JPH09223045A - 複合計算機システムの管理及び制御方法 - Google Patents

複合計算機システムの管理及び制御方法

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JPH09223045A
JPH09223045A JP8029080A JP2908096A JPH09223045A JP H09223045 A JPH09223045 A JP H09223045A JP 8029080 A JP8029080 A JP 8029080A JP 2908096 A JP2908096 A JP 2908096A JP H09223045 A JPH09223045 A JP H09223045A
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JP8029080A
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Narushige Morimoto
成重 森本
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合計算機システムの状態管理・制御を各計
算機の保守装置上で可能にする。 【解決手段】 計算機105〜107の制御や状態監視
を行う保守装置100〜102間を通信線103で接続
する。保守装置100は、計算機105の状態監視と制
御を行うシステム制御部114、自計算機105及び他
計算機106,107の状態を管理する状態管理部11
1、自計算機105の状態変化及び他計算機106,1
07に対する制御要求を送信し、保守装置101,10
2からの状態変化と制御要求を受信する送受信制御部1
17、計算機105〜107の制御指示と状態の表示を
行うユーザインタフェース部108からなる。保守装置
101,102の構成も同じである。これにより、全て
の保守装置100〜102上で、計算機105〜107
の監視制御が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の計算機シス
テムが連携して処理を行なうような複合計算機システム
の管理及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の計算機システムを管理する
方法としては、複数の計算機システムを管理するための
コンピュータを設け、該管理用のコンピュータに、管理
対象となる複数の計算機システムから情報を収集し、管
理する方法が知られている。例えば、特開平5−356
74号公報に示されるコンピュータ監視制御方式では、
監視用ワークステーションを通信回線で管理対象となる
複数のホストコンピュータと接続し、オペレーティング
システムや業務プログラムの稼働状況、ジョブ実行状
況、障害情報などを収集することが開示されている。ま
た、遠隔地から利用する場合には、監視用ワークステー
シヨンが遠隔地で利用するワークステーションに対して
必要な情報を提供することで実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、監視用
ワークステーシヨンなどの1つの監視端末から複数の計
算機システムの監視/操作が可能となるが、管理情報を
一台の端末に集中させることから、監視/操作可能な場
所が一つに制限される。また、特開平5−35674号
公報に示された方式では、遠隔地から利用するためのワ
ークステーションを設けることで複数の操作端末を設け
ることができるが、集中監視/操作用ワークステーショ
ンに集められた情報を中継する方式となっており、直
接、複数のワークステーションに管理情報を配布する方
式については開示されていない。従って、中継用となる
監視用ワークステーションの障害等により、2台目以降
のワークステーションが利用できなくなる問題がある。
【0004】本発明の目的は、複合計算機システムを構
成する計算機システムの監視/操作を、複数の保守装置
や第三の管理装置にて任意にできるようにすることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、複合計算機
システムのそれぞれの計算機システムに接続されて、自
計算機システムの制御や状態監視を行う複数の保守装
置、更に第三の管理装置を設けて、これら装置間を通信
線で接続する。そして、ある保守装置が検出した自計算
機システムの状態変化を、通信線を介して他の保守装置
や第三の管理装置へ通知する。また、保守装置や第三の
管理装置は、任意の保守装置に接続された計算機システ
ムに対する制御要求を、同様に通信線を介して該当保守
装置へ転送する。
【0006】これにより、全ての保守装置や第三の管理
装置上で、複合計算機システムを構成する各計算機シス
テムの状態を監視/制御することが可能となる。また、
他の保守装置が検出し、通知してきた状態変化を、当該
