと、所定
    のクロック信号を出力する内部発振モードとを切り換え
    る切換手段を上記発振回路に設けたことを特徴とする請
    求項4記載の煙センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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