保守装置が自計算機システム上のオペレーティングシス
テムのようなプログラムに通知することにより、プログ
ラム間では検出できなかったような障害をプログラムに
認識させることができ、信頼性を向上させることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施の形態の
全体構成図を示す。図中、保守装置100〜102は、
それぞれ、計算機システム105〜107の制御や構成
管理/障害管理などの保守作業を専用に行なう装置であ
る。ここで、保守装置100は、ユーザインタフェース
部108と状態管理部111とシステム制御部114と
送受信制御部117からなる。保守装置101,102
も保守装置100と同じ構成である。ユーザインタフェ
ース部108〜110は、具体的にはコンソール/ディ
スプレィなどであり、オペレータや保守員が各計算機シ
ステム105〜107に対して制御を行なうためのイン
タフェース(マン・マシン・インタフェース)の役割を
はたす部分である。システム制御部114〜116は、
実際に計算機システム105〜107を制御する部分で
あり、各々、制御信号線120〜122によって計算機
システム105〜107に接続されている。制御信号線
120〜122は、実際は保守装置100〜102から
計算機システム105〜107に対して制御を行なうた
めの信号線と計算機システム105〜107から状態変
化の通知を受けるための信号線の、物理的に分離された
二種類の信号線からなる。状態管理部111〜113
は、計算機システム105〜107の動作状態を管理す
る部分であり、ユーザインタフェース部108〜110
と接続することにより、各計算機システムの状態をディ
スプレィに表示する。送受信制御部117〜119は、
各保守装置100〜102間の通信を制御する部分であ
り、保守装置間ネットワーク103と接続することによ
り、保守装置100〜103間でデータ等のやり取りを
行なう。
【0008】一方、計算機システム105〜107は計
算機間ネットワーク104で接続されている。ネットワ
ーク104は、各計算機システム105〜107上で稼
働する業務アプリケーション123〜125が業務を実
行するため互いにデータを交換するために利用される。
【0009】以下、保守装置100を例にして、各内部
構成要素108,111,114,117の動作を詳述
する。なお、保守装置101、102における動作も同
様である。
【0010】図2は、保守装置100内のシステム制御
部114の動作フローを示したものである。システム制
御部114では、計算機システム105の状態監視と状
態制御の2つの処理を行なう。
【0011】まず、制御信号線120をチェックし、計
算機システム105の状態を認識する(ステップ20
1)。ここで、制御信号線120上の情報は、図3に示
すような状態レジスタとして参照できる。図3におい
て、状態レジスタ300の各ビット301〜308は計
算機システム105の状態を示す。例えば、図3では、
bit0(301)が“1”となっており、これは“起
動完了”を表している。状態レジスタ300を参照して
状態変化がなければステップ203を実行する。状態変
化を検出した場合、信号線128を介し、状態管理部1
11に対して通知する(ステップ202)。通知する情
報としては、計算機システム105の“システムID”
と検出した“状態”である。
【0012】ステップ203では、信号線128を介
し、ユーザインタフェース部108からの要求をチェッ
クする。ここでの要求は、計算機システム105に対す
る制御要求となる。ここで、要求がなければステップ2
05を実行する。要求がある場合、制御信号線120を
介し、計算機システム105に対して要求された制御を
実行する(ステップ204)。ここで、制御信号線12
0を使って計算機システム105を制御するには、図4
に示すような制御レジスタ400に値をセットすること
により可能となる。即ち、ユーザインタフェース部10
8からの要求に従って、制御レジスタ400の各ビット
401〜408を設定する。図4では、bit1(40
2)に“1”がセットされ、このビットに対応する制御
が計算機システム105上で実行されることになる。
【0013】ステップ205では、信号線132を介し
て、送受信制御部117からの制御要求をチェックす
る。ここでの要求は、ユーザインタフェース部108か
らの要求と同様に計算機システム105に対する制御要
求であるが、要求元が他の保守装置101,102とい
う点が異る。この時、要求がある場合は、その内容に従
って制御信号線120を用いて計算機システム105を
制御する(ステップ206)。要求がない場合は、再び
ステップ201に戻り、ステップ201から206まで
の処理を繰り返す。
【0014】以上のようにして、システム制御部114
では、計算機システム105の状態監視とユーザインタ
フェース部108あるいは他保守装置101、102か
らの制御要求を実行する。
【0015】図5は、保守装置100内の状態管理部1
11の動作フローを示したものである。状態管理部11
1では、全計算機システム105〜107の状態を管理
し、状態変化があった場合、ユーザインタフェース部1
08と送受信制御部117へ通知する。
【0016】まず、ステップ501において、システム
制御部114からの要求を信号線128を介してチェッ
クする。ここでの要求は、計算機システム105での状
態変化を示している。ここで要求がなければ、ステップ
505を実行する。要求がある場合、状態管理部111
内部の状態管理テーブルを更新する(ステップ50
2)。図6に、状態管理テーブルの構成例を示す。管理
テーブル600は、1レコード4つのフィールド(60
4〜607)で構成される。601〜603はそれぞれ
レコードを示す。フィールド604は、管理装置IDを
示し、図1のシステム例では、保守装置100〜102
を示すIDを登録する。フィールド605は、フィール
ド604で示した管理装置IDが自装置か他装置かを示
す。“1”は自装置であり、“0”は他装置であること
を示す。フィールド606は、管理対象となる計算機シ
ステムのシステムIDを示す。フィールド607は、フ
ィールド606に登録されたシステムIDが示す計算機
システムの状態を示す。ここで、例えば仮想計算機など
のように物理的に1つの装置上で複数の計算機システム
を動作させる場合は、同一の管理装置ID(フィールド
604)に対して、複数のシステムID(フィールド6
06),状態情報(フィールド607)が存在すること
もある。また、管理テーブル600の情報は、あらかじ
め設定されなければならない。また、管理装置として登
録されている装置は、状態情報を共有する範囲を示す。
【0017】次に、ユーザインタフェース部108へ信
号線127を介して変化内容を通知し(ステップ50
3)、更に、送受信制御部117へも信号線130を介
し、同様に通知する(ステップ504)。この時、送受
信制御部117へは、状態変化を通知すべき管理装置I
Dを指示する。通知すべき管理装置IDは他計算機シス
テムの管理装置となる。図6の例では、レコード602
と603のフィールド504に示される装置、つまり、
保守装置101と保守装置102となる。
【0018】ステップ505では、信号線130を介
し、送受信制御部107からの要求をチェックする。こ
こでの要求は、他の保守装置101,102がそれぞれ
検出した計算機システム106,107の状態変化とな
る。ここで要求がない場合は、ステップ501からの処
理を再び実行する。要求がある場合は、ステップ502
と同様に管理テーブル600を更新する(ステップ50
6)。次に、ユーザインタフェース部108へ変化内容
を通知する(ステップ507)。この後は、再びステッ
プ501からの処理を繰り返し実行する。
【0019】図7は、状態管理部111の他の実施例の
動作フローを示したものである。状態管理部111が計
算機システム105の状態情報を他の保守装置101,
102に転送する契機は、計算機システム105の状態
変化である。図7では、この状態情報収集の契機をタイ
マ−制御するもので、状態変化がない場合でも非同期割
り込みタイマーを用い、このタイマーの割り込み処理に
より積極的に他の全保守装置101,102に対して、
各々の計算機システム106,107の状態の取得を要
求するものである。
【0020】まず、ステップ701において、システム
制御部114からの要求をチェックする。ここでの要求
は、計算機システム105での状態変化を示している。
ここで要求がなければ、ステップ706を実行する。要
求がある場合、状態管理部111内部の図6に示したよ
うな状態管理テーブルを更新する(ステップ702)。
更に、乱数値を用いて非同期割り込みタイマーを設定す
る(ステップ703)。このとき設定するタイマー値
は、本手続き700がループする間隔よりも長い任意の
値に設定する。この最大値を、例えばユーザインタフェ
ース部108などの外部から設定可能とすることによ
り、状態管理の間隔を制御できるようになる。次に、ユ
ーザインタフェース108へ変化内容を通知し(ステッ
プ704)、更に、送受信制御部117へも同様に通知
する(ステップ705)。
【0021】ステップ706では、送受信制御部117
からの要求をチェックする。ここでの要求は、他の保守
装置101,102がそれぞれ検出した計算機システム
106,107の状態変化となる。ここで要求がない場
合は、ステップ701からの処理を再び実行する。要求
がある場合は、ステップ702と同様に管理テーブルを
更新する(ステップ707)。この時更に、ステップ7
03と同様に非同期割り込みタイマーを再設定する(ス
テップ708)。次に、ユーザインタフェース部108
へ変化内容を通知する(ステップ709)。この後は、
再びステップ701からの処理を繰り返し実行する。
【0022】ここで、本手続き700を実行中に、計算
機システム105〜107で一切状態変化が起こらない
ような場合、ステップ703またはステップ707で設
定した非同期割り込みタイマーにより割り込みイベント
が発生することになる。この時の手続きは、他の全ての
保守装置101,102に対して状態通知要求を送信す
るよう送受信制御部117へ要求することになる。これ
により、その応答が各保守装置101,102からの状
態通知となり、ステップ706によって状態管理テーブ
ルに反映される。また、保守装置100〜102は同じ
構成となっているので、確率的にいずれかの状態管理部
111〜113が状態参照要求を出すため、全計算機シ
ステム105〜107の状態が常に全ての状態管理部1
11〜113の管理テーブル上に反映される。これによ
り、計算機システム105〜107に状態変化がない場
合も最新の状態を認識することができる。
【0023】図8は、保守装置100内の送受信制御部
117の動作フローを示したものである。送受信制御部
117では、自/他計算機システムの状態変化の送受信
と計算機システムの制御要求の送受信を行なう。具体的
には、次の4つの処理を行なう。 (1)保守装置100が検出した計算機システム105
で発生した状態変化を、他の保守装置101,102へ
通知する。 (2)他の保守装置101,102が検出した計算機シ
ステム106,107の状態変化報告を受け付ける。 (3)保守装置100の計算機システム106,107
に対する制御要求を送信する。 (4)他の保守装置101,102からの計算機システ
ム105に対する処理要求を受け付ける。
【0024】まず、ステップ801で、保守装置間ネッ
トワーク103から信号線131を介して受信するデー
タパケットにより、他の保守装置101,102からの
要求をチェックする。ここでの要求は、状態変化通知
(前記(2)のケース)と制御要求(前記(4)のケー
ス)の2つの場合がある。送受信制御部117が送受信
するデータパケットを図9に示す。送受信制御部117
では、データパケット900の通信用ヘッダ901に設
定された送信アドレスで保守装置101,102を判別
し、要求種別902に設定された値により前述の状態変
化通知か制御要求かを判別し、以降の処理でパラメータ
部分903を使用する。
【0025】ここで、要求がない場合、ステップ805
を実行する。要求がある場合は、上記のように、データ
パケット900の要求種別902で状態情報か制御情報
かを識別し(ステップ802)、状態情報の場合は、信
号線130を介し、状態管理部111に対して状態登録
要求を出す(ステップ803)。登録内容としては、計
算機システム106または107の“システムID”と
“状態情報”である。制御情報の場合は、信号線132
を介し、システム制御部114に対して処理要求を出す
(ステップ804)。ステップ803,804での登録
処理要求内容は、データパケット900中のパラメータ
部903で示される。
【0026】ステップ805では、信号線129を介
し、ユーザインタフェース部108からの要求をチェッ
クする。ここでの要求は他の保守装置101,102に
対する処理要求(前記(3)のケース)である。ここで
要求がなければステップ807を実行する。要求があれ
ば、信号線131、ネットワーク103を介し、指定さ
れた保守装置に対して要求を転送する(ステップ80
6)。具体的には、図9のデータパケット900の通信
用ヘッダ901の送信元アドレスを保守装置100、送
信先アドレスを保守装置101および/または102に
設定し、要求種別902の部分を“制御要求”に設定
し、制御内容をパラメータ部803へ設定して転送す
る。
【0027】ステップ807では、信号線130を介
し、状態管理部111からの要求をチェックする。ここ
での要求は、状態情報の通知(前記(1)のケース)で
ある。要求がなければステップ801へ戻り、先に示し
たステップ801からの手順を繰り返し実行する。要求
があれば、状態管理部111からの状態情報を指定され
た管理装置に対して転送する(ステップ808)。本実
施例では他の保守装置101,102となる。具体的に
は、図9のデータパケット800の要求種別902の部
分を“状態情報”に設定し、制御内容をパラメータ部8
03へ設定して転送する。通信用ヘッダ901の送信元
/送信先アドレスは、ステップ806の場合と同様であ
る。このステップが完了すれば、再びステップ801か
らの処理を繰り返し実行する。
【0028】図10は、保守装置100内のユーザイン
タフェース部108の動作フローを示したものである。
ユーザインタフェース部108は、計算機105及び1
06,107を制御するため、また、計算機105及び
106,107の状態を表示するための、保守員やオペ
レータとのインタフェース(マン・マシン・インタフェ
ース)となる。
【0029】まず、ステップ1001で、オペレータか
らの要求(コマンド)をチェックする。ここでの要求
は、計算機システム105〜107に対する状態の制御
や状態参照などの制御要求となる。ここで要求がなけれ
ばステップ1005を実行する。要求があればその対象
が自保守装置100の制御対象計算機システム105で
あるか他の保守装置101,102の制御対象計算機シ
ステム106,107であるかを判別する(ステップ1
002)。ここでの判別方法は、図6で示した管理テー
ブル600を参照し、フィールド604〜606の情報
により判別する。
【0030】ここで、自保守装置100の制御対象計算
機システム105である場合は、信号線126を介し、
システム制御部114へ制御内容を通知する(ステップ
1003)。そうでない場合は、信号線129を介し、
送受信制御部117へ制御内容を通知する(ステップ1
004)。この時、制御要求に加えて、転送要求先を指
定する。この指定は、状態参照要求の場合は、図6で示
した管理テーブル600のフィールド604にエントリ
されている自装置以外の全管理装置(フィールド605
に“0”で示されている)となる。制御要求の場合は、
制御対象となる計算機システムを管理している管理装置
となる。
【0031】次にステップ1005では、信号線127
を介し、状態管理部111からの要求をチェックする。
ここでの要求は、計算機システム105及び106,1
07の状態変化となる。要求がある場合は、状態変化の
あった計算機システムの画面上の表示をその状態に該当
する表示に変更するなどして、保守員/オペレータへ通
知する(ステップ1006)。
【0032】以上説明してきたような動作により、保守
装置100では、自分に接続された計算機システム10
5の監視制御だけでなく計算機システム106及び10
7など、他の保守装置に接続さている計算機システムの
監視制御が可能となる。これは、他の保守装置101,
102についても同様である。
【0033】次に、図11に、本発明の他の実施例の全
体的構成図を示す。これは、計算機システムと接続され
ている保守装置以外の装置を管理端末(第三の管理装
置)として付加した実施例である。図11において、1
00と101の保守装置は図1と同じであり、1100
が第三の管理装置を示す。なお、図11でも図1に示し
た保守装置102は存在するが、図面の簡単化のために
省略してある。第三の管理装置1100は、保守装置間
ネットワーク103に接続され、ユーザインタフェース
部1101と状態管理部1102及び送受信制御部11
03で構成される。各構成要素の機能は、保守装置10
0〜102の対応する構成要素の機能と基本的に同じで
ある。異るのは、状態管理部1102内の状態管理テー
ブルである。
【0034】図12に、第三の管理装置1100の状態
管理部1102内の状態管理テーブルへ設定する情報を
示す。図12の状態管理テーブル1200において、レ
コード1201〜1203は、図6のレコード601〜
603と同じであり、レコード1208に第三の管理装
置1100に関する情報を追加する。第三の管理装置1
100は、保守装置100〜102のように直接制御/
監視する計算機システムはないので、フィールド120
6及び1207に登録する情報はない。
【0035】結局、第三の管理装置1100内の各構成
要素は、図5,図8及び図10に示したフローに従って
動作することにより、保守装置100〜102から計算
機システム105〜107の状態通知を受けとることが
でき、また、保守装置100〜102に対して計算機シ
ステム105〜107の制御を要求することができる。
なお、第三の管理装置1100と同構成の管理端末を、
更にネットワーク103に接続し、各管理端末内の状態
管理部の状態管理テーブルにレコード1208と同様に
情報を追加することで、管理装置を任意の台数設けるこ
とができる。
【0036】図13は、計算機システム105の詳細な
内部構成を示す。計算機106,107についても同じ
構成である。1300は計算機システム内のメモリを示
し、該メモリ1300上には、オペレーティングシステ
ム(OS)1301が常駐し、また、オペレーティング
システム1301と保守装置100との連絡エリアとし
て連絡領域1304が確保されている。1303は割り
込み制御機構を示し、ハードウェアの状態変化をオペレ
ーティングシステム1301に対して“ハードウェア割
り込み”として通知する機能を持つ。
【0037】保守装置100は、制御信号線120を介
し、計算機システム105のメモリ1300内の連絡領
域1304に必要な情報を書き込み、割り込み制御機構
1303へ指示することにより、オペレーティングシス
テム1301に対して“ハードウェア割り込み”により
情報を伝えることができる。保守装置101,102に
ついても同様である。
【0038】ここで、例えば図3の状態レジスタ300
で致命的な障害が報告された場合、最終的に保守装置1
00〜102のユーザインタフェース部108〜110
上(図11の構成では第三の管理装置のユーザインタフ
ェース部にも)に表示されることになる(図10のステ
ップ1006)。この時に、更に保守装置100〜10
2のシステム制御部114〜116を介して、計算機シ
ステム105〜107のメモリ内の連絡領域に致命的な
障害が発生したシステムの識別子と障害の内容を書き込
み、先に示した割り込み手続きを実行することで、接続
されている全てのオペレーティングシステムに対して障
害を通知できる。また、通知する内容については、例え
ば、ユーザインタフェース部108〜110内にテーブ
ルを設け、これをユーザから設定できるようにすること
で制御できる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、複合計算機システムの
管理・制御に際して、各保守装置上で全ての計算機シス
テムの管理・制御が可能となる。更に、保守装置とは別
に任意台数の第三の管理装置を設けることが可能であ
る。従って、複合計算機システムを運用する場合に、各
計算機サイトの運用体制に併せて任意に管理用端末を設
けることができ、柔軟に対応できる。
【0040】また、他の保守装置が検出し、通信線を介
して報告された状態変化を、当該保守装置の管理対象と
なっている計算機システム上で稼働するソフトウェアに
通知することも任意に可能になり、ソフトウェア(O
S)が認識しなければならない他計算機システムの障害
についても、ソフトウェア的なオーバーヘッド無しに確
実に認識させることができるため、信頼性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成図を示す。
【図2】保守装置内のシステム制御部の動作フローを示
す。
【図3】保守装置と計算機システム間の制御信号線12
0上の状態情報を示す。
【図4】同じく制御信号線上の制御情報を示す。
【図5】保守装置内の状態管理部の動作フローを示す。
【図6】状態管理部内の状態管理テーブルの構成例を示
す。
【図7】保守装置内の状態管理部の別の動作フローを示
す。
【図8】保守装置内の送受信制御部の動作フローを示
す。
【図9】保守装置間ネットワーク上のデータパケットを
示す。
【図10】保守装置内のユーザインタフェース部の動作
フローを示す。
【図11】第三の管理装置を用いる場合の本発明の別の
実施例の構成図を示す。
【図12】第三の管理装置を用いた場合の状態管理部内
の状態管理テーブルの構成例を示す。
【図13】計算機システム内の構成例を示す。
【符号の説明】
100〜102 保守装置 105〜107 計算機システム 103 保守装置間ネットワーク 104 計算機システム間ネットワーク 108〜110 ユーザインタフェース部 111〜113 状態管理部 114〜116 システム制御部 117〜119 送受信制御部 1100 第三の管理装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機システムが通信線で結合さ
    れた複合計算機システムにおける管理方法であって、 個々の計算機システムに接続されて、該計算機システム
    の制御や状態監視を行う複数の保守装置を設け、該保守
    装置間を通信線で接続し、 ある保守装置が検出した当該計算機システムの状態変化
    を、前記保守装置間を接続する通信線を介して他の保守
    装置へ通知し、 各保守装置にて複合計算機システムを構成する各計算機
    システムの状態変化を管理することを特徴とする複合計
    算機システムの管理方法。
  2. 【請求項2】 複数の計算機システムが通信線で結合さ
    れた複合計算機システムにおける制御方法であって、 個々の計算機システムに接続されて、該計算機システム
    の制御や状態監視を行う複数の保守装置を設け、該保守
    装置間を通信線で接続し、 ある保守装置が、他の保守装置に接続された計算機シス
    テムに対する制御要求を、前記保守装置間を接続する通
    信線を介して他の保守装置へ転送し、 各保守装置にて複合計算機システムを構成する各計算機
    システムを制御することを特徴とする複合計算機システ
    ムの制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2記載の複合計算機シ
    ステムの管理及び制御方法において、 保守装置間を接続する通信線に第三の管理装置を接続
    し、該第三の管理装置が、前記保守装置間を接続する通
    信線を介して、各計算機システムの状態変化を取得し、
    かつ、制御することを特徴とする複合計算機システムの
    管理及び制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060713A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置およびプログラム

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